
はてなキーワード:溺死とは
う~ん、47点くらい?
最近さぁ、自分の中のコンプライアンス意識?ポリコレ意識の発達を感じるんだよね。
そしてこれはあんまいいことじゃな気がしている
マギー・Qと弟ヘムズワースがタイの島にバカンスに行ったらそこが因習島でひどい目にあう話。
因習村もの(今回は島だけど)にありがちな、なんかずっとよくわからん恐怖が続く部分はホラー映画として及第点はあげられると思うんだけど、よくわからん状態が続きすぎるのはやっぱ集中力?訴求力を削ぐよなと感じる。大事なのは予測をさせてそれを裏切ることなんじゃねぇかな。モンティ・パイソンも言ってたけど。
ざっくり展開を書くと、マギーとヘムが酩酊して目が覚めて何かあったっけと思ってスマホを見たらヘムがマギーを絞め殺して埋めている映像が収録されててビックリ仰天。その後、マギーが泥吐いたりヘムがダイナミック切腹したりなんやかんやあって、その島では妊婦を生贄に捧げることで不幸を回避している島だったことがわかり、マギーはそれに選ばれていたんだけど逃げ出した結果、島は滅びてマギーは溺死したと思ったら復活しました、終わり。
いくつか問題はあるんだけど、自分の中での一番の引っかかりは「これ差別的すぎないか?」ってこと。「アメリカ人夫婦が他国の田舎に行ったら生贄にされる話」なんていうのはホラー映画界のテンプレではあるんだけど、タイの田舎のたぶんありもしない因習をでっち上げて不気味に描くことってタイ人にタイしてあんまよくないことじゃないか?という気がすごくした。国内の因習村映画では別に感じないんだけど、今作はかなりそれを感じた。
たぶん、この映画がそこそこ予算かけて真面目に作ってるからだと思うんだよね。儀式の内容はともかく、空気感とがリけっこうアリティがあったんよね。この実際にありそう感が逆によくなかったのかも。
で、儀式の内容なんだけど、妊婦を生贄捧げる=マギーしか妊婦がいなかったからしゃーなし、ではなく、マギーは不妊症だったんだけど呪術的なサムシングで強制妊娠させられるのね。ほなら別にマギーじゃなくても現地の女が儀式の生贄になったらよかったんちゃうか?いや、ファミリーは基本捧げない方向性にしても、なんかの時のためのバックアップとして強制呪術妊婦は用意しておくべきやろ。失敗したら島が滅びるレベルの儀式なんやから。実際にマギーが逃亡した結果、島が滅びてるわけで。やっぱタイの田舎の人間はリテラシーがなってないわ(ド直球の差別)。
冒頭にも書いたけど謎の展開がずっと続く割りにネタバラシは割とあっさりしてる上に、あんま明確な答えをくれない。
たぶんだけど、最初にヘムに絞殺されて埋められたのは事実でマギーはそこで死んでて謎の薬の効果で不死になってたってことだと解釈した。その後も薬の影響で幻覚と事実をないまぜに混同し続ける描写が続き事態がずっとフワフワし続ける。
その結果、う~ん、これ何の話?となってしまった。
マギーと弟ヘムが出てる時点である程度やる気のあるホラー映画だけあって映像も演技もよかった。謎手術シーンやエキゾチック切腹シーンも干潟に死体産卵じゃない散乱シーンもわりとちゃんとゴア表現してくれるしやる気はスゴイ感じた。たぶん因習島民も現地の人使ってるんだろう。総じて見ごたえはあった。
突然だが、現代のポリティカル・コレクトネスには程度がある。以下、制作者への縛りが強い順に並べてみたい。
「マイノリティを主役にした作品をマジョリティ(=当該マイノリティではない人)が作ってはいけない」「役を演じてはいけない」「翻訳してもいけない」
→仮に「強いポリコレ」を適用するなら、女性が書いてるBLはすべてアウト(女性という時点で男性同性愛の当事者ではないことが明白であるため)。
この場合、「女がBLを書くなんてけしからん」がポリコレ的な正解となるだろう。
「クィアベイティング(登場人物を性的マイノリティであるかのように匂わせて視聴者・読者を「釣る」こと)は搾取であるからやめるべき」「当事者からの監修を受けなければならない」
→仮に「中程度のポリコレ」を適用するなら、「BL営業」はクィアベイティングそのもので一発アウトだし、仲の良い男の子たちが親密に絡むけど決して恋愛感情とは明言しないようなタイプの作品も糾弾される必要がある。『SHERLOCK』レベルで駄目だということらしいので、日本でBLウケを狙った作品はたいていアウトということになるだろう。また、BL作品を出版する際にはゲイ団体の監修を受けること、のような話にもなりえる。
「偏見やステレオタイプを助長する描写をしてはならない」「不正確な描写をしてはならない」「人格が尊重されていなければいけない」「差別を透明化してはいけない」
ということになってしまい、イケメンばかりが出てきて「受け」「攻め」が普通に流通していたりカップリングの左右が固定されていたり差別のない世界でハッピーに恋愛する「優しい世界」を描いたりするのはポリコレ的には完全にアウトという結論になる。
この場合、「受け」「攻め」を禁止ワードにし、カップリングへの執着を消し去り、現実的な容姿の男キャラや彼らが差別に苦しむ展開を描写してようやくポリコレのスタートラインに立ったことになるだろう。
繰り返しておくが、これは今いわれているポリコレの中でもっとも「程度が軽い」「弱い」ものである。さて、あなたは「弱いポリコレ」に耐えられるだろうか?
ここまでポリコレについて説明してきたが、増田個人としてポリコレに対して思うことは
というものである。人間の創作はもっと自由であるべきだ。アメリカの場合、主戦場が製作にむっちゃ金のかかるハリウッド映画とかになるので、ひとつひとつの映画にコレクトネスを求めたくなるのかもしれないが、日本文化を支える漫画やラノベは製作コストが低く、その気になれば誰でも作品を発表できるし、運が良ければヒット作家になれる。日本では超大作が生まれにくいが、しかし超大作ばかり作ろうとするためにひとつひとつの作品の配役やら何やらでギスギスしなきゃいけないアメリカよりも、よっぽど創作の多様性が確保されている。だからひとつひとつの作品に気を配らなくても、いろいろな属性を持った人が参入できて、それぞれの視点を反映させた作品を発表することができて、結果的に多様な創作が生まれる。そのようなエコシステムこそが、しょせんは舶来思想であって日本の風土に合っていないポリコレなんかよりも、我々にとって真に大切なものなのだと思う。
(だいたい、『アサクリ』問題でわかったけど、現代ポリコレが黒人優先主義と化してて我々アジア人が恩恵に与れないことがわかったわけだから、マジで支持する理由ないんだよな……)
っていうか「当事者性」と「クィアベイティング」が日本の創作と相性悪すぎる。男性百合作者も女性BL作家も大勢いるし、『響け!ユーフォニアム』とか久美子が麗奈とゆりゆりしてると見せかけて最終的に男とくっつくんだから定義上クィアベイティングでしかないし、そんな創作であふれる国にこんな批判理論適用しようとしたらポピュラーカルチャーが全滅する。こんな概念はそもそも日本への侵入を阻止しないといけない。
ただ、それでも私は俺はポリコレを支持するんだ、という主張はあってよい。思想信条の自由というやつだ。その思想信条にしたがうと現代日本のBLは大半がお亡くなりになるだろうが、日本の女性たちが母語で築き上げてきた豊かなジャンルであるBLよりも舶来のポリコレの方が大事だというんなら仕方ない。ポリコレを抱いて溺死してもらうほかない。これは二者択一にしかならない。上で挙げたような事例を帰納すれば、ポリコレとBLが水と油であることはたちどころに理解できるのだから、「ポリコレを支持しつつBLを嗜む」なんていうのは無理なのだ。どっちかを選ぶしかない。
いかがでしょうか?お気に召さないところがございましたでしょうか?
| 年齢層 | 死亡率・死亡数の特徴 | 主な死因(順位) | 生存率 |
|---|---|---|---|
| 0歳 | 乳児死亡率:1.6/1,000人 死亡確率:男0.065%、女0.061% | 1. 先天奇形・染色体異常 2. 周産期疾患 3.乳幼児突然死症候群 | 99.94% |
| 1-4歳 | 幼児死亡率:0.7/1,000人 世界最低水準 | 1.先天異常 2. 不慮の事故(溺死、交通事故) 3.悪性新生物 | 99.77% |
| 5-9歳 | 死亡率:0.08/1,000人 最も低い死亡率 | 1.悪性新生物(白血病、脳腫瘍) 2. 不慮の事故 3.先天異常 | 99.92% |
| 10-14歳 | 死亡率:0.09/1,000人 歴史的低水準維持 | 1.悪性新生物 2. 不慮の事故 3.自殺(出現) | 99.91% |
| 15-19歳 | 死亡率:0.28/1,000人 自殺が急増 | 1.自殺(10.4/10万人) 2. 不慮の事故 3.悪性新生物 | 99.72% |
| 20-24歳 | 死亡率:0.42/1,000人 自殺が最多 | 1.自殺(17.6/10万人) 2. 不慮の事故 3.悪性新生物 | 99.58% |
| 25-29歳 | 死亡率:0.46/1,000人 自殺率ピーク年代の一つ | 1.自殺(15.4/10万人) 2.悪性新生物 3. 不慮の事故 | 99.54% |
| 30-34歳 | 死亡率:0.58/1,000人 がん増加開始 | 1.自殺(16.3/10万人) 2.悪性新生物(増加) 3. 心疾患 | 99.42% |
| 35-39歳 | 死亡率:0.79/1,000人 生活習慣病の影響開始 | 1.自殺(19.3/10万人) 2.悪性新生物 3. 心疾患 | 99.21% |
| 40-44歳 | 死亡率:1.24/1,000人 がん死亡急増 | 1.悪性新生物(逆転) 2.自殺(18.5/10万人) 3. 心疾患 | 98.76% |
| 45-49歳 | 死亡率:1.93/1,000人 中年期リスク上昇 | 1.悪性新生物 2. 心疾患 3.自殺(20.7/10万人) | 98.07% |
| 50-54歳 | 死亡率:3.14/1,000人 自殺率最高値 | 1.悪性新生物 2. 心疾患 3.自殺(**23.4/10万人**) | 96.86% |
| 55-59歳 | 死亡率:4.89/1,000人 がん死亡ピーク接近 | 1.悪性新生物(50%以上) 2. 心疾患 3. 脳血管疾患 | 95.11% |
| 60-64歳 | 死亡率:7.42/1,000人 三大疾病顕著 | 1.悪性新生物(**61.7%**) 2. 心疾患 3. 脳血管疾患 | 92.58% |
| 65-69歳 | 死亡率:11.8/1,000人 退職後健康問題 | 1.悪性新生物 2. 心疾患 3. 脳血管疾患 | 88.20% |
| 70-74歳 | 死亡率:19.2/1,000人 複合疾患増加 | 1.悪性新生物 2. 心疾患 3. 脳血管疾患 | 80.80% |
| 75-79歳 | 死亡率:32.5/1,000人 後期高齢者入り | 1.悪性新生物 2. 心疾患 3.肺炎・老衰(増加) | 67.50% |
| 80-84歳 | 死亡率:58.7/1,000人 老衰が上位に | 1.悪性新生物 2. 心疾患 3.老衰(急増) | 41.30% |
| 85-89歳 | 死亡率:112.3/1,000人 老衰が第2位に | 1. 心疾患 2.老衰 3.悪性新生物 | 男26.0%、女50.1% |
| 90-94歳 | 死亡率:198.5/1,000人 老衰が最多に | 1.老衰(女性で顕著) 2. 心疾患 3.肺炎 | 男10%、女25% |
| 95-99歳 | 死亡率:312.4/1,000人 超高齢期 | 1.老衰 2. 心疾患 3.肺炎・誤嚥性肺炎 | 男2%、女8% |
| 100歳以上 | 死亡率:450+/1,000人 センテナリアン | 1.老衰(大多数) 2. 心疾患 3.肺炎 | 男0.5%、女2% |
生後4カ月の男児死亡…「妻と息子が出ていった」と夫が通報、駅にいた妻を発見 抱える男児、すでにどこかで溺れさせたか 「産後うつがつらい」と語る38歳、鑑定留置へ…水没させる前、出勤する夫を引き留めていた
https://news.yahoo.co.jp/articles/2a3616e3594d771d56e485b766e6099dca2ca1b5
同署によると、同日、夫が出勤する際、女が夫を引き留めるなど様子がおかしかったことから帰宅したところ、別れを告げるような置き手紙を見つけ、同日午後1時ごろ「妻と0歳の子どもが出ていってしまった」と110番した。
蕨署員が戸田駅構内で長男を抱えた女を発見した。長男は心肺停止の状態で搬送され、搬送先の病院で死亡が確認された。目立った外傷はなく、死因は溺死とみられる。女は同日から入院し、治療を終えて7日に退院した。
…いやね、ここで言いたいのよ。
この21世紀、量子コンピュータがうんぬん言ってる時代に、なんであの古代呪文みたいな数式だけはそのまんまなわけ!!??
√、∫、Σ、∀……こいつら要る?
数式ってさ、そもそもは自然現象を抽象化して記述するための道具だったはずだろ。
でも今って抽象化すべき現象は、非線形で、カオスで、ネットワーク的なもので、記号でさえ固定できないものばかり。
遅れてない?これ。
そ・こ・で、だ。
俺は考えた。
数式の次に来るやつを。
もっと直感的で、多層的で、読み手の身体感覚と結びつくような──
例えばさ、”振動式”ってどう?
シンプルな関係を”音の高さ”で、複雑さを”リズム”で表すようにする。
読むんじゃない。聴くんだ。
理論が難しいほど音が複雑になるけど…逆に「これは不安定でカオスなんだな」って耳でわかるわけだ。
あるいは、”触覚式”ってのもアリかも。
たとえば微分の概念は「指でなぞったときの滑らかさ」で、積分は「重み」として指にずっしり来る。
あとは”視覚式”。
数式の構造を色と形と動きで表す。
もう「数」なんかなくても、“感じ取れる”数式。
どうだ?素敵じゃないか!!
これからの物理学者は、ノートじゃなくてシンセサイザーを演奏して論文を書く。
プレゼンで数学的証明を披露するとき、ステージの上で照明が動き出す。
そして観客はうなずくのだ。
「ああ……今のトロンボーン、あれがエントロピーか…」ってね!
言っとくけど、これは妄想じゃない。
言語と記号が限界に来てる今、次に来るのは“体験としての理論”だ。
数式は終わらない。
でも、ひとりぼっちにはしない。
日本人の月見という習慣はそういう美意識がどっかで湧いたってわけじゃなくて「典故」と「信仰」の二つのルートがあるのですのだ。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2531074
典故ってのは何かにつけて漢籍(漢文の本)を引用したりなぞらえること。特に風物表現で多いのが漢詩。
例えば「四季」ってのは漢詩で季節を表現するのに擬えて和歌を詠んで散文にも応用されて行ったもんだし、日本文化独自性が高い俳句でも多い。
また例えば芭蕉は「象潟や雨に西施がねぶの花」って俳句を詠んでるけど、西施ってのは中国四大美女の一人で、悲劇の死を遂げた女性。んでさ、この人が溺死させられたって伝説があるので西湖と名付けられた湖があるんだけど、ここって今は内陸の湖なんだが昔は潟湖(ラグーン)だったのよ。で、芭蕉が訪れた時代の象潟もラグーンで、松島のような多島海でとても美しかった。でもそこで「きれい」って言っちゃうとあたまのわるいひとイラストみたいになっちゃうってんで、悲劇の美女西施→潟湖の西湖の風景という諧謔というか教養連想ゲームをやってるわけです。
やべぇ例示だけなのに長くなってしまったな。因みにこの象潟は芭蕉の後に地震があって、輪島の海岸みたいに隆起して芭蕉が感嘆した景色は無くなってしまった。今は田んぼの中に丘が点在する風景になってる。
こんな風に昔の日本は漢籍を引用するのが教養だったんで、そういう知識は最早常識だったんやな。
んで、月見の方も平安時代に貴族がやり始めたんだけど、やっぱり漢籍の記述で中国で古代からやってるという中秋節を真似たんや。旧暦8/15(太陽暦では9or10月)に月餅やら何やらを並べて宴をする。貴族の間でもっと多かったのが船を出して、水面にゆらゆらと写る月を眺めて宴をしてうたを詠んだりしてた。こういうのを観月という。
んで、これが段々と庶民にも伝播して行ったらしいんだけど、正直江戸時代までの間の庶民の動向って言うのはよー判らんのや。何故なら庶民文化が栄えたのって江戸時代で、それまでは庶民間の事柄を紙に記すって事が殆どなかったから。
で、もう一つのルートが月待講ってやつ。江戸時代には庶民が比較的裕福というか生活に余裕ができ、色んな民間信仰が現れた。そしてそれらが紙に残った。
例えば山講。山ってのは霊的なもので、それに登るって事が霊的体験とされていた。山は女人禁制で「○○山講」という幟をもって山伏みたいな格好で延々と歩いて行って登山を敢行する。信仰の場だったのだな。
富士山が世界遺産に登録されたのは、別に日本人に愛されてるからとかじゃなくて、こういう信仰があって今の登山がそれと連続的って事ですのよ。
例えば庚申講。道教とか神道、民間医療なんかがごちゃ混ぜになった信仰で人間の体には三尸(さんし)の虫っていうのが住んでて60日ごとの庚申の日に寝てる間に閻魔大王に悪事をチクるから徹夜で宴会してチクるのを止めさせようぜという、今となってはなんだそれな信仰だ。
都電に「新庚申塚」って電停がある様に、日本中あちこちに庚申塔が建てられてその近くの家で飲み食いされていた。今はこんな風に放置されてる。
https://maps.app.goo.gl/FM8d8fD19SAK3Ubc7
こういう「講」(信仰の寄合)の一つに月待講というのがあった。お月様信仰やな。
月には月齢があって、新月、三日月、満月、半月と形が代わるけど、その各々に別個の信仰があった。んで、この信仰は別にお月様だけに影響を受けてるんじゃなくて、土着の信仰が仏教と結びついていた。
仏教では色んな観音様や菩薩が居るけど、月齢ごとに別の本尊を崇めていた。この辺はカトリックの職業別聖人信仰に似ているね。
月齢ごとに信仰があると言っても、今みたいに電車と車で好きな場所に行ける訳じゃないから、この村は○○夜、あの街は○○夜と分かれていた。
で、その中で非常に多かったのが二十三夜、十九夜、十五夜だったってワケよ。
二十三夜は特に多くて、日本中に地名として残ってる。こんな風に
https://maps.app.goo.gl/KDXw6ZBhwiyA4bYZ7
また、「三夜」と省略されて地名になっている所も多い、三夜様とかね。
もう一つ特別なのが十九夜で、これは如意輪観音が本尊。右膝立てて右ひじ突いてる観音様だ。
これは「安産講」として特別で、女の人以外は参加禁止の集まりだった。
これも十九塔があちこちに残っているが、地名としては「子安」というのが残ってる場合が多い。
「子安寺」が子安の由来の場合も多いが、そもそも昔の寺には色んな神様も祀られていた神仏習合だったんで、当然十九夜待が行われて居た寺もあって、それで子安寺になったケースもあるのだな。
十五夜はいうまでもなく満月待やね。本尊は大日如来、阿弥陀、薬師、観音様、地蔵、虚空蔵と、オールキャストだ。
で、庚申講もそうなんだが、段々信仰がどうこうっていうのはいい加減になって行って、単なる寄り合い、宴会、食事会の言い訳になって行っちゃうわけよ。十九夜とかも「観音様、どうか子宝と安産を」と願うっていうよりただの女子会になってまう。「観音様が持ってる宝珠ってチンタマーニって言うんだって」「うちの亭主も二つ持ってるワイよギャハハ」とかなっちゃうってワケ。
それで段々都市化が進むと寄合なんてジジババくせえとか軽視されて廃れて行っちゃった。でも場所によっては昭和40年代まではやってたらしい。
月見でお団子お供えして食べるっていうのは完全にこっちの月待講が由来なんね。
一方、ススキ飾るのは、旧暦8/15(太陽暦9or10月)の中秋節由来やね。
だから二つがごっちゃに混ざってるってこと。
新月の次の日:既朔
十四夜:小望月、待宵
十六夜:既望
十七夜:立待
十八夜:居待
十九夜:寝待
廿夜:更待
これも漢籍典故による特別視から月待などの各月齢ごとの神聖視へと変化していくにあたって生まれた表現と考えられるのだ。
日本産ゲームのリプレイ動画とか見てると、このへんのことが海外では認識されていないので「これってなに?」みたいな英語コメントが付いているのを目にするのだ。まぁそれは当たり前だ。
大抵、西洋のルナティック=満月が人を狂わす、と日本の月を愛でる習慣、月のうさぎが合わさっているので割とハイコンテクスト。
でもそれに日本語で答えているコメントが月を愛でる習慣が信仰から来ているってことが判ってないので説明できていないっていうのを目にする。
近所の今まで気が付かなかった「○○夜」「子安」の地名を発見して訪れてみるっていうのも自文化の勉強なんですよ、草むらの中に○○夜塔が残っているのを発見するって事もあるんですのよ。
ついでに花見なんだが、これも昔からある風習だったけど、江戸幕府が奨励して盛んになったんすよ。
江戸幕府は水防工事を沢山やったんだけど、堤防って突き固めが緩いと崩れてきてしまう。でも昔は機械が無い。
そこで堤防に桜を植えて「花見やれ」と奨励したのだ。すると毎年人がどやどややってきて歩くから土が締まるって寸法だ。だから川べりには桜が多いのだね。特に古い堤防は桜の名所になっているってわけ。つまりは官製文化の面があるの。
生物としての本懐で、悲願とまでいうのは納得できる。
罪深く、とても口にすることはできないが、どこかそう思ってしまうだろう。
生涯、人を羨みながら生きるというのは覚悟のいることだと、私は思う。
もしも実現するなら、ようやく肩の荷が降りるというものだ。
それまでどんな人生を歩んだか私は知らない。
今生きている人たちは、「生き残った者たち」で本当に強い。
見渡せば死人だらけだ。普通を望んだ者たちは耐えられずみんな死んでいった。
なぜなら、究極的に自分を肯定するには、それはもう子供を産むか、死ぬしかないのである。
子供が産めないなら、死が救いとなるだろう。溺死することが、自分を抱きしめることになり、自分を抱きしめて溺死することが幸せたり得る。
断っておくが、究極的には。だ。
生きるには「普通ではないことを認めることから始める」しかない。切り刻まれながら生きて何になる。と考えた時に人は楽になりたくなってくるのだ。
日々誤魔化しながら生きてきている人らをごまんと知っている。
今回の子宮移植からの出産が実現しうるニュースは、誤魔化してきた人たちに突き刺さる。
どうか、気をつけてほしい。妊娠することが悲願なら、もう追い詰められている。とても揺らいでいる。
そこに救いを求めているなら、半身不随に陥っていることに気づいて欲しい。
もう生きることに囚われてないかもしれない。
2024年3月、ガザ地区では食糧難が深刻化し、アメリカ軍による人道支援物資の空中投下が行われた。
空中投下に際しては、海域に落下した物資を回収しようとした住民が溺死、投下された物資のパラシュートが開かず民家に直撃し5人が死亡、10人が負傷する事故も発生した。
また投下された物資が仮設テントに直撃、付近に落着したことにより、3歳の男の子が死亡、2名が負傷する事故も発生した。
同年5月、ハマースは死者の発生状況から、空中投下の中止を訴えた。
「私たちがここに座って朝食を食べていた時に、飛行機が支援物資を投下した。それを見て、私たちのテントにあまりに近かったので恐怖を感じた」。
ガザ南部ハンユニスでサミ・アイヤドさんはCNNにそう語った。
アイヤドさんと孫のサミ君は近くの仮設テントに逃げ込もうとしたが、落ちてきた支援物資のコンテナがサミ君を直撃した。即死だった。
「彼らはパラシュートで支援物資を投下して、その物資が私たちの孫を殺した。何のために? 支援などいらない。息子は逝ってしまった」。
サミ君のおじのモハメドさんは、支援物資の荷物を開封すると、中身を取り出してCNN記者に突き付けた。
「こんな物のために私たちの子どもが死んだ。マメだと! これが私たちの尊厳か? パック入りの紅茶が? パック入りの砂糖が?」