
はてなキーワード:少数民族とは
中国政府奨学生(国費留学生)として中国に留学した。あまり知られていないが、中国は世界各国から留学生を呼び込んでいる。
中国政府留学生は学費と寮費と医療保険料は無料で、少ないが生活費も支給される。私が留学したときは寮の定員が満員だったので近くのアパートに入居したため、代わりに居住費を支給してもらえた。
この中国政府奨学生の倍率は国によるが意外と低い。例えば日本に留学している留学生のうち、日本政府の国費留学生はわずか3%に満たず、ほとんど私費留学。しかし中国の大学に留学する留学生の大半が中国政府の国費留学生である。
世界の大学ランキングトップ50に入るような中国の名門大学に入学できるのは、現地の中国人だとごく一部のエリート。学歴社会の中国では幼少期から親が多額の教育投資をして塾に通い血反吐を吐くような努力をしている。しかし同じレベルの大学に入学しようと思えば、留学生ならもっと簡単だ。私が日本で通っていた大学はマーチ以下の私学だったが、第ニ志望の名門大学に留学できた。
ウイグル族やチベット族などの少数民族受験生は留学生枠にはならないが、大学入試で少数民族加点される制度がある。中国の大学入試は1点が明暗を分ける。そのため漢民族の学生の親が何とかして我が子のために少数民族に改族して戸籍を変えようと画策するケースもある。
このようなこともあり「外国人留学生や少数民族は優遇されていてずるい!」という論調があった。
例えばほとんど中国語の読み書きができないレベルの留学生(アフリカ出身)が北京大学医学部に入り、中国語研修まで無料で受講しているというのが中国のネットで話題になり「自分もアフリカに帰化したあとに中国に留学したい」という書き込みがあふれた。
アフリカなど中国よりも貧しい国の留学生だと中国政府から支給される生活費を本国の家族に送金してるなどもよくある。
イスラム教徒の留学生やウイグル族学生への忌避や嫌悪もこうした「優遇イメージ」への反発から来るものだ。日本の北九州の小学校のハラール給食がネットで批判を浴びたが、中国ではかなり前からイスラム教徒に配慮したハラール(中国では清真料理とよばれる)が普及している。
中国では漢民族がマジョリティだが、50を超える少数民族がいる多民族国家だ。そのうちウイグル族やカザフ族などイスラム教を信仰する民族も多い。
私の通っていた大学の食堂でも清真専用食堂があり、イスラム教徒の少数民族学生や留学生が多く利用していたし、大学の近くにハラール食品のスーパーやモスクが沢山あった。
近年の中国政府は「宗教の中国化」の方針のもと、イスラム教やキリスト教の管理を厳しくしようとしている。この理由のひとつは国民の間に「少数民族や外国人は優遇されている」「特権を与えられている」「イスラム教に中国が乗っ取られる」というような不安や不満が広がったことも大きい。
ウイグル族などの少数民族は、中国が一人っ子政策をしていたときも子どもを3人まで持つことが許されていた。その結果中国国内で少数民族が増えていったことも、近年の少数民族の締め付けにつながった感じがする。
中国の若者の外国人に対する考え方は、最近の日本の若者によく似ていると感じている。
「政府は発展途上国にお金をばらまいてる」「他国に貸し付けしても踏み倒される」
「移民や少数民族が増えるのが怖い。外国人が増えると治安が悪くなる」「イスラム教徒が増えてほしくない」「外国人の高度人材受け入れより中国の若者の就職を優先してほしい」
表立ってネットで政府を批判しにくいところが日本との違いだが、本音はよく似ている。
中国政府がアフリカや南アジアに投資するのは中国の利益のためだが、国民から見ると「中国人は就職も結婚もできず生活が苦しいのに他国にお金をばらまいている」ように見える。
台湾に関しても「中国が統治しなければアメリカに侵略されてしまう」と主張する中国人を初めて見たときは驚いたが、同じように考えている若者が沢山いる。
中国に留学していたときは、中国の他宗教や少数民族への締め付けは厳しすぎるのでは?と感じていた。しかし帰国してみると日本の選挙の「日本人ファースト」や「違法外国人ゼロ」など、漂う反外国人の空気感が中国と似てきていることにとても驚いた。
今の権力者たちは「特定の条件の下では暴力を発動してもよい」と考えている。少数民族を迫害するミャンマーのミンアウンフライン国軍最高司令官、ガザへの攻撃を続けるイスラエルのネタニヤフ首相に対して僕の中には「こいつらをやっつけたい」という怒りがあり、その感情を「正義だ」と思い込もうとしている。だけど、暴力に対する憎しみは新たな暴力を生むだけです。人類みなが平和に暮らす日が来るとしたら、そこにはネタニヤフもミンアウンフラインもロシアのプーチン大統領もいなくてはダメなんです。
暴力に苦しむ人々に寄り添いたい気持ちはとてもありますが、「スタンド・ウィズ・ガザ」のように自分のスタンスを表明することはできません。争っている両者のいずれか片方に立つことは、もう片方を完全に敵に回すことになるからです。
人はトルフィンを「本当の戦士」「真の戦士」と呼びます。国家のためとか家族のためとか理由をつけて人の頭に銃弾を撃ち込む人々は実は「うその戦士」であり、真の戦士とは人々を憎しみと暴力の連鎖という呪いから解き放つ者ではないか。
人がきちんと成長できたら、暴力から卒業できるはず。だけど、今の人類はまだ感情を抑えられない幼児の段階です。米国のトランプ大統領のやることは、子どもが自分の行動はどこまで許されるか確かめる「試し行動」そっくり。現時点で暴力を止めようとするのは、子どもからおもちゃを取り上げるようなものです。僕たちはまず、「どうやったら自分たちはもう少しましな大人になれるか」を考えるべきです。
物語の終わりは「大団円」ではありません。トルフィンの夢が実現していたら今ごろアメリカには幸せな国ができていたはずですから。クライマックスの章のタイトルは「千年航路」としました。トルフィンたちの試みは平和への長い旅路の始まりです。数千年、あるいは1万年経てば人類は今より大人になり暴力を克服しているかもしれない。そんな願いを込めました。
https://digital.asahi.com/articles/AST9P3K70T9PUCVL00GM.html
自営業で、時間の融通も効き、女一人でそこそこ経済を回せている。
金の管理ができない!!
ある金は片端から使ってしまうカスの金銭感覚の持ち主なため、大手取引先からの報酬が支払われるまでの繋ぎとして、メルレ、つまりメールレディをやってみることにした。
どういうことかというと、金をもらいながら男性客と話をするのだ。
大抵が猥談だという事前情報もあるが、私は、女を「おばさん」か「そうでない」かに二分するなら確実に前者に収まる年齢だ。つまりある程度場数を踏んで来てるので猥談に抵抗が無い。
ので、始めてみた。
これは簡単だった。
AIに自分の写真を読み込ませ、それっぽく別人に仕立て上げて貰えば良い。
間違っても身バレしたくなかったので、そのままの顔を使う愚行は犯したくなかったし、何よりも私はだいぶ太っている。
そのままの写真を使えば第二次対戦中のイタリア軍よりもすごい勢いで男性は逃げていくし、必死に追いかけたところで仕方がない。
そうなると少数民族の戦士よりも顔を塗りたくり、誰だかわからないように加工して敵前に躍り出る他なくなる。
次にプロフィールの文面作り。
ので、「初めて付き合った彼氏と結婚したもののレスに悩まされる人妻」という仮面を被った。
例えば「通話したい」とか「ビデオ通話がしたい」とか言われても、これなら「隣に夫がいるから……」と残念そうに逃げることができる。咳をしても一人なのに。
つまりどういうことか、私は「マリカさん37歳人妻」というマジで何も私のプロフィールに掠らない人格を演じることになったのである。
モテない女の性欲はすさまじく、今まで読んだ来た数多のFANZAの知識を総動員して、それっぽい文面を考え、男性客に一斉送信。あとは返信を待つだけ。
具体的な数字、三人かかった。
「ビデオ通話できないならメールいらないよ」とわざわざ(金を払ってまで)返してくれたので、「寂しい😿」とゴネる。これにもわざわざ(金を払ってまで)返してくれる。ちょろい。
彼からもビデオ通話の申し出があり、「夫が隣にいるから」「今すっぴんだし見られたら幻滅されちゃう」と恥じらってみせ、金を引っ張る。
「マリカちゃんくらい綺麗ならすっぴんでも歓迎だよ」と優しい彼は言う。ちょろい。
三人目がこれまた稼げた。地方在住、(マリカさんに比べたら)年下の男性。
年上のお姉さまに甘えたいのだろうというのが透けて見えたので、私は無意味に肩のストレッチとかをして張り切りながら相手をしていた。
自分の性器を見せたがる人間の気持ちなんてこれっぽっちもわからないが、三人目はとにかく見せたがった。
聳り立つ塔(暗喩)や、力無く倒れ白い川に伏す塔(暗喩)の動画やら写真やらがいっぱい送られてきた。
動画や写真は写真するだけで儲けが良く、私は「もっと見せて…♡」と人妻らしくしっとり懇願する。結婚なんかしたことないし彼氏も学生時代にできたが最後、それらしい言葉をFANZAでしか知らないのでFANZAっぽくお願いする。
ちなみにムラつきはない。私は哀れなモンスターななで、二次元の男にしか興奮できない。
この頃にはすでに私は眠かった。
昨日は本業で真夜中まで作業をしていたので、落ちる頭と格闘しながら、眠気を飛ばすために海外ドラマ──よりによってサスペンスものだ──運営によってモザイクの気遣いがなされた写真を開きもせず、テレビに映る焼け焦げた死体を見ながら何とか「すごく…大きいです…」「奥まで捩じ込んで…♡」とか言ってた。なんか違うの混ざったな。
「マリカさんの顔だけで抜ける!」
散々私に写真を送ってくれた後、三人目はそう言って旅立った。たぶん賢者タイムみたいなやつだろう。私は「ようやく終わったか」と一仕事終えた顔をしながら布団に入り……
いやこれ何も仕事してないな
急に正気に返った。
本日の儲けは3000円ほど。
メールしてるだけで稼げる額にしてはデカいが、一回タクシーに乗れば吹き飛ぶ額だ。まあタクシーなんか使うから金が無くなるんだけど。
こんな端金のために時間の無駄するならだったら資格試験の勉強して生涯年収上げた方が良くない?
抜いてもないくせに賢者タイムを迎えた私は今、ガリガリくんホワイトサワー味を食べながらこれを書いている。
男性客のプロフィールを見れば何を言って欲しいかは大抵わかる。
男性客の返信を見ればどういうふうに扱われたいかは大抵わかる。
チズという13歳の少女は、原作においてはモテる美少女で、でも「同級生男子は性欲が透けて見えて気持ち悪い」と蔑視し、一方で担任の男性教師には「視野が広く思いやりのある特別な男性」と憧れを持っている
そこまでなら思春期あるあるだが、教師はチズの思いを受け入れて恋人同士になり肉体関係も持ってしまう
そこまでなら犯罪だけど純愛路線に行けたかもしれないが、教師はとことんヤバイ人であり、ある日のデートでいつものようにホテルに行くと、見知らぬ男が複数人待機しており、教師は「じゃ、俺デートあるから」とチズを置いて本命彼女とのデートに行ってしまう
教師は校内で見繕った容姿端麗な少女をものにしては、使いやすいようにある程度教え込んでから客に売り渡すガチ犯罪者だった
客の中には県警の偉い人もいるし、動画も撮られて脅迫されているし、チズはその後誰にも相談できないままおっさんたちの相手をさせられ妊娠
そんでこの作品は巨大ロボットもので、選ばれた少年少女が地球に次々と現れる巨大敵性物体と戦う話で、どん底の状態でチズは巨大ロボットのパイロットになる
操縦の順番が来たチズは、敵をほっぽりだして真っ先に客のおじさんを次々とロボのレーザービームで殺害していき、ロボに比して小さい人間をピンポイントで殺すなんてできないので周辺ごとふっ飛ばして無関係な人も巻き添えに殺害
チズ戦だけで数千人は人が死んでるのかな?
エロ漫画のような扇情的な裸の描写こそないが、胸糞悪い展開なので、アニメ化の話が上がった際には真っ先にチズ編どうすんのと思った
そしてアニメ第1話、オリジナル描写の中で子どもたちが海で遊ぶ姿が描かれ、なんとチズも水着で海水浴を楽しんでいる
原作ではもうとっくに妊娠に気づき、でも誰にも言えないままかねてからのスケジュール通りに臨海学校に行き、内心では絶望を抱えながら普通の子供っぽく振る舞っている時期だ
チズはお腹の子供が可哀想なので中絶なんてせず産んであげたいと思っていたが、でも教師に相談したら「出産ムービーを撮れるな、客に医者もいるし子供は死んでたことにしといてやる」と言われ、子供を守れそうにないと悩んでいた
そんなチズが妊娠初期に水泳なんてできるわけがないので、アニメではあの悲惨な展開カットでオリジナル展開になるわけねー
と思ってたのに、結局レイプ展開はなくなったものの教師との恋愛関係設定はアニメでも生きててチズはアニメでも妊娠していた
なんで妊娠設定そのまま引っ張ってきて水着着せて泳がせてんだよバーカバーカ
サービスシーンで水着カットほしかっただけでなんも考えてないバーカバーカ
舞台となる国では「国家錬金術師」という、一握りの才能ある者しかなれない、「上級魔法使い」的な資格がある
軍事国家の中で、国家錬金術師はその資格を取っただけで少佐としての地位を得られる
35歳のアレックスは名門軍人家系の長男坊かつ国家錬金術師で、階級は少佐だ
少佐といえば十分偉い人なのだが、国家錬金術師+名門軍事家系+年齢的にそれなりにキャリアを積んでいるはず、なのに少佐止まりというのは、彼のキャリアに傷がついているからだ
この国は周辺国を併呑しながら大きくなった侵略国家であり、多様な民族がいる
そのうちイシュヴァール人という中東系っぽい少数民族との対立が生まれ、軍人がイシュヴァール人をジェノサイドする内乱に発展した
イシュヴァール人は宗教的結束が強く武僧は手強い敵であるが、それ以外は非戦闘員の無辜の民であり、アレックスの錬金術(超強力魔法みたいなもの)なら数十人数百人一気に殺せるが、アレックスにはそれができなかった
結局彼は戦場でまともに戦えずお荷物になり、精神錯乱を起こして前線離脱した
アレックスは国民を守るために軍人になったのに、民族は違えどつい最近まで同じ国の中の守るべき対象だった人たちを殺せなかった
その一方、錬金術師ではないが腕のたつ軍人であるヒューズは、心痛むところはあるが同僚軍人を守るためにもイシュヴァール人を殺すことに専念し武勲をあげ、29歳で中佐になった
アレックスは内乱で虐殺ができなかったから少佐止まりで、ヒューズは虐殺したから中佐になれたのが原作設定だ
ところがアニメでは、二人の階級は維持したままで内乱での展開が変わる
アレックスは普通に錬金術でイシュヴァール人を虐殺しまくっていた
内乱に参加して精神を病んでいる友人に向かって「お前もそうなるぐらいなら俺みたいに内向きの仕事に徹すればよかった」などとのたまうデリカシーが異常にない奴になった
ちなみに原作ではその友人とは共に内乱で戦った「戦友」であるからこそ他の者とは共有できない強い結びつきがある
戦友でもなんでもないデリカシーのないカス野郎と化したヒューズなのに友情設定はアニメでは引き継がれているのもおかしい
戦争帰りに「戦争なんか行かなきゃよかったのにw」とか言ってくる奴なんか絶縁だろ
35歳+国家錬金術師+内乱で活躍、のアレックスが少佐止まりで、なんで29歳で内乱不参加で内向き仕事ばかりのヒューズが中佐にまで昇進してんの????
部落差別問題が一時期ネットで話題になってて気になっていたのだが、自分の中で消化しきれてなかったので完全に乗り遅れた。思ったことを忘れないために書き起こした。
いわく、関西以外の地域では部落問題を軽く扱いすぎているのでは、という話だ。
元のポストでは、言語差別・地域差別・職業差別が混在していたので議論がかみ合ってなかったように思う。
私はどちらかというと、うちの地域に部落差別なんてありません!と無邪気に投げつける数々のリプライにかなりギョッとさせられた。
そして体感8割くらいのリプが「部落」という単語に差別的な意識はありませんが?という的外れな内容ばかりでさらに愕然とした。
いやそうじゃねえだろ、と。
元々差別的な意味合いのない単語が差別的に使われる例なんていくらでもある。身体的特徴(つんぼ、かたわ)、地域名・国名(福島、朝鮮)、など言い始めれば枚挙にいとまがない。
構造でとらえるならば、部落差別のことの起こりは、職業で人を差別し、隔離することだ。
そうするとモヤモヤの正体が見えてきたような気がした。
歴史的経緯の話。
「穢多・非人」と呼ばれた人々は関西だけに存在したわけではなく、日本全国に見られた。江戸幕府の作り上げた身分制度から外れ差別された人々である。
関西の問題として認識されることが多いのは、その規模の問題である。近世以前、江戸より先に栄えていた関西地域は人口も多く、また文化の中心地であった。
自然と集落規模が大きくなったことで、明治以降の解放運動の中心地となっていく。
他地域においては規模が小さいゆえに「なかったこと」になった問題が、関西ではそうではなかった、というのが正しいだろう。
うちの地域にはありません、という人間は、はっきりいって不勉強もいいところである。
今回調べて初めて知ったが、特に一部地域においては、差別をなかったことにして解消しようとする動きがあるというのは90年代には指摘があるようだ。
「関西人は差別をする蛮族、自分の地域にはそんな差別ない」という趣旨の、自分で言ってておかしいと思わないのか?と思うようなリプが多く見受けられた。
どうにも関西人は殴ってもいいサンドバッグのように思っているらしい人間が少なからずいるっぽい。地域によって人をラベリングして貶めようとするのは差別以外の何物でもない。
現代の日本、とくに都心部においても、職業差別が無いなんてのも嘘だ。東京に居ればしばしば見かける、「勉強しないとあんな仕事しかできなくなるよ」と子供に声をかける母親、なんていうのはもはや典型的差別主義者だ。
私も作業服で公共の電車に乗ったとき、周りのサラリーマンたちが私を避けるように分散したのがとても印象的だった。綺麗にクリーニングされ、他の作業者に申し訳ないくらい綺麗で、そして良い匂いになってた作業でもこれだ。
普段よれよれの汗臭いスーツで電車に乗ってもこうはならない。大なり小なり他人を見下して生きているのだろう。
いけしゃあしゃあと差別なんてありませんなどよく言えたものだと思うが
かくいう私も恐らく危険を避けるという名目のもとで誰かを見た目で判断して意図的に避けたりしているのだから同じ穴の狢である。
他地域の人間が関西に行った時に、部落という言葉を使うことの是非というのも話題に出てきたが、答えとしては、気にしろという他ないだろう。
気に食わないという人は、アトランタに来てニガー!と叫んでみればいい。その代わり生きて帰れると思わないことだ。
言葉というのは生き物であり、本来の意味がどうであれ、現在の用法やその集団における意味に注意して使わなければ大きな誤解を招く。
日本はともすれば単一民族・単一言語の国家と思われがちだが、少数民族も多く、方言というにはあまりにも異なる複数の言葉が混在する、非常に複雑な社会だ。
共通語での意味がどうであれ、その地域における文脈で異なる意味を持ち、誤解を招く表現であればそれは避けるのが理性的だろう。決して、自分の所属集団では問題ないから!などと押し通すものではない。
間違えてはいけないのは、方言を禁止しようという話ではなく、自分の話す言葉の暴力性を指摘されたら次から気を付けようね、という程度の話なのだと思う。決して難しいことではない。
自分は我慢して標準語を話しているのに、あいつら関西人は自由に方言を話していて気に食わないと主張している人間もいて、さすがにもはや元ポスト関係ねえけどこれも何かの本質だろうと思った。
5匹の猿の実験でググって欲しい。いまだに方言札を首から下げて、意味も分からず方言を叩くルールに従っている人間もいるのだろう。
どれだけ書いても文章の読めない人間はいるが念のために書いておくと、関西が先進的とかいう話をしているのではない。日本全国どこでも発生している問題の一部を取り上げて、いち地域の差別性をことさらに取り上げるのは間違ってるのではないかと言いたい。
そもそも恐らく人間は本質的に差別的な生き物なのだから、そこを否定しても仕方ないと私は思っている。
私は東京周辺の関東地域にしか住んだことがないので関東の人間には申し訳ないがやり玉に挙げさせていただく。又聞きではその他地域においてもいろんな例を聞いている。これは自分自身に対する戒めでもある。
「部落差別は関西特有の問題」というのではなく、人間社会全体に根を下ろす差別意識の一形態にすぎないのだと思う。
身近な例を出すと、派遣社員を区別して休憩室を使わせないようにする正社員、というのも、差別のスタート地点だろう。
自身の差別性と嗜虐性に少し自覚的になり向き合うことで、昨日よりはマシな人間性を得られるのではないかと私は期待している。
愉快な作業ではないが、差別意識をなかったことにして綺麗に見せかける人生よりはよほど有益だろう。
歳を取るにつれ日々考えるのが億劫になる一方なのだが、隣同士ちょっと気を遣う丁寧な生き方を心掛けたいと思ってここに記す。
・・・もしかするとこれもXで見かけたポストの投稿者を見下し言葉で責めその愚かさを指摘してあざ笑いたいというサディズムの発露なのかもしれないが。
1. 全体構成
本書は大きく5部構成(+序論・結論)で、古代から20世紀までの「滿洲(満洲)」地域をめぐる勢力と、その中で生まれた「満洲国」――20世紀の民族・国家発明――を一貫したストーリーとして描き出します。
第五部:滿洲國の成立とナショナル・アイデンティティの発明
2. 主要テーマ
満洲は、東アジア大陸と朝鮮半島/遼東半島の接点に位置する「低地」=外来勢力の侵入・征服が常態化した空間。そこを舞台にさまざまな遊牧・騎馬民族が王朝を興し、漢民族中心史観のタブーを破壊してきた。
高句麗→契丹(遼)→女真(金)→満洲(清)という、本書の最重要ラインをたどりながら、「遊牧文明」の政治構造と漢文化の摂取・活用の戦略を分析。
1932年に日本が擁立した傀儡政権「滿洲國」は、清帝国の「满洲支配」を近代的国家として再パッケージしたもの。人口構成に乏しい満洲人を「国家の主役」とすることで、ナショナル・アイデンティティを人工的に発明したプロジェクトとして読み解く。
教育・宣伝・儀式(皇帝崇拝、民族衣装)・歴史教科書の改編などを通じ、他地域・他民族を排除し「満洲人」を想像上の共同体として形成するプロセスを詳細に追跡。
3. 各章の論点
序論満洲を地理的に定義し、「窪地」としての脆弱性と、逆に「征服の空間」としての魅力を提示。
第一部(高句麗→契丹)高句麗の辺境国家性を論じ、契丹(遼)による五代十国期の北方統一王朝成立過程を、モンゴル草原勢力との関係から分析。
第二部(女真→金)女真人が「女真語・契丹文」を駆使し、漢文化と遊牧文明をハイブリッド化して金朝を建設する政治戦略を解剖。
第三部(清帝国)満洲人(女真系)の支配エリートが、科挙や儒教を吸収しつつ「満洲旗制度」で特権階級を維持。清の多民族統合メカニズム。
第四部(近代の再定義)日露戦争後、清帝国が「満洲」を失い始める中で、列強による分割的支配と漢民族的ナショナリズムの台頭を並列で検証。
第五部(滿洲國)満洲国の建国イデオロギー(皇帝溥儀の再起用、五族協和)、憲法制定、教育制度、国家祭儀など「民族発明」の実践面を詳細に描写。
結論 「満洲」という地域・イデオロギー・民族カテゴリーが東アジア秩序に果たした役割を総括し、「諸夏主義」の視座へ橋渡し。
「中国=漢民族国家」という前提を覆し、満洲を起点に東アジア史を再構築することで、脱中華・多文明圏論の理論的骨格を補強。
ナショナル・アイデンティティ研究への貢献
「満洲人」という少数民族的主体がいかにして国民国家の主体と見なされたか、「民族発明」のプロセスを具体的に示し、人類学的・歴史学的に示唆を与える。
内モンゴル・チベット・ウイグルなど「非漢族地域」のナショナル・ムーブメントに対する理論的バックボーンを提供するほか、地域分権・多元連合の可能性を歴史的事例を通じて描く。
《中國窪地》が「満洲国」建国プロジェクトを単なる「日本の傀儡政権」として批判するだけでなく、そこに内在する「民族発明」の構造を解明し、東アジアのナショナル・ヒストリーを俯瞰する視座を与える重要著作です。
https://anond.hatelabo.jp/20250727120239
劉仲敬の考える「脱中華」とは?
劉仲敬は「中華」や「中華民族」という概念を政治的な神話・プロパガンダとみなし、それに基づく大中華主義的な国家統一観念を根本から解体・脱却することを指します。
「脱中華」とは、単一民族・単一国家の「中華」幻想から離れ、歴史的に多様であった地域や民族の独自性、多文明圏の多元的連合体に戻ることを意味します。
脱中華は中央集権的な中国帝国体制や共産党一党独裁体制の否定であり、地方・民族ごとの自治や独立、多元的な政治秩序を追求します。
「脱中華」は単に現代中国から離脱するだけでなく、数千年続いた中国の帝国支配や皇帝制度の終焉を示唆し、地域文明の分散と多様化を目指す思想です。
劉仲敬の「脱中華」は、台湾独立やチベット、新疆、内モンゴル、琉球(沖縄)などがそれぞれの文化・政治的主体性を回復することにも繋がり、中国の一体化・統一神話に対する根本的な挑戦と位置づけられます。
まとめ
「中華」概念の解体中華民族・大中華主義の神話・政治的プロパガンダを否定
多元的文明圏(諸夏)への回帰単一国家モデルから、多民族・多文明圏の多元連合体へ移行
中央集権体制の否定 強権的な中央集権政治から地域自治・多元政治への転換
歴史的帝国支配の終焉中国帝国・皇帝制度の歴史的終焉を意味する
https://anond.hatelabo.jp/20250727120239
中国は「中華民族」という単一民族で統一された国家ではなく、多様な民族と文化の連合体です。
→ こうした多様性を一つの民主的国家制度でまとめるのは非常に難しい。
中国の歴史は長く、強力な中央集権的皇帝制(帝国)が繰り返し成立してきました。
→ この中央集権的な政治形態は民主主義の多元分散的な制度と相性が悪い。
多数派の漢民族が政治・文化の中心を占め、少数民族は抑圧や同化政策を受けやすい構造。
→民主主義的な「平等」や「少数派保護」が制度的に成立しにくい。
「中華民族」や「大中華主義」は中央集権を正当化する神話として機能し、これに反する民主化や分権的政治は体制にとって脅威。
儒教的な権威主義文化や家父長制的な社会構造も民主主義の根付きにくさを助長。
現代中国では経済発展と社会安定を優先し、政治的自由や民主化は後回しにされる傾向。
まとめ表
理由 内容
多民族多文明の複合体 多様な民族・文化をまとめる民主制度は成立しにくい
中央集権的帝国支配の歴史 長期にわたる強力な中央集権が民主制度の根付きにくさを生む
民族間の権力不均衡少数民族の権利保障が難しく民主主義の基本原理に反する
統一神話の政治的利用 「中華民族」の神話が体制維持に利用され民主化を阻害
文化的・歴史的社会構造儒教的権威主義など民主主義に合わない文化的背景
劉仲敬は中国出身の歴史学者、思想家、作家であり、東アジアの歴史・民族問題、政治思想に関する独自の視点で知られています。特に「中国史の再解釈」や「民族・国家のあり方」に関する論考で注目されており、中国の体制批判や分裂論、地域主義的な思想を持つことで話題を集めています。
活動拠点:主に海外(日本やアメリカなど)、インターネット上でも発言多数
主な思想・特徴
劉仲敬は、中国共産党や中華思想が唱える「中華民族=一体的な統一民族」という見方を強く批判しています。彼は、現代中国の「中華民族」という概念は後付けの政治的な神話であり、実際には多民族国家である中国は複数の異なる民族・文化圏の集合体だと考えています。
中国の広大な領域を複数の地域に分け、それぞれが独立や自治を持つべきだという考え方を支持しています。歴史的には、元・明・清などの王朝も「多民族連合体」であり、単一民族国家ではなかったと強調します。
3. 「諸夏(しょか)」論
彼が提唱する「諸夏主義」とは、中国全体を「複数の夏(文明圏や文化単位)」の集合体とみなし、これらが連合してきたという概念です。これにより、漢民族中心の大中華主義を相対化しています。
国家や民族は歴史的・文化的に流動的なものであり、固定的・普遍的なものではないと考えます。そのため、現在の国境や民族単位も時代と共に変わっていくものだという視点を持っています。
日本人にとって注目される点
日本の歴史教育では、中国は連綿と続く一つの大国というイメージが一般的ですが、劉仲敬はそれを「作られた神話」とみなします。これは、日本の歴史認識や中国理解を見直すきっかけになるかもしれません。
劉仲敬は、中国の中でも特に少数民族や独自文化を持つ地域の独立・自治問題に関心が深いです。たとえば琉球(沖縄)を「独自の民族圏」としてとらえ、中華民族の範囲に含める中国の主張を批判しています。これにより、日本の安全保障や地域情勢への示唆を与えています。
彼の思想は中国共産党の一党支配体制に対する批判も含み、中国の未来や分裂可能性についての議論を促しています。中国理解の深化に役立つ視点です。
発信方法と影響力
劉仲敬は動画やブログ、SNSを通じて思想を発信し、特に中国語圏や日本、台湾、香港の知識層に影響を与えています。
学問的には異端ともされますが、彼の自由な発想と大胆な主張は、若い世代やネットユーザーの間で支持を集めています。
簡単なまとめ
ポイント 内容
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中国的人权问题正受到国际社会的广泛讨论。中国政府声称其通过国内法保障人权,但各种人权组织和国家都对这些法律的解释和实施提出了批评。尤其值得一提的是,中国政府侵犯新疆维吾尔自治区维吾尔族人的人权、镇压香港民主运动以及限制言论自由等行为受到了批评。
中国人权的主要问题:
维吾尔族人权:
中国政府被指控在新疆维吾尔自治区强迫维吾尔族人劳动、不公正拘留,并压制他们的文化和宗教。
国际社会也将此事描述为“种族灭绝”。
2020年生效的《香港国家安全法》因侵犯香港的自由和自治而受到批评。
言论自由的限制:
在中国,言论自由受到严格限制,包括互联网审查和新闻报道的限制。
对少数民族的歧视:
中国有许多少数民族,但由于以汉族为中心的政策,歧视和弱势群体的情况有所增多。有人指出,中国人民正处于弱势地位。
其他:
中国政府承认人权具有普世性,但同时强调,各国对人权的解读和优先次序因历史、文化和发展阶段而异。
中国重视人民的生存权和发展权,并将经济发展和减贫视为人权保障的重要内容。
国际社会反应:
另一方面,一些国家由于经济和外交关系的原因,不愿批评中国的人权问题。
中国的人权问题正受到国际社会的广泛讨论。中国政府声称其通过国内法保障人权,但各种人权组织和国家都对这些法律的解释和实施提出了批评。尤其值得一提的是,中国政府侵犯新疆维吾尔自治区维吾尔族人的人权、镇压香港民主运动以及限制言论自由等行为受到了批评。
中国人权的主要问题:
维吾尔族人权:
中国政府被指控在新疆维吾尔自治区强迫维吾尔族人劳动、不公正拘留,并压制他们的文化和宗教。
国际社会也将此事描述为“种族灭绝”。
2020年生效的《香港国家安全法》因侵犯香港的自由和自治而受到批评。
言论自由的限制:
在中国,言论自由受到严格限制,包括互联网审查和新闻报道的限制。
对少数民族的歧视:
中国有许多少数民族,但由于以汉族为中心的政策,歧视和弱势群体的情况有所增多。有人指出,中国人民正处于弱势地位。
其他:
中国政府承认人权具有普世性,但同时强调,各国对人权的解读和优先次序因历史、文化和发展阶段而异。
中国重视人民的生存权和发展权,并将经济发展和减贫视为人权保障的重要内容。
国际社会反应:
另一方面,一些国家由于经济和外交关系的原因,不愿批评中国的人权问题。
中国的人权问题正受到国际社会的广泛讨论。中国政府声称其通过国内法保障人权,但各种人权组织和国家都对这些法律的解释和实施提出了批评。尤其值得一提的是,中国政府侵犯新疆维吾尔自治区维吾尔族人的人权、镇压香港民主运动以及限制言论自由等行为受到了批评。
中国人权的主要问题:
维吾尔族人权:
中国政府被指控在新疆维吾尔自治区强迫维吾尔族人劳动、不公正拘留,并压制他们的文化和宗教。
国际社会也将此事描述为“种族灭绝”。
2020年生效的《香港国家安全法》因侵犯香港的自由和自治而受到批评。
言论自由的限制:
在中国,言论自由受到严格限制,包括互联网审查和新闻报道的限制。
对少数民族的歧视:
中国有许多少数民族,但由于以汉族为中心的政策,歧视和弱势群体的情况有所增多。有人指出,中国人民正处于弱势地位。
其他:
中国政府承认人权具有普世性,但同时强调,各国对人权的解读和优先次序因历史、文化和发展阶段而异。
中国重视人民的生存权和发展权,并将经济发展和减贫视为人权保障的重要内容。
国际社会反应:
另一方面,一些国家由于经济和外交关系的原因,不愿批评中国的人权问题。
中国的人权问题正受到国际社会的广泛讨论。中国政府声称其通过国内法保障人权,但各种人权组织和国家都对这些法律的解释和实施提出了批评。尤其值得一提的是,中国政府侵犯新疆维吾尔自治区维吾尔族人的人权、镇压香港民主运动以及限制言论自由等行为受到了批评。
中国人权的主要问题:
维吾尔族人权:
中国政府被指控在新疆维吾尔自治区强迫维吾尔族人劳动、不公正拘留,并压制他们的文化和宗教。
国际社会也将此事描述为“种族灭绝”。
2020年生效的《香港国家安全法》因侵犯香港的自由和自治而受到批评。
言论自由的限制:
在中国,言论自由受到严格限制,包括互联网审查和新闻报道的限制。
对少数民族的歧视:
中国有许多少数民族,但由于以汉族为中心的政策,歧视和弱势群体的情况有所增多。有人指出,中国人民正处于弱势地位。
其他:
中国政府承认人权具有普世性,但同时强调,各国对人权的解读和优先次序因历史、文化和发展阶段而异。
中国重视人民的生存权和发展权,并将经济发展和减贫视为人权保障的重要内容。
国际社会反应:
另一方面,一些国家由于经济和外交关系的原因,不愿批评中国的人权问题。
中国的人权问题正受到国际社会的广泛讨论。中国政府声称其通过国内法保障人权,但各种人权组织和国家都对这些法律的解释和实施提出了批评。尤其值得一提的是,中国政府侵犯新疆维吾尔自治区维吾尔族人的人权、镇压香港民主运动以及限制言论自由等行为受到了批评。
中国人权的主要问题:
维吾尔族人权:
中国政府被指控在新疆维吾尔自治区强迫维吾尔族人劳动、不公正拘留,并压制他们的文化和宗教。
国际社会也将此事描述为“种族灭绝”。
2020年生效的《香港国家安全法》因侵犯香港的自由和自治而受到批评。
言论自由的限制:
在中国,言论自由受到严格限制,包括互联网审查和新闻报道的限制。
对少数民族的歧视:
中国有许多少数民族,但由于以汉族为中心的政策,歧视和弱势群体的情况有所增多。有人指出,中国人民正处于弱势地位。
其他:
中国政府承认人权具有普世性,但同时强调,各国对人权的解读和优先次序因历史、文化和发展阶段而异。
中国重视人民的生存权和发展权,并将经济发展和减贫视为人权保障的重要内容。
国际社会反应:
另一方面,一些国家由于经济和外交关系的原因,不愿批评中国的人权问题。
「民主主義は多数決である。よって、少数民族を皆殺しにして財産を没収する法案は多数民族が多数を占める議会で、賛成多数で可決されました」
……のようなことはあってはならない。だが、残念ながらこのような政治が行われた例は多数ある。
(暴力装置をもった政権が実際にこのようなことをした時に現実的にどこまで阻止できるか、というのは難しい問題である。
だがそれとは別に、『少なくとも理念としては、あってはならないことだ』という点は強調しておく)
そのような事態を防ぐために憲法が制定され(厳密な成文憲法を持たない英国のような国もあるが)、
『犯罪に対する刑罰を含め、法律によって国民の権利を制限する際はこのような手続きを踏まなければならない。
また、このようなことをしてはならない』ということが定められているわけである。
1つは、『多数決民主主義』と呼ばれるもので、『手続きに沿って皆が意見を出し合った上で(ここ重要)、最も良い意見を選ぶためにある』というものだ。
民主主義は多数決ではないとは書いたが、実際には多数決を行わざるを得ない状況があることは否定できない。
ただし、『何でもかんでも多数決で決める、それ“だけ”が民主主義』ではない、というのが表題の意味だ。
もう1つは、『熟議民主主義(または討議民主主義)』と呼ばれるもので、
『世の中にA,B,C,Dの意見を持つ人がいるとき、その代表者たちが議会で熟議を重ね、皆が納得するEという結論を出すために議会はある』というものだ。
この2つの考えはどちらが正しいというものではない。議題によって多数決よりになることもあれば熟議よりになることもあるが、2つともが議会の役割である。
多少の誇張を含めて言うのであれば。杉田水脈は『ホモフォビアの人の代表』である。
現在の世の中には、ホモフォビアが存在する。それは自明の事実だ。
そのような『ホモフォビアの人の意見を、メディアでは取り上げません』というのはできるかもしれないし、
『ホモフォビア的な内容を掲示板やSNSに書き込むことを禁止し、削除させます』というのも、もしかしたら将来は何とか可能になるかもしれない。
だが、『選挙の立候補者が政見放送や選挙公報でホモフォビア的な主張をすることを禁止します』というのは政治的に困難だ。
それを可能にすると、次は反安倍政権的な内容が規制されるかもしれないし、逆に反移民の主張が禁止されるかもしれない。
ましてや、『あなたはレイシストだから選挙権も剥奪します。投票できません』などということは二重の意味で絶対にするべきではない
─1つには人の内面を、言動に現れていない部分まで正確に読み取る技術は存在していないし、2つ目にはアウシュビッツ博物館の”差別心を持たない人の扉”が示すように、差別心の無い人はおそらく存在しないからだ─。
だからこそ、ホモフォビアの人の代表として『俺たちの杉田水脈』が議席を持っている。
同時に、杉田水脈が議席を持って活動しているにも関わらず『俺たちの杉田水脈の主張するホモフォビア政策は議会で通らなかった』という事実こそが、
『我が国にもホモフォビアはいますが、そのような政策は実現されません』という何よりの証明になる。
『そうではない。市民の代表がホモフォビア的な主張をすること自体が、同性愛者に対する圧力になるからそのような主張をさせるべきではないし、そのような人を議会に送るべきではない』
という考えの人もいるかもしれない。だが、そのような“政治的に正しくない”意見を遠ざけていった結果がトランプ現象を生んだという事実を我々、特に“リベラル”な人たちはきちんと受け止めなければならないのではないか。
埼玉県川口市の県警武南署で先月、県議らの車をトルコの少数民族クルド人らが取り囲んで怒声を浴びせるなどした騒ぎで、クルド人らを刑事告訴した県議と市議らが1日、東京都内で記者会見し、「被害に遭っても黙殺され泣き寝入りしてきた住民の思いも込めて告訴した」などと語った。
質疑応答では、一部の記者が「クルド人を盗撮していないのか」「クルド人への差別や偏見が拡大している」「責任をどう感じているか」といった質問を繰り返し、会見は1時間40分に及んだ。
会見には、記者のほかに川口市民も参加。「クルド人の問題をこじらせているのは、あなたたちジャーナリストの皆さんです」と訴えると、記者たちは黙って聞いていた。
奥富氏は「いままで、こうした被害があっても警察や司法など、さまざまなところで黙殺されてきた事実がある。みんな泣き寝入りしてきた事実がある。今回、私たちがこうした被害に遭ったことで、泣き寝入りしてきた人たちの思いも込めて、今回はしっかりと告訴させていただいた」と説明。
その上で「地域が困っている一つ一つの問題に見て見ぬふりをし、差別やヘイトという言葉を覆いかぶせるのではなく、一つ一つ問題を解決していこうとする先に、真の共生というものはようやく語れるようになるのではないか」と述べた。
なかなか立派そうな人だな
政治家の才能があると思う
国政に参加すべき
ほぼ全員が日本人で占められている日本は、普通に民主主義が成り立っている。
1990年代までのアメリカもWASP(白人)が7割以上を占めていて、黒人や南米系、アジア系は文字通り少数民族だった。
冷戦が終わった後のアメリカは、なぜか有色人種の移民を多数受け入れ続けているが、その結果白人の割合が小さくなってきている。
2020年の時点で57%と、一応は最大勢力であるが、1990年代と比べると低下してきている。
単一民族であることが揺らげば揺らぐほど、トランプさんのような白人主義の政治家が出てくるのだろう。
アメリカ中の黒人やヒスパニック系の人達がカリフォルニアに集まって独立するところまで行くだろうか。
それからネットでは「中国は民主化しろ」という意見をよく見るが、実際に民主化したらあの国はどうなるだろうか。
今の中国は漢民族が独裁体制を敷いていて、広大な中国の各地に多数の少数民族が多く住んでいる。
民主化したら、東北部やウイグル自治区やモンゴルに近い地域、福建省などの南方、パキスタン寄りの内陸のイスラム教徒達が一斉に分離独立を主張するに決まっている。
最近、UKの「グルーミングギャング」に関するツイが多数流れてくるので色々調べてみた
主にパキスタン系の男性による組織が、長期間に渡って主に白人の10代の少女を性的搾取していた。被害者は判明しているだけで1000人以上。しかしパキスタン系の地方議員や団体からの圧力を受けた警察や地方当局は人種差別主義者と批判されることを恐れて、事件を公表せず対策も怠った。
ピアソン氏の投稿https://x.com/allisonpearson/status/1874877014517190744にもあるように、背景にパキスタン系男性が持つ非イスラム教徒への敵意と女性への蔑視があることは間違いないだろう。
最近、日本でもクルド人による性犯罪を埼玉県警が公表しなかった問題がある
在日クルド人の性犯罪を報道すると少数民族に対する偏見を助長するから控えるべきだとする左翼系のツイートも頻繁に流れてくる。メディアも口には出さずともその方針に従っているように見える
確かに、日本人男性の性犯罪を棚に上げて少数民族によるものだけを熱心に叩いている者が居るのは事実で、それはそれとして批判すべきだ。しかし警察や左翼メディアのやっていることは民族間の緊張を緩和するために、女性や少女を生贄として差し出しているに等しい行為で、家父長制の最も卑劣な習慣だ