
はてなキーワード:権益とは
https://anond.hatelabo.jp/20250727144129
■ 要約(簡潔版)
大英帝国の核心は本国ではなくインド帝国であり、直布羅陀~スエズ~インド~シンガポール~オーストラリアの海上交通線が生命線だった。
シンガポールは東の防衛拠点だったが、その防衛はあくまでオーストラリアとニュージーランドのための前線として機能しており、マレー半島自体は捨て駒的な扱いだった。
1941年に日本にシンガポールが陥落したことで、大英帝国は東方から完全に後退。オーストラリア・ニュージーランドの防衛はアメリカに移り、以後は「アングロ・サクソンの米豪連携体制」へと移行。
それでもインド帝国を守れたことで、大英帝国は「コア」を保持できた。これは張伯倫の「地中海防衛優先戦略」の成果。
英帝国の拡張は当初、自由貿易と最低限の支配で成立していた(1815年がピーク)。しかし、19世紀末以降、他の帝国(独仏露)との勢力争いから、コスト高の直接支配へと転換し衰退が始まる。
インド以東の領土(シンガポールなど)は、実は英国にとって「コスト過多の義務」でしかなかった。その放棄は、むしろ帝国の延命につながった。
比較として、現代アメリカがドイツから一部撤兵する決定も、英帝国の「戦略的収縮」と重なる――利益にならない場所からは撤退するというリアリズム的判断。
■ 詳細ポイント
項目 内容
インドの位置づけ英国にとっては「本体」であり、統治機構がインドにあったことで帝国として機能。
地中海の重要性 英印間の交通線を守るための「命脈」。ここを守れなければ帝国も存在しない。
シンガポールの役割インド・豪州防衛の拠点であり、現地防衛の意思は弱く、放棄も想定済みだった。
戦略分配の背景英国内だけでなく、インド・カナダ・豪・NZとの利害調整の結果として戦略が決定されていた。
シンガポール陥落の影響豪州・NZの米国依存が始まり、英連邦からの実質的な自立が進む契機に。
英国の「非正規帝国」理論 実際の支配ではなく、貿易権益と支点のみで成り立つ帝国構想(1815年頃が理想形)。
大英帝国の戦略後退は、失敗ではなく**「選択と集中」**による合理的判断。
「地図で大きいから重要」と考える独裁者(ヒトラーなど)は戦略を誤る。
同じように現代アメリカも、無限の戦線拡大をやめ、利益にならない場所から引くべきだという示唆。
引用元:第27回参議院議員通常選挙の候補者に向けて実施した表現の自由についてのアンケート結果
設問(1-a):
設問(1-b):
実在する人間には保護権益があるが、実在しないキャラクターにはないため。性的・暴力的表現というのも警察・検察・裁判所の判断もあいまいになるため、規制に能わず。刑法175条のあいまいさは改善の余地あり。
設問(2-a):
設問(2-b):
刑法175条1項は、わいせつ文書などの頒布・公然陳列への罰則を規定しているが、「わいせつ」の定義がないため明確性の原則に反する。
設問(3):
サイバーパンク2077、ウィッチャー3ワイルドハント、レッド・デッド・リデンプション2
「保護権益」は「保護法益」だと思いますが、それは重箱の隅ですね。規制反対の模範回答だと思います。あと、結構なゲーマーです。
設問(1-a):
設問(1-b):
製造、提供したりした場合は問題あるが、所持だけで処罰するのは如何なものか?自分の娘と風呂に入っている写真を持っているだけで処罰されるれてしまう。余程例外的なケースが生じた時のみ対処すれば良い。
設問1-aを実在の児童ポルノに関する問いと誤解されているようですが、実在であっても、単純所持規制が行き過ぎという意見には同意します。
設問(1-a):
設問(1-b):
ほとんどのことが現行法で取り締まることが可能。「単純所持」を一律に規制したり、創作物も規制の対象に加えたりすることは、問題解決に役立たないばかりか、逆に人権侵害、表現の自由の萎縮につながりかねません。
設問(2-a):
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
設問(2-b):
社会のあらゆる場面で基本的人権が保障され、誰もが大切にされる社会をめざします。禁止や規制の規定には、明確に誰でも分かりやすい基準を設けないと、結果として捜査当局の恣意的な捜査を招く危険があります。
設問2-aの回答でDとFを選んでいる、共産の候補者では唯一の方。任意回答もテンプレではなく、内容も申し分ありません。
設問(1-a):
設問(1-b):
実在しない漫画等の表現の規制は、憲法21条の表現の自由を軽視するものである。表現の自由は民主主義を支える基礎的自由である。また、実害のない創作物によって犯罪が起きた等の因果関係も立証されていない。
設問(2-a):
C.クレジットカード決済の制約
D. 過度なジェンダー平等論や多様性への配慮に基づく表現規制
F. いわゆる「エロ広告」等、不適切とされる広告への法的規制
G.国連女子差別撤廃委員会の勧告による表現規制
設問(2-b):
全項目に「表現の自由を損なう可能性」があり、いずれの規制にも強い慎重論を持つ姿勢である。また、過度な規制は問題を悪化させる恐れさえあると考える。
ご存知NHK党党首。設問2-aの回答でA~Gを全て選んでいる、数少ない候補の一人。他の回答も同意できる内容です。
設問(1-a):
設問(1-b):
子どもの人権尊重と健全な社会形成の観点から、たとえ実在しないキャラクターであっても、性的・暴力的表現は社会的許容の範囲を超えるものであり、規制が必要です。
設問(2-a):
設問(2-b):
設問(3):
子どもの頃に夢中になった『ドラゴンボール』や『キン肉マン』が今でも印象に残っています。正義や努力、仲間との絆など、多くのことを教えてくれた作品です。
『ドラゴンボール』と『キン肉マン』、暴力的表現を多く含む作品だと思うのですが。これは牽強付会ではなく1990年代の有害コミック騒動で、『ドラゴンボール』は掲載誌共々、暴力的という理由で実際に指弾されていた漫画の一つです。
設問(1-a):
設問(1-b):
架空を描写すること自体は表現の自由が保障すべき範疇ですが、昨今のAIによる描写は人の感性から乖離する可能性があるため。
設問(2-a):
「理由を参照されたい」
設問(2-b):
応仁の乱後の日野富子による将軍並立と室町幕府の弱体化の経緯についてですね。
応仁の乱(1467年~1477年)は、足利将軍家の後継者争いと有力守護大名の対立が絡み合い、全国を巻き込む大乱となりました。この乱によって室町幕府の権威は地に落ち、各地で下克上が進行する戦国時代へと突入していきます。
日野富子は、8代将軍足利義政の正室であり、9代将軍足利義尚の生母です。彼女は応仁の乱の勃発にも深く関与し、乱後もその政治的な影響力を持ち続けました。
富子が将軍を並立させ、幕府をさらに弱体化させた経緯は以下の通りです。
応仁の乱終結後の1489年、富子の唯一の息子である9代将軍足利義尚が近江で陣没しました。これにより、将軍職の後継者問題が再び浮上します。
義尚には子がなかったため、義政の弟である足利義視の子、足利義材(後の義稙)が将軍職を継承することになりました。しかし、義材は武力による秩序回復を目指し、富子やその近臣、有力寺社勢力など、これまでの幕府の運営に深く関与してきた勢力との対立を深めていきます。特に、富子が抱える多額の負債や、彼女の権益に触れるような政策を義材が打ち出したことが、対立を激化させました。
義材との対立を深めた富子は、幕府の実力者である管領細川政元に接近します。政元は、将軍の権力を弱め、自らの政治的影響力を強めることを企図していました。
そして1493年、義材が大内義興の討伐のために河内に出陣している隙を突き、富子と細川政元はクーデターを起こします。これが「明応の政変」です。政元は兵を率いて京都を制圧し、義材を廃して幽閉しました。
義材を廃した富子と細川政元は、新たに足利義視のもう一人の子である足利義高(後に義澄と改名)を10代将軍として擁立します。
しかし、廃された義材はその後、越中、次いで周防へと逃れ、地方の有力大名(特に周防の大内義興)の支援を受けて、正統な将軍としての地位を主張し続けました。これにより、京都にいる義澄と、地方に逃れた義材という、二人の将軍が並立する異常事態が発生しました。
富子によって引き起こされた明応の政変とそれに続く将軍の並立は、室町幕府の権威を決定的に失墜させました。将軍が自身の意思ではなく、有力大名や政治的な勢力によって廃されたり、擁立されたりする状況は、幕府がもはや日本全国を統治する正当な権力であることを否定するものでした。
また、将軍が二人存在する状態は、各地の武士や守護大名にとって、どちらに従うべきかの混乱を生み、さらなる地方勢力の自立と下克上を促す結果となりました。
日野富子の行動は、結果的に将軍の権威を著しく損ない、室町幕府の支配力を根本から揺るがし、戦国時代の混乱をさらに深める要因となりました。彼女は自身の経済的な権益や政治的な影響力を保持しようとした結果、幕府の統治能力を自ら破壊してしまったと言えるでしょう。
米国とウクライナが鉱物資源の共同開発に関する合意がされる見通しだということで記念に
ロシアがただ占領地の返還で納得するわけがないし、何かしら自国民の血を流しながら優位に戦争を進めてきた利益がなければ和平はない。
アメリカとしてもロシアの要求丸のみなんて、ウクライナと手を組んだ以上そんな真似はできないし侵略戦争を認めるわけにはいかない。だから停戦の交渉は最低でも一回は破談になる。
交渉が破談になった後、第三次世界大戦始まるかっていうくらいにブチギレする。プーチンも血管プッチンするくらいにブチギレする。
ただ、兵士を出すとかそういう具体的な言葉ではなく、天罰が落ちるとかそんな感じの言葉の応酬。
③和平の具体的な交渉が始まる
ここら辺からお互いの譲れない外交戦が始まる。そしてお互いが妥協できるようなところで停戦する。
・ロシアが占領した地域のほとんどを返還する。その代わり経済上の権益でロシアの利用権を認めるか賠償金を支払う。
・クリミア半島がどちらの国に属するか明言せず。ただ、港湾のロシア軍かロシアの使用権を認める。
これでトランプは停戦の仲介役という名誉とウクライナでのレアアース開発という実利を得る。
ゼレンスキーは不利な状況で戦い、ロシアに屈服せずある程度の領土を守った交渉をまとめた名声と実利を得る
プーチンはクリミア半島などの利用権を保障されることと経済的な実利を得る。ロシアが受け取る賠償金はEU各国がウクライナに貸すか援助すればよくね?
ロシアとウクライナも失うものは大きいけど、きつい交渉をまとめたってことで国民をある程度納得させるような罵りあいはまだ何回かはやるでしょう。
日本とアメリカは正式な同盟国だし、地政学的にもアメリカから見た重要度が全く違うじゃん。
もっとネット民っぽい言い方をしちゃうなら、アメリカの忠実なポチ度も全然違うわけじゃない。
ウクライナが守って貰えないということは日本も守って貰えないんじゃないか!みたいなのって全然説得力ないよね。
ウクライナは日本と違って地理に恵まれずにアメリカの犬やれなくて可哀想だね!くらいのポジションでいいじゃん。
日本は現状トランプ政権とめちゃくちゃうまくやれてるわけじゃん、そういう意味だと。
みんな勝ち馬に乗ることになれてなさすぎる。世界経済で略奪する側になることに慣れてなさすぎる。
もっと冷静になって、ウクライナから搾り取るだけ搾り取って権益のおこぼれ狙っていこうぜ。
ぶっちゃけ、ウクライナ人なんてどんな残酷な死に方してもいいじゃん。ロシア人がどんだけ死のうが関係ないじゃん。だって日本には関係ないんだから。
何ムキになってんの?
"安全保障はしないのに資源をよこせ"という滅茶苦茶な要求を蹴っただけだろう。
それにトランプは軍事費8%減らす方向なわけで、バイデン時代のような支援も期待できないだろうし。
そのくせロシアと勝手に話をし始めて、もうトランプ政権は邪魔でしかない。
これが安全保障をする。ロシアと話をつける。その代わり復興に米国企業を中心にやらせてくれ、資源開発も手伝うから投資させてほしいなら、問題なかったわけで。
米国企業は復興特需に乗れるし、資源権益も得られるわけじゃん。
そして、親露には無理かもしれんが、対ロシアの最前線基地を停戦監視団として作れるわけじゃん。
プーチンを止める人がいなくなったので核攻撃すらありうると思う。
最悪のシナリオは、民主国家の矜持を守って滅びる可能性もあると思う。
ただ、それでも彼らの精神はポーランドやバルト三国に引き継がれるだろうけど。
もちろん、ヨーロッパはそうならないように全力でロシアと交渉しようとするだろうけど。
ロシアも疲弊したとはいえ北朝鮮からお代わりの兵士もくるみたいだし、核攻撃しても咎めるアメリカももういないだろうし、圧倒的有利なのは変わらん。
プーチンは有利だとどんどん条件を積み増してくるだろうし、領土だけじゃなくて傀儡政権とかもつけてくるだろうし、停戦は難しそうだね。
4年間停戦が実現しなかったんだし。
ウクライナにどうなってほしいかといわれたら停戦してほしいけど、それが傀儡政権のウクライナ人民民主主義共和国だと滅んだとほぼ同義になってしまうから難しいところだな。
ナザレンコ・アンドリー🇯🇵🤝🇺🇦@nippon_ukuraina
トランプ氏が軍事支援の見返りとしてレア・アースメタルなどの資源を要求したというニュース。全然いいと思う。何一つも与えず資源も命も奪う虐殺国家ロシアよりマシだし、何よりも、🇺🇦のこうした資源が東部に集中している。米がその権益を確保するため領土防衛•奪還を支援するならWin-win。
ナザレンコ・アンドリー🇯🇵🤝🇺🇦@nippon_ukuraina
「今まで武器使用に関する色々な制限をかけられていたが、状況が改善し、今はクルスク州のみならず、ロシア全土に対する攻撃できるようになった」と。
おやびんに対する忠誠を示し続けてきたナザレンコ氏
ナザレンコ・アンドリー🇯🇵🤝🇺🇦@nippon_ukuraina
記者:ウクライナは(レアアースの合意に応じたら)代わりに何を得る?
トランプ:3500億ドル(!)の支援、山程の装備、武器、戦い続ける権利。そう、戦う能力と権利。彼らは勇敢な戦士だが、米国の支援なしではこの戦いがすぐに敗北で終わったでしょ?
ナザレンコ・アンドリー🇯🇵🤝🇺🇦@nippon_ukuraina
ほらね。
トランプ:「我々はゼレンスキーと仕事したいし、仕事する。彼は最高のウクライナ大統領」。
コミュニティーノートを付けられる嫌がらせを受けてもめげずに一縷の望みに賭けるも会談後いまだにツイートなし
これはとうとう力尽きたか?
ウクライナが覚悟決めればEUの支援だけで戦うことは可能であるし(ロシア軍が弱体化しているとはいえ戦線は不安定になる可能性はあるが)、アメリカの支援もバイデンの置き土産があり、ウクライナは追加動員の余力もまだあり、EU側は以前から米国が手を引いた場合についての検討はしていて、最近ではEU諸国が派兵する話も出ている。
そもそも米国がここで一方的に手を引けば手に入れられそうなウクライナの権益やらを失う上にこれまでの支援も水の泡になりかねないので、支援やめるはあまり説得力を与えれないんじゃないだろうか。交渉の席でゼレンスキーにじゃあこれからはEUと一緒に頑張りますわ、今までありがとう、それじゃあみたいな返しされたらトランプは逆に困るだろう。ただこうなったとしてもコルビーは対中国見据えてアジアに集中しろ、と言っているので実は既定路線といえば既定路線だし、日本にとっても悪い話ではない。
上司のパワハラに耐え、会社の悪行を黙認して正社員として働き続けること。
会社を辞め、非正規社員として個人で労使交渉して働き続けること。
年功序列が崩れたことによって正社員でいることの価値は薄れ、労使交渉の成果によって非正規社員の待遇は改善されてきたが、
放送業界、広告代理店、総合商社などは好業績かつ給与水準が高かったこともあり、ブラック体質は改善されなかった。
フジテレビが泥船化したことによって声を上げた社員が、本当に勇気ある人たちだと思うか?
彼らは、高給と引き換えに「会社の悪行を黙認して正社員として働き続ける」ことを選択した人たちだ。
本当に正しいことをしたかったのなら、会社を辞め、高給を諦めてフリーランスで働くこともできたはずだ。
だが、彼らはそうしなかった。だからこそ今まで声も上げなかったし、会社もブラックのまま変わらなかった。
彼らは前時代の経営幹部らを意気揚々と糾弾するが、先人たちが築き上げた権益に乗っかることは恥とも思わないようだ。
パワハラ幹部を失脚させてホワイトな楽園を作ろうという心意気は悪くない。大いにやるべきだ。