Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「民主化」を含む日記RSS

はてなキーワード:民主化とは

次の25件>

2025-10-28

anond:20251028054023

AI使えば自分能力以上のものが書けるんだい!」というド低能信仰告白

「知性の民主化」だっけか?w

マジで言ってるから怖いよな。いくらそれっぽいこと代筆してもらってもお前が内容の評価判断できないものをお前が書いたつもりになっても意味ねえんだよw

(ということがバカには永久にわからない)

で、こいつも判で押したように「肉筆」に反応

低能言動は虫みたいにワンパターン

Permalink |記事への反応(1) | 06:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-20

創価学会はなぜそんなにカルト扱いされてるのと思ったら、フランスから名指しでカルト扱い受けてるのね。

創価学会現在平和文化教育」を掲げる団体として知られているのは事実ですが、その主張が一貫していたわけではなく、歴史的に段階的な変化をたどっています

初期の過激な側面(1930年代1940年代

創価学会1930年教育者・津田三男(後に創価教育学会と改称)によって設立され、当初は教育改革を目的とした団体でした。

しかし、1937年日蓮正宗信徒団体として位置づけられ、宗教活動が中心となりました。この時期、津田軍国主義的な日本政府批判的な立場を取り、特に1943年に「治安維持法違反」や「天皇への不敬」の罪で逮捕されました。

彼の主張は、当時の国家神道や他の仏教宗派に対する強い対抗意識を含んでおり、折伏(他宗を批判し自宗へ改宗を迫る方法)を通じて過激布教活動を行っていました。

津田と2代目会長戸田城聖は、戦時中弾圧特に1943年逮捕)で組織が一時解散状態に陥りましたが、戦後1945年戸田が釈放され、活動を再開しました。

この時期も、戸田は他宗派への批判や強引な勧誘を続けたとされ、特に戦後復興期の混乱の中で急速に信者数を増やしました。例えば、1950年代には「折伏大行進」と呼ばれる大規模な布教キャンペーンが展開され、時に暴力的対立も報告されています

平和主義への転換(1950年代後半~1960年代

3代目会長池田大作1951年戸田秘書として入会し、1960年会長就任して以降、創価学会方向性が大きく変わりました。

戸田1957年に「原水爆禁止宣言」を発表し、核兵器廃絶を訴えたことが転換点とされています池田はこれを引き継ぎ、1964年公明党を結成する際、平和主義を党是として掲げました。

この転換は、戦後日本民主化冷戦下での平和運動の高まり適応した結果と考えられます。また、池田国際的対話文化交流を重視し、1970年代以降は核軍縮国連との連携を主張するようになりました。

ただし、この平和主義は一部で「戦略的イメージ戦略」と見なされ、初期の過激イメージ払拭するためのものだったとの批判もあります

現代平和主義

現在創価学会平和を中核に据えた活動を展開し、2023年池田大作名誉会長死去(11月15日)後もその遺産が強調されています

2025年時点でも、公明党は連立与党として平和憲法の維持や福祉政策を推進しており、創価学会の会員数は約800万人(2020年推定)を維持していますしかし、初期の過激布教方法が完全に払拭されたわけではなく、一部の地域では依然として強引な勧誘問題視されるケースも報告されています

池田大作の登場と役割

池田大作1928年1月2日2023年11月15日)について、その出自創価学会での役割を詳しく見ていきます

池田東京大田区で生まれ、貧しい家庭に育ちました。第二次世界大戦中の空襲で家を失い、戦後は黒澤映画撮影所で働きながら生活を支えていました。

1947年、19歳の時に友人に誘われ、創価学会法話会に参加。そこで2代目会長戸田城聖出会い、熱心な信者となりました。戸田池田を「宿命弟子」と呼び、1951年秘書として側近に抜擢しました。

池田教育を受けたわけではなく、独学で知識を蓄え、戸田指導の下で組織運営布教活動に才能を発揮しました。彼の出自不明確とされるのは、公式な経歴が限定的で、戦後の混乱期に組織に身を投じた背景が強調されるためです。

会長就任と影響力の拡大

1960年、32歳で3代目会長就任戸田の死去を受けて組織を再編し、会員数を飛躍的に増やしました(1950年代の約5万人から1970年代には数百万人に成長)。彼は国際的視野を持ち、1974年に初の海外訪問アメリカ)を皮切りに、192カ国で活動を展開しました。

池田は著書や講演を通じて「師弟関係」を強調し、自分日蓮の再来と位置づける発言もあったため、カルト的との批判を招きました。特に1990年代フランス議会1995年に発表した「カルトリスト」に創価学会が含まれたことが国際的議論を呼びました。

池田1990年会長職を退き名誉会長就任しましたが、2000年代以降は健康上の理由で公の場にほとんど姿を現さず、2023年11月に95歳で亡くなりました。

死後、息子の池田博正が教育法人創価学園」の理事長として活動を続けていますが、宗教団体指導は現会長原田稔2023年就任)が担っています

彼の影響は、教育機関(創価大学、SUAなど)や文化団体民音協会)の設立に現れており、2025年現在もその思想創価学会の基盤となっています

創価学会平和主義は、初期の過激布教から戦略的な転換を経て確立されたもので、池田大作指導がその転機となりました。彼の出自が謎めいている印象は、公式記録が限定的で、伝説的な人物像が強調されてきたためかもしれません。政治的には、公明党を通じて日本与党政治に深く関与しつつも、宗教団体としての過激な側面が完全には消えず、賛否両論を呼んでいます

Permalink |記事への反応(2) | 13:28

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

AIのお陰で粗雑な動画が減って助かる

https://nou-yunyun.hatenablog.com/entry/2025/10/20/030000

こんな感じで、AI動画による汚染不安視する人が多いけど

そもそもSNSだとかTikTokだとかに流れてくる動画なんてAI以前から粗雑な物ばかりだったでしょ

斎藤知事ヤラセ動画もそうだしフェイ動画なんてAI以前からいくらでも作れたんだよ

それがSora 2のおかげで動画生成が民主化されて、こんな感じで粗悪な動画ガンガンアップロードされたので

結果的には粗悪な動画がまとめて無価値になって喜ばしいばかり

本当に鹿を蹴ったりムスリムが暴れてるんだとしたら、ちゃんとした記者取材して責任持って報道すべきであって

SNSに上がってる動画でギャーギャー騒ぐべきじゃ無いんだよ

アラブの春みたいにSNSの過渡期は悪意も少なくて良い側面が多かったかもしれんけど

こんだけ流行ってしまうともはや悪い側面しか出てきてないかAIで潰されて良かったよ

Permalink |記事への反応(1) | 10:30

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-10

anond:20251010015458

AI能力民主化されたのに恋愛民主化されないのヘンだよな

Permalink |記事への反応(0) | 02:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-02

生成AI問題は「精緻フェイ画像を大量に生産できる」という点を主題にすべきだと思っているのだけど、否定派は否定派で「著作権が―」 「創造性が―」という事を主題にしているし、擁護派も擁護派で「過去技術革新も―」 「創作民主化が―」とかを主題にしていて双方トンチンカンすぎる

悪用すればあらゆる犯罪国家転覆に利用できるので、規制をするにしても絶対攻めやすい部分のはずなのだけど

Permalink |記事への反応(0) | 18:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-12

ネパール王族残念すぎる

王族9人銃乱射で死亡

犯人王族も死亡で10人。

即位したやつが疑われてて

マイナススタート

やりたいようにやるもの

疑われてるのでうまくいか

民主化

で、民主化した結果があれでしょ

何したって終わってるわ。

Permalink |記事への反応(0) | 07:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-08

[徒然なる軍人日記]

以前、「軍官僚になりたいのに軍がないからなれない」という投稿をした。

そこで、架空の国の架空の軍に所属する軍官僚になりきって日記投稿していきたいと思います

内容は国際情勢や職場愚痴、何気ない日常の話などです。

はてな匿名ダイアリー上だけでも軍官僚になったつもりで楽しみたいと思います

私の経歴は地方出身地方県立高校防衛大学校中退地方駅弁工学部工学研究科ゼネコン地方自治体技術職です。

父親地方信金マン母親専業主婦兄弟姉妹はいません。

スポーツ歴はありません。

独身現在婚活中です。

しかし、ここでは架空の国に生きる架空人物と経歴でいきたいと思います

私は増田国籍軍人です。

経歴は地方出身地方県立中学校士官候補生学校陸軍士官学校陸軍少尉任官→部隊軍令部大学校軍政陸軍局→軍令部

父親陸軍人で陸軍曹長階級で退役し、定年まで地元県警の警察官として勤めました。母親専業主婦です。

既に他家に嫁いだ姉と妹がいます

幼少期と小学校低学年はサッカー小学校高学年から県立中学卒業までは野球士官候補生学校士官学校ではラクロスをしていました。

中学時代は幼馴染と交際し、士官候補生時代には何人かの女性と遊んでいましたが、正式交際して結婚したのは軍人華族出身の妻のみ(士官結婚には各軍局長許可必要であるため)です。

私が住む増田国は東アジア位置しています

増田国は19世紀半ばまでは実権の少ない君主によって叙された諸侯たちが各所領を支配する領邦国家でした。

国際情勢の変化によって一部の有力諸侯たちによって君主を中心とする中央集権的な統一国家が形作られ、君主によって制定された増田憲法も制定されました。

増田国は第一次世界大戦勝利し、第二次世界大戦では劣勢に立たされるも、世界で初めて核分裂爆弾の開発と実戦投入に成功したことから無条件降伏を免れ、領土の縮小や賠償金の支払いにより終戦を迎えました。

ちなみに、この核分裂爆弾と実戦投入について、現在増田国内では「無条件降伏を免れ講和に導いた功績」とみなす人もいれば増田国が行った都市空爆とともに「罪のない人々の命を奪った負の歴史」とみなす人もいます

現代では後者評価をする人が多くなっていますが、年配の世代右派保守派は前者の評価を下しており、未だに国を二分するセンシティブ問題です。

第二次世界大戦後は世界を三分割する三国冷戦時代突入しました。

増田国は講和の際に手放した領土から撤退せず、本国属国植民地にて国家資本主義修正資本主義権威主義体制太平洋陣営)を敷いて、自由主義民主主義体制を敷く大西洋陣営共産主義陣営対立しました。

陣営軍拡競争ピークに達し、それぞれの陣営原子核核融合爆弾を開発して保有し、お互いに牽制し合う状態となりました。

やがて太平洋陣営大西洋陣営は各陣営経済界圧力により妥協。以降は大西洋陣営太平洋陣営を合わせた西側陣営共産主義東側陣営の二陣営による冷戦となります

増田国もこの時期に選挙法が改正され財産性別による制限のない普通選挙が導入されました。

また、軍政担当する省庁の大臣と高官は現役の武官でなければなりませんが、選挙法の改正とともにこの制度も改められました。

議会が選出した総理大臣軍政省の大臣陸軍局、海軍局、空軍局の局長指名します。君主総理大臣指名した軍人を全軍最高指揮官立場から自身政府閣僚に任命します。

この任命を軍は拒否できません。

これにより、議員内閣制が復活し軍部独裁体制も終了しました。

東側陣営経済政策の失敗と民主化革命により崩壊

これによって冷戦終結します。

私が生きる増田国の歴史はこのようになっています

増田軍は陸軍海軍空軍構成されています

そして三軍を一体に運用する統合軍組織しています

増田島国であり、本土担当する国防軍太平洋に展開する南方軍大陸領土駐留他国から実効支配批判されていますが、第一次世界大戦講和条約内にて正式領有と軍の駐留承認されています)して旧東側陣営防波堤となっている北方軍があります

これに第二次世界大戦海戦きっかけとなった鉄道爆破事件のような特殊作戦遂行するための特殊作戦軍、核兵器運用するための戦略軍を加えた5軍があります

国防軍司令官本土航空隊司令官たる空軍大将南方軍司令官太平洋艦隊司令官戦時連合艦隊司令官も兼ねる)たる海軍大将北方軍は北方陸軍司令官はてな統監も兼ねる)たる陸軍大将兼任する慣例です。

特殊作戦軍司令官情報・諜報畑出身大将就任することが多いです。

戦略軍のみ特殊最高司令官直属となっていますが、これは扱う兵器特殊から政府も関与させるためです。

増田国の統監設置国であるはてな国と某国領土問題が生じた際、北方軍は某国国境警備隊交戦しましたが、この作戦政府及び軍政省の預かり知らぬ形で開始されました。

具体的には軍令部で指揮された作戦北方軍が統監命令として実行し、君主の事後承認を得るという形で行われました。

この時、軍令部君主直属ではなく軍政省下に置き、政府コントロール下に置くべきではないかという声も上がりましたが、結局ほとんどの政党軍人の票を失うことを恐れうやむやとなりました。

我が増田国の事情はこんな感じです。

これから、私の徒然なる軍人日記投稿していきます

よろしくお願いします。

Permalink |記事への反応(0) | 21:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-29

独裁政権を支持する民衆👈️政権崩壊すれば民主化できる

ポピュリスト政権を支持する民衆👈️救いようがない。カルト信者とか詐欺被害者みたいなもんで、加害者が消えても次の加害者にカモにされるダケ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:57

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-18

AI

自分ガッツリ書いた文章を条件付きでリライトさせると結構発見があったりする。もちろんそうじゃねえだろバカということもよくある。成果物を作らせるんじゃなくてアシスタントとしては優秀。

漠然と丸投げ依頼してのんべんだらりとしたそれっぽい文章出力させて「自分もそれっぽい文章かけるようになったきがする!」「ちせいの民主化だ!」とか言って喜んでる子はあたまがかわいそう。

Permalink |記事への反応(1) | 01:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-17

Web進化論とか言ってロングテールを持て囃していた奴が昔いたけど、個人ウェブサイトが軒並み閉鎖されたりとかしているし、ウェブ民主化する仕組みではなく富を集中を加速させる仕組みだった。

Permalink |記事への反応(0) | 10:34

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-16

anond:20250816065544

それはそう

中国民主化したら真・大東亜共栄圏作れそうな気がする

Permalink |記事への反応(0) | 06:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

アイドル人生民主化ファン多数決による意思決定システム提案

近年、アイドル業界において、個人意思決定ファンの期待の間で生じる軋轢が深刻化している。引退結婚活動方針の変更など、アイドル人生における重要決断が、しばしばファンの反発を招き、双方にとって不幸な結果をもたらしている。

この問題根本的に解決するため、私は「アイドル人生民主化」を提案したい。具体的には、アイドル引退結婚結婚相手選択など、人生重要決断ファンによる多数決で決定するシステムの導入である

現状の問題

現在アイドル業界では、以下のような問題が頻発している:

1. 突然の引退発表によるファンの混乱

-アイドル個人的な理由で突然引退を発表

-ファンが十分な心理的準備ができないまま別れを迎える

- 後悔や怒りが生まれアイドルへの不信感が募る

2.結婚発表時のファン離れ

-アイドル独身であることを前提としたファン心理

-結婚相手への嫉妬や不満

-アイドル自身結婚を隠すか、引退するかの苦しい選択を迫られる

3.意思決定の透明性不足

-ファンアイドルの将来について何も知らない

- 突然の変更に戸惑い、愛着が薄れる

-アイドル側もファンの反応を恐れて正直に話せない

提案するシステムの詳細

1.引退民主的決定
2.結婚民主的決定
3.結婚相手選択

期待される効果

アイドル側のメリット
1.心理的負担の軽減

-個人的な決断に対する責任から解放される

-ファンの反応を恐れる必要がない

- より自然な形で人生の節目を迎えられる

2. 長期的なキャリア形成

-ファン理解を得た上での決断のため、後悔が少ない

-引退後もファンとの関係を維持できる可能

-結婚後も活動継続選択肢が広がる

3. 透明性の向上

-ファンとの信頼関係が深まる

- 嘘をつく必要がない

- より本音で語れる環境

ファン側のメリット
1.心理的準備の時間

- 事前に情報を得られるため、ショックが軽減される

-アイドルの将来について考える時間ができる

- 別れの準備ができる

2. 参加意識の向上

-アイドル人生に直接関与できる

- より深い愛着責任感が生まれ

-ファンコミュニティの結束が強まる

3.満足度の向上

-自分意見が反映される満足感

-アイドル幸せに貢献できたという充実感

- より長期的な関係構築が可能

実装における課題対策

1.プライバシー保護
2.投票公平性
3.アイドル人権

業界への影響

このシステムが導入されれば、アイドル業界全体に以下のような変化が期待される:

1.ファンアイドル関係性の変化

- より対等で成熟した関係

-相互理解の深化

- 長期的なファン育成

2.アイドルキャリア設計

- より計画的で持続可能キャリア

-引退後のセカンドキャリアの準備

-結婚仕事の両立

3.業界成熟

- より健全で持続可能ビジネスモデル

-ファン満足度向上

-社会的理解の促進

結論

アイドル人生民主化は、一見すると過激提案に思えるかもしれない。しかし、現在アイドル業界が抱える問題根本的に解決し、アイドルファンの双方をより幸せにする可能性を秘めている。

このシステムの導入により、アイドルはより自然幸せ人生を送ることができ、ファンはより深い愛着と満足感を得ることができる。結果として、業界全体がより成熟し、持続可能な発展を遂げることができるだろう。

もちろん、このシステムには課題も多い。しかし、アイドルファン関係をより良いものにするという目的のため、業界関係者には真剣検討していただきたい。

アイドル業界未来は、ファンアイドル相互理解と協力にかかっている。民主化という新しいアプローチが、その未来を切り開く鍵となることを願っている。

Permalink |記事への反応(0) | 06:47

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-14

森川ジョージ先生ツイート

AI著作権自身立場について

画像生成AIをめぐる議論が白熱する中、自身プロ漫画家として40年以上、現行の著作権法の恩恵を受けてきた。

「無断学習問題について、安易規制既存クリエイターを困らせるとし、まずは「人間学習」と「機械学習」を切り離して考えるべきだと主張。

AIは道具であり、その性質と成り立ち、使用する人間所業こそが問題だと考えている。

AIは新しい道具の一つであり、拒否反応は過去の新しい技術スクリーントーンデジタルツールなど)導入時にも見られた歴史の繰り返しだと捉えている。

「無断学習」に対する憤りは、学習元に尊敬感謝がない点にあるとし、自身倫理観感情論であることを認めている。

議論への関わり

自身が「画材AIでもいい」とSNS投稿したこと炎上したことが、この問題に関わるきっかけとなった。

その後、被害者弁護士開発者など、多岐にわたる関係者を集めた勉強会主催

法律を作る側(政治家)の考えを知るため、議員会館に足を運び、現状を訴えた。

当時は自分自身勉強不足であり、様々な意見を聞いて判断する段階だったと述べている。

提案と今後の展望

AIとの共存のためには、「データセットの情報開示義務」「簡単オプトアウトシステム」「AI生成のラベリング」が必要ではないか提案

今後、AIを使った漫画が多数現れるだろうが、それは新しい技術を持った作家だと捉え、プロ同士の切磋琢磨を楽しみたいとしている。

自身の考えは、あくま漫画家としての個人的な心境であり、他業界に押しつけるものではないと断っている。

全体を通じて

技術進化とそれに伴う摩擦を冷静に見つめ、感情論だけでなく、法制度や倫理歴史的背景を交えて多角的考察している。

安易規制感情的対立ではなく、対話を通じて解決策を探っていく姿勢を示している。

原文

https://x.com/WANPOWANWAN/status/1954901931203428818

2024年3月漫画家のHさんに話しかけられました。

画像生成AI使用被害に遭っている、なんとかかならんか?」との内容でした。

ココが自分にとっての事の始まりだったかと思います

この時点で自分はうっすらとしかこの話題認識していませんでした。

前年に漫画家協会内でも議題となりましたが「詳しい人に任せよう」というノリでした。

4月漫画家志望の若い方へ呼びかけるポストをしていたときでした。

「たくさん漫画描いて投稿してね」という内容でその中に

画材はなんでもいいよ、AIでも」と書きました。

画材AI」という単語が並んだから一瞬で炎上しました。

どうやら地雷を踏み抜いたようです。

自分はすぐに炎上に慣れていて、

「今度はなんだー?」くらいの鈍感さでしたが

立場がある人間がそういう発言を無神経にするな」という意見があまりにも多く

Hさんに話を聞いていたのもあり、「どうやら深刻そうだ」と調べてみることにしました。

まず自分炎上に加担していた人達を呼んで事情を聞くことから始めました。

意見が偏らないように自分のツテで

[被害者とその周辺の方、弁護士政治関係者アニメ業界の方、声優さん

漫画家イラストレーターAI開発者の方々、等]

多岐に渡る業種の方に集まっていただき勉強会しました。

当然業種により賛否があり、答えが出るハズもなく、主に話し合ったのは

「今何ができるのか?どこを目指せばいいのか?」でした。

自分ロビーイングというものに多少慣れていて

「よしっ立法人生を合いに行こう!」と提案しました。

法律を作る側は今何を考えこ問題がどんな状態なのか知りたくて、

まずは議員会館へ何日か渡り数名で出向きました。

帯同した者達は被害の深刻さと今後どうしてほしいかを訴えていましたが自分はほぼ黙っていました。

この時Hさんと作ったチラシを持参していました。

自分でも首を傾げる内容は部分的にありましたが

「とにかく言いたいことを盛り込みなさい、後から引き算すればいい」と作ったものです。

それと並行して現状を訴えて政治家さんがどんな反応をするのか、

どこまで把握されているのかを見ていました。

自分はまだ勉強不足で、出会った人たち全ての意見を聞いて反応を見て

判断しなければいけない段階だったからです。

勉強不足と書きましたが自分なりに本を何冊か買って読んでみたのです。

学術書研究書みたいなものも読みました。

文字が多く、読む作業より単語ググる作業時間が費やされ、

読了する頃には最初のを忘れていました。

遁辞の意味自己理解すれど 1/100 も理解できません。

すがやみつき先生にいただいた本が一番わかりやすかったんです。

(ありがとうございます)

「なんで? どうして?」というスタンスから炎上しながらも、沢山の情報が入ってきました。

6月くらいにはずいぶん自分の中で整理できていたように思います

・どんな性質を持っていても機械は道具

・扱いによって道具は凶器になる

その性質が劣る方面では著作権侵害の塊とみなされますが、自分はそれを断定できません。

プロ漫画家として40年以上現行の著作権法の恩恵を受けてきました。

法に則り違反咎めてきたこともあります

創作した瞬間から自然発生する日本著作権法は素晴らしい。

それを守りそれに助けられてきた立場から越境する発言はできません。

現行の著作権法の範囲対応することを自分は考えます

そこは徹底的にドライです。

技術対応する法はまだありませんから

足りないと思われる方は範囲を拡大する努力必要となります

自動的に新法、新条項罰則されます

手続と窓口を間違えそれがらが必要判断される程の声を届けることが重要なのかと思います

何故それをしないのか甚だ疑問です。

未だバフコメ以上のものは見えず、疎情報自体も知られていません。

政治家さん達の動きが鈍く感じられるのも当然です。

他責にするな、他力にするな』

コレを自分ドライ言い回しポストするので反感を買う一因となっているのかもしれません。

規制を求めるとして、考えねばならないのは

「本当に必要なのか?」だと思います

自分の得が誰かの損になる可能性は大いにあります

良かれと用意し立法したもの現場活動邪魔になる例はあります

一度立法された法、条例撤廃するのは並大抵のものではありません。

慎重に議論を重ねる必要があります

恐らく一番危惧されているであろう『無断学習問題

コレに安易規制をかけようと既存クリエイターも困ることになります

人間学習」と「機械学習」を感情論抜きに切り離すロジック確立しなければならないとは思います

自分は先輩達の漫画を数々無断学習してきた身です。

その量を棚上げして、現行の著作権法に抵触していないもの人間であれ機械であれ咎めることはできません。

(わししか法や条項機械学習ダメとされたらその時は堂々と咎めます)

そうこう考えている間に並行して色々なことが起きました。

自分以外の炎上を見て胸が痛みました。

特に声優さんが決起した『NOMORE 無断生成AI』は大拍手で、

タイトルに「無断」と入っているところにグッときました。

無断でなければ共存共栄していきましょうという意味と受け取りました。

声の著作権現在ありません。

その業界の方々が最大譲歩した呼びかけをしたのです。

感動しました。

一人ユースプメントになると思いました。

業界も続く可能性も考えられました。

ところがこうしたすぐ手の甲が上り

規制を求める味方のはずの人達から責められトーンダウンすることになります

「いつでも譲歩してはいけなかったのですか」ね。

知り合いの声優さんが心無い言葉を浴びせられているのを見て、

できればその炎上代わってあげたいと思ったものです。

(しかしこの活動たまたましく継続されていると思います)

日本漫画家協会は何もしない」という意見散見されます

著作権者が自らの著作物AI学習にさせたい場合には、その意向尊重される仕組みが必要である

と考える(要約)』というクリエイターに寄り添った内容のパブリックコメントを提出しています

2024年2月の「文化庁パブコメ結果(団体)」のP175に記載されています

「外部に声明を出すべき」との意見もよく見ますが、省庁内で各著作権団体の集まる会議に参加し

て内部で発言しているので、外部から発信する必要がないのです。

自分はよく道具の進化について話をします。

スクリーントーンが登場した1960年代に「楽してる」とスミ指定時代の誰かが言ったそうです。

初期は糊面に印刷がされていて、表からホワイトグラデーションをつける作業必要でした。

そののち表面印刷になり、削りが可能になった時、やはり「楽してる」と思った人はいたようです。

(ここまでが伝聞です)

当時トーンは高価だったためか手描きのカフアウゼが正義とされる風潮もありました。

ミリペンコマ割をするようになった時は「カラスロを使え」と言われ、

コピック登場の際には「今の若い連中は筆も使えない」と言われ、

そしてデジタルツールが劇的に業界を変えていきますが、

それも当初「ペンや紙の使い方知らない」と言っていた人もいます

新しい道具の出現は少なから拒否反応を伴います

それは歴史的に綿々と繰り返されてきたことです。

一方でで多くのこれまでの漫画家は道具の進化を歓迎し今に至りました。

生成AI現在最も新しい道具の一つですから拒否反応もあるのでしょう。

しか機械であり道具であることは間違いありません。

問題視するとしたら、その性質と成り立ち、使用する人間所業かと思います

嫌悪となりますが「人間の無断学習」は多くの場合そこに尊敬感謝が含まれます

学習元にリスペクトの無い「機械の無断学習」に憤りを感じるのは当然です。

ここから自分倫理感と感情論になります

才能の民主化等と軽々しく言わないでいただきたい。

常識しかないと申しつけますが、先人の積み重ねを瞬時に手に入れられると仮定して、

その学習元を見下す発言冷笑嘲笑悪用する手法諸々、あっていいことではありません。

この問題がここまで拗れた原因の一つがコレなのだと思います

ここまで読んでいただいた方はすでにわかおりだと思いますが、

自分は生成AIを語る上でまるで知識が足りません。

足りないなりに導き出した「あったらいいな」が以下です。

データセットの情報開示義務

簡単オプトアウトシステム

AI生成のラベリング

ここが整えば、少しは混乱が減るかなと思います

(今年1月に出席したMANGA議員の場でも生成AI話題は出ており、

気にかけている議員さんは少なくないです。広く深い議論を期待します)

提案していてズッコケなのですが、自分積極的に動く覚悟はないのです。

答えが出せないことが多いのです。

何故なら自分自作ファンの方の二次創作

「楽しんでね」と黙認しており、それは使用道具がなんであれ同じと考えるからです。

当然【人間でも機械使用でも一線を越えたものには強い処分】を考えます

しかし多少の緩さがないと後に続く文化裾野が広がらないと思うのです。

このへんとても難しいですね。

すでに存在はしていますが、この先、生成AI使用した漫画も多く見かけることになるでしょう。

自分の横に並ぶかもしれません。

或いはもう並んでいるかもしれません。

それは新しい技術を携えた作家新人だと捉えます

同じ土俵に立つプロ同士の切磋琢磨を楽しみます

その最中できっと多くの学びがあるはずです。

若い作家にもこれまでずいぶん勉強させてもらいました。

その繰り返しと積み重ねです。

負けたら勝つ方法を考えればいいし、必要とされない時代がきたら去るだけです。

ずっとそういう業界に身を置いてきました。

これからも僕がやるべきことは変わりないのです。

ツラツラと書き続けましたが、漫画業界と、アニメイラスト等の隣接する業界似て非なるものです。

自分の考えが通用されるものではありません。

押しつけるものでもありません。

あくま漫画家としての自分個人のだけの心境です。

色々な人と出会って今後も考えは変わると思います

現在、2025/8/11までに考えたことです。

長文読了ありがとうございました。

森川ジョージ

Permalink |記事への反応(0) | 18:41

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-13

anond:20250812184749

かつては、そういう主張とか発表とかは一部の人間にしか出来なかった特権だけど、今は、所謂文脈を読めない馬鹿平等に発信が出来るから民主化が進んだ代償だね。

突っ込む方も、Aが前提ならそうだけどBが前提なら違う、という冷静な突っ込みがなくて、AじゃないだろBだろ、って短絡的なものに溢れるし。

作家森博嗣は、具体的な話は誰でもわかるが、抽象的な話は出来る人間同士じゃないと通じないから、その格差はどうにもならん、みたいな事を言ってたし、宇野常寛なんかは、民主主義は何も持たない者を増長させる、と言ってたし、誰でも参加が出来るって事は、水準を犠牲にするって事だから、しゃあないよ。

Permalink |記事への反応(0) | 04:28

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

https://x.com/WANPOWANWAN/status/1954901931203428818画像OCR

2024年3月漫画家のHさんに話しかけられました。

画像生成AI使用被害に遭っている、 なんとかならんか?」 との内容でした。

ココが自分にとっての事の始まりだったかと思います

この時点で自分はうっすらとしかこの話題認識していませんでした。

前年に漫画家協会内でも議題となりましたが 『詳しい人に任せよう』 というノリでした。

4月漫画家志望の若い方へ呼びかけるポストをしていたときでした。

「たくさん漫画描いて投稿してね」 という内容でその中に

画材はなんでもいいよ、AIでも」 と書きました。

画材AI』という単語が並んだからか一瞬で炎上しました。

どうやら地雷を踏み抜いたようです。

自分はすでに炎上に慣れていて、

「今度はなんだー?」 くらいの鈍感さでしたが

立場がある人間がそういう発言を無神経にするな」 という意見があまりにも多く

Hさんに話を聞いていたのもあり、『どうやら深刻そうだ』 と調べてみることにしました。

まず自分炎上に加担していた人達を呼んで事情を聞くことから始めました。

意見が偏らないように自分のツテで

[被害者とその周辺の方、弁護士政治関係者アニメ業界の方、声優さん

漫画家イラストレーターAI開発者の方々、等]

多岐に渡る業種の方に集まっていただき勉強会しました。

当然業種により賛否があり、答えが出るハズもなく、 主に話し合ったのは

『今何ができるのか? どこを目指せばいいのか?』でした。

自分ロビーイングというものに多少慣れていて

「よしっ立法の人たちに会いに行こう!」と提案しました。

法律を作る側は今何を考えこ問題がどんな状態なのか知りたくて、

まずは議員会館へ何日かに渡り数名で出向きました。

帯同した者達は被害の深刻さと今後どうしてほしいかを訴えていましたが自分はほぼ黙っていました。 この時Hさんらと作ったチラシを持参していました。

自分でも首を傾げる内容は部分的にありましたが

『とにかく言いたいことを盛り込みなさい、 後から引き算すればいい』 と作ったものです。

それを渡して現状を訴えて政治家さん達がどんな反応をするのか、

どこまで把握されているのかを見ていました。

自分はまだ勉強不足で、出会った人たち全ての意見を聞いて反応を見て

判断しなければいけない段階だったからです。

勉強不足と書きましたが自分なりに本を何冊か買って読んではみたのです。

学術書研究書みたいなものも読みました。

文字が多く、 読む作業より単語ググる作業時間が費やされ、

読了する頃には最初の方を忘れていました。

鶏頭自分には難解すぎて1/100も理解できていません。

すがやみつる先生にいただいた本が一番わかりやすかったです。

(ありがとうございます)

『なんで?どうして?』というスタンスですから炎上しながらも、 沢山の情報が入ってきました。

6月くらいにはずいぶん自分の中で整理できていたように思います

・どんな性質を持っていても機械は道具

・扱いによって道具は凶器になる

その性質がある方面では著作権侵害の塊とみなされていますが、自分はそれを断定できません。プロ漫画家として40年以上現行の著作権法恩恵を受けてきました。

法に則り違反咎めてきたこともあります

創作した瞬間から自然発生する日本著作権法は素晴らしく、

それを守りそれに助けられてきた立場から、 越権する発言はできません。

現行の著作権法範囲対応することを自分は考えます

そこは徹底的にドライです。

技術対応する法はまだありませんから

足りないと思われる方は範囲を拡大する努力必要となります

自動的に新法、 新条項は附帯されません。

手順と窓口を間違えずそれらが必要判断される程の声の塊を届けることが重要なのかと思います。 何故それをしないのか甚だ疑問です。

未だパブコメ以上のものは見えず、陳情団体も知られていません。

政治家さん達の動きが鈍く感じられるのも当然です。

他責にするな、 他力にすがるな』

コレを自分ドライ言い回しポストするので反感を買う一因となっているのかもしれません。

規制を求めるとして、考えねばならないのは

「本当に必要なのか?」 だと思います

自分の得が誰かの損になる可能性は大いにあります

良かれと用意し立法したもの現場活動邪魔になる例はあります

一度決議された法、条例撤廃するのは並大抵のものではありません。

慎重に議論を重ねる必要があります

恐らく一番危惧されているであろう『無断学習問題

コレに安易規制をかけてしまうと既存クリエイターも困ることになります

人間学習」と「機械学習」を感情論抜きに切り離すロジック確立しなければならないと思います自分は先輩達の漫画を散々無断学習してきた身です。

その事を棚上げして、 現行の著作権法抵触していないもの人間であれ機械であれ咎めることはできませ ん。(しかし法や条項機械学習ダメとされたらその時は堂々と咎めます)

そうこう考えている間に並行して色々なことが起きました。

自分以外の炎上を見て胸が痛みました。

特に声優さん達が決起した 【NOMORE無断生成AI】 は大拍手で、

タイトルに『無断』 と入っているところにグッときました。

無断でなければ共存共栄していきましょうという意味と受け取りました。 声の著作権現在ありません。

その業界の方々が最大譲歩した呼びかけをしたのです。

感動しました。

一大ムーブメントになると思いました。 各業界も続く可能性も考えられました。

ところがコレにすぐ火の手が上がり、

規制を求める味方のはずの人達から責められトーンダウンすることになります

一つでも譲歩してはいけなかったのですかね。

知り合いの声優さんが心無い言葉を浴びせられているのを見て、

できればその炎上代わってあげたいと思ったものです。

(しかしこの活動はたくましく継続されていると思います)

日本漫画家協会は何もしない」という意見散見されます

著作権者が自らの著作物AI学習にさせたくない場合には、その意向尊重される仕組みが必要である と考える(要約)』というクリエイターに寄り添った内容のパブリックコメントを提出しています2024年2月の 『文化庁パブコメ結果 (団体)』のP175に記載されています

「外部に声明を出すべき」 との意見もよく見ますが、 省庁内にて各著作権団体代表が集まる会議に参加し て内部で発言しているので、外部から発信する必要がないのです。

自分はよく道具の進化について話をします。

スクリーントーンが登場した1960年代に 「楽してる」とスミ指定時代の誰かが言ったそうです。 初期は糊面に印刷がされていて、表からホワイトグラデーションをつける作業必要でした。

そののち表面印刷になり、 削りが可能になった時、 やはり 「楽してる」 と思った人はいたようです。 (ここまでが伝聞です)

当時トーンは高価だったためか手描きのカケアワセが正義とされる風潮もありました。

ミリペンコマ割りをするようになった時は 「カラス口を使え」と言われ、

コピック登場の際には 「今の若い連中は筆も使えない」 と言われ。

そしてデジタルツールが劇的に業界を変えていきますが、

それも当初「ペンや紙の使い方も知らない」 と言っていた人もいます

新しい道具の出現は少なから拒否反応を伴います

それは歴史的綿々と繰り返されてきたことです。

一方で多くのこれまでの漫画家は道具の進化を歓迎し今に至りました。

生成AI現在最も新しい道具の一つですから拒否反応もあるでしょう。しか機械であり道具であることは間違いありません。

問題視するとしたら、その性質と成り立ち、使用する人間所業かと思います

雑感となりますが 「人間の無断学習」は多くの場合そこに尊敬感謝が含まれます学習元にリスペクトの無い 「機械の無断学習」 に憤りを感じるのは当然です。

ここから自分倫理感と感情論になります

才能の民主化等と軽々しく言わないでいただきたい。

常に感謝しろとは押しつけませんが、 先人の積み重ねを瞬時に手に入れられると仮定して、 その学習元を見下す発言冷笑嘲笑悪用する手法諸々、 あっていいことではありません。 この問題がここまで拗れた原因の一つがコレなのだと思います

ここまで読んでいただいた方はすでにおわかりだと思いますが、

自分は生成AIを語る上でまるで知識が足りません。

足りないなりに導き出した 『あったらいいな』 が以下です。

データセットの情報開示の義務

簡単オプトアウトシステム

AI生成のラベリング

ここが整えば、 少しは混乱が減るかなと思います

(今年1月に出席したMANGA議連の場でも生成AI話題は出ており、 気にかけている議員さんは少なくないです。 広く深い議論を期待します)

提案しておいてズッコケなのですが、自分積極的に動く覚悟はないのです。 答えが出せないことが多いのです。

何故ならば自分自作ファンの方の二次創作

「楽しんでね」と黙認しており、 それは使用道具がなんであれ同じと考えるからです。

当然 【人間でも機械使用でも一線を越えたものには強い処分】 を考えます

しかし多少の緩さがないと後に続く文化裾野が広がらないと思うのです。

このへんとても難しいですね。

すでに存在していますが、この先、 生成AI使用した漫画も多く見かけることになるでしょう。自分の横に並ぶかもしれません。

或いはもう並んでいるかもしれません。

それは新しい技術を携えた作家新人だと捉えます

同じ土俵に立つプロ同士の切磋琢磨を楽しみます

その最中できっと多くの学びがあるはずです。

若い作家にもこれまでずいぶん勉強させてもらいました。

その繰り返しと積み重ねです。

負けたら勝つ方法を考えればいいし、必要とされない時代がきたら去るだけです。

ずっとそういう業界に身を置いてきました。

これからも僕がやるべきことは変わりないのです。

ツラツラと書き続けましたが、漫画業界と、アニメイラスト等の隣接する業界似て非なるものです。

自分の考えが適用されるものではありません。

押しつけるものでもありません。

あくま漫画家としての自分個人だけの心境です。

色々な人と出会って今後も考えは変わると思います

現在、2025 8/11までに考えたことです。

長文読了ありがとうございました。

森川ジョージ

Permalink |記事への反応(1) | 02:16

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-09

ファストフードは「〈食〉の民主化(=大衆の味覚のバカ舌化)」

ファストファッションは「〈服飾センス〉の民主化(=ダサい人間の平均レベル化)」。

ケータイの普及による「ファストインフォメーション(SNS)」は

「〈知的レベル誹謗中傷〉の民主化(=検索する知性すら無いバカの小利口化)」。

どちらも「グローバリズム(=後進国大衆を少しだけ豊かにした)」の恩恵。あるいは害悪

Permalink |記事への反応(0) | 16:40

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-27

明鏡訪談 劉仲敬(2017年6月5日)『顛覆大一統中國史觀』

https://anond.hatelabo.jp/20250727144129

1.問題設定──「大一統史観」の枠組みを疑う

劉仲敬は理系思考(可否の証明反証)を重視し、問題解決できないなら“問いの立て方”自体が誤っている可能性を指摘。

近代中国史は「日本はできたが中国はできなかった」「帝国主義ソ連のせいだ」といった恨み節に終始。各論有効でも、全体像説明できない点で枠組み自体を見直す必要がある。

2.民主憲政と「帝国」──そもそもの発生背景の違い

民族国家民主憲政は同期形成

英仏などの「地方国家」は、一度ローマ神聖ローマ帝国を脱してから成立した。

中華帝国大清中華人民共和国)は「多民族多文化大帝国」で、帝国体制下で民主憲政は成立しない。

帝国要件

日本明治維新で「東アジアイングランド」として帝国体制離脱

韓国近代大清帝国の外へ出て民族独立国家

台湾香港中華民国という限定的枠組みの下で事実上自治民主化を経験

3. 「諸夏/諸亞」モデル

諸夏(Zhuxia)

周代以降、文化的儒家文明を共有する諸侯国群を指す古典用語。「中華」「華夏」の原義に近い。

諸亞(Zhuya)=内亞(InnerAsia

草原地帯ウクライナ満洲モンゴル新疆中東)の遊牧文化圏。騎馬・商隊による技術情報交流が活発。

対立構造

春秋戦国期の分裂状況をモデルに、現代東アジアも「諸夏の群雄割拠+諸亞の衝突」で捉え直し、宋明以降の大一統体制が「競争」を奪い、技術市民社会発展を阻害したと論じる。

4.民族主義の三モデル比較

東西の大多民族帝国大清神聖ローマ帝国オスマン帝国)を例に──

大帝国主義大清・大俄/大オスマン

文化的包摂主義華夏・泛斯拉夫/泛突厥

小民族主義(諸夏/小波蘭・トルコ共和国

成功例は「小民族主義」:帝国解体後に小さな民族国家民主化を先行して実現。

5.台湾香港──「植民地文化民族主義政治民族主義」の連鎖

台湾

「華独」(中華民国枠のまま台湾のみ統治)と「台独」(台湾共和國)を使い分けるが、後者欧州民族発明典型

冷戦下のサンフランシスコ条約体系(1952年「臺北条約」)を“盾”に、事実上安全保障を獲得。法理的に「中華民国在台」を温存する方が有利。

香港

粤語という文化的共通性が古くからあり、文化民族主義は既成事実

返還交渉での「一国両制」失敗と梁振英政権裏切りから政治民族主義(港独)が急浮上。

「退出六四集会」など符号化された分断動員によって、反中本土派選挙勢力を拡大。

6.公民民族主義 vs.文化民族主義

公民民族主義市民社会成熟度が基盤)は論理的には最も合理的だが、選挙運動動員の「シンボル」としては文化言語的な分かりやすさに劣る。

香港台湾でも「粤語」や「中華民国枠」といったシンプル記号 πολιtics が大衆動員を左右。

7.思想役割──歴史的必然の“追認”にすぎない

劉仲敬自身も「思想歴史を変えるのではなく、歴史の潮流が思想を求める」ことを強調。

東アジアの大一統体制から分権競争へ──「諸夏」モデル東アジア適用される時代が来る、という予見。

まとめ:

近代中国の「大一統・大中華」史観は、帝国民主民族国家歴史的段階論を見落としている。

民主憲政は「小さな競争する民族国家」でしか成立せず、東アジアの再民主化は「春秋戦国的分権と競争」の再現から始まる──この視座が本インタビューの核心です

https://liuzhongjing.medium.com/%E6%98%8E%E9%8F%A1%E8%A8%AA%E8%AB%87%E5%8A%89%E4%BB%B2%E6%95%AC-20170605-%E9%A1%9B%E8%A6%86%E5%A4%A7%E4%B8%80%E7%B5%B1%E4%B8%AD%E5%9C%8B%E5%8F%B2%E8%A7%80-793c1956ff24

Permalink |記事への反応(0) | 15:09

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

劉仲敬が2020年8月に行った「發明蔣經國與發明李登輝インタビューの要約

https://anond.hatelabo.jp/20250727144129

概要

このインタビューでは、劉仲敬が蔣經國(蒋経国)と李登輝という台湾の二大政治指導者遺産について、特に蔣經國の政治スタイルとその本質分析しています。核心は、蔣經國が「共産党式の幹部体制」を内在化した上で、台湾独自制御したこと、そして李登輝以後にその遺産が別の方向に「発明」されていったことです。

■ 主なポイント

1. 蔣經國の人格と訓練背景

若い頃にソ連で訓練を受けたため、蔣經國の性格共産党幹部候補的。

情報部門幹部運営において共産党的な「粛清」や「双重道徳」が基本思想

家族道徳を利用可能資源とみなす「布爾什維克」的な思考

2.台湾統治国民党内での権力掌握

台湾では「外来政権」として、容赦ない支配可能

古い軍閥派閥情報機関を使って粛清し、「幹部党」を築く。

1950〜70年代国民党の「レーニン主義的純度」の最高潮

3.技術官僚地方派閥の台頭

経済発展により技術官僚地方中産階級派閥政治)の影響力が拡大。

彼らは本来レーニン体制とは相容れないが、蔣經國は「とりあえず使える」と判断

本土派の成長も黙認。ただし、真の危機は「統一戦線による国民党の再赤化」。

4. 蔣經國の判断と「本土化路線

本土化路線は長期計画ではなく、その時々の「緊急対処」だった。

政治家とは「今この瞬間の危機」に対応する存在であり、理想設計とは無縁。

廖承志との対話拒否し、統派との距離を取り続けたのも、「統一戦線型の危機」が即時だったから。

5.李登輝と「蔣經國の遺産」の再定義

蔣經國の死後、部下たちは状況に応じて彼の遺産を「再発明」した。

特に李登輝は、「蔣經國の意志」を引き継いだという形で民主化本土化を進めた。

実際には、蔣經國自身も**「後のことまでは考えていなかった」**可能性が高い。

6.政治家と知識人の違い

政治家:紙の船で嵐を航海するような存在、常に危機の中で動く。

知識人完璧設計を求めがちだが、現場感覚がない。

歴史的偉業に見える決断も、ほとんどが**「急場しのぎ」**であったという現実

結論

蔣經國は、共産党式の統治術とアメリカとの協調を活かしつつ、台湾における国民党体制一時的に安定させたが、それは理想に基づくものではなく、その場その場で最も緊急な危機対応する「即応的政治判断」の積み重ねに過ぎない。そして彼の死後、その行動の意味合いや「意志」は、後代の政治家によって再構築(=再発明)された。

https://vocus.cc/article/5f33a32dfd89780001ac4120

Permalink |記事への反応(0) | 14:45

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

劉仲敬と各国の言論人との思想的結びつき

日本反中言論人との相性

日本保守派言論人は、安全保障経済技術現実的リスクを重視し、「中国」という単一大国モデル立脚して警戒を表明します。一方で劉仲敬は中国を多様な文明圏(諸夏)の集合と捉え、中央集権的な「大中華」神話解体理論的に唱えます。このため、表面的には「中国への警戒」という点で共通しますが、日本言論人が問題とする「中国の脅威」を、劉はより深層の歴史構造として捉えています日本言論界が打ち出す防衛強化や経済安全保障策に対し、劉の文明圏論は政策根拠として理論裏付けを与え得る――こうした点で両者は補完的です。ただし、劉の抽象的・学究的アプローチ大衆向けの論調とはやや距離があるため、直接の協業や共同声明のような即時的連携には向かないというズレもあります

アメリカ反中言論人との相性

米国の対中論者は、覇権競争人権問題貿易軍事面での衝突を中心に据え、「自由主義陣営オーソリタリアン体制」という価値対立を前面に出します。劉仲敬もまた米中を対立する二つの文明圏とみなし、その構造必然性を指摘する点では親和性があります特に中央集権的な中華体制民主化できない」とする劉の見解は、米国側の「中国は変われない脅威」という議論学問的に補強します。しかし、米国言論人が提唱しがちな軍事同盟強化や経済制裁の即効策に対し、劉はむしろ中国内部の多元自治・分裂を促す戦略示唆するため、手法論では差異があります。長期的視野での「文明共存」を標榜する劉の立場は、米国短期的・戦略思考とは一歩引いた関係と言えます

台湾反中言論人との相性

台湾言論人は、自国主権民主制度を守る切実さゆえに、感情的かつ愛国的に「中国統一圧力」を批判します。劉仲敬もまた「一つの中国」を虚構と見なす点で共鳴し、台湾独立した「夏」の一つと評価します。そのため、理論的には台湾側が狙う「国際社会への承認」や「軍事的抑止」よりもさらに深い歴史文明論を提供でき、台湾アイデンティティ確立裏付け哲学的支柱になり得ます。ただし、台湾現実主義的な安全保障外交路線(米中間を巧みに泳ぐ戦略)に対し、劉の「中国解体」的アプローチは極端と受け取られることもあるため、政策レベルでの直結性は限定的です。

香港反中言論人との相性

香港言論人は「一国二制度」の破綻言論弾圧を肌で感じ、切実かつ直接的に自由法の支配回復を訴えます。劉仲敬が香港独立した文明圏と認め、その自治文化圏尊重する立場は、まさに香港民主派の理念合致します。特に中央約束脆弱」という劉の批判は、香港人が経験した裏切り感に理論言い訳を与えるものです。反面、香港言論は目の前の弾圧と闘う実践性が強く、劉の長期的・理想的な「多元的連合体」像は今すぐの救いになりにくいという難しさがありますしか精神的支柱としては大きな共鳴を呼び、思想的な結びつきは最も強いと言えるでしょう。

https://anond.hatelabo.jp/20250727122945

Permalink |記事への反応(0) | 12:32

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

劉仲敬の米中対立

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

劉仲敬の米中対立

1. 米中対立は単なる国家間の力関係ではない

米中対立は単なる二つの大国の争いではなく、文明圏政治体制価値観の衝突であるとみなしていますアメリカ多元的で分権的な自由主義体制代表し、中国中央集権的な大中主義体制代表しています

2.中国中央集権体制根本的に変わりにくい

劉仲敬は中国体制歴史的文化的中央集権を基盤としており、民主化自由主義への移行は極めて困難だと考えています。そのため、米中対立は長期化しやす構造対立とみます

3.米国中国の分裂を促すべきという考え

中国単一国家として強大化させることを抑制するため、劉仲敬はむしろ中国の多様な民族地域自治や分裂を促すべきだと示唆します。これにより、中国中央集権体制支配力を弱める戦略的効果を期待しています

4. 米中対立文明間の価値観の競合

アメリカ個人自由民主主義を軸にする文明圏中国は秩序と統一を重視する文明圏として、それぞれ異なる価値体系を代表し、これが対立根本原因とされます

5.対立は不可避だが対話連携必要

劉仲敬は対立構造必然性を認めつつも、複数文明圏共存連携する多元的秩序の構築を理想としています。そのため、単純な軍事衝突ではなく、複雑な政治的折衝や調整が必要とみます

まとめ

ポイント 内容

米中対立文明圏価値観対立自由主義・分権(米)vs中央集権統一重視(中)

中国中央集権体制は変わりにくい歴史的文化的に強固な中央集権体制民主化は困難

中国の分裂や多元自治を支持中国単一国家として強大化させるより、多様な自治を促すべき

対立は不可避だが多元的秩序が理想軍事衝突だけでなく、文明間の共存連携を目指すべき

Permalink |記事への反応(0) | 12:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

劉仲敬が語る中国民主化できない理由

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

劉仲敬が語る中国民主化できない理由

1.中国多民族文明連合体であり単一民族国家ではない

中国は「中華民族」という単一民族統一された国家ではなく、多様な民族文化連合体です。

→ こうした多様性を一つの民主的国家制度でまとめるのは非常に難しい。

2.歴史的中央集権的な帝国支配伝統が強い

中国歴史は長く、強力な中央集権皇帝制(帝国)が繰り返し成立してきました。

→ この中央集権的な政治形態民主主義の多元分散的な制度と相性が悪い。

3.民族間の不均衡な権力関係

多数派漢民族政治文化の中心を占め、少数民族は抑圧や同化政策を受けやす構造

民主主義的な「平等」や「少数派保護」が制度的に成立しにくい。

4. 「中華民族統一神話政治的影響

中華民族」や「大中主義」は中央集権正当化する神話として機能し、これに反する民主化や分権的政治体制にとって脅威。

国家の一体性を重視するあまり民主的な多元化は抑圧される。

5.社会文化的・歴史的基盤の問題

儒教的権威主義文化や家父長制的な社会構造民主主義根付きにくさを助長

民主主義理念と合わない社会的土壌。

6.経済成長と安定志向の優先

現代中国では経済発展社会安定を優先し、政治的自由や民主化は後回しにされる傾向。

統治エリート自己保身や権力維持の動機が強い。

まとめ表

理由 内容

多民族文明の複合体 多様な民族文化をまとめる民主制度は成立しにくい

中央集権帝国支配歴史 長期にわたる強力な中央集権民主制度根付きにくさを生む

民族間の権力不均衡少数民族権利保障が難しく民主主義の基本原理に反する

統一神話政治的利用 「中華民族」の神話体制維持に利用され民主化を阻害

文化的・歴史的社会構造儒教的権威主義など民主主義に合わない文化的背景

経済成長と安定優先の政治判断政治改革よりも経済発展社会安定を重視し民主化を先送り

Permalink |記事への反応(0) | 12:21

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

劉仲敬から見た台湾位置づけと評価

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

劉仲敬から見た台湾位置づけと評価

1.台湾独立した「夏(文明圏)」の一つ

劉仲敬は台湾中国大陸の一部として一律に扱うのではなく、歴史的文化的独自文明圏として捉えています。つまり台湾中国の周辺の亜流や単なる「一県」ではなく、独立した文明圏ひとつです。

2.多民族多文化の複合体としての台湾

台湾には漢民族系だけでなく、原住民や後から移民、そして独自言語文化があります。こうした多様性台湾を単なる中国の一部とは異なる存在にしています

3.中国大陸中央集権統一モデルへの批判立場

劉仲敬は中国共産党の「一つの中国政策や「中華民族統一神話批判し、台湾独立自治は「自然歴史的帰結」と見る傾向があります

4.台湾独自政治的文化的主体性承認

彼は台湾民主化自由主義的な政治体制評価し、中国大陸中央集権体制とは別の政治文化圏として尊重しています

5.琉球沖縄)や他の周辺地域との比較

劉仲敬は琉球新疆チベットなどもそれぞれ独立した「夏」として評価しており、台湾も同様に多元的文明圏の一つである位置づけています

まとめ

ポイント 劉仲敬の見解

台湾独立した文明圏(夏)中国の一部ではなく、歴史的文化的独立した存在

多民族多文化の融合体原住民移民など多様な民族文化共存している

中国中央政府統一神話否定一つの中国政策虚構政治的神話とみなす

台湾民主的政治体制評価自由主義的な政治文化圏として尊重

周辺地域と並ぶ多元的文明圏琉球新疆チベットと同様に独自文明圏として認識

Permalink |記事への反応(0) | 12:17

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

劉仲敬と従来の中国反体制派の違い

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

劉仲敬と従来の中国反体制派の違い

項目 従来の中国反体制派(民主派自由主義派) 劉仲敬の主張

中国国家既存の「中華人民共和国」を民主的改革民主化すればよい 「中華人民共和国」という国家枠組み自体が人工的で非現実的中国多民族連合体として再構築・分裂すべき。

民族観・統一観 「中国は一つの民族中華民族)としてまとまるべき」ことが前提 「中華民族」は政治的神話実態複数民族の多元集合体単一民族国家否定

体制批判の焦点一党独裁権威主義体制民主化自由化目標体制批判根本的。中央集権国家崩壊多元的地域分裂・自治を推奨。

未来ビジョン民主主義中国の実現(西洋民主主義への接近) 「諸夏主義」などの地域文明単位による緩やかな連合体形成国家民族固定観念解体

歴史観中国は長く続く統一国家であることを基本に認めている中国史は分裂と連合の繰り返し。単一連続的な民族国家歴史は作られた神話

国家態度中華人民共和国を乗り越えるための改革革命志向国家のもの時代遅れ解体視野。新しい地域単位多元的な秩序を目指す。

国際関係国家主権尊重国家としての中国民主化目標国家の枠組みを超えて地域間の多様な連携自治を重視。国家主義ナショナリズム否定

具体的に言うと…

従来の反体制派は「共産党独裁民主主義に変える」「言論の自由法の支配確立する」といった改革を求めます。これは「中国という国家を良くする」ことが前提です。

一方、劉仲敬は「中国という国家そもそも巨大な神話であり、漢民族中心の大中主義虚構」とし、「国家民族概念自体を分解し、多様な民族地域が緩やかに連合する新しい秩序を作るべき」と主張します。

まり、従来の民主化運動が「国家改革」を目指すのに対し、劉仲敬は「国家の枠組みの破壊と再構築」を提唱しているのです。

なぜ彼の考えはユニークか?

伝統的な中国の「民族統一」観や「国家主権」を根本的に疑っているため、単純な民主化論や自由化論では解決できない根本問題を突きつけている。

そのため、民主派自由主義から理解しづらい「分裂主義」としても受け取られることがあります

逆に言えば、彼の主張は中国の多様な民族地域現実を踏まえ、より柔軟で現実的未来像を模索しているとも言えます

Permalink |記事への反応(0) | 12:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-26

anond:20250726181007

アメリカに対する言及は?

民主化かいテロの輸出をいい加減国際世論無視すべきではない

Permalink |記事への反応(0) | 18:11

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-19

今年イチあたまがわるいなと思った主張

「生成AIは知性の民主化

Permalink |記事への反応(0) | 00:25

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp