
はてなキーワード:小選挙区とは
日本初の女性首相誕生ってのは、素直にすごいし、おめでたいと思う。
とまあ、それ自体は凄いんだけど、今後かなり厳しいのも確か。
正しいかどうかはともかく、自分なりに高市政権の現状や今後を考えてみたいと思う。
まず現状だけど、高市政権って「ギリギリ過半数」で首相になるために、あちこちに相当無理して譲歩した状況から始まってる。
だから高市氏は、安倍政権のとき以上に「ポーズ(支持層向けのスローガン)」と「現実(利害関係者への配慮)」を使い分けないといけないだろう。
まず、首相指名をもらうための「対価」として維新と合意した部分。
次に、議席数とか利害関係の調整がムズくて実現は無理だけど、保守的な支持層を喜ばせるために言うスローガン
最後に、自民党の昔からの支持基盤や高市氏自身の考えで、本気で進めそうな政策
高市首相って、イデオロギー的には安倍元首相と同じで、口では過激なことも言いつつ、結局は経済界の言うことを聞く「現実主義的保守」だと俺は思ってる。
でも、安倍元首相と決定的に違うことが一つ。
安倍元首相みたいに強い党内基盤と高い支持率を(今のところ)持ってないんよな。
首相の座をもらうために維新に払った「代償」はデカすぎて他の党との協力関係もぶった切った。この少数与党っていう厳しい状況では結局、自民党主流派や経済界の現実的な要求を飲むしかなくて、彼らの意向に沿う形でうまく「利用」されて、任期が終わる可能性が一番高いんじゃないかと見てる。
維新はよく「身を切る改革」と言うが、政治家にとにかく金与えないようにしたら
だけだし、やたら定数削減すれば
のである。
悪しきポピュリズムに訴えるパフォーマンスとしか言いようがない。
維新のあの発起人から一貫したガラの悪さ、信用できなさは何なのだろうか?
いっぽう、小選挙区やめたり理念でハッキリ分かれて少数与党による連立前提の政権運営ならみんなの意志がよく反映されてよいことずくめかというと決してそうでもないから話は単純ではない。ふつうの生活してたら解像度高く政治シーン追っかけたりできない。結局、みんなよくわからず何も進まないグダグダになり、極論で固まるやつらの声が相対的に大きくなるのである。それがヨーロッパが辿った轍でもある。
その意味でみらい安野のとりくみには大きな可能性がある。政治マニアにならなくてもいいように政治参加のコストを下げる試みなので。
定数465の衆議院は合区無いよ
合区があるのは定数248の参議院で、憲法46条により半数改選だから一度の選挙で124
そのうち50を比例代表にしてるから、残り74を各都道府県に分配する必要がある
言いたいことは分からんでも無いが、いくつか事実と違う部分がある
今の「政党政治をやっていない」状態が続く場合、国民民主党はじかんをかさねようとも「間に合う」時は来ないので、間に合っていないと言う表現は間違っていると考える。
私としては、国民民主党が最終的に目指しているような共産党のようなポジションで、いつも一見申し上げる、第三の視点を提供するのは上手いが、最前線には立たないと言う所をのらりくらりとやっていく連中だと思っていた。特に幹事長の榛葉なんて共産党の記者会見にそっくりなテンションでいつもやっているから。
というよりは次の解散をできるだけ先に延ばしたい意図が透けて見える
国民民主党、参院選で議席を伸ばしたのはいいんだけど弾切れ。主要な候補がみんな当選しちゃった
候補者がいない。有象無象はいてそれを不用意に候補にして叩かれたりしている。
立憲民主党は都道府県と政令指定都市、主要都市には会派があり、町村部にもある場合がある。公明もそう。
ただ、国民民主党はそれがないんだよな。それに伴って党の組織も脆弱。
希望の党が空中分解して、立民と国民に分かれ、さらに国民から立民に多くの議員が分離したことがあったが、小選挙区の支部長を務める国会議員が協議転籍すると、その支部もまるごと移る。
そうして議員を減らした後で、国民はポピュリズムに特化することで最近議員を増やしたのだが、新しい議員には地盤も看板も鞄もない。
地盤と看板と鞄がないと政策議論も情報の吸い上げもできない。だから国民民主党の政策が政争に関わるものしか出てこず、薄っぺらいと言われるのはこのため。
で、今が最も大事な時で、ここでなんとかポピュリズム特化のぺらい提案のワンイシューに毛が生えた程度ではなく、きちんと実力をつけないとマズいと思っているのは国民民主党自身だと思われる。
党が大きくなって権力を持つとあっという間に露呈するので。今回の高市早苗のように。
で、次の選挙すると確実に国民民主党は勢力を伸ばせるんだが、ゴミみたいな連中を議員にして数だけ増やしても無能が露見するだけ
実務が付いてこないと分かっているので時間が欲しいんだろうなと。
なのでのらりくらりと時間稼ぎしている。
立憲民主党もそれを分かっていて、実務は引き受けるつもりでいるんだろうが、玉木はそれが気にくわないのだと思われる。
そうなんだよな。
公明党が出した3案のうち最初の2つは今回追加されたもので、これは高市に釘を刺したものだけど、3つめは元々野党側が出した案だったんだよな。
企業団体献金は政党本部か政党の都道府県単位の支部でしか受けてはいけないというもの。
それに対して公明党、元々支持母体の創価学会は潔癖であるこを重視していて、それを示さなければ宗教としても存続できないし、統一教会などと同一視される事に危機感を持ってる。
故に、その野党案に乗っかりつつも、国民民主党と協議して、自民党が折れる事ができるように国会議員がトップを務める政党支部(都道府県単位ではない・概ね小選挙区ごとにある)でも企業団体献金を受けられるように緩め提示した。
それが行われたのは参院選前のこと。
公明党はそれでずっと自民党と交渉してきただろうし、少なくとも石破は検討していたし、公明は国民民主党を巻き込む事で、少しでも政権運営を安定させようとしたわけだ。
ところが、旧安部派、麻生派が石破を退任に追い込み、高市を選んだ。
さらに高市は安倍流の、敵味方をはっきりつける人事を行って萩生田などを重用
そこで3つの案を突きつけて、もしここで前向きな対応を回答が出るら、と思ったら、ゼロ回答。
そして、少なくとも少数与党になった後でも、石破は公明をまずは立てていたが、高市は公明を放置して国民民主と交渉を始めたため、党内が抑えられなくなったものと思われる。
嘗める嘗めないみたいなヤンキー理論で理解している人もいてそれはそれで正しいんだけど
普段、実家まで車で片道3時間かかるところに夫とともに住んでいる。
現在第一子を妊娠しており8ヶ月目で、実家の両親からは「帰ってきたら?」と言われている。
今回の夏季休暇は、果たして里帰りができるのかどうかを最終判断するために…とも思って帰省してみた。
結果として、「ないな」という結論に至った。
父はいつも怒っているか人を馬鹿にしているし、認知症でよく発狂し誰彼構わず暴力をふるう祖母を入院させる気もないようだ。
父の母に対する怒号で起きたり、テレビ・陰謀系YouTubeチャンネルへの反応の怒鳴り声で心臓がヒヤっとする。
祖母が元からよく人を殴ったり馬鹿にしたりする人なので、そんな人に育てられたらこうもなるよなぁ、とは思うけれども。
料理が得意な人だから、今日も「チャーハン作ってるの?お父さんのチャーハン美味しくて凄いよね」などと言ってみた。
これは本当に心から思っていることではある。
それに対しては「おお」くらいの反応で、その次に「お前、冷凍食品のチャーハンなんか買ってないだろうな?」と言ってきた。
続く話題がそれなんだなぁ…と残念な気持ちになって終わってしまった。(買ってま~す笑)
ちなみに参院選当日も「小選挙区は参政党、比例はNHK党に入れなさい」「まさか期日前投票なんかに行っていないよな」というLINEを寄越してきた人である。
私は大体いつも日曜が忙しいので、選挙の際は平日に期日前投票に行っているのだ。
20歳から選挙権を持ち26歳まで実家にいた私のこと、全然父はわかってないんだなぁ、と感じた。
あとついでに、当日にこういうことを言ってはいけないのである。昔からニュース番組ばかり見ているし、近年もよく政治系のYouTubeも見ているのに、そういったことは知らないのだなぁ。
里帰りしたくないとは、妊娠初期の頃から言っている。名目上「手続きが面倒だから今住んでる市で産みたいし、産院の先生が優しいから任せたいし、産後の検診もすぐにあるし、夫くんも育休を2ヶ月は取れそうだし…」と言っているのだけれど、やはり一番は「この家に居たら私が潰れちゃいそうだな」という部分が大きい。
里帰りをする目的は実家の協力を仰ぎながら育児に慣れるとか、上の子がいたら見てもらうだとか、そういった側面が大きいのだと思う。
だけどこうやって「大人」に日々精神を摩耗させられる(あと祖母が赤ちゃんに対して何をするかわからず怖い)くらいなら、「何もわからない子ども」に対して実家の力なしで奮闘するほうが百万倍いいだろう。
「折角帰れる実家があるのに、お前は本当に馬鹿で愚かだ」とここ5日間言われ続けている。
妊婦のメンタルを摩耗させていることに気付かず、きっと心の底から私を愚かだと思っているのだろう。
別に私のことも嫌いではないのだ。愚かな選択をする娘を案じてこう言っているのだろう。
だから私はあくまで「産院の先生がとにかく優しいから任せたいんだよね」を一番の理由としたいと思う。
地元には沢山友達がいて、本当はここに住みたい気持ちでいっぱいだ。子のことを祝福してくれる友人や部活の先輩後輩が沢山いる。
本当なら縁もゆかりもない場所で産みたくない。地元なら産後に気軽に友人にも会えるのに。
それでも私は父および父方の親族(他にも精神科を出禁になっている父方の親族が2名ほどいる…)から逃げたい。母に矛先が行かないよう縁を切っていないだけなのだ。
私も自分が産む子に対して、こう思われたら悲しいなぁと思う。
だから言わない。そっと別の理由をつけてフェードアウトしていく。悪者は私ということにしていただいて良い。それが私なりの、父への親孝行の気持ちである。
私、子にこう思われない育児ができるといいなぁ。
頑張るぞー。
選挙期間中、ふと思いついたことがあって、どこかに書き散らかしたいなぁとは思ったのです。
本稿はもっと早く書き始めて結果が出る前にはどこかしらにアップするつもりではいたのに、生来の大変なめんどうくさがりなのでだらだらと結果が出るまで動かずにいた。
いつもならそのまま書かずに終わるところだが、今回はどこかしらに今思ってることを吐き出したいなとかなり強く思ったので、面倒さに打ち勝てた。それほどのことが起こってしまったのだと思う。
というわけで、今回書きたいことは「なぜ参政党が躍進したのか」です。なぜここまで・・・と言う驚きがあるので少し考えてみました。
本来ならこんなに票の集まる党では無かったと思います。泡沫政党で終わっていたはずです。結果にはびっくりしました。比例だけならともかく、小選挙区であれほど票を集めるとは・・・。と驚かれた方も多かったのでは無いかと思います。私がそうでした。
時流を完全に掴んでいます。
なぜこんなことになったのか、一番の原因は国民民主党にあります。
先の衆院選で大躍進した国民民主党は国民に期待されていました。とにかく減税だけはやってくれという期待。だからこそ不倫とかどうでもいいからとにかく減税のために全力を尽くせという態度を有権者は取っていたわけです。それがどうでしょう、全く約束は果たされませんでした。仕方ない部分もあったかとは思います。現与党は国民の喜ぶことがダメなことだと信じている人たちであり、与党に迎合した維新も与党になりたいがなれなかっただけの人たちなので、まあ仕方ないだろう。そこまではまだなんとか耐えられた。一番の問題は、ある2人の候補者の擁立です。よりによって一番ダメなところ(有権者を馬鹿にしてる、反科学的思想)をです。おそらく今回の選挙で国民民主党は、何もせず普通に立候補者を立てるだけで圧倒的に勝ったはずです。火を見るより明らかでした。それがなぜか一番やってはいけないことを同時に成し遂げたわけです。勝つ気が無いとしか思えなかった。この時点で大分失望はあったと思います。しかしそれでも、すぐに引き返したら(擁立を断念したら)まだよかった。なのにそれをしなかった。ここが一番の失望ポイントです。あろうことか有権者の懸念を無視して擁立を強行しようとした、あるいはそのまま擁立した。「結局国民の方を向いてない」と思った人は多かったろうと思います。理由はあったのでしょう。無かったとしたら党首と幹事長は有権者を蔑ろにしすぎです。私は、国民民主党は支持母体を無視して国民のために働く党になるべきだと考えます。支持母体しか見てないと今後の支持の拡大に大きく影響する。と一応警告しておきます。無駄かもしれませんが。
あともう一つ、選択的夫婦別姓に賛成したのも地味に支持離れに繋がったと思います。というかこれが結局、減税という本来やるべきことをやらずにいらん事(ほとんどの支持者は減税を第一にやってほしいと考えていたと思う)に精を出したと見なされ見放された最後の引き金でした。
ともかく、そういう事情もあって国民民主党への期待度は下がり、その支持者たちが流浪の民として流れていくこととなったわけです。
(それでもあれだけ得票できたのは減税への熱い期待だろうと思う)
「じゃあ、参政党だ」
そうはならんだろ。
と思います、普通は。しかし今回はそうなってしまった。びっくりです。
私個人としては、(反科学的な部分があるため)支持できない政党だと思っていますが、それは単なる個人の感想に過ぎないので無視するとして。
なぜ、威勢のいいことを言うだけの党にあれほどの票が入ったのか。
そう「威勢がいいから」です。
分かりやすいんですよね。
人は誠実さを尽くそうとすると、どんどん言うことが曖昧になってしまいます。誰も将来のことを確約なんてできないからです。勢い、話す言葉は願望系になりがちです。
しかし、そうでない人ほど直接的で強い言葉を使う。話す言葉は断定系になるし、これらは人々から見ると強さを感じるわけで、多くの人にとってそう言う言葉こそ望んだものであり、縋り付いてしまう。これは責められない。
つまり純朴さを利用されたんだと私は思っています。(いい大人が「純朴」でいいのかという問題は残りますが)
現状への不満、政治への期待、そう言う気持ちを掴むには、直接的かつ衝撃的な言葉こそが伝わってしまう。一見国民の方を向いているように見えた。
だから、そう言う社会状況を作ってしまった時点でダメなんですけども、あまりにも政治家も官僚も自分たちの利益を追及してしまった。道徳崩壊が既に起こっている。そう言う状況が参政党を躍進させた。とは言えると思います。
もう既にマスコミの悪行は知れ渡ってはいると思います。自分たちの都合の良いようにしか報道しない事実を長年見続けてきた国民としては、マスコミが反対しているものはいいものだくらいに感じるところまで来ています。よくもまあここまで反感を育ててきたなと思うのですが、これまでならそれでもうまくやれたたろうとは思います。しかし今はそう言う感情が拡散して連帯してしまうのです。
参政党が巧かったなと思うのは、こうした叩き(アンチ)の存在を利用したことです。本当によくある手ではあるのですが、「あいつらは我々が怖いからあれほど叩くのだ」という論理を使って自分たちを応援する力へ変換したのです。とはいえです、本来マスコミが今までちゃんと働いていれば、警告・警鐘は届いたはずです。だがそうはならなかった。ある意味今までの答え合わせになってしまったのだと思います。
SNSです。
これについては語るまでも無い気はするんですが、老人たちにはわかりかねるところかもしれないので書いておきます。
SNSは、短時間で情報を利用者に押し付けていくものです。利用者の好きな情報を集めて、それを短い時間で繰り返し取得させる。しかも悪いことに、自分で情報を選択しているかの如き動きをするが、その実、システム側からの情報の集約と押し付けが起こっている。いわゆるエコーチャンバーというやつです。これはもう洗脳装置に近い。しかも誰にでも使えてしまう。だからSNS規制したい人たちの気持ちはわからないでは無い。危険っちゃ危険。
とはいえ、それを叫ぶのは負けた党や旧媒体の方々。今までメディアを活用していた側にとって都合が悪いからです。結局彼らが独占していた洗脳装置がうまく働かなくなった。
加えて今まで政治が無視していた層へ届いてしまうこと、これが今回起こったことの原因のもう一端でしょう。
これに原因その一で書いたように現状への不満を持った純朴な人々も加わってしまった。
この二つの大きな流れ、時流を掴んだのが参政党だったわけです。
そもそも国民民主党さえしっかりしてればこの流れになることもなかったし、その流れを上手く使われてしまう土壌が醸成されていた。そしてそれをしっかり掴んだ。個人的には参政党に対して全く与するところはありませんが、上手くやったなぁと感心はしています。
私は参政党に投票した人々を馬鹿にするつもりはありません。誰だって投票する権利はある。むしろ投票したことは偉い。ただ、投票したならちゃんとその後もしっかり見届けてほしい。とは思っています。投票して終わりではありません、これからが始まりです。彼らが何をするかはしっかり見届けるべきであり、彼らがやることの責任を持つべきです。
偏見かもしれませんが、私は彼らが言ったことをやらずに、言っていなかったことに精を出す人たちだろうと思っています、これは参政党に限ったことではなく本邦の政治家はだいたいそうです。なので、ちゃんと見張りましょう。いらんことを始めたらちゃんと指摘して修正しましょう。有権者は投票してそれで終わりじゃないって言うことは我々が強く覚えておかないといけないことです。誰も教えてはくれませんが。
こういう社会状況を作ってきたのは今までの政治家たち(与野党問わず)です。あの人たちは、国民には可能な限り政治に関心を向けてほしくはないのです。やりたい放題やりたいから。だから今回投票に行った人たちはこれからも政治をしっかり見ておいてほしい。これは忘れないでください。お願いします。
(投票しなかった人にはもちろん文句を言う権利は無いのでそれも忘れないでください)
やや長くなりましたが、読んでくださってありがとうございました。何度も言うようですが大事なのはこれからです。
国民民主党は今回の結果をただ勝ったと受け止めずに、国民の期待を裏切った結果だと猛省してほしい。既存政党には今回の結果をしっかり分析して受け止め国民を向いた政治をしてほしい(そもそもポピュリズムという言葉を唾棄するかの如く使うのは民主主義への侮辱でしょう)。そして参政党はしっかりと有権者の希望を汲み取って間違わずにしっかり働いてほしい。と書いたところで筆を置きたいと思います。
少しでも日本が良くなるといいなあ。
一有権者より