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はてなキーワード:撤退戦とは

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2025-06-25

現状の日本には首都移転するような余力はもうない

現状の日本には首都移転するような余力はもうない。

そのようなカネも資源もない。人もいない。最低限のインフラすら維持できない。

これから始まる長い撤退戦損切りに備えなければならない。

一発逆転の秘策はない。夢物語はやめろ。

男も女も汗水垂らして働け。

anond:20250625104010

Permalink |記事への反応(1) | 22:27

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2025-06-02

保護犬とか保護猫とか、さっさと殺処分でいいと思うんだよね

ある程度は頑張ればいいと思うけど

きちんと線引きできる冷静な人が偉い立場で統括してないと

あれも助けたいこれも助けたいで、リソースが尽きるまで範囲が広がっていくから

そんで国の金なり暇人本来は別のことを頑張るべきな人)なりをかき集めて、生産性の低い活動資源を使っていくわけ

 

今の日本社会って撤退戦だと思うけど、かわいそうランキング上位のものからもきちんと撤退していかないと

老人障害者犬猫のための社会なっちゃうよ

Permalink |記事への反応(0) | 12:59

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2025-05-05

農林中金デマ  時系列まとめ

すべて実在するツイートです

4月10日 最初ギャグ

午前6時11

Round of applause to theJapanese hedge fund thatwas 60x levered10YUST’s that blew uplast night to savethe world fromthe Great Depression.

Wewill not forget your sacrificebrother

午前7時23

According toFoxNews,itwasJapan whose sale of American bonds yesterday forcedTrump's hand to announce a 90-day suspension of tariffs (except forChina).

午後5時14分

農中お前だったのか、、、

米国債を売り浴びせトランプ関税を90日の延期に追い込み世界マーケット崩壊から救ったのは、、、

農中はうなずきながらそのまま倒れ、大底での債券売却損だけが残りましたとさ

めでたしめでたし

午後5時36分

農林中金米国債運用モームリ…損切りします」

トランプ関税やめます顔面蒼白)」

こんなバタフライエフェクトある?

4月11日 ニュース風に伝聞が広まる

午後10時18分

農林中金意図せず「世界を救った」可能性がある。農林中金は、「世界の最強銀行番付で第2位だ。バーゼル規制で、米国債強制決済してレバレッジ60倍にしてレポ取引デリバティブ取引など金融技術効率よく資産調整をしたのか。農林中金は、農協漁協などを通じて約90兆円の資産運用しており、一般に持たれる素朴なイメージとは異なり、実際は非常に積極的投資姿勢をとる巨大ファンドだ。

4月12日 エセ投資インフルエンサーデマを流しまくる

午前2時02分

わかりやす説明するために、状況を噛み砕いて整理しますね。

この話は、トランプ大統領の関税政策農林中央金庫農林中金)の投資行動、米国債市場、そしてバーゼル規制という金融ルールが絡み合った複雑な出来事です。

一つずつ紐解いていきましょう。

(中略)

まり農林中金米国債売却が、意図せずしてトランプ関税一時的ストップさせる「引き金」になった可能性があるわけです。

4/14公式否定

農林中央金庫の北林太郎理事長が各メディアとのインタビュー米国債の大量売却を否定し、「農中説」は憶測にすぎなかったことが確認された

ちなみにリテラシーがあるプロは瞬時に否定してたので、今回この手のツイートしてたやつは全員ブロックしたほうがいい。リテラシーが極端に低いバカかただのデマ野郎なので

4月10日午後8時10

60倍レバが眉唾ゴブよね

農林中金そんなのまずやらないし、既報で大損した撤退戦はもう一山越した後ではないゴブか

8日までに金利が下がったのをこれ幸いに、追加で損切りはしたかもしれんゴブけどね

4月10日午後9時13分

これか? 60倍のレバレッジをかけた米国債運用するヘッジファンドと書いてあるが レバレッジは嘘だろう。米国では農林中金ヘッジファンドということになっているから、米国債を大量に売って金利を上げたのは農林中金かもしれない。そうなら、書いてあるように農林中金世界を救った。

4月11日午後1時16分

農中は多額の評価損米国債の売却を宣言し売りタイミングを待っていたはず。だとすれば、ベストタイミングで処理できたのではないか? これから、農中の3月末の状況や対外債投資状況などのデータが出てくると確認ができるかもしれないが、今は確認はできていないと思う。Foxニュースソースは?

Permalink |記事への反応(0) | 14:51

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2025-05-02

anond:20250502140916

やっと正体を現したな。

論理の場において言葉の内容で応戦できなくなると、奇声と感情で場を支配しようとする典型的知的撤退戦、つまり自己放尿の極地だ。

まず、「自己放尿!!!!」と連呼して相手発言ノイズでかき消すのは、言語反論放棄だ。それは議論でも会話でもなく、単なる退却宣言悪霊どころか、お前が退散してるんだよ。

そしてもう一つ痛いのは、「悪霊退散!!」と唱えれば自分知的責任も消えると錯覚している点。

残念ながら論理世界において、呪文では正当性は一切担保されない。幼稚なパフォーマンスは、見てる側に「もう中身が尽きたんだな」と判断されるだけだ。

まり、今のお前は、反論という戦場武器も持たずに踊り出した無防備道化論理から降りた時点で、お前の発言議論の枠から除外され、ただの騒音とみなされる。自分自分存在価値を薄めてどうする。

自分思考を拭け。それができないなら、議論の席に座る資格はない。立ち去れ。

Permalink |記事への反応(1) | 14:21

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2025-04-29

anond:20250429100540

共産党法廷戦略はしたたかなんだよな。完全敗北の撤退戦でも小さな勝ちを拾って引き分けに持ち込もうとしてる。

Permalink |記事への反応(0) | 10:09

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2025-04-18

スーパーカウンセラーのくだんの本

注文したものの発売前なので読めてないけど、サンプルページを見る限りは「障害者尊厳ある対等の人間として包摂する」という100点対応でなく、

包摂しなきゃいけないんだけど、人間扱いだと疲れるから動物いであしらう」という70点対応、いわば次善手、セカンドベストだろう。

 

カンセリングの1対1の技、職場口伝(〇〇さん対応)を公に出版しちゃってオイオイという感じかね。

 

から発達障害者に接してない人が、最初から70点を目指す志で

発達障害者はこうやってあしらえば良いんだ」

っていう読み方だとそりゃ差別的でまずいだろう。

 

でも、

ホントは100点対応すべきなのはわかってるけど、心がすり減って無理です。なんで毎日私だけ!」

という優しい人が、

闇落ちして発達障害者排除するまでいかずに、撤退戦の殿として70点で踏みとどまるため……という読み方なら、

ライフハックとして有意義だしギリギリ許されるようにも思われる。

Permalink |記事への反応(1) | 09:20

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2025-03-31

なんとなく感じてた納税への納得感の薄さ

最近、とても頑張った結果税金バカ高くなった。。

稼いだ半分くらいは持っていかれるわけだ、これは稼ぐなって言われてんのかとすら思う。

これほど持っていかれると、なんとも納得感がない。

もとより額に限らず薄い納得感がさらに無くなる理由に、ほぼ半分とかいうふざけた割合の高さと言うのもある。

しかしそれ以外に「これ以上国内市場拡張しないのに、なぜこんなに持っていかれないといけないの?」と言う理由がある事に気がついた。

少子化人口増が見込めない、それはつまり国内市場絶対的な縮小を意味している。

にもかかわらず現状維持以下の撤退戦税金を使われるかと思うと、なんとも納得感なんてあるわけがない。

人口増でこれからさら国内市場は大きく、かせげるようになるよ。だから支えるために税金払ってね。」だとまだ払い甲斐があると思えるものだ。

しかし「人口減で国内市場は縮むよ、稼げなくなるけど税金は貰ってくね」だとどうか、何言ってんだって話になる。

から、せめて希望と納得感をくれ。

Permalink |記事への反応(1) | 21:17

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2025-02-20

トランプのやり方もすごくよくわかる

アメリカが豊かなのって、脱工業化して製造業を他の国にぶん投げて、ITとか金融とかの仕事シフトしたせいだと思う。

それって世界中で分業制をするっていうわけで、平和を維持しないとできねぇと思うんだよね。

で、世界平和であるために、警察をしようと思うと超金がかかる。

このままアメリカが圧倒的にGDP1位で居続ければいいんだけど、21世紀中に中国に抜かれるわけじゃん。

どこのシンクタンクもそういってる。

アメリカ経済成長次第だけど、移民移民が産んだ子のおかげで経済成長してるわけで、それもどうなのって話。

アドバンテージが残ってるうちに、国内製造業を戻すのは撤退戦としてありだと思うよ。

資源だって労働力だって購買力だってあるんだもん。

優位性を保ったまま世界世界覇権を手放したほうがいいわ。

第二のアメリカの座を中国インドあたりで争ってくれて互いに消耗してくれれば、時間をだいぶ稼げるかもしれないし。

政府効率化省、いいんじゃね?

あの国、ろくに仕事の引継ぎもしないじゃん。

2か月後に解雇すっからよろしくデータ抜かれっと困るから明日から自宅待機な。

みたいな感じで人きるじゃん。

そんな国で100年ものシステムなんかツギハギでヤバいにきまってるじゃん。

日本みたいに終戦グレートリセットしたわけじゃないし。

毎年政府債務上限の引き上げの法案通すってくらいアホなんだぜ。

Permalink |記事への反応(1) | 16:43

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2025-01-31

anond:20250131160520

それを維持困難というんちゃうか?

参考に厚労省リンク張るが、https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/shakaihoshou/kaikaku_1.html

一番下で「負担を先送りしないために財政健全化を同時達成する「社会保障と税の一体改革」が、今、必要」と言ってる

まり社会保障を削りながら、増税もしていくという事

初めに増田が言ってた「今のままで税金今のままでいい」「税収も減って福祉も減ったらそれこそ終わり」て書いているが

今の税率のままなら福祉継続されるなんて考えは捨てた方がいい

厚労省が言ってることは、維持するために福祉を減らしながら増税していくという事

狂った制度設計撤退戦をするでもなく、延命を目指してガンガン現役世代を搾り取って少子化も推計を超えてどんどん進む

リンク先の図にあるように、人口動態が大事ってわかってるのに、近視眼的な政策しかしていないように見える

Permalink |記事への反応(0) | 16:52

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2025-01-21

アクティビスト田端さん&企業コンプライアンスについての一考察

あるタレント不祥事に関する報道や、その余波を観察していて

企業世論をつなぐ、という点における田端信太郎さんのコミュニケーション能力について考えていました。



私自身、清濁併せ呑む覚悟起業をした経験があり、スタートアップ世界で知り合った方々の中には上場をしたりして公的経営者ステージを移した人もいます

一方で、まだ日の目を見ていないだけの不祥事が常に身近にあります


一応は民主主義であり、インターネット等が伸び続けている今ではきっと不祥事はもう隠すことはできないのだろう、と思うのです。

どうせ隠せないのであれば、どうやって不時着させるのかを考える方向で力を使うのが次善の策でしょう。

不祥事を起こしてしまった企業田端信太郎さんに火消し戦略を任せていればもう少しきれいに着地できていただろう。~

もちろん、そもそも不祥事を起こさないということが第一原則であることは言うまでもありませんが、今も世界の何処かで不祥事は既に隠されているのです。

どうせ負けるならば、きれいに負けさせてくれる人に撤退戦戦略をお願いした方がいいのではないか

そんな事を考えながら、色々と書き綴っていたらうっかり8,000文字を超える原稿ができてしまいました。

自分語りがなるべく出ないように気をつけましたが、シンプル一言で言い切る力が欠如していたため、歴史の話や別の方のブログ記事の話に派生してしまいました。

誰かと話し合いたいですが、皆それぞれ立場が違うと業界内では話せないこともあるため、生まれてきた文章の供養も兼ねて、ここに投稿させてください。

もし最後まで読んでくれる人がいたら嬉しいですが、長いです。

ぜひ端折って読んでください。


それでは。


~昨今の企業コンプライアンスについて、弱小起業家が考えたこと~

10年以上前はてなブログで、ある起業家の方がリクルートホールディングス代表取締役社長CEO木場久征さんの発言を紹介した記事がある。

世界は落下している、という一見ポエミーに見えるタイトル

しかし、ここで語られている内容は今まさに湾岸で起きている革命本質をついているようではないか

記事によれば、



世界は、落下してるんだ」

本来あるべき方向に向かって、世界は凄い勢いで落下してるんだ」

「色んな既得権益持った人たちが抵抗勢力になって邪魔するんだけど、それは重力に逆らうようなもので、あんまり意味ないんだよ だって世界が落っこちていくスピードの方が圧倒的に早いから」

「だからさ、その落下する方向を俺たちは見定めて先に落下してくべきなんだよ」

だってどうせ落下してくんだからさ 先に向かった方が絶対いいんだよ」

「俺たちがやらなくたって誰かがやるぜ?だってそもそも落下してるんだから

どうも、海沿いの特徴的な建物がおぼろげながら浮かんでこないだろうか。



湾岸インターネットを主戦場とする現在の状況について考えてみよう。

重力に逆らって世界の落下に抵抗している勢力は勿論オールドメディア権力者の諸兄のことだろう。



千万円の口止め料もとい解決金を支払ったと報道された国民タレントの方も当然権力者側だ。(報道をされたこ自体事実だ。ただし、中身が正しいのかは当事者以外はわからない。念の為



過去の栄光を踏まれれば、とんでもない落下だ。ただし彼の凋落ですらイントロに過ぎず、週刊誌が、影響力のあるインフルエンサー経営者の皆さんが、あるいは匿名事件情報拡散するXアカウントが、日夜を問わず権力側の秘密に切り込んでいる。

おそらく先の報道には直接関係がないが、権力者側として同一視されている人物やその関係者の秘密まで芋づる式に暴露されている。

きっと今は芸能人を叩くのが最も効率よく注目を集める方法なのだ






一方で、どうせ落下している世界へ向かっていち早く進んでいる人は誰なのか。

わざわざ人目につくことなく、こっそりと先に進んでいる方はおそらく少なくないだろう。

そして当然ながら私ごときではひっそりと先に進んでいる方が誰か知る事はできていない。

インターネット上に出ている情報だけで判断できる、落下後の世界を見据えて先に動いている人は誰なのか。



私見で恐縮だが、田端信太郎さんと堀江貴文さんを挙げさせていただきたい。

まず2名に共通することがある。

田端さんも堀江さんも、不祥事について週刊誌報道された上場会社の株を空売りするのではなく購入している。

~以下、週刊誌報道週刊誌批判する経営者についてなどかなり長い前向きを書いているので、端折る場合は読み飛ばしていただいて構わない。~



昨今、修羅世界と化したXでは日々どこの誰かもわからない経営者不祥事が暴かれている。

本来家庭の問題である不倫や、実際には被害届受理されていないような刑事事件疑惑ですら大衆による私刑の口実となってしま時代である


そうした時代であるからか、週刊誌のもの批判されることも珍しくない。


事実週刊誌揶揄する発言をする経営者の方は少なくない。

大概、批判する場合方向性は3通りだ。

1. 撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ、という指摘

2.報道恣意的事実確認が甘い、という指摘

3.週刊誌のせいで、大衆レイプ的な私刑に遭う、という指摘


1と2については、概ね正義があるように思える。(特に2については、おそらく大問題だ)

ただし1については言うだけ虚しい指摘でもある。

無責任大衆、とりわけ取るべき責任を取ることができない無敵の人に、責任をとれといっても話は永遠に平行線だ。


3についても、一見筋は通っているように聞こえる。ただし私の見聞きする範囲に限った話では、3の方向性批判している経営者の方が「絶対に人に知られたくない弱み」を抱えた人物である傾向があるように思える。



あくま比喩であり誇張した表現ではあるが、「自分レイプした事実週刊誌暴露されたせいでレイプ的な私刑に遭う可能性に怒っている人間」を前にしたときに、私たちがすべきことは週刊誌への批判に付き合うことではなく、出頭を勧めることであるはずだ。対照が人ではなく法人であり、特に上場企業であれば不祥事はしっかり公開するのが基本であり王道である


また邪悪ではない方も3の論調になることがあるが、それはそれで無邪気すぎるか現実が見えていないと言わざるを得ない。

~まだ前置きが続いています。もう少し飛ばしていただいて構いませんが以下は読んでおくとわかりやすいかも知れません。~

経営者の皆様が大好きなキングダムで描かれるような絶対権力者帝王時代は、既に移り変わっている。

民主主義も、インターネットも、権力分散する世界の落下であると言えるだろう。


権力分散が、権力の集中よりも安全だろうが、一方で数多くの小帝王を生じうる(意訳)という問題については山本七平さんの‘帝王学「貞観政要」の読み方’という著作の端書きをご参照いただきたい。


(以下、引用です。日経新聞社の方、問題があればご指摘いただければ削除します。)


複雑な現代社会ではあらゆる所に「生殺与奪」の権を握る公的なないしは私的権力もつ帝王を生じうる。人事権、許認可権、それにまつわる賄賂や情実、それらが新聞記事などになると私はときどき、「ウーム、こういう人のもつ権力は、行使しうる範囲が昔の帝王より狭いというだけで、その権力の強さは昔の帝王以上かも知れないな」と思わざるを得ない。


上記文章1983年に紡がれたものである

同じく皆様大好き鬼滅の刃で冨岡義勇が生殺与奪の権を他人に握らせるなと主人公一喝するのが33年後の2016年だと考えると、どれほど早くに書かれた文章か実感いただけるだろう。

尚、この文章現代で最も大きな権力を握っているのは「大衆」かも知れない。という論調で続いていく。

群集心理に則り、責任を追わないで済む人間が自制心を失うこと。自制心を失った大衆権力を握り帝王になってしまうと、人類史上最大の暴君を生むのではないか、という危惧今日を生きる人間ですら目を背けている問題であるように思う。

山本七平さんの世の中を見渡す力が、私達より優れていることに疑いはない。

しか33年前、すでに誰かが知っていたこであるのも事実だ。

1.撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ、という指摘

2.報道恣意的事実確認が甘い、という指摘

3.週刊誌のせいで、大衆レイプ的な私刑に遭う、という指摘

先の引用だけでも1と3の指摘が不十分である、ということわかるはずだ。(というか、わかってほしい。)

権力分散時代に生きていなかったら、起業家にも経営者にもなれていないかも知れないと我が身を振り返るくらいの想像力を持っていたいし持っていてほしい。権力もつ人には、特にそうあってほしい。市民感覚共感するかはさておき、上記のような想像料が欠けている方は突破力に優れる場合はある一方で、コンプライアンス問題で一発退場となるリスクも持っているだろう。

不倫などは勝手にしてくれれば結構個人的には考えるが、そもそも最初からやらなければいいのに、という話でしかない。仮にやってしまったのであれば、謝るべき相手にしっかり謝るしかない。隠すから余計ややこしくなり、隠すから週刊誌の格好のネタになってしまう。


~読み飛ばしていただいた方、ここで本筋に戻ってきます。~


だいぶ前置きが長くなってしまったが、このようなバランス感覚に優れているのが田端信太郎さんであり、堀江貴文さんであるように思うのだ。

念の為補足だが、私は二人と私的関係にはない。当然に、仮に匿名でなかったとしても共通の知人こそ大量にいてもお二人は私のことを知らない。それくらい実力差がある筆者であることを許していただけるなら、この後も読んでいただけると嬉しい。


X上でアクティビスト投資家というイメージを固めつつある、田端信太郎さんを過去のいわゆる総会屋と重ね合わせて批判する論調も極稀に確認してはいる。

総会屋企業利益供与を求める行為は「利益供与要求罪」と呼ばれ、会社法禁止されていることも疑いの余地はない。

だが、当然田端信太郎さんがこのことを知らないわけもない。

また当然、やるはずもなければ必要もない。


時に激しいレスバを見ると、田端さんの発言の強さだけを切り取って反論する人間が生まれることも理解はできるのだが、少なくともインターネット上で田端さんが誰かに利益供与を求めている場面を見たことがある人はいないのではないか。(あるいは、見たことはあっても非インターネット的な人間関係を前提としたお笑いネタなのではないか)。


今回の騒動においても、不祥事を隠している会社の株を買っているだけなのである

売っているのではなく、買っているのだ。

極論、株では「安く買って高く売る」しか儲ける方法はない。

空売りもその意味においては「高く売っておいて、後で安く買う。その間は人に株を借りる」だけのことである

業務上、知り得た企業の非公開情報を使って売買をすれば当然ルール違反だろうが、今回もおそらく不祥事週刊誌報道で知ってから株を購入しているように見える。


また、影響力をもつ田端さん自身田端さんの周囲の人たちが「株を買う」事自体ニュースにして、株価釣り上げて株を売り抜けていれば問題があるが、これも当然田端さんがご存知でないはずがない。(ネット上の買い煽りアカウントが捕まらないのは、本人が実は株を持っていないということもあるのだとか)。



価値がある(あるいは時間をかければ価値が増える)ものを先回りして見抜き、買う。

この極めて単純かつ本質的なことを実行しているだけにしか見えない。

正しいことを正しい、と言うだけ。

間違っていることを間違っている、と言うだけ。

正しいか、間違っているのか、必ずしも断定できないときには疑問を投げかけるだけ。

人が言いたくないことや、空気を読んで言わないことであっても、言っていいことは言うだけ。

一方で、言ってはいけないことは言わないだけ。


すべて、秘密でもなんでもない、誰でも一度はどこかで学んでいる話だ。

知識よりもその運用が難しく、当たり前を当たり前に実行してきたからこそ田端さんのここまでのキャリアがあるのだろうと想像している。


このバランス感覚もつ過程で、大半の人は撃たれる覚悟がないから撃たないという判断になる傾向があると思う。田端さんも当然そんな事はわかっていて、前線で発信をし続けているのだろう。



堀江貴文さんに至っては、テレビ局を買収するという前代未聞の挑戦をしたのがもう既に20年も前のことである

30代の筆者にとっては、学生時代に見ていたニュースの中心にいた当時の堀江さんの年齢が32歳だということが衝撃だ。

先に登場させていただいたリクルートホールディングスの出木場さん(現在49歳)の世界は落下しているという話も既に15年ほど前の話だとすると、自分と対して年齢の変わらなかった当時の先人たちのレベルの高さには恐れ入る。




先見の明ありすである

ただしこれはこれで、問題なのかも知れない。

先見の明ありすぎる人間が描いている未来(あるいは現実)を一般大衆理解できないのだ。

理解できないからこそ、権力者が巧みに世論を動かしてしまえば挑戦者は負けてしまうのかもしれない。

既に世論の後押しを得ている(あるいはかつて得ていた)から既得権益なのだ





20年前に堀江さんがテレビ局を買っていれば(あるいは、買えていれば)、おそらく国民タレント凋落は見なくて済んだと思う。

知りたくもない他人性癖想像しなくて済んだはずだし、きっと被害者とされる人が逆に貶められるような論調になることもなかったはずだし、数万字に及ぶエッセイも書かなくてよかったに違いない。

あるいは、その創作力を別の形で使えていたに違いない。



私が起業する時に、周囲の人間に「堀江さんみたいになってしまうから危険だ」と言われることもきっとなかっただろう。

当時このような心配をいただいた方々には敢えて直接連絡することもないが今ここで答え合わせをさせていただきたい。



私は一切堀江貴文さんのようにはなっていない。

それは単純にレベルが違うからである。誰もが太刀打ちできない権力者に32歳で挑むことは少なくともできなかったし、そんなチャンスも可能性も先見性も度胸もなかった。

今では逆に長年土俵際で耐えているだけの私を見た祖母に「堀江さんも復活しているのだからあなた時間をかけて焦らず頑張りなさい」と励まされる始末だ。

あなたはどちらかと言えば堀江さん側ではなく、女性を献上する側になってしまいそうだから、そういうことをやっているなら今すぐやめなさい。ビジネスマンはお座敷でも真剣勝負だけど、まずは仕事での貢献が第一前提だよ」と笑いながら祖母に言われてしまレベルであることも付け加えておく。


生身の堀江さんをお見かけして、余計に自分との距離を感じてしまっている限界起業家の私としては、なぜあそこまで優秀な堀江さんが一人で勝手成功する道を選ばないのか不思議だ。



正しいことは、正しいと言うべきだけども、言わなくても生きていける。

間違っていることを間違っている、と言うべきだけど、言わなくても生きていける。



世界が落下している、と堀江さんは言わないかも知れないが。きっと在るべき姿や向かうべき未来はきっと浮かんでいるだろう。

わざわざ未来の話をしても、変化を嫌う既得権益側の方々に目をつけられて反感を買うだけだ。反感を買うだけならまだいい。実害もあるはずだし、それでも人目につく場所発言をしているのはなぜなのだろう、と自分よりも遥かにレベルの高い人の思考を辿っても辿れるわけがないのだが、一つだけ仮説がある。




堀江貴文さんは、めちゃくちゃ優しい人なのではないか

考えなくてもいい、人の気持ちをわざわざ考えたりはしないかもしれないけど、聡明な方だからどうしても気がついてしまうのではないか

無責任大衆にもかまってあげる必要義理もないのだが、かまってあげるのが不思議だった。

無敵の人に対してわざわざ「撃っていいのは撃たれる覚悟のある奴だけだ」というようなことはしないが、無視もしない。

こじつけかもしれないが、「撃っていい覚悟を本当にするのは大変だよ」ということを見せてくれているのではないかルルーシュのように「だからそもそもつべきではなかった」と諦めるわけでもなく、戦うべきときがあれば既得権益相手であってもまた闘ってくれるのではないか

堀江さんが見た未来が、今の状況とは違ったはずだということはわかる。

時代が追いつくのに20年もかかってしまった。

一人の人間人生基準に見れば。20年というときはあまりにも長い。


ただ、大衆が変わるには時間がかかるのだろう。

地球生命、その中の一つのジャンルしかない人類進化スピードを考えれば

Permalink |記事への反応(1) | 22:22

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2024-10-21

anond:20241021224115

担当がいなくなれば自ずとその仕事消滅していく。

引き継いだ人で撤退戦。めんどくさいけどな。

Permalink |記事への反応(0) | 23:30

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2024-09-30

anond:20240930204214

カプリコくんやkotobukiくんやらが俺は暇空を全面支持してたわけじゃねーし…でもcolaboも会計問題が…って言い訳しながら撤退戦してる中で

yujimiくんは覚悟決まってます

Permalink |記事への反応(1) | 20:46

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2024-09-09

婚活のやり方はもういらないか婚活の諦め方を教えてくれ

成婚率が比較的高いとされている相談所でさえ10%程度しかなく、9割の人は婚活から撤退しているはずなのにその撤退戦略を指南する情報ひとつもないのは異常だ

Permalink |記事への反応(0) | 23:50

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2024-08-16

織田信長越前征伐から小谷城平定へのスピード感に震える

最近織田信長関連のYouTube動画ばかり見ているが、天正元年(1573年)のスピード感にうっとりと酔いしれてしまっているので、少し語らせてほしい。

大前提として、信長の天下取りあゆみは、秀吉のそれと比べると結構ぐだぐだしてる。これは、戦国時代時間の過ぎ去り方というのがそういうものであり、また、何事もそうであるが、物事趨勢が決まるまでが大変なのであるということしか意味しないが、単純な年月の経過からいえば比較的ゆったりしているのである

信秀が死去したのが1552年(天文21年)、そこから桶狭間の戦いが1560年(永禄3年)なので、8年が経過している。また桶狭間の戦いのあとの直後のようなイメージのある松平元康との清洲同盟は実は合戦の2年後、美濃平定にはさらに5年を要する。本題の朝倉浅井関連でいえば、コトの起こりにあたる、信長越前出兵から金ヶ崎撤退戦が1570年4月(元亀元年)で、その2ヶ月後に姉川合戦勝利するものの、1573年(天正元年)に至るまで3年以上、朝倉浅井氏とは対立を続けている。繰り返すが、織田信長のんびりしていたわけではなく、それが、俗に言う信長包囲網などの当時の状況における当然の時間の経過である問題はこの後の経過の早さだ。

天正元年8月8日に、浅井配下武将織田方に裏切ったのを契機に小谷城に向けて信長出兵、救援に来た朝倉軍を4日後の8月12日小谷城付近撃破撤退した朝倉軍を越前まで追撃して、その8日後の8月20日朝倉義景を自刃に追い込んだ後、とって返して小谷城攻撃9月1日までには浅井長政も自刃させている。この間、1ヶ月に満たない。本当にすごい。

Permalink |記事への反応(0) | 01:51

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2024-08-13

ウクライナ越境攻撃に関する妄想

++交渉材料

知識ある人たちからしたら現状では占領を維持出来るほどの戦力ではないらしいが、南部のドニプロ川の橋頭堡を維持し続けられてることを考えると実際には占領維持が可能なのかもしれない。

++橋頭堡化説

ロシア国内に入ってしまえば地雷原がないため機械部隊活躍させやすくなる。占領を維持して他に浸透するための入口にしたいのではないか

++陽動説

撤退戦でのリスクが高いらしいがロシアの防空網がボロボロでありドローンによる監視網、その他西側諸国情報収集してることを考えると大規模な部隊ロシアが送り込んでくる前に撤退可能なのではないかと思わないでもない。他を攻撃するための布石として一番ありえそうな説。また一度越境攻撃成功させることでウクライナ軍越境攻撃をしてくる、とロシア側が認識したのなら全戦線においてそれを警戒する必要が出てくるため二重の意味で陽動が可能になる。

クリミア奪還が目的なら地理的には最も離れてるので時間稼ぎに最も適してる場所だろう。

++ガスパイプラインが目的

ウクライナにもガスパイプラインが通っており占領維持が困難な戦力であるのならこれはありえないのでなかろうか。

++政治不安定化が目的

プーチン政治体制を揺らがせることが目的なのではないか説。ただこれが目的ならロシア国内革命を煽るなど直接的な行動もしないと効果が薄いように思う。

Permalink |記事への反応(4) | 14:20

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2024-08-08

anond:20240808112720

フワちゃん自身が即座に謝って撤退戦に臨んでいるのに敵陣突撃するバカ

Permalink |記事への反応(1) | 11:58

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2024-07-28

40歳から始めたい人生撤退戦

よく「30歳で記憶力、体力、性欲、食欲など色んなものが衰えた」

って言う人いるけど、自分は元から弱かったからか感じたのは38歳くらいからだった

30代のほとんどはむしろ昔より体力があったし活動的だったと思う

しかアラフォーでようやく気づいた、撤退戦が始まるんだと

 

個人的業界を見るのが好きだ、伸び盛りの業界、衰退して消えゆく業界

その状況に応じて常識や最適な行動も違ってくる

特に衰退して消えゆく業界では、できることがどんどん減っていくんだけど、すぐに全部消えるということはなく

縮小していくからこそ生まれサービスアイディアもあったりして

適用できた所は普通に収益を上げる

人生もそういうフェーズがあるんだと思う

 

大事なのはライフサイクル存在否定せず、各フェーズ適応していくことだと思うんだけど

やはり撤退戦というのは成長期よりも難しいので計画的にやらなきゃ失敗するんじゃないかと思う

まずはいつまで何ができるか、いつからなにができないかを考えていくところからだろうか

Permalink |記事への反応(0) | 22:52

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2024-07-27

anond:20240727211513

煽りがうまくいかなくて撤退戦

Permalink |記事への反応(0) | 21:19

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2024-06-18

プロジェクトX、出演NGなのでは。あるいは富士通半導体の敗北の歴史

富士通忖度してるとか言ってるけど、あれ、普通に取材NGだったんじゃないかな。

当時の経緯を知ってると「私の名前は出さないでください」ってなったとしても不思議じゃないと思う。そうなれば当然NHK富士通も触れないし、本人が拒否したんですなんて発表するわけもないし(例え親族が声を上げたとしても)

コンピュータって、富士通半導体最後打ち上げ花火だったんだよ。

当時の話

京の開発が進み、実際に生産されるころは、経営方針として富士通半導体撤退をするかどうかで揉めていたころだった。

コンピュータは、富士通自社工場で作った最後スパコンであると同時に、国のトップ開発のHPCにおいて、富士通が単体で作り上げた初めてのHPCでもあった。

これは、富士通が優れている、というよりも、逃げ遅れたと表現してもよいかもしれない。HPCプロジェクトからは、NEC東芝が次々と撤退していたのだ。

当時半導体の重い投資に堪えられなくなった電機各社とその銀行団は、自社から半導体部門、少なくとも工場を切り離したがっていた。まさに、それどころではなかったのだ。

しか富士通はまだ撤退決断せず、他社とは一線と画した対応をしていた。

ようにみえた。

富士通撤退戦を開始

コンピュータCPUは、45nmのプロセスで作ると言うことで言っていたためか、富士通はなんとか自社で開発した。けれど、京に乗せたプロセッサ最後になった。次のプロセスは開発されていない。

https://news.mynavi.jp/techplus/article/architecture-467/

さらに、当時、45nmのプロセスは安定して無い状況で無理矢理作ったと言う話もあったはずだ。これは京コンピュータ以降はTSMC委託することが決まっていたため、既に投資が絞られていたためでもある。

(後にTSMC版の進んだプロセス製造されたSPARCを使ったミニコンピュータが何個か作られたのだが、ノード辺りの性能が30%以上アップしたと言う。これはプロセスが細分化された以上の性能向上であった)


富士通が、自社の半導体部門富士通セミコンとして切り離したのが2008年。京コンピュータ用のプロセッサ生産したのが2010年三重工場であった。

その三重工場2013年さらに別会社として切り離され、現在は完全に売却されて富士通に残ってない。

また、同じく半導体工場としては福島県の會津富士通があったんだが、その時の工場撤退エピソードは、今でも大企業黒字でも簡単工場撤退させる事例として有名になった。かなり悲惨事態だったと言える。

そうして重荷になっていたとされる工場を切り離しファブレスに近い業態にしたのは、富士通半導体を残すためだったと思われる。

しかし、そうした建前などなかったかのように2014年にはシステムLSI/SoCの開発部隊分社化を決定。それが現在のソシオネクストであるPanasonicLSI部隊と合弁した会社で、分離した当時、富士通設立当初40%の株式を保持していたが、現在は完全に売却してしまった。

現在富士通半導体部門はFeRAMや光回路用の超特殊ものを除いて完全売却で撤退している。


なお、その後、ルネサステクノロジ(※富士通は合弁に参加していない)が組込向け半導体でほぼ世界首位と同率2位まで上り詰め、国内半導体必要性が新たに叫ばれTSMC国内半導体工場建設。Rapidusという日米政府が関わる半導体企業ができる流れになっている。もし将来、RapidusがプロジェクトXになるときには、大手電機産業からリストラされた技術者達の奮起という文脈が語られそうな気がする。閑話休題

2012年。京が世界一を取ってその後、富士通半導体の敗北が確定した年

件の方がご退任をされたと言う2012年は、半導体さらなる切り離し、売却などの決断と、次期スパコン(つまり富岳)がSPARCを捨ててARMになるという決断が行われた年であったと考えられる。(発表は後になる)

半導体を専門にされてずっとやってきた方には堪えられないもだったのではないかと拝察する。仮に、思い出したくもないし、宣伝にも使われたくないと判断されても仕方がないことでは無いかと思う。(もちろん 出演NGされたと言うのはワイの妄想なので注意)


その後、富士通SPARCを使ったUNIXサーバーを作り続けてはいたが、大きくアーキテクチャ改善する開発は行われないまま(保守設計は続けられていたが)メインフレームとともに撤退が発表された。これはやむを得ないことだろう。

また、ARM化された富岳は、確かに能面や利用面、汎用性では高い成果を出したが、富士通ビジネス的にはさっぱりだったと思われる。


アーキテクチャARMに切り替えた理由は、ビジネス面でもあった。高性能タイプARMを作ることによって、旺盛なクラウドDC需要などに対して食い込んでARMサーバを大きく拡販していくことだったと思われる。

が。富岳に乗せたARMプロセッサを利用した波及製品はみられなかった。

なぜか。それはAWSMSAzureGoogleなど膨大な需要を持つ企業は、需要が巨大すぎてARMが搭載されたコンピュータを買うのではなく、自社でARMIPを購入し独自開発することを選んだためである

彼ら相手には商売にならなかった。それ以外のクラウドベンダーは無きに等しい。ARMなどアーキテクチャが影響しないのはPaaS以上の象徴度を持つサービスだが、寡占状態にある大手以外まともに提供出来ていないため、市場が無いのだ。


ただし、この時富士通ARMの競業によってARMは成果をあげた。アウトオブオーダー実行など、ARMは高性能コンピュータ必要技術富士通から取り込んで現在に至る。

それ故、富士通商売は上手くいかなかったが、世の中的には良かったとは言えるのではあるのだ。そのIP大手クラウド各社は自社向け半導体を作って商売をしているのだから

エピローグ または今後について

今、富岳の次のHPC予算要求の山場を迎えている。

https://newswitch.jp/p/41595

から今のタイミングプロジェクトXに乗ったのだと思うが、綺麗事では語れない話がたくさんありすぎる。


受注はまず間違い無く富士通だと言われている。と言うのは、開発の一部は既に行われているから。

https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2310/12/news074.html

そして、国内にもう国産HPCを作ることの出来る会社NEC富士通ぐらいになってしまったためである

富士通は新しいHPCは1位を目指さないかもしれないという考えから計算効率の方に大きく振った開発を進めおり、国内トップHPC採用されたという実績を背景に売り出そうというつもりではあると思われる。富岳の夢再び、だ。

しかし、富士通は今年1月ハードウエア会社を分離した

https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/special/1560540.html

この新会社、分離時には綺麗事を書いてあるが、

https://www.fsastech.com/about/

ご覧の通り、富士通ブランドを一切使っていないのだ。既存商品から富士通マークを取り払っている。さらに、会社概要株主欄がなく、富士通名前が出てこない。(他の関連会社はそういった記載がある)

半導体がどうなったかの流れを知っていると、暗い予感しかしない。

そして、HPCレイヤーの低い、ハードウエアに近い部分、さらメカニカル設計や冷却など物理的な部分のノウハウが多く必要とされる。それを富士通分社化して製造能力を失っていく中で、果たしてまともにHPCが作れるのだろうか?

さらに、確かに2010年代半ばのころはワークロード不足に陥ってコンピュータは安売りに陥っていたが、現在AIと言う巨大な需要が生み出され、価格回復ハードウエアが再び重要と考えられ始めている。ハードウエアと同時に提案できる能力が強みになりつつある。

しかし、既に富士通はそれらに対応するための強みを、はした金と決算数字をよくするためだけに売り払った後である案の定、粉飾紛いの異様に高い目標に対して、結果が出ないと言う発表を繰り返している。

富士通アクセンチュアを真似ていると言われる。以下の記事にはこうある

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00848/00049/

目指す先はアクセンチュア富士通が主力工場を総務に移管する理由

時田社長2019年9月に開いた初の記者会見で「開発製造拠点をどう整理するのか」という質問に「既に方向は定まっている。後は状況判断と時期の問題富士通サービスに集中する企業になる」と応じていた。

時田社長方針は「アクセンチュアにないもの富士通もいらない」とみてよい。

そこまでやったのに、ここ3年ほど株価は伸び悩みが続いている。アクセンチュアの真似をしますと言ったときは撥ねたがが、その後は同業他社業界全体の株価上昇率に及ばない状況が続く。
それはそうだ。アクセンチュアの真似をしていてはアクセンチュアには勝てない。まして工場売却を通じ、元々の強みを捨て弱みまでアクセンチュアの真似をしているのだ。富士通この先生きのこるにはどうすればいいのか?


これがプロジェクトXの真のエピローグではないかとワイは思いました。

Permalink |記事への反応(13) | 12:29

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2024-04-14

大谷さん逆張りで敗走した連中が銀行セキュリティケチ付けて撤退戦を凌いでるのおもろい

Permalink |記事への反応(1) | 21:11

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2024-04-05

anond:20240405125644

既に撤退戦だよ😡

Permalink |記事への反応(0) | 12:58

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2024-01-26

anond:20240126020048

はてな、X(Twitter)、インスタグラムnote、みんな「AI堕ち」したのにまだまだ元気に反AIしてるののどこが「撤退戦」だよ

Permalink |記事への反応(0) | 16:37

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一人のAI規制派(ようは反AI)として、SNS思想家気取りの反AI勢に思う事

前書き「害悪しかいかマジでやめろ」

俺は所謂AI思想だ、ラッダイト的と批判されても「そうだ」と言い返す。それぐらいに反AI

だがSNSやらnoteでワイワイ反AI論じてる奴らに頭に来てる、はっきり言って害悪

本当に害悪だ、誰のためにもなってない、いい加減にしろと思う

具体的には「自分のことを倫理的にも、法律認識も、そしてクリエイターに対する道徳性一般人よりは優れてる」と思ってるプロイラストレーターたち

こいつらがどうしようもない無謀な発言を繰り返し、そして「プロ」だから盲目的な信者たちが沸いて・・・あぁクソが、思い出すだけで冷静じゃなくなる

これは苦情だ

自分の事を「一般人よりは、イラストについて一家言持ってる」と傲慢思い込み

愚かな風説をまき散らし、自分ファンたちを先導し、結果今の状況を招いた「バカプロたち」への苦情だ

noteしょうもない幼稚な反AI論書いてたやつら、全員読んで反省してくれ

1.今どういう状況なのか

2.反AI勢力は何に失敗したのか

3.「プロイラストレータ」と「クリエイター的な道徳倫理観知識の高さ」が相間しない理由。あるいは一般人未満の遵法意識しか持たないわけ

4.どうあるべきだったか、どう祈るべきだったか


という構成でいく。長くなるから好きなところだけ読んでくれていい

(注意:以降「イラストレータ」という単語はこの文章では、「同人コンテンツお金を稼いでる+SNS積極的活動してるイラストレータ」のみを指します。そうじゃないイラストレータはこの文章対象じゃないです)


1.今(2024/1/25)どういう状況なのか

端的に言えば「反AI勢の負け」だ

ただの負けじゃない、だれも想定してなかっただろう最悪の「負け」だ

どんなに異常な「AIイラスト大好き、人力イラストレータを憎んでるぜ!!!」な人でも、

まさか政府が「GalzeやNightShade で機械学習邪魔する人は、刑事告訴されちゃうかもね。ウフフフフ」なんて気色悪い文章を出すとは思ってなかったはずだ

赤松議員は「ただ、有名漫画家で明確に反対だと言っている人もあまり見かけないですね」なんて、「反AIって弱小漫画家しないよね(笑)」みたいな対立煽りをして、

日本政府」という枠組みが反AI冷笑しようとしてる、最悪でしかない

AIは苦境に立たされてるし、事実上撤退戦の状況にある

この前提で話をする。この前提に納得できない人は、こんな文章を読むのをやめてパブコメを書きに行こう。俺も書いたよ

2.反AI勢力は何に失敗したのか

正直この説明いるか?って思ってるのだが、

一部のバカプロイラストレータが本気で理解できてないので書く、

普通の人は理解できてる・・・っていうか知ってると思うので飛ばしてよい

端的に言えば「著作権意匠権で戦おうとしたこと」に尽きる

そしてこれが何故ダメなのかは・・・それは「木目百ニ」の事件が簡潔に表現してみせてる、

からマジでわざわざ俺が説明する必要がない、木目百ニでググってくれ

でもまだ理解できてないプロイラストレータがいるので説明するが、

ようは日本には「イラストレータの大半が、著作権を重んじなかった」という歴史があるという話

勝手に人のキャラクターを脱がせてそれにセクハラをするイラストを描くし、

しかもそれを、イラストサイトの有料コンテンツとして登録して月額課金を稼いだり、ダウンロードサイト登録して販売する

ブルアカ公式が定めてる「継続的創作活動のための、原材料費光熱費諸経費、ツール類など制作にかかった費用程度の対価・利益を得る」を明らかに超過した売り方をして、

多くの人々がそれを買って毎日ブルーアーカイブ過酷オナニーをしてる。そういう歴史のある国

別にそれが悪いとは言わない、でもその歴史を作ったのは先人と今のイラストレータ達なわけだ

今日も多くのイラストレータ達が二次創作経済を廻してる

人のキャラクター勝手に陥没乳首にしたり、勝手オッサンの子供を身ごもらせたりして、人の著作物お金を稼いでいる

で、そんな状況で「著作権を重んじよう、創作者に敬意を払おう」ということに、どれだけの意味がある?

どうして「なんだコイツ・・・」って不信の目を向けられないと思ったのか

3.「プロイラストレータ」と「クリエイター的な道徳倫理観知識の高さ」が相関しない理由。あるいは一般人未満の遵法意識しか持たないわけ

一つ上の章を読み飛ばさなかった人はもう察しがついてると思うが、

SNSの"大抵"のイラストレータよりも、一般人のほうが実は創作に対して真摯姿勢を持ってるし、

もっと言えば著作権への理解もしっかりしてる

だって一般人は「無許可で人のキャラエロ本を書いて、しかもそれを売って金儲けしたりしない」から

せいぜいファンアートレベルだ、500円の月額課金コースに設定したりなんて「一般人」はしない

しかし、イラストレーター達はそれをやる

それを悪とは言わない、版元も喜んでるケースもあるだろう

しかし「著作権」を軽視した態度であることは事実だ、遵法意識という観点で見れば黒だ

私が特に問題視してるのはこの点だ

SNSやらnoteで反AI論だの、中立ぶって建設的な議論」だとか「理性的倫理観」を掲げるイラストレータ達はこの視点が抜けてる

散々著作権を軽視して無法地帯になったイラスト界隈を自分たちが作ったのに、なに「思想家」ぶって人に説教してるわけ?

お前たちイラストレータが、ちゃん著作権や「クリエイターへのリスペクト」について布教啓蒙してればこうはなってない、みんな生成イラストを焼き捨ててただろう

でもそうしなかった、「オリジナルから許可を得てない、エッチイラストお金儲けすること」これを良い事だとした

その結果が今だ

その現実から目をそらして、人を批難するのはやめろ

普通イラストを描かない人も、AIイラストを描いて楽しんでる人も、全員お前らより「著作権」に向き合ってる

お前が一番非建設的で、非理性的で、愚かだ

そしてそんなお前らが築き上げた帝国がこのクールジャパンだよ

AI規制海外判例なんて取り出すな、役に立たねーよ。お前たちがこの国を特別にしたんだろ

4.どうあるべきだったか、どう祈るべきだったか

AI勢が本当にすべきだったこと、

端的に言えば「一般人を見下した態度を取るべきではなかった」これに尽きる

偉そうに著作権を語ったり、クリエイターの存続がどうのと言うべきではなかった

AIイラストを楽しんでる庶民に「まぁ、リスペクトはしっかりもって、常識範囲内でね(笑)」みたいなポーズを取るべきじゃなかった

私は今でも反AIAI規制論はもっと広く受け入れられる「はずだった」と考えている

もっと広く支持される意見になったはずだと思っている

AIイラストなんかが流行ると、若手のイラストレータが食えなくなる」

「集中的にLoraされて、似た絵を量産されると、画風が売りの人は苦しい」

「私の絵は私の物なので、学習されない権利も持てるはずだ」

このあたりは、多くの人々に受け入れてもらえる「はずだった」と思ってる

かなり筋の通った意見だし、何よりも「クリエイター」を尊敬してる一般人は本当に多い

SNSオタクはみんなクリエイターのことが大好きだ

でもイラストレータ達はそうしなかった

一般人に頭を下げずに、偉そうに「倫理」だの「道徳」だの「著作権」だの適当なことを吹聴してAIイラストへの攻撃を支持した

著作権に触れてる」と怒鳴ってAIイラストを捨てさせて、その次の日に自分二次創作同人宣伝をした

政府見解曲解して吹聴して、それを信じたファン達は盛大に恥をかい

その結果は?

「反AI」という不名誉レッテルを張られ、日本政府からは煙たがられ、過激派でひとくくりにされてしまってはいいか

文化庁パブコメの締め切りは2月12日

もう手遅れかもしれないけど、ひょっとしたらまだ何かを変えられるかもしれない

少なくとも私は、変えられると信じてる

あなたたちも変わるべきだ

追記自分語り、読まなくてもいいです」

余計で、人のツイート誤読を含んだ、不適切攻撃的な悪文が書かれていたので削除

Permalink |記事への反応(28) | 02:00

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2024-01-13

anond:20240112142641

劉偉が言ってたと思うんだけど、モンド作ってるときスタッフに「私たちはどこで間違ってしまったのか」って泣きつかれたとか、そんな中で夜遅くまでスタッフ作業させてたとか、はてなー的に認められない作り方で出来てるんよね。

そんな中で撤退戦ではなくて、人が足りないかだってドンドン増やしてったわけで、経営側が人生かけてるというか、まぁブッ飛んでる。

本来経営者はそのぐらいがデフォなんであって、日本保守的すぎるだけなのかもしれんが。

日本の「ゲーム大国ゆえの呪い」や「思想の欠如」以前に、人生棒に振る覚悟のある若者経営者になって、そこに金がブッ込まれ社会構造になってないと出てこないゲーム(原神)だなと思う。

馬はどうしてこう(現状に)なった…。

Permalink |記事への反応(1) | 12:06

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2024-01-09

地震対策云々ではなく地方末端のインフラ全体が壊死しかけてるんだろうけどさ

石川県でも金沢は速攻で復旧してるのに対して

能登半島の端に行くにつれて復旧以前に

そもそも常用のインフラすら整備されてないっていう感じで

これを「地震対策不足」としてとらえるのはなんというか

おかし

多少大げさに言えば認知がゆがんでいる、災害のショックでゆがんでいる

災害になると緊急物資や数日スパンの話ばかりだが

実際のところそんなもん道路電気通信が生きていればゴリ押し輸送できるんであって

逆に言えばヤバいのは幹線道路や電力通信インフラの整備がそもそもできてないって話で

そこを「災害対策」のフレームワークで全国やろうとすると金額とか継続性のスケールが違いすぎて土台無理で

実際に東日本大震災以降やってきたその方向性は当然のごとく他地方では示されてないってことが今回でもより明確になった

じゃあ常用インフラもっと金かけて整備するのか、金ないならリスクとって新しいテクノロジー導入するのか

という全体像責任もってやるシステム全然作っておらず

散発的に地方とかの「お題ごと」の予算はそれなりにつくんだけど結局必要性というより政治力で分配決まるし

かといってじゃあもう末端を放棄して地方都市まで撤退戦やってそこまではきっちりインフラ再整備しますよとか

そういう断固としたビジョンを示せるわけでもなく

そうしてグダグダやってる間に次の地震が来て「地震対策」が不足していると騒ぐというこの非常に不毛

不毛な話をこの先30年ぐらいかけて日本は急速にシュリンクしていくんだなあという悲しみ

Permalink |記事への反応(1) | 01:56

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