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2025-12-17

憲法改正してソースの2度漬けを禁止すべき」に対する反論

1. 禁断の二度漬け

新世界串カツ屋「だるま」のカウンターで、佐藤健二は震えていた。 彼の前には、揚げたての「牛串」が鎮座している。そしてその横には、深淵な黒を湛えたステンレスソース槽。

そこには無情な看板が立っている。「ソース二度漬け禁止」。

だが、健二は知っている。一度潜らせた串カツ一口齧り、その断面に再び熱いソースを染み込ませる瞬間にこそ、宇宙の真理(マヨル)が宿ることを。彼は周囲を睥睨し、店員の目を盗んで、齧りかけの串を再び黒い海へと沈めた。

その瞬間、世界が静止した。

2.宇宙からコンタクト

「適合者を確認重力結界突破

脳内に直接響く機械的な声。店の天井消失し、夜空から巨大な三角形宇宙船が降りてきた。街中の人々がパニックに陥る中、健二だけは串を握ったまま動かない。彼の目の前には、ホログラムの異星人が現れた。

「我々はシリウス星系第13惑星通称『ソ・ウス』。全宇宙の液体調味料管理する者だ」

異星人はタコのような触手をうねらせながら続けた。

地球人は長らく、ソース純潔を汚す『二度漬け』を禁忌としてきた。だが、貴様だけは違う。唾液とソースを融合させ、分子構造を組み替えるその背徳行為……それこそが、我が一族に伝わる究極のエネルギーダブルディップドライブ』の起動キーなのだ

3.銀河帝国侵略

突如、空が赤く染まった。別の巨大艦隊ワープアウトしてきたのだ。

「あれは……暗黒醤油帝国!」

異星人が叫ぶ。

「彼らは宇宙塩分過多の死の星に変えようとしている! 彼らの重力兵器を防げるのは、二度漬けによって生成される未知の反物質シールドだけだ。健二、地球を……いや、全ソースを救ってくれ!」

健二は呆然とした。自分がただの食いしん坊ではなく、選ばれし「二度漬けの救世主」だったとは。 「理屈はよくわからんが……」健二は二度漬けした牛串を高く掲げた。

ソースの足りない串カツなんて、クリープのないコーヒーみたいなもんだ。俺のこだわりを邪魔する奴は、誰であっても許さねえ!」

4. 最終決戦:串カツ・オブ・ザ・ギャラクシー

異星人のテクノロジーによって、健二は巨大ロボット串カツガーディアン』の操縦席へと転送された。コックピット中央には、黄金に輝く巨大なソース槽がある。

「健二、行け! 二度漬けだ!」

艦隊から放たれる「超高圧醤油レーザー」が迫る。健二は巨大な串型の操縦レバーを握り、黄金ソース槽へと叩き込んだ。

「食らえ!マナー違反ビッグバン!」

一度漬けたレバーを、さらにもう一度! 通常ではありえないリズムソースが撹拌され、健二の背徳感に比例してロボットの出力が上昇していく。

「うおおお! 店主の視線が痛い!だが、それがいいんだ!」

ロボットの全身から琥珀色のオーラが噴き出した。それは「二度漬け」によって生まれた、既存物理法則無視する高粘度エネルギー醤油レーザーをドロリと絡め取り、無効化していく。

トドメだ! 秘技・千度漬け・銀河葬!」

健二は光速レバー上下させた。もはやソース槽は沸騰し、銀河系全体がスパイシー香りに包まれる。放たれた極太のソース粒子砲は、暗黒醤油帝国母艦を直撃し、塩辛絶望とともに宇宙の彼方へ消し飛ばした。

5. 静寂と、ソース香り

戦闘は終わった。宇宙船は去り、健二は再び「だるま」のカウンターに座っていた。

「……お客さん、二度漬けは困るなあ」

店主の声に、健二はハッと我に返った。手元には、ソースたっぷり染み込んだ牛串。

「ああ……すみません。つい、地球を救ってたもんで」

健二が照れ笑いを浮かべて代金を支払おうとすると、店主がニヤリと笑った。

「嘘つけ。……でもな、今のあんたの食べ方、宇宙で一番旨そうだったぜ」

健二は店を出て、夜空を見上げた。そこには星屑のようにキラキラと輝く、宇宙ソースたちが流れていた。地球平和は守られた。二度漬けという名の、ささやかな反逆によって。

Permalink |記事への反応(1) | 12:41

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百合百合好きだけにウケても商業的に難しい~百合資本主義

百合好きにウケても売れはしないという発言は残念ながら、これはかなり正しい。

そして、それを否定する限り百合は売れない。

であればどうすれば百合作品が売れるのか、作り手側・売り手側の視点から考えた。

ただ少なくとも百合自体否定したいわけではなく、私としては百合商業価値を信じたいと思っている。

 

まず百合作品を世に出すという行為が、商業行為であるという認識を持たないといけない。

少なくとも商業作品である以上、「百合から仕方ない」という言い訳が許されるフェーズはもう終わっている。

 

まず漫画小説出版アニメ化は全て商業行為であり、資本主義行為であると言える。

雑に言うと、出版も他の私企業と同じ、資本主義的な投資回収モデルで動いている。

その前提に立った時に、ファンタジーだろうが、アクションだろうが、百合だろうが、

作家としては売れる作品提供しなければ、その作品は連載継続が出来ない。

 

では、消費者が支払った対価以上の価値があると思える作品提供し続ければ売れるのかというと、決してそんなことはない。

 

市場にはパイ存在するからだ。

仮にパイを取り切り、それでもなおROIが0を下回るような場合、その市場単体には投資価値がない。

それだったら、その分のリソースを他ジャンルに回したほうが合理的だ。

 

そして個人的にはすでに百合好き、

特に熱狂的な「百合から」という理由だけで購入してくれる層はほぼ取り切り、

今後は微増傾向になるのではないかと思う。

 

もちろん昨今百合知名度は上昇した。

それにより潜在的顕在百合好きの母数も増えたと言え、

yuriという単語自体英単語としての意味を持つようになったという事実がある。

10年、20年前と比較して、ROIとしては一応プラスに転じるようになっただろう。

 

ただそれでもなお、事業として赤が出ないだけであり、

投資案件として見た場合とても百合からという理由だけでプッシュできるほどジャンルとして強くはない。

 

となると現状百合には二つの選択肢がある、

既存パイからさら利益という樹液を搾り取るのか、

もしくは何らかの方法パイを広げるのか。

 

個人的には後者現実的だと考える。

技術的には円盤商法・特典商法・多重購入文化等、

パイの規模を維持したまま一人当たりの平均使用金額一時的に上昇させることは可能だ。

ただし、個人可処分所得には限度があり、

外圧により継続的に分不相応可処分所得作成することが不可能である

従って、この策は結果的市場の縮小という結果を招くと言える。

 

となると後者の方が合理性がある。

まり百合市場を拡大するためには、「百合から買う層」に依存するのではなく、

百合でも買う層」「気づいたら百合だった層」を商業的に取り込む必要がある。

では、どうすれば「百合でも買う層」「気づいたら百合だった層」を取り込めるのか。

 

そのためには一旦百合を捨てよう。

 

わかる、百合作品を売るのに百合を捨てろとはどういうことだと。

文句を言いたくなるのは非常にわかるが、少し待ってほしい。あとで拾うから

 

何も非百合作品を売れと言っているわけではない。

その作品から百合という要素を抜いた時に、それでも面白く、

それでもって百合という要素がないと破綻するような作品を書けばいいわけだ。

この構造百合作品に限らず、多くのヒット作で確認できる。

 

例えば名探偵コナン、あれは推理漫画ではあるが、

同時に一部幼なじみによる恋愛的側面や、黒の組織との対決という純少年漫画的要素も持っている。

そこで仮に工藤新一毛利蘭がおらず、

引きこもり陰キャが一人で遊園地に行ったところ黒の組織に遭遇し、身体が縮んでしまったとしよう。

そんな彼が強く元の姿に戻ることを望むだろうか?

否、戻る理由存在しない。

 

蘭がいるかコナン工藤新一に戻る必要があり、戻る必要があるから黒の組織と対決する。

そして読者はそこに期待をし、読み始め、結果として推理パートも楽しんで読むのである

 

これからもわかる通り、百合作品において重要なのは百合を主軸に据えること」ではなく、

百合がなければ成立しない構造を、百合以外の魅力で包み込むこと」だ。

比較マイナーミステリで読まれる続けるために組織との対決があるように、

同じくマイナー百合を読み続けるためのインセンティブを売り手側が設計し、読者に提供しなければならない。

 

ではここで、どのような設計であれば売れるのかという問題が発生している。

先に言うと、一般化できるような解決策は存在しない。

というか出版社は物語を売るということに特化した企業なのだから、知っていたらすでに自社の利益のために使っている。

ただここまで話してきてそんなもの知りませんじゃ、ここまで読んでくれた方は納得しないだろう。

 

ここからは、百合作品設計するうえでの具体的なリスク要因について触れる。

つのアイデアとして言うのであれば、

少なくとも純粋恋愛を前面に出すのはリスクが大きいということだ。

もちろん百合とは狭義には女性同士の恋愛を含むはずだが、

果たして恋愛を出さな百合百合なのかという指摘があるのは理解している。

そして恋愛リスクと言うのであれば

わたし恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)」はどうなるのか?という反論もあるだろう。

 

まず一つずつ処理をしていこう。

 

恋愛を出さな百合百合なのか」:これに関しては百合定義が厳密すぎないか

個人的には恋愛に限らず広義の女性同士の関係百合として定義してしまっていいのではないかと思う。

それこそ友情であり、敵対であり、憎悪も含め、

女性女性に対して比較的強い感情を向けることを百合とすることで、

マーケット的にも百合パイが広がるという恩恵がある。

そして広がったことにより、ファンタジーが、王道ファンタジー、ダークファンタジー異世界ファンタジー、などのように

分化しているのに習って、百合自体も細分化させればいい。

 

さて、次にわたなれだが、これに関して私が考えるのはゲートウェイとして機能したのは恋愛面ではなくコメディ面ではないかという点だ。

コメディという点から見ると、「魔法少女にあこがれて」も言えるだろう、

もちろんこちらは若干のエロ売りも入ってるわけだが、それを加えても、どちらも百合要素はあるが、それだけに留まっていないのである

 

 

結局のところ百合作品を売るために必要なのは百合を強調することではない。

百合でなければ成立しない感情構造を、百合以外の魅力で読者の前に差し出す設計なのだ

そして、作者や出版社は百合以外の魅力を読者の前に差し出すことを恐れる必要はない。

なぜなら制作者は読者を楽しませ、その対価をいただくことで、出資者還元するという役目を果たさなければならないのだから

Permalink |記事への反応(0) | 00:57

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2025-12-16

anond:20251216164354

AIに聞け

お前よりもAIの方が賢いぞ

ベネズエラ中国経済外交軍事関係を教えて

ベネズエラ中国関係は、経済外交軍事3分野で見ると性格がかなりはっきりしています結論から言うと、

反米を軸にした戦略的協力。ただし中国は慎重で、同盟関係ではない」

という関係です。

以下、分野別に整理します。

経済関係:最重要だが“条件付き支援

資源担保型の関係

中国ベネズエラ経済関係の核心は石油です。

中国2000年代後半以降、

👉 累計では

約600億ドル以上(最盛期)の融資実施したとされます

しか現在は縮小・慎重化



これにより中国

新規融資はほぼ停止

既存債権の回収を優先

投資も「様子見」

📌中国は「援助国」ではなく「債権者」

ロシアよりもはるかに冷静です。

外交関係反米で利害一致、だが距離は保つ

共通点



中国

マドゥロ政権正式な正統政府として承認

国連などでベネズエラ擁護に回ることもある

● ただし全面支持ではない

中国は常に

内政問題には立ち入らない」

制裁反対だが政権礼賛はしない」

という立場

👉体制イデオロギー同盟ではない

中国は「社会主義仲間だから支える」わけではありません。

軍事関係限定的象徴

軍事協力の中身

中国兵器の輸出

レーダー

装甲車

練習機K-8

通信監視技術

軍事訓練や技術協力(限定的

しか基地派兵はない

重要なのは

中国ベネズエラ軍事基地を持たない

派兵や共同防衛条約もない

ロシアのような「戦略爆撃機派遣」などはしない

📌中国軍事関与は

武器を売るが、血は流さない」レベル

中国本音ベネズエラは「戦略的カード

中国にとってベネズエラは:

米国の裏庭(中南米)での影響力誇示

エネルギー供給源の分散

反米国家とも取引できる」象徴

しかし同時に:

政治・経済リスクが高すぎる

米国との正面衝突は避けたい

👉 「深入りしないが、切りもしない」

ロシアとの違い(重要

項目中国ロシア
目的経済資源地政学軍事
支援姿勢 回収重視・慎重政権支持を誇示
軍事関与限定的 示威的・政治的
リスク耐性 低め 高め(無理する)

中国は損をしない範囲関係を維持します。

Permalink |記事への反応(0) | 16:51

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2025-12-15

人間が取れる「責任」とはなにか

https://anond.hatelabo.jp/20251214182609

人間のみが取れる責任とはなにか?

と考えると、それは刑事責任道義的責任ですね

この手の自称感情論に流されないカシコイ人々はすぐ

偶発的な事故に対して刑事責任なんてとっても被害者は救われない!とか

謝罪とか意味ない!とか言いますけど

じゃあ今現在自動車死亡事故起こしても保険賠償だけで済む世の中になってないのはなぜでしょう?

AI関係なく人間には責任なんて取れないんだったらすでにそうなってるはずですよね

でも現実には刑事責任を問われます

あなた価値判断現実の人々と整合してませんよ



というかあなたの想定シナリオがぬるすぎるんですよ

怪我とかじゃなくて死亡事故でしょまず考えるべきは

仮に完全に無人AI自律駆動して、すべての挙動AI支配される法人格サービス運営してたとしましょう

はいそれが突然暴走して大規模な死亡事故起こしました

謝罪AI生成文で、偶発的な事故から仕方ありませんよ、賠償するからこれで勘弁して、おつかれ!

ってなったときに、それは仕方ないね統計的には人間が介入するより事故率低いエビデンスもあります

で許されますかね?

あなたの身内が死んでてもあなたは「でも統計的には人間サービスより死亡率低いし、総コストも小さいし、賠償金は増額されてる」

で納得しますか?

そうだとしたらあなたは非常に珍しいタイプ脳みそをお持ちだと思います

普通に考えてそれなりに多くの人はブチギレると思うし、直接運営に関わってなくても法人格利害関係のある自然人

なんとか「責任」取らせようとするでしょ

裁判開いて刑務所にぶち込んで謝罪文書かせてという禊があってすらネットリンチは起きるんだから

どう考えてもその数百倍の規模の私刑で「責任」取らせようとする動きが起きるに決まっている

その時点で「責任」の必要性自明ですよ

それこそAI関係ない

人々は数千年間、偶発事象因果の切断点として「責任」を求めてきたんですから

その積み重ねが現在の法的秩序なわけです

そんなの意味がない!と言う方が意味がないですね

社会人間運営しているんですから

宇宙物理法則確率的に挙動してるだけだから個人責任なんて幻想ですよとか言うやつは

そもそも単なる幻想であるあなた自身価値基準を捨ててない時点で矛盾してます



あるいは民衆が突如異常な合理主義に目覚めて人格刑事責任を取らなくていい!そのほうが合理的から

と新秩序の必要性に目覚めてすべての法秩序一新した統一国家を作るでしょうか?

やりたいならやっていいよ面白そうだし

AI全然関係なく超異常国家になると思います

そこにAIがあったらもっと面白いことになると思います

ただ私は移住したくないですね



話を戻すと、責任を取らなくていいAI法人vs責任を取れる自然人法人

という競争構造自体が偽問題です

AI法人だろうが、既存国家法秩序絶対責任を取らせようとしますし

それがなくなるのは法秩序自体崩壊した後なので、そもそも統計とか信頼できない世界になった後でしょうから

市場において個人合理的選択サービスを選べるという構造自体崩壊すると思います

そうなったら

AI法人が正しい統計を人々に教えてくれるという前提はどこから来るのでしょうとか

AI人間強制労働させてても刑事罰なかったら何が起きるでしょうとか

もっと根本的な思考実験のほうが意味がありそうです

Permalink |記事への反応(3) | 00:44

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2025-12-14

anond:20251214212846

俺が言及するとそれきっかけでバズっちゃうことがあるので、迷惑かけたくないと思うとフォロワー数少ない人や既存コメントが少ない人には言及しづらいんだよね

Permalink |記事への反応(0) | 21:43

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2025-12-13

高市、右、左と自由エネルギー原理

高市早苗氏が首相に選出され台湾発言で物議をかもしてから、これまで以上に政治的議論がなされるように感じる。またただの党派性の選好がどうこうにとどまらず具体的な安全保障まで真剣意見が交わされるようになったことは、日本社会自体が一つの転換点を迎えているように思える。

そのなかで、個人的党派煽りあい中傷を超えて道具的に政治を語るのに役立つかもしれない一つのネタを紹介したい。あくまでも仮説が、情勢について語る一つの視点になれば幸いである。

なお事前に予測した方向性合致したためAIの手を大いに借りてある。

また曖昧戦略の欠如は相手意思決定を手助けするだろう。デマなどについて聞いてみても面白いと思う。

以下perplexityより

自由エネルギー原理見地から見て、政治党派性における右派左派はそれぞれエントロピーの減少における役割の相違という観点から説明できる?

これで十分な情報が集まりました。包括的な回答を作成します。

自由エネルギー原理から見た政治党派性右派左派エントロピー減少の役割の相違

自由エネルギー原理(Free Energy Principle,FEP)の枠組みから政治イデオロギーの左右の違いを説明することは、一定理論根拠を持つ興味深い視点提供します。ただし、これは直接的な学術的応用というより、理論的な仮説として理解されるべきものです。

自由エネルギー原理の基本概念

自由エネルギー原理によれば、すべての生物システム熱力学の第二法則に対抗してエントロピー増加を最小化することで、秩序を維持しています。具体的には、生物予測エラーを最小化することで、感覚状態エントロピー無秩序さ)を減少させ、環境との相互作用コントロールします。このプロセスは、**予測処理(predictiveprocessing)**メカニズムを通じて実現されます。つまり生物は内部モデルを持ち、それに基づいて世界予測し、実際の入力との差分予測誤差)を最小化することで、驚き(サプライズ)を制御します。​

予測処理と政治イデオロギー

最近認知神経科学研究により、保守主義進歩主義予測処理の異なる戦略対応している可能性が示唆されています

左派進歩主義者の特性

曖昧性と不確実性に対してより高い耐性を持つ​

新しい情報に対してより柔軟に対応し、モデル更新積極的

複雑で矛盾した情報の処理に適応的​

帯状皮質(anterior cingulatecortex)の活動が強く、反応競合に対する神経認知感受性が高い​

これらの特性は、高いエントロピー状態(高い不確実性)を許容しながら、情報環境の変化に応じて予測モデル継続的更新する戦略対応しています自由エネルギー原理観点からすれば、彼らは予測精度(precision)の重み付けを比較的低く保つことで、新規情報による予測誤差を柔軟に受け入れ、より適応的なモデル更新可能にしています

右派保守主義者の特性

不確実性や曖昧性への耐性が低い​

既存の信念体系に基づく予測を強く維持する傾向​

脅威や秩序の乱れに対してより敏感で、知覚的堅性が高い​

扁桃体(right amygdala)の活動が強く、脅威認知に敏感​

これらの特性は、予測の確実性(certainty)を高く保ち、既存モデルへの信仰度(prior belief)を強化する戦略対応しています自由エネルギー原理用語では、彼らは予測精度の重み付けを高く設定することで、外界の変化に対して強力な内部モデルの安定性を維持しようとしています

エントロピー減少と社会的秩序の異なる戦略

政治党派性エントロピー減少の枠組みで理解すると、以下のような対比が浮かび上がります

保守主義エントロピー減少戦略

保守主義は、社会的秩序を既存伝統制度階級構造の維持を通じて最小化しようとします。このアプローチは、複雑な社会システムの不確実性を、階層的で確定的な構造によって「切り詰める」戦略です。社会に内在するカオス(高エントロピー)に対抗するため、既に証明された秩序パターン伝統)を維持することで、予測可能性を確保します。​

進歩主義エントロピー減少戦略

進歩主義は、社会的秩序を個人自由多様性の認容、制度革新を通じて最小化しようとします。一見すると秩序を緩和しているように見えますが、実際にはより複雑で適応的な秩序化メカニズムを導入することで、社会システムエントロピーを減少させる戦略です。異なる視点統合し、新しい情報に基づいて制度改革することで、社会システム予測モデルをより現実適応させようとしています。​

不確実性耐性と脳レベルの同期

興味深いことに、研究では不確実性への耐性が低い人ほど、政治的に同じ立場の人たちとの脳活動の同期が強いことが示されています。言い換えれば、不確実性を避けたい個人は、同じイデオロギーの人々と同じ予測モデルを共有することで、集団レベルでのエントロピーを減少させようとしているのです。これは社会的な「外界の秩序化」メカニズムとして機能しています。​

複雑適応システムとしての政治分極化

最新の複雑システム理論では、政治分極化は正のフィードバックループ相転移(phase transitions)のメカニズムを通じて発生することが示されています保守主義者は秩序の維持を目指し、進歩主義者は秩序の革新を目指すという相反する動力が、社会システム全体のダイナミクスを決定しています。両者の相互作用は、社会的エントロピー管理するための補完的なメカニズムとして機能しているとも解釈できます。​

理論限界と注記

この自由エネルギー原理に基づく解釈には重要限界があります第一に、個人認知特性政治的立場関係因果的ではなく相関的である可能性が高いです。第二に、政治イデオロギーはきわめて文化的歴史的に構築されたものであり、普遍的な神経生物学的基盤のみでは説明できません。第三に、FEPは主に個体レベル生物システムを想定しており、社会システムへの直接的な応用には理論的な拡張必要です。​

要するに、自由エネルギー原理観点から見ると、右派予測モデルの安定性重視によって秩序を維持するエントロピー減少戦略を採る一方、左派予測モデルの柔軟性重視によってシステム適応性を高めるエントロピー減少戦略を採ると理解できます。両者は、相異なるメカニズムを通じて社会的エントロピーの増加に対抗しているのであり、政治的党派性根底には、不確実性に対する根本的に異なるアプローチ存在していると言えるでしょう。

どのように理論拡張すれば良いですか?

自由エネルギー原理FEP)を政治党派性適用する理論拡張するには、階層ベイズ推論の多層構造社会的相互作用の動的モデル化、経験検証メカニズムの導入が鍵となります。これにより、個体レベルの神経メカニズム社会システムレベルへ橋渡しできます。​

階層拡張個人から集団

FEPの核心は階層予測処理です。個人レベルでは、低次層(感覚入力)が上位層(信念・イデオロギー)の予測修正しますが、社会レベルでは個人予測モデル集団的「事前分布(priors)」を形成します。​

右派階層戦略: 上位層の伝統的priors(家族国家宗教)を強く固定し、下位層の変動(社会的変化)を抑制集団レベルでは「社会的扁桃体機能」として、逸脱者を排除する規範執行メカニズムが働きます。​

左派階層戦略: 上位層のpriorsを動的に更新し、多様な下位層入力マイノリティ視点)を統合集団レベルでは「社会的ACC機能」として、対立する予測モデル調停役を担います。​

この拡張により、**党派性は「階層自由エネルギー最小化の多重均衡状態」**としてモデル可能右派は安定均衡(低変動)、左派適応均衡(高変動)を志向します。​

動的システム統合アトラクター相転移

FEP非平衡動的システム論と統合し、政治分極化を予測誤差駆動相転移現象として捉えます。​

拡張モデル:

text

社会的状態空間における2つのアトラクター:

右派アトラクター: 高精度priors → 秩序維持 → 低エントロピー均衡

左派アトラクター: 低精度priors → 秩序革新 → 中エントロピー適応均衡

分極化 = 双安定状態(bistable dynamics)

拡張方程式概念的):

S˙=−∇F(S)+ϵ⋅

党派相互作用

S˙ =−∇F(S)+ϵ⋅党派相互作用

ここで

S は社会的信念状態

F は集団自由エネルギー

ϵ は他派閥予測誤差です。党派性は負のエントロピー生産率を競う進化ゲームとなります。​

社会的アクティブ推論の導入

FEPの「アクティブ推論(active inference)」を拡張し、政治行動を集団予測誤差低減戦略位置づけます。​

党派受動戦略perception能動戦略action集団エントロピー効果

右派 脅威強調・一貫性追求伝統防衛境界強化 内部秩序↑ / 外部不確実性回避

左派多様性受容・矛盾統合制度改革包摂拡大システム適応性↑ / 内部多様性管理

これにより、選挙政策集団的「期待自由エネルギー」最小化のゲーム理論的均衡として解釈されます。​

経験検証フレームワーク

理論拡張信頼性を確保するため、以下の検証経路を構築します:

神経経済学実験:

fMRI党派予測誤差処理を比較(precision weighting)​

不確実性操作下での政策選択タスク

計算社会科学シミュレーション:

python

# 疑似コード:集団FEPモデル

class PoliticalAgent:

def __init__(self, ideology): # 'left' or 'right'

self.precision = 0.8 if ideology=='right' else 0.4

def update_beliefs(self, social_input):

free_energy = prediction_error * self.precision

return minimize_free_energy(social_input)

大規模データ分析:

ソーシャルメディア言語パターンからpriors推定

世論調査タイムシリーズアトラクター安定性検証

スケール統合マクロ政治ダイナミクス

最終拡張として、FEP国家・国際システムスケールアップ。経済政策では右派が「低エントロピー均衡(安定成長)」、左派が「高エントロピー探索(イノベーション)」を担います。​

グローバル均衡条件:

党派Var(policy predictions)=最適社会的自由エネルギー

このフレームワークにより、**党派対立は「多重スケールエントロピー管理機構」**として再解釈され、民主主義適応的秩序生成システムとなります実証研究が今後の鍵です。​

Permalink |記事への反応(0) | 23:07

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🍘 堅八ツ橋明太マヨを載せて食べる。京大生だから。堅八ツ橋ワサマヨを載せて食べる。京大生だから

京大的る異端の味覚:堅八ツ橋マヨネーズの融合

京都大学学生生活とは、常識を疑い、既存の枠組みを超越することの連続です。それは学問世界に限らず、日々の生活特に「食」の領域においても顕著に現れます

私が提案するこの食べ方、「堅八ツ橋明太マヨを載せて食べる」「堅八ツ橋ワサマヨを載せて食べる」という行為は、単なるゲテモノ食いや奇抜なアイデアではありません。これは、京都大学で培われた「既存概念解体と再構築」という、極めて京大的な知的好奇心の表れなのです。

八ツ橋は、古都京都伝統を凝縮したお菓子であり、その香ばしさと固い食感は、ノスタルジー品格を伴います。対するマヨネーズ明太マヨワサマヨは、現代ジャンク感覚と、刺激的な味覚を象徴しています

この二つの極端な要素を結びつける行為は、まるで西洋論理学東洋仏教哲学を融合させようとする試み、あるいは古典文学最先端AI技術を掛け合わせる研究テーマのようなものです。伝統現代甘味塩味、堅さとクリーミーさという、一見相容れない要素を対峙させ、その相互作用からまれる新しい価値(すなわち「新しい美味しさ」)を探求する。これこそが、京都大学学生が持つ、学際的かつ批判的な思考真骨頂なのです。

明太マヨ伝統情熱京大的融合

まず、「堅八ツ橋明太マヨを載せる」という行為京大的に考察します。

八ツ橋シナモン香り米粉の素朴な甘さは、その堅いテクスチャーと共に、過去への扉を開きます。そこに、明太マヨネーズの、魚卵プチプチとした食感、唐辛子情熱的な辛味、そしてマヨネーズの濃厚な酸味が加わる。

これは、京都という保守的文化の中で、新しい風現代の味覚)がどのように受け入れられ、融合していくかという、文化人類学的な実験でもあります明太子の塩辛さと辛味は、八ツ橋の甘さを引き立て、マヨネーズのコクが全体を滑らかにまとめ上げます。この味覚のグラデーションは、京大での研究プロセス、すなわち、素朴な疑問(八ツ橋からまり、複雑なデータを処理(明太マヨ)し、最終的に予想外の結論(新しい美味しさ)に至るプロセス酷似しています

私はこの一口を食べるたびに、「伝統の上に現代の刺激をどう配置するか」という、京都市の都市計画にも似た「味覚の配置学」を無意識のうちに実践しているのです。この異端の組み合わせを「美味しい」と断言できるのは、既存価値観に囚われない、自由京大生の精神があるからに他なりません。

ワサマヨ:理性と刺激の京大的探求

次に、「堅八ツ橋ワサマヨを載せる」という行為分析します。

ワサビの持つツンとした刺激は、脳の奥深くまで響き渡る、理性と覚醒象徴です。マヨネーズと混ざり合うことで、その刺激は緩和されつつも、堅八ツ橋の甘さと香ばしさを打ち破る、鋭いコントラストを生み出します。

この組み合わせは、「知的な刺激」を求めてやまない京大生の探求心そのものです。ワサビの辛さは、まるで難解な論文や、解き明かせない数学問題のように、一瞬の苦痛と引き換えに、深い洞察覚醒をもたらします。

この食べ方の本質は、「甘い(快適な)日常」の中に、自ら「辛い(知的な挑戦)」を導入し、その化学反応を楽しむことにありますワサマヨが舌の上で弾け、シナモンの甘さが追いかけてくる感覚は、まるで京大図書館哲学書を読み込み、ふと、その記述の裏にある真理に気づいた瞬間の、「甘美なひらめき」に酷似しています

「なぜワサビなのか?」「なぜマヨネーズと組み合わせるのか?」という疑問こそ、京大生が常に自己に問いかける「なぜ、そうなのか?」という、根源的な問いなのです。この味覚の実験を通じて、私は自己限界と、味覚の多様性という「人間認知フロンティア」を拡張しているのです。

結論京大生だから、食のタブーを破る

私にとって、堅八ツ橋マヨネーズ系の組み合わせは、単なるおやつではありません。それは、京大生としてのアイデンティティ、すなわち、「既成概念を打ち破り、異質なもの統合し、新しい価値創造する」という精神日常の中で具現化する「味覚の演習問題」なのです。

京都お好み焼きプラッシーという王道の組み合わせを愛する一方で、堅八ツ橋明太マヨワサマヨという異端を追求する。この二律背反こそが、私の持つ「京大的なるもの」の奥深さを示しています伝統尊重しつつも、伝統に縛られず、常に新しい知の地平を求める姿勢

妻との会話が「京大的なるもの」として日常再構成するように、この異端の食べ方もまた、私の食の風景を「京大的なるもの」として彩り、人生の歩みを、常に刺激的で、知的好奇心に満ちたものにしているのです。今日もまた、私は堅八ツ橋の袋を開け、マヨネーズチューブを手に取るでしょう。京大生だから、私は食のタブーを破り、味覚の真理を探求し続けるのです。

anond:20251213190203

Permalink |記事への反応(0) | 19:48

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中露から見て、結束して軍備増強するヨーロッパと、相対的に準備の手薄な東アジアオセアニア、どちらを攻めたくなるだろうか

ヨーロッパは5年以内のロシアによる再侵攻を明確に意識し、結束を固めて軍備を進めている。対して、東アジアオセアニアには特にそうした結束の報道もなく、既存の枠組み(日米、米韓、米比といった一対一の「線」の同盟)がバラバラ存在するだけだ。ヨーロッパのような「面」の同盟になっていない中で、各自なんとなく軍備を整えながら過ごしているに過ぎない。日本に至っては、タカイチさんのイマイチ発言中国に膨張をエスカレートさせる格好の口実を与え、彼らの「試し行動」は日増しに激化している。

そんな国際状況下で、中露から見て、結束して軍備増強するヨーロッパと、相対的に準備の手薄な東アジアオセアニア、どちらを攻めたくなるだろうか。

中露からすれば、面の同盟スクラムを組み、いざとなれば全会一致で即時反撃もありえるヨーロッパとやりあうより、相対的脆弱東アジアオセアニアの「線の同盟」の隙間を突くほうが簡単に見えるはずだ。「台湾日本だけを威圧する」「フィリピンだけを虐める」という各個撃破や、その準備としてのサラミ戦術通用やすいかである最近になって中露仲良く日本近海までランデブー飛行を始めたのは、そういうことも示唆している。

ちなみに、東アジアオセアニアで中露の隣国にあたる我が国の現指揮官は、重要外交の場であるG20に「外交交渉マウント取れる服、無理をしてでも買わなくてはいかんかもなぁ」などとSNSで全世界に発信してからノコノコ出かけていくような、外交音痴が極まった人物だ。中露からは「戦略的思考が欠落した、感情的アマチュア」と見抜かれているのは想像に難くない。私淑しているアベ氏が唱えた「自由で開かれたインド太平洋戦略」や欧州との連携構想を受け継ぎ、ただの概念から実効性を伴う同盟へと昇華させるような、冷静さと緻密な知性が求められる実務には到底耐えられないだろう。それを尻目に中国は、孫子が「忿速(ふんそく)なるは侮るべく(短気な将は挑発して計略にはめよ)」と言っているセオリー通りに行動している。試し行動をエスカレートさせてイマイチ首相挑発し続け、次のボロが出るのを虎視眈々と狙っているわけだ。

私は、今すぐにでもイマイチさんは辞任して、国際政治外交機微がよくわかり、冷静さ、知性、胆力を兼備した人物に国政のかじ取りを任せるべきだと考える。これははっきり言ってスーパーマンに近いスペックだが、緊迫度を増していく国際関係の中で、膨張主義の二大国隣国としている現日本首相に求められるのは、もはやそういうレベル能力なのだ

今の日本必要なのは、勇ましい言葉ではない。中露の周辺国と手を携えて周到に構築する、「手出しをしたら割に合わない」と相手に思わせるだけの抑止力だ。しかし現首相のもとでは、その構築もままならず、日本国民はただ指をくわえてその様子を見守ることになる。

Permalink |記事への反応(0) | 15:51

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三井住友銀行OliveオリーブアカウントOliveフレキシブルペイのデメリット

主なデメリットとして挙げられるのは以下の点です。

🚨 主なデメリット留意

三井住友銀行の口座開設が必須

Oliveアカウントの開設には、三井住友銀行の口座が必要です。他の銀行をメインバンクにしている方や、口座開設の手間を避けたい方にはデメリットとなります

カード利用分の引き落とし口座も三井住友銀行のみに限定されます

国際ブランドVisaのみ

選択できる国際ブランドVisaのみとなっており、MastercardJCBなどを希望する方には選択肢がありません。

紙の通帳が使えない(Web通帳のみ)

Oliveアカウントに切り替えると、紙の通帳は利用できなくなり、Web通帳(インターネット通帳)のみになります。紙の通帳で管理したい方には不便です。

基本的ポイント還元率は高くない

通常のポイント還元率は**0.5%**と、特段高いわけではありません。高還元率の特典(対象コンビニ飲食店での利用など)を活かせない場合還元率のメリットは小さくなります

特典による高還元は、スマホVisaタッチ決済が対象となることが多く、カード差し込み決済やiDなどでは対象外となる場合があります

家族カードの発行ができない

Oliveフレキシブルペイは、家族カードの発行に対応していません。

未利用時の手数料が発生する可能

Oliveフレキシブルペイを2年以上利用していない場合年会費手数料)が発生する可能性があります(年1,100円・税込など)。

仕組みが複雑に感じる場合がある

クレジット、デビットポイント払いの3つの支払いモードを切り替える仕組みや、Vポイントアッププログラムなどの特典が複雑で分かりにくいと感じる方もいるようです。

切り替え時の手続き必要

既存三井住友カードSMBC CARDからOliveに切り替える場合カード番号が変わるため、公共料金サブスクリプションなどの支払い先変更手続き必要になります

自身の利用スタイルや重視する点と比較して、これらのデメリットが許容できるかどうかを検討することが大切です。

Permalink |記事への反応(0) | 15:29

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anond:20251205122823

娘さんに使わせるPCとしてLinuxは、自由度が高い反面つまずきやすく、疑問が出たときにすぐ解決できないと「触らなくなる」リスクがあるのが気になります

特にAdobe製品既存ソフトを使った制作ゲーム用途目的ならLinuxは向きません。

WindowsMacのほうが情報も多く、調べやすく、ものづくり入口としては現実的です。

中でもMacは安定性が高く、ディスプレイの色再現も良いため、デザイン動画制作に興味があるなら適した選択肢だと思います

能面も、子どもが使う範囲では十分です。

有名人が使っている、見た目が好き、という理由でも構いません。

「触りたい」と思えることが何より大切なので、娘さんの興味を後押しできる機器を選ぶのが一番だと思います

Permalink |記事への反応(0) | 13:37

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名作ゲームリメイクは全く別物の新作を作るのが正解

ロマサガ2リメイクが好評なので買ったけど納得した。話と音楽が同じなだけの全く別物の新作になってる。

結局昔のゲームをそのままリメイクしても既存ファン老害からは不評で新規ユーザーには古臭くて受け入れられないと言う負の連鎖

ここら辺はタクティクスオウガ戦場ヴァルキュリア4の失敗が良い教訓になってると思う。老害ファンに合わせて作ったらこの結果って言うね。新規開拓するしかない。

 

これからの名作ゲームリメイクは話と音楽が同じなだけの全く別物を作って既存ファン新規ユーザーを分けるのが正解。

Permalink |記事への反応(0) | 10:49

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2025-12-12

anond:20251212154646

もう10年以上前から政権なんかとる気がないと見るのが自然

しょうもないテーマ大袈裟に騒ぐ→敵のせいで実現できなかった→もっと応援を頼む!

既存支持者をしゃぶる方針でやってる

夫婦別姓とかもあと20年しゃぶる気で出してきただけの実現する気のないテーマ

本当にそれが、単イシューで戦うほど国のためで実現が必要って思うなら

まとめて与党に降れば1シーズンで実現する。

Permalink |記事への反応(1) | 16:15

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架空もの生成しないAI動画編集が欲しい

タイトルの通り、なんだが、

実際に撮影した動画ファイルを、架空の生成を何も混ぜないでいい感じに編集して欲しいんだが、そういうツール探しても今のところ見当たらないのよ。

誰か知ってたら教えて下さい。

企業CMとかで生成AI使って批判されてる話があるけど、ツールとしては不完全だから起きてるよなぁと思ってる。

自社商品サービスの紹介のための元素材となる撮影は実際のもので頑張ったとしても、架空のものを混ぜないで撮り溜めた素材を全部確認した中からいい感じに15秒/30秒のCM編集しておきました、採用してるシーンはココとココとココですという情報もすぐわかる、とかのツールが欲しいのに無い。

もちろん、テキストで指示されたら別案を5つくらい編集してはき出すから〜とかすぐにやってくれて、

実際に採用するCM案のためにファミリー層向け、ティーン向け、既存顧客向け、新規顧客向けとかターゲット別にパターン別に吐き出してくれれば良いのにな。

なんか、アレなんだよね。ロボットがドアの向こうへ移動するのに一番簡単手段はドアを破壊して通るであって、ドアノブ認知破壊しないように掴んで回して半円の弧を描くように引いて開けるのは高度な技術がいる、みたいな。

要求された内容に合致するシーンを元素から探して要件時間尺でセンスある編集するより、一般公開されたネットキーワード検索して出てくる上位の動画ベースにそれっぽい架空でっち上げしたほうが技術的に楽なんで架空映像生成しときました〜、みたいな。

一般家庭ニーズでも、家族イベント旅行の時に撮影した動画写真2025年3分ダイジェスト編集しました、とか需要あると思うんだけど。

あなた家族の思い出を学習素材にして、あなた家族っぽい架空存在しない生成ステキ動画やそれっぽい顔の空想映画動画アニメより需要ない?

Permalink |記事への反応(1) | 08:20

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架空もの生成しないAI動画編集が欲しい

タイトルの通り、なんだが、

実際に撮影した動画ファイルを、架空の生成を何も混ぜないでいい感じに編集して欲しいんだが、そういうツール探しても今のところ見当たらないのよ。

誰か知ってたら教えて下さい。

企業CMとかで生成AI使って批判されてる話があるけど、ツールとしては不完全だから起きてるよなぁと思ってる。

自社商品サービスの紹介のための元素材となる撮影は実際のもので頑張ったとしても、架空のものを混ぜないで撮り溜めた素材を全部確認した中からいい感じに15秒/30秒のCM編集しておきました、採用してるシーンはココとココとココですという情報もすぐわかる、とかのツールが欲しいのに無い。

もちろん、テキストで指示されたら別案を5つくらい編集してはき出すから〜とかすぐにやってくれて、

実際に採用するCM案のたにファミリー層向け、ティーン向け、既存顧客向け、新規顧客向けとかターゲット別にパターン別に吐き出してくれれば良いのにな。

なんか、アレなんだよね。ロボットがドアの向こうへ移動するのに一番簡単手段はドアを破壊して通るであって、ドアノブ認知破壊しないように掴んで回して半円の弧を描くように引いて開けるのは高度な技術がいる、みたいな。

要求された内容に合致するシーンを元素から探して要件時間尺でセンスある編集するより、一般公開されたネットキーワード検索して出てくる上位の動画ベースにそれっぽい架空でっち上げしたほうが技術的に楽なんで架空映像生成しときました〜、みたいな。

一般家庭ニーズでも、家族イベント旅行の時に撮影した動画写真2025年3分ダイジェスト編集しました、とか需要あると思うんだけど。

あなた家族の思い出を学習素材にして、あなた家族っぽい架空存在しない生成ステキ動画やそれっぽい顔の空想映画動画アニメより需要ない?

Permalink |記事への反応(0) | 08:20

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2025-12-11

はてなブックマーク既存Webサービスを合体させて最強のサービスを作りたい

Permalink |記事への反応(1) | 21:21

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AIアート】 ChatGPTによるOpenAI経営に対するツッコミ

OpenAI およびサム・アルトマン氏向け経営提言ドラフト

はじめに*

ドキュメントは、外部の観察者による戦略的視点から提言案であり、事実認定人物評価ではなく、「もしこういう前提なら、このような戦略もあり得る」という仮説的な提案です。

1. 前提認識

1.世界中にはすでに膨大なデータセンター資産存在する。

2. 大規模言語モデルや生成AI技術は、急速にコモディティ化しつつある。

3.コモディティ化が進む市場では、

- 重い設備投資CAPEX

- 単価の下落

- 競合の増加

により、投資回収の難易度が上がる。

4. OpenAI は「モデルのもの」だけでなく、

-モデル運用ノウハウ

-セキュリティガバナンス

-API /SDK /オーケストレーション

-組織導入のベストプラクティス

などを含めた **ソリューションプラットフォーム** を提供し得る立場にある。

2.データセンター戦略に関する提言
2-1. 自前DC保有リスク評価

自前で大規模データセンター保有拡張する戦略には、以下のリスク存在する:

2-2.既存DC活用する「フランチャイズプラットフォームモデル

代替案として、次のような戦略が考えられる:

1. **既存データセンター事業者パートナー化**

- OpenAI認定パートナープログラム設計

-技術要件運用要件セキュリティ要件定義

-認定DC は「OpenAI対応インフラ」として市場アピールできる

2. **OpenAI は「頭脳」と「標準」を提供**

-モデル・推論スタック管理コンソール監査仕組み

- 導入ガイドラインサポートブランド

3. **DC 側はCAPEX・OPEX・運用リスク負担**

- 電力確保・冷却・ハードウェア保守

-ローカル規制対応

4. **収益構造**

- OpenAI

-ライセンス

- 利用料のレベニューシェア

-エンタープライズ向け追加サービス

-DC事業者

-インフラ稼働率の向上

- 高付加価値ワークロードの獲得

このモデルは、コンビニエンスストアクラウド基盤ソフトウェア(例:VMwareARMライセンスモデル)に類似した **フランチャイズプラットフォーム戦略** に近い。

3.資本効率リスクマネジメントの観点
3-1.資本効率の最大化

-研究開発(モデル改良・新アーキテクチャ

-開発者エコシステム

-安全性ガバナンス枠組み

など「差別化要因」に集中投下できる。

3-2.地政学規制リスク分散

-ローカル規制対応

-データローカライゼーション

-政治リスク

分散できる。

4.時間軸(タイムスケジュール)に関する提言

1. **技術ブレイクスルー前提の投資リスクが高い**

- 未到来のブレイクスルーを前提にした大規模CAPEX は、

-競争環境の変化

-価格低下

-代替技術の登場

により、投資回収が難しくなる可能性がある。

2. **既存技術既存インフラをフル活用することで「時間を買う」**

-既存DC活用することで、市場展開までのリードタイムを最短化できる。

-ブレイクスルーが起こったタイミングで、

- すでにグローバルな配備網とパートナー網が整っている状態

を作れる。

3. **「今ある技術でどこまで世界を押さえられるか」を優先的に考える**

-未来理想状態より、現在配備速度・採用件数開発者エコシステムの拡大をKPI に置く。

5.経営的なバランス感覚に関する提言

1. **ビジョンと所有欲の分離**

- 「人類全体のベネフィット」というビジョンと、

-インフラ所有

-資産規模

混同しない。

- 真にスケールするビジョンは、

- 自社が全てを所有するモデルではなく、

-世界中プレイヤー役割を与えるプラットフォーム構造の方が実現しやすい。

2. **他者インセンティブ設計**

-DC事業者クラウドベンダーエンタープライズ企業が、

- 「OpenAI と組む方が得だ」と明確に感じる収益構造責任分担を設計する。

3. **自社が握るべきものの再定義**

- 握るべきは、

-モデル品質

-安全性と信頼

-ブランドと標準

-開発者企業との関係

- 手放してよい(外部に任せる)ものは、

-建物

-ラック

- 電力インフラ

- 日々の運用

6. まとめ

-技術コモディティ化の速度

-CAPEX 回収の難しさ

-地政学リスク

を考えると、必ずしも最適とは限らない。

  • 一方で、

- OpenAI が「AIプラットフォーム」「AIフランチャイズ本部」として振る舞い、

-既存DC事業者クラウド事業者を巻き込む形で

世界展開するモデルは、

-資本効率

-リスク分散

-スピード

-支配

のすべてにおいて合理性が高い。

-人物評価ではなく、

-戦略構造資本効率時間軸の観点からの一つの選択肢として提示するものである

以上。

Permalink |記事への反応(1) | 16:54

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anond:20251211121203

英語での「piggyback」の意味について詳しく説明します。

1.基本的意味

「piggyback」は、元々はおんぶや背負うという意味で使われる言葉です。具体的には、何か(または誰か)を他の人の背中に乗せて運ぶ、または背中に乗ってもらう行為を指します。子ども大人背中に乗る時などに使われる表現です。

• 例文:

• “The childwas givinghis father a piggyback ride.”(子供父親おんぶしてもらっていた。)

2.比喩的意味

「piggyback」は、物理的な「おんぶ」や「背負う」の意味だけでなく、比喩的に使われることも多いです。以下のような意味で使われます

2.1. 何かに依存している(またはそれに乗る)

何かを他のものに「乗せて」進行させる、もしくは他のもの依存して動かすという意味で使われます。この意味では、物理的な「乗る」という感覚比喩的に使われています

• 例文:

• “The newsoftware runson a piggyback system ofthe existing platform.”(新しいソフトウェアは、既存プラットフォームを基盤にして動作する。)

• “The small companyis piggybackingon the success of the larger corporation.”(その小さな会社は、大企業成功を利用している。)

2.2. 一緒に運ぶ/追加する

何かを主となるものに「追加して」進める、あるいは別のプロジェクトタスクに「加える」という意味で使われることもあります

• 例文:

• “Wewill piggyback a marketing campaignon our product launch.”(製品発売に合わせて、マーケティングキャンペーンを一緒に行う予定です。)

2.3.一時的な付加

何かが既存システム方法に追加的に加えられるという意味でも使われます特に、主となるものに追加的に乗せて使う場合に使われます

• 例文:

• “The new featureis piggybackingon the oldversion of the app.”(新機能アプリの古いバージョンに追加されている。)

3. 他の使い方

• Piggyback ride:おんぶ背中に乗ることを指しますが、特に遊び心のある、軽い意味で使われます

• Piggybackjump:競技トレーニングにおいて、他の選手背中に乗ってジャンプする動作を指すこともあります

まとめ

「piggyback」は、もともとおんぶや背負うという意味から派生し、比喩的には「何かを他のものに乗せて運ぶ」「依存している」「追加する」といった意味でも使われます特にビジネステクノロジーの分野では、既存システム成功依存して新しいプロジェクトアイディアを進めるという意味で広く使われています

Permalink |記事への反応(0) | 12:13

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朝◯おやつオリジナル絵は結構好きなんだけど既存キャラを太らせたりゲイにしたりレズにしたり肌荒れさせたりする二次創作してるのみるとほんとにやめてくれ〜〜となる

Permalink |記事への反応(0) | 09:31

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2025-12-10

負け惜しみしかない

すでにこちらは一度貼っている

同じことを繰り返したいなら君が自分でやればいいだけ

それをするとAIももちろん君に負け判定を出すので

こちらが証拠を求めても、君はその証拠を出さなかった

不毛だな

もはや論理のかけらもなく、草だのキモチイイだの煽り文句しか返せない

追記

議論してみ?とか笑うとこ。議論はBの誤りでしたという証明が済んですでに完了している。

君が煽ろうがおうむ返しを繰り返そうが、論理はひっくり返らない。

Bの論理がAの反論破綻したことは、これまでのやり取りのなかでAが自分自身言葉説明したうえ、親切にAIによる解説まで付けている。その時点でBの論理破綻証明が済んでいることは、それらのやり取りを読み返せば明らか。

同内容を私がAIに尋ねてここに張り付けずとも、君は君自身投稿や私の投稿についているリンクを辿って、既存のやり取りを確認可能状態にある。

この状況で、何度言われても君がそれらを再確認しないのも、AとBのやり取りを全文AIに食わせてその妥当性を尋ねたものを全文コピペしたり公開リンク提示したりして私に証拠を示さないのも君の勝手だが、その君の怠慢に私がこれ以上手を貸すのは私にとって無駄。君に対する指導料や介護料が私に支払われるわけでもないしな。

独り相撲を取り続けたいなら、だれにも相手されることもなく、いつまでも独りでやっていれば良い。

いまだに貼ってない→敗北宣言

論破キモチイイイイ

anond:20251210133143

Permalink |記事への反応(1) | 13:35

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anond:20251209090921

既存女子校レベルを上げて男子進学校と同レベルにするのが正しい対策だよね。実際、女子校から理系にも進学する子が多いとどこかで読んだな。

需要がないからそうなっていなくて、それには親世代先入観というか常識が影響しているんだろうから解決は難しいよね。

ただ、大学入試下駄を履かせるより、女子高生への勧誘を強化すべきなんじゃないかなぁ。

Permalink |記事への反応(0) | 11:07

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チャットGPTに聞いてみた内容

GENIUS法(2025年7月署名

レポートによると、この法律米国デジタル資産特に「決済用ステーブルコイン」に関する連邦レベルの明確なルールを定めたものです。

1. 核心となる規制内容:100%準備金の義務

最も重要規定は、ステーブルコイン発行者に対する厳格な資産裏付け要件です。

要件現金Cash)または短期米国債(Short-term T-bills)による100%の準備金を保持しなければならない。

目的: ステーブルコインリスク取り付け騒ぎやデペグ)を排除し、米ドルと同等の安全性を持たせること。

結果: これにより、ステーブルコイン実質的に「デジタルドル」としての地位確立し、銀行機関投資家安心して扱える資産となりました。

2.技術要件コンプライアンスプライバシーの両立

法律の遵守(コンプライアンス)に伴い、ブロックチェーン側にも新たな技術仕様が求められるようになりました。機関投資家が利用するためには、以下の2点が必要です。

KYC/AMLへの対応顧客確認(KYC)およびマネーロンダリング対策AML)を効率的に満たす仕組み。

選択プライバシー機能: すべての取引が公開されるパブリックチェーンではなく、機関取引内容(金額相手)を保護できるプライバシー機能

3.取引速度要件:即時完了性(Instant Finality)

金融取引の決済において、不確実な時間排除することが求められます

要件: 「サブ秒(1秒未満)」での取引完了(ファイナリティ)。

背景: 従来の銀行システムや高頻度取引匹敵するスピード必要とされています

市場ブロックチェーンへの影響(勝者と敗者)

この法律施行により、既存ブロックチェーン勢力図に変化が生じると予測されています

イーサリアム (ETH)は死亡

取引完了12秒かかる点と、全ての取引が透明(プライバシーがない)である点が、機関投資家ニーズ(即時決済・秘匿性)と合致しないため、機関マネーの受け皿として不利になる。

新興L1 (Arc,Tempo, Plasma)が台頭する

規制準拠GENIUS対応)を前提に設計されており、「選択プライバシー」と「サブ秒の完了性」を持つため、機関投資家のステーブルコイン業務シェアを奪う。

ソラナ (SOL)は大丈夫

小売(リテール)分野で拡大しつつ、2026年初頭の「Firedancer(アップグレード)」により処理能力と速度を向上させ、機関向け業務の獲得も狙う。

これらの動きがなぜBTCの価格上昇につながるのか

もっともな疑問です。GENIUS法やイーサリアム技術的な話(DeFiやステーブルコイン)は、一見すると「アルトコインブロックチェーン技術」の話であって、「なぜそれがビットコイン(BTC)の価格を押し上げるのか?」というつながりが見えにくいですよね。

レポート論理を紐解くと、これらは「お金入り口パイプ)」と「最終的な行き先(貯蔵庫)」の関係説明されています

なぜ「アルトコイン規制の話」が「BTC爆上げ」につながるのか、3つのロジック解説します。

1.GENIUS法は「機関投資家マネー高速道路」を作るから

GENIUS法でステーブルコインが「100%現金/国債裏付け」になり、国の認可を受けるということは、銀行大企業が堂々とブロックチェーンお金を入れられるようになることを意味します。

これまで:規制が怖くて、機関投資家は巨額の資金クリプト市場に入れにくかった。

これからGENIUS法後): 「デジタルドル(ステーブルコイン)」として安全資金ブロックチェーン上に持ち込める。

BTCへの波及:クリスプト市場に入ってきた数兆円規模の「機関投資家資金」は、最終的にどこに向かうか?

リスクの高いアルトコインではなく、最も流動性が高く、価値の保存手段として認められているビットコインに、ポートフォリオの核として資金が流れます。つまり、ステーブルコインは「入り口」であり、その資金が向かう「本命投資先」がBTCという構造です。

2. 「デジタルゴールド」としての地位確立するから

レポートでは「金(ゴールド)が下がって、BTCが上がる」と予測しています

イーサリアムなどの役割: 送金、契約DeFiなどの「実用技術担当技術競争(速度やプライバシー)で勝ったり負けたりする。

ビットコイン役割デジタルな「国家レベル資産(Sovereign Asset)」。

ロジックGENIUS法などで市場全体が信頼できるものになればなるほど、「インターネット上の基軸通貨」としてのBTCの地位が盤石になりますドルが強い環境下で、投資家が金(ゴールドから資金を抜く際、その避難先として選ばれるのが「規制された市場王様であるBTCになる、という理屈です。

3.企業の「余剰資金」がBTCに流れる(OB3法案の影響)

これはイーサリアムとは別の話ですが、レポートにある重要な要素です。

OB3(大型減税法案):法人税が下がり、企業の手元に現金が増える。

レジリー財務戦略):企業はその余った現金をただ持っているだけでなく、インフレヘッジなどのために運用したい。

BTCへの波及: 既にマイクロストラテジーなどがやっているように、企業の準備資産(トレジリー)としてBTCを購入する動きが加速する。「ETF企業保有供給11.7%がロックされる」というのは、この動きを指しています

まり一言で言うと...

GENIUS法で『道路』が整備され、OB3減税で『軍資金』を得た企業が、最終的に『土地(BTC)』を買い占めに来る」 というシナリオです。イーサリアムやソラナの話は「道路工事競争」の話であり、BTCの話は「値上がりする土地」の話として区別されています

半減期だけど大丈夫

ビットコイン価格を語る上で欠かせない「半減期(Halving)」について、基本的な仕組みと、今回のレポートがなぜそれを「あまり重要ではない」と見ているのかを解説します。

ビットコイン半減期とは?

半減期とは、ビットコイン新規供給量が文字通り半分になるイベントです。

1. 仕組み

時期: 約4年に一度(正確には21万ブロックが生成されるごと)。

内容:ビットコインマイニング採掘報酬が半分になります

2.目的効果デフレ資産: BTCの発行量を計画的に減らすことで、希少性を高めます

これにより、ビットコインインフレ耐性のあるデジタルゴールドとしての性質を持ちます

供給ショック:市場に新しく出回るBTCの量が突然減るため、需要が変わらなければ、理論上は価格に上昇圧力がかかります

ポイント】 これまでの歴史上、半減期の約1年後には価格が大幅に上昇する傾向が見られてきました。これが従来の「4年サイクル」の根拠です。

📈レポートが「半減期はあまり重要ではない」と語る理由

今回のサイクル(2025年2026年)では、半減期ポジティブな影響をマクロ経済の力が上回ると主張しています

1. 「供給ショック」から構造的な需要」へ

レポートは、価格の牽引役が「供給側(半減期)」から需要側(機関投資家)」に移ったと分析しています

2.半減期ネガティブを跳ね返す「3つの強い要因」

レポートが、半減期による価格の緩やかな上昇を超える力を持つと見ているのが、以下の3つの強烈な需要側の要因です。

(1)機関投資家ETFによる「恒久的な需要

具体的な数値:ETF企業財務保有DAT)が、既にBTCの**総供給量の約11.7%を保有している。

意味合い: これは、市場で売買される流動的なBTCが減り、価格変動に強い「硬い需要の層」が形成されたことを意味します。この構造的な買い圧力が、半減期供給量が減る効果よりも強力だと見られています

(2)米国財政政策による「大規模な資金流入

GENIUS法: ステーブルコイン規制整備により、数兆円規模の機関投資家マネー参入障壁が取り払われる(前の回答で説明した「高速道路」の整備)。

OB3法案:企業減税により、企業の余剰資金法人マネー)がBTCに流れるインセンティブが強化される。

結論:規制環境改善企業資金力投入が、単なる半減期では達成できないほどの、持続的で巨大な需要を生み出すと予測されています

(3)ドル高・金安環境下での「主権資産への格上げ

レポートは、金利ドル高の環境が続く中で、利回りのない金(ゴールド)は調整局面に入ると予測しています

対照的に、規制整備と機関参入を経たBTCは「主権格の価値の保管手段」としてゴールドポジションを奪い取るとされています

【まとめ】

このレポートシナリオでは、半減期は依然として重要ですが、その効果は「マクロ経済の潮目」と「機関投資家構造的な買い」という、より大きな波に飲み込まれ2026年までの長期的な高値形成の要因となるということです。

まり、「半減期が弱いかどうか」ではなく、**「機関投資家採用半減期を上回るほど強い」**というのが、レポートの主張です。

Permalink |記事への反応(1) | 10:54

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2025-12-09

どうも、チンパンジーです。

とある企業ブログ記事燃えた。普通企業チンパンジー入社したらという仮定で進んでいく文章だ。大部分が批判意見であるが、一部は「チンパンジー自体マネジメント上の諸課題メタファーであって主張自体妥当」といった擁護意見もある。

俺はこの記事は完全に反対派だ。ただ、多くの人と怒りのポイントが違っている。あの筆者は記事中で「別の企業マネージャーをやってみたときに考えていたことだ」と言い切った。

俺はこの「別の企業」の人間だ(今は辞めてしまったが)。よりによって筆者がプロフィールも社歴も公開していたから断定できる。もっというとこの筆者が「マネージャーをやってみたとき」に部下についていたものだ。その立場人間がこの記事を読んで何を感じるか?答えは「最大級侮辱である

いくら予防線を張ったところで意味がない。あいつは仕事中、トラブルがあった時に「チンパンジーが暴れてるみたいだな」とか、チームメンバーのことを周囲にウンコを撒き散らす厄災だとか思っていたのか?社員としては使い物にならないから、客寄せパンダならぬ客寄せチンパンジーにして見せ物で稼ごうとしていたのか?挙げ句の果てに既存社員PTSDに追い込み、本人は射殺されるべきとでも?

こんなにバカにされた経験人生で初めてだ。その会社でもそりゃ至らないことはあったが、その時なりにやれることをやっていたつもりである。その数年間の経験が跡形もなく踏み躙られた気分だ。「こんなことを考えている人間と同じチームで仕事をしていた」という事実だけで吐き気がする。転職できて本当に良かった、2度と関わりたくない。

どんな擁護意見意味がない。ここまで個人侮辱し傷つけてまで公開しなければならない文章など存在しない。あいつは当時のメンバーがこの文章を読む可能性に、そしてメンバー立場でこの文章を読んだらどう感じるかに想像が及ばなかったのか?予防線を張ったか大丈夫とでも思っていたのか?そんなはずがないだろう。

筆者本人のみならず、今その筆者が所属している企業経営判断に強い疑問を覚える。深く反省していただきたい。

Permalink |記事への反応(0) | 20:14

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ビジネス資料に使える素材作ろうかな

デジタルお絵かきの道具買ったし操作に慣れるついでに。

IT系既存の素材サイトにないもの書いていこう

何書くと仕事で使えるかな〜〜

Permalink |記事への反応(1) | 19:55

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anond:20251209131505

なるほど。知らない人ですが、その人が本当に持つ一癖なのか、例えば無知は罪なりだとか何らかの「既存概念について馴染みがないネットユーザーが多いためただ普通のことを言ってるだけで違和感勝手に持たれている」だけなのか、そこはよく見定めてあげてほしいと思いますね。

1+1=2と言ってるだけで叩かれてる人も少なくないので。

Permalink |記事への反応(1) | 17:54

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中国海軍歴史 略史(2/4)

anond:20251209161746

停滞期(1966年1977年文化大革命終了)

文化大革命による停滞期

この時期中ソ対立が深まったため、ソ連から軍事技術支援が途絶え国産化余儀なくされた

1966年

文化大革命開始

中ソ国境紛争

6601型(成都級)をリバースエンジニアリングして、65型フリゲート(前053型/江南級)を建造

1967年

033型潜水艦 1番艦 ?就役ソ連から提供された633型潜水艦を参考に建造された、中国初の国産潜水艦

1968年

ベトナム戦争が泥沼化しニクソン大統領ベトナム戦争から撤退公約にして当選キッシンジャー国家安全保障問題担当大統領補佐官として政権中枢入り

ヘンリー・キッシンジャー

リアリズム現実主義)に基づく外交政策擁護者として知られている

力の均衡論者で、イデオロギー的な外交を嫌い、国家間力の均衡を保つことに腐心した

ソ連敵対する中国と友好関係を築くことでソ連へ東から圧力をかけることを目的とした

アメリカには永久の友人も敵もいない、あるのは利益だけだ』

重要なのは何が真実であるかではなく、何が真実である認識されるかである。』

外交政策道徳的完璧要求する国は、完璧安全も達成できない』

『結局のところ、平和覇権力の均衡によってのみ達成できるのです。』

アメリカの敵になることは危険かもしれないが、友人になることは致命的である』(南ベトナム傀儡政府を見捨て撤退したとき発言)

1960年代後期

★055型大型火砲ミサイル駆逐艦計画

 排水量8,000t以上の大型駆逐艦として構想され艦隊防空能力を備え、外洋での長期作戦における護衛艦隊の中核を占める艦とされたが、当時の技術限界から未成に終わった

 40年後、排水量13,000tの055型駆逐艦として結実する

1971年

ニクソンショック、ニクソン大統領中国訪問

051型駆逐艦(旅大I型) 1番艦 济南就役 56型駆逐艦(コトリン駆逐艦)をモデル太平洋で行動しうる駆逐艦として建造された、中国が初めて独自開発した水上戦闘艦

1972年

日中共同声明

1974年

★091型原子力潜水艦 1番艦 長征1号就役中国初の原子力潜水艦 静粛性と信頼性がきわめて劣悪だった

035型潜水艦 1番艦 232就役 033型潜水艦の改良版

西沙諸島の戦い南ベトナム軍と戦闘を行い、西沙諸島全域を占領

https://www.koryu.or.jp/Portals/0/images/publications/magazine/2022/3%E6%9C%88/2203_02anami.pdf

1974年1月解放軍南海艦隊は、当時南ベトナム実効支配していたパラセル諸島中国名:西沙群島)に部隊派遣し、南ベトナム守備隊や艦艇との交戦の末に同諸島占領した。

南ベトナムは、パラセル諸島のみならず中国領有権を主張するスプラトリ—諸島中国名:南沙群島)の複数島嶼岩礁実効支配していたため、次はそれらを攻略せねばならないという議論解放軍内で盛り上がった。

その翌年の5月には、それまで海軍建設に後ろ向きだった毛沢東海軍を増強するための10計画GOサインを出した。

そこに好機を見出し劉華清は、同年9月毛沢東鄧小平に宛てて海軍の装備に関する意見書を送った。

この意見書のなかで劉華清は、既存海軍の装備導入計画批判しつつ、海軍の装備導入計画のあるべき姿について持論を大胆に展開した。

この時の意見書では、海軍が「帝国主義海上から侵略」を粉砕し、「対台湾作戦」の任務遂行するに足る能力を確保せねばならないという基本認識が示されたうえで、当時の解放軍がそうした水準にはなく、10 年後もそうした水準に達することはないという評価がなされた。

また、50年代ソ連から入手した時代遅れ通常動力型潜水艦コピー版を大量に生産するという当時の装備導入計画に対し、潜水艦に大きく依存する形で米英の海軍に対抗しようとしたドイツの失敗例などを根拠とした批判がなされた。

そうした批判を踏まえて、劉華清は、今後は、水中、水上、空中の戦力をバランスよく整備していく必要があり、核抑止力を担う原子力潜水艦水上艦隊の要となるミサイル駆逐艦艦隊に航空支援提供できる戦闘行動半径の長い航空機の開発・配備に力をいれるべきだと主張した。

この意見書さらに注目されるのは、中国経済発展に伴い海外からの「戦略物資」の輸入が拡大すれば、シーレーン防衛重要性が増し、中国本土から遠く離れた海域での航空戦力の展開を可能にする航空母艦必要になると指摘している点である

まり劉華清は、1975 年の時点で中国対外貿易が今後盛んになるという未来予測にたってシーレーン防衛について論じたわけだが、当時遠洋航海の経験が皆無だったうえに中国沿岸海域での作戦すら満足に遂行できないようなレベルにあった解放軍海軍のなかで、このような議論は異色のものだったといえる。

劉華清によれば、海軍の主要任務は、

(一)「覇権主義」や「帝国主義」による海上から侵略に備える、

(二)「祖国統一」の大事業を完成させる、

(三)中国領海およびシーレーンを含めた海洋権益を守る、

(四)核戦力の残存性を高めることに貢献する、ことであった。

1975年

ベトナム戦争終結

053K型フリゲート(江東型フリゲート)1番艦 鷹潭就役 65型の発展型、中国海軍初の艦対空ミサイル搭載艦、しか国産ミサイルの性能が貧弱だったため2隻目で建造打ち切り

イギリスロールスロイス・スペイターボファンエンジンライセンス生産

草創期(1977年1989年天安門事件)

文化大革命が終わり、米欧日との関係改善によって西側からの新技術導入が進む

また後半には中ソ対立も終わり、中国西側東側両方の軍事技術を吸収することとなる

1977年

文化大革命終了

1978年

日中平和友好条約

改革開放政策の開始

ソ連アフガニスタン侵攻

1979年

アメリカ台湾関係法を制定

上海にある江南造船廠が三菱重工業社長古賀繁一(元長崎造船所所長、戦艦武蔵設計に関わる)の直接指導で再建される

053H型フリゲート(江滬I型フリゲート) 1番艦 常徳就役艦対空ミサイル搭載艦である053K型と共に行動する艦対艦ミサイル搭載艦として設計された、しかレーダー電子機器の性能は不足し全天候戦闘能力もなかった

1982年

劉華清海軍司令員に就任

053H1型フリゲート(江滬II型フリゲート) 1番艦台州就役 053H型フリゲートの改良型

051DT型駆逐艦(旅大III型) 1番艦開封就役フランス製クロタル8MS個艦防空ミサイルシステムフランス製DRBV-15対空レーダースウェーデン製機関砲を搭載

アメリカからCFM56-3ターボファンエンジンを入手、後のWS-10ターボファンエンジンの基礎となる

1983年

劉華清の主導で中国人民解放軍海軍装備実証研究センター(現在中国人民解放軍海軍装備研究所)が成立

★053H1Q型フリゲート(江滬IV型)西側の対潜技術を学ぶための技術検証フランス製AS 365N ドーファンヘリコプターライセンス生産したZ-9、光学射撃指揮装置ソナーシステム、水中攻撃指揮装置イタリア製魚雷などが搭載された

★092型原子力潜水艦 1番艦406就役中国初の原子力弾道ミサイル潜水艦

 就役後も長い間航行することはなくアメリカからは「not operational」と判断された

 091型と同様に静粛性と信頼性が非常に劣っていた

UH-60ブラックホークアメリカから購入、後のZ-20中型多用途ヘリコプターの基礎となる

1985年

アメリカから入手したCFM56-3ターボファンエンジンを参考に、WS-10エンジンの開発が始まる

1986年

★053H2型フリゲート(江滬III型フリゲート) 1番艦 黄石就役 053H1型フリゲートの改良型、イギリス製の戦術情報処理装置(CTC-1629のコピーZKJ-3)とイタリア製電子戦装置を搭載し大幅に能力が向上した

1987年

フランスよりクロタル個艦防空ミサイルシステムとともに、トムソンCSF社(現在タレス)の戦術情報処理装置であるTAVITAC(旧称Vega III)を輸入、リバースエンジニアリングによってZKJ-4を完成させる

1988年

ソ連アフガニスタン撤退

ペレストロイカ開始

スプラトリー諸島海戦ベトナム人民海軍と衝突し中国勝利南沙諸島の一部を占領

Permalink |記事への反応(3) | 16:20

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