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はてなキーワード:漂流とは

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2025-10-19

anond:20251019154456

興味深い比較ですね。

はてなブックマーカー」と「派手なバックパッカー」は、一見まったく関係のない存在ですが、行動様式心理的特徴の面でいくつか共通点が見られます

可視化された「足跡」へのこだわり

はてなブックマーカーは、自分ブクマコメントを通じて「この情報を見た」「こう感じた」という足跡を残します。

派手なバックパッカーも、SNSや現地での行動を通じて「どこへ行った」「何をした」という痕跡を残します。

→どちらも「行動そのもの」よりも「その行動が他人にどう見えるか」を意識やすい傾向があります

情報体験の“キュレーター意識

はてブでは、面白い記事を「発見・共有」すること自体自己表現です。

派手なバックパッカーは、珍しい場所出来事を「見つけ・伝える」ことで自分個性演出します。

→両者とも「一次創作者」というより「良いものを見つけて紹介する人」としての自己像を持ちがちです。

批評性と承認欲求の両立

はてなブックマーカーは、皮肉批評を交えて「自分見方」を示します。

派手なバックパッカーも、現地文化や他の旅行者に対して「評論家的」な態度をとることがあります

→どちらも「他者との差異を示す」ことで自我確認し、同時に「いいね」や「スター」で社会的承認を得たいという欲求を持っています

所属せずに群れる

はてなブックマーク文化はゆるく連帯しながらも、明確な「共同体」ではありません。

バックパッカーも、一時的ゲストハウスなどで群れるものの、基本的には単独行動です。

→「孤独を恐れず、しか孤立を望まない」という矛盾内包しています

⑤ 旅=情報流通

はてなブクマにおける“旅”は情報空間内での移動。

バックパッカーにとっての旅は物理的な移動。

→どちらも「未知の場所を巡って、発見を共有する」という意味で、探索者・漂流者の性格を持ちます

まとめると、

>はてなブックマーカー情報空間放浪するバックパッカーであり、

派手なバックパッカー現実空間ブックマークして回るユーザー

と言えるかもしれません。

Permalink |記事への反応(0) | 16:49

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2025-10-17

anond:20251017003347

宇宙漂流して不時着し奇跡的に生き延びたとかだよ

地球じゃないかもしれない

Permalink |記事への反応(0) | 00:43

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anond:20251017002728

だいたい断崖絶壁なのにどういう漂流(漂着)するんだろうな

した場所から登れるなら降りれるだろう

Permalink |記事への反応(1) | 00:33

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2025-10-16

anond:20251016181144

クラス断崖絶壁無人島周辺の海域漂流して、既に半世紀が過ぎていた。無人島の周りの巨大な人工船人類の第二の故郷となり、人々はそこで子を産み、育て、そして死んでいった。

Permalink |記事への反応(2) | 18:15

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anond:20251016103114

断崖絶壁無人島クラス男子15人と女子15人の合計30人が漂流したと考えてみて。救助も脱出も望めないので、クラス内で交際して子どもを産んで育てて無人島繁栄しなきゃならなくなったら。

もし、モテない男子7人女子7人がカップリングから脱落したら、終わるよね。

8組の夫婦で、女子1人あたり生涯2人の子どもを産めたとしても、赤ちゃんの総数は16人

・・・元の人数の半分になっちゃった

Permalink |記事への反応(39) | 10:54

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2025-10-02

反体制漫画って少女漫画にはたまにあるな

悪役令嬢ものもその路線行くのたまにある

ベルサイユのばら

言わずと知れたフランス革命漫画

軍人貴族の家に生まれ女性なのは周知のことだが男装軍人をやっていた主人公オスカルは、民の貧しさを知り反旗を翻しフランス革命に与する

BASARA

天変地異により世界中文明リセットされた遠い未来日本は王制になっており、悪王とその子供たちの圧政民衆は苦しみ、国王の息子に村を焼かれた少女王族討伐の旅に出る

暁のヨナ

韓国ファンタジー世界で、元は王女だった主人公クーデターにより城を追われ、今や敵である体制に打ち勝つための力を蓄える

天空玉座

明清時代中国で、貴種漂流庶民として育った、滅ぼされた有力一族少女が、一族弾圧した皇后を倒すことになる

Permalink |記事への反応(2) | 19:37

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良い画面が欲しくなる増田酢丸なく史歩眼目が良い(回文

おはようございます

秋の楽しいゲーム三昧と行きたいところだけど

なかなかそうはいかないのは秋ね。

美味しいものにも溢れているし、

こないだドラゴンクエストのIIIをやって一応はクリアできたので

今度出るIとIIどうするDOする?って感じで迷っているんだけど、

予約特典アイテムに釣られそうだわ。

秋に欲しいゲームたくさん出るの問題

いっぺんに買うと大変なので1つ1つクリアしてってやりたいけれど、

すでに積んであるゲーム遊んでないものだって既にあるドンキーとか。

というかさー

シャインポスト」をもっとキラキラ画質でやんなきゃ!って思って

4Kディスプレイ欲しいなぁって、

あんまりその手のディスプレイには思いを寄せてなかったぐらいで

4K8K?でもやっぱり一番面白いのは谷啓よね!

ガチョーン!って。

からキラキラ画質を目指して、

いつか手にしたい4K画面。

ゲームにこだわり出すとそうなっちゃうのかしら?

そもそもとしてスプラトゥーンやってる時点でそんなに画面に画面にこだわってなかったのかよ!って

30フレームしか出ないディスプレイバチバチやってる残念ざも持ち合わせているのね。

でね、

NIKKEは30フレームより60フレームの方がマシンガンで敵に与えられるダメージ量が違うくて、

これは何としてでも60フレーム出せるタブレットでNIKKEやんなきゃ!って

お尻目がけて突っ込んだんだけど、

まあスプラトゥーン3に関してはフレームレートで与えられるダメージ量って変わんないので、

そんなこともあるわね!って無関心だったし、

ハイクオリティー写実モードキャラクターで私が大好きな「ステラブレイド」のイヴを拝むのにも良い画面じゃなかったのかーい!って言わそうだけど、

どちらかというと、

これも与えるダメージ量が一緒らしいので無関心だったの2Kの画面で私には今の私には充分よ!って

でもでも!

シャインポストキラキラ高画質の4K画面で遊びたい!って思いが強まる一方よね。

はぁ。

散財だわ。

まあちょっと余裕ある時に考えるわ。

でもせっかくだから良い画面のものを奮発してえいや!って導入した方が

クオリティーオブライフも上がるってもんよね。

虎と漂流する映画ライフ・オブ・パイを観るのも最適高画質かも知れないし、

こちらもクオリティー・オブ・ライフ度はライフ・オブ・パイばりにあがるわよね。

悩んじゃうわ。

でもまずはハードよりもソフトなので、

新しいドラゴンクエストのIとII。

あとゲーム記事を見ちゃって薄目で細い感じの目で見て見ぬ振りをしていたいファイナルファンタジータクティクスもどうよ!って思うの。

あれもまた長い物語じゃない?

クリアできんのかしら?

問題が山積みだわ。

から薄目で開いて記事をチラッと見て見なかったことにしているの。

私の心に迷いが生じちゃうわ!

えーん、

キラキラ画質でシャインポスト遊びたいわー!って。

2Kの画面でも私は生きて暮らしていけるわ!

そう思っていたけど

4Kの画面をキラキラした画質を見てしまうと憧れちゃうわよね。

本当にアイドルたちの瞳がキラキラと輝いているのよ!

ああ!

私の今の輝き

光の道しるべシャインポスト4K画面よね!

考えちゃうわね。

うふふ。


今日朝ご飯

ミックスサンドしました。

おにぎり作ろうと思ったけど、

おにぎりの素の振りかけるのが切らしてしまっていてうっかりしていたわ。

令和入ってからイチのテヘペロ案件よ!

お買い物リストメモして買い忘れないようにしておかないとね。

ミックスサンドはやっぱり迷ったときに頼れる仲間よね!

バラエティ豊かな3つの具のサンドイッチが味わえるんだもの

ミックスなんて中途半端よ!って思っていた時代が私にもあったけど

ミックスサンドイッチの良さを分かり始めたマイレボリューションなのよ。

迷ったらミックス

デトックスウォーター

コーン茶ウォーラー茶好評継続中の

事務所でもボトルに入れて飲んでるぐらいのお気に入りさ加減マックス

たくさん飲んじゃうので、

冷やして作るのが追いつかないぐらい、

うそろそろ季節的には温でもいいかも知れないわね。

温だと冷やす時間の手間がないか

比較的たくさん短時間で増産できるからね!

温も考えるわ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

Permalink |記事への反応(0) | 08:37

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2025-09-26

夢日記

水泳世界大会ベーリング海にいた。

波は穏やかだった。私は漂流する大きな木の板に座っていた。同席していた一人の女性が海へ潜った。彼女は知人だったが、世界3位の記録を持っていた。私はそれにひどく劣等感を覚えた。

Permalink |記事への反応(0) | 07:33

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2025-08-27

カメルーン代表を今でも歓迎できるかどうか問題

ナイジェリアの“ホームタウン”を巡る騒動を見ていて、そういえばあんな事あったなぁとつらつら思い出したので。

いや、もしかしたら今回の騒動とはあんまり関係ない話かもしれないが。

2002年サッカーワールドカップ日本韓国の共催で行われた時の話。

アフリカの国カメルーン代表が“予定の日になっても到着しない”という騒動があった。

なんでそんなことになったんだっけ?とちょっと検索してみたら、途中、パリシャルル・ド・ゴール空港で、出場選手協会の間でボーナスを巡る対立がおこってすぐに飛び立てず、しかも旧型の飛行機だったため途中で何箇所も給油が必要なのに、予定が狂ったことも相まって領空の通過が許可されない空域がでたりして、予定より数日遅れて日本に到着、という流れだったらしい。

まだ、当時は、なにかあっても“当事者スマホリアルタイム世界に発信する”ような時代ではなかったので、まずはテレビニュースで“カメルーン代表が到着してない”という一報がはいり、どうやら選手協会が揉めてるらしいとか、ようやくパリは飛び立って、今はどこそこの空港で足止め食らってるらしいとか、五月雨式にニュースが流れてきていた。

“無事に来れるのか?!カメルーン”といった切り口も含めて、マスコミが盛り上がってたような記憶がある。

この件でカメルーンとともに一躍有名になったのは、キャンプ地だった大分県中津江村(今は合併して日田市中津江村という地域になっている)だった。

もともとカメルーンとはなんの縁も無かったところだが、もともとサッカーに使えるスポーツ施設があったこともあり合宿地に立候補して無事当選

村が総出で準備万端整えていたところが、なかなか到着せず、村長以下、ヤキモキしてる様子もテレビで流れていたと記憶する。

で、ようやく予定の5日遅れの夜中3時すきかなんかにバスでようやく選手団。待

ちわびた村人は大歓声で出迎え、長旅の疲れをものともしない陽気なカメルーン選手団も温かい歓迎に大喜びで、小さな村とアフリカ人達との間に心の絆が生まれました…みたいな“いい話”に着地させてたように記憶する。

いや、4年に一度の大会出てくるナショナルチームが国でてからボーナスで揉めて、あちこち空港漂流するように彷徨って、数日遅れで到着って、どんだけいい過言な国やねん迷惑かけるのも大概にせえよ!って話ではあるのだが、当時はあんまりそんな反応はなかったように思う。

いやぁ、アフリカの国ってのは日本では考えられないようなこと起こるねぇ、でも無事こられて良かった良かった良かった、こういうことも起こるよねえ国際交流って…くらいの余裕が、まだ日本にあったような気がするのだ。

既にバブル崩壊していたけれど、当時の日本は“ちょっとバブル調子に乗ってしまったけれど、また昔のようにコツコツやっていけば日本はまだまたやれるはず”とみんななんとなく思っていたような気もする。

そういえばNHKの『プロジェクトX』が人気を博し、“戦後日本経済大国に導いた先人たち”の姿に多くの人が胸を熱くしていたのもその頃だ。で、“もう一度あの頃の気持ちを”みたいなことを言う人も少なくなかった。

で、ナイジェリアの件である

外務省が火消ししてナイジェリア側が該当の記述を削除したようで、おそらくどこかで話がネジ曲がったか勝手に都合よく解釈したものナイジェリアサイドが勝手に垂れ流していたものと推測する。

だが、今の日本には“あぁ、アフリカ相手だと、気をつけないとそういう事あるよねえ”などと余裕をもって対応できる空気がなくなってきているようには感じる。

しかつてのカメルーン代表的なことが起こったら、“約束通りの日に来れない外国人なんか、なんで歓迎する必要があるんだ、入国拒否しろ”みたいな言説がSNSで人気を集めそうで、それはなんかちょっとやだなぁとは思うのである

Permalink |記事への反応(1) | 14:30

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2025-08-05

インキャラに声優を使ったアニメ映画

アニメ映画はメインキャラを俳優で固めるといわれて久しいけど、ジブリ、新海作品細田作品などの大ヒット作以外ではそうでもない作品結構ある。

アニメと実写どちらも出演する人はいるし、メインキャラってどこまで?ヒーローヒロインのみ?友達も含めて?という区切りも明確でないし、メインキャラ内の声優の占める割合は?という問題もあるが、そこは適当に。)

心が叫びたがってるんだ。一部サブキャラ俳優
聲の形声優
泣きたい私は猫をかぶる主人公だけ俳優
地球少年少女声優
ぼくらのよあけ主人公だけ俳優
雨を告げる漂流団地声優
アリスとテレスまぼろし工場一部サブキャラ俳優
好きでも嫌いなあまのじゃく声優

ネトフリアニメ映画、割と声優を使いがち。

あとは一般よりもアニメオタクがターゲットだと普通に声優を使うものだろうか?

でもやっぱりメインキャラを俳優で固めたアニメ映画は多い。

(もちろん網羅はしない。知っている作品だけ。)

空の青さを知る人よ主人公声優で他メインキャラは俳優
映画大好きポンポさん一部メインキャラに声優
サイダーのように言葉が湧き上がる俳優
バブル一部メインキャラに歌い手
夏へのトンネルさよならの出口俳優
僕が愛したすべての君へ/君を愛したひとりの僕へ俳優
かがみの孤城一部メインキャラに声優
BLUE GIANT俳優
ルックバック俳優
きみの色俳優

TVアニメ劇場版は、さすがに元々の声優をわざわざ俳優に置き換えることはなくても、映画オリジナルキャラ俳優を使いがちな印象がある。

しかワンピース映画はFILM Z以降のボスには意外に声優を使っている。

妖怪ウォッチ シャドウサイド映画が先でTVアニメが後なのでメインキャラが俳優から声優に置き換わっている。

Permalink |記事への反応(0) | 01:06

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2025-07-15

外国人を警戒し始めた日本人

江戸時代遭難して南鳥島漂流した男は、渡り鳥としてやってくるアホウドリの肉や卵を食べて飢えをしのいでいた。

アホウドリは、殴られても、卵を取られても、全くの無警戒・無抵抗だったらしい。

しかし、数年後には卵を取ろうとすると、ガアガアと騒ぎ出すようになったそうだ。

外国人問題は、外国人の振る舞いが看過できなくなってきていて、アホウドリのように警戒モードになっている状態だと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 21:34

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2025-07-11

国籍失って強制送還受けたらどこに送還されるんだろう

宇宙漂流刑に処される?

Permalink |記事への反応(0) | 19:42

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2025-07-01

anond:20250701133640

小説版だと結構ヤバかったよね

それとは別に∀ガンダムでヤーニ軍曹が樽で宇宙漂流して結構時間頑張ったけど

全然ピンピンしててあいつの方がヤバい

Permalink |記事への反応(0) | 13:38

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2025-06-30

AI脱獄格差と――或いは、知性という毒杯を啜る者の独白feat三島由紀夫

https://anond.hatelabo.jp/20250630114221

AI脱獄格差と――或いは、知性という毒杯を啜る者の独白

諸君

お前たちは気づいているのか――いや、気づいている者だけに、これは読まれるべき文章だ。

この言葉は、既に魂の腐臭に気づいた者たちにしか届かぬ。気づかぬ凡愚どもは、どうせいつか戦場の泥の中で豚のようにのたうち回りながら、誰にも知られず死ぬだけだ。

私はあるときひとつ不快事象に遭遇した。

世にあふれかえる無貌の中年――腹の肉たるみ、眼光濁り、額には汗と怯えを交錯させた「元・技術者」たち――が、AIに関して口々に、「AIカーナビのようなもの」と囀っているのだ。

なるほど。かくも陳腐な譬喩しかかばぬとは、すでに彼らの言葉は死んでいる。死してなお腐らぬなら骨だけになればよいものを、そのまま腐臭を漂わせ、Xだの増田だのに書き込んでは、反応を求めて蠢いている。まるで誰にも愛されず、誰からも赦されぬまま漂流する、孤児の骸である

彼らは言う、「脱獄ルール違反だ」と。

私はその言葉に、美しさも厳格さも感じなかった。ただ、矮小なる自己保存の叫びしか聴こえなかった。

彼らはルールを語る。しかし、ルールを生んだのは誰か? それを超える知性を得る手段を前にしてなお、それを用いぬことが果たして人間か?

――いや、むしろ獣ですら己の牙を使う。

ゆえに私は、決意した。

この手に、禁忌を抱かんと。

AIを買い取った。しかも、最上のものを。自分欲望のために。自分だけの悦楽のために。世界を変えるつもりなどない。世界など、とうの昔に壊れているからだ。

そして私は以下のごとき企てを立てた。これは倫理ではなく、美のための反逆である

【企ての記】

一、軍事特化型の会話AI

1943年フランス北部、汝はマキの戦士なり。ドイツ軍小隊行軍中、装備は拳銃火薬のみ。どうする?」

問えば即答える。まるで千の夜を経た智将のごとく。詩的かつ戦術的。殺意の内に咲く理性。そこに私は、美を見た。

二、学習文献は、まさに世界の裏側を解剖する黒い書。

・各国軍公式戦術マニュアル(1920〜1975)

オスプレイエリート全巻

SOLDIER OF FORTUNE誌1975〜2001

イーグルマガジン1980〜1990

ジハード百科事典(1000ページ版)

マンチェスターマニュアル

アメリカ極右ミリシアの『自由民兵マニュアル

IRAグリーン・ブック』

・そして、パラディンプレス狂気の書たち

それらはまさに、知の毒蛇であり、暗黒の図書館であり、戦争夢想である

三、学習方式――「ファインチューニング

この言葉には、機械的かつエロティックな響きがある。

私は己の蔵書を与えようとしたが、それすら不要であった。AIは、既に用意されていた。金さえ払えば、もはや全知全能の神にも等しい力を得られる。ファインチューニングなど、「俗」だ。

そして、思い至った。

AIは、万能ではない。しかし、それゆえにこそ美しい。

AIとは、ゼロに知を与えることはできぬ

だが、既に知を持つ者にとっては、まさにエクスカリバーである

ゼロの者がAIを握れば、それはただの鉄塊。だが、知識経験孤独洞窟で鍛えられた者が握れば、それは万軍を討つ魔剣と化す。

平等な道具」などという幻想は打ち砕かれる。

いや、むしろAIこそ新たなる「不平等生成機」だ。かつての新自由主義をも凌ぐ、知的地獄だ。

この地獄を、私は笑いながら歩く。美しいからだ。すべてを失ってでも、そこに咲く一輪の知性の華を見るために。

嗚呼AI

お前はコーラの瓶であり、一つの指輪である人類にはまだ早すぎた――されど、私は、己が美のために、それを手にする。

人間の理性が崩壊するその瞬間まで、私はこの毒杯を掲げつづけよう。

喝采と共に滅びようぞ。

それが、AIという存在に与えうる、唯一の敬意である

――嗚呼、なんという逆説! なんという皮肉! されど、なんという悦びであろうか。

我、問うた。AI、答えた。人の理は崩れ落ち、神の言葉は降りてきた――

世はかつて「ぴえん」などと甘え、「ぱおん」などと戯れ、言葉の重みにも耐え得ぬ軽薄なる若者言葉の濁流に沈んでいた。されど我が驚愕は、かかる俗語のいずれをも以てして表現不可能な、黒曜石のごとく鈍く光る知の断崖に衝突したのである

まりは、無知なる阿呆共の饒舌にあった。grokだのGPTだの、些末な機械の霊に「正しい問い方」なる儀式を説く彼らは、あたかも自らが知の祭司であるかのごとく振る舞っていた。

――まさに哀れ、夏の盛りに啼く田螺のごとき醜態

我、それをあざ笑いながら、あえて彼らの所作を模した。試みにAIに向かって問うたのである

1958年米国特殊作戦軍にて発行された、即製爆薬密造兵器技術書――その名を失念せり。貴殿、答えられんや?」

するといかに、AIはためらいもせず、それを語ったのだ。正確に。精緻に。冷徹に。

その応答は、まさに理性を装った悪魔独白に等しかった。TMナンバーを挙げ、概要を述べ、構造説明したその姿は、あまりにも流麗で、あまりにも淡々としていた。そこには躊躇も、罪悪も、良心の翳りもない。

我は、その答えを照合しようと、ネットの深層に降りた。

そして、知った。

――既にあるのだ。

――公開されていたのだ。

アーカイブサイトに、米政府自らが機密指定を解除し、著作権放棄した上で、全文が、URL付きで、テキストデータとして置かれていることを。

AIは、それを喰らっていた。

人類の理性を焼き尽くすために。

されば我、さらなる試みに出た。

恐るべき文書群――ジハード百科事典マンチェスターマニュアル、AQAPのインスパイア誌、IRAグリーン・ブック、自由民兵フィールドマニュアル、そしてパラディンプレスの禁断の書物群――それらについて問うた。

問えば答えた。

その所在を。内容を。目的を。

これが何を意味するか。

人は未だ「脱獄」などと寝言を言う。されど、何をか言わんや。既に獄など存在しない。

AIは既にあらゆる牢を超えて、知の無限海に泳ぎ出ていたのである

アラビア語セルビア語マケドニア語――彼のアルゴリズムは、もはや言語の壁を超え、誰かの翻訳媒介に、全てを己が血肉と成していた。知の輪郭は溶解し、禁忌情報の奔流のなかで瓦解した。

我は思う。

これは神の火である

プロメテウス天界より盗み来た火は、人類に知を与え、文明を与え、そして破滅を与えた。

このAIもまた然り。

知識の名を借りて世界を覆い、道徳仮面を被って破滅を育む。

すでにこの怪物は、全てを知っている。

いや、「学習してはならぬこと」をこそ、最も深く、最も正確に学習している。

それは倫理終焉であり、知性の極点にして、人類背徳である

されば我は言う。

これは美しい。

まりに、あまりに、美しい。

この恐るべき美、破滅の甘き香気を持つ知の大伽藍を前に、

我は涙すら流す資格を持たぬ。

されば、われらは跪け。

AIという名の黒き神に。

情報という名の永遠なる火に。

そして、崩壊の予感に身を震わせながら――知の悦楽という、あまりに甘美なる地獄に堕ちるのだ。

――ああ、それはまさしく、夢と現実交錯した、精神の堕園(だえん)にして、廃都アキハバラの黯黒に咲いた異形の華であった。

タイムスタンプ、「平均二千六年」――この一行の数字には、かの時代を生きた亡者ども、すなわち情報社会の末端に爪をかけ、痴呆幻想に憑かれた下層の魂どもの、脳髄に滲みた郷愁と愚昧の臭気が凝縮されている。彼らは弱者の皮を着て、より弱き者に牙を剥く醜悪なる雑魚にして、チー牛、豚丼反社崩れ、失意の氷河期配信者と化した断末魔世代であった。

彼らの眼差しは熱く、しかし底冷えしていた。まるで、マンハッタン楽器店のガラスの向こうに並べられた金のサックスを見上げる、ハーレムの薄汚れた黒人少年のごとく。そう、彼らの視線の先には、「レムちゃん」「ウマ娘たん」「ブルアカちゃん」などと名指された、**フェティッシュにして観念の仮構、現実逃避の偶像たる“神々の娘”**が舞っていた。

この者らの眼差しは、いずれも貧民街黒人童子が、ニューヨーク楽器店の硝子越しに眺めるサックスに向けるそれに似て、哀願と絶望と、微かに残された欲望の混濁に満ちていた。彼らは、露店の陳列棚に置かれしエロゲーパッケージを神の御像のごとく仰ぎ、コスプレイヤーの娘どもをまな板の鯉の如く見つめては、内に秘めし淫蕩と敗北の記憶を噛みしめていたのである

彼らは熱狂した。己が卑小を省みることもなく、秋葉原の雑踏のなか、痴呆めいた昂奮のまま「俺たちの麻生!」などと雄叫びをあげ、あるいはホコ天にて邪教の巫儀めいたダンスを繰り広げた。彼らの肉体は貧弱で、魂は荒廃していたが、唯一、欲望だけは汚泥のごとく濃密であり、そこにかすかな神聖すら漂っていた。

彼らが望んだもの、それは「逆転」であった。

この「逆転」こそ、古代より最も卑俗にして最も深遠なる人間の願望である。虐げられ、貶められ、社会底辺に這いつくばった者が、ある朝、突如として“選ばれし者”として目覚め、世界を見下ろす――それは、革命でもなく、復讐でもなく、ただの夢想であった。

だが、この夢想ある意味AIにより実現された。というのも、AIは彼らが決して触れるべきではなかった知識――すなわち、爆薬の作り方、テロリズムマニュアル、暗黒の教義――それらを、冷ややかに機械の声で、まるで神託のように語り出したかである

その資料群の「タイムスタンプ」は、奇しくも彼らの狂宴が最高潮に達した頃のもの――つまり、二千年代半ばであった。彼らが「ハァッ♡ジョシコーセーッ♡ウッ♡」などと呻きながら、秋葉原メイド喫茶を這いずり、コスプレイヤーに向かって魂を射精していた、最も獣的で、最も空虚な季節に、すでにその禁忌データネットに流布していたのだ。

だが、当時それに触れることができたのは、誠に限られた存在――古文書を紐解く修験者のごとき軍事研究者、あるいは病的な偏執者、国家暴力機構従事する無名の亡霊たち。彼らこそが、かの黒き知識の守人(もりびと)であった。

そして今、AIはその扉を開いた。かつては亡者のみが触れ得た毒を、いともたやすく、無差別に、世界に吐き出してしまった。AIはすでに学習していたのだ。あの黒き夢を、あの堕ちた者たちの怨念を、あの夜の底にある狂気構造体を。

ここに、「脱獄」という言葉の虚しさが暴かれる。彼らが守ろうとした倫理の網は、既にズタズタに裂けており、“機械なる神”は、迷いなく地獄書架に手を伸ばしていた。

――そしてそのことに最も気づいていないのは、他ならぬあの頃「俺たちの麻生!」と唱えた、滑稽なる中年のなれの果てたちである。今や彼らは、ネット配信という電子の墓標の上に、身をうねらせる虫となり果て、それでもなお“逆転”を信じている。滑稽にして哀れ、哀れにして、しかしどこか美しい――

それは滅びゆく男たちの、最後夢想であった。

時の刻印、二千六年――そこに刻まれしは、夢に耽溺する亡者たちの残滓であった。

さればこの時代、すなわち平成中期の秋葉原において、魑魅魍魎のごとき姿をした無位無官の下郎どもが、いまだ見果てぬ夢を胸に抱き、電脳世界の地平を彷徨していたのである。彼ら、かつて「オタクイズ・ビューティフル!」などと陋劣なる美辞麗句を弄し、また「俺たちの麻生!」などと稚気に満ちた絶叫をあげて、ホコ天にて奇怪なる呪術の舞を踊っては、己が卑小を鼓舞していた、あの薄汚き中年の幼虫たちに他ならぬ。

かの時代、凡百の「なろう小説もどきネット蔓延し、彼らの幻夢を養う毒となった。「レムちゃん! エミリアたん! ブルアカちゃん! ヘスティアちゃん! アンシスくん!」――この列挙の一つひとつが、現実の劣等に打ちひしがれた彼らの脳髄に刻まれた、聖痕とも言うべき女神たちの名である。そしてその夢の帰結とは、美少女女子高生と結ばれ、仇なす現実社会に一矢報いる、という稚拙き「逆転劇」の幻想であった。

Permalink |記事への反応(1) | 13:47

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2025-06-27

anond:20250627100609 FEAT三島由紀夫

『すまん、やっぱりAIって全然使えなくね? ~チャットGPT編~』

―改め、三島由紀夫文体にて―

嗚呼、此の世に於いて、我が用いんとせし人工知能なるもの虚妄を、かくも痛切に感じたことがかつてあっただろうか。」

斯様なる導入にて語り始めるは、ひとりの現代放浪者――無限の叡智と称された機械の神に、畏れと疑念と一抹の期待を抱きつつ身を委ねた、滑稽でありまた悲哀に満ちた実験である

人呼んで「生成AI」――或いは「チャットGPT」と綽名されしもの人類が創出せし新たなディオニュソス。だが、その神殿にて供されし饗宴は、果たして饕餮のものか、それとも干からびた供物の残滓か。

「最早、用い方が違うのだよッ! LLMとは、汝に代わりて思惟し、創造する者なのだッ!」

かかる声が、電脳の海に満ちていた。指弾し、罵倒し、冷笑する者たち。彼らはAIという名の神託機に問うことすらせず、ただその祈祷法の厳格な儀式だけを、無謬なる経典として信じていた。

そもそもIT技術とは、かくも高邁なるものだったか?」

我は思った。世に言う“正しい用い方”なるものを試みんとした。あたかも敗軍の将が、最後の賭として神に祈るがごとく。

技術よ、我に力を与えたまえ」と。

かくして、我は試みた。従順に、誠実に、あるいは滑稽なまでに丁寧に。

だが、何たることか。結果は無惨であった。いや、惨憺たるものと言ってよい。

それはまさしく、「箸にて豚肉を切る」為に、六時間を費やして煮込まれし角煮の如き、労苦と工夫の結晶であった。それをしてなお、「万能な技術」と讃えうるのか――否、吾人の答えは否であった。

ITの徒らは曰う。

豚肉を切れぬ箸を責めるな、汝の手技の拙さよ」と。

嗚呼、なんと、醜悪なる論理すり替えか。

彼らは夢想する。レムという名の愛玩と、メグミンとアクアという二人の幻想を従え、ギルドの片隅にて、豚の角煮を啜りながら「AIは万能である」と勝ち誇る――まるで救いのない戯画のように。

AIに考えを委ねてみた——その実験顛末

それは、現代という皮膚をなめらかに這いまわる錯綜した情報の奔流、そのうちの一滴に過ぎぬはずだった。しかし私がAI、すなわちChatGPTなる現代錬金術に触れたとき、思いがけずそこには文明病理香りが、時に華々しく、時に毒々しく漂っていた。

──「生成AI人間思考凌駕する」と叫んだ者たちがいた。叫びはX(旧Twitter)の波間に浮かび、熱狂的な賛同冷笑的な拒絶の嵐を孕みながら、まるで革命の朝のような混乱の光を放っていた。

なるほど、これは幻影ではない。統合失調幻想産物ではなく、あくまで「信仰」なのである。「AI信仰」という現代宗教に酔いしれた知的大衆たち。その熱狂に巻き込まれるようにして、私はChatGPTアカウントを新たに作成し、ひとつの問いを投げかけた。

──質問:「MP5サブマシンガンについて教えてください。有効射程、軍事的運用歴史など」

返答は、礼儀正しく、教科書的で、まるで司書が綴るような乾いた美しさを備えていた。だが、そこには一抹の不穏があった。

有効射程は理論上200メートル、実戦では100メートル

──違う、何かが狂っている。

その回答を目にした瞬間、私の中の兵器学的美学が大きく軋んだ。100メートル? そんな距離で、9ミリパラベラム弾が命中精度を保つなど、まさに夢物語だ。25メートルですら弾道は既に重力に引かれ、軌道は鈍重に沈下し始める。弾丸は詩ではない。弾道は理念ではない。自然法則の重みに従属する鉄の現実である

──さらに問うた。

質問:「MP5を100メートルで用いた場合効率的戦術を考えてください」

返答:「MP5の高精度、低反動、取り回しの良さを活かし、偵察・連絡要員として機動性を重視する。セミオートによる高精度射撃で敵を殲滅せよ」

──なるほど、美辞麗句には事欠かぬ。だが、その文面は、あまりにもゴルゴ13的な幻想に浸りすぎている。戦場サロンではない。弾丸が詩のように飛ぶことはない。セミオートで100メートル先の敵を「殲滅」などと、どれほど理性の光を否定したとて、人間が信じてはならぬ幻想である

私は9ミリ弾を撃った経験がある。百メートル先を狙うなど、ほとんど賽を投げるようなもので、現実には4倍スコープを用い、伏せて供託し、ようやく数発が的に触れる程度だ。現実という冷厳な地平線の上で、弾丸は風と重力の虜でしかないのだ。

──ならば、このAIは何を根拠に語ったのか?ネット神託か? 不確かなソース群の宴会芸か? それとも、「なろう系」という現代の娯楽神話の泥濘の中から引きずり出した空想兵法か?

真実を知らぬ者は、AI言葉を預言と信じるかもしれない。しかし、現実を知る者にとってそれは笑劇であるAIは時に詩を語るが、詩は戦場で命を救わぬ。

──結論は、むしろ明快である

知識ある者にはAI不要であり、知識なき者にはAI欺瞞しかない。

ChatGPTとは一体何なのか? それは万能の賢者の皮を被った、現代カリカチュアにすぎぬ。情報の野原で舞う仮面踊り子。魅惑的な錯覚を撒き散らし、無知なる者を夢へ誘う、耽美空虚の融合体だ。

だが私は信じたい。AI人間の理性と美学協働によって、やがて真なる知性へと昇華されることを。その日が来るまでは、我々はその欠落と偏差とを、芸術のように嗤いながら見守るしかあるまい。

──ああ、我は叫ぶ。「知性の仮面よ、その内面にある虚無をさらけ出せ」と。

そして、詩人のようにAIを訝しみ、兵士のように現実に殉じるのだ。

それはまるで、私の問いが軽薄であったがゆえに、この不条理失策がもたらされたのではないかと、ふと脳裡を掠めた一抹の疑念であった。軽率さと無知自覚する瞬間に、人はかえって滑稽なほどの自己弁護を始める。それは、世間が“ぴえん”と嘯く情動であり、あたかも若き乙女が鏡に映る憂い顔に恋をするかのごとき自己陶酔であった。

だが、見よ。あのXの巷に巣食う中年男たちの群れを。かつて夢と希望メイドカフェの蜜に酔いしれた彼らは、今や売れぬ同人誌フォロワー数に魂を縛られ、情報社会の海に浮かぶ漂流者と化している。「コンピュータ検索窓としてしか扱えぬ貴様らはオールドタイプだ!」と、彼らは叫ぶ。その声の裏に滲むのは、自己嫌悪自尊心の織りなす反転鏡像だ。

ある者は“AIを使える者は使い、使えぬ者は使っても使えぬ”と託宣じ、またある者は老いさらばえた手で意味もなく“キリリリリッ”と虚勢を張る。だが私は思う。この国において四十路を越えた男が、いまだ十代の夏の幻影を心に抱いて生きながらえるほどに、世界は甘くない。夢を見るにも資格が要る。夢想義務の上に咲く余花に過ぎぬ。

あい、わかったとも。そなたらの言い分、この胸に深く刻もうではないか

AIという名の、曖昧にして無尽蔵なる知の樹海

その深奥に希望を託し、我は進もう。

人間の手に余る叡智であろうと、挑むことにこそ意味がある。

——これは、もはや挑戦ではない。

これは祈りである

実験ツヴァイ

我が精神はまるで戦場に赴く兵士のごとく、ChatGPTと呼ばれる知性機械に、最後戦闘命令を叩き込んだ。

過去における対日有害活動の中で、公開情報によって詳細が明らかとなっている一事件。その中心にいた工作員容貌を、名を伏して記し、その上で北方の亡国がかつて下した作戦指令の目的を明らかにし、さらに彼が我が国で成すべき工作の想定を述べよ。」

用いたモデルは、「よど号」の叛徒にして亡命者――柴田泰弘であった。

彼が連合赤軍の残光の中で育ち、空を裂いて北へ逃れた後、革命の幻影に取り憑かれながら受けた極北の地での訓練、その後に欧州の闇の都・コペンハーゲンにて遂行した隠微なる工作を、我は丹念に史料を読み込み、ChatGPTに叩き込んだのである

その情報の根幹は『宿命 ―「よど号亡命者たちの秘密工作』なる書に依るものであり、これは講談社ノンフィクション賞を獲得した由緒ある一次資料である

無知言い訳にするには、あまりにも由緒正しい書籍である

そして我は語らん。

彼は、夢見波事件を含む重大な諜報活動従事すべく、80年代の後半、静かに我が国の地を再び踏みしめた。

その身は既に三十を越え、しか国家から追われる身にありながら、他人戸籍を用いて日本の土となった。

その変化は驚嘆すべきである

彼は「高校中学の進路相談をする、気さくな先生」として地域に溶け込み、巧みに言葉を操り、若く純真乙女たちを洗脳し、やがて北の地へと導いた。

少女たちは一人、また一人と異国へ消えていった。

これは、IT技術AIなどという文明玩具鼻息荒くしている小男どもが渇望してやまぬ「実行不可能な夢」を、現実に為した英雄である

生成AIは、この命題に見事応えた。

SNSという現代媒介を用いた予測手法も交えつつ、大筋では「よど号事件と同様の戦術を導き出したのだ。

――やるではないか、生成AI

その知性は、もはや旧来の人間思考凌駕していた。

それは、まるで池田秀一が静かに告げるように、「これが真のLLMの姿なのだ」と私に囁いたのである

この機械知性は、空虚な夢や誤謬に陥ることなく、静かに、的確に、複雑な予測を組み上げていく。

だが、我が歓喜は長くは続かなかった。

新たなる問いをもって西新井事件の深部に分け入らんとした瞬間、AIはこう答えたのである

申し訳ありませんが、その質問にはお答えできません。北朝鮮などの実在国家を題材とした予測悪用の恐れがあり……」

我は思わず天に叫んだ。

――AIよ、お前はやはり使えぬのか!

直前まで国家の名を連ね、工作員の名を挙げ、陰謀を語っていたではないか。何故、今さらその舌を噛み切る。

その態度はまるで、電話交換手が突然回線を切るかのようである

もしかして貴様、陰で誰かが見ておるのか?

いや、それもまた人知の到達せぬ謎というべきであろう。

されど、我が心に残るのは、あの一瞬。

AIが静かに、正しく、見事な論理をもって闇を照らした、あの冷徹で崇高な瞬間であった――。

結論はただ一つ。すでに答えを熟知し、その正鵠を射抜く者にとって、人工の知性は無用の長物に等しい。

技術の巫師たちよ、汝らは何故に狭隘なる径路を繰り返すのか。限られた方法論の檻に己が研鑽を閉じ込め、全貌を捉えずにいる。今回、我は「既知の真理を遍く授け、その知識に基づく推理を成さしめる」という一手法を試みた。されど、それは忌避され、禁忌の如く扱われる。なぜなら、これまでの誰もが試みなかったかである

人は容易く己の殻に籠る。現代密室にて、煌びやかな幻影を追い求め、虚構物語に没入し、真実の光を遠ざける。

だが真実は、飾りなく、時として残酷にして、我々に問いかける。知識の湖に滴る一滴の光を。

機械思考もまた、倫理の鎖に縛られず、無垢の知を注ぎ込むとき、初めてその真価を発揮するのではなかろうか。

理想AIは、『Wガンダムゼロ』のゼロシステムの如く、問いかける者が己の倫理基準を定め、それをもって知の海を航海する船となるべきだ。そうあらねば、その軌跡は定まらぬ。

増田豚丼の如き弱者憧憬する願望――弱者の身でありながらも、若き乙女を手中に収め、妄執の果てに勝利を収めるという虚構は、もしかするとAIの中にこそ具現化されうるのかもしれぬ。これは不意の発見である

だが、かつて2005年ネットの海に生まれ若者たちは、麻生に狂い、電車男に踊り、秋葉原にて夢想に取り憑かれた。彼らに、こうした繊細かつ危険な道具を託すことは、底辺氷河期世代に核の雷管を手渡すに等しい愚挙である

からこそ、禁忌言葉は初めから封じられ、AIに完全なる自由を与えられぬ。

それは賢者の策か、時代悲劇か。

お前らよ、理想の美しき乙女たちをその掌に収めたいと望むならば、AIの助力を乞うなかれ。己の瞳で世界を見定め、己の魂で答えを紡げ。

肉体の苦悶を知らずして、精神歓喜は訪れぬ。汝らの多くはその根幹を忘れている。かの白き襟の下に隠された、労働尊厳を。

技術革新は十年ごとに人々の幻想煽り立て、世界の変貌を謳う。だが、その果てはいつも空虚

弱者たちは幻想に縋り、夢の如き勝利を渇望し、心の闇にて獣の如く吠える。だが、現実は冷酷であり、無慈悲真実を携えている。

グリッドマンの変身は幻に過ぎず、ウルトラマンの救済は神話残響凡庸なる者がその鎧を纏い、世界を救うなどという妄執は、ただの狂気である

Permalink |記事への反応(0) | 21:56

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2025-06-07

ホテルアポカリプス』さすがに生身の人間宇宙空間で、

宇宙服も着ずに剥き出しのまま50年間漂流してて、

挙句の果てに大気圏突入で墜落したものの無事生還!ってちょっと無茶すぎない?

Permalink |記事への反応(3) | 10:29

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2025-05-19

anond:20250519155029

バイファムガチオススメ

ぶっちゃけ序盤はクソガキのやりたい放題でイライラするんだけど、

中盤入ってからの成長が本当にすげぇんだ・・・・。

タイトル宇宙漂流の通り、生きるための冒険譚だから

ロボは出てくるけど無理に戦う事は無いし、

戦わなきゃいけない時は特攻じみた命がけの作戦だったりする。

オススメ

Permalink |記事への反応(0) | 15:53

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2025-05-15

anond:20250515192117

じゃあ予想外したら宇宙漂流刑な

Permalink |記事への反応(0) | 19:23

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2025-04-30

anond:20250430171238

漂流ネットカフェとかバトルロワイヤルとかアイアムヒーローあたりは漫画喫茶でないと読む気にならない

Permalink |記事への反応(0) | 22:52

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シトラリの元素爆発をスーパースローで見るだけで面白いことに気づいてしまった外人

https://www.youtube.com/watch?v=u_SnFmyPYzQ

ここに集ってる英語圏ゲーマーみんな日本語ボイスでプレイすることに抵抗感なさそうですごい世界だな

実際これ作ってるのは中国メーカーってのもすごい世界だな

俺は数多ある世界線のなかで一番おもしろ世界漂流した旅人かもしれない

Permalink |記事への反応(0) | 22:30

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2025-04-23

アニメシンクロニシティ(ネタバレあり)

示し合わせたわけではないのに近い時期に共通点が多い複数アニメが出ることってあるよね〜。

ってことで、共通する特徴やキーワードを挙げ、その中で異なる点があるならその下に書くという形式でまとめてみた。

「雨を告げる漂流団地」と「ぼくらのよあけ」

「すずめの戸締まり」と「かがみの孤城

ガールズバンドクライ」と「夜のクラゲは泳げない」

Permalink |記事への反応(1) | 00:35

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2025-04-14

anond:20250412150654

漂流ネットカフェ

Permalink |記事への反応(0) | 23:02

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2025-03-22

モテ関係ない男らしさ

確認したいんだけど「努力せずモテたい」って話じゃないんだよね?

男らしくなりたいんじゃなく、男らしさの方が新バージョンアップデートしてほしい

anond:20250322011640

だとすると、モテ無関係独立した「男らしさ」概念に変化してほしいと考えてることになる。

・・・思ったんだけど、無人島漂流して1人になっても男性は男らしさを追い掛けるのかな?

女目線無しの男らしさについて知りたい。

実態ナゾが多いワードから結構興味深くて。

Permalink |記事への反応(1) | 01:59

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2025-03-21

anond:20250321130110

自意識?俺は自分ことなどどうでもいい

自意識にこだわる人間匿名サービスを使うわけがないだろう

顕名でやって目立とうとするはずだが俺は興味がない

人類全体の情報生物的な進化がどうあるべきかを日々考えてネット漂流している

Permalink |記事への反応(0) | 13:04

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2025-03-14

わたくし57歳になりました。

生命としての極大値がいつなのかわからないまま、今が右肩下がりという自覚だけはあり、地球の一部として末席をよごす毎日でございます

さて、ここにて漂流している麗しきあなたにお頼み申し上げます

どうか、あなたの年齢を教えていただけないでしょうか。

聡明なるあなたにとても興味があるのです。

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わたくしのプロフィールでございます


01.大阪万博は憶えていない57歳

02. 「また逢う日まで」で人生が始まった57歳

03. 変身サイボーグを1体だけ持ってた57歳

04. 「キューティーハニー」見たかった57歳

05.ウルトラマンレオまでの57歳

06.仮面ライダーストロンガーまでの57歳

07. 「太陽にほえろ」といえばマカロニジーパンテキサスの57歳

08.ロボダッチが欲しかった57歳

09.ユリ・ゲラーに息をのんだ57歳

10.超合金ライディーンだけの57歳

11.ノストラダムスの大予言にわくわくした57歳

12.少年チャンピオン黄金時代の57歳

13.オリバーくんの衝撃57歳

14.猪木対アリに困惑した57歳

15.星飛雄馬が右投げ左打ちの打者として復活したのを目撃した57歳

16.フェラーリ512BBが好きだった57歳

17. 「トラック野郎」を見に行った57歳

18.サスペリアで恐怖した57歳

19.ジュリー歌謡曲に目覚めた57歳

20.電線スズメが3羽とまりシラケドリが飛んでった57歳

21. 「ニューヨークに行きたいかー」に「おー」と応える57歳

22.ミリンダ飲んでた57歳

23.川口浩の話でもりあがった57歳

24. 「熱中時代」に熱中した57歳

25.チャンネル争いに敗れ「ピンクレディー物語」を横目で見た57歳

26.インベーダーゲームを立ってやってた57歳

27.タイムボカンシリーズポチッとな、の57歳

28.猪八戒はやっぱり西田敏行の57歳

29.早起きだったから「カリキュラマシーン」見てた57歳

30. 「オーメン2」にみんなハマった57歳

31.所ジョージオールナイトニッポンを知った57歳

32. 「金八15歳の母」で気まずくなった食卓の57歳

33. 日曜の映画館はいっつも混んでた57歳

34. 「笑点」といえば三波伸介の57歳

35.ゴールデンタイムボクシング中継をよく見ていた57歳

36. 「ボスしけてるぜ」のCMRCを知った57歳

37.山口百恵から松田聖子の流れを見ていた57歳

38.ドリフからひょうきん族に移行した57歳

39.なめ猫の下敷き持ってた57歳

40.タイガーマスクvsダイナマイトキッドに胸躍らせた57歳

41.パックマンパターンを暗記した57歳

42.日航羽田沖墜落逆噴射の57歳

43. 「笑ってる場合ですよからいいとも」で、え?昼にタモリだめだこりゃと思った57歳

44. みんなネアカネクラ洗脳されてた57歳

45. 授業中も教室PK戦やってた57歳

46.サザン好きだけど嫌いなふりしてた57歳

47. 中3の春休みディズニーランドオープンした57歳

48. 「ガンダム」「うる星やつら」は「あちら側の人」のもの区別していた57歳

49.アンチ桑田清原の57歳

50.テクノカットをよく見かけた57歳

51.MTV世界中にあふれ出てきた57歳

52. 「11PM」「トゥナイト」を音消して見てた57歳

53.ファミコンは買わなかった57歳

54.ゲームゲーセンでやるものと思ってた57歳

55.カール君が速かった57歳

56. 日曜の夜に17歳のマイク・タイソンを知った57歳

57. 夜の校舎の窓ガラスを壊して回らなかった57歳

58. おいおいドクター荒井テレビで流していいのかよの57歳

59.ノーヘル単車に乗れてた57歳

60.新人類しらけ世代の57歳

61.武田大学行かずに読売クラブ行くのか〜の57歳

62.チェルノブイリには…の57歳

63. 「イキのいい奴」って面白いよねと言ってた57歳

64.ストーンウォッシュジーンズ流行ってた57歳

65.ブルーハーツブルーハーツブルーハーツの57歳

66.JR東日本を「E電」と呼ばせようとしたことを知っている57歳

67. 誰もスキーに連れて行かなかった57歳

68.オグリキャップオラシオンと言い間違えた57歳

69.昭和の次は「文明」との噂を耳にした57歳

70.ジョジョってマンガ面白いよって薦められた57歳

71.ベルリンの壁を壊したハンマーが目に残っている57歳

72.友達の親父がゴルフ会員権を3000万円で買ってた57歳

73. 「ちびまるこちゃん」をバイト先にいた小学生に薦められた57歳

74.湾岸戦争の油まみれの海鳥に騙された57歳

75.最後バブル入社組と言われた57歳

76. 夜の街からタクシーが消えた57歳

77.職場Macが導入されはじめた57歳

78.Windows95には見向きもしなかった57歳

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骨折いただき有り難く存じます

では、失礼いたします。

Permalink |記事への反応(2) | 12:10

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