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2025-09-11

和解たから”AI学習フェアユース”は判例にならなくなった」

BARTZet al. v. ANTHROPICPBC

でAnthropicが略式判決申し立て


通常のアメリカ民事裁判の流れ

1.訴訟の開始 (Pleading)

2.証拠開示 (Discovery)

3. 審理 (Trial)

陪審員の選定 (Jury Selection)

冒頭陳述 (Opening Statements)

証拠提示 (Presentation ofEvidence)

最終弁論 (Closing Arguments)

陪審評議 (Jury Deliberation)

4.判決 (Judgment)

5.控訴 (Appeal)


略式判決

事実関係に争いがなく、法的な問題だけで判決を下すことができる

裁判官がこの申し立てを認めれば、陪審による審理(Trial)を経ることなく、書面上の証拠と法的議論に基づいて判決が下される。

これは、裁判を迅速化し、当事者負担を減らすことを目的としている。



略式判決

略式判決

と略式判決命令がでた。

略式判決部分的承認

承認された部分:裁判官事実の争いがないと判断した、被告の主張が認められた部分。この部分については、最終的な判決が確定し、それ以上審理されることはない。

却下された部分:裁判官事実の争いがあると判断した、原告被告の主張が対立している部分。この部分は、引き続き陪審による審理に進む。

この段階では

AI学習フェアユース合法」は最終的な判決が確定

違法ダウンロードフェアユースでない」はまだ確定していない

12月違法ダウンロードフェアユースかどうかの審理に進む予定だった。

和解

審理に進む前にBartz と Anthropicが和解した。

和解内容はこれから審理に進む予定だった違法ダウンロードフェアユースか否かの部分。

和解内容にはAI学習に関する項目は無い。

(和解で略式判決部分的承認を取り消すことが出来るけれど今回それをしなかった)

結果

AI学習フェアユース合法」は最終的な判決が確定のまま。地裁のため法的拘束力は無いが、他法域や同格裁判所で引用可能

違法ダウンロードフェアユースでない」は審理そのものが無くなったので、地裁すらない。説得的権威も無くなった。

アメリカ判例法主義

垂直的先例拘束力上級裁判所判例は、下級裁判所を法的に拘束する。

水平的先例拘束力裁判所は、過去自身が下した判例尊重し、基本的にそれに従うべきだという原則

今回の裁判はまだ連邦地方裁判所

地方裁判所より下級の裁判所が無いので法的拘束力は無い。説得的権威 として他の裁判から参照される。日本の下級の裁判所の裁判例に近い感じ。ただし日本裁判例より重い説得力を持ち、事実上の指針となる

拘束力を持つ裁判結果となるためには上級裁判所で審議して判決を受けないといけない。

上訴するうえで。

自身にとって不利な内容に対してのみ上訴出来る。

今回

AI学習フェアユース合法」はAnthropicにとって有利な判決のためAnthropicは上訴できない。

AI学習フェアユース合法」はBartzにとって不利な判決のためBartzは上訴できる。

違法ダウンロードフェアユースでないに関してはAnthropicにとって不利な判決のため上訴できたが、今回和解したので上訴できない。

仮に Anthropicが違法ダウンロードフェアユースでないに関して上訴しても、AI学習フェアユース合法上級裁判所では扱わないので地裁判断のままで拘束力を持つ裁判結果にはならない

和解たかAI学習フェアユース合法判例にならなかった」に関して

和解AI学習フェアユース合法を破棄していないのでAI学習フェアユースであるとの裁判結果は有効のままのため「和解たかAI学習フェアユース合法判例にならなかった」は間違い。

和解無意味になったのは違法ダウンロードフェアユースでないに関してのみ。

そもそも連邦地方裁判所命令から法的拘束力を持たない。

和解の結果拘束力を持たないのではなく

拘束力を持たせるためにはクリエータ側だけが上訴できるのにしていないから。

和解たかAI学習フェアユース合法判例にならなかった」は誤り。

(上訴できる期限は最終判決または命令登録されてから30日以内。まだ、和解裁判所が承認していないから、Bartzが上訴する可能性だけならある。)

Permalink |記事への反応(0) | 21:54

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2025-08-25

AI竹島問題について話し合ってみた

竹島問題について客観的理解したいので、日本側の主張だけでなく、アメリカ製AI(ChatGPT)と中国製AI(DeepSeek)で相互チェックをしながら結論をまとめました。

※この2つのAIは、日本語で政治に関する質問をしても、言語による偏りなく、中立的立場で回答すると説明しています

あくまAIによる整理です。

結論まとめ


結論の内容

法的評価

国際法上、歴史資料や国際条約解釈では日本側が優位です。

実効支配評価

実際の現場では、韓国が明確な優位に立っています

国際法的現状
国際裁判可能

ICJ国際司法裁判所)で審理された場合

資料精度や法的根拠を重視するなら日本寄り

現状維持実効支配を重視するなら韓国寄り

判断になる可能性が高いです。

ただし、韓国は「争いは存在しない」と主張し続けており、裁判への付託拒否しているため、国際法的な最終判断には至っていません。

現状は、韓国による長期的な実効支配と、日本継続的抗議が平行して続く「未解決状態」が固定化されているのが実情です。

資料スコア評価

ChatGPTとDeepSeekが、主要な歴史資料相対的評価しました。

国際法一般的基準信頼性一貫性国際法適合性・判定力)を参考に双方の主張の影響力を記載しています

国際法上の影響が限定的資料は省略しています

日本資料

1.江戸期の漁業活動記録


2.1905年島根県編入公文書


3.明治期の測量・地図


4.戦後の抗議・ICJ提訴提案


5.サンフランシスコ平和条約1951年


6.ラスク書簡(Rusk Letter,1951年


韓国資料

1. 『三国史記』『世宗実録地理志』の于山島記録


2. 18〜19世紀朝鮮地図


3.李承晩ライン宣言1952年


4.1952年以降の実効支配


5.国内行政観光警備活動


6.GHQ指令(SCAPIN-677,1946年


総合的な評価

補足

下記内容もChatGPTとDeepSeekは正しいと返答。その上で上記内容となりました。


関連:

中国AI尖閣諸島問題について話し合ってみた

anond:20250824131809

Permalink |記事への反応(1) | 07:37

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2025-08-21

anond:20250821150651

法的拘束力が変わってくる。結婚前は他人他人約束だが結婚してしまうと夫婦間は(法的には)いつでも取り消せる程度の拘束力になる。だから結婚する前の約束の男と、結婚してから約束の女だと、男女の別じゃなく前者が責められるかもな、と言いたかった

Permalink |記事への反応(1) | 15:14

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2025-08-10

バイセクシャル

結婚するなら100%異性相手になるけど(日本同性婚は出来ないため)

同性相手結婚したい場合って口約束

そして子供は難しい?(養子等を除く)

(そもそも結婚しようという話にならないか?)


普通に異性との結婚でも3組に1組は離婚するってことは

同性婚でもまぁまぁの確率で別れる訳で

結婚子供などの拘束力低いと更に別れる確率上がるんだろうか

などと考えた

Permalink |記事への反応(0) | 22:01

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コスプレ因習炎上問題は、時代が変わってきたことの表れだと思う

Xでコスプレイヤーの某さんが、いわゆる「コスプレ因習村」問題を提起している。まず事実関係から確認しておきたい。今回の発端の一つとされる大阪関西万博でのコスプレ来場について、主催公式FAQは「持込禁止物に該当しないものであれば、装着しての入場は可能」と明記している。つまりルール違反”ではない。議論の多くは、明文化された規則ではなく「空気」や「慣習」をめぐって起きているのだ。 

当人の発信も読み込むと、某さんが問題にしているのは「誰も合意していないのに、いつの間にか常識として振る舞うルール」の存在であるイベントの注意事項を守ったうえでも「不快」を根拠排除が働く状況は、彼女自身ノートでも繰り返し記述されている。ここで可視化されたのは、違反者の摘発ではなく、場の秩序を“慣習”で運用してきた構造のものだ。 

この構造は、日本でしばしば「村社会ムラ社会)」と呼ばれてきた。村社会は、序列やしきたりを重んじ、外部者や逸脱を排除しがちな閉鎖性を帯びると説明される。そこでは「不文律」「暗黙の了解」こそが強力に機能し、文字になっていないにもかかわらず、事実上拘束力を持つ。コスプレ界隈の炎上は、この“日本的な運用”がネット時代にそのまま通用しなくなっていることを浮き彫りにした、と位置づけられる。  

なぜ暗黙のルールは強いのか。日本は「ハイコンテクスト文化」の典型とされ、言葉にされない前提や場の文脈意思疎通が進む。これはローカル共同体運営には便利だが、境界曖昧オープン空間万博会場やSNS)では摩擦を生む。「従来、ここではこうしてきた」という了解が、外から来た人や次世代価値観に対して目に見えない壁になるからだ。 

さらに、社会心理学古典的知見が示すように、人は多数派に合わせる圧力同調圧力)を受けやすい。アッシュ実験は、明らかな誤答であっても集団に引きずられる行動が生じることを示した。ネット可視化によって「みんな怒っている」という量的表示が同調圧力ブーストし、実害のない行為にも“制裁”が走る。この力学が、因習村的な排除を加速させている。 

オタク界隈に特有の「内と外」の強い境界も無縁ではない。社会的アイデンティティ理論が言うように、人は所属集団を手掛かりに自己評価を高め、内集団を持ち上げ外集団との差異を強調する傾向がある。これが行き過ぎると「選民思想」的な語りや“界隈の純度”を守る運動へと傾きやすい。コスプレ公共空間に開く動きに対し、「村のルールを知らない外の人」を叩く力学は、まさにこの延長にある。 

では、なぜ今、因習批判がここまで支持を集めるのか。背景には、社会全体でダイバーシティインクルージョン(D&I)を進める流れがある。政府企業も、多様な人材共存する前提で制度運用を見直す段階に入り、価値観更新日常レベルで求められている。慣習の側に「正当性」を積み上げるのではなく、明文化されたルール説明責任に立ち返る――この時代の基本姿勢と、某さんの問題提起は響き合っている。 

ここまでを踏まえると、今回の炎上は「コスプレが好きか嫌いか」という嗜好の衝突ではない。日本運用(暗黙・空気我慢連鎖)と、開かれた場にふさわしい運用(明文化説明再現性)の衝突だ。万博のようにルールが公開され、主催基準が明確な場では、判断は公開された規範に委ねる。違反がなければ、個々の不快感をもって排除正当化しない――その原則に立ち返るべきだろう。 

最後に、因習村は「日本だけの病理」ではないことも付記しておく。同調や内外の境界化は人間一般心理に根ざす。しか日本では、それが“空気”や“ムラ社会”という名で日常語化しており、結果として見えない圧力が強くなりやすい。だからこそ、公共空間や大規模イベントSNSのようなオープンな場では、①公式ルール準拠し、②ローカル慣習は参考情報にとどめ、③当事者が困ったら主催に問い合わせて判断を仰ぐ――この三点を共有していくのが現実的

某さんの発信は、その方向へ社会の針路が動き始めていることを示すシグナルだと、私は受け取っている。

Permalink |記事への反応(1) | 15:31

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コスプレ因習炎上問題は、時代が変わってきたことの表れだと思う

Xでコスプレイヤーの某さんが、いわゆる「コスプレ因習村」問題を提起している。まず事実関係から確認しておきたい。今回の発端の一つとされる大阪関西万博でのコスプレ来場について、主催公式FAQは「持込禁止物に該当しないものであれば、装着しての入場は可能」と明記している。つまりルール違反”ではない。議論の多くは、明文化された規則ではなく「空気」や「慣習」をめぐって起きているのだ。 

当人の発信も読み込むと、某さんが問題にしているのは「誰も合意していないのに、いつの間にか常識として振る舞うルール」の存在であるイベントの注意事項を守ったうえでも「不快」を根拠排除が働く状況は、彼女自身ノートでも繰り返し記述されている。ここで可視化されたのは、違反者の摘発ではなく、場の秩序を“慣習”で運用してきた構造のものだ。 

この構造は、日本でしばしば「村社会ムラ社会)」と呼ばれてきた。村社会は、序列やしきたりを重んじ、外部者や逸脱を排除しがちな閉鎖性を帯びると説明される。そこでは「不文律」「暗黙の了解」こそが強力に機能し、文字になっていないにもかかわらず、事実上拘束力を持つ。コスプレ界隈の炎上は、この“日本的な運用”がネット時代にそのまま通用しなくなっていることを浮き彫りにした、と位置づけられる。  

なぜ暗黙のルールは強いのか。日本は「ハイコンテクスト文化」の典型とされ、言葉にされない前提や場の文脈意思疎通が進む。これはローカル共同体運営には便利だが、境界曖昧オープン空間万博会場やSNS)では摩擦を生む。「従来、ここではこうしてきた」という了解が、外から来た人や次世代価値観に対して目に見えない壁になるからだ。 

さらに、社会心理学古典的知見が示すように、人は多数派に合わせる圧力同調圧力)を受けやすい。アッシュ実験は、明らかな誤答であっても集団に引きずられる行動が生じることを示した。ネット可視化によって「みんな怒っている」という量的表示が同調圧力ブーストし、実害のない行為にも“制裁”が走る。この力学が、因習村的な排除を加速させている。 

オタク界隈に特有の「内と外」の強い境界も無縁ではない。社会的アイデンティティ理論が言うように、人は所属集団を手掛かりに自己評価を高め、内集団を持ち上げ外集団との差異を強調する傾向がある。これが行き過ぎると「選民思想」的な語りや“界隈の純度”を守る運動へと傾きやすい。コスプレ公共空間に開く動きに対し、「村のルールを知らない外の人」を叩く力学は、まさにこの延長にある。 

では、なぜ今、因習批判がここまで支持を集めるのか。背景には、社会全体でダイバーシティインクルージョン(D&I)を進める流れがある。政府企業も、多様な人材共存する前提で制度運用を見直す段階に入り、価値観更新日常レベルで求められている。慣習の側に「正当性」を積み上げるのではなく、明文化されたルール説明責任に立ち返る――この時代の基本姿勢と、某さんの問題提起は響き合っている。 

ここまでを踏まえると、今回の炎上は「コスプレが好きか嫌いか」という嗜好の衝突ではない。日本運用(暗黙・空気我慢連鎖)と、開かれた場にふさわしい運用(明文化説明再現性)の衝突だ。万博のようにルールが公開され、主催基準が明確な場では、判断は公開された規範に委ねる。違反がなければ、個々の不快感をもって排除正当化しない――その原則に立ち返るべきだろう。 

最後に、因習村は「日本だけの病理」ではないことも付記しておく。同調や内外の境界化は人間一般心理に根ざす。しか日本では、それが“空気”や“ムラ社会”という名で日常語化しており、結果として見えない圧力が強くなりやすい。だからこそ、公共空間や大規模イベントSNSのようなオープンな場では、①公式ルール準拠し、②ローカル慣習は参考情報にとどめ、③当事者が困ったら主催に問い合わせて判断を仰ぐ――この三点を共有していくのが現実的だ。鹿乃つのさんの発信は、その方向へ社会の針路が動き始めていることを示すシグナルだと、私は受け取っている。

Permalink |記事への反応(1) | 10:49

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2025-05-28

anond:20250528011330

えっと、これって何のスレッドだっけ?忘れちゃったけど書くよ。

パレスチナ人民の自決権イスラエル占領終結については、決議がなされている。たしか複数回

総会と安保理とで拘束力(というか軍事力の介入)はちがうけど、とりあえず決議は出ているよ。複数回

Permalink |記事への反応(1) | 03:18

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2025-05-11

anond:20250511131242

誠実労働義務はそんなに強い拘束力はないやろ

Permalink |記事への反応(0) | 13:29

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2025-05-10

配偶者意味を変えればいいんじゃないの?

結婚とか婚姻制度はそのままにして、別姓婚みたいな別の制度を作っちゃえばいいんじゃないの?そのうえで、法律の条文で「配偶者」と書かれている部分を全部「配偶者または別姓婚の相手」とかに書き換えてしまえばいいんじゃない

そうすれば、結婚した夫婦は今までどおり必ず同姓のままだから議論する必要はないし、苗字を変えたくない人は結婚とは違う別姓婚の方を選べば、実質配偶者と同じ法的な権利拘束力を得られるし、万々歳じゃん。

Permalink |記事への反応(0) | 18:47

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2025-02-26

anond:20250226172038

そんな拘束力の強い界隈はない

Permalink |記事への反応(0) | 17:21

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2025-02-22

育休で人と話さなくなって心が落ち着いた

育休に入る前、周りの人に「家族以外との接点が減ってしんどくなるよ」みたいなことを言われたので、ほーんそういうもんかなあと思っていたのだが、全然平気。

というか、むしろすごく心が楽。

子もまだ小さいので、夫以外とほぼ会話しないけどすごく心地よい。

用事があって会社人事にメールを送っただけで数日ズーンと気持ちが重くなった。

コミュ障にも程がある。

育休前は普通に仕事していたが、よくできてたな。

いや、ずっとしんどいなとは思っていたけど…。

ただ、心地いいからといって夫と子供とだけしか触れ合わないでいると人間強度が下がるので、ますます社会不適合になってしまうだろう。

会社という拘束力がなければ易きに流れて人と関わらない生活を続けてやばい人間になってしまいそう。

そういう意味では専業主婦や人と関わらない仕事は向いてないな。

復職したら会社での人付き合いに加えて保育園学校関連での保護者同士の付き合いも始まると思うと今からしんどい気持ちがある。

Permalink |記事への反応(0) | 19:28

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2025-02-14

anond:20250214205343

罰則規定のない違法行為なんてなんの拘束力もないわな

Permalink |記事への反応(1) | 21:15

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2025-01-31

anond:20250130223057

嘘つきクソデマ野郎は悔い改めて生まれ変われ。

3 協議調停審判による指定修正

 例えば,C1=1/2,C2=1/3,C3=1/6と相続指定がされた場合,Cらは,指定相続分の通り,遺産分割を行わなければならないか

 まず,遺産分割協議は,協議する・しない自体が共同相続人全員に委ねられているから,共同相続人全員が指定相続分と異なる割合遺産分割を成立させたとしても,それに対して当事者でない者の介入を許す必要はないと考えられる。

 また,遺産分割調停においては,指定相続分はできるだけ尊重されるべきではあろうが,競技と同様,共同相続人全員の合意があることを前提に,指定相続分と異なる割合調停を成立させることができてよいと解される。

 さらに,遺産分割審判においても,指定相続分は遺言者の意思として尊重されるべきであるが,遺産分割基準(906条)に照らして,指定相続分と異なる割合審判をすることが一切許されないと解する必要は乏しいであろう。

(『新注釈民法(19)第2版』(2023,有斐閣296頁)

11 遺産分割協議遺言の優劣

 相続人全員の同意があれば、遺言に従わない協議有効かどうかが問題になり得る。本来的には、遺言者の意思は、相続人の意思優越するとも考えられる。しかし、受遺者は放棄をすることも可能であり(986①。990・915。包括遺贈には986条1項は適用されないことに注意)、そのことから相続人の全員が、遺言処分とは異なる内容の遺産分割協議合意した場合には、その範囲遺言処分放棄されたと解されて、結果的遺産分割協議優越することになる(最判12・9・7金法1597号73頁参照。なお、東京地判平6・1110金法1439号99頁も参照)。遺贈の放棄は、相続放棄に連動していないと考えられている。

(『別冊法学セミナーno.271新基本法コンメンタール相続【第2版】』(日本評論社,2023)138頁)

だいたいさぁ、民法が遺贈の放棄を認めてるわけだよ。

民法

(遺贈の放棄

第九百八十六条 ① 受遺者は、遺言者の死亡後、いつでも、遺贈の放棄をすることができる。

2 遺贈の放棄は、遺言者の死亡の時にさかのぼってその効力を生ずる。

遺言のような単独行為相手方同意を得ない行為)にそこまでの拘束力があるわけないの。

遺産被相続人のものではなく相続人らのもの

Permalink |記事への反応(1) | 14:54

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2024-11-28

anond:20241128121607

紙切れ一枚の裏にある法的な拘束力がエグいのでは

財産分与とか、不倫したら慰謝料いるとか

どんな契約でも紙切れ一枚で人生変わるよ

Permalink |記事への反応(0) | 12:20

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2024-11-20

無視したらどうなる?内閣支持率

別に制度的な拘束力は何もないよね?

下がってくると解散したら選挙に負けるってことになる指標ってこと?

Permalink |記事への反応(1) | 16:53

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2024-10-30

anond:20241030155706

1.国連委員会とは何か?

国連委員会は、特定テーマや分野に関連する問題について議論検討監視、助言を行う機関です。各委員会テーマごとに異なる目的を持ち、人権環境持続可能な開発安全保障などの分野で専門家加盟国代表者が集まって構成されています。例えば、「国連人権委員会」や「国連気候変動委員会」などがあり、それぞれの分野で国際的基準形成し、加盟国実践評価監視する役割を担っています

 

2.国連委員会勧告とは何か?

国連委員会勧告は、加盟国に対してあるべき行動や改善を促す指針です。勧告は、法的な拘束力はありませんが、国際的基準価値に基づいた内容であり、各国が国際社会の期待に沿って行動するための参考とされます。例えば、人権委員会から勧告は、加盟国人権保護改善に関する施策に対する提言として用いられます

 

3.勧告意思決定プロセス

勧告は、委員会対象国の状況を評価し、報告書国際的基準と照らし合わせながら作成されます。具体的な意思決定プロセスには以下の段階が含まれます

情報収集加盟国からの報告、専門家による調査NGO市民団体意見などを通じて情報収集します。

評価収集した情報をもとに、委員会専門家分析し、課題改善点を特定します。

勧告作成評価結果をもとに、勧告策定し、加盟国に対して提言として提供します。

合意形成委員会内での合意を経て勧告正式に決定されます

 

4.ガイドラインの有無

委員会には、国際法国連憲章、または特定条約協定ガイドラインとして存在します。例えば、人権委員会場合、「市民的及び政治的権利に関する国際規約」(ICCPR)が基準となりますガイドラインは各委員会目的に応じて異なりますが、通常、国際的承認された条約協定に基づくものです。

 

5. 他の/過去勧告との整合性担保

国連委員会では、過去勧告や他の委員会勧告整合性を持たせるための調整が行われます国際基準一貫性を保つため、委員会内で情報共有や意見交換を行い、必要に応じて過去勧告と照らし合わせた検討が行われます。また、専門家同士の連携重要な要素です。

 

6.勧告正統性

国連委員会勧告は、加盟国国際的義務基準尊重し、向上を目指すべきであるという立場に基づきます勧告は国際条約協定国連憲章を基盤とするため、普遍的基準依拠している点で正統性が認められています。ただし、勧告には法的拘束力がないため、各国が自主的に従う形となりますが、国際社会人権団体などの目があるため、国際的圧力がかかることもあります

Permalink |記事への反応(0) | 16:11

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2024-09-21

痴漢冤罪が嫌な男は女性専用車に乗ればいいのでは

女性専用車って、なんの拘束力もないただの「協力要請」だから

別に法的拘束力を持つ男性禁止車両ができない限り痴漢可能性が0の女性専用車なんてないからな

なぜか生きてるだけで被害者ぶって、その空間にいれば100%安心だと思ってる頭の弱い女が撲滅されんなら、痴漢冤罪防止に女性専用車に乗るの効果的だと思うんだよな

Permalink |記事への反応(0) | 18:11

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2024-07-10

蓮舫党首による野党共闘路線新党

蓮舫は立憲民主党内の野党共闘路線の大きな一角だったのでは?論を書いた増田だけど、立憲・小沢氏、次期代表「泉氏でやったらまた沈没」 支持しない考え:毎日新聞を読んで、更に立憲民主党内で野党共闘支持派が都知事選野党共闘を行ったことによって現職小池百合子都知事へ肉薄するという華々しい結果を持って蓮舫立憲民主党代表就任を目論んでいたのではないか

ただ、その計算石丸二元安芸市長の想定外出馬によって狂ってしまい、野党共闘路線を裏で糸引いていた小沢一郎も流石に計画修正をせざる得ず、泉立民代表への不信を内外へ煽って野党共闘支持派の結束を高め、豪腕として知られる政界破壊小沢一郎は立憲民主党を割って計画修正を最小限で留められる野党共闘路線新党設立を目論んでるのではないか?という予想

もちろん立憲民主党割れ政党として規模の優勢が得られにくくなるが悪い話ばかりでない。以前から批判を浴びている泉立民代表派閥野田元首派閥などの野党共闘路線不支持しか取れない歯切れの悪さ、非協力的な姿勢立憲民主党として動いている間は利害関係から如何ともしがたかったが、蓮舫新党であるならば純粋野党共闘路線政党なので政党内の意思統一は容易い

野党共闘支持派が抜けた立憲民主党の泉立民代表派閥野田元首派閥からしても小沢一郎派閥蓮舫派閥との利害関係拘束力が弱まり、外部政党として交渉可能なのでこれまで以上に動きやすくなり、何なら国民民主党と再合流なんてのも非現実的じゃなくなる

蓮舫新党野党共闘ハブとして駆動することによって、都知事選で力の入った支援をしてくれた日本共産党と友好な関係を築きつつ、古巣立憲民主党旧民主党として繋がりのある国民民主党との連携はもちろん、包括的野党共闘を実現するため日本維新の会交渉することだって可能になってくる

蓮舫新党野党共闘によって自民党の悪政を打倒し日本初の女性首相を生み出すという志に希望を見出す国民のための非常にわかやす政党となるのではないか、そしてこれは今最も望まれている政党なのだと思いたい

Permalink |記事への反応(5) | 18:57

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2024-07-09

anond:20240709043652

輸入品の話だろ

輸入品は入荷不荷の判断しかできない国際条約を締結しても結局拘束力がない検査逃れした食品から健康被害が出る

全く安全なワケねーじゃん隣に中国がある癖にそんなんも分からん

Permalink |記事への反応(0) | 18:04

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2024-07-03

anond:20240703021614

拘束力なんかないよ

Permalink |記事への反応(0) | 02:34

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2024-04-07

映画館の素晴らしさのうちのひとつは、ちょっと飽きてきても最後まで見るしかないという拘束力だと思う

一時停止できないからね。

アマプラとかだと2週間前に見始めた映画をまだ見終わってないとかザラだし。

決してつまらないわけではないんだけど、最後まで見通すことが出来ないということが無くなるのはプラスだと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 00:56

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2024-03-21

何が嫌かと言うと

自分創作したものを、自分が了承していない範囲使用したり公開されるのってすんごくイヤ

道具や素材として扱われるのもイヤ

これはすごく直観的だと思うし、この感情を「お気持ち」と揶揄するのは流石に勘弁してほしい

でも、じゃあどないせえっちゅーねんと言われると…どうしたらいいんですかね、と途方に暮れてしま

学習それ自体原理的に禁止できないのはわかる

基盤になる学習データが「クリーン学習データ」だとしても追加で学習する手法はもうすでに広まってしまっているし

右クリックローカル保存と同じでローカル学習データつくって画像を生成する分には止めようがないし感知しようがない(そもそも公開しなければ問題になりようがない)

から特定作家作品の絵柄を再現できる学習データを公開するのを控えたりとか、

その学習データで生成した画像AI生成であることを明記してほしいけど

法的な拘束力がない以上、相手善意に期待するしかないし

AI生成と見るや問題にしようとする人がいれば明記しにくいだろうし

これを解決したいと考えていくと生成AI自体禁止してほしいというとこまで思い詰めちゃうけど

無理でしょそれはという諦めはある

もう10年とかのレベルで完全に界隈の情報シャットアウトするしか精神の安静を図る方法がなさそう

推進派も規制派も狂ってしまった人たちは帰ってこないんだよな~…サヨナラ!

Permalink |記事への反応(4) | 23:38

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anond:20240321083634

AIによる偽情報の流布や人権侵害問題となる中、AIを直接の対象とした拘束力のある規制必要判断した。

 

AIによるフェイクニュース対策世界中で既に議論が行われていることで

SNSで盛んに騒がれている"反AI"とは全く別の話ですよね^^

Permalink |記事への反応(1) | 08:39

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2024-02-01

anond:20240201014306

脚本を何度もリライトさせられたのは、第1稿が相沢と日テレの間の契約における債務の本旨に従った履行ではなかったから。

そもそも発注元の仕様に沿った脚本を書く債務なので、相澤著作権とか原作者日テレ契約拘束力の射程は問題にならない。だから善意第三者なんて話はまったく筋違い議論

だいたい1〜2話ならまだしも8話目までリライト食らいまくるのは「原作改変がダメだなんて知りませんでしたぁ」は通らんよ。

Permalink |記事への反応(1) | 07:24

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2024-01-31

anond:20240131195511

性的同意って文書で残すものでもないしなんの拘束力もないよね

ついでに言えばその程度の同意なんだからから女の方はなかったことにできるよね

ウエメセで偉そうな口調のくせにろくな理解もできてないバカ

それがお前な

失せな頭でっかち

Permalink |記事への反応(1) | 19:58

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