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はてなキーワード:増刷とは

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2025-07-22

神は試練を与えた、リフレ派に立ち向かえという試練である

リフレ派が是とする国債の大量発行と、それによる財政規律の弛緩がもたらす破滅的な結末について考察します。

彼らは「自国通貨建て国債デフォルトしない」という神話を振りかざし、財政赤字の拡大を容認します。

しかし、これは国際金融市場における「信認」という、国家の存立基盤を揺るがしかねない極めて脆い要素を看過しています

現状、日本金利が低水準に保たれているのは、日本銀行による異次元金融緩和策と、国内に潤沢な個人貯蓄があるためです。

しかし、もし市場日本財政健全性に対して疑念を抱き始めれば、瞬時にして国債は売られ、金利は暴騰します。

金利1%上昇するだけでも、日本国家予算に与える影響は甚大であり、財政の持続可能性は完全に崩壊します。

金利上昇は、企業投資抑制し、家計負担を増加させます

不動産ローン金利の急騰は、多くの住宅所有者を窮地に追い込み、連鎖的な破産を引き起こすでしょう。

そして、このプロセスは、最悪の場合ハイパーインフレへと直結します。

政府借金返済のためにさら貨幣増刷せざるを得なくなり、それがさらなるインフレを加速させるという、制御不能貨幣崩壊螺旋に陥るのです。

この状態は、単なる経済的困難にとどまりません。国家通貨が信頼を失うことは、国民財産権事実上剥奪であり、社会秩序の混乱、政治的混乱、そして究極的には国家としての機能麻痺させるグレートリセットへと繋がります

それは、国家主権の喪失であり、日本終焉意味するに他なりません。

このような破滅シナリオ回避するために、「石破氏続投」という選択肢は、極めて冷静かつ論理的判断であると言えます

石破氏の経済思想は、リフレ派のような極端な金融拡張論に傾倒していません。

彼は、財政規律重要性を理解し、構造改革生産性向上といった、実体経済の強化にこそ日本の活路を見出そうとする傾向があります

彼の政治姿勢は、短期的な人気取り政策に流されることなく、長期的な視点に立って国家の安定を重視するものです。

リフレ派のような危険実験国家晒すのではなく、堅実かつ現実的政策運営志向することは、現在のような内外の不確実性が高まる時代において、国家の舵取り役として最も賢明選択と言えるでしょう。

「神は試練を与えた、リフレ派に立ち向かえという試練である

この命題は、単なる宗教的言辞ではありません。

それは、我々が今、安易解決策や耳触りの良い幻想に惑わされることなく、目の前の厳しい現実真摯に向き合い、論理的思考に基づいた行動を選択するという、究極の知性を試されていることを意味します。

リフレ派が提示する「薬」は、即効性のある麻薬のようなものです。

一時的な高揚感をもたらすかもしれませんが、その先には耐え難い苦痛と死が待っています

我々が今なすべきは、その麻薬の誘惑を断ち切り、痛みを伴うが本質的治療、すなわち財政規律確立生産性向上のための構造改革、そして健全成長戦略の推進に邁進することです。

この試練に打ち勝つためには、国民一人ひとりが経済真実理解し、ポピュリズムに流されることなく、賢明政治判断を支持する知性を持つことが不可欠です。

石破氏の続投は、そのための第一歩となり得ますが、真に重要なのは、その政治家が担う経済思想健全性であり、国民全体の意識改革に他なりません。

この「神が与えた試練」に立ち向かう知性と勇気が、今の日本に最も求められているのです。

Permalink |記事への反応(0) | 18:39

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2025-07-20

anond:20250717163919

直木賞は売れる。過去作なんかも売れる。

ただ受賞作が発表されてから増刷なんかが本格化するので小さい書店だと初動が遅れる。

本屋大賞はそれこそ本屋のための賞で、受賞内定が1ヶ月くらい前には書店にも通知されるから増刷もするし、発表を見越して書店も注文して売り上げを最大化するという印象。

Permalink |記事への反応(0) | 13:28

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2025-07-13

ただ高度経済成長期のどんな低能でも儲かるイージーゲームで粋がってただけの老害じゃん

数ある古典や名著を差し置いて、バブルジジイの勇ましい鼻息加齢臭しか伝わってこない武勇伝を読むことに何の意味があるのか?

早く死ね

二度と増刷もするな

Permalink |記事への反応(0) | 21:35

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2025-04-23

anond:20250423000914

混同してた

重版って言うと増刷ですねってちゃんと訂正してくる奴がいたの思い出した

Permalink |記事への反応(0) | 00:21

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anond:20250423000422

刷と版を混同してない?

一般的に、増刷意味重版って使われることも多いから、そのせいかもしれんが。

【よくわかる】増刷・重版・改訂の違い | 特殊印刷・特殊加工が得意な東京都北区の印刷会社「新晃社」

Permalink |記事への反応(1) | 00:09

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2025-04-07

イーロンマスクツイッターを買収して大ナタを振るっていた時、これが本当の資本主義だ、アメリカ万歳日本人が叫んでいたのは僅か2年前だ。

今では尹錫悦や習近平を遥かに超えるクレイジーさを発揮して、彼らは反資本主義象徴になっている。これは喜劇と呼ぶべきだろうか。

注目すべきは、高騰していた金価格が下落に転じていることだ。関税によって市中の現金が回収されると考えるなら、米国覇権体制に土が付いたとしてもドル紙幣は紙切れにならない。

投資先が現金、というのは株屋にとっては面白くない事態だが、選択肢の一つとしては存在し続けている。

日本人は、国債を発行すると民間が潤うというれい新選組や、手取りを増やしてみんな幸せ国民民主の案を採用してみるのもいいかもしれない。

彼らはインフレ増税によって調整するらしいから、ハイパーインフレが起こったらハイパー増税で対抗して社会秩序を維持してくれるだろう。

その時は、従来の日本円とは別に増刷不可の日本コインを発行してくれると社会実験としては尚有難い。

Permalink |記事への反応(1) | 12:39

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2025-02-08

ガキの頃、小学校で"ポルト”と名付けた通貨を発行して一躍人気者になった時の思い出

小4のとき、俺は"ポルト"っていう通貨を作った。

いや、最初はただの遊びだったんよ。休み時間ノートの切れ端ちぎって、テキトーに「P1」「P5」とか数字書いて「これ通貨な」って言い出したのが始まり。そしたら、友達が「じゃあポルトでこの消しゴム貸してやるよ」とか言い出して、なんか知らんけど取引が成立しちまった。

そこから調子に乗った俺は、ちょっとデザインに凝り始めた。「PORTO」って書いて、自分サイン入れて、偽造防止のために角をギザギザに切ったりして、もう完全にお札のつもり。レートも決めて、「10ポルト消しゴム1回貸します」「30ポルトノートの切れ端1ページ分」とか、勝手市場作り始めた。で、俺は発行元だからポルト刷り放題。めちゃくちゃリッチ

で、最初は俺の周りの数人だけだったのが、いつの間にかクラス全体に広がってた。みんな普通にポルト持ち歩いてて、放課後には「明日10ポルトあげるから、これ貸しといて」みたいな信用取引まで発生。おいおい、マジで経済回ってんじゃん。

んで、決定打になったのが、5年の女子が「50ポルトイラスト描きます」って言い出したこと。この子マジで絵がうまくて、クラス女子がめちゃくちゃ群がってた。これでポルト価値ガチのものになった。俺は「やべぇ、俺、経済作っちまったな」とか思ってた。

しかし、そううまくはいかない。ある日、クラスのヤツが「俺のポルトがなくなった」って言い出した。最初は「お前の管理が悪いんじゃね?」とか適当に流してたけど、次の日も「俺のポルトも減ってる!」って騒ぎ出すヤツが出てきた。盗難発生。

「これはマズい」と思った俺は、「ポルト銀行」なるものを開設。俺の机の引き出しに管理用の箱を設置して、ポルトを預けたら俺が取引記録をつけるシステムにした。「これで盗まれないぞ!」って宣伝したら、みんな安心して預けに来た。銀行業、成立。

でもここでまた問題発生。「お前、勝手ポルト増やしてね?」と指摘される。

実は俺、調子に乗ってちょっとだけ増刷してた。いや、ちょっとだけな?だって銀行だし、多少の流動性確保は必要じゃん? でもバレた。「インフレすんな」「価値下がるだろ」と怒られる。まあ、そりゃそうか。

んで、ついに先生にバレる。「お前、なんか変なことしてるらしいな?」と呼び出されて、「遊びで経済回すな」とか謎の説教をされる。結局、全ポルト没収。「お金は国が管理するものです」とかい大人ルール押し付けられて、俺の経済圏は崩壊した。

まあ、ポルトは消えたけど、あのときの高揚感は今でも忘れられない。あの瞬間、俺は小学校という国の中央銀行だったんだ。

……で、その後の俺? 今は仮想通貨やってる。やっぱ経済面白いわ。

Permalink |記事への反応(7) | 22:31

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2024-10-22

anond:20241022120219

表紙描かなくても、最低保証たる初版数が減るだけじゃないか

それでも売上が変わらなければ増刷言い訳だし

Permalink |記事への反応(1) | 12:11

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2024-10-14

anond:20241013042244

あん関係ないけどふと最近同人のグチを書きます

特に小説同人誌の、とくに長編小説は儲からない話をします。

印刷代が高い(大ページ少部数)

そこら辺の同人印刷所のページみてくれ。イベント1ヶ月前の早割で、オンデマが最安。

でも、そうだな、200pで50部刷ってたぶん一冊当たり原価が700円を切るとこはないよね。

円安紙高と、あと郵送料かかるしな。郵便局の郵送は今一週間平気でかかるし。

②読者が少ない

https://togetter.com/li/2448639

即売会イベントの出場料が高い

いまなんだかんだでコミケは9000円以上するっけ。類似イベントでも6800とかする。それと追加イス代、書籍郵送料(事前購入制度)、搬入チケットコスプレチケットなどもいちいちすべてが負担になる。

あと普通にイベントは金つかう。ポスター飾りたいとか凝ったことしたい。それはまあ自分の遊興費や取材費として納得するよしゃーない。

仲介する委託書店の取り分がデカイ。

東京にこられない方にたのまれ委託してもよほど大手でないと35%、キャンペンでも30%とる。

まり印刷ベース原価700円の本は1000円以上で売らないと売れた分から赤字

⑤一月ごとにシメて振り込み手数料とられる

おもいついたようになにもない月に1冊かってくださる方、一冊1500円とかする本を買って下さって本当にありがたいですが、

委託手数料と振込手数料350円とか引かれると完全に赤字です。

⑥1年したら在庫返却される

入庫に1ヶ月かかるくせに。まあその弱みがあるからか、最近1年の縛りがゆるめではあるけど。

地方読者から入稿から最速でも2ヶ月してから感想が届くことになるのでなんかモチベがな~。

あと乗り遅れ読者さんから再販要求マジで困る。

返却されてからなら自家通販で併売してもバレないっぽいけど家にそんなに在庫おいとけない。

あと自家通販は郵送料が負担なので委託書店とおなじくらい読者負担が高いのも理解してる。高いから売れないか増刷しないからやっぱ高い。

強制で返却したくせにリクエストキャンペーンやる?とかしつこく聞いてくる

納品可能冊数を下回る数で発注可能にしないと増刷必須でまた鬼在庫でたき火するハメになるやん。

もう一冊二冊なら中古同人書店で買えよ……

 

結論「毎月20冊とかうれたら儲かるけど大部分の月は一冊も売れないか電子書籍最強」

ちなみに読者はピンチアウトできるから老眼にやさしい説もあるが、俺自身電子書籍小説の読み心地はあんまりきじゃない。

ピクシブなどのSNSでの全文公開は学習素材にされそうでいや。

 

はぁ~。やだなあ。八方塞がりな気はするよ。

Permalink |記事への反応(0) | 16:03

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2024-08-09

追記>紙の本と電子書籍印税計算方法おかしくないか

追記

前提条件をきちんと書かなくてすみません

こちらは自費出版ではありません。

本が出版された時点で、まとまった初版印税をもらっています

紙の本の場合は、増刷になったタイミングで、以降は売れた分だけ印税がもらえます

以前出版した、電子書籍なしのタイトル場合は、初版がはけないときは、

出版社側はマイナスという状態ではありますが、こちらが支払いを求められることはありませんでした。

今回の場合は、

電子書籍プラスになった分、紙の本のマイナス分を支払っているのに、そのマイナスゼロになることはなく

それが次のタイミングでそれが考慮されることな

常にマイナスで、電子書籍印税から引かれ続けていることを疑問視しています

まり

>紙の本:初版がはけていないので、ー9万円

電子結構うれて、+10万円

>このときに、私がうけとれるのは、10万円ー9万円で1万円となる。

このタイミングで、紙の本のマイナスは精算されたのではないか、ということです。

次のタイミングでは、マイナスを精算したことはなかったことになって、またマイナスとなっていて、電子書籍からひかれているのです。

出版社は、弱小ではなく、その分野では中堅〜大手のところです。

追記ここまで>

私は著書が何冊かある。一つのタイトルで紙の本と電子書籍の両方が販売されている。

印税計算について変だなと思うことがある。

紙の本:初版3,000部

初版がはけるまで、印税は発生しない。それまでは出版社側は収支マイナスとなる

電子:1冊売れれば、印税が発生する

半年に1回、印税支払いの報告書がある。

紙の本:初版がはけていないので、ー9万円

電子結構うれて、+10万円

このときに、私がうけとれるのは、10万円ー9万円で1万円となる。

しかし、これでマイナスが精算できたわけではないようなのだ

次の半年後、

紙の本:少し売れて-8万円

電子:+9万円

このときもまた、受け取れる印税は1万円となる。

出版社の契約は、こういうものなのか、それとも、この会社おかしいのか?

契約書をみろ、という話ではあるが。他の著者、出版社はどうなのだろうか。

これなら初版500部とかにしたい。

Permalink |記事への反応(18) | 12:27

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2024-07-24

戦国大名黒人奴隷を求めた」説、ロックリーさんの捏造ではない

追記をはじめに書くべきとのブコメがありましたので修正しました。

追記

○増補新版しか弥助の記載がないってコメントあるけどそうなの?そもそもロックリーの本の方が先にでているらしいし、頑張ってこんな微妙ウソつくのはどうなんだ。/そもそも記載は本当でも南蛮人から買うしかない

○弥助の事書かれて無い2017年大航海時代日本人奴隷持ってるけど、2021年発行増補新版の間で何かに目覚めたんかな?17年版は序章の改宗ユダヤ人異端狩りを逃れて日本へ逃げ込む所なんか凄い面白い本なんだけど

増補版しか手元にないせいでわからなかった

そしたらロックリー先生初出、岡・ソウザ先生がそれを取り入れた可能性もあるのか

そしてそれを取り込んでしまったせいで目茶苦茶な記載になったのかも

追記2

先生著作ミスについてコメントしていた。

肥後に弥助の妻子がいたと読み取れる件について)

○その部分は、校正の最終段階で、段落を丸ごと削除した際に残ってしまったミスです。2021年再版刊行時にすでに修正済みです。アカデミアの方であれば、そういったことが生じることはご存知ではないでしょうか?それに、弥介の話は前段落で終わっているのは、文章を読めば理解できるところです。

○なおkindleは初版以降の修正は反映されないことが確認されたため、本日中央公論新社協議の上、Amazon修正依頼しました。来週には修正される予定です。本日大規模重版かかりましたので、同じ頁の数字の誤字も修正されます。ご指摘、どうもありがとうございました。

(後掲岡先生のXより)

アカデミアでは段落丸々削除する程度のミスは当然に生じうるか問題なし、またこれを弥助の話と取るのは読解力の問題、とのようだ。

弥助の話をしている流れで肥後の妻子の話を続けているのだから普通の読解力だと弥助の話と受け取ると思うのだが。アカデミアの方々の高度な読解力は凄いね

また、私なら、まずミスしてしまった本を読んでしまった読者に謝罪するけどアカデミアの流儀は分かんないね

なお、「廿」については修正されていそうだが、「器量すくやか」の誤読(?)についてはコメントされていなかった。

本論

戦国大名黒人奴隷を求めた」説、ロックリーさんの捏造ではない

かもしれない。

アサクリの弥助問題から派生して、日本大学准教授ロックリー先生が、「戦国大名黒人奴隷を欲していた」とデマを流している、との言説がある。

しかし、これはロックリー先生デマではないのではないか、との意見がX上で交わされているので、ロックリー先生名誉のためにまとめておこうと思う。(リンクが多くなりすぎるのでリンクは省略)

おそらく初出は岡先生ソウザ先生では?

東京大学史料編纂所准教授の岡美穂子先生と、その配偶者であり東京外国語大学特任教授ルシオ・デ・ソウザ先生の共著である大航海時代日本人奴隷 増補新版」(中公選書)という学術書がある。

この書籍にはこういった記載がある。

屈強で珍しいカフル人を従者にすることは、日本人にとっては「富貴」や「威風」の象徴で、交易関係する大名たちはこぞってその所有を望んだと思われる(215ページ)

https://i.imgur.com/ul26Fbq.jpeg

また、ロックリー先生著作の「信長と弥助」(太田出版)にはこうある。

権威象徴としてアフリカ人奴隷を使うという流行が始まったようだ。(13ページ)

https://i.imgur.com/3pNcW5T.jpeg

ロックリー先生著作2019年出版、岡・ソウザ先生著作2017年であることからロックリー先生は岡・ソウザ先生著作を参考に書かれた可能性がある。

まり、岡・ソウザ先生は従者と記載しているのを、ロックリー先生奴隷と言い換えてしまったようなのだ母国語ではないせいで細かいニュアンスが変わってしまったのか、意図的なのかは不明だが。

ちなみに岡先生ソウザ先生著作に「「富貴」や「威風」の象徴…こぞってその所有を望んだと思われる」とあるが、その根拠は示されておらず、不明である。岡先生ソウザ先生の博識にてらすと論ずるまでもないことなのかもしれない。

ただ、ロックリー先生著作英語版では内容が異なるという話もある。そこまで追えていないが。

というわけで「大航海時代日本人奴隷 増補新版」(中公選書)を読もう

商売上手の中央公論新社が、話題になったこの機会を捉えて「大航海時代日本人奴隷 増補新版」を増刷してくださるそうだ。(https://x.com/chukoshinsho/status/1815737944243573035

せっかくの機会なので皆様も是非お読みいただきたい。

注目すべきページがある。(https://i.imgur.com/aQlemYT.jpeg

弥助の年齢

書籍内では「16、7歳」(4行目)とあるが、実は信長公記では「廿六、七」と書いてある。もちろんこれは26、27歳のことであり、①単純なミス発見できなかったか、②「廿」という文字が読めなかったか、ということになる。ケアレスミスだろうか。

弥助の特徴

書籍内では「穏やかな気性」(5行目)とある。これも信長公記にあたってみると、「器量すくやか(健やか)」とあるが、現代文に訳すのならば「立派な」や「頑丈な」、「才気にあふれた」といった意味となる。これもケアレスミスだろうか。

肥後に妻子がいた?

書籍内では肥後に妻子がいたとされている(後ろから2行目)。文脈上これは弥助のことだと思われるが、史料中で弥助に妻子がいたことを示すものはまったくない。何を根拠にしているのだろうか。

余談

ルシオ・デ・ソウザ先生は、ロックリー先生の最新作「AGentleman fromJapan」の推薦を書いており、関係は良好だと思われる。

余談2

岡美穂子先生によると次の通りだ。

ゲンダイ」系の媒体、上から圧力にも曲げず、頑張ってらっしゃいます。どうせ競馬女性の裸の写真しか載っていないんだろうから読者の質など知れていると、オカミはタカをくくっておられるのかもしれませんが、なかなかどうして、左翼知識人から、かなり支持されておりますのですよ。私は左翼でも、知識人でもありませんけど。でも右翼絶対嫌だ。

そんなこんなんで、お友達がいるわけでもない日刊ゲンダイで、本が紹介されました。とても嬉しいです。

https://web.archive.org/web/20201101144221/https://mdesousa.exblog.jp/m2017-06-01/

先生ブログによると、左翼知識人日刊ゲンダイをかなり支持しているとのこと、また、御本人は左翼でも知識人でもないけど、右翼絶対嫌とのことだ。

ちなみにこのブログは、2024年5月16日まではウェブアーカイブにて確認できるが、岡先生が今回の弥助・黒人奴隷議論に御参加されるころには既に削除されてしまっている。

知的財産喪失だと思われ、非常に残念に思う。

余談3

弥助・黒人奴隷議論に際し、岡先生のなされた御発言をまとめておこうと思う。

○これだけ「歴史修正主義」って叫ぶ人が出てきてるのに(笑)、右系論壇が沈黙しているのは、さすがにこの問題に関わったら、常識を疑われると認識できているのだろう。

○将来を嘱望されていた呉座さんがあんなことになってしまったのは、あなたたちのような人と不用意に繋がってしまたからでしょうね。

○「権威象徴としてアフリカ人奴隷を使うという流行が始まった」という文章否定しろ、という意見が多いようですね。ここで迂闊に発言すれば揚げ足をとられそうです。外務省から正式要請があれば、史料付きでやっても良いですよ。外務省がこの問題を本当に「国際的国益問題」と判断すればですが。

○私はロックリーさんの著作は、日本語も英語も「歴史読みもの」であり、学術研究であるとは考えておりません。しかしそれが書かれるにあたって、彼が様々な文献にあたり、想像を超える努力したことは存じております

○彼等にとって、ロックリーさんの著作が、歴史日本への関心を形成するバイブルであるのだとしたら、それを否定するのは、彼等をとても傷つけることであり、それに対する防衛として、ネットの中で「歴史戦」が展開されているのでしょう。

○に「裏で」繋がっていませんが。私が海外出版した本のレビュー権威あるジャーナルで紹介してくれたのは彼ですし。面識のない人を「あんた」と呼ぶのは、いかがなものでしょう。おそらく、現在表に出ている人間で、彼を表舞台に連れてこれるのは私だけですが、こんな人のためにはできませんね。

https://twitter.com/mei_gang30266

ここから、①右翼右派に対する敵対心がある、②ロックリー先生著作は読み物だが、ロックリー先生努力やそれを信じる人のためにも否定しない。(ロックリー先生史実と主張しているが)、③政府から言われれば自身著作修正しても良い、④ロックリー先生とは夫婦揃ってかなり深いつながりがある、という御意見をお持ち・事実関係であるいうことが読み取れそうだ。

余談4

著名な学者であり、岡先生の同僚でもある隠岐さや香先生まで、岡先生擁護論陣を張っていた。

先生はじめまして。大変お疲れ様です。横から失礼します。

日本研究者への歴史観にまつわる誹謗中傷オンラインハラスメントは「アジアにおける学問の自由への脅威」の一例として報告されるレベルでして、まさに言論弾圧一種として国際的にも認識されています

https://www.asianstudies.org/publications/new-threats-to-academic-freedom/

https://x.com/okisayaka/status/1815268791099764775

ちなみにオンラインハラスメント日本での事例として、隠岐先生御紹介のページでは望月衣塑子さんの新聞記者が挙げられている。あれってフィクションじゃなかったっけ…?

Permalink |記事への反応(21) | 17:04

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2024-07-21

anond:20240721205726

大型書店新書コーナーに行って、興味が湧くタイトルの本を片っ端からぱらっとめくって、目次や前書きなんかを読んでみる。

面白そうなのを見つけたら買って読む。

何冊か読むと読書の体力ができ、興味は芋づる式に派生していくので、以降は新書に限らず興味に沿ってどんどん読む。

追記

定評のある本は、増刷重版改訂を繰り返しているので、それは良い本の目安になる。最後のほうのページに記載されてる。

Amazonレビューもそこそこ参考になる。キーワードを入れて平均星4つ以上の高評価とかで絞り込む。ただし、平均星4つ以上の本でも、無内容な高評価レビューが発売直後に集中的に投下されていたら、それはサクラの書いたレビュー可能性があるんで割引いて考える。

Permalink |記事への反応(0) | 21:05

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2024-06-04

anond:20240604085519

原作者ドラマ効果増刷されて金儲かるから黙ってろなんじゃね?

Permalink |記事への反応(0) | 17:48

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2024-04-18

anond:20240418102523

ニセ札使われると困るのは主にニセ札が使えてしま自販機両替機を設置している人たちなので

被害が深刻になると新しい偽造防止措置の取られた新紙幣しか対応しませんという姿勢になり

紙幣じゃないと生活が不便だという情勢になり強い淘汰圧が生じる

二千円札も使い辛いって理由だけですぐに淘汰された事は記憶に新しい

まだ現役の紙幣だがあまりに使われないので増刷は止まっているらしく今出回っている分しかないそうだ

自販機二千円札対応したのにね

Permalink |記事への反応(1) | 15:25

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2024-04-15

日本円弱くなった

企業株主海外投資

移民の人は祖国仕送り 

円が不足で円増刷

輸入モノの価値上がり

逆輸入タンカー運賃余計にかかる

日本人大リーガー活躍スポーツニュースすら輸入

日本株会社社員を削減

ハルキも賞に至らず

売り物のアニメ低賃金

お金はあるが田舎から出稼ぎするの位置に思えるね

どうして稼げない感?

Permalink |記事への反応(0) | 23:37

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2024-02-03

原作者による原作改変の告発ミスリードする一般大衆

セクシー田中騒動海猿原作者(以下、佐藤氏)のnote話題になっているけど、

みんな大事なこと忘れているし、佐藤氏も敢えてそこに触れてないことが気になった。

死ぬほど嫌でした

https://note.com/shuho_sato/n/n37e9d6d4d8d9

佐藤氏に限らず多くの原作者がいうのは

原作使用料興行収入比較して安すぎる」

ということ。

これ、まるでメディアミックスによる報酬原作者は受けていないと言いたげで、(まあ実際その通りなのかもしれないけど)

一般大衆はそこに同情してTV局や編集者鬼のよう批判している。

でもそんなことないよね?

メディアミックス恩恵は、漫画小説増刷による印税増という形で得ているよね?

どいつもこいつも誰もそこに触れない。

同情を誘ってファンネル飛ばす人と、それに乗る一般大衆

いい加減、真実を見極める目を持ってほしいものだ

Permalink |記事への反応(3) | 09:47

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2023-11-07

anond:20231107162345

今は紙本でのご準備がないわ

でも確かに12月のイベまでに増刷するか決める時期だからピクシブで試し読みみて

ブースの「発売お知らせメールを受け取る」ボタン推してくれ

Permalink |記事への反応(0) | 16:29

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2023-10-31

anond:20231031165606

今って初版の部数が確かそんなもんなんだよね。売れれば増刷されるけど。

漫画も下の方見れば初版部数は変わらんと思うぞ

Permalink |記事への反応(0) | 17:00

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2023-10-25

anond:20231025064154

1991年の本が2001年増刷されたタイミング追記していたらそれはそれで誠実な姿勢だろうけど、その後たくさん出している本の中で考えが更新されていれば、それでいいんじゃないか?

高橋和夫 (国際政治学者) - Wikipedia

いや、私は読んでないから実際更新されてるのかどうかは知らんけど。

Permalink |記事への反応(0) | 18:10

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2023-09-05

オモコロ校正する』の校正ルール校閲する

オモコロを校正する|しゅかるか

[B! 校正] オモコロを校正する|しゅかるか

はてブのみなさんのなかに複数、「記事の指摘内容」自体は正しいもの鵜呑みにされている人がいることにやや危機感を覚えたので、逐一検証していきます

準拠する用字用語ルールブックは、記事内では残念ながら指定されていないので、現物を所持しているという点で増田に都合の良い、2016年3月24日発行の『記者ハンドブック 第13版第1刷』を使用します。

なお、2022年3月に「記者ハンドブック」は第14版が出ているのですが、スタイルガイド別に新しいもの日本語として正しいといった性質のものではなく、またたかが6年で様変わりするようなものでもないので、気にしないことにします。

厳密な話をするなら、増刷のたびに微妙改訂があったりしますしね。

なお敬語文法等の指摘は、表記である記者ハンドブックの範囲外だと思われるので無視します。

また、面倒なので「【誤字】_カテゴリ別」のシートのみを対象します。

追記】この増田が書かれた動機結論の要約

  1. 日本語スタイルガイドといえば定番は「記者ハンドブック」だが、校正ルールに「オモコロ校正する」とかなり相違があることを以下に示す。
  2. この相違点の数は、細かな正誤判ルールとは特定スタイルガイド世界の下でしか成立しえないことを表している。
  3. 現状「オモコロ校正する」では準拠したスタイルガイドが明示されていないので、採用されたルール集は著者のオレオレスタイルしか解釈できない。まるで日本語の正誤判ルールであるかのように理解するのは二重に不適当である

1. 偽ルール:比喩表現として用いるときは『喩え/譬え』 仮定意味で用いるときは『仮令/縦令』 『例』を使うのは『例えば』のみ

誤用第1位として挙げられていますが、1位になるのも当然で偽ルールです。記者ハンドブックでは「比喩表現には「例え」、仮定表現には「たとえ」、「喩え/譬え/仮令/縦令」は常用漢字表外のため使用禁止」です。

2. 書き分け困難ルール: まぜても個々の判別がつく場合は『交じる』 溶けてほぼ1つになる場合は『混じる』

これは正しいルールですが一方で記者ハンドブックには「「まぜご飯」など書き分けが難しい場合には平仮名書き」とあります。必ずしも正誤判定を行えるルールではありません。

例えば

などは、「調べて区別を付ける」ことは可能だが、調べるまでは「混ざっていて区別のつかない」状態描写しています

判定は難しいですが、記者ハンドブックは「混じる」の用例に「異物が混じる」を挙げていることも踏まえると、誤りとは言えません。

3.常用漢字ルール:時間範囲が及ぶときに使うのは『亘る』 『渡る』は移動するときに使う

書き分け基準は正しいですが、『亘る』は常用漢字表外なので『わたる』と平仮名で書きます

4.常用漢字ルール: 靴をはくときは『履く』 ズボンパンツをはくときは『穿く

同上。『穿く』は常用漢字表外なので『はく』と平仮名で書きます

5.常用漢字ルール: 目上の人に意見を聞いたり訪問するときは『伺う』 感じ取ったり、様子を確認するときは『窺う』

同上。『窺う』は常用漢字表外なので『うかがう』と平仮名で書きます

6. 書き分け困難ルール:自発的にの場合は『乗る』 積載、掲載する場合は『載せる』

記者ハンドブックには「「料理を皿にのせる」など使い分けに迷う場合平仮名書き」とあります。用例を見ても「猫を膝に乗せる」/ 「家畜列車に載せる」などは違いがわかりにくいです。

記者ハンドブックを超えて増田独自解釈を述べると、

  • 「のせるもの人格がある:猫には人格があるが、料理家畜にはない」
  • 「のせられるものに接する面がある:膝・皿には接する面があるが、列車にはない(接するのは床)」

の2点が揃えば「乗る」、2点に反すれば「載る」、片方だけ満たせば書き分け困難として「のる」とするのが妥当に思えます

そうすると、

は「載る」ではなく「のる」に校正するのが正しいでしょう。

7.不正ルール:物理的に圧迫する場合は『押さえる』 抑制などの物理的ではない場合は『抑える』

「押さえる」は「物理的圧迫」だけでなく、「確保する」「つかむ」も含みます。そうしないと「要点を押さえる」などが説明できません。

また「物理的圧迫」でも例外として柔道用語では「抑え込み」です。

要約すれば、「抑圧・弾圧柔道」が「抑える」、それ以外が「押さえる」とするのが正確でしょう。

また、

は「抑制」なので間違っていません。

8. 書き分け困難ルール機能する意味ときは『利く』 効果ある意味ときは『効く』

これも記者ハンドブックに「使い分けに迷う場合平仮名書き」とあるようにはっきりとは分けられません。

ただし、少なくとも誤用指摘をされている

等に関しては記者ハンドブック中に「冷・暖房が効いている」があることから誤用指摘のほうが間違っていると言えるでしょう。

9.ルール: 液体が浸透する場合は『染みる』 体や心に影響を与える場合は『沁みる』

「沁」は常用漢字表外であり使用禁止。すべて「染みる」で問題ないのが記者ハンドブックルールです。

10. 偽ルール:『お眼鏡に適う』の誤字で『敵う』と書かれている

記者ハンドブックルールでは「敵う」/「適う」を区別しませんが、そもそもどちらも常用漢字表内の読み方に「かなう」がありません。平仮名書きが正しいです。

11. 偽ルール『散りばめる』は誤字 正しくは『鏤める』

記者ハンドブックルールでは「散りばめる」/「鏤める」はどちらも誤用ではありませんが、「鏤」は常用漢字外なので使用禁止です。

表記統一ルールとしてひらがなで「ちりばめる」と書くのが正しいルールになっています

後書き

牡蠣」/「柿」は同音異義語です。牡蠣を柿と書いたら誤りです。しかし「かく」ならば、絵に対しても書に対しても両方に使える、ただの多義語です。「書く」「描く」という2単語があるわけではありません。

多義語も書き分けを行うことで、意味確定が楽になり読みやす文章にはなりますしかし、「絵を書く」と書いたところで日本語として間違いにはなりません。あくまプラスワンの基準と考えるのが妥当でしょう。

また、「書く / 描く」の書き分けルールくらい、多くの現代日本人の共通認識になっていれば、強い理由がない限り逸脱しないほうが良いといえるでしょうが

でも「湧く / 沸く」の違いならどうでしょうか。そんなもの日本人ほとんどは意識していませんし、言語感覚は人それぞれで多様です。何かしらの書き分けを行うことによる読みやすさの向上は、仮にあっても微々たるものしかありません。

共同通信配信文などはその性質個性を抑えた画一の文体が好まれますからルールを極めて細かいところまで定めることに意味が出てきます

一方でオモコロのような個性が売りの媒体では、時にはルールから逸脱することもあるライター言語感覚を反映させて、自由に書き分けることの方がよっぽど重要です。

記事の冒頭、

オモコロ記事もっとこうだと読みやすくなるんだけどな……」と

マジレスすると「メディアの違いを理解せよ」ってやつですね。

そして、フォーマルな画一文の校正として見ても、『オモコロ校正する』は、準拠するスタイルガイド用字用語集・辞書文法書が指定されていないこと、および常用漢字表外の漢字使用について明らかに無頓着であることがかなり気にかかります

記事の著者は「普段仕事小説を読んでいます」と主張していますが、この人に仕事校正してほしくないな……というのが本音です。

Permalink |記事への反応(8) | 00:25

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2023-07-25

恥ずかしながら、このツイートが読解できない

https://twitter.com/nogawam/status/1683375107828502528

ナチスは良いこともした、と言いたがるひと」の存在をこれまで意識していなかったひとに注目してほしいのは、

あれだけたくさんいるのにこれまでブックレットの第1刷になかった論点が「源泉徴収しかない(増刷時に対応済み)、ということです。

人数ほどの多様性がない。

誰か解説タノムサク。

Permalink |記事への反応(6) | 17:57

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2023-04-02

ある時、増田に奇妙な増田文学が投稿された

その増田文学支離滅裂で、内容に乏しく、寧ろ何も書いていないに等しかった。

その他の有象無象増田との違いは乏しく、下手な文章デタラメ構造三文小説以下だった。

他の有象無象増田文章と唯一異なっていたのは大量のブクマを得ていることのみだった。

誰にもその理由は分からず、内容のない内容の増田理解しているようにも思えなかった。

ブクマは千を越えた。

何故だろうか。誰にもわからない。

ブクマは二千を越えた。

三千を越え、四千、五千にまで到達すると他のプラットホーム増田を大々的に取り上げ、ネットニュース増田記事にする。

ブクマは六千を越え、七千に近づいたところでKindleから声がかかり、書籍化の話が持ち上がる。

発売されると売上は乏しく、しかしじわりじわりと売上を伸ばしていく。

発売二ヶ月後にベストセラーとなりランキング上位に名を並べると増刷が決まり書店に山積みとなって並ぶ。

人々はそれを手に取りさらに売上を伸ばし、内容のない内容の増田は誰に理解されることもなく理解される内容もないままに内容が評価されていく。

増田芥川賞を受賞し、中身のない増田は空洞の内容の構造が素晴らしいと評価を受け、さらに売上を伸ばしていく。

後年、内容のない増田増田は内容がないことが内容となって大衆に受け入れられ、内容のない増田研究する人々は一応に内容がない増田の中身を評価した。

そんな増田も、最初ブクマひとつがなければこうはならなかったであろうと内容にそう加えたそうである

Permalink |記事への反応(0) | 14:35

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2023-03-23

日垣隆ハックルさんの今後

https://twitter.com/kanose/status/126516042754301952

加野瀬未友 @kanose

ハックルさんが日垣案件化していると@soylent_green さんがブクマコメントしていて、最初それは言い過ぎではと思ったけど、最新記事見たら、言い過ぎじゃない気がしてきたよ…

https://twitter.com/raf00/status/126540252662870016

はあちゅうといいべにぢょといいハックルといい、今日発狂した人たちが大量に湧いている一日だなぁ

ハックルさんの様子見てきた。あいかわらずのアノ押しの強さ、すさまじいなあ。冷静に操り糸引ける参謀なりソロバン弾ける番頭なりとタッグを組めば(組めれば)、広告代理業でも押売営業でも新興宗教開祖でもナンでもやれるだろうなあ。「もしドラ」もそうだし。すごいなあ。そのタッグ相手を、とある会社経営者K氏へ一方的因縁つけて白羽の矢刺しまくってる節操の無さも含めて、押しの強さハンパなくてすごい。「もしドラ」チームから放たれて野に返されたとか組む相手いなくなったとかなにかか。いやまあ、まじめに、ああいう、議論とか感性とか倫理とかぜんぶすっ飛ばして、コチラの主張をアチラへ丸飲みさせようとする力押しと心意気、人格としてじゃなくてヤクザ手法として学ぶところあると思いました。

広告代理業でも押売営業でも新興宗教開祖でもナンでもやれる、って書いたけど、そういう押しの強さで商売するのって手品タネを明かさないことが大事で、インターネット普及しちゃってからは(書評が流布したりして)手品タネすぐバラされるから一発屋になりがちだしすぐ野に返されるなのでハックルさんもう文筆ではダマクラかせないんだから、文筆にこだわってるうちは組んでくれる相手あらわれないし、方針転換して筆は折って違う戦場でまた押しまくれば稼げるかもしれないな。あの押しの強さはひとつの才能だもの。ただ本人がベストセラー作家だけどとかやってるうちはアレだわ

見事に「ゲーム歴史」にて成し遂げましたね。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E5%9E%A3%E9%9A%86

マーケティング手法には「電子書籍日本一売った」「世界初日本初の有料メルマガ」「5年で所得3倍」「数ヶ月でTOEIC900点超え」など煽るような広告宣伝が多かった。

買ってはいけない」は嘘である」という著書がある。

2006年11月刊行された「すぐに稼げる文章術」(幻冬舎新書)で盗作騒動が起きた。新潟大学教授(のちに慶応義塾大学教授)の山内志朗による「ぎりぎり合格への論文マニュアル」(平凡社新書2001年刊)の一節と酷似した内容が掲載されていることが刊行の翌年にインターネット上で指摘され、平凡社幻冬舎に抗議する事態に発展。問題とされた部分は増刷の際に書き改められた。

盗作騒動の影響か、2007年いっぱいで当時抱えていた連載[5](「新書一点賭け」(文藝春秋)、「MEDIAWATCH 売文生活日記 どっからでもかかって来い!」(WiLL)、「通といえば販!」(週刊現代)、「敢闘言」(エコノミスト)、「日垣隆のどこへ行くのかニッポン!」(日刊ゲンダイ))がすべて終了となった。以降、いわゆるマスメディアへはほとんど登場せず、ツイッターフェイスブックなどのSNSによる情報発信有料メルマガ電子書籍による自費出版を盛んに行っている。


dankogaiがこの日垣隆をすっごい持ち上げてたのは覚えてる。

Permalink |記事への反応(0) | 15:46

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2022-10-12

ワールドトリガーは胸のカップ表記をやめてほしいという話(B面

ワールドトリガーは胸のカップ数(バストサイズ表記をやめてほしい。

 

1.前提として

A面もレスポンスも読んだうえで、下記の通り意見する。

A面は、ワールドトリガー単行本カバー裏記載されている女性オペレーターのみ胸のカップ数が表記されていることに対して、やめて欲しいと記載している文章である

大本のページは削除されている。魚の拓本については御察しください。

A面に対するレスポンスは、A面が個人気持ち表明だとしつつも権威化するために個人気持ち以上のものを持ってきていることはいかがなものかという文章である

<A面に対するレスポンス

https://anond.hatelabo.jp/20221010163416

 

 

2.なぜやめて欲しいか

私が、なぜやめて欲しいかについて語る前提情報として、基本的コンプライアンスのおさらいを挟む。

 

基本的コンプライアンス

コンプライアンスという概念アメリカで生まれ日本に持ち込まれた。

英語表記Complianceと書く、Comply(従う、応じる)の名詞形のことを指す。

アメリカでは「法令遵守」の意味で広く使われる。

<参照資料コンプライアンスとは何か>

https://www.astron-japan.co.jp/pdf/chapter_01.pdf

一方、日本における「コンプライアンス」は「法令遵守」だけではなく、「その背景にある精神価値観倫理観社会規範に従うこと」の意味で使われる。

まり、「法令」だけではなく「規範」「社会常識」「倫理」「道徳」ひいては「CSR企業の社会的責任)」をも守る必要があるといえる。

<参照資料CSRとは何か>

https://www.bandai.co.jp/csrkids/whatscsr/

また、「社会常識」「倫理」「道徳」はその時代により変化していく。現代においては「ハラスメントをしてはいけないこと」も含むだろう。

 

 

女子オペレーターバストサイズのみ、単行本裏表紙記載すること」は、コンプライアンス違反に値すると思う。

現実世界でもあるだろうが、創作作品上でバストサイズを「胸の大きさを女子が気にする。大きいと男子が喜ぶ。胸の大きさという本人の努力でどうにもならない部分のある容姿からかうネタにする」ことがある。「バストサイズネタ」と言えば、だいたいの人がどういう内容か想像できるのではないだろうか。

 

私は、バストサイズネタにすることは、現実の子供たちが「バストサイズネタにしていいことなのだ」「バストサイズは気にするものなのだ自分サイズはどうなのだろう」「(周りがからかってくる場合からかわれても仕方がないことなのだ」と判断することが嫌だ。バストサイズからかうことはセクシャルハラスメントである。それを善しとする社会になって欲しくない。

その上で、ワールドトリガー商業誌として株式会社出版する書籍である。広く流通するし、年齢制限がある訳ではなく、子供主人公なこともあり、沢山の子供たちも読む。子供教育に影響を及ぼすと考えられないだろうか。

ここで関わってくるのが、「CSR企業の社会的責任)」である

 

子供顧客層に持つ漫画等の作品を多数取り扱う会社」には「子供たちの教育に対して社会責任がある」のではないだろうか。私は「子供たちの教育」とは、「現代社会」の「社会常識」でいくと、「ハラスメント防止」が含まれると思う。

 

私は、ワールドトリガーという作品が好きだ。作り込まれ世界観やランク戦のルール、読んでいてストレスの溜まらない精神年齢の高い子供たちのやりとり、キャラクター立ちしている登場人物違法行為をしていそうなのに表向き明るい雰囲気企業、そのどれもに魅力を感じている。

そのように好きな作品であるからこそ、私から見て「ハラスメントに繋がりそうなことを、CSRを守らずに行い続けている」、コンプライアンス違反しているように感じるから嫌だ。また、CSRを口に出していることからもわかるかもしれないが、出版社が企業としての責任を果たすためにも(作者の同意を得たうえで)掲載しないことや年齢制限を設けることで子供への影響を減らすなどの対応もっともだと考えている。

 

同人自費出版であればバストサイズ記載していただいて何の問題もない。好きにすればいいと思う。しかし、自費出版でも一般書店流通を持ったり、何万部も頒布したりするような大きな力があれば、企業まではいかないにしてもそれなりの責任を持つ必要があると思う。

 

 

3.どのように対応して欲しいか

なぜやめて欲しいか記載したため、どのような対応を望むのかについて記載していく。

 

第一に、「今まで女性オペレーターだけバストサイズを載せていたけれど、考えてみたらバストサイズを載せる必要は無かったので、今後は取りやめる。過去の分は削除する」と発表したうえで、新規掲載しか過去分削除することである

 

第二に、何も言わず新規発行の巻や増刷から削除していくことである

上記パターン理想的パターンである

 

第三に、男性オペレーターも登場させてバストサイズ記載したり、そもそも性別関係なくスリーサイズを載せることが挙げられる。

 

第四に、過去の名作たちの本の冒頭ページに挟まっているような「本誌は掲載当時の価値観で描かれたものであり、差別意図はありませんでした云々」というような但し書きをつけて販売することである

 

いずれも、作者に対応させるのではなく、企業として企業対応する必要があると考えている。作者の趣味時代にそぐわないステレオタイプ描写があったら、編集者が変更させるべきだと思うのだ。

 

 

4.その他の描写はいいのか

正直、バストサイズも嫌だが、それ以上に「オペレーター女性技術職員男性」「迅悠一のセクハラ」について引っかかっている。

 

バストサイズ以外の描写であればコンプライアンス違反していそうでも問題ないだろう、なんてことは勿論ない。

特にセクハラである同意なく他人のお尻を触る」ことは「強制わいせつ罪である

それも、「旧ボーダー」「S級」「未来視」といった「組織にいなくては困るような重要な人物からされたら、断れない人もいる。その上で「断れない相手を選んで行っている」ことは最悪である

 

 

5.その他の描写にどのように対応して欲しいか

オペレーター女性技術職員男性」はしれっと削除して欲しい。

 

「迅悠一のセクハラ」は犯罪でありコンプライアンス(広義)ではなく(狭義)で完全にアウトなため、何も言わず削除するという選択肢はないと考える。「今まで放置していたが、欠点や親しみやすさを醸し出すためのキャラ付けとして描くには軽率選択だった。今後真似する子供が出たり、行っても良いのだと思われたりしても困るため、削除することにした」と発表のうえ、削除して欲しい。

 

いずれも、作者に対応させるのではなく、企業として企業対応する必要があると考えている。作者の趣味時代にそぐわないステレオタイプ描写があったら、編集者が変更させるべきだと思うのだ。

 

その他事項についても、作者に対応させるのではなく、企業として企業対応する必要があると考えている。まだ刊行の続いているかつ、アニメ化をするような勢いのある作品であれば、作者の趣味時代にそぐわない描写編集者が変更させるべきだと思う。

 

 

6.蛇足

私は休載後にハマった新規勢だ。ハマってすぐに迅悠一が最推しになった。

しかし、どうしてもセクハラに大して拒否反応が出てしまい嫌だと思った。セクハラさえなければ悩むことな完璧に好きになれたのにと思ったこともある。

インターネット上で迅悠一のセクハラについて書いている人がいないか検索し、文章を探して読んでは大きく頷くこともあった。好きなキャラからこそ受け入れがたかった。(勿論、読者が無理にキャラクターを受け入れる必要などない)

2022/10/12現在修正も何もないので、作者の中では現実世界のようにハラスメントは厳しく罰せられることだと社会常識が変わろうとも、迅悠一というキャラクターセクハラを続けるのだと解釈している。それでも私は迅悠一が好きだが、罪には罰をと考えているため、企業内の就業規則等に従い、厳格な処分が正常に下されていることを願っている。

 

Permalink |記事への反応(9) | 23:48

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2022-05-13

anond:20220511115418

俺の本を買ってくれーーー

増刷が決まるまで買ってくれーーー

Permalink |記事への反応(1) | 05:03

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