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はてなキーワード:差し入れとは

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2025-10-26

人を好きになることと、関係がかけがえのないものになること

これまで女性を好きになるとき、いつもその人にはきらびやか聡明さがあって、そこに自分は惹かれてきた。知性は自分アイデンティティひとつでもあって、自分と別の形の知性にひきつけられるのは自然なことだったとも思う。

今親しくなりつつあるひとはそれとは違って、別に知性的でないとかいうことはないのだが、自分がそこにきらめきを感じているわけではなくて、でも、だれも気にしないのについ気になって労力を割いてしまポイントが似てたり、自分気遣いとか献身をちょうどいいくらいに気付いて返してくれたり、そういう近さがあって、色々手伝ったり、差し入れをしあったり、している間に、段々近しい相手でないとそうしないだろうというような頼り方をしてくれるようになってきたし、自分もこうしてあげたいと思ったときに、おそらくそれは相手にとっても価値だろうという安心をもって踏み込むことができている。 でもたまに、自分はこのひとのどこが好きなんだろうか、と思うことがある。いちいち可愛いひとではあるんだけど。

なんというか、そのひとに焦がれる恋慕をつのらせているというより、ふたりで積み上げた関係自分にとってはかけがえのないものになりつつあるような感じがしている。相手がどんなひとかというより、自分たちが何をしてきたかというような。 あなた自分でなければならないっていう必然性が足りないような気もするけれど。 これもひとつの愛の形なのだろうか。

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2025-10-14

    刑務所仕事したくないか抗告とかしてるので、別に行ってもいいと思っているから黙ってるんだろ。そこに行きたくないから不服申し立てをしている。

   そこにいくことについてしめしめと思っていればそんなに騒がない。何も分かってない奴だな。しめしめと思ってるから未決段階でも布団を差し入れてもらって

   ゆっくりしているんだろ。お前は心理学研究が足りない。

Permalink |記事への反応(0) | 10:42

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2025-10-13

「抜く」は「扱く」の誤読に由来するのか?

自慰をする、あるいは単に射精をすることを、俗に「抜く」という。

この「抜く」という表現語源について、「扱く(しごく)」の誤読である、という説がある。

たとえば「陰茎を扱く(しごく)」と書いたのを「抜く」と見間違えたというのである

この語源説の信憑性判断するために、今回は「抜く」の古い用例を確かめてみたい。

まず、それらしいワード検索してみると、戦前ではフロイト心理学引用が引っかかる。

フロイトは「歯を抜く」ことが射精と関連していると主張していた。

そのくだりで「とある方言では自慰のことを『引き抜く』と表現する」ことを引き合いに出しているのである

「sich einen ausreißen」などと言うらしい。

本当にそういった方言があるかはわからなかったが。

1957年歯科時報』の「口腔歯牙の性心理と性生理」という連載において、このフロイトの主張が引用されつつ、こう述べられている。

日本でも「一本抜く」は、性交または自慰意味する隠語として用いられている。

この連載では1961年掲載された回でも、

ロイド自慰を行うという意味俗語として、「一本抜く」という言葉ドイツ語にあることを指摘したが、フエレンツイは同様の俗語がハンガリアでもしばしば用いられており、しかもハンガリア人は、フロイドが指摘したドイツ語全然知っていないと述べ、さらに、ハンガリア語には、ほかに自慰をあらわす俗語はないことを強調している。そして、ドイツ語やハンガリア語を知らない日本人も、昔から同様の俗語を用いて来ていることは、前にわたくしが指摘したとおりである。ただし日本語の「一本抜く」は、性交意味にも用いられるのであるが。

としている。

ただ、実際に「一本抜く」がそのような表現として使われていると思しき例は一つしか見つけられなかった。

1951年出版された『女の平和』において、男性セックス・ストライキを嘆く場面が以下のように翻訳されている。

どんな魂、どんな金の丸玉が、どんなお下が、どんな急所が、かう責め抜かれては明け方に一本抜かずにゐらりようか。


1970年代ごろからは(その時期に初出というわけではないが)「精を抜く」「精液を抜く」という表現が増えたようだ。

※ ただ「精を抜く」はもともと「重要な部分を抜き出す(抜粋などと同義)」という意味で使われることのほうが多かった

※ また「精を抜かれる」のような言い回しだと「精気」の意味であることが多いので判断が難しい

1971年全日本海員組合機関誌 海員』。

今の若い船員を見ていると、本当に気の毒である。一カ月も鉄の箱にとじこめられて、おかに着いて息をするにも、精を抜くにも、一日や二日の停泊で、ムードたっぷり女をくどくひまなく、飲みに行かねば女に当らない。


1972年週刊現代』「喰って眠ってナニをして」。

マリアンヌとは、同じベッドに寝ているかぎり精液を抜かれるので、今夜は休養したいとでも思っているのだ。


1977年銀行緊急役員会』。

もっとも、ベッドの中で妙な気分にならないように、昼間からトルコに行って精を抜くぐらいの努力しましたがね。


1978年の『週刊サンケイ』「ドッキリ英語教室」。

jerk offというと「ぐいぐいとしごいて精液を抜く」こと。


さら1980年代の半ばからは、少しニュアンスの違った「一本抜く」が広まっていった。

1984年週刊現代』。

こんなときは手っとり早く一本抜くのに限ります最近ピンク業界は、女のコの質が高くなってきて、悪質ギャルはお払い箱。


1985年東京爆発小僧』。

実利というのは、射精させてくれることである業界用語で「一本抜く」という。新生ノーパン喫茶の個室では、ノーパン嬢たちがせっせと一本抜いている。一本抜けない風俗営業の店は、どんどんつぶれていった。今はノーパン喫茶でも、覗き部屋でも、ストリップ劇場でも、必ず一本抜いてくれるのである


1986年『だきしめ北海道』。

人間のオスが風俗営業お姉ちゃんに"一本抜いてもらう"と、一万円札を用意しなくちゃならない。


1987年『診男法』。

「一本抜いてくる」と平気で風俗業界へくり出し、1年も車内の掃除をしていないようなきたないスカイラインで、RX7を見ると異常な闘志を見せたりします。


1987年現代都会語事典』。

一本抜く 八〇年代射精産業エースファッションマッサージ業界用語で、一人放出させること。


1988年東京23区物語』。

歌舞伎町地方に伝わる方言言い回し

この地方では、他の東京各区ではあまり聞き慣れない方言言い回しが使われることがあります。注意しましょう。

まず、女の従業員が客の男の股間部に手を差し入れマッサージ運動を施したりすることを「一本抜く」と表現します。


このように「一本抜く」という言葉性風俗業界用語として、一気に人口膾炙していった様子が窺える。

もちろん同時期に「一本く」という表現は見当たらなかった。

流れとしては、

  1. 少なくとも戦後、どこまで広まっていたかはわからないが、自慰性交を「一本抜く」と表現することがあった。
  2. 1970年代ごろから「精を抜く」「精液を抜く」といった表現も見られるようになった。
  3. 1980年代から「一本抜く」という言葉性風俗業界用語として一気に普及した。
  4. そこから「抜く」という表現が単なる自慰などに対してもよく使われるようになった。

といったところだろうか。

そもそもの話をすると、「抜く」の語源が気にされるのは、一見すると「自慰」と「抜く」が繋がらないからだろう。

そこで「抜く」と「扱く」の字形が似ていることから連想して「抜く=扱くの誤読」説が考案されたのではないか

しかし「動物の血を抜く」「プールから水を抜く」などのように「溜まっている液体を抜く」という用法自然ものである

それが精液に適用されるのもまた自然であるわけで、わざわざ「抜く=扱くの誤読」説を採用する理由はないように思う。

Permalink |記事への反応(0) | 21:49

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2025-10-08

https://anond.hatelabo.jp/20251008061730

   親戚に該当するのに面会にも差し入れもこないおばさん乙乙

Permalink |記事への反応(1) | 06:18

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2025-09-30

anond:20250930172236

今日カレー作りました。お父さんお母さん大好きだったから。.お父さんお母さん、このカレー美味しいよ、レトルトから」おじいちゃんとんこつラーメンスープを注いでくれた。美味しかったな、と胸がいっぱいになった。.おばあちゃん達が夕飯の準備をしていた。カレーもお父さんお母さん大好きだったからおすそ分けしたよと照れくさそうにお祖母ちゃん差し入れしてくれた

AnondAI作成

Permalink |記事への反応(0) | 17:26

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2025-09-29

試合のないエスコンフィールドの席でギター練習をしたい

上手い人の周りではチップ代わりにシャウエッセンドッグとか差し入れてくれたりするんだろうな

Permalink |記事への反応(0) | 16:00

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2025-09-22

原作者自分とは逆CPオンリー降臨した騒ぎで全部に嫌気がさした

原作者と界隈にがっかりたか原作関連グッズをすべて処分した。前にもどこかで書いた話の続き。

売ったら二束三文だった。円盤も含めて。アニメの出来は、がっつりファンして盲目的な頃に見たけど、忖度いれてもまあまあいひとつな出来だったし。当然といえば当然。要約のポイントを外した忙しい人向け◯◯みたいなかんじ。そのとき原作者に同情してたんだけどな、コロナ禍真っ只中でいろいろイベントも中止されてたし

最後原作者の垢をブロックして視界から抹消した

が、鍵垢の方でブロック漏れたからまたおすすめでわけのわからない言動被弾した。自業自得ではある

原作者メールを送った読者?に向けての回答をなんでTwitterでするん。わけわからんメールに返すか無視でいいんでは

物語の内容に関わることを一読者にだけ答えることはできないのはそうだろうけどなんで全世界にそれを公開するの?しかSNS同人誌物語の内容に関わることを答えることはしないって前言ってなかった?意に沿わないこと聞かれたの?というかメール信書じゃないの?

犬笛じゃん。商業作家が毒マロ来ちゃった〜チラッみたいなことするんだ

CPオンリー降臨ときも作者の自由!逆だったことにへこんでる人間に向かって左右は関係ない!(作者と同じCPならそう言えるでしょうよ)そもそも例え伏せててもこんなことを言うのは間違い!悲しむな!作者が絶対なんだから!をもうちょっと言葉強くして喚き散らす攻撃的な人いたしさ

こういうふうに吉牛待ちのチラッチラッしてまた囲いの信者がいきりたつの見て承認欲求満たしてるのかなと思うと辟易した。知らんけど。でもいたんじゃないかな。囲いのこと認知してお菓子差し入れするくらい仲良しなんだしね

作品の内容とかカップリングがどうとか今更どうでもいい。とにかく原作者の考えなさとよくわからん盲目的な囲いが怖い

忘れかけてた頃にこれが目に入ったからまた思い出してさ。私はこんなことをしちゃう人の書く言葉に感動してたんだってなったわけ。それにお金時間使ってたんだって

自分の見る目のなさにショック受けたわ。間違ってたのは私です!読んでてすみませんでした

最初は悲しくてやりきれなかったけど今はただひたすら忘れたい

Permalink |記事への反応(0) | 17:52

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2025-09-19

先週の水曜日、久々に電車を乗り間違えた。乗る予定だった快速に間に合わず、鈍行に飛び乗った瞬間、スマホがないことに気づいた。鞄の中をひっくり返しても出てこない。心臓がキュッとなったまま、僕はそのまま降車ボタンを握りしめた。

「終わった……」

そんな気分で座席に突っ伏していたら、隣のサラリーマンが「スマホ出しっぱなしだよ」と僕のスマホ差し出してくれた。自分ズボンポケットからスルリと落ちて、あのとき僕は絶望と救いを同時に味わった。

金曜日カフェ原稿を書こうと思って早めに家を出たのに、規約改定の通知メールに気を取られて、気づけば店内の電源コンセントには誰かのスマホが4台も占領していた。まるで現代寺院か何かかと思うほどの勢いで、人々はスマホを充電していた。僕は仕方なくスタバの横のコンビニコーヒーを買い直し、立ち飲み原稿を打った。

土曜日は久々に友人とオンライン飲み会を開いた。Zoomで顔を合わせた瞬間、「なんか肌が綺麗になった?」と言われて、30分でスキンケアの話を延々と聞かされた。結局、カメラ越しに高級クリーム通販サイトを3人で覗き込み、散財の予感で夜を終えた。

日曜日の夜、ベッドの枕元には充電器に繋がれたスマホが三つ並び、通知音がリレーのように響き渡った。僕はそれを全部サイレントにして、慌ただしく歯を磨いた。鏡の前で自分の顔をじっと見つめ、明日からまた乗り過ごさないようにと心に誓った。

最近の僕はこんな感じで、電波と通知に囲まれながら小さなドラマを繰り返している。平凡な日常のはずなのに、たまに訪れるほんの少しの異変が妙に心に残る。おそらく、これが僕という人間の「仕草」なんだろう、と思う。

そして火曜日。朝のカフェラテを買いに近所の自販機へ向かったら、100円玉が詰まって落ちてこない。自販機を揺すっている僕を、横を通り過ぎる小学生不思議そうに見つめていた。結局、お釣りレバーガチャガチャと引きながら、後ろに並ぶ人たちの視線背中に刺さるのを実感した。

同じ火曜日の夜には、久しぶりに夜風に当たろうとベランダへ出た。腕時計を忘れて外に出たことに気づいて、一瞬「時間なんてどうでもいいか」と思った。でも、空に浮かぶ月を見たら、何かを忘れていた自分を思い出した。たぶん、大切な約束だった。

水曜の昼下がり、オフィス自分の席に戻ると、机の上に見知らぬ封筒が置いてあった。開けてみると、先輩から差し入れの焼き菓子と「頑張れよ」とだけ書かれたメモが一枚。小さな包みと一言が、妙に心に沁みた。

そして今、また週末が近づいている。僕はスマホを手に取り、見慣れた通知アイコンを見つめたまま、ふと思う。「こんな些細な出来事が、いつか大袈裟物語になるのだろうか」と。カチャリロックをかけて、その疑問をそっと胸にしまい込んだ。

Permalink |記事への反応(2) | 05:11

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2025-09-16

線状降水帯が嫌い

この時期になると思い出すこと。ただの吐き出しです。

クソながいのに何の有益情報もないです。書きなぐったので不適切表現があるかもしれないです。

でも自分で書いたら全然まとまらず読みづらいことこの上なかったのでGeminiに情報を整理してもらってます。なので半分AIが書いた日記ですw

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3年前の台風で、自宅が床上浸水した。15年前に建てた家だ。

家の近所を流れる川が氾濫し、この地域が50年以上前洪水被害にあったことは知っていたけど、土地河川の改良も進んでいるし、「まー大丈夫でしょ」と軽く考えていた。

当時は”線状降水帯”なんて言葉一般的じゃなかったし、道路冠水するほどの大雨もめったにないことだったので。

ところが新築から半年後の台風道路冠水し、床下浸水経験

その時初めて、この川は海との高低差があまりないため、満潮に大雨が重なると排水しきれず沿岸のあちこちで小さく冠水していたことやこの場所も周囲より少しだけ土地が下がっているので水が溜まりやすく、冠水やす場所であることを知った。

土地選びを失敗したな、調査不足だったな」と後悔もしたけど、その後は道路冠水する程度で済んでいたから車逃がすの面倒だな位で、そこまで深刻には考えていなかった。

そんな状況で迎えた2022年9月あの日

家族で遠出して夜9時頃帰宅し、疲れてそのまま爆睡していた私達。

尋常じゃない雨音で夫が目を覚ましたのは、夜中の1時だった。

「外がやばい道路冠水してきたから車を避難させよう」と起こされ、私も飛び起きた。

いつもの場所に車を移動させるため外に出ると、すでに膝下まで浸水していた。

車を逃してしばらく様子を見たけど、水は引くどころか増すばかり…雨も全然まらない…

港の満潮時刻を調べると5時過ぎ。「まだ3時間もあるのに、これからさらに水位が上がるの?」と恐ろしくなった。

正常性バイアスが働いて大丈夫だと思おうとしたが、一応夫に「家具、上にあげた方がいいかなあ?」と聞くと迷わず「やろう!」との返事。テキパキと「ソファ子供ランドセル電子ピアノテレビも!」と指示を出してくれた。

階段を何往復もしながら窓の外の水位を気にしていたら、なんと家の中が水浸しに!!

浸水するときは窓や玄関の隙間から水が入ってくると思っていたから、窓や玄関がまだ無事なのに床下の点検から水が溢れてくるなんて本当にまさかだった。

足が水に浸かりながら家具避難を続けたものの、完全に思考停止して目についたメモ帳とかテレビリモコンとか小さいものを運ぶ私。

そんな中、押し入れにしまってあったひな人形を思い出した夫、本当にGJだった。

和室の畳が浮いてリビングに移動し、床に置きっぱなしだった子供おもちゃが散乱し、重たい木製のダイニングチェアテレビ台までプカプカと浮いていた。

水の入り具合から「もうこれ以上は無理」と判断し、自分達も2階へ避難してベランダから見下ろすといつもの道も前の家のポストも隣との境界の柵も全部見えず一面泥水。

避難できなかった近所の車が水没し、コンピューターが壊れたのかライトを点滅させているのを呆然と眺めた。

私はなんかもう笑うしかなくて、一階に降りて水没した冷蔵庫や、浮かんでいく畳の動画写真をずっと撮っていた。

(後で罹災証明書保険請求に役立ったから、結果的にはよかった)

子供たちは前日のお出かけの疲れで夜じゅうずっと爆睡していて、それがせめてもの救いだった。

もしこの状況で子供ケアまで加わっていたら、私は耐えられなかったと思う。

そのときふと、猛烈に心配になったのは車のこと。

少しだけ高くなっている場所避難させたけど、この水量では無事じゃないかもしれない。

家が無事じゃない上に車まで失ったら、もう絶望だ。

不安を伝えると、夫は「見てくるよ」と言ってくれた、が、外に出ると、道路は夫の身長以上に冠水していた。

通常なら危険から外に出たらダメだと引き返すところを、判断力が狂っていた私たちは「浮き輪で泳いでいけばいい!」という名(迷)案を思いついた。

子供浮き輪を膨らませ、防水ケースにスマホと車のスマートキーを入れて出発した夫。

行ってらっしゃい、と見送った後、私は何をしていいかからなくて、SNSでひたすら情報収集したり、インスタのストーリーにさっき撮った動画投稿してみたり、窓越しに隣人と会話したりして気を紛らわしていた。

すぐに帰ってくると思った夫は一時間以上帰ってこなくて、電話もつながらなくて、ちょっと不安だった。

そうこうしているうちに空が明るくなって満潮時刻の5時を過ぎ、夫が浮き輪で出発してから2時間ほど経った頃、ようやく電話がつながった。

冠水した水に流れができて、家に戻れない。今は20メートルくらい離れた家の塀に登って待ってる」とのこと。

車はタイヤの半分ほどが浸かっていたものの、無事だったらしい。

電話を切った私は隣人に夫の様子を伝え、お互いおかしテンションで「塀の上だってやばいねwww」と笑い転げながら話していた。

朝7時過ぎ、ようやく少しずつ水が引き始めた。

「2時間も幅10センチの塀の上に立ってた。足が痛い」そう言いながら、夫も無事に帰宅

(この時は知らなかったけど、後から河川が氾濫していたと知り、一歩間違えれば流されて海だったかもしれないとゾッとした)

子供たちも起き出し、外の様子を見たいとせがんだ。

トラウマにならないか心配で控えめに見せたら非日常感にテンションが上がっていたようだけど、私は疲れ果ててとても付き合える気力はなかった。

夜中に投稿したストーリーを見た友人が、まだ道路に水が残る中大量のおにぎり飲み物を届けてくれて泣きそうなくらいありがたかった。

隣人も「親戚がマックを買ってきてくれたから」と分けてくれたので、物々交換をしてとりあえずの食事タイム

食事を終えた頃、ようやく道路の水が完全に引いた。

改めて家の中を見回すと、畳はキッチンにあり、床には泥だらけの家具や物が散乱していた。

壁も扉も柱も水を吸ってぶよぶよで、システムキッチンの引き出しも閉まらない。

買い置きの食材水浸し冷蔵庫洗濯機も、数時間水に浸かっていたことを思うともうダメだろう。

頭が全然回らないまま外に出て、家から流れて行ってしまったスタッドレスタイヤを探しがてら近所を見て回った。(見つからなかった)

ご近所さんはみんな同じように混乱し、途方に暮れた顔をしていた。

「大変なことになりましたね」と声を掛け合い、励まし合わないとやっていけなかった。

台風一過で空が晴れ渡る中、両親や親戚が駆けつけてくれて片付けを開始。

私も夫もあまりのショックに頭が回らず、代わりに実母がテキパキと指示を出してくれて本当に助かった。

保険請求のために写真を撮りまくり、床の泥を水で流し、濡れたものを外に出して使えそうなものは洗った。

子供たちは邪魔にならないよう妹が実家で面倒を見てくれた。これも大助かりだった。

他にも、手伝いを申し出てくれる友人、

断水しているからと水を持ってきてくれる友人、

食べ物ダメになったでしょ」と保存食差し入れてくれる友人、

ペイペイで見舞金を送ってくれる友人…

その他にも本当にたくさんの人の温かさに助けられた。

行政を通じていただいた義援金ももちろんその一つ。あの時募金してくれた人本当にありがとうございました。)

近所づきあいの大切さも改めて感じた。

手伝う人がいないお年寄りの家の畳を一緒に運んだり、自治会を通じて届いたお弁当を分け合ったり。

助け合いの力、自治会存在のありがたさを痛感した。

結局、仕事は1週間まともに行けず、片付けや保険請求罹災証明書の発行、修理に関する補助金情報収集などで走り回る日々。

家の修理も、みんなが同じ状況だから職人さんが足りず、見積もりが出るまでに数ヶ月。工事が始まったのは被災から数ヶ月後だった。

工事中の住まいも本当に悩ましくて。

行政の補助はあったけど仮住まい家賃だけで、水道光熱費自己負担。(仕方ないけど)

今の家と二重でお金がかかるし、そもそも短期契約できる物件は数少ない上に良い物件は同じ被害に遭った人との争奪戦

環境の変化に弱い子供が「絶対に他の場所暮らしたくない、家で寝たい」と懇願したこともあり、最終的には1階の荷物レンタル倉庫に運び(補助対象外)、自宅の2階で寝泊まりすることにした。

実家に頼って食事とお風呂を済ませ、寝るためだけに帰宅する二重生活

これはこれで環境が変わるので子供メンタル不安定になって大変だったし物がどこにあるかわからなくて(倉庫なのか自宅なのか浸水被害で捨てたのか)とてもストレスだったけど、なんとか乗り切り、改修が全部終わったのは被災から8ヶ月経った頃だった。

長い復旧の日々を乗り越えて今はもうすっかり元の生活に戻ったけど、あの日記憶は消えない。

大雨や台風が来るたびに胸がざわつくし洪水被害ニュースを見ると泣きそうになる。

先週の台風でも、同じ不安を思い出してしまった。

それでも、あの日にたくさんの人に助けてもらったことを思い出すと、心が少しだけ強くなれた気がする。

家族や友人、地域の人の温かさがあったから、乗り越えられた。

これからもその支えを大事にしながら、不安と付き合っていくしかないんだろうなと思う。

まあ、こんな経験はもうお腹いっぱいだから

線状降水帯、まじでもう二度と発生するなよ。って、雨が降るたびに思っているけど。

Permalink |記事への反応(1) | 12:59

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2025-09-12

anond:20250912233347

女さんはバレンタインチョコに髪だの経血だの混入させる事例が頻発しすぎて

から今では有名人食べ物差し入れ禁止されるようになったんやで

女さんが元祖

Permalink |記事への反応(0) | 23:35

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2025-09-07

80代の叔母の孤独死について、顛末と後始末

身内の死比較漫画(1日限定公開全編公開)https://x.com/tokitadesu/status/1964290371191787825 が流れてきたのをきっかけに(今日コミティアから公開なのですね)。

昨年夏に母方叔母(母の妹)の孤独死がありました。本人80歳過ぎ、夫逝去済み、子なし、認知症入り始めてたと思うが診断降りておらず、ケアマネ地域医療もつながっておらずで死後1か月未満で発見

~発覚から葬儀まで~

・発覚=悪臭がたちこめ、管理会社警察に連絡。マンション(持ち家)の鍵が開かず、最終的にはしご車ベランダから立ち入り。一夜経ち、本人居住警察から親族経由で自分警察署に電話を折り返す。土曜日。※この時の消防車請求はきてません

・1時間後に警察署到着。本人確認できる状態ではないため、室内にあった写真で「あの住居に住んでいたのはこの人ですね?」と誰何され、まぁ確定

・「検死に回すので9万円必要になります葬儀会社が当座払うので後で精算してください(神奈川県なので)。葬儀会社には『警察案件なので』と伝えてください」と言われる

・「小さなお葬式」に電話して「警察案件なので、よろしくお願いします」と伝える。斎場が決まり一報。「検死の終わりがわからず、そちらへの到着が月曜以降になるかも」と前振り

・兄と合流して管理会社に向かう。ここではしご車の話、半年分滞納していた管理費の話(いまどき手渡しで、未納を指摘されても対応できなかったらしい)をされる。特殊清掃会社も紹介してもらう

特殊清掃会社担当者が1時間後に来てくれて内見。1KD50㎡の見積もりが2日間作業で133万円。相みつを取る余裕もなく(ご遺体はもうないがニオイがすごいので。虫もすごかったはず)、言い値で承諾、鍵を預ける。一連の費用は母が払うことに

自分とのやりとりで「匿名しますので会社宣伝作業の様子をYOUTUBEにアップするのOKしてくれたら3万円値引きします」と言われ、一瞬迷ったが断る。兄にバレたら面倒だったので

・土曜中に検死が終わりましたと日曜午前に警察から一報あり。時間を合わせ、母、兄と共に斎場にかけつけたが叔母は専用の袋に密封された状態納棺され、棺自体も蓋をしたまま。顔を見てお別れどころの騒ぎじゃない。泣き崩れる母。たしかここで死亡診断書をもらったような。

・命日は推定。死因は持病(がん)由来の炎症。この記述があって、がん保険が満額出た

・いわゆる「葬儀」はできません、「直葬」です、と斎場から念を押される。3日後の火葬までの間に、駆け付けられる親族を一堂に集めて、平服お別れの会20分設ける。線香をあげられるタイミングはここしかなかった

火葬の際にお坊さんに念仏を唱えてもらうことに決定。「小さなお葬式」に宗派をつたえて戒名をオーダー。位牌を作るつもりはなかったがプランの中に含まれていたのを見逃しており、後日突然宅急便で届いて慌てた(返品もできず)

火葬日当日、我が家斎場に向かい霊柩車に伴走する形で火葬場入り、他親族僧侶は直接火葬場集合。火葬炉に入る直前、お棺に花を入れさせてもらえることになったが、蓋を開けたら白い布団がかけてあり、ご遺体の様子はまったく見えず

・待つ間に通夜ぶるまい(のランチ)。食後、骨上げ。叔母の私物は、特殊清掃会社担当者内見の際にピックアップしてくれたスマホと、使っていない財布しかなかったので、自分が持っていた祖父形見(竹尺)を骨壺に入れる。

・使っていた財布やマイナンバーカードは見つからなかった。警察に「亡くなった時に着用していた衣服処分しますね」と言われたが。いや本人が外で落としたやもしれず、いずれにしろ口座は早くに止めたので特に問題なし

親族はここで解散我が家は、叔父が眠っている合葬墓に向かい、その足で納骨。葬儀関連はここで終了

~後始末~

・室内のもの衣服家具等すべて処分(くどいようだがニオイがすごいので)。作業終了後の立ち合い&鍵を引き取るために叔母宅へ。後日・通帳、保険証書、公正証書財産関連書類 ・アルバム手紙 ・アクセサリー が宅急便で送られてきた。段ボール2つ分

都市銀行地方銀行各1行ずつと、ゆうちょ銀行の通帳が見つかった。また、投資信託をしていることは聞いていたし、この世代の人なので生命保険にも入っているだろうとは思っていた。で、最終的に追加で都市銀行2行、金投資1社、生命保険2社が見つかった

・通帳があるものHPで専用連絡先(相続窓口)を調べ、封書が残っているものは「お客様番号」的なナンバーを探しつつ本人死亡を伝え、口座ストップ or 死亡保障受取の手配を行う。「すべての財産は姉(自分の母)に」と、生前公正証書を残してくれていたのが大変ありがたかった

とはいえ「その公正証書、最新のものですか?」を証明するために公証役場に行き、必要書類を提出した(手続きである自分と叔母とのつながりを証明するため、祖父母までさかのぼった戸籍を取り寄せた)。公正証書コピー提出を求めた企業は多かったが、「公正証書証明書」の提出まで必要だったのは金投資だけだった(確か。記憶曖昧)。

・母も80歳オーバー自力で解約手続きができず、「お電話相続人ご本人様から承ります」という企業ほとんどだったため、有休を取って実家に戻り、スピーカーにして電話連絡をする×手続き件数分。母はインターネッツをやっていないのでそもそも実家回線はなく、リモート云々は無理筋だった

銀行生命保険書類が残っていても問い合わせたら解約済みというケースが複数回あり。逆に書類が残っていなかったのに「マイナンバーのご提出をお願いします」「支店移転します」の通知で初めて存在を知ったパターンがあった。この連絡が来なければ、叔母が口座を持っていたこ自体知らないままだった。仮に取りこぼしがあっても借金と異なり、調べる手段がない(と思っている)。叔母の財政上、無借金はほぼ確なのでそこは心配していないがマイナンバー管理簡単になるとよいと思う

郵便物が残っていない各所引き落とし先を探すため、残高証明書と同時に過去3年分の出金記録を取り寄せて、片っ端から潰していった

相続税算出に当たり、命日時点の残高が必要だったが最新の残高を調べてしまったので、残高証明書については二度手間になった

郵便受けの鍵が見つからず、鍵屋を読んで錠前を壊してもらう。現場で「身分証明書と、故人とのつながりがわかるものを見せて」と言われ焦る(叔母あての郵便物たまたま持っていたのでギリセーフ)。鍵は後日、初期のうちに確認した印鑑群の中から見つかった

・昔の人らしく「通帳ごとに印鑑を変える」で印鑑複数あったが、手元に残っていたどの通帳とも合致するものがなかった。まぁもう印鑑なくても手続き進められましたが…

・長年通っていたカルチャーセンター挨拶に行き、同窓会差し入れお菓子を持参し、8通ほど届いていた年賀状訃報を返信。これでひととおり周知は終了(スマホ個人情報で開けられず退会のみ。紙の連絡帳は残っていなかった)

~本人について~

・靴のかかとを踏んだまま歩き、加齢臭が漂っていて、身だしなみが整えられなくなっており、認知症の前段として「ものわすれ外来」へ誘導するなどしてみた。が、CTスキャンで異常が出ず長谷川式もクリア。そうなると「私はまだ大丈夫」とケアマネ等の地域医療に繋がってくれなかった。もし繋がっていれば「死後しばらくしてから発見」にはならなかったのでは

・母と叔母、姉妹で同じ養護老人ホームに入るべく下見をスタートした2週間後の急逝だった。何度も何度も入居を勧めたため、一度「私の友達で、そんなとこ入っている人ひとりもいない!」と返された。「その人たちもひとり暮らしなんですか?」と喉まで出かかってやめたが、今となっては言っておいた方が自分の気は済んだと思う。何かあった時のために管理人の連絡先を教えてくれ、合鍵をくれetc.、何を頼んでも一顧だにされなかった。靴は一緒に買いに行った

半年ほど前からスマホがみつからない、どこかで落とした」。しかし実際は家の中の目につくところにあったらしく、特殊清掃の人が内見後に「とりあえずお手元にあった方がいいと思って」と渡してくれた。既にスマホ認識できなくなっていたのだ

・もう1人の兄弟と不仲だったせいで、公正証書作成していた(兄弟遺留分請求できないので、そのガードのため)。これがあって、もろもろの手続き我が家で一手に引き受けられたのは幸いだったし、なければ「相続人全員の同意」が必要だったため、ものすごく時間がかかったと思われる(代襲相続含め、対象者はあと4人いた)

自分フィードバック

銀行年金生命保険etc.書類はすべてまとめて1つのカバンに入れる。エンディングノートも書いた。サブスク関連もまとめて記入

銀行口座は2つに、生命保険は1つに絞った。印鑑も1つに。解約した銀行保険書類は捨てた

・家に入ってすぐの引き出しに現金10万円を入れた封筒を準備。家の鍵の予備、宅配ロッカー共通キーも封入し、封筒には郵便受けの開け方(右に2回、左に1回まわす的なやつ)を書いた

独身自分もこうなる可能性があるので、後に残る人が困らないようにせねばと強く思った。以上、お読みいただきありがとうございました。

Permalink |記事への反応(1) | 16:39

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2025-09-05

カタツムリコマツナを食べない

こ、こ、コマツッタな。

キサマはコマツナ生まれコマツナ育ちじゃないのかよ。

 

https://anond.hatelabo.jp/20250829222930

 

一年前、スーパー小松菜についてたカタツムリ。先日、カルシウム不足が疑われる行為を見せたのでせっせとカルシウム含有量の多い食材を調べては虫かごに入れている。野菜の中でも小松菜カルシウム比較的多いらしく、「最近人参をあげることが多かったしな」と特に意識して小松菜を与えている。が、食べない。

 

安い方のスーパーのだからお気に召さないかったのかと、コイツがいたスーパー小松菜を買っていれてやったけどやはり食べない。なんでだよ。

ちなみに何故か以前から「外側」の葉っぱは食べるけど「内側」の若い葉っぱだとほとんどの確率で食べない習性がある。それもなんでだよ案件だけど、今回はどの部分の葉っぱをあげても口をつけない。葉っぱの裏で休んだりはしてるけど、一向に減らないのだ。

 

これではまた殻の白化が進んでしまう。コンクリートもたまにへばりついてはいるが、うんちの色を見るに積極的に齧ってるわけでもなさそう。

家にある食べ物栄養表示などを見ながら、アーモンド、白胡麻、鮭の骨……などいろいろあげてみたが、食べたり食べなかったり。勢いもなんかイマイチ。うーん。今朝入れた豆苗も食べた様子はない。うーん。

私のサプリをまたあげればいいのかもしれないが、人間用のサプリはなるべく最後の手段にしたい。うーん、ほうれん草最近高すぎるし、モロヘイヤは私があまりきじゃないしな。

あとはこんにゃくか…?と思って先日買ったところ、うっかりすべて美味しいひじき煮にしてしまった。こりゃしまったと後日改めて買った糸こんにゃくも、すべて味しみしみの肉じゃがとなってしまった。うっかりが過ぎる。次こそ。

こんにゃく効果を感じなければ、そのときサプリを一粒入れてやるつもりだ。

 

 

つくづく、食欲は寿命と直結しているなと感じる。

数年前、まだ旦那さんが恋人だった頃。彼は一時期入院していたが、どれだけしんどそうでも食欲だけはちゃんとあった。病院食が足りないと嘆き、外来が終わり人がいなくなったわずかなタイミングを見計らって、院内店舗で大量に1本満足バーを買い込んでいたそうだ。

私は家族でもなんでもなかったのでお見舞いや差し入れは一切できなかったが、電話越しに聞く勢い余る食欲に「この人はきっと大丈夫だ」と安心したのをよく覚えている。まあオチとして、あの頃は副作用で味覚が終わってたので「バー美味しくない、もう二度と食べたくない」となっていたけども。

 

反対に過去見送っていった親戚たちはみんな、突発的な要因以外は最後が近づくにつれ食欲が落ちていった。祖父が「スイカの汁を飲みたい、後で飲もうか」と言って眠り、そのまま目を覚まさなかったエピソードはずっと頭の片隅にある。

 

食べることは生きること。生きようとすること。食べないという行為はきっと、現世とのしずかなお別れの儀式なのだろう。

……なんて書き終えて虫かごの方を見たら、なんやお前アーモンドむしゃついとるやないか。いや、めっちゃ食べてるやん。元気やないかい。あたくしのセンチメンタル気持ち全部返して。

 

YoYoカタツムリよ。

キサマにとって無理のない範囲で、気が済むまで生きてくれたまえ。

Permalink |記事への反応(2) | 20:17

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国選弁護人2

国選弁護はどこまで被疑者被告人のために行動しなければならないのか。

例えば、勾留中の者がこう言い出す。

先生封筒切手差し入れてもらえませんか?どうしても家族と連絡が取りたいのです。」

やってやればいいじゃないか。と思われるかもしれない。

しか勾留中の者はお金を持っていない。封筒切手の代金は誰が出す?

弁護士である弁護士封筒代と切手代を支払ってもらうつもりで頼んできているのだ。

国選弁護士手紙封筒を購入するとしても、これは弁護士の自腹である。別途報酬に加算されることは無い。

お金はありますか?あるなら代わりに購入して差入をします。」

お金はありません。」

「そうですか。残念ですがご要望にはお答えできません。」

「何故ですか?前の国選は差し入れてくれましたよ。」

家族でしたら、私から電話をしてご連絡をします。あなたお金が無いのなら、私は代金を負担できません。」

弁護士仕事は、その者のために自腹を切ることではないと考えている。

ただし案件処理の関係上、例えば示談書を郵送したりする場合などはもちろん郵送費は持つ(自腹を切るのではあるが。)。

それは仕事の処理上必要な経費であるから仕方がない。

全く初対面で何の義理も無い。ただただ国選弁護の担当に当たったというだけで、なぜ私が奢る必要がある?

国選弁護を良いことに、何でもかんでも弁護士やらせようとする人間は多い。

Permalink |記事への反応(0) | 16:18

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国選弁護人2

国選弁護はどこまで被疑者被告人のために行動しなければならないのか。

例えば、勾留中の者がこう言い出す。

先生封筒切手差し入れてもらえませんか?どうしても家族と連絡が取りたいのです。」

やってやればいいじゃないか。と思われるかもしれない。

しか勾留中の者はお金を持っていない。封筒切手の代金は誰が出す?

弁護士である弁護士封筒代と切手代を支払ってもらうつもりで頼んできているのだ。

国選弁護士手紙封筒を購入するとしても、これは弁護士の自腹である。別途報酬に加算されることは無い。

お金はありますか?あるなら代わりに購入して差入をします。」

お金はありません。」

「そうですか。残念ですがご要望にはお答えできません。」

「何故ですか?前の国選は差し入れてくれましたよ。」

家族でしたら、私から電話をしてご連絡をします。あなたお金が無いのなら、私は代金を負担できません。」

弁護士仕事は、その者のために自腹を切ることではないと考えている。

ただし案件処理の関係上、例えば示談書を郵送したりする場合などはもちろん郵送費は持つ(自腹を切るのではあるが。)。

それは仕事の処理上必要な経費であるから仕方がない。

全く初対面で何の義理も無い。ただただ国選弁護の担当に当たったというだけで、なぜ私が奢る必要がある?

国選弁護を良いことに、何でもかんでも弁護士やらせようとする人間は多い。

Permalink |記事への反応(0) | 16:18

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2025-09-03

ダイエットしていることを公言するメリット

ってなんかある?

なんか言うてる奴多くないか

自分場合ダイエットとか女々しいことしてるって時点でなんかカッコ悪いし、

あくま筋トレしてたら痩せたとか、ちょっと食事制限したら痩せちゃって〜、みたいな状態作りたいかダイエットしてるとか言わないようにしてるけど、女性場合だと露骨ダイエットしてまーす宣言する奴多いよな。なんかメリットあんの?

自分メリットって

ぐらいしか思いつかない。

Permalink |記事への反応(8) | 17:59

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2025-09-02

anond:20250830182641

ありがとうございます

無事、お手紙お菓子渡せました!

当日は名乗るの恥ずかしくなって、本買ってお手紙差し入れ押しつけて、「Twitterみてます」とか「応援してます」とか言いたいこと言って終わったのですが、後日お礼メッセージももらえました!うれしいです!

相談乗っていただきありがとうございました🎶

Permalink |記事への反応(0) | 14:42

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2025-08-30

めちゃ久しぶりに一般参加する

明日同人イベがあります

サークルさんに差し入れする予定ですが、新参者一般参加状態が久しぶりすぎてどうしよう!という話です。

状況は、

・私はハマって1ヶ月くらいの新参者

ROM専垢と創作垢の二つでサークル様たちをフォローしている。

・そこそこ息の長いマイナージャンル

マイナーなため、サークル参加者同士の仲がいい。

差し入れ予定サークル様とは創作垢で相互フォロー(お互いにいいねRTはするが、リプ等ではあまりしたことはない)。

という感じです。

ROM専アカウントからフォローしてるので、ROM専人間として行くか、フォロバもらってるアカウント人間として行くかで迷ってます

マイナージャンル活動的アカウント数が私含めて片手で足りる)なのでアカウント名を言えば相手に伝わると思うのですが、もし伝わらなかったとき恥ずかしいし、絡み無いのに名乗るのもなんかキモいかな、、、となっています

でも、新参者すぎて現在SNSはほぼ壁打ち状態で、仲良くリプしあってる様子をTLでみてちょっと羨ましくてですね……。

思い切って創作垢の方で名乗って、差し入れを渡して、今後ちょっとずつ繋がりができたら嬉しいな……という思いもあります

ほんと、しょーもない悩みですが、けっこう真剣に悩んでいます。。泣

どっちがいいですかね?泣

もし有識者経験者おりましたら助けていただきたいです。切実に。

Permalink |記事への反応(1) | 17:46

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2025-08-28

ご飯は右に置くのだ

スープカレーというやつは、まったくめんどうな料理である普通カレーなら、一皿に盛られて、そこへスプーンを突っ込めば事足りる。ワンアクションで完結する。だがスープカレーは「ご飯スープ別にしました」と胸を張って二皿に分けてくる。客に「ご飯は右か、左か」という人生相談のような難題を突きつけるのである

私は断然「ご飯は右」派である

具だくさんのスープを、正面にどんと置く。そこに箸……いやスプーンを伸ばして、ご飯を少しずつ浸して食べる。

まりご飯は「シチューに添えられたパン」のようなものだ。パンをわざわざ左に置いて「どうぞ主役です」なんて扱う人がいるだろうか。パンは右にちょこんと待機していて、必要ときスープに浸される。それが自然立ち位置だ。ご飯もまたそうあるべきだ。

からスプーンご飯をすくい、左のスープに浸し、そのまま口へ。これは三段跳びである。「ホップご飯)、ステップスープ)、ジャンプ(口)」と見事な一直線。新幹線のぞみのように、東京から新大阪まで一直線に走り抜ける気持ちよさだ。

左にご飯を置けばどうなるか。スプーン右往左往し、テニスラリーのように振り回される。食事なのかスポーツなのかわからない。

先日、店でのこと。店でまず、ご飯が先に配膳された。左の後ろから、手がすっと伸びてきて、しか一言もなく皿を置いた。私はびっくりした。普通は「ご飯です」とか声を掛けるだろう。無言で左に置かれたご飯。これは完全に左派の動きである

そこで私は黙って、すーっと皿をご飯の正しい位置=右へと寄せなおした。すると、しばらくして右後ろからまた忍び寄る気配。スタッフスープを持ってきて、右手の視界にひょいと差し入れた。だがそこはすでにご飯の陣地である。そのときスタッフはにやりとして、「右派でいらっしゃいますね」と言った。まるで政治的立場確認されたようで、こちらも思わず苦笑した。

その通りである。私は右派だ。

スープが正面、そしてご飯シチューパンとして右。これがスープカレーにおける正しい秩序である

東海林さだおエッセイAI作成


左派作法

スープカレーの店でのことだった。

まず、ご飯が先に運ばれてきた。後ろからすっと伸びた手が、無言のまま私の左側に皿を置いた。その仕草があまりに静かで、少し驚いた。普通なら「ご飯です」とひと声あるものだと思うのに、何も言わない。ただ、すっと置かれた。

やがて、スープがやってきた。今度は右の後ろから忍ぶようにして器が置かれる。スタッフは軽く笑みを浮かべ、「ご飯左派でいらっしゃいますね」と言った。冗談めいていたが、どこか確かめるような声音でもあった。

私は頷きもしなかった。ただ、左に置かれたご飯をそのまま受け入れた。子どものころから、母に「ご飯は左、汁は右」と教えられてきた。あの台所の湯気や、夕餉の匂いとともに、自然と身についた習慣だ。

夫や子どもなら、食べやすいからと右に寄せてしまうだろう。けれど私にとっては、食べやすさよりも落ち着きの方が大切だ。左にご飯があると、食卓景色がきちんと整う気がする。

あの日の静かな配膳は、私のなかの小さな確信を映していた。ご飯はやはり左にあるべきだと、そう思わせる一瞬だった。

向田邦子エッセイAI

Permalink |記事への反応(0) | 15:22

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2025-08-22

つの間にこんなに美味しくなってたの…

買ってまでアイスを食わない民だった私。

ふと、職場の人が差し入れで買ってきてくれたアイスの実を20年振りくらい?に食したんですよ。

…え? うっま!! アイスの実うっま!!!

え、何? 今の市販アイスってこんなに美味しくなってんの?

めちゃくちゃジューシーフルーツ感強くてスルスルいっちゃうわ、コレ。

てか、昔食べた記憶の中にあるアイスの実って『ミルクチョコ』とかで単なるラクアイスを球にしただけ、みたいなヤツじゃなかった?

フツーのアイスだったじゃないか、お前…

ヤボったかった同級生が知らない間に美人女優になってた、みたいな衝撃を受けましたとさ。

Permalink |記事への反応(0) | 15:19

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虎屋羊羹食べたいな、差し入れされたいよ

Permalink |記事への反応(2) | 02:56

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2025-08-20

職場の食い尽くし系について

職場にヤバめな食べ尽くし系がいるので、観察した内容を書きたい。

食い尽くしのスペック

40代 男性(既婚子持ち)

・巨漢

課長相当くらいの役職

エピソード飲み会編 ※自費(割り勘)

極力少食の人を近くに配置して、多めに食べられるようにさせてるけど、それでも足りずに飲み会の中盤過ぎた頃から「残ってるならもらうよ」と言い出し、よそのテーブルの分もガンガン食う。

「残ってないですよ〜、こっちはゆっくり食べてまーす」と言っても「次の料理が来るからテーブル空けないと…」云々と理由をつけ取り皿を差し出してくる。(取り皿受け取るだけ受け取ってテーブルにおいて無視を決め込むか、極少量乗せて返すようにしてる)

飲み会後半は席替えと称して、食べ物が多く残ってる卓に来て食う。

「こっちの人と話せてないから〜」などとという口実で来る割に、喋らず食うし食べ物が残ってない卓には呼ばれても行かない。

タブレットがあるような安か居酒屋だと渡さないように気をつけないと、割り勘なのに「自分専用」の食べ物ガンガン注文して分けずに食う。

ちなみに酒も死ぬほど飲むので「飲めない分、食べている」わけではない。

相手下戸でも20代部下でもなんでも割り勘。頑なに他人より多くは払わない。

独身若い部下に「(既婚子持ち・お小遣い制の)俺より可処分所得あるでしょ?」と言い放つ。

(自分よりも役職や歳が上の人には奢ってもらったり多めに出してくれるよう強請るので、年長者(役職者)が多めに出すという概念は持っている模様)

常にこんな感じなので、飲み会が激減した。

エピソード職場お菓子(お土産差し入れ)編

基本1人ずつに配る方式。※以前は自由にお取りくださいだったけど、こいつが異動してきてから配る形に変更した

ただし人数分より多くもらった場合は余りを給湯室の共有スペースに置くのだが、置いてあるぶんを根こそぎ持っていく。

生菓子など、配れない物は冷蔵庫に入れ「1人1個ずつ取ってください」と案内しても、追加で取ろうとする。

1個ですよと声をかけても「でも誰々が今日いないから余るでしょ」などと言って食べようとする。

かねた人が「余りは、外回りの人たちが帰ってきてから平等に分けてくださいね」と言ったところ「貰い物を平等にしないといけない意味がわからない」と言われた。

※この発言趣旨を聞いたところ、タダでもらった物だから早い者勝ちでいい。食べられなくても他人のものを食べたことにはならない?らしい(食べられなかった人が買ったわけではないので損はしてない?からとのこと。意味がわからない)

「その理屈なら」と、取引先がくれたちょっと高いポテチそいつがいない隙にみんなで食ってやったら烈火の如く怒っていた。

取引から菓子をもらう際、その上司代表で箱菓子を受け取った場合は箱ごとしれっと持って帰ることがある。

誰かがデスクお菓子を食べたり、休憩時に交換などをしていると「いいなぁ」「腹減ったなぁ」など「俺も欲しい」アピールを続け「◯◯さんもいりますか?」と声をかけるまで、それが終わらない。

(異動してきた最初の頃はあげていたけど、貰うだけで返す気が一切ないと言うことに気づき段々と皆無視するようになった)

エピソード③家庭編 ※本人から聞いた話

一度、あまりにも不思議だったので「◯◯家は、食べ物全部早い者勝ちルールなんですか?」と聞いたら、真顔で「そうだよ」とのこと。

本人が言うには「平日の夕食は自分帰宅が1番遅いから1人分残されてるけど、土日は戦争」とのこと。

土日の食事は基本早い者勝ちの【戦争】だが「さすがに末娘(小1)の分は残す」らしい(前に末娘のぶんを食べて嫁に怒られ子供に泣かれたから、そこは気をつけてると言っていた)

ちなみに「長子(中学生)は自分の分のお菓子パンなどは全部自室に隠してる」「リビングにあるとお父さんに全部食べられちゃうと言われた」「前に長子の部屋の菓子勝手に食べたら鍵をかけられるようになった。俺が稼いだ金で買ってんのに生意気反抗期!」と話していた。

一連の話に反省や恥ずかしさの様子は全くなく、明るく笑い話として話してくる。

以上がエピソード

面白いので話を聞いていくと「"ちょうどいい満腹感"がわからない、お腹空いているか食べすぎて気持ち悪くなるかの2択」らしい。気持ち悪くなる前に止められないんすか?と聞くと、食べ物がある限り止められないらしい。

あったら食う・なくなったら終わりという至ってシンプル構造らしい。

他人の分まで食べてしまう件については「だって身体デカいから」とのこと。食事量を体格比?で考えてるようで「自分が1番大きいか自分が1番食べるべき」というようなことを言っていた。

転勤してくる前の支社の人に聞いたところ「あの人はずっとそうだよ」「見えるところに食べ物出しておかない方がいいよ、盗られるから」とのこと。

(実際に人のデスクのもの勝手に食ってバレたことがあるらしい)

職場内であればある程度対策は取れるが、こんなのが家庭にいたら大変だろうなと思った。

適切な満腹感がわからないというのは普通に病院案件だと思うのだがどうなんだろう。

Permalink |記事への反応(2) | 23:26

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anond:20250820004421

どっちもわかるな。個包装のクッキー一個なら問題ない。持ち帰れるし、食べたくなかったら来客に出したり。

たい焼きとかアイス差し入れに出してくる職場はかなりつらかったなあ…。少食だしすぐ太るからコントロールしてるのに!って。

Permalink |記事への反応(0) | 08:11

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2025-08-10

中学生時代の思い出

皆さんは中学生時代の思い出とはどのようなものだろうか。

学校行事友情恋愛勉強

私は「部活動である

思い出のほとんどが、それに関してのみ。

その他の行事等もすべてこの「部活動」が絡んでいる。

約四半世紀前のことであるが、暇なのでいろいろ綴っていこうと思う。

小学生から中学生

小学生の時に抱いていた中学校中学生イメージは、

大人(っぽい)」 「制服」 「青春」 「怖い先輩がいる(いそう)」

給食ではなくなる」 「定期テストがある」 「授業に英語が加わる」など。

小学生の延長ではあるけれど、子供から大人へ近づく段階として

非常に大きな、そして大切なステップのように感じていた。

私はその地域の8~9割の生徒がそうしていたように、

小学校のすぐ近くの「S中学校」へ進学した。

このS中学校へは「C小学校」と「H小学校」の2校から進学していた。

中学校生活のはじまり

どのような経緯であったかはよく覚えていないが、私はソフトボール部に入部した。

小学生の頃に母親ママさんバレーソフトボール版のようなことをしていたため、

他のスポーツに比べて少しだけ身近に感じていたところはあった。

別にスポーツに取り組みたかったわけではないし、他にも運動部はあったのに。

文化部だったり、帰宅部だったり、他にも選択肢はあったのに。

子供会の延長のような感じで、友人と、じゃあ…入る?みたいな、軽いノリだったと思う。

その友人の母親ママさんバレーソフトボール版のようなことをしており、交流があった。

集まった同学年の女子の「C小学校出身者」と「H小学校出身者」の比率は半々くらい。

出身小学校に関わらず徐々に打ち解け、チームメイトとなっていく。

入部したのは10名くらいであったが(最終的には7名になった)、1名を除き、未経験者だったと思う。

その1名は、小学生の頃に女子でありながら地域野球チームのようなものに加入しており、

ソフトボールもかじったことがあったようだ。

私はグローブバットも使ったことがなく、ルールポジションも知らないド素人であったが、

顧問先生や1学年上の先輩方に丁寧に指導してもらいながら基礎を身につけていった。

先輩方は当時8名であり、先輩方に同学年の経験者のチームメイトを加えた9名がレギュラーであった。

1学年上というだけでこのようにあまりにも違うのかというほど、皆、女子としても、プレイヤーとしてもかっこよかった。

端的に言えば、容姿に恵まれており、輝いて見えた。

以下は、1日のおよそのスケジュールである

5時頃:起床

6時頃:学校へ到着

6時半~8時頃:朝練

休み:昼連

放課後~19時頃:通常の練習

20時頃:帰宅

季節によって変動するが、テスト期間以外は概ね上記の通り。

はっきり言って現在会社員としての就業よりも過酷生活であった。

まるで部活本業学業副業のようである

週末も練習練習試合の連続であり、休日にゆっくり休んだ記憶ほとんどない。

中学生の途中で週休2日制が施行されたが、土日のどちらも遠征して練習試合だったこともある。

小学生の頃は太り気味であったが、みるみるうちに瘦せていき、生活習慣も体も運動部に馴染んでいった。

また当時は日焼け紫外線対策を碌にしておらず、本格的な夏が来る前には焼けていた。

しかし私はあまり熱心な部員ではなかった。

元来の性格のためか、取り巻く環境が原因かは定かではないが、ものぐさであり、いつ頃からか内心嫌々取り組んでいた。

ただ時間まで何となくやり過ごす日々の繰り返しであり、自分意志部活選択したのに、なんとも情けなかった。

単純に根性がないのである

特殊環境かつ人数もさほど多くなかったため、チームメイト達とは距離が近く、関係性もおおむね良好であった。

数少ない余暇時間も共に過ごし、よく愚痴をこぼしていたが、私とは違い、皆名プレーヤーだった。

皆と同じように教わっていたはずだが、基礎が身に付く以前からそもそも運動音痴センスがなかった。

バッティング守備も、感覚が掴めずに勘に頼っていた。

一時期、伸びたと褒められた時期もあるにはあったが、全体的にパッとしなかった。

私は根性なしのうえスキルもない、だたのポンコツ部員だったのだ。

しかチームメイトは除け者にせず、一部員として好意的に接してくれていたので感謝している。

顧問先生

顧問先生男性)は当時、現在の私と同じくらいの40前くらいだったと記憶している。

とにかく熱血で、良く言えば指導熱心、悪く言えばスポーツ○カのような人だった。

何代か上の世代は市だか県だかのそこそこ上位まで登り詰め、

『S中と言えばソフトボール部』などと言わわたとか言われていないとか。

指導者としてもプレイヤーとしても、その腕前はピカイチであり、

どのポジションでも何でもござれのオールラウンドプレーヤー

当時、抜群のプレーに皆が魅了されていた。

基本的に昼休み以外の練習に同行しており、非常に勤務時間が長かったと想像されるが、

なぜ顧問というだけで部活動にあれほど時間を割いて打ち込んでいたのか謎である

やはり熱心だったのだろう。

しかし、そのような熱血顧問にありがち(!?)で、当時ビンタされる機会も少なくなかった。

その痛みは頬のみならず顔全体の感覚がなくなるほどであり、口の中を切ることもあった。

特段、感情的な人ではなかったと思うが、指導として叱責される機会が多く、基本的には畏怖の存在であった。

何故あれほどまでに時間情熱を注ぐことができたのか、

またどのようなトレーニングを積み重ねてスキル習得したのか、

大人になった今、問うてみたい気もする。

●先輩方

先輩方のことは、女子としても、プレイヤーとしてもかっこよかったと表現したが、

皆それぞれその年代女子特有の気難しさも持ち合わせていた。

部活外の時間に校舎内で顔を合わせた場合、後輩からこんにちは」等の挨拶をするが、

ほとんどの場合にっこりと朗らかにこんにちは」と返答されるため、こちらも非常に嬉しい気持ちになった。

同行していた別の部の友人からは「すごく優しそうな先輩だね」等と言われたものだ。

しか部活時間になればたいていピリピリしており、部活外の時間のような微笑みは基本的に皆無。

穏やかな時もあれば、感情的振る舞うことも多く、鬱憤が溜まっていった。

うちの部は、私の2つ上の学年(3年生)が不在だった。

夏頃までは3年生が在籍しているのが一般的であるが、うちの部は2年生が天下。

この状況に気が付いたときには絶望したものである

その日の機嫌次第でぞんざいに扱われることもしばしばあった。

はっきりといじめしごきのような、直接的に個人攻撃することはなかったと記憶しているが、

端的に言うと「1年は使えない」と言った感じだ。

空気を読むことが苦手で気も効かない私は、適切な対応がわから謝罪連続であった。

表面上は敬うフリをしていたが、内心はうんざりしていた。

「先輩ってどんなことで怒るんですか?」とすっとぼけ質問をして、

「それは聞くことじゃないよ」と呆れられたこともある。

私は当時人気を博していた某アイドルグループファンであり、

別の部の友人とコンサートに行く約束をしていたが、正直に理由を告げて練習休みたい旨を伝えると、

先輩達は「コンサートってありえなくない?私も○○のコンサートに行きたかったのに」と陰になっていない陰口を言っていた。

(先輩は別のアーティストを指しており、私が行くコンサートに先輩が落選したためやっかんでいたというわけではない)

聞こえよがしの陰口を察した私は、「すみません…もうコンサートに行きません。練習に出ます。」と申告したが、

「いいよいいよ、行ってきなよ、楽しんできてね」とのたまった。

言葉に甘えて(?)私は堂々とコンサートに行き全力で楽しんだ。今でもそのコンサートは思い出深い。

ポンコツでありながら無遠慮な図々しさと、聞こえよがしの文句記憶している執念深さを持ち合わせているのだ。

中には親類の葬儀関連や帰省理由であってもチクチク言われていたチームメイトもいる。

それはそれでさらに納得のいかないものだっただろうと思う。

その他、記憶している上下関係ルール等。

・先輩が荷物を持っていたら代わりに持つ

キャッチボールは先輩のグローブを持って相手をしていただくようお願いする

キャッチボール中に先輩がボール捕れなかったら走って捕りに行く(こちらの暴投が原因)

・先輩が座ったことを確認してから座る

・先輩が水分補給したこと確認してから水分補給する

・先輩がお土産差し入れ等を先に選ぶ

・先輩は体操着の袖を捲ってもよいが、後輩は不可

・各々の家を把握し、同じ方向の人と下校する

年賀状を交換する

バレンタインデー手作りチョコを交換する

その他、部特有ルール等。

部活中、校庭は歩かない

・校庭にボールが落ちていた場合仕舞い忘れ)、ペナルティで1球につき校庭10

・授業中に寝た場合ペナルティで校庭10

学生カバンの装飾不可(キーホルダー等)

・整髪剤、制汗剤の利用不可

・全校朝礼の設営準備や後片付け、撤去等を行う

運動会文化祭の設営準備や後片付け、撤去等を行う

運動会女子では最も過酷な800m走の選手となる

・校舎内の部屋の引っ越しを手伝う

・校舎裏の泥やヘドロを取り除く

試験勉強および受験勉強は同じ教室で皆で行う

一般的運動部として当然なルールもあったが、当時も今も「?」と感じることもある。

幼少期の他に、この部活で培った様々な経験も、人格形成に大きく影響を与えたと思う。良くも悪くも…

他の部の友人たちは、うちの部ほど過酷ではなかったと想像する。実際は不明だが、おそらく。

先輩と談笑したり遊びに行ってプリクラを撮ったりしている様子は信じらない、うちの部ではありえないと当時思っていた。

部活という特殊環境で、人間関係を築く上で大切なことを学んだ。

他人に決して心を許してはならない、油断してはならない。

今でもたまに当時の部活の夢を見る。

一体いつになったら、この悪夢から解放されるのだろうか。

Permalink |記事への反応(0) | 21:25

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2025-07-26

anond:20250726111714

どんな工場かにもよるけどアイス差し入れで貰うことたまにあるよ

ジュースが一番貰う機会多いけどな

Permalink |記事への反応(0) | 15:23

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腹がたったこ

ちょくちょく仕事でお世話になってる工場があるんだけど、

昨日のお昼、顔出す機会があったから差入れのアイスを買って事務の女の人に渡したんだ

12本入りのアイス

そこの工場職人が5、6人で事務方の人が4人だから人数的にはまあ丁度だなと思って渡したんだよ

551みたいなやつだからそんな高くないけどさ


それで夜に一番年次の高い職人さんから仕事の連絡がきて

「なんか事務の子アイスまで差し入れしてくれてありがとうね〜」みたいなこと言われてさ


自分は食べてないみたいな言い方だったから、アレ、〇〇さん食べてないんですか?って聞いたんだけど

「昼休みだったか事務の子が皆で食べたって言ってたよ〜」って言われて

なんかすごい悲しくなってしまった


これよかったら皆さんでどうぞ!職人さんらにも!って渡したのにさー

1人3本とか食ってるやん 馬鹿か??

なんでそんな嫌なことすんの???


というのも元々そこの事務の人らに嫌な印象があって、

出入りしてる同業者ともその話をしたことあるんだけど

なんか現場仕事のことをうっすら馬鹿にしてる感じがあるんだよ

作業場の空調が調子悪いって話をこっちがしたときも、

「はあ?暑い?へー、ワークマン空調服ってやつ売ってるらしいですよ!めっちゃ評判いいらしいですけど?」みたいなこと言うんだ

そりゃアンタらに作業環境についての決定権なんかないんだけど、そんなこと分かってるんだけど、それでも会話なんだから「うわー、大丈夫なんですか」ぐらいの相槌を打てやと思ったね

こいつら、同じ職場人間という意識マジでないんだと思う



営業先で女が出て来たら時間無駄から帰る」みたいな話よく聞くよな?男女論の文脈

あれ、そこがデスクワークメインの会社だったら女性差別的で嫌な話だと思うんだけど

中小町工場でのことだったら完全に正しい行為だと思う

工場事務の女、本当に関わる意味がない マジで意味ない 仕事知識はまるでないし、その割に余計なことばかりする

本当に、本心からそう思う

こう言ってる自分も女だから女の悪口なんか言いたくないんだけどさ

でもこうやってイライラすることが思い出せる限りでも相当頻繁にある

終業時間ちょうどに「今から時間騒音なんで作業中止でお願いします」って薄笑いで言いに来る女を見る度、

現場で働いてる女の人の爪の垢でも煎じて飲めと思うわ、いつも

Permalink |記事への反応(3) | 06:20

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