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はてなキーワード:平穏とは

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2025-10-26

anond:20251026204256

女性はわからないけど、男性ほとんどが一生童貞じゃないか

防衛大学卒業しても将にならなかったら99%ホームレス生活保護だし、童貞セックスがって言ってる余裕ないと思う

日本若者未来を潰し、アジアの人々の平穏と命を脅かす自衛隊は即刻解体すべき

Permalink |記事への反応(0) | 20:45

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2025-10-25

暇空茜、勝訴。2025年10月25日

https://i.imgur.com/z8joads.jpeg

5ちゃんねるニュース速報板のcolabo叩きスレにて、鹿目まどかAAを貼りながら「暇空(略)に特攻したい」と書き込んだ者がひっそりと訴えられて負けていた

投稿者には16万5千円の支払命令が出た

有識者による解説

9:名無しさんお腹いっぱい。 (ワッチョイ dff9-by1+ [240b:c010:651:d896:*]):2025/10/25(土)17:57:14.76ID:gYaAuHqg0

平穏生活侵害が認められたので

暇空勝訴と言ってよいでしょう

.

請求

平穏生活侵害100万

開示に要した費用44万(実費)

弁護士費用14万4千円(実費ではなく請求の1割)

計158万4千円

.

判決

平穏生活侵害10

開示に要した費用44万を損害として5万

弁護士費用1万5千(認容額の1割が通例)

計16万5千円

.

訴訟費用原告9、被告1の割合負担

Permalink |記事への反応(1) | 23:51

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2025-10-24

イーブイをエーブイと呼ぶ男』は、養子として迎えられた家庭で健やかに成長した。

養父母は温厚で、家の中はおおむね平穏が保たれていた。

彼は娘に惹かれていたが、次第に娘も、彼に対して男性としての好意を抱くようになった。

Permalink |記事への反応(0) | 10:36

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2025-10-22

自国外国国旗の扱いの差に保護法益を持ち出すのはどうなの?

国旗損壊罪の話で思ったんだけどさ。

外国国旗を焼くのが違法なのに、自国国旗を焼いても良いという理由として、「外国国章損壊罪には国際的な友好関係外交関係平穏という保護法益」を挙げる人がいるが、これはかなりどうかと思うんだよな。

外国国章損壊罪の保護法益を認めている人は少なくとも「国旗を焼くことが国際関係破壊するレベルの壮絶の侮辱行為である」ということを認めていると思うのだが、なら保護法益がない自国国旗なら焼いても良いというのは「国益を損なわないならどんな侮辱行為をしてもOKでーすww!!」って言ってるのと同じじゃない?

「その行為侮辱である」かつ「損が発生しないならその行為は行っても良い」と言っているわけだからさ。

ハッキリ言ってドクズの発想じゃん。

……いやまあ、倫理ではなく実利で言えば、自国国旗外国国旗で扱いを変えるのも、分からないとは言えないけどね。

俺も国旗損壊罪なんて作って表現の自由を狭めて全体主義の機運を作るような真似は嫌だなって思うし、でもだからと言って、外国国章損壊罪を放棄してどっかのヘイター無意味他国国旗を焼いたりで外交的な損失が生まれても困るところだし。

現実的な落としどころとしては現状維持が正しいんだろうなとは思う。

ただ一方でいくら実利があるからって倫理矛盾にもろ手を挙げて賛成はしたくないというか。

国旗を焼くことは国に対する抗議の自由であるという意見もあるが、なら非人道的行為をする侵略国家国旗を焼いて彼等を批判するのはアカンのか? って話になる。

自国国旗を焼くのは自己批判からアリと言う人もいるが、百歩譲って己と国とも同一視したキツめの愛国全体主義者がそれを言うなら筋は通っていると思うが、俺達はてなーに多いような普段から国は国・個人個人って態度を取ってるタイプ人間がそれを言うのは、都合の良い時だけ国と自分を同一視して卑劣だよねって思う。

全然"自己"批判じゃないじゃん、「俺は嫌な思いしないから、国旗に深く愛着を持っている人が傷付いても知らねーよバーカ!」ってのが本年でしょって感じ。

やっぱり倫理に筋を通すなら、自国国旗他国国旗も同様に扱うべきだと思うんだよな。

「燃やして良い」にせよ、「燃やすべきでない」にせよ。

個人的には法的なレベルでは前者であるべきなのではないかと思う)

Permalink |記事への反応(1) | 14:48

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2025-10-21

アホな為政者権力者にとっては、被支配者がアホなほうが都合がいい。

考えない人ほど、扱いやすいからね。

からアホな支持者をせっせと増やすわけよ。

物事単純化して、敵を作ってやればいい。

アホは考えない。考えられない。

から「悪」と「味方」だけの単純な世界安心する。

理解できないものを叩けば、心の平穏が保てるんだから、そりゃ気持ちいいよね。


しかも今はSNSという最高のエコーチェンバー製造機がある。

AIまで使いやすくなっているから、もうアホ量産システム完成ですよ。

収益化までできちゃうんだから一石二鳥どころか金の卵よ。ウハウハですわ。

でもね、アホとひとくくりに言っても、みんなが最初からそうなわけじゃない。

日々の生活に追われて、考える時間も心の余裕もなく思考力を削がれて、気づけば流される側に回ってる人も多い。

そういう社会の仕組みそのものが、為政者にとっての理想形なんだろう。

でもアホを増やしすぎると制御不能になる。そのうち暴徒化革命コース

日本でそこまで行くかは知らんけどね。

Permalink |記事への反応(1) | 13:30

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2025-10-20

新参者余所者なんて歓迎したくないに決まってる、ルールを壊し、自分を気遣うように言う害悪から

因習村?結構風習平穏を崩されるくらいなら、因習村でいい!

こちとら、お前たちを松明と農具片手に囲んでやる気概だよ!

Permalink |記事への反応(0) | 12:13

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anond:20251018145000

わかる。「それは性的魅力以外にメリットがない。ヤレないなら価値がないからわざわざ付き合わない」とか言う人いるけどさ、セックス以外で一緒にいる価値はないみたいな思考から男同士でもすぐ上下つけてうまくいかないしセルフケアもできないんじゃないの?って思う。ただ一緒にいるだけでほっこりする関係性のすばらしさがわからないで生きてるなんて本当男性って気の毒だよね。幼いころから競争社会に組み込まれてそこから抜け出せない。取り込まれなかった人だけが女性フラットでいい関係を築けてる。その方が平穏なのにね。付き合っているというだけで「ボクの欲求を満たしてくれない女なんて!こんなに辛いのに!させてよ!」ってどう考えても幼児みたいで気持ちが悪い。

Permalink |記事への反応(1) | 09:34

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2025-10-17

「平素は弊社を」から始めて語頭の「ヘイ」の音で韻を踏みつつ、最終的に "Hey!Hey!" みたいにノリノリになるビジネス文章作成して。

ChatGPT: 以下の例文が条件を満たす。

件名: 平素は弊社をご愛顧いただき誠にありがとうございます

平素は弊社への平穏なご支援、平謝りしたくなるほどのご愛顧、平伏の念に堪えません。

このたびは新サービス「HEInnovation(ヘイノベーション)」を発表いたします。

変化を恐れず、平常を破り、平衡を超えて、未来へ“Hey!”と飛び出します。

皆さまの“Hey!”に応える“Hey!”を。

さあ、ご一緒に――Hey!Hey!

要点:

語頭「ヘイ(平)」で韻を連続

冒頭は定型ビジネス敬語

終盤でノリを高めて “Hey!Hey!” に着地。

トーンをよりフォーマルカジュアルどちらに寄せるか指定すれば再調整可能。どちらに寄せるか。


うーん、いまいち

Permalink |記事への反応(0) | 20:05

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2025-10-10

昇進目指すべきか、否か

自分(会社員)、妻(専業主婦)、子供1人(新生児)。

いまのところ食うに困ってはいない。年収600万。残業は月5時間程度。

年次的にはひとつ上のランクに昇進してもおかしくないが、弊社はひとつ上のランクから労働強度がかなり上がる。端的にいうとストレスのかかる困難な仕事を任されるようになる。ベース年収は750万になる。ここに労働強度の高い仕事として必然的に膨らむ残業代が乗るから、850万程度になる。

いま昇進を目指して頑張るべきなのか。不安なことは、労働強度に耐えられず心身いずれか壊すこと。以前に仕事関連の問題精神疾患をやったことがある。仕事ができなくても、贅沢を望まなければ平穏生活を送れるいまを維持したほうがいいんだろうか。

Permalink |記事への反応(3) | 22:34

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2025-10-09

居酒屋に来てほしくない人

はてな民愚痴を聞いてほしい。本日午前に有給を取って書き上げた。

自分40代後半。小売の仕事をしてて、ホームセンター系だ。仕事帰りに居酒屋に寄ることがある。

お店の名前はここで出すわけにはいかない。昔のドラマに出ていた、北のメジロ仮称。以下メジロ)としよう。

看板暖簾)には可愛らしいイラストが描いてある。カウンターテーブルと座敷がある、こじんまりとした店だ。

常連客もだいたい同じ顔ぶれで、マスターは騒がしくて、男女の店員が数人いる。年代バラバラだ。若い子が多いような気はしてる。

メジロは、俺にとっての「逃げ場所」だった。国道沿いの高架下にある。寂れた飲み屋街のすみっコ。

ホームセンター仕事で鉄筋とかワイヤーメッシュを陳列する作業疲れたり、自転車を早く直したい我儘客に付き合ったり、役場見積り入札で惜しくも敗北して店長にネチネチ言われたり……ラジバンダリ。そんな、家に帰りたくない気分の時にフラッと立ち寄るのだ。

気の置けない常連客とくだらない話をして、店員さんと少しおしゃべりをしてさ。1人で静かに焼酎ソーダ割りで飲む。梅干しを入れるのだが、なんとも安っぽい梅干し場末雰囲気を出している。

そんな時間が、俺の心の平穏を保ってくれてた。ここ数年間は。コロナ禍が落ち着いた頃に発掘したお店だった。

最近、そのメジロに(悪い意味で)気に食わない男がいる。

常連ではないんだろうが、お店に行くと3回に1回くらいいる。そいつが店にいると、なんだか落ち着かない。

俺はそいつを、心の中で「東大」と呼んでる。なぜなら、一度だけ店員さんとの会話で「大学どこですか?」「東大です」と言ってるのを聞いたからだ。「誰にも話さないなら」と留保を付けてたけど、俺がいるのは見えてなかったのかとイラときた。

普段そいつ作業服で来てることが多い。道路を作る、測量とかの仕事をしていると。

たまに私服で来ることもある。金曜日土曜日が多い。白っぽい見た目だ。

年齢は30代くらい?いや、顔のしわを見ると、もっと上かもしれない。全体的に純朴そうで若く見える。

そいつ気持ちいくらウォッチしてると思う。でも、それくらい視界に入るレベルで嫌な奴なのだ

そんな東大卒が、女の店員の気を引いている。

ある夜だった。俺はカウンターの隅で1人、焼酎を飲んでいた。東大卒は、俺の数席だけ隣に座っていた。すると、店で一番愛嬌のある若い店員さんが東大の隣に立って、楽しそうに話していた。

個人情報別にいいよ。減るものでもないだろ(減るものだろ、というツッコミはなしで)。

「測量のシゴトってすごいですねー」

「私は直接しないんですよ。測量士ではあるんですけど、民間企業委託するんです。仕様書図面を作って」

「難しそう」

経験がなくても、勉強すれば誰でも……」

他愛のない会話が聞こえてくると、内心イライラする。

そしてある時、見てはいけないものを見てしまった。

その女子店員が、東大の注文を聞いてる時に、自分身体ピタッとくっつけていた。まるで、ヤツに甘えるように。

わずグラスを握りしめたよ。うす暗い感情が胸の奥からジワッと出てきて。悔しいような、むなしいような気分だった。

少し前に流行った増田で言うと、あの時の俺の表情はメイジバピラスみたいだった。ふしぎなぼうしを所持していればよかったのに。

別に、あの若い店員恋愛感情があるわけじゃない。あの子は誰にでも優しい。俺にも優しく話しかけてくれる。でも、あの男と話す時は、いつも以上に楽しそうに見える。

他の常連客もそうだ。いつも俺と他愛のない話で盛り上がる気のいい兄ちゃんや、物知りな年配の男性も、東大が来るとそいつ意識している。隣になった人は、なぜか彼と話をしたがる。

先々月だと、「最近ドローンレーザー距離を測るんですよ」「なるほどー」みたいな会話があった。ドローンだって?ウチのホームセンターでも売ってるよ。俺の月収の半分くらいするけどな。測量用のドローンだったら、きっと50万くらいはするんだろうな。

結局のところ、俺は悔しいんだと思う。このままでは俺の居場所がなくなるかもしれない。けっこう常連のつもりだったんだけど。

いや、メジロは元から俺だけの居場所じゃない。それは分かってる。でも、俺の心の拠り所があの男に奪われていくような気がして、たまらなく嫌だ。

あの男が嫌いなわけじゃない。むしろ羨ましい。東大卒で、頭も良くて、きっと仕事もできるんだろう。約98%の確率で、俺よりも年収が高い。

だったらさ!わざわざこんな場末居酒屋に来る必要はないだろう。

スナックとか、ラウンジとか、もっと綺麗な店でホステスと楽しく飲めばいいじゃないか。どうして、こんなカウンターの狭い、常連客ばかりの居酒屋を選ぶんだ?

この居酒屋はさ、俺みたいな平凡な40代おっさんでも、少しだけ特別になれるような場所なのだ。それが、俺にとってのメジロだった。しか東大は、そんな俺の特別場所を悪気もなく侵食してる。

奴はきっと自覚がないのだ。だから無邪気に笑いながら、マスターバカ話をして、男女の店員と話して、さらに他の客と話している。その無自覚さが、俺をより一層イライラさせる。

明日メジロに行こうと思う。仕事が忙しい日なので、きっといい感じに肉体が疲労している。梅酒ソーダがきっとおいしいはずだ。

もし、あそこにあの男がいたら、俺からは何も話さない。黙って酒を飲むだけだ。でも、ひどくないかあいつ。自分とは場違い環境に来てさ、俺みたいな平凡人の居場所を掻っ攫っていくんだぞ。ひどすぎるだろ。

申し訳ないけど、ああいう男に居酒屋に来てほしくない。頼むからさ、お金持ってるんなら、ほかの高い居酒屋とか、女の子接待するお店に行ってくれよ。そう願うことしかできない。

あそこは俺にとっての大事な居場所だった。それだけである

最後に。俺の気持ち読んでくれてありがとう

Permalink |記事への反応(15) | 12:59

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2025-10-08

雑誌LEONってあるじゃん

ちょいちょいワルおやじ写真がずーっと表紙のヤツ。

あの人ずーっとやってるって事は、

特に不祥事もなく平穏にやってるってことで、

それなら、あの人って相当いい人ってこと?

Permalink |記事への反応(1) | 10:04

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2025-10-04

進化論否定論者が多い理由

アメリカでは進化論を信じない人たちが半分近くいる存在する。

科学大国とか言いながら、創造主が6日で世界を作ったと本気で信じられている。

科学信奉者から見てそれを笑うのは簡単だ。

だが進化論的に見ればそれはむしろ理にかなっているのかもしれない。

まり、信じないほうが生き延びるのに有利だったということだ。

人間の脳は「真実を求める装置」ではなく「うまく錯覚して安心する装置」として進化してきた。

狩猟採集時代から真実よりも物語を信じたほうが集団に馴染めた。異端意見を口にするよりみんなで焚き火の前で神話を語るほうが安全だった。

進化論を信じるような性格人間はだいたい(お前らのような)焚き火の輪から外れていたタイプだ。寒い夜に孤独死する側の人間だ。

そんな遺伝子が子孫を残せなかったとしてもなんの不思議もない。

進化は「真実を知る能力」には興味がない。「子どもを残す能力」にしか関心がない。

宗教集団のほうが出生率が高いのはデータでも明らかだ。

まり進化的には「進化論を信じない遺伝子」のほうがよく働いているということになる。

科学思考を重視するほど少子化に向かうのも偶然ではない。

ダーウィンを信じた人たちがダーウィン的に淘汰されている。これほど美しい自己証明はなかなかない。

人類全体で見ると進化論否定こそが最も進化的に正しい行動なのかもしれない。

知的誠実さなんて食えないもんより、心の平穏コミュニティの結束のほうが(遺伝子の)生存率を高める。

そう考えると「アメリカ進化論を信じない人が多い」というニュースを見るたびにただ静かに納得してしまう。

これこそ自然淘汰勝利だ、と。

Permalink |記事への反応(1) | 22:44

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anond:20251003193103

死ぬ権利安楽死自由選択できるようになって欲しいな。事前に、弁護士医師のもとで。

認知症や身動きが取れなくなったら、私は平穏な内に自分人生を閉じたい。

姥捨て山でも、社会保険に乗っかって若者人生を浪費しながらでも無く、薬1つで安らかに永遠に眠るのが人権だと思う

Permalink |記事への反応(1) | 05:02

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2025-10-01

昔あそんでて落ち着いた人と付き合うべきって言うけど

昔遊んでて、遊びに疲れて(嫌になって)女の子1人と結婚前提で付き合ったんだけど

かに心の平穏は得られたし3年経っても楽しい

でも最近遊びたい欲が出て抑えられない

セックス性愛は、彼女との愛情とは別のコンテンツなんだわ

若くて新しい女の子とドキドキしながらホテル入って貪りつく瞬間がフラッシュバックする、無性にセックスしたくなる

それで彼女失いたくないからしないけど

そもそも昔遊んでて落ち着いた人ってなんだ?

コカインやって落ち着いた人と同じくらい意味不明

人間の根源的欲求、これがなきゃ人口維持できないから許されてるけど中毒性のあるドラッグやろ

容量が足りない

Permalink |記事への反応(0) | 09:45

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2025-09-29

anond:20250928215122

私の生まれ育った家も比較的似たようなもんなので私の考えを書いてもいいかな。

私は、この日記で言うと嫁の立場にあたる。

私が生まれ育った家庭は機能不全。兄弟が1人いるが、中学から不登校。多分調べればなんらかの障害があって、そして父の存在感が薄い。母は精神障害。ふふ、同じだね。こんな家庭は実はそれなりにいるんだと思う。

 

日記には父の存在がなかったように感じるが、存在しないのと存在感がないのは心を病む要因としてそんなに大差ないのでまあどっちでもいい。

 

私は「夫婦でどうにかしようとするのはもう諦めよう」が一番手っ取り早いと思う。あなた義理旦那さんの立場でしょ。生まれた時からその環境に身を置いてる人とは耐性も価値観も「どうにかできるだろう」の希望も全部異なる。お兄さん40代でしょ?40年変えられなかったものはもう無理だよ。ここからまた40年かけりゃ変わるかもしれないけど。

 

そもそも、親や家族に変える力がないから40年もそうなってる。親はどっぷり共依存だし、奥さんもまたそこに鎖で繋がれてる感じ。

私は20代の頃に家族がしんどくて鬱病みたいになって、(これとは別に摂食障害も長年患ってた)このままではこの家に飲まれると思って一大決心して家を出た。新幹線にのらないと行き来できない程度の物理距離を取ってある程度精神を切り離した。うちは貧乏なので簡単にはうちに逃げてこられない。私も簡単には帰れない。そうしなかったら、私はあのままあの家に飲まれて母と同じように精神を病んでたと思う。今よりさらに離れるのはオススメ

子どもを殺してくださいという親たち」という漫画を読んだことはある?あれはなんか参考になるかも。面白いのは、何か救いの方法が描いてると思えば、あの厳選された漫画ネタですらまるで解決に至ってない事例がそこそこある。世の中そんなもんだ。諦めよう。

 

うちは兄弟はまだマシで最近フリーターとして働けているけど、それもいつまで持つか。ふとした拍子に暴れるし自殺未遂するし、殴られたり、包丁を向けられたことなんか何回もある。外出先でも見境がないのも同じ。

アイツらは自分の都合が悪くなれば母を脅して、母の気持ち自分の思い通りにコントロールして自分の心の平穏を保ってる。最悪なやつだ。

コイツを〇〇してやる」と思って、自分暴言かによって相手自分の思う通りの反応をしたら気持ちいいでしょ?アイツらは他に思い通りになることなんか世の中にないから、母親自分の思う通りに傷つけて支配して心の平穏を保ってるんだよ。んで母親ってのはハイハイ必死に言うこと聞くの。世の中の誰もそんなふうに動いてくれないのに。それが気持ちいいんだろうね。歪んでんの。そんで、それを見て育った兄弟はなんとか改善したいと思うけどどーにもなんないの。親にその気がない限り。

 

どっちも親子なはずなんだけど、手のかかる方の子を親ってのは気にしちゃうんだよね。私は何度も言われたよ「あなた大丈夫だけどあの子は」って。「この子を殺して私も死ぬ!」とか何度もやってたよ。母にとって問題ない方の兄弟子は「我が子」よりも「一緒に問題を抱える同志」って感じなんじゃないかな。

 

そんな感じなので私は家族ではなく私を変えることにしたの。「それでお母さんが死んでも心を病んでも、それがお母さんが選んだ道だから」「兄弟が死んだらそれがそいつ寿命」って。私のお母さんは幸せより不幸が好きなんだって。昔読んだ漫画にそんなセリフがあって、あの漫画に私は人生を救われたの。ああ、この人たちは不幸なこの環境が居心地いいんだって

 

こーゆーご家庭のお母さんはね、引きこもる家族に自立を促すために殴られたり暴言を吐かれたりするくらいなら、今まで通りでいいの。変えようとする方がしんどいから

あなたも、あなた奥さんもそれに付き合う必要はない。私だって何度も母を幸せにしてあげたいと思ったけど、何をどう頑張ったってずっと母は不幸そう。不幸に慣れてんの。それが奥さんや私のお母さんなの。

救ってあげたいけど、諦めないと共に沼に沈むだけ。兄を引き受ける気がないならお母さんも諦めるしかない。知恵の輪みたいにがんじがらめにくっついてんだから。40年かけてぐちゃぐちゃになった知恵の輪を数年とかでほどけるわけない。よほど経験値のある実力者なら知らないけどね。でもそんな人は行政支援かにもいない。もっと高度な問題解決する仕事従事してるんだと思う。

 

ごめんね。自分自分家族投影しながら書き殴ってるから伝わってないところとか、あなた事情を汲んでない自分語りになって申し訳ない。でも、重ねて言うけど、お母さんと兄を別に考えてどうにかしようと思うなら諦めた方がいい。

あの人たちもう同じだからひとつになってるから

 

奥さん、もうあなたは十分悩んだでしょ。そして知ってるでしょ。お母さんはお兄ちゃんを変える力も更生する力もないくせに、親の愛だけでどうにかしようとしてどんどん深みにハマってるって。まずはあなた家族と心を切りはなして、別世帯人間として、できる親孝行をしてあげたらいいよ。苦しいかもしれないけど、私はそうすることで摂食障害も鬱もぜーんぶ改善したし家族負担が減ったことで心が楽になって結婚もできた。

 

車に乗せてお出かけしたりしてね。そーゆー時間もあるんだよね。でもね、変わらないんだろうなって諦めの心を持って、旦那さんと2人で幸せになりな。

 

私の母は、今はもう「どうして私は人生のあの時あんなことをしてしまったんだろう」ってほぼ24時間何かを後悔しながら精神薬を飲んで暮らしてる。私は母を幸せにしてあげたかった。「兄弟とお父さんさえいなければ」ってずっと思ってた。でも、お母さんは文句言いながらも兄弟とお父さんを人生から手放さなかった。それが母の人生。私は違う、私は私でよそで幸せになります

ごめんね自分語りをして。

しかし驚くことに私は家族とは仲良しだと周りに思われてるし実際に親とは仲良しだよ。よく2人でお出かけしたりランチに行ったりしてる。まったく話に出てこなかった父とも積年の恨みなんか忘れたようによく話す。兄弟とは話してないが、帰省しょっちゅうしてるよ。一緒にテレビ観たりして過ごすし、人前では何にもないかのように家族の話もしてる。問題根本解決とさえ向き合わなければこんな時間も手に入る。これは離れて半分見捨ててるからこそできることで、逆になんとかしたいと思ってたら絶対叶わない。

 

あと、これは憶測だけどもし実家がそれなりの財産になるようならそれも諦めた方がいい。諦め料、縁切り料としては安い方だと思う。

これはあくまで私の意見。ごめんね長々と。誰か、このなんとかしたいと思ってる夫婦を助ける術を知ってたらぜひ教えてあげて欲しい。

 

 

Permalink |記事への反応(6) | 19:08

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2025-09-28

実際のところ、パトレイバー後藤隊長みたいな人の部下になったらシンドいだけだと思うぞ。

パトレイバー後藤隊長って、アニメで見てる分には「かっこいい!」とか思うけど、実際に部下になったら絶対に病むと思う。マジで

常に上司の腹を探らないといけない職場とか地獄

この人、何考えてるか全然からないじゃん?形だけは組織従順なフリしてるけど、裏には絶対個人的な野望があって、それを達成するために部下を駒として使ってる。

しかもそれが「正義のため」とか大義名分つけてくるから始末が悪い。

普通会社員なら、上司の指示は素直に聞くのが当たり前でしょ?

でも後藤隊長の下だと、「この指示の裏に何があるんだろう?」って毎回疑心暗鬼になる。

そんな職場で働きたくない。

非主流派上司についた時点で出世コース終了

あと、後藤隊長って明らかに警視庁の非主流派じゃん?

こういう上司の下についちゃったら、もう出世は諦めるしかない。

真面目に働いても、本庁からは「あいつは後藤派だから」って色眼鏡で見られる。

キャリア考えたら、絶対に主流派上司についた方がいいに決まってる。

後藤隊長がどんなに有能でも、組織の中では異端なんだよ。

特車二課の連中は最初から後藤隊長と相性が良いだけ

野明とか太田とか、みんな「正義の味方志向」が強いから、結果的後藤隊長とウマが合ってるだけ。

でも普通サラリーマンは違う。安定した給料もらって、平穏に過ごしたいのが本音でしょ?

市民のために!」「正義のために!」とか言われても、「いや、俺は家族を養うために働いてるんだよ…」って思っちゃう

現実後藤隊長がいる職場実態

実際に後藤隊長みたいな上司の下で働いたら

こんな職場絶対にイヤだ。

アニメ漫画から美化されてるけど、リアルにいたら典型的な「ヤバい上司」だよ。

みんなも冷静に考えてみろって。後藤隊長の部下になりたいか?俺は絶対にゴメンだ。

普通に指示が明確で、組織の中でちゃんと力を持ってて、部下の出世も考えてくれる上司の方が100倍マシ。

後藤隊長創作の中だけで十分だ。

Permalink |記事への反応(1) | 14:18

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2025-09-27

アラフォー独身男で人付き合い苦手だけど今のところ幸せに生きてる

まず前提として結婚子育て本能として幸福を感じるようにできてるからやり得である友達作りなんかもそうだろう。


で、自分の話。

自分現在40代だが結婚どころか彼女いたこともないし友達もいない。学生時代の友人とは社会人になってから疎遠になり全ての関係自然消滅した。典型的コミュニケーションが苦手な人間である


人と何を話せばいいのか分からない。5分以上の雑談が続かないのだ。

もちろん努力して話題を仕込むことはできるだろう。でもその努力がひどく億劫に感じてしまう。端的に言って他人にあまり興味がなく非常に怠惰なのだ


ただ2〜3分の当たり障りのない会話はできるので会社特に困ってはいない。

しろ話すこと自体は好きかもしれない。明確な話題さえあればいくらでも喋れる。


その話題というのが自分にとっては仕事だ。

仕事の話なら無限にできる。仕事というもの解決すべき課題の宝庫で、それについて話しているだけで時間が過ぎる。今抱えているタスクだけでもチケットになっているものが直近のリリースだけで10個以上、期限未定や解決方法不明ものまで含めればおそらく100個は超える。これらについて議論するだけで数百時間は余裕で潰せるだろう。こういう話をするのは正直かなり好きだ。

まり自分仕事が好きなんだと思う。


趣味もある。ゲームアニメ漫画が好きだ。

でもこれらについて誰かと話したいとは全く思わない。恥ずかしいとかではなく単純に語りたいことが何もないのだ。感想を誰かに伝えたいとかSNSに書きたいという欲求もない。

これは多分仕事ほど趣味真剣に取り組んでいないからだろう。自分ごととして解決すべき課題ではないからかもしれない。


さてこんな自分幸せかどうか。

将来のことは分からないが少なくとも今は幸せだと言える。


人には得手不得手がある。多くの人が当たり前に手に入れられるもの自分は手にすることができない。それはもう仕方がないことなのだと納得できるようになった。聞こえはいいが要するに諦めたのだ。

例えば自分にとって結婚恋人作りは途方もない努力必要とする。でも友達作りなんてその気になれば1日もかからずできるだろう。それすらやらないのだから自分はもうそういう特性なのだと受け入れるしかない。


ただ、大きな幸せは手に入らなくても日常の小さな幸せは感じられている。

天気のいい昼下がりに仕事を抜け出して(フルリモートから可能なのだ)、ランチピークが過ぎたフードコート散歩がてら向かうとき

土砂降りの雨音をBGMに部屋で没入感の高い新作RPGプレイしているとき

こういう瞬間に幸せだなあと思う。


もう働かなくてもいいだけの資産があるというのも精神的な余裕に繋がっているのかもしれない。全くお金を使わないので貯まる一方だ。仕事は好きだから辞める気はないけれど。


趣味に飽きたらどうするんだという問題もあまり心配していない。

これまで飽きては戻るというのを5、6回は繰り返してきたからだ。ゲームに飽きたらアニメ漫画へ、それに飽きたらまたゲームへというサイクルが多い。だから特定の数年間流行ったアニメを全く知らないなんてこともある。少し前は全部に飽きてひたすらVtuberを観ていた時期もあった。


自分の好きな言葉幸せはどこにあるのか?という問いへの「幸せは頭の中にしか存在しない」という答えがある。

どういう文脈言葉だったかは忘れてしまったが幸せとは他人との比較ではなく自分自身の感じ方次第なのだ解釈している。

から自分は今のところ幸せだと言える。


もちろん将来は分からない。でもそれは誰だって同じだろう。不安のない人間なんていない。自分不安を減らすために「将来のためにやりたくないことも頑張って努力する」ということが絶対にできない人間なのでこれはある程度受け入れるしかない。


ただ「他人比較しない」というのは言うは易く行うは非常に難しい。

自分がそれを辛うじて実践できているのは単純に比較対象となる他者との接点が極端に少ないからだ。


先日どうしても断れない飲み会に7、8年ぶりに出席した。当然のように参加者は全員結婚しているか恋人がいた。話題の大半はパートナーとどう過ごしているかという話で正直かなり厳しい時間を過ごした。

参加者たちは皆いい人たちで会自体有意義だった。しかし同時に「他人比較しない」という信条いかに脆いものかを痛感する機会にもなった。


今回これを書いたのは自分の感じているこの幸せが実はとても脆弱ものだということを改めて肝に銘じておきたかたからだ。気を抜けばこの心の平穏簡単に瓦解してしまうだろう。

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2025-09-24

日記

変なのに懐かれていた。

私より長くその界隈にいるらしいが、某サイト初心者のようでまだ他人との距離感がわかっていないようだった。

よく相互シェアで流れてくることがあったが、私はこのプラットフォームでは子供とは仲良くならないように努めていた。

暫くした後、よく投稿が流れてくるようになったのでフォロバ検討していた時に性格が合うか投稿を覗いてみたら「あの人はフォロバしているのに、どうして自分には返してくれないのか」と公にしていた。

自意識過剰なので、すぐに私のことだと勘繰りフォロバをするのをやめた。こういう人間は離れる時に面倒なのはわかっていた...というのも私も過去に同じタイプ人間積極的に好きな創作者と関わりたがっていたからだ。

その時いろいろやらかして、アカウント転生もたくさんして、色々な人との交流を絶つことになった。

結果として何も考えずに色々と投稿できるようになったが、正直他人と接するのがもっと億劫になった。

話を戻すが、私は好きな雰囲気の人や作風の人をフォローしたい。

同じジャンル者だからと言って、自分投稿に何度も乗っかってきて絵を見せてくるような人と交流するのは疲弊する。私は成人しているが、子供の「見て見て」にいちいち構ってあげられるほど大人ではない。

その際にはいつか近い将来、私は垢消し転生逃げ生活をしているだろう。

まあその人と話しているのは私の相互で、その人と交流しているのは相互自由であるので私はいつも通り通知に出てくるその人に目を向けないよう過ごしていた。

しかし、ある日不幸にも別の相互がその人について言及しているのが目に入ってしまった。

それはその人が鍵垢で名差し暴言投稿をしている画像であった。

何故名指しされている本人がその画像を持っているのかは疑問に思ったが、フォロワーがいる鍵アカウントでとんでもない暴言を吐いているのを見て一気に印象が下がってしまった。

いずれ、この人と関わりがある私にも矛先が向かうのではないか、その前にも私に対して何かを言っているのではないかと思うようになった。

もちろん、その画像投稿した相互には他人の鍵垢の投稿晒すのはどうかとお気持ちを伝えたが、見てしまたからには私も心穏やかに過ごすことができない。

その人はジャンル内の海外勢と揉めている真っ只中で、海外勢に対する偏見暴言愚痴オンパレード阿鼻叫喚であった。

かく言う私も日本語で話すが海外勢に含まれているので正直良い気はしない。

ということで私のフォローから削除することにした。その後やっぱりまたフォローされるのが嫌でブロックした。

頭の悪い行動ではあるが、これは私の平穏ジャンル生のためである

一度嫌われれば、その後どこかで暴言を言われても「理由があるし、仕方ないよね」で済ませられるのでダメージも軽減できるという策である

ブロックするな」というマイルールはほぼ無意味。私が不快から私の人生から見えないようにする。

数年前、APIの料金問題などでブロックチェッカー排除される前はそう言ったツールヘビーユーザーだったが、そんなものいちいちチェックしてたら精神疲弊するので気をつけてほしい。

そんなもの不具合やら何やらで正確な数字は出ないし、チェックする自分がアホみたいに感じて自己嫌悪に走ってますます精神状態悪化する。

実際、APIのあれそれでアクセスできなくなった時から4割心が元気になったのでブクマから外したほうが得だ。

金持ち、これだけは感謝する。

......こんなにも自分言及しているのは、やっぱり私はあの頃から成長していなかったことに落ち込んでいるかである

今でもやはり他人の言う事を気にして、火に油を注いで、それで何度も見られていないか確認しに行って......。この気持ち悪い性格就職と共に改善されることを願っていたが、現実ではなかなか上手くいかないようだ。

しかしこれを名前と一緒に言えば嬉々としてまた突かれ、晒されるのであろう。なので、調べなければ出て来ないと思われるここに封じることにする。

これを機に一つのアカウントでのブロックを外して目に見えないようにしていこうと思う。

幸い、そこはすでにブロックされているし、新しいアカウントなのでおすすめ欄はゴミのような政治投稿ばかり。

ジャンル投稿ゼロに等しい。すり抜けで来ない限り、私はまた平穏生活に戻ることができるだろう。

今まで吐き出せていなかったこお気持ち日記ネットに放流することでスッキリできるよう願う。

頼む。

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2025-09-20

anond:20250920145709

エンディング:切なさの余韻

 世界は静かに、そして確実に流れていった。タケルの視界には、広大な都市も、海も、山も、空も、すべてが一望の下にあった。神としての力は完璧で、どんな命も、どんな瞬間も、その動きも感情も手に取るように知ることができる。

 だが、胸の奥の痛みだけは、どんな力でも消せなかった。

 あの夕暮れの教室笑顔を浮かべながら僕に「ごっこしない?」と手を差し伸べた少女――ノゾミ。彼女が消えた瞬間の衝撃、手を伸ばしても届かなかったあの感覚。すべてを知る力を持ちながら、彼女だけは救えなかった。

 世界中の命や出来事が眼前に広がっていても、タケルの視界の中にノゾミはもういない。

 誰も覚えていない。存在すら、世界歴史からは消えた。

 残っているのは、ただ僕の胸の奥だけ――ノゾミを思うこの痛みと記憶

 教室の窓に、あの日夕陽が幻影のように差し込む。光はまだ橙色で、揺れる影の中に彼女の姿を重ねることができる。手を伸ばせば届きそうで、届かない。手の温もりも声も、今はもう幻の中だけにある。

 タケルは膝を抱え、静かに呟いた。

「……あれは、ごっこなんかじゃなかった」

 目の前の世界がどれほど大きく、完璧であろうと、胸の奥に残る感情だけは、力では決して変えられない。人間としての痛み、失ったものの虚しさ。それが、神としての僕の唯一の欠片だった。

 世界のあらゆる命を見渡す視界の奥で、タケルはノゾミの笑顔を繰り返し思い浮かべる。

 教室で手を握った感触廊下で呼び合った名前商店街で笑いながらたい焼きを分け合った瞬間――すべてが、心の中で生きている。

 しか現実には、彼女はもういない。消えた。僕の胸にしか存在していない。

 涙が頬を伝い、世界の果てまで届くような孤独が胸を押し潰す。だがその涙を拭いながら、タケルは力を取り戻した監視者として立ち上がる。

 神の分身としての役目は、何も変わらない。弱者男性族を見守り、世界監視し、導く――その役割は冷たく、孤独で、容赦なく続く。

 だが、今だけは、胸の奥に残る少女記憶を抱きしめながら、その孤独を受け入れることができる。

 空には星が瞬き、街には夜の光が灯る。すべての存在平穏を装って動いている。その光景を見下ろしながら、タケルは静かに誓う――

 この世界のすべてを見守る力を持つ者として、ノゾミのいない世界でも、彼女を忘れずに生き続けることを。

 そして彼は一度、深く息を吐く

 涙を落としながらも、孤独監視者として、世界を見守り続ける。

 教室の幻影の中に、ノゾミの笑顔はいつまでも輝き、タケルの心の中で生き続ける――切なく、儚く、しかし確かに存在している愛の記憶として。

Permalink |記事への反応(0) | 19:04

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2025-09-18

絶対に怒らない人の思考の仕方を教えてもらった話

夏の初めくらいから集中的に、他人から絶対に怒らない人、と職場で評判の人たちに話を聞く機会を得た。

絶対に怒らないの基準としては、どんなに理不尽なことを言われても、どんなにイライラする状況に遭遇しても、一度も感情を爆発させたことがない人たち。具体的には、10年以上一緒に働いている同僚でも「あの人が怒っているところを見たことがない」と証言するような人たちといえばいいだろうか。もちろん飛び抜けて温厚な人もいれば、普通に見える人もいるのだけど、だいたい怒らない人は毎日平常心で過ごせるので、私からしてみれば同じだ。

そして、絶対に怒らない人と友達になることで、気づいたことがいろいろある。こういってしまっては何なのだが、絶対に怒らない人たちは非常にワンパターンなのだ

怒りっぽい人たちは多種多様である。すごくキレやすいやつ、変わったことで怒り出すやつがいたり、最高に理性的に怒るやつから、最低に感情的になるやつまでいろいろいるが、絶対に怒らない人はほとんどパターンがない。もちろんこれは絶対的に怒りっぽい人の数のほうが多いわけで、数が多いか多種多様であるだけなのかもしれないが、それにしても、である

おそらく、絶対に怒らない人の行動や考え方のパターンが似通っているのは、それなりの合理性があってのことなのだろう。逆に、そのワンパターン思考を真似すれば、怒らない人になれる可能性があがるのかもしれない。

そこで、私が知った絶対に怒らない人の共通思考パターンをまとめてみた。何かの参考になればと思う。

絶対に怒らない人の思考パターン
絶対に怒らない人は「自分思考妄想だと認識する」

絶対に怒らない人は、まず自分自身の考えや思考を「ただの妄想」だと認識することから始める。

怒りの原因であるあいつが悪い」「理不尽だ」「許せない」とかそういうことをすべて単なる自分妄想だ、と定義してしまうらしい。

ある人が言った言葉が印象的だった。

最近流行りの生成AIってあるでしょ?人間の頭の中もあれと一緒だと思えばいいんですよ。適当キーワードを聞くと、適当理屈が浮かびだして、適当結論を導き出す。そんなものに本気になる必要はないでしょ?」

その人はちょっと皮肉な笑いを浮かべながら続けた。

人生物語必要ないんですよ」

絶対に怒らない人は「感情を観察する」

絶対に怒らない人は感情に巻き込まれない。感情第三者視点で観察する。

これはおそらく、感情一時的ものであり、それに振り回されることの無駄を知っているのだと思う。とある会社員がやってくれた説明(だいたい5分くらいの説明)で、私は納得し、その後数か月間イライラすることが激減したことがある。数か月間の平穏は短い説明としては悪くない投資である

「怒りを感じたら、『あ、今自分は怒りを感じているな』と心の中で実況中継するんです。『血圧が上がっているな』『顔が熱くなっているな』って。そうすると不思議と冷静になれる」

絶対に怒らない人は「相手立場想像する」

絶対に怒らない人は相手立場想像する。相手が何を考え、なぜそういう行動を取ったのかを推測しようとする。

これは、相手理解することで怒りを解消しようとしているのかな、と思ってたのだけど、そこまで高尚ではない。ただ相手にも事情があるという前提で物事を見ているだけのようだ。

相手人間なので、何かしら理由があってそういうことをしているはずです。その理由がわからないうちは、怒る材料が不十分だと思うんですよね」

絶対に怒らない人は「完璧求めない

絶対に怒らない人は完璧求めない他人にも自分にも。

これは、完璧でないことが当たり前だということを受け入れているからかもしれない。

「みんな適当にやってるんですよ。真面目にやってるつもりでも、結局は適当。それがわかれば、期待しすぎることもないし、裏切られたと感じることもない」

絶対に怒らない人は「長期的視点を持つ」

絶対に怒らない人は長期的視点を持つ。今起きていることが将来どれほど重要かを考える。

考えてみれば当たり前で、今怒っていることの大部分は1年後には忘れているし、10年後にはどうでもよくなっている。その程度のことに感情を使うメリットより、冷静でいるメリットのほうが大きいわけだ。

「5年後の自分にとって、これは重要なことですか?って自問するんです。たいていの場合、答えはノーです」

絶対に怒らない人は「怒ることのコストを知っている」

絶対に怒らない人は怒ることのコストを知っている。怒ることで失うもの、得られないもの計算している。

怒ると体調を崩すし、人間関係も悪くなるし、判断力も鈍る。一方で怒ることで得られるものほとんどない。この費用対効果の悪さを理解しているのだろう。

「怒ると血圧上がるし、周りの人も不快になるし、問題解決にもならない。いいことが一つもないんですよね」

絶対に怒らない人は「問題解決に集中する」

絶対に怒らない人は問題解決に集中する。感情的になることよりも、どうすれば状況を改善できるかを考える。

これは、感情問題解決を切り分けて考えているのだと思う。感情的になっても問題解決しないが、冷静に対処すれば解決策が見つかる可能性が高くなる。

「怒っても状況は変わらないので、どうすればいいかだけ考えます

絶対に怒らない人は「自分コントロールできる範囲に集中する」

絶対に怒らない人は自分コントロールできることとできないことを明確に分けている。他人の行動は変えられないが、自分の反応は変えられる。

失敗するリスクの低さと、平穏に過ごすリターンの大きさを知っているのだろう。

他人は変えられませんが、自分の反応は選べます。それがわかれば、怒る必要がなくなります

最後

私が知っていることをまとめてみたが、実際にまとめてみると驚くほどシンプルである。だがこれを全部できている人はなかなかいない。

怒りっぽい性格を変えたいと思っている人は、マネしてみるといいことがあるかもしれない。

結局のところ、怒らない人というのは、現実現実として受け入れ、自分感情客観視し、問題解決に集中できる人なのだ。そして何より、「人生物語必要ない」という達観を持っている人なのかもしれない。

Permalink |記事への反応(23) | 22:17

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2025-09-14

人間の条件

今年で四十六歳になる。

1979年昭和54年まれ。いわゆる就職氷河期世代だ。

バブル景気がはじけて、求人から光が消えたまま大人になった。

幼いころから、カッとなるとブレーキがきかない性格だった。

小学生の時、おそらく四年か五年だった時の事。校庭の隅で上級生が一年生の帽子を蹴飛ばしていた。

勝てるはずもないと分かっていたのに、気がつけば自分ランドセルを投げ出し上級生の腕をつかんで殴りかかった。

結果は目に見えていた。俺はボコボコにのされ、そのあとには職員室に呼び出され「正義感が強いのはいいが、手を出すのはよくない」と説教を受けた。

それでも最後勇気を称えられたことを今でもよく覚えている。

二〇二二年までは契約社員だった。

都内オフィス街にある中堅程の企業。自社のホームページでは俺と年齢が近い社長腕組みし、得意げな表情で出迎える。

そこではスタートアップ成功譚が語られている。だが現実派遣契約社員で回している安定志向会社だ。

四十三歳にしてようやく正社員登用の通知を受け取ったとき立ち飲み屋の隅でビール二杯目を飲みながら一人小さくガッツポーズをした。

氷河期世代にとって正社員は、令和になってもなお一枚の勲章だったからだ。

今年の、二月の出来事だった。

給湯室に入ると障がい者雇用枠で入った男性を、若手の課長代理が笑いながらいびっていた。

男性馬鹿にする言葉を投げかけ、にやにやと笑っている姿。

彼は困惑し、ごめんなさい、すみません、と泣きそうな声で謝り続けていた。

それを面白がって見つめ、さら罵倒する言葉を続ける課長代理の姿。

頭の奥が、カッと白くなった。

気づけばそいつの胸ぐらをつかみ、拳を振り抜いていた。

社内は大騒ぎになったが、会社としては障がい者いじめを外部に知られたくない。

被害届は出さない、ということで示談

だが俺はその日のうちに懲戒解雇を言い渡された。

四十六歳、無職

貯金は五十万円もない。独身

再就職を目指してハローワークに通い、リクナビNEXTマイナビ転職を覗くが、正社員募集年齢制限行間が見えない壁となって目の奥に突き刺さる。

ITパスポート基本情報処理技術者資格欄に書けるものは一つもない。

稀に面接まで進むも、面接官は笑顔を崩さぬまま「これまでのご経験を活かして…」と定型句で話を締める。

その笑顔が、やがて沈黙に変わる。

不合格通知のメールが、受信トレイを淡く埋めていく。

寂しさに耐えかねて夏には都が主催する婚活イベントに足を運んだ。

自己紹介カードに「46歳無職」と正直に書いた瞬間、受付の女性がほんのわずかに眉をひそめ、小さく息を吐いた。

その仕草だけで、踵を返すには十分だった。


俺は間違っていたのだろうか。

あのとき給湯室で、拳を振り上げなければ今も正社員として平穏暮らしていたかもしれない。

婚活だって成功していたかもしれない。

安いワンルームに戻る夜道、その思いが何度も頭をよぎる。

それでも、もしあの時、彼を助けなかったとしたら――

自分はもう人間ではなくなっていた。

そんな気がしていた。

そう思うたび、胸の奥にじわりと重い痛みが広がる。

俺は間違った行動をしたのだろうか。

正社員として安定した暮らしをすることが正しい。

安定した収入があり、結婚することが正しい。

そうかもしれない。そうだろうな。

その方が幸せだろう。それでも俺は

人間の条件を、俺は知りたい。

Permalink |記事への反応(22) | 14:43

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彼氏結婚したいけど背中タトゥー入ってるようなヤンキー系だから悩むんだよね」って話をシングルマザー友達最近してくるんだけど

インスタの写真見たらどう見てもタトゥーじゃなくて入れ墨なんだよね

いやタトゥー入れ墨の違いは全然からないんだけど

外人の人が入れてるようなやつじゃないんだよね

背中和風の絵柄で花とかの絵がドーンと入ってんの

国宝吉沢亮がやってるようなやつ 入れ墨やん

こんな分かりやす反社の人はいないのかもしれないし、ただの調子乗ってる人なのかもしれないけど

どう見ても地雷から結婚と言わず交際もやめてほしい

想像通りヤバい人だった場合友達本人だけじゃなくて子ども可哀想

というか、毎回いわくつきの人とばっか付き合ってるからそろそろ怖くなってきたよ

前まで会ってたのも情報商材屋みたいなややこしい仕事の人だったし 見た目も柄悪そうだったし

どんだけ見る目ないんだ

でも私が紹介したまともそうな男(写真見せただけだけど)は「タイプじゃない」って嫌がるしな

そりゃお金の面で苦労してるかもしれんけど、今で充分平穏なんだから再婚しなくてもいいのに

「頼りになって仕事頑張ってる人」がタイプで、

真面目そうな会社員じゃなくて反社もどきの奴に惚れるの本当に意味分かんない

Permalink |記事への反応(1) | 07:45

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2025-09-12

AI宗教になれるのか

我々人類は、全体主義が強く、個人自由が少ない伝統的な共同体を嫌がり、個人自由を求めてゆるい繋がり、ゆるい共同体へと変貌してきた。

しかし、個人自由は高いと自主性と競争力必要なため、この社会についていけず孤独になる人も多い。

そんな孤独を埋めるためにAI進化が人々の友人となってくれる事例を聞くようになる。

つい最近ではChatGPT‑4oを返してというニュースだ。

AIが人々の心を救っている事例を見ると、これは宗教なのではないかと思う。

宗教とは思想によって心の平穏や救いを与えるものだとすると、AI思想ではなく技術を使って救いを与えているのだ。

多様化、細分化された現代社会ではマス宗教は成り立たない。個人にパーソナライズされた宗教となっていくのではないかと思う。

今後、人類AIによるエージェントなしでは他人という他宗教とのコミュニケーションが難しくなっていくのではないだろうか。

Permalink |記事への反応(0) | 07:30

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2025-09-11

創作やめた

創作やめた。

web一次創作を十年近く続けていたんだけど、周りが次々と商業化していく中で自分には何も起こらず熱が冷めた。

ただ思いを吐き出したいだけなのでこの話にオチはない。

私が書いているジャンルはもともと書籍化する作品ほとんどなかったけれど、ここ数年で状況は様変わりした。

最近では紙の本はもちろん、電子書籍コミカライズされる作品が増えて、出版社主催コンテストも開催されるようになった。

最初書籍化される作品が増え始めた頃、それが交流のない作家さんでも純粋に「すごい!」と思ったし、「いつか自分もそんな話がきたりして」と中学生のような妄想もした。

当然、なんの話もこなかった。

好き勝手に書いた作品が認められて本にしてもらえるなんてシンデレラストーリーが万人に起こるわけではないのだから当然である

今思えば、作家志望の方は、書籍化のために他人には見えないところで積極的にチャンスを掴み取りに行っていたのかもしれない。

ところが私はシンデレラストーリーを盲信し、作品を書くこと以外何もしていなかった。それでも創作は楽ではなく、私は努力をしているつもりでいた。

SNSでの書籍化報告を目にする機会は、次第に増えていった。

ついには交流のある作家さんも商業化が決まり最初の頃は純粋に「おめでとう!」と言葉を添えて投稿シェアした。

しかしほぼ毎日のように誰かの商業化報告を見かけて「おめでとう」を言い続けるうちに、自分にはおめでとうと言ってもらえる出来事が何も起きていないんだなと思い始めてしまった。嫉妬である

ついには商業化報告が目に入っても見なかったふりをしてスルーした。

その行為に罪悪感がわくのを止められず、いっそ本当に書籍化報告を見なくて済むように「書籍化」「コミカライズ」「受賞」「書影」「編集」などのありとあらゆる単語ミュート設定にぶち込む作業までして、自分自身に幻滅した。

もはや書籍化作業時の編集さんとのやりとり⭐︎みたいな話も「自慢か?」と思うようになり始めていた。

そんなわけないと頭ではわかっているのに、思うのをやめられないのである

書籍化には興味がない、ネット自分作品を好きと言ってくれる少数の人がいるだけで十分と思い込もうとしたけどだめだった。

時間をかけて書いた作品ランキング微妙順位しか載れないのを見ると普通に落ち込む。

過去同人誌アンソロジーを一緒にやったメンバーが、自分以外全員商業化した時は名前が並んでいることが恥ずかしくてのたうちまわりたくなった。

同人誌の道に走ってみたけど、他のサークルが上げている設営完了ツイートに映り込む本の数が自分とは桁違いに多くて、そこでもまたそんなことを気にしている自分が嫌になった。

加えてしょうもない稼ぎしかない自分には、同人活動における金銭負担が大きく、そこでもまた「他の人は年に数回本を出しているのに……」と他人との比較をやめられずに数冊出して断念した。

このような他者との比較嫉妬嫉妬する自分に幻滅のサイクルを2〜3年やり続けた後、こんな非生産的自分のためにならない思考はやめたいと本気で思うようになった。

気がつけば私は完全にスランプに陥っていた。何を書こうとしても「こういう展開にした方がランキング的にはウケるんじゃないか?」とか「社会の風潮的にこういう設定は商業化のノイズかも」などと考えてしまい、筆が止まってしまっていた。

どんなに強がっていても、私は自分が最強と思う形で他者に認められたい弱い人間だった。

でも以前はあんなに夢中になって書いていたのに、おもしろそうな展開を思いついても浮ついた気持ちにはならなかった。

あんなに好きだった物語を読むことさえしなくなっていた。

すごく長い時間をかけて、創作から距離を取った。

SNSの出現頻度を減らし、掲載サイトをチェックする回数を減らし、それに慣れてきたらログアウトをして、ブックマークからサイトを消した。

マイナス感情中毒性はすさまじく、見たくないものをあえて見てしま衝動を抑えるのにはかなり苦労した。

今のところ創作以上に好きなものには出会えていない。何かにハマりたいとは思うけれど、毎日が単調で、ものすごく楽しいわけじゃないけれど感情は凪いでいて平穏だ。

こんな記事をだらだら書いている時点で、今でも未練たらたらなんだとは思う。

でも完全に人としてぶっ壊れてモンスターになってしまう前にどうにか人の道に戻ろうとしている。

しかしたらすでにぶっ壊れたあとなのかもしれないけれど、これ以上壊れることはないと信じて供養の書き納めです。

Permalink |記事への反応(2) | 22:11

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2025-09-10

梅毒HIVを集め風俗店突撃風営法改正で今起きている歪み

最近かなり不穏な話を聞いた。

きっかけは風営法改正だ。

これまで夜の世界にはスカウトという存在があった。

これは街中でナンパしたり、SNS募集をかけて繋がった女性を、風俗店キャバクラなどに紹介しその対価として紹介料を貰っていた存在だ。

それが2025年風営法改正で「スカウトマン紹介料を払うこと」が違法化された。

そうなると風俗店としてはスカウトとの契約を切らざる得なくなる。

ところがそれに対してあるスカウト会社が「契約を切ろうとする店鋪に尋常じゃない嫌がらせをしている」という状況が発生しているらしい。

尋常じゃない嫌がらせとは、例えばこういうことだ。

SNS上で……

・「性病持ちの男」を募集し「金は払ってやるから客としてその店鋪に行ってこい」と呼びかけたり

・賞金をかけて店舗オーナー女性キャスト家族構成や自宅住所などの情報募集したり

・そうやって手に入れた家族写真、自宅の外観、車のナンバーなどをSNS晒したり

・その店に「薬物やってるやつがいる」「動物虐待してるやつがいる」だのといったデマを、悪質風俗店、悪質風俗嬢としてわざわざバナーを作って拡散させたり…

かなりやりたい放題だ。

個人情報募集だけでもそうとうにやばいと思うが、とくにエグいのが性病突撃者を募集しているところだ。

もしこれが本当に実行されたら性病蔓延どころの話じゃない。

HIV持ちには高額報酬」なんて書き込みも見つけたので、下手すりゃ日本中HIVが大流行するかもしれない。

この話を聞いて、暴対法施行されみかじめ料徴収禁止されたときのことを思い出した。

当時、金を取れなくなった暴力団の連中が、店の前にゴミを撒き散らしたり、客を追い払ったりして嫌がらせをしたという話を、古い知り合いの経営者からいたことがある。

要するに「法改正で今まで通りに生きれなくなったやつらが、力ずくで黙らせよう」という歴史が繰り返されているわけだ。

やり方自体古典的なのに、いまはSNSを使うぶん余計にタチが悪い。

SNSでの嫌がらせには警察対応が遅い。

被害の進行スピードと、警察対応速度がまるで合ってないので泣き寝入りするしかない店がほとんどらしい。

(いくつかの店舗執拗嫌がらせに心が持たず、泣く泣く金を払ったと聞いてる)

結局のところせっかく法改正しても、実際にはまるで機能していない。

実情としては、こっそり法律を破ってスカウト契約を続けている店舗けが今まで通りに平穏営業していて、真面目に法律を守ろうとした店舗脅迫嫌がらせの標的になっている構図だ。

この法案を通した議員達は……立法府人間は、この現実を本当に把握しているのか?

自分たち制度が「真面目な店を潰し、悪質な店をのさばらせる」結果になっていることを、国会答弁でどう説明するつもりなのだろう。

参考までに、実際にこうした書き込みを行っているアカウントの一部を挙げておく。

(すべて公開アカウントで、現在確認できるものだ)

(前はもっとあったのだが、すでに凍結されたりして消えてるのが10以上ある)

https://x.com/NEO_NEWS_

https://x.com/deara0609

https://x.com/dere03A

https://x.com/skyphantom

https://x.com/escaware

これらがすべて同一グループによるものか、どこまで連動しているのかは自分には判断できない。

ただ、少なくとも「こういうアカウントが実際に存在し、日常的に脅迫まがいの書き込みをしている」ということは観測できる事実だ。

風俗だろうがなんだろうが、脅迫がまかり通るのを放置していい理由にはならないはずだ。

この種の“見えにくい暴力”は、結局は街全体の治安の悪化につながる。

こういう矛盾放置したまま「規制は進んでいる」と胸を張るのなら、立法府警察も、市民の信頼をさらに失うだけだろう。

9/12追記

上記アカウントが一斉に過去ツイ消しを始めた。

警察が動いたのか、店舗側が嫌がらせに屈して金を払ったのかは分からない。

Permalink |記事への反応(2) | 14:50

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