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はてなキーワード:性別違和とは

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2025-10-21

トランス女性がうんたらかんたら

トランスジェンダークィアオーソドックスジェンダー規範内面化することができない人として消極的定義される。トランスジェンダーには性倒錯が入るが、小児愛者・ペドフィリア動物性愛者・ズーフィリア死体愛好者・ネクロフィリアなどの他害性の高い性指向はパラフィリアとして別だとされている。社会的有害な在り方でしか欲求を満たせない存在を切り離すことで、トランスジェンダーは無害であり、受け入れない社会の方が間違っていると主張するためだ。つまり人為的区切りである。何のことはない、昔は「変態」とされていた言葉区切りを変えただけだ。

なお、性指向性自認は必ずしも同期しない。だから自分は男に生まれ女性の心を持っていて、女性的な振る舞いをするが、性愛対象女性であると云うのは全くおかしなことではない。ただ、女性への性愛のために性指向を虚偽申告したとしても、傍目には区別がつかない。

この問題に対して、性別違和(性同一性障害GDI)の人の苦しみを挙げて反論する論者がいるが、全くの筋違いである性別違和医学定義であるのに対し、トランスジェンダー政治的定義である。前者は精神的に苦痛を軽減するために医学処置を受ける必然性がある場合に認められる。かつて、トランスジェンダー界隈が「くたばれGDI」と言う標語性別違和当事者攻撃してきたのは、性別違和者は既存社会ジェンダー規範に合わせたいという強い希求があり、それに応じて法律上地位を得ていることへの攻撃だったといえる。トランスジェンダーイデオロギーは、既存の男女二分法に基づいた社会規範は間違っていて非倫理的であるという主張に基づく。処置を受けて社会適応すると言う考え自体が、トランスジェンダーイデオロギー真逆の発想なので、対立するのは当然といえる。さらに、トランスジェンダー定義として、表立っては反対しにくい性別違和者の例を挙げるなどしてるが、トランスジェンダーイデオロギーが浸透することで性別違和者が「生きやすく」なるかは疑問である。なぜなら、性別違和者は生まれ持たない既存ジェンダーロールを身に付けたいと願っているが、その試みはトランスジェンダーイデオロギーにとっては悪しきものからだ。

結論としては、トランスジェンダークィアと言うのは政治的カテゴリーであり、「社会悪でない性的逸脱」全般を指すと考えて良いと思う。数多くの逸脱が内包されている以上、一致した見解はなく、既存社会批判するためにつくられた「ポリコレ叩き棒」といっても差し支えないように思う。

Permalink |記事への反応(0) | 11:18

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2025-09-30

anond:20250930202857

子供の頃から性別違和を抱き続けて性転換してからなんの問題もなくそちらの性として何十年も生き続けている人がいるんだから

 

性同一性障害患者を叩いてきたのがトランスジェンダーの人たちだね

・何の問題もなくと思っているのは本人だけかもしれないね

そもそも性転換はしてないよ手術で整形してるだけだよ

医学生物学的に人の性は二つというのが正論であって、グラデーションとかスペクトラムというのはカルト思想だよ

Permalink |記事への反応(0) | 23:53

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anond:20250930171813

子供の頃から性別違和を抱き続けて性転換してからなんの問題もなくそちらの性として何十年も生き続けている人がいるんだから生物学上は男と女しかいないなどというのは暴論だよ

でも差別についての知見としてはその他の意見より圧倒的に賢い、なんか知識と知性のあり方に隔たりがあって悔しいな

Permalink |記事への反応(2) | 20:28

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2025-09-14

朗報参政党さん、ニューヨークタイムズ同意

https://x.com/pioneertaku84/status/1966415636311192055

市議会で市内のトランスジェンダー児童生徒数を尋ねると質問通告した参政市議性自認は「伝染する」「必要対応配慮よりも心の傷を治療できる心理士を紹介すること」など発言

世界リベラル紙のニューヨークタイムズと同じなら、心配いらないね

参政党もまともになってきたみたいでよかった。

https://www.nytimes.com/2024/04/09/health/europe-transgender-youth-hormone-treatments.html

ヨーロッパ5カ国は最近性別に悩みを抱える青少年に対するホルモン治療制限した。

英国の今回の変更は、独立した小児科であるヒラリー・キャス博士火曜日夕方に発表した4年間のレビューによるものである。「ほとんどの若者にとって、医学的な治療法は性別に関連した苦痛管理する最良の方法ではない」と報告書結論づけた。医学雑誌掲載された関連論説の中で、キャス博士は、若者ジェンダー治療有益であるという証拠は "不安定な基礎の上に成り立っている "と述べた。

NHSは今後、臨床研究登録された患者を除いて、思春期を阻害する薬を提供しない。そして報告書は、テストステロンエストロゲンのような永久的な身体的変化を促すホルモンは、"細心の注意 "をもって未成年に処方するよう勧告した。

英国の動きは、北欧におけるより広範なシフトの一部であり、保健当局は近年、思春期性別治療需要が急増していることに懸念を抱いている。

12月ノルウェー地方保健当局は、青少年性別医療を「試験中の治療」に指定し、臨床試験に参加している青少年にのホルモン剤が処方されることになった。デンマークでは、今年最終決定される新ガイドラインにより、ホルモン治療幼児期から性別違和を経験したトランスジェンダー青少年限定されることになる。

若者に対するジェンダー治療先駆者ヨーロッパである1990年代アムステルダムのあるクリニックは、幼少期から自分は違う性別だと感じていた青少年思春期抑制剤を投与し始めた。

世界中のクリニックがオランダプロトコルに倣うようになった。これらのクリニックへの紹介は2014年から急増し始めた。例えばスウェーデンのクリニックでは、2014年には約50人だった紹介患者が、2022年には350人にまで増加した。英国では、その数は2014年の470件から2022年には3,600件に増加している。

そして、オリジナルオランダ研究参加者とは異なり、新しい患者の多くは思春期まで性別苦痛経験せず、うつ病自閉症を含む他の精神健康状態を持っていた。

現在オランダで発表された当初の知見が現在患者にとって妥当なのか疑問が呈されている。

フィンランド2011年から青少年ジェンダープログラムを率い、この治療を声高に批判するようになった精神科医、リイッタケルトゥ・カルティアラ博士は、「世界中が、何千、何万もの若者に対して、1つの研究に基づいて治療を行っている」と述べた。

カルティアラ医師自身調査によると、フィンランドのクリニックに入院している患者の約80%は女性として生まれ思春期の後半に性別の悩みを経験するようになった。多くの患者心理的問題も抱えており、ホルモン治療では改善されないことがわかった。2020年フィンランドは薬の使用を厳しく制限した。

同じ頃、スウェーデン政府は厳密な研究レビューを依頼し、青少年に対するホルモン療法には「不十分な」エビデンスしかないことを発見した。2022年スウェーデンは「例外的なケース」のみにホルモン療法を推奨し、その理由ひとつに、どれだけの若者がこの先、医学的移行(脱移行と呼ばれる)の中止や逆戻りを選択する可能性があるかという不確実性を挙げている。

2021年、タヴィストック臨床医たちは、思春期阻害剤を服用した44人の子供たちを調査した結果を発表した。

薬によって自傷行為異和感の程度が軽減されることはなかった。2020年、NHSはキャス博士治療法の独立レビューを依頼した。彼女科学レビューを依頼し、国際的ケアガイドライン検討した。また、若者とその家族トランス成人、離脱者、擁護団体臨床医と面会した。

レビューの結果、NHSのケア水準は不十分であり、性別による苦痛の原因となりうる精神衛生上の懸念対処するルートほとんどないと結論づけられ、NHSは先月タヴィストックセンターを閉鎖した。

キャス医師は、火曜日に発表された『ブリティッシュメディカルジャーナル』誌の編集者とのインタビューの中で、「子供若い人たちは、実にお粗末な扱いを受けてきました」と語った。小児医療において、若い人たちに取り返しのつかない治療を施し、大人になったときにどうなるのか全くわからないというようなことは、他に考えられません」。

今月、NHSによって制定された変更は、「私たち懸念が実際、妥当であったことを認めたものです」と、2018年懸念を表明したタヴィストックスタッフの一人であるロンドン臨床心理学者、アンナハッチンソンは言う。"これらの子供たちに関連する決定について、より強固でエビデンスに基づいた道筋に戻ろうとしていることは心強い。"

フランスでは今年、医師思春期阻害剤やホルモン剤を処方することを禁止する法案が提出され、懲役2年、罰金30,000ユーロを科した。そして月曜日バチカンは性転換を人間尊厳を脅かすものとして非難した。

Permalink |記事への反応(1) | 13:28

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anond:20250914084525

トランス本じゃなくて、ニューヨークタイムズが言ってることと同じやで

トランスが反医療だっただけやね

https://www.nytimes.com/2024/04/09/health/europe-transgender-youth-hormone-treatments.html

ヨーロッパ5カ国は最近性別に悩みを抱える青少年に対するホルモン治療制限した。

英国の今回の変更は、独立した小児科であるヒラリー・キャス博士火曜日夕方に発表した4年間のレビューによるものである。「ほとんどの若者にとって、医学的な治療法は性別に関連した苦痛管理する最良の方法ではない」と報告書結論づけた。医学雑誌掲載された関連論説の中で、キャス博士は、若者ジェンダー治療有益であるという証拠は "不安定な基礎の上に成り立っている "と述べた。

NHSは今後、臨床研究登録された患者を除いて、思春期を阻害する薬を提供しない。そして報告書は、テストステロンエストロゲンのような永久的な身体的変化を促すホルモンは、"細心の注意 "をもって未成年に処方するよう勧告した。

英国の動きは、北欧におけるより広範なシフトの一部であり、保健当局は近年、思春期性別治療需要が急増していることに懸念を抱いている。

12月ノルウェー地方保健当局は、青少年性別医療を「試験中の治療」に指定し、臨床試験に参加している青少年にのホルモン剤が処方されることになった。デンマークでは、今年最終決定される新ガイドラインにより、ホルモン治療幼児期から性別違和を経験したトランスジェンダー青少年限定されることになる。

若者に対するジェンダー治療先駆者ヨーロッパである1990年代アムステルダムのあるクリニックは、幼少期から自分は違う性別だと感じていた青少年思春期抑制剤を投与し始めた。

世界中のクリニックがオランダプロトコルに倣うようになった。これらのクリニックへの紹介は2014年から急増し始めた。例えばスウェーデンのクリニックでは、2014年には約50人だった紹介患者が、2022年には350人にまで増加した。英国では、その数は2014年の470件から2022年には3,600件に増加している。

そして、オリジナルオランダ研究参加者とは異なり、新しい患者の多くは思春期まで性別苦痛経験せず、うつ病自閉症を含む他の精神健康状態を持っていた。

現在オランダで発表された当初の知見が現在患者にとって妥当なのか疑問が呈されている。

フィンランド2011年から青少年ジェンダープログラムを率い、この治療を声高に批判するようになった精神科医、リイッタケルトゥ・カルティアラ博士は、「世界中が、何千、何万もの若者に対して、1つの研究に基づいて治療を行っている」と述べた。

カルティアラ医師自身調査によると、フィンランドのクリニックに入院している患者の約80%は女性として生まれ思春期の後半に性別の悩みを経験するようになった。多くの患者心理的問題も抱えており、ホルモン治療では改善されないことがわかった。2020年フィンランドは薬の使用を厳しく制限した。

同じ頃、スウェーデン政府は厳密な研究レビューを依頼し、青少年に対するホルモン療法には「不十分な」エビデンスしかないことを発見した。2022年スウェーデンは「例外的なケース」のみにホルモン療法を推奨し、その理由ひとつに、どれだけの若者がこの先、医学的移行(脱移行と呼ばれる)の中止や逆戻りを選択する可能性があるかという不確実性を挙げている。

2021年、タヴィストック臨床医たちは、思春期阻害剤を服用した44人の子供たちを調査した結果を発表した。

薬によって自傷行為異和感の程度が軽減されることはなかった。2020年、NHSはキャス博士治療法の独立レビューを依頼した。彼女科学レビューを依頼し、国際的ケアガイドライン検討した。また、若者とその家族トランス成人、離脱者、擁護団体臨床医と面会した。

レビューの結果、NHSのケア水準は不十分であり、性別による苦痛の原因となりうる精神衛生上の懸念対処するルートほとんどないと結論づけられ、NHSは先月タヴィストックセンターを閉鎖した。

キャス医師は、火曜日に発表された『ブリティッシュメディカルジャーナル』誌の編集者とのインタビューの中で、「子供若い人たちは、実にお粗末な扱いを受けてきました」と語った。小児医療において、若い人たちに取り返しのつかない治療を施し、大人になったときにどうなるのか全くわからないというようなことは、他に考えられません」。

今月、NHSによって制定された変更は、「私たち懸念が実際、妥当であったことを認めたものです」と、2018年懸念を表明したタヴィストックスタッフの一人であるロンドン臨床心理学者、アンナハッチンソンは言う。"これらの子供たちに関連する決定について、より強固でエビデンスに基づいた道筋に戻ろうとしていることは心強い。"

フランスでは今年、医師思春期阻害剤やホルモン剤を処方することを禁止する法案が提出され、懲役2年、罰金30,000ユーロを科した。そして月曜日バチカンは性転換を人間尊厳を脅かすものとして非難した。

Permalink |記事への反応(0) | 12:40

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anond:20250914093052

まったく逆やね

ニューヨークタイムズトランス治療批判側やで

https://www.nytimes.com/2024/04/09/health/europe-transgender-youth-hormone-treatments.html

ヨーロッパ5カ国は最近性別に悩みを抱える青少年に対するホルモン治療制限した。

英国の今回の変更は、独立した小児科であるヒラリー・キャス博士火曜日夕方に発表した4年間のレビューによるものである。「ほとんどの若者にとって、医学的な治療法は性別に関連した苦痛管理する最良の方法ではない」と報告書結論づけた。医学雑誌掲載された関連論説の中で、キャス博士は、若者ジェンダー治療有益であるという証拠は "不安定な基礎の上に成り立っている "と述べた。

NHSは今後、臨床研究登録された患者を除いて、思春期を阻害する薬を提供しない。そして報告書は、テストステロンエストロゲンのような永久的な身体的変化を促すホルモンは、"細心の注意 "をもって未成年に処方するよう勧告した。

英国の動きは、北欧におけるより広範なシフトの一部であり、保健当局は近年、思春期性別治療需要が急増していることに懸念を抱いている。

12月ノルウェー地方保健当局は、青少年性別医療を「試験中の治療」に指定し、臨床試験に参加している青少年にのホルモン剤が処方されることになった。デンマークでは、今年最終決定される新ガイドラインにより、ホルモン治療幼児期から性別違和を経験したトランスジェンダー青少年限定されることになる。

若者に対するジェンダー治療先駆者ヨーロッパである1990年代アムステルダムのあるクリニックは、幼少期から自分は違う性別だと感じていた青少年思春期抑制剤を投与し始めた。

世界中のクリニックがオランダプロトコルに倣うようになった。これらのクリニックへの紹介は2014年から急増し始めた。例えばスウェーデンのクリニックでは、2014年には約50人だった紹介患者が、2022年には350人にまで増加した。英国では、その数は2014年の470件から2022年には3,600件に増加している。

そして、オリジナルオランダ研究参加者とは異なり、新しい患者の多くは思春期まで性別苦痛経験せず、うつ病自閉症を含む他の精神健康状態を持っていた。

現在オランダで発表された当初の知見が現在患者にとって妥当なのか疑問が呈されている。

フィンランド2011年から青少年ジェンダープログラムを率い、この治療を声高に批判するようになった精神科医、リイッタケルトゥ・カルティアラ博士は、「世界中が、何千、何万もの若者に対して、1つの研究に基づいて治療を行っている」と述べた。

カルティアラ医師自身調査によると、フィンランドのクリニックに入院している患者の約80%は女性として生まれ思春期の後半に性別の悩みを経験するようになった。多くの患者心理的問題も抱えており、ホルモン治療では改善されないことがわかった。2020年フィンランドは薬の使用を厳しく制限した。

同じ頃、スウェーデン政府は厳密な研究レビューを依頼し、青少年に対するホルモン療法には「不十分な」エビデンスしかないことを発見した。2022年スウェーデンは「例外的なケース」のみにホルモン療法を推奨し、その理由ひとつに、どれだけの若者がこの先、医学的移行(脱移行と呼ばれる)の中止や逆戻りを選択する可能性があるかという不確実性を挙げている。

2021年、タヴィストック臨床医たちは、思春期阻害剤を服用した44人の子供たちを調査した結果を発表した。

薬によって自傷行為異和感の程度が軽減されることはなかった。2020年、NHSはキャス博士治療法の独立レビューを依頼した。彼女科学レビューを依頼し、国際的ケアガイドライン検討した。また、若者とその家族トランス成人、離脱者、擁護団体臨床医と面会した。

レビューの結果、NHSのケア水準は不十分であり、性別による苦痛の原因となりうる精神衛生上の懸念対処するルートほとんどないと結論づけられ、NHSは先月タヴィストックセンターを閉鎖した。

キャス医師は、火曜日に発表された『ブリティッシュメディカルジャーナル』誌の編集者とのインタビューの中で、「子供若い人たちは、実にお粗末な扱いを受けてきました」と語った。小児医療において、若い人たちに取り返しのつかない治療を施し、大人になったときにどうなるのか全くわからないというようなことは、他に考えられません」。

今月、NHSによって制定された変更は、「私たち懸念が実際、妥当であったことを認めたものです」と、2018年懸念を表明したタヴィストックスタッフの一人であるロンドン臨床心理学者、アンナハッチンソンは言う。"これらの子供たちに関連する決定について、より強固でエビデンスに基づいた道筋に戻ろうとしていることは心強い。"

フランスでは今年、医師思春期阻害剤やホルモン剤を処方することを禁止する法案が提出され、懲役2年、罰金30,000ユーロを科した。そして月曜日バチカンは性転換を人間尊厳を脅かすものとして非難した。

Permalink |記事への反応(0) | 12:38

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2025-08-04

当事者(左派トランス女性)としてさすがに反論しておきたい

https://anond.hatelabo.jp/20250803192331

ごめんなさい、元増田への反応になってませんでした。初投稿だったから許してください。

当事者ど真ん中(左派戸籍変更済みトランス女性、ついでにADHD投薬中兼ASDボーダー気分障害既往歴あり)だから一応反論しておく。


元増田課題として挙げていた三点を左派こそ考えるべきだよねっていうのはそうですねって読んでだけど、追記はさすがにどうしようもないか反論しておく。

端的に言って元増田追記での主張は単なる「なんでも左派が悪い」論の亜種にしか見えないし、極右による分断工作だって言われても信じるレベル

差別主義者にあなたがしてることは差別ですって言っても問題解決しないのはその通りだけど、それで左派が負けてますは無理があるでしょ。少なくとも私が見てた範囲参政党の批判文脈認定だけして終わりのプロテストなんて全然なかったと感じたし、仮にあったとしてそれを全部左派責任にして何がしたいの?差別主義者が現れたとき、まず第一にすべきことは「あなたがしてることは差別です、やめなさい」って言う以外に何かあるんですか?そこで終わる怠惰さが敗因だって言ってるけど、世の中に差別デマを掲げて選挙制度自体を壊そうとしてるような政党が現れたらカウンターとして「差別主義認定」が増えるのは当たり前のことじゃないですか?それのどの辺が左派の敗因なのかわからない。そもそも左派が負けてる」っていうけど、それが何を指してるのかも不明なんだけど。

最大限譲って、追記の主張内容が「前回の参院選における左派政党の対参政選挙戦略が「差別主義認定」のレベルで止まっていた、それが左派政党が伸び悩んだ原因である」くらいの内容だとしても事実誤認だと思う。

野田発言とか一切無視してる?普通にファクトチェックレベルから始まって、どのような社会にしていきたいか語っていたと思うんだけど。その社会像が有権者に受けなかったから伸び悩んだっていうのはあるのかもしれないけど、差別主義認定で終わってたっていうのは完全に間違ってるでしょ。

あとコメントにも「トランス問題左派政党女性票・フェミニスト票を失った」論者が現れてるけど、これも単にそういうことにしたいだけだよね。当事者としてそれなりの年数生きてた経験ベースで言うけど、世の中「トランス女性問題」なんて誰も気にしてないレベル問題になってないよ。当事者極右と一部のフェミニスト自称する集団が延々と内輪で議論してるだけで本当に誰も気にしてない。単にそれを問題にしたい人が一生擦ってるだけ。

以下元増田の挙げてた課題に対するコメントエビデンスベースじゃないから読む価値ないと思うなら読まなくていいよ

TikTokの#detransitionバズ…「トランス撤回」「トランス後悔」の事例

左派はデトランジション事例自体を知らない傾向にある。」はその通りかもね。というか当事者もデトランジション知らない人とか全然いると思うよ。だってトランス自体が少ないのにその中でもさらマイノリティのデトランジションなんて件数全然ないんだもん。それを知らないのを知的怠惰っていうのは無理筋でしょ。左派にばっかり求めすぎというか、世の中全ての人が全てのことに興味あるわけじゃないんで。

私自ASDボーダーな上にASD傾向の強い人間が集まるコミュニティにいたから、明らかにASD傾向がある人が異性装とか始めて段々性別違和とか感じて最終的にトランスとして自分定義しましたみたいなのいくらでも見たことあるけど、そこですらデトランジション本気で考えてる層なんて少数派だったよ。自分性別違和ASD傾向や性的指向に基づくものなんじゃないかって悩んでる人ならいくらでもいたけど、そこそんなに簡単区別できないの少し考えたらわかるよね。

あと「英国GPデータGD児の半数超が不安抑うつ歴。」って記述あるけど、これ普通に因果が逆なんじゃないの?元のデータ見てないから知らないけどトランスなんてほとんど全員病んでるか病んでたなんだから不安抑うつ歴があって当たり前では?

結論が誤診を減らすために属性スクリーニングして不可逆的措置未成年には行わない方針にするになってるけど、これは非現実的でしょ。

原文では不可逆的措置外科手術しか記載がないけどホルモン療法だって完全に不可逆的措置だよね。当事者ほとんど全員が子供のころからフラホル(フライングホルモン個人輸入などを使って未受診のうちにホルモン療法を自分で始めること)しとけばよかったって思ってる世界で、未成年ホルモン禁止ですって方針にしたっていたずらに当事者苦痛を伸ばしてフラホル勢を増やすだけだよ。属性によるスクリーニング上記の通り、そんな簡単性別違和と各種属性を切り分けられないことは明らかなんだから、結果として逆の誤診( 「本当に」性別違和なのにASD等の属性もあるため治療を受けられない )を増やすだけだと思うよ。未成年を守れって簡単に言うけど、当事者未成年はどうでもいいって言ってるように見える。

あとごめん、これはこっちが完全に無知なだけかもしれないけど「トランスジェンダー医療からのデトランジション(転換撤回)や後悔を告白する動画がバズったことが、昨今の急激な反トランス風潮の原因となった。」ってあるけどこれどこの世界の話なの?そんな動画全く聞いたこともなかったんだけど世の中私が知らないだけで、そんな動画がバズってるの?当事者が知らないようなバズが反トランス風潮の原因になったっていうのはさすがに無理があると思うんだけど、その辺どう考えてるか聞きたい。いまちょっと検索した限り全然そんな動画みつからなかったんだけど、なんか探し方が悪いのかな。これ本当なら純粋に教えてほしい。

女子スポーツ公平性

これは割と妥当議論だと思う。トランス特にMtFには体育やスポーツ自体にいやな思い出がありすぎて(私もその一人だけど)この問題を完全無視してる層が結構いるけど、割と話題になりやすいしデマも含めて何度もやり玉にあがってるんだからそろそろ界隈や政党は正面から向き合った方がいいっていうのは一理あると思う。個人的意見を言うと、MtFの多くがスポーツ問題なんて嫌いなんだから左派も「トランス女性スポーツへの参加は当然の権利だが、競技性質特に大会などではテストステロン値などで厳格な基準を求めていく」くらい言ってもいいかもね。

シス女性MtFレズビアン拒否する「Lによる差別問題

これは本当に難しいよね。私自身かなり異性愛者寄りだから語りづらいっていうのを差し引いても、ちょっとどうしようもないなって思うし落としどころが見つからない。「すべてはパス度の問題である」は本当に一種の真理だし「シスレズビアン限定パーティー」と「30歳以下女性と年収800万円以上男性限定婚活パーティー」は何も違わないと思うしどっちも問題だと思う。

LもTもマイノリティ同士手をつないでいけたらいいなとは思うけど、残念ながら増田が言うように単なる性的資本問題差別だって騒ぐトランスがいるのは事実だし現実的にどうすればいいんだろうね。難しいしか言ってなくってごめんね。

コメントに「MtFレズビアンMtFレズビアンと付き合えば良いのでは?」って人いるけど、割とそういうカップルいるよ。シスしか無理みたいな人もいるだろうけど。

Permalink |記事への反応(2) | 13:42

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2025-07-16

男の方が楽、いや女の方がみたいな話、両方経験してから言えやって思うな

個人的経験では、他人から向けられる目線や態度、社会構造においては女性の方がきつい

してもいいこと、安心してできることがかなり減るし、同じことを同じようにしてても軽んじられる傾向がある

自分自身ケアしたり男性同士でケアしたりというのを避け、互いに粗末に扱う(馬鹿にしたりふざけて叩いたり)のが当たり前の習慣になっていたり、感情を表に出すことが忌避されたりしている点で、それに適応できない男性メンタル的にかなりきついというのも感じた

自分自身男性文化には属せなかったし性別違和がきつすぎてほぼ自殺寸前みたいな状態だったから、たとえ性差別を受けることになるとしても女性として生きる方が望ましかったけれど、ただ女性差別は実際に男女両方経験して比較すると明確に存在すると実感するし、こんな社会で女が生きていくのはきついよなとも思う

Permalink |記事への反応(1) | 23:43

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2025-06-29

性別多幸感という誘惑

anond:20250603212021の続き

もう戻れない。戻りたくない。

女の人として生きる、本当の私として生きることの喜びを知ってしまった。

もう男の人として生きることが受け入れられない。生理的にできない。

一人称言葉遣いも振る舞いも何もかもが変わった。変わってしまった。

女性ホルモンや抗男性ホルモン効果も実感している。

私にはもう彼氏もいる。もう女の人になることが社会的にも求められている。

これ以上の喜びはない。

ないはずなのに......

私はまだ身体は男のまま。

パス度も非常に低い。

身体が私を否定してるみたいで辛い。

これなら声変わりを止めたとき思春期ブロッカーを手に入れたかった。

男性ホルモン逆転剤という夢のような薬を願ってしまう。ないはずなのに。

私は本当にもう男の人として生きることができないんだと思う。

女の人として生きることしかもうできない。

私はVRChat:性別多幸感という誘惑に引っかかってしまった。

それが性別違和を増幅させることも知らずに......

VRChatって何らかの電子ドラッグだったりするの?

私に男の人として生きることをもう求めないで。

私にはもうできないから。

Permalink |記事への反応(1) | 21:43

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2025-05-25

VRChatを始めて私が気づいたこ

私は物理性別は男である。少なくとも今は。

ただ、心の中はそうでもなかった。小学生の頃も男の人の輪に入れない(入りたくもない)し、どちらかというと女の人の輪に入って遊んでいた。

私には2つ下の妹がいて、幼少期からかなり仲が良かった(今含め)。もはや私は姉であった。戸籍上は兄でも関係上は姉であった。

そんなこんなで私の自我は女の人寄りであった。ただ、そこには概念しか存在していなかった。そのため「男でいたくない」「女の子になりたい」という思いはあったがそれがどこから来ているのかわからなかった。

そんな中、私にも二次性徴の時期がやってきた。最初に来たのは声変わりであった。元々ボーイソプラニーノのような非常に高い声であったためか、声変わりを止めようと地声アプローチ的なことをやっていたためかわからないが一般的大人の女の人の声になった。私はそれにはすごく安心した。

そして精通もやってきた。私は「これはまずい」と思い、14歳という若さプエラリアミリフィカサプリメントを飲み始めた。普通に250mg/日くらい飲んでいたので精神面に悪い影響を与えることもなく安定した。身長も155cm程度で止まった。

ただ、性別違和は強まっていくばかり。ついに今年の3月から女性ホルモンを始めた。卵胞ホルモンしか摂取していなかったが私は必死だった。

同時期にPCVRの環境が整ったことでVRChatも始めた。私の好みに合わせてアバターを改変し、そのアバター私自身と強く認識して過ごしていた。

もとは「これが心の拠り所になれば...」という思いで始めたが、実際に心の拠り所になって気付いた。私は女であることを。

私はVRChatでMtXがMtFになった例な気がする。それはVRChatで女の子として扱われていたことはもちろん、もともとの自我が出てきやすくなったからかもしれない。

摂取する女性ホルモンもここで大きく変えた。卵胞ホルモンだけでなく黄体ホルモン、そして抗男性ホルモンも。私はいつの間にか完全な女の人になることを目指し始めた。SRS検討し始めた。

変えてから情緒が非常に不安定になることが多くなった。「私は本当に女の子になっていいのかな...」と不安になることも多くなった。

けど、VRChatに行けば私は私として扱ってもらえる。それが一番の心の拠り所でありながらHMDを外すのが怖い理由でもあった。

私にも好きな男の人ができ、両想いになり、私が定期的に甘えに行くようになった。

私は女の人になる道を一歩一歩と歩み始めている。ちょっとだけ怖いけど、私が私になるためには必要な道。これからもVRChatに籠もりながらでもちょっとずつリアルでも私になれることを願って。

Permalink |記事への反応(1) | 14:37

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2025-05-14

性同一性障害」と「トランスジェンダー」の違い

【1】用語定義

用語定義現在位置づけ
---------------------------------------- ------------------------------------------------------------------- --------------------------------------------------------
**性同一性障害**
(Gender Identity Disorder)
自分性自認内面性別)が出生時の医学性別と一致せず、
そのことにより**強い苦痛生活の支障**を感じる医学状態
**精神医学的診断名(旧称)**
現在は「**性別違和(Gender Dysphoria)**」と呼ばれる
**トランスジェンダー**
(Transgender)
出生時の性別とは異なる性別を自認して生きる人の総称
苦痛の有無に関係なく、自認する性別で生きることを選ぶ人々全体を含む
**アイデンティティに関する用語(非病名)**

【2】主な違い

項目性同一性障害トランスジェンダー
----- ----------------------------------- -----------------------------
分類医学的・精神疾患名(DSM-IV以前)
現在は「性別違和」へ移行
社会的文化的性自認に関する用語
苦痛の有無 **苦痛distress)や生活の支障**が診断の要件苦痛の有無は関係ない。
自分の性をどう生きるかの問題
診断の対象医療サポート必要とする一部の人 自らをトランスジェンダー認識するすべての人
扱われ方精神医学における「障害」として扱われていた LGBTQ+の一カテゴリとして社会的認識される存在
現在名称DSM-5:**性別違和(Gender Dysphoria)**トランス女性トランス男性、ノンバイナリー等

【3】図解による関係

┌────────────────────┐

トランスジェンダー(広義) │←社会的アイデンティティ

│ ┌────────────┐ │

│ │性別違和(旧・性同一性障害) │←医学的診断名(一部) │

│ └────────────┘ │

└────────────────────┘

【4】まとめ:両者の違い

観点性同一性障害(旧)トランスジェンダー
----- --------------------- -----------------------
概念性質 診断名(医学的) 自認と表現社会的
対象苦痛を抱える一部の人 自認の性別医学性別と異なるすべての人
目的医療的介入のための診断自己性別の表明と尊重
社会的意義医療アクセスの条件(ホルモン治療・手術等) 多様な性のあり方の尊重理解促進

Permalink |記事への反応(1) | 23:32

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性分化疾患DSD)」と「性同一性障害」の違い

【1】定義の違い

項目性分化疾患DSD性同一性障害性別違和
------ ------------------------------------------ ---------------------------
概要先天的な性分化染色体・性腺・性器など)の発達異常自身性自認が出生時の医学性別と一致しない状態
英語名 Disorders (Differences) ofSex DevelopmentGender Dysphoria
主な問題領域解剖学的・遺伝学的な身体の性の曖昧心理的性別への違和感苦痛
主な関与分野小児科、内分泌科、泌尿器科遺伝医学精神科心理学ジェンダークリニック

【2】診断基準の違い

性分化疾患DSD)の診断基準

DSDは以下のように分類され、染色体型と外性器形態により診断されます2006年シカゴコンセンサスによる分類)。

◆ 主な分類と例:

46,XXDSD女性染色体男性化(例:先天性副腎過形成

46,XYDSD男性染色体女性化(例:精巣女性症候群アンドロゲン不応症)

染色体異常DSD:XXY(クラインフェルター)、XOターナー)など

◆ 診断のための検査

染色体検査(karyotype)

ホルモン測定(テストステロンAMHLH、FSHなど)

画像検査エコーMRIで性腺や内性器確認

遺伝子解析

性同一性障害Gender Dysphoria)の診断基準

現在DSM-5(米国精神医学会)およびICD-11WHO)で「Gender Dysphoria(性別違和)」と定義されます

DSM-5による診断基準(成人):

以下のうち2項目以上が6か月以上持続し、社会的職業的機能に支障をきたすこと。

出生時の身体性別と一致しない性別に強くなりたいという欲求

反対の性役割を担いたいという強い欲求

反対の性である他人から扱われたいという強い願望

自分の一次性徴/二次性徴に対する強い嫌悪感

他の性の一次性徴/二次性徴を持ちたいという願望

自身の性に対する強い不一致感

心理的苦痛社会的障害が生じていること

【3】重要な違いのまとめ

項目性分化疾患DSD性同一性障害性別違和
----- ------------------------- -----------------------
問題本質身体の性分化医学的異常性自認身体的性との不一致
診断時期新生児~小児期が多い思春期以降に気づく例が多い
診断手法染色体ホルモン解剖学評価精神科的問診・評価
対応 内分泌・泌尿器・小児科精神科心理療法ジェンダー医療
社会的対応医学的性の決定と治療(性腺摘出やホルモン療法含む)社会的性移行、ホルモン療法、外科性別適合手術

DSDあくま身体的・先天的な性発達の異常であり、性同一性障害とは独立した疾患概念です。

anond:20250514233225

Permalink |記事への反応(0) | 23:27

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悲報トランスアライさん、GID以外は認めないと言い出す

https://x.com/chillbettiee/status/1922150388221771882

トランス=心身の性別違和もつ人を指してます

そもそも性別違和がある性同一性障害患者に対して「くたばれGID」とか叩きまくってたのがトランスなんよ

https://note.com/maikokarino/n/n5ab159bc27a7

もうアホすぎてかわいそう…

Permalink |記事への反応(1) | 16:01

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2025-04-13

朗報JKローリングさん、トランスヘイトしてない

世界リベラルニューヨークタイムズにいわれちゃったな

今後はJKRをトランスヘイター呼ばわりする奴はデマッター女性差別主義者ってことで確定やね 

In Defense ofJ.K. Rowling

https://archive.is/uroxQ#selection-295.0-295.26

トランスジェンダーの人々には保護必要であり、それに値する」

「私は、トランスジェンダーを自認する人々の大多数が他者にとってまったく脅威にならないだけでなく、むしろ弱い立場にあると信じている」

トランスジェンダーの人が、自分らしく、快適に生きる権利尊重する」

男性から虐待を受けたトランス女性には、同情と連帯気持ちしかない」

これらの発言をしたのは、『ハリー・ポッターシリーズの著者であり人権活動家でもあるJ.K.ローリングしかし、ネット上の過激な一部や、力を持つ一部のトランスジェンダー権利活動家、LGBTQ擁護団体の間では、彼女は「トランスフォビア(トランス嫌悪者)」だと非難されています

ローリングの熱心なファンの中にも、彼女非難する者がいます2020年には、最大級の『ハリー・ポッターファンサイト「リーキー・コールドロン」が、ローリングは「トランスジェンダーに関する有害で誤った信念を支持している」と主張し、今後は彼女引用写真掲載を控えると宣言しました。

彼女の著書を棚から撤去すべきだという声もあり、実際に撤去した書店もあります。また、ローリングは口汚い中傷個人情報晒し性的身体暴力さらには殺害予告まで受けてきました。

こうした中、彼女は新たなポッドキャストシリーズ『J.K.ローリング魔女裁判』で、稀に見る長時間インタビューに応じ、自身経験を語っています。「暴力的な脅迫を直接受けましたし、子どもたちが住む自宅に押しかけてきた人もいました。住所がネット上に晒されたこともあります警察が“信憑性のある脅迫”と判断するようなケースもありました」と語ります

このローリングへの攻撃は、ばかげているばかりか危険でもあります2022年に起きたサルマン・ラシュディ刺傷事件が示すように、作家悪魔化された時に何が起きるかを忘れてはなりません。しかローリング見解を見れば、彼女が「トランスフォビア」だという評価実態にそぐわないのです。

それではなぜ彼女は「トランスフォビア」とされるのでしょうか?

理由シンプルです。

生物学女性専用の空間」(DV避難所性別分離の刑務所など)を守る権利を主張しているか

「法的な性別認定において自己申告だけでは不十分」と述べたか

月経のある人々」という表現疑義を呈し、女性生物学事実尊重を求めたか

トランス活動家から攻撃される「脱トランス者」やフェミニスト研究者擁護たか

トランスジェンダー批判的な意見も述べていたレズビアンフェミニストのマグダレン・バーンズTwitterフォローし、彼女の一部の活動評価たか

これらの意見賛同できない人もいるでしょう。特にトランスジェンダーに対する暴力の多さから、「過激派の主張に反対するだけでも脅威になる」と考える人々もいます

しかし、ローリング発言には「トランスフォビア」に該当する内容は一切ありません。

性別違和(ジェンダー・ディスフォリア)の存在否定しておらず

科学的根拠に基づく治療医療的な性別移行には反対していません

トランスジェンダーの人々の労働や住居の権利否定していません

存在否定」や「危険さらす」ような行動も証拠として存在しません

かつてローリング批判していたジャーナリスト、E.J.ロゼッタは、「J.K.ローリングトランスフォビア的引用20選」という記事を依頼されましたが、12週間の調査の末、「本当にトランスフォビアな発言は一つも見つからなかった」と書き、「間違った魔女を火あぶりにしている」とツイートしました。

筆者自身も、ローリング著作や「ロバート・ガルブレイス」名義の犯罪小説をすべて読みましたが、「トランス差別的」と言える内容は見つかりませんでした。ガルブレイス名義の小説で「殺人犯女装する」という描写が一部にあり、それが批判されましたが、それをもって偏見証拠とするのは無理があります

ローリングイデオロギー攻撃対象になるのはこれが初めてではありません。

以前はキリスト教保守派から、「魔法を称賛している」として『ハリー・ポッター』が学校図書館から排除されたこともあります。元ウエストボロ・バプティスト教会メンバーであり、『Unfollow』の著者メーガン・フェルプス=ローパーは、かつてはローリング地獄に堕ちると教えられて育ちました。

しかし今、フェルプス=ローパーは『魔女裁判ポッドキャストホストを務め、9時間に及ぶインタビューを通じてローリング活動に光を当てています彼女はこう語ります:「多くの人が、ローリング特権を使って弱者攻撃していると思っている。でも彼女は、弱者権利を守るために立ち上がっていると自認しているのです」。

ローリングは次のように述べています:「私は黙っていればよかったかもしれない。でもそれは卑怯だと思った。私は、他の女性たちが『ローリングに何が起きたかを見て。あなたも気をつけなさい』と脅されているのを実際に見てきたのです」。

たとえば最近スコットランド国民党女性議員ジョアンナ・チェリーは、「自己申告だけで法的に性別変更できる」という新法案に反対の声を上げましたが、職場でのいじめ殺害予告、そして国会での役職を解任されるという結果に見舞われました。

ローリングの支持者の中には、俳優レイフ・ファインズヘレナボナム=カーターもいますファインズはこう語りました:「彼女作品は、人間としての成長、道徳的中心の獲得、いじめに立ち向かう力を描いている。彼女に向けられた中傷は、下劣で恐ろしいものだ」。

米国の有力ジャーナリストケイトリンフラナガンは、「いつか彼女が正しかったと証明され、信念を貫いた代償が、原則ある人の選択だったと理解される日が来る」と述べました。英紙ガーディアン』の記者も、ローリング取材できないことに抗議して退職し、別媒体彼女を支持しました。

文化の中に「ローリングを好きだと言うのは問題だ」「彼女の本を読むのは複雑だ」という種が蒔かれつつあるのです。新しい『ハリー・ポッター』のゲームをめぐる騒動もその一例です。

2016年、PEN/アレン財団表彰式でローリングはこう語りました:「私がサタン主義者子ども洗脳していると批判する人もいる。でも私は“人間性と道徳を描いている”と答える自由がある。もしくは“あんバカじゃないの”と言う自由もある」。

ローリング沈黙することもできた。しか彼女は「真の勇気とは、圧力に屈せず信念を貫くこと」と考え、自分物語登場人物たちのように、いじめに屈せず立ち上がったのです。

いま彼女擁護することは、彼女だけでなく、女性権利ゲイ権利、そしてトランスジェンダー権利という「人権全体」を守る行為でもあるのです。そして何より、真実のために立ち上がることなのです。

Permalink |記事への反応(4) | 22:35

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anond:20250413175235

それがデマなんよ

JKローリングのなにがトランスヘイトか具体的に説明できるか?できんやろ

ニューヨークタイムズすら擁護に回ったで

In Defense ofJ.K. Rowling

https://archive.is/uroxQ#selection-295.0-295.26

トランスジェンダーの人々には保護必要であり、それに値する」

「私は、トランスジェンダーを自認する人々の大多数が他者にとってまったく脅威にならないだけでなく、むしろ弱い立場にあると信じている」

トランスジェンダーの人が、自分らしく、快適に生きる権利尊重する」

男性から虐待を受けたトランス女性には、同情と連帯気持ちしかない」

これらの発言をしたのは、『ハリー・ポッターシリーズの著者であり人権活動家でもあるJ.K.ローリングしかし、ネット上の過激な一部や、力を持つ一部のトランスジェンダー権利活動家、LGBTQ擁護団体の間では、彼女は「トランスフォビア(トランス嫌悪者)」だと非難されています

ローリングの熱心なファンの中にも、彼女非難する者がいます2020年には、最大級の『ハリー・ポッターファンサイト「リーキー・コールドロン」が、ローリングは「トランスジェンダーに関する有害で誤った信念を支持している」と主張し、今後は彼女引用写真掲載を控えると宣言しました。

彼女の著書を棚から撤去すべきだという声もあり、実際に撤去した書店もあります。また、ローリングは口汚い中傷個人情報晒し性的身体暴力さらには殺害予告まで受けてきました。

こうした中、彼女は新たなポッドキャストシリーズ『J.K.ローリング魔女裁判』で、稀に見る長時間インタビューに応じ、自身経験を語っています。「暴力的な脅迫を直接受けましたし、子どもたちが住む自宅に押しかけてきた人もいました。住所がネット上に晒されたこともあります警察が“信憑性のある脅迫”と判断するようなケースもありました」と語ります

このローリングへの攻撃は、ばかげているばかりか危険でもあります2022年に起きたサルマン・ラシュディ刺傷事件が示すように、作家悪魔化された時に何が起きるかを忘れてはなりません。しかローリング見解を見れば、彼女が「トランスフォビア」だという評価実態にそぐわないのです。

それではなぜ彼女は「トランスフォビア」とされるのでしょうか?

理由シンプルです。

生物学女性専用の空間」(DV避難所性別分離の刑務所など)を守る権利を主張しているか

「法的な性別認定において自己申告だけでは不十分」と述べたか

月経のある人々」という表現疑義を呈し、女性生物学事実尊重を求めたか

トランス活動家から攻撃される「脱トランス者」やフェミニスト研究者擁護たか

トランスジェンダー批判的な意見も述べていたレズビアンフェミニストのマグダレン・バーンズTwitterフォローし、彼女の一部の活動評価たか

これらの意見賛同できない人もいるでしょう。特にトランスジェンダーに対する暴力の多さから、「過激派の主張に反対するだけでも脅威になる」と考える人々もいます

しかし、ローリング発言には「トランスフォビア」に該当する内容は一切ありません。

性別違和(ジェンダー・ディスフォリア)の存在否定しておらず

科学的根拠に基づく治療医療的な性別移行には反対していません

トランスジェンダーの人々の労働や住居の権利否定していません

存在否定」や「危険さらす」ような行動も証拠として存在しません

かつてローリング批判していたジャーナリスト、E.J.ロゼッタは、「J.K.ローリングトランスフォビア的引用20選」という記事を依頼されましたが、12週間の調査の末、「本当にトランスフォビアな発言は一つも見つからなかった」と書き、「間違った魔女を火あぶりにしている」とツイートしました。

筆者自身も、ローリング著作や「ロバート・ガルブレイス」名義の犯罪小説をすべて読みましたが、「トランス差別的」と言える内容は見つかりませんでした。ガルブレイス名義の小説で「殺人犯女装する」という描写が一部にあり、それが批判されましたが、それをもって偏見証拠とするのは無理があります

ローリングイデオロギー攻撃対象になるのはこれが初めてではありません。

以前はキリスト教保守派から、「魔法を称賛している」として『ハリー・ポッター』が学校図書館から排除されたこともあります。元ウエストボロ・バプティスト教会メンバーであり、『Unfollow』の著者メーガン・フェルプス=ローパーは、かつてはローリング地獄に堕ちると教えられて育ちました。

しかし今、フェルプス=ローパーは『魔女裁判ポッドキャストホストを務め、9時間に及ぶインタビューを通じてローリング活動に光を当てています彼女はこう語ります:「多くの人が、ローリング特権を使って弱者攻撃していると思っている。でも彼女は、弱者権利を守るために立ち上がっていると自認しているのです」。

ローリングは次のように述べています:「私は黙っていればよかったかもしれない。でもそれは卑怯だと思った。私は、他の女性たちが『ローリングに何が起きたかを見て。あなたも気をつけなさい』と脅されているのを実際に見てきたのです」。

たとえば最近スコットランド国民党女性議員ジョアンナ・チェリーは、「自己申告だけで法的に性別変更できる」という新法案に反対の声を上げましたが、職場でのいじめ殺害予告、そして国会での役職を解任されるという結果に見舞われました。

ローリングの支持者の中には、俳優レイフ・ファインズヘレナボナム=カーターもいますファインズはこう語りました:「彼女作品は、人間としての成長、道徳的中心の獲得、いじめに立ち向かう力を描いている。彼女に向けられた中傷は、下劣で恐ろしいものだ」。

米国の有力ジャーナリストケイトリンフラナガンは、「いつか彼女が正しかったと証明され、信念を貫いた代償が、原則ある人の選択だったと理解される日が来る」と述べました。英紙ガーディアン』の記者も、ローリング取材できないことに抗議して退職し、別媒体彼女を支持しました。

文化の中に「ローリングを好きだと言うのは問題だ」「彼女の本を読むのは複雑だ」という種が蒔かれつつあるのです。新しい『ハリー・ポッター』のゲームをめぐる騒動もその一例です。

2016年、PEN/アレン財団表彰式でローリングはこう語りました:「私がサタン主義者子ども洗脳していると批判する人もいる。でも私は“人間性と道徳を描いている”と答える自由がある。もしくは“あんバカじゃないの”と言う自由もある」。

ローリング沈黙することもできた。しか彼女は「真の勇気とは、圧力に屈せず信念を貫くこと」と考え、自分物語登場人物たちのように、いじめに屈せず立ち上がったのです。

いま彼女擁護することは、彼女だけでなく、女性権利ゲイ権利、そしてトランスジェンダー権利という「人権全体」を守る行為でもあるのです。そして何より、真実のために立ち上がることなのです。

Permalink |記事への反応(1) | 18:46

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2025-04-11

anond:20250411171539

あーこいつは尾崎日菜子と同じタイプだね

性別違和がなくて気分次第で女だの男だの都合よく変わるやつ

くたばれGIDとかやってた界隈だよ

Permalink |記事への反応(0) | 19:30

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2025-04-07

女性専用車両男性専用車両をいっぱい作るのはどうだ!?と思ったけどどっちが多いかでまた揉めそうだし家族連れとかどうなるのって話だし性別違和とかも突っ込まれたらもう答えられない

もうみんなマイカー通勤

Permalink |記事への反応(0) | 23:02

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2025-04-05

anond:20250405003115

まったく逆やね

https://www.nytimes.com/2024/04/09/health/europe-transgender-youth-hormone-treatments.html

ヨーロッパ5カ国は最近性別に悩みを抱える青少年に対するホルモン治療制限した。

英国の今回の変更は、独立した小児科であるヒラリー・キャス博士火曜日夕方に発表した4年間のレビューによるものである。「ほとんどの若者にとって、医学的な治療法は性別に関連した苦痛管理する最良の方法ではない」と報告書結論づけた。医学雑誌掲載された関連論説の中で、キャス博士は、若者ジェンダー治療有益であるという証拠は "不安定な基礎の上に成り立っている "と述べた。

NHSは今後、臨床研究登録された患者を除いて、思春期を阻害する薬を提供しない。そして報告書は、テストステロンエストロゲンのような永久的な身体的変化を促すホルモンは、"細心の注意 "をもって未成年に処方するよう勧告した。

英国の動きは、北欧におけるより広範なシフトの一部であり、保健当局は近年、思春期性別治療需要が急増していることに懸念を抱いている。

12月ノルウェー地方保健当局は、青少年性別医療を「試験中の治療」に指定し、臨床試験に参加している青少年にのホルモン剤が処方されることになった。デンマークでは、今年最終決定される新ガイドラインにより、ホルモン治療幼児期から性別違和を経験したトランスジェンダー青少年限定されることになる。

若者に対するジェンダー治療先駆者ヨーロッパである1990年代アムステルダムのあるクリニックは、幼少期から自分は違う性別だと感じていた青少年思春期抑制剤を投与し始めた。

世界中のクリニックがオランダプロトコルに倣うようになった。これらのクリニックへの紹介は2014年から急増し始めた。例えばスウェーデンのクリニックでは、2014年には約50人だった紹介患者が、2022年には350人にまで増加した。英国では、その数は2014年の470件から2022年には3,600件に増加している。

そして、オリジナルオランダ研究参加者とは異なり、新しい患者の多くは思春期まで性別苦痛経験せず、うつ病自閉症を含む他の精神健康状態を持っていた。

現在オランダで発表された当初の知見が現在患者にとって妥当なのか疑問が呈されている。

フィンランド2011年から青少年ジェンダープログラムを率い、この治療を声高に批判するようになった精神科医、リイッタケルトゥ・カルティアラ博士は、「世界中が、何千、何万もの若者に対して、1つの研究に基づいて治療を行っている」と述べた。

カルティアラ医師自身調査によると、フィンランドのクリニックに入院している患者の約80%は女性として生まれ思春期の後半に性別の悩みを経験するようになった。多くの患者心理的問題も抱えており、ホルモン治療では改善されないことがわかった。2020年フィンランドは薬の使用を厳しく制限した。

同じ頃、スウェーデン政府は厳密な研究レビューを依頼し、青少年に対するホルモン療法には「不十分な」エビデンスしかないことを発見した。2022年スウェーデンは「例外的なケース」のみにホルモン療法を推奨し、その理由ひとつに、どれだけの若者がこの先、医学的移行(脱移行と呼ばれる)の中止や逆戻りを選択する可能性があるかという不確実性を挙げている。

2021年、タヴィストック臨床医たちは、思春期阻害剤を服用した44人の子供たちを調査した結果を発表した。

薬によって自傷行為異和感の程度が軽減されることはなかった。2020年、NHSはキャス博士治療法の独立レビューを依頼した。彼女科学レビューを依頼し、国際的ケアガイドライン検討した。また、若者とその家族トランス成人、離脱者、擁護団体臨床医と面会した。

レビューの結果、NHSのケア水準は不十分であり、性別による苦痛の原因となりうる精神衛生上の懸念対処するルートほとんどないと結論づけられ、NHSは先月タヴィストックセンターを閉鎖した。

キャス医師は、火曜日に発表された『ブリティッシュメディカルジャーナル』誌の編集者とのインタビューの中で、「子供若い人たちは、実にお粗末な扱いを受けてきました」と語った。小児医療において、若い人たちに取り返しのつかない治療を施し、大人になったときにどうなるのか全くわからないというようなことは、他に考えられません」。

今月、NHSによって制定された変更は、「私たち懸念が実際、妥当であったことを認めたものです」と、2018年懸念を表明したタヴィストックスタッフの一人であるロンドン臨床心理学者、アンナハッチンソンは言う。"これらの子供たちに関連する決定について、より強固でエビデンスに基づいた道筋に戻ろうとしていることは心強い。"

フランスでは今年、医師思春期阻害剤やホルモン剤を処方することを禁止する法案が提出され、懲役2年、罰金30,000ユーロを科した。そして月曜日バチカンは性転換を人間尊厳を脅かすものとして非難した。

Permalink |記事への反応(1) | 00:33

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2025-02-07

anond:20250207155538

トランスジェンダー身体定義はないよ。

[文献]自称性同一性障害と本物をどう見分けるか

精神科,18(3):326-329,2011

https://ameblo.jp/mydreamchaser/entry-12330537320.html

針間克己

性同一性障害本質的に「自称である

まず指摘すべきは、性同一性障害とは、ある意味において本質的にはそもそも自称のものであるという性質を有するということである。すなわち、性同一性障害とは、客観的事実としての性別が明らかに男性ないし女性であるにもかかわらず、主観的には、その性別とは反対に自己性別認識し、ジェンダーアイデンティティを有する疾患なのである。この「主観」を「自称」という言葉に置き換えるならば、医者を含めた周囲の認識いかんにかかわらず、自分性同一性障害だと自称することこそ、性同一性障害の根幹的な特徴だと言えるかもしれないのである

さまざまな性別違和の中で、どのような程度、種類のもの性同一性障害といえるのかは、診断基準の中で必ずしも明確にされているとは言い難いため、なにをもって「本物」と診断するか、その境界不明瞭なのが実状である

女装すると興奮してマスターベーションする」のように、性的興奮を目的として、女装するものや、コスプレのように楽しみ、気晴らしを目的として異性装をするものもいる。彼らの場合自分自身の身体や、普段性役割に関しては、強い違和感はない。ただ、「女装した時により一層女性らしくなりたいから」といった目的で、女性ホルモン投与を希望したりするものなどもいる。

Permalink |記事への反応(0) | 16:05

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2025-02-06

anond:20250206230749

競技をやる間はルール範囲で最善を尽くして」って、それまさにトランス女性アスリートがやってることじゃん。現状、多くの競技団体はテストステロン値の制限を設けてて、トランス女性はそのルールに従って出場してるんだけど、それでもダメってこと? じゃあ「ルール範囲で最善を尽くす」って言葉、ただの飾りじゃん。

で、「セルフナーフしたいなら引退後にやればいい」って何その言い草性別移行が「ナーフ」って、それもう「お前は本当は男なんだからそのままで競技しろ」っていう価値観ありきの話じゃん。でも現実には、性別違和は競技のためじゃなくて生きるためにどうするかの問題なんだけど? 競技のためにアイデンティティを後回しにしろって、スポーツ選手人生をなんだと思ってんの?

てか、「引退後にやればいい」って、それただの後回し強制じゃん。だったら、例えば「お前が結婚したいなら仕事辞めてからしろ」とか「本を読みたいなら老後にしろ」って言われたら納得すんの? 生き方他人に指図されることの理不尽さ、ちょっと想像できない?

Permalink |記事への反応(1) | 23:10

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2025-01-21

性別は男女の2通り以外あるって本当にピンときてる?

世の中が2通りに限らないほうが進歩的だよって言っているので、まあそんなもんか、と思ってはい

ごくごく稀に両性具有とか、染色体の性と発現している体の形質が一致しないとかいうこともあるのは理解している

でも、それってすごく特別な疾患であって、その人たちは守られるべきであることは理解しているけど、性別は2つに限らない社会システムにしたほうが正しいよね、みたいな感覚には正直ピンときていない

同性愛とかは性の対象の話なのでわかる

でも性別違和は正直全然ピンとこない

ただ、それを認めたほうが「正しい」んだよ、という空気を感じるからシステムとしたら認めたらいいんじゃない?とは思う


トランプが、性別を2つに限定すると言ったらしいけども

正直な話、別にそれでいい

自分の周りは何も変わらないし自分も変わらない

全くピンときていない話で、現状の認識通りの話を是とするという発表に反発も何も感じない

あれ、ポリコレ的にそれは間違いって話だったのはどうなったんだっけ?と思うだけ

でもこれは、自分の信念や肌感覚ではなく、世間でいう正しい振る舞いはどうすべきなの?というところが気になるだけ

性別は正直どうでもいい気持ちが強い

世の中の人はどのくらいピンときてるものなの?

Permalink |記事への反応(6) | 13:51

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2024-12-02

anond:20241202004518

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/80884

性別違和」や「性同一性障害」という特性(症状)については、基本的には生まれつきのものであり、多くの場合、就学し始める段階ではすでに、本人はこの違和感認識しています。ところが、この本の対象である性的違和を感じる人々は、その感覚思春期以降になって持ち始め、突然「自分トランスジェンダーだ」と気づくのです。

本書にも書かれていますが、これには思春期女性特有不安定さが重要な要因として存在し、それを解消する一つの手段として「トランスジェンダーが用いられた」と考えられます

Permalink |記事への反応(0) | 08:04

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2024-10-23

性自認のこと(追加あり)

私はトランスジェンダーで、「性自認って結局何?」とよく聞かれるから、私の理解する限りで書いてみる。と言っても、専門家でも何でもない当事者の一人が本を読んだりして考えたことなので、正確性は保証できない。

まず「性自認」はgender identityの訳語だ。identityは「自己同一性」と訳したり「アイデンティティ」とカタカナで書いたりするが、高校現代文キーワードとしてお馴染みだからよく知られてる言葉だと思う。もともとはエリクソンという心理学者提唱した概念エリクソンは難しくてちゃんと読めてないけど、解説とかを見ると、要は安定して持続的な「自分はこういう存在だ」という意識のことらしい。

アイデンティティ確立青年期の課題だとエリクソンは考えていた。思春期自分は何者なのかという課題に向き合い、それを乗り越えるなかで自分アイデンティティ確立していく。それがうまくいかないと同一性拡散という自分が何者なのかわからない崩壊状態になり、様々な精神的な疾患を生じさせる。

このアイデンティティだが、単に個人の内で完結するものではなく、社会との相互交流の中で、社会自分自身を位置付けるようにして形成される面も大きい。それは例えば、自分自身を特定言語と結び付けるとか、特定の国と結び付けるとかして、「自分はこの国の人間だ」というアイデンティティ形成する場合などに起きる。性別もこの関連で扱われる。

この社会には主に二つの性別グループがあって、良し悪しはともかくとしてそれぞれ違う扱いを受け、違う行動傾向を育んでいる。思春期の体の変化に気持ちが追いつかず、いきなり「男」や「女」を期待されて苦痛を覚えた人は多いと思うけれど、そうした人はアイデンティティ確立が始まる時期にまさに自分性別グループの結び付けという課題解決に困難を覚えていたのだろう。でも多くの人は思春期を過ごす中で遅かれ早かれ少しずつこの課題を乗り越え、安定した仕方で自分特定性別グループを関連付け、その性別人間としてのアイデンティティ確立する。

gender identityというのはこの話だ。多くの人は青年期にアイデンティティ確立する過程の一部として、葛藤を乗り越えながら自分特定性別とを結び付ける自己理解を発現させ、それで心理を安定させる。

性別に関してややこしいのは、こうした青年期の課題としてのアイデンティティ確立とは別に子供の頃に決められ、周りから識別に使われるラベルとしても性別機能している点だ。だからgender identityの確立は単にアイデンティティを安定させるだけでなく、すでに与えられているラベルに即したアイデンティティ形成を期待されるという面もある。多くの人は多少の葛藤はあれど、これらをいずれも遂行していく。こうして人はシスジェンダーに育っていく。シスジェンダーの中にも葛藤が他の人より長引いたり強かったりする人もいて、そうした人は性別違和に似た感覚を覚えたことのあるシスジェンダーになるのだろう。

けれど、ごく稀に何らかの理由でそれがどうしてもできない人がいる。つまり性別に関してあらかじめ与えられたラベルに従おうとするといつまで経ってもアイデンティティ拡散し続け、心理的な症状を生じさせる人だ。言い換えると、性別違和を感じる人だ。そうした人の中には、周りから期待される性別と異なる性別自己を結び付けて初めてアイデンティティが安定する人もいる。ただ、その場合でもそのままでは周囲がそのアイデンティティ承認してくれず、社会と摩擦が生じ続けるし、自分アイデンティティもその都度疑われて安定しづらくなる。だから、摩擦が生じないように見た目を自分と結びついている性別人間として周囲に承認されやすものに変えていくことがある。これがトランスジェンダーだ。

中には、どちらの性別グループとも安定した結び付きを形成できない人もいる。そうした人たちの中には、ノンバイナリーという新しいグループの一員として自己理解したらアイデンティティが安定する人もいる。

一人の当事者に過ぎない非専門家素人意見だけど、性自認というのはこういうものだと私は考えている。

追記

この考え方だと、反トランス右派トランス攻撃する中で持ち出してくる「トランスエイジも認めないとならないのか」という議論馬鹿らしさも見て取れる。特定の年齢や年代であることというのは常に流動的で、青年期における安定したアイデンティティ確立課題には関わりようがなく、例えば18歳としてのアイデンティティ葛藤を乗り越えて獲得するなどといったことはなされない。なので、そもそもアイデンティティには年齢という要素は入っておらず、それゆえ割り当てられた年齢と年齢自認のギャップなどというものは生じない。性自認を単なる自称貶めるためのレトリックに過ぎない。

トランスレイスも反トランスレトリックで頻繁に持ち出されるけど、こちらについては人種アイデンティティのことに詳しくないからよくわからない。ただ、人種養子とかでなければ多くの場合で親から子へと引き継がれるがゆえに、その家庭の人間としてアイデンティティ形成することとその家庭の人間にはない人種の持ち主としてアイデンティティ形成することが矛盾し、安定したアイデンティティに向かわないとかはあるかもしれない。そうすると、性別場合と違ってトランスが、不可能かはわからないけどかなり困難になるだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 22:48

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anond:20241023154607

性別違和という障害悪用して他人去勢したいだけの活動家が多すぎ

Permalink |記事への反応(1) | 21:54

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自称FtMです LGBTQとかめんどくせえよ

私は思春期から青年期にかけて、本気で自分のことを性同一性障害だと思っていました。

手術や戸籍変更も検討し、就職の際も男性としての就職希望するつもりでした。

私は女子高育ちで、「世間では女性というだけでこんな不利益があってこんな被害に遭っている!」という話を聞いて、自分女性であること=そのような不利益を被らねばならないことが我慢できず、自分は本当は男性なのだ、と主張したかっただけでした。

幸い私は身長も高く、筋力もあり、声も低かったため、男性的な格好や振る舞いが自然に受け入れられ、女子校の中では男の子になりたい女の子として受け入れてもらっていました。

しかし、大学入学し2年がすぎ、周囲の本物の男性実態理解していくにつれ、私がなりたかったのは「男性的なかっこよさを持つ人間」「女性であるが故の不利益を被らなくてすむ人生」だったことに気がつきました。

そして私は、FtM自称することを諦めました。

そもそもコスパが悪いのです。トランスであると主張することは。周囲に様々な気遣いをお願いし、就職活動においてもまずもって有利に働くことはありません。他社の些細な言動で傷つき、ああ自分は本当にこの性別なのだろうかと日々自問自答を繰り返します。

少なくとも私は、上記の「男性的なかっこよさを持つ人間」「女性であるが故の不利益を被らなくてすむ人生」を手に入れるためにトランスであると主張していました。私の性転換は目的ではなく手段でした。

そして現在、私は女性としてのかっこよさに磨きをかけるつもりでいます理想の私(屈強な男性)になることは叶いませんでしたが、理想女性(美しくて凛々しい女性)を目指しています自称FtM時代は避けていた化粧やオフショルなどを取り入れて、少しずつ自分の中の男として生きていきたかった気持ちと折り合いをつけています。おしゃれとしての男性はいまだにしますし、もう少し先に進めたらスカートも履くかもしれません。なぜなら私が綺麗なお姉さんがドレスとか好きだから

ラフな格好してる時は綺麗なお兄さんに見えて、着飾ってる時は綺麗なお姉さんに見えるくらいの中性具合になりたい。難しいです。

それでさ、両性とか無性とか移り変わる性とかなんなんですか。私も自分はその中のどれなのかなってたくさん悩んだ時期があります。その上で言わせて欲しい。だるい、面倒臭い、両性無性はまだ良いです。移り変わる性(周囲にも理解を求める)の人たち本当になんなんですか!?それはだって両者の利益部分だけ掻っ攫いたいだけにしか聞こえない。その主張が自分の首を絞めているとも知らずに。ましてやトランスエイジに至っては何!?!?!?あれはもう無理だよ無理があるよわけわかんないよ……。

別にオチのある話じゃありません。

LGBTQとか面倒臭えよ。誰が誰を好きでも放っておいてくれよ(ちなみに私は女性よりのバイセクシャルです)。誰がどんな格好をしようと好き勝手させてくれよ。誰しもが性別理由に虐げられない社会にしてくれよ。全部に名前つけようとしなくていいよ。分からないものは分からないでいいよ。自分のやりたいことを押し通して他者権利侵害するのやめろよ。ましてやそれが性欲によるものなのであればもっとやめろよ。

----------------

追記

身体違和はありました。自分ちんちんついてないのおかしいや胸が大きくなることに対しての気持ち悪さ。自分が産まれたかった姿は男性です。ただこれも無い物ねだりや単に憧れであると言われて仕舞えばそれまで。

・両性無性揺れ動く性、名前をつけて安心する瞬間は確かにあります。ただそれを声高に私は今日は女だけど明日は男なのでそういう配慮の仕方をしろ!!という人間だるいだろって話。配慮をしたくないわけではなく、性別違和者に特別配慮をしなくても性別によって差別されない男女対等な世界を作ろうぜと言っている。

思春期/厨二病をその当時に指摘されて否定されてもいいや違う私たちトランスだって言っていたと思う。その時は自分がどうして男性になりたかった(女性を辞めたかった)のかに対する理解をしておらず、ただ「自分は男として生まれたかったのだ」と言う気持ちけがあった。結局医者に行かなかったからわからないけれど、場合によっては私も性同一性障害診断書を受けていたのかもしれない。

・どれだけ願っても手に入れられない男性としての屈強さを追い求めるよりも、配られた手札から作り上げられる最強の女性像を目指すことにした。私は美人でかっこよくて凛々しいお姉様が大好きなんですが、身長体型顔立ち的にどうも自分自身で理想タイプのお姉さんになれそうな感じがある。絶賛模索中。後シンプル女性装の方が男性装よりもファッションの幅があって楽しい

Permalink |記事への反応(25) | 15:46

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