
はてなキーワード:清新とは
https://anond.hatelabo.jp/20260209191143 の続き
すまん。もうふたつだけ言いたいことを書いておく。
人間にはバグがある。バグという言い方が気に入らなければ「仕様」でもいい。
人間は、そういうふうにできている。脳のリソースが有限だからそうなる。大事なのは「有権者がわかってくれなかった」ことを嘆くことじゃなくて、「そういう仕様がある前提で戦略を立てているか」だ。
そしてもう一つ、20年前とは戦場がまるで違うということを理解してほしい。
新聞。2000年には1世帯あたり1.13部だった。みんな取っていた。2024年は0.45部。2世帯に1世帯も取っていない。
テレビのニュース視聴も全年代で減っている。代わりにスマホでのSNS・動画の利用時間が1日平均で3時間超。10代・20代のインターネット利用時間は1日7時間を超える。今回の出口調査でSNSや動画を参考にしたと答えた有権者が43%。
SNSは「まともな意見」ではなく「強い意見」が伸びるプラットフォーム。穏当な政策解説より、怒り・嘲笑・断定のほうがエンゲージメントが高い。訂正は拡散されない。支持者による都合のいい切り取りが一人歩きする。嘲笑が10秒の動画で何万回も再生される一方、各党の政策パンフレットをちゃんと読む奴はほとんどいない。開いても斜め読み。
自民党はここを理解していた。全員がわかっていたのか、選挙参謀がすごいのかは知らない。ただ結果として、高市総理の動画が10日で1億回再生された。統一教会の話も裏金の話も、SNSの中では流された。Webメディアやオールドメディアが選挙中に何を書こうが、有権者の43%が見ているのはSNSの短尺動画だ。自民がズルをしたわけじゃない。戦場を正しく認識して、そこに資源を集中した。
翻って中道。公明・創価学会との合流、自民を否定する政党という認識のされ方、その状況を理解した上で選挙に臨んだのか。「政策は正しい、届かなかっただけだ」と言うなら、届ける努力は十分だったのか。1億回対100万回の接触量の差を、どう埋めるつもりだったのか。
民民の玉木はその点、見え方に自覚的だと思う。与党に対しては「否定している」と認識されないよう言葉を選んでいる。「手取りを増やす」というワンフレーズで戦い、見た目にも気を使っているように見える。政策の中身とは別に、「スタートラインに立つ」ための努力を明確にやっている。
野田共同代表は辞任を表明しながら「新しい人のもとで新しい体制づくりを早くしていきたい」と言い、斉藤共同代表は後任について「新たな代表には新しい時代感を感じられる清新な人を選出したい」と言った。
お前らが決めるんじゃない。167議席を49議席にした当事者が、辞める間際に後任の条件を指定する。そういうところからもうズレてるんだ。本当に党の将来を気にするんなら、見た人に潔いなと思わせるような姿勢とかを見せて、露出が多い今のうちに好感度を少しでも稼いでくれ。
繰り返すが、何もズルしてくれと言っているんじゃない。SNSを操作しろとも、嘘をつけとも言っていない。人間の処理能力には限度がある。情報環境は20年前と激変した。4割はSNSの短尺動画で投票先を決める。その現実を直視して、人に支持してもらうには何をすればいいかを本気で考えてくれという話だ。
正しいことを言っていれば勝てた時代は、今も昔もない。耳障りのいい言葉を、届く形で、届く場所で、届く量で発信して、ようやくスタートラインだ。
いろいろあるが・・・前衛的なものを出してもしょうがないだろうから、それを省いていくつか。
作曲年:1947
ttps://www.youtube.com/watch?v=4l0Rxc3MFHA
日本では全くといっていいいほど知られていない作曲家。海外でも再演には恵まれていない。この曲は多くの有名作曲家を輩出したナディア・ブーランジェに献呈された曲。
作曲:Lili Boulanger
作曲年:1912
ttps://www.youtube.com/watch?v=fT8fJMyOJRw
上の曲で献呈されたナディア・ブーランジェの妹による作品。24歳にして夭逝。
題名:Sonatine
作曲年:1915
ttps://www.youtube.com/watch?v=raIdacyJtf4
バルトークは民族音楽研究者であったり、かつて存在した国際連盟の精神的協力委員の側面を持つ学者肌な作曲家。クラシック音楽を聴かない人でも、日本では劇的!ビフォーアフターの使用曲で有名だろう。
題名:Phrygian gates
作曲年:1978
ttps://www.youtube.com/watch?v=-7r8XV1bylY
久石譲が好きだと言うので、おそらくは抑えていると思いますが。題名通り、フリギア旋法に基づいている作品。ミニマリズムの反復的な影響を残しつつも形式を重んじ音楽の変化が明確に感じられる作品。
作曲:Erkki-Sven Tüür
作曲年:1985
ttps://www.youtube.com/watch?v=TpUGPptpq1o
北欧の作曲家は比較的調性を感じさせる穏健な作風であるため、氏の作品は日本でも演奏に取り上げられることが現代音楽にしては多く、受容が進んでいる。ウケが良いのは間違いなく3楽章。
作曲年:1998
ttps://www.youtube.com/watch?v=-xwjS8mi8Qo
私が書くより本人の弁を直接読んだほうがいいだろう。
ttps://www.daifujikura.com/un/lw_frozenheat.html
発売年:2017
ttps://www.youtube.com/watch?v=xGi23M_5lXg
ゼルダの伝説は時のオカリナ以降作品ごとにフィーチャーされる楽器が代わるが、今作はピアノがメイン。ゲームの多くでピアノの音が聞かれる
この音楽はインタラクティブミュージックであり、いくつかの音型、強弱などの要素を組み合わせて演奏される。ソース元の動画はあくまで一部分であり、ゲームに耳を傾ければもっと多くの音楽が聞こえてくる。楽譜に起こすならば20世紀の前衛音楽を参照する必要があり、正直に言うとこれを現代音楽のカテゴリに入れてしまいたい気持ちを抑えてゲーム音楽の枠に押し込んでいる。
発売年:2017
ttps://www.youtube.com/watch?v=bRB1WlOE6Eg
こちらはインタラクティブミュージックではない。私も書き起こして弾いてみたがこれは未経験者でも少しの練習で弾ける程度に易しい。ピアノをフィーチャーした作品とは言え、純然たるピアノ曲は数えるほどしかない。これはその中の一曲。
題名:"β"4
作曲:浜渦 正志
発売年:1999
ttps://www.youtube.com/watch?v=96FG6hvr-DE
この曲はサガ・フロンティア2で使用された曲を作曲者本人がまとめあげた作品集の一曲。清新な和声感と統一されたモティーフから、ゲーム音楽の枠に留めておくには惜しい格調高い作品として仕上がっている。これに限らず、全曲オススメ。