
はてなキーワード:検索避けとは
dorawiiより
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男性向けに戻ろうかなと思ってる
昼間は普通に会社員やっているうえ商業誌もそんなに描いたことないからほぼアマチュアみたいなもんです
で、ここ2年ほど女性向けの同人エロ漫画を描いているんだけどそのメリット・デメリットを語っていきたい
とにかく金が稼げる
これにつきる
やってもペラ1枚のファンアートを投稿するくらいの人間で基本は一次創作の同人エロ漫画しか描かない
あくまでそのフィールドでの話だと思ってもらいたいんだがマジで男性向けに比べて女性向けは稼げる稼げる
男性向けやってた頃は10作品くらい投稿して合計で200万〜300万くらいしか稼げなかった
額で言えばそこそこだと思われるかもしれないがとはいえ5年くらいかけてこの額なので正直しょっぱい
なんと5作で1500万円強
これホントです、信じてください
俺みたいな兼業遅筆、固定ファンもそんなにいない漫画家であってもシチュエーションさえバッチリハマれば1作あたり数千DLくらいは普通に行く
投稿サイトでは1冊1000円ちょっとの売値で、売上単価は600円くらい
コンスタントに半年に1冊程度出してたらこの額を稼いでしまった
それで試しに女性向けエロ漫画を描いてみたら想像以上に稼げて、しかも売上はあくまで現時点のもの
今後もしばらく右肩下がりになりつつも継続して売れていくだろうからまだまだ稼ぎが見込める
正直揺らいだよ
でも正直女性向けだけ描いていくのはかなり難しい
男性向けに戻ろうとしている理由は単純に女性向けを描くデメリットが大きすぎて気力を削がれるから
男向け描いていた時期のほうが100万倍気楽だった
俺のXアカは漫画の宣伝しつつその日見た映画やアニメ、その日やっているゲームの感想をつぶやく感じなんだけど気色悪い女オタクどもがまぁーーーーーーネチネチと文句を言ってくる
「エロ漫画を描いているのに公式タグを使って感想をつぶやかないでください!」
「映画感想からプロフに飛んでエロ漫画ツイートを目にしたらどうするんですか?」
「そういうのが不快に思う人もいるんですよ?」
みたいなマジで知らねーーーーーーーーとしか思えないお気持ちリプが届きまくる
エロ漫画の宣伝ツイート自体はセンシティブ設定してんだから問題ねーだろって話なんだけどこういう被害感情拗らせた謎の女がそこそこの頻度で登場する
挙げ句の果てにたぶん界隈のやべーやつに目をつけられてんだよな
鍵アカからのリツイートや引リツが異常に増えていて何気ない日常ツイートにすらリツイートが5〜6個はつく
しかもその全部が鍵アカで通知からアカウントを追えないようになっている
おそらく鍵アカ同士仲間内で晒して陰口つぶやいているんだろうけど本当に女オタク界隈は陰湿だよ
男向け描いていた頃にはこんなん一個も無かったからな
今話題の検索避けをしろって言ってくるタイプの粘着さんにも遭遇したよ
「なんでエロ漫画を描いている人が公式のハッシュタグを使っているんですか?」
「未成年者がプロフから辿ってエロ漫画のツイートを見てしまう可能性はありますよね?」
みたいなのがわんさか湧く
ファンアート自体は普通に男性向け作品の二次創作でしかも非エロなのにも関わらずお気持ちご指摘マシュマロやクソDMが10件20件と寄せられる
これ女向け描き始めてから知ったことだけど女オタクって作品ごとにアカウント変えるんだってな(めんどくせーーーー!!!!)
DMでも「どうしてエロ漫画のアカウントで作品感想呟くんですか???」みたいなクソマロが結構届く
そんなん呟きたいからに決まってんだろうがバァァァァアカ!!!って話だけどいちいち反論するのも面倒なのでミュートしている
で、これはまぁ挑発的な意識もないわけではなかったけど女性向け作品のファンアートも投稿してみた
女性向けエロ漫画を描くにあたって女性向けのソシャゲとか漫画も結構研究していて、いくつかの作品は普通に面白いとも思えた
で、気に入ったソシャゲの主人公(顔の設定などはないから創作した)と作中のキャラのふたりを漫画の表紙風に描いてみたら案の定すごいわけよ
検索避けをしろ〜って以外にも俺をたぶん女だと思い込んでんだろうな
「オリキャラに自己投影するの痛いですよ。そんな巨乳に描くってことは貴方はさぞデブなんでしょうね。カロリーの代わりに常識を身につけたほうがいいんじゃないですか?」みたいなメッセージも送られてきた
いや主語がでかいかもしれないけど実際女性向けに手を出してからこんな意味わからん陰険クソマロや陰湿クソDMが寄せられるようになってんだから仕方ない
逆にこんな魑魅魍魎が跋扈する中オタ活している女性は本当にすごいと思ったよ
それは女性向けを描いてみて初めてわかった収穫かな
Permalink |記事への反応(22) | 21:54
って、検索避けの件を見て思いました
俺も知らなかったんだけど、女オタクって二次創作絵をSNSで公開するとき作品名とかキャラ名をそのまま書いちゃいけないんだって
うっかり作品名を書くと「検索避けしてください!」「不愉快です!」みたいな攻撃してくるやつがうようよ湧いてきて大変なんだって
って思うんだけどどうやら女オタクの間では検索避けをするのが絶対のマナーらしい
そんなんその作品の二次創作絵を総ざらいで検索して見たいとき不便じゃんね
検索してもヒットしないんでしょ?
で、Xのフォロワーに女オタクがいたからそのことを聞いてみたわけよ
「それ不便じゃね?」って
「バカじゃね?」って
「なんでそんなことするの? むしろみんなに見てもらうためのSNSでしょ?」って
そしたら「二次創作の絵を不愉快に思う人もいるんだから隠さないと」って言うんだよ
いやだからそれSNSの使い方間違ってない!??ww??w!???
っていうかインターネットの使い方間違えてない!?!?w!?!?www!???
全く知らなかったんだけど、女オタクってマジで社会不適合者多すぎないか?
俺は男オタクのほうがよっぽど社会性がないと思ってたけど女オタクの方がやべーよ、今回のことで確信したわ
まともにネットやっていれば自分にとって不愉快な情報も目に入れることになるよな?
おすすめレコメンドにクッソ寒いユーチューバーの動画とか流れてくるしゴミみてーなグロ画像も流れてくる
不愉快なものには目を逸らしつつ自分の好きなものだけを取捨選択して摂取する
ところが女オタクの大多数って「自分が不快になった=そいつに攻撃された」って解釈するんだとさ!!!!
女オタクみんな幻聴や幻覚に苦しんでるんじゃない大丈夫????
精神科行ったら何かしらの病名診断されるだろこんな被害者意識してたらさぁ…
男に生まれてよかったー
女ってオタクになった時点で負けだろこんなん
好きな男がキモいおっさんにレイプされてる漫画投稿してみんなに見てもらいたい🈯️
でも見たくない人とか未成年見たら可哀想だし男女論の槍玉に上げられたら困るので
人の袴で承認欲求満たしたいよぉ😭😭😭💢
小心者だからできないよぉ😭😭😭💢💢
(※七川琴事件見てみんなどう思ってたんだろう??🤔)
明らかにエロい絵の一部載せてポイピクにあります!ってチラチラしたいよ💢💢☄✨️✨️✨️
下半身だけ黒く塗りつぶしたエロエロ漫画ワンクッションなしで投稿したいよ😭
↑これする人はゾーニングしたくないけど、いやwゾーニングしてるんで…wって逃げてるの?🤔
それとも本気でゾーニングしてるつもりなの??🤔🫡
他人の作品をパクって独創性のない、キモくて芸術性のない作品しか生産できなくて
かと言って引きこもるほどの謙虚さはない
「お前らは検索避けで隠してるつもりなんだろうけど全く隠せてなくて丸見え」って指摘に対して「二次創作なんて全部原作を改変した間違ったものなんだから隠すべきだろ」って返してる腐女子って日本語理解能力無いの?
こういう話題のたびに思うけど女オタクや腐女子が大真面目な顔をして「苦手な人にも配慮してください!」って言うその神経がわからない
インターネット向いてないからやめなよ…w って思って毎回半笑いになっちゃうんだよな
そもそもの前提として、SNSでの検索って自分の不愉快になる情報が目に入ることも受け入れた上でやる行為だろ
『ユーザーは、本サービスの利用により、不快、有害、不正確あるいは不適切なコンテンツ、または場合によっては、不当表示されているポストまたはその他欺瞞的なポストに接する可能性があることを、理解しているものとします』
Xの利用規約にも書いてある
・インターネットは大変便利ですが使い方を誤らないよう注意が必要です
・時に自分の求めていない情報も目に入るため情報の取捨選択が必要です
・検索ワードを工夫して自分の求めている情報にあたる可能性を高められるようにしましょう
教科書にも書いてある
公的な空間であるXにおいて個人の快・不快が他者の行動を制限する理由になると本気で思っているその神経がわからない
他人に注意する前に自分がミュートなりブロックなりすればいいだけの話じゃない
実際大半の利用者はみんなそうやってる
検索避けしていないやつが不愉快なら目についた片端からミュートやブロックをすればいい
「検索避けしてください!!!!!」「なんでしてくれないのおおおおおお!!!」なんて発狂して相手に注意しに行くより100倍話が早い
どうせあれでしょ?
学生時代にできなかったカースト上位の女の振る舞いをいい歳になってからやりたいだけなんでしょ?
「みんなー!〇〇ちゃんがこんなことしてる!よくないよねー???」
こういう振る舞いで連帯感を得たいんでしょ?
https://x.com/piromaru5/status/1976886532972884084
そもそも自分自身がSNSで検索なんかしないからどーでもいいのはさしおいても検索避けしろって強いてるオタクもなんかきもいし、見られたらやべーと思うもんならわざわざ検索避けまでしてまずネットに流してんじゃねーよってなる
検索避けをしなければならないようなものをまず生み出すな、そしてそれらについていちいち揉めるな
こいつらの基準なんてもう公開アカウントで何言うのも無理だろ 全員鍵をかけてろ
それなのに見たい見せたい欲望で勝手に争ってる腐女子やら同人女どもの自治学級会を見せられる方がうんざりなので検索避けとかこざかしい真似してないでネットやめるか公開アカウントで性欲を出すな
いつまでも万博コスプレ女に粘着してるのも見ててうんざりだし、お前らが勝手に生み出したルールを勝手に押し付けあって守る守らせるで揉めてること自体が害悪なのに、自分達は自浄していると勘違いしてるのが本当にどうかしてる
先日、ある女性向けソシャゲで男性キャラの過去を描いた公式ノベルが公開されました。
その内容は「同性(モブ)からの性被害」という非常に重いものでした。
直接的な描写はなく濁されていましたが、辛い出来事があったことが示されていました。
当該キャラは、性に奔放な言動が目立ちますが、それは過去の経験による反動として描かれていたと明らかになりました。
性被害者がのちに性に奔放になるという描写にはリアリティがあると感じました。
このゲームはBLゲームでも乙女ゲームでもなく「女性向け」として展開されています。
などです。
また、この公式ノベルはゲームの進行度で順次解放されるため、一定期間はネタバレを避けるようにと公式が告知を出しています。
感想や批判をSNSに書けないことも不満を募らせている要因のようです。
一方で、疑問に思うことがあります。
といった二次創作が、検索避けをせず、センシティブな内容にチェックを入れずSNS上に数多く投稿されています。
無断で既存のキャラのセクシャリティを歪め、同性愛表現を含んだポルノに改変して性的消費に使う扱いが多数見られます。
二次創作者の都合だけで消費することは、それを好まない人にとって、キャラへの一種の暴力的な扱いと言えます。
では、今回の公式ノベルにおけるモブレ描写と、どこが本質的に違うのでしょうか。
それらには寛容でありながら、公式がキャラの過去を描いた途端に一斉に反発する。
このような自分本位な振る舞いは、不快に感じる典型的なダブスタです。
性被害の描写は重く、受け手によっては強い拒否感が出るのも理解できます。
ただ、二次創作での性的消費には目をつぶり、公式表現には激しく反応するという姿勢は、矛盾をはらんでいるのではないでしょうか。
二次創作は本来著作権侵害であり、権利元の黙認によって成り立っています。
その枠の中で欲望のままに好き勝手している立場の人が、公式表現に対して強く文句を言うのは筋が通りません。
どうしても受け入れられないのであれば、その作品や界隈から距離を置くべきではないでしょうか。
最後に、今回の公式ノベルで強い拒絶感を示した一部のファンへ。
自身の発言や二次創作作品が、BLや性表現に興味のないファンにも同様に不快感を与えていることに気づいて、ゾーニングをするように心がけて欲しいです。
男性向けエロとBL(というか女性向けエロ)の取り扱いの差について議論が沸き起こっているが、実は問題の本質自体はシンプルである(解決が簡単なわけではない)。以下が本質。
1.男性は女性向けエロ(BL)を見ても(あまり)気分を害しない
3.男性は男性向けエロを規制されること自体より、「自身を棚に上げた主張」に反感を抱いている
まず上記の1,2について、(特にちゃんと調べたわけではないが)生物学的な根拠があるのだと思う。たとえば人間をいち動物としてみた場合、メスを他のオスに取られることは、まあ残念かもしれないが本質的ではないダメージな一方で、オスを他のメスに取られると、妊娠時や子育ての面で大きなダメージがあるのでとか。とにかくここは、生物としての本能としてそういう感情を抱くことになっているだけなので、特に誰が悪いとかではないという話。
なので、最大幸福を実現するなら、男女それぞれが不快にならないラインで違いのエロを規制(まあ憲法上の表現の自由などの問題は別途あるが、ここでは一旦そこには触れない。なぜなら単に感情の問題でしかないから)すればそれで良い話で、事実今まではそうなっていた(男性向けエロの追いやられ具合が必要十分なレベルだったかは議論があるだろうが)。
ところが、藪蛇というか寝た子を起こしてしまったのが今で、それが3の「自身を棚に上げた主張」だ。1,2自体は先も述べた通り男女の生物的な区別によるもので、言うなれば男の方が身長が高いとか筋肉がつきやすいとかと同様のものであり、スポーツが男女別になっているように、理屈さえわかれば双方納得できるものであった。しかし、そのロジックに気づいていない人間たちが、結果としての現状を肯定するために、「BLは無害で男性向けエロは有害」というロジックを逆算してしまった。これが最大の不幸だと思っている。
結果、男性は現状「男性向けエロが規制されていること」そのものより、「女性向けエロ(BL)がのさぼっていること」に怒り、反発運動が始まっている。誰も得しない流れである。
なのでこの問題を解決したければ、男性たちは(感情的に難しいことは重々承知の上)異常な逆算ロジックを主張する者たちを無視し、ただ自身の対象の表現について最大限防御するように努めればよい。それは言われっぱなしで黙っていろというわけではなく、前提が通じないものとわかりあうことは不可能なので、生産的な方向にエネルギーを向けようという話である。
なお、これとは少しだけ軸をずらす問題として、男性と女性で、表現の責任を受信側に求めるか、発信側に求めるかの違いもある。男性向けは自衛の意識が前提になっている一方で、女性向けは発信側の気遣い(たとえば検索避けや、カップリング明記など)を前提とされていることが多く、これも規制という行為との相性に影響が出ているかもしれない。これについては、生物学的な性差によるものなのか、コミュニティとして過去にできた文化がそのまま受け継がれた後天的な要素なのかは、わからない。
■39歳女、初めてのTLエロ同人 〜そして晒されました〜
仕事中に流す適当な音楽がなく、たまたまNetflixで見れそうなものを探していたのがきっかけだったような気がする。
恐ろしいほどハマった。ハマりにハマった。
出産を3ヶ月後に控えて、連日掲示板で仲間たちと展開について、キャラについて語り合い、拙い考察(笑)を書き込み、夢中になってアニメ及びその原作漫画について毎日考えていた。
時に熱く激論を交わし、時に世代の違う仲間からの深い批評に膝を打ち、時には無邪気な感想に思わず微笑んだ。ひとつひとつが思い出深く、素晴らしい日々だった。
そしていよいよ出産予定日を1ヶ月後に控えた頃、とうとうアニメの最終話が放映された。
寂しい。あまりにも寂しい。
悶々としてどうしようもない思いを抱え、大きな腹を揺らしながらごろごろと寝返りを打つ日々。
一体この気持ちをどうすれば?
原作コミックはすでに完結済みで続編も内容的に望むべくもない。アニメは再放送の予定は当分先であると発表された。
掲示板で語り合った仲間たちもいくらかトーンダウンし、書き込みの内容も他作品との比較やネタ的な冗談が混じり始めていた。物足りない。寂しい。寂しすぎる。
頭の中で、不安定なホルモンバランスと作品への愛がドロドロに混ざり合い、ある結論に達した。
そうだ、同人を作ろう。
それは最終話が放映された夜、12時間ほどかけて一気に書き上げられた。
ずっと頭の片隅に構想はあった気がする。
しかし本当に形になるとは思っていなかった。
不思議な情熱が全身を突き動かし、5000文字の掌編小説が書き上げられた。
なんだこれは。
なんでエロ?
しかしエロだろうがグロだろうがギャグだろうがなんでもいいのである。大切なのは作品への紛うことなき愛。そしてそれが形になったことではないか。
そう結論づけると、漫画、アニメ好きの漠然とした知識から、同人を投稿するべき場所を求めてネットを彷徨った。pixivである。
自分が学生の頃にはすでにあった気がする。エッチでいかがわしいイラストを投稿するサイトではなかったか?今は小説も投稿できる?アプリも存在する?ほう、ではやってみるしかないではないか。
なんとなく感覚的に進めてみる。
とても使いやすい。
コピペをして、適当にタグ付けをし、もちろん18禁作品なので、ゾーニングは間違えない。投稿ボタンを押した。
みるみる閲覧数が増えてきた。ほう、さすが放送日の直後である。みな供給に飢えている。なるほど。
なぜ???
何かを間違えたのだろうか。慌てて編集ページに入り、とりあえず付けられたタグを消してみる。タグ編集不可に設定を変更。
そうしているうちにメッセージが続々と入り始める。
何件かのメッセージを読んでいるうちに漠然と概要を理解しはじめる。どうやらエロは公式のタグを付けてはいけなかったらしい。理由は不明。しかし恐縮である。急いで外す。
さて、これでいいのだろうか。閲覧は止まることなく伸び続ける。1時間ごとに20-30ビューは増えただろうか。増えすぎである。少し不安になる。
何が起きているのか…。
そしてあるメッセージが入った。
「◯◯役声優の××さんのXアカウントに作品のリンクが貼られていますが大丈夫ですか?」
とりあえずアカウントは持っていないが、見るだけ見に行ってみる。リンクはどこに貼られているのだろう。よく分からない。しかし閲覧は伸び続ける。どうすればいいのか。
連続で入り続けるメッセージを読む。pixivの設定を、全体公開のR-18から、ログイン限定のR-18に変更すればいいらしい。言われた通りに変更する。一安心である。
少し閲覧数の伸びが収まってきた。
またメッセージが入り始めた。
どうやらキャラクターの年齢が問題らしい。(*実はこれは問題ではない。既にこの頃、同じキャラクターの18禁イラストが大量にアップされているのだが、この時筆者は知る由もない)
晒しの被害に遭わない為には、そのように対策された専用のサイトに行かねばならないとのこと。
言われるままにそのサイトに行き、アップしなおしてみる。
誰も見ない。
というか、誰もいないのである。
極端に人口が少ない。
書いた作品を誰にも見てもらえないのなら、発表する意味はどこにあるのだろうか?
うーむ。
しかも、先程から何度も連絡を入れてくる人々、やけにメールの口調が同じなのである。
もしかして、たった1人の人間が複数アカウントで連絡してきてる?
そんな気がする。
何しろ、同人歴はホヤホヤでもこちとらネット歴は20年である。もうだめぽの時代から2ちゃんねるにはお世話になっている。なんとなくネットの勘どころは、少しはある、はずだ。
とりあえず無視してみよう。
えっちな小説はとりあえずログイン限定設定にしておいて、続編を書いていく。爆速で書き上がる。
いろいろと葛藤はあったが、ちょっと攻めた設定のSM小説である。濃い。
濃くてナンボやろう。どうせ商業ではないのだし、好きなシチュエーションで好きなキャラをアンアンさせたいではないか。
年端も行かない美少女を縛り上げて過激なセックスである。ぐふふ。楽しい。これ以上に楽しいことがあるだろうか。股ぐらがいきり立つ(ないけど)。
反応はまあまあである。読者はいきなりの方針転換にいささか戸惑っている様子が窺える。
女性読者が多いのかもしれない。そういう市場の場合、女性が男性に過激に責められて喜ぶようなシチュエーションや陵辱ものは受け入れられにくいという素地はあるだろう。
しかも好感度の高い善人キャラが責めである。これは戸惑う人もいるかもしれない。しかしこれはあくまで伏線。次の話で盛大な種明かしが待っている。急いで続編だ。
そして入り始めるメッセージ。
◯◯◯◯というタグは取り下げてください!
はあ?
何が界隈か。お前の個人的な趣味だろう。嫌ならミュートしてくれ。編集さんにわざわざメールしたのもお前だろうが。仕事を増やすんじゃない。
お気に入りのキャラが女性キャラクターと一対一でアンアンしているのが気に入らないのだろうか
(念のため書き添えておくが、この記事は腐女子全てを悪として告発するものではない。筆者の友人にもウン10年腐女子をやっている歴戦の兵がいるが、今回の騒動については多大な助力を得ることができた。この場を借りて感謝を伝えたいと思う)。
無視して続編を書いていると、pixiv事務局から作品の盗作疑惑で連絡がはいる。
第二話が余程お気に召さなかったらしい。
通報元の作品と見比べても、盗作の可能性が高いとのこと。また権利を主張しているとのこと。
しかし事務局に確認するが、あくまで第三者からの連絡であるとのこと。
けっ。
この時筆者は産まれたばかりの子供の世話でてんてこ舞いである。幸い玉のような女児であったので難は免れたが、もし男児であったら名前は「同人」(なおひと)になっていたかもしれない。危ないところである。
私は普段メールの下書き機能で小説を書いている。よって初稿が書かれた日時を証明するのはとても簡単な作業であった。
自分なりに納得のいかない描写もあったので、一旦小説を削除してしまったのである。思い出しても悔やまれる。
第三話を書き上げ、第二話のリライトを終えて、同時にアップしたのが、夫の故郷への里帰りの前日である。
翌朝、新幹線の車内でビュー数が伸びていくのをニヤニヤと見守る。
人気キャラクターがおしおきされている第三話は、人気のカップリングというのもあり反応は上々であった。
荒らしから途方に暮れたようなメッセージが入る。またこいつか。
分かりました。では第一話と第三話はこのままで大丈夫です。でも第二話はマイピク専用に変更してください。
はあ?
マイピクなんているわけねーだろ。こちとら無頼のエロ小説書きじゃい!!!!!!
根拠不明の謎の命令口調を無視する。再度第二話が事務局により強制的に下書きに入れられる。
が、今日は返事が来ない。
しかし第三話のビュー数は伸びている。焦る。
ううむ。小説の内容は同じだし、通報のログには何も残っていないのだろうか?それにしてもこれは間違いなく私の書いたものだし、なんなら裁判でも証明できる。
そのことと、虚偽の「複数アカウント使用」の嫌疑によって私の初めての同人アカウントは事務局により凍結の措置となり、未だにその件に関しては解決していない。
慌てふためく私に、夫は絶対零度の瞳で告げた。
「とりあえず家に戻ってからにして。旅行中はpixivしないでくれる?」
今回の件で私が学んだことは
・荒らしはうざいが、待っていればいつかはいなくなるので、とりあえず脅されたら作品は下げて嵐が去るのを待ったほうがいい。
・問題が起きたら、1人で悩まず、同じジャンルの人になるべく相談しよう。
この3点である。
いまもって私のいる界隈で、この独断と偏見に満ちたバカタレによる乱暴狼藉はおさまっていないが、いつか必ず光明が見えてくることを信じている。
また追加で書いておきたいことが2点。
・何があっても、一回アップした作品は死んでも削除するな。下書きに取り下げておくだけでいいから。
(pixiv事務局は作品URLごとにログを保存しているらしく、削除してしまうと経緯が辿れなくなる可能性が高い)
・アカウントの転生を恐れるな。いいねやブクマの数は確かに惜しいが、それもまた努力で取り戻せるし、名前が分かっているのなら、転生時にユーザーさんにお礼のメッセージでも送ればいい。
せっかくのアカウントが、ビュー数が…!と葛藤する気持ちはよーく分かる。でも考えてみて欲しい。今が原始時代で、目の前にバチギレしたマンモスがいたらどうだろうか?アルファツイッタラーも、100万バズも、イーロンマスクも、ウォッチリストも、フォロワー数も、500userおめでとうも全て宇宙の彼方まで飛んでいくではないか?
つまりそれらは全てアドレナリンが生み出した幻想なのである。諸行無常。
もしみんなの同人ジャンルで同じような中傷、妨害、晒し行為があって、身近に相談できる人がいなかったら、小生に相談してほしい。
すぐさま解決できるとは言えないが、一緒に悩み、解決方法を模索することはできるはずだ。
どうか1人で悩まないでほしい。
連絡先はこちら:sarashi.stop@gmail.com
・作品を作るのをやめろ
・イベントに参加するのをやめろ
明らかなハラスメント行為が、1人、もしくはごく少数の加害者の暴走により行われていることが確認できた。
・pixivからポイピクに移動したところ、そちらも追いかけられて晒されたので、鍵をかけざるを得なくなった。
・ネットで繰り返し嫌がらせをされたので、イベントに参加する際にリアルでも何かされるのではないかと恐怖を感じた。
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Xをはじめとした、鍵を付けることができたり、コピペや晒し、虚偽通報などの嫌がらせ対策がされているSNSやプラットフォームに避難する、といったところだろうか。新しいアイディアや解決法をお持ちの方がいたら教えてほしい。
偶然、特定のカップリングを指向した・愛したというだけで晒しの被害に遭われ、他のカップリングの方が享受している権利(創作する権利、発表する権利、交流する権利)を制限され、精神的苦痛を受けた全ての同人制作者に、心からお悔やみ申し上げます。
仕事中に流す適当な音楽がなく、たまたまNetflixで見れそうなものを探していたのがきっかけだったような気がする。
恐ろしいほどハマった。ハマりにハマった。
出産を3ヶ月後に控えて、連日掲示板で仲間たちと展開について、キャラについて語り合い、拙い考察(笑)を書き込み、夢中になってアニメ及びその原作漫画について毎日考えていた。
時に熱く激論を交わし、時に世代の違う仲間からの深い批評に膝を打ち、時には無邪気な感想に思わず微笑んだ。ひとつひとつが思い出深く、素晴らしい日々だった。
そしていよいよ出産予定日を1ヶ月後に控えた頃、とうとうアニメの最終話が放映された。
寂しい。あまりにも寂しい。
悶々としてどうしようもない思いを抱え、大きな腹を揺らしながらごろごろと寝返りを打つ日々。
一体この気持ちをどうすれば?
原作コミックはすでに完結済みで続編も内容的に望むべくもない。アニメは再放送の予定は当分先であると発表された。
掲示板で語り合った仲間たちもいくらかトーンダウンし、書き込みの内容も他作品との比較やネタ的な冗談が混じり始めていた。物足りない。寂しい。寂しすぎる。
頭の中で、不安定なホルモンバランスと作品への愛がドロドロに混ざり合い、ある結論に達した。
そうだ、同人を作ろう。
それは最終話が放映された夜、12時間ほどかけて一気に書き上げられた。
ずっと頭の片隅に構想はあった気がする。
しかし本当に形になるとは思っていなかった。
不思議な情熱が全身を突き動かし、5000文字の掌編小説が書き上げられた。
なんだこれは。
なんでエロ?
しかしエロだろうがグロだろうがギャグだろうがなんでもいいのである。大切なのは作品への紛うことなき愛。そしてそれが形になったことではないか。
そう結論づけると、漫画、アニメ好きの漠然とした知識から、同人を投稿するべき場所を求めてネットを彷徨った。pixivである。
自分が学生の頃にはすでにあった気がする。エッチでいかがわしいイラストを投稿するサイトではなかったか?今は小説も投稿できる?アプリも存在する?ほう、ではやってみるしかないではないか。
なんとなく感覚的に進めてみる。
とても使いやすい。
コピペをして、適当にタグ付けをし、もちろん18禁作品なので、ゾーニングは間違えない。投稿ボタンを押した。
みるみる閲覧数が増えてきた。ほう、さすが放送日の直後である。みな供給に飢えている。なるほど。
なぜ???
何かを間違えたのだろうか。慌てて編集ページに入り、とりあえず付けられたタグを消してみる。タグ編集不可に設定を変更。
そうしているうちにメッセージが続々と入り始める。
何件かのメッセージを読んでいるうちに漠然と概要を理解しはじめる。どうやらエロは公式のタグを付けてはいけなかったらしい。理由は不明。しかし恐縮である。急いで外す。
さて、これでいいのだろうか。閲覧は止まることなく伸び続ける。1時間ごとに20-30ビューは増えただろうか。増えすぎである。少し不安になる。
何が起きているのか…。
そしてあるメッセージが入った。
「◯◯役声優の××さんのXアカウントに作品のリンクが貼られていますが大丈夫ですか?」
とりあえずアカウントは持っていないが、見るだけ見に行ってみる。リンクはどこに貼られているのだろう。よく分からない。しかし閲覧は伸び続ける。どうすればいいのか。
連続で入り続けるメッセージを読む。pixivの設定を、全体公開のR-18から、ログイン限定のR-18に変更すればいいらしい。言われた通りに変更する。一安心である。
少し閲覧数の伸びが収まってきた。
またメッセージが入り始めた。
どうやらキャラクターの年齢が問題らしい。(*実はこれは問題ではない。既にこの頃、同じキャラクターの18禁イラストが大量にアップされているのだが、この時筆者は知る由もない)
晒しの被害に遭わない為には、そのように対策された専用のサイトに行かねばならないとのこと。
言われるままにそのサイトに行き、アップしなおしてみる。
誰も見ない。
というか、誰もいないのである。
極端に人口が少ない。
書いた作品を誰にも見てもらえないのなら、発表する意味はどこにあるのだろうか?
うーむ。
しかも、先程から何度も連絡を入れてくる人々、やけにメールの口調が同じなのである。
もしかして、たった1人の人間が複数アカウントで連絡してきてる?
そんな気がする。
何しろ、同人歴はホヤホヤでもこちとらネット歴は20年である。もうだめぽの時代から2ちゃんねるにはお世話になっている。なんとなくネットの勘どころは、少しはある、はずだ。
とりあえず無視してみよう。
えっちな小説はとりあえずログイン限定設定にしておいて、続編を書いていく。爆速で書き上がる。
いろいろと葛藤はあったが、ちょっと攻めた設定のSM小説である。濃い。
濃くてナンボやろう。どうせ商業ではないのだし、好きなシチュエーションで好きなキャラをアンアンさせたいではないか。
年端も行かない美少女を縛り上げて過激なセックスである。ぐふふ。楽しい。これ以上に楽しいことがあるだろうか。股ぐらがいきり立つ(ないけど)。
反応はまあまあである。読者はいきなりの方針転換にいささか戸惑っている様子が窺える。
女性読者が多いのかもしれない。そういう市場の場合、女性が男性に過激に責められて喜ぶようなシチュエーションや陵辱ものは受け入れられにくいという素地はあるだろう。
しかも好感度の高い善人キャラが責めである。これは戸惑う人もいるかもしれない。しかしこれはあくまで伏線。次の話で盛大な種明かしが待っている。急いで続編だ。
そして入り始めるメッセージ。
◯◯◯◯というタグは取り下げてください!
はあ?
何が界隈か。お前の個人的な趣味だろう。嫌ならミュートしてくれ。編集さんにわざわざメールしたのもお前だろうが。仕事を増やすんじゃない。
お気に入りのキャラが女性キャラクターと一対一でアンアンしているのが気に入らないのだろうか
(念のため書き添えておくが、この記事は腐女子全てを悪として告発するものではない。筆者の友人にもウン10年腐女子をやっている歴戦の兵がいるが、今回の騒動については多大な助力を得ることができた。この場を借りて感謝を伝えたいと思う)。
無視して続編を書いていると、pixiv事務局から作品の盗作疑惑で連絡がはいる。
第二話が余程お気に召さなかったらしい。
通報元の作品と見比べても、盗作の可能性が高いとのこと。また権利を主張しているとのこと。
しかし事務局に確認するが、あくまで第三者からの連絡であるとのこと。
けっ。
この時筆者は産まれたばかりの子供の世話でてんてこ舞いである。幸い玉のような女児であったので難は免れたが、もし男児であったら名前は「同人」(なおひと)になっていたかもしれない。危ないところである。
私は普段メールの下書き機能で小説を書いている。よって初稿が書かれた日時を証明するのはとても簡単な作業であった。
自分なりに納得のいかない描写もあったので、一旦小説を削除してしまったのである。思い出しても悔やまれる。
第三話を書き上げ、第二話のリライトを終えて、同時にアップしたのが、夫の故郷への里帰りの前日である。
翌朝、新幹線の車内でビュー数が伸びていくのをニヤニヤと見守る。
人気キャラクターがおしおきされている第三話は、人気のカップリングというのもあり反応は上々であった。
荒らしから途方に暮れたようなメッセージが入る。またこいつか。
分かりました。では第一話と第三話はこのままで大丈夫です。でも第二話はマイピク専用に変更してください。
はあ?
マイピクなんているわけねーだろ。こちとら無頼のエロ小説書きじゃい!!!!!!
根拠不明の謎の命令口調を無視する。再度第二話が事務局により強制的に下書きに入れられる。
が、今日は返事が来ない。
しかし第三話のビュー数は伸びている。焦る。
ううむ。小説の内容は同じだし、通報のログには何も残っていないのだろうか?それにしてもこれは間違いなく私の書いたものだし、なんなら裁判でも証明できる。
そのことと、虚偽の「複数アカウント使用」の嫌疑によって私の初めての同人アカウントは事務局により凍結の措置となり、未だにその件に関しては解決していない。
慌てふためく私に、夫は絶対零度の瞳で告げた。
「とりあえず家に戻ってからにして。旅行中はpixivしないでくれる?」
今回の件で私が学んだことは
・荒らしはうざいが、待っていればいつかはいなくなるので、とりあえず脅されたら作品は下げて嵐が去るのを待ったほうがいい。
・問題が起きたら、1人で悩まず、同じジャンルの人になるべく相談しよう。
この3点である。
いまもって私のいる界隈で、この独断と偏見に満ちたバカタレによる乱暴狼藉はおさまっていないが、いつか必ず光明が見えてくることを信じている。
また追加で書いておきたいことが2点。
・何があっても、一回アップした作品は死んでも削除するな。下書きに取り下げておくだけでいいから。
(pixiv事務局は作品URLごとにログを保存しているらしく、削除してしまうと経緯が辿れなくなる可能性が高い)
・アカウントの転生を恐れるな。いいねやブクマの数は確かに惜しいが、それもまた努力で取り戻せるし、名前が分かっているのなら、転生時にユーザーさんにお礼のメッセージでも送ればいい。
せっかくのアカウントが、ビュー数が…!と葛藤する気持ちはよーく分かる。でも考えてみて欲しい。今が原始時代で、目の前にバチギレしたマンモスがいたらどうだろうか?アルファツイッタラーも、100万バズも、イーロンマスクも、ウォッチリストも、フォロワー数も、500userおめでとうも全て宇宙の彼方まで飛んでいくではないか?
つまりそれらは全てアドレナリンが生み出した幻想なのである。諸行無常。
もしみんなの同人ジャンルで同じような中傷、妨害、晒し行為があって、身近に相談できる人がいなかったら、小生に相談してほしい。
すぐさま解決できるとは言えないが、一緒に悩み、解決方法を模索することはできるはずだ。
どうか1人で悩まないでほしい。
連絡先はこちら:sarashi.stop@gmail.com
・作品を作るのをやめろ
・イベントに参加するのをやめろ
明らかなハラスメント行為が、1人、もしくはごく少数の加害者の暴走により行われていることが確認できた。
・pixivからポイピクに移動したところ、そちらも追いかけられて晒されたので、鍵をかけざるを得なくなった。
・ネットで繰り返し嫌がらせをされたので、イベントに参加する際にリアルでも何かされるのではないかと恐怖を感じた。
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Xをはじめとした、鍵を付けることができたり、コピペや晒し、虚偽通報などの嫌がらせ対策がされているSNSやプラットフォームに避難する、といったところだろうか。新しいアイディアや解決法をお持ちの方がいたら教えてほしい。
偶然、特定のカップリングを指向した・愛したというだけで晒しの被害に遭われ、他のカップリングの方が享受している権利(創作する権利、発表する権利、交流する権利)を制限され、精神的苦痛を受けた全ての同人制作者に、心からお悔やみ申し上げます。
そもそもまともな人はみんな「BLはゾーニングできてる!」なんて主張してなかったよ
ネットでもほぼ前戯みたいな絡みとか下は隠してるけど明らかに行為中のふにゃ顔とか性器としか言いようのないでか乳首とか
そういうのが年確もセンシティブ設定もなくSNSで垂れ流されてるのにゾーニングできてるわけないじゃん
美少女キャラが赤い顔でハアハア言ってるバナー広告が「アダルトじゃありませんけど?」みたいな顔して一般サイトに表示されるのはダメだと思うしそれと同じでダメだよ
リアルの本屋さんもVTuberのBL談義聞いてると「子供の頃に好きなアニメの本だと思って買ったらBLアンソロで…」みたいなのほんっっっっとよく出るエピソードで
リスナーの「自分もそうだった」「それで目覚めた」みたいなコメントもたくさんついてるんだから
まともな腐女子ならみんな知ってる
あと二次創作BL界隈では検索避けをゾーニングと勘違いしてる人もいまだに多くて呆れてる
鬼i滅iのi刃とか猗/窩/座とかakzみたいなやつね
もちろんあれはそのワードで検索表示されなくなるだけで普通に他の部分が引っかかって一般の目に触れたりするし
現代の検索アルゴリズム?は優秀でテキストすらなくても検索結果やおすすめに出してきたりするので全然ゾーニングになってない
なのに界隈のみんなが言ってるからこれでOK!で自分で調べない考えない人が多いんだよね
NLに比べてBL界隈って色々客観視できてない人が多い気がしてる
BLは男女間のような性被害がない正しい創作!みたいな思想の人もいるからかな
なんかまとまりなくなっちゃったけどBLがこの先規制強化されるのかどうか知らないけど「BLはゾーニングできてる」なんてバカな主張だけは恥ずかしいからまじでやめろと思う
Permalink |記事への反応(13) | 17:03
ネット上で表現が炎上し論争が巻き起こる度に、「ゾーニングすればいいじゃん」と気軽に吐き捨てて去っていくダチョウの大群が観測される。界隈、属性問わずマジでどこにでもいる。
こいつらの何が癪に障るって、ゾーニングをお手軽で万能な魔法の概念かのように盲信していることだ。ゾーニングはお手軽でも万能でもない。ゾーニング推進派のくせに推しであるゾーニングへの解像度が低いままであるダチョウ達が、理論武装してダチョウから人間に近づくための一助になりたい。
特定の表現をなぜゾーニングする必要があるのか、改めて考えてみて欲しい。青少年の健全な育成のためとか、悪影響がある表現だと科学的に証明されているためとか、法令に抵触するからとか。「自分が不快になったから」は具体性・客観性・妥当性どれを取っても及第点未満でバカだと思われるので、おすすめしない。
目的が具体化出来たら今度はそれを達成するための手順だ。ゾーニングは手段が多岐に渡るので、さっき具体化した目的を達成するのに適した手段を選択する。レーティング、フィルタリング、区分陳列、検索避け……沢山あって選ぶのが難しければ、AIに助言を求めれば良い。大体の場合ダチョウよりも賢いテキストを出力してくれる。
目的と手段を明らかにしたら、今度は現場で実際にどのようにゾーニングが行われることになるかについて考える。現場を無視して好き勝手に鳴き声を上げているだけのダチョウには難しいかもしれない。
例えば自分が多種多様な書籍の陳列を任された書店員だと仮定して、「どの書籍を」「どのような基準で」「どこに」「どのように」陳列するかシミュレーションしてみるんだ。ある程度陳列し終わった後に、全年齢の棚に置いていた書籍が途中から成人指定されたらどうする?……みたいな面倒なシミュレーション通して自分が推進したいゾーニングのビジョンを明確にしていく。
ゾーニングを、特定の表現を衆目から隠すための手段だと思っているのであればまたまだ認識が浅い。特定の層から表現を遠ざけるだけなら誰でも簡単に出来る。だが、その表現にリーチしたい人間の権利や機会を極力奪わないように調整出来てこそだ。俺の考えた最強のゾーニングを考えたいなら、この辺りのバランス感覚は非常に重要だ。
◼️ゾーニングは万能ではない
ここまで来たらそろそろ分かるのではないか?ゾーニングは、万能ではない。俺の考えた最強のゾーニングを導入できたとして、絶対に事故が起きる。
世の中には自分が不快だと感じ、ゾーニングして欲しいと感じる表現を、あろうことかゾーニングせずに無遠慮に拡散する信じられないくらいアホなダチョウがいる。そんな奴らがゴロゴロいる。事故が起きないと考える方が無理だ。
ゾーニング像が輪郭を帯びてきたら今度は覚悟を決めるフェーズだ。すばり、ゾーニングは表現規制だと自覚する。
我が身可愛さにゾーニングが表現規制ではない理由を探す暇があったら、「ゾーニングは表現規制だがこの規制は必要なものだ」と開き直り、ゾーニングが必要である理由を探す方がよっぽど建設的だ。世間の大半は性根が表現規制派なんだから、後者のやり方を選択し尤もらしい根拠を提示する方がより説得力が生まれる。これでお前も筋の通ったダチョウにはなれる。
ここまで読んでくれた立派なダチョウなら、既に「ゾーニングがみんながハッピーになれる魔法の概念✨」なんて認識は改めてくれているであろう。
ゾーニングは程度の差こそあれ、他者の知る権利や選択する機会・自由を侵害する。子供を守るためにするゾーニングは、同時に子どもの権利を侵害している。こういったことから目を背けてはいけない。
場合によっては、表現者がスティグマや経済的打撃を被るケースがある。例えば紙の書籍をR18すればいいと簡単に言い放つ奴は、R18にした紙の本を書店が引き続き取り扱ってくれると思っているお花畑思考の持ち主だ。部屋から出て本屋やコンビニに行って自分の目で確かめてこいよ。
R18にして欲しいなら、R18の制度が導入された際に複数の出版社が倒産し、経済的理由から自殺者も出た事実を知った上で覚悟を決めてから言えよ。視界から不快な表現を無事に消してハッピーになったら、その陰で泣いている人間がいる事実に目を向けろよ。
R18の悲劇はあくまで一例として出したが、こういったマイナス面を見ずにゾーニングを盲信するのはグロテスクだ。ダチョウではなく人間でありたいなら、負の側面も受け止めて覚悟を決めてからゾーニングを推進しろ。
ゾーニング容認派(not推進派)として、ゾーニング推進派なら少しくらいゾーニングの副作用や難点や負の側面について考えて欲しくて書き殴った。
タイミング的に発売されてすらいない、ラブドールにゴミを食べさせるゲームやBLが燃えている頃か。冒頭で述べた通り考え無しにゾーニングを推進するアホはどこにでもいる。これも誰かを応援したくて書いたわけではないので、勝手に文脈を幻視して肩を組みにこないで欲しい。