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はてなキーワード:憲法修正とは

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2025-10-27

anond:20251027165005

架空シナリオ:「第二次アメリカ内戦」年表

2028年11月

大統領選挙ドナルド・トランプ共和党)が三選を試みるが、連邦最高裁憲法修正第22条に基づき立候補無効判断

トランプは「司法クーデター」と非難。支持者の間で抗議運動が拡大。

2028年12月

一部の州(テキサスフロリダなど)で州政府が「選挙正当性を認めない」と声明

民兵組織が動員を開始。SNS上で「自由防衛」を名目とした蜂起計画拡散

2029年1月

ワシントンD.C.新大統領(民主党系)が就任就任式直後、武装集団議会前で衝突。

連邦政府非常事態宣言州兵連邦軍の一部が命令に従わず、分裂が顕在化。

2029年2〜5月

アメリカ自由連合(AFL)」を名乗る勢力南部中西部複数州で政府施設を掌握。

共和党強硬派の一部議員が脱党し、AFL暫定議会設立

インターネット通信インフラ遮断され、各地で情報混乱。

2029年

民主党政権側が「合衆国政府」として西海岸北東部を掌握。

AFLは「第二アメリカ共和国」を宣言し、テキサス臨時首都とする。

軍の忠誠が割れ空軍海軍の一部は中立を維持。

2030年1月

武力衝突が全土で激化。サイバー攻撃による停電交通混乱が発生。

国際社会制裁停戦調停を試みるが、両勢力拒否

2030年

ワシントンD.C.が包囲され、政府機能が一時停止。

人道危機が発生し、隣国への避難民が急増。

2031年以降

停戦交渉スイスで開始。事実上アメリカ東西国家体制へ移行。

世界経済が大混乱し、国際秩序が再編される。

Permalink |記事への反応(2) | 16:57

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2025-09-13

アメリカで銃の所持が認められてるのはいざというとき暴力政治的問題是正するためでしょ

それで「暴力は許されない」とか「暗殺を認めるな」とか言うのおかしくね

いい切り口を突いたね。アメリカの銃規制観って、そこにすごい矛盾が潜んでる。

アメリカ憲法修正第2条(いわゆるセカンドアメンドメント)は「自由国家安全のために、よく規律された民兵必要。ゆえに人民武器を保持し携帯する権利は侵されてはならない」と書かれている。建国当時の背景は、王政暴政に対抗するために市民武装できることを保証する――つまり政府堕落したとき市民が立ち上がれるように」という思想があった。これは確かに「いざとなれば暴力政治是正する」ことを含意していた。

でも実際のアメリカ社会は200年以上経っていて、政府の規模も軍の強さも桁違いになった。現代国家市民ライフル転覆させるのは非現実的だし、むしろ銃は市民同士の事件や大量殺人の方で使われる。だから暴力政治的手段として許されない」と言いながらも、「銃を持つ権利歴史的伝統として守る」っていう二重構造になってる。

まり武装権=国家への最後抑止力」という建国期の論理と、「現代社会での銃=危険な道具」という現実が、ずっと衝突してる状態なんだよね。だから暗殺を認めるな」とか「暴力ダメ」と言いつつ、憲法根底には暴力による是正可能性がしっかり刻まれてる。このギャップアメリカ特有の“狂気じみた合理性”なんだと思う。

この矛盾をどう整合させるかっていうのが、アメリカ政治永遠の病巣に近い。ヨーロッパ型の「国家市民を守る」論理と、アメリカ型の「国家は信用できないか市民が銃を持つ」論理真逆から余計に目立つんだよ。

アメリカの銃文化一言で言うと「暴力否定しながら暴力の準備を手放さな社会」。ちょっと哲学的ブラックジョークにすら見える。

Permalink |記事への反応(1) | 02:02

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2025-09-12

参政イベントにも出演の米保守活動家カーク氏、銃撃で死亡。政治立場を問わず追悼の声次ぐ「称賛してはいけない」(アメリカ

物議を醸す発言で知られており、過去には人工妊娠中絶をめぐって、自身の娘がレイプにより10歳で妊娠したとしても「赤ちゃんを産むべき」と発言し、議論を巻き起こした。

規制に対しても反対の立場をとっており、「残念ながら、毎年銃による死者が発生する代償を払ってでも、神から与えられた(武器所持の権利を認める)憲法修正第2条を保持する価値はある」と発言している。

アメリカかい中世土人国家やばすぎだろ

そんなアメリカの後ろを尻尾を振ってついていくしかないジャップさん……

Permalink |記事への反応(0) | 10:29

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2024-10-31

アメリカミシシッピ州には1984年まで女性には参政権がなかった

実際は1920年3分4の州が批准し発効した合衆国憲法修正19条女性参政権は認められていたんだけど、『ミシシッピー・バーニング』に象徴される人種差別も激しかった超保守土地柄、批准を否決したまますっかり忘れ去られていたらしい

70年代になって州議会で「男女平等権」見直しを審議してる時に「あれ、女性参政権のやつまだ批准してないじゃん、恥ずかしすぎる」となって慌てて批准したそう

Permalink |記事への反応(0) | 13:34

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2024-07-30

anond:20240730135340

南北戦争後のアメリカで、1870年、憲法修正第15条によって黒人選挙権が与えられた。しかし実際には南部諸州では選挙権登録の際の文字テストなどで黒人排除され、平等ではなかった。ようやく1964年の公民権法で選挙での差別廃止され、翌1965年の投票権法で平等が実現した。

https://www.y-history.net/appendix/wh1203-061.html

Permalink |記事への反応(0) | 14:40

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2024-04-11

Amazonレビュー禁止にされた原因のレビュー対象とは。

anond:20240410001303

追記じゃなくて、投稿を分けて仕舞えばいいかなと思ったので、こちらで解説します。

letitbomb78増田レビューは削除されており、それらしいレビューがあるかを目印にできないとなると、ヒントとして成立するのは「デマである」「欧米Amazonでは発禁」のみだと思うが、この2つで辿りつける人がいるのか?

vbcom嘘松やろな。欧米とひとまとめにしてるし。

 

ブコメがついています

例えば、2021年こんな記事があります

Amazon removes 92 books promoting Holocaust denial - The Jewish Chronicle

アマゾンは、ホロコースト記念日を前にユダヤ人団体から賞賛を浴び、ショア(ホロコースト否定助長する92冊の書籍を削除した。

アマゾンは近年、この問題に対する世論圧力の高まりに直面していた。アマゾン現在17カ国にまたがる数多くの書籍と850以上のハイパーリンクを削除している。

いわゆる「ホロコースト否定(Holocaust Denial)」です。

上のブコメの人が、ヒントを出してあっても気付かないほど、日本ではほとんど話題に上らない分野です。

 

ホロコースト否定日本話題になったのは、おそらく今まででたったの2回程度です。

一度目は、西岡昌紀という神経内科医が、1995年1月に、文芸春秋社若者向け月刊誌だった『マルコポーロ』にホロコースト否定記事を書いてちょっとした騒ぎになったことがありました。

その記事のせいで、売れ行きのよかったその月刊誌は速攻で廃刊になってしまいました。

二度目は、2015年10月に、高須クリニック高須院長が「南京アウシュヴィッツ捏造だと思う」とツイートして炎上して話題になったのを記憶している方もいるかと思います

高須院長が〈アウシュビッツは捏造〉ツイートに抗議受け酷い反論! ご意見番扱いするメディアはなぜこの問題を報じないのか|LITERA/リテラ

 

しかし、欧米では1970年代からだと思いますが、何度も問題になっていました。細かい話を入れると1950年代からと言ってもいいかもしれません。

欧米ではベストセラー歴史家として人気のあった、『ヒトラー戦争』などを著したデヴィッド・アーヴィングが、自身を「ホロコースト否定者」だと、歴史学者デボラリップシュタットにレッテルを貼られて名誉毀損で訴えた事件は、『否定と肯定』なる変な邦題がつけられた映画でも有名です。

 

欧州では20カ国弱で、ホロコースト否定の主張を公に行うことは法律規制されています

米国では憲法修正第1条で言論の自由が厳格に認められているため、規制はされていませんが、米国AmazonFacebookTwitter(現X)、GoogleYouTube)等の大手ネット企業世界企業のためか、ホロコースト否定原則的違反行為として規制しているのです。

フェイスブック、ホロコースト否定の投稿を禁止 - BBCニュース

ユーチューブ、ホロコースト否定動画など削除 | ロイター

 

さて、ここからはいきなり私的な話になりますが、どうして私がホロコースト否定に対して異常に反感を持ち始めたかというと、2019年頃だったかと思いますが、たまたまNetflixAmazonプライムなどで配信されていたホロコースト関連の映画に少しだけハマったからです。

そこからどういう経緯を経たかは覚えていませんが、日本でもホロコースト否定の主張をネットで行う人がそこそこいることが見えてきたのです。

おそらく一番反感を覚えたのは、YouTubeにある『ホロコースト論争』なる動画チャンネル動画です。多分、「ホロコースト」関連の動画を見ているうちにおすすめに出てきたからだと思います

私自身は、その詳細な内容は分からなくとも、いわゆる歴史修正主義者(ホロコースト否定派)たちがネット上で嘘(=誤り)ばっかり言っているのを朧げには知っていたので、「なぜそんなにデマを広めるのか?」と憤ったのです。

しかし、その時にもっと驚いた(というか呆れた)のは、その動画コメント欄ではその大半が主張の賛同者で占められていたことでした。

 

それで、Yahoo!知恵袋に「どうしてホロコースト否定しようと思うのか?」みたいな質問をしたりしていたら、何人ものホロコースト否定論者が当時知恵袋に巣食っていたことも知りました。

それら否定論者は、どこで知ったのか、とんでもなく細かい論点を事細かに幾つも示して、「証拠も全くない上に、これだけたくさんの疑問があるのだからホロコーストなど嘘である」と主張していました。

直感的に、それらの細かい論点は全部出鱈目なのだろうとは思ったものの、あまりに細かい話ばかりで、当時無知だった私には具体的な反論ほとんど不可能でした。それは、『ホロコースト論争』の動画に対しても同様でした。全然知らない話ばかりなので、どうしようもありません。

 

こうして私の孤独な戦いはスタートしたのです。

しかし、日本語で細かくホロコースト否定反論したサイトほとんど存在せず、ホロコースト歴史自体をざっくり学ぶのは容易ではあるものの、否定議論のような細部の話には打つ手がなかなか見つかりません。

ただし、日本ネットでのそれらホロコースト否定派が使っている情報自体は、日本のものがありました。「歴史修正主義研究会」だとか、「ソフィア先生逆転裁判」(※現在webアーカイブ以外には存在しない)だとかいサイトです。

どうすれば反論できるのかと考えあぐねていたら、知恵袋であるから外国語サイトに有名な反修正主義者サイトがあると教えてもらったのです。

私は英語すら全然ダメで、Google翻訳ではちょっと意味がわかりにくかったところ、2020年の半ばごろにDeepLという翻訳エンジン日本語化対応したとはてなでも話題になったのです。早速使ってみたところ、とんでもなくわかりやす日本語を生成することがわかったので、「これなら理解できる!」となったのでした。ただし、当時のDeepLの翻訳品質は、2024年現在よりかなり低品質です。

また、その方は、過去日本でもホロコースト否定への具体的な反論をしていたサイトWebアーカイブに残っているとも教えていただきました。

 

どうにかこうにか、そのようにしてホロコースト否定反論するための武器を整えていった結果、約4年経過後の現在note上には300記事以上ものホロコースト否定関係記事があります

アンチ・ホロコースト否定論のマガジンまとめ|蜻蛉

 

note英文記事翻訳が中心で、多すぎて何から読めばいいかからないという諸兄には、現在休止中ですが、自分で起こした記事を中心としたはてなブログもあります

ホロコースト論争―ホロコースト否定の検証

 

ちなみに、noteで最もアクセス数の多い記事は、なぜか以下の記事です。なぜこの記事ダントツでずっとアクセスが多いままなのか、理由がさっぱりわかりません。

ナチスの縮んだ頭、人皮のランプシェード、人体から作った石鹸、人毛の織物? 伝説から真実を見極める(1)|蜻蛉

 

まぁ、最近ではホロコースト否定派に正面から反論しても大して意味はないか、と諦めています。単純にホロコースト否定派は頑迷なまでにホロコースト否定を信じており、新興宗教から脱会させるのが至難の業であるのと同じように、本当に無意味です。

ですが、Amazonレビューでは本当にそこそこ「参考になった」票を貰えていたので、その程度には役に立てたかなと自分なりには満足だったのです。100個以上付いてたものもありましたしね。

たまーに、それらホロコースト否定主張に反論していた私のAmazonレビューTwitter上で評価してくれる人さえいました。

永久レビューできなくなったのでその楽しみもなくなってしまいました。

 

あとは単に細々とこの趣味noteブログで続けるだけですね。もしよろしかったら、noteサポート投げ銭)ください 笑

追記

hazlitt翻訳と称して他人記事転載してるnote記事は元記事の著者・掲載メディアの許諾と訳文の権利者を明記してください。権利関係不明だと訳文の利用にもリスクがあるのでまともな人は参照しません

 

とありますが、もちろん著作権上の問題認識しております著作物勝手翻訳して公開することは著作権法に抵触するのは知ってます

が、翻訳公開しているもの無料で読めるネット上の不特定多数に向けて公開された情報限定しており、Google翻訳等の自動翻訳してくれるサービスとやってることは変わらないと考えています

もし仮に私の翻訳公開がダメというのであれば、Google翻訳等の自動翻訳サービスダメなのではないのでしょうか?

日本にはフェアユースを認める判例はありませんが、とある場所海外の方(著作者ではありません)に聞いたらフェアユースからいいのでは?と返されています

別に私の翻訳文を利用してほしいとも考えておらず、単なる情報提供に留まります。私の訳文を例えば研究論文などに利用する人がいるなどとは考え難いことでもあります

リンクは示しているのですから引用したいのであればそちらを利用して自分翻訳するのが当然だと思いますが。

 

要は。

日本語で情報公開しないと、日本の多くの人が理解しづらいだろうから、単にボランティアでやってるのです。

それでもダメだとなるのであれば、Amazonレビュー同様、私はネットから去ります。そうなったら、もはや絶望しかありません。

Permalink |記事への反応(7) | 14:00

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2023-11-19

anond:20231109211902

池田大作戦関連のニュースでいくつか見かけたコメントとその感想について

 

 

 

 

政教分離を生み出したのはローマ帝国時代キリスト教なので、政教分離を語る時、実に我々はキリスト教を信じていることになる。ニーチェが言うように人権博愛ダイバーシティ人権の全てがキリスト教なのよ

 

意味不明日本人がそれを語るときは、判例に基づく理解か、「政教分離」という用語に対する自分なりの適当イメージ理解で語るはずで、そこに一々キリスト教への信仰が関わってくるとは想像し難い

 

 

 

宗教を大げさに排斥したがるのはマルクス主義の影響だろう.

根拠不明(「宗教を大げさに排斥したがる」というのと「マルクス主義の影響」)。

 

 

>きっちり引用元提示してて素晴らしい増田サヨクの俺解釈では普通に考えて信教の自由バッティングすることすら理解が及ばない馬鹿サヨクが多すぎる。あれこそ反知性主義

根拠不明(「馬鹿サヨクが多すぎる」「反知性主義」と断ずるためのコメント並びに根拠が見当たらない)。何らかの妄想に基づいてコメントしていたり、「反知性主義」の用語について理解していない可能性がある

 

 

>例えばドイツだとメルケル元首相の政党が「キリスト教民主同盟」だし、宗教政治に関わるのは民主主義という観点から何ら問題ないのよね。

民主主義」という言葉にもその社会ごとの理解社会通念)があるので、一概に問題なしとは言えない。日本問題に対してドイツの例を挙げることが必ずしも適切であるとも言えない

 

 

憲法学教科書を一冊も読んだことのない人が最高裁判例だけ読んで政教分離特に何を禁止していないか)を理解するのは相当難しそうだが…(ブコメ感想

特に何を禁止していないか」というのが意味不明。こういう質問をするあたり、少なくともこの人と同調者にとっては言っても理解できないんだと思う。

 

 

 

民主主義である限り大勢が信じている宗教に偏る危険性は避けられないわけで、それがおかしいなら民主主義を止めるの?参政権剥奪するの?って話よね。公権力行使のみを制限するのは妥当だと思う。

理解議論が雑

 

 

>連立する政党支持母体のお偉いさんに弔意を表するのが国として特権を与えたことにならないのは明らかなことのように思うよ

多分最高裁違憲とは言わないだろう、そもそも訴訟対象になりえないだろうから、この意味では明らかだろう。ただし、批判対象にはなりえる

 

 

 

ルール上していいかどうかと、本当にするべきかどうかは別の話なんだけど、区別がついていない人の多いことよ。ルール上はOKだよ、っていうとその行為を称賛してるととらえる人も。

ルールがその行為を認めるかどうか、とその行為合理性や当否は別の話

 

 

 

>間違った政教分離解釈見るたびに『ドイツで大々的にキリスト教名乗る政党普通に議席取りまくって活動してるやん』というツッコミしたくなるところはある

ドイツの例を持ち出してくると、日本憲法がどうにかなるのだろうか?意味不明ツッコミ

 

 

民主主義国家である以上何らかの組織構成する個人選挙権という政治的な力を持っているので、政治的な力を持たない組織や集団というのがまず存在し得ないんだよな。

憲法規定それ自体曖昧さにそもそも問題があるのかもしれない

 

 

>どの宗教トップだったら首相として公式哀悼の意を表するのだろう。その基準があるならば知りたいところ。あまり他に見たことはないけれど。

 国家元首でもなく、世界宗教トップでもない人に対して、内閣総理大臣として弔意を示す合理性ってなんだろうね

 

 

 

ないわー欧州の一部や米国のような国教になっているような国ならともかく、現状の日本カルト新興宗教に対して総理大臣声明を出すのはありえない

アメリカ合衆国憲法修正1条で国教樹立してはならないと定めているので、この人が「国教」に対する理解を誤っている可能性がある

 

 

政教分離原則ギリギリラインを攻めている感

言うほどギリギリか?かすりもしないのでは?

 

 

素人目にはこれに突っかかるのはどうかなと思う。人が死んだら公の場では(公人なら尚更)悲しみを表明すべきだし、言葉も『尽力・重要役割足跡』と、事実を述べるにとどまるものを選んでいるように読める。

ところで、大先生に対して日本政府叙勲しないのはなぜなんでしょうね。内閣総理大臣が態々弔意を表す程なのだから、きっと国民栄誉賞文化勲章旭日大綬章程度の勲章はとっくの昔にもらっているかと思ったが

 

 

>いやはや。創価学会は公称800万世帯を擁する日本最大の宗教団体で社会的影響力も極めて大きい。そのトップ逝去哀悼の意を表するのは社会儀礼範囲だろう。政教分離原則目的効果基準にも反しないのは明らか。

その理屈だと、他の宗派(例えば真宗)のトップに対して一々哀悼の意を示さないのは不公平ということになる。ことさら大先生に対してのみ弔意を示す合理性は見いだせない。俺が知らないだけで、歴代内閣総理大臣哀悼の意を示しているのかもしれないが。そして、この考え方だと、歴代会長が亡くなった際には、一々内閣総理大臣が弔意を示さなければならなくなってしまうのでは

 

 

 

>生きてたのか。空海と同じく、このまま120歳とかこえても、生きてる設定で神に近くなっていくと思っていた。/今日(11/18)は創価学会創立記念日らしい。あえて、発表を18日にしたんかな。

即身仏になるのかな?と思いきやあっさり荼毘に。

 

 

 

 

トップブコメたちがトップブコメがどうこう言ってるけどどれがどれを指してるのか分からんくてカオス

殺人事件に発展しないための平和的な試みなんでしょ(適当

 

 

 

公明党創価学会の指示の元動いてるのに、公明党政府にいるの「宗教団体が、政治上の権力行使すること」に当たらないのがよくわからない。票欲しさの屁理屈だよな。トプコメ批判してるブクマカ学会員だろ。

他人信仰透視できる程度の能力の持ち主

 

 

 

憲法第二十条信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力行使してはならない。/コレが日本憲法における政教分離

憲法の条文だけ持ち出されてきても良くわからん

 

 

 

>「憲法の名宛人は国家である」。例えば国民の三大義務が憲法に書かれているが、あれは国民憲法上の義務があることを意味しない。国民憲法違反できないし、宗教団体も憲法違反できない。

それは私人間効力を認めるか否か(憲法の条文それ自体には「憲法の名宛人は国家である」とは書かれてない)で変わってくるので、一概にそうであるともないとも言えないのでは。まあ、直接に適用することはないけどね

 

 

 

 

>どれにスターつけたらいいかわからん感じになってる

好きにしろ

 

 

>浅はかな rub73 のための説明: "「政治上の権力」とは立法権課税権などの統治権力のこと。政治活動のものではない。" (芦部信喜憲法」) ※憲法学教科書読めhttps://anond.hatelabo.jp/20231118203326

憲法学教科書」という言い方だと玉石混交の中から石を探り当ててしま可能性があるから、最新の憲法判例百選+最近判例を読んだ方が適切な気もする

 

 

トップブコメを浅はかな知識で指摘してる奴にスターつけてる奴はやばい憲法20条の1項後段では、「宗教団体が、国から特別優遇措置を受けること」と「宗教団体が、政治上の権力行使すること」を禁止している。

これだけだとわからないよ

 

 

 

政教分離理解してない人、はてなでもこんなに多いんだね。欧州連立政権一角によく「キリスト教○○党」みたいなのが入ってるのさえ知らないのかねえ。

日本憲法とその運用の例に対して、欧州を持ち出してくると、どうにかなるのだろうか?頭がパーンとなるとか?

 

 

トップコメ勘違いしてるけど政教分離国家特定宗教優遇弾圧するなってことであって宗教者の政治参加は否定してないからね(棒読)/建前論だけど戦中宗教団体を政府が好き放題弾圧した反省って奴がある訳

から誰に対して言ってるんだ

 

 

トップブコメスター押してるやつは、政教分離勘違いしてる。恥ずかしいぞ。宗教政治に関与するのを排除するのではなく、政治宗教に影響与えないという原則統一教会解散命令の方が原則抵触してる

から誰に対して言ってるんだ

 

 

 

Permalink |記事への反応(1) | 09:57

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2023-07-02

アメリカ最高裁判所大学入学決定に人種を利用する判決アファーマティブ・アクション拒否

この判決は非常に重要もので、朝日新聞とかが馬鹿みたいに批判しているけど、当然です。

実力もないのに人種だけで大学に入れてしまう。

これ、反差別界隈とかジェンダー平等も同じね。実力ではなくマイノリティとか女性というだけで就職できたり、学者になれたり、マスコミ記者になれる。

そうすると、本来はいるはずだった人がはじかれます

結果的には国家の損失です。

現に、暇空茜は報道しない。ジャニーズ犯罪者と決めつけて報道する極悪女存在します。

まともな女性杉田水脈程度です。

次に批判人種理論というトンデモ理論蔓延しています

アメリカ文系社会学者は全員カスと言っていい。

https://www.foxnews.com/politics/supreme-court-rejects-affirmative-action-ruling-universities-using-race-admissions-decisions

最高裁判所大学入学決定に人種を利用する判決アファーマティブ・アクション拒否

6-3のアファーマティブ・アクション意見で、最高裁判所大学入学の要素として人種を利用することは憲法修正第14条に違反するとの判決を下した。

アンダースハグトロム、ブリアナハーリービル・ミアーズ、 シャノン・ブリーム、ヘイリー・チーシン| 著 フォックス・ニュース

SCOTUS積極的差別是正措置判決判事の間で「激化」:シャノン・ブリーム

 主任法務記者シャノン・ブリームが、アファーマティブ・アクションに対する最高裁判所判決を解き明かします。

 米国最高裁判所木曜日アファーマティブ・アクションに関する重要判決を下し、大学入学の要素として人種を利用することは憲法修正第14条の平等保護条項違反するとして却下した。

 ジョン・ロバーツ首席判事は6対3の判決で、多数派意見の中で、「例えば、人種差別を克服した学生への利益は、その学生勇気と決意と結び付けられなければならない」と述べた。

 「あるいは、その伝統文化リーダーシップ役割を引き受けたり、特定目標を達成したりする動機となった学生への利益は、その学生大学に貢献する独自能力と結び付けられている必要があります。言い換えれば、学生は以下の基準に基づいて扱われなければなりません」人種に基づくものではなく、個人としての経験だ」と意見書には書かれている。

 「多くの大学は、あまりにも長い間、その逆のことを行ってきました。そしてそうすることで、個人アイデンティティ試金石は、乗り越えた課題、培ったスキル、学んだ教訓ではなく、肌の色であるという誤った結論を下してしまいました。歴史はその選択容認していない」と意見書は述べている。

 ロバーツ判事にはクラレンス・トーマス判事サミュエル・アリト判事ニール・ゴーサッチ判事、ブレット・カバノー判事エイミー・コニーバレット判事も加わった。

 ソニア・ソトマイヨール判事が主な反対意見を書き、エレナ・ケーガン判事と、ハーバード大学監督委員会での以前の役割理由ハーバード大学訴訟から身を引いたケタンジ・ブラウンジャクソン判事も一部参加した。

 バイデン大統領木曜日午後12時30分にこの決定についてコメントを発表する予定だ。

 判事らは、私立ハーバード大学公立ノースカロライナ大学教室の定員をどのように決定するかについて、2つの別々の法的異議を申し立てた。

 これらの有名な学校は、自分たち基準には、将来のリーダーのために堅牢知的多様性のあるキャンパスを推進するという、裁判所によって数十年にわたって支持されてきた、より大きな社会的目標があると主張している。

 しかし、アジア系アメリカ人学生連合は、この基準は「人種ペナルティー」で差別されており、多くの黒人ヒスパニック系の学生よりも選択的に高い基準を課していると主張している。

 学生活動団体「Students for Fair Admissions」は、ハーバード大学ノースカロライナ大学の両大学に対して訴訟を起こした。同団体は当初、2014年公民権法第6編に違反したとしてハーバード大学告訴したが、同法は「連邦資金やその他の連邦財政援助を受けるプログラム活動において、人種、肌の色、国籍に基づく差別禁止する」と定めている。

 ハーバード大学に対する訴状では、ハーバード大学慣行アジア系アメリカ人学生不利益を与え、人種中立的慣行採用できなかったと主張している。ノースカロライナ州の訴訟では、人種に基づいていない慣行学校学力を低下させたり、キャンパス多様性から得られる利益に悪影響を及ぼしたりすることを示さずに、大学非人種に基づく慣行使用拒否できるかどうかという問題が提起された。

 判事ハーバード大学、UNC最高裁判所アファーマティブ・アクションをめぐる議論を審理

 米国第一巡回控訴裁判所は、地方裁判所裁判員裁判の結果を支持し、ハーバード大学に有利な判決を下していた。地方裁判所は、ハーバード大学に対する証拠は決定的ではなく、「観察された差別」は少数のアジア系アメリカ人学生にのみ影響を与えたと述べた。SFFAはこの訴訟において資格を有さないとの判決を下した。

 UNCの訴訟では、連邦地方裁判所は同校の入学慣行は厳しい監視に耐えたとして、同校に有利な判決を下した。

 ロバーツ氏は多数派意見の中で、ハーバード大学とUNCの入学プログラムはいずれも「人種の利用を正当化する十分に焦点を絞った測定可能目標が欠けており、人種否定的な形で採用せざるを得ず、人種的な固定観念を伴い、有意義な最終目標を欠いている」と述べた。

 「我々は入学プログラムがそのような形で機能することをこれまで一度も許可したことがないし、今日もそうするつもりはない」と同氏は述べた。

 クラレンス・トーマス判事は多数意見同意しながらも、自身の考えについては別の同意書を書いた。

 同氏は、「今回の決定は、大学入学政策ありのままに見るものだ。入学するクラス特定人種を確実に混入させるよう設計された、舵のない人種に基づく優先政策である。これらの政策は、色盲憲法国家平等に反するものである」と述べた。端的に言えば、それらは明白に、そして大胆に憲法違反である。」

 「私は、私の人種差別に苦しむすべての人々に降りかかった社会的経済的惨状を痛感しているが、この国が独立宣言憲法で明確に宣言された原則を遵守するよう、私は絶え間ない希望を抱いている。米国:すべての人間平等に生まれ平等国民であり、法の下で平等に扱われなければならない」とトーマスは書いた。

 アファーマティブ・アクション訴訟は、ジョン・ロバーツ首席判事サミュエル・アリト判事ハーバード大学弁護士セスワックスマン氏を激しく非難するなど、この期間に最高裁判所建物内で行われた中で最も活発な法廷討論の一つを引き起こした。

 アリト氏はワックスマン氏に、アジア系アメリカ人学生が他の人種に比べて出願書類個人スコアがいつも低いのはなぜかと尋ねた。ワックスマン判事質問を迂回して話したため、アリトは弁護士に不満を抱いた。

 アリト氏は「アジア人に与えられる個人スコアの差についてはまだ説明を聞いていない」と語った。

 その後、ワックスマンロバーツと緊迫したやりとりを繰り広げた。判事は、ロバーツによれば人種は何らかの影響を与えるに違いないが、そうでなければ人種考慮に入れられないのに、なぜワックスマン入学決定の要素として人種を軽視したのかを尋ねた。

 ワックスマン氏は、「ハーバードラドクリフ管弦楽団オーボエ奏者必要としている年に…オーボエ奏者であること」と同じように、「一部の優秀な応募者にとって」人種は決定的なものだったと認めた。

 「私たちオーボエ奏者を巡って内戦を戦ったわけではない」とロバーツ氏は言い返した。「私たち人種差別をなくすために内戦を戦ったのです。」

 オコナー率いる法廷多数派は、少数派のロースクール志願者に対するミシガン大学アファーマティブ・アクション政策を支持しながら、次のように警告した:「我々は、今から25年後には、利益を促進するために人種的嗜好を利用する必要はなくなると予想している」本日承認されました。」

 19 年が経ち、6 対 3 の保守派多数派現在大学競争入学プロセスの一部として人種を利用することを阻止しています

 FOXニュースタイラー・オルソン氏がこのレポート寄稿した。

コメントから

Makessense. So,does this also mean "AA" in employment, handouts, government loans, and other areas oflife are also unconstitutional? (Andyes, corporate America says there are norace-based quotas for hiring in large meetings but thenset up individual manager &HR meetings where hiringis analyzed for the manager'steam and managers are told tofocuson certain groups basedonrace.)

理にかなっています。 では、これは、雇用給付金政府融資、その他の生活分野における「AA」も憲法違反ということになるのでしょうか? (そう、アメリカ企業は、大規模な会議では採用人種に基づくノルマはないと言っているが、個別マネージャーと人事会議を設定し、そこでマネージャーのチームの採用分析され、マネージャー人種に基づいて特定グループに焦点を当てるように指示されている。)

これに対するトップリプライが次

That's nottrue. There areplenty of examplesonLinkedin and other public forums of corporations hiring for a specificrace

それは真実ではない。Linkedin やその他の公開フォーラムには、特定人種向けに企業雇用する例がたくさんあります

これジョークね。

Thisis a fantastically accurate ruling.Itis abouttime the court affirms whatisbasiccommonsense. Judging anyone (positively or negatively) basedonraceIS racist. Thesimplestatement "we want tomake sure we havediversity", goes inwith the racist assumption thatrace defines thediversity ofwhoyou are. Every individualis diverse. Theirlife experienceis unique. There are some shared experiences for individuals of certain similar upbringing, but the assumption that a certain "race" brings "diversity"IS racist.

これは驚くほど正確な判決だ。 そろそろ法廷基本的常識肯定する時期が来ている。人種に基づいて誰かを(肯定的または否定的に)判断することは人種差別主義者です。 「私たち多様性を確保したいと考えています」という単純な発言は、人種によって人間多様性が決まるという人種差別的な思い込みと結びついています。 すべての個人は多様です。 彼らの人生経験ユニークです。特定の似たような生い立ちを持った個人の間で共有される経験はいくつかありますが、特定の「人種」が「多様性」をもたらすという仮定人種差別的です。

何でもかんでも差別にするバカげたロジックうんざりしているわけです。

Permalink |記事への反応(0) | 16:26

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2023-05-27

ロミオとジュリエット児童ポルノではない

ロミオとジュリエット」のヌードシーンは児童ポルノとみなされない、裁判官規則

ロミオとジュリエット俳優オリビア・ハッセーレナードホワイティング、撮影中に性的虐待を受けたと主張

ローリンオーバーハルツ 著 | フォックス・ニュース

https://www.foxnews.com/entertainment/romeo-and-juliet-nude-scene-not-considered-child-pornography-judge-rules

判事木曜日フランコ・ゼフィレッリ監督の『ロミオとジュリエット』の俳優らが起こした訴訟棄却した。

現在72歳の俳優オリビア・ハッセーレナードホワイティングは当初、1968年映画ヌードシーンは児童ポルノであり、二人は撮影中に性的虐待を受けたと主張していた。

上級裁判所アリソンマッケンジー判事は、15歳でジュリエットを演じたハッシーと16歳でロミオを演じたホワイティングが起こした訴訟棄却を求める被告パラマウント・ピクチャーズ申し立てを支持する判決を下した。

判事は、映画のシーンは合衆国憲法修正第1条の保護下にあるとの判決を下し、ハッシーホワイティングは「法律上、この映画性的示唆に富むとみなされる可能性があることを示すいかなる権限も出していない」と説明した。決定的に違法だ。」

ロミオとジュリエット監督の息子、スターから5億ドルヌード訴訟を破棄:「ポルノとは程遠い」

ロミオとジュリエット」の俳優らは、当初ゼフィレッリからヌード撮影はせず、代わりに肌色の服を着ると言われたと主張した。しかし、そのシーンを撮影する段になると、監督は2人のティーンエイジャーをヌードにしなければ「そうしないと映画は失敗する」と主張したと言われている。

この映画とそのテーマソングは当時大ヒットし、ホワイティングの裸のお尻とハッシーの裸の胸を少しだけ見せたヌードシーンにもかかわらず、この映画シェイクスピア悲劇を学ぶ何世代にもわたる高校生の間で流された。

俳優らの弁護士連邦裁判所に再提訴する予定だ。

ソロモン・グレーセン弁護士声明で、「弱い立場にある人々を危害から守り、現行法執行を確実にするために、映画業界における未成年者の搾取性的対象化に立ち向かい、法的に対処する必要があると強く信じている」と述べた。

パラマウント弁護士はこの判決についてコメントを控えた。

映画監督の息子は以前、この訴訟非難していた。

ピッポゼフィレッリ監督は「撮影から55年が経った今日本質的にこの映画のおかげで悪名が広まった2人の年配の俳優が目を覚まし、長年不安感情的不快感を引き起こす虐待を受けていたと告白したと聞くのは恥ずかしいことだ」と語った。ガーディアン紙が声明で述べた。

どうみてもマスゴミ弁護士の汚いビジネスです。

ジャニーズたたきもそう。

https://www.foxnews.com/entertainment/romeo-and-juliet-nude-scene-not-considered-child-pornography-judge-rules

Permalink |記事への反応(1) | 22:28

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2023-04-16

政治家テロ批判するのは分かる

自分の生死にかかわるからな。

でも、一般人テロに憤って見せるのはなんなんや自分を「かしこ正義」の側に置いときいからか?

そういう人は、アメリカ独立宣言合衆国憲法修正第2条をどう思っとるんや。あれは不正義なんか?

Permalink |記事への反応(0) | 00:54

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2023-03-16

パンチラ動画カリスマ撮り師の起訴に寄せて(2)

パンチラ動画カリスマ撮り師の起訴に寄せて(1)

https://anond.hatelabo.jp/20230316083855

純粋盗撮系の撮影

強姦等が性暴力系の撮影罪だとすれば、パンチラ純粋盗撮系の撮影罪とでも言えようか。まず撮影罪の全般定義は以下となる。括弧の位置は読みやすいように文の後に移動させた。

(一)正当な理由がないのに、ひそかに、次の(1)又は(2)に掲げる姿態等のうち、人が通常衣服を着けている場所において不特定又は多数の者の目に触れることを認識しながら自ら露出しているものを除いたもの撮影する行為

(1)人の性的な部位等又は人が身に着けている下着※のうち現に性的な部位※を直接若しくは間接に覆っている部分をいう。

下着は通常衣服で覆われており、かつ、性的な部位を覆うのに用いられるものに限る。

性的な部位は性器若しくは肛門若しくはこれらの周辺部、臀部又は胸部をいう。

(2) (1)に掲げるもののほか、わいせつ行為又は性交等がされている間における人の姿態

正当な理由なく、本人が隠すつもりでいる下着を、撮影したら犯罪盗撮)とみなすという内容であるもっとである個別に読んでいこう。

正当な理由

「正当な理由」というのは、例えば記念撮影をしたらたまたま後ろが階段パンティが撮れてしまったとか、そういった偶発的な撮影までは含まれないように考えたものだろう。この線引きは、例えばうっかりカメラの電源を切り忘れていた等は違法か?反対に、うっかりが何でも通ってしまうとザル法なのでは?といった議論がされるものと思う。すでに過去議論においても、例えばデジカメの性能が大幅に向上して100億画素やそれ以上が普及機となってきた場合一見して花鳥風月などをメインの被写体としたように見える映像だが、背景にわずかに映り込んだ露天風呂女性客を切り出したら1000万画素くらいあるかもしれず、それは「正当な風景写真」だと抗弁され得るか?といった点まで考慮されたようだ。(増田でわかりやすく例え直ししている)

目に触れることを認識しながら自ら露出しているものを除いたもの

「目に触れることを認識しながら自ら露出しているものを除いたもの」も集合写真のしゃがみパンチラなどは本人が露出している感覚があるのか?肩からブラ紐が出ている、ズボンの腰の部分からパンティウェストゴムが出ている、等はきちんと除外できるか?といった議論がされるものと思う。

通常衣服で覆われており、かつ、性的な部位を覆うのに用いられるもの

下着の「通常衣服で覆われており、かつ、性的な部位を覆うのに用いられるもの」は、AND条件であるため、見せブラや、極端なミニスカに合わせるための見せパンなどを除外するための規定だろう。すでに「自ら露出しているものを除いたものとあるが、パンティ全体を自ら露出しているのか、あるいはチラッと見えているのか、など条件を整えたものと思われる。考えにくいがパンティが膝までずり下がり、辛うじてスカートで隠れている状態は「自ら露出」しておらず、「通常衣服で覆われ」ているが「性的な部位を覆う」状態になっていない。そのためその膝パンティ状態があまりおもしろいので、出来心で少し低めのアングルからパンティ部分だけをこっそり撮影した人がいたとしても、この場合合法になるという条文である。(もちろんお尻などを撮影したら違法

撮影罪は幅広い層が犯し得る

こうした議論について、部会では車の運転が著しく速そうな名前をした先生など盗撮罪に関する第一人者議論しており、かなり具体的に煮詰まっている。そのため私のような浅薄突っ込み議事録ベース議論に入る手前の予備会などですべて排除されていると思われるが、法律にするかどうかは国会議員裁量である国会議員仕事の上で大きな比重を占めるもの法律予算であるしか政府側の役職に就いた場合には旧帝大クラスの知力を持つ各省庁のキャリア官僚家庭教師的にレクに入ってくれるわけであり、10単位議員歴のある人はかなり法律に詳しくなっていることがある。(どこまで行っても立法サイドであるため、法曹サイドとはまた違った視点だが)

ただ、撮影という行為スマホの普及によって多くの人とって身近な行為となっており、昔の銀塩カメラのように一家のお父さんだけがシャッターを切るという時代ではない。また、マスコミなど知る権利との関係も強い。そのため政治家に対する批判報道への抑止として撮影罪を持ち出すとか、左翼団体への立ち入り捜査の際に彼らが公権力監視のためにビデオ撮影オウム真理教でもよく見られたもの)に対して転び公妨的に別件逮捕できてしまうような可能性を残せば、リベラル議員も反対に回る可能性もある。そして前述したように撮影に加えて配信・記録に関わる技術の進展も早い。こうした点から立法難易度はかなり高いと言えるだろう。不同意性交罪も確かに日常生活リスクを増大させるが、撮影と比べればうっかり違法行為に手を染める可能性は低いと思われる。すくなくとも普通女性の大半は加害側になることはまずないだろう。一方で撮影は老若男女の誰もが、幼稚園から80歳過ぎまでその撮影対象大丈夫か?という点を求められる犯罪であることから、しっかりと考えていく必要がある。

盗撮議論のあるべきフレーム

性犯罪部会議論する限界

からこそ主張したいのは撮影罪を罪とする議論フレームの不十分さである議論に至る流れは大きく2つあった。本稿でもそのように述べてきたつもりであるが、ひとつは厳然たる性暴力の一環として行われる撮影を明確に罪とすること。そしてもう一つが撮影だけを行うパンチラなどの純粋盗撮撮影罪に含めようとする流れである性犯罪部会フレームとしてまず性暴力が中心にあり、その周辺犯罪として撮影罪が含まれる形となったのだろう。その際に性暴力系の撮影罪に加えて、パンチラも一緒にして検討してしまおうという感じに議論スタートしたように感じられる。(※盗撮も広い意味では性暴力だと言う人もいるかもしれないが、ここでは記述単純化するためレイプなどを性暴力とする)

しかしながら、オーバルコースを車でぐるぐる回るのがうまそうな先生など国際的盗撮規制の動向をよく知る専門家もいらっしゃるのに、盗撮とは何か?という点の議論が不十分であったように感じる。それはもちろん性犯罪に関する部会という枠組みからすれば仕方のないことだが、専門家の方々であればこそ、性犯罪ではない撮影罪とのすみわけが十分か、部会ではどこまで語れるが、語れない論点としては誰がどのように総会で議論するのか、といった申し送りが必要ではなかったか。(ただし最終の第14回の議事録作成中のため閲覧できてない)

性犯罪系以外でも非難され得る盗撮行為の例示

例えば増田の削除稿に対しても「女性男性電車内で盗撮されたら」というトラバがあった。このように誰かを嘲笑するような盗撮道徳的批判は受けるだろうが、今の日本で罪とすべきとまで考える人は少ないだろう。また、人前に出るということはそれは肉眼では見られるということであり、仮に隠したい身体的な特徴などがあっても隠そうと思えば隠せるものであるハゲが恥ずかしければ帽子かぶることもできるだろうし、もしそのハゲ撮影の気配を感じることができれば「やめてくれ」ということもできる。そもそもそのハゲハゲ撮影されることを刑法で罰すべきと感じるほど強く恥じているかどうかは個人差が大きい。ハゲプライドを持ったハゲである可能性もある。折しも2023/3/14には路上生活者女性コンビニに連れ込み、何でも買ってあげると噓をついて代金を払わず、その嫌がらせに困る様子をtiktokに流した行為10少女2名が書類送検された。この一連の行為撮影罪に問わずして、何が撮影なのだろうか?本件の罪状コンビニに不当な目的で立ち入ったとする「建造物侵入」であった。建造物侵入は前述したリベポル、迷惑条例に加えて盗撮の立件に援用されがちな罪状である特にアスリート盗撮レーシングブルマなどが撮影ターゲットとなるが形の上では完全な形で衣服を着用しており、観客も目視できる状態であり、撮影して何が悪いのかという線引きの定めにくさが課題となっている。(死刑賛成弁護士で知られる上谷さくら弁護士は、性的自己決定権だけではなく性的尊厳にまで保護法益を拡大することでアスリート保護できるのでは?と主張しておられて説得力があるが、スポーツに打ち込む姿を「性的」と結び付けにくい点はまだ十分に解決できないように感じる。ただしアスリート盗撮は本稿の趣旨ではないためこの程度にしておくこととする。)そういう訳でアスリート盗撮迷惑条例が強い京都府などを除いて「建造物侵入」での立件に頼らざるを得ない。

ドイツにおける盗撮の考え方

話を元に戻し、読者が意識不明になったとして(特に裸になったり下着が見えているわけではないとするが)、地面に倒れているところを撮影拡散されたらどうか?これは本人にとって「やめてくれ」ともどうすることもできない状態であり、かつ不名誉状態意図せず撮影されており、考えようによっては人権侵害である

これを保護法益対象と考えているのがドイツであるドイツ刑法201a条(撮影などによる高度に個人的な生活空間侵害)では、もともと風呂トイレなどのプライバシー空間での撮影を禁じていたが、その空間的な制約を拡張し、撮影されることに無防備な人はそもそも撮影すべきでないとする考え方を採用した。この際に、例えば交通事故被害者など人事不省状態も救済されるべきとなっている。すなわち、性暴力議論の延長線として盗撮もくっつけておきました、という議論ではなく、意に添わぬ撮影という行為全般根底からしっかりと向かい合ったと言える。2015年に成立したこ条項は、2020年には死去した人の撮影まで保護を広げており、ドイツ国内での支持を得ながら問題なく運用されていることが窺われる。そうでなければ死者の追加といった発展的な議論よりも、もっと異なる姿に修正する議論がされていただろうからである。ただし201a条は不完全だとする意見もあり、後日184k条としてパンチラ撮影を罪とする条項別に追加されている。しか議論の順番としてはそもそも個人基本的権利として撮影される・されないの議論がしっかりとされ、それを5年運用した上で不十分だった点を追加的に立法しており、ついで等ではなく順を追って大きなものからさなもののしっかりと立法したドイツプロセスこそあるべき姿であると感じる。

撮影のべき・べからず論

それでもマスコミ事件報道などで意識不明人物撮影するのが認められるか?といった議論ドイツで続くようであるが、日本もそのあたりのルールマスコミ自主規制に任せるのでなく、いつか自分事件報道対象として被写体となるかもしれない、あるいはリテラシーが未発達な小中学生がそうした被写体撮影しようとしたときに、撮影されない権利というのはどういうことかを説く社会を目指すべきだろう。このような視点に立ち、パンチラ盗撮とは縁遠い立場の人々も含め、社会で幅広く撮影罪の在り方、加えて撮影するという行為で得られる利益は何なのか?などまで議論すべきではないだろうか?

そうした議論法制審議会議事録からは窺われない。ご機嫌なラップタイムを刻みポールトゥウィンを決めそうな専門家先生執筆陣に名を連ねておられる厚い本ではG7のいくつかの国での動向が紹介されているし、その条文の日本語訳は法制審議会刑事法(性犯罪関係部会の第1回会議(令和3年10月27日開催)の配布資料6、諸外国性犯罪関連規定(仮訳)にも含まれている。例えばイギリス性犯罪法67a条ではVoyeurismすなわちパンチラ撮影したり鏡で盗み見たりすることが犯罪規定されている一方で、フランスには盗撮規定がないことや、カナダでは獣姦禁止されている一方で盗撮規定がない各国の考え方の違いが垣間見える。

 ∩_∩(・(ェ)・ )クマー

また、アメリカではミシガンニューヨークカリフォルニアの各州が代表して紹介されているが、盗撮に関して定めたテキサス州法に関して違憲訴訟の提起があり、一審となる連邦地方裁判所では合衆国憲法修正第14条「如何なる州も法の適正手続き無しに個人生命自由あるいは財産を奪ってはならない。」に照らして違憲であるとの判断があった。ただし控訴審では合憲とされている。そうした動向については配布資料の直訳だけではなく、CLJなどの専門誌に寄稿もあった。法制審議会メンバーであれば、そうした文献にアクセス可能立場におられる方(というか著者じゃん……。)もいらっしゃる気がするが、議事録斜め読みした範囲では性犯罪部会の枠組みを超えての撮影罪とは?の議論がなく、迷惑防止条例やリベポル法、不法侵入など先行する法律と重複しないための配慮議論の配分が多かった点は残念に感じた。

性犯罪部会議論できていない点

そもそも部会での議論に関して、強姦などの直球の性犯罪議論が重視されたためか、議事録を拝見した限りでは撮影罪については時間不足であるように感じた。もちろん被害の甚大さでいえばその通りであるが、

(続き)

パンチラ動画カリスマ撮り師の起訴に寄せて(3)

https://anond.hatelabo.jp/20230316084258

Permalink |記事への反応(4) | 08:41

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2023-02-12

[qrng]バイデンによる検閲は「権力の増強」のためであり「テロ対策」ではない

ラスキンは、委員会は 「大規模なロシアの偽情報ソーシャルメディア上の白人民族主義者の暴力的扇動という真の脅威 に焦点を当てる方が良い」とおかしなことを主張した。

バイデン政権による憲法修正第1条の簒奪と同様に、ラスキン同業者目的検閲とそれに伴う国家権力の増強であり、反対者の議論や主張の真偽を問うことではない。

バイデン政権役人戦時中の修辞学的戦略を使って、反体制派を中傷しているのは周知の通り。そうすることで、彼らは批判者を検閲するために、反対意見公共安全への脅威とわざと混同している。

公衆衛生(コロナ)について議論するとき政権は一貫して 「誤報 」「偽情報 」というレッテルを使う。しかし、政府運営について知れば知るほど、これらのレッテル政権として不都合からレッテル貼りをしているのであって、情報が必ずしも虚偽ではないように思われるのだ。

この検閲戦略は、COVID対応にとどまらない。

ノルドストリーム1・2パイプラインは、2022年9月に爆発した。10年以上前からロシアからヨーロッパ天然ガスを送っており、ロシアは当時2を開発中だった。ニューヨーク・タイムズ紙などは、この爆発を 「ミステリー」 と呼んだ。

この妨害工作は、米国同盟であるヨーロッパに大きなエネルギー危機をもたらした。欧州はガスの40%近くをロシアから輸入しており、ノルドストリーム1はその約3分の1を供給する役割を担っていた。

米国海軍潜水士を使ってロシアパイプラインを爆発物で破壊する「秘密海上作戦」を実行したと報じるところもある。

2022年ロシアウクライナ侵攻に先立つ数週間、バイデンは、戦争になった場合パイプラインに対して行動する意向を表明した。

「もしロシアが侵攻してきたら...NordStream 2はなくなる 」と記者団に語っていた。「我々はそれに終止符を打つ」

「具体的にどうするのですか?」と記者は尋ねる。

"Ipromiseyou wewill be able todo it. "とバイデンは言った。

ビクトリア・ヌーランド国務次官政治問題担当)も同様に明言した。

今日ははっきり言っておきたい」と、彼女2022年1月記者団に語った。

「もしロシアウクライナに侵攻すれば、いずれにせよNordStream 2は前進しない」

プーチンは、パイプラインに対する「テロ攻撃」について、西側諸国の「アングロサクソン」を非難した。プーチン報道陣に対し「それで利益を得ている者たちがやったことだ」と述べた。バイデンは、プーチン非難を 「偽情報と嘘を流布している」と厳しく非難した。

プーチンの言っていることに耳を貸してはいけない 」とバイデン氏は付け加えた。

「彼が言っていることは、私たちが知っている事実ではありません。」

ホワイトハウス国家安全保障報道エイドリアンワトソンは、バイデンの主張を支持し、プーチン非難を 「ロシアの偽情報 」と言及ロシア国連大使もまた、米国妨害工作に関与しているとほのめかした。これに対し、リチャード・ミルズ国連大使は「陰謀論と偽情報 」と反論

ノルドストリーム・パイプラインに対して行動を起こすと司令官が明言したにもかかわらず、信じた報道陣は、破壊工作に西側が関与しているという非難は「根拠のない」「誤報」「偽情報」「陰謀論」だと政府の話法をひたすらパロっている。

これはすべて、コロナ時代情報戦と同じパターンに従っている。不都合物語が生じると、政府メディアレミングはそれを嘘で危険ものとして中傷し、数ヵ月後に問題の論争が真実(あるいは少なくとも非常に妥当ものであることが判明するのである

自然免疫ワクチン効果マスク実験漏れ仮説、学校の閉鎖、監禁社会的距離の取り方の科学的根拠をめぐる論争は、このような報道のサイクルをたどったほんの一例である

これは、ハンターバイデンノートパソコンに関するニューヨークポスト報道と同じパターンであった。そして今、ビッグテック情報機関関係者連邦政府を巻き込んだ汚職調査する公聴会で、ラスキンとその仲間たちは、おなじみの検閲の策略に立ち戻った。

検閲官にとって、真実ではなく、権力の増強が主な目的であることに変わりはない。この目的を達成するために、彼らは反対意見国内テロ混同している。

たとえば、国土安全保障省の「国家テロリズム諮問サービス」は、2022年2月誤報と偽情報テロの脅威として挙げている。このメモでは、これらの脅威を 「政府に対する国民の信頼を損ねる 」ための取り組みと位置づけている。

COVIDとウクライナの両方について、最も強力なアメリカ勢力は、アメリカ国民に繰り返し嘘をつき、誤解させた。彼らは自分たちの繊細な虚構物語を守るために批判者を検閲し、政府に対する国民の信頼が薄れているとして他人攻撃する。

願わくば、彼らの嘘と温情主義暴露することで、検閲権力のための策略を崩壊させてほしい。

Permalink |記事への反応(1) | 19:47

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2023-01-16

バイデンはなぜ傲慢なのか

ジョー・バイデン政治的な信念を持っていないことは確かだ。少なくとも、故ステファン・ソラー民主党下院議員首席立法佐官だったスティーブン・シルビガーは、元全米州郡市職員連盟ロビイストで、現在ワシントンDC弁護士をやっているが、このように告発している。

PowerLine掲載された記事の中で、シルビガーは当時のバイデン上院議員との個人的交流を語っており、その中でバイデン自分真実の色を現したある出来事について述べている。

バイデンは、バランス予算憲法修正案への支持を撤回するよう最終的に説得した後、シルビガー氏に面会を求め、そこで彼はこう言い放った。「あなたはこの問題を失うことになる。なぜなら、財政均衡修正案は聞こえがよく、アメリカ国民は愚かで、聞こえがよければ何でも支持してしまうからだ」。

シルビガーは、最も印象的だったのは、アメリカ人は「愚か」であり、それゆえ「聞こえの良いものなら何でも」支持するように簡単に操られるというバイデン見方だったと指摘する。つまりバイデンエリート典型的傲慢さを示していたのである。彼はまた、1988年民主党大統領候補指名選挙に失敗したときバイデン発言も紹介している。ジョージ・ウォレスから賞をもらったことを自慢し、"南北戦争ではデラウェア人は南部の味方だった "と主張する南部戦略を持っていた」。それならまあいい。

しかし、シルビガー氏の最も示唆に富む見識は、バラク・オバマ氏がバイデン氏を伴走者に選んだ理由についての説明である

バラク・オバマは、最も高性能のMRIでさえ、バイデンの体内から正直さや信念を持った骨を見いだすことはできないことを知っていた。バラク・オバマは、ジョー・バイデンがいれば、彼の政策に対して正直な意見の相違や原則的な反対をすることはないだろうと考えていた。彼の傲慢権利意識に餌をやるだけで、どんな立場でも支持させることができるのだ。実際、ジョージ・ウォレスから表彰されたことを自慢し、彼の州では黒人奴隷にした人たちの味方をした人が、アフリカ系アメリカ人の聴衆に、ミット・ロムニーは彼らを鎖につなぐだろう、と言うことができたのだ。

頭が悪く、良識がなく、アメリカ人を馬鹿にしている人は、何でも言える。

バイデン馬鹿げた発言を繰り返していると批判されて当然だが、トランプとの間には大きな違いがある。バイデン政治家インサイダーとして傲慢エリートの態度で発言し、トランプワシントンアウトサイダーとして誇り高いアメリカ人の態度で発言している。トランプは、あなた馬鹿だとは思っていない。彼はBeltwayのエリートをそう思っているのである

Permalink |記事への反応(0) | 09:58

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2022-12-05

ホットエントリに入った星暁雄氏のイーロン・マスク批判ミスリードにも程がある件

ニューヨークポストタブロイドから信用できないとして、アメリカ政治門外漢Twitter投稿も同様に信頼できないぜ。もちろんこの増田もだ!(参照元リンク記事もチェックしてね)

批判対象:https://twinotes.com/th/1598940004906332161

ブクマ:https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twinotes.com/th/1598940004906332161

星暁雄氏は、偽情報からロシア工作からと強弁するが、現在では情報信憑性確認されていることになぜ触れないのか

まずバイデン大統領候補(当時)の不正疑惑について報じた2020年10月14日ニューヨークポスト記事は、事実に関してのみ言えばフェイクではなかった。

共和党の奴らが適切なデータ保全をしていなかったので、「ノートPCは本物でも、中のデータ改竄されてるかも」と、最近まで異論があったけど

2022年11月CBSニュースが、ノートPC流出元の修理店から直接提供受けたデータフォレンジック調査したところ、バイデン息子由来のデータであって改竄痕跡はなかったという結果がでている。

https://www.cbsnews.com/news/hunter-biden-laptop-data-analysis/

記事の怪しさに触れていない点で、この「Twitter File」は公平とは言えない。お里が知れるというものです

おまいう。「今は検証されてるけれど、当時はめっちゃしかたから仕方ない」という主張ならまだわかるんよ。ニューヨークポストが十分な裏取りしてなかったことは事実で、ある意味投機に勝っただけだしな。

バイデン応援していたメディアが、フェイ認定基準を著しく下げたのでは」という疑問を持たせないために誤魔化しているとしか見えない。

 

誤解を避けるために補足すると、

バイデン副大統領だったオバマ政権時代に、ウクライナ天然ガス企業に勤めていたバイデン息子を汚職捜査から守るために、ウクライナ政治圧力を掛けて検察総長を解任させた」

というトランプらが主張している「バイデン-ウクライナ陰謀論」はニューヨークポスト記事では全く証明できない。

陰謀論の出どころから話すと、「ウクライナ政策担当していたバイデン」「腐敗疑惑あるウクライナ天然ガス企業で、高給もらってたバイデン息子(コカイン中毒)」が同時に存在していたという事実があった。

当然、利益相反があったのではと疑われるわけだが、バイデンは「息子と海外ビジネスについて話したことはない」と否定したのね。

にも関わらず、ニューヨークポストは、バイデン息子のノートPCからバイデンとのアポ取ってくれてありがとう」という天然ガス企業幹部メール発見した。要は「やっぱ利益相反あるじゃないか怪しいぞ」ってことだ。

しかし、陰謀論証明するための真のミッシングピースは「検察総長バイデン息子を捜査していた」とか「検察総長解任圧力バイデン個人意向だった」といった証拠だ。これらはノートPCから出てこなかった。

さらに補足、バイデンウクライナ検察総長解任を自分の功績として話していたのは事実、ただし米政府意向だったとされる。)

結局、トランプ陣営が頑張っても決定的な証拠が得られなかったから、精一杯疑惑は深まっ太郎した、それだけの記事に過ぎない。

New York Postの怪しいバイデン誹謗記事拡散Twitterが止めた」のは普通措置

このイーロン・マスクが紹介する連続ツイートTwitter File 1回目の最も大きな論点は「New York Postの怪しいバイデン誹謗記事拡散Twitterが止めた」ことです。

でも、これって普通措置なんじゃないの? Facebookもやってるよ? という素直な疑問が出てくる訳です。

まず鼻につくのはFacebookよりTwitterの方がよほどクソムーブしてるのに、一緒くたにしているところ。

Facebookアルゴリズム記事拡散するのを止めた。TwitterツイートDMリンクすることを全面的に禁じ、禁止される前にツイートしたアカウントホワイトハウス報道官含む)は凍結した。

FacebookがやってるからTwitter問題ないってなるわけないじゃないか、やってることが違うんだから。雑過ぎる。

 

また、その制限についてのTwitterが口実にしたのは「ハッキングされた素材の配布に関するポリシー 」だ。「偽情報の疑いが濃いから」ではない。

このように別件で対応することを容認するのは手続き論を軽視しているし、このポリシー自体もまともに解釈するならば報道の自由が大きく制約されてしまものであるパナマ文書を報じたらBANするのか?恣意的運用以外ありえないものであった。

なおこの騒動の直後、2020年10月には「さまざまな機関リーダー責任を問う、報道機関による重要報道根拠となる場合」は例外という条項が追加されている。

 

メディア報道を見ても、星氏ほど2020年Twitter対応に全肯定的なのは知らない。

ワシントンポスト編集委員会出版社プラットフォーム消極的であることには理由があった。(中略)2016年から得た教訓は、政治的なキャンペーンが盛り上がる中、疑わしいネタを脇に置く側に回ることだったのは明らかだ。2020年からの教訓は、正確で関連性のある記事抑制する危険性があることかもしれない。」

https://www.washingtonpost.com/opinions/2022/04/03/hunter-biden-story-is-an-opportunity-reckoning/

The Atlantic 誌 By KaitlynTiffany

政治的な意味を持つ本物のニュースからアメリカ人を遠ざけるために「共謀」したという印象だけが、主に右派の人々に残された。(中略)FacebookTwitter は本当にずさんな決定を下した。」

https://www.theatlantic.com/technology/archive/2022/04/tech-companies-suppressed-biden-laptop/629680/

マーク・ザッカーバーグ

「(事実に基づく話を規制したことを後悔しているかBBCニュースに問われて)最低だ…刑事裁判を受けて無実が証明されるのと同じように最低だと思う」

https://www.bbc.com/news/world-us-canada-62688532

 

てか、本当にTwitter Files に目を通してる?

基本的に星氏の批判って、Twitter Files 固有の情報がまるで少ない。

Twitter Files を鵜呑みにするな」という言葉には増田同意するんだけど

それは「削除依頼システム民主党に偏っていた」に根拠となる統計データが示されてないことや、

大言壮語して始まった割に、全体を通して特に驚くような話は今のところ出てきてないことあたりで

星氏がそこに言及しないのは解せない。英語メディアちゃんとここ批判してるよ。

また、Twitter Files には

ニューヨークポストが仮に極右だろうが、大統領候補に関する資料の配布を制限すべきでない。憲法修正第1条とニューヨーク・タイムズ対サリヴァン事件判決原則に反している」

Twitter幹部メッセージを送った骨のある民主党議員も紹介されているのだが、星氏は無視することにしたのだろうか。

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2022-10-29

地獄へようこそ、イーロン お前が壊し、お前が買った

https://www.theverge.com/2022/10/28/23428132/elon-musk-twitter-acquisition-problems-speech-moderation

イリー・パタル:著

大失敗だな、お前。

Twitter悲惨道化メーカーで、それでなお成功しているが、これからはたくさんの妥協をし続けて、お前自身の評判と、お前が所有する他の会社に重大な損害を与える以外には、ユーザーと売上を伸ばす方法はない。

俺がこう言うのは、Twitter問題技術的な問題ではないと完全に確信しているからだ。Twitter問題政治的問題である企業としてのTwitter面白い技術を開発しているわけでもないし、システムのものにまともな価値もない。Twitter価値とは、ユーザである絶望的にTwitter中毒政治家レポーターセレブ、その他なんでも投稿するより前にもっと勉強すべきだった人々。お前だよ、イーロン・マスク、お前がTwitter中毒で、お前がTwitter価値なのだ。お前はお前自身を440億ドルで買ったんだよ。

ユーザ価値である場合問題は、ユーザというのは猛烈に複雑だということで、ユーザの行動を制限しようとするのは、歴史的に見て悲惨経験だということだ。特に、その権限が強力な個人帰属している場合は。

要するに、お前は今やTwitterの王で、人々はこれからTwitterで起きるすべての出来事に対してお前に責任があると考えるだろう。それに、絶対君主というのは、うまく行かなかったときだいたい殺されるものだ。

例を挙げよう。お前は広告主に向けた丁重なお手紙いくらでも書くことが出来るが、広告主に「ブランド・セーフティ」を約束しない限り、十分な広告収益を集めることはできない。つまり人種差別性差別トランス差別、その他、米国では完全に合法だが、本当にクソみたいな人間しか言わないような表現などを、お前は禁止しなければいけないということだ。「表現の自由」を尊重してみせてもいいが、つまらない現実として、金が欲しければ、その手の合法表現禁止していかなければならない。そしてお前がそうすれば、お前のキモいネトウヨファンボーイが、今度はお前に攻撃をはじめるだろう。あいつらが他のソーシャルメディアでこの真実に気付いたときのように。

そもそも、金のことを考える前にやるべきことがある。現実には、大半の人々が、クソ人種主義者や「男はみんな加害者だって言うのか~」的な自分だけはイケてると思ってるいじめっ子どもでいっぱいの、悲惨規制なきインターネット空間に参加したいとは思っていないということだ。(だからTwitterは競合と比較して弱小なんだ!) 大半の人々がソーシャルメディアに期待しているのは、素敵な体験をして、人々に認められることだ。みんなディズニーランド生活したいんだよ。だから、もしTwitterユーザーを増やして、投稿を増やしたいなら、Twitterでの体験もっともっと、快適なものにする必要がある。つまり? もっと投稿規制必要になるのだ! 繰り返しだが、その他すべてのソーシャルメディアはこのつらい現実を学んできた。何度も、何度も。

さらに、「表現の自由が~」と簡単に嘆いてみせる人々が気付いていないのは、米国における表現の自由の最大の脅威は、憲法修正第1条にもはやなんの興味もないクソ政府だということであるあいつらは禁書をしてるんだぞ、イーロン! ジョー・バイデン大統領も、ドナルド・トランプ前大統領も、230条に対して同じ立場を持っている。廃止しようとしているんだ。なぜか分かるか? 修正第1条は明確な言論規制を禁じている。だからソーシャルメディア存在を許している230条を廃止することで、コンテンツポリシーに間接的な圧力をかけようとしているのだ。大問題だぞ!

州政府さらに大胆だ。テキサス州フロリダ州は、修正第1条に対峙して、ソーシャルメディア企業に対してコンテンツ規制を行える言論規制法を可決している。こうした法案にどう従うかは技術的な問題ではない(従うのはそもそも不可能でもあるから)。こうした法律あきらかに違憲なのだから法務的な問題であって、唯一の正しい対処法は黙ってうせろと政府に言ってやることなのだ。(裁判所インターネットのことについては相当のバカという問題もある)こうした法律に対する提訴は、Twitterが起こしたとなると、最高裁まで行くだろうし、その結果はまったく予測できない。終身雇用ダサい変人たちが、アメリカ人生活を好きなように激変させることができるのだから

この問題AIを使うことはできない。お前が税金を逃れたり、知事よろしくやってたりする、テキサスフロリダで、裁判に出て悪法対峙し、修正第1条を守らなければならない。それがどういうことになるか、準備はできているか? 議会の前に座り、何時間もかかる諮問に対し、丁重に断わり続けなければならない。お前が最初嫌がらせをして解雇した、非常に尊敬されている政策専門家なしで、このことに対する準備はできているのか? おまえがはじめたことだぞ。ロケットや、自動車や、自動車つきのロケットよりもずっと退屈な話だ。

米国を離ればさら悲惨なことになる。ドイツテスラにとって大きな市場だったな。ドイツ表現規制法に挑むのか? そうはしないだろうな。インド政府ソーシャルメディアが同国で運営するために、実質的人質要求している。このクソ問題に対する技術的な解決策はないぞ。Twitter中東で直面している、差別主義者を規制する圧力と向き合う準備はできているか? イラン政府ソーシャルメディア投稿をめぐって人殺しをしているというクソ現実に向き合う準備はできているか?(イラン人政府に抗議するためにTwitterを利用していることに対する準備はできているか?)中国政府国内におけるテスラの巨大ビジネスを脅かすために、Twitterコンテンツ理由にしはじめることが待ち遠しいか? すぐに起きるぞ。

ソーシャルメディアにおける商品とは、コンテンツ規制だというのが、本質的真実なんだ。誰だってコンテンツをどのように規制するか決める人間のことを憎んでいる。コンテンツ規制が、Twitterが作っているものであり、ユーザ経験定義するものであるYouTubeが作っているものであり、Instagramが作っているものであり、TikTokが作っているものである。みんな良いコンテンツ奨励して、悪いコンテンツ抑制して、最悪なコンテンツを削除しているのだ。なぜYouTube動画がみんな8分から10分あるか知っているか? それが動画内で広告を二つ入れられる長さだからだ。それがコンテンツ規制なんだよ。それが今やお前のいるビジネスなんだ。コンテンツ規制と戦ったり、広告以外のものが売れるフリをすればするほど、Twitterはお前を擁護余地がないような表現の奥底へと引きずり込んで行くだろう。そしてお前が急転直下、成長のためには積極的コンテンツ規制必要で、世界各国の表現規制を受け入れるなら、まあ、お前のファンがどう反応するか見ものだな。

ともあれ、地獄へようこそ。お前のアイデアだったんだぞ。

Permalink |記事への反応(4) | 11:02

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2022-08-28

ホロコースト否定論簡単に釣られてしまう人たち

ホロコーストなんて今どき、それ自体話題にすることは少ないし、日本の歴史問題の何倍も関心度は低いだろうとは思う。近現代とは言え遥か昔の話だし、同じ枢軸国がやったと言っても日本にはほぼ無関係だ。それに、日本ホロコースト否定論が世間を多少賑わせたのは1995年阪神淡路大震災オウム真理教で大騒ぎだった年に、文芸春秋社月刊誌だった『マルコポーロ』が廃刊になった記事の一件だけである・・・あ、例のT院長の件もあったな。

 

欧州では昨年か一昨年にスウェーデンホロコースト否定禁止法を立法するかどうかの話があったくらい(その後どうなったかは知らないが)、ホロコースト否定論は今も珍しい話題でもない程度には問題にされることがある。現状確か、イスラエルを入れて20カ国弱の国で否定論を公然と主張することには法的な規制がある。ホロコーストの中心地でもあったポーランドでは、否定論ではないがホロコーストについて自国の関与を主張するような言論禁止する法律が制定されたのも数年前。またアメリカでも、憲法修正第1条で言論の自由が広く認められているせいもあり、ホロコースト否定論の主張をしてもなんらお咎めを受けることはないが、FacebookYouTubeツイッターなどの主要なインターネットメディアでは厳しく規制されている(が、実際には消滅したわけでもない)。

 

いずれにしても、欧米日本ではホロコースト否定論について、かなりの温度差があるのは事実である日本では義務教育ホロコーストを習うことなほとんどないのではないかと思われるが、欧米では必須としている国や教育機関は多いそうである。それでも、関心の大きさからホロコースト否定の主張に賛同するような人はもちろん欧米の方が圧倒的に多いだろう。翻って日本ではそもそも関心が薄いので、否定論が目立つことはほぼない。せいぜい、ナチス軍服を着たとか、ハーケンクロイツの旗を公共の場で掲げたとかで、問題になる程度のことだ。その程度のことで神経質にビクビクしてタブー扱いするのもどうかとは個人的には思うけれど。

 

何故欧米で、ホロコースト否定が法的に禁止されたり、規制されたりするのか? 最も大きな理由あん悲劇を二度と繰り返さないためであるホロコースト否定デマであり、ナチ復興を許しかねず、そしてユダヤ人差別につながる。また犠牲者遺族たちの心を酷く傷つけるものでもある。だが、否定論に賛同する人たちはそんなことどうでもいいらしい、それは日本でも同じであるホロコースト否定賛同することが非常に危険行為だなんて、多分考えたことすらないのだろう。

 

日本ネオナチ怪文書にあっさり賛同する人たち。

こんなツイートが私の網に引っかかった。

https://twitter.com/masami6666/status/1563353770092003328

ツイート内の画像で示される文書は、そこに書いてある通り「国家社会主義日本労働党(NSJAP) 山田一成」によるものであるドイツナチスとは日本語では正式名称を「国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP)」と呼ぶ。従って、山田一成日本ネオナチであることは否定しようもない事実である。ググればわかるが、ネット上の基地こちである

http://nsjap.com/jp/

また、Youtubeにある「密着24時!日本ネオナチ」というタイトル動画山田一成が紹介されているので興味のある方はご覧いただきたい。タイトルにそうあるくらいなのだから山田自身ネオナチであることを否定してはいないということでもある。

 

ネオナチなのだからホロコースト否定するのは当然である。ところが実は、傾向として、欧米の主流のホロコースト否定論者、いわゆるプロ歴史修正主義者たちは、ネオナチと結びつけられるのを嫌う。何故なら、思想的にネオナチと見られると、自分達が世間から信用されなくなることを知っているかである欧米プロ歴史修正主義者は、ほとんどの場合ネオナチ関係があったとしてもそれを隠す。世間から信用を失くすと、修正主義者目的である否定論を世間的に認めてもらうこと」が困難になると思っているからに相違ない。『ヒトラー戦争』という歴史書欧米では超有名なデヴィッド・アーヴィングは、彼をホロコースト否定論者だと書いた歴史学者であるリップシュタット教授を訴えた裁判で見事に負けたが、裁判ではアーヴィングネオナチ集会に出て聴衆を扇動していたことを暴かれた。しかアーヴィングはその事実を誤魔化そうとしたくらいだったのである

 

あるいはこれもその筋では有名な否定書、1970年台中から後半にかけて広まった『600万人は本当に死んだのか?』というホロコースト否定古典的パンフレットがあるのだが、著者の名前はリチャード・ハーウッドとなっている。が、そのプロフィールに該当する人物存在せず、本当の名前をリチャード・ベラルという。リチャード・ベラルはイギリスナショナルフロント国民戦線)という極右組織出版物であるスペアヘッド」の編集長だった。何故、実名と実際のプロフィールを書かないのかは、当然、世間に信用されたいからであり、ネオナチ世間に信用されない存在であることを知っているかである。そのパンフレット欧米国会議員などに広くばら撒かれた。

 

かつて、雑誌マルコポーロ廃刊騒動の時に、問題記事を書いた西岡昌紀とタッグを組んでいた木村愛二というジャーナリストがいたのだが、彼ですらもネオナチ呼ばわりされるのを嫌った。

 

なのに、上のツイート賛同意見を述べたツイートを発した人たちには、山田一成ネオナチであることなどどうでもいいらしい。山田思想的に偏向しているのは誰の目にも明らかなはずなのに、そんなことを気にすることもなく、ホロコーストなかった説をあっさり賛同する。私たち普通ネオナチとか関係なくても、ネットで広められるだけのほんとかどうかわからない主張を、そのまま信用したりはしないと思うのだが、あまりにあっさり信用の方向に流れるのだから、呆れるというかなんというか。その賛同者の多くは、いわゆる陰謀論の方に傾倒するような人たちばかりであることは言うまでもない。

 

日本にも、ホロコースト否定論の方に賛同する人たちが意外に多い。多いと言っても私自身の感触だけであるが、Youtubeにあるホロコースト否定論の動画チャンネルには6000人強の登録者がいる。否定動画としてはよくで出来ているので、否定論がどんなものか知りたければ『ホロコースト論争』で検索をかけて、同じタイトル動画ニコニコ動画でご覧になるといい。Youtubeにアップされた同チャンネル動画は何話分か削除されてしまっているかである。見ればわかると思うが、それ相当の知識かあるいは調査能力がないと、ホロコースト否定論には簡単には反論し難い。いうまでもなく、ネオナチ怪文書のようなものにあっさり釣られて賛同するような人たちに、その嘘・誤りが見抜けるようなものでは絶対にない。

 

まぁ世の中、そういうあっさり釣られる人もいる、だけの話なので、別にどうでもいいようなことなのかもしれないが、はてな増田をご利用の賢い方々には、そんなことはないだろうと思いつつも、注意していただきたいものである。今回は、私のアンチホロコースト記事などはあえて紹介しない。たくさんあるので興味があれば参考にはしてほしいが、興味がなければ特に面白いものでもなく、時間無駄になるだけだと思う。だが、一点だけ、怪文書反論しておきたい。

 

見直し学派は、ホロコースト説は何年もの間に大幅に変わったことを指摘している。

 

とあるが、そう思えるのは単純な話で、戦後長らく、ホロコースト実態がよくわからなかったかである。よくわからなかったと言っても、大勢ユダヤ人たち(や、精神疾患患者同性愛者、ロマ人、その他)がナチスドイツによって死に至らしめられたこ自体は疑いようのない事実として判明はしていた。たとえば、ユダヤ人人口が600万人弱、戦前に比べて減っていることは1945年5月終戦よりも前にわかっていたくらいだったのだ。何故わかっていたかというと、(これはある資料からの推測であるが)ユダヤ人ユダヤ人共同体集会所となっていたシナゴーグで名簿管理されていたからであり、各地のシナゴーグの名簿を集計すればたちどころに判明するからである。また、ニュルンベルク裁判ではあのアドルフ・アイヒマンユダヤ人処分数はトータルで600万人だと語っていた、とアイヒマン関係者が証言していたりする。それ以外にも多くの情報戦時中からすでに世界中漏れていた。ナチスドイツが極力、ユダヤ人絶滅などの非合法殺戮を極秘に行ったにも関わらず、である。そして、この600万人説は何度も研究調査され、現代までおおむねの数値として、主流の歴史学者から異論はない。日本研究者の柴健介氏も自著で「600万人以上」と推計している。

 

が、細かい話はよくわからなかったのである。たとえばあのアウシュヴィッツで殺されたユダヤ人実数は当初は全然からなかった。何故ならば、アウシュヴィッツで殺されたユダヤ人の大半は、囚人登録もされておらず、ガス処刑死体は焼却処分されて、残った骨などは砕かれて近くのヴィスワ川やソラ川などに捨てられてしまったのだ。アウシュヴィッツ解放したソ連は、絶滅された総計を400万人とした報告書を提出したが、死刑に処せられたアウシュヴィッツ司令官を最も長く務めたルドルフ・ヘスはそれを否定して最終的には120万人くらいだと自己推計した(記録を取ることを許されなかったので、ヘスでさえ推計するしかなかったようである)。このヘスの値が現在判明している犠牲者数(110万人)に非常に近いことが判明するのは1980年代後半まで待たなければならない。ソ連の400万人説は、それっぽく推計したようには書いてあるが、どう考えても囚人生存者の証言を元にしているとしか考えられない。何人もの囚人が400万人くらいだと語っているかである。が、それらは皆、生存自身が推計値、あるいは収容所内の噂だと語っているに過ぎないもので、囚人に正確な数字が分かったはずはない。

 

あるいはナチスドイツ最初に作った強制収容所であるダッハウ収容所ガス室についてであるが、ダッハウ収容所米軍解放した時に、何千体もの死体があったのだ。これらの死体の大半は割とすぐに餓死や疫病の死体だと判明したようであるが、ダッハウにはガス室もあった。そのガス室にはダミーシャワーがあり、毒ガスの元を投入するような仕掛けまであった。そのガス室のすぐ隣には火葬炉もあった。もちろんその建築物そばにはたくさんの死体が山積みになっていた。こんな状況で、「ガス室で大量殺戮をおこなっていた動かぬ証拠だ!」と誤解するなという方が無理である米軍には当然、マスコミ記者たちも従軍していたので、そうしたガス室殺戮の話はすぐに広まったのである

 

ところが、よくよく調べてみると、ダッハウガス室でのガス殺処刑証拠は、ほぼないに等しい状態だったのである。確かに、ガス処刑については、裁判での証言はいたが、たったの一人なのである。それ以外には一通の文書証拠と、イギリス諜報員捕虜が語ったとされる伝聞証言程度のもので、他には何もなかった。一方でアウシュヴィッツガス室については、証言だけでも大量に存在するし、なにより加害者証言もかなり存在し、その最大のものとしては司令官だったルドルフ・ヘスが事細かに証言し、自叙伝にまで書いているのだ。ガス室・ガス処刑があったことを裏付け証言以外の証拠豊富である。(もちろん修正主義者証言は全て嘘であると主張し、アウシュビッツガス室裏付け証拠など絶対に認めない)

 

これらの内容は、具体的に歴史家などが調べなければわからないものばかりなのであるダッハウのガス処刑証言が一人しかいない件だって裁判記録を調べなければ判明しない。したがって、ダッハウなどの収容所現地にたくさんの死体があったことが原因で、誤った説が戦後長らく広まっただけの話なのだ。そうした事実を、あたかも、ディープステートのような闇の陰謀者が、初期のホロコースト説が杜撰なので、それをもっともらしい説に変えていった、かのようにネオナチは主張しているのである。つまりは、ネオナチ修正主義者論点先取、最初から話を陰謀論ホロコースト捏造と決めつけていることがわかる。

 

ダッハウガス室捏造だと主張するのであれば、何故証言者がたった一人しかおらず(陰謀実行者は偽証証言者を何故たくさん用意しなかったのか?)、文書記録やあるいは物証としての死体解剖してもガス処刑された死体しか判別できない死体がなかったのか(陰謀実行者なのだからそれらを用意して当然だと思うのだが?)、説明がつかない。その実際にいた証言者(フランツブラーハ)とて、たかが数名の処刑のその後の死体を見た、と言っているだけであるダッハウガス室連合国による捏造なら、そんなあやふやな頼りない、犠牲者も少ししかいない証言がたった一つだなんて、あまりにも変である

 

反論はそんなところ。こんな馬鹿げた幼稚な説でも、賛同する人がいるのはしょうがいかなーとは思うけど、何が事実真実かを知りたいのなら、もうちょっと知恵を絞って考えてみるという気は起きないの? と思ったりはする。

Permalink |記事への反応(4) | 20:12

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2022-04-18

anond:20220418223505

武装しろ

やっぱ日本合衆国憲法修正第2条が無いのが悪い

フェミニズムのために合衆国憲法修正第2条を日本に導入しよう!!

Permalink |記事への反応(1) | 23:02

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2021-04-07

anond:20210407110953

憲法修正13条:奴隷禁止ただし犯罪者を除くって条項があって、南北戦争後に合法的奴隷制を続けるために黒人を手当たり次第に逮捕して投獄して奴隷制を続けることができる抜け穴ができた

そのうち黒人刑務所に大量に留め置くことで生まれ刑務所ビジネスものすごく大きなインダスリーになって、それを継続するために黒人をどんどん逮捕して投獄する流れが既成事実になって結果的アメリカ黒人ものすごく逮捕されやすい。逮捕されると高確率で投獄される(そのプロセス保釈金とかを取り立てることでも業界が潤い経済が回っている)もちろん刑務所運営に関わる企業全てが儲かる、強制的顧客を作り出して減らないわけなので。

アメリカ人口世界全体の5%にすぎないにも関わらず、アメリカ受刑者世界全体の受刑者数の25%を占めているって普通に考えて異常だし黒人に限らないんだがそもそも歴史的な発端が黒人奴隷制なので構造差別は依然としてある、と言っておかしくないと思う

個人的にはこれはヘイトじゃなくて(個人的白人が強く黒人憎悪しているとかより)構造的な搾取という方が近いと思う

ヘイト憎悪というなら黒人コミュニティアジア人コミュニティの方がはっきりと憎悪ヘイトだと思う

Permalink |記事への反応(1) | 11:36

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2021-03-03

ガチャピン政権が「嫌い」という発言をする権利禁止する法律を制定してから10年が経った未来

コロナによって東京オリンピックの開催がおじゃんになった世界線2031年

世は禁酒法ならぬガチャピンが定めた禁嫌法から10年が経っていた。

かつてガチャピンの片腕であったムックは禁嫌法の緩和を訴えるも反嫌法に基づいて電気椅子に送られてしまっていた。



「嫌い」をキめたくて仕方がない人々は、

はてなというアングラサービスを使い日々「嫌い」という感情をぶちまけるのであった。

それを取り締まろうとするガチャピン警察たち。

しかし「嫌い」を表明する場を提供するはてな

ガチャピン警察たちの努力あざ笑うかのように

人々の欲望を取り込み闇の世界でその勢力を拡大させていった。

その過程で多くの憎悪クリエイター誕生した。

憎悪クリエイターの多くは、反プリキュアニストであった。



いったい、どうしてこんなことになってしまったのか?

このようにきわめて重大な法令を、

国民はなぜこのように圧倒的に、まるできまぐれのように受け容れたのだろうか。

コロナ流行は禁嫌指導者に大きなチャンスを与えることになった。

完全禁嫌プログラムには反対していたはずの人びとの注意はコロナに奪われ、

国家存亡の危機に際しては、人間自由意志などは些細なことだと考えられた。

またコロナは、ガチャピンに広範な権力を与える思いきった法律制定に、国民を馴らしてしまった。

感情節約必要となり、感情節約手段として、ガチャピンリベラリストたちに禁嫌奨励することになった。

ガチャピンは、世論をすべてLGBT賛美に変えた。 

憲法修正ガチャピン条はその自然表現だが、コロナはまたスパルタ理想主義ムードをもたらした。

すべてのものマイノリティ繁栄のために犠牲にされた。

マイノリティが良いものであり、マイノリティ生産能率の良い存在であるならば、禁嫌論議は、さしあたり反駁余地のないものだった。

一方、国民ユートピア的な理想を抱いていた。

もしこのコロナとの戦いがすべての争いを終わらせるものであり、勝利が新たな輝かしい世界秩序をもたらすことを可能にすると考えるならば、

この効果的な禁嫌を無限に続ける時代に入っていくことを想像するのは、いかにも容易であった。



そして結局、コロナとの戦いは国民を、即座に結果があらわれないと苛立つように変えてしまった。

2022年2023年は、やる価値のあるものは何でも、官僚手続き反論や快不快や便不便を無視して、即刻やる価値がある、ということになってしまった。

こうした諸勢力の結合は、抵抗し得ないものだった。国民は熱病にかかったように、息せききって、禁嫌のユートピアへの近道を選んだ。

アレン/藤〇ミネ訳『オンリーイエスタディ』2033 ちく〇文庫 p.328-330>




もうちょっとムック活躍させてあげたかった…

50ブクマまでいったら電気椅子の刑を受けたムックは実は死んでいなかったで第二章書くわ

Permalink |記事への反応(2) | 12:21

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2021-01-09

anond:20210109225037

そう思うと合衆国憲法修正第2条は実にうまい制度だね。

規制自分財産を守りたい本能から言ってるのかもしれないから。

Permalink |記事への反応(0) | 23:23

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2020-11-04

選挙バイデンが勝っても、トランプ大統領になる理由

森永卓郎予想

1、開票速報で大差で勝っている場合、「俺が大統領だ!」と早めの勝利宣言をするというパターン

2、僅差で負けた場合

それでも「郵便投票無効だ」と言えば裁判になり最高裁まで行って保守派最高裁判事のバレット氏が「トランプさんの言う通りだ」と判決を出すのです。

3、トランプ支持者があちこちで散発的に訴訟を起こし、投票を数え直させ期間を延ばす。そうすると、選挙人を確定する州が少なくなります

期限までに過半数を獲る候補がいないと下院投票して決める。いまの議席では、州代表共和党の方が多いので、トランプさんが大統領になるのです。

https://twitter.com/pinkmon31129250/status/1323987952251252736

もし下記のように269対269票の引き分けになったら、下院議員による投票勝負。ただし、1人1票ではなく州ごとに1票、その場合は26対23票で共和党勝利トランプ連任。

https://twitter.com/aoyamacapital/status/1323962648027750402

双方が勝利宣言した上で、MI、WI、PAバイデンが僅差で勝つ→これらの州では州議会共和党が握っているので、州知事認定とは別に州議会勝手トランプを勝者とする選挙人を任命→不誠実な選挙人に対する罰則規定がなく、連邦法では連邦議会が選挙人団に関する問題解決するとされているが...ねじ状態連邦議会では合意形成が困難→合意形成1月6日時点でもできず、トランプバイデンともに選挙人が270人に到達しなかった場合憲法修正12条の規定による連邦議会下院による決選投票が行われる→この下院決選投票では「各州で1票」ずつの投票で、過半数の26票をトランプが獲得して勝利

https://twitter.com/common_rep/status/1323988429219139592

Permalink |記事への反応(0) | 23:33

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2020-10-03

トランプ大統領がCOVID-19から無事回復しますように。

トランプ大統領病死を願うなんてよくないよ。

アメリカ人にしては他力本願すぎる。

問題があれば、自分の力で解決するのがアメリカ人だろうが。

合衆国憲法修正第2条は何のためにあるんだ。

Permalink |記事への反応(0) | 18:47

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2020-09-21

集会の自由人権の1つ

集会を催しまたそれに参加する自由は、自由主義や民主主義にとっての重要権利である結社の自由も参照。どちらも多数人の集団形成という点で一緒だが、結社継続的集会一時的である)。1789年米国憲法修正第1条、1966年市民的及び政治的権利に関する国際規約(B規約自由規約)21条、1989年児童の権利に関する条約15条にも定められている。

自分たちが、いま、何を規制しているか

ということについて、知らない人間が、法を行うべきではないし

法も知らないのに、規制を行うことが正義の訳はない

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%86%E4%BC%9A%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1#:~:text=%E9%9B%86%E4%BC%9A%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%94%B1%EF%BC%88%E3%81%97%E3%82%85%E3%81%86%E3%81%8B%E3%81%84,%E3%81%A8%E3%81%97%E3%81%A6%E7%90%86%E8%A7%A3%E3%83%BB%E4%BF%9D%E8%AD%B7%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%80%82

フランス革命などを見ればわかるように、王党派ですら、集会のもの禁止してはいいから、テニスコートの誓いというもの生まれる。

Permalink |記事への反応(2) | 23:46

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2020-09-11

ホロコースト否認論〜驚くほどあっけなく簡単洗脳される人たち

youtubeに『ホロコースト論争』とタイトルされた動画存在する。

内容は一話程度しか見ていないが、冷静なタッチ一見して事細かに一次史料的なものを上げて、疑わしいところがこれだけあるのがホロコースト真相だ、のように作られている。

私は海外否認論の狡猾さを知っていたので、日本でも同じことをする人がいるんだなと呆れた。

海外で有名なのはアメリカカリフォルニア州オレンジ郡本拠地を持つ、歴史見直し研究所だ。よくIHRと略記される。

IHRは明白なホロコースト否認派なのに、「歴史見直し主義者」と自称し、見かけ上は真面目な研究機関であることを装い、ジャーナル・オブ・ヒストリカルレビューなる一見しただけでは真面目な歴史研究雑誌しか見えない雑誌まで出している。

しかしIHRを創設したのは、極右から問題視されるほどの超極右ウィリス・カートなる人物が作ったのである。但し内紛でこの人は去っている。

ともあれ、ネオナチとしてイメージされるようなスキンヘッドなど全くイメージさせない巧妙さなである

IHRは米国憲法修正第一条に守られて、ホロコースト否認論はアメリカでは存在を許されているわけだが、CODOHなる派生団体を作って多くの大学新聞広告まで載せた実績さえ持つ。議論要望する組織なので、議論するくらいいいだろってわけだ。

しかし、デマ議論参加資格など許されていいはずがない。明白にホロコースト否認論はデマなのである

ホロコースト否認論者たちは狡猾なまでによく出来た否認論ばかり垂れ流し喧伝を繰り返す。

ホロコースト否認論はその存在さえ認めてもらえたら、あとは支持者を増やせばいいだけなのだ

その流れを継承しているのが冒頭で上げた否認動画である

多分、ホロコーストについて無知な人がその動画を見たら、「もしかしたらほんとにそうかも知れない」程度に思う人を含め容認する人が半数を超えるだろう。

それくらいよく出来ているのである。私は見ていて本気でゾッとした。

チャンネル登録者数は話題話題から比較的少ないとは言え、それでも数千人もいる。見ただけで登録しない人も含めたら、信じた人は万を超えるだろう。

 

とは言え、日本人にはホロコーストなどほぼ関係はない話だし、その背景にある反ユダヤ主義だって日本ではそれを主張する意味もないから、放っておいても特に害はない。日本極右の敵はあくま韓国であり中国でありパヨクである高須のような馬鹿見学しておけば済む。

でも、ほんとにあっさり騙される人があまりに多いという事実には恐怖を感じざるを得ない。

歴史問題というのは、日本人に馴染みのある南京大虐殺ですらも、その史実的なことを知ろうとするとこれがなかなか厄介である日本においてはすでに勢力否定派の方が強いので、情報を得ようとしたら否定派の情報が入ってくるのは避けられないかである。その上、まともな情報を得ようとするならば、最低限度秦郁彦氏の『南京事件』(中公新書)程度は読まねばならない。歴史問題の事実を把握しようとするのは、実際そこそこハードルが高いのである

ホロコーストなどはもっとかに高い。日本人のほとんど大多数は、ホロコースト全体像なんて全く知らないであろうし、「ヒムラーハイドリヒ」と言われても「はぁ?誰それ?」な人が大半だろう。

アウシュヴィッツと言われたらドイツにあると思っている人だって多いに違いない。

ガス室と言われたら「シャワーからガスが出てくるんだよね?」と思っている人だってたくさんいる筈だ。しかしそれは少なくともアウシュヴィッツガス室ではない。

こんな無知状態なのだから日本人を騙すのが如何に容易いか、そこは容易に理解できるのではある。

しかも、自分で調べようとしても、日本語文献自体ほとんどない。

その動画はほんとかどうかはともかく、脚注みたく多くの文献を調べているという体裁をとっており、沢山の文献情報を載せているのだけどその全ては海外文献であり、調べようったって日本人ならほぼ無理だ(しかテキストスクロールからすぐ脚注は流れ去るので、あんなのそれっぽく見えるように飾りでしかないのである動画主は明らかにそれをわかってやっている)。

さらに言えば、紹介されていることはほぼ何も間違っていないのである、表面的には。

例えばアウシュビッツ強制収容所で、囚人結婚したという話が出てくる。

これ自体は実は有名な話(書籍にまでなっている)なので、事実なのである

ところが、この話は虐殺とは全く関係がない。

結婚した囚人ユダヤ人ではない。アウシュビッツにはユダヤ人だけではなく、それ以外の政治犯やら戦争捕虜なども大勢いたのだ。

しかもこの話は、大虐殺本丸であるアウシュビッツⅡ(ビルケナウ)ではなく、そこからキロ離れたところにあるアウシュビッツⅠの話である

否認論はこれらの情報を見事に言わない。極端な話、奴らは嘘をつかずに嘘を付くのである

例えれば「水道局の方から来ました」と水道局でない人がよくやる詐欺のようなものである。彼は何も間違ったことは言っていない。

要するに壮大な印象操作集合体否認論なのである

そして否認論に染まってしまうと、こんな否定しようのない証拠資料ですらも認めなくなる。

https://note.com/ms2400/n/n61f6452e88f8

内容は海外サイト翻訳が大半だが、ここまで検証しても否認論者は難癖をつけて絶対に認めようとしない。

ここまで完璧なほどに物理的に資料捏造するのであれば、どうして内容に間違った部分のあるような証拠になっているのか辻褄が合わない。

一体どうして捏造ならば、「ヒトラー命令書」でないのか?

ある捏造者はかつて「ヒトラー日記」まで捏造しているのである

ちょっと頭を使えば、如何に否認論が下らないか、わかりそうなものなのだが……。

何れにしても、人ってどうしてこも簡単にあっけなく洗脳されてしまうんでしょうね?

私自身もかつて騙されたことがなかったとは言えないのですけどね。

Permalink |記事への反応(1) | 13:28

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2020-06-26

白人が銃を所持するのは憲法修正第2条で保障された自衛権利だが、

黒人自衛のために武装するのは許されない、というのもアメリカ偽善だ、

とニューサムは言う。

「我々が自分の命を守るために武器を所持するとして、これ以上にアメリカらしい行為はないはずだ」

Permalink |記事への反応(0) | 18:02

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