
はてなキーワード:幹線道路とは
こないださ、
車を運転していて
そしたら、
財布ないことに気付く前に!
シャーって赤信号無視して交差点突っ込んでくる自動車に私の横っ腹喰らいそうになりかけたけど、
危ない!
もうさ、
自分で運転していて自分自身の操作で危ない!ってのはあるけれど
例えばそうなったとしても、
だけど
そう思ったの。
いわゆるもらい事故になりかけたら、
いやなったら防ぎきれないわって。
これ喰らったらたまらないわよね。
危機一髪なところを赤信号を無視して通り過ぎていった車は間を走り抜けていったけど、
怖かったわ。
何にもなくてよかった!
って、
もしかして私も信号ちゃんと見てた?いやちゃんと青だったかも!って
慌てて落ち着いて駐めることの出来るところに駐めて、
こういう時もし喰らって事故っていたら十ゼロとかになるのかしら?
怖いわー。
運が良かったのかも知れないし、
慎重に走って比較的ゆっくりだったからまだブレーキ効いたけれど、
これが幹線道路のもっとスピード出てるときに横から喰らって出てくる車がいると思うと、
防ぎようがないわ。
なんかさ、
自分から塀に突っ込んだ!へいへいへい!囲い~ね!なんて言えるけれど
いや本当は言えないけれど、
自損ね自損事故。
まあいいじゃない。
何回も言うけれど横から喰らったり後から喰らったりするのは本当にどうしようもないわね。
たぶん、
チラッと交差点赤信号で突っ込んできた車の乗ってた人わりと高齢者なような気がしたから、
なんかうかうか車も運転できない恐怖じゃない?
ちょっと本当に怖い思いをしたわ。
うわ。
こわー!って。
あれってさ、
そもそも罰ゲームで黒髭を飛び上がらせたら負けなイメージが蔓延しているけれど、
樽に捕まった黒髭を助ける!
いわゆる、
本当は黒髭を発射させて飛び上がらせた人が勝利!ってのが本当のルールみたいなの。
それがいつの間にか
黒髭を発射させて助けた人が罰ゲームに当選するという流れいつ変わったの?って思っちゃったわ。
黒髭の危機一髪で充分よね。
怖かったわー。
スピード出しすぎないで安全運転をより心がけましょう!って強く思ったので、
もう一回言うけれど、
スピード出しすぎないで安全運転をキメましょう!ってことなのよ。
でもこっちがいくら安全運転をキメまくっていてもーってのもあるから
真横から喰らうの恐ろしいわーって、
今日は真横から喰らうの恐ろしいとしか言ってないぐらいだけど、
そのぐらい注意したいものよね。
何事もなくて本当運が良かったわ。
でもさ、
ドライブレコーダーって音声入るじゃない。
私が思いっ切り車の中でムーンライト伝説を歌唱していたのがバッチリ録音されていたわ。
そのたびに「ででんででででででーん♪ごめんね素直じゃ~なくて~」ってイントロから歌い出しのところまで延々と繰り返し聞かれると思うと恥ずかしいわよね。
まあもしそうなったとしても
まあこれが動かぬ証拠ってことで。
にしても
運良くすり抜けていった赤信号の交差点に突っ込んできた車とぶつからなくてよかったわ。
もしものときに急に車が止まれるようにあんまりスピードは出し過ぎちゃいけないのを肝に銘じたところよ。
あー怖かった。
うふふ。
状態が良いのもどう?
2日ぐらいかしら?
だから黒くなる前に全部食べ切らなくちゃいけないのよ。
なので早めに食べきってしまいました。
なくなっちゃったので、
冬でもホッツで美味しいかも知れないし、
これからもしかしたらちょっとホッツが恋しくなるかも知れない季節に突入かもね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
はてぶ見て思い出したので備忘録的に書いておこうと思う。
そのおかげで自動車はいつ飛び出してくるかわからないという意識で歩いています。
普通の十字路で学童擁護の方が笛を吹いて旗振りをしているような場所。
青に変わって学童擁護の方が旗を振って、なのに半分を過ぎたあたりで猛スピードの車が目の前を通過していったのだ。明らかな信号無視。
学童擁護の方がすごい勢いで笛を吹いて抗議したけれど当然止まるはずもなく、そのまま行ってしまった。
多分あと一歩前に出ていたら普通に轢かれていたと思う。
十字路なんだけど、左折のみなどが入り交じってちょっと信号パターンが複雑な場所。
で、本来は右折のみのタイミングなのに直進してきた車。すごい徐行はしてるもののじりじりとにじり寄ってくる感じだった。
幹線道路と幹線道路が交わる大きい交差点で、交通量がすごい場所。
なんか危ないなあ、と青になってすぐに渡らないでおいたら、案の定、初心者マークをつけた車が目の前を通っていった。
多分、前の車について行ってしまった感じだと思われる。なんとなくで渡ってたら轢かれていたと思う。
あと近所に信号機のない横断歩道がいくつかあるのだけど、渡ろうとした時に止まってくれるのは精々半分くらいという体感です。
過去2回くらいか増田に書いている。どこだかわかる人もいるだろうけど、もちろん適当に嘘とかも含めて書いてぼかす努力は一応してみる。そもそも増田に書く文章を信じる方もおかしいが、かといって事実や真実である可能性もあるところが増田の面白さだ。
365日24時間営業のそのお店は、もとはと言えばその前は漫画喫茶みたいなところが撤退した後に居抜きで入ったらしいと聞いた。古い話らしいのでその前の漫画喫茶の実態を知る人は一人もいなかったが、店の中をよく観察すると「ここから先は拡張工事したんだな」とか割とすぐわかる。まぁどうでもいい話だ。
さて、365日のうちで一番忙しくなる時期はいつかというと、確実に毎週土曜日だった。普段の売り上げのおおよそ2倍の売り上げに達する。理由は言うまでもなく、休みにすることもない男が暇に任せて来るからだろう。一応幹線道路沿いにある店だから、マイカー持ちは目的地を個室ビデオ店に定めるだけなのだろう。その混雑する土曜日に合わせて以前話したように、女装もいっぱい来るから、それ目当ての客も含めて一気に2倍くらいに達するのである。
たくさんの個室がある店だったけれど、それでも土曜日ともなると時折本当に満室になることもあった。場合によっては番号札渡して、フロント前で空くまで待ってもらうことすらあった。そういう時は客に貸し出してあるDVDを店員が棚に返却しに行くことすらままならず、恐ろしい数の返却待ちDVDがフロントカウンターに山積みになることすらあった。他の相方店員とはなん度も「どうして今時、FANZAで見ないんだ? DVDなんかもういいだろ」と愚痴を言い合ったものである。その店でも全室ではなかったものの、ほとんどの部屋にはパソコンが常設されていたし、当然FANZAも見放題だった。
とは言え、土曜日以外、あるいは深夜帯から午前中にかけてはそんなに客は来ない。深夜帯なんかだと本当に朝まで客ゼロなんてこともあった。さてお客さん観察。
いっちばん不思議だったのは、客が帰ると当然部屋の掃除に入るわけだが、確実に客が入っていたはずなのに、ゴミ箱にティッシュひとつ入ってない、使った形跡がほぼないに等しい部屋があったこと。それでもエアコンだけはつけっぱなしだったりするので、いたことは間違いなかったりする。時間潰しに寝てただけ? 我々店員は基本そんなお金持ちじゃないから、数千円も払って1時間〜数時間寝るだけとか意味不明だった。客はちゃんとDVDを借りてたりするので本当に意味不明だった。ただ、午前中に多かった70歳くらい以上のご老人が、もはや役に立たないので、見るだけ見てたって感じは多かったようだ。
ほぼ毎日通う客もいた。一人や二人じゃない。ある常連客などはたまに午前と午後の2回来たりすることもあった。そこまで溜まる人って珍しいとは思うけれど。
常連客の中で、来たら絶対に数百円のバイブレーターを一緒に購入して、退室時には部屋に捨てて帰る客もいた。そのバイブレーターはほぼほぼその客専用に売ってたようなものだった。一体そのバイブレーターをどう使っているのかは謎だったが、必ずゴミ箱の中にバイブレーター本体を大量のティッシュに埋めて退室していくのであった。どう使っているかについては、当時の相方は、「前立腺刺激に使ってるんだろうよw」とのことであったが、自分にはわからない・・・
また、別にヤバめの店だというわけでもないけれど、警察の巡回ルートではあった。部屋に覚醒剤用と思しき注射器が落ちてることはよくあったし、明らかに常習者と思われるような客もいたし、逮捕者も数名知ってる。ある空き巣犯は、店内にいるときにはほとんど必ずパーカーのフードをかぶって、明らかに顔が防犯カメラに映りにくいようにしていた。そいつが逮捕されて依頼、街中でフードかぶってる奴は犯罪者にしか見えなくなったw
嫌な客としては、DVDの一回あたりの貸し出し本数は制限があるのだけれど、在室時間内であれば交換フリーだったので、やたらと交換しまくる客が結構いたこと。交換ってことは、用済みのDVDがカウンターに返却されて来るので、店員はこれを所定の棚に返しに行かないといけないから仕事が増えるのである。そのうちで最もひどかった客は、一回借りてから感じとしては10分毎くらいに交換しに来るので、「いったいあいつはどうやって視聴しているんだ?」と他の店員と不思議がるほどだった。店内にあるレンタルDVDのオールコンプリートでも目指していたのだろうか?ともかく、明らかに部屋でDVDを見ている時間よりも、DVDを選んでいる時間の方が長い客だったことは間違いない。嫌な客であることは間違い無かったので、ある店員は出来るだけ部屋までの経路が長くなるように部屋を貸し出していた。だがその客はそんなことでは全然へこたれはしなかった。今も多分通ってるんだろうなw
あと、自分の家に帰れない人って感じの人もそこそこいた。理由はもちろん知らないけれど、なぜか延々と泊まり続ける人や(当然毎日金払う)、あるいは毎日のようにナイトパックを利用して夜を過ごし続ける人など、家があるのかないのか知らないけれど、世の中にはいろんな人がいるし、そういう人には一応は雨風凌げて寝る場所にはなるという意味で助けにはなってるのかなぁ?なんて考えたりもした。非常にざっくりだけど毎月最低10万円くらいあれば家賃としては成立する感じだったしね。
ともかく、今時DVDなんて必要なん?アダルトなんてFANZAで十分だろ。ネット配信のない映画とかはありそうだけど、アダルトでDVD必要?
125kmでも制御は出来るよ
そうアウトバーンならね
言いたいことはわかるんだけど単語のチョイスが間違ってるんだよね
もう一つ勘違いというか無知なんだろうけど、制限速度は制御の有無では決められていないし、道路の構造上問題がない速度で決まっているわけではない
道路の構造上の速度(設計速度という)は道路管理者が決定して、それを元に曲線の半径であったり勾配であったりを決めるんだ
じゃあ制限速度はなんなのかっていうと、警察が勝手にこの程度なら安全だよなあ。と思った数字にしているだけ
制限速度が60kmなら設計速度は80km~100kmであることがほとんどだね
警察の考えるこの程度なら安全だよなあの中には、制御可能かどうかもふわっと含まれて入るんだけど、数字的根拠などで決まっているんじゃなくて、
なんとなく家あるから40kmだ幹線道路で歩車分離と安全施設があるから60kmだ、通学路だから30kmだとか割とファジーになってる
今週交通事故を目撃した。
平日の午後、自分は近所の幹線道路を自転車で(ちょっと涼しくなってきたので)気分よく走っていた。
スーパーに買物に行こうという話でありおしゃれとかそう言うのは無縁な日常の一部としてそうしていた。この幹線道路は都心部のそれと比べれば大したことはないのだけど、北関東郊外都市の自分の地域的には、まぁ、広め。片側1.5車線で余裕がある感じ。最近自転車レーンも描いてもらったしね。
このエリアは文化的にはクルマモッテナイモノハヒトニアラズな地域なんだけど、自分は健康確保的な動機で持って片道3kmくらいの日常は自転車で移動するキャンペーン中なので上記のような状況だった。視界内には去りゆく自動車が2,3台。対向車もそれくらい。車間距離はガッツリ空いてて、まぁとにかく爽やかで穏やかな日だった。
やがて大きめの交差点(片側2車線の国道と交差する感じ)が近づいてきて、歩行者用の青信号は点滅中。まだたっぷり先(100mほど)だったので、自分は漕ぐのをやめて惰性で交差点に近づいて停止するつもりだった。別段急いでるわけじゃないし散歩気分だった。この時点で、交通事故とか全く頭になかった。国道側はそれなりに交通量あって赤信号が青になるのを待ってたけど、まあそれだって10台やそこらで渋滞ってほどでもないし、視界もいいし。
そうしたら、減速中の自分の後方から一台の自動車がそこそこの速度で追い抜いていった。電気自動車特有の加速もしてないけど減速もしてない、スムーズで滑らかで……なんというか、変な言葉だけど、すごいリラックスした速度?
だった。
その速度のまま、リラックスしたまま、なんの加減速もなく、まるでコンビニの店から午後の紅茶ミルクティーを取り出すような自然な様子で、赤信号の交差点に進行して、当たり前のように右から進んできていた国道側の車列につっこんで、けっこう間抜けな音を出しながらぐるぐると回転し、自分の目の前をブーメランのように跳ね飛ばされた。
めっちゃヒヤッとした。
なんでやねん。事故る要素ゼロやろ。平和な日常やろ。わけわからんわ。
なんだろなぁ、視界悪いとか、イライラして飛ばしてたとか、無理な運転してたとかじゃなく、ほんと。もう少し伏線とかフラグとかちゃんと作ってから事故って欲しい。
自身がどの程度快適に過ごしたいかによって、各家庭・各個人によってグラデーションがある。
例)バイクで旅をしていた時、
寝袋さえあれば軒下で寝ることができるという強者がいた。
私は密閉された空間がないと無理。
私はテントを設営する手間があるが就寝は快適にしたいため設営を行なった。
作っているのは私だが、買い物は無理。
食材は妻のおまかせで買ってきてもらう。
余った食材が多い時には、ChatGPTに食材の種類を打ち込んで何食分かのメニューを考えてもらう。
これはおすすめ。
育児に関して
視点としては、一刻も早く自立自律してもらうように全振りする。
インドではストリートチルドレンが幹線道路の中央分離帯に寝てたりするので、最低限死ななきゃいいくらいの気持ちで行うのが良い。
母親は、自分で自分に「こうあるべき」と呪いをかけがちだと思う。
『育ててやったのに』
これはこれで寂しい部分はある。
家事と育児に関して述べたが、要はマインドセットをして気楽にやるべき。
かつ余裕ができるとセックスより別のことにできたスペースを使ってそう。
元増田は東京に来たことが無いのかもしれんけど、google maps見れば実情がわかるので確認してみてくれ。
都心の交通量の多い幹線道路は大抵が二車線なので、頻繁な路駐を嫌って中央よりに車が逃げることが多い。左車線走ってるのは殆どタクシーかバス。
自転車ルール全体がそうなんだけど、東京を前提にして決められてるんだよね。
都民だらけのブクマカたちは路駐だらけな現状から「路駐をなんとかしろ!」と言うけど、
実態としてはid:rgfxさんが言うように都内のほうが自転車に安全な道が多い
rgfx これ片側2車線道路なら路駐はだいたい左車線の左半分しか塞がないので右車線まで出ずにパスできるし、車はそんな状況で左車線に来ないので逆に安全まである。(※バスなどが車線いっぱい塞いでる場合を除く)
都心の交通量の多い幹線道路は大抵が二車線なので、頻繁な路駐を嫌って中央よりに車が逃げることが多い。左車線走ってるのは殆どタクシーかバス。
そのため二車線を詰める必要がある位に渋滞している時以外は空いていて地方の幹線道路より快適に移動できることも多い。
で、そんな道路事情を見た上で都心の人間が交通ルールを決めるので
地方に多い、「1車線で交通量も多く制限速度も緩い」みたいな道の事情は考慮されず死の危険を感じながら走るルールが決まるのだ。
自転車の歩道走行へ“青切符”改正道交法に「路上駐車をなんとかして」の声も…多くのドライバーが間違っている“左寄せ”正しい位置とは
俺はもう30年住んでるけど、オススメしない。
隣の新宿区の方が手当はいいぞ。福祉担当のコミュニケーションうんこだけど、結果は隣の練馬区の方がいいぞ。多分中野区の方が更に良いだろう。文京区はマジの金持ちしか住めないと思うので、オススメしないが福祉は最高だよな。羨ましい。
ともかく「公は金を払わん!民と組んだら施設だけ貸してやる!金は出さん!」っていうスタンスで高野の独裁政権が続いたせいで、マジで住みにくいし、福祉担当はマジで水際&強制執行大好きだからな。
ただ住みにくさのお陰で、不動産は「こんな場所なのにこの値段なの?」っていうぐらいは安い。都心・都会のど真ん中なのに20万超える物件は「住みやすい」豊島区片鱗にあるが、幹線道路沿いは同じぐらい安くなる。
(環境最強は目白3丁目、目白4丁目。賃貸はほぼない。何故なら「土着の本物の金持ち」が住んでいるエリア。六本木のタワマンチンピラヤクザの金持ち共とは違う、ヤバい冥さのある金持ち雰囲気がある、マジで怖い)
街のど真ん中で10万切るからな、学生向けワンルーム。立教大学の裏とか7万以下でも風呂付き物件あるし。池袋西口方面は安い。
あと「チャイナに乗っ取られる!」とか言ってるけど、アイツラはもう北口から動いてない。ついでに住んでない。アイツラもバカじゃない。ここが住心地が悪いことは分かってるので、乗っ取りとかしてない。価値が低いから。
金のあるチャイナじゃなくて、地元で15年以上、中華タウンやってる連中しか真っ当に残ってない。アイツラの仲間(出身地)が飯を食いに来るだけだから。
金のあるチャイナは新宿、原宿、渋谷、六本木の普通に金のあるところに行っている。
池袋に来ているのは「金と度胸のない、新宿原宿渋谷六本木デビューできないカッペ」だけだから。ほんと、新入生シーズンが鬱陶しい。雑魚。なんでストリートファッションで池袋来てるんだよカッペ。すぐに分かるぞカッペ。
あと、埼玉民の植民地(笑)とか言って揶揄ってるけど、池袋住民的には「はぁ、そうですか」って感じだぞ。住んでない奴の間の抜けた戯言でしかないからな、カッペ。
ともかく池袋は住みにくいし、春先の臆病のイキリカッペがウロウロするうんこゾーンだからオマエラにはマジで薦めない。来るな。
itandibbに広告費の高い順番に並べ替える機能が追加された。
例えば、家賃が相場の1.1~1.2倍高かったり、三点ユニットバスだったり、24時間駆けつけサービス・消毒・消火器が必須だったり、近くに線路や幹線道路があったり、壁紙がはでだったり…。
仲介手数料を払えばある程度は避けられるが、業者としては実入りが多いほうが嬉しいので、予算上限かつ広告費が多い物件をお客さんに勧めたくなる。
部屋を探す際、ある程度相場を把握しておいたほうがいい。
勧められた部屋に素直に入りな。
我々としては差別するつもりはないんだが、我々は大家の靴の裏をなめる仕事をしている。
大家が外国人や生活保護世帯ダメといえば、それに従うしかない。
【追記】04/15 16:30
こういうプロ驚き屋な記事をかくと、反応が入れ食いになるのがブクマのよいところですね。
ただ、コメントを読んだ感じ、どうにも僕が作品の中の起こってる事象そのもの以上に、そこで起こる人間の心理や価値観、欲望の表出に驚いてることがいまいち伝わっていなくて、自分の筆力の無さを感じている。
そもそも価値観や人間の心理って、線形の延長線上にあるテックな未来と比べると、イレギュラーに変化するゆえに想像つかないと僕は思っているが、どうにもブクマカは人間の心理は一定で変わることはないと思ってるようで、その辺が齟齬の原因かなと思ってる。
あと、下に書いてるけど、1994年発刊だけど、この小説の初出は1992年だからね。なのでパソコン通信である種の文化があったのはわかるが、インターネットはすでにあったみたいな指摘してる人は頓珍漢だからね。
とはいえ、僕は小林恭二が忘れられた作家になるのはもったいないと思ってるので、もっとこの本を含めて読んでほしいなと思います。
あたりがおすすめです。
僕にとって、この人と薄井ゆうじの二人は、森見登美彦と万城目学のようなコンビのイメージなんですよ。
【追記終わり】
小林恭二という作家がいる。いやいたと言ったほうが近いかもしれない。今は専修大で作家育成をしていて自作は15年くらい発表していないと思われる。
僕は30年近く前の大学時代、この作家が世界で一番好きな作家だった。今もベスト5くらいには入る。あの頃読んだ現代作家の多くは、だんだんと思想の方向がどうにも自分と合わなくなってしまい作品を読むこともなくなった(すべては不用意な発言を垂れ流すTwitterが悪い)のだが、そういうのをやってなかったこともあって小林は今も好きなままだ。あと、もう一人薄井ゆうじという作家も好きだったがこの人も作品を書かなくなった。
きっかけは高校時代に書評欄に数行紹介されていた「ゼウスガーデン衰亡史」だった。のちに福武文庫で買ったその小説は、主人公がいない群像劇で今までに見たこともないとてつもなく魅力的な小説だった。のちの書評なんかを読むと「 『虚構船団』 の影響が大きすぎる」と言われたが、僕には「虚構船団」よりも「ゼウスガーデン衰亡史」のほうがはるかに好きだし、いまでも面白い小説の基準はこの小説になっている。この小説よりおもしろいことは小林の他作を含めてもなかなかないのだが。まあ、この作家を読んでたことで僕は今も奇想の強い小説や奇書が好きである。レムの「完全な真空」なんかも好きだ。
年末に書庫を整理したところ、小林恭二の「短篇小説」という単行本が出てきた。奥付を見ると1994年だが多分貧乏大学生の自分が買ったのは1,2年程度たった後の古本だったと思う。小林先生申し訳ない、たぶん自分が新刊で買ったのは数冊しかない。
何とはなしに読み直すことにした。けっこう好きな短編集だったが、特に好きなのは冒頭からの3作「光秀謀反」(戦国時代の戦国大名は、ハプスブルク家とつながっていた信長など、ヨーロッパ諸侯とつながっていたという話。めちゃくちゃ面白い)、 「豪胆問答」(生まれてこの方驚いたことない侍が化け物に遭遇する話、面白い)、「バービシャードの49の冒険 序章」(英雄バービシャードが冒険に出るまでの話。続きが読みたい)だったので、それ以外はあまりちゃんと読んでなかった。たぶん全部を丁寧に読むのは21世紀に入ってから初めてだろう。
なんかかなりグッとくるエロイ話とかあって、あれ、こんなにセクシーなのを書く作家だっけかと思ったりしたのだが「磔」という短編を読んでとんでもなくびっくりした。これ、現代の話じゃね??とちょっと動揺してしまったけど、共有するところが見つからなかったので増田で書き散らそうと思い書き始めている。いちおうKindle版もあるようだが、バッキバキにネタバレと引用をするので、ネタバレ回避したい人は読むのやめましょう。とはいえ、10編ある短編の一つなので1編程度のネタバレがあっても十分面白く読めると思うが。
主人公の男性はN区(都会の幹線道路沿いだというから中野区あたりかね)にあるビルの27階にある住居兼仕事場で暮らしている。主人公の仕事についての描写
わたしは、現在とある不動産会社にアナリストとして勤務している。仕事は、電話線を通してコンピュータに送られてくる膨大な情報の検索及び処理で、パソコンと電話機があればどこにいても可能な仕事のため、専ら自宅で仕事をしている
えっ、これリモートワーカーじゃね?? さらに続く文章に驚かされた
会社に行くのは一か月にせいぜい一度か二度くらい。近頃は外に出るのも億劫になり、買い物も通信販売と宅配サーヴィスにたよっているから、部屋を出ることも稀だ。
十年位前まではよく、そんな生活をしていて社会とのつながりが希薄にならないかと問われた。
私は答えたものだ。
「もともと会社や社会とのつながりを希薄にしたいために、こういう職を選んだのだ。わたしとしては月に一度程度会社にいくことすら面倒くさい」
これが2020年ごろに書かれた作品なら普通だろうけど、さっきも述べたように奥付は1994年。この作品の初出は1992年である。30年以上前の作品である。
小林はけして、現代SFの作家などにあるような科学的な考証などを積み重ねて世界を描き出す作家ではない。
実際、この後、主人公は仕事を終えて、自分用のパソコンのスイッチを入れるのだが
パソコン通信でクラシック音楽情報を専門に扱うネットにアクセスする。
ちなみに現在かかっているモーツアルトの歌曲は、昨日ネット内で教わったもので、近くのビデオ屋(CDも貸し出している)にファクスして取り寄せたものだ
と、ネット通販どころかインターネットすら登場しない。パソコン通信の会議室だ。(このニュアンスの違い、増田を読む人ならわかるだろうから説明は省く)
作者は自分の想像力の範疇だけで書いているのだ。おそらく小林氏は当時パソコン通信をやっていたと思われるのでそういう描写なのだろう。
どうやら、このクラシックの会議室には太陽暦氏というモデレーターがいて、今日のおすすめを教えてくれるらしい。(この辺、僕はパソコン通信詳しくないんだが、パソコン通信でこういうことをやってる人はいたんだろうか。誰か詳しいネットの古老の方は教えてほしい。)
ちなみに太陽暦氏はハンドルネーム、つまりパソコン通信ネット上のペンネームで、無論、ちゃんとした本名もあるのだが、ネット上ではハンドルネームで呼び合うのが礼儀となっている
太陽暦氏は私のほか何人かのクラシック初心者のために、三か月の間毎日推奨のレコードを挙げてくれることになっている。
それでもって翌日に曲の聴き所などレクチャーしてくれる。
年をとった人に言うと、それでいくらとられるのだと聞かれる。
無料だと答えると大概驚く。
こちらのほうが驚く。
この辺は、ちょっと時代が2周くらいした感じはある。現代社会、やはり情報は商品になっている。むしろこの時代よりはるかに商品度は高い。2000年代前半くらいまでのネットの価値観ではあるが、まあ、今も一部の分野、特に趣味の分野では無料になってる面はある。この後、情報についてのT.ストウニアの「情報物理学の探求」という本からの言及がある。ストウニアとこの著作は実在するようだが、現代社会でどういう評価なのかはちょっとわからなかった。忘れられた学者みたいな感じなんですかね。
まじで今の話じゃないの?
哲学の会議室で「かなり痛烈な罵倒用語を駆使」してメッセージを書き込んで去り、夜中に反論の嵐が巻き起こるのを期待している。荒らしかw
バーといっても本当のバーではなくネット上におけるバーである。
ここはバーカウンターにいるような気持ちで人のメッセージを読み、あるいはメッセージを書き込むという、いわば言葉の上でのバーを形成している
2ちゃんのバーボンハウスみたいなもんか。いや、あれは釣られて受動的に行く場所だから違うか。これもパソコン通信で実際にあったやつなんでしょうか。
まあ2ちゃんの雑談スレッドやXなどでなれ合いをしてるような感じだろう。
ここで主人公は、その日の夕方に自分だけが得たとっておきの情報を披露する。その情報が何なのかはまあ表題でネタバレしているが割愛しておく。
書きながら私はぞくぞくしていた。それは渇望していた情報を得たときの快感と対をなすものだった。それはパーフェクトな情報を発信する快感である。
この気持ちに心当たりのある人、手を挙げて! はーい! だからこのエントリーを書いてるんだよ!!
これってつまりバズる感覚ですよね。ネットでバズることの気持ちのよさをこの作者は30年前に理解していたのだ。いくら小説家という職業とはいえ、この感覚を90年代初頭に持っていたのは相当に新しいのではないだろうか。ほんとに深く驚かされた。
主人公の情報は狙い通りにバズり、彼はその日のその酒場での「英雄」となった。
そして翌日、彼は新聞で自分のバズらせた話題の件について読む。ここで新聞というメディアへの評価も非常に今の時代っぽいので引用しよう
こんな感じの印象を新聞(だけでなくオールドメディア全般)に持ってる人多いでしょうなあ。
最初にリモートワーカーの意味を言い切った時点で、うわっすげえと思ったのだが全部読んで、とにかく小林恭二の凄みを感じさせられた。
乱暴な話だが、資料をある程度収集して咀嚼すれば、未来社会がどんな風になってどんなものがあるかは書くことができる。それが30年後の現在と適合していても、ああ、資料よくそろえたね頑張った頑張ったくらいの感想どまりである。しかし、その未来社会で、人がどういう価値観を持ち、どういう欲望をどのように満たそうとして行動するかまで描いたら、そして、それが後世の人間からして違和感のないものであれば、まったく意味合いが違ってくる。
もし、僕が今時の書評系TikTokerのように「30年後のSNS社会を予見したとんでもない短編!!」とか宣伝したら、バズってこの主人公のような「パーフェクトな快感」を得られるだろうか?
参考文献(アフィはないのでご興味あればどうぞ)
Permalink |記事への反応(10) | 02:25
必ず、かの邪知暴虐のすき屋からネズミを除かなければならないと決意した。
***
2025年某日、第47代アメリカ大統領ドナルド・トランプはお忍びで鳥取県を訪問していた。トットリは日本の首相であるシゲルの地元らしい。内閣総理大臣である石破茂は相互関税の交渉を行うため、地元にトランプを呼び、密談を計画したのである。
正直なところ、トランプはこの誘いに乗り気ではなかった。シゲルは友であるシンゾーの敵だという。
日本外務省の担当官がこの言わなければ、トランプがトットリを訪問することはなかったであろう。
トランプは資産家であるが、極めて庶民的な感覚を持つ男である。好きな食べ物はハンバーガー、愛車はフォードだ。その姿勢がラストベルトの貧しい国民の心に刺さり、彼は大統領の地位を手にした。
「おい、あれはマクドナルドか?」
鳥取県の幹線道路を走る大統領専用車の中で、トランプは秘書に尋ねる。国道沿いに赤と黄色の看板が見えたのだ。
「いえ、あれは『すき家』ですね」
「すき家?」
「はい、ギュウドンといわれる食べ物を提供するチェーン店です。」
「ギュウドン、とはなんだ?」
「ギュウドンは日本の代表的なファストフードで、ライスの上に牛肉が載っています。牛肉は主にアメリカ産が使われていますよ。」
トランプはファストフードに目がない。日本のファストフード、ハンバーガーとタコス以外にファストフードがあるのか?しかも米国産の牛肉を使っている、素晴らしい!
こうして、第47代アメリカ大統領ドナルド・トランプはすき家鳥取南吉方店に来店したのである。
トランプにとってそれはまさに異文化体験であった。見るものすべてが刺激に満ちていた。トランプは牛丼を堪能した。高森浩二のすき家Radioを聞き入った。これが日本のファストフードか・・・彼は幸せな気分になった、
必ず、かの邪知暴虐のすき屋からネズミを除かなければならないと決意した。
「大統領、会談の時間もありますので、そろそろ移動しましょう。料金は支払わなくてよいと、店員も言っておりますし、それで手打ちということで・・・。」
「ダメだ。料理を食べたのに料金を支払わなくては、あいつと同じだ。」
第46代大統領ジョー・バイデン、彼は4年前、すき家とは別の牛丼チェーン「松屋」で食い逃げをしたことで有名だ。大統領特権を使い、息子のハンター・バイデンの違法な銃所持の罪とともに、自身の食い逃げも恩赦したことで知られる。
トランプは店員が仕事をしていた厨房を見渡した。トランプにはすぐに分かった。この広さの厨房に、この量の客に、店員は一人だけ。調理器具は整頓されていないし、掃除は行き届いていない。トランプはただの消費者ではない。彼はファストフード店での職務経験があった。それも昔の話ではない、大統領選挙の期間中、彼はマクドナルドで働いていたのだ。そして彼は通商政策以外については有能だ、この店をどうすれば改善できるのか、それは手に取るようにわかる。
コンクリートニキが人気らしいので尻増に乗らせてもらおう。
https://anond.hatelabo.jp/20250215115750 因みに増田は尻相撲専攻とかではない。
若い読者諸兄は雨の日に車に水を掛けられたり、車でスリップしたりした事があるだろうか?多分無いと思う。
でもそれって日本含む少数の国だけの事なのだ。そして日本でも道路に水が溜まらなくなったのは1990年代後半からなのだ。それはアスファルト舗装が変わったせいなんである。
アスファルトの原料は言うまでもなく原油。原油を縦に長い蒸留塔の下で沸騰させる。するとガスとなって蒸発する。
そのガスは上から軽い順に滞留するから塔の途中に管を入れてそのガスを取り出し冷やすと、上からプロパンガス、ガソリン、灯油、軽油、重油、鉱油…と分離出来る。その最後に残ったドロドロのカスみたいなのがアスファルトだ。
こいつは熱すると流動性が出るが冷えると固くなってしかも頑丈だ。そこでこれを道路舗装に使おう、となった。
ただアスファルトだけだとまだ柔さがあるんで、砂利と砂(骨材という)と混ぜたものを熱して道路に撒くのだ。
これを「アスファルト合材」というが、現場では単に合材と呼んでる。
コンクリートはミキサーでガラガラ回しながら90分以内に届けるという縛りがあるそうだが、アスファルト合材の場合は冷えるまでに届けるという縛りがあるからもっとシビアだ。
アチチな状態でダンプに載せたら断熱シートを被せて急いで現場に持っていくのだね。
現場では急いで均した上でロードローラーによる転圧という作業を行う。
押しつぶされた合材は水を通さないアスファルト舗装になる、と言うかなっていた。
アスファルトに石と砂を混ぜたものを押しつぶしたら水通さない地面になるのが当たり前。だから雨になれば水が溜まる。
ところが1990年頃にアメリカの会社がこの当たり前を打ち砕く合材を開発したのだ。それが今使われている「透水性アスファルト」で、日本では合材メーカーがこのライセンスを取得、90年代後半から道路工事に使われる様になり、いつの間にか道路に水が溜まる事が無くなってしまったのだ。
この合材は石と砂の他に木工ボンドみたいなプラスチック系接着剤を混ぜる事で、アスファルトが砕石に「纏わりつく」ような状態になっている。キーマカレーみたいな状態だ。
で、それを転圧すると雷おこしみたいになって隙間が沢山出来る。ここから水が通ってしまうから水が溜まらないという仕組み。
で、実際施工されてみると水たまりが無くなるだけに留まらない利点だらけで、エポックメイキング、ゲームチェンジャー、革命的と言って差し支えないほどの特徴に満ちていたのだった。
車のタイヤには排水の為の溝が沢山刻まれている。なので舗装路を走るとこの溝の角が路面を叩く。
その為に車が走るとゴーッ、とかザーッというロードノイズが発生していた。この為に幹線道路の沿線はとても五月蠅かったのだ。
ところが透水性舗装では穴が沢山空いているからこの騒音が殆ど穴の中に吸収されてしまう。故に舗装工事が終わったら無音でビックリ!となったのだった。
路面が塗れると滑る。特に雨の降り始めは路面のホコリが濡れてグニャグニャになるので格段に滑りやすかった。
だから教習所でも免許の講習でも「雨の降り始めは特にスリップ注意」と口を酸っぱく言われていた。
ところが透水性舗装ではホコリなんて穴の中にすぐに落ちてしまうので全然スリップしない。
表面がごつごつした構造なのでタイヤのゴムがよく路面を掴み、そもそも雨じゃなくてもグリップ力がやたら高い。
雨が降ると路面の水が対向車のヘッドライトを反射して光りまくるので、車線のペイントなんか全然見えなかった。ドライバーは勘で走っていた。
だが透水性舗装ではゴツゴツ路面が光を乱反射させて照り返しが無い。
土の中というのは割と温度が一定。つまり夏は涼しく冬には暖かい。
その土の中への穴が沢山空いてるから夏の暑さがかなり抑制される。またその穴からは水蒸気が出ているので気化熱でも路面の温度を奪う。
普通のアスファルトは夏になると熱で緩んでしまっていた。緩んだ状態で重量車が停車するとその部分が凹んでしまう。だから交差点の停止線付近は轍だらけ。バイクなどはハンドルを取られて危なかった。
特に酷いのはバス停で、バスのタイヤ位置が4つ凹んでしまう。バスがその穴ぼこにハマって前後に揺らしながら脱出、とかが日常茶飯事だった。またその穴に水が溜まり、そこを車が通る時に水はね、バス停の人がびしょびしょなんて事も多かった。
透水性舗装は夏でも流動性が上がらないのでそんな悩みとも全てオサラバ。
なんつーか、それまでの悩みは何だったの?というくらいの優秀さなのだ。
路面に見えるのはアスファルトだけだが、舗装というのはその下の構造も含めて舗装なのだ。ここをきっちりやらないとあっというまに道路が破損してしまう。
まず、1m以上掘下げてまずは砂を入れる。この砂は川砂(公園の砂場の砂)じゃなくて土とブレンドされた黄土色のを使う。理由は川砂は高いから。
その上に45cmくらい砕石を入れる。その上の表面がアスファルトだ。
各資材はその都度締固めをする。この締固めマシーンはランマーっていうよ。
昔はやぐらを組んで巨大丸太を引き上げてから落として締固めしていた。この時にロープを巻く号令に因んで「ヨイトマケ」と呼ばれていたよ。美輪明宏の『ヨイトマケの唄』はこの時に唄われる歌を唄ったものだ。「かーちゃんの為ならエンヤコラ」のアレ。
このヨイトマケに人数が必要なのでオバさんもやっていた。つまり女性のドカタって珍しくなかったのだね。
こういう風に砕石や砂を入れておく理由は、道路が沈まない為だ。
もう一つは流水対策。八潮の事故に見るように、水の流れが出来ると土が持っていかれてしまい空洞が出来てしまう。
砕石を入れると水の流れが分散する。その上で砂にしみ込むように流れるから空洞が出来ないのだね。
透水性舗装では水がどんどん地下に浸みていくから、この砕石層を厚くしないといけない。なので合材代が高いだけじゃなくてその下の構築にもコストが掛かるのだ。
アスファルトの扱いは上で書いたようにシビアだ。それにトラックが黒く汚れる。
なので舗装は「合材班」がやるようになっている会社が多い。その班は同会社の別チームの場合と、下請けの会社がまるまる班という場合とがある。
学校でもあった班だが、実は班というのは旧帝国陸軍の組織を参考にしている。少人数集団で仕事する時に「兵隊時代のアレ」が参照されたってわけだ。
余談だが装備品の数チェックを「員数を当たる」という事もあって、こっちも陸軍由来だ。だがこっちの「員数」は頑なに使わない会社も多かった。
というのも、陸軍では始業時と終業時に装備品の数を必ず数えるのだが、ここで数が合わないと「天皇陛下よりお預かりした物を失くしただと!」と滅茶苦茶に殴られるのだ。
その為に数が合わないものを別の班から盗むというのが常態化していて、盗まれた班も盗み、その班もまた…とやっていてとても陰湿で理不尽で「員数」だけは口にしたくないという人が多かった為だ。
組織的には舗装工事専門のゼネコンがあってその下請けの会社が合材班として動いてるって感じか。その舗装ゼネコンはゼネコンの下に組み込まれてるのでサブコンち呼ばれている。
ビルなどの平たい屋上を陸屋根(ろくやね)と言うんだけど、この陸屋根もアスファルトで防水されているのだ。屋上はタイルやコンクリートに見えるが、それはアスファルトの保護層なのだ。
まず、コンクリの屋上にコールタールを塗る。そこにアスファルトを塗って、ファイバーシートを張り、またアスファルト、って感じで仕上げる。
この時、雨の排水桝の境界もアスファルトで埋めて、一滴たりとも漏れないようにする。
この工事はアスファルトの流動性上げる為にバーナーを使うし汚れるしでメチャきつい仕事だ。
アスファルト塗りが終わったら、スタイロフォームという発泡スチロールを敷き詰めていく。これは下の居室の断熱の為だ。
その上にコンクリートを流して完成だ。このコンクリートは押さえコンクリと呼ばれる。保護+重しだね。
ただ、アスファルトというのは経年でどんどん固くなってしまう。するとひび割れたりするし、地震で建物が歪むと、その歪みが元に戻ってもアスファルトが切れてしまう。すると雨漏りだ。
経年では15~20年でそうなるが、上にコンクリが被さっているからアスファルトの方は直せないね。
そこでコンクリの上からウレタンを被せて再度防水するのだ。屋上が緑や灰色なのはこのウレタンで防水し直したものだ。
ところで上の説明聞いて、「発泡スチロール+コンクリが被さっていたら水分が完全に抜けるのって無理じゃね?」と気が付いた人もいるかと思う。
その通りで、その上にウレタンを被せたらその水分は永遠に出て来れない。そして夏になると水蒸気になって体積が1000倍になり…となってしまうと水ぶくれみたいにぷくーっと膨らんでしまうのだ。見た事ある人もあるかと思う。
そこで予めエア抜きの煙突(脱気筒)を付けておくのだ。緑や灰色の屋上によくある煙突はこの為にあるのだね。
戦前のミシンなどの工業用品は黒が多いが、そう云うものの中には「ジャパニング」仕上げのものが多いのだ。
漆器では漆を使うが、工業でのジャパニングはアスファルトを使っていた。
具体的にはアスファルトをテレピン油(松脂の精油)で薄めて塗布する。場合によっては綺麗に仕上げる為に油絵用のメディウム(うすめ液)を混ぜる事もある。
ただ、このアスファルトは一般的な原油精製のやつじゃ上手くいかないのだ。石油が湧き出している所を油徴というのだけど、その中でアスファルトがぐつぐつと湧いている場所がある。そこで取れる「天然アスファルト」じゃないと無理なのだ。
新潟で油が湧きだして困ってるらしいので https://youtu.be/xPAfFJ--vQQ?si=4w3QgifqjSs8Y4UX
今度そこで天然アスファルトを採取して古いミシンのレストアをしてみたいなと考えているのだ。
あと、ジャパンは漆器なんだが、実際は日本の古い陶器の方がアンティークとして人気らしいのだ。
特に敗戦後SF条約締結までの製品には「made in occupiedjapan」(占領下日本)と表記されているので珍重されているらしい。(made in occupiedjapan:GHQが表記を義務付けた)
透水性舗装は水を地下に流してしまう。すると仮令水抜きをしっかりしていても高速道路の築堤などは大雨、長雨などで緩んでしまう危険もある。
ところがこれに最適なソリューションが開発されたのだ。
それはなんと、築堤の下の方を発泡スチロールで組んでしまうというもの。
あんなもので大丈夫なのか?と思うが、下の方は力が分散されるから大丈夫らしい。
それに地震に強いという利点も。土に振動を与えると密度が詰まって体積が小さくなる。このせいで路面が狂ったりするが発泡スチロールなら無問題。
発泡スチロールは軽い。という事は基礎に掛かる力も少ないって事で、自重で沈んでいくのを防止できる。
そして発泡スチロールの上に砕石層→アスファルトとすれば水で土が流れて陥没という事故も無くなるという算段。
現在道路は燃料税が中心になって維持されている。電気自動車勢は無税で道路走ってるわけで怪しからんですな。
もしEVシフトが進んでしまうと道路維持費の問題の他に、「アスファルトどうすんねん」問題が出てくるわけです。現在の燃料油取った余りみたいな扱いから、「アスファルトだけの為に原油精製する」となったらコスト爆上がりでしょう。
でも実際はEVシフトは然程進まないと思うけど。自家用車では進むだろうが、トラックやバスのディーゼルを置き換えるのは当分無理だと思われるので。
外国行った際には是非アスファルトにも注目して日本との違いを見て欲しい。水たまり、ロードノイズの差、照り返し、溶けて歪んだ路面のペイントなど。
この「発見」っつうのは口に出すときにカニのジェスチャー、つまりダブルクォーテーションマークが必要な、アメリカ大陸の「発見」みたいなもので、俺は3年前くらいから存在を認知していたけど、いけすかねえなと思って行っていなかったパン屋のよさに、今更ながら気付いたということだ
そのパン屋はこの田舎町のなかでもひときわ田舎の、偶然通りかかることが事実上不可能な場所にあり、また偶然通りかかったとして立ち寄ることはまずないくらい、看板も地味で、外観は普通の家に近く、奥まったところにある
東京から移住してきたわりと若い夫婦がやっていて、営業は週に2日だけ
公式サイトは白ベースで、洒落た感じの、句読点が多めでところどころ感じがひらかれた文章が載せられている そういうタイプの店だ
俺も移住者なんで全然文句言う筋合いはないんだけど、とはいえやっぱ移住者っつうか東京そのものが嫌いなので、ケッ!みたいな気持ちがあり、でもパン屋自体は好きだから行きてえなという気持ちはあり、しかし店は車でしか行けない場所にあって、俺はできるだけ車に乗りたくないので、うーん……と思いながらフォローもしてないインスタグラムでパンのラインナップをときどき見にいくくらいだった
店主の人柄を反映した洒落た感じの店なんだけど、売っているパンがオシャレパンか?というとそうでもない
ライ麦パン・スコーン・カンパーニュみたいな、ハード系というのか、小麦色のパン、素材系のパンが多くを占めていて、なんだろうな、ロマネスコと紫キャベツのマリネとスモークサーモンのフォカッチャサンド!みたいな、派手なものはほとんど売っていない
総じて、謎だった 気になる存在だった
で、この前の11月、職場の近くのカフェで出張販売をやってるっていうんで、意を決して昼休みに行ってみたわけですよ
ラインナップは出張販売だからそもそも少なくて、さらにいくつかは売り切れていて、残っていたクランベリーとチョコのカンパーニュとかドーナツとか、そういうものを買って食った
うまかった 滋味があった いいパン屋だなと素直に思った 他のものにも期待できるぞと思った
目玉商品らしいカルダモンロールとか、ちょうど焼きたてだったハニートーストとか、色々買ってみた
メチャクチャよかった
カルダモンロールってものを知らなかったし、カルダモンの匂い自体あんまりイメージがつかないくらいだったんだけど、もう買ってから車に戻るまでの間で「これがカルダモンか!」と思うくらいカルダモンが効いていた
焼きたてだったハニートーストは車で食べた すげえ堅焼きされていて、かつハチミツの粘度もあるから、もはや煎餅とかよりも全然硬かった でもこう、ハチミツの甘さと、それに負けないくらいの生地の旨みと、挟まれた柑橘の風味がマッチしており、非常にうまかった
全体的によかった すごくよかった
以降、といってもホント11月からとかだから2ヶ月程度なんだけど、隔週くらいで行っていた 週末の楽しみになっていた
店はいつ行っても他に客がいた
辺鄙な土地の中でもさらに辺鄙で、なんだろうな、逆に辺鄙を極めれば辺鄙さを求める人も訪れるけど、そこまで極まった辺鄙さでもなく、だからこそ逆に本当に辺鄙、そんな場所にあるのに、客が俺だけというシチュエーションになることはなかった やるじゃねえか、と思った 客が来ることには納得感があった うまいし、買ったものを持ち帰る道中、ずっと嬉しいと思えるような店だったから
そんで、ここからが本題なんですけど、なんかその店、移転するらしいんですよ
車で17分かかってた場所から、車で5分くらいのところに移転する 車っつうかもはや徒歩で行ける感じになる
地元民ですら全然認知してなかった場所から、幹線道路沿いの、業務スーパーの向かいみたいな場所に移る
もともとお洒落な店構えではあったけど、さらに輪をかけてお洒落な感じになりそうだ
しかし、前の店舗は、ほぼ民家みたいなところの扉を開けてはじめて洒落た店舗に入る感じだった
入りやすそうだ 目につきやすそうだ なんだろうこの店、おっパン屋さんなんだ、ちょっと寄ってみようかな、そういう流れが全然ありうる
そもそも、もともとあんな外れにあって、店があると分かっていても最初は入るのを躊躇うような感じだったのに、常に客がいるような店だったわけで、それが路面の分かりやすい場所で、内部が見えてウェルカムな感じになってしまったら、行列店になってもおかしくない
俺は職場であのパン屋の話をよくしていて、「好きですねえ」「ちょっと気にはなるけど、場所がなあ…」みたいな感じの扱いを受けていた
新店舗になったら行ってみようかな、と言っている人をすでに2人知っている
味は間違いない まあボリューム感に対して安くはない値段ではあるけど、そもそもそういうセコいことをいう気がなくなるくらいうまい、と俺は思っている パンが好きな人間なら間違いなく好きになるような店だと自信を持って言える
流行るじゃん……
正直、嫌なんですよね
そりゃまあ、こんないい店なのにGoogleレビューが10件しかついてないのはおかしい!と思ってたけども、しかし、常に行列みたいなことになってくると話が違ってくる
そりゃまあ30分でも待って買いたいパンではあるんだけど、でもなんつうかな、その行列に並んでる人間すべてが、あのパンの味を知っていて、それを求めて待っているということ、それが許せないですよね
俺が先に好きだったのにさあ!
とか言ってるけど、俺はファン歴3ヶ月とかなわけ
そこが悔しいというのもあるよね
俺はもう少しあの辺鄙店舗に通って、常連と言えるくらいになりたかったんだ
「並んでるやつひとつずつください」みたいな買い方を結構していたので、バリエーションはある程度抑えてるとは思うんだけど、そんなんじゃ全然足りねえ
朝イチに行ったときに後からきたご婦人は、鋭い目でラインナップを眺めたあと、2〜3のパンをササっと買っていたように思う そういう、ガチ常連になりたかったってことなんだ
これからの新しい店舗でわーっとファンが増えてさ、地域の名店みたいなポジションになっちゃってさ、職場で話を出したときに、「どこですかそれ」「そんな店あるの?」ってリアクションじゃなく、「あー、あそこいいですよね!」とかあるいは「ちょっと高くない?」みたいな、知ってて当然みたいなリアクションになっていくわけじゃん
それに耐えられないと思うんだ
知ってて当然じゃねえんだよ
パンが好きだからGoogleマップでベーカリを検索する、わざわざ車で20分かけて店まで行く、本当にここなのか?と不安になりながら玄関のドアをスライドさせる、そういうプロセスを踏んではじめてたどり着いたあの味をさあ、お前たちは業務スーパーにいくついでにフラッと立ち寄るくらいの感じで得ようとしてるわけじゃん
ドンドン得ていってくれ うまかろう そうなんですよ うまいんだ 贔屓にしてください
そういう感情はもちろんある
そりゃ好きな店が流行るのは嬉しい
しかし、やっぱこう、ね、あるじゃない
マイナーバンドがメジャーになったら嫌っていうのはあるじゃない
素直に喜べねえなあ、というのがやっぱ少しはあるんですよ
でもまあ、近くになるし嬉しい、というのもあるわけだ
なんなんですかねこれ
かなりよくある話だとは思っていて、きっと何か名前のついた感情なんじゃないかとも思う
その時は俺が通いまくって流行ってるのと同じくらいの売れ行きにしていきてえな
取り越し苦労だろうな 流行るだろう
流行るだろうか?
中心街から少し外れたところにある、ちょっと上品な住宅街みたいなところの、幹線道路に接しているような、いい感じの店に行きたい
光属性といいつつ、実際の色調が必ずしも白とか黄色とかの光っぽいものである必要はない
つまりはシャレていて、ガラス張りだったりして、明るくて、清潔な雰囲気があると嬉しいということ
業種としてはケーキ屋・ベーカリーあたりがメインで、あるいはイタリアンレストランなんかでも悪くはない その場合、イタリアン惣菜のテイクアウト販売をしていてほしい
普段あまり馴染みのないような、本格的で美味しいものを売っていてほしい
店名はカッコいい外国語であってほしい
ここらで具体的なイメージをあげてみる
https://tonarinoyj.jp/episode/2550689798287081413
店そのものの描写は意外と少なくて、商品のほうにフォーカスはあるんだけど、ロケーションとか店名とかは理想的だ
強いていうなら、野外に対して直接ショーケースのある完全な路面店ではなくて、ガラス張りで開放感はあるが販売自体は店内で行っている方が嬉しい
https://maps.app.goo.gl/xnZtQLUH67hsWjpf6
こうしてみると記憶より全然白くねえけど、なんだろうな、清潔感とかオシャレ感を総合的に鑑みたときに、属性として"光"か"無"か"闇"の三択でどれか?といったら、多くの人は"光"と答えるだろうと思う
こういうことなんですよね
https://maps.app.goo.gl/d36sYKdT9SGVJwk16?g_st=com.google.maps.preview.copy
これはストリートビューだと路面からの距離がありすぎてあんまり良さが伝わらない気がする
こういう、郊外…というより壬生川はシンプルに田舎な感じだけど、とにかく道が広くてゴミゴミしていない空間にある、明るいケーキ屋、そういうことですよ
グランメールはチェーンってわけでもないみたいだけど、個人店っぽい雰囲気もない
こういうところは入りやすいのも嬉しいですね
これまで行ったことのある店をいろいろ見てみたけど、意外とこの欲を正面から満たすような店は少なかった
つか、いろいろ注文つけてるけど、たぶんシャトレーゼでいいくらいなんだよな、実際
そういう店に行くのってどちらかというと気分がいい時が多いので、プラスの感情と体験が紐づけられてるというのもありそう 長時間残業のあとはこういう店は閉まってるし、落ち込んでるときにケーキ買いに行く元気はない
結局ケーキやパンを買いに行く元気がほしいという話だ!って側面はあると思う
昼下がりに行きてえんですよ
光属性の店でケーキとクッキーかなんか買って、植物園でクッキーだけ食う あるいは、植物園でしばらく過ごしたあとにケーキを買って帰る
そういうことをしたい それが人生に必要なコンポーネントである気がする
ただまあ、植物園は実際のところ数が少ないんで、諦めた方が良さそう となるとケーキ屋だけは人生の条件として死守する必要がでてくる
休日だ
やることがない
「休日は何してるんですか?」と尋問を受けた時、「基本は家に居ますね」とは言いたくない
アリバイ(自宅不在証明)を得るべく、美術館に行くことにした。徒歩で
ポケットに手を突っ込んで歩く
普段は幹線道路?沿いを散歩しているが、車の騒音で全くラジオが聞こえないので、
今日は2・3本奥の道を通ることにした。
キョロキョロしながら歩いていたので、獲物を物色する空き巣に見えたであろう
ラジオでは名も知らぬ男女が、特に重要でもなさそうな話をしている
大して面白いとは思わなかったが、ラジオなんてそんなもんだ、ということにして、そのまま聞き流す。
局を変えるのも面倒だし
坂道を上り、坂道を下り、何らかの無形文化財を説明する看板を通り過ぎる
そのあたりで道に迷っていることに気が付く
名も知らぬ公園を通り抜ける。レンタル自転車のステーションがあって便利そうだ
何故かステーションの隣に、誰かのママチャリが置いてある。公園に人の気配はない
近所の人が自転車置き場代わりに使ってるのだろうか どうでもいいけど
多分、あの先を進めば美術館にたどり着けるだろう。別に違ったら違ったで構わないので坂の方向に突き進む
当たった。もう知っている道だ。いつも繁盛している感のある中華料理屋を通り過ぎる。いつか行ってみたい
そのまま、この地域では有名らしいデザイナーだかアーティストだかの自宅兼アトリエ前を通り過ぎる
同僚がそのように言っていただけなので、どの程度有名なのかは知らない
美術館の隣にある大学の正門を通り過ぎ、さらに坂道を上り、美術館に到着。
そのまま入館しようかとも思ったが、若干疲れていたので近くのベンチで休むことにする
美術館の周辺は犬の散歩をしている人が多く、前に来たときはこのベンチも犬で賑わっていたが、
今日は犬の気配も人の気配もない。天気があまりよくないからかもしれない。残念だ
ラジオでは「つまらないプライドを捨てました」というメッセージが紹介されていた。どうでもいいな
入館料を支払い、企画展の展示に向かう
今回は、石崎光瑤なる人の、なんか鮮やかな花鳥画が観れるっぽい。予備知識は何もない
個人的には「若冲への憧れ」というコピーは、なんか「若冲の下位互換」みたいなネガティブな印象を受けるんだけど、どうなんだろう
まぁ若冲を全然知らないし、どうでもいいか・・・ と思ったら、美術館所蔵の若冲の作品も展示されるらしい へぇ
石崎さんは、富山の人らしい。昆虫が好きだったらしい。伊藤若冲の埋もれていた作品を見つけた人らしい。登山が好きだったらしい
流派の系図?みたいなのがあって、俵屋宗達とか尾形光琳が上の方に書いてあった気がする。へぇ
中々、花鳥画がでてこない。焦らすねぇ。昆虫の絵も図鑑並みに奇麗で見ごたえはあった
そんで、花鳥画。奇麗。
沢山あったけど、リーフレットにも載っている、白い孔雀の奴が良かった。
雄がめっちゃアピールしてるのに、雌がそっぽを向いている 切ない
後、カラスとタケノコの奴。画自体はもちろん、解説文に感情が乗ってて良かった。
あと、スズメとか、鶏とか、菊とかボタンとか、色々ありました。
それと、インド旅行だかのカラー写真で案内人のシカリーが一番目立ってたのが良かった
1点は工房の作品かも、と注釈されていたので実質1点なのかもしれない。
これだけ見ると、石崎さんの方が頑張ってると思うよ 胸を張って欲しい
せっかくなのでロダン館も観ていく。何度も観ていて飽きているので、もはやウォーキングの延長として雑に通り過ぎていく
ロダン館をぐるりと一周し、出口に向かう。売店では「燦雨」の屏風のミニチュアが、「買う人いるのか?」くらいの結構なお値段で売っていた
お腹が空いた。たい焼きを食べようかという誘惑に駆られるが、もう夕方なのでやめておく
何が言いたいのかというと、鳥は観ても食べても良いよね、という話。