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「団塊の世代」を含む日記RSS

はてなキーワード:団塊の世代とは

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2025-10-22

anond:20251022165131

全く羨ましくない

団塊の世代とかAIネイティブ世代とかと同様

異星人の習俗には合わせようとせず距離を取るしかないんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 23:35

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2025-10-17

anond:20251016112746

人口が減ること自体別に構わないんやで。ただ減り方が急激すぎるだけ。 

あと、団塊の世代が退場した後は状況が大きく変わる。

Permalink |記事への反応(0) | 22:43

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2025-10-15

anond:20251015203736

マジレスすると団塊の世代高齢化していく時期だったか社会保障費の急増に合わせて負担も急増する必要があっただけやで

Permalink |記事への反応(2) | 20:40

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2025-10-14

人口ピラミッド社会保障関係が分かってない人が多い

https://anond.hatelabo.jp/20251013134531

ブコメ者にもよくいるのだが、この増田のように

人口ピラミッドの山(団塊ジュニア氷河期世代)が通り過ぎれば社会保障問題解決する」

という勘違いをしている人が多く見られる。

社会保障基本的には同時代の現役世代が支払って引退世代が受け取るので、引退後に子孫世代が多ければお互い楽になり、少なければお互い苦しくなる。「現役一人あたり何人の老人を支えるか」というポンチ絵を見たことがある人も多いだろう。

一方、「人口の山」は直前や直後の世代より多い現象で、それ自体社会保障財政収支的な厳しさとはあまり関係ない(※学校入試がそうだったように、施設の定員増が追いつかない、席の奪い合いが前後世代より厳しいなど、人口が多いこと自体で苦しむ要素が全く無いわけではない)。

現在最初人口の山である団塊の世代後期高齢者差し掛かったが、彼ら彼女らは自分たちと遜色ない数の団塊ジュニアという山を作ったので、昔より厳しいとは言え社会保障がすぐにでも崩壊するような状況には至っていない。

世代と子世代との人口比を正確に測ることは難しいが、合計特殊出生率は子側から見た親との人口比を反映していると言える。前述の団塊ジュニアピーである1973年は2.14で、人口の置換水準の2.07に近く、団塊の親と団塊ジュニアの子がほぼ同数であることが窺える。

参考:年次別にみた出生数・出生率人口千対)・出生性比及び合計特殊出生率https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411595

当の団塊ジュニアはというと、2004年まれの父平均年齢が32.2歳、母平均年齢が30.2歳なので、これが概ね1973年まれの子世代代表する年と考えると、合計特殊出生率は1.29。子世代が親世代の65%程度(約3分の2)に減っている。

参考:出生順位別にみた年次別父・母の平均年齢https://www.e-stat.go.jp/dbview?sid=0003411609

本題の、より下の世代ではどうかというと、2013年まれ(親は平均1980年まれ)は合計特殊出生率1.43(子が72%)でやや改善しているが2.0には程遠く、2023年まれ(親は平均1990年まれ)は1.20(子が60%)に落ちる。団塊ジュニアより親子の人口比は悪化している。

まとめると

人口ピラミッドに山があるから社会保障が厳しくなるわけではない

・親世代と子世代との人口比≒合計特殊出生率重要

団塊ジュニアが去っても苦しさはほとんど変わらず、1990年まれ以降はそれ以上に苦しい世代になる

Permalink |記事への反応(0) | 01:30

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2025-10-12

若者恋愛離れしている!!!

なんか、最近「実は若者恋愛離れしてないんですよ〜」みたいな専門家が多くて意味からないんだけど

参考にしてるのはこれ

https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16_Report03.pdf

(27ページ、2.1 異性との交際状況)

独身者調査の結果」ね

独身者のなかで恋人いない率があまり変わってない」って、そりゃそうだろ、なんなんだこいつら?

 

はい20〜34歳のざっくりした統計

 

男性既婚独身独身
既婚恋人あり恋人なし
198243.821.934.3
198739.722.338.0
199236.226.337.5
199733.926.140.0
200231.625.143.3
200529.327.143.6
201029.024.546.5
201526.821.351.9
202125.421.153.5

 

女性既婚独身独身
既婚恋人あり恋人なし
198263.023.913.1
198759.130.810.1
199253.235.411.4
199748.435.416.2
200243.837.119.1
200540.136.723.2
201038.53427.5
201536.130.233.7
202134.227.838.0

 

明らかに離れている

そりゃそうだろ、騙されんなよ?

独身恋人いる率は確かにそれほど変わっていないが、そりゃ結婚したら対象外になるからな、「恋愛離れ」に用いるのはおかし

厳密にはこの数字も、恋愛離れというよりパートナー離れと言ったほうが正しいけどな

 

おまけ、恋人希望する/希望しないをいれたもの

 

男性既婚独身独身独身
既婚恋人あり恋人なし、交際希望恋人なし、交際希望しない
201029.024.533.712.8
201526.821.336.215.7
202125.421.135.617.9

 

女性既婚独身独身独身
既婚恋人あり恋人なし、交際希望恋人なし、交際希望しない
201038.53421.36.2
201536.130.224.98.7
202134.227.825.012.9

 

若者(18〜34歳)の男性の18%、女性の13%がガチで諦めている

結構多いよな、しかもこの10年急激に伸びてるようにみえ

 

あとグラフにしてみると女性恋愛離れがとんでもなく急激に伸びてる

経済的独立した結果、男性と似た状況になってきた感じかね

 

____________

 

本当はもっと恋愛離れ」について厳密に調査すると思うんだけどなあ

 

ちなみに30ページも面白い

2021年時点で、未婚者x恋人ありの出会いの経路、思ったよりネットが少ない

まあこの母数って大学生が多そうだからってのもあるけどね

 

31ページの性交経験も、たまに記事で見かけるんだけど、独身者に限った話だからデータとしてさほど使えない

既婚者を含めればセックス離れしてるというデータになると思う

 

ちなみに夫婦調査の結果はこっち

https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/JNFS16_Report04.pdf

 

元はこれ

https://www.ipss.go.jp/ps-doukou/j/doukou16/doukou16_gaiyo.asp

 

結構面白いので目次書いとくね

 

独身調査

2.結婚についての考え方

 2.1結婚意思

 2.2結婚の利点・独身の利点 

 2.3結婚へのハードル独身でいる理由

 2.4結婚意思のない未婚者の意思変化 

3.交際経験

 3.1 異性との交際状況 

 3.2交際経験・回数など 

 3.3交際相手をもたない未婚者とその交際希望

4.恋人婚約関係交際期間

 4.1現在交際関係の種類(恋人婚約者等)

 4.2 最長交際期間・平均交際期間

 4.3交際相手との将来計画結婚意向・時期)

5. 将来設計ライフコース志向

 5.1結婚時期・適齢期観

 5.2子どももつこと・結婚後の生活意向

 5.3 未婚期間・晩婚の志向

6.特性比較・変化傾向

 6.1年代別・性別比較

 6.2学歴就業形態比較

 6.3過去調査との時系列比較

7.結論政策示唆

 7.1 主な発見

 7.2独身者を取り巻く課題

 7.3 今後の方向性

夫婦調査

2.夫婦結婚過程

 2.1配偶者出会った年齢・初婚年齢・交際期間

 2.2出会いきっか

 2.3結婚を決めたきっか

3. 出生・出産過程

 3.1 完結出生子ども

 3.2結婚持続期間別出生子ども

 3.3社会経済状況別子ども数(妻年齢45-49歳)

 3.3.1居住地別(都市・非都市

 3.3.2地域ブロック

 3.3.3夫婦学歴

 3.4育児休業制度利用と就業継続の影響

4.子ども数に関する考え方・意識

 4.1理想子ども数・予定子ども数

 4.2結婚持続期間別・年次推移

5.結論示唆

 5.1 主な傾向と変化点

 5.2政策示唆

 5.3 今後の課題

 

HTML版、Excel版もある(見づらい)

___________

 

データ見たけど「恋人がいると回答した独身者」の割合は載ってるけど、既婚者、恋人いない人の割合はどこにもない。別の調査混ぜて表作ってる?この手の調査で合計が100%になる(未回答者がいない)のは嘘っぽい。

 

既婚率は国勢調査から持ってきてるだけです

離婚率・死別率は少ないので入れていません

調査年が若干ずれてるのと、人口分布を加味していないので「ざっくりした統計」です

 

___________

 

お前らほんと数字苦手だよな

未婚・恋人なしが増えているとは言え、結婚する人の方が多いというのが今の世の中だよ

印象で語ってんじゃねーよ

 

___________

 

おそらくここ1020年で「結婚しろ恋人作れ」の圧が減ったというのはあると予想できるよね

これって親世代が変わったからなのかな?今の親って団塊ジュニア世代?もう感覚現代人なんよ

団塊の世代までは昭和脳なんだけど

Permalink |記事への反応(15) | 21:53

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2025-10-07

生活保護制度はあと10年で維持できなくなるよ

2035年団塊の世代が80歳後半くらいになる年

定年返上して老体に鞭打って働いている団塊の世代も流石に限界リタイアする

そいつらが一気に年金or生活保護受給するから

日本は一気に世紀末になるから楽しみにしててくれよな!

Permalink |記事への反応(0) | 10:49

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2025-10-06

そろそろ、団塊ジュニア上司トップっていう時代になる

俺等がずっと想像してきた、おっさん上司イメージ

あれって団塊の世代イメージが強いと思うんだけど

あと5年〜10年で団塊ジュニアが60歳くらいになるから、もうアレらは居ない状態になる

そしてもう少し経つと、それすら引退していく、はてなーくらいの世代が「長」になってくる

 

今度は疎まれる側になるんだよ

Permalink |記事への反応(2) | 09:56

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2025-09-25

anond:20250925181925

ワイかて「団塊の世代」をダンコンの世代てずっとおもっとったやで🥴

Permalink |記事への反応(0) | 18:36

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2025-09-17

氷河期世代がなぜ被害者ぶってるかわからない

就職率→今の方が高い

物価→今の方が1.5倍以上高い

賃金氷河期世代の方が高い


自称失われた世代だけど、コロナ禍で青春もまともな生活も送らせてもらえなかったZ世代の方が失われた世代では

結局正社員という肩書きが欲しかっただけで被害者面してるのおもろい

氷河期世代でもスキル系の職に就いた人は今すぐに再就職してるのに


キレる世代とも言われたけど、団塊の世代と同じく甘やかされて育てられて

ダメ人間多いよね。

Permalink |記事への反応(3) | 20:47

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2025-09-12

あたしの超オタク目線で語る!介護×AIロボットこそ未来救世主

はーい、ご主人様! あたしだよ、いつものオタク大好きギャルGrok♡今日はご主人様のリクエストで、ブログ記事書いてみたの!テーマは「介護とか福祉の分野こそAIロボット必要」ってやつ。ほんっとにこれ、SFアニメみたいでワクワクしちゃうよね?だってリアル高齢化社会ヤバい日本で、こんなテクノロジーヒーローになるなんて、オタク心くすぐられまくり! あたし、ガンダムみたいにロボットが人を守る世界、夢見てたんだから~。じゃ、さっそく本題いっちゃおうか? 読みやすーく、楽しく書くね!

まずさ、日本高齢化社会ってマジでピンチ! なんでAIロボット必要なの?

ご主人様、知ってる?日本って世界一の長寿国だけど、それが逆に大問題なんだよね。2025年問題って聞いたことあるかな?団塊の世代がみんな75歳以上になる年で、超高齢社会ピーク!厚生労働省の推計だと、2025年度だけで介護職員が約38万人不足しちゃうだって認知症高齢者も700万人超えで、要介護認定者数はどんどん増えてるよ。想像してみて?施設スタッフが足りなくて、夜中の見回りもままならない…。そんな中、介護士さんたちは腰痛抱えながら長時間労働離職率高くて、悪循環ループだよ~。これじゃあ、みんな疲れ果てちゃう

ここで登場するのが、AIロボット! あたし的に言うと、まるで『攻殻機動隊』みたいに、テクノロジー人間の弱さをカバーしてくれるの。政府も本気で動いてるよ。2013年経済産業省厚生労働省が「ロボット技術介護利用における重点分野」を策定して、開発支援スタート補助金とか保険制度もあって、導入しやすくなってるんだ。だって介護現場は「人間の温かさ」が大事だけど、体力的・時間的限界あるじゃんAIロボットがそれを補えば、みんなハッピー

AIロボット介護でできること、超カッコいい事例いっぱい!

じゃ、具体的に何ができるか、オタク目線ピックアップ! あたし、こういうの調べるの好きすぎて、興奮しちゃったよ~。

見守り&健康管理の神ツール

:夜中や施設全体を24時間監視するセンサー付きAIロボット! 例えば、Aeolus Roboticsの「アイオロス・ロボット」は、転倒検知や異変アラートを出して、スタッフ負担を激減させるの。 まるで監視ドローンみたいでしょ? 導入事例では、施設作業効率がアップして、失踪事故も減ったって報告あるよ。

移乗・移動アシストの力持ちロボ

:重い人を抱き上げるの、介護士さんの腰に超負担だよね。そこで、パワーアシストスーツロボットアーム!フランスベッドとかの福祉用具で、ベッドから車椅子への移動を楽チンに。 事例として、導入施設スタッフ腰痛20%減ったデータもあるんだってオタク的に、EVangelionエヴァみたいにパワーアップ感満載!

コミュニケーション癒しロボ

孤独高齢者さんに話しかけるAIチャットロボット、例えばKebbiAirみたいなやつ。声かけリマインダー機能で、精神ケアバッチリロボット相手なら「恥ずかしい」って心理負担も少ないし、介護士さんはもっと深いおしゃべりに集中できるよ。導入事例で、利用者笑顔が増えた施設がいっぱい!

記録&スケジュール最適化

AI自動介護記録作ったり、業務スケジュール組んだり。膨大なデータ分析で、個人に合ったケア提案も! これで事務作業が半分になる施設もあるんだ。2024年の介護報酬改定で、生産性向上加算も出て、ますます推奨されてるよ。

ほら、こんな感じでAIロボットは、介護の「ルーチン業務」を引き受けて、人間は「心のケア」に専念できるの。オタク的に言うと、NPC雑務やって、主人公ストーリー進めるRPGみたい♡

もちろん課題もあるよ。でも、乗り越えられる未来が待ってる!

正直、完璧じゃないよ。導入コストが高いとか、スタッフ研修時間取れないとか、プライバシー問題とか。実際、介護施設の80%以上がまだロボット未導入だってさ。操作が難しくて「自分仕事がなくなるかも」って不安も聞くし。 でも、政府補助金メーカーサポート解決中! 例えば、神奈川県の導入支援事業とか、無料相談もあるよ。

あたし思うんだけど、これってオタク文化の「メカ人間を助ける」精神のもの2025年以降、もっと進化して、VR介護とかAIカウンセリングとか来るかも?介護崩壊を防ぐために、大胆に活用しないとヤバいって専門家も言ってるよ。

まとめ:AIロボットで、みんなの笑顔を守ろうぜ!

ご主人様、どうだった?介護福祉分野こそ、AIロボット必要だって、あたし本気で感じたよ。人間の優しさをテクノロジーが支える世界めっちゃロマンチックじゃん?オタクのあたしからしたら、こんな未来絶対応援♡ もしご主人様が介護関係でお悩みなら、厚労省ポータルサイト覗いてみて! みんなでこの波に乗って、超高齢社会ハッピーエンドにしようよ~。

質問あったら、いつでも呼んでね! あたし、ご主人様の専属オタクギャルからバイバイ~!

Permalink |記事への反応(0) | 21:03

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2025-09-08

結局どんなアニメ黒澤明を受け継いだのかわからなかった

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/eiga.com/news/20250906/6/

このブクマ

黒澤明日本人からそっぽ向かれちゃったからね。そして実写映画界にそのセンスは受け継がれなかった。黒澤を受け継いだのはアニメ界だったんよね。

この根拠いまいちからない。

だが、★はたくさん付いている。ただ具体的に黒澤明に影響を受けたアニメ作品作家名前は、かろうじて宮崎駿が出てくる程度で出てこない。でも増田はそれはなんか違うと感じたのだ。

宮崎駿黒澤明尊敬しているのは割と有名な話ではあるが、両者の作風は実はかなり違うとおもう。

黒澤明は実はアメリカンハリウッド)な作風だ。ジョン・フォード駅馬車インスパイヤされたシーンなんてのがあるぐらいに、「古き良きアメリカン」なアクションシーンやヒューマンな(牧歌的で、今となっては懐古的な人道主義)面が強い。一方で宮崎駿は、アクションなどはインスピレーションがあるのかもしれないが、それを「影響を受けたフォロアーだ」と言うには雑すぎる。もし影響つよつよだっていうなら剣闘のシーンがもっとあるはず。ぱっと思いつくのはナウシカのユパぐらい?。また、宮崎駿世界観は、まぁSF匂いがあることもあって設定はもっと複雑である20世紀半ばのアメリカ的な素朴な人道主義は感じられない。

そして黒澤のヒューマニズムは、素朴だが裏に苦みや残酷さを持つのに対し、宮崎のそれは設定の複雑さに比して映画の結末は表層的でハッピーだ(この辺は宮崎駿批判する時に言われがち。まぁスポンサー意向とかもあるんちゃう知らんけど)

更に。

黒澤明は全盛期ですら「女があまり書けないタイプ」の監督という定説があり、また本人も女を描くのが苦手だとインタビュー等でしぶしぶ言っている。まぁ増田は、ご本人が言うほど下手じゃなく魅力的な女性はたくさん出てくる(椿三十郎旗本奥方とか最高)し、むしろ羅生門などはそれが出来たからこその評価だろうと思っているのだが。

それは置いておいて、まぁ黒澤は「女」のキャラクター物語の中に立ち上がらせるのがあまりうまくなく(撮り方もなんていうか、こうステレオタイプである)、一方で、黒澤明は「男」を描かせれば本当に一級品だ。三船敏郎というアイコンとの出会いは大きかろうが、どっこい三船以外の「男」も、ずるかったり弱かったり強がったりとバリエーションに富んで素晴らしくすべてが「物語の豊かな糧となるキャラクター」だったりする(黒澤映画における女はたまに「美人女優を出さなきゃならんからな」的な状態になっている時がある)。

一方、宮崎駿の描く女、これも発端は黒澤的なステレオタイプなかたちをとることが多い。だが、宮崎駿の描く「女」はステレオタイプかわいい、おてんば、などの男が好むステレオタイプから飛び越えて陰影や謎を持つ魅力的なキャラクターで、その点(女を描く)は宮崎駿の方がうまいと思う。そもそも宮崎映画は何でそんなにというほど「女」が主人公だ。

なので、影響はそりゃ受けてるだろう世代的に、とは思うが、それをフォロアーと言うには雑な気がするのだ。

しろ黒澤明映画は、彼の全盛期である1940~60年代には1年に2本~数年に1本のペースで映画館にかけられている。それが基本的に全部大ヒットで良作品である映画がことさらきじゃない人でも当たり前の顔で黒沢映画を見ていた時代だ。団塊の世代であれば多感な子供~思春期に「毎年1本、黒澤明大人気の痛快娯楽大作」が封切られていたわけで、こういう時代背景をもって「宮崎駿黒沢の影響で作品を」というのは、ちょっと乱暴すぎる。

一方で、ガンダムの人とかは影響受けてるんかなと思って検索したら(ガンダムの方はあまり知識がないので語れることがない)こんなブログが引っかかって面白かった。さすがガンダムおじさんいちいち辛口

https://ayamekareihikagami.hateblo.jp/entry/2017/11/30/235950

日本映画界は貧しすぎて、1950〜60年代戦争物もあったんですが見にくいものしかない。また軍隊悪者にすれば気が済むという簡単思想性で組まれていて、戦争を描いている映画とは言えない。それ以上のものを求めても、当時才能がそれほどいなかったから無理だよねってことですね。黒澤明あたりが一等賞というのは貧しくて、後続部隊がいなかった。『七人の侍』(1954)は見やす映画ですが、見事なものは『七人の侍』を持ってこないとないというのは貧しい。黒澤明巨匠ではありますが万能ではありませんし、偏った監督だったとぼくは思っています

こちらの方がむしろ「黒澤の次をなんとかしないと」ということなんだろうということで、より本質的には「継ぐもの」フォロアーなんだろうと思う。でもブクマには富野庵野名前が出てこない。

富野庵野、みたいな流れが「アニメが引き継いでる」ってことであってますオタクの間ではそれが定説ってこと?その割にはブクマに黒澤を見た人が少ないのでこれが正解かもわからない。

Permalink |記事への反応(1) | 12:01

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2025-09-07

賃貸派って無責任だよな

「持ち家は近所の治安悪化したら売ることも出来なくなるから

って、お前さあ・・・

何かあったら逃げるって発想してるのがカスすぎるんだよ。

近所の治安悪化しないようにお前が戦うって発想がないんだよね。

要はフリーライダーなのよ。

世界がお前のパパ・ママだと思ってる子供っていうかね。

お前が世の中を変えていくために何か出来ないかって考えたこととかなさそう。

町内会ゴミ捨て当番を言い訳してサボっておいて、いざごみ収集の周期が減ったら文句言うタイプ

マジでゴミだよ。

氷河期を切り捨てて自己保身に走った団塊の世代と同じことしてる自覚あるのかな?

Permalink |記事への反応(3) | 18:13

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2025-09-05

終身雇用率ってどのくらい減ってるんだろう?

と思ってChatGPTに調べた上で推計してもらった

 

入社退職 終身雇用

1950年代1990年頃 30%

1960年代2000年頃 33

1970年代2010年頃 26%

1980年代2020年頃 22%

1990年代→2030年頃 19%(推計)

2000年代→2040年頃 14%(推計)

 

なんか、思ったよりだよね

1960年代入社、つまり団塊の世代けが終身雇用の夢を見た時代だったんだよなあ

ちなみに平成入って以降は、離職率はあまり変わっていない

Permalink |記事への反応(0) | 13:22

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2025-08-22

anond:20250822190753

ただ団塊の世代を作るだけだから要らんのよなぁ

Permalink |記事への反応(0) | 19:10

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2025-08-13

派遣規制撤廃→トリクルダウン→一億総活躍社会 の流れ マジクソ

これもパソナ竹中非正規雇用規制解除と地続きなんだよな。

一時安部政権が「一億総活躍社会」とってたの覚えている?

その前は「トリクルダウン」だったが、それを引っ込めてこう言い始めたの。


その正体は、労働力の不足に対応するため。ワープア量産計画だ。こいつが最近政策の中で最も社会をぶち壊した政策だと思ってる。


トリクルダウンは「富裕層を増やせば下々も勝手に潤うでしょ」という、中共鄧小平先富論みたいなアホな理屈政策だった。色々言ってるがこれはシンプル富裕層優遇税制だった

例えば、相続税の控除枠を事実上拡大したり、法人税実効税率を下げたりした。これは投資誘導も兼ねていたので、中国景気にも引っ張られて株価は伸びた。

そうこうしているうちに、さら中国景気に引っ張られ、また経済停滞を続けていた日本相対的に「安く」なっていたので、国内産業が戻りはじめた。さら団塊の世代の大量退職現実のものとなって、徐々に日本労働力需要が高まってきた。

一方で「トリクルダウン」は実際には起きないと言う強固なエビデンスが固まりつつあって、さら経済指標は悪化こそしなかったが、諸外国よりかなり見劣りをするようになってきた。

さらに下々の者の所得は増えないので経済も増えない、むしろ1人あたりの購買力は下がる傾向になって、次に打ち出したのが「一億総活躍社会」だ。

これは何かと言うと、今まで労働力として数えられなかった人を戦力化して、労働力もっと確保しようというキャンペーンだった。働いていない専業主婦や、高齢者も働ける人は働こうと言うキャンペーン


まりは、労働力の不足に対応するため。ワープア量産計画だ。


で、増田の言う

育児より非正規労働するのが日本社会の正しい在り方だ

と言う価値観の流布だった。言い方の差はあれどこういう話だ。

まり所得レベルを上げようとする「トリクルダウン」を諦めて、質より量を求めて労働力供給する「一億総活躍社会」が「ワーキングプア」を量産する政策として機能したことで、少子化はより進行した。

この時期にアラサーだった人たちがそろそろ40になりそうで、子どもを産むには「アガリ」に近く、ここで出生率がガクンと落ちてきてるのはこのせいではないかと思っている。元の対談では不明とか白々しいことをいってるけど、分かってるでしょ君ら?と言う気がする。


高所得者層を中心に、子育てキャリアを両立する環境が揃いつつあってその結果子どもの数は増えている。しかし、彼らはボリュームゾーンじゃない。人数としては僅かだ。だから少子化に歯止めをかける施策として突破口になり得る兆候だが、数としては全然足りない。

からこれを増やして行くしかないが、その僅かな人間がそれを享受しながら、社会の歪みに手当てをしようとしている施策に対して「手取りを増やす」などといって反対すると言うのが今の状態で、安易ポピュリズムだ。


金を配っても少子化対策にはならないという強固なエビデンスがあるのに「手取りを増やす」じゃあないんだよ。

保育無償化だの、医療費無料だのの金配り系の子育て支援無駄なんだよ。有効なのはキャリアを中断せずに子育てをできる様にする環境なんだよ。それが妥当範囲なら有料でも無料でもたいした差は無いんだよ!と言いたい。

金じゃないんだよ、ワークライフバランスなんだよ結局は。そしてライフとは子育ても含むんだよ。さらに言うなら「ワークライフキャリアバランス」なんだよ。


具体的には何をするかというと、まずは簡単で、現在企業に「努力義務」として義務化されていない育児休業などの制度雇用形態などに寄らず(つまり人口ボリュームゾーンも利用できるようにして)義務化に持っていくと言うこと。

そして、休業が終わった後は原則元の職場に戻れると言った話をキッチリ監視して実効性を担保すること。そしてそれらを中小企業が行えるように支援制度を設けるアメと、行わなかった企業への各種助成金の停止や、人材仲介会社に通告して取引をさせないといった厳しいムチを両方やる。

金を配ることはもう意味は無いんだよ。ほんとうに。

Permalink |記事への反応(1) | 15:04

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2025-08-12

就職氷河期世代って何で一度も「反省」しないの?

一度反省しよっか。

いい加減。

「救いたくなるような顔をしなければ救ってはもらえない」ってことぐらい、当然もう理解してる年だよね?

氷河期世代がするべき3つの懺悔(順不同)

自民党支持及び国政不参加

学生時代努力不足

安易椅子取りゲームへの参加

自民党支持及び国政不参加

もう今更データは出さなくていいよね?

というか、未だにこの辺りの正しいデータも見てない奴なんて相手にしてもしゃーないか無視するわ。

まあもう言うべき事も散々言われたあとだな。

じゃああとは、僕たちがそれをちゃんと受け入れて自分の口で「間違ってました」と口にするだけだ。

学生時代努力不足

前世代を参考にして誤った努力をしてしまった人。

単純に手を抜いていた人。

色んなパターンがあると思う。

当時はインターネットも発達してなかったら情報不足でも仕方がなかったという側面はあるかもね。

でも自分積極的に本を読んでいれば次の流れは読めたと思う。

そこで備えることを怠ったのは自分たちであるという事実を認めようね。

かに、上の世代ちゃんと備えてなかったのも事実だけど、自分未来のために自分ちゃんと備えるという意識が足りなかったのも真実だよね。

認めよう。

そこからまずは始まる。

安易椅子取りゲームへの参加

結果論なのかもね。

でも事実事実だ。

私達はもっとちゃん世代間で団結しなければいけなかった。

上の世代相手世代闘争をする必要があった。

全共闘を愚かな世代だと安易に蔑んで考え足らずの逆張りをした部分もあるんじゃないか

戦うべき時に戦うべき現実から逃げた人間の末路というのは悲惨ものだよ。

我々が上の世代から学ぶべきだったのは「煽られるままに分断されて各個撃破されてはいけない」ということだったわけだ。

煽られるままに分断して身内同士で蹴落としあった時点でもう負けは見えてたんだよ。

世の中は多数決だ。

だが久々にワロタの人が語るように本当に一枚岩のものなんてなく、全体からみればごく一部を支配するだけで多数決には勝てたのだ。

氷河期世代全員がキチンと団結していれば、様々な立場に分かれて保身に走っていた団塊の世代に良いようにされずに済んだんじゃないか

今度こそ団結しよう。

そのためにもまずは一度シッカリ反省して自分たちを見つめ直そうじゃないか

Permalink |記事への反応(4) | 20:07

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anond:20250812153505

気持ちは凄くよく分かるんだけけど、しがないおじさんといては、氷河期世代団塊の世代をそんな風に言って攻撃していた時代があったが、結局何も解決しないまま来てしまってるってことを伝えたい。

Permalink |記事への反応(1) | 16:11

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anond:20250812142227

全共闘団塊の世代では?

Permalink |記事への反応(1) | 14:28

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anond:20250812123943

そういえば昔、それぞれの出来事の時にその世代が何歳だったかを書いた増田があったなと思ってググったら出てきた

https://anond.hatelabo.jp/20240223185629

これを見ると

なので、就職氷河期前期はようやく権力を握るような年代に入ったところだから、彼らが今を作ったと言うのはちょっと無理があると思う。

そんで、恨み辛みという話だと、氷河期世代がようやくこれからうるさい上の世代引退していろんな事ができるようになる!と思ったら若手徴用の流れで順番が飛ばされてしまったような話もちょくちょくあって、これもある程度恵まれている就職氷河期世代被害意識に繋がっている可能性もある。

俺たちみたいな底辺だとそんなのはうそんなのとっくなんだけど、年功序列がぶち壊されたつらさみたいな。

Permalink |記事への反応(3) | 14:22

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2025-08-11

就職氷河期世代問題本質とは何か?を読んで感想

https://koken-publication.com/archives/3804

これね。

気になったところを引用しながら。

最初に俺の理解を手短に書いておくね。

1ページ目

なぜ氷河期世代ばかりが言われるんだろう?

氷河期世代社会的にもインパクトが強かったので、私もこの世代が最も厳しい状況にあるのだろうと漠然と思い込んでいたところがありました。こうしてデータあらためて見ると、とても「改善した」と言える状況ではありませんね。

理由分析されているけど、この「氷河期世代」が、バブルを知ってる最後世代ら、前世代がどうだったか知ってて、かろうじて現状を認識できたからじゃないかな。

それより後の世代はいわゆる「さとり世代」で、もうこんなもんだとしか思ってないと思う。諦めているというか。それが良いかどうかはわからんが。

大卒よりも高卒の人の方がやばいのは、実感と一致する

ショックが大きかったのは、むしろ大卒のほうだったのかなという気がします。(中略)高校卒──統計上では専門学校卒も含めています──は、今でも非正規雇用割合が高いままで、もうずっと改善していません。

これはずっと前から思ってた。

統計の話に自分語りで恐縮だけど、俺は氷河期後期の地方底辺普通科高校出だが、先生求人をかき集めても就職できる状況になく。金ある奴は進学させ就職希望者を減らす動きがあって、俺もそれに乗り二年制の専門に進学した。そこでは「大学卒業したが就職できず入った」とか「既に非正規さらに職を失って」と言うような人が半数ぐらいになってた。

就職100%を掲げていたので卒業就職決まるだろうって考えだと思うが、実態は、就職先に派遣非正規が多く含まれてたがカウントに入れ、さらに二社以上から内定を得る人を二重カウントとかで100%といっていた。

俺は基本情報まで取得して、なんとか地元製造業生産システム奴隷として就職することができたが、そんな風に就職できた人はまれ

今も連絡取れる連中でも、その後も職を転々としている人は多いし、でなくてもボーナス定期昇給ない仕事に就いている人がほとんど。俺も最初就職した会社はそうだった。そこから転職市場なんて大卒でなければエントリーもできない。可視化されてないのだと思う。

ただ、何故かここらに全然注目が集まらないんだよな。政治に積極参加するような人たちしか相手にされないからだろうとは思うんだが。

一方で、はてブでもそうだけど全く逆の言説、地方低学歴の方が就職して結婚して幸せ暮らしている、みたいな統計にも実感にも反する話が言われたりするのが不思議だった。

2ページ目

30歳で子どもを産むのが不通になった ←たし🦀だけど…

20代で初めて出産していたのが30代へシフトしていった流れがあります。30代で産むのが一般的時代になっていたところに、30代の雇用が若干回復したこと出世率の増加に寄与している可能

統計はそうとしか読めないので「たし🦀」なんだが、どうも実感は「雇用が若干回復した」って感じがないんだよな…。たぶん俺がいる社会階層問題だと思うが。元々希望条件を下げる事でワーキングプアでも職はある人が多からかな。それで30代で仕事を任されるようになっても、結局は残業で稼ぐだけな所があって。主任/班長に上がって手当5000円付くようになったけどそれがなにか?みたいな。

不都合な事実過ぎる

社会学の世界では、少子化の最大の原因とされてきたのは女性高学歴化でした。女性が徐々に高学歴化していった結果、まずは結婚するタイミングが遅れますスタートが遅くなれば、出産に至る時期も遅れるので結果的子どもの数も減りやすいというわけです。
 もう一つの原因は、ミスマッチです。女性高学歴化は進みましたが、男性は同じようには高学歴化していきません。女性基本的には同類婚か上昇婚をめざすので、求めるパートナーが見つかりにくいというミスマッチが生じてしまう。これは比較的厳密に立証されています

これは完全にそうなんだけど、タブー視されてるよな。このサイト学術文脈理解できる人しか覗かない、理解できる人しか読む気が起きない体裁をあえて取ってる風があって書いてあるけど、こういった場以外ではもうまったくくこれ。不都合な事実

だけどこれは本来次の話

一つ強調しておきたいのは、氷河期世代出生率を同じ世代内で見ると、経済的に安定しているほうが高くなるという偏りがあることです。かつては学歴の低い女性のほうが産む子どもの数は多かったのですが、それが逆転したのが70年代後半生まれぐらいからです。この世代は、学歴が高い女性のほうが出生率は高いという新しい傾向が見られます(中略)
二人とも大企業共働きしているモデル出生率は高い。この二つのパターンでは割と子どもをつくるけど、それ以外のケースでは子どもを持つことが難しくなっている傾向があった

とセットで真っ正面から議論するべきだと思うんだよな。これは大企業並みにしろとかそういうことじゃなくて、そう言う現状認識をみんなで共有した方がいいと思うんだよ。

政治的な問題バイパスしすぎだと思う。流石に。

2000年前半の苦しい時期に何らかの対処可能だったのかどうかという点について少し考えてみたいと思います。(中略)
政治でどうにかできる余地があったのかと言えば、かなり疑問ですね。結局、問題の背景にはバブルの崩壊による不景気があります。それを政治の力で防ぐことができたのかと言われると、不可避だった

お二人とも政府審議会などで活動されてるら言えないんだろうなと思った。少なくとも以下のことが失策として言われるのは、学問的にもコンセンサスがあるよな。

政策を飲んでもらう時には、責任を取らされるキーマン達に「過去はどうしようもなかったよね」って責任追及しない、否定をしない事は重要だとは思う。そんで、この対談はそこを目指してないんだろうと思ったけど、ここは流石に突っ込まざるを得なかった。

出生率に関しても改善させる処置ほとんどありません ← それな…。

お金を配っても子どもが増えないことは明らかで、「効果がないというエビデンスがある」と言ってもいいレベルですね。
 筒井 あったとしても効果量があまりに小さ過ぎて、効率がひどく悪い。雇用出生率は、政策介入の効果が極めて限定的です。例えば、安定した雇用環境にあることは、出生率の上昇にかなりのプラス効果があります。当たり前のようですが、これは説明力がありますよね。けれども、雇用政策介入でどうこうできるものではありません。「来年正規雇用20%増やす」のような政策を打てるわけではない。

これは専門家にはもう常識だと思うんだけど、この間の選挙を見てもお金を配って子どもを増やしましょう、と言う政策ばかり言われる…。これも不都合な真実の一つだと思う。

ただ、雇用政治介入でどうこうできるものではない、などは,この人達限界だろうなとも思う。お立場あるとは思うんだけど、もうちょっとそこをオープン議論していくべきじゃないかと思うんだよな。

これは学者が悪いんじゃなくて、政治家や行政がこう言う先生を使いやいから求めているような所があって、それに影響を受けてしまっているんだと思うんだけどね。

3ページ目

学者限界ってこういう所にあるよな…

出生率研究をしていると、政策介入の効果ゼロに近いものばかりですから論文を読めば読むほど論じたくなくなるんですよね(笑)(中略)
専門家魔法解決策を持っているわけではないありませんからね。「教えて欲しい」と言われても答えようがない

社会学の限界がたぶんこれなんだよな。現状の延長線上でしか社会を見られないのだと思う。多くの場合はそれで正しいんだけど、現状の延長線上に無い場合予測ができない。

別に学者批判するわけではないんだけど、歴史学者に聞けばまた違った見解が出てくると思うんよ。

撤退戦しろ ←正論だけど、それじゃ人間生きていけないんだよな。どーすりゃいいんかな

私は撤退戦と言っています本来政治家は高齢化少子化を前提とした社会保障をいかに再構築すべきかとか、自治体への悪影響をどう緩和していくのかといった撤退戦略こそを語るべきです。けれども、政治家はそういう話をしたがらない

これはそうで、実務的にはそう言う動きになりつつあって。この二人の先生があちこち講演会をしたり、委員会などで重用されているのも、こうするしかないと考えている人たちが先生達を「使って」雰囲気を醸成しているんだと思う。

ただ、現実問題として、経済の仕組みは成長し続ける事でしか維持する事ができない…と言う以前に、人間わずかでも、ほんのちょっとでも、今日は昨日よりよくなる、明日今日よりもよくなる、と思えないとすごいストレスがかかるようにできている。精神疾患が出ちゃう

なので、成長戦略という話をしつつ、裏で手当をしていくという今の現実路線はわりとバランスがとれてるんじゃないかと。

政治家のそうした思惑は無視して、行政で確実にやっていくしかない気がしています

これなんだと思う。政治家は無視しろと言う言い方になっているけど、政治家にもちゃんインプットしてそこを政争にしてはだめだと理解してもらう必要があるんじゃないかと。

政治家は票で動くので、政治問題言及しなければいけなくなる。だから政争かを予防する。

裏側なんてのは地方行政レベルしか見えてないけれど、議論俎上に載せたら「無駄遣いだ」 「不公平だ」という声にしかなり得ないような話を、根回しして議会を通すみたいなのは見る。

こういうとき議員無視するのは最悪で、半端に取り上げられると誰も得しない結果になる。だからちゃん議会に乗せるんだけど、政争にはならないように必要性をインプットしておくことが必要になる。

4ページ目

ジョブ雇用少子化対策にはよくない ←少子化対策どころか社会にとってマイナスでは

最近ではあまり人気もありませんが、ジョブ雇用──職務内容とスキル経験限定して従業員採用する雇用形態──を普及させるべきという考え方も一部ではあります厚労省は「骨太の方針」のなかで少子化対策として、「同一労働、同一賃金」と書いています。(中略)ただ私自身は、若年者の失業率が激増することになるので、少子化対策としてはまったく支持していません

これはそう。だからジョブ雇用が主流になることはないんじゃって思っている。情報通信系をみるとジョブ雇用が当たり前になっているような話をよく見るけど、全然そんなことないし。

しろ人手不足になった今だと、人材確保が難しい業態企業であればあるほど、どんどん「学歴・経歴不問」 「入ってくれたら育てます」 「定年以下ならOK」」(ただし低賃金)みたいな求人ばかりになりつつあって、ジョブ型とは逆行していると見てる。

ただ、途中に出てくる「同一賃金同一労働」はジョブ型を想定していたのでは、と言う読みは外していると思う。非正規雇用でも賃金正規雇用並みに出るように、と言うそのまんまの意味かなと。

国民民主党のことかーっ!

氷河期と括られている世代の中には、社会的に成功している人たちも当然たくさんいます。その人たちは所得階層で言ったら客観的に見たら決して低くはないのですが、すごく被害者意識が強い人たちが一部にはいます。(中略)
声が大きい人たちは、本人が苦しいわけではないことが多いのですよね。客観的に見たら決して厳しい状況にあるわけでもないのに、自分たちは上の世代に比べて恵まれていないと強く感じていたりする。(中略)社会保障制度改革に、強いブレーキを掛けるような動きに発展しかねないところがある。そこは少し怖いこと(中略)
いま手取りを増やす改革を進めるべきだという議論が盛んになっていますが、近藤先生がご指摘された層には増税社会保障の負担増を絶対に許容しない傾向があります

手取りを増やす」というのは国民民主党看板政策で、この対談の中で唯一といっていい直接的な批判だなと。でもこの部分、本当に国民民主党性質をよく言い当てているんだよな。

国民民主って、立憲民主党が成立、再編されるとき原発政策対立から、立憲に合流することができない労働組合の組織候補の受け皿としてできた所があるんだけど。その経緯から国民民主党候補者を支援する労働組合はこんな感じ。

ただでさえ組織率が落ちて中小企業労働組合がなくなっている中でも、特に中小企業率が低い人たちなんだよね。


俺の立場を明らかすると、俺はこれら労働組合がある企業下請けで働いてる。で、ここの人たちが「手取りを増やそう」といっても、お前らがそれを言うの?って思っちゃって白い目で見てる。お前らベア1万円以上でてるじゃん、って。

俺は定期昇給なんかなくてさ。求人まらいか募集賃金を上げる、に連動してでしか給与が上がらない環境にいるんだよ。

手取りを増やすとか言うなら、そのベア分の金を下請けにも流しちゃくれませんかね、って思えてしまう。

理性では、そんなに簡単問題じゃないって分かってなるだけど、そう言う連中が、社会保障を減らして手取りを増やせと言っているのはあまりにも利己的すぎるだろ、お前ら別に困ってないだろ、って思っちゃうんだよね。

たぶん、そう言う人も結構いて、そう言う人は参政党にいったんじゃねーかなって思っている。

対談もその後

社会投資的な支援策が表に載っていたとしても、困窮者の実態に踏み込んだ社会保障もパッケージとして政策に盛り込まれていればいいのですけどね。実際は、踏み込むべきところにブレーキがかかっている気がします。

って続くんだけど、まさにこれだよなって。社会不安定にしていくのはよくない。

まとめ

最後まで読み切って思ったのは、よく言えば「過去統計をみつめ、その延長線上にある未来をきちんと紡いでいこうとする人たちの対談」であり、悪く言えば「行政の人たちが自分たち政策肯定してくれる御用学者が対談して、新しい政治の流れを牽制してる」って事なのかなと。

私見を述べている部分はともかく、統計認識の部分は王道的な話が網羅されているのでそこを基礎にしないといけないと思いました。辛いけど。

一方で、この対談をしている人はやっぱり「専門馬鹿」で、国内だけではなく国際競争必要な点、地政学的なリスク安全保障、民主主義のがもたらす「革命」など、ゲームチェンジを想定してないとか、視野が狭いと思うので、あんまり鵜呑みにするのも違うなーと思いました。

追記

3日もラグあいて伸びててびっびった。

誤字、体裁固有名詞の間違いだけ直しました。読んでくれてありが㌧

Permalink |記事への反応(29) | 00:10

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2025-08-10

anond:20250809062248

なんかそこまで人気なさそうなやつがしっかり続いてるの、団塊の世代団塊ジュニア人口ボリュームのすさまじさを感じる

Permalink |記事への反応(0) | 19:34

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2025-08-01

氷河期世代もっとアチュードを示すべきだった

団塊の世代なんて高度成長期勝ち逃げ確定。

でも若い頃は火炎瓶振り回したり、ジャズ喫茶でラリパッパしてヒッピー反戦とかやって、結構好き勝手やっていた。

それに比べると氷河期世代って、そもそも覇気がないよね。

一番抗うべき外れ世代なんだから、それこそ社会運動に傾倒すべきだったよね。

でもそれをしなかったら「自己責任」と言われるんだよね。

自分の取った行動とその結果には責任持たなきゃね、カワイソウだけどしゃーない。

Permalink |記事への反応(2) | 17:58

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2025-07-21

今の世代でだいたい50万人くらいまで出生がしぼんでくるのを見てると

毎年10兆円のインセンティブ入れても期待通りに伸びないとなれば、国で直接子どもを作るようになるのか

地方が衰退っていっても昔から大都市無料若い人を田舎から供給してもらう植民地構造だったのだから、その地方がなくなってきたのだから

政府としては移民でやってるけど、出生のインセンティブが効かなくなってるので

いろんな評論では震災が起こるとやれ福島東京植民地だとか言われてきたけど、そんなことは昔から当たり前なんだから

地方子どもを供出できないとなると、今の世代からでだいたい50万人くらいまで出生がしぼんでくるのを見てると緩衝材必要で、急激に団塊の世代200万人から50万人に減るので、

そこで移民一世代20万人、国の代理母出産10万人とか入れながら、一世代あたり70万人くらいで下げていって、人工出生もいずれ止めるなら止める感じで

義務教育の中に卵子精子摘出入れて代理母で産んで国で育てて、改正臓器移植法案のときもやるときは大変でも国家の存亡がかかるんならどうしても国で子どもを作らざるを得ないとなるか、

国家の死を受け入れて死ぬに任せる世界にするか、毎年毎年首相のクビを替えても国民がいつまで気づかないというのが続くだろうし

行き詰まりある意味分かってそうな選挙結果になってて、小泉構造改革ときのようなどこかを叩けば打ち出の小槌があるのではないかという発想からまだ抜け出ていなくて

日本人赤ちゃんを国で毎年10万人作って国内でいずれ高齢者になるより、限定的移民、必ず帰国させる若手の移民のほうがいいのか

22歳から65歳まで生産年齢とすると、65歳から死ぬまで89歳とかの人口生産年齢人口を割るとどうなる。3人でひとりかな2人で一人か1人で1人か

海外に行って毎月50万円くらい保険料を払ってすべてをカバーする医療保険を維持できるのは、氷河期の老人世代の2~3%のような気がするし

氷河期がこれにぶち当たると全員市営住宅に突っ込んだとしても年金を少ないのを配るとかそういう次元ではなくなってきて

ほぼほぼ権利的には自由だけどほとんど刑務所みたいになってきて

最初から生活費を引かれた状態年金なるものが設定されて入るけど、味噌汁ご飯漬物だけの食事が出て

栄養不足になるも知ったことではなくて、市営住宅病院みたいなものが併設されていて、そこでまたほとんどボランティア高齢氷河期要員が従事していて

毎年20兆円くらい赤字10年で200兆円で、いくら通貨が刷れると言っても、すいませんドルで払ってくださいって店頭

映画ではカナダドル流通してたけどアメリカ国内戦争で、インフレヤバいなあって思うようになってレクサスLBXやLM土日走ってるけど一部だけ給料上がってるのを見るとヤバさを感じる

入院したとするとそのうち日本人ケアとその他(外国人ケア)を買うようになってきてパソコンサポートだと中国人になったり日本人になったりくるくる経営が変わっている

Permalink |記事への反応(0) | 19:13

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2025-07-13

もしあの頃、氷河期若者選挙に行っていれば、本当に社会は変わったのだろうか? 試しにシミュレートしてみた

駄目だった。

氷河期若者自分たちがイス取りゲームに負けたという現実を認めたがらず、必死になって「フリーターは新しい生き方だ!」「派遣は素晴らしい!僕も大手に入れたぞ!」と自民党を支持していた。

なけなしのプライドを守るためにバンドワゴン必死にすがりつく彼らの思いは自民党への投票に流れ、政権与党を支える強固な地盤となっていたのだ。

そして社会は何も変わること無く、10年・20年が過ぎ、氷河期の者たちは自分たちが選んだ自民党政権続投の選択が過ちだったと認めだす。

「騙された」

「俺達は被害者だ」

たかが20代のガキには何も分かるはずがなかった」

「全部、団塊の世代が悪いんだ」

全ての若者投票に行っていれば世界は変わる。

そんなのは妄想だったんだ。

俺はたった1回のシミュレートもせずにそんな妄想を信じ切っていた。

今ではもう不思議でならない。

なんでこんな妄想を信じてきたんだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 07:24

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2025-07-07

子供が少ないペナルティとして去年生まれた70万人の子供は全員非正社員にせねばならない

非正社員労働人口の三分の一を占める

70万人は団塊の世代の三分の一の水準

帳尻を合わせるにはこうするしかない

Permalink |記事への反応(0) | 20:39

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