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2025-10-26

昭和教師の思い出

昭和には今考えるとあり得ないようなクレイジー教師が居たんだよ、ということを備忘録として記しておく。

増田スペック昭和53年生まれ四国県庁所在地育ち。

 

 

一番記憶に残っているクレイジー教師

生徒に「便所」「うんち」といったあだ名を付けて自分だけでなく生徒間でも呼ばせていた。

あだ名を付けられたのがひょうきん男子たちだったから事なきを得ていたけれど、あれはどう考えてもイジメだった。

それにKは簡単にキレるし、保護者からの評判も良くなかった。

 

 

重度のセクハラジジイ

体育は2クラス合同で、更衣室がない代わりに男女別の教室で着替えるんだけど、Hは堂々と女子生徒が着替え中の教室に入ってじっくりと女子生徒の着替えを観賞。

女子生徒に苦情を言われても「ここは俺が担任教室だ!」と開き直り居座った。

当然女子生徒からの評判は最悪だった。

 

 

男子生徒がつけたあだ名ジャイアン。もしくはバーコードハゲ。容赦ないよね…

今思うとそれほど悪い先生ではなかったとは思うんだけど、

女子体育教師がいる中で、女子生徒の体育担当になったのは悲鳴が上がるのも仕方ないとは思った。

 

 

元教え子と結婚してた教師

今考えると気持ち悪い。

でも当時は他にも何人かそういった教師は居た。

熱血漢ではあるのだが、できない生徒に約束という名の押し付けを迫り、それが破られるとキレるというマッチポンプ熱血漢でうざかった。

 

 

生徒の自主性をスポイルしまくってた。

予習をしてきた生徒が次々と課題をこなすのを叱ってたのは意味がわからなかった。

生徒を完全に自分コントロール下に置くのが至上命題だったっぽい?

 

 

自分が務めてる高校ではなく、母校であるもう一つの進学校賞賛し、勤務先の高校をけなしてばかりの人だった。

予習をしっかりして、授業中に眠るべきという、訳のわからない主張をしていた。

英文を読んで即座に和訳して問題を解け、という当時でも前時代的としか言い様がないやり方を押し付けてうざかった。

ちなみに生徒間で呼ばれていたあだ名はアイババ。

本名もじり+ババアサイババみたいな髪型だったからそう呼ばれていた。

さすがに進学校ともなるとあだ名センスも中々だな、と思った。

Permalink |記事への反応(0) | 22:57

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変な夢を見た

高校に登校していた

朝のホームルームで一枚のプリントが配られた

そこにはこう書かれていた

基本的憲法から外れた違法オナニー射精を阻害し…」

基本的憲法違法オナニー

憲法保障されていないオナニーとは?

怪文書学校中に配られ、学校を混乱の渦にたたき落した

高校の時嫌いだった担任けがその渦中でニコニコしていた

Permalink |記事への反応(0) | 07:39

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2025-10-25

anond:20251025115732

石破や野党野次ってバカにして盛り上がりつつ、

右翼先鋒高市とかがヤジられると途端にものすごい勢いで擁護してて怖くなる

安倍晋三国民を「あんな人たち」とか言っても擁護してただけはあるけど

大昔に高校担任ファシストが台頭してきたとき

女子供弱者に都合の悪いことを、女か障害者外国人に喋らせるようになると言ってたけどそのとおりだなと思い返す

Permalink |記事への反応(0) | 13:49

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おばちゃんというあだ名

中学校とき同級生におばちゃんというあだ名の生徒がいた。

小学校ときからそのように呼ばれていたらしくて、本人自ら紹介していた(´・ω・`)

結果的にみんなからおばちゃんと呼ばれていた。

担任先生もおばちゃんと呼んでいた✧⁠\⁠(⁠>⁠o⁠<⁠)⁠ノ⁠✧

勉強もできたし、人望もあったし、学級委員だった。

悪意なくおばちゃん呼びしていた人ばかりだと思うけど、なんとなく今だと問題になりそうな気がする。

 

========

追記

私の同級生にも名字が「奥」の人がいたー(。ì _ í。)

まり接点がなかったからその人がどう呼ばれていたのかは分からぬ。

Permalink |記事への反応(2) | 12:35

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2025-10-23

anond:20251023180203

ないけどカーチャンの詢子と担任の和子のすばらしさを存分に味わっておけ

Permalink |記事への反応(0) | 18:07

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2025-10-22

女性上位(痴女系含む)系のAVが嫌い

小学校の時に担任の40台のババアに性処理させられてたのを思い出すので

女性上位系のAV嫌い

Permalink |記事への反応(0) | 10:33

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2025-10-15

anond:20251015184605

県庁所在地わかりません

まじで小学生の時に習わなかった

別のクラス憲法暗記させられてた

担任がハズレだった

なんも考えてない小学生の時にもっと勉強ときたかった

Permalink |記事への反応(0) | 18:47

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2025-10-13

anond:20251012230649

この辺は地域性とかもあるんだろうか...

うちは一人っ子 (not by choice) なんだけれど、女の子から○○みたいなことをあまり言わないようにしていたら、

かっこいい物好きで男子服を着る女子ができあがった。

しかに、ワイがそれなりに一緒にいることも多く、多大なるワイの影響を受けた可能性はあると思う。

それなりの年になると男女で遊びの趣味も違って別れるのかと思ったが、普通に男子と一緒に運動系の遊びとかやっているし、

面談担任に聞いたところによるとクラスは男女でグループが分かれてないらしい。

から女の子からって母親に任せっきりにする必要は無いと思うけれど...

女子っぽい見かけで女子の遊びをする女子にしたかったらそっちだったのかもしれないとも思った。

Permalink |記事への反応(2) | 19:01

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妻をこれ以上苦しめたくない(追記

追記

かいブコメトラバをくださった方、ありがとうございました。

妻に自分の素直な気持ちを話せました。

涙と鼻水でぐしゃぐしゃだったけど、「一緒にいたい」ってちゃんと言えました。

本当にありがとう



増田は30代前半の男。

どこにも吐き出す場所がないのでここに書かせてほしい。

高3の時、人付き合いが上手く行かない(人見知りかつ口下手)のと、逃げ癖から学校に行けなくなって授業についていけない→それが辛くてまた学校に行けないのループで、首をつろうとした。

クローゼットにつけた紐に首をかけて、体重をかけている途中で怖くなってやめた。

死ぬのが怖いというよりは、失敗して障害が残って今よりも更に苦しい人生を送るのが怖くてやめた。

その後、担任先生心療内科先生等の助けもあり、高校卒業して、大学に進学することもできた。

その後も上に書いた性格ゆえ悩み事は尽きなかったけど、無事に第一志望の就職先に就職することができた。

29歳の時、上司パワハラで再び病んだ。

今度はロープを準備しただけで終わったけど、また死のうと思った。

高校の時にかかった心療内科自分電話して、数日後に受診した。

事情を話すと、先生休職を勧めた。でも、高校の時と同じで、休めば休む程尚更行けなくなる(行くのが億劫になる)と思った。

人生初の抗うつ剤を飲みながら仕事に行くことにした。

抗うつ剤は怖いぐらい効いた。振り返ると、ハイになってたんじゃないかと思うぐらい積極的になっていたと思う。

このまま一人で生きていくのが寂しくなって、一度やめたマッチングアプリを再開した。

そこで妻と出会った。

アプリで会うのは2人目だったけど、初めて会った時は心臓バクバクだった。

嘘。付き合い始めてからも長いことデートの時は緊張してた。

付き合って1か月ぐらいの頃、彼女が今の仕事を辞めたいと言った。心身を病んでまで働く必要はないと答えた。そして、自分抗うつ剤を飲んでいることをカミングアウトした。

ほどなく、彼女転職して、仕事自体は大変そうだけど良い先輩のいる職場に巡り合った。

自分も服薬しなくてよくなった。

1年ほど中距離恋愛で付き合ってプロポーズをした。有難いことにOKをもらった。

その後ぐらいかしょっちゅう喧嘩するようになった。

彼女の、一度同意したことについて後から不満を言い出すところが許せなかった。

彼女は、増田が怒ると黙り込むところと、時々言葉に詰まってフリーズしてしまうところが嫌だと言った。

自覚はある。感情が高ぶるとどうしても普段以上に言葉が出てこなくなってしまう。

そういう風に彼女に伝えた。理解してくれたか微妙だったけど、こちらが折れて仲直りした。

同じような喧嘩を何度も何度も繰り返して、夫婦として一緒に住み始めた。

喧嘩は更に増えた。

でも、それを乗り切って結婚式新婚旅行も無事に終えた。

しばらくは喧嘩もなく、もう大丈夫だと思ってたけど喧嘩は復活して、この週末、また喧嘩した。

妻は仕事のことと家のこと(喧嘩を含む)で精神的におかしくなりそうだが、些細なことで落ち込んだりする増田にはそのことを相談できないのだと言った。そして、増田がどういう症状で抗うつ剤を飲むことになったのかと聞かれたので、首をつろうとしたことを答えた。

抗うつ剤を飲んでいることは以前伝えていたので、ある程度は察していると思っていたのに、妻は大きなショックを受けていた。

それほどまでの重症ではないと思っていた、と。

そして、なぜそんな大事なことを今まで黙っていたのかと責められた。

両親に心配をかけるわけにはいかないから両親に相談するわけにもいかないし、私はどうしたらいいのと妻は号泣する。

増田抗うつ剤を飲んでいたことを妻の両親は妻経由で知っているが、妻曰く、両親もそれほどの重症だとは思っていないはずとのこと)

抗うつ剤のこと自体ちゃんと話していたし、詳細はいつかタイミングが来たら話そうと思っていた。そのタイミングが今来たのだと思って話したらこんなことになってしまった。

妻の言う通り、首をつろうとしたことがあるというのは結婚前に改めて伝えるべきことだったのかもしれない。

怖くてそれができなかったのは事実だ。

謝るしかなかった。

「そんなことは知らない方がよかった」と泣きながら言われた。

離婚したいのであればそれに従うと伝えた。

幸せにすると約束したが、自分と一緒ではきっと逆に妻を不幸にしてしまうと思うとも伝えた。

すると、離婚なんて更に私を苦しめる気なのかと怒られた。

こんな自分なんかとこれからも一緒にいてくれるのかと聞くと、妻は小さな声で「うん」と答えた。

自分は泣きながら「ありがとう」と答えた。

これを書いている今、妻は寝ている。

言葉だけ見れば丸くおさまったように見えるけど、そう思えない自分がいる。

ただでさえ精神的に弱っているにもかかわらず、妻の心をものすごく傷つけてしまった。

きっとこの先も何度も妻を泣かせてしまうだろうし、その結果妻が精神的に病んでしま可能だってある。

夫が自○未遂したことがあるという十字架のようなものを妻に背負わせてしまった。

そう思うと、子供もいない今、離婚する方が妻を苦しめなくて済むのではないか

やっぱり離婚を切り出す方がいいのか。

妻が起きたら、何事もなかったかのように接したらいいのか。でもできないだろうな…

お願いです。誰か教えてください。

自分はどうしたらいいのでしょうか。

Permalink |記事への反応(3) | 07:52

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2025-10-11

anond:20251011171839

ワイは80年代の校内暴力あれくるってた時代厨房生活で、自分が受けて嫌だったことは下級生には絶対にしなかったやで

なおかつ、

卒業年次の学年生が代表最後に作文を発表する式典があったんやが、発表前日まで当たり障りの無い文面を担任教師と作っといて、当日本番では勝手にまったく違う内容の、前年度までの二年間に上級から受けたイジメ仕打ちを事細かに書いた文章を読み上げてやったやで

もちろん担任どころか誰にも相談せんとぷちカマしてやったやで!(発表直後に担任が力無く傷付いたような笑い顔で迎えてくれたのをおぼえとる)

Permalink |記事への反応(1) | 18:07

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定期的に非モテの女は存在しないみたいな話出るたびに思うけど誰1人から告白されたこともなければ付き合うこともなく体を弄ばれることもなく高校3年間一緒のクラスだった人達からフルネームを覚えてもらってなかった(担任は流石に覚えていた)私は一体なんなんだ……?

Permalink |記事への反応(1) | 01:34

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2025-10-10

小学4年の時、俺は母子家庭団地に住んでた。

5階建ての古い団地で、俺の部屋は3階の角部屋だった。

母は夜遅くまで働いてて、俺はいつも一人で留守番してた。

その団地には、同じ学年の子が3人いた。

A、B、それと青。

青だけは仲良くなかった。

理由は単純で、青が変だったから。

いつも一人でいて、誰とも喋らない。

休み時間も一人で教室の隅にいて、じっと窓の外を見てた。

あとなんか肌に青みがかかってて、変な臭いがした。

クラスの奴らは青を避けてた。

別にいじめてたわけじゃない。

ただ、関わりたくなかった。

青の家族も変だった。

母親は見たことがなくて、父親と二人暮らしらしい。

父親は70代くらいのガリガリの男。

団地の住人とも挨拶しない。

青も父親も、何か怖かった。

ある日の放課後、AとBと三人で団地公園で遊んでた。

鬼ごっこしてて、俺が鬼だった。

Bを追いかけて走ってたら、団地の裏手に出た。

そこは普段誰も来ない場所で、ゴミ置き場と駐輪場があるだけ。

Bが駐輪場の奥に隠れた。

俺も追いかけて入った。

そこで、青を見た。

青は駐輪場の一番奥で、しゃがみ込んでた。

何かしてる。

近づいて見たら、青は地面に何か書いてた。

白いチョークで。

丸と線を組み合わせた、変な記号みたいなやつ。

「何してんの?」

俺が声をかけたら、青がゆっくり振り向いた。

目が、笑ってなかった。

口は笑ってたけど、目は怒ってるみたいだった。

「おまじない

青がそう言った。

「何の?」

「秘密」

青はまた地面に向かって、記号を書き続けた。

気味が悪くて、俺はその場を離れた。

AとBにそのことを話したら、二人とも「やっぱ変だよな、青」って言った。

それから1週間後、青が学校に来なくなった。

担任が「青くんは、お父さんの都合で転校しました」って言った。

急な転校だった。

誰も気にしなかった。

しろ、ホッとした。

でも、その日の夜、変なことが起きた。

俺が部屋で宿題してたら、窓の外から音がした。

コンコン

ベランダから

3階なのに。

窓を見たら、誰かいた。

暗くてよく見えないけど、人の形。

子供くらいの背丈。

俺は怖くなって、カーテンを閉めた。

でも、音は続いた。

コンコンコンコン

もっと強く

母はまだ帰ってない。

俺は布団にもぐって、耳を塞いだ。

30分くらい続いて、やっと止まった。

次の日、ベランダを見た。

何もなかった。

でも、窓ガラスに、手の跡があった。

小さい手。

子供の手。

俺は母にそのことを話した。

母は「鳥でも当たったんじゃない?」って言った。

でも、あれは人の手だった。

それから毎晩、音がした。

コンコンコンコン

いつも夜の10時。

母が帰る前。

俺が一人の時。

俺は怖くて、ベランダカーテンを開けなくなった。

でも、ある日、我慢できなくて開けた。

かいた。

青だった。

ベランダに、青が立ってた。

でも、おかしい。

3階のベランダに、どうやって?

俺は叫んだ。

母が駆けつけてきた。

でも、ベランダには誰もいなかった。

母は「疲れてるのよ」って言った。

俺は頷いたけど、確かに見た。

青がいた。

次の日、学校でAに話した。

「青、昨日俺の家に来た」

「は?転校したじゃん」

「でも、見たんだ。ベランダに」

Aは笑った。

「お前、怖い話の見過ぎ」

でも、その日の夜、Aから電話が来た。

震えた声で。

「青、いた」

「どこに?」

「窓の外」

Aの家は2階だった。

「何してた?」

「ずっと、こっち見てた」

Aは泣きそうだった。

次の日、Bも同じことを言った。

「昨日、窓の外に青がいた」

俺たち三人は、怖くなった。

何かがおかしい。

青は転校したはずなのに。

俺たちは、青の家に行くことにした。

かめないと。

放課後、三人で青の家のある棟に行った。

青の部屋は4階だった。

ドアをノックした。

誰も出ない。

もう一度ノックした。

やっぱり誰も出ない。

隣の部屋のおばさんが出てきた。

あんたたち、何してるの?」

「青くんの家に用事があって」

おばさんは首を傾げた。

「もう引っ越したわよ」

「いつですか?」

「1週間くらい前かしら」

やっぱり、いない。

でも、じゃあ俺たちが見たのは何だったんだ?

おばさんが続けた。

可哀想にねえ」

「何がですか?」

「息子さん、亡くなったのよ」

「え?」

「お父さんが、その、ね」

おばさんは小声で言った。

虐待してたらしいの。それで衰弱しちゃってね。」

背筋が凍った。

「いつですか?」

半年くらい前」

半年前。

でも、俺たちは1週間前まで青と同じクラスだった。

じゃあ、あれは。

おばさんが続けた。

「お父さん、捕まったけど、すぐ出てきたのよ。証拠不十分だって

「それで引っ越したんですか?」

「ええ。でもね」

おばさんは声をさらに小さくした。

「引っ越す前の晩、お父さん、発狂してたの」

発狂?」

「空腹だっていくら食べてもお腹が空くって」

俺たちは黙った。

おばさんは「まあ、気の毒な話よ」って言って、部屋に戻った。

俺たちは団地階段を降りた。

誰も喋らなかった。

青は、半年前に死んでた。

じゃあ、学校にいた青は。

俺たちが見てた青は。

Bが震えた声で言った。

「俺たち、死んだやつと一緒にいたの?」

Aが「そんなわけない」って言ったけど、声に力がなかった。

家に帰った。

母に全部話した。

母は信じなかった。

「疲れてるのよ、三人とも」

でも、その夜。

また音がした。

コンコンコンコン

ベランダから

俺はカーテンを開けた。

青がいた。

無表情。

だけどその姿は異常だった。

自分の手を咀嚼していた。

俺は叫んだ。

母が来た。

でも、やっぱり誰もいなかった。

それから、俺は精神的におかしくなった。

毎晩、青が来る。

ベランダに。窓に。部屋の中にも。

青が、ずっと咀嚼している

眠れない。

AもBも、同じだった。

三人とも、学校を休むようになった。

2週間後、Aが入院した。

精神科に。

Bも、その次の週に入院した。

俺も、限界だった。

母が、引っ越しを決めた。

「もう、ここには居られない」

引っ越しの準備をしてる時、部屋の隅で何か見つけた。

白いチョーク

そして、床に、うっすらと記号が書いてあった。

駐輪場で青が書いてたのと、同じ記号

俺は気づいた。

青は、呪いをかけてたんだ。

俺たちに。

なぜ俺たちに。

それから引っ越した。

青は来なくなった。

ホッとした。

でも、AとBは、まだ入院してた。

俺は二人を見舞いに行った。

Aは、ずっと自分の足をしゃぶっている。

Bは、何も喋らなかった。

ただ、窓の外を見てた。

俺は、二人を見て、泣いた。

そして、俺は30歳になった。

Aは、5年前に自殺した。

自分の手を飲み込もうとして窒息死した。

Bは、今も入院してる。

20年間、ずっと。

喋らない。

食事自分で摂れない。

ただ、窓の外を見てる。

ずっと。

俺は、普通に生きてる。

結婚もした。

子供もいる。

でも、時々思い出す。

青のこと。

あの咀嚼音。

自分右手を食べていた、あの姿。

俺たちは、青を助けなかった。

変だからって、避けてた。

虐待されてたのに。

そして、青は死んだ。

そして、俺たちを呪った。

でも、何で俺だけ。

何で、AとBだけが

俺だけが普通に生きてる。

それが、一番怖い。

先月、Bの病院に行った。

20年ぶりに。

Bは、変わってなかった。

窓の外を、ずっと見てた。

俺が声をかけても、反応しない。

看護師に聞いた。

「何を見てるんですか?」

看護師は首を振った。

「分かりません。でも、ずっとあそこを見てます

俺も、窓の外を見た。

何もない。

ただの、駐車場

でも、Bは、何かを見てる。

俺には見えない、何かを。

帰り際、Bが小さい声で言った。

お腹いっぱい」

俺は振り返った。

Bは、初めて俺の方を見た。

そして、笑った。

最近、娘に変な癖がついた。

気づいたら指を口いっぱいしゃぶってる。

もう5歳になるのに。

Permalink |記事への反応(1) | 23:01

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2025-10-08

同級生所属先がとうとう東京になった

中学校まで同級生だった人がBリーグ所属するチームでコーチをしていることは数年前から知っていたんだけど、そのとき西日本B2所属するチームの一員だった。

今年久々に調べてみたら、B1に所属する東京のチームでアシスタントコーチになっていた。

順調なキャリアを築いていて嬉しい(´・ω・`)

特にしかったわけではないけど、家は近かった。

書道教室経営している家で、そこで私も彼も習っていた。

彼は、小学生書道コンテストでは入賞していた気がする。

私は学校に提出したのに担任のセンセが出品し忘れて、いつの間にかポツンとクラスの壁に展示されていたことがある(´・ω・`)

Permalink |記事への反応(0) | 00:42

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2025-10-05

自業自得

昨日になって改めて自覚した嘔吐への恐怖の強さ、これのせいで通信制学校に行くとは夢にも思わなかった

流石に病名が診断されるまでに酷いとは思ってないが、それでも人より強い恐怖を持つせいでなかなか過ごしにくい

嘔吐の何が嫌かって、自分がやってしまった時の周りの反応だ

一度体調管理を怠って栄養が極端に少なくなって正月やらかしたことがある

が、その時の胃の内容物を嫌そうに避ける他人や、自分自分の床周りに集まる視線 そして慌てて処理してくれた店員の姿

それらは5年経った今でもはっきり思い出せる、ハッキリしすぎて気分が悪くなるほどに

そんな周りの反応の中でも、小学校中学年まで消化器官が弱かった弟に距離を取られたことがショックだった

   そして去年、公共の場で急な嘔気があったことで自分はどうしようもなくなってしまった

  今までなかったのに突如起き、絶対に床にはできないと思いつつトイレに行った

   トイレの個室を開いて蓋を開き、膝立ちになって顔を下げてみるが出せなかった

   自分にとって落ち着ける家のトイレでも同じだった  腹の底に溜まる気持ち悪さが本当に苦しかった

  よく「どうしても気分が悪いなら舌の付け根を指で押さえて出すと良い」と聞くけど、自分からしたらわざわざ自分で出しに行くことが信じられない

  病院でも「無理に出すと体に悪いから出さなくて良い」と言われたが、「無理に出した方がいい」と言われても私は舌の付け根を指で抑えようなんて絶対思えない

 こんな状態から高速バスの長時間移動は殴られても行きたくない むしろ殴って寝かせた状態で運んで欲しいと思う程に嫌だ

  公共の場で戻しそうになって以降ずっと休み病院に行けと親に叱られた時「救急車で行け」と言ってしまった程に  まぁ今思うと自分でもかなりわがまま発言だったと思うし、一見ただの気の持ちようなのに救急車を発車させるなんて有り得ないと思う 世の中には気を失うほど痛かったり苦しかったりする人がいるのに

  と、こんな感じなのでバスの長時間移動は最悪だ

 もしやってしまっても周りは無関心 しか楽しい日になるはずだったその日は嘔吐した人がいる事実で楽しめきれなくなる その状況はどうしても避けたかった

 あまり言いたくないが、自分の目の前でバス移動中にされてしまった時の周りの無反応さは忘れられない

  咄嗟に席を立ってしまって逃げ出したくなった時、周りを見渡しても誰も気にしていないのが怖かった

 それなのに数ヶ月後、普通に過ごす戻した子に口を揃えて「かわいい」と言えていた周りが信じられなかった

  帰りの移動の時に別席に無理矢理移動したことやあからさまな避け方に、傷つけたかもしれないな、と後悔している

 運転中にも関わらずバスから飛び降りて帰りたいと思った時に見た、私の腕を引いて苦しそうに泣いていた顔も忘れられない

 もう既に分かっていると思うけど、自分でやってしまうのと同様に見るのも嫌だった

ドラマ映画だとしても、どうして大半の人は生々しい嘔吐のシーンをスルーできるんだろう

漫画でも嘔吐ギャグとして扱ったりするコマがあったり、デフォルメにせず生々しく表現されていたり、小説でも地の文に内容物が床に叩きつけられる音や会話文に嘔吐する声をありのまま入れているものはどうしても読めなかった

 テレビを見てふとそのシーンが目に入った時はしんどかった 

胃の内容物じゃなくても、口に含んでいた大量のものを一気に吹き出す様子が嫌だ だから「口に異物が入っただけで吐き出したくなる某芸人」は本当に嫌だ

 胃の内容物をキラキラエフェクトで隠してもダメだった

 酒を飲みすぎた芸人が早朝の運動後に側溝に戻すのをドアップで移された時の辛さは言葉にできない

  映像ですらダメから目の前でされると逃げ出したくなる

 先程言った弟が戻す時、姉の役割を果たすことなく自室に逃げ込んで布団を被ったし、弟のそばプラの桶が置いてあったら背筋が凍る

  なのに弟が何度も戻すので、ここ最近までなかなか心を開けなかった

 基本的に目の前でしていた人とは短くても数日、長くても数ヶ月自然状態で話しかけられない

 今話そうとしている人は数日前に戻したんだ、と言う事実が頭から抜けない

   薄らあった恐怖が明確に強まったのは、小学校の時だと思う

   1人の同級生男子教室に入った瞬間戻し、一斉に教室内の全員が机と椅子を引いた時、そして給食

 小学生は何故給食中に戻しがちなのか不思議でならない 

  そしてついに、直接見たわけでもないのに人から聞いただけで話しかけられなくなってしまった

 最近落ち着いていた弟が、卒業パーティーで食べすぎて戻したと聞いて、酷い言葉を何度もぶつけてしまった

 私に伝えてきた母は、弟が戻した様子を的確に言ってきて、容易に想像できたからだった

「それでそん時にさぁ、…ぶぇっ!!ぶふぇえっ!!ぶぶっ、ぶるるぅえっ!!って」

 こう表してきたら、どれほどの惨状無意識に思い浮かべてしまものだと思う

   先程言った公共の場での日の翌日、台所にある水が勢いよく出ているだけで一瞬嘔吐かと思ってしまって飲み物を飲めず、シャワーが怖くて何ヶ月も体を洗うことすらできなかった

  だから私は子供を産もうと思えない

 赤子なんてげっぷをさせなきゃいけないらしい

  小さい頃消化器官が弱かった時に親にかけてしまったたくさんの迷惑を、自分も身をもって知る可能性があるものに関わりたいと思えなかった

  

   ここまで強い拒否反応を持っているけど、戻した理由ちゃんと納得できるなら反応も少し和らぐらしい

 例えば健康診断 あれは反射だから仕方ない ただ、それをいずれやると思うと辛くなる

  他にもストレスや月のもの悪阻が重い時  周りが注目するので心配されやすく、よっぽど酷いんだろうなと思える

  中学担任に重すぎて胃液も出たと言われたが、嫌悪感はなく大変だったんだなと思うだけだった

 後は二次元作品に限るが、極限の環境で生きてく中で余程グロテスクな目にあったなら、それはそうもなるだろうなとすぐに思う

 実際かなり過激作品自身も具合が悪くなることがあったし、スプラッター映画の中には、上映中に体調不良を訴える観客の多さで有名なものもある。

  ただ、それ以外は許せない

 弟の食べ過ぎなんて論外だ 納得できる箇所がどこにもない これだけは許せなかった

 それとバスの移動での酔いは、納得はできても聞く気は一切起きない

  高校に入って仲良くなった子がバスでやってしまったと言う話を聞き、酷いと思いながらも「距離を取ろう」と考えてしまった

   だから私は嘔吐と言う生理現象を「ゲロ」だなんてバカにできない 笑うなんて絶対無理だ

 何度か茶化して言う時があれど、うまい具合に笑いに変えることができてないと思う

 こんなに避けてるくせにいつもは楽しいことばかりに逃げているから、昨日母が「健康診断で戻した」時のあの「ぶふぇっ、ぶぅえっげぇえっ」と言う表現に耐えられないでいるんだなと思う

 エメトフォビアの人同士のコミュニティもあると聞くけど、楽しいことだけ考えていたくて放置した結果だ

  自業自得

 恐怖症なんて、普通に生きてきた人から見たらただの心配のしすぎだし、大げさな妄想しかない

  でも、人と話せなくなった時に知人が目の前で戻す夢や、自身が酷く嘔吐する夢で目が覚めた時は、どうしようもなく苦しいってことだけ言わせて欲しい

  そして、二次創作をする人が嘔吐配慮していることに心から感謝しながら、映像作品もそのシーンがある時は事前に言って欲しいとずっと思っている

  唐突嘔吐話題に出たり、そのシーンを予告なく見てしまったりする時に過剰に反応してしまうから

今日は長々と嫌なことについて書いてしまったし、思い出したくないのにずるずると思い出してしまった

から見る夢は酷い気がする  自分で戻してしまう妙にリアルな夢はこれまでに何度見たんだろうか

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2025-10-04

やっぱり高校生ときの夢を見る

今度は家庭科の授業を受けていた。

美術先生から(´・ω・`)

その先生とは実際に話したことはない。

3年生のとき、隣の隣のクラス担任だったのだが、だからこそ接点はない。

芸術科目は書道だった。

なぜか生徒の中には松井稼頭央がいて発言を求められていた(´・ω・`)

私の高校時代とき松井稼頭央コロラドにいた頃だと思ふ。

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2025-10-03

彼氏教師になるのが怖い。

彼氏教師になるのが怖い。

大学3年だ。

増田若いだけで、読みたくなくなる方には申し訳ない。

大学1年から付き合っている彼氏がいる。

このまま上手くいけば結婚するんじゃないかな。

彼氏は、1年の頃から教師になろうと目指している。

私はずっと横で応援しているけれど、正直とても不安だ。

保育士子ども容姿いじりをして、録音機を仕込まれていた事件があった。あれは保育士に明確な過失があったから勿論正しい措置である

しかし将来、もしも彼氏が生徒に対して少しでも不用意な発言をして、同じように録音されて人生ごと終わる未来想像してしまう。

前に先生顔写真遺影コラが作られていた事件もあった。今ならAIで変なダンスを踊らされたり、裸にされたりくらいは簡単にできてしまうだろう。

私が中学生の頃、担任が「産休に入ります」と言った時、拍手ではなく男子が「えろすぎ笑」とか言ってコソコソ笑っていた。

私も彼氏も、同じように生徒に消費されていくのだろうかと思ってしまう。

しか私たち沖縄に住んでいる。

狭い県のなかで、数少ないショッピングモールで生徒に遭遇したら「先生奥さんあんま可愛くなかった笑」と言われる未来が見える。

二人で歩いているところを盗撮され、その写真グループLINEに出回ることも簡単想像できる。

教師生活存在は、全てがネタにされる運命だろう。

大人であれば、出産はお祝いごとであり、その裏にある性行為などスルーするのが普通だ。しかし、何でもネタにする子どもたちにとっては格好の餌になる。

それが怖くてたまらない。

そして、ほんの少しの失敗をすれば、保護者からクレームが入り、教育委員会に上げられる。

教師に落ち度があれば当然問題になって仕方がない。しかしどんな小さなことでも、ニュースになってしま時代なのが怖い。

とにかく、怖い。何もかもが。

けれど彼氏は幼い頃からの夢として教師を目指している。だから応援するしかない。

状況が変わりすぎている。

教師保育士介護士も、インターネットの目がある。あまりにも生きづらすぎる。

そして何より、現代じゃなくても、教師子供からしたら面白すぎる存在だ。簡単に消費されてしまう。

産婦人科に連れ添ってくれてるだけで、相当笑われるんじゃないか

私は、彼氏が鬱になって教師を辞めてしまうのではないか心配だ。

彼氏は人ができている(と私は思う。人望もあるし贔屓目ではないと思うけど)から問題を起こすようなことはしないだろう。

しかしなにより、恋人である彼がネタにされたり、蔑ろにされる存在になるのをこれから見ることになると思うとつらすぎる。

結婚してもショッピングセンターを手を繋いで歩きたいんだけどなあ。

生徒からしたら「先生あんま可愛くない奥さんと手繋いで歩いてた笑キモあんなのとやってるの?」とか言われるんじゃないか、とか考えてしまう。

Permalink |記事への反応(0) | 17:24

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2025-10-02

自分高校生の夢を見る

ただし、実際に経験したことではない。

毎回私は学校をサボっているか遅刻している。

私は実際には高校時代ほとんどサボったことはない。

センター試験2日前にホームルームが2時限連続するということがあって、出席する意味を見いだせなかったからその日だけサボった。

3年生のとき担任は大変アバウトな人だったため、他の一般受験の生徒が連絡もせずに欠席しても全く問題視しなかった。

私もそれに乗っかったのだが、サボったのはその1日だけなのだ(´・ω・`)

 

高校時代卒業アルバム最近見返した影響なのかな?

AIに書かせてみることだいすきー\(^o^)/だいすきー

Permalink |記事への反応(0) | 12:23

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2025-09-28

anond:20250928185731

こういう場合って周囲に味方がいない&上司担任も見て見ぬふりみたいなパターンが多そうだけど。だとしたらSNS暴露するくらいかなぁ。

Permalink |記事への反応(1) | 21:22

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2025-09-22

コロナの時にセックスして生まれた子は既婚教員担任にするのがよい

コロナの頃セックス出来なかった独身教員を刺激してはいけない

Permalink |記事への反応(0) | 20:32

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2025-09-19

原作改変してもいいけど改変部分とオリジナル部分で矛盾が出るのイヤ

ぼくらの

チズという13歳の少女は、原作においてはモテる美少女で、でも「同級生男子は性欲が透けて見えて気持ち悪い」と蔑視し、一方で担任男性教師には「視野が広く思いやりのある特別男性」と憧れを持っている

そこまでなら思春期あるあるだが、教師はチズの思いを受け入れて恋人同士になり肉体関係も持ってしま

そこまでなら犯罪だけど純愛路線に行けたかもしれないが、教師はとことんヤバイ人であり、ある日のデートでいつものようにホテルに行くと、見知らぬ男が複数人待機しており、教師は「じゃ、俺デートあるから」とチズを置いて本命彼女とのデートに行ってしま

教師は校内で見繕った容姿端麗な少女ものにしては、使いやすいようにある程度教え込んでから客に売り渡すガチ犯罪者だった

客の中には県警の偉い人もいるし、動画も撮られて脅迫されているし、チズはその後誰にも相談できないままおっさんたちの相手をさせられ妊娠

そんでこの作品は巨大ロボットもので、選ばれた少年少女地球に次々と現れる巨大敵性物体と戦う話で、どん底状態でチズは巨大ロボットパイロットになる

操縦の順番が来たチズは、敵をほっぽりだして真っ先に客のおじさんを次々とロボのレーザービーム殺害していき、ロボに比して小さい人間ピンポイントで殺すなんてできないので周辺ごとふっ飛ばし無関係な人も巻き添えに殺害

チズ戦だけで数千人は人が死んでるのかな?

エロ漫画のような扇情的な裸の描写こそないが、胸糞悪い展開なので、アニメ化の話が上がった際には真っ先にチズ編どうすんのと思った

そしてアニメ1話オリジナル描写の中で子どもたちが海で遊ぶ姿が描かれ、なんとチズも水着海水浴を楽しんでいる

原作ではもうとっくに妊娠気づき、でも誰にも言えないままかねてからスケジュール通りに臨海学校に行き、内心では絶望を抱えながら普通の子供っぽく振る舞っている時期だ

チズはお腹の子供が可哀想なので中絶なんてせず産んであげたいと思っていたが、でも教師相談したら「出産ムービーを撮れるな、客に医者もいるし子供は死んでたことにしといてやる」と言われ、子供を守れそうにないと悩んでいた

そんなチズが妊娠初期に水泳なんてできるわけがないので、アニメではあの悲惨な展開カットオリジナル展開になるわけねー

と思ってたのに、結局レイプ展開はなくなったもの教師との恋愛関係設定はアニメでも生きててチズはアニメでも妊娠していた

なんで妊娠設定そのまま引っ張ってきて水着着せて泳がせてんだよバーカバー

サービスシーンで水着カットしかっただけでなんも考えてないバーカバー

鋼の錬金術師

舞台となる国では「国家錬金術師」という、一握りの才能ある者しかなれない、「上級魔法使い」的な資格がある

軍事国家の中で、国家錬金術師はその資格を取っただけで少佐としての地位を得られる

35歳のアレックスは名門軍人家系長男坊かつ国家錬金術師で、階級少佐

少佐といえば十分偉い人なのだが、国家錬金術師+名門軍事家系+年齢的にそれなりにキャリアを積んでいるはず、なのに少佐まりというのは、彼のキャリアに傷がついているからだ

この国は周辺国併呑しながら大きくなった侵略国家であり、多様な民族がいる

そのうちイシュヴァール人という中東系っぽい少数民族との対立が生まれ軍人がイシュヴァール人をジェノサイドする内乱に発展した

イシュヴァール人は宗教的結束が強く武僧は手強い敵であるが、それ以外は非戦闘員無辜の民であり、アレックス錬金術(超強力魔法みたいなもの)なら数十人数百人一気に殺せるが、アレックスにはそれができなかった

結局彼は戦場でまともに戦えずお荷物になり、精神錯乱を起こして前線離脱した

アレックス国民を守るために軍人になったのに、民族は違えどつい最近まで同じ国の中の守るべき対象だった人たちを殺せなかった

その一方、錬金術師ではないが腕のたつ軍人であるヒューズは、心痛むところはあるが同僚軍人を守るためにもイシュヴァール人を殺すことに専念し武勲をあげ、29歳で中佐になった

アレックス内乱虐殺ができなかったか少佐まりで、ヒューズ虐殺たか中佐になれたのが原作設定だ

ところがアニメでは、二人の階級は維持したままで内乱での展開が変わる

アレックス普通錬金術でイシュヴァール人を虐殺しまくっていた

ヒューズ内乱に参加しなかった

内乱に参加して精神を病んでいる友人に向かって「お前もそうなるぐらいなら俺みたいに内向きの仕事に徹すればよかった」などとのたまうデリカシーが異常にない奴になった

ちなみに原作ではその友人とは共に内乱で戦った「戦友」であるからこそ他の者とは共有できない強い結びつきがある

戦友でもなんでもないデリカシーのないカス野郎と化したヒューズなのに友情設定はアニメでは引き継がれているのもおかし

戦争帰りに「戦争なんか行かなきゃよかったのにw」とか言ってくる奴なんか絶縁だろ

35歳+国家錬金術師+内乱活躍、のアレックス少佐まりで、なんで29歳で内乱不参加で内向き仕事ばかりのヒューズ中佐にまで昇進してんの???

ヒューズが一体なにを評価されてそんな大出世してんの?

戦争行った軍人小馬鹿にしながら事務仕事やってるという謎の立ち位置軍人国家錬金術師より上の階級っておかしいだろ

アニメスタッフなにも考えてないだろ~バーカバー

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2025-09-16

だれにもはなせない黒歴史

今でも大変にあたまがわるい私だが、昔は自分でもどうかしていると思うほどにバカだった。

あれは中学生の頃。

『おまじない』にハマっていた私。

ある日読んだ雑誌にこう書いてあった。

好きな人名前を手首にマジックで書いて、その上にバンドエイドを貼って隠そう。文字が消えるまで貼っていられたら、名前を書いた人と両想いになれる?!』

……ねぇよ。あるわけねぇよ!!

誰が提唱した、どんなエビデンスだよ?!

と、今ならゴミ虫を見るような目で雑誌を引きちぎって捨てるだろう。

だが当時の私は厨二病真っ盛りの中学生だった。

「なんて素晴らしいおまじないなんだ!」

「教えてくれた人は神に違いない!!」

疑うことを知らない、まだピュアだった頃の私は記事の内容にいたく感動して、さっそく手首にマジックで当時大好きだったひとの名前を書いた。

……ここで普通の夢見る中学生だったら可愛らしく小さな字で名前を書いただろう。

ちょっと賢しい子であれば水性マジックで消えやすくする、とかの知恵が回ったかも知れない。

しかし、重ねていうが私はあたまがわるかった。

首に油性マジックで力強く『楓』と、当時大好きだった漫画キャラ名前を書いた私。

思いが強過ぎたせいで、バンドエイド1枚程度では隠せない程にデカ文字で書いてしまった。

(でも、大きい文字の方が想いは伝わる気がする……しない?)

左手首にデカデカと書いた『楓』の文字を見て、当時の私でもちょっとしくじった気がした。

しかし幸いな事に『おまじない』には「バンドエイド1枚で隠さなければいけない」とは書いていなかった。

『隠せればOKなんだよね?』

根拠のないポジティブさを発揮し、そう考えた私は追加でバンドエイドベタベタと手首に貼り付けた。

首に書いた想い人の名前

それを隠すのには全部で3枚ものバンドエイド必要だったのである

さて『おまじない』も無事おわり、3つのバンドエイドが並ぶ左手を見た当時の私はテンションが爆上がりしていた。

だってこれを剥がした時、名前が消えていれば私は楓と両想いだからだ。

しか左手に3枚もバンドエイドが並んでいるのは、流石にちょっと自然な気もする。

リストバンドで隠せないかと思ってやってみたのだが、3枚のバンドエイドを覆い隠すのに、リストバンド程度では役不足だった。

一瞬ノーカンにしてやり直しをしようとも考えたのだが、一回終えてしまったおまじないをやり直したらおそらく効果は無くなるだろう。

どうしようと悩んでいたその時、私の頭に天啓が下った。

怪我したことにして、包帯巻けば良いのよ』

……ぉお、なんと素晴らしいアイデアか?

神もきっと私と楓の仲を祝福してくれているに違いない!

怪我したなら何も不自然じゃないよね!?

何より包帯に包まれていればバンドエイドも剥がれにくいだろうし、おまじない成功率も高くなるだろう。

なんという一石二鳥かっ!

当時の私は、自分天才的発想に震えた。

当時を思い出して、今は羞恥で震えている。

……かくして私の左手首は包帯に包まれたのだった。


さて、そんな状態学生生活をしているとどうなるか、ここまで読んでくれたあなたには想像できるだろうか?

「……左手、どうしたの?」

休み時間に、陰仲間のNちゃんからそんな言葉を投げかけられた。

……そりゃそうだ。

昨日まで何もなかった場所へいきなり包帯なんか巻いてたら気になるに決まっている。

しかし、当時の私は真実を話す訳にはいかなかった。

だってこれは『おまじない』。

当時はおまじないの詳細を他人へ話してしまったら効果がなくなるという認識が私の中で一般的だったし、

いくら数少ない友人であるNちゃんとはいえ私と楓の仲を引き裂く権利は無いはずだからだ。

なので私は適当にはぐらかした。

ちょっとドジってケガしちゃったんだ。……ふへ♡」

多分ものすごく気持ち悪い薄ら笑いを浮かべながら、私は彼女へそう伝えた。

「……そう、なんだ。大変、だね。……何かあったら、力になるから話してね」

今考えれば、中学生とは思えない程に物凄く言葉を選んで発言していた彼女

だが当時の私はバカだったので、そんな気遣いにまるで気付かなかった。

だってまじない成功して楓と両想いになれた時のことを妄想して、自然とニチャついた笑顔が浮かぶ程にバカだったからだ。

この左手首は私と楓の絆。愛の証。


当時の私はそんな思い込みを完全に信じる程にイカれていたのだ。

時々、左手首へ視線をやりながら薄笑いを浮かべるキモ陰キャ

あの時の私は多分、この世の薄気味悪いものランキングでかなり上位に喰い込んでいたと思う。



……そして手首に名前を書いてから2日程経過した放課後

私は担任から生活指導室へ呼び出された。

陰キャではあるが、特に問題を起こすようなタイプではなかった私。

そんな私が、なんでヤンキー説教部屋こと生活指導室に呼ばれたんだろう?

当時のそこへ呼ばれるタイプの生徒は無軌道素行不良なヤンキー男子か、それに感化された女子の一部だけ。

純粋培養された陰キャであり教室の隅で雑草のようにただ息をしているだけの私が呼ばれる理由など、この時はまったく予想がつかなかった。

頭に沢山の?マークを浮かべながら、私は初めて指導室へ足を踏み入れた。

指導室へ入ると先に来ていた先生に促され、私は彼と向かい合わせで座る。

それはまさに『取り調べ』という空気だった。

私の担任は今だとあまり見ないであろうタイプの熱血教師で、いつも暑苦しい事をクソデカボイスで言う、うるさいひとだった。

そんな担任が無言のまま、ものすごく難しい顔をして私を見つめている。

……え? 私、何かしちゃいました?

身に覚えのないことで呼び出されたあげくに普段うるさい担任から無言で見つめられるなど、ちょっとしたホラーである

しばらく無言で私を見ていた彼は、搾り出すような声で言った。

「……なにか、悩んでいる事があるのなら話してくれないか?」

いきなり何を言い出すんだ、この熱血教師は。

熱血が頭に回り過ぎておかしくなってしまったのかも知れない。

「……いえ、特には」

心当たりがまるでない私は当然そう返す。

悩んでいるように見える要素など、どこにあったのか?と、この期に及んでも思っていた。

わけのわからない事を言い出した担任の顔を見ると……彼は私を見ていなかった。

その視線を追うと、先生は私の左手首を注視している。

「俺も至らないところはある。……だけど話を聞くことくらいは出来るんだ。そんなことをして自分を追い込む前に、相談してくれないか?」

……んん??

ここで察しの悪い私もようやく気がついた。

……ひょっとして、私『リストカットした』と思われてる?

「……あの、先生。ひょっとしてなんですが、私が自分で手首切ったと思われてます…か?」

恐る恐る訪ねてみると、彼は視線こちらへ向ける。

その視線は無言の肯定意味していた。

戸惑っている私に、先生は続けてこう言った。

「ここ何日か、お前の様子がおかしいという話を聞いている。……何もないのに薄笑いを浮かべて左手首を撫でたりしていて様子が変だ、とな」

……oh。

から溢れ出た楓への思いが、何だかとんでもない方向へ流れている。

まさか本人がまるで意識しない所で、メンヘラ女子みたいな扱いになっていたなんて。

というかメンヘラ女子意識して他人の気を引くためにやっているのだろうから無意識でやっていた私はマジものバカである

……さて、困った。

誤解を解くのは簡単だ。

手首を晒して傷などないことを証明すればよい。

しかしそれは、楓との両想いを捨てることと同義だ。

何より漫画キャラガチ恋しているのを他人告白するのは、当時のバカだった私でもさすがにためらわれた。

なのでNちゃんに話したカバーストーリーを、そのまま担任へ告げることにした。

「いや、これはちょっとケガしちゃって。跡が残ると嫌なのでちょっと大げさに包帯巻いてるだけ……なんです!」

私が搾り出した渾身のプレゼン

それを聞いた担任は──

「……そうか。とりあえず、何か悩んでいる事があれば相談して欲しい。自分はあまり器用な方ではないが、お前が困っているならば力になりたい」

物凄い憐れみを含んだ視線で私を見つめながらそう言った。

……あ、ダメだわ。この目はまるで信じてないわ。

しろ『本当は何か辛いことを隠してるんだろ? 俺には分かってる』感が満載の表情だコレ。

誤解を解くのは無理そうだったので、私は担任にこう言った。

「……3週間待って下さい。そうしたら私の言っている事が事実だと分かるはずです」

追及を続けたそうな担任へ私は山岡さんみたいなセリフを吐いて、その場をなんとか乗り切った。

(今思うと仮にそれが本当に怪我だったとして『何でその傷をニヤついて見てるんだよ?』って話なのだが、私の気迫に押されたのか担任はそれ以上突っ込んで来なかった)

結局、色々とウヤムヤにしたまま私は担任からの呼び出しをクリアしたのだ。

そして、それから3週間弱が経過する。

無事にバンドエイドは剥がれたのだが、『楓』の文字は完全に消えてはいなかった。

(今なら分かるが油性マジックを使ったのがいけなかったのだろう)

あれほどの困難を乗り越えたというのに、私の想いは彼に届かなかったのである

風呂場でガチ泣きしながら薄れた文字を擦り落とした私。

あの時は本当につらかったが、今は別の意味でつらい。

翌日、担任に傷跡のない手首を見せたことで私のリスカ疑惑は解消された。

『え、マジでただのケガだったの?』みたいな顔をしていた先生の顔は今でも覚えている。

ちなみに何年か後、当時の私は影で『嘘リスカ』とか呼ばれていたらしい事を知って身悶えた。


あれからン十年経ったが、私は今でもあの『おまじない』を書いた雑誌を許せない。許していない。

文字バンドエイド1枚で隠せるような字の大きさで書きましょう』というものすごく必要情報バカでも理解できるように書くべきなのを怠ったからだ。

お陰で、頭のわるい子である私が『頭わるい上に痛々しい子』にジョブチェンジしまった責任は追及していきたい。

あと3週間くらいバンドエイドを張りっぱなしにしてると、それを外した時にマジでくっせぇのな。

石鹸で洗っても、なんか左手からほんのり異臭がすんのよ。

手首真っ赤になるまで洗ってんのにだよ?!

アホほど制汗スプレーかけても、爽やかなシトラス香りに混じって何か変な匂いするんだわ。

リスカ疑いがあった奴の包帯が外れたら、傷はなさそうだけど何か異臭がしてる、とか……

それはそれで『何があったんだ怖ぇよ』と思われてたんだろうなぁ。

……ぁあ、マジで思い出すたびに死にたくなる。

このクソ文章をここまで読んでくれた人の中に、似たようなことした人居ないかな? 居て欲しいな!

……頼むよ私だけじゃないと言ってくれよ。

Permalink |記事への反応(3) | 20:21

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みんなセックスセックス言ってるけどそんないいもんじゃないぞ

小学校の時に担任女教師セックスさせられてたけど別にいいもんじゃなかったぞ

重てぇし、くせぇし、うるせぇし、ベロベロ舐めてきてきめぇ

7年前くらいに逮捕されてたし

Permalink |記事への反応(1) | 11:46

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2025-09-12

野菜なんか食べなくても大きくなれると思っていた

私は野菜が大嫌いだ。

あのようなまずものを嬉々として食べる人の気が知れない。

野菜なんか食べなくても大きくなれる。

現に、これまでの人生でまともに野菜を食べずとも生きてこられたのだ。

そう思っていたが、間違いだった。私は見てしまった。夕飯の準備をする母が、ハンバーグのひき肉に大量のすりおろし人参を混ぜているところを。カレーに大量の玉ねぎを混入する母の姿を。

私が今まで食べていたのはハンバーグではなかった。半分は人参だった。母の愛情のこもったカレーは、具として入っているのも含めると1/3は玉ねぎでできていた。

野菜を食べずとも大きくなれたのではない。母が私にバレないように大量のすりおろし野菜を仕込んでいたから、野菜を食べずとも大きくなれたのだと思い込んでいたのだ。

私は春から大学生になる。いずれは一人暮らしもする。いつまでも母がすりおろし野菜を入れてくれるわけではない。

私は野菜嫌いを克服することを誓った。大人になってから今までの習慣や癖などを直すのは困難だと言う。好き嫌いを直すチャンスも、ギリギリ10である今が最後だろう。

あるとき、駅の構内にある喫茶店パスタプレートを注文した。店内はオレンジ色がかった照明と、オシャレな音楽がかかっていて落ち着いた雰囲気。この落ち着いた大人ムード漂う空間ならば、野菜嫌いな子供自分を克服できるかもしれない。

パスタプレートには、小さいサラダが一緒についてくる。緑の葉っぱの中に、なんか紫っぽい葉っぱと赤い玉ねぎみたいなのが入っている。植物なのに色がサイケデリック勇気を振り絞って口に運んでみる。

シャキシャキ感がすごい。すごい苦い。水分がすごい。あとかかってるドレッシングが酸っぱい。ただただまずい。

小学校担任に「野菜も食べろ」と言われて口に入れたものの飲み込めず、こっそりトイレで吐いた記憶が蘇る。

吐くことはなかったものの、全然だめだった。この時気がついたが、私は野菜を「食べ物」「料理」ではなく、完全に「植物」「葉っぱ」と認識しているっぽい。

新鮮な葉物野菜を噛んだ時のシャキシャキした感触が、中学生の頃顕微鏡で見た、植物細胞壁の四角形を想起させてしまってダメだ。

しかし私は諦めない。思うに、まずはマヨネーズごまドレッシングなどのまろやか系から挑戦すれば良いのではないか

とにかく、野菜を好きになるまでは行かなくとも、健康を保てる量の野菜摂取できるようになりたい。

Permalink |記事への反応(1) | 04:47

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2025-09-09

中学校で、教科書の内容を全部授業してた?

自分はこんな感じだったけど、こういうのは平成で無くなった?

Permalink |記事への反応(0) | 09:37

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2025-09-06

推しさよならを言うときが来た

きっかけは先週末のライブだった。
もっとも、あれをライブと呼んでいいのかはわからない。

あの退屈な数時間ライブなら、小学生の頃に同級生ゴダイ君がやっていたハサミ回し、通称メガドラゴンハサミトルネードだって立派なライブである

とにかく、散々な週末だった。

俺の推し芸人をやっている。

先に断っておくと、普段から彼のことを推しと呼んでいるわけではない。

この文章を読んだギャルに、バカ読みやすくて草、と言われたいので、ここでは推しという言葉をあえて使っていく。

推しを知ったのはYouTubeだった。

最初に見たのは寿司を買って食うだけのなんてことのない動画で、その妙な脱力感に惹かれた。

てっきり同い年くらいの大学生YouTuberかと思っていたが、しばらくたってから吉本所属している芸人だとわかった。

そしていつのまにか推し動画を見ることが日課になっていた。

推しは同期の芸人と合わせて三人で活動をしていた。三人ともそれぞれ魅力があったが、俺は断然推し推し、つまり推しのことが一番好きだった。

彼のことを一番面白いと思っていたし、俺も推しシングル家庭で育ったという共通点があり、それで勝手に親近感を覚えていたというのもある。

母親以外の親族がいないというのもまったく同じだった。

余談だが、親戚がいない者にとって夏休みほどその現実を思い知らされるものはない。

俺はこの話になるといつも、小学校に上がりたてだった頃に見た光景を思い出す。

昼下がり、プール更衣室でクラスメイトたちが夏休みの予定を楽しそうに話していて、俺はそこではじめて、世の中の家庭には祖父母の家に遊びにいく習慣があることを知った。

俺は哀れみの目を向けられることを恐れ、とっさに「来来来来来週いく」と嘘をついた。作り笑いをすると頬がピクピクと動くことをはじめて知ったのもそのときだった。

更衣室に充満した塩素匂いのせいで、鼻の奥のあたりがツンとした。

しか推しはそんな境遇すらも笑いに変えた。

推しを見ていると、プール更衣室で顔を引きつらせていた俺の少年時代が、少しずつ救われていくような気がした。

もしここにゴダイ君がいたら、アルティメットホワイトヒーロー、と彼のことを呼んだだろう。

推したちはあれよあれよという間に数十万人のフォロワーをかかえる人気YouTuberとなった。

ライブをすればチケットは即日完売だった。

芸人ライブ女性客が大半だとうわさに聞いていたのでひょっとすると場違いなのではと案じていたが、意外にも男性客はたくさんいた。

ずらりと埋まった客席に彼らの人気ぶりが伺えた。はじめて生で見る推しの姿に思わず胸が熱くなったのを覚えている。

そして数ヶ月後の全国ツアーも発表され、ギャル言葉を借りるなら、コイツらの未来ガチ明るすぎなんだが、と思っていた。

しかし、油断すんなし。

公式から突然「スタッフになりたいファン募集する」と発表されたのである

ファンを?

スタッフに?

好意的に受け止めるファンもいたようだが、俺の中のギャルは、マ?大丈夫そ?と不安げな表情をしていた。

そもそも推しライブは、元テレビ局員だという外部のプロデューサーがすべてを取り仕切っていて、どうやら彼の手伝いをしてくれる人を探しているようだった。

当該ポストがすでに消えているため確かめるすべがないのだが、たしか応募する際には得意分野をアピールしてほしいと書かれていたはずで、プロデューサーはそういった条件から言うなれば精鋭の「ファンスタッフ集団選抜した。

そんな中、全国ツアーはおこなわれた。

会場は前回の倍以上も広くなり、俺と推しとの距離はずいぶんと遠くなってしまったが、彼は相変わらずアルティメットホワイトヒーローだった。

が、しかし。

いや、やはりというべきか。

ひとつ問題が浮き彫りとなった。

ファンスタッフが生まれたことをきっかけに、「推し」「運営」「ファン」の境界線がどろりと溶けだしたのである

最初に崩れたのは「ファン」と「運営」との境界線だった。

精鋭のファンスタッフとはいえ普段彼女たちは「最高すぎた♡」「好き♡」などと発信しているただのファンにすぎない。

しかし、ライブ後には一転して「ご覧いただきありがとうございました。皆様のおかげで〜」と運営らしくふるまうのである

ファン運営とを都合よく行き来する様子に、首をかしげる者も少なくなかった。

そして同時に「推し」と「運営」との線引きも曖昧になり、なれあいが加速した。

言うまでもないがファンが見に行っているのは推しであり、推しサポートをするのが運営である

しかしあろうことか、プロデューサーファンスタッフは自らステージに上がり、推したちと肩を並べて公演に参加するようになった。

こうなってしまうと、もはや「推し」と「ファン」との境界線などあったものではない。

本来なら外に出ないはずの情報を、ファンスタッフたちはレポと称してSNSで得意げに公開した。

たとえば推したちから受けた細かな指示のことからステージ裏で見た彼らの姿まで。

まさに混沌に次ぐ混沌

こうなると気になるのは一般ファンの反応だが、我々は大きく二つに分かれた。

ひとつは、この厄介な混沌から逃れようとした人々だ。

俺に限って言えば、推し公式以外のフォローをすべて外すことにした。俺が求めていたのはあくま推しと俺というシンプル関係だけだった。

中には推すこと自体をやめてしまった人もいたのだろうが、彼らは大抵静かに去った。

そしてもうひとつは、むしろ混沌に近づこうとした人々である

彼らは仲間になるためにプロデューサーファンスタッフ仕事ぶりをこれでもかと持ち上げた。

それで気をよくしたのだろうか、スタッフたちは音声配信オフ会などの交流を盛んにおこなうようになり、SNS上での存在感さらに高めていった。

さて、今回の本題であるライブが発表されたのは、まさにこの混沌さなかのことであった。

発表されたライブ情報を見てまず気になったのは、会場の規模が前回の半分ほどになっていたこである

しかし、チケットの売れ行きは思わしくない。

販売サイトに表示された「残席余裕あり」の文字はいつまで経っても変わらず、公式SNSには「残りわずか、お早めに」と景気のいい謳い文句が並んでいたが、やがてひっそりと消えた。

俺は迷った挙句チケットを購入し、そして当日を迎えた。

会場へと向かう電車の中で、俺は以前フォローしていた人たちのアカウントを久々に覗いた。

今日楽しみ」「グッズ列やば」と何一つ変わらない様子のアカウントもあれば、半年以上放置されアイコンの上に埃が溜まっているようなアカウントもあった。

車窓の向こうには知らない町が見える。

降りる駅はまだまだ先だったが、ずいぶんと遠くまで来てしまった気がした。

その日の東京は38度を超える猛暑日で、会場へと辿りつく頃には、俺の顔はほとんどアイスクリームのように溶けていた。

人だかりを抜けてロビーへと向かうと、ちょうどそこにはプロデューサーがいて、複数ファン写真をせがまれているところだった。

プロデューサーは待ってましたとばかりに撮影に応じ、それから二、三言葉を交わすと、さながら池の魚にエサでも与えるような手つきでキャンディを配った。

これはあとからいたことだが、どうやらプロデューサーとのひみつの合言葉を伝えた者だけが貰えるキャンディだったらしい。

手渡されたキャンディに喜ぶファンたちの姿は、まるでパクパクと口を開けてエサをねだる魚のように見えた。

ならばこの場所は底の見えない不気味な池といったところか。

もしここに小学生の頃のゴダイ君がいたら、きっとプロデューサーに近づいて、デュクシ、としただろう。

でも俺は大人なのでやらない。

そして誰かが言っていたように、グッズを求める人たちの列は延々とつづいていた。

その列の先では、ファンスタッフだろうか、ひとつひとつ電卓を叩いている姿が見える。

開演までには明らかに間に合わない。

どこからハンディファンの風が吹いてきて、生ぬるい空気が頬に触れた。

そしていよいよ幕が上がる。

正直なところ、このときの俺には彼らに寄せる期待などほとんど残っていなかった。

から公演のさなかにプロデューサーがいそいそとステージに上がったときも、そしてなぜかひとりで踊り始めたときも、もはやがっかりする気力すらなかった。

それでも推したちに対しては、心のどこかでわずかに期待を抱いていたのだろう。

彼らの、打ち合わせもリハーサルもろくにせずに臨んだことが一目でわかるような終始ぐだぐだな空気感と、そしてそれを隠そうともしない姿を目の当たりにして、自分の目から急速に光が失われていくのがわかった。

それから推したちは客席のひんやりとした空気を察したのか、「これにいくら払ってるの?」「返金しないと」などと冗談めかして笑った。

俺の席は前回よりもはるかステージに近かったはずだが、推しの姿はずいぶんと遠くに感じた。

帰り際、ぽっかりと空いた二階席の後方あたりが目に入り、かつてそこにいた人たちのことを思い浮かべた。

数ヶ月前のことである

推しYouTubeにこのようなコメントが書き込まれた。

「三人のことを見たいのにスタッフの声が耳障り」と。

それだけならさして話題になることもなかっただろうが、このコメント推し本人が返信をしたことで、にわかに注目を集めた。

「もう今後見ないでください」

やがて書き込みは跡形もなく消えた。

そしてそこには「言ってくれてありがとう」「こういうとこ好き」などという称賛ばかりがいつまでもこだました。

この人の胸中を思うと、ひどくやるせない気持ちになる。

ゴダイ君がイップス発症し、泣く泣くメガドラゴンハサミトルネードから引退余儀なくされたときと同じくらい、切ない。

ただひとつ、俺に言えることがあるとすればこの場所はどこまでいっても「彼ら」の池だということだ。

彼らというのは、この池の水温も生態系も、それからキャンディの味すらも愛してやまない魚たちのことで、そうじゃない魚は波を立てずに去るよりほかない。

あいにく俺たちは人間で、背びれも尾びれも持たないが、どこへでも泳いでいける自由ならある。

そして一週間が経った。

推しがいなくなっても、案外俺の生活は変わらない。

真夜中のコンビニを出ると、先週よりもずいぶんと涼しくなっていて、あの頃の夏を思わせる。

あれは何年生のことだっただろうか。

俺の通っていた小学校では夏休み明けにラジオ体操カードを提出しなければならなかった。

クラスでたった一人、俺だけが満点花丸の皆勤賞で、担任先生はご褒美に特別キラキラシールを貼ってくれた。

クラスメイトたちは口々に羨ましがったが、俺にとっては彼らの空白だらけのカードの方がよっぽど羨ましかった。

それからクラスメイトたちは、テレビゲーム禁止されていた祖父母の家がいかに退屈だったかを話し、テレビを何時間見ても怒られない俺の生活がどれほど恵まれいるかを熱く語った。

俺は大人ぶって「あの深夜のアニメヒロインがさ」などと言ってみたりしたが、むなしくなるのは自分だった。

俺が本当に見たかったのは、彼らの語る変な匂いのする畳の部屋だとか、吠えてばかりの犬だとか、星しか見えない田舎の夜なのだということは、結局誰にも言えなかった。

しかしあの頃の記憶を思い出すのは、昔ほど嫌なことではなくなっている。

ゴダイ君は元気だろうか。

少年時代の俺を助けてくれたのはキラキラシールでもなく、アニメヒロインでもなく、いつか未来出会アルティメットホワイトヒーローだった。

心地よい風が吹き、季節は秋へと向かう。

ありがとうさよなら

Permalink |記事への反応(1) | 13:00

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