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2025-10-03

【6】オリーブタウン迫真お嬢様

ごきげんようオリーブタウン迫真お嬢様部へようこそ。

あらゆる意味で有名な『牧場物語オリーブタウンと希望の大地』を遊んでまいりますわ。失踪したら、そういうことだと思ってくださいまし。


◆前回のお話ですわ

https://anond.hatelabo.jp/20250928203513


いい加減にして

ビストロに行くと、元気のないブレア様。何か頼み事があるようですわ。ここの住民、頼み事しかしてきませんわね。


ブレア

 ジャコポに謝っといて欲しいの。ケンカしちゃったんだ。

わたくし

 どういう理由ケンカなさったの?

ブレア

 ケンカ理由…?なんだっけ…いろいろ言ってたら、忘れちゃった。


十中八九ブレア様は悪くありませんわ。謝る必要もないのでは?

しかし仕方ありません。ブレア様はここの住民でも、唯一と言っていいほどちゃんとわたくしと話して下さる御方。その頼み、お聞きしまわ!


ジャコ

 昔のこといろいろ語ってたか「おまえの人生失敗ばっかりだな!」…って言ったら、急に切れちゃってさ。


ライター、出てこい。なんだ?このシナリオは。

………はっ!も、もう無理ですわよ!町長父子についてはもう、何の取り繕いもできませんわ!それなのにやたらしつこく他の人のイベントにも出てきますの!地獄ですわ!


いい加減にして2

懲りもせず………いえ、今日もまたヴィクトル様がおねだりしにやってきましたわ。今度は観光客向けの露店を出したいのだそうで…えっ、それだけですの?

それはまあ…お好きになさったら?露店を出したい人が金と材料を出せばいいのではなくて?けどまあ、出さないと進まないのでしょう。仕方ありませんわ。ぺっ!


ヴィクトル

 え?それだけかって?えーっと、いや、他にも計画はしているよ。あー、そう!街のシンボルこの街重要シンボルキレイにしようと思ってるんだ。


出資してほしいからって、今取り繕いませんでした?

挙句の果てに「いつも通り依頼を掲示板に載せておくから必ず忘れないでくれよ」と念押ししていく有様。一体その図々しさは、なんなんですの???

あいいですわ。それで?今回はどのような………………あら?あらあら???


ナイジェル

 ちょうど市役所の改築が終わったところだ。


話が違いますわね?????????

シンボルって………市役所のことでしたの?あっ!わたくしもしかしてから要請に従う下請け業者ですの?下請物語ですの?いい加減にしろマジで


ヴィクトル

 市役所は市のシンボルからな。念願だったのだよ、ワシの。

サイモン

 おいおいヴィクトル、それじゃお前の念願をみんなが叶えてやったみたいではないか

ヴィクトル

 おおっと、ワシは決してそんなつもりで言ったわけでは………


叶えてやったみたいも何も、文字通りそうなのでは…???

それに対して「こういう時にすっと市民を称える言葉が出るのが真の町長サイモン様。ド直球ストレート200km/hの高速ストレートが飛んできましたわね。

ですが結局、町民を称えるというより市役所を称える言葉ばかりが出てきたような…そして当然の権利のように、わたくしへの労いも無かったような…あの、なんなんですの???


ちなみに此度の改装から「露店」が開いている………と聞いてはいるのですけれど、どこにも見当たりませんわ?調べましたら「(住民の)休日や祭日に出る/買い物はできない」だそうですわ。

いや、なんなんですの???


変化は緩やかに生じるもの

急に牧場に豆の木が生えたりしましたけれど、わたくしは元気です。ちなみに何の説明もありませんわ。ど、どういうことですの!?説明なさい!!!

そしてまた今日も懲りもせずヴィクトル様が来やがりましたわ。「街が変わってるのだから自分たち住人もこの変化に取り残されてはいけない!」とのたまわれるヴィクトル様。で?今度は何をせびりますの?早くしてくださいまし。


ヴィクトル

 …えーっと、つまり、何を言いたいかというとだな、ビューティーサロンを改築しようと思う。


つい数日前に建築したのに、もう改築ですの?

優先順位どうなってますの?もう何もかも意味が分かりませんわよ。この御方、森に縛って放り投げておいてもよいのではなくて???


謎の存在

これまで一切触れてはいませんでしたけれど、何やら怪しい影がちょこちょこ現れてまして、ようやく接触できましたわ。


???

 あなた…だれ?トーリ…あたし、眠ってたみたい。ずっと…長い間…あたし、これからどうしよう…

ゲオルク

 おはようトーリ。ちょっと聞きたいことがあるんだが…


ノータイムで次のイベント始まって困惑しましたわ。そもそも、その終わり方なんなんですの???結局こいつ誰ですの???

というかちょっと来訪者多すぎませんこと?未知との遭遇イベントの終わり方も中途半端ですし…意思疎通ができるようになったのなら、もっと詳しくお話聞くべきではなくって!?もう…もう、なんなんですの!?なんなんですの!?


落ち着きましたわ。(瞬間冷凍)

そういえば今作、ポスト郵便受けがないですわね。道理孤立感があると思いましたわ。孤立感はポストが無いせいだけではない気がしますけれど。

イベントのお知らせくらい、お手紙結構ですのにね…少なくともムービーじゃなくていいですわよ。毎朝しつこくムービー挿入される身にもなってほしいですわ。またヴィクトル!?と思ってはイライラしますし…。

ちなみに次は(案の定)ヴィクトル様がおいでになりましたわ。次はベンチですって。そんなもん無限に木が生えるんですからわたくしに頼まなくてもいいんじゃなくて?ぺっ!


あ、ちなみに????の正体は精霊でしたわ。従来の女神ポジションですわね。時間をかけた割にそれだけですわ。


海をのぞむ

黒柴マメ(ハート1個)を引き連れペットレース簡単勝利した翌日…ベンチを直して差し上げたら、何だか勝手に感慨深げになさっている馬鹿親子町長父子がいましたわ。グロリア様(美術館館長でヴィクトル様の奥方)は何でこんな方と結婚なさいましたの。そしてあなたほどの方がいながら、なんですの?この愚息は。


ジャコ

 ああいう船(豪華客船)が寄港するような街になるといいな。

ヴィクトル

 そうなんだけどねー。さすがにあそこまでの船はねー。

ジャコ

 何弱気になってんだ親父ぃ。いるじゃないか、それをやってのける人が。

ヴィクトル

 それをやってのける?誰が?

ジャコ

 それは、このトーリだ!

ヴィクトル

 おおっ!トーリが!


トーリと通りをかけてますの?ぶん殴りますわよ?(※これは偶然の一致ですわ)

その後、ちゃんとわたくしが選んだマスコットの牛さんの着ぐるみを着られたラーシュ様が現れ、見せにきてくださったのですけれど「(見せに来た事に対し)何のために?」とおっしゃってましたわ。人の心とかないんか?上がこうだと誰も報連相しなくなりますわ。


※ここから恐らく同じようなコメントばかりになりますので、大きな何か(街搾取発展完了結婚出産等)が起きるまでは一旦お休みですわ。続けると罵倒しか出てきませんので、ごめんあそばせ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:36

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2025-09-13

anond:20250913123001

日本文学出身文学修士持ちの我が家奥方様は

平安期の文章のように主語は省き

かつ部分ごとに誰の観点から書かれているかしょちゅう入れ替わる文章を書くので

解読が大変なんですが、それと似た感じですね。

Permalink |記事への反応(1) | 18:35

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2025-09-08

結局どんなアニメ黒澤明を受け継いだのかわからなかった

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/eiga.com/news/20250906/6/

このブクマ

黒澤明日本人からそっぽ向かれちゃったからね。そして実写映画界にそのセンスは受け継がれなかった。黒澤を受け継いだのはアニメ界だったんよね。

この根拠いまいちからない。

だが、★はたくさん付いている。ただ具体的に黒澤明に影響を受けたアニメ作品作家名前は、かろうじて宮崎駿が出てくる程度で出てこない。でも増田はそれはなんか違うと感じたのだ。

宮崎駿黒澤明尊敬しているのは割と有名な話ではあるが、両者の作風は実はかなり違うとおもう。

黒澤明は実はアメリカンハリウッド)な作風だ。ジョン・フォード駅馬車インスパイヤされたシーンなんてのがあるぐらいに、「古き良きアメリカン」なアクションシーンやヒューマンな(牧歌的で、今となっては懐古的な人道主義)面が強い。一方で宮崎駿は、アクションなどはインスピレーションがあるのかもしれないが、それを「影響を受けたフォロアーだ」と言うには雑すぎる。もし影響つよつよだっていうなら剣闘のシーンがもっとあるはず。ぱっと思いつくのはナウシカのユパぐらい?。また、宮崎駿世界観は、まぁSF匂いがあることもあって設定はもっと複雑である20世紀半ばのアメリカ的な素朴な人道主義は感じられない。

そして黒澤のヒューマニズムは、素朴だが裏に苦みや残酷さを持つのに対し、宮崎のそれは設定の複雑さに比して映画の結末は表層的でハッピーだ(この辺は宮崎駿批判する時に言われがち。まぁスポンサー意向とかもあるんちゃう知らんけど)

更に。

黒澤明は全盛期ですら「女があまり書けないタイプ」の監督という定説があり、また本人も女を描くのが苦手だとインタビュー等でしぶしぶ言っている。まぁ増田は、ご本人が言うほど下手じゃなく魅力的な女性はたくさん出てくる(椿三十郎旗本奥方とか最高)し、むしろ羅生門などはそれが出来たからこその評価だろうと思っているのだが。

それは置いておいて、まぁ黒澤は「女」のキャラクター物語の中に立ち上がらせるのがあまりうまくなく(撮り方もなんていうか、こうステレオタイプである)、一方で、黒澤明は「男」を描かせれば本当に一級品だ。三船敏郎というアイコンとの出会いは大きかろうが、どっこい三船以外の「男」も、ずるかったり弱かったり強がったりとバリエーションに富んで素晴らしくすべてが「物語の豊かな糧となるキャラクター」だったりする(黒澤映画における女はたまに「美人女優を出さなきゃならんからな」的な状態になっている時がある)。

一方、宮崎駿の描く女、これも発端は黒澤的なステレオタイプなかたちをとることが多い。だが、宮崎駿の描く「女」はステレオタイプかわいい、おてんば、などの男が好むステレオタイプから飛び越えて陰影や謎を持つ魅力的なキャラクターで、その点(女を描く)は宮崎駿の方がうまいと思う。そもそも宮崎映画は何でそんなにというほど「女」が主人公だ。

なので、影響はそりゃ受けてるだろう世代的に、とは思うが、それをフォロアーと言うには雑な気がするのだ。

しろ黒澤明映画は、彼の全盛期である1940~60年代には1年に2本~数年に1本のペースで映画館にかけられている。それが基本的に全部大ヒットで良作品である映画がことさらきじゃない人でも当たり前の顔で黒沢映画を見ていた時代だ。団塊の世代であれば多感な子供~思春期に「毎年1本、黒澤明大人気の痛快娯楽大作」が封切られていたわけで、こういう時代背景をもって「宮崎駿黒沢の影響で作品を」というのは、ちょっと乱暴すぎる。

一方で、ガンダムの人とかは影響受けてるんかなと思って検索したら(ガンダムの方はあまり知識がないので語れることがない)こんなブログが引っかかって面白かった。さすがガンダムおじさんいちいち辛口

https://ayamekareihikagami.hateblo.jp/entry/2017/11/30/235950

日本映画界は貧しすぎて、1950〜60年代戦争物もあったんですが見にくいものしかない。また軍隊悪者にすれば気が済むという簡単思想性で組まれていて、戦争を描いている映画とは言えない。それ以上のものを求めても、当時才能がそれほどいなかったから無理だよねってことですね。黒澤明あたりが一等賞というのは貧しくて、後続部隊がいなかった。『七人の侍』(1954)は見やす映画ですが、見事なものは『七人の侍』を持ってこないとないというのは貧しい。黒澤明巨匠ではありますが万能ではありませんし、偏った監督だったとぼくは思っています

こちらの方がむしろ「黒澤の次をなんとかしないと」ということなんだろうということで、より本質的には「継ぐもの」フォロアーなんだろうと思う。でもブクマには富野庵野名前が出てこない。

富野庵野、みたいな流れが「アニメが引き継いでる」ってことであってますオタクの間ではそれが定説ってこと?その割にはブクマに黒澤を見た人が少ないのでこれが正解かもわからない。

Permalink |記事への反応(1) | 12:01

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2025-08-08

anond:20250808211226

ええ、これは江戸南町奉行所お話でございます

与力大久保様と申しますと、これがまた、食い道楽でございまして、毎晩のように花柳界渡り歩き、新しい味を求めては、家に戻って奥方に小言を言われるのが日課のような男でございました。

ある日のこと、大久保様は、町で評判の珍しい香辛料を扱う店があると聞きつけまして、早速、足を運ばれた。店の主は、南蛮渡りの品を並べておりまして、その中に、黄色い粉末の山がございましてな。これが、遠い異国の地で『カレー』と呼ばれるものだという。なんでも、これを米飯にかけて食すと、体が温まり、妙に食が進むのだとか。

「うむ、これは面白い。早速、試してみようではないか

と、大久保様は、その『カレー粉』を買い求め、意気揚々家路につかれた。

さて、家に帰り、奥方に話しますと、奥方は眉をひそめましてな。

「また、おかしものを買ってきて。どうせ、ろくな味じゃないんでしょう」

「何を言うか。これは、遠い異国の地の秘伝の味だそうだ。まあ、騙されたと思って、一度作ってみなさい」

そう言われても、奥方もどう調理してよいかからない。そこで、家にあるもの適当に作ってみることにした。

まず、飯を炊いて、その上に例の黄色い粉末をふりかける。次に、肉や野菜を煮て、それを添えようかと思案していると、台所に大量の玉ねぎがあることに気がついた。これは、先日、親戚から大量に送られてきたもので、どうにも使い道に困っていたのだ。

「まあ、これでも入れてみるか」

と、奥方玉ねぎを薄切りにして、酢と油と、それに少しばかりの砂糖を加えて、さっぱりとした和え物にした。これが、後に『玉ねぎアチャール』と呼ばれるものだとは、この時、誰も知る由もなかった。

さらに、奥方は、庭の畑で採れた新鮮な野菜、すなわち、キャベツトマトきゅうりを千切りにして、皿に盛った。これに、ごま油を少し垂らして、シャキシャキとした食感を楽しみたかったのである

そして、最後に、奥方が思いついたのが、これもまた、珍しい豆料理ひよこ豆を柔らかく煮て、潰したものに、ニンニク胡麻ペーストを混ぜて、ペースト状にした。これが、後に『フムス』と呼ばれる、異国の珍味である

さて、全ての料理が揃った。大久保様は、目の前に並んだ奇妙な料理の数々に、目を丸くしてご覧になった。黄色い飯に、白い和え物、色鮮やかな野菜、そして、得体の知れないペースト

「ほう、これは面白い。まるで、異国の祭りのようだ」

と、大久保様は、まず、カレーライスを一口

「おお! これは、なんとも不思議な味だ。辛いのだが、嫌な辛さではない。それどころか、後からじわりと甘みが来る。これは美味い!」

次に、玉ねぎアチャール一口

「うむ! この玉ねぎの酸っぱさが、カレーの辛さを程よく和らげてくれる。まるで、激しい恋の後に訪れる、安らかな時間のようなものだ」

そして、フムスカレーライスにつけて食べてみた。

「おお! これはまた、なんとも濃厚な味わいだ。カレーの刺激と、この豆のまろやかさが、口の中で見事に調和しておる。まるで、夫婦円満秘訣を見るようだ」

そして、最後に、サラダ一口

「うむ! このシャキシャキとした食感が、口の中をさっぱりさせてくれる。これがあるからこそ、また、カレーライスに手が伸びるのだな」

大久保様は、夢中になって平らげてしまった。奥様も、ご自身の作った料理が、ここまで喜ばれるとは思ってもみなかった。

それ以来、大久保様は、毎晩のように、この『異国のカレー玉ねぎの恋』を所望するようになった。そして、その評判は、やがて町中に広まり江戸の街では、いつしか、この不思議料理を出す店が増え、人々は、その味に舌鼓を打つようになったとさ。

「めでたし、めでたし。」

「お後がよろしいようで…

Permalink |記事への反応(0) | 21:18

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2025-07-16

映画国宝』の女キャラが「献身的で男に都合の良い女」と化言われていてびっくりした 

え…?長崎時代から主人公幼なじみ主人公に一途なのかと思いきや歌舞伎役者の跡取りのボンボン駆け落ちして主人公を捨て

男児を産んで歌舞伎役者奥方に収まった女の一体どの辺が「献身的で男に都合の良い女」なんだ…?

Permalink |記事への反応(1) | 00:22

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2025-01-16

anond:20250115224311

おまえさんが従前に妻に言っていたということは、ほとんど「命令」や「指示」に見えるのだが、それは文章的な綾なのか本当にそうなのかどっちだろうな。娘さんに怒っているところを見せたくない、というおまえの方針に妻はどこまで同意していた? どのような話し合いで同意を取り付けた? その辺り反芻してみてくれ。文章だけなら、おまえは「妻を管理しようとして失敗した」と見える。

 

ほか、文章全体から立場が上のところから「下の者が従わないので困っている」といった感触を受ける。

 

それが文章だけのことであればいいのだがな。もし現実的な態度がそういったものなのだとしたら、奥方ヒスというかノイローゼになるのも頷ける。

Permalink |記事への反応(1) | 05:55

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2024-10-21

私の命に従い、この度、この地(安土城)にはじめて尋ねてくれて嬉しく思う。

その上、土産の数々も美しく見事で、筆ではとても表現できない程だ。

そのお返しに、私の方からも「何をやろう」かと思ったが、そなたの土産があまりに見事で、何を返せば良いのか思い付かなかったので、この度はやめて、そなたが今度来た時にでも渡そうと思う。

そなたの美貌も、いつぞやに会った時よりも、十の物が二十になるほど美しくなっている。

藤吉郎(秀吉)が、何か不足を申しているとのことだが言語同断けしかぬことだ。

どこを探しても、そなたほどの女性を二度とあの禿ねずみは見付けることができないだろう。

これより先は、身の持ち方を陽快にして、奥方らしく堂々と、やきもちなどは妬かないように。

ただし、女房の役目として、言いたいことがある時はすべて言うのではなく、ある程度に留めて言うとよい。

この手紙は、羽柴(秀吉)にも見せること。

又々 かしく藤吉郎 女ども

のぶ

やっぱ信長公ってすげーわ

手紙ちまいで部下と奥さん問題を一発で解決してる

Permalink |記事への反応(1) | 07:26

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2024-08-11

anond:20240810224316

勝手食材を使って奥方逆鱗に触れるという展開を予想していたが平和なまま終えてホッとした

だが世の増田共よ

キッチン食材奥方がこの先の献立を考えて買い揃えている場合も多いので

使う時は一声かけるなりLINEするなりしろ

おっさん増田とのお約束

Permalink |記事への反応(1) | 22:13

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2024-07-15

anond:20240715160153

ったく奥方はやる気ねえなあ

十二単なんか着てるからだめなんだ

Permalink |記事への反応(0) | 16:08

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2024-06-21

大岡裁き2.0

大岡裁き。それは我が子を想う母親の心情を巧みに掬い上げた大岡越前守が名裁決である

白洲に引き出されたは二人の女と幼き稚児。女どもは我こそが子供母親であると口々に申し立てる。母は己が益よりも我が子の心身を重んじるはずと考えた大岡越前守は、自らこそ子供母親であると声を上げる二人の女に子供の手を引っ張らせ、まこと母親であれば子供を諦めないはずであると、敢えて真逆行為をけしかけた。果たして本物の母親はすぐさまに我が子の身体を想い手を離したのであるが、偽りの母親最後まで子供悲鳴にも聞く耳を持たずに手を引き続けた。

この、お白洲という非情がまかり通る場所での親子の情を重んじた名裁決は、またたく間に江戸中の評判となった。大岡越前守の公正かつ賢明な裁きに感銘を受けた江戸母親達は、我と我が子が白洲へ上げられる最悪の事態に備え、こぞって相手よりも素早く手を離す訓練を始めた。はじめは隣近所で集まり細君同士で児戯の如く交流を重ねていたのだが、次第に規模が膨らみ長屋単位で集うようになり、数月経つ頃には江戸の町全体の奥方網羅した「大岡裁き番付」が作られるようになっていた。

これが大岡裁きの極限競技エクストリームスポーツ〉化である




大岡裁き」の基本ルールについては今更語るまでもないだろうが、念の為、以下簡潔に説明をする。まず試合場にて競技者たる二人の女と奉行所より公正な基準に則って選ばれた稚児が並ぶ。三者が正面の裁き手へと礼をした後、女・稚児・女の並びに移動し、女がそれぞれ稚児の片腕を取る。そして裁き手の号令にて一斉に手を離す。このとき最後まで手を持っていた方が敗者となる。お白洲に立ち裁き手の最高位たる大岡越前守より御裁きいただけるのは、番付上位のごく限られた存在だけである

競技化してから大岡裁きについて、その全貌を余さず語るには頁が幾らあっても足りることはないが、ここではその初期にあった一つの名勝負を紹介しよう。「突き」が体系化されて技法が複雑化する直前の、純粋たる「離し」の名人達による今もなお語り継がれている試合である

その日お白洲に現れたのは、枯れ木のようにやせ細った女と、それとは対象的に首や四肢たっぷりと肉を蓄えた肥えた女であった。二人は丸々とした稚児を挟み向かい合うとニヤリと笑いあった。両者とも当代一の達人との名高い見知り同士であり、両者五勝五敗のこれが通算十一回目の試合であった。

枯れ木のような女の腕名は湖越えのちよという。彼女は軽やかに美しい所作により「離す」名人であり、彼女の「離れ」による跳躍は水辺を渡る鷺の如きであったという。ちよのあまりにも優雅な「離れ」を語る逸話には限りがないが、その中で最も有名なもの彼女の腕名となっている湖越えであろう。ある武家屋敷にて試合を行っていた彼女であったが、裁き手の号令の瞬間にはそこに残っているのは砂けぶりだけであり、その姿はもはや稚児の傍になく、邸内の池を越えて対岸へと着地していたという。池の幅は少なく見積もっても六間(約11メートル)あり、常人ではとても真似することの出来ない幅であった。彼女の跳躍を間近で目撃した御隠居は、もしあれが池ではなく湖であったとしても、彼女は間違いなく越えていただろうと語った。

もうひとりの太り肉の女は箱根のお松という。彼女はちよと異なり跳躍ではなく縮地による「離れ」を得意としていた。彼女の張りつめた四肢から繰り出される俊足は、十間(約18メートル)を瞬きの間に駆け抜けたという。暫し誤解されることであるが、彼女は純然たる江戸っ子であり、腕名の箱根はちよと同じく試合逸話に基づくものである彼女が縮地を己がモノにした頃のある試合において、「離れ」の瞬間、大砲のような轟音が響き、試合の場である屋敷全体が震えた。その揺れの源は、屋敷の塀に衝突したお松であった。塀が大きくたわむ程に突っ込んだお松の縮地は常人が捉えられるものではなく、かろうじて越前守の弟子であった見届け役が認識できただけであった。その驚くべき俊足を見た屋敷に逗留していたとある粋人は、仮に塀がなければ彼女箱根の峠まで飛んでいったであろうと称したのである

当代一の名人である二人の勝負は一回で終わることはなかった。裁き手の大岡越前守が号令をかけた瞬間、そこには土煙が残るだけであり、お白洲の両端にちよとお松。そして砂煙が晴れてふくよかな稚児の姿が現れるという始末であった。近年ますます加速化する「離れ」の瞬間に、裁き手たる越前守はこれまで辛うじて追いついていたものの、この二人の速度は群を抜いて速く、副審からくり手の技能を持ってしても勝敗判別不可能であった。

土煙が判決邪魔をしているのではないかと、砂地に水を撒き再度取り直しをさせたが、稚児の両脇に残ったのは深々と空いた丸穴と抉れた足跡だけであった。何度取り直しても決着がつかず、ついぞ判決に困った越前守は奇策を思いつく。稚児を立たせるのではなく二人で釣り上げて、先に爪先が落ちた方がより早く「離れ」た方だと。この日の稚児は二十五貫(約94キログラム)ある恵体であったが、お白洲に立つの江戸の最高番付の二人であった。両者は再びニヤリと笑い合うと、片腕で軽々と稚児釣り上げた。ちよが右手、お松が左手越前守が号令を下した瞬間、先に爪先が落ちたのは右足──即ちちよの方であった。

後年、お松は「あれは稚児の左足が短かっただけであり、離れは同時であった」と語り、自分の負けを死ぬまで認めることはなかったという。この勝負を切っ掛けに「離れ」の主流はちよの跳躍となった。彼女が残した縮地は「突き」において花開くことになるが、それを本人が見届けることはなかった。




次は、「離れ」に対して「突き」の興りを記さねばなるまい。あくまでも原点に忠実に手を「離す」ことを重視する「離れ」に対して、何よりも早く手を振りほどくことを重要視するのが「突き」である。「突く」行為のもの競技の興り時点から散見されていたものの、体系化されるまでには長い時間必要であった。

最初期にはっきりとした「突き」の使い手として名が後世まで残っているのが千手観音の桂子と呼ばれる存在である。それまでの「突き」の使い手と彼女の最大の相違点は、「突き」の「離れ」に対する優位であるといち早く看破したことにある。すなわち、「離れ」る前に「突き」押すことで、相手稚児身体押し付けるのである。この発見により、「突き」戦法が大流行し一時は「離れ」が番付から消滅寸前にまでなった。その後、「突き」に対して優位を取ることができる「躱し」が発明され、今に至るまで知られている三すくみ「離れ」・「突き」・「躱し」が完成された。

この篇の最後に「突き」の名人同士の試合を一つ紹介しよう。「突き」手同士の戦いは間に挟んだ稚児を押し合うこととなるため、両側から押された稚児が地に転がることは日常茶飯事で、中には体にかかる力の作用により、大独楽のごとく勢い良く回転する稚児の姿も見られることも珍しことではない。しかし、「突き」の達人同士となれば、人知を越えた奇跡の瞬間が興り得るのであることを示したのが次の試合である

その日の最後の取り組みは、寅と辰という、うら若き双子の「突き」手の試合であった。二人は千手観音の桂子の孫であり、祖母から直々に手ほどきを受けた若き俊英であった。二人が公式の場で手合わせをするのは今日が初めてであり、観衆は期待を胸に見分け難い二人を見守っていた。

裁き手の大岡越前守の声とともに同時に二人の体が動き、稚児を押した反動で揃って稚児から半間(約90センチメートル)ほど離れた位置にゆるりと着地する。はじめに異変に気がついたのは観衆であった。

お裁きを見守っていた観客の間から「ホウ」という感嘆の声が上がった。続いて興奮を隠せない小声が観衆の間から漏れ聞こえ始めた。その段階に至り、判決を下すのに集中していた大岡越前守はようやく気がついた。彼が注視していた稚児が、まるであやかしに持ち上げられるように宙空へ浮かんでいることに。稚児は宙に「丁の字」を描くように腕を開いて静止していたのだ。

双子が全くの同時に両側から稚児を押したことで、稚児に伝わった力が正中線でぶつかり合い、その力が幼き肉体を地から持ち上げたのである。しばらくの間稚児は宙へ浮き続け、やがて萎れるように地上へと降り立った。その間、双子たちは周りの喧騒に顔色を変えることもなく、裁き手の判決をただ待ち続けていたという。記録には、さしもの稀代の裁き手大岡越前守も、この妙技の前には両者引き分けを言い渡すしかなかったと記されている。

Permalink |記事への反応(4) | 18:38

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2024-06-17

氷河期アラフィフ

年収700万、中途で正社員

子供2人

共働き奥方は同じくらいの年収

既婚だが弱者男性と思ってる

恐怖の大魔王はいつ来るの?いつ世界は滅ぶの?

数年前から飲んでる抗うつ剤も効いてない、少し量を増やしてもらおうか。

元々メンタル弱くて、鬱っぽかったけど、子育てモチベーションでなんとかやりくりしてた。

夫婦関係メンタル維持するのはセックスしかなかった。

しかしながら、子作り以外では行われなくなったためメンタルどんどんおかしくなった。2人目以降は年1あれば良い方。奥方は性欲ないし、過去トラウマセックスできないんだって

数年前に浮気されて、他の人とはセックスするんだと呆れた。反省してるのかと、高をくくったが、全く反省してなかった。

1年間はやり直そうとも考えたけど、育児夫婦の考え方が違いすぎて、夫婦としての再構築は諦めた。セックスの回数は増えることなく、同居人として生活する事に決めた。

再構築中に一回セックスをしてみたが、時間制限ありで笑えないくらいひどかった。

経済的理由で再構築選んだと自分に言い聞かせた。

ここ数年は会社飲み会も復活してるみたいで、午前様が多い。週末も家にいない。

来月、会社の人と旅行に行くとのこと。喚く気力もない。子供たちのためにお金入れてもらえれば、それで良いのかもしれない。

数年前再構築中に、人生しまなくてどうするの?と奥方に言われた。お前が楽しむ前に子供達の将来どうするの?と質問質問で返してしまった。娘の中学受験中に浮気してた奴のメンタルは違うわ

あと数年で育児が終わるという頃に、少子化だ補助だ援助だと話題になったところで、時期的に関係なさそうよね。

氷河期社会人になって、惚れた女いたかブラック会社だけど正社員になって、数年は新婚気分でラブラブ生活たかっけど、子供欲しいって望まれたから2人作って、仕事辛かったけど辞めずに働いて、奥方負担減らすように頑張って育児も分担して。お金ないなりに苦労させないよう、色々我慢して、気がついたら奥方自分の道を進んでいて家事育児から遠ざかり。楽しまなければ負けな人生送ってて。

だけど育児は続くわけで、育児理想が高かったから逃げることはできなくて。

後で気づいたんですが、そんな努力は誰から評価されない。育児頑張ったところで会社評価しない。育児頑張っても評価は上がらない、下がるだけだった。

経済的な援助が潤沢だったら、さっさと別れてた。ヘルパー雇って会社地位も築けてたかもしれない、もう少し健康生活思考ができていたのかもしれない。カモシカカモシカ

子供2人が社会人になったら奥方と別れるんだろうけど、独りになって時に生きる気力残っているのだろうか。

その時に安楽死合法化してたら使いたいが、だいたいタイミング悪いので死んだ後に合法化されるんだろうな。

1999年7月に滅んどけば良かったんだ

早く世界よ滅びろ。

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2024-02-03

20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEEDFreedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeedDestiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

Permalink |記事への反応(2) | 11:13

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20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEEDFreedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeedDestiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

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20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEEDFreedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeedDestiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

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20年経ってガンダムSEEDという作品を供養することができた

ガンダムSeedシリーズおそよ20年ぶりの新作となる劇場版SEEDFreedomを鑑賞し、自分の中でガンダムSeedという作品を供養できたので記念に置いておこうと思う。

特に宣伝というわけではない。

ガンダムSeedとの出会い高校生の頃だった。

子供の頃からガンダムが好きだった自分はワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると酷い出来に落胆した。

設定やMS、一部キャラの溢れる魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと世の中に対する解像度の低さが目立った。

1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

しかし従来のガンダムとは異なる客層を呼び込むことに成功し、爆発的な人気となったが、その内容に伴い多くのファンアンチを生み出した。当時のネットはまさに阿鼻叫喚様相だった。

ガンダムSeedDestiny出会った時、自分大学生になっていた。

今度こそは失敗を取り返してくれるはずだ。ワクワクしながら開始を待っていたが、蓋を開けてみると輪をかけて酷い出来に大きく落胆した。

設定やMS、一部キャラの魅力と、それでも補いきれない程酷いシナリオと 世の中に対する解像度の低さ が目立った。 1クール目は面白いが2クール目以降は見るのが辛かった。あの頃自分と共に視聴していた顔も知らない2ch実況スレのみんなにはこの場を借りてお礼を言いたい。彼らがいなければ完走は不可能だった。

続編であるDestinyの酷さはここでは語り尽くすことはできない。大勢の方が語っているはずなので割愛するが、アニメ雑誌インタビュー声優が出演作品をボロクソ言ったりしていたアニメはあまりないだろう。

ともかくこの魅力的な要素を持ちながらそれを活かしきれなかったSeedシリーズは、多くのファン絶望や怒り、憎しみ、無念、悔恨などを与え、感情が渦巻き、ネット上でまともに語ることは不可能であった。

その後ゲームコミカライズノベライズなど様々な媒体で、救済が図られ、ファンは喜んだり記憶を呼び起こされて怒ったりしていた。

前作で生み出された多数のファンアンチDestinyという作品を消化することができず、行き場を失った悪霊となって20年感彷徨うことになった。

ところで私は幼少期に放送していた新世紀GPXサイバーフォーミュラというレースアニメが大好きだった。

近所のレンタルビデオ屋に通い詰め、続編のOVAも完走していた。このサイバーフォーミュラという作品Seedには共通点がある。監督脚本家が同じなのだ

福田監督とその妻である両澤千晶である。(星山氏や電童については脱線するため割愛する)

極めて似通っていて欲しくない共通点もある。上手くいかないことを周囲に当たり散らしていた主人公悟りを開き、良いものとして描かれていく。展開もどうにもスッキリしない。はっきり言ってしまえば失速していく。

これは両澤千晶が本格的に脚本に関わりだしてから起こっていると当時から感じていた。

この両澤千晶という人物自分にとっては敵だったのだ。

今にして思えばそんな1人の介入で質が下がったのなら監督責任なのだが当時はとにかく嫁が悪いのではと考えていた。

近年の監督SNSでの振る舞いなどを見てやはりこいつのせいだったかと思い直したりしていた。

それから20年の間、親しい友人とSeedネタにし続けることで楽しんでいた。いや、都度思い出してマジギレしていたかもしれない。その間映画の話も出たり消えたりしており自分の中では無かったことになっていた。

この20年の間に私生活は大きく変わっていた。就職し、転職し、家庭も持っていた。今さらそんなことを言われても困るぞ。

Seed関連での大きな変化といえば脚本家両澤千晶が亡くなっていたことだった。私にとってアークエネミーだった人物が亡くなってしまたことに大きな喪失感を覚えた。

当時プライベートな場でとはいえ汚い言葉罵倒し怒りをぶつけていた人間が亡くなってしまった事実申し訳なさや後悔のような感情もあった。

どこ目線だと思われるだろうが、責任のようなものを感じていたかもしれない。

この間ガンダムシリーズは作り続けられており、全て視聴していた。

ユニコーンを楽しんだり00やAGEに怒ったりしていたが、Destinyときほど熱くなることはなかった。何を見せられてもあらゆる意味であれほど酷い作品には出会えなかった。悪い意味で忘れられない作品になっていた。

そんな中両澤氏の訃報を聞き、Seedという作品永遠に消化できないものとして残ってしまったという感覚しこりのようなものがあった。

昨年のことだった。唐突劇場版の公開が発表された。

私は困惑し、20年来の怒りを思い出し、また困惑し、さら困惑していた。

なぜ今?本当にやるのか?そんなことがありえるのか?どうして墓から掘り起こすのだ?えぇ……?

多分観ちゃうんだろうなという予感はありつつもとても向き合えないと感じていた。

Seedシリーズ主題歌担当し、自身声優として出演していたTMRevolutionの西川貴教氏は20年間劇場版を待っていることを公言し続けていた。

そんな西川ニキは劇場版発表後、自身Twitterでこれは我々の「業」です。と発言していた。

業。そう。業だ。さすが当事者だ。解像度が高い。

自分も業と向き合うべきだ。そう考えた私は20年ぶりに無印からDestinyまでを通して100話見てみることにした。

やはりクソだった。20年ぶりに怒りが湧いてきた。巻き込んだ初見家族もキレていた。

しかリマスターは業が足りない。絵が綺麗になっているじゃないかアスランハゲてないしクルクル回りながらビームもあまり撃たない。ストフリが汚れているじゃないか。そんな歴史改変は許してはいけない。

それはさておき20年来の友人と自然な流れで観に行くことになったが、

直前になってもどういう気持ちで向かえばいいのかわからない。

20年間溜まり続けていたおこりのようなもの、あるいは悪霊、地縛霊のようなものが覆い被さっているような気分だった。

この映画告別式なのか、送別会なのか、同窓会なのか

何を着ていけばいいのか?喪服なのか?タキシードなのか?私服でいいのか?ネクタイは何色?

結論から述べると、全裸正座が正解だった。

ネクタイ西川ニキリスペクトオレンジベター

斯くして、Freedomを鑑賞した私はすっかり浄化された。憑いていた悪霊成仏し、20熟成させたヴィンテージワインを開け、みんなと笑いあうことができた。面白かった。いや、楽しかった。みんなで見た走馬灯のような映画だった。

あのシンが活躍し、ヒーローになった。

キラ人間に戻り、ラクス人間になり、アスランネタになり、ヒーローになった。

特にシン・アスカというキャラクターが躍動することで私は救われた気持ちになった。20年間の無念がようやく報われた、そんな気がしたのだ。

映画終盤、唐突クロスアンジュが始まり西川ニキのMeteorをバックにフリーダムが神になった瞬間、私はもうこれで良い、と強く思った。

Destiny終了後すぐにこれをやられていたらキレていたかもしれない。でもこれは20年という時間が与えてくれた最高の贈り物だった。

気づけば劇場で涙を流していた。

監督夫妻が生み出し、2人に壊されたと思っていたSeedという作品ファンに、俺たちに、みんなに返してくれた。

劇場を出るファンたちはみんな笑顔で楽しそうに映画を振り返っていた。いや、アスランの話をしていた。明日はシンの話をしているだろう。

みんなが笑ってSeedの話ができるまで20年も必要だったのだ。

今まではお前はSeedが好きなんだろうと言われたら即座に強く否定していた。でも今なら本当は好きだったのかもしれないと思えるようになった。

監督気持ちの整理に時間必要だったのかもしれない。この映画監督から奥方への追悼であり、想いを綴った恋文だったのかもしれない。

いや、許さんが。

20年経っても変わらずseedの話ができる友人たち、私の業に付き合ってくれた家族ありがとう

ありがとう監督。奥様によろしく伝えて欲しい。

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2024-01-27

anond:20240127160009

台所(みだいどころ)は、大臣将軍家などの貴人の妻に対して用いられた呼称です。奥方様の意で、「御台」や「御台盤」とは身分の高い人の食事を載せる台盤を指します。

江戸時代においては、主に江戸幕府将軍正室呼称として用いられていました。周囲の者からは「御台様(みだいさま)」と呼ばれました。

「御台所」の語源は、元々「台所」とは料理盛り付け場所だったことにあります。そして、「台所」で料理盛り付けを仕切る、屋敷の主人の妻のことを「台所を取り仕切る人」ということで、丁寧な意味になる「御」をつけて「御台所(みだいどころ)」と呼ぶようになったと言われています。

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2024-01-14

anond:20240113205718

増田が直接自分に対して言われたことに対しては心中お察しいたします。

書き変わる前のエントリと後のエントリとどちらも閲覧できる状態で書いています。(たまたま前のをタブで開いていたので両方読ながら)

仮に、増田相手が「自分が思ったことを相手に伝えずに、離婚を突きつけてきたらどう思うか」を考えてみては如何かと。

今回感じた怒りの感情一過性のものではないとは思います言葉は時に刃にも毒にもなるのは身をもって分かっているはずです。

相手コミュニケーションを取る。

奥方から発せられた言葉に傷ついた旨を話し合ってみる。自分がどう受け取ってしまたかを伝えてられると尚良いです。奥方不安に感じてると思います

夫婦カウンセラーとかを利用するのも手かもしれません。

名無しの個人意見ですが話し合いもせずに、ただ増田一人が自己完結して「離婚一択」にしてしまっている増田ちょっと狡いなと思ってしまいました。敢えて意地の悪いことを言いました。すみません

結婚していても価値観の相違は何かしらであるけど、結局何が嫌なのかとかそういうのは伝える。

お互いに(今回の場合は主に増田が)しっかりと咀嚼して、今後一緒に住む上で譲歩できるかできないかを一度整理してみては如何でしょうか。

知人が夫婦間で大事な話をしてるのをはぐらかされる・相手の都合で強制的に切り上げて話し合いが全く成立しない、という状況を見ていたのでお節介をしたくなってしまいました。

ブコメだと文字数…となりそうだったので長々失礼しました。

トラバが重複してしまったので片方削除しました。

Permalink |記事への反応(0) | 10:10

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2023-10-13

三大どこで知ったか全く覚えてないがいつまでもたまに思い出す俺の好きな小話

1.

戦国時代の話。

とある武家で位の高い人たちが宴を開いていた。

奥方は誠意を尽くしてもてなそうと料理をせっせと御膳に運んでいた。

酒が進み、気分が高揚してきたとある武家奥方にこう、尋ねた。

とき奥方様、この世で一番うまいものはなんであるか?」

その問いに奥方はこう、即答した。

「それは”塩”でございます

一瞬の静寂の後、周りは大爆笑

「はっはっはっはっ、奥方様、それはないでしょう 今私の前には肉や鯛や漬物といったうまいものが沢山並んでおる それを差し置いて、”塩”などとは… はーっはっはっはっはっwww

どんなに周りに笑われようとも、当の奥方はにこりとしただけで何も反論しなかった。

時は流れ、再度その武家で宴が催された。

前回の宴の際に出された料理が殊の外うまく、評判になっていた。

お呼ばれした面々たちは今回の料理もさぞうまかろうと期待を込めて口に運んだが…

あれ、なんか、全然おいしくない。

というか、何の味もしない。

困惑した一人の武家奥方にこう、尋ねた。

奥方様、なにか、、、今回の料理は、、、その、何の味もしないであるが?。。。」

その問いに奥方はこう、静かに答えた。

「それは”塩”を使わなかったからでございます

一瞬の静寂の後、周りはどよめいた。

「”塩”ですか??」

はい、”塩”でございます

奥方はにこりとしながらも全く笑っていない目でもって武家の一人を射抜きながらこう続けた。

「前回、貴方様は”この世で一番うまいものはなんであるか?”とお尋ねになりました。

私はあらゆる料理の下味をつけるのに欠かすことのできない”塩”と答えましたが、

貴方様はたいそうお笑いになられ、そんなはずはない、と仰られました。

ですので、今回は”塩”を一切使うことな料理した次第でございます

ぐぬぬ

武家の面々はただの一言も言い返せず、ただただ平謝りしたそうだ。

2.

アメリカとある歯磨き工場の話。

その工場では一ダース12個)分の歯磨き粉を段ボールに詰めて出荷する決まりになっていた。

つめるのは機械自動で行われていたが、たまに機械がきちんと動かず、空箱のまま梱包され出荷され、

顧客からクレームを受けるという不具合が度々発生していた。

この対策をするようにと社長から大号令がかかり、関係部署からエリートが選出されたタスクフォースが結成され、

数か月に渡るの打合せの後、数千万円の投資をして自動重量検知器を製作した。

ライン流れる段ボールを逐一計量し、重量が規定に満たないものがあるとブザーが鳴ってベルトコンベアが止まるという機構だった。

効果は上々だったが完璧ではなかった。

重量を正確に測りきれず、きちんと一ダース入っているのにブザーが鳴って止まることが度々あった。

しか空箱顧客先に送るよりマシかと、特に何の対策もしなかった。

投資効果を算出するため、担当の間接部門では装置が月に何度の検知をしたのかを集計していた。

導入当初は月に5~6度の検知をしていたが、3ヶ月を超えた辺りから全く検知をしなくなっていた。

たまたまか、そう思ってそのままにしていたが、さら半年すぎてもただの一度も検知していないため、

これはおかしいとついに製造現場へ確かめに行った。

そこで間接部門担当者は唖然とせざるを得ない光景を見ることになる。

社内の超エリートが数か月の時間と数千万の金を投じて導入した自動重量検知器のスイッチが、切られていた。

替わりにあったのは、現場で働く従業員の暑さ対策で置かれていた業務用の扇風機

その風を梱包済みの箱に向けていた。

「これは一体どういうことだ??!」

狼狽しきった間接部門担当者は現場従業員に訊いた。

「あの機械さ、しょっちゅう誤作動で止まってこっちは仕事にならんのよ!

扇風機の風当ててれば中身入ってなかったら空箱吹き飛ぶからこれで十分なんだよ!」

その後、自動重量検知器を導入した責任者はこの会社を去ることになった。

あと一つあるんだけど、それよりも君のお気に入りの小話、聞かせてくれない?

Permalink |記事への反応(1) | 20:55

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最近はTVでも奥さんと言わないんだな

「妻」に置き換わっている。

奥さん奥方といっても別に奥に引っ込んでるわけじゃなくて差別用語とは思えないが。

台所責任を負っていたわけだしな。

こうやって言葉狩りが増えていくのか。

Permalink |記事への反応(5) | 09:52

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2023-09-09

田中日本新記録価値は?

世界選手権の予選で14分37秒98の日本新(当時)を樹立したが、わずか16日で8秒80も更新。これはアジア歴代2位の好記録。

 

ふむ

田中さんの顔は精悍な武士のようで、かつ気品のある大名奥方という感じもする。

日本人として誇らしい存在だなあ。

Permalink |記事への反応(0) | 08:00

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2023-07-22

最寄りのイオン冷蔵の200mlパック飲料の陳列に三列使っていて

なぜか賞味期限が近いものが決まって左側一列の手前から奥方向に置いてある

右側一列でもなく手前の三列全部でもなく左側にだけ賞味期限が近いものが並んでいる

ほとんどの人は右利きでスーパーで買物をするとき右手商品を取ると思う

商品の前に立ったとき右手で左側のものを取るというのは少し奇妙な気がするんだが

イオンがそうやっているからにはなにか理由がありそうだけど右利きの人でも左から取る人のほうが多いのか

自分スーパーバイトしたことがあるので賞味期限の近い物から取るようにしている

人類一度はスーパーバイトをするといいと思う

Permalink |記事への反応(0) | 12:48

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2023-05-22

anond:20230522203422

タラコ唇の金持ちカメラマンのとこに頼まれて超高級カメラを届けに&彼の奥方に使い方説明までする、というミッションを仰せつかったことがあったが、奥方はまぁ美人さんであったが二人とも仲良さそうだったで

Permalink |記事への反応(0) | 20:37

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2023-04-21

anond:20230421203633

そこで止まると増田一家生産する次の世代の性能そこどまりなんで それでよしとするか奥方とよく話し合った方がいい

できるやつがやればいいだろで先送りにすると受験子供がツケを払う事になる

Permalink |記事への反応(0) | 20:39

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2022-05-27

養女たちへの性虐待

また、先のポルトガル人宣教師フロイスによれば、秀吉は、「重立った貴人たちの大勢の娘たちを養女として召し上げ、彼女らが十二歳になると己れの情婦」(『フロイス日本史』)にしたといいます。つまり12歳の養女たちを大勢犯していた、と言うのです。

https://president.jp/articles/-/44860?page=5

秀吉ロリコンではありません。

正室北政所結婚したのは、彼女が18歳の時と伝えられ、

淀殿側室になったのは19歳であり、

どちらも当時としては、成人女性です。

その他の側室も、皆、同年代秀吉の許に上がっているので、

十代前半の女性に手を付けた記録はありません。

また、秀吉は他の大名奥方人妻に手を出したという噂が多く、

これらの点を考えても、どちらかと言えば、

大人の女性の方が好きだったと考えられます

ロリコンだったとすれば、養子になった秀次の方です。

秀次が罪を得て切腹し、彼の妻妾も処刑されましたが、

その妻妾の多くは、非常に年若い女性ばかりでした。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14225226119

どっちが正しいのか

Permalink |記事への反応(1) | 11:28

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2022-05-21

高橋留美子ビューティフル・ドリーマー反応

追記

コメントBD試写会後の反応のソース書いてくれていた

日本アニメーション特集月刊ニュータイプ Selections Animation Odyssey 2003 ~検証監督たちの劇場デビュー作~

https://www.kyo-kan.net/oshii-ig/report/200301106.html

>"押井高橋留美子と僕の印象がよく似ているらしいんですね、兄妹みたいだと。冗談じゃないと(笑)。二人ともかなり怒ってた。初号の後、原作者言葉をいただく儀式というのがあるんです、監督にとって裁判みたいな席なんですが。オンリー・ユーの後原作者が何を言ったか覚えてないけど、2本目は凄かった。『人間性の違いです』ってその一言言って帰っちゃった(笑)"

  

これとオンリー・ユーの反応比べてみる

  

高橋 「オンリー・ユー」なんかは手を叩いちゃったんですけど、あの後で見るとちょっと難しいというか。

https://twitter.com/htGOIW/status/1527568789923311617

  

オンリー・ユーの時は手を叩いてしまうぐらい受けたのにBDの時は『人間性の違いです』の一言だけ言って帰った

押井守も周りの関係者もこれを怒ってないと思うのは無理じゃないか

この試写会の話が押井守の幻覚可能性があるけど笑  

  

ことの発端の椎名高志発言はただの憶測だし、このBDの話は昔からあるから文春とかメルマガの近年の押井守の発言根拠に出されてもそんな最近出てきた話じゃないし、そんな簡単な話じゃないだろって思った

最後に俺が声を大にして言いたいのは攻殻映画もSACも見なくていいか漫画を読め!シロマサはいいぞ!

追記

  

追記追記

>ysync監督の色がつくのはある程度仕方ないのかもとも思うけど、自ら「原作者激怒」と吹聴は絶対リスペクト無いだろ、はよ消えろ老害

原作者激怒」と発言してあちこち言いふらしてるってのはちゃん確認したの?

あなた激怒したと捏造してないか

あなたの「はよ消えろ老害」を「はよ死ね老害」に捏造されたら困るんじゃない?

追記

   

  

高橋留美子先生と縁深い椎名高志先生「私の知る限り、某先生は某映画別に怒ったりはしてないはずだ」反応「ビューティフルでドリーマーな映画のことかな」/『押井守のうる星やつらビューティフル・ドリーマー原作者激怒デマ出所は?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1889879

椎名高志ツイートは一次情報でもなくてインタビュー読んだ感想じゃないの?奥方アシスタントだったのは関係ないわ

ブコメにもあるけど本人がそう言ってるからそのまま受け取るのはおかしいし、公での発言なら何でも本心を語るものじゃないだろ

高橋留美子押井守と違って放言しない人だろうし

  

結論別にないけど何個か拾ってきた。

  

BD公開年に出た本での平井和正との対談での発言

https://twitter.com/htGOIW/status/1527568789923311617

  

BD試写会後の反応

高橋留美子氏については押井氏が「(試写会の後)『人間性の違いです』とひと言だけ言って帰っちゃった」

https://twitter.com/straydogs_roost/status/1312654143895400449

ソース無い。ツイート主はアニメ関係ライター押井守の情報サイトやってる。

  

以前私が伊藤和典氏に聞いたところによれば「(製作会社の)キティとか(TV局の)フジとか高橋留美子さんにもすごい評判が悪かった」

https://twitter.com/straydogs_roost/status/118627547926896641

  

85年に出たムック本「お客さんとして大いに楽しめました」

https://twitter.com/Ryu_Hikawa/status/1527643666881228800

  

コメにあったけどシロマサ映画攻殻にキレてないぞ

https://twitter.com/sTwoJapan/status/1439203397308010501

>「完成度が高く、嬉しいですが、押井氏のカラーもっと前面に出た方がよかったかな……とも思いますスタッフ努力が実ることを祈るだけです。」(『ぱふ1995年12月号)

もっと前面に出た方がいいとか・・・まー好きな映画BD天使のたまご上げるぐらいだしな

しろSACで素子をハイグレ露出狂に変えられたのと神山監督不義理対応されたのにキレてるのが攻殻1.5巻で読めるぞ

  

今回思ったけどアニメ界の原作者ブチギレ話面白いから集めてほしいわ笑

細田守のオマツリ男爵尾田栄一郎がキレたの知らないやつも居るんじゃない?

Permalink |記事への反応(7) | 21:01

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