
はてなキーワード:士郎正宗とは
やっぱり、タイトルに「の」を入れないと駄目ってジンクスは正しかったんや…、とか思ってたりもするけど、
士郎正宗先生は、是が非でも、来年のアニメ化に合わせて、昔みたいな絵を復活させてほしい…
無理かあ…😟
昨日だったか、ヤクザみたいな顔した刑事が出てくる昔のシロマサ漫画読んでて、
あー、これだよこれ、俺が望んでるのはこれなんだよ、と思ってしまったんだけど、やっぱり寂しいなあ…
そういえば、士郎正宗のドミニオンの主人公の戦車偏愛っぷりは、パトレイバーのパクリみたいに言われることあるけど、
ちょっと調べれば分かるけど、逆です、時系列でドミニオンが先で、パトレイバーが後です
それから、OVAのレリックアーマーレガシアム、子供の頃はアニメ雑誌でしか知らなくて、大人になってやっと観れたわけだけど、
これ、ランドメイトの影響をかなり感じる、腕が四本あって、内側が操縦者の腕のマスタースレイブ方式で、
士郎正宗は押井の攻殻機動隊の映画が出るまで、なんというか知名度がやはり低かった気がする
あの押井映画の影響で、映画マトリックスができたりしたわけだけけど、日本での知名度はイマイチで、
何故か海外での人気が高かった気がする
でも、同人界隈では士郎正宗の存在は際立ってて、同人誌のようでありながら、薄くない、
書店に置かれる漫画を青心社から出版したのは、これは異例中の異例で、
アップルシード一巻は、ブラックマジックのまだ松本零士が抜けてなかったりする絵柄と、大友の中間みたいな感じで、
ランドメイトだけでなく、後のオウム事件で出てくるサリンも私はこの漫画で初めて知ったし、
とにかくシロマサ漫画は一度読んだだけでは理解できないところがあるのだけど、
理解をすっ飛ばして、まずアクションとか、メカとか、そういうビジュアルだけで十分楽しめるし、
繰り返し読むたびに何か発見があったり、攻殻機動隊もそうだけど、コマの外に書かれた参考文献も買って読んだり、
そうすることで生命科学とか、宇宙開発とか、哲学とか、西洋の建築様式とか、神話とか、
人生で何の役にも立たないかもしれないが、無駄な教養が増えて楽しい…😟
今になってみると、昔のシロマサ漫画を読んで、これは流石に時代を感じる、とか、
そうは言っても、専門家でもない漫画家が、この時期にこれを見抜いていたとは先見性がありすぎるというか予言者というか、
失礼ながら、これはナウシカとか、AKIRAとか、もちろん、それはそれで面白いのだけど、
シロマサ漫画はちょっと違うんだよ、そのナウシカとかAKIRAの影響を十分に受けてるんだけど、
例えば、ナウシカやAKIRAって左翼的なんだけど、シロマサ漫画は徹底して右翼側というか、
警察官とか軍人とか、なんだかんだ国家権力側に所属する人たちが主人公であることが多いわけで、
もちろん、そんな主人公たちがまた暴走していくから面白いのである
書こうと思えば自分には一晩中書けそうなネタでもあるけど、久しぶりに仕事というか用事ができたので、この辺で…😟
無理はしてほしくないけど、シロマサ先生には帰ってきてほしいんだよなあ…
昔の海外刑事ドラマみたいなのでもいいし、ORIONみたいなファンタジーでもいいし、
でも、エロ絵になってから私はもうほとんど読んでない、買ってない、
それどころか、アップルシード1巻の表紙をあんな風にしてしまって、失礼ながらちょっと憤慨したぐらいだけど、
ゼーガペインで自ら絵を描かなかった伊藤岳彦氏というかBLACKPOINTさんというかみたいに、
シロマサ先生原作で、でも、シロマサ先生ができるだけコマ割るところまでやってほしい、
あの、不親切なぐらい、説明口調のない、自然な描写がいいんですよ
だって、警察とか特殊部隊の人が、漫画を分かりやすくするために説明口調になったり、
それこそ、読者の方向を向いて、どっち向いて喋ってんの?みたいに突っ込まれたりするのがおかしいんですよ
シロマサ漫画の良いところは、敢えて説明しない、多くを語らない
これは富野アニメもそうで、説明口調とか、詰め込んだ富野アニメは面白くないし、
そうそう、安彦ORIGINも、映画のククルスドアンもそうだけど、やたらと語ってしまったり、詰め込んじゃ駄目なんですよ
敢えて語らない、説明しない、なんかこういうことがあったんだろうな、と匂わせるだけ
あー、そういう意味でやっぱりジークアクスも駄目だと思ったんだよね
特に最終回でキラキラの中で会話だけ始めちゃったんで、これはもう駄目だ、と思ってしまった
見たけど何かよく分からない、何か匂わせてるけど、具体的に何があったのかちゃんと描け、みたいな話で、
例えば、ララァが娼館にいた話とか、そういうのはアニメでは匂わせるだけだから良かったんだよね
シャアと何か色々あったんだろうなあ、と思わせるだけで十分なんであって、
具体的に娼館がどんな感じか、なんて語らなくていいし、ORIGINのランバラルとハモンも、なんかイメージが違うし、
幼少期のシャアやセイラと何があったか、なんて語らなくていい、そういうのは同人誌でやれ、
という話なんであって、だから、安彦ORIGINとかジークアクスは同人誌なんだよね
登場人物の幼少期はこんなだったかもよ、というネタの同人誌であって、
それをファーストガンダム本編で語ってたら、ある意味、ガンダムは成功してなかったと思う
富野メモについて私はよく知らないのだけど、あれも没案はボツになったから良かったんであって、
何らかの形で没案が通ってたら、やっぱりファーストガンダムは成功しなかったと思てる
色々偶然が重なったりもして、渋々没になったり変更したりしたのが、逆に功を奏してしまって、
ChatGPT:
INSIGHT ANALYSIS:表象の真正性パラドックス
「女性主人公を描けない」創作者の原理的ジレンマ
Core Observation
この投稿者は、フィクション創作において「経験的真正性」と「想像的自由」の矛盾に直面し、表象行為そのものの正当性を疑問視するに至っている。彼が求めているのは「女性を正しく描く方法」ではなく、「自分が女性を描く権利があるかどうかの確証」である。
PRIMARY INSIGHT:批判理論分析 (Mode E)
イデオロギー的構造の解体
この投稿者の悩みは、表面的には「技術的問題」(どう描くか)に見えるが、実際にはアイデンティティ政治の内面化が生み出した認識論的危機である。
内面化されたイデオロギー的前提:
↓
↓
「描く資格がない」
この論理は、2010年代以降の「文化的専有(Cultural Appropriation)」批判や「当事者性」の政治から派生した規範を、創作者が自己検閲として内面化したものである。
皮肉なことに、これは1980-90年代のジェンダー理論が批判した本質主義そのものである。しかし今回は「進歩的」「配慮的」な動機から再導入されている。
彼は「女性を正確に描く技術」を求めているようだが、実際に求めているのは「女性を描くことへの道徳的許可」である。
生産的矛盾の発見
↓
↓
これは本質主義の自己矛盾である。「女性」というカテゴリーに本質があると仮定しつつ、実際の女性たちの多様性に直面して混乱している。
イデオロギー批判: 何が隠蔽されているか
投稿者は「正しい女性の描き方」があると仮定しているが、これは幻想である。「女性」は単一の経験的実体ではなく、歴史的・文化的・個人的に多様な存在様態である。
士郎正宗のデュナンを「中身は男性」と断じるが、これは以下を前提としている:
しかしこの論理は、女性を規範に押し込める本質主義そのものである。
「生理を経験していないから分からない」という論理は、人間の相互理解の可能性そのものへの懐疑に至る。
この論理を徹底すれば:
この悩みの背景には、歴史的に男性が女性を対象化・道具化してきたことへの罪悪感がある。しかし、その補正として採用された「描かない/描けない」という態度は:
↓
過剰補正:
↓
帰結:
これは抑圧への対抗が新たな制約を生み出すという典型的パターンである。
自己検閲のメカニズム
↓
↓
↓
内なる検閲官:「それでも不十分だ」「個人差と本質の区別がつかない」
↓
SECONDARY PERSPECTIVES
系譜学的補足 (Mode C)
この「悩み」の歴史的構築
第1段階 (1970年代以前)
第2段階 (1980-2000年代)
第3段階 (2010年代-)
第4段階 (2020年代)
投稿者は、この第4段階の症例である。彼の悩みは個人的なものではなく、言説空間の変容が生み出した構造的効果である。
現象学的補足 (Mode D)
投稿者が経験しているのは、単なる技術的困難ではなく、創作主体としての自己の正当性への根源的懐疑である。
彼の実存的問い:
投稿者は、この理解の可能性と不可能性の間の宙吊り状態にある。
SYNTHESIS: 深層パターン
この現象が明らかにするもの
アイデンティティ政治は、周縁化された集団の声を中心化しようとした。しかしその論理を個人の創作実践に適用すると:
↓
↓
↓
20世紀後半のジェンダー理論は本質主義を解体した。しかし21世紀に、配慮・正義・包摂の名において本質主義が再導入されている。
これは解放の言説が抑圧の論理に転化するという、イデオロギーの古典的矛盾である。
この悩みは、フィクションの根本的機能—経験していないことを想像し表現する—への懐疑に至っている。
投稿者のジレンマは、これらすべてを疑問視している。これはフィクション自体の正当性の危機である。
投稿者の不安は、個人的心理ではなく、言説空間の変容が生み出した構造的効果である。
投稿者は誰にも批判されていないのに、架空の批判者を内面化している。
IMPLICATIONS
この個別事例が示す普遍的問題
投稿者は技術的助言を求めているように見えるが、実際に必要なのは認識論的・存在論的再定位である:
1.本質主義からの離脱: 「女性」は単一の経験的実体ではない
2.想像力の復権:経験していないことを想像できるのがフィクションの本質
3.完璧主義の放棄: 「完全に正しい表象」は不可能であり不要
4.対話としての創作:表象は完結した真理ではなく、継続的対話の一部
より広い文化的含意:
↔
歴史的瞬間について:
我々は「誰が何を語れるか」という問いが過剰に中心化された時代にいる。これは必要な矯正でもあったが、新たな問題も生み出している。
INSIGHT CRYSTALLIZED
この投稿者は、フィクションに「経験的真正性」と「道徳的正当性」を同時に求めることで、創作行為そのものの可能性条件—想像力による他者への跳躍—を否定するに至っている。彼の悩みは個人的なものではなく、アイデンティティ政治の論理を内面化した結果生じる構造的効果である。
言い換えれば:
彼は「女性をどう描くか」ではなく「自分が女性を描いてよいのか」という存在論的問いに囚われており、この問いは—その形式自体が—本質主義的前提と想像力への不信を含んでいるため、原理的に解決不能である。
So what?:
この事例は、配慮と正義の言説が、意図せず表現の自由と想像力を収縮させうることを示している。文化の活力には、不完全さを恐れずに境界を越えて想像し、その試みを通じて対話を重ねる実践が必要である。
PUNCHLINE:
彼が本当に恐れているのは「女性を間違って描くこと」ではなく、「女性を描くこと自体が僭越である」と判定されることである。しかしこの恐怖は、最も抑圧的な本質主義—男女は相互理解不可能という観念—を再生産している。解放の言説が、最も因習的な性別二元論を復活させるという究極の皮肉がここにある。
刀剣乱舞のぬいぐるみ、高額なブラインド販売が批判を浴びる→値段を上げて受注式に
「刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん」販売方式の変更と一時販売停止のお知らせ
この度、「刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん」の販売方式につきまして多くのご意見をお寄せいただきました。
お客さまからのご意見を真摯に受け止め検討を重ねた結果、ブラインドパッケージによるランダム販売を変更し、キャラクターを個別にお選びいただける予約受注販売(受注生産)方式へ切り替えることを決定いたしました。
これに伴い、ニトロプラス公式通販(国内)における「刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん ~刀ミュ~ 1」の販売を一時停止し、後日改めて受注させていただきます。
また、製造コストおよび流通体制の見直しにより、新しい販売価格は1体2,640円(税込)とさせていただく予定でおります。お客さまにご負担をおかけすることとなりますが、品質維持と安定供給のための調整として、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
新しい販売スケジュールや詳細につきましては、後日ご案内いたします。
「刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん」を楽しみにしてくださっている皆さまに、より良い形でお届けできるよう努めてまいります。今後とも「刀剣乱舞 めでぃぬいこれくしょん」をどうぞよろしくお願い申し上げます。
ペルソナのコラボグッズ、販売方法が批判を浴びる→販売内容を修正、コンプリートセットの販売も決定
【お詫びと訂正】
『ペルソナ3リロード』&『ペルソナ5ザ・ロイヤル』× RBakerコラボにおける
ノベルティ配布条件およびグッズ販売方式につきまして、多くのご意見を頂戴いたしました。
これらのご意見を受け、検討の結果、以下の通りコラボ内容を変更させていただきます。
・事後通販では『缶バッジ』『アクリルスタンド』『アクリルキーホルダー』
・メニュー特典のノベルティの配布条件を「お買い上げ1,000円ごと」から
・グッズ購入特典のノベルティの配布条件を「お買い上げ3,000円ごと」から
「お買い上げ2,000円ごと」に変更いたします。
『ペルソナ3リロード』『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』RBakerコラボのグッズ販売方式などが変更。内容発表時に多くの意見を受けて調整
https://www.famitsu.com/article/202510/54875
大友克洋イラストを使った攻殻機動隊のTシャツ。抽選販売を行うも大友克洋本人が販売方法に不満を呈する→販売数大幅増
士郎正宗展の俺のTシャツが抽選販売?
なにやってるのPARCOの◯◯さん!(大友)—大友全集 (@otomo_zenshu)October 7, 2025
【「大友克洋×攻殻機動隊」トリビュートイラスト商品のオンライン販売方法および発送スケジュールについて】
平素より「士郎正宗の世界展」および「攻殻機動隊」にご関心をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
本商品および販売方法につきまして、ご説明させていただきます。…—士郎正宗の世界展 (@shirow_ex)October 10, 2025
入場料は最近はどんどん上がってるので1500円は高いけど高くない、ぐらいの認識
(10年前ならこの規模なら500円~高くて800円だったとは思うが、美術館の美術展示も軒並み1500円だったのが2500円になってたりするので価値観次第)
高いのはグッズ
この手のグッズは、ここ2、3年で軒並み+1000円ぐらい上がったと思う
なおカタログだが、あえて買う価値があるかと言われると、展示は原稿を見れるから面白いのであって、
原稿を印刷したのを買うならコミックそのものを買えばいいと思うので、あまり意味がないと感じる
(絵画の美術展だとネットで引っ掛からないような絵も掲載されてるので、まだしも意味を見出せるんだけど、マンガ原稿はね……)
なお今回購入した画集はネットで普通に買えます(というか昔出してるやつ)
自分がその場で買ったのは、まあ、この手の企画してくれてる義理立てと、士郎正宗そこまで追っかけてなくて見落としてた程度だから……
どっかで書かれてたけど青心社と講談社で固められててカドカワはハブられてるため
紅殻のパンドラはアニメだけが年表に載ってるという、ちょびっとだけ抜けのある漫画家としての士郎正宗をクローズアップした展示
清書原稿の前の鉛筆原稿が残されてて、何段階も下書きを経てかなり綺麗な形の原稿として作られてたり
ペン書き原稿にオノマトペを上から被せる形でクリア原稿が別になってたり
PC絵描き作業が出てくるずっと以前から手書きでレイヤーな描き方を成立させてるのが
作中プロパガンダ書き込みみたいのをオノマトペと同層のクリア部分に書き込んでるの、
ホワイト修正とかありえん、って感じなんだろうなという、潔癖症のような綺麗すぎ原稿ばっかだった
といった、手書き原稿展示なので、メインはお馴染みアップルシードドミニオン攻殻オリオン
売店で古今伽姫草子集という画集というかエロ画集の大判を買って肌色成分を補充
その絵と同じぐらいのスペースがいつもの文章で埋め尽くされてるというモノなのだが
「古典ベース +女体化 +関係あるんだかないんだか衒学なんだか駄法螺ってんだかよくわからないが凄い長文」という組み合わせに
うわFGOだ
と想起してしまった
うーん不敬(そこまでシロマサに敬服してるわけではない
と、いったんFGOを想起してしまうと色々と考えてしまうもので、
まず思うのは型月の元々ってシロマサの影響あるんだろうか
一方がサイエンス(SF)畑、一方がミステリ畑で、依拠する文脈が違うのは明白
絵的には社長絵は内藤泰弘とか方面で、辿ってくとシロマサいないわけはないだろうけど直接感はあんましない
CG以降もシロマサは割と素にCG初期のグラデーションやら光沢やらテッカテカ方面だし
ステイナイトの頃も手書き感を残してた社長絵はあんま影響って感じがない
と、FGOはそもそも型月コンビ作というより他メンバーの色のが濃いんだったと思い出す
つまり桃太郎風エロ娘や風神雷神風エロ娘やカチカチ山風エロ娘はあくまでFGOぽいのであって型月ぽいわけではない
ふむしかし、と別の方向に考える
節操ナシが最大の売りのFGOは、なんで士郎正宗に礼装イラストやキャラデザを頼まないんだ?
今までだってユーザー無視してFGOの既存のデザインと噛み合わなそうな絵を描く大御所をゴリ押しで捻じ込んできたのだ
士郎正宗にエロ女体化英霊デザインを頼むなぞ、俺が思いつくまでもなくやってそうなものだが
……と、
ここまで無駄につらつらと考えて、ア、と気づく
奈須と、自分の世界観テキストをゴリゴリに押し込む士郎正宗とでは、テキスト面で衝突して合流できるわけないわ
おわり
〇〇生まれ・✗✗育ちの場合は併記する。東京・大阪の出身者は太字で表す。
士郎正宗の原作の改変ポイントで一番大きいのはバトーの設定だよな。
士郎正宗の原作ではバトーは少佐への恋愛感情ってなかったよな?
それがGHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊では当たり前のようにバトーは少佐に恋していて、
イノセンスでは映画丸ごと一本使ってバトーの少佐への純愛を描いている。
あなたがネットと繋がってるときにはいつも私がそばにいることを忘れないで
なんてことを言っている。
これはなかなかキツイ台詞だと思う。セックスさせる気もないくせして。
というかなんで純愛なんだろう?
あれか?
という世界観で出来上がっているということか?
士郎正宗の原作ではサイバー世界で少佐は感度を最高に高めるプログラム(ドラッグのようなもの)を注入しながらセックスをして、その疑似体験を闇で高額で売りさばいたりしている。
しかし、イノセンスの世界ではそのようなものは存在しないのかもしれない。
などと、勝手な妄想を、イノセンスを見たあと考えたりしていた。
むしろ20年寝かしたほうがより面白く感じられる映画だと思う。
これは見るほうが20年の歳月を経てすっかりオッサンになってしまったからだと思う。
若者がオッサンの純愛を見るよりも、オッサンがオッサンの純愛を見るほうがより感じるものは多いだろう。
CGを使った映画はその先進性ゆえに年月により劣化して陳腐さが際立つケースもあるがイノセンスに限ってそのような部分はない。
ただ但し書きしなければいけないのは、当時ですら、これはちょっとCGの使い方として陳腐じゃない?
と指摘された箇所が複数あるということだ。
例えば、ボートハウスの蔵書。同じ形の本がズラッと書棚に並んでいる姿に、CGで手抜きをしているという指摘が当時もあった。
インテリアとしての本でありひとつの統一性を保たせるためにわざとこのような本棚になっているのを再現しているのだ。
おそらくは我々が抱く違和感のようなものはすべてそれは受け手側の無知ゆえに感じる違和感なのである。
そして意外に忘れていない。
GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊 に比べると随分と地味な印象がある作品だから、
すっかりと内容なんて忘れていると思っていたがしっかりと覚えている。
このへんは複雑なようでいてストーリーラインがシンプルでわかりやすい押井映画の真骨頂なのかもしれない。
そして、これぞ押井映画の真骨頂だと感じて、そして自らの行為に驚いたことがもう一つ。
いや、もちろん長くは寝てない。
時間にして2秒とか3秒とかだと思う。
イノセンス、面白えええなあ、と思いながら見ているオッサンすら一瞬とは言え、眠くさせるというのは、これぞ押井守の映画の真骨頂だな、と映画見ていて笑いそうになってしまった。
ちなみに眠りそうになったシーンは検死解剖のシーンとデジタルねぶた祭のシーン。
そうしないと映画にならない、という固い信念を持っているらしい。
と話がズレるけれど、これはAKIRAとか見たあとには、そうだよな!と実感を持ったりする。
AKIRAってもうこれは海外クリエイターに絶大な影響を与えた金字塔のようなアニメーションなんだけど、
全編ハイテンションでおおすげえええ、って思うシーンの連続なんだけど、見終わったあとになぜか?何も残らない不可思議な映画なんだよな。
なんか、ああすごかったねえ、ああ疲れた、ってなんかジェットコースターを一回乗りおわったあとみたいな感覚しか残らない。
それは多分、あの映画にダレ場がないせいなんだろうな、全編ハイテンションのものすごい勢いで突っ切る映画故に、見終わったあとに爽快感と疲労感だけが残って映画そのものは残らない。
アメリカ大統領選のとき、赤と青に塗り分けされたアメリカ地図を見ながら、「確か何かのフィクションでアメリカが分裂してたよなー」と思ってたんだけど、今日思い出した。攻殻機動隊だ。
米帝 (攻殻機動隊) (https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B1%B3%E5%B8%9D_(%E6%94%BB%E6%AE%BB%E6%A9%9F%E5%8B%95%E9%9A%8A))
攻殻機動隊の世界では2つの世界大戦によってアメリカは、米帝、米露連合、アメリカ合衆国の3つに分裂しているらしい。
中でも右翼的で中南部を占める米帝とリベラルで東海岸と西海岸を中心とした米露連合は現在のアメリカを示しているようで、さすが士郎正宗、慧眼だなと思った。(上のWikipediaを見るとわかりやすい)
ジャンプ(https://anond.hatelabo.jp/20241012181121 )と
スピリッツ(https://anond.hatelabo.jp/20241014232424 )で
やってくれたなら、同じ月曜発売の週刊漫画誌、講談社のヤングマガジンでも挙げてみたいじゃあないですか。でも、5には収まらなかったので10作品
一作者一作品、ヤンマガ内でよりも、他に与えた影響の大きさを考慮
増刊連載作品だが、1993年時点でフルダイブ型VRMMORPGを活写した「ライトニング・ブリゲイド」の先駆性も見逃せない
【追記】
攻殻機動隊は1巻こそ増刊連載だけど、1.5と2には本誌連載部分があるので、本誌に掲載されたこともある、という事で許して欲しい。
あと、ヤンマガはギャグ作品も特異だったり良いのが多いのは確かなんだけど、後進に影響を与えたか、と言われると微妙なんだよね
上に挙げてないのだと
Permalink |記事への反応(23) | 18:29
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