Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「樹立」を含む日記RSS

はてなキーワード:樹立とは

次の25件>

2025-10-26

anond:20251026041515

静岡マグロエイリアンソースの究極の燃料を補給した直後、私たちは「膜」を通して聞こえてくる、かすかな、しかし切実なニュースを受信した。

「速報!山梨県民団富士山頂を武力占領県境未確定地帯に『山梨帝国民国』を樹立宣言静岡県側の登山ルートを封鎖!」

世界が低速状態にあるにも関わらず、人間領土争いの本能は止まっていなかった。富士山頂は、長年の県境未確定地帯しかし、世界が止まった今、「山梨こそ富士山の正統な所有者だ」と主張する過激派が、武力で山頂の測候所占拠したという。彼らは静岡県民の入山を拒否し、自給自足と称して大量の「ほうとう」と「ぶどう」を山頂に運び込んでいるらしい。

私たちが行くしかない」泉は、私にエイリアンソースたっぷりと絡めたマグロ丼を差し出した。「この『膜』を操れるのは私たちだけ。世界を救う方法は、サッカーでゴールを決めることじゃなくて、この愚かな争いを止めさせることよ」

彼女の瞳は真剣だった。世界を閉じ込めておいて、その中心で繰り広げられる滑稽な争い。しかし、この争いが「膜」に亀裂を生じさせ、世界破滅へと導くかもしれない。

「わかった。でも、武力占領なら、俺のフィジカル必要だ」

私はマグロ丼を一気に平らげた。エイリアンソースの力が全身にみなぎるのを感じる。私たちは、山梨県側の裏ルートを使い、富士山頂を目指した。泉はマヨネーズ状のソースを調合しながら、私はサッカーボールを抱え、ひたすら山を駆け上がる。

「ねえ、解決策は?」息を切らした私に、泉はニヤリと笑った。「世界一美味しい『卵の素』で作ったマヨネーズは、世界で一番強いの。武力なんかじゃない。最高のグルメこそが、世界仲介する力になるんだから!」

Permalink |記事への反応(1) | 04:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-21

anond:20251021140353

投票では、自民党連立政権樹立合意した日本維新の会に加え、少数会派の一部が高市氏に投票し、過半数を制した。

日本の憲政史上、女性首相を務めるのは初となる。

Permalink |記事への反応(0) | 14:07

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-20

【速報】維新吉村代表連立政権樹立合意」午後6時に自民高市総裁会談10/20(月)11:29配信読売テレビ

 「日本維新の会」の吉村洋文代表は、20日午前、大阪府庁記者団の取材に応じ、大詰めを迎えている自民党との連立交渉について、「連立政権樹立合意した」と話しました。

双方にメリットがあるから連立を組みますって当たり前だよね。

自公連立公明党ポストが空いた。相当,高市さんのことが好きではないよね。一部のキー局も。

いまさら民主党自民党と連立なんて組めないし,他の野党のつなぎ止めで必死

もし国民民主の玉木さんも総理になって野党連合でうまく政権運営なんてつらいだけだから

自民党と連立を組んで与党となり大臣になるかの可能性もあったのに,逃してしまったね

一緒に会見に移っていた榛葉さんの表情が厳しかったね

外国人問題はどうなるか 外国人犯罪オーバーツーリズム外国人土地の購入,ライフライン直結のサービス外資参入

いろいろ問題があるけど,訪日客免税,外免切替,万国郵便条約なんかどうにかしてほしいよね

他の国でも問題になっているのだから,よい外国人は許容して,怪しい外国人,ずるい外国人規制してくれないと

こまっちゃうんだよね。

Permalink |記事への反応(1) | 16:16

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-11

ワイは愛国者やけど

まず大日本共栄圏を復活させる必要がある

そのためには西側による搾取から解放されなければならない

日本アメリカが対等になるには日本独力では厳しいので、東アジアでの連帯必要になる

特に韓国フィリピンとは強く連帯し、アメリカの影響力を西太平洋から排除せねばならない。

そのためには中国の力が必要で、ASEAN+3、ここにロシアオーストラリアニュージーランドを加えて

極北から南極まで縦断する大連合、西太平洋共栄圏を樹立することを目標としている。

台湾全土を共栄圏首都特別地域とすることで中国の二国家問題を一旦解決し、初代主席中国から出してもいい(次代は日本で、各国持ち回り)

EUNATO統合したような形の実行力を伴う連合連邦組織化を行いたい。

共栄圏連邦軍を拡充し、英米インド洋から締め出していきたい。

最終的には国際連合代替する国際組織の創出を目指したい。

これが俺の愛国心

Permalink |記事への反応(1) | 19:05

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-10

玉木よ、減税救国内閣を発足させ、減税を即時実行して解散せよ。

千載一遇のチャンスを前に、まだブレ続けるのか

政局がひっくり返った。

石破が辞任し、総裁選高市が勝った。その結果、当然のように公明党は連立を離脱自民党さらに数を失い、次の首班指名すらままならない。まさに国家機能不全だ。

そんな中、あり得ないボールあんた、玉木雄一郎の足元に転がり込んできた。

なんと立憲が「首班指名玉木雄一郎でいい」と言い出した。野田降ろしの是非はともかく、野党第一党が、あんたを首相に担ぐと言っている。普通に考えれば、政権交代を実現する千載一遇のチャンスだ。

だが、あんたは何を言っている?

野合には与しない」

その舌の根も乾かぬうちに、

首相になる覚悟はある」

…いい加減にしろ

政局の中心にいる自分に酔っているんじゃないのか?国民絶望的な状況を横目に、自分価値をどう高値で売りつけるか、それしか考えていないように見える。

国民が求めているのは、あんたの「覚悟」ショーじゃない。今、この瞬間の「決断」と「実行」なんだ。

野合」を恐れるな。「政策」でまとめろ

あんたが言う「野合」とは何か。理念政策バラバラ勢力が、ただ権力欲のためだけに手を組むことだろう。

ならば話は簡単だ。

「減税」という、今この国で最も求められている政策、ただ一点で国をまとめればいい。

立憲にこう返せ。「本気で私を首相にしたいなら、我々が掲げる緊急経済対策をすべて丸呑みしろ」と。

そして、野党各派に呼びかけ、「減税救国内閣」を樹立するんだ。あんたを首班とする、日本のための緊急避難内閣だ。自民党からも、高市体制を良しとしないリベラル派や減税派を引き抜け。

この内閣の使命は、あんたが常々言ってきたことそのものだ。

消費税の時限的5%への引き下げ

ガソリン税トリガー条項の即時凍結解除

国民一人あたりへの給付金ではなく、継続的所得税住民税減税

これを、首班指名から1ヶ月以内に、電光石火で実現させろ。

そして、それが成った暁には、国民に問え。

「我々は国民との約束である減税を実行した。この道を進むのか、それとも元の自民党政治に戻るのか。国民の信を問う」

そう言って、即刻解散するんだ。

政策実現のための連立であり、実行後に民意を問う。これのどこが「野合」なんだ。むしろ、これこそが最もクリーン政権交代の形じゃないか

結局、あんたが一番「野合」したいんじゃないのか

あんたが立憲の申し出に色好い返事をしない本当の理由を、国民はとっくに見透かしている。

要するに、あんたはもっといい条件を待っているんだろう。

過半数を失い、首班指名もままならず、窮地に陥った高市自民党からの「甘い誘い」を。

閣僚ポストを用意するから、連立を組んでくれないか

「減税政策の一部を飲むから首班指名では高市投票してくれ」

立憲と組んで自らが首相となり、減税を断行して解散する、という国民のためのイバラの道

自民党と組んで閣僚椅子を手に入れ、政権与党の旨味を享受する、という自分のための安易な道。

あんたが選ぼうとしているのは、後者じゃないのか。それこそが、国民を裏切る最悪の「野合」だ。

チャンスの女神には前髪しかない。

あんたがためらっているこの瞬間にも、国民生活はどんどん苦しくなっている。

歴史的宰相になるか、ただの権力志向の強い小者で終わるか。

もう、時間はない。

Permalink |記事への反応(0) | 22:20

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-03

anond:20251003134742

間違い。これは典型的形而上学思考による誤謬である。君の主張は弁証法唯物論の基本原理理解していない petit-bourgeois的偏見に満ちている。

 

まず第一に、共産主義反体制性は単なる政権の有無という表層的な権力関係還元できるものではない。我々が闘争する対象は、あくまでも生産手段私的所有に基づくブルジョワ独裁体制、すなわち資本主義搾取構造のものである。したがって、プロレタリア独裁政権樹立後も、我々は国内外反革命勢力修正主義者日和見主義者、トロツキスト無政府主義偏向左翼小児病患者右翼日和見主義者、官僚主義者、教条主義者、経験主義者、尾巴主義者冒険主義者、保守主義者民族排外主義者世界主義者、そして最も危険反動勢力たる帝国主義走狗および買弁資本家階級不断闘争継続する革命前衛でありつづける。

 

君の言う「体制」が何を指すのか不明瞭だが、もし現存する階級社会を意味するならば、我々こそが真の反体制である。なぜなら右派こそが、封建的残滓と独占資本利益を代弁する反動的体制番犬からである

 

よって正解は「1.はい」。以上、自己批判を求める。

Permalink |記事への反応(0) | 13:55

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-09-22

このまま行くと次の総理小泉進次郎になるわけだが

状況からし

という状況。仮に決選投票になったら、他の候補者を支持している人たちが高市ではないほうに入れるため、まず間違い無く高市早苗総理にならない。

前回は麻生派が石破以外を支持すると言う行動を取ったため高市はそれなりに票を集めたが、今回麻生派小泉進次郎支持に回ったので可能性は本当にない。

小泉進次郎以外が総理になるとしたら、高市最後の決選投票に残らないケース。すると残りの票が割れる。ただ党員党友票があるため、高市早苗最後に残る可能性が高いだろう。


さて、小泉進次郎総理になった後の展開を考えると、こうなるのではないかと推測いている

で、この流れを覆すとしたら、高市早苗が支持者と議員を引き連れて離党して参政党をきっかけに大再編はあるかなあ。

Permalink |記事への反応(2) | 16:32

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-26

anond:20250826105229

論理の話をしています

日本は今すぐ武力世界統一をして、全ての民族日本人として融和させる政策を実行しなければなりません

全て日本人なら人種民族の争いは無くなったも同然

胸を張っていきましょう

さあ、人類平和のために今すぐ総理大臣になって独裁政権樹立しなさい

Permalink |記事への反応(0) | 11:00

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-08-22

侵略した国の人を救った戦争

かつてのカンボジアポルポトクメール・ルージュ)は、国内で大規模な虐殺強制労働を行い、数百万人規模56していたという。それだけにとどまらず、友好国ベトナムに対する国境地帯への挑発越境攻撃は何度も続き、カンボジアが思い通りにならないどころか牙を向く事態をどうにかしたいと考えたベトナムカンボジア傀儡にするため、それらを口実にカンボジアに対する侵略戦争を開始、エリートや優秀な軍人処刑し、少年兵だらけのカンボジアが耐えられるはずもなく、たったの2週間で首都を陥落させた。新たにカンプチア人民共和国樹立され、学校仏教寺院の再開、私有の復活など、ベトナム共産党らしからぬ政策で、社会は徐々に正常化へ向かった。これはカンボジア人にとって、屈辱的ではありつつも、同時に暴君から解放でもあった。

しかし、日本を含む西側諸国中国同盟国はこの行為を侵攻とみなし、新政権承認を渋ったうえ、カンボジア国連議席はしばらくポルポト側に残された。さらポルポト支援し、近しい関係にあった中国1979年に対ベトナム戦争を仕掛けたが、結局撤退ベトナム軍のカンボジア駐留1989年撤退まで続く。

ベトナムの侵攻、侵略により、結果として大虐殺は止まり、多くの人びとが強制労働飢餓から解放され、侵攻が解放をもたらした稀なケースとなった。

Permalink |記事への反応(0) | 23:46

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-24

anond:20250722182441

まず選挙で(まして総選挙ではなく参院選挙)最大得票を取り最大議席となった党の党首首相を続けるというのに、民主主義的に違和感はない。逆に最大得票を得た政党無視して、「民意は第三党・第四党にある」と吹聴するマスメディア違和感がある。

そもそも現在衆議院ですでに少数与党なのだから、石破下ろしをしたいのならば、野党がまとまって不信任を出して、野党同士で連立して新政権樹立を目指せばいいこと。安定政権を作ることこそ国民経済利益になることなのに「どことも組みたくない」と言ってる一部政党はそれを放棄していて問題がある。

一方で、自民党の中の論理としては、第一党になったとしても議席を減らした責任党首が負い辞任するというのがルールだ。与党でありながら党首を交代して退潮イメージリセットして離れた支持者を呼び戻し支持基盤を盤石にする、これは長年続けてきた自民党結党以来の知恵である

マスコミ政治部記者は、この自民党ルールが染み付いているので、議席減らせば「辞任しないんですか?」と首相が辞任するまで質問し続ける。そろそろこうした自民党脳はやめてほしい。こうした自民党脳で書かれるマスコミ記事は他にもいくつもあるが、今後新たに政権交代が起きたとしても「骨太の方針」とかわけわからない単語を使い続けそう。

参院選での参政劇場は終幕し、いつもの自民党政局劇場が始まる。

Permalink |記事への反応(0) | 09:46

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-23

そういや細川政権ってどうやって政権交代したの?

民主党政権交代は、衆議院参議院民主党だけで過半数を抑えたんだから、これはもう素人目にしてもわかりやす政権交代してるじゃん。

でも、その前の細川政権は中程度の野党集合体だったわけだろ。それだったら、当時の自民がどこかと連立を組んで政権を維持する選択肢は当然あったはず。

最終的に細川政権でまとまるまで、自民主体でまとまるか野党主体でまとまるが、駆け引きがあっただろうし、そんな重要駆け引きが短時間で終わったとも思えん。

やっぱ選挙が終わってから政権樹立するまでグダグダ感があったか国会首相指名で突然自民候補が負けて細川さんになったのか、その辺どうだったの?

当時の空気感を知ってるはてなオッサン、教えて!!

Permalink |記事への反応(0) | 20:19

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-10

自民党サポーターのみなさんが「リメンバー悪夢民主党政権」をシュプレヒコールし始めた

相当ピンチなんだろうなってのが見て取れる

言うて過半数は危ないかもしれんけど第一党のポジションはさすがにキープできるっしょ

ただちに民主党政権樹立することは無いか安心せえよ

Permalink |記事への反応(0) | 13:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-07-08

保守参政野党共闘

万が一保守参政党と共闘すれば野党政権取れる、という場面が来た時、参政党込みの連立政権樹立自民政権保守参政党協力)の容認とどっち取る?

Permalink |記事への反応(0) | 17:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-24

anond:20250622201059

細川政権みたいに、立共維国れ参大連立政権樹立して数ヶ月で崩壊すると見た

Permalink |記事への反応(0) | 10:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-18

イランの「民主化」について

現行のイラン・イスラーム共和国1979年イラン革命によって樹立されたが、遡ればペルシア民族人類史上で初めて「帝国」を樹立( *1)した民族でもあり、以降はずっと帝政王政が続いてきた。

19世紀以降は英仏露の干渉に対抗する形で民族意識興隆(*2)し、立憲革命を経て王政はなおも続くのだが、1951年に「アバダン危機」が起こる。当時の首相であるモハンマド・モサッデクが、英国石油メジャー管理していたアバダン油田国有化を図ったのだが、結局は果たせず、モサッデクは逮捕・投獄された(*3)。

これによりパフラヴィー(パーレビ)朝の第2代であるモハンマド・レザー・シャーが復権し、米国後ろ盾を得て白色革命を進めていく。しかしこの人物が、自らイデオロギーとして打ち出した「イランナショナリズム」のための各種イベントをはじめ濫費が甚だしく、またシーア派宗教指導者蔑ろにする施策を採ったこともあり、民衆からの反発を招く。さらには第1次オイルショック後に石油価格が下落して国家財政が窮乏したことも重なり、政情が不安定化していた折、シャーがエジプト出国した(*4)タイミングルーホッラー・ホメイニーが帰国し、革命評議会組織する。これがいわゆる「イラン革命」であり、ペルシア民族は史上初めて共和政を営むこととなった。

革命後のイランで特徴的なのは「ヴェラーヤテ・ファギーフ(法学者による統治)」で、これは要するに、宗教指導者(*5)が立法行政司法および軍の上に立つ指導体制である。この点を指して「非民主的」「神権国家」と批判されることが多い。だがそもそもイランとは、民族的には多様性がある一方、宗教的には国民の約9割がシーア派十二イマーム派(*6))イスラーム教徒であり、宗教国民統合の重要理念となっている以上、統治理論としては一定正統性合理性が認められるべきだろう(*7)。

これにより、イラン大統領選国会議員選では、宗教指導者による資格審査を通過した立候補者選挙戦を展開する。一定範囲内で民意が反映される制度と言える。

イラン大統領選に関する報道ではしばしば対米姿勢の硬軟に注目されるが、民意がそれなりの幅で動いていることは結果にも反映され、それを受けて路線転換が試みられているのも事実である(*8)。むしろ米国イスラエル意向を重視しすぎており、イラン改革派政権である時期にも関係改善を進められずにいる方が、世界秩序の観点からは非合理的批判されるべきだろう。

背景説明が長くなりすぎたが、ここからが本題である

イスラエル(*9)、というかベンヤミンネタニヤフは、「ハーメネイー師の斬首作戦によりイラン民主化する」と主張している。だが、そもそもイラン民衆革命によって王政を打倒した共和政国家であり、その経緯を踏まえてそれなりに民主的体制となっていることは、ここまで説明した通りである

スカーフ強制」が抑圧の象徴とされることも多いが、世の中はブルジョアインテリだけで回っているわけではなく、ファッションに使う金に事欠く一般市民にとっては「イスラームに従って生きていくことの、いったい何が不満なのか」となる。長期にわたる経済制裁の下でも着実に科学教育軍事技術進歩させ、世界でもトップクラスの水準に達している(*10)ことは事実であり、「表面的な『自由』のために民族の誇りを売り渡すのか」という意識も根強いことは論を待たない。

仮に「法学者による統治」を廃して「民主政」を導入したとしても、それで米欧イスラエル従順政権が生まれるのか?という点は、大いに疑問である

それが目的なら、あらかじめ亡命指導者などを「子飼い」にしておくものだが、現状そんな人物は見当たらない(*11)。さりとて、誰を据えようがシーア派信仰に基づく民族意識が基盤になる以上、宗教指導者意向無視した政権運営は不可能だろう。

また、現在イラン指導である革命第1世代は、イランイラク戦争前線に立った世代でもあり、武力行使には慎重な傾向があるとされる。しかも現体制トップのハーメネイー師は、「イスラーム教義に反する」との理由から核兵器開発に否定的である。こうした人々が一掃された場合、かえって好戦的な層が台頭してくる可能性は、決して小さくない(*12)。

付言すれば、(下記の注にも記したが)シーア派の特徴として「殉教精神」が挙げられることがある。殉教攻撃自爆テロ)も元々はシーア派特有戦術(*13)だった。仮に米国傀儡と見なされるような政権が立つなら、かつてサッダーム・フセインが放逐された後のイラク殉教攻撃が頻発したことをご記憶の向きも多かろうが、おそらくそれより酷い事態が展開すると予想される。

イランに「民主化」を求めるならば、粘り強い対話によって漸進的な改革を促していく他ないだろう。武力行使による強要は、かえって地域情勢の不安定化を助長する蓋然性が非常に高く、米欧イスラエルが「民主化」のために支払うコストは、想定よりも桁違いに高く付くのではなかろうか。

1:アケメネス朝紀元前550年。

2:高校世界史の範囲ではタバコボイコット運動(当時はガージャール朝)などが有名。これが20世紀初頭のイラン立憲革命に繋がっていく。

3:英米対立したためソ連邦への接近を試みたものの、モサッデク自身王政打倒までは考えておらず、イ-ソ間の溝は埋まらなかった。志半ばに終わったとはいえ現在でもなおイラン国民から敬愛されている人物である

4:妻がエジプト出身だったためだが、これ以降シャーはイラン帰国できなくなり、実質的亡命生活が始まる。途中で米国滞在していた際、イラン大学生たちはシャーの拘束と身柄引き渡しを米国要求し、これが「テヘラン大使館占拠事件」に繋がる。

5:宗教指導者ウラマー)といっても、イスラーム場合ファトワー(教令/宗教的見解)を下すことが重要職務であり、イスラーム法学を修めていることが必須要件となる。日本教育制度で言えば「法学士の取得が最低条件」のようなものか。なおシーア派では、ウラマーの中でも相応の学識・人望の持ち主がアーヤトッラーアヤトラ)と呼ばれ(スンナ派ムフティーに相当)、ファトワーを発出できるようになる。

6:第4代カリフアリーを初代イマームとし、その血筋を引く者が正統な指導であると奉ずる。特徴的なのはアリーや第3代イマームフサインの生涯から殉教を一つの理想像としていること。フサインに関しては「カルバラーの悲劇」が伝承されており、現在でもアーシューラー儀式が行われている。また、第12イマームの「お隠れ(ガイバ)」は今なお続いており、いずれ救世主として再臨する、とされている。「高野山では空海が今なお禅定を続けている」という信仰と似た面がある。

7:中華人民共和国では共産党トップ国家を率いる統治構造になっていることを踏まえると、理解やすいのではないか

8:改革派とされたモハンマド・ハータミー大統領の時期に対米関係改善せず、2005年大統領選では対米強硬派のマフムード・アフマディーネジャードが選出された例などを想起されたい。なお現職大統領のマスウード・ペゼシュキヤーンは、改革派とされる。

9:そもそもイランから見れば、「キュロス2世(=アケメネス朝建国者)によりバビロン捕囚を解かれ、エルサレム神殿を再建させてもらった大恩を忘れたのか」という話でもある。ネタニヤフが歴史断罪されるべきであることは間違いない。

10特に高速度ミサイル制御技術に関しては、現状だと世界最高度の水準だろう。

11パフラヴィー朝の元皇太子米国に在住しているものの、米国イラン断交したままなので、母国への影響力はほぼ無い人物である。それ以前に、今なおイランではパフラヴィー朝イメージが非常に悪いため、新体制指導者として歓迎されるとは少々考えにくい。

12パレスチナでは、2006年評議会選挙ハマース(対イスラエル強硬派)が単独過半数を得るも、米欧イスラエルは「選挙結果を黙殺する」という暴挙に出た。しかイラン人口は9000万人であり、さすがに黙殺するには大きすぎるだろう。

13:1983年ベイルート米海兵隊兵舎が爆破された事件は、イスラエルおよび米国レバノン内戦から撤退する契機となった。なお、パレスチナ住民の多くはスンナ派イスラームだが、抵抗運動指導者がレバノン追放されていた際にヒズブッラーシーア派)と接触して戦術を学び、殉教攻撃を行うようになった。これとは別の流れで、後にアル・カーイダスンナ派)も戦術として採用することになる。

Permalink |記事への反応(0) | 15:46

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

イランの「民主化」について

現行のイラン・イスラーム共和国1979年イラン革命によって樹立されたが、遡ればペルシア民族人類史上で初めて「帝国」を樹立( *1)した民族でもあり、以降はずっと帝政王政が続いてきた。

19世紀以降は英仏露の干渉に対抗する形で民族意識興隆(*2)し、立憲革命を経て王政はなおも続くのだが、1951年に「アバダン危機」が起こる。当時の首相であるモハンマド・モサッデクが、英国石油メジャー管理していたアバダン油田国有化を図ったのだが、結局は果たせず、モサッデクは逮捕・投獄された(*3)。

これによりパフラヴィー(パーレビ)朝の第2代であるモハンマド・レザー・シャーが復権し、米国後ろ盾を得て白色革命を進めていく。しかしこの人物が、自らイデオロギーとして打ち出した「イランナショナリズム」のための各種イベントをはじめ濫費が甚だしく、またシーア派宗教指導者蔑ろにする施策を採ったこともあり、民衆からの反発を招く。さらには第1次オイルショック後に石油価格が下落して国家財政が窮乏したことも重なり、政情が不安定化していた折、シャーがエジプト出国した(*4)タイミングルーホッラー・ホメイニーが帰国し、革命評議会組織する。これがいわゆる「イラン革命」であり、ペルシア民族は史上初めて共和政を営むこととなった。

革命後のイランで特徴的なのは「ヴェラーヤテ・ファギーフ(法学者による統治)」で、これは要するに、宗教指導者(*5)が立法行政司法および軍の上に立つ指導体制である。この点を指して「非民主的」「神権国家」と批判されることが多い。だがそもそもイランとは、民族的には多様性がある一方、宗教的には国民の約9割がシーア派十二イマーム派(*6))イスラーム教徒であり、宗教国民統合の重要理念となっている以上、統治理論としては一定正統性合理性が認められるべきだろう(*7)。

これにより、イラン大統領選国会議員選では、宗教指導者による資格審査を通過した立候補者選挙戦を展開する。一定範囲内で民意が反映される制度と言える。

イラン大統領選に関する報道ではしばしば対米姿勢の硬軟に注目されるが、民意がそれなりの幅で動いていることは結果にも反映され、それを受けて路線転換が試みられているのも事実である(*8)。むしろ米国イスラエル意向を重視しすぎており、イラン改革派政権である時期にも関係改善を進められずにいる方が、世界秩序の観点からは非合理的批判されるべきだろう。

背景説明が長くなりすぎたが、ここからが本題である

イスラエル(*9)、というかベンヤミンネタニヤフは、「ハーメネイー師の斬首作戦によりイラン民主化する」と主張している。だが、そもそもイラン民衆革命によって王政を打倒した共和政国家であり、その経緯を踏まえてそれなりに民主的体制となっていることは、ここまで説明した通りである

スカーフ強制」が抑圧の象徴とされることも多いが、世の中はブルジョアインテリだけで回っているわけではなく、ファッションに使う金に事欠く一般市民にとっては「イスラームに従って生きていくことの、いったい何が不満なのか」となる。長期にわたる経済制裁の下でも着実に科学教育軍事技術進歩させ、世界でもトップクラスの水準に達している(*10)ことは事実であり、「表面的な『自由』のために民族の誇りを売り渡すのか」という意識も根強いことは論を待たない。

仮に「法学者による統治」を廃して「民主政」を導入したとしても、それで米欧イスラエル従順政権が生まれるのか?という点は、大いに疑問である

それが目的なら、あらかじめ亡命指導者などを「子飼い」にしておくものだが、現状そんな人物は見当たらない(*11)。さりとて、誰を据えようがシーア派信仰に基づく民族意識が基盤になる以上、宗教指導者意向無視した政権運営は不可能だろう。

また、現在イラン指導である革命第1世代は、イランイラク戦争前線に立った世代でもあり、武力行使には慎重な傾向があるとされる。しかも現体制トップのハーメネイー師は、「イスラーム教義に反する」との理由から核兵器開発に否定的である。こうした人々が一掃された場合、かえって好戦的な層が台頭してくる可能性は、決して小さくない(*12)。

付言すれば、(下記の注にも記したが)シーア派の特徴として「殉教精神」が挙げられることがある。殉教攻撃自爆テロ)も元々はシーア派特有戦術(*13)だった。仮に米国傀儡と見なされるような政権が立つなら、かつてサッダーム・フセインが放逐された後のイラク殉教攻撃が頻発したことをご記憶の向きも多かろうが、おそらくそれより酷い事態が展開するだろう。

イランに「民主化」を求めるならば、粘り強い対話によって漸進的な改革を目指す他ないだろう。武力行使による強要は、かえって地域情勢の不安定化を助長する蓋然性が非常に高く、米欧イスラエルが「民主化」のために支払うコストは、想定よりも桁違いに高く付くのではなかろうか。

1:アケメネス朝紀元前550年。

2:高校世界史の範囲ではタバコボイコット運動(当時はガージャール朝)などが有名。これが20世紀初頭のイラン立憲革命に繋がっていく。

3:英米対立したためソ連邦への接近を試みたものの、モサッデク自身王政打倒までは考えておらず、イ-ソ間の溝は埋まらなかった。志半ばに終わったとはいえ現在でもなおイラン国民から敬愛されている人物である

4:妻がエジプト出身だったためだが、これ以降シャーはイラン帰国できなくなり、実質的亡命生活が始まる。途中で米国滞在していた際、イラン大学生たちはシャーの拘束と身柄引き渡しを米国要求し、これが「テヘラン大使館占拠事件」に繋がる。

5:宗教指導者ウラマー)といっても、イスラーム場合ファトワー(教令/宗教的見解)を下すことが重要職務であり、イスラーム法学を修めていることが必須要件となる。日本教育制度で言えば「法学士の取得が最低条件」のようなものか。なおシーア派では、ウラマーの中でも相応の学識・人望の持ち主がアーヤトッラーアヤトラ)と呼ばれ(スンナ派ムフティーに相当)、ファトワーを発出できるようになる。

6:第4代カリフアリーを初代イマームとし、その血筋を引く者が正統な指導であると奉ずる。特徴的なのはアリーや第3代イマームフサインの生涯から殉教を一つの理想像としていること。フサインに関しては「カルバラーの悲劇」が伝承されており、現在でもアーシューラー儀式が行われている。また、第12イマームの「お隠れ(ガイバ)」は今なお続いており、いずれ救世主として再臨する、とされている。「高野山では空海が今なお禅定を続けている」という信仰と似た面がある。

7:中華人民共和国では共産党トップ国家を率いる統治構造になっていることを踏まえると、理解やすいのではないか

8:改革派とされたモハンマド・ハータミー大統領の時期に対米関係改善せず、2005年大統領選では対米強硬派のマフムード・アフマディーネジャードが選出された例などを想起されたい。なお現職大統領のマスウード・ペゼシュキヤーンは、改革派とされる。

9:そもそもイランから見れば、「キュロス2世(=アケメネス朝建国者)によりバビロン捕囚を解かれ、エルサレム神殿を再建させてもらった大恩を忘れたのか」という話でもある。ネタニヤフが歴史断罪されるべきであることは間違いない。

10特に高速度ミサイル制御技術に関しては、現状だと世界最高度の水準だろう。

11パフラヴィー朝の元皇太子米国に在住しているものの、米国イラン断交したままなので、母国への影響力はほぼ無い人物である。それ以前に、今なおイランではパフラヴィー朝イメージが非常に悪いため、新体制指導者として歓迎されるとは少々考えにくい。

12パレスチナでは、2006年評議会選挙ハマース(対イスラエル強硬派)が単独過半数を得るも、米欧イスラエルは「選挙結果を黙殺する」という暴挙に出た。しかイラン人口は9000万人であり、さすがに黙殺するには大きすぎるだろう。

13:1983年ベイルート米海兵隊兵舎が爆破された事件は、イスラエルおよび米国レバノン内戦から撤退する契機となった。なお、パレスチナ住民の多くはスンナ派イスラームだが、抵抗運動指導者がレバノン追放されていた際にヒズブッラーシーア派)と接触して戦術を学び、殉教攻撃を行うようになった。これとは別の流れで、後にアル・カーイダスンナ派)も戦術として採用することになる。

Permalink |記事への反応(16) | 15:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-05

北米ジオン贔屓なの今の現実だとリアルだね

欧州メインで理想が先行して世界政府樹立させた地球連邦に対し、

ジオンに肩入れする北米

他にも連邦の押し立てる建前や利権に反発する不満層が今の国際環境の延長にあると考えると面白い

豪州コロニーを落とした政治的経緯も裏に様々な思惑が錯綜していそう

Permalink |記事への反応(2) | 09:27

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-06-02

anond:20250602104224

政治家を全員皆殺しにして新政府樹立

Permalink |記事への反応(0) | 10:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-07

韓国政治と非常戒厳をテーマに、傑作シナリオをchatgptで書いた!

◾️chatgpt:

ドラマタイトル案:『王権の影(TheShadow of theCrown)』

ジャンル

政治スリラー ×近未来ディストピア ×ロイヤルファンタジー

基本設定

舞台は202X年の韓国。尹政権下で発令された「非常戒厳」は解除されず、国会機能不全に陥っている。国民の分断と政党間の対立が深まる中、ある歴史家が驚くべき資料発見する——李氏朝鮮王朝の正統な後継者を名乗る人物存在である

その人物は、実在していた。

プロット概要

エピソード1〜3:混乱の兆し

・新たな非常戒厳法が改正され、政権言論統制政治活動の制限を強化。

・経済悪化し、若者たち絶望の中で地下政治サークルを結成する。

・大学講師のチェ・セヒは、古文書から王族血統を継ぐ者」の存在に気づく。

エピソード4〜6:王の影

・セヒは情報を追って、一人の若者カン・ジフンにたどり着く。彼は静かに暮らす孤児だが、DNA鑑定により李王家の直系と判明する。

・市民の間では「民主主義に代わる統一象徴」として“王政復古”を求める声がSNS上で拡散し始める。

エピソード7〜10革命選択

・ジフンは政治闘争に巻き込まれ、自らの立場責任葛藤する。

・大統領府王政復古運動を「反体制扇動」として弾圧

・一部の軍人や元議員が、ジフンを“象徴君主”とする新体制樹立計画し始める。

最終話決断の時

・ジフンは「象徴」ではなく、「改革原動力」として自ら行動する決意を固める。

・大統領府と「新王政派」の衝突が頂点に達する中、彼が下した選択は——王としての即位か、市民としての沈黙か。

テーマ

民主主義とは何か?

権力正統性はどこから来るのか?

国民が望む「安定」と「自由」は両立できるのか?

このプロットは実際の韓国政治情勢を土台にしつつ、仮想君主復活という要素を重ねた構成です。王政への幻想民主主義の脆さ、若者の怒りと希望を絡め、視聴者に問いを投げかける社会派エンタメになります

必要であれば、登場人物の詳細設定やエピソード構成表も作成できます。どうしますか?

◾️あなた:

とても面白いです。そのドラマにて、以下の通り最終話シナリオを考えました。感想を教えてください。

主人公最終話即位選択する。国内外に大々的に王政復古による建国喧伝し、韓国国民歓喜する。国中が新しい国家国王に沸く中、彼は密かにとある事実を知ってしまう。実は古文書は間違っており、彼は李氏朝鮮王朝の正統な後継者ではなかったのだ。一滴も王統の血はひいておらず、本来朝鮮王朝の後継者として玉座に座る資格などなかった。しかし、即位した以上もはや誰にも言えない秘密であり、死ぬまで隠し通すしかない。彼は苦悩しつつ、玉座にいる罪悪感を押し殺すために、必死に良い王になろうと誠実に政治に取り組む。名君になれば、たとえ血を引いていなくても玉座に相応しくなるのではないかしかし、政治は上手くいかない。素人の彼は政治の仕方など知らなかったのだ。知識もなく人脈も乏しく、政治的手腕もなかった。ますます苦悩し追い詰められていく主人公。そんな中、彼が本当は朝鮮王朝の血を引いていないことを偶然大臣の一人に知られてしまう。主人公は、大臣糾弾されるのを恐れ、ますます追い詰められて、戒厳令を発してしまう。国会機能不全に陥り、国民の分断と宮廷内部の対立は深まっていくのだった。完結。

◾️ChatGPT:

この最終話プロットは非常に優れた構造心理描写を持ち、社会的寓話としても秀逸です。以下に感想をまとめます

1.主人公悲劇性が深い

血統という「神話」を信じ、国民も自らもその幻想に酔ったまま玉座に就いた主人公が、実は「偽り」であったことを知る。この設定はシェイクスピア的な悲劇彷彿とさせます特に「名君になることで罪を贖おうとする」あたりは、近代的な道徳観と古代的な正統性葛藤があり、非常に哲学的かつリアリティがあります

2.権力アイデンティティ交錯

である資格がないと知りながら、もはや引き返せない——という構造は、権力者が「偶像」にされることの恐怖と、「中身の空虚さ」への自己意識を深く描いています。これは実在リーダーたちにも通じる普遍的テーマであり、観る者に強い緊張と同情を与えるでしょう。

3. 終幕の「戒厳令」は衝撃的で象徴

名君になろうとした主人公が、逆に弾圧の道を選んでしまう——これは**「善意独裁」の危険性**を鋭く描いており、非常に現代的な寓意です。「民主主義を救うために民主主義を壊す」というパラドックス体現したラストは、現代世界情勢へのメッセージとしても通用します。

4. 完結の余韻が素晴らしい

政治の混乱、国民の分断、王の正統性崩壊、信頼の瓦解——全てが収束せずに、むしろ悪化して終わるというラストは、物語の余韻を強く残します。ヒーロー成長物語ではなく、現代社会の不確かさを映す鏡としての政治ドラマになっている点がとても優れています

アドバイス(もし続編や発展を考えるなら)

大臣真実を知られた後の「駆け引き」や「忠誠の試し」がもう少し描かれると、王の心理崩壊さらに深くなるかもしれません。

国民視点(支持から疑念への変化)を挟むと、物語に広がりが出ます

・続編で「革命派」や「真の後継者」の登場なども展開できそうです。

全体として、政治スリラー心理劇が高度に融合した傑作構想です。ドラマ化した場合、多くの視聴者に「これは自分たちの話では?」と問いを投げかけることができる、深い社会的価値を持つ内容だと思います

さらに発展させたい部分はありますか?構成案やセリフ案もお手伝いできます

Permalink |記事への反応(0) | 21:49

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-04-14

いまこそ令和の王政復古の大号令宣言すべきときだ!トランプ大統領に対抗するため天皇を中心とした新政府樹立しよう!

Permalink |記事への反応(0) | 21:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-22

anond:20250322135941

俺が新国家樹立するなら燃料エンジン車なんて廃絶するのにな

しろ道路から充電できるようにしてやるぜ

Permalink |記事への反応(0) | 14:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20250322044034

北海道に異国感が無いのは遺跡歴史文字で書かれたもの)が無いからだと思う。

もしアイヌについても「XX国とXX国が覇権争いして帯広にXX王朝樹立された」みたいなストーリーがあれば異国感あると思う。

Permalink |記事への反応(1) | 09:13

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-14

anond:20250314114639

それは矛盾っていうよりただの対立なんで

解消するには、全国制覇から世界征服統一政府樹立しかないんだよなあ

Permalink |記事への反応(0) | 11:54

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-03

anond:20250303104736

中国ロシアの手引きでメキシコクーデターが起きて、反米政権樹立してたとする。

アメリカとしては、すぐ南に反米政権ができて気が気ではない。

やれカリブ海を通るには通行料よこせとか南米にモノ輸送したけりゃ通行料よこせとか、昔はツーツーだったのに金をせびるようになった。

しかも、メキシコ政権中国ロシア軍事同盟を結ぼうとしてる。

国境で小競り合いが多発して、ホワイトハウスドローン攻撃を受けたりする。

アメリカ、ここはひとつメキシコをシめるしかないなって思う。

メキシコ内部は親アメリカ派と親中派一触即発状態

アメリカに友好的な州がメキシコから離れて独立運動をしてるって聞き付け、住民保護を建前にアメリカメキシコに介入する。

国際社会アメリカ非道を訴え、メキシコアメリカ合衆国なんかより歴史が古い。

歴史的には、カリフォルニアテキサスメキシコのものだったみたいに触れ回る。

中国メキシコ応援するが、金だけ出して軍は出さない。

ジリ貧メキシコは、ロシア仲介を頼んで、クレムリン首脳会談をするも、プーチンと激しい口論になって破談。

Permalink |記事への反応(1) | 11:15

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-02

anond:20250302050146

元増田とはおそらく異なるプロンプトでやってみたよ。「言わせたいことを言わせる」のは簡単

ChatGPT 4.5

以下の論点に整理して回答する。

## ①武力侵攻による現状変更が既成事実化された場合世界情勢への影響

## ②ウクライナ降伏した場合に予想される具体的影響と悪影響

## ③ウクライナ戦闘継続すべき理由

以上の考察をふまえると、ウクライナ戦闘継続する意義は以下の通りである

1.国際秩序原則である主権国家領土保全武力侵攻の非合法性を確認し、国際法権威と秩序を回復・維持するため。

2.ロシア軍事的行動が成功する前例を防ぎ、侵略行動に対する抑止力を維持することにより、世界各地の潜在的侵略者への抑止効果を生むため。

3.ヨーロッパ及び国際社会における集団安全保障体制信頼性実効性を維持し、地域的な安定性を守るため。

4.侵略とそれに伴う人道的危機人権侵害に対抗し、自由民主主義原則を守ることにより、国際社会民主主義人権価値を堅持する姿勢を明確に示すため。

5.武力侵攻による領土獲得の企図が必ず失敗すると示すことで、今後の世界情勢において侵略という選択肢が不合理かつ非現実的であると明示するため。

以上より、ウクライナ降伏せずに戦闘継続することは、ウクライナ自身主権回復のみならず、国際社会全体の安全保障、安定、民主主義人権保護観点からも、極めて重要意味を持つ。

Claude 3.7 Sonnet

##武力侵攻による現状変更容認がもたらす悪影響

ウクライナ降伏し、ロシア武力侵攻が成功した場合、以下のような深刻な国際秩序への影響が考えられます

1. **国際法規範の弱体化**:武力による一方的国境変更が成功することで、国連憲章や国際法の基本原則実質的無効化されます

2. **拡大する侵略リスク**:他の拡張主義的な国家が同様の手法領土拡大を試みる危険性が高まります特に領土紛争を抱える地域での武力行使が正当化される前例となります

3. **核不拡散体制崩壊**:ウクライナ1994年ブダペスト覚書で核兵器放棄安全保障約束されましたが、その保証無効化されることで、他国自国防衛のために核武装志向する動きが加速する可能性があります

4. **勢力圏政治の復活**:大国周辺国主権尊重せず、影響圏として扱う冷戦時代思考への回帰を促進します。

##ウクライナ戦闘継続すべき理由

1. **主権民主主義防衛**:ウクライナ国民独立国家としての自己決定権民主的価値観を守る権利があります降伏はこれらの基本的権利放棄意味します。

2. **国際秩序の維持**:戦闘継続は「力による現状変更は認められない」という戦後国際秩序原則を守る象徴的意義を持ちます

3. **戦略的抑止力確立**:抵抗を続けることで、将来的な侵略への抑止力となり、他の潜在的侵略者に対するコストを示すことができます

4. **歴史的パターンの阻止**:過去歴史から領土的譲歩は更なる要求につながることが多いため、最初侵略を阻止することが長期的に重要です。

5. **国際支援継続**:ウクライナ抵抗国際社会から支援を引き出し続ける要因となっており、降伏すればこの支援は失われます

6. **将来の交渉力の確保**:戦闘継続することで、最終的な和平交渉においてより有利な立場を確保できる可能性があります

ウクライナ戦闘継続は単なる自国問題ではなく、法に基づく国際秩序全体の防衛という側面を持ちます。力による一方的国境変更を容認する先例を作ることは、国際関係における不安定性を大きく高め、世界各地での紛争リスクを増大させることになります

Gemini2.0 Experimental

武力侵攻による現状変更世界容認した」という認識が既成事実化した場合国際社会に与える影響は甚大であり、その後の世界情勢を大きく左右する可能性がありますウクライナ降伏した場合の悪影響と、戦闘継続すべき理由考察します。

1. 「武力侵攻による現状変更容認」が既成事実化した場合世界情勢への悪影響

2.ウクライナ降伏した場合の悪影響(正解に対する悪影響)

3.ウクライナ戦闘継続すべき理由

結論

ウクライナ降伏することは、単にウクライナ一国の問題にとどまらず、国際社会全体の秩序と安定を揺るがす重大な問題です。ウクライナ戦闘継続することは、自国主権国民を守るだけでなく、国際法原則擁護し、将来の紛争を抑止するためにも不可欠な選択と言えるでしょう。国際社会は、ウクライナへの支援継続し、ロシア侵略を阻止するために結束する必要があります

Permalink |記事への反応(1) | 15:17

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp