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はてなキーワード:役職とは

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2025-10-26

anond:20251026094820

>>昇給昇格はいくらでも取り戻せるが、昇進は役職の席が空かないと上がれない

から、その席が空いたときに働いてたAが昇進しただけの話だろ。

会社側の増田とAの扱いが不公平なわけじゃない。

増田たまたま間が悪かった。それだけ。

Permalink |記事への反応(0) | 23:22

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anond:20251026094820

なるほど確かにその通りですね。

名ばかり役職の席に限りがあると知らず申し訳ございませんでした。

土下座謝罪します。

Permalink |記事への反応(0) | 11:45

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ブクマカ勘違いしてそうだが、昇給昇格じゃなくて昇進だよ?

「育休中が評価対象じゃない」はそりゃそうだが、昇進って役職が上がるって意味だぞ

昇給昇格はいくらでも取り戻せるが、昇進は役職の席が空かないと上がれない

増田が育休中にAさんは働いていた

Aさんには増田より1年分の経験があるので、育休前に同格であったのであれば、Aさんが係長に選ばれる

↑ここまではい

でも、Aさんが増田と入れ替わりで育休とったらどうなる??

Aさんは降格する?しないよね

Aさんは係長のまま育休に入り、係長のまま復帰だ

じゃないと育休中に不利益を与えたことになるので違反になる

そうなると、増田係長代理になってAさんと同等の仕事をすることになる

なんならAさんより経験上になるよね?

でも増田係長にはなれず、Aさんは係長

これが公平かって話よ

anond:20251025192647

Permalink |記事への反応(2) | 09:48

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エンジニアは昇進気にしなくていいから楽よね

機械、強電弱電のエンジニアをやってる(今はほぼ強電)

そもそも役職が付かないが、年収トントンと上がっていく

周りは昇進に興味が無い

昇進すると仕事が変わるから、誰もやりたがらない

寧ろ営業が来てくれて課長の席に座ってくれてもいいとすら思う

各自がそれぞれの領分を守り、専門性が高いから割り込んで文句を言う事もしない。

断面二次モーメントとかの話をすれば建設土木系の人と仲良くなれるし、PID制御の話をすれば、情報系の人とも仲良くなれる

営業人達社内政治や上限関係が大変なんだろうなって思う

エンジニアになって良かったなって思う

Permalink |記事への反応(1) | 07:31

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2025-10-23

anond:20251021122840

アホくさい文章やな~

そもそも日本全体で「年収1,000万円以上」の給与所得者の割合は、約 5.5%しかおらんのに、

メガバンクの50代社員役職なし):年収 約1,300万円

大手メーカーの50代社員:年収 1,000万円~1,200万円

なんだこの非現実的な想定は。

こんな奴はリーマンの1~2%しかおらんし、全体に影響を与えるようなマスじゃないんよ。

まさに藁人形論法だよな。

Permalink |記事への反応(0) | 11:17

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映画老人Zを見た

何も考えんと見るアクションコメディアニメとして見れば80点くらいだと思うんだけど、

ある種の社会風刺アニメとして見ると現代感覚だと60点くらいかもしれない。

 

スタッフ言及しだしたらオタクという俺の中での線引きがあるのだがさすがに言及せざるを得ない。

大友克洋北久保弘之江口寿史磯光雄今敏神山健治黄瀬和哉とその後のアニメ業界を牽引、今でも第一線で監督として活躍するメンツが様々な役職で参画している。

なので(かどうかは知らんけど)、アニメーション作品としては非常によくできているし見応えもある。

 

アクションコメディバランス良く配置され最終的にちょっとエモい感じになって最後爆笑で落とす構成も見事。

主人公の一人の実験体老人「喜十郎」が最後に「お迎えが来た」と呟き、もう一人の主人公の「晴子」が「何言ってんの」と返すと、地響きが鳴り響く。外に出るとロボット化した鎌倉の大仏様が。みんなで合掌。ゴーンと鐘が鳴り響いて暗転。

バカすぎるし完璧すぎる。

作画も延々といいし、アクションも素晴らしい。アニメーション作品としては申し分ない出来だと思う。

 

社会風刺としても、高齢化自体1970年代から始まっており徐々に問題視されてきていたが一気に爆発したのが1990年の1.57事件からになるので、それを1991年公開の作品で取り扱っているのはかなりフットワークが軽い。

また介護問題へのアイロニーが効いているテーマ性は現代においても他人事ではないし、老人が操作する(実際にはしてないんだけど)移動機械が大暴走し多大な被害を出すという展開は、昨今のプリウスミサイル彷彿とさせる。逆にプリウスミサイルがある現代に生きているのでむしろ老人に対する偏見助長するのでは?と思ってしまった部分はある。

 

個人的に一番気になったのは介護看護献身的に取り組む主人公の晴子が介護先の喜十郎をずっと「おじいちゃん」と呼び続けること。俺が福祉現場に入ったことがあるからかもしれないけど、現代基準で言えばかなりグレーというか、よくないとされていることなのでずっと引っかかってしまった。まぁ本人が「おじいちゃん」って呼んでくれって言ってたんなら別にサービスとしてそれでいいんだろうけど、基本は「喜十郎さん」だよなぁと。

まぁ1990年以前の価値観だとそれで問題なかったんだろうけど、なんかモヤモヤ

 

あとはこの作品ってそういう内容でよかったんだっけ?と感じたのは、この作品老人介護用全自動ロボットが老人の夢をかなえるために鎌倉の海に向かって大暴走するという話なんだけど、この原因を作ったのは実は主人公であるという部分。

厚生省(今は亡き)が介護老人を全自動強制介護するマシン作成し喜十郎をモニタに選ぶ。主人公はそれに反発し、自身が勤める病院入院していた凄腕ハッカー老人集団と結託しマシンハッキング、喜十郎の妻の声を再現して喜十郎に呼び掛ける。その結果、喜十郎の深層心理にあった「奥さんとの思い出の海に行きたい」を汲んだマシンOS内に喜十郎の奥さん人格形成され海に向かって暴走を始める。

そのOSペンタゴンが開発した軍事転用可能もので、介護用と言いつつも軍事技術データ集めに使われていたのだ!なんてひどい話なんだ!としてそのOS提供した会社が悪役になって最終的に逮捕されて終わるんだけど、いや、これ、暴走の原因の4割くらいは主人公たちにあるよね?

俺がマッチポンプ作品が嫌いなのもあるんだけど、すげー気になってしまった。

いや、そうしなきゃ喜十郎は機械に繋がれて生命繋ぎ留められるだけの物体になってしまっていたわけで、やむを得ない行為だったってのは理解できるんだけど、その代償としての被害規模がデカすぎんか。

というのが一番のモヤモヤ

 

こういう作品だと役所人間って非人間的なカスとして描かれがちだけど出てくる厚生省役員は「本当に老人の介護問題を何とかしたい」という熱意に燃えていてそこに付け込まれしまったという形で、マシン問題に気付いてから主人公側で一緒に戦う展開になるというのは性善説的で非常によかった。

あと今となってはウルトラトレスマンとして永久に叩かれている江口寿史キャラデザは素晴らしく、主人公はかわいくサブキャラに至るまでみんな魅力的。

 

根本の部分が公開から35年たった今見ると、ええんか?ってなるところ以外はよくできた作品だと思う。

伝説の傑作ってほどではないけど、アニメ好きだったら見といて損はない。見てるとドヤれるし。

Permalink |記事への反応(1) | 08:48

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2025-10-22

anond:20251022112115

似たような体験をしたので読んでください。鬱病とか適応障害だと思われます。まず、会社就業規則、傷病休暇に関するドキュメントを入手してください。その上で1週間の有給を取り(会社承認はいりません。帰宅後に上長・その上の役職人事部長にメールで心身の不調があり休む必要があるので休暇を取りますと言い切ります)、最初の3-5日で傷病休暇の取り方、自分会社場合はどうなるかを把握してください。それを全部把握して、web上で疑問点も解消してください。(chatgptやgeminiに相談する、Youtubeを見る)

終わったら自分の症状を心療内科精神科相談してください。お奨めなのは精神科経営するクリニックです。予約が取り辛い場合郊外田舎では無く都心部で探す。必ずGoogleレビューを見て、星が3.5以上の所に行く。先生長期間休んで心身を回復したい、診断書を書いて欲しいと明確に伝えてください。

会社診断書が出たので、傷病休暇を取りたい旨をメールで伝えてください。電話のやり取りをする必要義務は一切ありません。電話で話を聞きたい、会社に来て欲しいと言われても絶対対応しないでください。会社に行くと傷病休暇の対象外になるのでこれも絶対にしないでください。

傷病休暇前に待機時間がある場合は年休を消化したいと伝えてください。それがきれたら病欠としてもらってください。

以降、会社とは一切電話のやり取りは不要です。連絡はメールだけでしてください。休職の発令のために1度産業医との面談必要なので、そのタイミングだけで会社に行ってください。産業医心療内科の内容を是認しか出来ないので、心配はいらないです。不承認になったり、会社に連れ戻されることも無いです。(職場には絶対に行かないでください。傷病休暇の受給資格を失う可能性があるので、拒否してください。会社はそれを命じることは出来ません。あなた拒否しても一切責任は生じません。業務の引き継ぎも不要です。それは会社側が、上司普段からすべきことであなた責任は及びません。また体調不良で休む場合業務引き継ぎする必要も無いです。)

なお、会社で未払い等があればその証拠も事前に全て確保してください。傷病休暇の終わりに未払いを請求できます。(外部の1人加入の労働組合相談してください。過去2年分遡れます

最後に、あなたの心身を破壊する会社あなたにとって害のある会社で、籍を置く努力が認められる職場では無いです。

傷病休暇中に十分に静養してください。もし体調が治ったら、転職をしてください。転職が決まったら会社退職し、新しい会社に勤めて下さい。

職場環境に問題がある場合に、傷病休暇中に職場環境を変えるのは全く問題ないです。避難違法と言われる筋合いは無いです

1度しかない人生あなたが最優先です。職場や同僚は他人です。あなたを最優先に、自分の心身を守って下さい

Permalink |記事への反応(0) | 13:02

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anond:20251022112115

似たような体験をしたので読んでください。鬱病とか適応障害だと思われます。まず、会社就業規則、傷病休暇に関するドキュメントを入手してください。その上で1週間の有給を取り(会社承認はいりません。帰宅後に上長・その上の役職人事部長にメールで心身の不調があり休む必要があるので休暇を取りますと言い切ります)、最初の3-5日で傷病休暇の取り方、自分会社場合はどうなるかを把握してください。それを全部把握して、web上で疑問点も解消してください。(chatgptやgeminiに相談する、Youtubeを見る)

終わったら自分の症状を心療内科精神科相談してください。お奨めなのは精神科経営するクリニックです。予約が取り辛い場合郊外田舎では無く都心部で探す。必ずGoogleレビューを見て、星が3.5以上の所に行く。先生長期間休んで心身を回復したい、診断書を書いて欲しいと明確に伝えてください。

会社診断書が出たので、傷病休暇を取りたい旨をメールで伝えてください。電話のやり取りをする必要義務は一切ありません。電話で話を聞きたい、会社に来て欲しいと言われても絶対対応しないでください。会社に行くと傷病休暇の対象外になるのでこれも絶対にしないでください。

傷病休暇前に待機時間がある場合は年休を消化したいと伝えてください。それがきれたら病欠としてもらってください。

以降、会社とは一切電話のやり取りは不要です。連絡はメールだけでしてください。休職の発令のために1度産業医との面談必要なので、そのタイミングだけで会社に行ってください。産業医心療内科の内容を是認しか出来ないので、心配はいらないです。不承認になったり、会社に連れ戻されることも無いです。(職場には絶対に行かないでください。傷病休暇の受給資格を失う可能性があるので、拒否してください。会社はそれを命じることは出来ません。あなた拒否しても一切責任は生じません。業務の引き継ぎも不要です。それは会社側が、上司普段からすべきことであなた責任は及びません。また体調不良で休む場合業務引き継ぎする必要も無いです。)

なお、会社で未払い等があればその証拠も事前に全て確保してください。傷病休暇の終わりに未払いを請求できます。(外部の1人加入の労働組合相談してください。過去2年分遡れます

最後に、あなたの心身を破壊する会社あなたにとって害のある会社で、籍を置く努力が認められる職場では無いです。

傷病休暇中に十分に静養してください。もし体調が治ったら、転職をしてください。転職が決まったら会社退職し、新しい会社に勤めて下さい。

職場環境に問題がある場合に、傷病休暇中に職場環境を変えるのは全く問題ないです。避難違法と言われる筋合いは無いです

1度しかない人生あなたが最優先です。職場や同僚は他人です。あなたを最優先に、自分の心身を守って下さい

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anond:20251022112115

似たような体験をしたので読んでください。鬱病とか適応障害だと思われます。まず、会社就業規則、傷病休暇に関するドキュメントを入手してください。その上で1週間の有給を取り(会社承認はいりません。帰宅後に上長・その上の役職人事部長にメールで心身の不調があり休む必要があるので休暇を取りますと言い切ります)、最初の3-5日で傷病休暇の取り方、自分会社場合はどうなるかを把握してください。それを全部把握して、web上で疑問点も解消してください。(chatgptやgeminiに相談する、Youtubeを見る)

終わったら自分の症状を心療内科精神科相談してください。お奨めなのは精神科経営するクリニックです。予約が取り辛い場合郊外田舎では無く都心部で探す。必ずGoogleレビューを見て、星が3.5以上の所に行く。先生長期間休んで心身を回復したい、診断書を書いて欲しいと明確に伝えてください。

会社診断書が出たので、傷病休暇を取りたい旨をメールで伝えてください。電話のやり取りをする必要義務は一切ありません。電話で話を聞きたい、会社に来て欲しいと言われても絶対対応しないでください。会社に行くと傷病休暇の対象外になるのでこれも絶対にしないでください。

傷病休暇前に待機時間がある場合は年休を消化したいと伝えてください。それがきれたら病欠としてもらってください。

以降、会社とは一切電話のやり取りは不要です。連絡はメールだけでしてください。休職の発令のために1度産業医との面談必要なので、そのタイミングだけで会社に行ってください。産業医心療内科の内容を是認しか出来ないので、心配はいらないです。不承認になったり、会社に連れ戻されることも無いです。(職場には絶対に行かないでください。傷病休暇の受給資格を失う可能性があるので、拒否してください。会社はそれを命じることは出来ません。あなた拒否しても一切責任は生じません。業務の引き継ぎも不要です。それは会社側が、上司普段からすべきことであなた責任は及びません。また体調不良で休む場合業務引き継ぎする必要も無いです。)

なお、会社で未払い等があればその証拠も事前に全て確保してください。傷病休暇の終わりに未払いを請求できます。(外部の1人加入の労働組合相談してください。過去2年分遡れます

最後に、あなたの心身を破壊する会社あなたにとって害のある会社で、籍を置く努力が認められる職場では無いです。

傷病休暇中に十分に静養してください。もし体調が治ったら、転職をしてください。転職が決まったら会社退職し、新しい会社に勤めて下さい。

職場環境に問題がある場合に、傷病休暇中に職場環境を変えるのは全く問題ないです。避難違法と言われる筋合いは無いです

1度しかない人生あなたが最優先です。職場や同僚は他人です。あなたを最優先に、自分の心身を守って下さい

Permalink |記事への反応(0) | 13:02

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いくら年功序列だ、役職についてるんだって言ってもさ、

常識を外れたこと言ったらだめだよね。

人を意味もなく傷つけるのはだめだよね。

おじさんになっても気がつかないのは本当にだめだよね。

だめなおじさんだらけ。

Permalink |記事への反応(0) | 11:53

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2025-10-21

錯覚資産転職したら完全に詰んだ

数年前、年収900万超でシステム開発マネジメント職に転職した。前職も同じくらいの年収だったんだけど、そもそもあれがバグってた。今になって振り返ると、完全に身の丈に合わない転職をしてしまったと後悔している。

前職がイージーモードすぎた

前職の入社時の年収は350万くらいだった。オーナー企業の少人数の会社上司も部下も顧客もそこまでITに詳しくなくて、ハッタリかませばだいたいなんとかなる環境だった。

もともとITをよく分かっていない人の話を聞いて整理するのは得意だったので、エンジニアからPMになり役職がついた。気づけば年収入社時の2.5倍以上になっていた。

モダンな開発はなんとなく齧ってた程度で、基本はハッタリマネジメントでなんとかなった。作ってたシステム自体もそんな複雑なものでもなかったし。

経営陣がいろいろやりたがる人たちだったので、広く浅くなんでもやってみたい自分には性が合っていた。ただ、いろいろあって辞めることにした。

錯覚資産という概念との出会い

転職活動を始めた時に出会ったのが「錯覚資産」という考え方。ふろむださんの『人生は、運よりも実力よりも「勘違いさせる力」で決まっている』で知った。

前職で900万近い年収だったので、ハロー効果が効いて年収を維持したまま転職できた。LLMのように相手に合わせてこういう言葉を紡げば相手は納得してくれるだろうという能力には長けていたので、面接はハッタリでなんとかなった。

実務で足りないところは、ハロー効果が効いているうちに実力をつければ何とかなるだろうと思っていた。甘かった。

数年後、メッキは完全に剥がれた

現職は前職と違って、成長企業といえどちゃんとした会社オーナー企業的な空気もなければ行き当たりばったりでもない堅実なところだった。

そして何より、バリバリモダン開発の会社だった。SREだDevOpsだDDDスクラムだなんだかんだと、今までとの落差が激しすぎる。

上司も同僚も部下もシステム開発をよく分かっている。システムわからんという人のために色々整理してあげるという、自分のコア能力が全く発揮できない。

伸び悩んでいる部下へも適切な指導ができない。前職まではシステムよく分かっていない顧客上司に納得してもらえばなんとかなったので、部下は育てなくてもなんとかなっていた。困ったとき外注を入れて凌いでいたし。

もう、上司・同僚・部下からなんとなく腫れ物扱いになっている。年収年収なので会社に対して申し訳ない気持ちになってきた。会社も余裕があるわけではないし。自分無能だということがなんとなくわかり始めてツラポヨ。

気づいてしまった致命的なこと

なんかエンジニアリング自体自分が興味なかったんだなぁということを実感した。

なんだろう、もともとウェブ屋に毛が生えたみたいなシステムなんでも屋おじさんだったので、バリバリエンジニアリングの専門集団に入ってしま違和感半端ない

俺はウェブというメディアに興味があるのであって、エンジニアリングそのものには興味がないのだ。ということに今さらながら気づいた。

昔のワールドワイドウェッブはねぇ、なんというか、自由というか個人が自宅の机の上から世界中情報を発信できるという夢に溢れていたのだよ。なんだね今のウェブは。ただのシステムが乗っかるための土台でしかない。面白くなくなったねぇ。Flashとかの標準なんかクソくらえな「リッチコンテンツ」が溢れていたときはなんかカオスな楽しさがまだウェブにあったが、もうなんかビジネスしか残ってないのはなんなのかね。どこに行っちゃったのかね。

閑話休題

じゃあどうしたらよかったのか?

錯覚資産コンフォートゾーンから一つ抜けたストレッチゾーンに行くために使うべきだった。自分場合は一歩超えてパニックゾーンに行ってしまった。

最初は周りも良い人だらけだったので、持ち前のハッタリでなんとなくやり過ごせた。でも数年経つと化けの皮は剥がれる。

あと、ハッタリかますのに全力を使いすぎて余裕がなく、力をつける時間を作れなかったのが敗因だと思う。

さてどうしようか…

まぁまた転職すれば現職の錯覚資産ハロー効果でなんとかなると思う。年齢的にだいぶ中年なので不安もあるが、ストレッチゾーンに当たりそうな会社にどうにか転職したい。年収は下がりそうだけど。

もしくは開き直って居座るか。でもこの精神状態居座り続けるのもキツい。

みなさんへ

錯覚資産を使う場合は十分気をつけてください。背伸びしすぎると、自分も周りも不幸になります

そして何より、自分が本当に何に興味があるのか見極めてから使いましょう。年収ポジションに目が眩んで、自分の適性を見誤ると地獄を見ます

Permalink |記事への反応(13) | 23:07

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50代の早期退職能力不足が原因ではない?

日本型雇用制度構造課題と持続可能な人事戦略への転換

序論:中高年社員雇用危機とその構造的背景

日本代表する大企業において、50代の社員が直面する「無言の退職圧力」は、もはや例外的事象ではなく、構造的な問題として常態化している。長年の経験専門性を蓄積したベテラン人材を早期に手放し、その一方で育成に10年という歳月を要する未経験新卒者を採用する──この一見不合理なサイクルは、なぜ繰り返されるのか。本レポートは、この問題の背景にある経済的力学制度的欠陥を解き明かし、日本企業が直面する人事制度根本課題に対する処方箋提示することを目的とする。

この問題の核心には、見過ごすことのできない重大なパラドックス存在する。

この矛盾した人材サイクルの根本原因は、個々の企業経営判断ミスという表層的な問題ではない。それは、日本型雇用システムに深く根ざした「年功序列型」の賃金体系そのものに内在する構造的欠陥なのである。次章では、この矛盾を生み出す経済的メカニズムを詳述する。

1.早期退職優遇制度経済的合理性限界

持続的なリストラのサイクルは、経営非情さの表れというより、むしろ伝統的な日本型報酬モデルに組み込まれた、根深経済的ロジックの症状である。中高年社員早期退職を促す構造は、短期的な財務改善という抗いがたい「誘惑」を経営陣に提示する一方で、長期的な人的資本を蝕む罠となっているのだ。

問題の根源は、多くの日本企業において、中高年社員賃金水準が本人の生産性を大きく上回ってしまう「高すぎる給与」にある。具体的には、以下のような水準が常態化している。

この報酬と貢献の危険乖離は、労働経済学の「レイザー法則」によって理論的に説明できる。この法則によれば、年功序列賃金社員キャリアを二つのフェーズに分断する。

この報酬と貢献のデカプリングこそが、早期退職を促す構造の核心である壮年期以降の社員を早期に退職させることが、企業にとって「膨大な利益」をもたらす財務ロジックがここに成立する。

1.退職金のコスト:早期退職優遇制度では、退職金に「30ヶ月分」程度の給与が上乗せされるのが一般的である

2.雇用継続コスト: 一方で、高給与の50代社員を1年間雇用し続けるための総コストは、基本給(12ヶ月)に加え、賞与、高額な社会保険料、その他経費を含めると、給与の「24~25ヶ月分」に相当する。

3.結論: つまり、30ヶ月分の退職金は、実質的わずか「1年3ヶ月分」程度の雇用コストしかない。この計算に基づけば、50歳で社員退職させることで、定年となる65歳までの残り15年分の莫大な人件費を削減できることになる。この財務インパクトが、経営陣にとって短期的なバランスシート改善を優先し、経験豊富人材の維持という長期的な視点犠牲にする、強力かつ危険な誘惑となっているのだ。

しかし、この短期的な経済合理性は、深刻な副作用を伴う。かつて大規模なリストラを行ったパナソニックが、15年の時を経て再び同様のリストラを繰り返している事実は、このモデルが持続不可能であることを象徴している。この負のサイクルを断ち切るためには、問題の根源である日本給与構造のものにメスを入れる必要がある。

2.日本給与構造実態平均値の罠と年功カーブ

日本賃金に関する議論は、「日本の平均給与は低い」という、統計がもたらす「罠」にしばしば陥りがちである。本章では、この誤解を解き明かし、急峻な年功カーブが一部の大企業特有問題ではなく、日本の中堅・大企業共通する構造課題であることを論証する。

世間一般で語られる「低い平均給与」の根拠とされる統計データは、意図せずして実態を著しく歪めている。これらの数値は、人事戦略を構築する上で根本的に誤解を招くものであり、一種の「インチキ」と言わざるを得ない。

これらの統計からパートタイマー等の影響を除外し、フルタイム働く男性の賃金カーブに焦点を当てると、全く異なる実態が浮かび上がる。学歴高卒・中卒含む)や地域を問わない全国の平均値ですら、50代の平均年収は700万円に達する。これを大卒正社員限定すれば、さら100万円程度上乗せされるのが実情だ。これは、日本賃金体系が年齢と共に急勾配で上昇する、典型的年功序列であることを明確に示している。

では、この構造問題はどの規模の企業に当てはまるのか。我々の分析は、明確な境界線を明らかにしている。

この分析が示すのは、この問題が一部の巨大企業限定されたものではなく、日本企業アーキテクチャに組み込まれシステム上の欠陥であるという事実だ。したがって、この課題解決策を模索する上で、グローバルな標準との比較はもはや単に有益であるだけでなく、不可欠なプロセスなのである

3.海外賃金体系との比較フラット化された給与モデル

日本型雇用システム構造課題を克服するためには、国内常識に囚われず、海外先進的な雇用モデル比較分析することが極めて重要であるフランスアメリカの事例は、日本年功序列型とは全く異なる賃金思想を示しており、我々が目指すべき改革方向性を明確に示唆している。

フランス賃金体系は、エリート層と一般層でキャリアパスと給与モデルが明確に分離された「複線型」を特徴とする。

アメリカ賃金体系も、大多数の労働者においては同様の傾向を示す。中央値位置する労働者場合賃金の伸びは30歳から40歳までの期間に集中し、40歳以降の給与はほぼ横ばい(フラット)となる。給与青天井で上がり続けるのは、ごく一部のトップエリート層に限定されるのだ。

フランスアメリカ、二つの先進国の事例から導き出される示唆は、極めて明確である。それは、「一部のエリート層を除き、大多数の労働者賃金カーブ若いうちに頭打ちとなり、その後はフラットに推移する」という共通原則だ。このモデルは、年齢給による人件費の高騰を防ぎ、長期的な雇用安定を可能にする基盤となっている。このグローバルスタンダードを参考に、次章では日本が目指すべき具体的な人事制度改革案を提言する。

4.提言:持続可能な人事制度への移行プラン

これまでの分析で明らかになった構造課題解決するためには、小手先対策では不十分である。我々が取るべき唯一の持続可能な道は、戦略的な転換、すなわち「年功序列賃金から、成果と役割に応じたフラット賃金体系への移行」である。本レポート提示する核心的な提言は、この移行を断行することに尽きる。その具体的なモデルケースとして、「年収700万円での頭打ち」を一つのベンチマークとすることを提案する。

この新しい賃金モデルは、単なるコスト削減策ではなく、企業競争力従業員エンゲージメントを同時に向上させる、多面的メリットをもたらす。

この改革は、単なる賃金制度の変更に留まらない。それは日本人の働き方、キャリア観、そして社会全体のあり方を変革し、持続可能タレントパイプラインを構築する大きなポテンシャルを秘めている。

結論:真の「雇用安定」の再定義に向けて

レポートを通じて明らかになったように、日本の中高年雇用問題根本原因は、個々の社員能力や意欲の欠如では断じてない。その本質は、経済成長期を前提に設計され、現代環境には全く適合しなくなった年功序列型の賃金システムのものにある。

この本質的な課題を前に、我々は議論の焦点を大きく転換させねばならない。「定年後の再雇用」や「中高年のリスキリング」といった対症療法的な議論から、「そもそも定年を意識することなく、誰もが安心して長く働き続けられる雇用賃金体系をいかにして構築するか」という、より本質的な議論へとシフトしなければ、この問題解決することはない。

真の「雇用安定」とは、単に一つの企業に長く在籍できることではない。それは、年齢に関わらず、社員一人ひとりが自らの能力経験を最大限に発揮し、その貢献に対して公正な処遇を受けながら、社会の一員として長く活躍し続けられるシステムである。この新しい定義に基づき、持続可能で、かつ働くすべての人々にとって公平な人事制度を構築することこそ、現代日本企業に課せられた最も重要戦略的責務である

Permalink |記事への反応(3) | 12:28

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anond:20251021120320

役職って誰もが未経験から始めるんじゃないの?

できる中途が空から降ってくるの?

Permalink |記事への反応(1) | 12:06

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2025-10-19

セクハラに対する許容度が異様に高い会社に勤めている

から何で世間会社の多くがハラスメントに対して対応が迅速なのか正直わからない

自殺短期離職がお家芸みたいな会社に勤めてる人なんかでも「役員ルートに乗ってる次長新卒に毎朝求愛LINE送って一発レッド左遷されてた」と言ってた

会社ハラスメントに対して懲罰的対策とることって何が怖くてそう動いてるんだろ?


アットホームな弊社は

グループリーダーから何度断っても土日に競馬にしつこく誘われ、やむを得ず一度行ったらどんどんエスカレートしていき、ついに忘年会の夜にホテル連れ込まれそうになった」

と人事に告発した同期が全社的にドン引きされてた。

女性社員ですらかなり冷ややかというかその同期の勇気ある行動に怯えていたようで

「すっごいいい人なんだよ?仕事で助けられたことあるでしょ?」

と諭すような態度に終始していたとのこと。

それでも同期が折れずに頑なな態度でいると、

土日に交遊しようという思いを最初から汲まずにいたこ

もう二度と誘わないでくださいと明白に宣言しなかったこ

ホテルに入らず済んだのにこうして周りを巻き込んで大騒ぎしたこと

を指摘され

「ごめんね、本音言うね。俺、君に今相当頭きてるんだよ」と人事部長に凄まれたと泣いていた。

それでも弊社は回っている。

最終的に同期の親まで出てきたけど弊社はこれといった大ダメージを受けることなく回った。

セクハラ加害者であるグループリーダー処分無しでたまにこの騒動ネタにし、件の同期のモノマネを交えて笑いをとっている。

そんな現実を目の当たりにしながら疑問が浮かんだ。

セクハラに厳正に対処するインセンティブなくね?と。

役職者が苛烈イジメパワハラかましニュースになった某巨大自動車メーカーとか、某大手自動車メーカーとか、某巨大電メーカーとか、相変わらず学生から大人気だし、大企業ゆえにニュースになったけど経営は盤石だし、法人にとっては小銭のような慰謝料で済んでるだろうし。

ハラスメント放置して被害者無視するのが合理性高いのでは(よしとは言っていない。個人的には同期を苦しめた連中は一族郎党死んだほうがいいと思ってる)?

Permalink |記事への反応(3) | 12:33

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2025-10-17

anond:20251016135009

男は結婚のために収入資産を求められるが女はない⇒結婚・将来・老後に向けて貯蓄する意識低い⇒稼いだ金は全部使う

女性」の平均年収は低いが、「若い女性」に限って言えば同年代男性より稼ぐ手段が多い⇒本業収入は男女一緒(役職等での給与差がまだない)なので稼げる副業(夜職、配信業等、「女」が付加価値として高く売れる仕事)ができる分、総収入の平均は女性の方が多くなる

夜職は脱税やすい⇒平均年収に反映されない闇......

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ドルエイジ・サラリーマン職業能力衰退現象に関する学術考察

日本型雇用システムにおける構造矛盾個人的危機の複合分析

序論

「45歳を過ぎて本当に全然仕事ができなくなった。本当の本当に何も出来ん。MTGの前日とかに間に合わせの資料必死に作ってそれでなんとか誤魔化してるだけ。あとはぼーっとしてるか頭かきむしってるだけで殆ど何もしてない。10年前の百分の1くらいのパフォーマンスしか出ない。客先がいい人で今のところ叱られてもいないけど多分その内見捨てられる。どうすりゃいいんだ」

anond:20251017145418

この実体験的証言は、現代日本のミドルエイ労働者が直面する深刻な職業能力衰退現象如実に表している。本稿では、この現象を単純な個人的問題として捉えるのではなく、日本型雇用システム構造特性組織社会学的要因、認知心理学メカニズム、および労働経済学的背景を統合的に分析し、その本質的メカニズムを明らかにする。

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1.理論フレームワーク:ミドルエイジ・クライシスの多層構造

1.1日本型雇用システム制度的制約

労働政策研究・研修機構2010)は、中年期が「仕事の負荷の増大や能力の停滞と限界感等が生じる時期」であり、これらへの対応を誤ると「諦めや思考停止」、「会社への過度の依存」を生じかねないことを指摘している。この現象は、清家(2011)が論じる日本的雇用慣行相互補完性—(1)年功賃金、(2)終身雇用、(3)企業別労働組合—が現代経済環境変化に適応できない構造矛盾として現れている。

特に重要なのは年功序列終身雇用相互補完性である。Milgrom and Roberts(1992)の内部労働市場理論が示すように、複数雇用慣行間の相互補完性は制度の安定性をもたらすが、同時に変化への抵抗力も生み出す。これにより、45歳前後労働者既存スキルセットでの成功体験依存し続ける一方で、急速な技術変化や職務要求の変化に適応できない状況に陥る。​

1.2 「42.5歳の壁」現象実証根拠

パーソル総合研究所2017)の大規模調査(n=2,300)は、「42.5歳」で出世意欲が「出世したい」から出世したいと思わない」に逆転し、「45.5歳」でキャリアの終わりを意識する転換点を迎えることを実証的に明らかにしている。さら同調査では、50-51歳でジョブパフォーマンスが最も落ち込み、50代前半で会社満足度が最低値を示すことが確認されている。​

この現象は、Lehman(1953)が技術者を対象とした古典的研究発見した「30歳代前半で業績がピークに達し、その後は低下していく」パターン現代版として理解できる。ただし、同一年齢内での業績評価分散が大きいことから、年齢自体自動的能力低下を引き起こすのではなく、職務関連要因(仕事の割当の複雑性と挑戦性)が業績と密接に関係していることが明らかになっている​

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2.パフォーマンス低下の多次元的要因分析

2.1認知機能組織適応の複合的衰退

パーソル総合研究所2022)は、ミドルシニア層のパフォーマンス低下について5つのギャップ特定している:​

1.意欲のギャップ役職定年などで肩書を失って意欲が落ちる

2.期待のギャップ:期待される業務理想とする業務に差がある

3.成果のギャップ:出している成果と求められる成果に差がある

4.時代ギャップ:今の時代適応できずにいる

5.評価ギャップ自己評価会社から評価に差がある

これらのギャップ相互に影響し合い、学習性無力感(Learned Helplessness)(Seligman, 1972)の状態を引き起こす。特に重要なのは、「働く意欲がない」状態ではなく「働けない状態」に陥っているという点である。​

2.2スキル陳腐化のメカニズム

橋本・玄田(2023)の分析によれば、50-59歳層では職業スキルケア科学技術分析)すべてについて負の方向に移転しており、60歳以降では前職より平均2-4ポイント低いスキル水準での就業余儀なくされている。これは単なる転職時の条件悪化ではなく、蓄積されたスキル市場価値の急速な減衰を示している。​

特に定年や家族理由健康上の理由を含む非自発的離職において、スキル水準の低下が顕著に現れることが統計的確認されている。これは、冒頭の証言にある「10年前の百分の1くらいのパフォーマンス」という主観的体験と一致している。​

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3.組織内地位変化と心理的影響

3.1役割曖昧性とアイデンティティ危機

労働政策研究・研修機構2022)の分析では、ミドルエイジ層(35-54歳)の転職において、これまでの経験が活かせない業務や、新しいスキルが求められる環境への適応困難が主要な問題として浮上している。この適応困難は、単純なスキル不足ではなく、職業アイデンティティの再構築を伴う複雑な心理的プロセスである。​

3.2世代間格差の拡大

パーソル総合研究所2023)の調査では、ミドルシニア就業者の70.1%が「何歳になっても学び続ける必要がある時代だ」と認識している一方で、実際に学び直しを行っているのは14.4%に留まっている。この認識と実行の乖離は、金銭的・時間的余裕のなさ」(30%超)「学ぶ対象や学ぶ方法のわからなさ」(約20%)に起因している。​

興味深いことに、学び直し層の年収は平均642万円(50-54歳)と高く、「高年収職業についているため学んでいる」「過去の学び直しが年収を高めた」という双方向因果関係存在示唆されている。​

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4.制度的・構造的要因の学術分析

4.1内部労働市場理論限界

梅崎・藤本2021)は、日本的雇用システムが「継続的に長く務められる日本人男性だけにとって優位な制度」であったが、「女性外国人のような本来従業員として期待される人材を逃してきた」と分析している。この分析は、同システム特定人口動態的特性を前提として設計されており、その前提が変化した際の適応力の欠如を示している。

4.2労働市場の二重構造

厚生労働省2013)の分析では、日本的雇用システム課題として正規雇用非正規雇用二極化が指摘されている。45歳以降の労働者は、従来の正規雇用の枠組みでは価値を認められにくい一方で、非正規雇用への移行は大幅な処遇低下を伴うため、中間的な働き方の選択肢限定されている。

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5.実証データに基づく現象定量

5.1パフォーマンス低下の統計的証拠

パーソル総合研究所2017)の詳細な分析では、50-51歳でジョブパフォーマンスが最も落ち込むことが5つの指標(「任された役割果たしている」「担当業務責任果たしている」「仕事パフォーマンスを発揮している」「会社から求められる仕事の成果を出している」「仕事評価に直接影響する活動には関与している」)で一貫して確認されている。​

5.2学習効果年収への影響

研究所(2023)の推定では、学び直しを行わないミドルシニア正社員比較して、学び直し実施者の個人年収は平均+12万円、3年以上の継続的学び直しでは+30万円の差が生じている。この結果は、継続的能力開発の経済効果定量的に示している。

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6.組織的・社会的対応策の理論的基盤

6.1 人的資本理論の応用

Becker(1964)の人的資本理論に基づけば、45歳以降の労働者価値低下は、企業特殊技能(firm-specific skills)への過度の依存一般技能(general skills)の相対的軽視の結果として理解できる。パーソル総合研究所2024)の分析では、転機における学習度合い(「転機学習度合い」)が学歴関係なく、個人年収や職位と正の相関を示すことが確認されている。

6.2組織学習理論適用

Argyris and Schön(1978)のダブルループ学習理論観点から、ミドルシニア層の活性化には既存の行動パターン価値観の根本的な見直し必要である。パーソル総合研究所2022)が指摘するように、「管理職気合根性指導しろ」とは言えず、心理学などのロジック考慮したコミュニケーション必要である。​

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7.社会経済インプリケーション

7.1人口動態変化との相互作用

内閣府2023)の推計によれば、2025年には65歳以上人口が総人口の30%を超える超高齢社会が到来する。この状況下で、40-60代の生産性低下は国家レベル競争力低下に直結する。OECD2023)の報告書でも、中高年労働者パフォーマンス維持が先進国共通課題として位置づけられている。

7.2労働政策への示唆

労働政策研究・研修機構2022)は、ミドルエイジ層の能力開発について、「アップスキリング」(現在仕事関連)と「リスキリング」(転職キャリアチェンジ関連)の体系的な区別重要性を指摘している。前者が71.1%後者が47.0%という実施率の差は、既存職務への適応偏重した能力開発の現状を示している。jil+1

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結論:複合的危機への統合対応フレームワーク

本稿の分析により、45歳前後サラリーマン経験する能力低下現象は、以下の多層的要因の相互作用として理解されるべきことが明らかになった:

6.制度的要因日本型雇用システム構造矛盾

7.認知的要因スキル陳腐化と学習性無力感

8.組織的要因役割曖昧性とアイデンティティ危機

9.社会的要因世代間格差技術変化への適応困難

10.経済的要因:人的資本価値減衰と労働市場の二重構造

冒頭の証言にある「間に合わせの資料で誤魔化している」「10年前の百分の1くらいのパフォーマンス」という状況は、個人怠惰能力不足ではなく、システム全体の機能不全の症状として位置づけられる。

効果的な対策には、Senge(1990)の学習する組織理論に基づく組織変革、人的資本理論に基づく継続的能力開発システム、そして社会保障制度を含む包括的制度設計の同時実施必要である特に重要なのは個人自己責任論を超えた社会システム全体の再設計である

将来の研究課題として、AIデジタル技術の急速な発展がミドルエイ労働者に与える影響の定量分析、および効果的な介入プログラム実証評価が挙げられる。

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参考文献

  • Becker, G. S. (1964). _Human Capital: A Theoretical and Empirical Analysis_.Chicago: University ofChicago Press.

  • Milgrom, P., & Roberts, J. (1992). _Economics,Organization andManagement_. Englewood Cliffs, NJ: Prentice Hall.

  • Seligman, M. E. P. (1972). Learned helplessness: Annualreview of medicine. _AnnualReview of Medicine_,23, 407-412.

Permalink |記事への反応(4) | 16:15

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2025-10-14

anond:20251014130253

OK言語化してみたよ

定義はこれね

「ある主体が、ある対象状態を得る(または維持する)ために “進んで放棄してもよい” と判断する共通単位(通常は貨幣)で表した最大量。」

言い換えると、その主体にとっての支払い許容額(Willingness To Pay)/放棄許容額を数値化したもの

形式化(簡潔な式)

主体i、対象X、共通単位貨幣 ¥ とすると

Value_i(X)=sup⁡{ m∈R≥0∣i が X を得るために m を進んで放棄する }

(維持の場合は「失うのを避けるために放棄してもよい額」。)

この定義なら、「親の価値=救うために何億まで犠牲にできるか」「役職価値=そのために何をどれだけ捨てるか」等が、一貫した意味で測れるでー。

Permalink |記事への反応(1) | 14:24

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2025-10-13

30歳前後転職について、あえてネガティブなことを書いてみる

最近転職について発信する人を見ていて思うのは、「第二新卒から「中堅転職」にトレンドが変わってきたな、ということ。

一昔前なら転職しづらかった30前後の中堅の未経験転職スポットが当たる印象が強い。

決まって冴えない前職からの未経験ITだ。

こんなトレンドは私向けにカスタマイズされたものだろうから、見る人によって全く違うものかもしれない。

ただ思うのは、「中堅での転職って本当に成功か?」という話。

中堅は本当に転職を考えやすい時期だ。社会人としての基礎も身につき、会社のことも、業務のことも、自分限界も分かってくる。

学生時代の友人や社外の知り合いも、段々と「キャリア」と呼べる何かを形成し始め、年収では下手をすると倍近くの差が開いたりする。

そろそろ部下を持つ時期だけど、先輩を見ても上司を見ても楽しそうじゃない。このままここにいていいのか、自分市場評価される人間なんだろうか。

要因が絡み合って転職サイトにも辿り着くだろう。

そして背中を押す要素がもう少しでもあれば転職していくだろう。

でも忘れていないだろうか。

部下を持つ時期が遅れることを。

次に部下を持つ時には、転職しなかった場合と比べて圧倒的に業務知識に欠けた状態で望まなくてはいけないことを。

中堅転職の最大の特徴はモラトリアムにあると思う。

業務面白くない、新しい経験をしてみたい、ここが自分限界じゃない。

これらは本来マネジメントステージが変われば達成されるはずの欲求だ。

そして、中堅で受け入れた転職先の企業も、5年10年と一兵卒としてだけ働かせてくれるわけではない。

体感としてはむしろ早い時期に部下を持ち、マネジメントとは何ぞやという悩みと向き合っていくことになる。

その覚悟ができた上で転職していく人は上手くいくだろう。

ただ、中堅にもなって未経験転職をしてしまう緩いキャリア感の人間にその覚悟はあるのか?

40歳になった時、自分はどの立ち位置にいて、どう仕事と向き合っているのか、本気で考えた上でその決断をしているのか?

部下を持つ未来が迫ってきた時に転職をすれば、業務にだけ向き合う、担当レベルでいる時間を長くすることができる。

もっと言えば、3年後に再度転職してしまえばもっと長くすることができる。

それでいいのか?

年収転職する度に上がっていても、退職金は失っているし、役職から逃げている限り、生涯年収では下手すると転職しなかった場合の方が多いかもしれない。

私は転職する勇気なんぞより、「転職しない勇気」をおすすめしたい。5年8年と続けてきた蓄積は並大抵のものではないんですよ。

ぜひそのまま部下を持つところまでやって、自分限界に挑戦し続けてほしい。

業務的な面白さと向き合うだけで許されるのはせいぜい5年であって、プレイングマネージャーとして胃を痛めながら働く姿こそサラリーマンの本懐だと思う。

中堅での逃げの転職、本当に逃げて自分のためになるのか、攻めだと思い込んでいたら実は逃げていないのか、今一度振り返っていただきたい。


ちなみに私は、就活に失敗して「少数精鋭」の「若手でも活躍できる」職場に飛び込んで2年で係長級になり、部下を30人抱えて戦って、3年で大手転職しているので本稿とは一ミリ関係がない。

でも部下を持つの楽しいよ、とだけ言える。

Permalink |記事への反応(2) | 23:20

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2025-10-12

anond:20251012230904

ガチキャリア積んでる女性はなんか産休とか育休とかほぼ取らないもしくは子供いないイメージ

なんだかんだ子供いる人はあんまり役職上に行けてない気がする

Permalink |記事への反応(0) | 23:10

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anond:20251012230443

駄目です

役職に就いてバリバリ働いて下さい

だって働きたくないんだから男に押し付けないで下さい

Permalink |記事への反応(1) | 23:06

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女だけど別に役職ついてバリバリ働きたくない

体力面で男に勝てる気がしない

から男の給料が上がってくれればいいと思うんだけど結婚もしたくない

仕方ないからそれなりの人生妥協

Permalink |記事への反応(2) | 23:04

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anond:20251012225930

なにいってんだ

男女別の収入差見てみな

役職ついてるのも明らかに差がある

Permalink |記事への反応(0) | 23:01

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一応確認しておくけど

今って女の給料って明らかに上乗せされてる社会だよね

一応役職等級での性別差別はないけど

であるという理由だけで出世約束されていて

実際に出世しても女だからという理由で負荷の高い仕事免除されてるのが現実だよね?

まりであるという理由だけで実態にそぐわない高い役職付与されて、それに合わせて高い給与支給されている

これがいいかいかはひとまず置いておいて、今ってそういう社会だよね?

Permalink |記事への反応(2) | 22:59

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2025-10-10

JICA国際協力機構)と移民利権竹中平蔵

JICA外務省所管の独立行政法人で、主にODA政府開発援助)を担い、2025 年度予算は約 1 兆 5,122 億円規模。表向きは発展途上国支援インフラ整備、人材育成)だが、移民利権文脈では「アフリカホームタウン計画」(2024 年開始)が焦点。TICAD9(アフリカ開発会議)で発表され、日本国内自治体木更津市長井市三条市今治市)をアフリカ 4 カ国(ナイジェリアタンザニアガーナセネガル)の「ホームタウン」に認定目的は「地方創生アフリカ開発の相互学習」だが、SNS で「実質移民受け入れ促進」と誤情報拡散し、#JICA解体トレンド入り、デモが発生。ナイジェリア政府の当初声明(「特別ビザ創設」)が訂正されたものの、JICA説明曖昧さ(インターンシップ中心か、家族帯同・定住化含むか不明)が批判を招いている。実際の移民関連は、技能実習生管理特定技能制度拡大(2024 年 14 業種追加)と連動し、失踪者 8 万人超の管理不備が人権治安問題を生む。

この利権ODA予算の「タイド援助」(日本企業優先調達)で成り立ち、年間約 1.5 兆円が商社ゼネコンに流れ、政治家官僚献金天下り還流移民面では、経団連賃金抑制目的労働力確保と重なり、グローバル機関国連 IOM、WEF)の圧力で推進。税金無駄遣い(年間 5 兆円規模推定)は、国内教育医療放置象徴とされる。

JICA移民利権構造

関わる政治家

主に外務省ルート移民ODA 推進。石破政権の「レガシー作り」として批判。以下テーブル

政治家所属役職 関与内容
------------ ------------------------ ----------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
**林芳正**自民党、元外相官房長官JICAホームタウンで「移民促進否定」会見も、ビル・ゲイツ来日時にJICA理事長・武見氏と記念撮影満州DS疑惑移民推進の黒幕と X で非難
**武見敬三**自民党参院議員、元厚労相JICA 関連イベント参加、ワクチン利権DS)と移民を「国際マネロン組織」の一環と批判参院落選推奨リスト入り。
**岩屋毅**自民党、元防衛相外相ODAJICA予算増額推進。更迭要求の Xポスト多し(「移民政策責任者」)。
**石破茂**自民党総裁・首相ホームタウン計画政治的後押し。売国政策象徴としてJICA解体論で名指し。
**村井嘉浩**宮城県知事、CLAIR会長JICA連携外国人受け入れ推進。土葬水道事業批判企業献金疑い。

天下り官僚の詳細

JICA外務省OB の「優良天下り先」(3J:JICAJETROJBIC)。理事長理事部長級を独占、年収 1,300 万円超・個室厚遇退職公務員状況公表JICA公式)でも、国際交流基金OB参与 2 名。実態:政策立案外注価値総合研究所)で影響力、責任回避。例:豊洲工事ゼネコン17天下り移民関連では技能実習管理の腐敗(監理団体癒着)、失踪者追跡不能助長解体論の根拠:国民メリットなし、税金バラマキ(2025 年アフリカ支援 810 億円追加)。

竹中平蔵の関与

竹中平蔵パソナグループ会長慶應SFC竹中平蔵研究所所長)はJICA と**直接絡んでいる**。研究所JICA連携アフリカ計画含む人材育成)、パソナ技能実習・特定技能外国人派遣独占(仲介手数料巨額)。国家戦略特区移民政策決定に関与、利益相反審議会委員パソナ受注)。移民受け入れ主張(「高度人材仕事わず」)で経団連と連動、賃金抑制市場支配黒幕批判YouTube暴露動画でも「ホームタウン真相」として名指し。

anond:20251010140654

Permalink |記事への反応(0) | 16:52

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声優の声質や演技に著作権適用すべき」という議論を目にするたび、別部署社員から大塚明夫に声が似ているせいで、上司取引から『ふざけているのか』と怒られる」と深刻な顔で相談されたことを思い出す。

社内イベント大塚明夫の声真似をネタとして散々使っておきながら、今さら何を言っているのかと思いつつも、一応「上司には注意するけど、取引先はね…。謝罪必要会議は、名刺に書ける役職がついてから出席するようにしようか」とその場は流したけど……

ただ、相談最中に「声優になろうにも大塚明夫がいて、YouTuberになろうにも弟者がいて、現実にもインターネットにも居場所がない」という自虐が、どうしてもスネークの声で聞こえて流石に笑ってしまったときは失敗したなあと思った。

金田朋子も声で苦労したエピソードあるし、声に特徴がある人はマジで生きづらいんだろうな。

これから著作権法にも違反するようになるかもしれないからな、ガハハハッ!

Permalink |記事への反応(0) | 16:12

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