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2025-08-22

何度も言うが、2010年から15年たった2025年現在電子書籍市場は、購入者にとって理解しがたい理由で、品ぞろえが悪い。

2025年6月8日時点で、日本語圏のどの電子書籍でも購入できない本の一覧。

ライ麦畑でつかまえて」(日本語訳)(サリンジャー白水社など)

百年の孤独」「族長の死」「予告された殺人の記録」(日本語訳)(ガルシアマルケス新潮社

ユリシーズ」(日本語訳)(ジョイス

「手紙」日記」(日本語訳)(カフカ

「?」(日本語訳)(フォークナー

「モロイ」「ゴドーを待ちながら」(日本語訳)(ベケット

仮面の告白」「金閣寺」「真夏の死」「豊饒の海」(三島由紀夫新潮社)(英訳はamazonkindleで購入できる)

花咲乙女のキンピラゴボウ」(橋本治

死の棘」(島尾敏雄

ポロポロ」(田中小実昌

神聖喜劇」(大西巨人

第一阿房列車」(内田百けん

15年というと、二葉亭四迷が『浮雲』(1887-1890)を書いてから、『蒲団』(1907-1908)で自然主義文学がはじまったとされるぐらいまでの時期、つまり現代までつづく(ある程度)こなれた言文一致文章一般的になるまでにかかった時間とだいたい同じである。たしか新聞記事文章文語から口語にかわるまでの時間もほぼ同じだったはず。

参考

五重塔』(1892)、文語体の名文で書かれた名作、

Permalink |記事への反応(0) | 12:39

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2025-08-08

ブクマカ海外小説ベストテンコメントの集計

https://anond.hatelabo.jp/20250804171112

コメント欄に挙げられていた小説カウントした。

ブクマカコメントだけを集計している。増田トラバは集計していない。ただし、元増田の挙げた10作だけは特別に集計に入れている。

・手作業なので多分、抜けや集計ミスがある。なお、この作業を行うにあたり、ChatGPT君がクソほどの役にも立たなかったという事実は、いくら強調してもしすぎるということはない。

作品名が書かれていないもの作者名だけのもの)はカウントしていない。国産小説カウントしてしない。自分おすすめを紹介しているわけではないと思われるコメントカウントしていない。

・これ同じ小説だろ、と思われるもの( 「長いお別れ」と「ロング・グッバイ」みたいなもの)は勝手統合して集計した。他にもこれとこれ同じ小説だよ、というものが混じっているかもしれないが、知らん。

7票

三体

5票

1984年  カラマーゾフの兄弟  百年の孤独

4票

大聖堂  動物農場  フラニーとゾーイー  プロジェクト・ヘイル・メアリー  星を継ぐもの  マーダーボットダイアリー  モモ

3票

IT アメリカの鱒釣り  アルジャーノンに花束を  火星の人  存在の耐えられない軽さ  タタール人砂漠  地下室の手記  長いお別れ  ニューロマンサー  羊たちの沈黙  日の名残り  指輪物語  幼年期の終わり

2票

異邦人  ウォーターシップダウンのうさぎたち  鏡の中の鏡  悲しみよこんにちは  華麗なるギャツビー  高慢と偏見  氷と炎の歌  シャドー81  城  水源  スローターハウス5  タイムマシン  チャンピオンたちの朝食  月と六ペンス  伝奇集  夏への扉  二年間の休暇十五少年漂流記ハイ・フィデリティ  ハリーポッター賢者の石  緋色研究  ファイト・クラブ  不思議の国のアリス  ペスト  ホワイトジャズ  見えない都市  モンテ・クリスト伯  リプレイ  わたしを離さないで

1票

24人のビリーミリガン  2666  82年生まれキム・ジヨン  HHhH  V   Xの悲劇  Yの悲劇  愛を語るときに我々の語ること  青い湖水に黄色い筏  青い鳥  青犬の目  青白い炎  赤毛のアン  悪童日記  悪霊  あなたの人生の物語  アブサロム、アブサロム!  アルケミスト  アンドロイドは電気羊の夢を見るか?  アンナ・カレーニナ  暗殺者グレイマン  石蹴り遊び  犬の力  荊の城  息吹  イワン・デニーソヴィチの一日  イングリッシュ・ペイシェント  インビジブルモンスターズ  ウィトゲンシュタイン愛人  ウォーターランド  ウォッチャーズ  失われた時を求めて  歌の翼に  ウは宇宙船のウ  海を飛ぶ夢  エーミール探偵たち  越境  エミール  エルマーと16匹の竜  エルマーのぼうけん  エレンディラ  エンジンサマー  嘔吐  大鴉  オーエン詩集 おとなしい凶器  怪奇クラブ  外套  カエアンの聖衣  カササギ殺人事件  火星タイムスリップ  風と共に去りぬ  カチアートを追跡して  カッコウコンピュータに卵を産む  かつては岸  カモメジョナサン  狩りのとき  完全な真空  期待忘却  君のためなら千回でも  キャッチ=22  吸血鬼カーミラ  吸血鬼ドラキュラ  巨匠とマルガリータ  供述によるとペレイラは…  恐怖の谷  キリンヤガ  クライムマシン  クラッシュ  暗闇にひと突き  黒い時計の旅  黒の過程  刑務所のリタ・ヘイワース  ゲイルバーグの春を愛す  穢れしものに祝福を   ケルベロス第五の首  拳闘士の休息  航路  荒野へ  香水ある人殺し物語  コーラン  黒檀  ここではないどこかへ  古書の来歴  コンダクト・オブ・ザ・ゲーム   さあ、気ちがいになりなさい  最後にして最初人類  さかしま  サバイバー  砂漠惑星  寒いから帰ってきたスパイ  シークレット・ヒストリー  シークレット・レース  ジーヴズの事件簿  ジェイン・エア 地獄  死体  シッダールタ  死にゆものへの祈り  死の鳥  死父  シャドウ・ダイバー  初秋  書写人バートルビー  少年が来る  少年時代  女王陛下のユリシーズ号  シルトの岸辺  審判  真紅の帆  聖書(新訳・旧約)  スターピット  スタンド・バイ・ミー  ずっとお城で暮らしてる  ストーン・シティ  砂の惑星DUNE  すばらしい新世界  素晴らしいアメリカ野球  スラップスティック  清潔で明るい場所  西部戦線異状なし  千夜一夜物語  戦慄のシャドウファイア  前日島  善人はなかなかいない  禅とオートバイ修理技術  喪失  捜神記  族長の秋

そして誰もいなくなった  ソラリス  ダ・ヴィンチ・コード   タイタンの妖女  タイムシップ  大泥棒ホッツェンプロッツ  第二の銃声  ダウンビロウステーション  脱出航路  頼むからかにしてくれ  卵をめぐる祖父戦争  ダレンシャン  タンナー兄弟姉妹  血と暴力の国  チョーク

長距離走者の孤独  罪と罰  ティファニーで朝食を デス博士の島その他の物語  鉄の時代  転落  闘争領域の拡大  遠い声、遠い部屋  特性のない男  賭博師  飛ぶ教室  虎よ、虎よ  トリフィドの日  ドルジェル伯の舞踏会  どろぼう熊の惑星  『ドン・キホーテ』の著者ピエール・メナール  ドン・キホーテ  ナイトホークス  ナイン・ストーリーズ  渚にて  ナルニア国物語  人間土地  人間の絆  ハイペリオン  ハイペリオンの没落  パイド・パイパー  裸のランチ  果てしない物語  バベル図書館  薔薇の名前  パリは燃えているか  パルプ  ハワーズエンド  ビームしておくれ、ふるさとへ  ビギナーズ  日々の泡  秘密の花園  日向が丘の少女  ヒルビリーエレジー  ビロード悪魔  ファウスト  不安の書  フィーヴァードリーム  フーコーの振り子  武器よさらば  ふくろうの叫び  二つの心臓の大きな川  二人の世界  舞踏会へ向かう三人の農夫  フライデーあるいは太平洋の冥界  ブライヅヘッドふたたび  ブラックアウト  ブリキの太鼓  ベルガリアード物語  ボーンコレクター  ぼくのプレミアライフ  ボトムズ  本当の戦争の話をしよう  マイクロチップ魔術師   マガーク少年探偵団  マザーレスブルックリン  マッカンドルー航宙記  マネーボール  ミゲルストリート  ミサゴの森  ミスビアンカ冒険  三つ編み  緑の家  ムーンパレス  夢幻会社  無限の境界  名探偵カッレくん  目隠し運転  眩暈  盲人の国  森の小道  やぎ少年ジャイルズ  やし酒飲み  幽霊狩人カーナッキ  ユービック  夢の終わりに…  夢みる宝石  ユリシーズ  予告された殺人の記録  夜の果てへの旅  夜の樹  夜の声  楽園への道  ララバイ  リヤ王  リリス  リンゴ畑のマーティンピピン  レ・ミゼラブル  冷血  レッドオクトーバーを追え  レディ・プレイヤー1  朗読者  ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを  路上  ロビンソンクルーソー  若草物語  鷲は舞い降りた  わたしの名は赤  われら闇より天を見る  我はロボット

感想

・国別だとアメリカ文学が多い……ように見える。

アジア出身作家作品では「三体」が人気。

SFが人気。

ミステリは人気だが、ハードボイルドを挙げる人は少ない。複数票入っているのは「長いお別れ」と「ホワイトジャズ」くらいか

短編だとカーヴァーの「大聖堂」が人気。

・超メジャー文学作品を挙げている人が少なかった。世界の十大小説とかサマセット・モームが選んだ世界十大小説なんかに挙げられている作品ほとんど名前が挙がらず。そんな中5票入ってる「カラマーゾフの兄弟」は改めてすごい小説なんだなと思える。

作者名の照応はしていないし、やる気もないが、ぱっと見だとヴォネガットガルシアマルケスオーウェルカズオ・イシグロ、アンディ・ウィアーあたりが多いような気がする。

Permalink |記事への反応(1) | 19:24

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2025-04-29

anond:20250429223900

続き。

テッシュウ帝:イーストガード(帝国歴1941年)

脳筋アザミ帝の治世から数百年後、帝国に待望されていた次の皇帝誕生した。その名はテッシュウイーストガード出身の俊英だ。

テッシュウ帝の活動は極めて無駄がなくそして短かった。皇帝の座に就いた彼は、トバの民を悩ましていた不審な嵐を納めるべく沈没船直行し、原因であった亡霊を一刀両断して嵐を沈めた。そして即座にコルムーン火山とんぼ返りし、火口を塞いでいた溶岩破壊して島を大噴火危機から救った。その後、その足で直ちにチョトン城に忍び込み、七英雄ワグナスが待つ天守閣への道を切り開いて歩みを止めた。

海女達とサラマンダー族を救い自らの役割を全うしたと考えたテッシュウ帝は、アマゾネスクリームヒルトを後継者指名して帝位を降りた。

サラマンダー族を救ったことに対し、帝位を譲る前にテッシュウは部下にこう洩らしていたという。火山に生きるものとして大噴火と共に滅ぶのもまた定めと言っていた彼らを帝国論理で救うのは正しいことだったのだろうかと今でも思うことがある。だが、大噴火を未然に防いだ後、サラマンダーの長とただ二人きりで対話し、自らの生き死すら天命に任せるこれほどに気高く賢人な種族をバレンヌ帝国皇帝としてみすみす見殺しにすることはできなかった、と。

この時代海女サラマンダー族を仲間にした以外は何もしておらず、ほぼ陣形稲妻を取ることしかやっていない。パーティーメンバーは(見た目が)すごい好きだったけど全然活躍されられなかった。アマゾネス陣形アマゾンストライクが強いという噂は知っていたので、それを取って次の七英雄を倒すことにした。

サラマンダーイベント噴火させないことを選択した。噴火させると陰陽師が仲間になるっぽいフラグがあったけど、サラマンダー族が結構好きだったので彼らをエゴで生かすことにした(族長イケボだったし)。イベント最後サラマンダー族長の語りはしみじみ感動した。族長のなぜ自らの身の危険を犯してまで噴火を止めたのかという静かな問いに対しての皇帝の「それに、誰だってあるだろ。やるしかないっていう気持ちになる時が。」がめっちゃかっこよかったぜ。

皇帝帝国機動隊

イーストガードなのに斧を振っていた皇帝。前任のマゼランの斧レベルが高すぎて大剣よりもダメージが出たのであるサラマンダー族長マブタチ。

小剣枠。最速幻惑剣で切り込む鉄砲玉。採用理由は確かクラスアビリティの極意化がまだだったからの気がする。なお帝国軽装歩兵♀のビジュは、このサラサラ金髪パッツンおかっぱが一番好き。

クラスアビリティ目的で投入したが、いきなりギャラクシー学修する天才術士だった。クラスアビリティクリティカルは最終皇帝の火力アップに大いに貢献した。

体術大剣係。前任と変わらず、あいかわらず火力役。申し分ない活躍だった。頭飾りが可愛かった。

術士枠。選定理由はデコルテとおヘソ素早くてファイアストーム適正が高いところ。軍師でも良かったのだけど、たまには違う術士を使うかと思って。

クリームヒルト帝:アマゾネス帝国歴1941年)

ワグナスと決着をつけるべく天空城に向かったクリームヒルト帝。その治世は短命であった先帝のものよりもさらに短かった。

ヒラガの発明である手動飛行機械により空高くにある城にたどり着いたクリームヒルト帝だったが、その剛腕が祟ったのか機械が壊れてしまい退路が断たれてしまったと伝わる。しかもいざワグナス対峙すると、子供のようにもう帰ると駄々をこねて本当に帰ってしまったというおちゃめな一面があったとも伝わる。

史実としてはっきりと記録に残っているイーリス族の助けを借りて天空城に攻め込んだ皇帝が、七英雄が一人のワグナスを打ち破ったということである

残す七英雄大海支配者スービエのみ。一千年に渡って連綿と続いてきた帝国記にピリオドを打つべく、最後にして最強の皇帝目覚めようとしていた。

アマゾンストライクが欲しくて採用したアマゾネス皇帝。本当にワグナスをしばいただけ。しかも結局アマゾンストライク全然使わなかったという(最終皇帝時代稲妻と飛苦無しか使っていないので)。

仲間はインペリアルガード♂・忍者宮廷魔術士♀は共通。あとはクラスアビリティのために適宜海女とイーリスを入れたりした。特に語るようなイベントがないので省略。

続く→anond:20250429224210

Permalink |記事への反応(2) | 22:41

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anond:20250429223700

続き

ガルタン帝:ノーマッド♂(帝国歴1???年)

新皇帝は最も新しき帝国であるノーマッドから選ばれた。アガタ時代から数百年経っての待望の皇帝であった。

ガルタン帝は即位ただちに人魚薬を手にマーメイドに向かい、かつてのアルゴ皇帝懇意にしていた踊り子を訪ねた。だが酒場にはマーメイド踊り子の姿はなかった。その土地の者によると、この数世紀というもの踊り子マーメイドに姿を見せることなくなったという。それを聞く彼の手に握りしめられた人魚薬の瓶の中では、歴々の皇帝努力結晶がユラユラと悲しく波打っていた。

噂に聞く美人に会えなくて消沈したガルタン帝は、気乗りしないながらも武装商船乗っ取り問題解決し、メルーではノエル配下占拠された塔を開放した。移動湖で調べものをしていたノエルとも対話し、わざわざ戦うまでもあるまいと和解することを望んだと伝わるが、一節には見逃されたとも伝わる。そこで皇帝に飽きてしまったのか、いと高きの座から離れた。

皇帝でボクオーンにボコボコにされたせいで、危機的なロマンシングの香りを感じて、舐めプを辞めてガチ攻略を行うことにした。といっても攻略情報を見ないのは同じで、皇帝を選ぶ時にセーブリセットを解禁しただけだが。

そこで選んだのがノーマッド選択理由は所有陣形のワールワインドが丁度欲しい性能をしていから。前衛に速度バフがかかってしかも行動後に防御までしてくれる。実質的前衛の防御力二倍という耐久性の高い陣形は、慢性的に防御力が不足している本プレイで欠けていたものだった。この陣形は後半まで長らく使用することとなった。

なお男皇帝を選んだ理由人魚イベントを進めたかたかなのだけど、まさかイベント自体が消えているとは。久しぶりにSa・Gaの洗礼を浴びることになってしまったぜ。

皇帝とお供たち

確か斧メインで戦っていた。皇帝ということもあり無難に強かった。武装商船イベントで薪割りを閃いたはず。全体的に割と地味だった。後述のハリーと共に、メルーの塔のリリスから一発でテンプテーションを見切った。

個人的男性陣の中で一番お顔が好き。服装からは野に生きる野性的な荒々しさを感じさながらも、シュッとした目尻から理性的な一面を覗かせるところがまじイケメン普段紳士的で物腰が優しいけれど、自分の女と認めた相手の前では荒々しく雄の顔をさらけ出して野獣のように求めていて欲しい願望がある。

まさか体術に閃きなし(二回目)。杖に才能があったために前衛で杖を振ってもらうことにしたのだが……ワールワインドの行動補正でも鈍足は鈍足だった。ただ交代させて気が付いたのは、彼の骨砕きや脳天割りが結構縁の下の力持ちだったこと。

ふとヒラガのことを思い出して様子を見に行ったら、美少女ドールを作ってた。一体どういう動機美少女にしようと思ったのだろうか。デバフ完全無効は強かったが制御不能なのは玉に瑕。その後、一回だけ皇帝候補に出てきたけど、選ぶとなんか人が変わったみたいになっちゃったのでなかったことにした。自分コッペリアのめちゃくちゃ口が悪いところが好きだったので皇帝に選ぶことはなかった。

前世代は皇帝自身が術士だったので出番がなく、今世代で初投入。クラスアビリティの術火力アップもそんなに強くないかなーと思ってた……彼の術の威力を見るまでは。火力ヤバすぎるよ……セイントファイアがアンデット特効とはいえ五千ダメージって(絶句)。一気に軍の火力の中心となった。術レベルって重要なんやなあと思った。

手ぐせの悪いアビリティ目当てのために連れ回していたら、さくっとファイナルレターを閃いてしまった。ハクヤクが黒竜破を学習したので、この世代で2つも即死技が増えてしまった。

アビリティを取っていなかったので。装備重量ゼロはワールワインドと非常に相性が良かった。以後このアビリティ忍者帝国鍛冶職人の半必須アビリティとして末永く引き継がれていくことになった。皇帝と共に一発でテンプテーションを見切った。

オートパリィがほしかったので。意外と剣のレベルが高くて火力がバカにできなかった。……最遅行動だけど。なおリリスのテンプテーションはバッチリくらった。

マゼラン帝:武装商船団(帝国歴1686年)

帝国から漏れしまったものの、マゼラン帝はその名に相応しい功績を残し帝国に多大な貢献をした。すなわち未踏地の踏破である

まずコルムーン海峡皇帝自ら船を操って突破したマゼラン帝は、そのままコルムーン火山を乗り越え火口見物をした。その後もジャングルに踏み入り、東の国を見聞し、音楽を愛する部族が住まうという大いなる山を乗り越え、ついには忘れられた都市発見した。

道中で多くの部族種族出会った。東の地を護るイーストガード、同じく東の地で暗躍する忍者一派、コルムーン火山の賢き隠者サラマンダー族、そして高山に住まう翼を持つイーリス族。男の身であるゆえにジャングルアマゾネスには嫌われたが、他の部族とは友好を結んだ。その中でもイーストガードとイーリス(ついでに土下座忍者)とは打倒ワグナスとして団結し、帝国への協力を取り付けた。

帝都アバロンでは、選抜した精鋭兵によるインペリアルガードを結成し、帝都治安の安定に努めた。また鍛冶屋では、鉄床相手ではなくどうしても皇帝の側でモンスター相手ハンマーを振るいたい鍛冶職人の熱意に根負けし、金槌から金棒に持ち替えた彼女臣下に加えた。

次なる目的ジャングルで暗躍する七英雄が一人ロックブーケと決めたマゼラン帝は、アマゾネスの協力を仰ぐべく仲間に引き入れたばかりだが高い戦闘能力を誇る忍者アザミを次なる皇帝指名し、自ら帝位を降りた。

この世代では、どこまでやれば年代ジャンプしないのだろうかと、ひたすらイベントを避けてあちこちに足を伸ばした。ガルタン時代にメルーまではたどり着いていたため、残りの部分、つまりコルムーンと大陸東部が主な活動場所になった。ようやく念願のコルムーン海峡を渡ることができた。「溶岩がなくては、我々はただのトカゲ…。」というサラマンダー族のセリフ好き。

マゼラン自体七英雄に挑むことはなかったけれど、彼の代は非常に優秀なメンバーが集まった。この世代は(おそらく)最終技となるような強力な術技を次々に閃いた。

あと、ついに!念願の!帝国鍛冶職人を仲間に加えることができた!!! めっちゃ強くて勇ましくて粗雑で可愛くてHAPPY!

皇帝と七つの海を制覇した部下達

ひたすら斧レベルが高く、アザミと共にアタッカーをしていた。主に閃いた技はスカイドライブと活殺破邪法。素早いアタッカーという実にパワーのある皇帝だった。クラスアビリティが補助向けではなければ最終パーティー入りもあったかも。

武装商船団は自分の好きな容姿(男編)の第二位。だらしなさそうな顔つきながらも荒くれ者揃いの海の男達を束ねる底しれぬ魅力を感じさせる風体が実に渋いと思う。顔はイケメンというには崩れているがそれがまた愛嬌に繋がっていてグッド。潮風と甲板が似合ういい男だ。交易で手に入れた香水を使っていていい匂いがしそう。

タンプク:軍師レゴモール、リューシアナッサ:ネレイド。それぞれ軍師リヴァイヴァ、ネレイドがクイックタイムを閃いた。

アリアノーマッド♀、ミネルバインペリアルガード♀、オパール宮廷魔術士♀。それぞれイズナ、光速剣、風神剣を閃き・学習した。宮廷魔術士♀は元皇帝だったこともあり風神剣がかなり威力があった。

最終メンバー。主に弓で活躍風神剣とイズナを覚えた。どちらかというとサポート行動が多かった。ローゼン持ってバーサク入れるとか麻痺・スタンさせるとか。初めてイーリス族を見た時にほぼ下着じゃん!ってビックリしたよ。高い山に住んでるけど寒くないんかな。

最終メンバー。ジェラール帝の時代から外見に全く変化がなく生き続けている超人。もしかしたらファブリ家に生まれた娘は代々フロスティ襲名しているのかもしれない。冗談はさておき、自ら戦いたいと立候補してきた自信満々の自負の通り、パーティーの要として獅子奮迅活躍だった。高いの防御力を活かして最前列に立って敵の攻撃を受け止め、アースヒールで仲間を回復し、黒龍炎で即死させ、そしてかめごうら割りで防御DOWNを入れていた。

閃きはかめごうら割り、アースヒールLv.2、金剛盾。よくわからないのが、ウォーターガンLv.2も防御力を下げる効果があるに同じ効果があるかめごうら割りの方がはっきり防御ダウンを実感するところ。かめごうら割りが優遇されているのかな?

ところで、リベサガで追加された新クラス帝国鍛冶職人は、キャラデザ担当したあんべよしろう氏が発案して趣味を詰め込んだと聞き及んでいる。赤毛ポニテ作業着(ゴーグルエプロン耐熱手袋)、ちょっとだけ上着の縁からのぞくインナー……。超グッジョブと言わざるをえない。遠征先で「まったく、もっと大切に扱って下さい」とかぶちぶち文句を言いながら皇帝忍者の武具の整備をやっていて欲しい願望がある。

最終メンバー服装の主張とクラスアビリティが強すぎる忍んでない忍者特に閃きは無かったけど、体術を使うために生まれてきたようなスペックで大いにDPSに貢献した。速度火力特化装備にして、かめごうら+ベルセルク連携をすると3万くらいのダメージが出た。

クロスクレイモアしかろくな大剣が無かったので、火力としてはスカイドライブマゼランとウィークヒッター+千手観音アザミに見劣りしてしまったが、技の閃きで天才っぷりを示した。南の雪の遺跡攻略中だけで清流剣、燕返し乱れ雪月花、活人剣、無明剣を閃いた。特に後ろの3つは最終皇帝時代に大いに活用することとなった。

アザミ帝:忍者帝国歴1686年)

マゼランから帝位を譲り受けた忍者アザミ帝は、打倒ロックブーケを誓いジャングルへと赴いた。まずアマゾネスの村と接触族長ジャンヌを仲間に引き入れると、次に意気揚々エイネップの塔へと向かった。しかし、いざロックブーケと対面すると彼女のおねだりに圧倒されてしまい、なんやかんや丸めまれ彼女の代わりにジャングルの塔を探すことになってしまった。嗚呼、土壇場土下座外交で帝国に従った脳筋忍者には高度な交渉は難しかったのだ。

ロックブーケアゴで使われる新皇帝は、アマゾネスの長から白い目で見られながら憎き七英雄のおねだりに振り回されてジャングルを駆け回った。実は先帝の時にエイネップは隅々まで探索し終わっていたため、一度探検した場所を再び探索させられるというハメに。ジャングルを右に左にマラソンさせられるアザミ帝の怒りのボルテージは、静かにしかし着実に溜まっていった。

隠された塔の地下でついに本性を現したロックブーケ。前に会った時は無駄に威厳たっぷりだったくせに今度はなんか目が♡(はーと)だった守護龍をぶっ飛ばして準備運動を終えた皇帝アザミは、よくわかんないことに夢中になって喜悦の表情を浮かべているロックブーケ顔面に、37152ダメージの拳(かめベル連携観音)を叩き込んだのだった。

アマゾネスの村に入るために初めて皇帝退位を使って誕生した皇帝アザミロックブーケを倒して年代ジャンプが発生したので、本当にアマゾネスの村に行ってロックブーケを倒しただけ。

初めて皇帝退位を使ったけど、これ使わない理由無いなと思った。年代ジャンプせずに無償陣形が手に入るし皇帝パラメータ補強もできる。しいてデメリットを上げるなら、皇帝にしたキャラ強制的次世代に交代しちゃうからお気に入りの外見で揃えるのにチョッと気を使う程度か。

ロックブーケ戦は正直楽勝であった。テンプテーションをノエルの塔でリリスから見切っていたので完全にサンドバッグだった(ロマサガ2をやったことをない自分でもテンプテーションのことは聞き及んでいたので対策済み)。なお、力帯などの火力特化構成にした上のベルセルクのバ火力はゲーム進行レベル場違いダメージが出ていた。連携一回でロックブーケの体力が8割ふっとんでたからね。

ロックブーケ戦隊

マゼラン帝のときと同じくアタッカー。火力高すぎて言うことなし。皇帝となったことで手に入れた陣形「飛苦無」は後世でも連携ゲージ溜めに何度も使うことになった。

マゼラン自体共通。フロスティリヴァイヴァを修得したのだけど、この術わりと閃きやすいのかな。歴々のサガシリーズでも高位術のイメージあるけど。

アマゾネス村の酋長個人的に外見がめっちゃ好み(ハクいスケ好き)。短い冒険の間に無双三段スパイラルチャージ、活殺獣神衝という上位槍技を閃いたイケメン

多分クラスアビリティのために入れてたと思う。

続く→anond:20250429224125

Permalink |記事への反応(3) | 22:39

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2025-04-06

ブロイ王と18人の妾

ブロイ王のことが知られるようになったのは18世紀の終わりごろだ。

ボヘミア湿地から王の棺が発見され考古学者の調査の末、それがコブロイのものだと判明した。

王は古代ローマ時代アウグストゥスゲルマン遠征の頃に生きたフランク族族長と考えられている。

有名なヘブロンの儀仗とはコブロイ王がシリンダリア古戦場において発見したことなどが後の研究で判明した。

ブロイ王の墓の周辺には18人の妾の墓も見つかっている。

沼地の奥底で完全に保存されていた木片に刻まれた当時の工事計画書の解析からその墓がコブロイ王の妾のものであると判明した。

王は生涯正妻をもたず、また異教の宗教による婚姻もせず、ただ奴隷として18人の妾を持っていた。

18人の中でも背高き淑女として知られるのはミライア。

ミライアの棺からは有名なシリマリン首輪発見されている。

Permalink |記事への反応(0) | 07:41

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2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する④

【前】anond:20250102174010

2-04「アメリカの鳥 」メアリー・マッカーシー中野恵津子訳★★★

アメリカ少年ヨーロッパ留学に行くんだけれど、ママと仲良しで、自分の行動原理カント定言命法から導き出そうとしていて(すごく不正確に表現ちゃうと「普遍的道徳に一致するように行動しろ」っていうあれ)、政治的に正しくいようとしていて、頭でっかちで、マッチョで荒っぽいことができないところにシンパシーを感じる。あんまりモテそうじゃないしね。モテ主人公の話を読んで一体何が面白いというのか。あっはっは。

しかし、読後感がいいのは、やっぱり誠実だからだ。たとえば、アパートの家主がホームレスを追い出すときに「連中は寒さを感じないんだ」と言いつつも、「こいつらはあたたかいところに寄ってくる」とも言い、そういう矛盾というか二重思考にさっと気づくところがいい。

ピーターが思うに、最悪なのは、人々がこの世の現状に合わせて詭弁を弄することだった。たとえここの管理人のように、不運な人間を追い出すしか方法がない、世の中とはそういうものだと考えるにしても、それくらいでやめておくということができない。彼らは語らないと気がすまないのだ。たとえば、マダム・プエルは酔っぱらっているクロシャール(引用者註:浮浪者)は寒さを感じないのだと言って自分を納得させていた。「あの人たちは何も感じないの。あなたや私とは違うんです」彼女は本気でそれは科学的に証明されている事実だと思っているらしい。しかし、彼らが寒さを感じないなら、どうしてここのエレベーター玄関ホールに潜り込んでくるのか。その二つの事実を結びつけようとは思いもしないようだった。

ところで、実はこういう真っ直ぐな少年少女現実に屈して理想を捨てたり変節したりするお話がすごく好みだったりする。真っ直ぐな青年が悪意に勝てずに差別主義者になってしまうとかも含めてね。あとは、エリート候補挫折したりトップの座を失ったり夢を諦めたりするのも好きだった。進学校に行ったのに退学してしまヘッセ車輪の下」とかル・グインゲド戦記影との戦い」でゲドが影を呼び出してしまってしばらくは闊達に才能を伸ばせなくなる場面とか、アナキン・スカイウォーカーダースベーダーへと堕ちる「スターウォーズ」のエピソード1~3とか。

そういうわけで、新海アニメ感傷マゾアニメ秒速5センチメートル」の少年が、ラストでどういう経緯でああい疲れた大人になってしまったのかを空想するのが好きだった時期がある。「童貞卒業風俗だったのかな?」とか考えたりね(マジ最低!)。とはいえ「結局お前モテてんじゃん! あの子好意に気づいてんだろ!」とも思っていたので、こう考えてしまうのもすべて個人的怨念であろう。今となっては恥ずかしすぎる。

2-05「クーデタジョン・アップダイク池澤夏樹訳★★

まずこの小説舞台がよくわからない。密林があると言いながらトゥアレグ隊商がやってくるので、アフリカの西なのか東なのかとんと見当がつかない。日記を読み返したところ、アフリカ独裁者視点を通じて、アメリカ人の平均的な姿や人種対立風刺しているらしいのだが、「別に詳しくないのにアフリカ人以外が架空アフリカを書くってどうなの」って疑問を当時の僕は日記に書いていた(たぶんアチェベを読んだ後だからそう思ったんだろう)。それに特に必然性もなく素っ裸で暮らす少女が出てくるし、あれはいったい何だったんだ。一応、独裁者出身民族伝統的な暮らしを、宮殿の中でしているという体裁ではあるが……。

独裁者ものではやっぱりアメリカ風刺した側面のあるガルシアマルケスの「族長の秋」のほうががオススメ。今度新潮文庫で出るしね。

アップダイクは「ケンタウロス」のほうがピンときた。「ノルウェイの森」で主人公ワタナベトオルが一時期ハマっていた小説だ。これも古典パロディというか、アメリカのしがない高校教師生活と、ギリシア神話の神々を二重写しにしたもので、例えば体育教師とその浮気相手アレスアフロディテ、厳格な校長ゼウスたまたますれ違う酔っ払いホームレスヘルメスと、卑小な現実とそれを再解釈する神話無駄な壮大さ、あるいは逆に神話を卑小化する面白さがあった(どうでもいいんだが、神々がギリシア名なのにアフロディテだけ英語名ヴィーナス翻訳する美術書を見ると、定訳なのかもしれないが、イタリア関連の文献でヴェネツィアベニス表記されたような、釈然としなさを感じる)。

さな街で暮らすが故の悲哀もよく表現されていた。

僕は知的作品というか、浮世絵と加歌舞伎である見立てみたいに、知っていること前提で楽しむものに心ひかれる。原作を知っている映画のほうが好きなのもそれが理由だろうな。この素材で俺をどう楽しませてくれる? みたいな。

その点「ユリシーズ」も楽しめた。ただし、以前に必読書コピペマジレスしてから大分経つが、結局まだ「フィネガンズ・ウェイク」を読んでいない。ああいうのは気合がいる。

2-06「庭、灰/見えない都市ダニロ・キシュ山崎佳代子訳/イタロ・カルヴィーノ米川良夫訳 ★★★/★★

ダニロ・キシュ「庭、灰」はあまり記憶に残らなかった作品、その二。読んだ記憶があるのだが、デジタル化した二〇一〇年以降の日記を読み返しても読んだ記録がない。ここまで書いてきてなんだが、実は読んでいないのかもしれない。今度図書館で中身をきちんと確かめてみるつもりだ。

イタロ・カルヴィーノ「見えない都市飛ばした。というのも、過去文庫で読んだからだ。こちらかは架空都市伝説を、マルコ・ポーロがクビライ・カンに語る体裁で、僕は幻想的なホラ話が好きなのである。ギョルゲ・ササルマン「方形の円 偽説・都市生成論」もいいぞ。最近文庫化されたし。

同じ著者ではこれ以外にも「冬の夜ひとりの旅人が」というメタフィクション幻想譚もいいし、人間物理的に切断されてそれぞれ善悪両極端な人格になる「まっぷつの子爵」、地上に降りず木を伝って暮らしている「木のぼり男爵」(今にして思えば荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険」に鉄塔で暮らすキャラいたな)、鎧の中が空っぽな「不在の騎士」と、児童文学っぽいのもいい。結構読んでいる。

全然関係ないけど、友人と雑談したときガルシアマルケス長編を半分くらい読んだと話したら、「全然読んでないじゃん」って煽られたので笑ってしまった。彼は全部読まないと読んだうちに数えないらしい。「じゃあ何人の作家を読んだんことになるんだ」と言い返して僕は笑った。一応長編を大体読んだのは夏目漱石ドストエフスキートルストイくらいか? 中島敦手帳メモ書きまで記載した全集を読んだ。何度も言うが一生のうち一人の作家しか読めなくなるなら中島敦を選ぶ。ちなみにブローティガンを勧めてくれたのは彼だ。

続く。

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2024-12-09

クルド人ジャーナリストが語る在日クルド人

イルファン・アクタン,長沢栄治,稲葉奈々子,村上薫,岡真理調査報告 KARIHŌMEN日本で《クルド》として生きるということ」、

プロジェクト・ワタン事務局2024年6月2024年9月3日閲覧。

http://www.projectwatan.jp/wp-content/uploads/2024/06/20220717_FN-2.pdf

なぜ解体業につくのか*

日本では、川口メフメトがこの地で家屋解体業を営んでいたため、後から来た人たちはそのままこの部門で働くことになりました。しかし、クルド人が家屋解体業に従事する理由はそれだけではありません。一つは、家屋解体作業では日本語を話す必要がないことです。また、仮放免の者たちがほとんどですので、他の業種に就けないことも理由の一つです。入国管理局による厳しいルールの一つとして、仮放免の者は就労禁止されています。そのため、ほとんどの者たちが違法に働くことを余儀なくされています。また、近年では、日本人との結婚によって日本での在留資格を得たクルド人が、仮放免親族を内々に雇用して、家屋解体業社を設立するケースも出てきています

在日クルド人の労働条件*

在日クルド人の労働条件についても触れておきましょう。労働安全の面では、世界的に大きな発展を遂げていますが、在日クルドはいまだ中世のような条件のもとで働いています。ご存知のように、仮放免身分の者は就労を禁じられています。この禁止は、人々を餓死させることに等しいものです。この禁止令のせいで、クルド人は不法就労を強いられています就労が解禁されれば、家屋解体工事に携わる者たちの労24安全を確保するための研修検査が行われ、安全作業を行うことができるようになります仮放免の者は公的医療サービスを受けることができません。そのため、仕事中に事故に遭った場合治療をするにも莫大な費用がかかります資本主義的な医療制度は、日本政府がクルド人に課している「仮放免」という奴隷制度をさらに深刻化させています。同じく仮放免身分クルド人は、居住している都道府県の外への移動、つまり移動の自由が禁じられています。また、家屋解体以外の職に従事することもできません。

クルド人の女性地位*

女性たち同士はほとんど家で会っていて、日常生活が家に「閉じこめられている」と言えます男性たちは朝早く家を出て、家の解体作業しますが、女性たちは家で育児家事をして、社交も家でします。週末には夫や子どもたちと公園に行き、一緒に過ごします。したがって一部の例外を除いて、日本社会在日クルド人の間には社会的相互浸透がありません。1960年代から70年代にかけて、欧米フェミニスト家庭内暴力に対して女性が街頭に出ることを呼びかけましたが、アフリカン・アメリカンフェミニスト作家ベル・フックスは、街頭に出ることは黒人女性にとって解決にならないと主張しました。黒人女性にとって街頭は人種差別さらされる場所であり、路上での暴力差別は、時に家庭内暴力よりもはるかに激しいものでした。日本にいるクルド女性にも同じことが言えると思います

在日クルド人の社会*

クルド部族構造では、個人家族の間の問題は、部族を治める家族族長が介入して、問題エスカレートする前に解決することができるのですが、在日クルド人同士の問題に介入して、反目し合っている人たちを和解させるには、超家族的、超部族的な構造がないために時間を要しがちです。家族間や個人間の緊張、恨み、喧嘩が数カ月、時には数年続くこともあります。 その一方で在日クルド人は、日本国家や日本社会排他的な態度ゆえに、クルド人同士で問題があったとしてもその関係を解消することができません。「外部に対抗して団結する」というモチベーションが非常に高いのです。そのため、クルド人同士の紛争は、まさにこの理由自然解決することもあります。お互いに問題を抱えたり、仲違いしたりした家族個人が、共通親族結婚式や弔い事、週末のピクニックなどに集まり、そこで和解することもあります

Permalink |記事への反応(17) | 11:32

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2024-12-02

anond:20241202005608

トラバ目で大正解きてた ダンジョン飯ガイジンモテモテなのオーク族長の娘やぞ……

Permalink |記事への反応(1) | 22:41

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2024-09-14

anond:20240914135012

風族の女を抱いたのか

族長に恨まれてそう

Permalink |記事への反応(1) | 13:55

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2024-09-07

[原神] v5.0 ナタ感想

初のメジャーバージョンアップですな。とりいそぎ魔神任務報酬まで行ったので感想を書く。原神設定に明るくない人間インプレッションだよ。

実装

初新国実装だったので情報シャットダウンして楽しみにしていたけれど、報酬に釣られるとどうしても事前のプレビューが入ってくる。んでもまあ本当にSNSを盛り上げようと頑張っているのは感じるし悪いことじゃないし、黙って裸待機ワクテカする老人なんてコミュニティになにも寄与しないんだよね。

プレビューも力入ってて、そんなに素材の使いまわしを感じなかった。簡素アートグラフィティ文化と合っているからよくできていたんじゃなかな。簡素アートが楽ってことでは全然ないけど。

たまに公式X見ると現実ARみたいな動画が流れてああいうのはワクワクするよね。

 

ストーリーも手早く済ませると報酬ってのんびりやりたい自分にはマイナスだけど一斉に体験させて盛り上げるSNS手法なのでしかたないね

運営は本当にSNSに力入れてて、でも自分は原石チャンスがあろうとXやホヨラボまではやってられないなあと再認識

 

実装後 初訪問

いつも新しい国には徒歩でいく。というかイベントマーカーと開放ワープポイントが被っているから飛べるの分からなくていつも徒歩しちゃう

相変わらず国境スカスカで、スメール砂漠は虚無すぎるからなんとかしてほしい。

 

初見の印象は、

崖がまっすぐすぎんか?

だった。

直前がシムランカという紙やブロックの人工的な直線が多いエリアがあったので正直既視感・作り物感があった。

でもすぐに他国と異なった切り立った崖のバリエーション、高低差が重要な要素、ウォールペイン文化のために必要と意義はわかったので、すぐに飲み込めた。

 

よかった点

三人のメイン部族キャラがよかった部族よい

チーナ、ムアラニ、キィニチの3人、とても良かったですね。いや本当にベリーよかった。

部族が競ってるとなると部族間は対抗心バリバリかと思ってたけど、蓋を開くとお互いリスペクト全開で仲がよくていい…すごくいい…。

部族全体も仲がよくて、逆に最初のカチーナの仲間や揶揄してくるアレ(ファデュイの差し金と疑ってたよ)とかあん部族世界でどうやって生まれてきたのか。シナリオである

 

他の部族メインの二人もキャラ立っていてよかったですな。チャスカとイアンサならイアンサの方がすき。

 

部族と言えば各族長もよかった。

振り返ると結束感がすきなのかも。好みとナタの気質があっていた。

 

地理はやっぱり流泉の衆の南国がね。いいねFF10も好きだった。

フィールド

移動のストレスについてはかなり気を遣ったなぁと。

すぐにカチーナが手に入って崖対応してナタにはトランス回復つけて。

竜憑依は野良敵でOK、落下ダメージ軽減、燃素補給は念入りに配置。

探索が楽とか楽しいとか以前に

出来ておる楠

とウムウムすることしきりである

部族ごとに地域特徴もはっきりしてて、ランドマークごとではなく地域ごとに"このエリアに居るな"と感じるので3国実装された気分。

海側の棚田みたいな池が好き。逆にランドマーク間の平凡な地域が国の基底な風景なので"ナタらしさ"となると難しいかも。競技場周りの自然ちょっと地味だしね。

 

連戦イベントも各地を転戦するのが楽しかったなぁ。倒して時間が増える時間制限レース系挑戦は苦手だけど。

 

竜憑依楽しい

快適に作っているゆえに使っていて楽しいライドアトラクションミニゲームも、難易度を上げるのは客層的に難しいので気持ちよさに振るしかないと思っていて、今作はとても気持ちよく出来ていたと思う。とくにスピリットウェイはソニック的で楽しい。老人で言うと万里超特急。奥スクロールは苦手で障害物によくぶつかるんですけどね。

 

人型の敵は武器ガジェットガチャガチャしていて凄くいいね!竜と合わせてたぶんモダンモンハンイメージかもしれないけれど、スタイリッシュ以前のもそもそモンハンしかプレイしてないからどちらかと言えばゴッドイーター感を私は持ったよ。

敵対理由武芸の手合わせで凄くいい。もう永遠に沸く悪党に襲われるのはうんざりで、サワヤカな世界に仕上がっている。

竜も共存してる設定上、できれば接近で敵対してほしくなかったけど、憑依で敵対しなくなるためにはアリなバランスかな。

仔竜はかわいいし、生活感があるし、ジュラシックパークみたいに眺めるのがとても楽しいね。イベント写真撮影でいやでも魅力が確認できますな。

 

精鋭はなかなか手ごわく、まあこの手厚さや運営暦考えればやや古参向けなのかな?結構緊張感があって悪くない。最悪、近くの燃素補給所に竜で居座れば無限回復から時間をかければ連打で倒せるし。

 

よくなかった点

座らせて

温泉に座る=入浴することができたらよかったのにね。浮き輪に嵌るとかも。せっかくの温泉街が眺めるだけで少し寂しい。

なんだか見たことあるような設定

長期計画シメを発案者が担う…てなにがありましたっけ。ディアナ様…はちょっと違う?なんかどこかで見たことあるとね。

部族国家もままあるし、帰火聖夜の巡礼団体戦はフォトナやAPEXのバトルロイヤル系に見えたし、永く続けられた救国の儀式漸減限界という話は火と合わせてダクソ3を連想させる。というかこの弱火設定でわりと明るくポジティブ世界が一気に真実を知らない危機感が薄い国民なっちゃって悲しい(アビスの脅威を危機に感じる話はあるけど全体的にね。巡礼儀式イベント興行化してるし)

 

炎神の設定のがっかり

人が代々継いでいく設定にワクワクしたのに、結局ね。神像と現炎神が似てるのも偶然、とか運命的だねって思った気持ち返して。ワンフォーオールならヒロアカみたいに歴代炎神や各年代が重視されてほしかったけど、スジとしては500年前と今だけになっちゃったのかな。意志を継ぐ話は炎神の友人に集約されてしまったね。

聖火競技場はもう少し工夫を

スペック上の問題だと思うけど、ムービー以外で群集を描けないんだよね。巨大なコロシアムなのにすっかすかでモブがまばらに居るってのはさびしすぎる。見渡しがいいローマ式じゃなくて手前に壁があって上半身しか描写しなくていい、とかで人の数を増やしてほしい。人の少なさはオープンワールド宿命と割り切っていたけれど、わざわざ人が集まる設定シナリオにしておいて工夫がなかったのは残念だった。

巡礼戦闘イベントはそこそこ集団のチーム戦が演出できていたのでよかった。

 

夜巡者の戦争

5人って少なすぎない?謎煙の主が非戦闘部族としてもなんかキリが悪い。

戦争と言うには定期的に選抜して5人で編成して数日間のミッションを行なう、と能動的で小競り合いな印象が拭えない。こっちがシナリオのメインになるかと思ってたらぜんぜん描写がなくてぼんやりしているんだよね。

 

古名という二重の厳選

そもそも原神は神の目という元素を扱う力で一般人と圧倒的な力の格差が生まれ世界で、さらに神の目持ちの中で物語を動かせるのはメタ的にプレイアブル(にできる)キャラクターだけというとても狭い世界

ナタはそこにさらに大霊に選ばれる古名の選別があって、選ばれし者の中の選ばれし者で流石にやりすぎる。

稲妻とかはそこを逆手にとって神の目を奪ったり邪眼に走ったりを描けていたんだけど、今のシナリオだけではナタでは空気かな。

そも古名持ち=神の目持ちなのか?でも神の目無しで古名持ち、神の目ありで古名無しを考えると、

 

・神の目無しで古名持ち

元素力を扱えず戦争で復活できるけど戦力にならない(いや巡礼で勝ってるから戦力か。…ムアラニVSカチーナ以上に強いの?)

・神の目ありで古名無

元素力を扱えるが死んだら復活できない

 

と、古名を神の目無しの人に与えるメリットが無さ過ぎる。

帰火聖夜の巡礼は神の目持ちじゃないと到底個人戦は勝てないし、戦争に古名無しが行くメリットはないし。

巡礼が神の目持ちが最低ラインなら部族全体の貢献感が薄れるし、一般人参加ありなら団体突破が実質勝利名誉だけ得るイベント、神の目持ちも個人戦勝ち抜いても戦争は古名持ちに譲ったほうがいい名誉だけ得るイベント、になるよね。

 

歴史を継いでいく、という設定はとても良いんだけど、炎神も古名もあまり上手く活かせていない・副作用が大きいように思える。

シナリオが腰を落ち着けさせない

最初相棒の仔竜と出会って、この子が話の中核かな?と思ったら以後メインストリーには絡まず。

すぐカチーナ出会って人の話になって、カチーナメインかな?

競技場で二人と出会って3人の話かな?いいやん!キィニチすぐ離脱したわ…。

ムアラニとカチーナのタッグの話っぽいなぁ。

チーナ勝利でよし!アビスとの戦争フォーカスするんだな!

…あれ?ほっぽってムアラニさんと観光継続ですか。結局アビスとの戦いこっちでするんかい

これムアラニさんメインキャラだなぁ。(終わったらキィニチでもう一回?)

チーナそうなるよね…。

炎神!…は別行動なのね。

あぁこれムアラニメインの話だ。

キィニチは不自然に外されて代役の戦争メンバーの懸木の民もすぐ外れて、ムアラニを目立たせたかったんだなぁ。

 

って感じ。最初に座ろうとしたイスを変えられるのが連続しちゃってムアラニで行くのか!?そうなのか!?と座っていいのか空気イスでプルプルしてた期間が長い。

最初にどっしり「これやります!」って教えてほしい。岩の重さは安心できるから

竜憑依よくない

どの竜でも竜憑依できるというのが凄く体験がよくない。

人と竜のコンビや竜の親子のセットに対して、成竜に憑依してもう片方に攻撃するってNTRを超えたなにかで罪悪感がひっどい。

これテストプレイして何も感じなかったのかな?

人も竜も平和世界であるが故に逆にプレイヤーの行動の極悪さがきわまる。これが宝盗団や獰猛な竜なら奪っても心が痛まないはずだが…。

絆があるからとかで憑依できない竜を設定するか、事前に絆を結んだ竜しか憑依できないとかにしないと…主人公が憑依できる力を授かった理由とも凄く反しているように感じる。

極論、野良の一匹竜に憑依して解除したら死んだときと同じ状態になるというだけでも生き物をモノ化しててあまりよろしくない。

憑依、言葉通りだけどまさにのっとり・強奪からね。主人公は人と竜の共存世界、の破壊であるしかも憑依に騙されるな。実際は即死魔法を連射できるんだよね。

今までハトとか非敵対生物を殺しまくって何を言ってるんだといわれるだろうけど、でも、ね、人格のっとりやゾルラーク性癖じゃないのじゃー。

あと仔竜を倒すのが普通に辛い。既存かわいい敵やアベラント幼態とはベクトルが違うじゃない?

 

三竜格差

名前覚えられないかRGBで言うね。

 

緑竜が飛びぬけて便利。

赤竜は段差や崖を無視できる潜行だけど、地味。攻撃モーションも遅く、潜行してるとき攻撃が地上より便利だけど常時燃素消費。

潜行中のジャンプ挙動が独特で、慣れていない今は結構不便。ポイント集めるミニゲームで何度か脱線した。

水面と違って緑竜でいい場面が多く、憑依回数が著しく少ない。

青竜は水面高速移動以外の特徴がない。攻撃は弱くてクールダウンが長いし、採掘も苦手。敵を倒すにはお膳立てされたイカダ壊しの水没ぐらい。移動特化なら燃素ダッシュ速度がデフォで欲しい。燃素補給岸辺に行かないとだし、海に寄る魅力が薄い。もっとスピリットウェイ増やしてほしいかな。ジャンプ攻撃もっとリーチを伸ばして気持ちよくさせてほしい。

 

緑竜は平面移動まあまあ、上下移動よし、戦闘能力ありと万能。一回目のスキル移動に燃素消費ないのは赤竜泣いているのでは?

フレイムグレネード投擲のダメージが高すぎて、他の、いや自分も含め竜の通常攻撃が霞む。他の竜にも似た攻撃手段を用意するべきだったのでは?

 

緑竜が居ないと探索したくない・フレイムグレネードがないと戦闘したくない

緑竜依存症。緑竜とフレイムグレネードがあると雑魚戦闘がとても楽なので、逆に無いとキャラクターで戦闘したくない。

育成できていないとこういう環境依存スキルはとても助かる。雑魚1撃や2~3撃はとても快適。フォンテーヌもずっと水中で亜種スキル撃ってる。

でもフォンテーヌは地上は絶対キャラクターで戦う必要があるんだよね。だからしぶしぶ肺呼吸するんだけど…

ナタは地上で緑竜になれるから、国に居る間ずっと緑竜で居たい。緑竜は移動が楽だ。緑竜でいるならフレイムグレネードがあると戦闘が楽だからフレイムグレネードが無い場所に居たくない。

まあ、便利なものを捨てられない人のさがですね。

人は易きに流れるので…。もっとエリアを厳密に制限するか、いっそ全域に緑竜とフレイムグレネードを配っちゃうか…。

今がこれなら飛べる竜が出たらどうなるのでしょうか。

格差だけでなく、エリアの緑竜配置格差フレイムグレネード配置格差みたいに感じちゃう悪しき心です。

 

クフル・アハウノータッチ

メタ破りのゲームドットキャラなのになんの言及もなくてむずむずする。


あとはまあナタから出国できない理由雑だなとかこだまの子社会的特色が他に比べてやや弱いなぁとか、ライダースーツあんまりきじゃないから炎神さまにはジャック・オーみたいなコミカルさを一縷の望みにしてたけどしっとりしてたな…とか。

ファーストインプレッション高得点なのにのちのち設定で少し減点される、みたいなのが多かったですね。

でも国全体だけでみたらフォンテーヌより地上はよくなってると思う。シナリオはフォンテまだだからわかんない。ナタも結局すっきりしなさそうだしファデュイが成功しそうだしでなー。

スカっとサワヤカな雰囲気はあったけど結局いつもの原神でしたという感じか。振り切れなかった。

そこもシナリオ完了したら問題解決してスポーツ文化は続くよ!てなる可能性もあるし。現状でも敵対システム的に平和な国なだけで高得点だし。

フォンテーヌとならんでベスト1,2の国になっているのではないでしょうか。ゲームデザインとしては順当進化と言え、とても褒めたいと思いまする。

 

あとこの規模の新規実装バグもほぼでないのは素晴らしいね

Permalink |記事への反応(0) | 11:31

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2024-07-28

風の谷のナウシカ処女だったのか?

この問題に答えはありません。

しかし、あえて考えてみると処女ではなかったのではないかと推察します。

といってもナウシカは小さな領地ながらも領主の跡継ぎです。

そのような若き乙女がおいそれと谷の住民セックスをするわけにはいきません。

誰とセックスをするか?というのがひとつ政治的意味合いを持つからです。

かといって他の領地の人であればセックスできるのか?といえばそういうものでもないでしょう。

ナウシカ身分を明かすことなくペジテのような繁華な街へと夜遊びにでも行っていたのなら別ですが。

それでは、やはりナウシカ処女だったのでしょうか?

いえ、そうではありません。

ナウシカセックスをしても政治的問題に発展しない相手がいます

それは族長のジルです。

ナウシカの父であり族長のジルであればセックスをしても問題は起きないのです。

ですからナウシカの一番最初セックスパートナーはまだ健康だった頃のジルであったと思われます

Permalink |記事への反応(2) | 12:51

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2024-07-04

百年の孤独」読まんで逆張りしたい人に薦めるラテンアメリカ文学10

https://anond.hatelabo.jp/20240703191053

ワイ、昨日書いた増田が250以上ブクマされ、ビビり散らかす。まあ逆張り背伸びしたい勢は想像以上にいるってことなんだろうか。それにしても「百年の孤独文庫マジで見つからんな、4件本屋行ったが見つからん。だからまあアレだ、今度は“「百年の孤独文庫版売ってないのでもういっそ「百年の孤独」は読まないで逆張りしたい人に薦めるラテンアメリカ文学”というテイでお薦めするわ。逆張りしてる/したいやつ、そもそも百年の孤独」読まんよな。

アウグスト・ロア=バストス/吉田秀太郎「汝、人の子よ」(パラグアイ)

まず名前カッコよすぎだろ、アウグスト・ロア=バストスって。ラテンアメリカ小説家で一番カッコええよ。まあそれは措いといて、これはパラグアイ現代史とかそういうの描いてんだけど、語り方がめちゃ混乱してる。1人称で進んでたと思ったら3人称語りになったり、日記文章出てきたり。時間軸もめっちゃ変わる。何かググったらロア=バストス、映画脚本家でもあったらしいけど、脚本っぽさが違和感理由かもしんない。こういうわけで読んでて何回もは?とかなるけど、その錯綜っぷりがパラグアイ現代史なのかもね、知らんけど。

オスカール・ナカザト/武田千春「ニホンジン」(ブラジル)

そう、日系ブラジル人ナカザトさんが書いた日系移民についての小説月並みなんだが日本の知られざる歴史ってやつを、ある移民家族史を通じて教えてくれてめっちゃ面白いよ。これ読んでたら、戦前かにブラジルだけじゃなくパラグアイとかペルーとか、あと他の地域の国とかに行って生きたり死んだりしてた日系移民めっちゃ多かったんだろうなとかしみじみしてしまったわ。水声社から出てる現代ブラジル文学コレクションで一番好きやね、これが。

マリオ・レブレーロ/寺尾隆吉「場所」(ウルグアイ)

ある時起きたら見知らぬ部屋にいて、ドアを開けたらまた別の部屋が広がっていて、その部屋のドアを開けたらまた別の部屋が広がっていて……こういう悪夢みたいな状況を描いた作品がこれなんだけども、こっからまた別の意味で変なことが起こっていって、変なことのバーゲンセールが開催されながらも文章結構淡々としてて、この素っ頓狂さをどこまでも真顔で書いてる作者の顔面自然と浮かんでくる。訳者によるとウルグアイは“奇人の国”らしい。これ読むと、まあ納得や。

ソル・ケー・モオ/吉田栄人「穢れなき太陽」(マヤ/メキシコ)

これはラテンアメリカ先住民の1つ、マヤ人の小説家が書いた小説集。マヤ語とスペイン語の2か国語で、先住民社会とか女性差別とかそういうのを描いてる。マヤ人の社会やら文化やらについて当事者が書いた本は少ないし、そういう意味でもかなりオススメ。ていうか俺は、ラテンアメリカ文学の入門としてこの人の作品も出てる「新しいマヤ文学」がマジでうってつけだと思ってる。フェミニズムやら、ファンタジーやら、魔術的リアリズムやら色々てんこもりで、薄めでしかも字もデカいから読みやすい。図書館とかじゃスペイン語文学の棚じゃなくて、海外文学最後のその他の文学の枠に置いてある時多いから注意な。

 

エリコ・ヴェリッシモ/澤木忠男「大使閣下」(ブラジル)

ラテンアメリカ文学好きは“三大独裁者小説”って聞いたことあるかもな。カルペンティエールの「方法異説」とロア=バストスの「至高の我」とガルシア=マルケスの「族長の秋」ね。この本はそこに並んでもいいようなブラジル小説だけど、またクソ分厚いわ、出した出版社がそこまで有名じゃないわで。日本じゃ全然知名度がない。てか翻訳過程オモロイ。訳者、実は三菱UFJ銀行の元理事で、若い頃にこの本読んで感銘を受けて、50年越しに翻訳したらしい。すげえ執念だ。まあこれは俺の文章より、ラテンアメリカ協会書評読んだ方がええ。https://latin-america.jp/archives/55186

ソル・フアナイネス・デ・ラ・クルス/中井博康「抒情詩集」(メキシコ)

前にスペイン語勉強してた時、メキシコの人に「スペイン語話者モテたいなら、この詩人を読んでスペイン語での口説き方を学べ」って言われてこの人を教えられた。で、図書館行ってとりあえず見つけたこ日本語版の詩集読んでみたんだが……いや全然そういうのじゃなくね!?一体全体何を以てこれ読んで口説き方を学べと言ったんか、それともジョークで言ったんか、マジ分からんが、詩を諳んじられればメキシコひいてはスペイン語圏でモテるってことかね?日本じゃ現代短歌読めればモテる、みたいな。

マヌエル・プイグ/木村栄一「このページを読む者に永遠呪いあれ」(アルゼンチン)

ブコメマヌエル・プイグの話が出てたが、プイグたらこれやろ。「このページを読む者に永遠呪いあれ」やろ、これくらい印象に残る本のタイトルないやろ。この本の表紙の写真と、何か一言だけつけてXで呟けば一発でバズるやろ。というか多分、もうバズってるやつはいるやろ。内容に関しては、忘れた。前の「ポーランドボクサーパターンのやつや。今回はタイトルだけ異常に際立って覚えてるやつ。だって「このページを読む者に永遠呪いあれ」やん、忘れられんやろ、これは。

サルバドールプラセンシア/藤井光「紙の民」(メキシコ/アメリカ)

これ、ラテンアメリカ文学として紹介されてるの見たことなくて不思議だわ。英語で書かれてるけども、著者がメキシコ出身主人公たちもメキシコから移住してきた家族だし、土星戦争みたいに常軌を逸した出来事の数々が起こってる感じ、ラテンアメリカ文学求めてる人に面白がられそう。だがこれが曲者なのが、内容や文章実験的なら、文字レイアウトでまで実験しまくりなことで、本引っくり返したりしないと読めない部分すらある。だから本のフリをした現代美術を楽しむノリで読むというか、体験すべきというか。

エリザベス・アセヴェド/田中亜希子詩人になりたいわたしX」(ドミニカ共和国/アメリカ)

これも英語作品だけども、作者がドミニカ共和国出身主人公も同じ境遇少女や。で題名通りに主人公詩人になろうと色々と頑張るんやが、それが詩の形式でめちゃ改行しまくって書かれてるんだよ。これ読んだ時、マジでビックリしたわ。そんな風に小説書いちゃっていいの?みたいな。内容と合ってるのはもちろん、ドミニカ共和国伝統音楽も出てきて、そういうリズムも感じられんだよな。もち読みやすいし、こん中じゃ一番気軽に薦められるやつ。みんな、児童文学も読めよ。それが周りの読書好きに対する逆張りや。

フェルナンドデル・パソ/寺尾隆吉「帝国の動向」(メキシコ)

すまんが、1冊まだ読み切ってない本を薦めるわ。ラテンアメリカ文学のクソデカ本の頂点はロベルトボラーニョの「2666」だけど、それには全然劣りながらもページ数880でしかも字がめっちゃ小さい。メキシコ第二帝政時代皇帝マクシミリアンとその妃シャルロッテのクソデカ悲劇を描いたクソデカ歴史小説で、マジで何度も読むの挫折してる。「百年の孤独」関連じゃ“読むの挫折した”って悲鳴をXで何度も見てきたが、俺にとってのそういう本だ。俺の代わりに読み切ってくれ、ホンマに。

あと友田とんの「『百年の孤独』を代わりに読む」もちろん知ってるで。でもいきなり早川再販されて、何かサンダンス映画祭でやりそうな面白いインディー映画作ってた監督が、いきなりMarvel作品監督に抜擢された感じで、嬉しいけど寂しい感じやな。その後にMarvel映画作んなくてもずっとハリウッドで大作作り続ける監督とかザラだし、今後はずっとそういう感じで新作も大手から出し続けんのかね?

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2024-04-16

anond:20240416022353

冒険者なりに常識をわきまえてるのがチル、ナマリ、シュロー

常識人かつ正義感も備えてるのがカブルー

族長の妹ちゃんはマジ天使

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2024-04-01

今朝、見た転生物の夢(2024-03-31夜-)

とあるSlackアノニマス投稿した夢の話をまとめる。

起承転結の起:

1. 何かがあって、ゾンビ世界異世界転生

2. 噛まれたら感染して終わるゾンビ世界というより、噛まれまくって死亡したら、死体を操られる系のゾンビゾンビは走る個体もいるし(欠損が激しければもちろん歩けない)、目も見える個体あるし、嗅覚は人と同じ位。

3.ゾンビ世界建物や地形は、ほぼ今の日本と同じで、今の状態のまま。

4.自身身体はそのままなので、言い方によっては転生というより、転移って感じがした

5. 転生先は日本関東圏で、ある程度の住宅地もつxxx市って感じの場所に転生。都内まで1時間ぐらいって感じ。直感的に、千葉って感じがした。集落って印象でもあってるかも。

6. なんか支配者的な、王というか族長というか、村長というか、そういう感じの人と出会った。(その人の配下が呼び出した?)

7. 転生時のギフトは、やっぱりチート能力だった。願ったら何でも叶う能力だった。「こうあれ」って強く思えれば叶うやつ。

起承転結の承:

1. なんか、その集落?で、女の子二人とであう。容姿自身が好む見た目で100点。文句の付けようがない。性格も。

2.ゾンビの進行で村から逃げる必要がでてくる。

3. ここから全国を転々としつつ、逃げならが生活する感じがスタート

4. といっても、関東圏メインだった気がする。ご飯廃墟や廃ビルから探して、ご飯を食べて、一時的な家を探してそこに住むというのを自分女の子二人で過ごしていく

感覚的に、数ヶ月間そんなかんじで過ごしたって思い込んでる。なんか伊香保温泉とかも行った気がする。)

起承転結の転:

1.渋谷に立ち寄ったときタワーレコードビルに入った。

2. なんか音楽か何かがほしいって言われたかはいった。

3. なぜかゾンビ世界にした、ボスキャラと遭遇する。

4. 持ち前のチート能力で、善戦をするも、女の子のうち一人が死亡。

5.ゾンビたちに囲まれて逃げ道が無くなり、なぜか近くの旅館に逃げ込むも、ダメになり、千と千尋の神隠し温泉旅館ベランダ?みたいなところから女の子を抱っこしながら空を飛ぶ

6.もの凄い速度で飛ぶ、下に深センが見えたが一瞬すぎてどこかいった。なんで行ったことが無いのに、深センって分かったかわからんけど、アレは深センだったと思ってる。着陸前飛行機からの眺めの3倍ぐらいの速さで飛んでた。

7. 飛んでる中、なぜか、女の子告白される。(名前は覚えてないけど、金髪ショートで好みな容姿って記憶だけは強い)

8.自身フリーズして、海に墜落する。「こうあれ(空を飛べ)」って思いがフリーズして、能力が解除されちゃったらしい。

9.ゾンビの追っ手(空を飛ぶゾンビ...)は海に入れないようで、落ちて息を止めたら追うのを諦めてくれた。

10. 海の中で抱き合いながら女の子キス

11.文字通り夢中でキスしてたら窒息する

起承転結の結:

窒息して、苦しい!! ハッ! って起きて朝だったので、ここから先のストーリーはありません。くそーーーー。

その後

普通にテキストにしたら、嫁にも話せないオタクキモイ夢で笑った。このせいで遅刻したし、アノニマスしか書けない感じだった。

というか、キスだけで終わりとか、悶々として仕方が無いんだけど、なんなん?

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2024-01-26

ダンジョン飯が4話で一気に大きな話になった

食べられる魔物、まだ解明されていない未知の生態、ダンジョンには夢が詰まっている。

しかし4話で魔物無限に湧き出るのではなく限りある資源だったと発覚する。

  

ダンジョン環境を整備している仲間のセンシは語る。

下層の強力な魔物が上層に移動してくるのを防いでいたゴーレム

ここ10年で10体以上から3体まで数を減らしたと。

 

まりこの流れが続けば将来的にゴーレムは滅びる。

強力な魔物が上層まで登って来て、弱い魔物達は住処を失い、

ダンジョン危険になり立ち入れず、恵みをもたらす豊かな生態系消滅する。

3話まで魔物達の興味深い生態や美味しそうな姿を見せられた後でこの予測はかなりショックである

 

しかも話は魔物だけにとどまらない。

ライオス達が探している赤い竜に追いやられてオーク達が上層に避難してきたのだった。

しかもオークは迫害された民族で、ダンジョンに追いやられ、ダンジョンで子を育てていた。

強者から逃げ、新天地ニッチを見つけて繁殖するのは人も魔物も同じなのだろう。

 

オークの族長は語る。

ダンジョンを作った狂乱の魔女を倒した者はダンジョンの王になるという。

しか冒険者は日銭稼ぎや力試しといったビジョンのない荒くれものばかりで、

王になったら何をするか分からいか冒険者は見つけ次第殺しているという。

旅の目的を話し族長の信頼を得て竜の目撃場所を聞き出したライオスは、

これからダンジョンの王になった場合のことを考えると伝えオークたちと別れる。

 

ダンジョン多種多様魔物が住まう豊かだが有限な生態系であり、

危険場所であることさえ迫害された者達にとっては身を守る障壁にもなるが、

その環境は流動的で崩壊する危険性を孕んでいる。

現実世界でも似たようなところはある。

海洋は人の立ち入りの難しい場所ダンジョンであるため自然が多く残っているが

海水温の変動やザルな漁獲規制の影響により様々な魚種が絶滅危機である

陸地はずっと昔から人間の住みやすい平地は田畑に置き換えられ

多くの動植物が人が立ち入るのが難しい深山=ダンジョンに追いやられいる。

ダンジョン生態系で頂点に君臨するクマが増加しており

縄張り争いに負けた者が人里に降りてきて暴れるという構図はオークの略奪のようだ。

そして陸も海も魔物に劣らない興味深い生態の生物が生息してる。

 

ダンジョン飯は3話までは個別生物への興味だったが

4話で激変期にある生態系にまで視野を広げて見せた。

そしてダンジョンの王になったらどうするという問いを視聴者に投げかけた。

視聴者現実生物多様性についても思いを巡らせなければならないのは言うまでもないだろう。

ライオスがこの問いにどんな答えを出だすのか楽しみである

Permalink |記事への反応(0) | 22:11

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2023-10-23

anond:20231023085411

命が繰り返すならば 何度も族長のもとへ

欲しいものなどもう何もない(5周目)

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2023-07-22

「〜の変」「〜の乱」のまとめ(前編)

名称概要
463年吉備氏の乱雄略天皇吉備田狭の妻を奪ったので、吉備田狭は新羅と結託して反乱を起こしたが、失敗した。
479年星川皇子の乱雄略天皇吉備田狭の妻のあいだに生まれ星川皇子が、吉備氏と結託して皇位を奪おうとしたが、誅殺された。
527年磐井の乱朝鮮半島出兵しようとした大和朝廷軍に対し、北九州豪族である筑紫磐井が反乱を起こしてそれを阻んだが、討伐された。
587年丁未の乱仏教布教を巡って、大臣蘇我馬子と、大連物部守屋対立し、戦に発展した。蘇我氏勝利した。
645年乙巳の変中大兄皇子中臣鎌足らが、朝廷壟断していた蘇我入鹿暗殺、続いて蘇我氏粛清した。
672年壬申の乱天智天皇後継者争いが発生し、皇太子大友皇子に対して、天智天皇の弟・大海人皇子挙兵した。大海人皇子勝利して天皇となった。
729年長屋王の変皇族長屋王に謀反の疑いがかけられて兵が差し向けられ、長屋王自害した。藤原四兄弟による陰謀とされる。
740年藤原広嗣の乱藤原四兄弟の死により藤原氏勢力が退潮し、九州左遷されて不満を持った藤原広嗣太宰府挙兵したが、朝廷軍により討伐された。
757年橘奈良麻呂の乱橘諸兄の息子・橘奈良麻呂が、藤原仲麻呂を疎んでクーデターを企てたが、事前に発覚して逮捕され、獄死した。
764年藤原仲麻呂の乱孝謙上皇対立した太政大臣藤原仲麻呂恵美押勝)が反乱を企図したが失敗、討伐された。
780年宝亀の乱朝廷に帰順して功績を上げていた蝦夷族長伊治呰麻呂が、陸奥按察使・紀広純殺害して反乱を起こした。
782年氷上川継の乱天武天皇の曾孫で臣籍降下していた氷上川継が、光仁天皇崩御に乗じて謀反を企んだが、事前に発覚して流罪となった。
807年伊予親王の変藤原宗成の謀反計画が判明し、その首謀者の嫌疑をかけられた伊予親王自死したが、のちに冤罪と認められた。
810年薬子の変平城上皇嵯峨天皇対立が激化し、平城上皇挙兵決断するに至ったが、嵯峨天皇が先んじて兵を差し向け、平城上皇出家した。
842年承和の変嵯峨上皇崩御に伴い、皇太子恒貞親王擁立する側が謀反人とされて失脚、藤原良房の支持を受ける道康親王皇太子となった。
866年応天門の変応天門放火があり、大納言伴善男が「左大臣源信仕業だ」と告発したが、逆に伴善男真犯人だとされて流罪になった事件
878年元慶の乱長年の苛政に不満を抱いた蝦夷の民が蜂起して秋田城を襲撃した。朝廷の軍はいちど敗れたが、蝦夷を懐柔・慰撫することで鎮圧した。
889年寛平・延喜東国の乱関東治安が低下し、群盗の蜂起が相次いだ。その鎮圧に功のあった平高望勢力を広げ、いわゆる坂東平氏の礎となった。
901年昌泰の変右大臣菅原道真が失脚し、大宰府左遷された事件左大臣藤原時平陰謀だとされる。
938年天慶の出羽俘囚の乱朝廷に服属していた蝦夷たちが反乱を起こして秋田城を襲撃した。その後の経過は不明
939年承平天慶の乱東では坂東平氏平将門が、西では藤原一族藤原純友が、ほぼ同時に反乱を起こしたが、朝廷により鎮圧された。
947年藤原是助の乱伯耆豪族藤原是助が、前任の国司だった物部高茂・忠明父子を襲撃した。物部忠明が追討軍を率いて鎮圧したという。
969年安和の変謀反の計画が密告され、それに関係したと見なされた左大臣源高明太宰府左遷された。藤原氏による陰謀だとされる。
986年寛和の変皇太子の外祖父であった右大臣藤原兼家が、孫の即位を早めるために、当代の花山天皇を唆して出家させた事件
995年長徳の変「花山法皇自分恋人に言い寄っている」と勘違いした藤原伊周が法皇を襲撃して左遷された。政敵の伊周が失脚したこと藤原道長が台頭していく。
1028年平忠常の乱坂東平氏の有力者だった平忠常が反乱を起こし、三年に渡って争いが続いた。元・主人の源頼信が追討に差し向けられ、忠常は戦わずして降伏した。
1107年源義親の乱源義家の子である源義親がまず九州、次いで出雲乱暴狼藉を働いていた。平正盛が追討に向かい鎮圧、のちの伊勢平氏繁栄きっかけとなった。
1113年永久の変千手丸という童子鳥羽天皇暗殺を企んでいると密告があり、輔仁親王の護持僧・仁寛が首謀者とされ、流罪となった。
1156年保元の乱後白河天皇藤原忠通派と、崇徳上皇藤原頼長派が対立して戦に発展し、後白河天皇派が勝利した。頼長は死に、崇徳上皇流罪となった。
1160年平治の乱信西の権勢に反発した藤原信頼・源義朝クーデターを起こし、信西を死に追いやったが、のちに平清盛に敗れ、信頼は処刑された。
1180年治承・寿永の乱いわゆる源平合戦平清盛を筆頭とする平氏政権が打倒され、源頼朝によって鎌倉幕府樹立された。
1184年三日平氏の乱平氏都落ちのあと、伊賀平田家継、伊勢平信兼藤原忠清といった平氏残党が蜂起したが、鎌倉軍に鎮圧された。
1189年大河兼任の乱奥州藤原氏の家臣だった大河兼任出羽国で反乱を起こし、藤原氏の残党も取り込んで暴れたが、鎌倉幕府の追討軍に敗れた。
1199年梶原景時の変源頼朝の死後、その腹心だった梶原景時が有力御家人に弾劾されて鎌倉追放された。のちに謀反を企てたが敗れて一族は滅亡した。
1201年建仁の乱梶原景時に恩のあった城長茂が京で兵を挙げ、本拠越後でも城一族が反乱が起こしたが、鎌倉幕府鎮圧された。
1203年比企能員の変将軍源頼家の舅として台頭した比企能員が、政敵北条一族に謀殺され、比企一族も滅ぼされた。それに反発した頼家も将軍地位を追われた。
1203年三日平氏の乱二十年前の三日平氏の乱で敗れた藤原忠清の孫・若菜盛高が再び伊勢伊賀で反乱を起こしたが、幕府軍を率いる平賀朝雅鎮圧された。
1205年畠山重忠の乱平賀朝雅および北条時政の謀略で、彼らと対立していた畠山重忠とその一族が討伐された。直後に時政は失脚し、朝雅も誅殺された。
1213年泉親衡の乱北条氏打倒の企みが発覚して和田義盛の息子などが捕縛された。首謀者の泉親衡は合戦ののち行方くらませた。続く和田合戦きっかけとなった。
1221年承久の乱後鳥羽上皇北条義時追討を宣言して挙兵したが、鎌倉幕府はそれを打倒した。後鳥羽上皇隠岐に配流された。
1293年平禅門の乱平頼綱北条氏の執事として権勢を振るったが、その権勢を危ぶんだ執権北条貞時に討伐された。頼綱とその一族は滅亡した。
1305年嘉元の乱得宗北条貞時の命令として北条時村が誅殺されたが、続いて「それは北条宗方による陰謀だった」として宗方が誅殺された。
1325年安藤氏の乱津軽で起きた蝦夷の反乱と、蝦夷代官安藤氏のお家騒動が重なり、それを幕府が上手く調停できなかったため内乱に発展した。
1324年正中の変後醍醐天皇の側近たちが鎌倉幕府打倒を計画したとされ、日野資朝佐渡流罪となった。後醍醐天皇は不問となった。
1331年元弘の乱後醍醐天皇鎌倉幕府打倒を計画し、いったんは失敗して隠岐へ配流されたが、その後に盛り返して幕府を滅ぼした。建武新政が開始された。
1335年中先代の乱最後得宗北条高時の息子である北条時行が幕府再興を掲げて挙兵、いったんは鎌倉占領した。足利尊氏に追討されて時行は逃亡した。
1336年建武の乱後醍醐天皇と、そこから離反した足利尊氏の戦い。尊氏勝利して室町幕府が成立するも、後醍醐天皇吉野に逃れて南北朝時代が始まった。
1366年貞治の変室町幕府で権勢を振るった斯波高経斯波義将父子が、周囲の不満の高まりにより失脚した。追討の軍が送られ、斯波氏の領国は没収された。
1375年水島の変九州派遣された今川了俊が、同じ北朝少弐冬資と対立したため、彼を暗殺した。了俊の仕打ちに反発して島津氏大友氏などが離反した。
1380年小山氏の乱鎌倉公方・足利氏満下野守護小山義政が対立し、小山氏が滅ぼされた戦い。小山義政は自害したが、遺児・若犬丸はその後も抵抗を続けた。
1387年小田氏の乱常陸小田氏が小山若犬丸を匿っていたことが発覚、鎌倉公方・足利氏満小田氏を討伐した。小田氏は降伏し、所領を没収された。
1389年土岐康行の乱有力守護の弱体化を図る将軍足利義満が、土岐氏の後継争いにつけこんで当主の土岐康行を討伐した。康行はのちに許されて伊勢守護となった。
1392年明徳の乱一族で十一カ国の守護となり権勢を誇った山名氏が、将軍足利義満挑発に乗って反乱を起こしたが敗れた。山名氏の所領は三カ国まで減らされた。
1395年田村庄司の乱白河結城氏と対立していた田村庄司氏が反乱を起こし、そこに小山若犬丸が逃げ込んだことで、鎌倉公方・足利氏満が出陣して田村庄司氏を滅ぼした。
1399年応永の乱六カ国の守護である大内義弘が将軍足利義満対立鎌倉公方と手を結び、土岐氏山名氏の残党と手を結んで挙兵したが敗れた。義弘は戦死した。
1411年飛騨の乱飛騨国司姉小路氏は三家に分裂しており、その内紛から姉小路尹綱が挙兵幕府の追討軍によって鎮圧された。尹綱は戦死した。
1413年伊集院頼久の乱島津家後継者争いをきっかけに、当主島津久豊対立した重臣伊集院頼久が反乱を起こした。一進一退の末に両者は和睦した。
1416年上杉禅秀の乱関東管領を更迭された上杉氏憲が、諸将を味方につけて鎌倉公方・足利持氏に反乱を起こした。幕府が持氏を救援し、氏憲は敗れて自害した。
1422年小栗満重の乱室町幕府鎌倉公方が対立するなかで、幕府と結びついた小栗満重などの北関東武将が、鎌倉公方・足利持氏に対して挙兵したが鎮圧された。
1423年越後応永の乱室町幕府鎌倉公方が対立するなかで、幕府側の越後守護上杉頼方が、鎌倉公方側の守護代・長尾邦景を討伐しようとしたが、邦景が勝利した。
1429年大和永享の乱幕府との結びつきが強い筒井氏と元・南朝越智氏の長年の争いが激化し、最終的に室町幕府の追討軍に越智氏は敗れた。
1438年永享の乱鎌倉公方・足利持氏関東管領・上杉憲実の対立から室町幕府が持氏討伐を決めた。派遣された追討軍に敗れた持氏は自害した。
1441年嘉吉の乱三カ国守護である赤松満祐が、酒宴に招いた将軍足利義教暗殺した。幕府軍の追討により赤松氏は滅亡した。
1443年禁闕の変南朝復興を唱える勢力御所を襲撃し、三種の神器のうち剣と勾玉を奪った。すぐに幕府軍鎮圧されたが、勾玉は奪われたままとなった。
1455年享徳の乱足利持氏の息子・成氏により鎌倉公方が復活したが、関東管領との争いも復活してしまい、二十八年にわたって両者が争った。最終的には和睦した。
1457年蠣崎蔵人の乱陸奥国田名部の領主・蠣崎信純が反乱を起こし、南部氏がそれを鎮圧した。蠣崎信純は北海道に逃れて、のちに勢力を築いた。
1457年長禄の変赤松再興を目指す赤松氏の遺臣が、禁闕の変で奪われた勾玉を奪還した。その功績により赤松氏は再興を許された。
1467年応仁の乱畠山氏の跡目争い、斯波氏の家督交代、赤松氏再興、将軍の後継問題などから東軍細川勝元西軍山名宗全が戦った。東軍有利で和睦に終わった。
1476年長尾景春の乱関東管領・山内上杉氏の家臣・長尾景春が待遇への不満から挙兵したが、太田道灌によって鎮圧された。これをきっかけに享徳の乱も和睦に向かった。
1479年毛利次郎の乱赤松氏らの支援を得た因幡国人毛利貞元などが、山名氏に対して反乱を起こした。鎮圧されたが、国人たちの勢力は保たれた。
1486年江戸城の乱谷上杉氏の当主上杉定正が、麾下の名将・太田道灌を誅殺、その居城である江戸城占拠し、道灌の息子の太田資康を追放した。
1487年長享の乱享徳の乱を経て、関東管領の山内上杉氏とその分家の扇谷上杉氏が対立し、太田道灌誅殺をきっかけに戦乱となった。最終的に扇谷上杉氏が降伏した。
1487年長享・延徳の乱将軍足利義尚が自ら軍を率いて近江守護六角氏の討伐に向かったが陣中で病死した。後を継いだ足利義材が再び六角討伐を行った。
1489年山名新九郎・小太郎の乱伯耆守護山名元之の息子である山名新九郎らが、赤松氏の支援を得て伯耆守護山名尚之に反乱を起こしたが、鎮圧された。
1490年佐竹の乱佐竹宗家と以前から断続的に争っていた佐竹庶流・山入氏らが、佐竹義治の死去を機に佐竹氏の本拠攻撃したが、最終的に山入氏は滅ぼされた。
1502年伊庭氏の乱長享・延徳の乱の後、近江守護に復帰した六角高頼に対し、近江守護代・伊庭貞隆が二度に渡って出奔挙兵するが、最終的に鎮圧された。
1507年永正の乱越後守護代・長尾為景が謀反、越後守護上杉房能とその兄である関東管領・上杉顕定を敗死させた。関東管領の後継争いか関東を二分する戦いに発展した。

「〜の変」「〜の乱」のまとめ(後編)

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2023-06-18

anond:20230618091805

不勉強のなのでエルフ発情期に関する文献は知りませんが、

ただエルフが登場する物語には必ず共通点があることを知っています

 

エルフハーフエルフが登場するということです。

 

現代エルフの原点であり初出であるホビットの冒険指輪物語からして半エルフが登場します。

映画ロード・オブ・ザ・リングをご覧になった方には記憶に残っているかもしれませんが、

裂け谷のエルロンド(マトリックスエージェント・スミス役のヒューゴ・ウィーヴィング演じていた)がそうです。

まり人間エルフは交配が出来るということです。

エルフであるエルロンドはエルフであるガラドリエルの娘ケレブリーアンと結婚して3人の子供、

エルラダン、エルロヒル、そしてアルウェンを産みます

御存知の通りこのアルウェンこそ野伏の族長アラゴルンのちのエレッサール王の婚約者となる人です。

彼女は王が戴冠したのち結婚し、世継ぎであるエルダリオン他、複数の娘を産んだと伝えられます

 

このようにエルフ人間自由に交配し子をなすことが出来ます

このような事例から考えると人間エルフはかなり近い発情周期のようなものを持っていたのではないか

と推測することを私は選択します。

 

エルフの話に戻ります

指輪物語における半エルフとは超常的で、特別能力や才能、美しさを持った存在として祝福されています

そのおとぎ話的な世界現代の世相を反映させた様々なバリエーションファンタジー作品米国では誕生します。

エルフという点で着目すると「ドラゴンランス戦記」などがその代表と考えることも出来ます

主人公ハーフエルフのタニス

彼はエルフの村で育ちますが、その出生ゆえに祝福された存在ではありませんでした。

彼は戦争の際に、人間レイプによってエルフ人間との間に生まれた忌むべき存在だったのです。

彼は、このことで常に葛藤を抱き、エルフ社会に属すことが出来ず結局村を出て人間社会の中で埋もれるように生きることを選択します。

彼は、そこで髭を生やし尖った耳を目立たさせぬよう、エルフとしての特徴を見出さねられないように振る舞います

彼の心は常に葛藤し、エルフ人間、どちらにもアイデンティティを見いだせないまま生きることになります

これは当時のアメリカが抱えていた人種間におけるハーフ存在ハーフが抱える問題ファンタジー世界投影させたものです。

さて、主人公のタニスは無理やりの性交によって生まれ子供です。

もしも、エルフ人間発情周期のようなものが著しく異なっている場合にこのような不幸が起こる確率はどの程度のものなのでしょうか?

そういうふうに考えると、人間エルフ発情の振る舞いは似たようなものなのかもしれません。 

個人は以上のようなことを妄想しながら、エルフ発情とは人間に近いものなのではないか?と思っています

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2023-06-13

酷い漫画台詞説明しているとかいう説の信憑性調査してみた

「マンガが描けない人」のマンガは、セリフで説明してるので、何が展開してるか分からない。……状況を確認せねばならないので、疲れが溜まっていく。 - Togetter

全部コイツが悪い

[第40話]僕の武器は攻撃力1の針しかない - 上之心々/ナベツヨ | 少年ジャンプ+

族長がいい匂いをするシーンは台詞説明しているけどなんかい匂いがしそうな雰囲気なので完璧

今まで見せなかった表情を見せるシーンは今まで見たことない顔をしているので完璧

レベル150のシーンはマヌルのレベル25との違いが出ているので完璧

おにぎりが美味いシーンはシャリが優しく解けて鰹出汁の風味が効いている感じが出ているので完璧

マヌルが世界に受け入れられる物語という太い幹を感じるので完璧

やはり、針太郎は超名作だ!


[18:]ゲー魔王 - 普津澤画乃新 | 少年ジャンプ+

デスクにスゴスギが居ないと言われないとスゴスギのデスクだと分からない

セリフばかりの会議シーンは文字必死に追う必要があるので駄目

ゴスギと師匠の会話もひたすら文字ばかりだ

初日1000万DLという快挙のはずなのに淡々とした空気

氷取沢っぽくないかで氷取沢のその後をセリフ説明

やっぱおもろいわの画面で全然面白くなさそうなゲーム画面

パクリやないことが分かる理由を絵で読者に説明できてない

はぁ~~~やっぱオクトラは偶然上手くいっただけだったか~~~最初の3話ぐらいは期待してたけど最近はもうアカンな~~~


うん!

この仮説は間違いなく正しい!

というかもう定説と言っていいな!

いい漫画とわるい漫画区別がこんな明白になるとは

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2023-02-23

anond:20230223185641

群馬でウェケレレ族の成人儀式を見た後、宴会に参加したけど猪とか熊とか雉とかをフジワラトウフと苺と煮込んだ料理おいしかったよ。特別族長しか食べられない猪のペニス睾丸も食べた。美味しかったけど、札束で現地の文化を踏みつけているみたいな罪悪感を感じたので、普通に山の牡蠣メニューで出ればいいのにと思った。民族衣装女の子かわいい

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2023-02-01

金の国、水の国の感想

・良かった点

背景がとても綺麗でしっかりとした衣服や装飾品の細かいところまでの描写かgood

ヒロイン主人公性格の良くあまり不快になる表現が少ない

主人公土木設計士とあまり見なかった設定

・良くなかった点

盛り上がりに欠けるというか良く言えば王道的で次の展開が予測やす

族長矛盾した行動(家族が離れると言いつつヒロインに対する扱いはクソ雑)

原作は未読です

2時間キレイにまとめるためにちょっと駆け足だったところはあったと思います

75点くらいの映画でした

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2022-11-27

ドラガリアロストの感想(イベント2019)

サーカステントで夢の時間を」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  帝国兵に追われる一行を助けてくれたサーカス団のアンネリーエとフリッツ

  助けてくれたことと聖城でサーカス披露してくれたことへのお礼のため一行はフェスティバルのために一時的サーカス団員としての活動を始める。

  フェスに向かう途中、フリッツ盗賊団をやっていた過去が明らかになるも、アンネリーエは出自過去関係ないととく。

  過去にアンネリーエが父親から団長の座を継いだ時に引き抜きをかけたライバルサーカス団の妨害、そして彼等の起こした魔獣騒動の後始末などを経て、アンネリーエのサーカス団はフェスを優勝し、団員たちも戻ってくるのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  アンネリーエ「人の出自過去舞台では関係ないって言ったでしょ?」

  部下のフリッツが元盗賊だったことが判明した時、自分ある意味裏切った元団員達が帰ってきた時と繰り返し使われたセリフ

  アンネリーエの大物感が伝わる良いセリフ

 ・印象に残ったキャラ

  アンネリーエ。

  サーカス団の団長として、ドラゴンテイマーというパフォーマーとして、キス魔女の子、若くして父親から団長の座を継いだことを不安自身がない様、と幾つもの顔を見せてくれた可愛いキャラだった。

  特に団長としてフリッツや引き抜かれた元団員達を許すシーンは尊大雰囲気でそれでいて可愛くて好き。

 ・感想

  面白かった。アンネリーエというキャラの魅力を描くこと一辺倒になっているのだけど、それをちゃんと書き切っててとてもよかった。

  ドラゴンテイマーというパフォーマーとしての魅力、それから舞台の外ではキス魔で誰からわずほっぺにキスをするエッチなところ、団長として全員を許す優しいところ、親から立場を継いだことを不安がるところ、どれも多層的なキャラ付けになってて可愛い

  元団員が戻ってくることをあっさり認めるところは特に良くて、自分はこういう時にぐちぐち色々なことを連呼しそうなタイプなので憧れる。

  あとエルフィリスがキス魔に動揺するところめっちゃ良かった。

郷愁の空に咲く大輪の華」

 ・5段階評価:1

 ・あらすじ

  夢で見たお告げのためにホウライという街に向かう一行は、仙花焔職人のスオウと出会う、

  彼は春節お祭りのために仙花焔を作っていたのだが今年は竜脈泉のマナが枯れてしまったため上手くできないという。

  竜脈泉の様子を見にいくと、たしかマナが枯渇しておりその影響で魔獣がホウライの街を襲おうとしていた。

  そこに街を作ったドラゴンホウライからのお告げを受けて帰ってきた風来坊のクガイと再開する。

  彼と共に再び竜脈泉に向かうと、マナを食い荒らすヴァルファレールが復活していた。

  ホウライ様と100年前からの仲間であるキリン族のジョフクがヴァルファレールの周辺のマナを仙花焔の技術により取り除くことで打ち倒せると助言する。

  ホウライ様とジョフク様の助けにより街は守られ、スオウの仙花焔が夜空を彩るのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  クガイ「子とは、親を超えるものです。」

  意味深セリフだったが、文面以上の意味はないのかなあ。

 ・印象に残ったキャラ

  特になし。

 ・感想

  色々と設定が出てきたが、スオウの家族エピソードがどうにも上滑りしてしまい、のめり込めなかった。

  故郷大事ものから、そこの住む街の人や全部を大切にしようという言いたいことはそりゃ大切なんだけど、もう少しそれを実感が持てるように描写して欲しかった。

  スオウ、クガイシャオレイリンユー、ジョフク、ホウライキャラが多いせいで、特にシャオレイリンユーは状況説明セリフしかなく、キャラがいる意味が汲み取れなかった。

  ジョフクやホウライといった圧倒的な強者が出てきて解決する展開も、それながらクガイやスオウが人間的な非超越者的な目線で語るところも、対比になってるように感じれず、総じて薄味だったと感じた。

舞姫と魔竜の円舞曲

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  死を司るタナトスに攫われ彼のためだけに舞を踊らされ続けていたフェリーチャを助け出したドラゴンファントムタナトスから逃げる最中にユーディル一行と出会い行動を共にする。

  ムムはファントムフェリーチャを助け出したのは同情ではなく恋心にあると見抜くが、ファントム自身過去経験とフォレスティエとドラゴンという種族の差から身をひこうとする。

  故郷に帰ったフェリーチャだが、タナトスの手によって壊滅していた。

  タナトス独りよがりな愛を否定し、ファントムフェリーチャは共に生き続けることを誓うのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ファントム「頼む…… 俺に気づかせないでくれ。愚かな夢を抱いていることを……。」

  フォレスティエに恋をしてしまったドラゴン自身気持ちに気付きたくないと独白するシーンのセリフ

  ドラゴンとそれ以外の愛はドラガリアロストの根幹だけにそれを悩むのはらしいシナリオでよかった。

 ・印象に残ったキャラ

  ムム。

  愛に生きるドラゴンの先輩としてファントムに道を示すところが印象的だった。

 ・感想

  面白かった。大人しそうだけど舞が得意なフェリーチャと、独りよがりでそれを独占するタナトスと、ただただ自由に日の下で踊る彼女がみたいだけのファントム三角関係ものだった。

  何より過去経験から愛に素直になれないファントム可愛い。恐ろしい見た目なのに可愛いと思わせるのはまさにシナリオの力だった。

  レギュラーキャラも、同じく愛に生きるドラゴンの先達としてムムが大活躍したのも、ゲストキャラを立てるだけでなく、レギュラーキャラキャラ立ちを補強する良い展開だった。

  最後に二人がハッピーエンドなのも好みだし、好きなシナリオだった。

コールブヒストリア」

 ・5段階評価:保留

 ・あらすじ

  異端異端審判者を名乗るクーガーとその相棒ハインヴァルトが突如村中の人間が一人の少女ラトニーだけを残して消えた事件を追うために聖城近くの禁断の図書館情報収集を始める。

  調査の結果、村の人々は禁断の図書館に本として納本されていた。

  呪いを解くために調査継続した結果、ラトニーこそが全ての元凶であるニャルラトホテプのものであった。

  ハインヴァルトの機転により窮地を脱し、村の人々も解放したが、偏在するもう一人のニャルラトホテプハインヴァルトと同化する。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  とくになし。

 ・感想

  決め台詞を噛みがちなハードボイルドになりきれないクーガーと、魔術の研究のために本を読むのが好きなハインヴァルトのコンビはどことな仮面ライダーWぽいのが面白クトゥルフシリーズの初回シナリオ

  ハインヴァルトがニャルに身体を乗っ取られて終わるという、びっくりするぐらい話が途中なので感想の書きようがない。ラトニーに関しても本人としての登場は一瞬で、殆どがニャルによる変身だし。これからシャドウオーバーメイデン、晩夏使者に続いていくんかな?

  男性同性愛二次創作を好む人たちにヒットしそうなキャラ造形だけど、この辺は当時の熱も込みで楽しみのは難しいなあ。

  何にしても続きを読んでから感想は書きたいな。点数も保留。

希望友情エッグハント

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  フォレスティア達のお祭りスプラウトバンケットに参加した一行。そこでリュカは幼馴染である次期族長候補ララノア、アロマ研究に長けたシャストと再開する。

  他種族ヒューマンであるユーディル一行が参加することに難色を示す族長たちの意見を変えるために、お願いを叶えてくれるエッグハントに参加することに。

  アートを学びたいフルルと協力しながらゲームを進めていくが、タマゴを魔獣に奪われて困っているドラゴンのシームルグを助けるためにエッグハントを中断する。

  無事卵を取り返すも、エッグハントに優勝できるのはただ一人。リュカエッグハントの優勝によるお願いでの命令で他種族間の仲を取り持つのをヨシとせず、フルルに優勝を譲る。

  しかし、シームルグを助けた功績からユーディル一行はフォレスティアに認められることになる。

 ・印象に残ったセリフ

  特になし。

 ・印象に残ったキャラ

  シャスト。

  研究のためなら族長たちの無茶な命令も聞いてきた、ってくだり、絶対エッチなこともされたに違いない……

 ・感想

  ララノア、シャスト、フルルリュカと四者四様の願いを、ユーディルの王の立場から差配していきつつ、ドラゴン問題解決してて、短いシナリオの中にいろんな要素が詰まってて良かった。

  特に種族に関するお話は今後も出てくる要素だし、ほんわかしたお話の割に結構重要だったのかも。

  ただ、要素が多い分薄味なのも事実で、まとまってはいものの、もう少し濃い味のシナリオの方が僕は好きかな。

「仙境の空へ」

 ・5段階評価:4

 ・あらすじ

  キリン族が過去に使っていた伝説に道具仙宝を封印して回っているキリン族のサンゾウと弟子ヒューマンゴクウ出会う。

  ゴクウが仙宝の力に飲まれ暴走してしまうも、サンゾウは師匠として何度でも導くことを誓う。

 ・印象に残ったセリフ

  サンゾウ「私は私を信じます。私の……私たち未来を信じます!」

  ゴクウとの関係を悩んでいたサンゾウが良い意味で保留して未来を信じると誓う言葉

 ・印象に残ったキャラ

  サンゾウ。

  疑似家族ものが好きなので、親代わりってキーワードだけで好き。

  それだけじゃなく、親としての自分と、師匠としての自分狭間で悩む姿が良き。

 ・感想

  シナリオ構造としていては単純で登場人物サンゾウとゴクウの二人だけとシンプル

  それだけにサンゾウの気持ちや、ゴクウ気持ち描写が多くて満足。

  特にサンゾウの親代わり兼師匠という立場に悩むくだりは可哀想だった。

  二人の関係値は続きがあるみたい。まあ西遊記モチーフなのに堺正章夏目雅子、おヒョイさんの三人しか登場しないわけないからそりゃそうか。

工房に響け!三姉妹の絆」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  偉大な父の跡を継ぎ武器を作る鍛冶屋を営む三姉妹

  ユーディル一行の元で鍛冶屋をするが、地元で決着をつけそこなていたロッカ族のラズリーと鍛冶の実力を比べるため大会に参加する。

  三姉妹は熊型のドラゴンアルクトスとのトレーニングでより力を付ける。

  ラズリーとの勝負に勝った三姉妹は偉大な父親を超えるため今後も鍛冶の腕を磨くのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  特になし。

 ・印象に残ったキャラ

  ルジィナ。

  末っ子なのだけど、唯一父親から鍛冶の才能を受け継がなかった、と本人が思い込んでる思い込みの激しい子。

  実際には鍛冶の水で締める工程の才能を継いでおり、次女と長女の工程の間を繋ぐ大事ポジション

  空回りしてる様が可愛かった。

 ・感想

  三姉妹の微笑ましいやりとりが続くほんわかのんびりストーリー

  特に自分だけ才能を継いでないと誤解して空回りしてた三女のルジィナが可愛かった。

  三姉妹それぞれの可愛いを描くのが主題で他のことはおざなりだけど、ソシャゲシナリオとしては僕はこういうものだと思うし好きだ。

  ただこのゲーム、なんらかの大会に参加するシナリオ多くね?

トレジャーアイランド!」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  宝探しに島にやってきたユーディル一行は、宝を守っていたエルモ、それを奪おうとするタコ魔獣のバルバリア出会う。

  バルバリアに宝を奪われてしまい圧倒されるも、歌で魅了するドラゴンセイレーンの強力でそれを倒す。

  セイレーンは見返りにライブを開きたいと提案する。

 ・印象に残ったセリフ

  とくになし。

 ・印象に残ったキャラ

  とくになし。

 ・感想

  ソシャゲあるある夏のイベント水着実装キャラの紹介になるから薄い、の典型的シナリオだった。

  水着キャラの紹介と状況説明が大半でお話しらしいお話しがなかった。

  とはいえ、その水着キャラに僕の好きなジュリエッタがいたのでそこは良き。

  ジュリエッタ好きなんだけど、ここで話がほぼほぼ終わりなんだよなあ。

  エルフィリスとの関係がなにか進展するエピソードを見たかった…… 見たかったなあ……

「MelodiousSummer♪」

 ・5段階評価:2

 ・あらすじ

  従者であるためと言い訳をして水着で楽しむことが出来ないでいるクラウだったが、セイレーンの歌を楽しむ姿勢に感化し、夏を満喫するのだった。

 ・印象に残ったセリフ

  クラウ(思い出せた…… とてもとても大事言葉)

  長い時を生きるクラウは嬉しかたことも忘れてしまっているのだけど、それを思い出す一幕から

  忘れるって寂しなあ。

 ・印象に残ったキャラ

  クラウ

  ヒューマンとは異なる寿命を生きることの寂しさ、長く生きると楽しいことも忘れてしまう寂しさなど、もの悲しいエピソードから前向きになる展開で可愛かった。

 ・感想

  クラウ可愛い可愛いシナリオだった。

  主役のはずのセイレーンを食ってしまうほどにクラウの出番が多く、ドラガリの全体的なシナリオにもかかっている展開だった。

  とはいえ水着ガチャキャラ販促という側面はモロ見えで、シナリオの縦軸は薄く、キャラ萌え全振りなのもそれはそう。

  まあでもクラウ可愛いのは事実から仕方ないね

クロノス廻る運命の針」

 ・5段階評価評価不能

 ・あらすじ

  時を操るクロノスというドラゴン出会うユーディル

  今までのやり直したい過去に向かうが、度々アスラムと名乗る謎の男に邪魔をされる。

  仮面をつけたゼシアのところへタイムスリップしたところでクロノスが本性を表す。

  アスラム時間移動した起点である未来へ飛ぶも、そこではユーディルに全てを殺されたと語るナームがいた。

  クロノスを倒すも、この未来で何があったのかはわからないままだった。

 ・印象に残ったセリフ

  ユーディル「そして、あの厳しくも優しい眼差し

  アスラムを正体を察しての言葉

  本編中ではずっと敵でほんわかエピソードがないのでこう思ってたんだなあとしんみりした。

 ・印象に残ったキャラ

  アスラム

  時を巡って孤独な戦いに身を投じるの、格好いいけど悲しい。

  その後の時系列キャラストーリーで描かれてるんだけど、めっちゃ鬱いシナリオでかわいそうだった。

 ・感想

  正直よくわからんかった。

  ユーディル達が負けた未来からやってきたアスラムクロノスとが交差するんだけど、この未来の話が何かあったこしかからモヤモヤする。

  普通にインストリー時間軸も繋がってるしで、イベントストーリーだけどこれ単品でどうこう言うエピソードじゃない感じかな。

  アスラムキャラエピソードとも絡んでるしで面白いけど、複雑だ。

シャドウオーバー・メイデン」

 ・5段階評価:3

 ・あらすじ

  コールオブビブリアの続編。

  突如姿を消したラトニーを追って不老不死の村ティンソムの村へ向かうクーガーとハインヴァルト。

  村に向かう途中でラトニーを回収し、むらに宿泊することになる。

  その村ではアーカーシャという司祭が暗躍していた。

  クーガー達は彼女の目論見がラトニーの内に眠るニャルを使った何かであることを見抜き、暗躍を阻止する。

  そしてハインヴァルトの内に眠るそれもまた……

 ・印象に残ったセリフ

  クーガー「辛くなったり、悩んだりしたら、とりあえず笑っちまえ。」

  内に眠るニャルに怯えるラトニーを励ますクーガーのセリフ

  直球でベタメッセージだけど、まだ何も悪いことは起きていないという前置きありきなのが印象強い。

 ・印象に残ったキャラ

  ハインヴァルト。

  ニャルを乗りこなしてる感が強キャラムーブだなあ。

 ・感想

  クトゥルフシリーズ第2部、ユーディル一行が登場しないのはここまでだと初めてかな。

  Permalink |記事への反応(2) | 12:26

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2022-09-06

anond:20220906001958

https://twitter.com/st_amalberga/status/1565603539270791168

あまる

@st_amalberga

ロード・オブ・ザ・リング 力の指輪見てるのだが。エルフ黒人が居たり、ハーフフッド族長だけ黒人だったり、なんだこのキャスティングは?! もうポリコレ配慮雰囲気種族統一感ぶち壊しは止めて欲しいですわぁ違和感有りまくり全然話に入り込めない #ロード・オブ・ザ・リング力の指輪

午後4:32 ·2022年9月2日·TwitterWeb App

既にあんまり関係ないけど、根っこのこれに関しては、そもそもエルフ」と「オーク」という区分事態原作人種差別世界観を元にしていて、「オーク」というのは有色人種モデルにしているというのもよく言われる話なので、黒人エルフ出せばいいって問題じゃない気がするけどな。

醜いエルフと美しいオークを出した方がいいのでは?

その点、日本人を猿として描いた(作者は否定しているが、まあ文脈的に明らかだろう)「猿の惑星」は、現代版として「差別され続けた猿が人間復讐する創世記」を描くっていうのが上手かったよね。エリート黒人上司が悪役っていうのも面白かった。

Permalink |記事への反応(3) | 09:08

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2022-08-02

anond:20220801153406

うろ覚えなんだけど「BASARA」がまさに組織的ななんかだったような

主人公は姫というか族長の娘かなんかなんだけど、敵が攻めてきた折自分以外の親兄弟が全員殺されちゃって、自分兄貴に成りすまして自分の族を率いることになる、みたいな話

で、敵の族長と女の姿をしてるとき出会い、お互い敵味方であることを知らずに仲良くなってしまう、なんて少女漫画っぽいシチュもあったり

Permalink |記事への反応(0) | 06:44

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anond:20220801153406

うろ覚えなんだけど「BASARA」がまさに組織的ななんかだったような

主人公は姫というか族長の娘かなんかなんだけど、敵が攻めてきた折自分以外の親兄弟が全員殺されちゃって、自分兄貴に成りすまして自分の族を率いることになる、みたいな話

で、敵の族長と女の姿をしてるとき出会い、お互い敵味方であることを知らずに仲良くなってしまう、なんて少女漫画っぽいシチュもあったり

Permalink |記事への反応(0) | 06:44

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