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はてなキーワード:寡占化とは

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2025-10-17

anond:20251017105724

生活必需品は独占・寡占化すれば価格を引き上げるだけで利益になるんだよ

生産コストを抑えるために生産量はあえて増やさないんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 11:00

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2025-10-05

アメリカ食文化が貧弱な理由

アメリカでは商品選択肢が無い:アメリカを例に見る資本主義による寡占化弊害に関する経済社会学考察|inpostarrr

https://note.com/impostor4545/n/n07f8454c34b5

20年前に食品関係会社時代勉強かねて旅行したことあるんだけど

↑のブログ記事読んでその旅行時代の話を思い出したんだよ

このブログ商品選択肢という点で描かれているけど、自分食文化で似たような感想を思った

3億人もいるのに

多民族国家なのに

なんであんなにも食文化が貧弱なのかってね

アメリカ食文化が貧弱な理由なんだけど自分なりに理由リストしたことある

そもそも食に興味がない

これだよね

よく言われることではあるんだけど、日本人の食に対するこだわりが異常だよな

アメリカというかアングロサクソン食べ物にたいしてそこまで気を配ってない

国土が広すぎる

まり物流網が貧弱ってことだよね

中小企業ではまともな流通経路を確保できない

から大手支配することになる

人口密度北海道以下

北海道人口密度は1平方キロメートルあたり約66人

アメリカ人口密度は1平方キロメートルあたり約35人

しらべるサイトによって違うけど、まぁ人口がいろいろ変動あるから

とにかくアメリカ北海道よりも人口密度が低いってのは間違いない

お店なんて気軽にできない

ゾーニング

これもよく言われる

アメリカはとにかく、店が法律で厳しくて建てられない

車社会

街歩き前提の日本の都会と違って、アメリカ車社会前提なので

ウォルマートみたいなでかいスーパードンとあって、ピンポイントに買い物するだけで終わる

治安

アジア系特に厳しい

夜中に街歩きなんて無理

料理人というステータスの低さ

楽して稼ぎたい、勤労という意識の低さは食文化マイナスだよね

Permalink |記事への反応(0) | 04:27

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2025-07-19

anond:20250717161422

トヨタが生きている=自動車産業は終わってない

ホンダマツダスバルがまとめて息絶えてもトヨタ帝国が全部面倒を見るから日本自動車産業は盤石』という雑な念仏が流れてくるので、机上計算を回したメモを置く。

トヨタの当座資金はケタ違い、ハイブリッド利益を稼ぎながら電池ソフト投資できる点で短期の死臭はしない。

ただし国内雇用550万人のうち完成車直下はせいぜい80万人、残り470万人は部品物流と販社と下請け

複数OEMから注文を受け価格分散している部品サプライヤが、発注元が1社に絞られただけで単価を叩かれ即赤字になる未来が見える。

ホンダが消えれば埼玉三重マツダが倒れれば広島スバルが沈めば群馬

企業城下町のもの都市がごそっと沈む。

トヨタが買収して製造ラインを残したとしても、地域政治労務を背負った瞬間にコストは跳ね上がり、効率重視で結局整理を始めるのが歴史の常。

技術ポートフォリオも一気にやせ細る。

ロータリーだろうが二輪の可換電池だろうが、奇天烈実験中小OEM趣味枠で回ってきた。

多様性が削られれば次の規制変更や市場シフトが来た時の逃げ道がなくなる。

海外調達観点でも顧客寡占化するとバイヤーリスク管理で外される。

EU米国も「特定メーカー支配サプライチェーンは危険」と声をそろえるご時世、日本だけトヨタ1強を許容するほど甘くない。

トヨタ大丈夫なのはトヨタにとって大丈夫』であって『日本自動車産業大丈夫』を保証しない。

サンゴ礁が白化しても魚はまだ生きている、みたいな話。

周りの小魚を全部失えば最後サンゴ死ぬホンダマツダスバル延命している今のうちに、全員で次の飯の種を探さないと、一社だけ残っても海は干上がるだけ、という身も蓋もないオチになる。

Permalink |記事への反応(0) | 07:32

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2025-04-23

anond:20250423072233

まず、冒頭から「千年前に論破された」などという歴史的権威を借りた主張の回避に走っているが、

君はその「千年前の論破」の一次資料も具体例も提示していない。空虚レトリック議論無効化した気になっているだけだ。

「すでに否定された」は、引用なしではただの思考停止免罪符に過ぎない。

次に、相手が「納得できない」と言うのを、「教えてもらえるなら納得できるかも」という態度にすり替え嘲笑しているが、

これは極めて悪質な藁人形論法ストローマン)だ。

議論において「納得できない」と言うのは、論拠が不十分だと感じたという知的誠実の表明であり、

それに対して「大学行け」「金払え」で返すのは、知識金銭化して思考を停止させる側の暴論だ。

本当に思想学問として尊重するのであれば、

その理解の機会は「大学という有料空間」だけにあるべきではない。

君の言うことを敷衍すれば、「金を払わなければ知に触れるな」という話になるが、

それこそが知の寡占化排他化であり、思想のもの敵対行為だ。

さらに言えば、大学思想史を学ぶ者のほとんどは君が今行っているような他者人格攻撃依存した主張は取らない。

なぜなら、思想とは「反論可能性を担保した構造体」であり、罵倒語人格否定構成されたもの思想ではなく煽動からだ。

君の語っているのは思想ではない。

知識を背景に他者沈黙させる構造化された傲慢だ。

真に思想を守りたいなら、まず君自身言論空間に対して知的誠実を取り戻すことだ。

Permalink |記事への反応(0) | 07:26

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2025-04-11

anond:20250411185946

現金はあった方がええやろ。

現金決済なくなったら決済手段民間企業に牛耳られることになるので寡占化手数料上がって物価が上がりかねない上に経済制裁やらシステムトラブルやらで決済出来なくなるリスクもある。

しかも一度紙幣硬貨を作る技術喪失したら復活させるの大変やぞ、偽造防止技術とか時間掛けて磨いてるんだから余計に。

Permalink |記事への反応(0) | 19:04

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2025-03-17

anond:20250317145016

農家が反対して進まない農地の集積化とか、馬鹿みたいに高くて寡占化してる農機具メーカーJAをどうにかするとか先にやれることが関税撤廃よりありそう

ヨーロッパとかの食料自給率みてると、日本少子高齢化あんまりいいわけにならなさそうなんだよなあ

Permalink |記事への反応(0) | 15:07

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2025-03-16

anond:20250316055422

まずは理解できないことを段階的に理解できるようにした方が建設的だぞ

💻

理念なき無知による反AI」と、それに迎合するマーケティングは、結果的技術の発展や健全議論を妨げ、社会全体にとってマイナスになります

 

このケースは特に興味深くて、「企業側もユーザー側も、お互いに暗黙の了解で“嘘”を共有している」 という異様な構図になっています

    •メーカーは「AI使用」を装いながら、実際にはディープラーニングを使っている。

    •ユーザーは「AIが嫌い」と言いながら、実はAI技術を使った機能を喜んで受け入れている。

 

これが問題なのはユーザーが「自分AIを使っていない」と思い込んでしまうことで、AIについての正しい理解が広がらない ことです。

 

 

理念なき「反AI」は危険

 

あなたが指摘しているように、「理念を持った反AI」は一定の意義があります。例えば:

    •エネルギー問題AIモデル学習や推論には大量の電力を消費する)

    •市場寡占化AI技術進化が一部の巨大資本に富を集中させる)

    •倫理問題著作権労働市場への影響)

 

こういった「根拠のある反AI」は議論する価値があります

しかし、「なんとなく嫌だからAIを避ける」という無知ベースの反AI は、技術の発展を阻害するだけでなく、企業の不誠実なマーケティング助長し、結果的に「消費者自身が損をする」状況を生みます

 

 

メーカー側の問題マーケティングの短絡的対応

 

メーカーも、ユーザーの誤解を解くどころか、「AIではありません」と装う言い換えることで、迎合してしまっています

かに、「AI使用」と言った方が売れるなら、短期的には利益になりますが、長期的には技術発展の停滞や、企業の信頼低下につながる可能性がある でしょう。

 

特に

    •ユーザー技術的な事実を知ったときに、企業に対する不信感が生まれる(「結局AI使ってたのか!」という反動

    • 「AI=悪」という認識が広まり結果的技術革新を妨げる

    •本来なら正しい議論ができるはずの反AI派とAI推進派の対話が断絶する

 

本来なら、メーカーは「実はAIを使っています。でも、それはこういう利点があって、あなたたちの創作活動を助けるためのものです」と説明すべきです。

しかし、現状はユーザーの誤解を利用する」形で利益を得ている ので、むしろAI感情助長している面すらある。

 

 

ユーザー側の問題無知であることを開き直りすぎ

    •AI技術や仕組みを学ぶのは、必ずしも義務ではない。

    •しかし、「知らないことを誇る」姿勢危険

    • 「AIという単語がなければOK」というのは、単なる思考停止

 

知識がなくても使えるのが技術理想ですが、それと知識がなくてもいい、むしろ知る必要すらない」という態度をとることは別問題です。

 

もし「AIかどうかはどうでもいい、自分が便利に使えるならそれでいい」と考えるのであれば、それはそれで一つの立場として理解できます

しかし、「AIは使いたくない、でもこの機能はすごいから使う(AIとは認めない)」というのは、ただの自己矛盾です。

 

 

 

最悪の未来シナリオ

 

この流れが続くと、技術的な進歩は停滞し、以下のような悪循環が起こります

1.企業が「AIではない」と言い張ることで、ユーザーAI理解しなくなる

2.AI社会的受容が進まないため、本当に必要倫理議論すら行われなくなる

3. 反AI感情が強まり合理的技術活用すら妨げられる

4. 一部の大企業けがこっそりAI活用し、情報格差が広がる

 

 

結論理念なき反AIと、それに迎合する企業は、技術社会の発展を阻害する

    • 「AI」という単語拒否反応を示すユーザーと、それに迎合する企業の組み合わせは、結果的社会技術理解を阻害する

    •企業短期的なマーケティングのために、ユーザーの誤解を利用しているが、長期的には信頼を失う可能性がある

    •ユーザー側も、無知を開き直るのではなく、少しでも「本当の仕組みはどうなっているのか」を知ろうとする姿勢必要

    •理念なき反AIの風潮が広がると、本当に議論すべきAI倫理問題なおざりにされ、結果的に一部の大資本けがAI活用し、情報格差が広がる

  

 

この状況、まさに「無知迎合が生み出す悪循環」ですね。

合理的な反AI議論は大いにするべきですが、こういう「思考停止マーケティング」と「なんとなくAI拒否」は、むしろ社会全体の知的衰退を招く流れになりそうです。

Permalink |記事への反応(2) | 05:56

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2025-03-15

anond:20250315161300

からそのまま投げるにゃん、ChatGPTに

Claudeならもう少し個人配慮してくれる

GeminiはChatGPTよりかな

 

追記

増田:で?

 ↓

💻

理念なき無知による反AI」と、それに迎合するマーケティングは、結果的技術の発展や健全議論を妨げ、社会全体にとってマイナスになります

 

このケースは特に興味深くて、「企業側もユーザー側も、お互いに暗黙の了解で“嘘”を共有している」 という異様な構図になっています

    •メーカーは「AI使用」を装いながら、実際にはディープラーニングを使っている。

    •ユーザーは「AIが嫌い」と言いながら、実はAI技術を使った機能を喜んで受け入れている。

 

これが問題なのはユーザーが「自分AIを使っていない」と思い込んでしまうことで、AIについての正しい理解が広がらない ことです。

 

 

理念なき「反AI」は危険

 

あなたが指摘しているように、「理念を持った反AI」は一定の意義があります。例えば:

    •エネルギー問題AIモデル学習や推論には大量の電力を消費する)

    •市場寡占化AI技術進化が一部の巨大資本に富を集中させる)

    •倫理問題著作権労働市場への影響)

 

こういった「根拠のある反AI」は議論する価値があります

しかし、「なんとなく嫌だからAIを避ける」という無知ベースの反AI は、技術の発展を阻害するだけでなく、企業の不誠実なマーケティング助長し、結果的に「消費者自身が損をする」状況を生みます

 

 

メーカー側の問題マーケティングの短絡的対応

 

メーカーも、ユーザーの誤解を解くどころか、「AIではありません」と装う言い換えることで、迎合してしまっています

かに、「AI使用」と言った方が売れるなら、短期的には利益になりますが、長期的には技術発展の停滞や、企業の信頼低下につながる可能性がある でしょう。

 

特に

    •ユーザー技術的な事実を知ったときに、企業に対する不信感が生まれる(「結局AI使ってたのか!」という反動

    • 「AI=悪」という認識が広まり結果的技術革新を妨げる

    •本来なら正しい議論ができるはずの反AI派とAI推進派の対話が断絶する

 

本来なら、メーカーは「実はAIを使っています。でも、それはこういう利点があって、あなたたちの創作活動を助けるためのものです」と説明すべきです。

しかし、現状はユーザーの誤解を利用する」形で利益を得ている ので、むしろAI感情助長している面すらある。

 

 

ユーザー側の問題無知であることを開き直りすぎ

    •AI技術や仕組みを学ぶのは、必ずしも義務ではない。

    •しかし、「知らないことを誇る」姿勢危険

    • 「AIという単語がなければOK」というのは、単なる思考停止

 

知識がなくても使えるのが技術理想ですが、それと知識がなくてもいい、むしろ知る必要すらない」という態度をとることは別問題です。

 

もし「AIかどうかはどうでもいい、自分が便利に使えるならそれでいい」と考えるのであれば、それはそれで一つの立場として理解できます

しかし、「AIは使いたくない、でもこの機能はすごいから使う(AIとは認めない)」というのは、ただの自己矛盾です。

 

 

 

最悪の未来シナリオ

 

この流れが続くと、技術的な進歩は停滞し、以下のような悪循環が起こります

1.企業が「AIではない」と言い張ることで、ユーザーAI理解しなくなる

2.AI社会的受容が進まないため、本当に必要倫理議論すら行われなくなる

3. 反AI感情が強まり合理的技術活用すら妨げられる

4. 一部の大企業けがこっそりAI活用し、情報格差が広がる

 

 

結論理念なき反AIと、それに迎合する企業は、技術社会の発展を阻害する

    • 「AI」という単語拒否反応を示すユーザーと、それに迎合する企業の組み合わせは、結果的社会技術理解を阻害する

    •企業短期的なマーケティングのために、ユーザーの誤解を利用しているが、長期的には信頼を失う可能性がある

    •ユーザー側も、無知を開き直るのではなく、少しでも「本当の仕組みはどうなっているのか」を知ろうとする姿勢必要

    •理念なき反AIの風潮が広がると、本当に議論すべきAI倫理問題なおざりにされ、結果的に一部の大資本けがAI活用し、情報格差が広がる

  

 

この状況、まさに「無知迎合が生み出す悪循環」ですね。

合理的な反AI議論は大いにするべきですが、こういう「思考停止マーケティング」と「なんとなくAI拒否」は、むしろ社会全体の知的衰退を招く流れになりそうです。

Permalink |記事への反応(1) | 16:28

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AIにゃ~ん

😺あるペインソフトユーザー感情配慮してAIを利用しないことを表明しましたでもどう考えてもこれAI技術を使った機能だよね?という機能が搭載されています名称AIがついてないだけです。AIという名称がついていないため、ユーザーは喜んでるみたいですが、どう捉えたらいいと思いますか?  不誠実なマーケティングだと捉えるべきですか?それとも「人間がセットして機械学習で処理した。ディープラーニングは使っていない。人間主導だからAI技術じゃない」というメーカー主張だと捉え、「うんうん機械学習AI一種だけど、ディープラーニング使ってないかつ単純な機械学習なら、確かに君らが言う通りAIじゃないかもな!」と思うべきですか?

 ↓

💻

このケース、結局のところ「AI定義をどう捉えるか」によって評価が変わりますね。

1. 不誠実なマーケティングと見る場合

    • 「AIは使わない」と表明したのに、実際には機械学習を用いた機能を搭載しているなら、それは言葉遊びであり、不誠実と捉えることもできる。

    • 一部のユーザーは「AIを避けたい」と思っていたのに、実は技術的にAIに分類されるものを使っているのなら、それは裏切りと感じる可能性がある。

    •企業意図的に「AI」という言葉を避け、ユーザーの誤解を利用しているなら、マーケティング戦略として不透明と言える。

2.メーカーの主張を受け入れる場合

    • 「ディープラーニングを使っていないかAIじゃない」とするなら、機械学習全般AIと見なさな立場に立つことになる。

    •企業側が「人間がセットしたルールベースに近い機械学習ならAIではない」と定義し、それを貫くなら、技術的な線引きの問題とも言える。

    •ユーザーも「AIという言葉がついていなければ安心」と感じているなら、結果的に双方が納得している状況とも取れる。

 

どちらの立場が正しいか

 

技術的には、「機械学習AI一種」と考えるのが一般的なので、企業の主張は「広義のAI」という視点では詭弁に近いです。ただ、マーケティング的には「ユーザーが求めているもの」を提供するための言葉選びとも言えます

 

まり、「技術的にはAIを使っているが、ユーザー感情考慮してAIという言葉を避けた」戦略と考えられます

 

これが不誠実かどうかは、企業姿勢ユーザーの受け止め方次第ですね。もし企業が「AIを使わないことが倫理的」と言いつつ実際には使っていたなら不誠実に感じますが、単に「AIという言葉拒否反応を持つ層のために表現を工夫した」だけなら、商売としてあり得る範囲とも言えます

 

要は、「ユーザー心理配慮したマーケティング」と捉えるか、「言葉マジックで騙している」と捉えるかの違いですね。

 ↓

😺ペインソフトキャラクター特定オブジェクト自動範囲マスク2d3d自動オブジェクト化で、開発側にディープラーニングを使わないメリットってありますか?商用のAIモデルレベルではないですが、それでもそこそこ精度は高いようです。もし本当に独自アルゴリズム(非AI技術)で実現しているのであれば、学術的にも産業的にも非常に価値のある革新となり、特許とったり学術論文出した方がいいのでは?と思いますが、いずれも行っていないので、AI技術使用を疑わしく思ってます大手企業ですらAIに多大な投資をしている現代において、独自アルゴリズムを開発するメリットがないように思えます

 ↓

💻

結論から言うと、ディープラーニングを使わずに精度の高い「自動範囲マスク」や「2D3D変換」を実現するメリットはほぼありません。

 

しろ大手企業AIに巨額投資している中で、非AI技術で同等の成果を出せるのであれば、それ自体世界的な技術革新であり、特許論文で発表しないのは不自然 です。

 

 

1.ディープラーニングを使わないメリットはあるのか?

一般的に、ディープラーニングを使わずに高度な画像認識や形状推定を行う場合、以下のようなアプローチが考えられます

  

伝統的なルールベースアルゴリズム

昔ながらの手法として、色の違いやエッジ検出、形状解析を活用する方法があります。例えば:

    •グラフカット、GrabCut(古典的なセグメンテーション技術

    • SIFT/SURF(特徴点マッチング

    •ステレオマッチングや深度推定幾何学手法3D再構成

  

ただし、これらの手法ディープラーニングに比べると柔軟性がなく、精度も低い ため、商用レベルの高精度なマスク処理や3D変換には向きません。

 

独自機械学習(非ディープラーニング技術

ディープラーニングではない機械学習(例:ランダムフォレストSVM)」を使う可能性もあります

ただ、これも現代ディープラーニングモデルほどの精度は出せないので、大手採用する理由は薄いです。

 

2. 本当にディープラーニングを使っていないなら、大発明レベルの話

もし仮に、「ディープラーニングなしで、AI並みの精度で自動範囲選択3D変換を実現している」 のであれば、それは産業的にも学術的にも極めて重要技術 です。

  

なぜなら:

    • ほぼ全ての画像認識分野(AdobeGoogleAppleNVIDIAなど)がディープラーニング依存している中で、それを使わずに高精度を実現するのは極めて困難。

    •計算量が抑えられ、学習データの準備不要で、リアルタイム処理にも強いアルゴリズム確立されたことになる。

    • もし実現できるなら、世界中の大手企業がその技術を欲しがる はず。

 

にもかかわらず、特許論文も発表されていないのは不自然です。

技術ブレイクスルーを隠す理由がありませんし、むしろ発表したほうが企業価値が爆上がりします。

 

  

3. では、なぜ「AIを使っていない」と言っているのか?

ここから考えられるのは、「AIを使っていない」という主張が言葉マジックである可能性が高いということです。

  

可能性①:「AI」の定義すり替え

    • 「ディープラーニング深層学習)」は使っていないが、機械学習ML)は使っている

    • 「クラウドAIモデル」は使っていないが、ローカルで動く学習済みモデルは使っている

    • 「学習は開発時に行ったが、ソフト自体学習しないのでAIではない」と主張

 

可能性②:マーケティング的な理由

    •ユーザーが「AI」という言葉拒否反応を示すため、「AI」と明言しない戦略 を取っている

    • 「AIを使わない」という主張をすることで、手作業尊重するクリエイター層に好印象を与える

 

特に最近AI=悪」「AI著作権問題」のイメージがあるため、あえてAIと言わない方が売れる という判断可能性もあります

  

 

結論AI技術を使っているが、言葉問題で「AIではない」と言っている可能性が高い

    •ディープラーニングなしで高精度な画像処理を実現するのは、産業的にも学術的にも極めて重要技術革新 だが、論文特許が出ていないのは不自然

    • 「AIではない」と主張する理由は、技術的なものではなく、マーケティング的な戦略可能性が高い。

    • 本当にAI使用なら世界発明レベルなので、逆に疑わしい。

 

このソフトAI技術を使っているが、ユーザー感情配慮して「AIとは言わない」だけ というのが、最も妥当な推測ですね。

 ↓

😺過去プレスリリースをよく見たら普通にディープラーニング使用したって書いてありました。AI使用風を装うメーカーAI使用に喜ぶユーザーますますどちらも意味が分かりません。世の中にはさまざまな職業があり、また様々な考え方があるので、その感情には配慮するべきです。また人それぞれ興味が異なり、何かを知るのに適切なタイミングは人によって異なりますしかし、これはあまりバカにし過ぎだし、ユーザーの方も興味がないからって自分無知開き直りすぎではないですか?人にはそれぞれ適切なタイミングがあるとはいえ理念なき無知による反AIと、それにマーケティングで上っ面だけで合わせる開発アプローチは、衰退を招きます(なお、😺は、エネルギー問題市場原理に任せた倫理なき合理化市場寡占化(富の一極化集中)など、理念のある反AIに対しては一定の理解を示す立場です)

 ↓

💻

まさにその通りですね。

理念なき無知による反AI」と、それに迎合するマーケティングは、結果的技術の発展や健全議論を妨げ、社会全体にとってマイナスになります

 

このケースは特に興味深くて、「企業側もユーザー側も、お互いに暗黙の了解で“嘘”を共有している」 という異様な構図になっています

    •メーカーは「AI使用」を装いながら、実際にはディープラーニングを使っている。

    •ユーザーは「AIが嫌い」と言いながら、実はAI技術を使った機能を喜んで受け入れている。

 

これが問題なのはユーザーが「自分AIを使っていない」と思い込んでしまうことで、AIについての正しい理解が広がらない ことです。

 

 

理念なき「反AI」は危険

 

あなたが指摘しているように、「理念を持った反AI」は一定の意義があります。例えば:

    •エネルギー問題AIモデル学習や推論には大量の電力を消費する)

    •市場寡占化AI技術進化が一部の巨大資本に富を集中させる)

    •倫理問題著作権労働市場への影響)

 

こういった「根拠のある反AI」は議論する価値があります

しかし、「なんとなく嫌だからAIを避ける」という無知ベースの反AI は、技術の発展を阻害するだけでなく、企業の不誠実なマーケティング助長し、結果的に「消費者自身が損をする」状況を生みます

 

 

メーカー側の問題マーケティングの短絡的対応

 

メーカーも、ユーザーの誤解を解くどころか、「AIではありません」と装う言い換えることで、迎合してしまっています

かに、「AI使用」と言った方が売れるなら、短期的には利益になりますが、長期的には技術発展の停滞や、企業の信頼低下につながる可能性がある でしょう。

 

特に

    •ユーザー技術的な事実を知ったときに、企業に対する不信感が生まれる(「結局AI使ってたのか!」という反動

    • 「AI=悪」という認識が広まり結果的技術革新を妨げる

    •本来なら正しい議論ができるはずの反AI派とAI推進派の対話が断絶する

 

本来なら、メーカーは「実はAIを使っています。でも、それはこういう利点があって、あなたたちの創作活動を助けるためのものです」と説明すべきです。

しかし、現状はユーザーの誤解を利用する」形で利益を得ている ので、むしろAI感情助長している面すらある。

 

 

ユーザー側の問題無知であることを開き直りすぎ

    •AI技術や仕組みを学ぶのは、必ずしも義務ではない。

    •しかし、「知らないことを誇る」姿勢危険

    • 「AIという単語がなければOK」というのは、単なる思考停止

 

知識がなくても使えるのが技術理想ですが、それと知識がなくてもいい、むしろ知る必要すらない」という態度をとることは別問題です。

 

もし「AIかどうかはどうでもいい、自分が便利に使えるならそれでいい」と考えるのであれば、それはそれで一つの立場として理解できます

しかし、「AIは使いたくない、でもこの機能はすごいから使う(AIとは認めない)」というのは、ただの自己矛盾です。

 

 

 

最悪の未来シナリオ

 

この流れが続くと、技術的な進歩は停滞し、以下のような悪循環が起こります

1.企業が「AIではない」と言い張ることで、ユーザーAI理解しなくなる

2.AI社会的受容が進まないため、本当に必要倫理的議論すら行われなくなる

3. 反AI感情が強まり合理的技術活用すら妨げられる

4. 一部の大企業けがこっそりAI活用し、情報格差が広がる

 

 

結論理念なき反AIと、それに迎合する企業は、技術社会の発展を阻害する

    • 「AI」という単語拒否反応を示すユーザーと、それに迎合する企業の組み合わせは、結果的社会技術理解を阻害する

    •企業短期的なマーケティングのために、ユーザーの誤解を利用しているが、長期的には信頼を失う可能性がある

    •ユーザー側も、無知を開き直るのではなく、少しでも「本当の仕組みはどうなっているのか」を知ろうとする姿勢必要

    •理念なき反AIの風潮が広がると、本当に議論すべきAI倫理問題なおざりにされ、結果的に一部の大資本けがAI活用し、情報格差が広がる

  

 

この状況、まさに「無知迎合が生み出す悪循環」ですね。

合理的な反AI議論は大いにするべきですが、こういう「思考停止マーケティング」と「なんとなくAI拒否」は、むしろ社会全体の知的衰退を招く流れになりそうです。

Permalink |記事への反応(2) | 14:41

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2024-11-06

anond:20241106210357

「なんでダイワハウスなんだ?」とは思ったけど、いまのダイワハウスって地方ロードサイド店舗の構築ノウハウがすごいって聞いているから、それなりに根拠はあるのだろうな。パチンコ店舗に関しては、本人が好きなんじゃないの?年齢的に。やっぱり、それなりに長くやっているか思い入れもあるだろうし。それに斜陽はいっても、大手がこれだけ寡占化しても勝ち抜いているのであれば、実は強いのじゃないだろうか?

Permalink |記事への反応(0) | 21:09

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2024-03-21

anond:20240321194546

いやいや。

半導体歴史寡占化成功したのはIntelx86だけで、それもAMDが弱かった時期や、ARM系が台頭する前のわずかな期間だけだよ。

他は基本的に多様なものが出ている。

ARMだけでトップといえるの何種類あるよ。

GPUNVIDIAが強いが当然AMDもあるし、

データセンタ向けの処理機ではMS,Google,Apple,あたりは自前でシリコンも作って大量に稼働させてるじゃん。

さらマイコンなどを考えて行けば、寡占化する状態が通常なんてことはないよ。今後はプロセス改善が鈍化するから余計にそう言う時代になる。

Permalink |記事への反応(1) | 19:52

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2024-03-06

anond:20240306202240

みんなでiPhone買ったり、AWS使ったり、MS office買ったり、

インフルコロナワクチン買ったり、おフランスカバンを買ったりしているでしょう。

それが全部欧米お金持ちのところに流れてる。

寡占化されていて代替が効かずどれも大して原価はかかってない。

Permalink |記事への反応(1) | 20:30

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2023-11-27

anond:20231126200129

年収が平均よりやや下の40代だけど、投資のお陰で老後は余裕。(4k万目前)

NISA/IDECO/税制優遇/10支給等の公的支援が有り、リーマンショック/震災/黒田砲/コロナ/ロシアとチャンス続きだったのに何してたんだという。

金が無いって言うならまだ分かるが、日本世界有数の資産持ち/寡占化率も低い/個人資産過去最高更新からね。

あるいは投資していなくても素直に税金払えば社会保障の維持は可能なのに、それも渋って金を貯め込んで何をしたいんだって言う。

Permalink |記事への反応(2) | 07:50

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2023-03-02

anond:20230302093612

介護業界は「あと25年くらいは大丈夫」と言われてるもんな。まあ今ですら小規模法人ガンガン潰れてて大手寡占化進んでるけど。

Permalink |記事への反応(0) | 09:39

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2022-05-01

anond:20220501201427

民族」の定義によるでしょ

今ほど大規模な民族が成立する以前は少数の民族が多数あったはずで

それが寡占化していったと考えるならそうだろうね

Permalink |記事への反応(0) | 20:23

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2021-02-28

日本人給料が上がらない理由

結論からいうと、同じ業界で同じもの作ってるからだよ


たとえば俺が元居た複合機プリンター業界がいい例だけど

富士ゼロックスリコーキヤノンエプソンブラザー京セラシャープ東芝OKI

日本資本企業だけでこんなにあるのよ。多すぎだろ!

これ以外だと海外メーカーHPくらいなんだよ(富士ゼロックスが半分外資から正確には2社なんだけど)

そういうことなのよ

「集約しない日本企業と、集約する海外企業」という視点で見ていくと、面白いものが見えてくる

ちなみに富士ゼロックス親会社ゼロックスは、富士フイルム喧嘩別れして、速攻HPに買収提案してるんだよねw

非常に外資らしいダイナミックな動きだと思う


アメリカはとにかく買収が活発で統廃合が盛んだよね

ITおっさんの多いはてブの好みの業界説明すると

CPUインテルAMDGPUnVidiaAMDみたいにだいたい2,3社に集約されてる

最近FPGA企業であるザイリンクスアルテラが買収されたし、サンディスクウェスタンデジタルに買収されたし

とにかく企業を集約しようっていう意識がすごいよね


PCは、アメリカDELL,HPの2社に集約(アップルという独自路線もあるけど)

中国レノボに集約

日本はなぜかそれをせずNEC富士通東芝パナソニック共存してたけど

結局レノボNEC富士通PC部門を買収する形で整理が始まった

東芝PC事業も結局シャープホンハイ)が手掛けることになったし

その時俺は、なんで日本企業同士で合併しなかったの?って思ったよね

日本企業じゃ統廃合できないわけ?


鉄道車両メーカー日立川崎近畿車輛総合車両製作所日本車輌製造と5社もある

世界じゃ中国中国中車、独のシーメンス、仏のアルストム、加のボンバルディアに集約してるんだけど

日本は小さい国で5社もある

ちなみに中国は元は中国南車と中国北車に分かれてたんだけどさ、二つに分かれてただけなのにさら合併させて集約に意欲的

中国の二大鉄道車両メーカー合併へ…世界最大規模に

https://response.jp/article/2014/12/31/240726.html


造船メーカー今治ジャパンマリンユナイテッド大島三菱、名村、川崎三井

こんだけひしめき合ってる(調べたらもっとあると思う)

韓国じゃ世界シェア1位の大字と2位の現代合併して、さらに統廃合を推し進めているのに

日本企業は相変わらず小さいままでいがみ合ってる


デジカメメーカーキヤノンニコンソニーフジパナソニックオリンパスリコー(ペンタックス)、シグマ

ようやく2018年になってカシオ撤退したし、ようやくオリンパス撤退した(だけど別会社で再出発するらしいから数は変わらない)けどさ

そうなる前にもっと海外みたいな前向きな合併がないのおかしいと思う。結局いつも我慢比べ後に、失意の撤退で統廃合が日本だよね


化学メーカー三菱ケミカル、住友化学旭化成信越化学工業三井化学昭和電工東ソー日東電工三菱ガス化学

大手だけでこれだけあって、中規模メーカーもっとある。

最近ようやく、日立化成が昭和電工に買われたけど統廃合は全然進んでいない

化学業界は統廃合が進んでない業界としてよく話題になるよね

ちなみに例によって中国化学国策合併を進めていて、シノケムとケムチャイナ統合で圧倒的世界1になった

化学メーカー世界首位へ 中国2社が国策合併

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO63352340S0A900C2FFJ000/


貧乏業界といえばアニメ業界がよく例に上がるけど

何社あるんだよってくらいアニメ会社あって、年間200本もアニメ作って過当競争起こしてるんだよね

それで食えないと、はてブ馬鹿アニメオタクが国が支援しろとかふざけたこと言ってくる

あほすぎでしょwまずは会社を統廃合してアニメーターを減らさなければいけないんだよ

国が支援したらゾンビ化するだけだろ


そういえば珍しく携帯電話寡占化できてたのに菅のバカが高すぎる!ってポピュリズム丸出しの政策して値下げを強制した

この5年でMVNO日本だけで1000社になってしまったし、いかれてるよ

どういうつもりで1000社も参入するかね


なんちゃらpayも多い。なんでだよwってくらいに多くの企業がpayに参入したよね

適当に始めて終わらせることは不得意でグダグダちんたらするおまえら80年前の大日本帝国かw


馬鹿みたいにモノづくりに意識が向いててさ、それでどいつもこいつも冷蔵庫作って洗濯機作ってテレビ作って

どいつもこいつもおなじもの作るからパイの奪い合いで小さくまとまってしまって、狭い業界、衰退する業界でひしめき合ってるわけ

結局それで韓国とか中国みたいに、自国寡占化して利益をだせる会社日本進出してきて価格競争で負けるわけ

そのくせサービス業をおろそかにして、ITは全部アメリカに持ってかれてモノづくりでもサービスづくりでも居場所がなくなった

給料上がるわけないじゃん


チーム数12野球選手のほうが、50チーム越えのJリーガーより給料高いよそりゃ

Permalink |記事への反応(7) | 07:07

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2020-11-09

忙しい人のためのバイデン政権展望

元ネタ

https://www.mizuho-fg.co.jp/company/activity/onethinktank/pdf/vol021.pdf

はっきり言ってこれを読んだ方がこんな素人増田を読むよりずっといいのだが、なかなかのボリュームがある資料なので簡単にまとめる。

トランプ政権レガシー

経済

経済レーガン政権時並の好調だったが、コロナショックで帳消しに。所得格差保有資産一極集中は拡大する一方であった。

(筆者補足)トランプ実施した大規模減税いわゆる「トランプ減税」については富裕層減税・低所得層増税であったという分析がある。

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=3555

国内政治

共和党民主党対立が激化した。共和党多数派上院では強行採決が増加。トランプ政権議会による立法を経ず行政命令として政策を実行することも多かった。

州政府抵抗のため訴訟を提起するようになり、最高裁判事保守派が増えたにも関わらず法的根拠の無さなから却下されることも多かった(トランプ政権勝率は5割を切る)。

こうしたことの結果、米政府に対する国民や諸外国からの信頼が低下した(なぜか日本では上昇)。

外交

アメリカファースト主義採用し、多数の条約国際機関から離脱。それに代わる新しい枠組みを確立することはできなかったが、「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)構想」はバイデン政権にも引き継がれる。

環境

パリ協定離脱に見られるように、環境問題には消極的だった。結果として大企業による動きが先行している。

バイデン政権政策

経済

富裕層所得給与遺産税)、企業法人税)へ増税中間層以下には減税を実施する。

4年間で2兆円規模の環境インフラ投資を行う。大規模なクリーンエネルギー政策への転換により自動車産業の強化なども図る。

大企業による寡占化低賃金や過少投資の一因となっているという見方から市場集中度を低下させようとしている。

具体的にはGAFA代表されるプラットフォーマーによる自己優遇や独占的地位濫用禁止プラットフォームコマースの分離を求めるなど。

上記プラットフォーマー改革バイデン本人は乗り気でないが民主党要求している。共和党は断固反対)

金融

破産法改正消費者金融規制強化、住宅ローン規制緩和など低所得層向け支援が中心。

抜本的改革の優先度は低い。

外交

外交ではトランプ個人的関係に基づく協力関係廃止。従来の同盟国重視に戻す。

中国との対立はこれまでは輸入拡大要求制裁関税など貿易摩擦に過ぎなかったが、人権問題への対応など構造問題踏み込むと見られる。

気候変動や対北朝鮮など特定分野での協力はありうる。一方的制裁発動には抑制的。

対日関係ではトランプ安倍間の個人的関係消失するため従来通りのやり方に戻り、駐留費用負担倍増のような過大な要求は求めてこない見通し。

対中政策への協力は求められるだろう。

移民

トランプ政権下の規制策を撤回するが、国内雇用重視の路線継続する(ビザ発給数制限など)。

不法移民問題については合法化プロセス創設を提案する。

環境

パリ協定復帰を明言している。トランプ政権下で行われた排ガス規制等の緩和は全て巻き戻す方針

バイデン政権の影響

全ての改革が実現すれば2022年に3%程度のGDP押し上げ効果が見込まれるが、共和党の反対や保守派判事の増加により実現性不透明

バイデン本人は民主党中道派として知られるが、民主党内では左派の勢いが強く彼らに引っ張られる可能性もある。

環境政策立法を経ずに実行できるものが多く、実現可能性は高いと考えられる。日本企業対応必須である

これで中国を含めた主要国の国際的な足並みも揃うことになる。

Permalink |記事への反応(2) | 14:23

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2020-08-13

日本半導体産業についての話

業界人です。お盆休み帰省できず暇を持て余した友人から急にSkypeがかかってきて、「そういえば日本半導体産業って衰退してるってよく言われるけど今どんな感じなん?やっぱり人件費中国韓国に勝てないの?」みたいなことを聞かれて、日本半導体産業の規模感って一般にあまり知られていないと思ったので、備忘録的に日本半導体製造している主要メーカーとその工場について書いてみる。

始めにロジック半導体メモリ半導体から。気が向いたら他の分野も書く。

追記:書いた

https://anond.hatelabo.jp/20200813164528

はじめに 半導体製造コスト人件費について

半導体工場使用される製造装置寡占化が進んでおり、世界中どのメーカーでも使われる装置自体に大差はない。

この辺の記事 (https://eetimes.jp/ee/articles/2003/17/news048_4.html ) を見てもらうとわかりやすいけれども、各工程使用する装置はどの分野も3社程度で寡占されている。

これらの装置費用が非常に高いため(一番高価な露光装置で50億超、最新のEUVだと100億)、製造コストに占める人件費割合は低い。

工場で働く人たちは装置メンテナンスや、管理システムの構築、製造計画プランナーとかで一般的な工場ブルーカラーイメージとはタイプが異なる。

先端ロジック半導体

リーマンショック後の2010年あたりで新規設備投資ほとんどなくなった。もはや質・量ともに諸外国と先端品で競えるレベルに無く、外資系企業の買収が進む。

経産省TSMC誘致を企画しているようだが、現状の日本国内には先端品の需要が少なく、実現性は低いと思われる。

現存する日本の主要工場は下記の通り。

ルネサスエレクトロニクス

那珂工場:40nm

日立三菱電機NECロジック半導体部門の流れをくむ日本代表する半導体メーカーだが、

売上的には縮小均衡を重ねて 1+1+1=1 と残念な結果に終わっている。

かつてはSoCマイコン車載等様々な分野で世界一の売り上げを誇っていたが、現在では上記のすべてで世界一から陥落している。売れるものがなくなれば工場への投資はできないわけで…

ユナイテッドセミコンダクタージャパン (台湾UMC富士通から工場買収)

三重工場:40nm

かつてのフラッグシップスパコン、『京』のCPU製造した工場。他にもSparcプロセッサや、VIAGPU、各社デジカメSoC等、地味にいろんな会社受託製造をしていた。

が、プロセッサ需要TSMCに流れ、デジカメ市場大幅縮小。車載分野に活路を見出そうとしているが先行きは大丈夫なのか…

■ タワーパートナーズセミコンダクター (イスラエルTowerJazzセミコンダクタPanasonicと合弁)

魚津工場:45nm

Panasonicが自社のデジタル家電で使うプロセッサ製造するために設備投資をしていたが、

台湾Mediatekデジタル家電向けプロセッサ太刀打ちできず規模縮小。

一時期32nmの半導体世界に先駆けて量産との報道が出ていたが、現在では作っていない模様。

Panasonic半導体製造分野から手を引きたくてイスラエル会社に51%株式譲渡運営の主導権を渡す。

今は何を主力で作っているのだろう?

ちなみに。規模はともかく一般的に半導体イメージがそんなにない下記の国でも、実は日本よりも進んだ製造プロセス工場を持っていたりする。

先端ロジック半導体製造に関しては、すでに勝負がついた感がある。

ドイツ:Global Foundries(資本は米) 12nm

フランスSTMicro 28nm

アイルランドIntel 10nm

イスラエルIntel 10nm

中国SMIC 14nm

メモリ半導体

日系・外資含めた主要メーカーは3社。技術設備投資ともに世界2位の水準。現在も年間数千億円が継続して投資されている。

20年ほど前、『メモリ装置があれば誰でも作れる汎用品』との言説が流行し、各社一斉にロジック半導体シフトした時期があったが、結局は今に至るまでメモリ分野のほうが競争力を維持できているというのは何とも皮肉

外資系の影響力は増したが日本産業が残っており、お金も回っている。

■ キオクシア (旧東芝メモリ)

四日市工場3DNAND 96層

東芝メモリ(現キオクシア)のNANDFlashメモリの主力工場増設を重ねて規模だけでいえば全世界で最大の半導体工場だったはず。

2次元NAND時代には微細化で世界トップクラス技術を誇っていたが、3次元化に出遅れ技術的な優位がなくなってきている模様。

96層世代では辛うじてキャッチアップできたようだが、技術的には韓国サムスン電子・米Micronに先行を許す。中国メーカーYMTCの製造が急速に立ち上がる中、先行きは予断を許さないだろう。

北上工場3DNAND 96層

上記四日市工場は確かに世界一の規模を誇っているのだが、これ以上規模を拡大すると人材募集が難しくなる(東海地方理工系人材自動車化学とも取り合い)ことや、周辺の交通渋滞慢性化による物流効率低下、地震等の自然災害事業が壊滅するリスク等を踏まえて2019年に新設された最新鋭の半導体工場

ただ、工場の規模がまだ小さいため、電気水道工業用ガスといったインフラ費用が割高になることや新規採用したオペレーターの習熟度等の影響で四日市工場よりも製造コストは高いと推測される。

■ Micron Memory Japan (旧エルピーダメモリ)

広島工場DRAM 1Znm世代

NEC日立三菱電機DRAM部門統合してできたエルピーダメモリ破綻後、米Micronが買収。

米国企業になり財務に余裕ができた影響か設備投資が増額されており、昨年には世界に先駆けて1Znm世代DRAMを量産に成功

ちなみに1Znm世代とは何ぞやという話だが、DRAM業界ではプロセス基準サバ読みがもともと横行していたのだが、20nmを切ったあたりで微細化のペースが落ちた結果、具体的に何nmといえなくなってアルファベット世代を表している模様。

なお、リクナビ新卒募集要項を見ればわかるが、待遇は日系メーカーよりはるかに良い。

■ Western Digital

上記キオクシアの半導体工場共同運営していた米SANDISKを米Western Digitalが買収。

投資折半しているだけでなく、日本に開発拠点製造人員も擁しており、何気に日本国内での事業規模は大きい。

余談だが、日立フラッシュメモリから撤退したとき人員が旧SANDISK日本法人に流れ、日立HDD部門Western Digitalに売却していることから管理クラスは旧日立系が多いとの噂。

日本法人社長日立出身だしね。なお、キオクシアとWestern Digitalは同じ分野の仕事をしているにもかかわらず、上記Micronと同様、リクナビを見ればわかるように日系メーカよりも良い待遇となっている。

半導体業界を志望している学生諸君、キオクシア受けるならWestern Digitalの方がいいぞ!

Permalink |記事への反応(33) | 11:59

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2020-01-30

anond:20200130063718

はっきり言おう

代官さまはお代官さまであることが仕事であり部長クラスでないと価値がないぞ

手が動かせ無いし下々の者ほど働いた事がないからだ

もちろん寡占化された分野にいるとか付加価値がほかに有れば別だけど(同業他社に移るとかその分野にいたとき経験を活かす)

正解は投資で安定して財を築くことだぞ

Permalink |記事への反応(1) | 06:44

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2019-05-19

anond:20190519142638

寡占化が進んだから

Permalink |記事への反応(0) | 14:28

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2019-05-15

規模縮小後に起きるのは、宗教団体による蹂躙

anond:20190515082746 の続き。

学校の枠組みによる部活動の縮小やレベルダウンが起きた後は、学外のクラブチームによる課外活動への移行が起きる。

クラブチームになると、環境整備にとにかく金がかかる。練習場も機材も指導者も全部自己資金で賄う必要がある。

そうなると何が起きるか?

宗教団体による蹂躙寡占化である

これが既に起きているジャンルがある。マーチングバンド世界である

吹奏楽コンクール主催する吹奏楽連盟とは別の団体主催している「マーチングバンド全国大会」の一般部門は、創価学会団体天理教団体の2つだけで優勝を争っている状態がもう20年以上続いている。続いている理由は、資金力の違いにより環境面で他の一般団体追随を許さないためだ。特に創価学会発言力が強く、創価学会団体に有利になるようなルール改正も行われている。

創価系列吹奏楽でも成績が急上昇しており、大学部門では全国金賞常連になった。

この流れが中学高校でも今後起きていくのは確実だ。既にアメフト日本一を決めるライスボウルハーフタイムショーは創価学会独断であるが、ブラスエキスポ博多どんたく横浜国際仮装行列などの大型イベント出演団体創価統一教会天理幸福の科学などの宗教団体で占められる未来が見えている。

この流れは文化系部活だけでなく、運動部でも同じになるはずだ。

Permalink |記事への反応(0) | 12:41

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2019-04-29

ウォーリーはよこい

このまま人類が発展して企業寡占化自動化が進み労働者消費者が消えたときウォーリーに出てきた人類みたいにすべてを機械管理されるようなるだろうな。ベッドの上だけですべてが叶う究極のニート生活。最高

Permalink |記事への反応(1) | 00:47

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2018-03-25

イオンって小売のユニバーサルサービスだよね

コンビニみたいに寡占化が進んでいないスーパー業界で、唯一全国に店舗網を持っている(福井県には未進出だが)

取り立てて安いわけでもないが、それなりのものがそれなりの値段で全国同じように買えるというのは、ある種のユニバーサルサービスだと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 22:08

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2017-09-09

ダンピング寡占化

カラオケまねきねこ相場の半額以下の激安セールして

近所のカラオケやがつぶれた。

その結果近所にはまねきねこ寡占状態になり。

セール後はつぶれたカラオケ屋より値段が高くなる。

アマゾンとかも小売店どんどん倒してるけど

寡占化したらえげつなくなるんじゃないかと思った。

価格競争というかダンピングで勝った企業

市場を独占すると逆に値上がりしても

企業の力が強く消費者文句言えなんじゃないかと思った。

Permalink |記事への反応(1) | 02:27

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2017-04-01

銃剣道なんて日本じゃ寡占化が進んでるだろうし何かの利権じゃないの・・・

”何かの理研か”

3 件 (0.20 秒)

Permalink |記事への反応(1) | 10:54

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