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はてなキーワード:民主制度とは

2025-07-27

劉仲敬と各国の言論人との思想的結びつき

日本反中言論人との相性

日本保守派言論人は、安全保障経済技術現実的リスクを重視し、「中国」という単一大国モデル立脚して警戒を表明します。一方で劉仲敬は中国を多様な文明圏(諸夏)の集合と捉え、中央集権的な「大中華」神話解体理論的に唱えます。このため、表面的には「中国への警戒」という点で共通しますが、日本言論人が問題とする「中国の脅威」を、劉はより深層の歴史構造として捉えています日本言論界が打ち出す防衛強化や経済安全保障策に対し、劉の文明圏論は政策根拠として理論裏付けを与え得る――こうした点で両者は補完的です。ただし、劉の抽象的・学究的アプローチ大衆向けの論調とはやや距離があるため、直接の協業や共同声明のような即時的連携には向かないというズレもあります

アメリカ反中言論人との相性

米国の対中論者は、覇権競争人権問題貿易軍事面での衝突を中心に据え、「自由主義陣営オーソリタリアン体制」という価値対立を前面に出します。劉仲敬もまた米中を対立する二つの文明圏とみなし、その構造必然性を指摘する点では親和性があります特に中央集権的な中華体制民主化できない」とする劉の見解は、米国側の「中国は変われない脅威」という議論学問的に補強します。しかし、米国言論人が提唱しがちな軍事同盟強化や経済制裁の即効策に対し、劉はむしろ中国内部の多元自治・分裂を促す戦略示唆するため、手法論では差異があります。長期的視野での「文明共存」を標榜する劉の立場は、米国短期的・戦略思考とは一歩引いた関係と言えます

台湾反中言論人との相性

台湾言論人は、自国主権民主制度を守る切実さゆえに、感情的かつ愛国的に「中国統一圧力」を批判します。劉仲敬もまた「一つの中国」を虚構と見なす点で共鳴し、台湾独立した「夏」の一つと評価します。そのため、理論的には台湾側が狙う「国際社会への承認」や「軍事的抑止」よりもさらに深い歴史文明論を提供でき、台湾アイデンティティ確立裏付け哲学的支柱になり得ます。ただし、台湾現実主義的な安全保障外交路線(米中間を巧みに泳ぐ戦略)に対し、劉の「中国解体」的アプローチは極端と受け取られることもあるため、政策レベルでの直結性は限定的です。

香港反中言論人との相性

香港言論人は「一国二制度」の破綻言論弾圧を肌で感じ、切実かつ直接的に自由法の支配回復を訴えます。劉仲敬が香港独立した文明圏と認め、その自治文化圏尊重する立場は、まさに香港民主派の理念合致します。特に中央約束脆弱」という劉の批判は、香港人が経験した裏切り感に理論言い訳を与えるものです。反面、香港言論は目の前の弾圧と闘う実践性が強く、劉の長期的・理想的な「多元的連合体」像は今すぐの救いになりにくいという難しさがありますしか精神的支柱としては大きな共鳴を呼び、思想的な結びつきは最も強いと言えるでしょう。

https://anond.hatelabo.jp/20250727122945

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劉仲敬が語る中国民主化できない理由

https://anond.hatelabo.jp/20250727120239

劉仲敬が語る中国民主化できない理由

1.中国多民族文明連合体であり単一民族国家ではない

中国は「中華民族」という単一民族統一された国家ではなく、多様な民族文化連合体です。

→ こうした多様性を一つの民主的国家制度でまとめるのは非常に難しい。

2.歴史的中央集権的な帝国支配伝統が強い

中国歴史は長く、強力な中央集権皇帝制(帝国)が繰り返し成立してきました。

→ この中央集権的な政治形態民主主義の多元分散的な制度と相性が悪い。

3.民族間の不均衡な権力関係

多数派漢民族政治文化の中心を占め、少数民族は抑圧や同化政策を受けやす構造

民主主義的な「平等」や「少数派保護」が制度的に成立しにくい。

4. 「中華民族統一神話政治的影響

中華民族」や「大中主義」は中央集権正当化する神話として機能し、これに反する民主化や分権的政治体制にとって脅威。

国家の一体性を重視するあまり民主的な多元化は抑圧される。

5.社会文化的・歴史的基盤の問題

儒教的権威主義文化や家父長制的な社会構造民主主義根付きにくさを助長

民主主義理念と合わない社会的土壌。

6.経済成長と安定志向の優先

現代中国では経済発展社会安定を優先し、政治的自由や民主化は後回しにされる傾向。

統治エリート自己保身や権力維持の動機が強い。

まとめ表

理由 内容

多民族文明の複合体 多様な民族文化をまとめる民主制度は成立しにくい

中央集権帝国支配歴史 長期にわたる強力な中央集権民主制度根付きにくさを生む

民族間の権力不均衡少数民族権利保障が難しく民主主義の基本原理に反する

統一神話政治的利用 「中華民族」の神話体制維持に利用され民主化を阻害

文化的・歴史的社会構造儒教的権威主義など民主主義に合わない文化的背景

経済成長と安定優先の政治判断政治改革よりも経済発展社会安定を重視し民主化を先送り

Permalink |記事への反応(0) | 12:21

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2025-06-30

anond:20250628235025

なるほど。以下ChatGPT`にお伺い立ててみた。はてな記法もある程度習得してるんだね。

近代民主主義崩壊歴史パターン

内戦ポピュリズムを中心に〜

目次

はじめに

選挙による独裁ポピュリズム

内戦による崩壊

軍事クーデター

制度形骸化

崩壊予兆と教訓

はじめに

民主主義崩壊は「外部から破壊」ではなく「内部から劣化」が主流

内戦ポピュリズム崩壊典型的パターン

フォーマル制度が維持されつつも、実質が失われる「偽装民主主義」も増加

パターン①:選挙による独裁ポピュリズム

キーワード多数派専制制度合法的破壊

国名 特徴

ドイツ(1933)ヒトラー合法的手続き独裁権掌握

ベネズエラポピュリズム制度破壊→一党支配

エリート言説と国民感情を煽るポピュリズム制度侵食

三権分立報道の自由・少数派の権利が徐々に奪われる

パターン②:内戦暴力による崩壊

キーワード:分断、暴力国家統治崩壊

国名 原因

スペイン 左右の分極化→内戦フランコ政権

レバノン宗派対立内戦機能停止

暴力対立司法選挙制度では吸収できなくなり、崩壊

外部勢力軍事介入や武装勢力の拡大も火種となる

パターン③:軍事クーデター

キーワード:軍の政治化、文民統制の失敗

国名 背景

チリ(1973)経済混乱→軍部の介入→ピノチェト政権

タイ政治混迷→複数回軍政

政治的混乱が長引くと「安定」や「秩序」の名の下で軍が介入

文民統制の失敗や司法議会の弱体化が要因

パターン④:制度形骸化

キーワード儀式化された選挙、形だけの民主主義

国名現象

ロシア選挙あり→実質的独裁

ハンガリーポーランド司法報道支配EUとの対立

民主制度は表面的に存在しているが、実質的権力分立市民参加が機能不全

与党に有利な制度改正言論統制が進む

崩壊予兆危険信号

危険信号説明

分極化意見の違いが「敵」と見なされる

政治暴力暴動テロヘイトクライム

メディア司法の弱体化 チェック機能崩壊

軍・警察政治暴力装置の私物化

選挙制度操作野党排除改憲による独裁

まとめと提言

民主主義崩壊「選挙」や「法」によって合法的に進むこともある

ポピュリズム、分断、制度疲労が三大リスク

対抗するには:

法の支配の徹底

市民教育メディアリテラシーの向上

包摂的な制度対話文化の育成

参考文献(例)

ティーヴン・レヴィツキーダニエルジブラット民主主義の死に方』

フェアバンクス『選挙による独裁

FreedomHouse 年次報告書

Permalink |記事への反応(1) | 09:02

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2025-04-23

これでは海外からスパイが入り放題で、国政も浸食されている

立憲民主党はなぜ税金搾取し平気で日本破壊しているのか

神奈川県人権啓発センター公式

@K_JINKEN

2時間

徐浩予との対談動画見たけど、徐氏は帰化人ということがあからさまだから有権者判断できるので、かなり良心的ではないですか。はるかに闇深いのは、立憲民主党福山哲郎でしょう。帰化は公知の事実なのに、その事実公言することがほとんどタブーになっていて、Wikipediaさえ自己検閲されている。

 福山氏が帰化した1975年官報帰化前の本名通名掲載されていました。1971年より前は国籍記載されていました。しかし、1995年から帰化前の本名だけの掲載になりました。

 誰が帰化したのか分かりにくい上、公人でさえプライバシーから公示されたもの公言できないなら官報告示意味があるのでしょうか。戸籍も今は事実クローズになっているし、帰化一世参政権の是非以前に、まず帰化した事実が分からいか、分かっても言えないことが問題です

立憲民主党はDEI(多様性公平性包摂性)政策積極的に推進しているが、その実態は極めて思想的かつ一方向的であり、「差別をなくす」という名目のもと、日本価値観制度基盤を解体していると批判されても仕方ない。とりわけ、Wikipedia上での帰化情報自己検閲に対して何ら反対の意思を示さない点に、この党の姿勢が端的に表れている。

本来、DEIを掲げるのであれば、情報の透明性や公平な判断材料提供に尽力すべきはずだ。しかし実際には、自党にとって不都合情報隠蔽には沈黙を貫き、ダブルスタンダード公然容認している。選択夫婦別姓議論においても、制度改革を装いながら、根底には日本的な家族観破壊する意図が透けて見える。

こうした態度が続けば、帰化事実不明瞭なまま公職に就く者が増え、国家忠誠心を持たない者が国政に潜り込む事態を招く。これは安全保障上の重大なリスクであり、スパイ防止法があっても機能しなくなる。

福山哲郎氏が本多平直氏に対してレッテルを貼り、党内から排除した件は、立憲民主党における差別概念恣意的運用象徴している。問題とされているのは福山氏の出自ではなく、その行動の異常性であり、本来は正当な政治的批判対象となるべきものであるしかし、それすら「差別」という言葉で封じようとする態度は、議論を抑圧し、政党内外の言論の自由を脅かすものである

この構造の中で、立憲民主党が明確な政治的利益を得ている以上、これは利益相反状態にあり、「差別」という言葉政治的権力の獲得と批判封殺手段として悪用されているのは明白である

結果として、「差別される属性」を持つ者が、制度上・社会上の批判を免れながら政治権力行使するという構造が出来上がりつつあり、その弊害はすでに顕在化している。このような状況では、**「差別属性を持つ者を政治家にすべきではない」**という厳しい指摘が現実味を帯びざるを得ない。

そもそも、このような構造の根源にあるのは、DEI(多様性公平性包摂性)という理念現実政治運用において破綻している点にある。アメリカでもDEI政策の誤りはすでに指摘されており、企業大学ではその見直しが進められている。しかし、立憲民主党はこれを無批判に受け入れ、反差別を掲げながら実際には民主制度の根幹を破壊している。

これに加え、彼らはアメリカ政治的変化――とくにドナルド・トランプのような「反DEI」的な存在――を一方的嘲笑し、実際の議論反省余地を自ら閉ざしている。こうした態度がもたらす制度的ゆがみの責任は、立憲民主党、ひいては福山哲郎氏らにあると断じざるを得ない。

まとめと論点

論点*内容*補足・視点強化*
----------------------------
情報タブー化と制度空洞化官報帰化情報掲載されているにもかかわらず、公人に対してさえ「出自話題」が事実タブーとされている1995年以降、官報では「帰化前の氏名のみ」掲載となり、誰が帰化たか識別不可能に。官報公示として機能しておらず、制度が骨抜き
プライバシーの過剰保護国家脆弱帰化者の情報が“プライバシー”の名の下に封印され、実質的確認不可能スパイ潜在的工作員の混入リスク無防備状態を生み、明確に国益に反する
差別レッテルによる言論封殺出自帰化歴に言及することが「差別」とされ、正当な批判議論まで封じられている特定属性により、批判に対して“反論”でなく“差別”のレッテル遮断する構図が固定化
情報恣意的可視化政党利益構造Wikipediaメディアなどで特定公人情報意図的に編集抑制され、結果的特定政党立場利益が集中情報の“不可視化”が、特定勢力にとっての政治的防弾チョッキ」として機能している
民主的判断破壊有権者が正確な出自・経歴情報を得られず、民主的選択制度的に妨げられている情報の非対称性により、投票行動が歪められ、民主主義のもの機能不全に
スパイ防止法無効化帰化情報曖昧なままでは、仮にスパイ防止法を制定しても監視対象特定すら困難法があっても情報がなければ効力を発揮しないという致命的なセキュリティホール存在

Permalink |記事への反応(0) | 22:56

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2022-02-27

anond:20220226233853

出来ることはあるのかもしれないけれど、

どれも今の戦争には間に合いそうもないことばかりだよね。

SNSメッセージを送ることも

寄付をすることも

苦境に立っている人を勇気づけるかもしれない。

でも状況を変えることは出来ないよね。

短期間で考えると出来ることはほとんどないと思う。

 

だったら長期的になら?って考えたら何か出来ることがあるんじゃないかな。

まず忘れないことだよね。

こういった戦争が起こったことを忘れないこと。

そして何でこんなヘンテコな戦争が始まってしまったんだ?って考えること。

さらにそのことを将来の若い人たち言伝していくこと。

 

忘れないことっていうのは世の中には戦争を起こしたがる人間が必ずいる、ってことを忘れないこと。

ぼくたちはついつい忘れてしまうよね。

そして見たくない事実を見ることが出来ない。

戦争は多くの人にとって無用ものだけど、そうは考えない人が必ずいるってことを忘れてはいけない。

 

考えるっていうのは何でこの戦争は起こったんだ?って考えること。

なんでこの戦争が始まったんだ?ってことをシンプルに言ったら、

ロシア民主制度機能していないからってことに原因があるよね。

いまのロシア指導者政権の座について22年が経過している。

これって、おかしいよね?

まともな民主主義の国で22年も政権トップで居続けるのなんてことありえない。

から、こういったことを可能にするカラクリであるとか、そういったことを許してはいけない。

いま、許してはいけないと書いてしまったけど、でもロシアにそのことを許さない、という権利は僕たちにはないよね。

僕たちはロシア国民ではないからそのことをとやかく言うことは出来ない。

じゃあ、どの国にそのことを許してはいけないのか?

といえば、僕たちが住む日本の話になるよね。

僕たちの国が将来、他国侵略するような国にしないことは将来の不幸を招かないことになるよね。

これが長期的になら出来ることがある、って言う意味だ。

 

僕たちは幸い今のところ民主主義機能している社会に生きている。

でも、それは永遠不滅のことではなくて僕たちがきちんと国民役割を果たさなければすぐにではなくてもいずれは崩壊してしまうことだ。

そういったことの予兆はすでに芽生えている。

例えば住民投票で2度も否決された事実無視して自分たちの党是を優先した政策を進めようとしている政党があれば、それは民主的ではないよね。

そういったことは絶対に許してはいけない。

そのこと自体は小さな出来事だったとしても、それを許せば次の出来事、また次の出来事が発生していくからだ。

そういった連鎖反応がやがては怪物のような独裁者を生むことになる。

考える、ということはこういうことだと思う。

これはもちろん僕の考えであって他の人は違う考えを持つと思う。

そして、それは当然のことだ。

重要なのは、ひとりひとりが戦争が何故起きるのか?起こさないためにはどうするべきなのか考えること。

 

伝える、っていうことはいまはまだ子であるとか生まれていないとかで事実を知らない人に伝えること。

つい一ヶ月前まで戦争が起こるなんて信じられなかった。

でも実際に起ってしまった。

伝えなくてはいけないのは、このことだよね。

何もしなければ戦争は必ず起こる、そのように人間社会は出来ているか戦争を起こさな努力をしなければいけない。

そういう伝言をぼくたちはすでに先人から受け継いでいるよね。

これはいまとなってはだいぶむかしのはなしになってしまった。

でも忘れてはいけないことだよね。

から、僕たちは今日起こったことも80年前に起こったことも忘れてはならないこととして伝えていかなくてはいけない。

そういったことが僕たちに出来ることだし、そういったことが将来の戦争をなくすことに繋がるのだと思う。

なにかことがおこってしまってからではおそいんだ。

ておくれになるまえに きょう できることを する。

それが大事なのだと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 11:16

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2021-12-09

・なぜ現代民主主義諸国の人びとが、中国に魅了されるのか

anond:20211207105525

1)勝ち組負け組の分断

   自由(の享受)は特権化され、負け組にとっては自由は手に入れることすらできないものとなった。努力しても手に入らないのならば、自由重要性や優先順位が下がるのは当然と言える。

そもそも手に入らないのだから自由二の次」となる。中国自由はないと言われても、拒絶するハードルは低くなるだろう。

2)政治機能不全

民主的政府への不信、幻滅が、オルタナティブとしての中国を魅力的に見せる

3)中国の巨大さ

生み出す富の大きさ、世界的影響力(政治・経済)

4)能力主義 メリトクラシー

中国統治の特徴は、自由を代償にした豊かさと治安の追及に収斂する。

政治権力を握るトップエリートは、現代民主主義諸国場合と異なり、民主的選挙制度の下での国民投票によって選出されていない。

現在有権者は、大統領であれ国会議員であれ、能力や徳を基準に選んでいるわけではないし、選ぶこともできない)

中国において政治エリートトップになるためには、能力試験パスし、数十年におよび行政実務を経験する必要がある。そこから先にも熾烈な競争がある。

選挙でなく、実力本位の選抜パスした政治エリートによる支配こそが、中国統治モデルである

コロナ制圧に失敗した米国、数十年停滞してきた日本。従来の民主主義制度は不信感をもたれている。




民主主義でなくても構わない、と思うのは負け組だけではない。

エリートたちもそう思い始めている。

1)

資本主義市場経済民主主義体制と良好な関係があり、資本主義市場経済が発展することで(中産階級の成長を通じて)民主化が進む…はずだった(非民主的軍事独裁国家から民主化の進んだ例:韓国台湾など)。しか中国はどうだろう?

資本主義市場経済は発展しているが民主主義体制ではないではないか。その二つの間には因果関係はなかったのだ。金儲けのために民主主義体制を選ばなくてもいいわけだ。

2)社会階層

新自由主義化した社会で厳しい競争に打ち勝ってきたエリートは、当然能力主義成果主義に親和が高い。自分たちと同じように、政治家も能力・業績本位の競争によって選抜される方が望ましいと思うかもしれない。それは、今の民主制度と同じとは言えない ―結果として現在中国的な制度の方に近い。

Permalink |記事への反応(3) | 21:04

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2021-08-06

anond:20210806095418

首長リコールが無いと辞めないよ。

キャンセルカルチャーの延長で辞めさせるって民主制度何だと思ってんねん。

Permalink |記事への反応(0) | 10:03

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2017-11-21

anond:20171121082848

今の民主制度でも選挙はもとよりストライキとかデモとか民衆闘争手段はいくらでも残ってるはずなんだけどね

それに対する懐柔ならまだしも弾圧があってもお上を味方する声が大きいのがどうしようもないところ

Permalink |記事への反応(0) | 14:12

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2015-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20150720224322

答えになっているかからないが、もう一度レスする。

憲法九条事実上、何十年も停止されている状態なのに、本当に反しない範囲である必要があるのか?というのは今は論じない)、

もちろん憲法に反しない必要はある。「事実上何十年も停止されている状態」は君の解釈であって、共産党公明党国会議員と、その支持者に聞いたら違う意見を言うだろう。

ならば、憲法九条に反しない範囲でなら、政府判断によって、制約の具体的一形態がべつの具体的一形態に変化するのは元々ありえたはずじゃない。

これはそう。政府憲法解釈において、ある程度の自由度を与えられていると考えるのが妥当。ただ、その「ある程度の自由度」は当然限界があり、その限界世論とか今までの経緯とか学説とか現在政府が直面する状況とかによって決まる。集団的自衛権憲法で明示的に禁止されていないから行使可能だ、というのは君の解釈だが、学説の圧倒的な多数説は、昨年の集団的自衛権を認めた閣議決定は、政府に与えられた解釈権を乱用する違憲解釈変更だ、というものだ。

私はそれがどこまで妥当か君と議論し、説得できるほど憲法学に詳しいわけではない。ただ、安保法案は、憲法学会をまとめて無視してまで強行すべき緊急性があったとは思えない。学会無視し、世論無視し、野党無視し、メディア無視し、憲法まで無視するようなら、現に政権を担っている政府制御する制度はすべて無効になったということだ。結果として法案のもの日本の「国益」に資する行為かどうかにかかわらず、長期的に見たら、今回の法案制定プロセス全体の、日本国民主制度に対するダメージは大きいと考えている。

たぶん君と私では、政府暴走に関する危機感が違う。日本は十分に大きな国だし、地理的環境も恵まれいるから、他国政府の脅威より、自国政府暴走のほうが、国民福祉に関しては警戒すべき対象だと私は考えている。中国ができることはせいぜい沖縄独立させ衛星国にすることぐらいだけど、日本政府のものおかしくなったら、国民全体が悲惨事態になる。大日本帝国は、海外領土を一夜にして全て失い、本土すべてを焼け野原にし、沖縄では悲惨地上戦を行い、多数の国民餓死させ、多数の国民自殺攻撃を強い、全土が他国軍隊占領されるまで戦争をやめず、天皇死刑リスクおよび国土の分割リスクドイツ韓国)にさらした。

現在も、日本会議だとか、自民憲法草案とか、まず96条を変えたがることとか、メディアに対する規制が強まっていることとか、暴走兆しはすでに見せている。大正デモクラシー時代は、治安維持法とか想像できなかっただろうと思うよ。

Permalink |記事への反応(3) | 07:17

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2012-05-26

封建制度というのは専門家体制と言って良い。

衣服専門家技術がなければ作れなかったし、軍事は有能な専門家である騎士や侍が必要であったし、政治専門家技能がなければ動かせなかった。

これが民主制度として移行し得た理由としては、

機械化による大量生産で、熟練工1人よりも素人10人の方がよっぽど服を作れるようになったこと、

ライフル銃の誕生で、職業軍人1人よりも素人徴兵して10人並べた方がよほどに成果を出したこと、

公教育の充実で、王や貴族が少数いるよりも平民が多数で議論した方が成果を出せるようになったこと、

これらが噛み合ったからこそ、少数の力を持つ人間よりも、普通の大多数の方がより有用となり、少数の専門家によって成り立っていた世界から、大多数の普通の人によって成り立つ世界になった。

少数の特権者は残りより力を強め残ってはいるが。

 

しかし現状として世界は、

徴兵された兵は役に立たず長い年月訓練を積んだ軍人必要となっているし、

ただ働けるだけの人間奴隷のように使われ、人より優れた熟練工や才能のある人間以外はまともな生活は出来ない、

議会政府は専門的なことが分からず判断を誤る。

普通の人が何人集まっても1人の有能な人間に敵わない世界になっていっている。

こんな誤魔化しながら続いている世界が、もう持つわけないじゃないか

Permalink |記事への反応(0) | 03:06

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2010-01-18

小沢秘書逮捕民主党司法対応

ttp://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2010/01/post-2ed3.html

小沢氏が独裁者であるとは私は思わない。しかし、民主党員の誰一人として表立って小沢疑惑に異議を述べることができない現行の民主党政権の状況では、その道を辿りうる素地があるかに見える。民主制度とは、そもそも衆愚から独裁者を生み出しやすい制度であるがゆえに、絶対的な権力に何重もの歯止めを掛けるようにできている。それが機能しなければ、民主主義は守られない。

 私は、小沢氏は民主党幹事長の職を辞すべきだったと思うし、鳩山首相はその配慮を見せるべきだったと思う。少なくとも、鳩山首相はたとえ一つの政党内であれ、各種争論が起こりうる、ハンナ・アーレントが複数性と呼ぶ多様さへの寛容を示すべきだったと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 20:41

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