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2025-10-26

anond:20251026152650

でも某地方都市交通局員は同和対策縁故採用をされた高給取りだというしつこい噂がありましたよね?

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2025-10-24

anond:20251024183941

https://trafficnews.jp/post/80391

人口37万の地方都市に「地下鉄」があるワケ」

Permalink |記事への反応(0) | 18:42

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A3サイズ世界を変える、四畳半の戦い

7年前、東京。地下かどこかの喫茶店で、デザイナーのHさんと打ち合わせをした。

自分企画した仮設の公園シリーズデザイン制作物を依頼する場だった。

まだ若くてバカだった当時の自分は、「A3サイズ世界を変えよう」と笑いながら真剣に言ったのを覚えている。鼻息ストローの袋を吹き飛ばした気がする。

その後に作ったA3フライヤーは、原稿の渡し方もイメージの共有もめちゃくちゃで、散々迷惑をかけた気しかしない…。でもHさんは最高の納品物をつくってくれた。

それからあちこちでHさんのデザインを目にするたびに(先日も実家近くの本屋で見かけた)、あの狭い喫茶店で口にした言葉を思い出す。

HさんはあれからマジでA3サイズ世界を少しずつ変えてってると思う。

先週、哲学対話研修をしに来てくれたNさんに

「どうして“哲学対話”という名前を使うんですか?難しそうだとか、参加に身構える人もいるかもしれないのに」と尋ねた。

Nさんはいろいろ考えた末に、「なんか…ムカつくんすよね」と言った。

誰が哲学を遠ざけ、対話しようとする人を傷つけてきたのか。

哲学と、対話という言葉意味を新しく上書きするために、あえてこの名前を使うんだって話してくれた。

今の自分は、どうだろう。

「ムカつく」という言葉を聞いて、久しくそ感覚を忘れていたかもしれないと気付いた。

どうせ何も変わらないと思って、絶望してたんだと気付く。ぜつぼうって、Zから始まる強い響きの言葉だけど、耳がキンとするほど静かで、うっすら気付きながら置き去りにして、気付けばゆっくり死んでいるような絶望もある。

思い出すと自分も「A3世界を変えよう」と言ったあの頃、世界に対してムカついてた。

少し前、自分臨時職員だった。アート教育に関わる仕事給料は月13万円。

周りの正規職員は倍くらいの給料をもらってる。

でも求められる仕事の内容は変わらない。自分が足りないから倍以上頑張るしかないんだ。

アーティストクリエイターとつながっておくのが大事だ」と教わりつつも、飲み会に行くのが怖かった。行ってもバカにされるだけ、雑にいじられて否定されて、3000円払っていやな思いをするだけだと思ったから。

それでも「今日は違うかもしれない、大丈夫かもしれない」と信じてみる。

先にコンビニおにぎりホットスナックと缶ビールを胃に詰め込み、遅れて飲み会に顔を出す。結果「やっぱりカタパンダメだな〜」と何かのきっかけでバカにされ、ヘラヘラしながら5000円払わされ、真っ暗な帰り道で涙がつっとこぼれそうになる。今思えばもっと自己開示すべきだったのかなって思う。でもあの時の自分は、自分を守るのに必死だった。

同じ部署臨時職員同士で競わせられ、蹴落とし合う日々。毎日どんどん嫌な自分になる。

上司は定時で帰宅して、赤ちゃん風呂に入れるという。

それは素晴らしいことで、自分今日も帰れない。自分は常に欠けていて、仕事ができないかしょうがないんだ。自分子どもを育ててみたいという気持ちをこんな手取りじゃ絶対無理だとグッと押し殺し、上司に嫌な感情を向けてしまう心に嫌気がさす。

「カタパン説明は下手すぎる」「カタパンは才能がない」「カタパンは惜しいんだよな」「タレ(当時付き合っていた彼女)と結婚してさっさと仕事やめたら?」「カタパンのタレはメンヘラだよな」「それ俺が考えたことにして。そっちのほうが絶対うまくいくから」「カタパンが考えることは全て、もうすでに俺が考え終わったことだよ」「カタパンは、ソーシャル・ネットワーク映画)の、ザッカーバーグじゃない方なんだよ。自分が考えたことも上司うまいところを持っていく。そういうのってこの業界じゃ当たり前だから。」「カタパンエモいからな〜」「カタパンは伸びしろがない」「泣くのはプロじゃないよ」「カタパンもう◯歳でしょ?いい加減大人になってほしいよね」

大学1年生のころ、そのアートセンターでやっていたノイズミュージックライブを初めて聞いて衝撃を受けた。

退屈してて何もないと思っていた、都市ってつけるのがおこがましいくらいの地方都市で、爆音の圧に内臓が揺れる。初めて音に殺されるって思った。

こんなこと公共施設がやっていいんだ。そのアートセンターで働くことに憧れた。

そこには市民有償ボランティア制度サポートスタッフがあった。入りたいと思った。

でも1年生でサポートスタッフになっても、きっと自分は他の人に埋もれてしまうと思い、いろんなアルバイト経験した。

3年生になって、ようやく少し自信を持って、サポートスタッフ登録する。

“カタパン”は、サポートスタッフを始めた初日教育普及の職員に付けられたあだ名

理由は、肩パンしても大丈夫そうなキャラから。嫌なあだ名だったけど、あだ名を付けてもらえたことに喜んで、自分否定しなかった。

ようやく入った憧れの施設では、地元の人やサポートスタッフを蛮人と呼んでる人もいた。

もちろん冗談で。冗談なんだから否定するのは粋じゃない。自分は一緒に笑った。

自分も笑われているのに。

どんなに嫌なことがあってもそのアートセンターに憧れたあの時の気持ちは捨てられないし、どこかで全員尊敬できたし、すごく優しい人もいる。

周りの誰も憎めずに、自分を責め続けた。心配してくれた人の言葉を、自分大丈夫ですよとヘラヘラ聞き流した。

周りを変えることよりも自分を責めることの方が楽で、でもずるくて、いざ失敗したら周りのせいにしてた自分もいる。この文章だってそうかもしれない

自分自分のそういうところがめっちゃ嫌い。だからこの文章をここに書き残しておく。

ダサいことも、痛いことも、全部置いておく。

今は常勤職員になってしばらく経ち、生活も少し安定するようになった。チームが変わり、すごくいい仲間に恵まれて、痛みを感じることを言われることも少なくなった。安心できる場所をつくることが出来た。年下の後輩も入ってきて、それまでリーダーをやってくれてた同僚が抜けることになった。

常勤職員から、副専門職員になる試験を受けたら、普通に面接で落ちた。

付き合いの長い上司からあなた専門性はないですって諦められたみたいで悲しかった。

しか自分はまたヘラヘラして、自分の言いたいことを伝えられなかった。

伝えることを諦めてしまった。そんな自分が悔しくて、その夜電気を全部消して泣いた。

今の自分は、どうだろう。

昨日『104歳、哲代さんのひとり暮らし』という映画感想を語り合う場所を開いた。これは一昨年の暮れから、だいたい毎月4回くらいやっている。休憩がてら立ち寄った人たちとお茶ジュースミルクティーが人気)を飲みながら、映画の印象に残った場面を話すうちに、みんなそれぞれ自分過去をぽつりぽつりと思い出して語り始めたりする。昨日も15人くらい来てくれた。

コロナ禍の入院で、本当は会いたかった人を病院の窓から見送った話。

離れて暮らす娘の早産を電話で励ますことしかできず、悔しかった話。

祖母隔離病棟で亡くなる直前、看護師がつないでくれたLINEビデオで声をかけたけど、触れられなかった話。

「哲代さんは明るくてすごい。私は後悔ばかりだ」と84歳の参加者が漏らすと、別の人が「いまからでもイメチェンできる!84歳、あと20年ある!」と励まして笑い合う。

飲み物を継ぎに別のグループへ。「職員さんですか?」と聞かれたので簡単自己紹介し、「楽しく働いています」と答えると、一人の女性が「…仕事はつらいですよ。人生はつらいですよ。」と自分に言い聞かせるようにつぶやいた。

彼女は三人の子どもを育てるために、大好きだった介護仕事を諦めたそうだ。

介護仕事給料が低くて、今はレジ打ちなんかをしています。でも、本当は働きたい」そう言うと、彼女の目から涙があふれた。

彼女にとっての“働く”は介護であり、レジ打ちはやらなきゃ立ち行かなくなる”仕事”。

彼女は泣きながら、どんな場面を、人を、思い出していたんだろう。

おもわず隣の大学生がもらい泣きして、タオルで涙をぬぐう。

そのタオルがすごく大きくて「いっぱい泣けるね」とふざけて笑い合う。

自分も鼻の奥がツーンとして小さな涙を指で拭う。

この場所では、泣いても誰もバカにしない。

最後彼女は「いつか絶対介護に戻りたい」と話してくれた。

その姿は強くてまぶしくて思わずみんなで応援した。

尊敬する館長がしばらく前に亡くなった。

自分は、館長の本棚にあった「公共役割とはなにか」という本をもらった。

館長から出された宿題みたいに、その問いのことをずっと考えている。

まだ宿題の途中だけど、今館長に聞かれたら、

公共文化施設とは、みんなで人間らしさを取り戻す場所って答えたいと思う。

人生は一人で抱えるには重すぎる。いつか自分の足で立つためには、みんなで少しずつ荷を下ろし、身軽になる必要もある。何かを得るだけでなく、重くなった気持ちも置いていける場所。そういう場所が、自分はあってほしい。

それは捨てていくんじゃなくて、きっと誰かが聞いている。

形のない、透明なお墓みたいな時間場所

誰かが誰かを覚えていると信じられるから、新しい自分になっても安心して息が吸える。

小学生がうちの施設社会見学に来たら「メディアテクノロジーは人にものごとを伝えるワザ。コンピューターインターネット映像、照明、音響かいろんなものがある。そう聞くと、電源が必要とか、新しくてシュッとしてるとか、固くて冷たいもの想像するかもしれないけど、いまみんなに話しているこの言葉だってメディアテクノロジーひとつ。僕らはつい最新のテクノロジーに注目しがちだけど、僕らが生まれるずっと前は、この”言葉だって最新のテクノロジーで、思ってることを人に伝えられるのやべ〜!ってなってたはず。もし言葉が喋れなかったとしても指差しをしたり、狼煙を上げてここにマンモスがいるぞー!って伝えてた。でも当たり前に使えていると思ってるものも、使い方を間違えると怪我したりする。

このアートセンターでは、メディアテクノロジーを改めて広く捉え直して、ありたい未来可能性(こんな使い方出来たんだとか、こんなふうに伝えられるんだとか、こうなるとヤバそうとか)をみんなで考えて、みんなでつくっていくために、全員まだ答えを持ってない新しいアート作品をつくったり、紹介したり、それをみんなで見る場、話す場を開いてる」って伝えてる。ともにつくり、ともに学ぶ場なんだって

例えば映画の上映に合わせておこなうお茶会みたいなイベントは、小さな場所の小さな営みで、”オリジナル”みたいに威張れることはしていない。たまたま映画を見に来た鑑賞者同士が、なんとなく休憩しに立ち寄って、お互いの話を聞きあえる場を開いているだけ。でも、そこに来る一人ひとりは、とても大きな人生を背負っている。

日立ち寄ってくれた年配の2人組。

少し背の低い女性が「耳がほとんど聞こえなくなった主人が、この映画は見たいって言ったんです。だから字幕がなくても今日は来ました」と穏やかな声で教えてくれた。

これを見たいと思うことと、一緒に見る人がいるのめっちゃいいですねと伝える。そしたら突然その人がパートナーの耳元に向かって、自分がさっき言ったことを大きな声で復唱してくれる。(この人、こんな大きな声が出るのか)と内心びっくりする。

男性は嬉しそうに「そうなんですよ」と言って笑った。言葉があってくれて、でっかい声で伝えようとしてくれて、ここに来てくれて、聞いてくれて、ほんとによかった。

その場を見ようともしない人ほど「効率が悪い」とか「KPI」とか「来てない人を納得させないと」とか「ソーシャルインパクト大事」とか「経営的な戦略必要」とかって、ティーチ(一方的に教える)よりラーニング自分で学ぶ)が大事と言う同じ口で、一方的に教えてくれる。

いや、なんかそうなんかもしれんけど、うっせ〜〜〜。

簡単に人をモノのように扱える人ほど評価される世界絶対間違ってる。

世界を変えるって、トランプみたいに自分勝手世界を掻き回すことじゃ絶対にない。

世界を変えるって、ひとりひとりが自分の力を思い出して、取り戻すことじゃないんかい

ここに生きてる人間がいますよ。

この前ポッドキャストの収録で話したひるねちゃんは「手元をみよう 手元をみよう」と、祈るみたいに2回言った。

「人の心に反射したその光こそが作品作品が光ってるって言うより、あなたの心に反射したものが光ってるんだよ。エネルギーを飲み込まないで発散できる自分でいたいな」と言いながら、最後の語尾は震えてた。

心が諦めてしまうと簡単に、ブラックホールとかベンタブラック(99.9%の黒)みたいに、どんな光も吸収してしまう。

収録が終わってしばらく経ったある日ふと、本当に信じてることは信じてるなんて言わないのに、信じたいって思うことほど信じてるって口に出して言うのは不思議だなと思った。

言葉日光を浴びせるように外気にさらすことで、いつかほんとに信じられるものに変わるかもしれないから、僕らは信じたいことを口に出すのかもしれない。

先週も大学を訪ねたら「アート自分には縁がないもの」と学生匿名チャットで教えてくれた。おい、誰がアートをその子に縁がないものにしてしまったんだ。関係ないものなんて、本当はなに一つないはずなのに。おい、誰がそんなふうにしてしまったんだ。

でも自分アートに関わる仕事をしててそう感じさせたうちの一人でもあるかもしれないからそれはごめん!もう一度やり直したいからチャンスがほしい。そんな悲しいこと言わないでよ、寂しいじゃんって思う。

あームカつくな。ムカつくし、ムカつくという感情を思い出せたのが嬉しいな。

ムカつくの前には悲しいな、とか寂しいな、があるな。ムカつくのにも、悲しいなとか寂しいなを反射させる力が必要なんだな。

自分は小さな空間で、人が変わるまぶしい瞬間を何回も目にしてきた。

しか自分文章はまだまだ分かりづらくて、曇った鏡みたいなものかもしれないけど、本当はもっともーーーーーっとすごい。まじ伝えきれね〜〜〜〜って思う。

それでも自分も、反射できる自分でいたいと思うからこの文章を書き残しておく。

昨日の朝、映画を見る前、教育学部の授業に自分が働くアートセンターの紹介をしに行った。

朝一の貴重な40分をもらって全力でプレゼンしたあと、先生ブラインドトークワークショップに参加させてくれた。

10人が3チーム、絵を見て言葉で伝えるチームと、その説明を聞いて絵を書くチーム、そのやり取りを観察するチームに分かれる。

5分間で出来上がった絵は、答えに近い人もいれば、まあまあ遠い人もいる。

その後のフィードバック時間は、こう説明すれば良かった、こう質問すれば良かったなどの意見を交わす。

から1/3の位置に〇〇があるみたいに数字を入れて伝えるとか、全体の雰囲気テイストイラストなのか写実的なのかなど)を伝えてから具体的な描写を伝えるとか、一番大事なこと(なにを伝えたい絵なのか)に絞って伝えるとか、いろんなアイデアが出た。

どれもすごい大切だって思ったと同時に、自分はなんかもう、最強だな〜〜〜って思った。

最強って、いまめっちゃ強いとか、いまめっち説明が上手とかじゃなくて、変われるってことだと思った。伝えようとしてる人がいて、聞こうとしてる人がいる。もうそれで十分じゃん。言葉が足りなきゃ付け足したら良いし、分かんなかったら聞けば良い、言い直したらいい。

ほんとは完璧コミュニケーションなんてなくて、伝えたいとか聞きたいとか、それを諦めずに関わろうとし続ける限り、うちらもっと強くなれる。もしかしてそれを教育と呼ぶのでは?!みたいなことに気づいて驚きながら言った。

みんないい姿勢で、まっすぐ聞いてくれた。おい、まぶしいな。ありがとう

先生にお礼のメールを送る。あの子達が4年生になるのが楽しみですねって伝えた。ここには書かないけど、嬉しい返信が返ってきた。また会いたいな。学生先生も全員サポスタに登録して欲しい。

同僚のNさんとサポスタ募集の打ち合わせしたら「うちらがやってることは、誰に見せても恥ずかしくないから本当はターゲットなんてない。ターゲットは全人類、死んでるやつも、これからまれてくるやつも。ひとまず50億人全員サポスタに登録してもらおう。」って話してて爆笑しながら超グッと来た。絶対そうなった方がいいしやっぱ最高だなこの人って思った。

トランプも、ゼレンスキーも、オバマも、プーチンも、ネタニヤフも、オードリータンも、石破茂も、議員会館の地下で迷子になってる秘書も、海を渡ってきた難民も、夜勤明けでレジを打つコンビニ店員も、介護夜勤ウトウトしてる人も、野良猫を拾ったけどなかなか懐かなくてすこし懐いてくれて安心したら実は腎臓病が進行してて休日は暴れる猫を連れて動物病院に通う新入社員も、推しVtuberスパチャしすぎて家計簿が真っ赤な人も、好きな人と一緒になれなくて家で一人で泣いている遠距離恋愛カップルも、育休取りたくても言い出せない課長も、同性婚を夢見るカップルも、初めてステージに立つ前に鼓動が早くなってるドラァグクイーンも、卒論提出3時間前の大学5年生も、家の外に出る勇気が湧かないひきこもりも、声を出すと噛んじゃう吃音持ちも、白杖を持った視覚障がいランナーも、手話コントをやる芸人も、補聴器電池を切らしたおばあちゃんも、手足のないスケボー少年も、車いす山道を攻める登山家も、PTSDに苦しむ帰還兵も、大学講義室で聞いてない学生に向けて伝えることを諦めようとしてる教授も、モテることとサボることと遊ぶことと就活で頭がグチャグチャだったあの頃の自分みたいな大学3年生も、収容所自由を夢見る政治犯も、その看守も、裁判で涙を流す加害者も、被害者も、サウナで “ととのい” を追い求める会社役員も、離島保育士を探す町長も、推しジャージライブに並ぶ中学生も、バイト代を全部ガチャに突っ込んだのに天井までSSRが来ない高校生も、フィリピンごみ山でタガログ語ラップを刻む子どもも、アマゾン流域で川と話すシャーマンも、北極で氷が割れる音を聴く魚も、火星着陸の夢を抱く在野の<

Permalink |記事への反応(0) | 17:36

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2025-10-22

WEB美術手帖が投げたブーメラン10億円になって返ってきた

「巨大なイオンモールけが煌々と明るい地方都市帰省すると、美術の「美」の字も感じられない」(以上、引用)と編集長投稿して炎上したWEB美術手帖で、

いまデイリーランキング1位の記事が『東京藝術大学取手キャンパス10億円の寄付』なの、取手日本最大級イオンができることも相まってなんか壮大な伏線回収って感じで好き。

Permalink |記事への反応(0) | 12:01

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イオンモールしかない」地方東京藝術大学10億円?

ウェブ版『美術手帖』の編集長が「イオンモールしかない地方都市には美術の美もない」というようなことを言って、案の定、少し燃えたのは記憶に新しい。

僕も地方出身から、その言葉にカチンとくる人の気持ちは痛いほどわかる。「どうせ俺たちの日常なんて、文化の欠片もない退屈なものなんだろ」と、見下されたような気分になる。週末に行くイオンが、家族にとっての一大イベントだったりする、そういう暮らし機微全否定されたような気さえする。だってかにないじゃん。

ただ同時に、編集長が言わんとしていることも、なんとなく想像はつく。地方都市の、あの画一的風景。どこまで行っても同じようなチェーン店住宅街が広がり、かつて街の中心だった商店街シャッターを下ろしている。そういう風景を前にして、アートに関わる人間として一種絶望というか、嘆きのようなものを感じてしまう瞬間があるのはよくわかる。それは、地方に対する愛憎半ばする感情なのだろうとも思う。

そんな小さなモヤモヤをずっと抱えていたら、実に興味深いニュースが飛び込んできた。

他ならぬそのウェブ版『美術手帖』が報じた、「東京藝術大学取手キャンパス10億円の寄付」という記事(件の編集長もこの記事へのリンクをリポストしている)。

これは、なかなかに美しい皮肉じゃないか、と苦笑してしまった。

http://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/31541

東京藝術大学といっても、取手市であって上野ではない。東京ではない。茨城県にある。都心から見れば、それは紛れもなく「地方」だろう。

どころか市内に日本最大級イオンモール計画されているという報道もまた、記憶に新しいではないか

しかしその「地方都市日本代表メンバーに選ばれるであろう取手キャンパスに、安田容昌氏という方が10億円もの大金寄付した。

寄付に寄せたコメントがまた素晴らしい。

取手キャンパスには、素晴らしい施設に加え、土の匂いと、川の風と、地域に暮らす人々の息遣いがあります。」

「これまで日本の発展は、とかく都市を中心に語られてきました。しかし、真に新しい価値は、しばしば周縁からまれます。」

芸術に触れる機会が都市部に集中している現状において、この取手キャンパスから日本の新たな文化うねりを起こすことができると信じてやみません。」

地方事業を成し、その恩恵を受けてきた者として、次世代のために文化的な社会資本を築くことこそが、私にできる最後の恩返しです。」

(ちなみに最初の2行は、『美術手帖』の記事ではなぜか省略され、大学公式リリースにだけ載っている)

https://www.geidai.ac.jp/news/20251008152520.html

まり、これは「田舎には美術がない」という嘆きに対する、あまりにも力強いアンチテーゼなのだ。それも、10億円というリアル数字を伴って。

アート都市だけの専有物じゃない。地方にこそ、これからまれるべき豊かな土壌がある。そう高らかに宣言しているように聞こえる。

編集長炎上した発言は、確かに言葉足らずで、多くの人を傷つけたかもしれない。

でも、彼が投げかけた「地方アート」という問いは、奇しくもこの10億円の寄付によって、新たなステージに進んだ気がする。

イオンモールしかない田舎」と切り捨てられた場所で、アートは育つのか。

いや、育つに決まっている。

誰かが「ここには何もない」と嘆いた場所にこそ、新しい価値が生まれる種が蒔かれるのだ。

今回の寄付は、まさにその種だ。この種が、取手の地で、どんな芽を出し、どんな花を咲かせるのか。

それは、都会のギャラリーに飾られる洗練されたアートとは、全く違う形かもしれない。泥臭くて、生活匂いがして、不格好だけど、力強い何か。

心のどこかで、あの編集長の嘆きにまだ共感している自分もいる。「東京藝大」という権威と「10億円」という資本

結局、そうした巨大な「外部の力」がなければ、地方アート話題にすらならないという現実。それは、彼の「田舎には美術がない」という言葉を、残酷な形で裏付けはいないだろうか。

編集長発言も、10億円の寄付も、「お前のいる場所の『美』とは何か?」と問いかけている。

イオンモールフードコートで談笑する高校生に、夕暮れの田んぼ道に、シャッター街の錆びた看板に、目を凝らせば「美」のかけらは見つかるんだろうか。

今回の出来事は、そんなことを、少しだけ考えさせてくれた。だから、この皮肉な巡り合わせに、僕は少しだけ感謝している。

Permalink |記事への反応(1) | 02:32

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2025-10-21

みんな贅沢病だよね

地方都市清貧に暮らせば年収400ぐらいでも家族4人生きていけるよ

でもみんなそれが嫌なんだよね

「あれがほしいこれがほしい」

「あれを持ってないと恥ずかしい」

貯金いくらないと恥ずかしい」

「老後が不安で怖いか投資しなきゃ」

 

そうやって自分たち基準を引き上げてるだけなの

いい加減、国が貧しくなったことを認めて自分たち生活水準を下げていくべきだと思うよ

Permalink |記事への反応(4) | 11:52

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2025-10-17

東京育ちの「いい子」って鼻につくんだよな【田舎者の僻みです】

東京大学に進学してから仮名A子という友達ができた

A子は世田谷区で生まれ育ったお嬢様

世田谷区とは言っても千歳烏山だよ〜? 全然お嬢様じゃないよ〜」と彼女謙遜して言うけど、地方のクソ田舎出身の私からすればそもそも東京に住んでいる時点で上級国民なのだ

貴族と言っても過言ではない

A子は本当にいい子だと思う

ゼミが同じになったというだけで私みたいな芋臭いデブスとも仲良くしてくれる

とにかく愛想が良く、気遣いがうまく、それでいて押し付けがましくない

ユーモアもあり、教養もあり、都会的な洗練された振る舞い方をしている

たから見れば私のような上京したての芋ブスごとき、こんなお嬢様によくしていただいたって時点で頭を下げて感謝すべきだって話なんだろうけどA子と話していると時々どうしようもなく疲れてしま

いや、疲れるというのも適切ではない

疲れとイライラ無力感を足して割ったような、そして時々A子を刺し殺してやりたくなるような、そう言う気持ち

田舎者の僻みだと言われればそれまでだけどA子に対して今までの人生でもほとんど感じたことのないような憎しみを抱くことが時々ある



友達になってすぐ、大学の帰りにゴンチャを飲みに行ったことがあった

地方クソ田舎出身の私はほとんどゴンチャの実店舗に行ったことがない

用事があって家族と最寄りの地方都市に行った際に寄ったことはあったけど友人同士は初めてだった

田舎者の私にとってゴンチャに行くのは一大イベントであり、憧れであり、特別ことなのだ

会話の流れでそのことをA子に話したらA子は「ええー!それならもう毎日行こうよ」と冗談めかして言った

毎日はともかくシーズンごとに行こう」「新作がでたら行こうよ」と

A子は話の流れで「中学とき友達とよく通ってた」「高校に入ってからは太るからまり行かなくなった」と言っていた




新宿でA子と映画を観に行ったときナンパに遭遇したことがある

私はナンパという生き物をそのときまれて初めて見た

からすーっと男が寄ってきて「おねーさんたち、いまひま?」「飲みに行かない?」と声をかけてくる

私は本当にびっくりして「こんな漫画しか見ないようなことほんとにあるんだ!」と感動半分、恐ろしさ半分といった気持ちになっていた

ふたりして無視して歩いていたらナンパはすぐどこかに行った

時間にして20秒くらいだと思うけど私にとってはあまりに衝撃的すぎて今でもあの男の顔、セリフの一つずつを正確に思い出せる出来事

「本当にナンパっているんだね!」と感動して伝えるとA子は「あんのしょっちゅうだよ」と苦笑いしていた

「どこにでもいるよ、あんなの」「夜に駅を歩いてたら絶対に1回は声をかけられるよ」「明大前くらいまで行けば流石にあまりいないね」と

話の流れでナンパ経験談も聞かせてくれた

居酒屋奢るから一緒に行こうって相手に言われて、「私、高校生ですよ?」って伝えたら「え!ラッキーじゃん!」って叫ばれたことがあるよ、いろんな意味倫理観終わってるでしょ」

A子は笑い話としてこともなげに言う

田舎者の私からすれば全然笑い話じゃない

高校生にこんなことを言う男にドン引きしたし、もし私の地元で同様のことが起これば全校集会注意喚起されて警察パトロールが増えて近所一帯全員1ヶ月はこの話をし続けることになるだろうと思う

でも、東京青春を過ごしているA子のような女子中高生にとってはこんなの日常茶飯事で、ナンパの躱し方くらいは常識しかった




仲の良い友達グループ箱根旅行に行ったことがあった

夕飯はホテル内にある高めな雰囲気レストランに行くことになっていた

A子が持参していたポーチバッグはロエベのもの

大学生ならこういうのを一個を持ってなさいってお父さんが買ってきたやつだよ」

「使う機会ないと思ってたけどこういう機会があってよかった」

私は田舎者なのでロエベなんてブランド知らなかったからその時は「ハイブランドなの?すごいね!」と調子を合わせてた

ホテルペラペラ浴衣ロエベポーチを手に持ったA子の姿は今でも鮮明に覚えている

一方で私のポーチZOZOTOWN適当に買った謎ブランドのそれ

そもそも旅行に行くって話を聞いてから私はお金を稼ぐためにガールズバーバイトしていたけど、実家暮らしのA子はきっと旅行費用は全部親から出してもらっていたのだと思う




ブランドと言えばA子に服を買うのに付き合ってもらったこともある

地元にいた頃は服は基本ZOZOTOWNブランドも見ずに買っていたし、上京してしばらく経ってもそれは同じだった

でも東京にいて友達と遊べば色々なブランドの色々な実店舗を目にすることになる

それでA子に服選びに付き合ってもらった

色々悩んでナノ・ユニバースのなんてことはない1万円以下の上着を買ったけど、きっとその時A子の身につけていた服装もっと上の価格のものだったんだろうな

「なんでこんな中高生が着るようなブランド買ってんだろ」って内心バカにしていたのかもしれない

いや、A子はいい子だからそんなわけはないって知っている

でもA子とは青春時代に見ている景色が違いすぎるんだよ

そしてA子自身にそんな自覚はない

私がこんなクソ田舎の僻み根性丸出しにして劣等感を抱えていることを察してもいない




A子には想像もつかないと思う

高校生にもなって「夜8時頃うちの学校の生徒が〇〇街近辺をうろうろしていたそうです! きちんとおうちに帰りましょう」なんてクラスホームルーム注意喚起されるような環境

校則で男女交際が明確に禁止事項として挙げられていて、誰かと誰かが付き合ってることがバレれば先生に呼び出されるような環境

放課後にやれるのは部活くらいなものでふらっと遊びに寄れるような施設すらない暮らし

A子は言っていた

高校時代に付き合っていた彼氏結構遊びに行きたがる人だったからそのおかげでこうして新宿の街案内ができていると

行きつけのカフェレストランもその彼氏と通い詰めたところだと

新宿歌舞伎町のある方より西口の方がいいお店たくさんあるよ」

ビジネス街から風景だけど美味しいご飯食べたりお茶をしたりするだけなら絶対西口の方がいいよ」

京王線ホームも近いしね」

新宿西口を「殺風景」というような価値観なんて私には一生かけても獲得できないと思う

こういう、何の抑圧も受けずに欲しいものはすぐ手の届く範囲にあってぬくぬく育ってきた東京育ちの、それ故の優しさや気遣いって本当に鼻につく

こういう人種の厄介なところはこっち側が僻んでいるだけだから責められないというところ

A子のせいで私は散々傷つけられているのに、こういう傷つきもすべて私の性格の悪さのせいにされてしま

いや、事実私が性格悪いだけなのはわかっているけど

こういう僻みって田舎特有のものなの?

それとも私が特別性格が歪んでいるだけ?

久しぶりに大学時代の同期との飲み会がセッティングされたから色々思い出しちゃったよ

いつか交通事故にでも遭って死なないかな、A子

Permalink |記事への反応(7) | 20:46

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anond:20251017150751

本当に地方分権が進めば国会議席が減ろうが気にする必要ないのでは?

逆に中央集権なら全地域の子中央で決めなきゃいけないか国会なり中央省庁の人数が増えるべきってことになるだろうけど

ただ副首都をやったところで大阪とか副首都になる一部地方都市になんかしらメリットがあっても

他の地域田舎の財源権限が増える等のメリットがあるわけではないと思う

Permalink |記事への反応(0) | 15:12

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年々都会に染まる娘に思う

毎年ゴールデンウィーク大晦日上京した娘が帰ってきてくれる。

年々、東京色に染まっていく娘を見て行くにつれ、嬉しいような悲しいような、そんな気持ちになる。

娘は今年で25歳になり、いよいよ結婚が見えてくるころだろうと思っていた。

上京をしたのも、長期出張たまたま田舎に来ていた東京出身の彼氏についていく形で、おおよそ2年ほどの地方都市一人暮らしを経たのち、東京に戻る彼との同棲のために上京した。20代前半で東京まれ東京育ちの彼と同棲と聞いた時は、相当な豪運ではなかろうかと心の中で思っていた。

しかし、去年あたりから娘が東京に染まり始めたのか、やたらと意識が高くなったというか、キャリアのことについて真剣に考え始めるようになった。

前までは、漠然と何歳までに結婚して子供は2人産んで…のような話だったのだが、資金計画必要資格自分が働いている業界の先行きについてなどの話が近況報告になった。

正直とても心配だ。そういったことを考えなくてもいいように、言わば雑に幸せになれるように育ててきたつもりだった。いらんことは考えない、そういう風に育ててきたし娘もそれに応えてくれていた。別に上手くいかなかったら帰ってくればいい。いざとなれば田舎の畑でもいじっていれば暮らせる、そういう認識を持ってくれていると思っていた。

話を聞けば、彼氏が相当なやり手らしく、なんとしても彼氏と一緒になりたいために言われるがまま考え続けているらしい。

結婚の条件に自分の頭で考えて、決断できることを出してきていると聞いて、その男はやめておけと言いたくなった。言いたくなったが、そういう親にはなりたくないので黙って聞いている。でも、幸せになれる未来が見えないのが田舎親心だ。

自分若い頃は都会にいたが、あの上昇志向自分の潜在能力を最大限に引き出させようとする空気辟易して、田舎に帰った経緯がある。娘は自分ではないから、自由にさせてあげるべきではあるが、純朴さを失ったとき、人は簡単幸せになれなくなることをお節介に教えてやりたくなる。

最近は帰ってきても会話が減った。暇があれば外国語勉強副業のための情報収集と、あまり力になってやれないことをしているから。

毒親になってしまったのだろうか。それだけが不安だ。

Permalink |記事への反応(26) | 11:40

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2025-10-15

個人的には2026年鉄道運賃値上げについてはさすがにキレてほしい

好景気調子に乗っている鉄道会社による鉄道へのインフレ課税個人的には歓迎したいと思っている。

今の自民党へのふざけすぎたヤバい会派の合流に怒って目が覚めた有権者とかじゃないけど、運賃値上げが鉄道における日本人利用者非常識人化という循環みたいになって目が覚めるとかなったらみんな都会人の伝統とか言って猫も杓子も電車依存という環境も変わると思う。

2026年になったらTXは知らんけど西武とかJR東では毎日のようにマニアとかが夜中のヨー横広場みたいに屯しているようになるかも。

今でも地方都市行けば休日や夜間はDQNしか使ってない駐車場みたいなとこあると思うけど、そんなヤバい光景が都会の街並みにもあったらさすがにキモがるでしょ?

旧車会も昔だったら違法迷惑行為しなきゃ怒らないというのが今では存在自体問題だというように変わっているように、僕らを見る目も変わるかもしれない。

Permalink |記事への反応(1) | 18:41

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2025-10-14

anond:20251014074118

でも地方都市には文化文明はあり得ませんよね?

Permalink |記事への反応(1) | 07:44

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東京人馬鹿なの?

どう考えてもコスパ的に地方都市からのフルリモートが最強なのに、出勤強制してクソ電車で圧死してるとは

Permalink |記事への反応(2) | 07:41

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2025-10-06

anond:20251006174809

国際都市東京海外の優秀な働き手が隣人さんだね

地方都市日本人しかいないと思うけど

Permalink |記事への反応(0) | 17:52

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黒人にとってどの都市が良い?

仕事専門職管理職を目指すなら →トロントロンドンNYCワシントンD.C.,フランクフルト(国際金融)あたりが機会多め。

Public Books

  1. 1

コミュニティ生活安心感(Black文化ネットワーク重視) →アトランタワシントンD.C.,トロントロンドン

apartmentlist.com

  1. 1

多文化だが差別の実感もある(“見える多様性”≠“差別がない”) →ベルリンアムステルダムバンクーバー(現地では差別報告もあるがコミュニティは強い)。

ガーディアン

  1. 1

避けたほうがいい(=黒人存在自体が非常に少なく、制度的/社会的受け皿が薄い) →日本地方都市ドイツオーストリアの一部地方東京ベルリンのような大都市は別。

Permalink |記事への反応(1) | 17:36

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才能・努力環境

学力スポーツなどの成功の要因は、持って生まれた才能か?本人の努力か?それとも周囲の環境か?という議論はいつも盛り上がっている。

最近でいえば、東大入学したのは環境遺伝か?みたいな。

先に結論を言っておけば、遺伝的要因と環境的要因が半々くらいと言われている。全く面白くない結論だが、

キャスリン・ペイジ・ハーデン『遺伝平等』などを読んでほしい。これらは関心がある人も多いので、研究もそれらを説明した一般書もかなり多い。

さて、それぞれの要素がそれなりに、という面白くない結果を受け入れずに、持って生まれた才能か?本人の努力か?それとも周囲の環境か?がなぜ盛り上がるかと言えば

基本的には本人の自己正当化のためである

中高一貫校などの環境の良い学校に通わせてもらっていて、自分の成績が振るわなかった場合」本人の努力が足りないためと持って生まれた才能が足りないための2つの要因が考えられるが、

自分努力のせいにしたくないので、持って生まれた才能が足りない(例えば親が高卒である、親が東大卒ではない)などを理由にしたい。他責思考である

同じように「親が東大卒であったり、医者であったりして、しかし、自分地方都市で育っていて、成績が振るわなかった場合」本人の努力が足りないためと環境が良くないための2つの要因が考えられるが、

自分努力のせいにしたくないので、自分の置かれた環境が悪い(例えば周囲が東大医学部を目指さない)などを理由にしたい。他責思考である

逆のパターンもある。

自分東大卒や医者であるが、自分成功を「親から遺伝要因」「筑駒開成桜蔭などの難関高校環境」によるものではなく、「自分努力」によるものと考えたいため、

遺伝環境要因を低く見積もることもある。これは他責思考の裏返しで、失敗は人のせい、成功自分のおかげという思考である

どちらにしても、人がどう考えやすいかというと自己正当化やすい考えに流れるのであり、

科学的・実証的な答えは、それぞれの要素がそれなりに、という面白くない答えになるのだから、この手の議論やってもあまり得るものはないと思う

どの食べ物健康にいいか、という議論に似ている

Permalink |記事への反応(13) | 15:21

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2025-10-02

夏の日差し、厳しすぎんか

もうオフシーズンかなと思って、夏場にとりつけていたすだれとエアコン室外機に載せる日よけの反射板を取外した。

どっちもワンシーズン大分酷使されたようで、ボロボロだった。

すだれは紫外線で色褪せて真っ白になっているし、エアコンの日よけは銀色の表面がボロボロになってひどいものは真っ二つに割れていた。

地方都市の一軒家なので窓もエアコン複数あり、これらがワンシーズン死ぬと財布に痛い。

厳しい西日に4ヶ月くらいさらされ続けたのでどうしようもないっちゃないけど、もうちょっとなんとかならんもんかな。

Permalink |記事への反応(2) | 14:54

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2025-10-01

anond:20251001042510

どこの話?

1500円越えは都内

1400円は首都圏地方都市

Permalink |記事への反応(1) | 05:09

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2025-09-30

anond:20250930154106

ガチ田舎そうかもしれない地方都市くらいだったら増田みたいな価値観している人も珍しくない気がする

Permalink |記事への反応(0) | 16:42

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2025-09-29

歩道自転車問題」も都会の傲慢課題設定だよな。

地方都市含めた田舎人間なら多くの人が言ってるけど「歩かない」から問題ですらない。

車で移動が基本でほと歩行者はいない。いいとこ駅からバスまで、バスから家まで。

ほとんど誰も歩いてない歩道に対して「自転車車道を走らないと取締」とかバカバカしい話だよね。

 

でも一方で都会人はアホ程歩いてるっぽいので、それは確かに社会問題ではあるんだろう。

それは都会独自問題であって日本問題ではないのだから法改正で全国適用ってのが都会にしかない国の傲慢だよね。

東京だけの問題日本中に広げるなよアホ。

Permalink |記事への反応(0) | 15:57

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東京は俺には無理だ。

5年ほど、東京に住んでいたことがある。今は地方都市在住で、過去には完全な田舎暮らしたこともある。

10年ぶりに東京へ行って、色んな人にあって話をした。人の流れをみたり、隣のビルで働く人の姿をみて、その仕事想像したり、近くにいる人の会話に耳をそばだてたり。そして、情報量の多さに圧倒された。

そういえば、上京してすぐの時もそうだったな。慣れるまで、だいぶ時間もかかったが。


日々、いろんな匿名ダイアリー記事をみながら、それぞれの人の境遇に思いを馳せる。

愛されたい。という言葉きこえてくるのを感じる。自分は本当に生きたいのか?すら曖昧なまま。

自分の声を耳を澄まして聞く前に、SNSから他人の声が響いてくる。


東京は常に監視された公共空間にいるんだなということを目の当たりにした。


建前の世界。みんなが利害を背負っていて、何かから身を守っているようにも感じた。

そう、あれは昔の京都本音を喋らず、誰も傷つけないように喋る人たちの世界だ。



匿名ダイアリーの向こう側を想像するときに、発信者東京近辺なのか、そうでないのかをすぐ考えてしまう。

都心部公共空間には、もう人が人らしく本音を言える世界はもう残っていないのかもしれない。

しかしたら昭和新橋秋葉原ガード下には残っていたのかもしれない。


世界はとても意地汚くて、でもその中で笑えています。は、ベルセルク魔女セリフだったか


キレイに整頓された都会に、意地汚さが現れることはない。

実態が、個々の生きたいという思いの積み重ねだったりすると良いだろうが、

漂白化された上っ面だけの仕組みの上でできたカタチのようにも見える。都心ビル個性がないように。

田舎が良いとは思わない。全員が本音だけで話せば良いとも思わない。

でも、人が多すぎるからこそ、一人でいると孤独を感じるのだろう。

自然の中の孤独と、都会の中の孤独なら、どっちを選ぶ?


自然の中の孤独は人ではないものとの戦いだから、人同士で連帯できるように感じてしまう。


久々の東京で、少しの居心地の悪さを感じたので、書いてみた。

東京で生き抜いている人は、本当にすごいと思うし、この中で子どもを育てるのは無理だって思う。

休まることのない公共空間で戦い続けつつ、子どもも育てるんだから郊外なら少しはマシなんだろうね。

東京しか知らずに生きづらいなら、出ていくと良いと思うという、おっさんっぽい説教しかできない。


昔語りにはなってしまうが、自分若者時代には、ママチャリかつ、所持金ほぼ0スタート日本一周している人を複数人は見かけた。


旅の最中で、ウチで働くかい?と誘ってくれた人もいた。一時期は、食いっぱぐれたときの最終手段として、その人の名刺をずっと持っていた。



世界は広い。

私は、私が築いている世界の一部を頑張って守っていくし、まだどこにも居場所がないと思っているひとは、旅に出てほしい。

Permalink |記事への反応(1) | 15:52

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2025-09-28

anond:20250927132317

マクドナルドファミレスならわからなくもないが3000円の外食となると当たり前ではない感覚

定期的に行われるものではなく、なにか特別タイミングでなら分からなくもない。

ただ地方都市だとスイパラに行くのに交通費もかかるから中学生で1回の遊びで5000円位になるなら高いなあと思う。

Permalink |記事への反応(0) | 09:54

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2025-09-26

anond:20250926145205

地元田舎地方都市から多分増田の転勤先みたいな感じなのかもなー

昔の自分は一体どうしてたんだろう…

都内まで行くと高くなるんだなあ

Permalink |記事への反応(0) | 14:55

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anond:20250926144751

その気持わかるかも

俺も地元と、転勤で引っ越した先で相場クオリティの差を感じた。

地元:安くてもいい感じ

転勤先某地方都市:ざっくりいうと田舎だけど、転勤ビジネスマンが多い&美容院の数が少ないからか相場が高い。けどクオリティ接客普通

都内若者が多い街:当然相場が高い。相場通りやや高いところに行くと接客クオリティもいい、店の雰囲気もお客さんもおしゃれ。相場より安いところに行くと、今までで一番接客が雑(無愛想とかじゃなくて、変なやつだな〜という感じ)だった。

Permalink |記事への反応(1) | 14:52

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2025-09-25

地方都市で育っても、

技術工場内でクローズド運用されてるから見えないし、

サービス業多様性みたいなものはないし、

IT企業なんて5~10年前のまま止まってるし、

農業漁業はごく一部の家系しかやってないし、

市役所銀行も昔よりずっと大変そうとか思うし。

男性女性SNSかなんかでもっと良さそうな仕事ありそうだと思ったら、

関東か近くの中核都市に行くくね?

特に女性選択肢乏しそう。知らんけど。

田舎もっと悲惨そう。知らんけど。

Permalink |記事への反応(1) | 09:34

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anond:20250924182825

饅頭ノートで読んだけど

自己中心的他責大好きで共同体に馴染めないタイプの女ほどすぐ東京に出てくる

同じ地方都市に生まれた女でも、そこで上手くやっていける女はそこに住み続けるんだよね

まり地方からいなくなる女はフェミの素質がある女

から人口減少は地方から逃げ出した女のせいで合ってる

照明おわり

Permalink |記事への反応(1) | 06:40

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