Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「岩波新書」を含む日記RSS

はてなキーワード:岩波新書とは

次の25件>

2025-10-20

弥助の剣技より斬れ味高い

曼珠沙華さん、あなた反論を拝見しました。Grokか私のどちらかが嘘をついているといいつつ、藤木先生議論にも反している私が嘘つきとの論陣を張っておられますね。ところでお聞きしたいのですが、あなたAIの回答が正しいと思って、ぶつけてこられたということでよろしいですね?では、私から疑問を提示させていただきますAIが論拠とする事項についての疑問を提起します。

黒田基樹戦国期の貨幣経済』(吉川弘文館2007年)なる著作実在しません。

永原慶二『近世武家経済史の研究』(有精堂、1969年)なる著作実在しません。

③『甲陽軍鑑』(天文・永禄期)家臣の禄高を石単位俸禄)で記すが、下級者には「扶持若干石」と明記とあるが、そのような記述存在しない。『甲陽軍鑑』には貫高で禄高を記すのが原則。いったい何巻に記述されているのかさっぱりわからない。見つからない。

藤木久志戦国社会史論』(東京大学出版会1975年)に「扶持を「俸禄現物化初期形態」とし、土地喪失時の代替として用いられたと指摘。総俸禄10-20%が扶持形式だったと推定される」との記述存在しない。この課題に最も近い「大名領国の経済構造」「知行制の形成守護職」にもこうした論述は見当たらない。念のため、この著書は1974年刊行である。いったい1975年刊とはどういうことか。曼珠沙華におたずねしたい。

佐藤信淵研究(『戦国大名軍事経済』、吉川弘文館1995年とあるが、そのような著作存在しない。そもそも佐藤信淵江戸時代後期の学者なのだが、なぜ1995年に著書が刊行されているのかさっぱり理解できない。ちなみに同姓同名戦国期の研究者がいるとは聞き及んでいない。

平井上総の『戦国領主層の研究』(高山寺書店1980年)だが、このような著作存在しない。そもそも私の知る平井上総氏は1980年まれのはず。生まれたばかりの新生児がこのような著書を書いたとはノーベル賞どころの話じゃないね曼珠沙華さん、この問題にどう回答するの?

五味文彦1947年まれ東京大学教授名誉教授)は、戦国期の民衆史・武士社会を専門とし、『もう一つの戦国史』(岩波新書2000年)や『戦国合戦社会学』(中公新書2015年)とあるけど、ぜんぶ実在しませんよ。このような著作があれば、私が知らないわけない。念のため、五味先生1946年まれですけど、別人なのですね?曼珠沙華さん、返答してくださいね

⑧「現代日本史学における定説と受容状況」に記述されているデータは、すべて根拠がないか実在しませんよ。曼珠沙華さん、あるというのなら、しっかりとその出典を明記して提示してください。

以上です。曼珠沙華さん、あなたはこんないい加減なもの鵜呑みにして、私をこきおろそうとしていたわけです。AIを丸投げして、私が間違っていると言った以上、この記述を信頼できると考えた根拠をすべて掲げ、私に提示してください。私はすべて提示しましたよ。あなたは自信満々で、誠実な人間なのでしょ?さぁ、私にしっかりと回答してもらいましょう。逃げるなよ。https://t.co/XDgKWKIIEP— K・HIRAYAMA (@HIRAYAMAYUUKAIN)October 19, 2025

Permalink |記事への反応(0) | 16:09

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-10-15

ほな「壁ドン」はどこから出てきたんや

イラ壁(クソッ、イライラして壁殴っちまった・・・・!)じゃないほうの壁ドン

昨今は壁ドンが好きな女なんかいないて論が優勢やが

別にもともと男も壁ドンきじゃないと思うんよな

そもそもシチュエーションがようわからん

なんなら「女は壁ドンが好き」というイメージで行動させられてるんやないか

寄生虫によって目玉をグルグルさせられるカタツムリみたいに

 

ほなその諸悪の根源である壁ドン」はどこから出てきたんや

ドラマか?少女漫画か?少年漫画か?

少なくともこの謎行為ミーム化して今でも語られ続けているということは

一回出てきてみんなが「ヒョェ~~(ドン引き)」になったインパクトが残っているというよりは

それがロマンチックだったりメロかったりエモかったりした時期があったんやないか

で、おそらく壁ドンという行為の構図上「感情的になったイケメンに迫られたい」という

女性から欲求要望があったんじゃないかと思っとるんやが

岩波新書は「『壁ドン』の世界史」を発刊すべきやないか

Permalink |記事への反応(1) | 09:33

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-05-04

図書館リアル書店の良さは他人選書をしてくれるところにある。

https://anond.hatelabo.jp/20250502191629

を書いた増田です。

コメントで「図書館別に本いらんくね? スマホパソコンをいじれるフリースペースであればいいだろ」って書かれてあったので「いやいや、図書館には本が必要なんだよ!!!!」と思う理由を、図書館に5年間近く毎日通い、本が割と読めるようになった自分勝手に語っていきたい。

このエントリーは誰かに何かを伝えたい記事半分、ただの一人語りである

なので適当に書いて適当に締める。

前提として

自分は5年前まで全くと言って良いほど本が読めなかった。仕事が終わったらパソコンの前に座って朝から晩までインターネットをしていた。大体はエロ動画オナニー。まぁそれは今も変わらないが。

その頃は読書初心者で、最初は100ページ無い本とか、写真集とかしか読めなかった。5年経って、今は哲学社会学宗教学や、もろもろの新書くらいなら読めるようになった。なお、岩波新書は今でも嫌いである。理由文字が細かいので。

そういう意味で、当時「ネットサーフィン」「ギャンブル」「女」という、日本中どこにでもいそうな「クズ男」だった自分に、「教養」という世界の扉を開けてくれた図書館、ならびにリアル書店の方々にはマジで感謝しかない(このまえ一人にはお礼した)。

なお、どうでもいい話だが増田高卒です。

図書館司書書店なら書店員)さんによる選書とは。

ちゃんとした図書館書店には選書スキルのあるスタッフ図書館なら図書館司書書店なら書店員)が選んだ本が並んでいるはずだ。書店は売りたい本が並ぶことも大いにあるが。

これは世の中にある有象無象の本達から、客先に出せるものだけを彼ら(彼女たち?)が我々のためにピックアップしてくれている。言い方を変えれば「ハズレ本、インチキ本」を除外してくれている訳である

試しに今度、大型書店の「政治」や「宗教」の棚にでも行って見て欲しい。装丁がピカピカで、いかにも怪しそうな主張の本がそれなりに置いてあると思う。ああいう本は、特定の層にしかさらない、いわゆる「ハズレ本(その人達にとってはアタリ本)」だ。要するに良書ではない。なぜなら体系立った次の勉強に繋がらないからだ。

書店員や図書館スタッフさんはそれらに対する選球眼があるため、そのような「ハズレ本」を事前にフィルタリングしてくれた上で、店頭、もしくは図書館に出してくれているのである

このスキルはなかなか表面化することはない。この選書スキルファッションに似ていると思う。だが、本の選書スキルファッションよりも目に見えない。でも俺は正直選書スキルの方が凄いと思っている。

しかも本には昔から読み継がれている「古典」なんかもある。なんとなく読む順序が決まっている本(分野)なんかもある。初級者向け、中級者向け、上級者向け。巻末についている読書案内なんかかそれにあたるが。

そしてこの技術素人がそう簡単に身に付けられるものではない。素人そもそも「いい本」と「悪い本、ハズレ本」の良さを選別できない。これはファッションに似ている。ファッションセンスがないやつが、上下あべこべの服を着るように、本にも選ぶセンスというものがある。少なくとも俺はそう考えている。そして、本はファッション以上に表に見えにくい。そして一朝一夕に身に着くものではない。だから自分図書館司書さんと、書店員さんをめちゃくちゃ尊敬している。

例えば料理の本を探したい。疲労回復の本を探したい。糖尿病の本を探したい。そんな時にj自分にとっての良書、悪い本。見極められるだろうか。amazon読書メーターの評価と実際の良しあしは真逆だったりすることは往々にしてある。最新の本が必ずしもいい本とは限らない。1980年代の本が良い本だってこともある。そしてそれが自分に合うかどうかは、さらにわからない。

図書館不要論者はこのご時世どの程度いるのかは知らないが、リアル書店不要論者はこの視点が圧倒的に欠けている。彼ら(不要論者)は「良い本は選べて当たり前」 「悪い本、インチキ本は自らの選球眼でしっかり見極められてアタリマエ」と思っているが、そうじゃないんだよ。自分は5年間図書館リアル書店に通い続けてなんとなく本の選び方がわかるようにはなったが、5年前は「メンタリストDaigoが選ぶおススメBooks」を何の疑いもせずに買ってたぞ。

結局本を選ぶ能力がつくまでは、誰かに選んでもらうことが必要なんだ。そして、それが図書館であり、リアル書店だと思う。その能力amazonメルカリ楽天では絶対に身につかない。だってあそこは本棚じゃないから。レコメンド機能では選書能力は身につかないと思っている。


選書能力が身に付いて初めてamazonなり楽天なりでお買い物が出来るようになると思っている。服を通販で買える女子と構図は似ている気がする。

ということで、今後も本よむぞ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-22

anond:20250321235837

一般人岩波新書中公新書ちくま新書程度でいいよ

あれくらいがちょうど良いと思う

Permalink |記事への反応(0) | 00:28

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2025-03-04

日本史通史本の電子書籍

が進まない。

いま日本史の通史本を揃えるとしたら、中公文庫の『日本の歴史シリーズか、講談社学術文庫の『日本の歴史シリーズか、岩波新書の『シリーズ日本○○史』かのどれかになると思うが、いずれも紙媒体のみ。

量が多くてかさばるので電子書籍化してほしいのだが、一向にされる気配がない。

長期的に売れているシリーズであり、電子書籍化しても余裕でペイすると思うのだが、何でしないのか謎である。(権利関係か?)

ちなみに講談社学術文庫の『天皇歴史シリーズ電子書籍化されている。

Permalink |記事への反応(1) | 11:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-10-30

文芸でも実用でもない本のジャンルってなんて言うの?

anond:20241102083243

読書趣味なんだけど、他人にそれを伝えると大抵「どんな作家が好きなんですか?」と返ってくる あんま本読まない人にとって読書イメージ文芸本を読むことっぽい

でもおれは大体学者専門家が書いた本を読むことが多い、今読んでんのはアセモグルのこれ↓

国家はなぜ衰退するのか 権力繁栄貧困起源(上)

https://amzn.asia/d/hg8ADCt

こういう、一般人向けに専門家が書いた特定ジャンルについての知見をちょっとエンタメっぽくした本を端的に表現する言葉ってなくない?上記のアセモグルの本はAmazonだと「世界史」のジャンルなのだが、それをもって「世界史の本読んでます!」というのも憚られるし

ちょっと前に売れてたFACTFULLNESSも似たようなジャンルな気がするけど、これもAmazonでは「確率統計」ってジャンルに入ってて、でもあの本を読む人の意識として「確率統計について知りたい!」っていうモチベーションではないと思うんだよな、もっとざっくりと「あんまコア過ぎない知識を楽しく得たい」っていう感じで読まれる本というか

「専門書」だとなんか固すぎるよな、それこそ専門家学生大学の授業で使うような、予備知識のない一般人では読めない本って感じ 「教養書」もなんか違う、ちょっと観念的すぎというかカーネギーみたいな自己啓発本想像される感じ

これが例えば岩波新書だったら「新書をよく読みます」といえば結構ニュアンスが伝わる感じがするけど、これはしょせん本のサイズによる分類を表したものしかないんでね

なんかいい語彙はないもの

———————————

俺の中でこのジャンルの最たるものが「銃・病原菌・鉄」だな

なんかブコメトラバ眺めてみても結構割れてて、イメージは共有できててもスパッと表現できるようなコンセンサス取れてるワードはなさそうに感じる

書店、版元、読者、本読まない人がそれぞれ考える本の分類のちょうど狭間にあるエアポケットって感じがするんだよなあ

でも素朴でライト知識欲を満たすために本を探したら自然とこういうのに行き着くよね、ていう本は沢山あって、書店でも目立つ場所平積みされてる印象があるのに端的に表すワードがないのは不便だなと思う

ゴールディンの賃金格差に関する本とノアハラリの人類史に関する本って全然テーマ違うけど多分読者層は被ってるよね

———————————

一般書」→いくら何でも抽象的すぎ、初対面の人にそういったとしてこの人会話進める気あんのかって思われそう 雑誌読む人がどんなジャンルが好きって聞かれて一般誌とか言わんやろ

啓蒙書」→人口膾炙した言葉じゃなさすぎ、初対面の人に「啓蒙書好きです」って言ったら99%「ケーモーショ???なに???」ってなると思う

学術書」→ニュアンスの一致具合と言葉の使いやすさとしては一番バランス良さそう ただ自分の考える定義だともう少しライトな本も入るのよね 例えば 「なぜ働いてると本が読めなくなるのか」みたいなライト新書を含むにはちょっと大仰かも

「人文、科学」→これもニュアンス近いな、ただ理系文系の垣根をちょっと感じる もっと包括的ジャンルとして捉えたい

哲学」→めっちゃ広義に考えればそうかもしれんが絶対ニーチェとか?」ってなるやろ

雑学本」→まあ超ざっくり分けるならそうなのだろうけど、ノーベル賞取るような学者が書いてることを一般に「雑学」といえるか?という疑問はある もっとトリビア的なことを指さない?

ノンフィクション」→ドキュメンタリーと思われそう

リベラルアーツ」→この言葉自体が一種サブジャンルなのでは?教養目的とした知識が書かれた本というか もっと上のレイヤーを想定してる

新書」→やっぱこれが一番無難なのかなーでも言葉の厳密性に欠けること言うのがほんと嫌 冬用タイヤ全般スタッドレスって呼称するような居心地の悪さを感じる

教養書」→俺が考えているより広範なイメージっぽいな、でもまだ高尚すぎるというか、知識についてのニュートラル感覚に欠けるというか、教養という言葉自体が「値打ちこいてんな」って感じする

Permalink |記事への反応(31) | 16:57

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-07-06

anond:20240706023024

母子で逃げて見捨てるか今からでも治療・服薬を再開するかの2択だと思う

長年の無治療予後が悪いがそれでも自宅で看るのは無理だからせめて服薬はしてもらう必要がある

本人の病識がなくても治療はい


父親臭いものに蓋してるだけ

時間解決する問題ではない


父親増田母がいないと増田祖母の面倒はどうせ見れない

治療約束が果たされなかったとき母子で逃げることも考えて欲しい


読んでほしいも

【3459】保健所相談し、一歩前進しました(【3430】のその後)

https://kokoro.squares.net/?p=6150


【2384】異様な生活を続けている統合失調症の叔母は本当に治るのでしょうか

https://kokoro.squares.net/psyqa2384.html


精神病

笠原嘉著 岩波新書 1998年

Permalink |記事への反応(1) | 15:36

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-27

紅衛兵石丸伸二の子供の政治利用

あとで読み返しておきたい。個人読書メモ

 

紅衛兵

私の紅衛兵時代: ある映画監督青春 (講談社現代新書 1008)

目次

天国──北京の思い出

 小さな夢の世界──胡同/北京落城

降臨──文革の勃発

 輝ける「革命の子ども」たち/ゲームの始まり

●群仏──街に繰りだす紅衛兵

 夜を切り裂く「天使たち」/「不良」狩り──暴力快感

●狂灰──いくつもの死と生

 Fの「青春残酷物語」/湖に身を投げた老作家

 人生異郷とする人々/監獄からの「道行き」

青山──野焼き、そして、新生

 毒虫伐採の日々/「反革命女学生」の発狂

 原始の森の死/野花、それは1つの時代の……

紅衛兵時代 (岩波新書新赤版 222)新書

概要

一九六○年代後半,中国若者熱狂させた紅衛兵運動は,いまや全面否定されるに至っている.しかし,そもそも彼らは何に反発し,いかなる理想を抱いていたのか.「紅衛兵」という名称の生みの親であり,運動初期のリーダーでもあった著者の体験思索の遍歴から文化大革命に激しく揺れ動いた時代中国の姿が鮮やかに浮び上がる.

 

石丸伸二の子供の政治利用

9歳です。目黒区から来ました。

https://x.com/himasoraakane/status/1806139424671150100

生徒会に100万円

都知事選石丸伸二氏「当選したら全ての都立高校生徒会長に100万円配る」

給食費無償化美術館

https://x.com/AkaeNatsu/status/1805590764375978178

Permalink |記事への反応(1) | 14:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-06-01

うおおおおおノベルス雑語りしたくなってきたー!!!

ノベルスがライトノベルか否かって言われたら雑なノベルス語りをしたくなってきたぜ!!!!!

ということでしていきます

ライトノベルノベルスの違い

そもそもライトノベル」と「ノベルス」を分ける定義の人たちってのは昔から連綿と存在していて、例えばノベルスって言うとどういうものかっていうと以下のようなレーベルです

等々……

さて、ライトノベルとどう違うの?と言われると、ものすごい簡単にいうと「文庫新書か」という分け方になる

ライトノベルは主に「文庫」で書かれているレーベルを指すことが多く、ノベルスは「ノベルス版(新書版)」と呼ばれるちょっと細長い感じの本で二段組で書かれているものを指す。

違いはそれだけか?と言われるとまあそれだけなんだが、もうちょい踏み込むにはノベルスの歴史を知る必要がある

1950年代ごろだと、そもそも日本における新書サイズの本と呼ばれるものは「岩波新書」に代表されるお堅い学術書が主だったもので、それに対して光文社が「大衆向けのもうちょいわかりやす教養レーベルを作りたい」として作ったのが「カッパ・ブックス」と呼ばれるレーベルになる

(余談だが著者近影という文化を始めたのもこのレーベルが初らしい)

で、そこから姉妹レーベルとしてフィクション物語を扱う「カッパノベルス」が創刊された。

カッパノベルスは松本清張西村京太郎小松右京など書いた日本ミステリSFエンターテイメント小説に多大な影響がある作品を出して大ヒットを飛ばした。

それを見た他の出版社もこぞってノベルスレベルを立ち上げてそれぞれのレーベル作品を発表していった。

これが大体1960年から1980年くらいにかけてのものすごい大雑把な流れで、ライトノベルより早い段階で日本エンターテイメント小説ノベルスは多大な影響を及ぼした

特にミステリファンタジージャンルに関してはこのノベルスの影響度が尋常じゃないほど高く、ミステリだとカッパノベルスや講談社ノベルス、ファンタジーに関してはC★NOVELSなどで有名作品が数多く存在する

ライトノベルノベルスに含まない人の意見

じゃあ、なんでライトノベル定義論でノベルス含む含まない論争になるかというと、ここからは若干雰囲気ベースになるが「出自ターゲット層」じゃないかというところになる。

ノベルスは刊行されているものを見てみるとわかるが結構ターゲットの年齢層が高い。ぶっちゃけサラリーマンとかそっちくらい向けの作品群が多いのだ

この辺りはレーベルの当初から社会派ミステリ松本清張などを使っていることからも伺えるだろう

内容としてもハードボイルドや伝綺小説などが多く、いわゆるエンターテイメントの中でも硬派でおじさん主人公のもの結構多い

対してライトノベルというものは、ジュブナイル小説と呼ばれるいわゆる青少年向けの文化に影響を強めに受けていて、ターゲット層的にも青少年ないし大学生くらいが主だったターゲット層になる

この辺りの歴史的経緯から来る文化圏の違いみたいなものが、「含まない」という人たちが多い理由ひとつだろう

ライトノベルノベルスに含む人の意見

では逆に、「含む」派閥がなぜいるのか。というと、そもそもノベルスの歴史を見てもカッパ・ブックスの成り立ちからして、「大衆向け」でありエンターテイメント小説の土壌としてあったのはここまで話した通り

で、ライトノベルも言ったらエンターテイメント小説の集合の一部なわけで、まあ内容的に近しい作品が多いからだ

この辺り、時代を経るにつれライトノベルノベルスというのは似た成長を遂げた経緯を歩んだところがある

ライトノベルは様々な近傍文化漫画アニメゲームジュブナイル小説)をごった煮でまとめていったというのだけれども、

ノベルスは時代が経るにつれて対象である大人たち」の変化を受けて、アニメ美少女ゲーム文化さらにその近傍文化を取り入れていき、ライトノベルと似たような変遷を辿っていった

特にこれらを取り入れていったのが、講談社ノベルス(及び講談社BOX)とC★NOVELSである

講談社ノベルス(BOX)で言うと、西尾維新奈須きのこ佐藤友哉など

C★NOVELSで言うと、茅田砂胡多崎礼

あとはどちらにも書いている森博嗣京極夏彦などなど……

上記作家たちは、ご存知の通り小説もさることながら、アニメゲーム漫画などにも多大な影響を与えていった(というか奈須とかに関してはゲームそもそも出自ではある)

これらの作品群は内容的にライトノベルでも出ていてもおかしくない作風のものもあれど、ノベル刊行になっている

また、ライトノベルにおいても、「C★NOVELSで出てそう」「講談社ノベルスで出てそう」みたいな作品結構ある

個人的には紅玉いづきさんとかはわりとC★NOVELS風味かなと思ったりもする)

実際「ブギーポップシリーズ上遠野浩平講談社ノベルスで「殺竜事件」等の「戦地調停シリーズ」を書いているし、ラノベ出身作家ノベルスレベルで書いている例も多い

まとめ

こういった経緯で位置としてはめちゃくちゃ近い位置にあれど、しかし、ノベルスをラノベに入れるか?みたいなのがとても別れやすい、という妙な性質がこの二つにはある

個人的には、まあ歴史的経緯もあるし、レーベル史観でいいんじゃね?という意見なのでノベルスはノベルス、ライトノベルライトノベルでいいかなあと思っている

ただここまでの歴史的経緯を踏まえても、現状似ている作品群も多いというのはあるので、含める気持ちもわかる

なので、もし今後議論する際には内容派閥レーベル史観派閥かの宣言くらいはしてもいいんじゃねえかなあと思う

ただそれはそれとして、ノベルス、ライトノベル双方に面白い作品はたくさんある

ノベルスが好きな人も、ライトノベル好きな人もそれぞれお互いに合う作品結構あるので探してみるのもいいのではないだろうか

更新履歴

24/06/01

指摘があった「ノベルス」と「ノベルズ」の表記ゆれ修正。ちなみに表記は「novels」を日本語読みしたものなのでどっちもあるっぽく、出版社によっても呼び方に揺れがある。(トクマノベルズはズ、講談社ノベルスはス)。自分もなんかノベルスっていったりノベルズと混ざっていってしまうので癖です……

Permalink |記事への反応(3) | 10:28

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2024-01-26

anond:20240126183251

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

 〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法である。これは、山口和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。

 私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法からの流れの中で位置づけるべきだと考える。

 同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊合憲化(57)、③日本経済的地位に見合った国際貢献必要性、④国連軍国連警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリスト武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から護憲立場から改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである

 同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲である。同提言軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから北朝鮮中国軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラル過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである

 佐藤が語る、愛国心必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである佐藤饒舌から私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。

 馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事平和維持活動において殉死殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊追悼施設必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。

 ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツ独自イラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたかである。翻って日本場合多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国国際社会理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。

 元国連職員吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍軍事活動積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである

 なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実国際政治の中で、山川ソ連侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。

10.おわりに

 これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮アルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略植民地支配反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的保障する国家先進国主導の戦争積極的に参加し、南北格差固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である

 大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派大国路線に対抗して、日本経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪補償必要とした路線が、東アジア諸国民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合破綻といった状況に規定された、リベラル左派危機意識から生じている。九〇年代東アジア諸国民衆から謝罪補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本私たちが、進んで過ちを正しみずから正義回復する、即ち日本利益のために」(69)(傍点ママ歴史清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争植民地支配可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立リベラル左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である改憲後、蛹は蛾となる。

 ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル左派意図的計画したものと捉えているわけではない。むしろ無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力からあいもつあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治立場から期待されている人物統合象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴人物の未分性という日本政治特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディア追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリスト発言力を確保しようとする学者、無様な醜態晒す本質的には落ち目思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからあいもつれあって」、集団転向は進行している。

 ところで、佐藤は、「仮に日本国家国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家同胞日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまたからには、自国国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間異端者扱いするのが目に見えている。

 この佐藤発言は、安倍晋三首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(Iam behind thePresident.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族配慮するという意図からだろうが、アメリカ一丸となって事件対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである国益からむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)

 文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ総連弾圧をめぐる日本言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したこと物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本リベラル左派安倍政権ときに敗北したのである

 〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである侵略植民地支配過去清算在日朝鮮人人権擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア世界平和にとって大きな災厄である(73)。

改憲戦争国家体制拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア知識人等を徹底的に批判すべきである

(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。

(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。

(3)ただし、編集者佐藤右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。

(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。

(5)インターネットサイトフジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈Permalink |記事への反応(0) | 18:37

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-12-03

子ども貧困

2014年岩波新書子ども貧困』では日本の子もの6人に1人が貧困と書かれてたけど、最近NPO団体意見広告見たら貧困は9人に1人って書いてあった。10年足らずでここまで改善するもんなんだ。

Permalink |記事への反応(3) | 12:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-08-29

こんな社会福祉学部は嫌だ (元社会福祉学部名前がついていた学部の選び方)

2000年ごろ雨後の筍のように生まれた「社会福祉学部」を持つ大学(すでに学部から社会福祉を消した大学も多い)から脱出した教員たちの証言を集めてみました! 特定されないよう適宜改変しています

・学園の理念に「優しい」「明るい」「素直」「従順」が入っている。

学長による入学式祝辞が「全員に挨拶をしよう」

福祉専門職必要ものとして「思いやり」「やさしさ」を謳う。

入学式理事長学長が「父兄」と呼びかける。

教職員から学生から自殺者も有罪者もだしている。

学生相談室の設置案に「教員自分仕事押し付けるつもりか」と理事却下

社会福祉国家試験に準じただけの最低限のカリキュラム

心理学経営学の授業が大量にある一方、社会学系の授業がほとんどない。

・1年次から国家試験対策合格率は高め。

国家試験受験勉強のため、卒論選択科目となっているおり、ほとんどの学生が書かない。

人権労働差別エスニシティジェンダーなどのテーマの授業が皆無。

・専攻に関係なく、宗教家から宗教学教職免許を持っているか教育実習、子持ちだからから家族支援論という謎基準事務が授業担当教員を決める。

・「経済学」と「政治学」、「心理学」と「社会学」、「日本史」と「宗教学」など、異なる分野の科目を一人の教員が教えている。

図書館ではなく図書室。

雑誌コーナーに『世界』『思想』『現代思想』がなく、『正論』『WILL』『HANADA』がある。

全国紙が揃わず新聞データベースもない。

・蔵書は、試験参考書中心。

岩波新書新潮新書という謎チョイスで新書を揃えている。

障害学生はできる限り受け入れないよう画策。

多目的トイレ掃除道具入れになっている。

バリアフリー設備が後付け。

エレベーター車椅子1台分のスペースしかなく介助者が入れない。

・最終学歴学士卒の教員が多い。

施設経営者、あるいはその縁故者がゴロゴロいる。

2000年代には研究禁止の御達しがなされていたため、開学の際にいた研究志向教員が他出、残ったのは病人か「けんきゅうってなに?食べられる?」という人ばかり。

研究してる人には散々辞められているからか、募集停止からヘッド(?)ハンティングしてくる。

研究や本に対して敵対心を示す人が多い(例えば、授業公開に行ったら、教員が「著作権料で食ってる人」というのをdisっていたのを聞いた、とか)

理事が「公募では人物がわからないので絶対しない」と宣言している割に、直接、大学履歴書を送りつけて採用された人が多数いる。

学長は外から連れてくるお飾り。

学部長が社会福祉学者ではなく学園縁故者。

入試問題現代国語を併設高の教員外注しているらしいのだが、常に昭和文章

入試問題一問一答クイズのよう。

入試問題作成者が各科目に1人で、担当者が逃げ出す。

・併設校に試験問題作成を外注している(もちろん内緒)。

卒業式理事が「ジェンダーフリーが家族を滅ぼす」とか「人間にはそれぞれ分というものがある」とかネトウヨっぽい言葉を熱弁。

・式典では日の丸君が代はもちろんのこと、日の丸敬礼させられる。

東日本大地震地震兵器論者、中国脅威論、Qアノン信者など、教員陰謀論蔓延

学生シバキ主義発破をかける維新信者教員がいる。

アメリカ中絶禁止について薄ら笑いで歓迎する教員がいる。

北欧高齢者安楽死をしているから「寝たきり老人」がいないと講義解説する教員がいる。

少子化女性高学歴化が原因と講義している教員がいる。

家業保育士を雇っていることから保育士給料が高すぎると言及する教員がいる。

血縁関係教員事務員がたくさんいる。

事務女性が若く、皆美人(併設短大卒業時に声をかけ採用している)。

卒業パーティ男性理事たちが女子学生を膝の上に座らせている。

・有志で実施した教職員対象ハラスメント実態調査が握りつぶされた。

ハラスメント委員会相談握りつぶす御用委員会

・朝礼がある。

・オプキャン入試で土曜の時間外手当をつけないために週休1日制。

裁量労働制だがタイムカードがある。

部活担当で年間労働時間推定4000時間越えの教員(!)がいる。

部活顧問全国大会へのバス運転まで全部やらされており椎間板ヘルニア発症した。

・引っ張ってきた部活顧問(授業担当なしで教授)が体罰を多用し、退学、休学が相次ぐ。

福祉時代だ!」と言われて福祉マインドもないのに儲かるから学部を作って、梯子を外されたんだな。

(追記)ちなみに私(旧帝大博士号持ち)の場合就任当時は真面目で伸び代がある学生に恵まれており、そこには不服はなかったことは付け加えておく。

Permalink |記事への反応(4) | 22:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-06-12

2000年頃ワイ「インターネットの発達で人類の"知"が急速に発展していくんやろな〜」

2023年ワイ「なにこのゴミ悪口デママウント煽り合い、分断、いかがでしたか岩波新書読んだほうが有益わ!良かったのはエロへのアクセスが容易になったことだけ!ありがとうPornhub!」

Permalink |記事への反応(0) | 14:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-06-01

反日利権クズが逃げるぞ】キボタネ理事を逃がすな

全員業界永久追補

一年に一度死ぬまで謝罪文新聞掲載

全ての学位資格剥奪

当然でしょう。

厳罰必要

慰安婦をさんざん食い物にしてきた。

https://www.kibotane.org/our-mission

希望のたね基金 キボタネ私たちが関わっています

代表理事梁澄子 (やんちんじゃ)

被害者がいる問題だったんですね」

在日朝鮮人慰安婦サバイバー・宋神道さんの裁判過程をまとめたドキュメンタリー『オレの心は負けてない』を見て、ある学生がつぶやいた言葉です。日本軍慰安婦問題日韓外交課題として浮上した後で「慰安婦問題を知った世代には、この問題日韓の摩擦問題としてしか見えていないのだということを、気付かせてくれた言葉でした。サバイバーたちの四半世紀にわたる闘いが、「慰安婦問題外交課題にまで押し上げたのだという事実が、すっぽりと抜け落ちてしまっている。宋神道さんをはじめとする日本軍慰安婦サバイバーたちの闘いを目撃してきた者として、被害事実と共に、その闘いと、それが獲得したものについて、伝えていかなければならない責任を感じています

韓国日本軍慰安婦サバイバー・金福童さんは、日韓合意の最大の問題点は「歴史を売ったことだ」と言いました。「慰安婦問題歴史なんだ。歴史お金で売ってはいけないものなんだよ」と。

戦時暴力被害者が名乗り出て、加害国の責任を問うて国際世論に訴えるという、人類史上初の試みをおこなった女性たちは、二度と同じことが繰り返されない平和世界をつくらなければならないと、自らの存在をかけて訴え続けました。その姿が、他の戦時暴力被害者たちに勇気を与えたこと、世界人権専門家たちの心を動かして重大人侵害被害者被害回復に関する国際基準を打ち立てる上で大きく貢献したこと、闘いの過程で自らが変わり周囲の人々を変えていったことも、私たち記憶し、伝えていかなければならない歴史です。その歴史が見落とされ、あるいは歪曲されたまま、「解決」や「和解」を唱えても、「解決」と「和解」を手に入れることはできません。

日本軍慰安婦問題私たちに多くのことを気付かせ、学ばせてくれた問題でした。その気づきや学びを、さらに多くの人々、多くの若者に伝えていくことで、「慰安婦問題は「終わらせる」べき問題ではなく、平和未来を拓く礎となる問題であることを伝えたいと思います

日本軍慰安婦問題解決全国行動共同代表1990年から日本軍慰安婦問題に関わる。1993年提訴在日朝鮮人慰安婦被害者神道さんの裁判支援をおこない、2007年ドキュメンタリー映画『オレの心は負けてない』製作現在韓国ソウル戦争と女性の人権博物館(WHR)日本後援会代表、「YOSHIMI裁判いっしょにアクション」共同代表通訳翻訳語学講師。 "

顧問 川田文子 (かわだふみこ)

じっくり実らせよう、一粒の種 旧日本兵によれば、司令部大隊本部の側には慰安所を設置した。本部を守る配置の200名規模の各中隊には慰安所の「慰安婦」が巡回した。最前線小隊には慰安所も「慰安婦」の巡回もない。それで、女性拉致し順繰りに犯し、「合意」と見せかけるため金を握らせた。真摯反省も再発防止策も示さず日本政府が締結した「日韓合意」は70年以上前最前線兵士が編み出した犯罪隠蔽のため金を被害者に握らせた手法と同質だ。

日本政府は「日韓合意」の一条件とした平和少女像撤去にこだわる。韓国若者は厳寒のソウル日本大使館前にテントを張り、夜中も少女像を守った。釜山総領事館近くの少女像若者資金を集めて設置した。日本若い世代韓国の同世代交流し確固とした非侵略平和を築く、そんな一粒の種になることを応援したい。

ノンフィクション作家在日慰安婦裁判を支える会、戦争と女性の人権博物館日本委員会所属日本の戦争責任資料センター共同代表沖縄に残された裴奉奇さんの半生を記録した『赤瓦の家――朝鮮から来た従軍慰安婦』(1987年)をはじめ、在日日本インドネシア中国など日本軍慰安婦」・性暴力を受けた当事者人生を記録。

ノンフィクション作家失格

顧問角田由紀子 (つのゆきこ)

私たち社会が「希望」という言葉を見失ってどのくらい経つのだろうか。希望喪失度(という言い方があるとすれば)は、安倍内閣になってから急速に進んでいる。私たち絶望感と閉塞感に苛まされてきた。そこへ「希望のたね基金である。私はすっかり忘れていた言葉に再会して、ひそかに心躍らせている。この基金が、若者たちをターゲットにしていることが、とりわけ嬉しい。日本軍慰安婦」とはなんであったのか、なんであるのかを若者たちが理解するときが来ることで、日本韓国関係は大きく変わるだろうし、それは必ずや日本若者たちに生きるに値する未来をもたらすのではないかと、期待が膨らむ。自分の国の歴史を学んでこなかった日本人にとっては、若者だけでなく、新しい時代に生きる手がかりになるはずだ。

弁護士 2017年5月1日現在 1975年弁護士登録。以後、東京弁護士会及び日本弁護士連合会の両性の平等委員会委員を、2001年4月よりはNPO法人女性安全健康のための支援教育センター」の代表理事をそれぞれ務めている。2004年4月より2013年3月まで、明治大学法科大学院教授。第2東京弁護士会所属。主な著書に「性と法律2013年岩波新書など。 "

理事 庵逧由香 (あんざこゆか)

国境を越えて人と人とが直接出会い、直接交流することは、国際関係で最も楽しく、最も核心的な要素だと思います友達が一人でもできれば、自然相手国や相手地域に対する関心が生まれてきます日本韓国大衆文化根付き始めたている現在、関心を持ち始めた若い方々に、一人でも多く朝鮮半島の友達出会う機会が提供できればという願いを込めて、希望のたね基金事業におおいに期待しています

立命館大学文学部教授 /強制動員真相究明ネットワーク共同代表 専攻は朝鮮近現代史日韓関係史。主要論著に、「朝鮮における総動員体制構造」『岩波講座東アジア現代通史 第6巻』岩波書店、2011年1月(共著)、庵逧由香「植民地朝鮮史像をめぐって-韓国の新しい研究動向-」『歴史研究』No.868、2010年7月、などがある。

大学からクビにするのは当然でしょう

理事北原みのり(きたはら

91年に金学順さんが声をあげたとき、私は大学生だった。当事者が声をあげた以上、解決しないわけにいかない、すぐにきっと解決できるはず。そう楽観的に信じていた四半世紀前の私に言ってあげたい。「甘すぎるよ」と。「慰安婦問題は、この国のアキレス腱だ。国は力尽くで、この問題を忘れさせようとしてきた。「そうはさせない」と、急所に正面から切り込んでいった当事者支援者の運動は、どれほど過酷だったことだろう。性暴力被害者が声をあげれば叩かれ、なかったことにされるのは、今も同じだ。だからこそ私は、この運動に関わりたいと思う。女性たちの無念を記憶するために。次世代に声と記憶をつないでいきたい。

作家1996年フェミニズム視点女性向けセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」を立ち上げる。フェミニズムジェンダーに関する著書多数。「アンアンセックスできれいになれた?」(朝日新聞出版)「毒婦。」(朝日新聞出版)「奥様は愛国」(朴順梨との共著著、河出書房新社)「性と国家」(佐藤優との対談、河出書房新社)他。

理事山口智美(やまぐちともみ)

慰安婦問題は昔起きたことだから自分とは無関係」「国家間の問題だし、日韓合意解決済み」。そんな声をよく聞きます日本メディアネットでは「慰安婦問題否定論が溢れ、日本政府が歴史否定忘却を後押しさえしています。でも、「慰安婦問題を真に解決し、二度と戦時暴力被害を起こさないためには、「慰安婦問題事実サバイバーの声、そして支援運動歴史について学び、記憶し、それを継承していくことこそが重要なはずです。「希望のたね基金」の取り組みを通じて日本若者たちが学んだ成果は、私が住むアメリカなど、世界若者にも影響を与えていくことでしょう。皆でこの基金を育てていきましょう。

モンタナ州立大学准教授文化人類学フェミニズム 日本社会運動特にフェミニズム右派運動調査を進める中で「慰安婦問題にも取り組む。共著に『社会運動の戸惑い—フェミニズムの「失われた時代」と草の根保守運動』(共勁草書房)、『海を渡る「慰安婦問題 右派の「歴史戦」を問う』(岩波書店)ほか。

セクハラにの定義を歪めて水着までセクハラにしたインチキババア

理事 柴洋子(しばようこ)

1990年から慰安婦問題過去のページに閉ざされた歴史の一つではなくなりました。さら金学順さんが名乗り出たことを機に多くの被害女性が名乗り出、日本政府に対して謝罪と賠償を求めました。私たち彼女たちの勇気に支えられて、それぞれ各国の裁判支援を始めました。私は縁があって台湾被害女性たちと裁判を通して交流してきました。そして30年近くが過ぎ去った今、台湾被害女性たちは亡くなり、現在お元気な阿媽は2人です。台湾では2016年AMAMuseumを開館し、阿媽たちの歩んできた道を記憶し、記録するようになりました。韓国は「慰安婦問題解決運動先駆者です。ハルモニたちの声は国境を越え、現代紛争下で性暴力被害を受けた女性たちにも勇気を与えています日本にいる私たちも各国の被害女性たちの声を記録し、若い世代に伝えていく努力必要です。しかし、どうやって? そういうときに「希望のたね基金」の活動は、まさしく私たち希望となるものだという確信に至りました。私自身は模索しながらの参加になりますが、希望の道へ連なることができることを嬉しく思っています

台湾の元「慰安婦裁判支援する会

慰安婦利権そのもにの

理事 方清子

1990年から始まった日本軍慰安婦問題解決運動が30年目を迎えようとする今なお、被害者が望む解決はなされず、その間に多くの被害者が亡くなられました。日本政府は歴史事実をなかったことにしたいという欲望を隠そうともせず、「日韓合意」で終わった問題公言して憚りません。忘れさせようとする権力に対し、サバイバー生き方に学び、記憶することは抵抗であり、未来への一歩です。誰一人その生を再び踏みにじられることのない、性暴力人権侵害を許さな社会の実現を共にめざします。「希望のたね基金」の取り組みを通じて次世代へとバトンをつなげ、あるべき社会未来像を形にする一助になりたいと願っています

日本軍慰安婦問題関西ネットワーク共同代表

原因は尹美香

理事大森典子

映画「主戦場」で日本若者がみな「慰安婦問題は知らない,と言っている事に衝撃を受けました。しかし1991年に初めて金学順さんが名乗り出てすでに30年近く経っていることを考えると当時生々しい感動を受けた世代記憶形骸化しています。ましてや直接被害事実を聞いた事のない世代はこの言葉を知っていても被害者苦痛自分の事として想像するのは大変です。「希望のたね」の活動が,こうした問題に正面から取り組んで下さっていることに敬意を表しつつ,これに参加できることを幸せな事と思っています

弁護士

理事 加藤圭木(かとうけいき)

日本軍慰安婦」制度や日本植民地支配・侵略戦争は、数え切れない人びとの人権尊厳を踏みにじった国家犯罪です。これらに対する批判認識確立し、真に人権尊重される社会をつくりだしていくことは今を生きる私たち課題です。マスメディアインターネット上では、日本軍慰安婦問題に対するデマや、朝鮮半島をはじめとしたアジア諸国に対する不正確な情報が溢れています。こうした中で、若い世代なかには「何が本当のことかわからない」と感じる人も多いでしょう。キボタネを通じて、歴史真実を学び、東アジアの人びとと交流を深めていくことは、大きな力となっていくはずです。ともに学ぶ仲間の輪を拡げていきましょう。

一橋大学大学社会研究准教授

監事太田啓子(おおたけいこ)

私は、戦時暴力は、戦時という特殊な状況下で起きる特殊態様のものだと以前は思っていた。しかし、戦時特有事情もあるにせよ、本質においては、どうもこの社会日常的に起きている性暴力と地続きのものであるということを、日本軍慰安婦」だった女性達の言葉と、それに対して向けられる偏見罵詈雑言に接して、感じるようになった。

逃げられない権力構造下で起きた凄絶な被害がどういうものだったのかを直視することは、この社会から暴力を無くすために何が必要かという本質的な問いのために避けられないだろう。必死な性暴力告発の声を「あなた合意していたのに今更何を言うのか」と押し潰す暴力性の背後にあるものはなんなのか見極め、それと闘いたい。これが、不勉強と微力を承知理事就任の打診をお引き受けした理由である

弁護士明日自由を守る若手弁護士の会(「あすわか」メンバー)。「怒れる女子会」呼びかけ人。取扱分野は離婚等の家事事件一般民事事件等。性暴力

Permalink |記事への反応(1) | 00:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2023-01-05

新書とは書籍の大きさを示す言葉になります。大きさは、およそ縦18cm×横11cm新書判、B40判と呼ばれることもあります

新書とは、大きさを示す言葉です。:【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】

新書歴史1938年創刊の岩波新書に始まる。ドゥガルド・クリスティー著作である奉天三十年』の上下巻で創刊した。

1938年当時、文庫はまだ判型が定まらず、小型の叢書という程度の意味であり、現在新書に近い判型のものも含んでいた。そんな中、すでに岩波文庫を発行していた岩波書店が、判型・内容ともに岩波文庫とは違うものとして創刊したのが岩波新書である

新書 - Wikipedia

古典を中心とした岩波文庫に対し、書き下ろし作品による一般啓蒙書を廉価で提供することを目的として、1938年昭和13年11月20日に創刊され、新書と呼ばれる出版形態の創始となった。

岩波新書 - Wikipedia

新書って何が「新」なんだ?とググった結果のメモ

その答えは「新書」は1938年時点で新しいレーベルとして刊行されたから。

80年以上「新」と銘打たれたままのレーベルなのだなあ。

食パンの「新食感宣言」が1997年に発売されて以降、いつまでたっても「新食感」と銘打たれているのと同じ現象ということがわかった。

Permalink |記事への反応(0) | 17:57

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-03-15

anond:20220315111634

マジレスすると学術書をきちんと読むのは大学教育きちんと受けてないと難しいし(大卒でもちゃんと読めない人一定数いるでしょ)、学術書って内容が細分化されててマニアックから売れないと思う。仮にうちの分野の学術書が3,000円で売ってたら「安っ!」って驚くレベル学術書研究費で買うか人からもらうか図書館で借りるかするものであって基本的個人で買って読むものではないんだよね(もちろん院生とかのときは身銭を切らなきゃいけないこともあるけどさ。あと『想像の共同体』みたいな有名な古典ならそこそこ安い)。

知的水準上げたいなら、新書学術選書の充実だろうね。岩波新書中公新書ブルーバックス岩波ジュニア新書は無条件で入れる、講談社現代新書はそれなりに入れる、ちくま新書は良さそうなのをピックアップして入れる、星海社新書集英社新書光文社新書は良さそうなのがあれば入れる、扶桑社新書とかは良いのがあったら入れる、くらいの感じ。選書系だと、講談社選書メチエ筑摩選書新潮選書NHKブックス河出ブックス・フィギュール彩・歴史文化ライブラリーあたりは全部入れておこう。文庫だったら岩波文庫岩波現代文庫講談社学術文庫ちくま学芸文庫あたりを入れておくといいぞ。

Permalink |記事への反応(4) | 12:31

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2022-01-31

岩波新書のあの色って

隠すつもり無いってことだよね

Permalink |記事への反応(1) | 08:48

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-11-22

岩波新書の『✕✕史10講』シリーズを皆も読むべき(ダイマ)

 「ドイツ人切断処理の話は、西尾によるでっち上げ」は、流石に無理があると思う。

 例えば、岩波新書の『ドイツ10講』を読むと、著者の旧西独への留学経験から「しばしば『日本と異なり、ドイツ戦時中の過ちに向き合っている』と言われるが、著者が留学した当時の現地ドイツ人はそのような雰囲気ではなかった」と述べてある。これは一例にすぎないが、右派保守派ではない歴史研究者からドイツ人切断処理を覗わせる証言は、まだまだ他にも探せば見つかるだろう。だから西尾当人に対する評価とは別にして、やはりドイツ人切断処理はあったと考えられる。増田とは異なり、専門研究者証言自分は信頼する。

 それは兎も角、岩波新書の『✕✕史10講』シリーズ面白いので、皆も読むべき。

Permalink |記事への反応(1) | 22:05

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20211121195115

例えば岩波新書の『ドイツ10講』を読むと、著者の旧西独への留学経験から「しばしば『日本と異なり、ドイツ戦時中の過ちに向き合っている』と言われるが、留学した当時の現地ドイツ人はそのような雰囲気ではなかった」と述べてある。とくに右派保守派ではない歴史研究者からドイツ人の切断処理を覗わせる証言は見られるので、西尾に全て負わせるのはかなり無理な話だと思う。

それは兎も角、岩波新書の『✕✕史10講』シリーズ面白いので、皆も読むべき。

Permalink |記事への反応(1) | 21:57

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-11-08

anond:20211106000921

だいたいの専門書って、高校レベル知識があれば頭から通して読める。

さすがに「専門書」を舐めすぎ。岩波新書じゃないんだぞ。

Permalink |記事への反応(0) | 16:58

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-09-21

先日、Amazonから心当たりの無い商品が届いた。

岩波新書精神病」。

間違って注文したのかと思い、直ぐに注文履歴確認したがその商品はない。

また、同日に届いた荷物も注文通り揃っている。

気持ちが悪いし、Amazonを騙った送り付け商法かもしれないと考えカスタマーサービスと連絡を取ろうと思ったのだが、サイト内を探しても電話はおろかメールすら見当たらない。

やっと配送についての問い合わせチャットを見つけたのだが注文した商品の問い合わせは行えるが注文していない商品の問い合わせは行えない仕様となっている。

仕方がないので「Amazonから頼んでいない商品が届いた」とネット検索し、なんとか該当カスタマーサービスとのチャットのやり取りに成功、「問題解決しなかった」「担当者から電話希望する」まで行けた。

残念ながらどうやってそこまで辿り着けたのかメモを取っていなかったのでおなじ事が起きてもまたそこまで辿り着ける自信は皆無。

担当者と話したところ、AmazonではなくAmazon内で販売している業者が間違って発送したようだがよくわからない、兎に角着払いではないので送り付け詐欺ではないし注文履歴もないので支払いは発生しない、商品埼玉カスタマーセンターに返品して欲しいと送付先住所を教えてくれた。

それから1週間ほど経ったかAmazonからメールが届いた。

内容は

--------

いつもAmazon.co.jpをご利用いただきありがとうございます

このたびは、ご注文いただいた商品の返金について、ご心配をおかけしておりますことをお詫びいたします。

ご返品いただいた以下の商品は当配送センターに届いておりますが、ご注文番号と返品理由不明のため、返金処理のお手続きができない状況となっております

精神病 (岩波新書)新書

大変お手数ではございますが、返金処理のお手続き必要なため、ご返送いただいた商品のご注文番号と返品理由をご連絡いただけますようお願いいたします。

このEメールに返信してご連絡をいただくことができます。その他ご不明な点がありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。

Amazon.co.jpカスタマーサービス ●●


----------

いや、注文してないから注文番号など無いし、送付されてきた時のAmazonの伝票は処理に使うと思ってそのままAmazonに送ったよ。

直ぐにメールを返信して電話での経緯を書いた。

すると以下の返信が来た。

----------




お客様

Amazon.co.jpにお問い合わせいただきありがとうございます

このたびは、当サイトのご利用に際し、ご不便をおかけしておりますことをお詫びいたします。

サイトでは、お客様セキュリティ保護のため、ご注文に関する内容確認は、当サイトアカウントにご登録Eメールアドレスからご依頼をいただいた場合にのみ承っております

お問い合わせのご注文について、誠に恐れ入りますが、今回ご連絡をいただいたEメールアドレスアカウント登録外のEメールアドレスのため、ご要望にお応えすることができません。

カスタマーサービスにお問い合わせいただく際には、アカウント登録されているEメールアドレスからお送りいただくようお願いいたします。

ご不便をおかけし恐縮ですが、Amazon.co.jpのセキュリティ対策をご理解ください。

このたびは、お客様に大変ご迷惑をおかけしておりますことを重ねてお詫び申し上げます

今後ともAmazon.co.jp をよろしくお願いいたします。

Amazon.co.jpカスタマーサービス ●●

ご利用ありがとうございました。

Amazon.co.jp

-------

正直、訳が分からなかったが、半日程してそういえば登録したgmailアドレスには+Amazonをつけていたことを思い出した。

返信した場合には+Amazonが取れてしまい、登録していないアドレスとして認識されて自動的AIに弾かれてしまうのだろう。

解決法としてはい登録しているアドレスから+Amazonを外して再度登録し直せば返品センターには弾かれずにメールは届くかもしれない。

しかしここまでやりとりしてる正直疲れてしまったのでわたしが損をすることも無いし、Amazon商品をロスした訳では無いので放置することにする。

私がネット検索してなんとかカスタマーサービスに辿り着いたように、Amazon担当者検索してここを読んでほしい。

検索したら引っ掛かるようにワードも散りばめておきました。

そちらで私の個人情報を知っているのだからどうにかしたかったらメールなり電話なりでアクセスしてきてください。

よろしく

Permalink |記事への反応(1) | 19:41

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-06-28

anond:20210628133332

レーベル毎に雰囲気が違うから、まとめて新書と語るのはなんかなあとは思う。

あと岩波新書ってなんかあかんのあったの?

Permalink |記事への反応(0) | 18:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20210628131120

新書タイトルが気になった本を手に取って目次見て興味が惹かれたら買いでいいよ。

レーベルは気にしない。岩波新書みたいな擬態型もいるし(岩波文庫よりは多少読みやすいが)

Permalink |記事への反応(1) | 13:33

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-03-30

どなたか教えて下さい。

次のような言語があるはずなので、何語か教えて下さい

アフロアジア語族言語

名詞性別がある

・「立派なもの、役に立つもの男性名詞、小さいもの・役立たないもの女性名詞」になる。

・そのため、「女のおっぱい」は大きいし赤ちゃんに乳を与える役割があるから男性名詞、逆に「男のおっぱい」は小さいし特に役割もないか女性名詞になる(笑)

岩波新書日本語」(金田一春彦・著)の下巻「文法から見た日本語」の項目に載ってるはず

Permalink |記事への反応(0) | 22:26

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2021-03-09

岩波新書炎上事件

国語読解力の低いフェミニストの多さに驚いた。「ひいては」の意味理解していない。

義務教育すらまともに修了していないような人にまでフェミニズムが行き渡っているのがわかる。

しかし一体発信源はどこだ? 彼女たちは一体どこでフェミニズム出会ったのだろう?

およそ思想めいたものとは無縁に生きているはずの彼女たちにSNS暴力装置を植え付けたのは誰だ?

Permalink |記事への反応(0) | 23:03

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2025 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2025 Movatter.jp