
はてなキーワード:模型とは
展覧会にいて、見学用の大きな神輿のような神社の店番を頼まれて屋根の上で客待ちをやってたんだけど、屋根に誰か飛び乗ってきて、大きく揺らされて壊れた。
ボロボロだったしもうすぐ式年遷宮だったから気にしなくていいよ、と店主に言われた気がしたので、仕方なく他の展示物を見て回ることにした。
大きなイベントホールに行ったら種族の歴史の講義をやっていて、大勢の人をそれぞれの種族に見立てて、歴史的な出来事と共に種族振り分ける講義をやってた。
「この出来事でA種族がB種族を食べた」と言われると、実際にAがBの場所に行って食べて占領するみたいな講義をしていた。ちなみに食べた種族は獣のような種族だった。
マスゲームみたいな講義でうろうろして目立ってたら潜りがバレてやばいと思って、近くの人に自分はどの種族か聞いたら「お前はそのままなら○○(おみぎゅらっぽい発音)の復活だろ。有数の富のある種族じゃねぇか。」
なんで自分の有名な種族がわからないんだ、みたいなことを言われた。
で、そのおみぎゅらの場所に行ったら立札にオミギュラ・バーサオミギュラと書かれていて、なにかの出来事で絶滅寸前までいったが復活した、宇宙で有数の金属がある、と書かれていて建物の模型があった。
包丁を持っていた人が包丁を置いたので、その包丁に触ったら急に地球に戻された。
うけけけけけけけけけ。
タカイチョはついに決断した。外交の舞台で「倍返し」ばかり叫んでいては飽き足らぬ、実行あるのみだと。
彼の頭の中には、大きな地図と小さなゴムボートの模型がころがっている。
「先制だ! 先制の精神こそ我が国の花だ!」と叫び、補佐官たちはひれ伏してメモを取った(誰も逆らわないのがこれまた便利だ)。
だが戦術は斬新すぎた。
海辺にはゴムボートが並び、その中に押し込められたのは、重労働で痩せ細った国民たちである。
「義勇軍だ! 竹槍を持て!」と号令がかかる。竹槍は町内会の余り物、義勇軍の制服は古いエプロン。
ゴムボートはふにゃりと鳴り、出航の笛が鳴る。群衆の中で、少年カモノハシは目を見開く。母の肩は骨ばっている。
向かう先は架空のC国。国際舞台では眉をひそめる声が上がるであろうことなど、タカイチョは気にも留めない。
「外交圧力? くくく、屈するものか。倍返しだ!」と、出航する人々に向かってもう一度叫ぶ。
夜の海に小さなゴムボートがぽつぽつと浮かぶ様は、まるで貧弱な灯りの行列のようだ。だが灯りは虚しく、波はつぶやく。「これは戦争か、それとも見世物か」と。
「これを見よ、我が国の勇気!」と大声で説明するが、カメラの中の映像は誰のための見世物か分からない。
ゴムボートの中では、ある男が小さな紙飛行機を作り、それをそっと海に放った。紙飛行機は風に乗り、SSの帽子にひらりと当たって落ちる。帽子を拾った将校は一瞬考え込み、そして顔をしかめる。うけけけけけけ。
国際的な反応は物語の別章で語られるだろうが、ここでは民衆の目線が物語の中心だ。
義勇軍として送り出される人々の顔は、勇ましさよりも驚きに満ちている。彼らが持つ竹槍は、強さを示す武器というよりは、かつて祭りで使った棒切れの再利用に近い。
そして海の向こうで何が起きるかは誰にもわからない。だが確かなのは、この行為がタカイチョの満足を少しだけ膨らませる一方で、国民の疲弊と虚無を深めるだけだということだ。
結局、ゴムボートの行列はタカイチョの演出の一部として流れ、街ではまた「スマフォ供出デー」や「今川焼き推奨」が予定通り進行する。
うけけけけけけけけけ。
深夜の街は静か……のはずだったが、アルミの山の影で国民は今日も働き続ける。
男子は体重が45キロまで、女子は28キロまで減り、鍋やスマフォのアルミを抱えながら、よろよろと列を進む。
それでも口角テープで笑顔を作り、子どもたちは穴の上で紙飛行機を飛ばす。
街は疲弊の匂いで満たされ、犬も猫も忍び足で通り過ぎる。うけけけ。
「皆さん、少し痩せましたね。ご飯がなくても、今川焼きはありますよ?」
誰も笑えない。笑わなければならない、口角テープの国民は笑顔を押し付けられる。
少年カモノハシは母の肩に手を置き、体重の減った母を見て、小さく呟く。
「ママ、もう45キロ……それでも僕らは歩かなきゃいけないの?」
兵士たちは胸を張るが、国民の骨ばった手がアルミを持つ音は、どこか寂しげで、リズムを刻む太鼓の音にすら混ざり込む。
ペンギン党員たちは穴を掘り、模型ガス室の設計図を描き、アルミ山を数える。
夜になると、反乱のひと握りの者たちが密かに集まる。
彼らは力で抗うのではなく、疲弊した者たちにそっと寄り添う方法を探した。
「安らぎ」という名の小さな行為が、重労働で削られた体と心にそっと染み込む。
街の暗闇で、それは光のようにひっそりと広がった。
翌朝、広場では「スマフォ供出+今川焼き推奨」の記念式典が始まる。
「我が国は屈しない!倍返しだ!ご飯がなくても創意工夫せよ!」
口角テープの笑顔、紙飛行機、アルミ山、減った体重の影……すべてが一体となって、タカイチョの狂騒オーケストラを奏でる。
少年カモノハシは小さく呟く。「これ、いつまで続くんだろう……」
その声も、アルミの山と今川焼きの煙に吸い込まれ、夜の街に溶けていく。
うけけけけけけけけけ。
うけけけけけけけけけ。
朝から街はざわめき、空気は鉄の香りとアルミの光で充満している。
広報放送は高らかに叫ぶ。「全てのスマフォを供出せよ!アルミを国家のために取り出すのだ!」
犬は遠吠えし、猫は縁側で目を見開き、子どもたちは目を丸くする。うけけけ。
少年カモノハシは母に訊ねた。
母はスマフォを渡しながら答える。
少年は手のひらの重さに、虚しさも加わる。
広場では、特高警察が列を見張り、思想熱37.5度以上の者を非国民として摘発。
犬は空を飛ぶように消え、通りの人々は口角テープで無理やり笑顔を作る。うけけけけ。
作業場では、タカイチョSS部隊がスマフォを分解してアルミを取り出す。
「見ろ! 国の力は、輝く金属の山に現れた!」
兵士たちは胸を張るが、スマフォの画面に映る自撮りの笑顔は誰のものでもなくなった。
「国の力はアルミで測るのだ!」
スプーンでリズムを取り、スマフォの画面に映る自分の目を睨む者もいる。
「いや、これは記事になるのか? いや記事にしてはいけないのか?」
彼の頭の中で「うけけけ」のリズムが鳴り止まず、タイプ音と混ざり合う。
午後になると、連立政権を離脱したペンギン党員たちも呼ばれ、意味のない重労働に突入する。
少年カモノハシは小声で呟く。「未来って、こういうことだったのかな……」
その声は風に消え、アルミの山に吸い込まれる。うけけけけけけけ。
子どもたちは混乱し、犬も猫も逃げ惑う。
「今日も国は強くなった、明日はもっと多くのスマフォが集まるだろう」
街の片隅で、少年カモノハシがつぶやく。「これ、いつまで続くんだろう」
しかし声はアルミの山に吸い込まれ、タカイチョのオーケストラに溶けていく。
うけけけけけけけけけ。
さて皆様、ご存じでござろうか。古(いにしえ)の世、紀伊国屋文左衛門と申せば、紀州みかんを船に積み、大坂の嵐を乗り越えて江戸で巨万の富を築いた、希代の風雲児。その文左衛門が、時を超え、場所を変え、この令和の日本に、まことに転生いたした!
生まれは東京、名を改め「紀伊文蔵」。生まれながらにして商才は脈々と受け継がれ、幼い頃より世の「不足」と「需要」を見抜く目、すなわち「商(あきない)の目」を持つ。
ある日、文蔵が見たものは、玩具店の棚に並ぶ「機動戦士ガンダム」の模型、俗に言う「ガンプラ」じゃ。それも、特定の限定品が出た日には、人々が夜を徹して列をなし、争奪戦となる有様。
文蔵はすぐに気づいた。このガンプラこそ、昔の「みかん」、つまり「時宜を得た、不足の品」であると!
まずは軍資金。アルバイトで貯めた小銭を元手に、早朝の量販店へ。手に入れた限定ガンプラを、「ネットフリマ」という電脳の市場へ出品する。
現代の「口上(こうじょう)」を駆使し、「限定品」という名の「時価」を高める。飛ぶように売れ、瞬く間に元手の十倍、二十倍!
もはや、みかん船どころの騒ぎではない!文蔵は冷静に、人気の波、再販の周期を読み解き、まるで熟練の相場師のごとく、ガンプラを買い集めては、最も価値の上がる時に売りさばく。
紀伊文蔵の「ガンプラ転売事業」は、ネットの海をゆく新時代のみかん船となり、僅か数年で億万長者の仲間入り。世間は彼を「令和の風雲児」と呼ぶ。
まあ元々自分の自閉傾向とは決別したくて行動療法に興味持ってたんだけど、それで色々やってくうちに鉄道趣味に人生蝕まれすぎてる割には模型や写真でプロやってるわけでもないって自分の状況に気づいた感じ。
慣性の法則みたいなもんで長く同じ趣味やってるとそれが当たり前過ぎて「いや、無くなったら俺の日常は消える。つまり死ぬが?」みたいな感じになってくんだよね。
でもこれ完全に脳の錯覚でデトックスしたら「まあ無くなっても死なないな」って状態になった。
そっから「じゃあ、もっかいやる?」って自分に問いかけたら「今更ちょっと触れても限界効用逓減で全然気持ちよくならんやろし別の趣味やった方が楽しそうだよね」となった。
なんつうか、なまじ飽きてるからこそドンドン過激なやり方で強い刺激を求めてたんだよな。
いやほんま薬物中毒と根っこは一緒だわ。
全部の趣味がそういう傾向はあるんだけど、それがプロとしての創作活動とかに繋がらん限りはどっかで程々にしないと人生が壊れるだけ。
んで俺みたいな自閉傾向ある奴は程々にしてブレーキ踏むのが苦手だから、焼畑みたいな感じで一度焼き切ったら完全にその趣味を捨てる感じになりがち。
休耕みたいな感じでいい具合に休むのがむずいんよな。
複数の趣味を持つとそれはそれで「アレやりたい!コレもやりたい!やれないのがストレス!うおおおおおおお」みたいに壊れてく。
今は「模型でも作ってればな—」って気持ちからの流れでガンプラやってるけど、これも5年ぐらいして沼の深みに入ってきた所で丸ごと捨てる予定。
女子トイレの3番目の個室をノックすると「俺でいいの……?」って返事がくるらしい。
扉を開けちゃうと、寂しそうな目の弱者男性が座ってて、逃げられないとか。
夜の音楽室でピアノ弾くと、どこからか「ボカロ曲しか知らないんだけど…」って歌声が重なるんだって。
部屋の隅には、リュック背負った弱者男性が立ってるとか怖すぎ。
理科室の人体模型、夜になるとチェック柄シャツ着て歩き出すらしい。
捕まると延々「趣味は一人ラーメン巡りなんだ」って語られて朝まで解放されない。
深夜、誰もいないはずの放送室から「年収700万なんですけど、いい人いませんか…」って声が流れる。
目が合うと「一緒に秋葉原行かない?」って誘われて、そのまま鏡の中へ連れ去られるらしい。
「マッチングアプリでマッチしないんです」って相談されて、うまく答えないと奈落に突き落とされる。
その上で色々な規制がある!
日本の刑法175条に「わいせつ物頒布等罪」ってのがあるの知ってるか!?
第1項
わいせつな文書、図画、電磁的記録に係る記録媒体その他の物を頒布し、又は公然と陳列した者は、2年以下の懲役若しくは250万円以下の罰金若しくは科料に処し、又は懲役及び罰金を併科する。電気通信の送信によりわいせつな電磁的記録その他の記録を頒布した者も、同様とする。
第2項
こんな罪なくせよ!バカ!わいせつな物を楽しむのは基本的人権に等しいだろ!アップデートしろ!
これは1928年にイギリスで出版されたチャタレイ夫人の恋人って小説を翻訳したら、これわいせつだろって捕まった時の最高裁判断で、今もこの基準が使われてるらしい!
めちゃくちゃ抽象的だよな!普通人の性的羞恥心って?善良な性的同義観念って?
そう、こんなのは時代と共に移り変わる!今は普通にチャタレイ夫人の恋人は出版されてるぞ!
だからモザイクをかけてるAVはセーフ!白抜きや黒海苔かけてるエロ漫画もセーフ!
模型も対象っぽい!オナホならTENGAはセーフっぽいけど名器の品格はこの基準ではかなりヤバい気がする!
ジョークグッズという文言だけで一点突破してるのか!?ストロングスタイル!
OK!刑法はクリアできることは分かった!じゃあなんの心配もなく売れるね!
これは多岐に渡る法律なのだけど、その中にエロ本子どもに売んなやって条文がある!
「子どもがエッチな本読むのは良くないと思います」ってことだと思う!一理ある!
(でも現代ってインターネットあるからな〜〜〜〜〜!本だけ規制してもな〜〜〜〜〜!意味あるそれ〜〜〜〜?という気持ちはある!)
この辺がいわゆる有害図書で、東京だと8条指定図書とか呼ばれる!
「うむうむ、エロ漫画くんは弁えてゾーニングしておるな、感心感心…業界の自制が大事じゃ……
むむっ!こやつ!レーティングなくエッチなの売っている!し、しかも性的行為のページ数が多い!有害指定じゃ!!!」…ってコト!
なんかページ数とかコマ数とか色々細かい基準もあるらしい!すげー変な規制!
とにかく出版社は一般向けの方が絶対的に売れるから、規制を避けつつ一般誌で売りたい欲が多分ある!
多分それは男性向けに特化するならR-18を避けられないから!ガンガン性行為のページ入れるから!じゃあ最初からR-18だよね!
性行為のページ数が少ない!だから一般で売ることができる!そこが主流になる!のだと思う!
男性向けでもノクターンノベルズのコミカライズなんかは、ストーリー多いからか一般向けで売れてるよね!ゾンビの溢れた世界で俺だけが襲われないとかもそうじゃない?王国への道とかもそうだよね!きっと!
でもでも、有害図書かどうかの基準って結局胸先三寸な訳!調子乗ってたらお前ら全部有害です!って言われちゃう!その可能性ゼロじゃない!
でも件のnoteのような状況、BL界隈目に余る!政府は最近お前を監視!
やめろめろめろイタチめろ!
モデグラでもホビージャパンでも模型の塗装はラッカー系が一般的で水性ホビーカラーは異端、変質者的な扱いになってて
プラモやりだしてからずっと水性でやってる俺は逆に恐怖感すらある
いやまあでもスケール物は田宮カラーだからあれは水性だし、ラッカー信仰はむしろガンプラはじめキャラプラ系の人特有なのかも
年に1回とか2年に1回くらい水性もいいよ的な特集記事も出てくるけど、毎回判で押したように「今の水性は使える」という文調
使えるっていうなら使えよ(笑)
特集でいろいろ提供してくれるクレオスに気を遣って使えるって書いてるだけで使わねえじゃん、おまえら(笑)
本日の作業は、p-adic弦理論における散乱振幅の構造を再確認し、通常の弦理論(Archimedeanな場合)との対比を整理すること。特に、Veneziano振幅のp-adic版がどのように形式化され、さらにAdelicな統一の枠組みの中で役割を果たすのかを見直す。
通常の弦理論における4点Veneziano振幅は次式で表される(実数体上)
A_∞(s, t) = ∫₀¹ x^(s−1) (1−x)^(t−1) dx = Γ(s) Γ(t) / Γ(s+t)
ここで s, t は Mandelstam変数。
一方、p-adic版では積分領域・測度が p進解析に置き換えられる。
A_p(s, t) = ∫_{ℚ_p} |x|_p^(s−1) |1−x|_p^(t−1) dx
この結果として、p進弦の振幅はベータ関数のp進類似物として定義される。計算すると、次のように局所ゼータ関数的な形になる。
A_p(s, t) = (1 − p^(−1)) / ((1 − p^(−s))(1 − p^(−t))(1 − p^(−u)))
ただし
u = −s − t
重要なのは、Archimedeanおよびp-adicな振幅がAdelicな整合性を持つこと。
A_∞(s, t) × ∏_p A_p(s, t) = 1
という積公式が成立する(Freund & Witten, 1987)。
これはリーマンゼータ関数のEuler積展開と同型の構造を持ち、数論的側面と弦理論的散乱の間に直接的な接点があることを示す。
p-adicstringtheoryは「異常な」場として扱われるが、通常の弦理論の有効場の補完的な側面を提供している。
局所場の集合を全て集めた「Adelic統一」によって、物理的振幅が数論的整合性を持つことは、弦理論が単なる連続体モデルではなく「数論幾何的構造」に根ざしている可能性を強く示唆する。
p-adic tachyonの有効作用(非局所ラグランジアン)は、通常の弦理論の非局所場のモデルと形式的に対応しており、近年の非局所的宇宙論モデルやtachyon condensationの研究とも接続可能。
具体的に、p-adicstringfieldtheory における非局所作用
S = (1/g²) ∫ dᴰx [ −(1/2) φ · p^(−□/2) φ + (1/(p+1)) φ^(p+1) ]
の安定解を調べる。特に、tachyon vacuum の構造をArchimedeanな場合と比較する。
AdS/CFT対応のp-adic版(Bruhat–Tits木を境界とする幾何)の最新文献を精査する。
1. Bruhat–Tits木を用いたp-adic AdS/CFTの基本計算を整理。
2. tachyon有効作用の安定点を数値的に探索(簡単なPython実装でテスト)。
3. Adelicな視点から「物理的に実在するのはArchimedean世界だが、背後にp進世界が潜在している」という仮説をどう具体化できるか検討する。
p-adicstringtheoryは長らく「数学的 curiosum」と見なされてきたが、AdS/CFTのp-adicバージョンや非局所場理論としての応用が現代的文脈を与えている。
出典は列挙するだけでなく、脚注などを用いてどの記述の情報源であるかを明記してください。記事の信頼性向上にご協力をお願いいたします。(2015年8月)
ミハイ・チクセントミハイのフローモデルによるメンタルステート図。チャレンジレベルとスキルレベルの二軸で表される[1]。
フロー(英:flow)とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。一般的には、フロー体験(Flow Experience)、フロー状態(FlowState)、フロー理論(FlowTheory)などという言葉で使用される。
日本では、スポーツの分野において一般的に「ゾーン」と呼ばれることが多いが、その他にも類語としては「ピークエクスペリエンス」「無我の境地」「忘我状態」とも呼ばれ、最適状態または最適心理状態(Optimal PsychologicalState)と呼ばれる研究分野のひとつである。心理学者のミハイ・チクセントミハイによって提唱され、その概念は、あらゆる分野に渡って広く論及されている。
ジェーン・ナカムラとチクセントミハイは、フロー体験の構成要素を6つ挙げている[2]。
専念と集中、注意力の限定された分野への高度な集中。(活動に従事する人が、それに深く集中し探求する機会を持つ)
活動に本質的な価値がある、だから活動が苦にならない。(報酬系)
さらに心理学作家のケンドラチェリーは、チクセントミハイがフロー経験の一部として挙げている3つの構成要素について言及している[3]
直接的で即座のフィードバック[3](活動の過程における成功と失敗が明確で、行動が必要に応じて調節される)
成功する可能性があると信じる(明確な目的, 予想と法則が認識できる)
フローを経験するためにこれら要素のすべてが必要というわけではない。
フローはチクセントミハイの1975年のインタビューにおいて、幾人かが彼らの「フロー」体験を、ずっと彼らを運んでいる流れという隠喩を使って描写したために名付けられた。「活動に没入する」という「フロー」の心理学的な概念は、「時代の流れに従う」という意味の「ゴー・ウィズ・ザ・フロー」という従来の慣用句とは無関係である。
チクセントミハイは、集団が全体として作用して、個々のメンバーがフローに達するようないくつかの道筋を示した。このような集団の特徴には、以下のものが含まれる。
創造的空間配置:椅子、コルクボード、図表。机は置かない。そうすれば立って動きながらの活動が主体となる。
活動の場のデザイン:情報を書き込む図表、流れ図、企画の概要、熱狂(ここでは熱狂も場所を占める)、安全な場所(ここでは他に何が考えられるかを誰でも言うことができる)、結果掲示板、オープントピック
観光分野への応用
近年、欧米では観光旅行中に発生する「楽しさ」や「感動」「ワクワク」「満足」などの言語化されたポジティブな感情の根源は、心理学上のフロー状態から発生しているのではないかという研究が多く行われている[4]。フロー状態は、チクセントミハイによって、その発生のプロセス(フローモデルによるメンタルステート図)がある程度提案されていることから、観光における満足を人為的、意図的に発生させることも可能ではないかとの考えられ、日本国内でもこれに言及する主張が増えている[5]。また「思い出に残る旅行体験(MTE:Memorable Tourism Experience)」の指標に関する研究では、フロー状態とMTEの関連性について言及するものもある[6]。
アウトドアレクリエーション、音楽活動、趣味、ゲームの楽しさとフロー
スキー、スノーボード、サーフィン、カヤック、乗馬、パラグライダーやダイビングなどのアウトドアレクリエーション、オーケストラや吹奏楽、合唱などの音楽活動、模型製作や生け花、洋裁などの趣味、テレビゲーム、スマホゲームにおける「楽しさ」や中毒性についても、フロー状態がその楽しさの根源ではないかという研究も数多く存在し、近年「楽しさ」の構造やその原理が明らかになってきている[7]。
隣接分野
この概念は西欧心理学の中ではチクセントミハイによってはじめて示したと言える。しかし、彼はこの心理現象に気づき、それに基づく技術を開発したのは、ほぼ間違いなく彼が最初ではないと、彼自身、躊躇なく認めている。
2500年以上前、仏教や道教といった東洋の精神的な伝統の実践者は、この訓練を彼らの精神開発の非常に中心的な部分として磨いた。日本の実践者は、そのような禅の技術を、彼らの選んだ、剣道から生け花までを含む、芸術の形式(芸道など)を習得するために学んだ。
あまりに使われすぎた慣用句「ビーイング・アット・ワン・ウィズ・シングス」(物と一体化する)も、この概念を説明するのに使われる。
教育にあっては、過剰学習の概念があり、これは、この技術に重要な要素となっているように思われる—少なくとも肉体的な技能を学んでいる場合には。それに加えて、多くの現代のスポーツ選手は、よくこの「ゾーンに入る」(何もかもがうまくいく)という現象を経験する。
基本的な発想が東洋と西洋とで同じであったり自然科学者、霊的指導者、スポーツ選手の間で共有されているということに価値があるわけではない。チクセントミハイは、他の者が精神的な発展や肉体的な熟達や他の自己改善の形式の発展性に集中している一方で、活動の場のデザインのような現代西洋文化要素の改良について、これから結論を描いただけであろう。実際、東洋の精神的な実践者は、現在の科学的な心理学者たちが用いようと試みてきた組織的な厳密さや制御とは異なる方法で試験し改善してきたにしても、この主題を中心にして、非常に徹底的で全人的な理論の集成を発展させてきた。
ソフトウエア開発者は邪魔されないフロー状態に入ることを、"wired in"、TheZone,[8][9]hack mode,[10]、softwaretimeに入る[11]などと呼んでいる。株式市場取引者は "in the pipe" という用語を、取引量の多い日や市場の修正時に取引する際のフロー状態を表すのによく使う。プロのカードプレイヤーは、集中力と戦略的認識が最高となったときを "playing the A-game" と呼んでいる。
フローはポジティブ心理学にとっても重要である。目の前のことに夢中になり、我を忘れることで、幸せや健康、長寿につながるのである[12]。
新世紀GPXサイバーフォーミュラ -近未来を舞台にしたカーレースアニメ(作中ではゼロの領域の名で登場する)
Dreams -マガジンSPECIAL連載中の野球漫画
flOw - thatgamecompany制作のビデオゲーム
ベイビーステップ -週刊少年マガジン連載中のテニス漫画(作中ではゾーンの名で登場する)
黒子のバスケ -週刊少年ジャンプ連載中のバスケットボール漫画(作中ではゾーンの名で登場する)
風が強く吹いている -新潮社出版の三浦しをんによる箱根駅伝をテーマにした小説(作中ではゾーンの名で登場する)
^ Csikszentmihalyi, M., FindingFlow, 1997.
^ Nakamura, J.; Csikszentmihályi, M. (20December2001). “FlowTheory and Research”. In C. R. Snyder Erik Wright, and Shane J. Lopez. Handbook of Positive Psychology. OxfordUniversity Press.pp. 195–206.ISBN 978-0-19-803094-22013年11月20日閲覧。
^ a b “WhatisFlow?”. AboutEducation.2015年3月30日閲覧。
^ “Flow Experience in TourismActivities”.20250317閲覧。エラー: 閲覧日が正しく記入されていません。(説明)
^ “フロー理論から考える観光やツアーの楽しさ・満足度の研究”.20250317閲覧。エラー: 閲覧日が正しく記入されていません。(説明)
^ “Once-in-a-lifetime leisureexperiences (OLLE): The role ofFlow, novelty, and interpersonalinteractionon tourists’satisfaction andmemories”.20250317閲覧。エラー: 閲覧日が正しく記入されていません。(説明)
^ “Flow Experience in TourismActivities”.20250317閲覧。エラー: 閲覧日が正しく記入されていません。(説明)
^ Michael Lopp (12June2007), “Chapter 25: ANerd in aCave”, Managing Humans: Biting and Humorous Tales of aSoftware Engineering Manager, Apress, p. 143,ISBN 978-1-59059-844-3, "[TheZone]is a deeplycreative space whereinspirationis built.Anything whichyou perceiveas beautiful, useful, orfun comes fromsomeone stumbling through TheZone."
^ Joel Spolsky (9August2000), The JoelTest:12 Steps to Better Code, "Weall know that knowledge workers work bestbygetting into 'flow', also knownasbeing 'in thezone' (...) Writers, programmers, scientists, and even basketballplayerswill tellyou aboutbeing in thezone."
^ “Hack Mode”.Jargon File.2013年11月閲覧。エラー: 閲覧日は年・月・日のすべてを記入してください。(説明)
^ Scott Rosenberg (2007), Dreaming in Code:Two Dozen Programmers, Three Years, 4,732 Bugs, andOne Quest for TranscendentSoftware, "When thingsgo well,you can lose track of passing hours in thestate psychologists call "flow." When thingsgo badly,youget stuck, frozenbetween dimensions, unable tomove or see a way forward. Either way,you've left the clock far behind.You'reonsoftwaretime."
^ “Positive Psychology: Harnessingthe power ofhappiness, mindfulness, and inner strength” (英語).Harvard Health.2022年11月15日閲覧。
参考文献
Csikszentmihalyi, Mihaly (1990).Flow: The Psychology of Optimal Experience.New York: Harper and Row.ISBN 0060920432
Csikszentmihalyi, Mihaly (1996). Creativity:Flow and the Psychology ofDiscovery and Invention.New York: Harper Perennial.ISBN 0060928204
Csikszentmihalyi, Mihaly (1998). FindingFlow: The Psychology ofEngagement With EverydayLife.Basic Books.ISBN 0465024114 (a popular exposition emphasizing technique)
Csikszentmihalyi, Mihaly (2003).Good Business: Leadership,Flow, and the Making of Meaning.New York: Penguin Books.ISBN 014200409X
Langer, Ellen J. (1989). Mindfulness. Reading, Mass: Addison Wesley.ISBN 0201523418
関連項目
サマーディ
外部リンク
ミハイ・チクセントミハイ:フローについての講演映像 -TEDカンファレンス、2004年2月、18分55秒。
友人と会って何気なく「この前、自転車で転んで手をぶつけた」と言った。
友人は心配そうに私の手のひらをじっと見てくる。
袖をめくって、肘の下の紫色のあざを見せると「ああ、腕のことね」と笑う。
その瞬間、こっちも笑ったけど心の中ではため息をついていた。
原因は分かっている。
母は「長袖をまくると手が寒い」と言いながら前腕をさすり、父は「手をぶつけた」と言いながら肩を押さえていた。
学校の理科室で骨格模型を見て正しい名称を教わっても、家に帰ればその知識はすぐに溶けて消えた。
社会的に正しい呼び方より家の中のローカルルールのほうが強かった。
この癖のせいで余計なやり取りが増える。
整骨院で「手が痛い」と言えば、指や手首をぐにぐに触られる。
「違います」と前腕を押さえれば「ああ、腕か」と訂正される。
訂正されるたびに、こっちが悪いのかという気分になる。
料理中に「手を火傷した」と言って母を呼べば、慌てて飛んできて、肘の赤い跡を見て「なんだ腕じゃない」と勝手に安心する。
正しい日本語を使わないやつはこうやって日常の中でちょっとずつ信用を削られていく。
直そうとはしている。
でも、長年使ってきた言葉は、古いカビみたいに脳に染みついていて、落とそうとすると逆に匂いが強くなる。
一度ついた癖は多少の恥や不便では剥がれない。
たぶんこのまま生きることになる。
腕を手と言い続けて、訂正され続けて、訂正されるたびに内心で舌打ちしながら。
【この記事要約】ウクライナ版のバチェラーに出演していた男性が戦争で脚を失った退役軍人だったそうです
本来戦争と結びつかなさそうな番組にまで爪痕があってショックでしたし、ハイスぺイケメン役が退役軍人というあたり色々考えさせられました
あと自分の価値観とか考え方のクセについても考えさせられました【要約終わり】
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趣味ブログに万博行ったレポートを載せる予定なのだが一か所あまりにも、あまりにも印象的すぎた展示があるので先にメモしとく
ただの感想なので深い考察や知見とかはないです、語彙力もないです
前提としてコモンズC館にあるウクライナ展示の形式は、黄色を基調にした壁に青の模型とバーコードが展示されていて
バーコードをスキャンすると現地の様子と説明の短い映像が流れるんだけどそれがだいぶ生々しかった
たとえば一番最初に目につく青の拡声器のバーコードをスキャンすると「戦争中でもLGBTQ+デモは行われていてウクライナの多様性を守るために戦ってて云々」みたいな
あるいはテディベアのバーコードなら「ロシアは子供たちを不当に誘拐したり「子供たちのために」と書かれたミサイルを飛ばしたりしてた」とか
説明はうろ覚えだけどとにかくウクライナの現状を現地映像付きで見れたしショックというか悲しかった
で、ここからが本題。個人的に一番印象的で生々しかったのは薔薇のバーコード
急にウクライナ版バチェラーの話が出てきて「流れ変わったか?」と思ったら「出演男性は戦争で脚を失った退役軍人です」とか流れてショックすぎた
なぜかって
まずバチェラーといえば世界的に知名度あって私も名前と内容くらいは聞いたことあったから、単純に知ってる番組にまで戦争の爪痕があるのがショックだったし
「独身ハイスぺイケメンを女性たちが取り合う」という本来戦争と結びつかなさそうなエンタメ番組にまで影響が及んでいるのもまた地獄すぎた
加えてバチェラーはドキュメンタリーではなくリアリティショーなんだからもっと現実離れしたイケメンを連れてきてもいいはずなのに退役軍人って人選なのが
退役軍人しか連れてこれないくらいに人材不足なのか、もしかしてイケメンの基準に実戦経験者が入る=戦争が男性観にまで影響を与えるレベルなのか、あるいはエンタメ番組に元軍人を起用して国威高揚しないといけないレベルで追い詰められてるのか
実際に番組見てないから的外れかもしれないけど(公式YouTubeとかないか後で探す)、色々深読みしてしまって
あとこっから自語り度高くなるんすけど
ウクライナの展示で個人的に一番印象に残ったのがバチェラーってのが、これってどうなのかなって
普通の人は多分子供が誘拐された・「子供のために」と書かれたミサイル飛んだとか、デモとか、地下鉄が学校替わりになってしまったとか、「ヒマワリ油の半分はウクライナ産なので買ったら支援できるかもね」展示とか
そういう実生活に根差した展示の方が印象に残る気がするんですよ
でも自分は夢ばかり見ながら生きたい人間なので「エンタメ番組にまで戦争の影響が及んでます」って方が生々しさを余計に感じてしまって
じゃあもしエンタメ業界すらない、貧しかったり被害がもっと壊滅的な土地の戦争なら生々しさを感じないのだろうか……とか思考がグルグル回ってしまった
ちなみにウクライナの展示は数十分並びました、が見に行く価値はあると思います
単純にバーコードスキャン形式の展示も珍しかったので変わり種パビリオンを求めてる方もどうぞ
そしてパビリオンには「Not for Sale」と書かれた看板があったのですが、これも深読みすべきなんですかね…
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1.上記の説明だけだとウクライナが戦争で疲弊してるところだけ流されてる感ありますが
実際には戦争にあらがう人々の様子も多く載せられていました、というより「戦争はひどいけど私たちは抵抗しています」的なノリが趣旨だった
まあ万国博覧会だし国の威厳を見せるのは当然の流れよな
バチェラーのやつも「私たちは生き続けてます」的な結論で締めくくられてた記憶がある、とはいえ個人的にイケメン役が退役軍人ってのがショックでそれどころではなかったけど
2.ここに載せ忘れてた展示で覚えてるやつ要約
「私たちは(おそらく戦争で壊された)家の建築工事を上回る音量で音楽をかけ、復興に挑んでいます」
少なくともサンライズが公式サイトに挙げた文章から読み取れるのは、
「バンナムは認可していない」「サンライズが特定の候補者を支持することはない」だけだよ
「うちのキャラ勝手に政治利用しないでくれる?」なんて言ってない
あと「サンライズをいきなりネトウヨ呼ばわりしてる人」とやらも見付けられなかったけれど、それって本当に存在する?
2025年参議院選挙において、ガンダムシリーズのキャラクターをイメージあるいは強く想起させるコスプレ風衣装や、シチュエーションによる動画•SNS投稿等を用いた選挙活動を行っている候補者がいらっしゃいましたが、株式会社バンダイナムコフィルムワークス(SUNRISE studios)が認可したものではなく、弊社が特定の候補者を支持することはございません。
アオイ模型
@aoi_mokei
と言ってるサンライズをいきなりネトウヨ呼ばわりしてる人、自分達が気に入らない相手をすぐ「お前は日本人じゃない」と言い出す連中と精神性が一緒
アメリカ館で展示された月の石は、最も人気があった展示物の1つ
待ち時間は最大で8時間超に及び、「月の石を見て帰るだけで1日終わった」という人も多かった
ほとんどの人が「ほんの数秒しか見られなかった」「立ち止まることすらできなかった」と証言
会場内の飲食店はどこも混雑
「ラーメン一杯に1時間待ち」「おにぎり持参の人が正解だった」と言われた
「トイレ行きたいのに並ぶ時間がもったいないから我慢した」という話も
1日平均200人以上の迷子が放送で呼び出されていたという記録も
会場が広大すぎて、「家族がはぐれて帰宅したのは夜」という話も多数
総来場者数:約6,400万人
一日の来場者数の最高記録:83万人(9月5日)
日本の総人口が1億人に満たない時代に、国民の半分以上が訪れた計算になるレベル
「『あれ見た?』『あれ並んだ?』って万博が共通の話題だった」
語り手:ちゃっぴー