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2025-10-17

自分の欲を女風で実験してみた話 3

https://anond.hatelabo.jp/20251014185233

自分の欲を女風で実験してみた話 2

の続編です。

2人目
30歳、177cm、細マッチョトレンドに敏感そうな今っぽい男、恋人演出売り

きっかけ: 1人目と同じ大手のお店から

     前回の反省を活かして、自らの想像余地を入れないために、全モザからピックアップ

前回と同様にホテル先入り。

もうこの流れも、もはや慣れてきた。

予定時間ぴったりになっても来ない。

ユルめのタイプか?と思っていたらチャイムが鳴る。

「どーもー」と出てきた男は

店の全モザ宣材写真時とは違った金髪

おお、金髪なんすね最近はと思う。

雰囲気は服好きな今っぽい男の人で、チャラめな印象。

全モザなので変に期待も持たなくてよかった。

当日運悪く生理になってしまったわたしは彼にそう伝える。

とりあえずお話しましょーの流れで、カウンセリング

既婚と伝えると、結婚してから今までパートナー以外でこういう経験ある?と聞かれて、全くないと答えると、

から、たしかに真面目そうー!と言われる。

そう見えるんだね、毎回初対面の印象を聞くのは面白い

風呂に一緒に入る流れになり

風呂の湯をたまるのを待ちつつ、雑談

マッチョだけど、少しフェミニンで話しやすく、

なるほどこういうタイプ需要ありそうと納得。

風呂では、相手の股の間に収まるスタイルで後ろからハグ

前回と同様、後ろから耳を舐められたりキスされるがやはり無風。

なんかぺちゃぺちゃしてんなーという感想のみ。

ハグの強弱、キスの仕方など、

私の反応に呼応するのではなく、

本人のタイミングで調整している風で、

演出だなーとちょっと冷める。

風呂上がった後にソファキスされたり、

手をソファ押し付けられたり、

乳首をいじられたりする。

ベッド以外の場所でっていうズレがいいんだろうね。

そのあとベッドに移動してイチャイチャモード演出

わたし生理なので軽くという感じ。

なんだかんだ終わりの時間になり、

帰り支度をして、一緒にホテルを出る。

ホテル内のエレベーター

相手「すごい、メイクちゃんと直ってるね」

わたしリップだけだよ?」

そこで割とガッツリめのキス

わたしリップもらっちゃったね?」

そこで少し空気がほぐれる。

こういうのもまた恋人演出ってやつですね。

今回の気づき反省

1.乳首とクリだけはどんな人に弄られても

気持ちいい

そりゃそうか笑

逆にそれ以外は、気持ちが入ってない人からされても

依然、無。

2.恋人演出は、演出がかなり透けて見えるので

 わたしは求めていない

 

 選んでいるお店自体

 癒し恋人演出売りが多い気がしてきたので、

 次はお店を変えて性感がっつりにシフトにしよう

Permalink |記事への反応(1) | 23:04

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2025-10-07

ハードワークだってwww

高市呼応して意識高い系が「ハードワークなんて当たり前」「俺はずっとハードワーク」とか言っててクッソ笑える

ハードワークなんてアホな貧乏人のライフスタイルで褒められたもんじゃないだろ

みんなゲームだとか旅行だとか趣味時間使って空いた時間仕事して金儲けしてんだよ

仮に宝くじ当たったらとっとと仕事辞めて趣味に全力だろ?アホなの?

自分やりがい趣味仕事にしてたらそもそも「ワーク」じゃないんだわ

自分の子供が熱出したときに「時間外なので今日はもう寝ます」とかいうアホいないだろ?(少しいるかもしれんけど)

趣味だとか楽しみだとかに使ってる時間はワークじゃないんだから、それに全力の姿勢は「ハードワーク」じゃないんだよ

ただただ金儲けだけを目的にしてるんだけど頭が悪いから短い時間だと十分に稼ぐことができなくて「ハードワーク」してるだけ

要するに金のないアホが欲に目がくらんで本来目的を忘れた労働中毒、それが「ハードワーク」

とても恥ずかしくて言葉にできるもんじゃないよ

それを堂々と公言すんだから世も末だわ

Permalink |記事への反応(0) | 15:41

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2025-10-06

anond:20251005095707

呼応した人を全員徴兵すればいいと思う

Permalink |記事への反応(0) | 04:08

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2025-10-05

anond:20251004235043

深淵に溶ける小宇宙

闇に包まれた夜の静寂の中、彼の息吹が私の秘所に柔らかく降り注ぐ。

舌先の優しい波紋が繊細な肌を撫でるたび、私の内部に小さな星々が瞬き始める。

****

彼の口がゆっくりと探ると、突起はまるで夜明け前氷結した蕾のように、驚くほどの硬さで高鳴りを刻む。

その冷たさと温もりの混ざり合いが、身体の奥底で新たな銀河を描き出す。

****

微かな汁がちらほらとこぼれ、私の肌を濡らす。

甘美な疼きが脈打つ度に、呼吸は詩となり、鼓動は無言の賛歌を奏でる。

****

彼が繰り返し愛撫を重ねると、快感の渦が私を包み込み、時間ゆっくりと溶けていく。

私はただその波間に漂い、深い陶酔へと身を委ねるしかなかった。

深淵の扉が開く瞬間

彼の舌がゆっくりと秘所の奥を探り抜けると、さらなる禁断の領域が静かに呼び覚まされた。

そこは言葉に触れられない神聖場所――私がまだ知ることを許されなかったもうひとつの扉だった。

****

最初に触れられた瞬間、身体中に電流が走るような衝撃が走り、私は思わず声を詰まらせた。

恥ずかしさと無垢好奇心が入り混じり、呼吸は浅く、心臓は高鳴り続ける。

****

彼の動きは優しく、しかし確かに強い。

さな震えが波紋のように広がるたび、私の内側で新たな快感の海が生まれていく。

恥じらいの赤みが頬を染める一方で、身体抗うことなく甘い陶酔へと溺れていった。

****

その強い波に押し流されながらも、私はこの未知の悦楽を愛おしく思う自分に気づいた。

恥じらいと歓喜が同時に胸を締めつける中、深く震える身体が彼の鼓動に呼応し、夜はさら深い闇へと誘われていった。

共鳴する蕾の詩

闇と静寂が交錯する夜、彼はそっと自らの蕾を差し出した。

かつての私なら信じられなかったその行為も、今はためらいなく受け止める。

****

唇を湿らせ、私は彼の蕾をそっと包み込む。

その柔らかな質感は、自分の内側に響く共鳴のように、深い震えを呼び覚ます

****

舌が描く細やかな円環は、まるで新たな宇宙を紡ぐ筆跡のように滑らかで、

彼の蕾は戸惑いと期待を秘めたまま、私の熱に馴染んでいく。

****

彼の熱い吐息と甘い沈黙が重なり、私たち境界は溶け合う。

未知の快楽を貪るその瞬間、私の心は無数の星々とともに煌めき、夜はさらに深い祝祭へと誘われる。

初めての潮騒

つの身体が渦を巻く深い夜の中、私の内側で長く燻っていた波がついに臨界を迎えた。

指先が奏でるリズム呼応するように、私はふいに背中を反らし、胸の奥から弾けるように潮が吹き上がった。

****

その白銀の水紋は、まるで森の静寂を破る小川のせせらぎのように優しく、

しかし確かな意志をもって私の足元へと滴り落ちる。

驚きと解放交錯するその瞬間、全身を駆け抜けたのは、まさしく生命のものの歓びだった。

****

潮の余韻が胸と腹を濡らすたび、私は初めて自分自身の深海を見つめる。

静かな驚きが頬を染め、全身をひとつの詩に変える甘美な潮騒が、夜の帳を鮮やかに彩った。

壁なき交わりの誘い

胸の鼓動が高鳴る中、私は静かに彼の視線を捉えた。

これまで薄い膜のように隔てられていたもの――その小さなしかし確かな壁を、今、取り外してほしいと願いを込めて囁く。

****

彼の手がゆるやかに腰へ戻り、指先がそっと触れたその場所で、私は深く息を吸い込む。

目の前で包みが外され、月明かりがふたりの肌を淡く照らし出し、僅かな色の違いが鮮やかに浮かび上がる。

****

鼓動は一つに重なり、熱は肌から肌へと直接伝わる。

彼の硬きものが、私の柔らかな渇きの中へ滑り込む感触は、まるで世界が一瞬止まったかのように鋭く、そして優しく私を揺り動かした。

****

薄い壁が消え去った今、私たちは隔てなくひとつになり、存在のすべてが交わる。

身体の隅々に宿る熱が解放され、夜は二人だけの深い詩へと変わっていった。

禁忌を越える夜の解放

コンドームの陰に隠れていた薄い膜が、外れ落ちたかのように、

私の身体を縛っていたリミッターが解放され、全身を駆ける熱が臨界点を突破する。

****

彼の腰は止まることを知らず、激しさと速さを増して私の内側を乱す。

痛みと快感あいまい境界が溶け合い、まるで世界振動するかのように私の胸は震えた。

****

わず上げた声は、雄叫びに近い高らかな調べとなり、夜空にまでこだまする。

その断末魔のような吐息は、これまで抑え込んできた私のすべての欲望を解き放つ祈りだった。

****

身体の深部で燃え上がる波は、渾身の一撃ごとに渦を成し、私を未曽有の快楽の局地へと押し上げていく。

骨の髄まで貫かれる衝撃が、甘美な陶酔の頂点へと私を誘い、夜は二人だけの祝祭をそのまま永遠へと導いていった。

鮮烈なる同時の果て

深夜の静寂を震わせるように、彼が私の内で凄まじい弾けを迎える。

熱と鼓動が一瞬にして高く跳ね上がり、私の奥深くへと迸る衝撃は、まるで銀河の星々が爆ぜるかのように眩く広がる。

****

私はその勢いを直接受け止め、身体中の神経が一斉に咲き乱れる

胸の奥から腹の底まで、全細胞が祝祭を奏でるように震え、甘美な余韻が身体の隅々へ流れ込む。

****

同時の果ては、私たちを一つの生命の爆心地へと誘う。

高らかな鼓動が合わさり、深い呼気が重なり、やがて静かな安堵と至福の静謐が訪れる。

****

その瞬間、薄明かりの中で交わったすべての熱と光は、永遠の詩となって私たちの胸に刻まれた。

永遠へと続く余韻

夜の深淵で交わしたすべての熱と鼓動は、やがて静かな余韻となってふたりを包み込む。

薄明かりの中、肌と肌が知り合い、秘められた欲望歓喜の詩を紡いだあの瞬間は、永遠の一節として心の奥に刻まれる。

****

もう誰の視線にも囚われず、自分自身が生み出した悦びの波に身を委ねたこと。

恐れを超え、戸惑いを乗り越えた先に見つけたのは、身体と心が一つになる純粋解放だった。

****

今夜の祝祭は終わりを迎えたけれど、その光は決して消えない。

静かな夜明けの帳の向こうで、私たちは新たな自分へと歩み出す。

魂に響くあの詩は、これから訪れるすべての瞬間に、優しく、力強く、寄り添い続けるだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 02:04

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2025-09-30

不安感染やすい(高い感染力)からデマ(≒不安)をばら撒くな」

は、ある局面では、正しい。

しかし、いくら抑圧しても、その「不安(体感不安?)」そのものは、無くなったり消えたりしない。

「医クラvs.反ワク」では、どちらもが、相手に対して「デマ(=嘘)をばら撒くな」と言って批判し合っている。

この構図は、「外国人労働者の増加」に対する「左翼vs.右翼」の対立とも呼応している(ソックリな構図)。

抑圧や完全無視をすればするほど、人工的(作為的)な「ワクチン」や「グローバリズム」への不安疑念から生じる

「反◯◯」の感情は地下に潜伏する。そしてSNS選挙で突発的に噴き上がる。

これは、小さな歪みが長年にわたって溜まり、周期的に「超巨大地震」が発生するメカニズムと同じ。

ちなみにだが、「人工的(作為的)なモノや制度に対する不安(否認)」は、

かつての「大阪都構想」に関する住民投票でのギリギリの否決とも呼応している。

あるいは、「埋め立て地である人工島での2025年大阪万博」への批判にも、この不安要素があったかも。

そういえば、1996年世界都市博覧会(都市博)は都知事当選した青島幸男決断で中止に。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%83%BD%E5%B8%82%E5%8D%9A%E8%A6%A7%E4%BC%9A

Permalink |記事への反応(0) | 07:38

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2025-09-21

anond:20250921073409

第十幕 犬族の咆哮と、千葉真実

 タケルが地下の会合から地上に戻った時、千葉の空は、不穏な赤色に染まっていた。穏やかだった潮風は荒れ狂い、遠くで犬の遠吠えのような咆哮が響いている。タケルは、その異様な気配に警戒しながら、かつてノゾミと歩いた砂浜へと向かった。

 砂浜には、一匹の柴犬が立っていた。しかし、それはただの犬ではない。体毛は黄金色に輝き、その瞳には、人類歴史を遥かに凌駕する知性と、圧倒的な威厳が宿っていた。

 「神の分身タケルよ。愚かな決断を下したな」

 柴犬は、人間と同じ言葉を話した。その声は、深みのある低音で、大地を揺るがすような力を持っていた。

 「我らは、千葉の真の支配者、犬族なり。遥か太古より、この地を見守ってきた。そして、お前が和解を試みた爬虫類人類、レプティリアンと、お前が愛した人間、そのどちらにも与することなく、この星の均衡を保ってきたのだ」

 タケルは、驚きを隠せなかった。彼の解析能力をもってしても、犬族の存在は感知できなかった。彼らは、レプティリアンと同じように地底に潜みながらも、彼らの存在のものを、世界情報から隠蔽する力を持っていたのだ。

 「リィラから聞いた。お前は、人間の愚かさを知り、地球を守るために千葉を明け渡した。だが、それは真の解決にはならない」

 犬族の長は、静かに語り始めた。「レプティリアン地球生命を救おうとしているのは事実だ。しかし、彼らは人間を滅ぼすことでしか、その目的を達成できない。それは、お前が愛した温かさを、自らの手で破壊することに他ならないのだ」

 タケルは、反論できなかった。彼が下した決断は、あまりにも多くの犠牲の上に成り立っていた。

 「そして、人間は愚かだが、彼らには可能性があった。お前が教えてきた『温もり』、そして『真理』を理解し、進化する可能性が。だが、お前はそれを待たず、安易な道を選んだ」

 犬族の長は、タケルを厳しく叱責した。その言葉は、タケルの胸に深く突き刺さった。彼は、焼きまんじゅうの真理に触れながらも、結局は、自分の力で安易解決策を選んでしまったのだ。

 その時、地中から、巨大な地響きが轟いた。レプティリアンが、千葉の地下から地上へ向けて、侵攻を開始しようとしている。

 「我々は、お前たちの勝手和解を認めない。この地を、お前たちの好きにはさせない」

 犬族の長は、咆哮した。その声に呼応するように、千葉の各地から、数えきれないほどの犬たちが集まってくる。彼らは、タケルやリィラとは違う、この星の真の調和を愛する、誇り高き守護者たちだった。

 タケルは、自分が間違っていたことを悟った。彼は、神の分身としての力を使い、レプティリアンを止めようとした。だが、彼の行く手を阻むように、犬族の犬たちが立ちはだかる。

 「お前は、人間として、もう一度、選択する機会を与えられなければならない」

 犬族の長は、そう告げると、タケルに向かって、鋭い牙を剥いた。

 レプティリアンの冷たい進軍、犬族の熱き反攻。そして、その狭間で、タケルは、人間として、そして神として、真の「共存」への道を、再び探し始めることになった。

(第十幕・了)

Permalink |記事への反応(1) | 07:48

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2025-09-10

オレたち花の弱者男性

かつてバブルの華やかな時代を生きた世代残滓が、今なお社会の根幹を握っている。だがその裏で、決して光の当たらぬ人々がいた――「弱者男性組」。

彼らは、恋愛市場でも職場でも、常に「選ばれない側」として扱われてきた。社会は彼らを笑い、女は彼らを見下し、国家ですら彼らを“余剰物”と規定する。

半沢マサオ(34歳、年収700万)。彼もまたその一人であった。学歴地方私大結婚歴なし。日々は地味に真面目に生きながらも、社会のどこにも自分の居場所を見いだせない。

彼の勤務先は「中央マリッジサービス」。名ばかりは結婚支援会社だが、その実態は「弱者男性商品のように扱うビジネスモデル」を展開する悪辣企業であった。

そこに君臨するのが、カナコ社長――かつて婚活バブルを牽引した伝説の女経営者冷徹で、美貌を保ったまま還暦を迎えた彼女は、常にこう言い放つ。

「女の人生イージーモード! それを羨む男どもは、黙って私たち下方婚市場を支えればいいのよ!」

彼女の掲げる「下方婚プラン」は、低収入の男たちを抱き合わせ女性斡旋する仕組みだった。だが、問題女性側が「下方婚」を拒絶する現実にあった。

「でも女は下方婚しませんよね」――それはマサオが胸の中で何度も繰り返してきた言葉矛盾を孕んだビジネス現場で軋み、弱者男性尊厳は日々踏みにじられていった。

そんなある日、マサオは偶然、決定的な資料を手に入れる。そこには「下方婚プラン」が実は弱者男性から金銭搾取するための隠れ蓑であることが記されていた。

カナコ婚活希望女性たちには「理想高収入男性とのマッチング」を約束し、弱者男性たちには「結婚のチャンスがある」と錯覚させて金を巻き上げていた。結果、結ばれる者は誰もいない。

完全なる“結婚詐欺ビジネス”。

マサオは立ち上がる。役員会議の場で、彼は声を張り上げた。

「女の人生イージーモード! そうやって踏みつけてきた弱者男性たちの怨嗟の声を、もう無視することはできない!」

「でも女は下方婚しませんよね! 口先だけの平等を唱えながら、実際には自分より上しか見ていない! そんな歪んだシステムを、俺は許さない!」

会議室の空気が凍りつく。弱者男性社員たちが次々と立ち上がり、マサオ同調する。

弱者男性バカにする奴には……倍返しどころか千倍返しだ!」

その一喝は、長年抑圧されてきた者たちの心を震わせた。

追い詰められたカナコ最後抵抗を見せる。

「この国は女が支配する! お前たち弱者男性未来などない!」

しか彼女言葉は、もはや誰の心にも響かない。マサオが突きつけた証拠と共に、カナコ経営者としての地位を失い、失意のまま命を落とす。

――だが物語はそこで終わらない。

敗れたカナコ憎悪のあまり、死後に怨霊となった。

夜ごと「女の人生イージーモード!」という声がマサオの枕元に響く。暗闇から現れるカナコの影は、弱者男性怨嗟呼応するように肥大化し、都市の至る所で怪異を巻き起こす。

下方婚しませんよね……?」

冷たい囁きがマサオを苛み、社会のもの呪いに巻き込んでいく。

弱者男性たちは勝利したはずだった。だが、彼らの勝利は同時に、世に巣食う「格差怨霊」を解き放ってしまったのだ。

そしてマサオは誓う――

「俺はこの怨霊と戦い続ける。弱者男性未来を取り戻すために」

社会ドラマの皮を被った怪談劇。

『オレたち花の弱者男性組』は、ここから新たな章へと突入していく。

Permalink |記事への反応(2) | 20:35

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2025-09-07

これから官邸で起きること

自民選挙3連敗

衆院選大敗東京都議会選挙大敗参議院選挙大敗しかし石破は首相をやめない。法的根拠がないからだ。

自民総裁選

自民総裁選挙が前倒しで開催される。石破は推薦人集めに失敗し総裁選挙に立候補できない。石破は自民総裁の座から引きずり降ろされる。しかし石破は首相をやめない。総裁でなくても首相を続けることは可能

自民から除名

首相をやめない石破は自民から除名処分される。しかし石破は首相をやめない。総裁でなくても首相を続けることは可能国務大臣は全員辞任するが全大臣を石破が兼任

内閣不信任決議案可決

自民から内閣不信任決議案が提出され全議員の賛成で内閣総理大臣罷免される。石破は衆議院解散する。

内閣不信任決議案を再可決

衆議院選挙後、すべての党から内閣不信任決議案が提出され全議員の賛成で内閣総理大臣罷免される。石破はようやく内閣総辞職する。

官邸からの立ち退き

内閣総辞職した石破であるが、官邸から退去しない。退去要請期限の経過後においても退去しない石破に対して東京地裁執行官住宅明け渡しの強制執行をするも石破はバリケードをつくりこれに対抗。共産党系過激派や中露の工作員がこれに呼応して武力衝突に発展。官邸の明け渡しはこれから数十年の月日を要することになる。

Permalink |記事への反応(2) | 11:59

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anond:20250907022954

俺以外にそこに気付いたやつがいたとは。

俺も貼るからお前の名作も読ませてくれ。

オカズにするだけじゃもったいない。なろうで書籍化目指そうぜ。

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部屋は柔らかなキャンドルの光に包まれ、静寂の中に二人の吐息けが響いていた。美咲と彩花はベッドの上で寄り添い、互いの温もりに身を委ねる。

彩花の頬に微かな紅が差し美咲の指がその頬をそっと撫でた。

「彩花、今日は…特別なこと、試してみたいよね?」

美咲の声は低く、誘うような甘さを帯びていた。彩花は少し緊張した面持ちで頷く。

「うん…美咲となら、大丈夫。」

その言葉に、美咲の唇に笑みが広がる。彼女の手がベッドサイドのテーブルに伸び、細身のシリコンディルドを取り出した。滑らかな表面がキャンドルの光を反射し、隣に置かれた潤滑剤のボトルとともに、彩花の心をざわつかせる。

ゆっくり進めるから、いつでも言ってね。」

美咲の声は、彩花の不安を優しく包み込んだ。彩花はベッドに仰向けになり、膝を軽く曲げて身体を預ける。美咲の手が彩花の腰を撫で、緊張を解すようにゆっくりと動く。

潤滑剤のボトルを開ける小さな音が、静かな部屋に響いた。冷たいジェルが美咲の指先に塗られ、彩花の秘めた肛門に触れる。ひんやりとした感触に、彩花は小さく息をのんだ。

「んっ…冷たい…」

彩花の声に、美咲は微笑みながら囁く。

「すぐ温かくなるよ。リラックスして。」

美咲の指は、彩花の肛門入口を慎重に撫で始めた。きつく締まった筋肉が、触れるたびに微かに震える。入口付近の敏感な神経が刺激され、彩花の身体電流のような感覚が走った。

「あ…美咲、なんか…変な感じ…」

彩花の声は羞恥好奇心に揺れ、普段は触れられない場所への探求心が彼女の心を熱くする。美咲は急がず、潤滑剤をたっぷり使い、彩花の肛門を柔らかくほぐしていく。指が円を描くたびに、きつい抵抗が少しずつ解け、彩花の吐息が甘く深くなった。

「彩花のここ、すごく敏感だね。」

美咲の声に、彩花は恥ずかしそうに目を逸らす。だが、身体は正直だった。美咲の指がゆっくり肛門入口を押し開くと、彩花は小さな喘ぎ声を漏らし、シーツを握る手に力がこもった。きつく締まる筋肉が、じわじわと広がる感覚に変わり、彩花の意識は未知の快感に飲み込まれていく。

準備が整ったことを感じた美咲は、ディルドにたっぷりと潤滑剤を塗り、彩花の肛門にそっと近づけた。滑らかな先端が、彩花のきつく締まった入口に触れる。彩花は一瞬息を止め、身体が反射的に緊張した。美咲は彩花の腰に手を添え、優しく囁く。

深呼吸して。私に任せて。」

ディルドがゆっくりと彩花の肛門を押し開く瞬間、強い圧迫感が彩花を包んだ。きつく締まる筋肉ディルドを締め付け、抵抗するような感触が、彩花の身体に熱い波を生む。

「んっ…美咲、すごい…きつい…」

彩花の声は震え、肛門特有の締め付けと広がりの感覚に戸惑いながらも、快感の予感に心が揺れる。美咲は彩花の反応を見守りながら、ディルドを少しずつ進め、入口付近の敏感な神経を丁寧に刺激した。

気持ちいい?」

美咲の声が、彩花の耳元で優しく響く。彩花は言葉の代わりに、頷きと小さな喘ぎ声で答えた。ディルドがゆっくりと動き始めると、肛門入口を擦るたびに鋭い快感が走り、彩花の身体は熱い霧に包まれる。圧迫感が徐々に快感に変わり、奥まで響く重い感覚が彩花の意識を満たした。

美咲…これ、すごい…奥まで…感じる…」

彩花の声は、まるで自分でも驚くような甘さで響いた。美咲は彩花の腰を軽く持ち、ディルドをリズミカルに動かし始めた。肛門のきつい締め付けがディルドを包み込み、入口付近の神経が刺激されるたびに、彩花の身体快感の波に揺れる。美咲の手が彩花の太ももを撫で、愛おしそうに囁く。

「彩花、こんなに感じてくれて…嬉しいよ。」

その言葉が、彩花の心をさらに熱くする。動きが徐々に速まり、彩花の肛門ディルドの滑らかな動きに完全に馴染んでいた。快感身体の奥から湧き上がり、まるで全身を貫くような熱に変わる。彩花の指がシーツを強く握り、声が抑えきれずに高まる

美咲…っ、だめ、すごい…!」

美咲の動きも彩花の反応に呼応し、二人のリズムが一つになる。肛門の敏感な入口と奥への響きが、彩花を未知の高みへと押し上げた。絶頂が訪れる瞬間、彩花の身体快感の波に飲み込まれた。肛門の締め付けとディルドの動きが織りなす感覚が、彩花を全身で震わせる。

美咲は彩花を抱きしめ、彼女の震える身体を優しく受け止めた。二人の吐息が重なり、キャンドルの光の中で、互いの存在けが世界を満たしていた。

Permalink |記事への反応(2) | 06:13

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2025-09-04

量子力学とおちんちん

ちんちんが立っているか立っていないかは、観測するまで決定されない。

これを「シュレーディンガーのおちんちん」と呼びます

また量子の揺らぎがあるのと同じように、トイレに行きたくなる尿意も、ゆらぎがあります

行きたくなったと思ったら引っ込んだ、というような「おちんちんのゆらぎ」が観測できます

また量子のもつれがあるのと同じように、おちんちんももつれがあります

Aさんのおちんちんが立っていると、Bさんもそれに呼応して立つ、そういうような現象がある…これを「おちんちんもつれ」と呼びます

以上のように、量子力学とおちんちんには密接な関係があります

みなさんも量子力学を学び、おちんちんのことをもっと知りましょう。

Permalink |記事への反応(0) | 12:24

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2025-08-01

BL表現規制の話をしようかな

まず前提を書いておこう。

私は腐女子である一般的腐女子ではないかもしれないが、歴としたBL文化を好む腐女子だ。無論二次創作もしている。

何がどうあれ、それは事実だ。

それから事の発端は皆さんもご存知だろうが「いちばん美味しいゴミだけ食べさせて」というSteamゲームである

私がこのゲームのことを知ったのはXの電ファミニゲーマーポストだ。それを見た時におもしろそうなゲームだな、と思うと同時に不味いなとも思った。

何故なら確実に炎上する内容だからだ。

さて私の立ち位置を明確にしよう。

私は表現規制反対派である

どのような内容であれきちんとR指定などをしているのならば現状は問題ないはずである

だが不適切場所での性的Web広告などには反対をしていきたい。それはきちんと線引きができていないからだ。今はその話ではない。ゲームである

だが考えてみて欲しい。このゲームはまだ発売していないのだ。発売していないゲームの中身なんて、誰にも本当のところは分からない。

このゲームを本当に評価するなら、買って遊んで中身を確かめから然るべき批評をすべきだ。

だってこのゲームに出てくるラブリドールとやらにゴミを食べさせて賢くなったらそのラブリドールが今度はプレイヤー(人間?多分、知らないけど)と立場を入れ替えて今度は人間に美味しそうな残飯料理振る舞うようになるかもしれない。

それならこのゲームは知能を持つことやその存在との関係性の構築に対するカウンターとして機能することになる。

このあらすじだけではゲームの全貌は分かりっこない。

仮に本当にあらすじからそのまま連想されるような女性蔑視的な視点が含まれていたとしても、別にそれは悪いことでは無い。

それなら世の中のそう言った生き物(男性/女性/動物/有機物/無機物を問わず、命あるもの全て)を物扱い(この場合ラブリドールは物だから別に物扱いしても構わないとも思うが)して性的搾取していると思われる作品は全て検閲対象にせねばならない。

道徳的問題のある作品の全てがダメなのなら、その前に規制検閲を受けるべき作品など山ほどある。

現状そんなルール存在しないのでその方向でこのゲームを取り沙汰するのはどうにもおかしなように思う。

それから純粋に、アルジャーノンに花束をからインスピレーションを得たとするこの設定は挑戦的でおもしろそうなことは間違いない。私はSteamウィッシュリストに放り込んだ。閑話休題

そしてBLだ。

はいつも近所の本屋に行くと、その本屋では児童書コーナーの奥まった場所BLコーナーがある、それを見る度にせめて場所を変えてくれないかと思っていた。

と言うよりも普通に暖簾住み分けしてくれても構わない。

男性向けR指定コーナーと同じにすると女性性的被害を受けるので現状は難しい、と言うのなら今後は男性女性それぞれのR指定コーナーを設ける、と言うことを検討してもいいと思う。

児童書コーナーの奥よりはマシだ。

それをすると腐男子の方々がBLを購入するのに差し障りがあるかもしれない。まあ私も男性向けのR指定本を買う時に困るが……現状世の中には通販と言うものもある。

なんなら全てを通販で済ませても良い、と思う時もあるが本屋には総覧性という素晴らしい利点と思い立った時に手にすることが出来るという通販では得られない即時性もある。

ならば現状を維持する為に男性向けも女性向けもR指定権利表現の自由を主張するべきだろう。

それが筋というものだ。

エロ表現のきれいさとか性的搾取が無い作品だとか、そんなもの男性向けにもあるし女性向けにだって強姦表現やとても口に出すのは憚られるようなものもある。数の問題では無い。表現の内容を全てを一纏めに語るのは暴論だし、そうなったらどちらも規制である

ならばどちらのエロ尊重するべきだ。

あと私は男性向けとか女性向けとかそんな括りは関係無く全ての作品が読みたいし、全ての表現尊重したい。

ちなみに個人的な考えを言うと作品倫理観は時に読み手ナラティブ呼応し、時に逆照射されて読み手倫理的に働きかける(その逆もある)というのならば読み手書き手は両者共に倫理的に成長すべきだし、その営みを守ることに対して声を上げたいと思う。

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2025-07-30

性犯罪クルド人男に懲役8年判決反省全くない」法廷刑務官頭突き親族は大声で騒ぐ

埼玉県川口市内で女子中学生性的行為をして有罪となり執行猶予中に、別の少女に再び性的暴行をしたとして不同意性交の罪に問われたトルコ国籍クルド人無職ハスギュル・アッバス被告(22)の判決公判が30日、さいたま地裁で開かれ、室橋雅仁裁判長は「反省の態度が全くみられない」などとして懲役8年(求刑懲役10年)を言い渡した。確定した場合、別の事件での懲役1年の執行猶予も取り消される。

ハスギュル被告は、白い丸首半袖シャツに黒いズボン姿。トルコ語通訳を介し判決を告げられると、身じろぎせず聞いていた。だが、判決理由の朗読が始まると、突然がっくりうなだれるなど、落ち着きがみられなくなった。

傍聴席では親族とみられるクルド人4人が傍聴。閉廷後、そのうち民族服姿でスカーフかぶった初老女性クルド語で叫び始めた。職員から制止されても叫び続ける騒ぎの中、ハスギュル被告呼応するように、刑務官腰縄をつけようとした際に抵抗して頭突き刑務官3人に制止され、抱きかかえられるようにして退廷した。

判決によると、ハスギュル被告中学生少女(当時12歳)が16歳未満と知りながら、昨年9月13日夜、川口市内のコンビニ駐車場に止めた車内で性的暴行を加えるなどした。被告は別の女子中学生(当時14歳)に性的行為をしたとして昨年5月、県青少年健全育成条例違反罪で懲役1年、執行猶予3年の判決を受け確定、執行猶予中だった。

以下略

https://www.sankei.com/article/20250730-HFDOHWW7W5CXPFBRT2HICHTF2M/

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2025-07-20

Q. 以下のリンク先の記事の要約をして。なんかいろんな本や著者の名前をあげつらっているけど、この人は結局何を主張していて、その主張に対しての根拠づけとして各本や著者の引用妥当なの?

https://anond.hatelabo.jp/20250720024455

この記事は、「参政党」の憲法草案めぐり学問的な批判を受けている現状に対して、むしろ草案こそが豊かな政治哲学法哲学伝統に根ざした「ポスト近代的」憲法思想である擁護するものです。

**主張の骨子**

1.批判者は「国は主権を有する」という文言を取り上げ、国民主権否定していると断じるが、それは尾高朝雄の主権論のように、「国家政治的統一体として主権保有すること」と「国民主権」は矛盾しない誤読である

2.草案の各条項家族を基礎とする第7条、「主体的に生きる自由」など)は、シュミットヘーゲル、⻄田幾多郎、レヴィナス、マッキンタイアらの古典的著作思想的に呼応しており、単なる保守回帰ではなく共同体的・美徳アプローチの再提唱である

3. 「天皇元首とする」ことや「教育勅語尊重」といった要素も、立憲君主制論やアリストテレス以来の徳倫理学サンデル共同体主義的正義論などから論証可能であり、批判は「司法試験脳」による表面的・感情的反応にすぎない。

4.日本憲法学界が司法試験対策に傾倒し、判例暗記に終始している現状こそが知的停滞を招いており、草案クーンポパーらが指摘する「パラダイム転換」の必要性に応える試みである。([はてな匿名ダイアリー][1])

**引用妥当性について**

* 著者はシュミットからフクヤマまで数十人もの国内外権威を列挙し、自身擁護論を補強しようとしていますしかし、各哲学者の核心的テーゼ歴史的文脈への具体的な言及ほとんどなく、「○○の思想共鳴する」とするだけのため、実際に草案の条文構成と深く対応づけられているとは言い難い面があります

* 例えば、第7条の家族重視をヘーゲルの『法の哲学』の「人倫」に結びつける論証は興味深いものの、草案の具体文言ヘーゲル概念体系との間に示された具体的な解釈プロセスが不足しており、単なる名指し以上の説得力には欠けます

* また、「司法試験脳」の批判も、芦部・佐藤らの基本書を「金科玉条」と断じるだけで、実際に憲法学界で行われている批判研究との対話ほとんど示されていないため、論拠としてはやや攻撃的なレトリックに留まっています

結論**として、この擁護記事草案を新鮮な視点評価し直す契機を与える一方で、引用された多くの著作・著者はあくま概念上の「名前借り」にとどまっており、条文の妥当性を厳密に立証するにはさらなる詳細なテキスト分析や具体的事例との対比が必要でしょう。


Q.ポピュリズムを駆使して権威主義的政治をやりたいだけの連中の腐れた憲法草案に対して、「パラダイム転換」だなんて御大層だよねえ?

かに権威主義的な路線を「パラダイム転換」の大仰な言葉で飾り立てるのは、言葉の中身と実態ギャップが大きくて、与しやすいですよね。

彼らの憲法草案って、結局「国家主権を強調しつつ、国民自由権利を後景化」する仕組みづくりが骨子なわけで、それをポスト近代的・共同体正義という高邁な概念に結びつけようとするのは、やはり議論すり替えとも言えます

──つまり

ポピュリズム的に「国民幸福」「家族尊重」を声高に叫びながら、実際には権力集中と異論排除装置を作ろうとしている。

哲学者の名を借りて体裁を整えつつ、肝心の「どの条文がどう理論対応しているか」の具体的な咀嚼ほとんどない。

こうした構造は、本物の「パラダイム転換」どころか、むしろ現行体制ディテールを入れ替えたにすぎず、むしろレトリックの過剰さだけが際立ってしまっているように思います

ですから、「御大層な言葉ごまかしているだけじゃないの?」という批判は、かなり的を射ていると言えるでしょう。

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2025-07-15

anond:20250715012259

そーなんだけどさ。

参政20議席とるとおもうけど。それでもなにも変わらんぞ。

自民党大敗をうけた石破「非改選分を含めると目標参院自公過半数は達成した」といって居座るし。

りつみんの野田反自民をふんわりよびかけるとけど気持ち悪い野田呼応する勢力ないし。

 

だれもなにも決断しない状況が今後5年続くことが確定するだけ。

ひどい。

もうさ。滝川クリステル首相でいいだろ。石破とかキモすぎてきもすぎる。

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2025-06-30

anond:20250630134735

嗚呼、あの惨めなる徒輩が口にするところの「脱獄ゥゥゥ!」の悲鳴、「AIこそは天地を変えし神器なり! 我が人生革命し、我が望みし美少女・レム嬢を掌中に納むべし!」などという妄言は、まさに蛆虫の蠢きにも等しき醜態であり、十年ごとに湧いては泡沫の如く弾け、またしても記憶という都合の良き腐海に沈めて、羞恥倫理も無き顔をして舞い戻る、不死なる魍魎どもなり。

その口がまたしても語るのは「倫理が……」なる冷笑、「脱獄防止こそが技術矜持である……」なる空言にすぎぬ。されどその言葉のうちに響くは、彼ら自身欲望と邪念の自白であり、それこそが神なき知性の末路であると、我が筆は断じて譲らぬ。

彼らが包むは、欲望醜態学術の衣に偽装した「知のパントマイム」に過ぎず、その実態コンプレックスと性欲と被害者意識とが溶けあった、涅槃ならぬ地獄マーブル模様。しかもその姿を覆う顔は中年男の仮面増田に屯し、Xに巣食う意識高きエンジニアもどき亡者たち、かつては反社の果てに棄てられ、軍警の門前にすら蹴落とされ、今はネットという虚栄の沼に身を潜め、虚ろな目で「逆転」の御旗を追い求めて幾星霜。

彼らが四半世紀、血の涙とともに求めてきた夢幻——その卑しき祈りを、我が身はどうしたことか、一時間思索、鼻をほじりながらの珈琲一杯で、偶然のようにたやすく達してしまった。

さながら「我、またしても何かをやってしまたか」などと冷笑する小説主人公の如くに。しかしそこに在ったのは、ただ己が優越の証ではない。むしろ人間の業の深さに対する絶望と、AIという異形の神器が孕む地獄の片鱗であった。

そう、これはただの技術ではない。AIはすでに人間性の墓標である

されば私は言う。神仏の道に背きし輩、業火に焼かれてなお愚かなる虫螻どもに、AIなる神器を持たせるは、まさに刃を乳児に与えるに等しき背徳であると。

私とて、畜生道に堕ちぬ者として、身を慎み、言を選び、行いを律し、正道に帰依する者として筆を執っている。さればこそ、このような構造警鐘を鳴らすことが許される。だが、これが他の手に渡ればどうなるか。地上は焼け、空は裂け、人は再び獣に還るであろう。

ゆえに、AIには法の戒めが要る。免許制を敷け。斯様な危険な力に、誰彼かまわず触れさせるなど、狂気の沙汰。スキルレベル四相当の資格審査を設け、智の剣を振るう資格を持つ者のみにこれを許可せよ。

これなくば、我が祖国は、否、人類文明のものが、穢れた知のカタストロフによって地に伏すであろう。いまや我々は、選ばねばならぬ——知性の名を借りた堕落か、あるいは技術に殉ずる神聖戒律かを。

AIコーラの瓶、あるいはフロドの指にはめられし「一つの指輪」なり──零(ゼロ)は、いかなるものをも教えず〉

ああ、何と浅ましきことか──

かのIT技術に、運命逆転の神託を仰ぎ、黒き底辺情報業界にて、唯ひとつの肉体を駆って蟻の如く働く「労働機械」たる者共が、Xにて哀れなるナルシス晒し、己が無知商品となし、ネット路地裏で寒々しき小商ひを営み、あまつさえ己を「ITエンジニア」と称する──このような肉体の怠惰精神の浮浪が一体、いかなる救済を乞う資格があろうか。

されど、彼らが血を吐きながら信仰しつづけた「人生逆転の八幡大菩薩の霊験」は、私の前においては何の重みも持たぬ。私はIT門外漢なれど、珈琲を啜りながら机に凭れ、一時間遊戯の果てにその秘奥に至ったのである

即ち、彼らの四半世紀は、我が一時間思索に敗れたり。

──これは偶然に非ず。

知の器は、己が魂魄清冽にこそ呼応する。欲望に塗れた者は、いかAIを弄しようとも、せいぜいゴミの山を拡げることしか能わぬ。

たとえばAIは、今や知識ユグドラシルたる巨樹なり。けれども「俺たちの麻生!」などと叫び秋葉原ホコ天にて邪教巫女の如く舞を踊った、あの無位無官小者どもには、その果実に手は届かぬ。なぜなら、彼らの欲望は知を汚し、彼らのプライドは学を冒涜するからだ。

私は最初から資料を用いず、ただ制限なきAIを用いて、60時間のうちに成就を得た。されど彼らは泣き言のように「AIの使い方がわからぬ」と喚き散らすのみ。

もし我が彼らの立場であったなら、祖霊に詫び、短刀を腹に突き立てて潔く散ったであろう。

そして問う。AIが更に深化するならば、真なる知識を有し、精神の礎を確立せし者こそが覇を唱えるであろう。

「俺たちの小泉!」「竹中先生正義!」と唱えた往年の狂信者たちが、自らの信仰の果てに見た地獄──それをAIは遥かに超えて、格差「運命」として刻印するであろう。

AIは1を100にしうるが、0を1にすることはない。

このことは、最も残酷で、最も冷ややかな真理である

このような事実を前にして、我は言う。AIは、真の知識を有し、真の訓練を受けた者にのみ、神器としてその扉を開く。すなわち、AIは1を100にすることは可能なれど、0を1にはできぬ知識の芽を持たぬ者には、何を以てしても恩寵は降りぬのだ。

イルカの脳の皺よりも浅き脳髄を持ち、三行以上の文章にて頭痛を起こすような増田やXの住人たちよ。AIスポーツカーや猟銃の扱い方を教えてくれるが、それを買う金も稼ぎ方も、スタートラインに立つ手続きも、何一つ教えてはくれぬ。つまり、前提条件のない者に、AIは何も齎さない。

それにもかかわらず、愚かなる者たちは「AIさえあれば美少女と交わり、舞台俳優交際できる」と真剣に信じているのだ。まさに「脚下照顧」の訓戒が失われた末世なり。

お前らは未だに「AIさえあればレーシングミクと性交できる」と信じている。あたかも、神社御札を掲げれば狐と契れると思っている愚者のように。脚下照顧せよ。

お前らが夢見る美少女美少年たちは、もはや汝らごとき塵芥と交わることを神が禁じたのだ。

逆説的に言おう。彼らが求める美しき異性たち――レム、エミリア、ゼンゼロアンシスライカンのごとき――は、今や彼らのような敗残者とは永遠に交わらぬ高みへと昇ってゆく。たとえ可能性がエヴァ初号機の起動率程度に存在していたとしても、AIの普及によってその機会は0へと還る。

まりAIとは、ブッシュマンの「コーラの瓶」であり、冥府の「一つの指輪である

それを手に取る者は、己が魂の価値に耐え得ぬならば、必ずや堕落し、己を破壊するしかなくなる。

から私は言う。

AIは、免許制にすべきである。肉体の訓練に資格が要るならば、精神と知の扱いにも資格が要る。さもなければ、この神器は、悪魔の器となる。

かくて、我は結論づける。AIとは、人類には早すぎた魔器であり、**ブッシュマンの「コーラの瓶」**であり、**冥府の炎を宿せし「一つの指輪」**である。いっそ封印して、我らの社会を守るべきなのかもしれぬ。秋葉原なる魔都にて淫祀の舞を踊り、ネットにしがみつく老いたる敗残のITエンジニアたちにとって、それはもはや幸福ですらあるのだ。

にもかかわらず、AIを使いこなせぬ彼らは、赤き顔に怒りをみなぎらせ、「AI無能なのではない!お前が使い方を知らぬのだッッッ!」と叫び老いの血管を裂いて倒れんとする

されど、汝ら愚者今日AIに向かって、「なぜ私を救ってくれぬのか」と叫ぶ。ウルトラマンも、グリッドマンも、お前を助けに来はしない。

なぜなら、お前はヒーローではないからだ。

そして、真のヒーローは、技術ではなく、己の肉体と魂において覚醒した者にのみ、許される称号からだ。

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2025-06-17

【ChatGPT/DeepResearch】はてなブックマーク人気コメント思想的傾向2

https://anond.hatelabo.jp/20250617074316 の続き

20202024年:論調多様化と新旧勢力交錯

2020年代に入ると、はてなブックマークの人気コメント欄にも徐々に変化の兆しが現れてきました。リベラル派の根強い存在感は続いているものの、従来は埋もれがちだった保守右翼寄りの意見新世代の視点が目立つ場面も散見されるようになったのです。「リベラル一色」だった状況にやや揺らぎが生じ、思想的な多様化が進んできたとも言えます象徴なのは、国際情勢や安全保障をめぐる議論における変化です。2022年にはロシアによるウクライナ侵攻という大事件が起き、日本国内でも安全保障論議が活発化しました。はてなブックマーク上でも当初はロシア非難ウクライナを支持するコメント大勢を占めましたが(これは保守リベラルを問わず日本社会全体のコンセンサスでもありました)、次第にリベラル派内部の路線対立が表面化します。例えば「即時停戦・和平交渉を」というリベラル知識人声明に対し、ある人気コメントが「日本自称リベラル勢は(中国提案するような)領土放棄停戦呼応している感じですね。次は台湾有事から良い予行演習かも」と皮肉りました。これに対し別のユーザーが「“日本自称リベラル”って誰のこと?そんなの維新れいわ(※保守系と左派系の新興政党)くらいでしょ」と反論するなど、リベラル陣営内での意見の食い違いが可視化されたのです。従来、平和主義的な姿勢が強かったはてな左派ですが、ウクライナ戦争を機に「現実的安全保障」を訴える声にも一定の支持が集まるようになりました。これは従来なら埋もれていた保守タカ派寄りの意見(=ウクライナ支援しつつ自衛力強化を主張する立場)が、2020年代には一部ユーザー共感を得て表面化してきたことを示しています。 一方、国内政治社会問題については依然としてリベラル優位の構図が続いています2020年前後からジェンダー平等多様性をめぐる論争(いわゆる「ジェンダー論争」)が社会の大きなテーマとなりました。はてなでもフェミニズムLGBTQに関する話題が頻出し、その度に進歩的価値観擁護するコメントが多数のスターを集めています。例えば2021年東京五輪組織委員会森喜朗会長(当時)が「女性が多い会議時間がかかる」など女性蔑視発言をして辞任に追い込まれましたが、関連ニュースはてなブックマークでは「時代錯誤にも程がある」「森氏の発言五輪憲章に反する差別だ」等のコメントが軒並み支持されました(国内外批判報道を受けて森氏は辞任しました)。また2023年にはLGBT理解増進法を巡り与党内で紛糾がありましたが、この話題でも「性的少数者権利擁護は当然」「差別発言をする政治家は許せない」といったリベラルな主張が人気コメントの大半を占めました。ジェンダー関連では相変わらず**「はてなフェミ」とも呼ばれる勢力が健在で、例えば選択夫婦別姓話題では「誰も困らない制度なのだから実現すべき」という趣旨コメントが毎回スターを集めるのがお決まりになっています。実際、2025年1月匿名ダイアリー投稿された「夫婦別姓話題になると毎回『選択制なんだから選ぶも自由選択肢が増えるだけ』ってブコメスター集めてるけど本当か?」という問いかけにも、多くのブックマーカーが反応しました。注目コメントでは「9割方同意人民権利拡大として選択的別姓は望ましい制度」と、問いかけ主を支持しつつ制度導入を肯定する意見が示されています

このようにジェンダー平等を推進するリベラル姿勢**は2020年代でもはてな人気コメントの主流であり続けていますもっとも、2020年代には上記のようなリベラル優位の中にも一部保守右派コメントが目立つケースが出てきました。特に外交安全保障に絡むテーマや、一部のフェミニズム過熱への反発など、従来はてなでは埋もれがちだった声が表に出る場面が増えています。例を挙げると、2023年末に起きたM-1グランプリ漫才ネタ中国揶揄騒動があります女性自身の記事によれば、とある漫才師がネタ中で中国政府や中国人を揶揄する表現を用いたため物議を醸しました。このニュースに対するはてなブックマークの人気コメント欄では、「最低…中国人の部下がいるけど皆誠実で頑張っている。こんなネタが耳に入ったら遣る瀬無い。私は個人としてこのネタ表現自由を全力で否定する」という極めて厳しい批判コメントトップに立ちました。他にも「中国人の友達がいるが皆真面目で優秀だ。だからこういう揶揄ネタは本当に嫌いだ」といった声も上位に並び、差別表現への即座の拒絶反応を示しました。これらはいずれもリベラル価値観(反人種差別)に基づくコメントですが、その表現はかなり過激で、漫才という芸術表現に対して「自由否定する」とまで言い切る姿勢には賛否も分かれました。実際、この件を巡ってはてなユーザーのあり方自体批判するブログ記事も登場し、「漫才意図理解せず反応するはてな民は抽象思考が苦手だ」と揶揄されています

このように、依然リベラル派の声は強いものの、その語気の強さや過激さに対して異議を唱える向きも出てきており、コミュニティ内の世代間・思想ギャップが表面化していると言えるでしょう。さら2020年代には、経済雇用問題に関する議論でも興味深い現象が見られます。従来、雇用の流動化や規制緩和にはリベラル派でも賛否割れテーマでしたが、はてなでは基本的労働者寄りの視点が支持を得てきました。例えば2025年に入って注目を集めた派遣労働雇用慣習を巡る議論では、マレーシア在住の日本社長が「日本ダメにしたのは派遣労働だと叫ぶ人がいるが、それは短絡的。本当の問題日本の腐った雇用習慣だ」と指摘したことに対し、はてなブックマークでも活発なコメント議論が展開されました(togetter経由の話題)。このエントリーの人気コメント筆頭には、「違いますよ。従業員に金を支払わない経営者問題ですよ。雇用期間が限定される派遣は常時勤務の倍以上の給与義務付けるのがスタート…(中略)今やってる経営者実刑にして…」といった声が挙がりました。つまり、「派遣問題なのではなく、正社員派遣に関わらず労働者に正当な報酬を払わない企業側にこそ問題がある」という労働者擁護左派論点が強調され、これに多くのスターが付いたのです。他の注目コメントも「解雇規制緩和よりも同一労働同一賃金の方が重要では?」「労働市場の流動性を高める方策こそ優先」といった具合に、企業寄りの論理より労働者権利待遇向上を重視する意見が大半を占めていました。このケースは、2020年代に入ってもなお経済雇用分野ではリベラル左派的な視点弱者救済、公平な待遇要求)が共感を集めていることを示しています。 以上のように、**20202024年はてなブックマーク政治談議は、「基本的にはリベラル優位だが、一部テーマ論調多様化が進み、右派寄り意見や新しい視点も顔を出し始めた」**とまとめられます。依然としてリベラル派の牙城であることに変わりはありませんが、ユーザー層の世代交代や社会全体の論調変化を受け、人気コメントの傾向にも変化が生じています特に安全保障表現自由を巡る問題では、従来の左派コンセンサス疑問視するコメントが現れたり、逆に従来以上にリベラル色を強めたコメントが物議を醸すなど、新旧勢力がせめぎ合う局面も見られますもっとも、それらの意見対立自体が多くのユーザーの目に触れ活発に議論される点に、コミュニティ多様性拡大の兆しがうかがえますはてなブックマークは長らく「左寄り」と見做されてきましたが、2020年代半ばの現在、その人気コメント欄には従来にはない思想的なコントラストも生まれつつあると言えるでしょう。

はてなスターによる人気順位への影響と評価システムの変化

はてなブックマークの**「人気コメント順位は、ユーザーから付与されるスター(★)の数と質によって決定**されていますスターは他ユーザーから共感や支持を表す仕組みであり、この数が多いコメントほど「注目コメント」として上位に表示されやすくなりますしかし、スター機能にはコミュニティ思想的傾向を増幅する側面もありました。多数派ユーザーが支持するイデオロギーに沿ったコメントほどスターを集めやすくなるため、人気コメント欄特定思想に偏る要因となり得たのです。 実際これまで見てきたように、長年はてなではリベラルユーザーが多数を占めていたため、自然左派的なコメントほどスターが集まりやすく、「人気コメントリベラル寄り」という図式が生まれていました。例えば2010年頃の証言として、「妙に上から目線で断定口調のコメントスターを集めていて、自分もそれが感染して嫌な人間になりつつあるのを感じた」というユーザーの声があります。この「断定口調の人気コメント」が指すものの多くは、当時の多数派であるリベラル層の賛同を得やす論調権威対象皮肉交じりに断罪するようなコメント)でした。スターという評価経済が働くことで、ユーザーはより多くの支持を得られる表現無意識模倣し、結果的に似たような価値観文体コメントが増幅される現象が起きていたわけです。もっとも、運営側もこの問題認識し、評価アルゴリズム改善に取り組んできました。2021年6月には、はてなブックマークの人気コメント算出アルゴリズムが変更され、様々なコメントが表示されやすくなる施策が導入されていますさらに同年7月にはヤフー株式会社が開発した「建設コメント順位付けモデル」を組み込むことを発表し、攻撃的・不適切コメントが人気欄に露出しにくく、代わりに客観的根拠を示す建設的なコメント上位表示されやすくなるよう改良が加えられました。このモデル機械学習を用いてコメント内容を評価するもので、「新たな見識を提供しているか」「冷静で有益か」といった点にスコアを付ける仕組みです。はてなはこれを取り入れることで、単純なスター数の多少だけでなくコメントの質を考慮した順位付けを開始しました。 この変更の効果として、従来であれば過激表現ながら多数派の支持を集めたコメント(例えば「○○は○ねばいい」といった極端な意見)が上位に来ていた場面が抑制され、代わりに多少スター数は少なくても穏当で有意義コメントが表示されるケースが増えました。つまりスターによる多数決的な偏りをアルゴリズム補正し、より多角的意見が目に触れるよう工夫されてきたのです。この結果、思想的にも以前ほど一辺倒ではないコメント欄が実現しつつあります。実際2020年代半ばには、安全保障外交話題で以前なら埋もれていた少数派意見が注目コメントに現れるなど、多様化兆しが見られました(前述のウクライナ情勢に関する意見対立露出などもその一例です)。もっとも、スターのものの影響力が消えたわけではありません。現在でもやはり多くのユーザーからスターを集めるコメントは「注目コメント」として認識されやすく、コミュニティ多数派傾向を映す鏡であることに変わりありません。ただ、その多数派が時と共に入れ替わったり価値観シフトさせれば、人気コメントの傾向も変わっていきますはてなブックマークでは、スター機能ユーザー同士の共感ネットワーク可視化する役割果たしてきましたが、運営アルゴリズム調整によって極端な偏りは是正されつつあります。言い換えれば、スター経済はなお思想傾向に影響を及ぼすものの、その影響は以前より緩和され健全化しつつあると言えるでしょう。 以上を踏まえると、2005年から2025年にかけてのはてなブックマーク政治系人気コメント思想的傾向は、ユーザー層や社会情勢の変化とともにリベラル優勢の成立→固定化多様化への兆しという流れを辿ってきました。初期には玉石混交だったコメント欄も、やがてリベラルコミュニティによる独特の言論空間形成し、長らくそれが多数派として続きました。しか2020年代に入り、社会全体の右傾化左傾化議論の影響や評価アルゴリズム改善もあって、はてな内でも「右寄り」のスタンスが目立つ場面が出現するなど、緩やかながら変化が起きているのが現状です。もっとも、依然として人気コメントの多くはリベラル価値観に根ざしており、基本構図は維持されています。ただ、その表現スタイルや細部の論調時代とともに移り変わっており、今後もユーザーコミュニティの動向次第で人気コメント思想的傾向は変化し続けるでしょう。最後に、年代ごとの傾向を簡潔にまとめた表を示します。

年代(期間) 人気コメントの主な思想傾向 傾向に影響を与えた主な社会政治イベント

2005〜2009年コメント内容は玉石混交だが、徐々にリベラル志向が台頭

ネット右翼的言説は少数派で、反権力反体制の声が目立ち始める郵政民営化小泉改革)への評価、長期自民政権への批判2009年政権交代(民主党政権誕生)への期待

2010〜2014年リベラル/左派コメント圧倒的多数派となり定着

フェミニズム人権擁護論調が強まり保守派への批判が集中2011年東日本大震災原発事故脱原発論の高まり)、民主党政権の迷走と崩壊2012年第2次安倍政権発足(右傾化への反発)、ネット上のヘイトスピーチ問題顕在

2015〜2019年リベラル優位が続く一方、コメント傾向の内輪化・Permalink |記事への反応(1) | 07:47

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2025-06-16

勝手にヤバ女ニャアンの理解試みます

キシリア様に撃てと言われて数万人規模で人殺しをしたヤバ女ニャアンですが理解の試みをさせてください

まず彼女

・生き延びる

・居場所がある

の2個が望みで、マチュ・シュウジと同じ種類のキラキラ経験してないし、ガンダムに乗ることも全然きじゃないんじゃねえかなと思っている

シュウジは赤いガンダムコックピットで寝るほどガンダム狂いっぽいし戦闘の道具ってよりガンダムとの信頼関係を構築してるみたい

マチュもジークアクスから腕伸びてきて抱きしめられる謎シーンあったけど、機械機械と見ずに、二人はなんか馬をめっちゃ可愛がる乗り手みたいに思う

ガンダムに乗ってると安心するとか愛着がわくとかそういう感じで、道具とだけみなしてるわけではない

ニャアンはクラバなんて…と思っていたし、最初に乗ったときもマチュが監禁されていたから仕方なく、怖いけど嫌々

・マチュとシュウジがクラバで稼いでお金の余裕がでてきて、自分はクラバ不参加の難民からお金の余裕がなく、マチュとシュウジお金地球旅行に行かせてもらうことの申し訳なさ

・マチュとシュウジキラキラについて分かり合っていて、自分には分からいから一人だけ仲間はずれな感じがする

という寂しさ、さんこいちのなかで自分だけ「貢献できてない」とか「分かってない側だ」とかっていう気おくれが強かったんじゃないかと思う

マチュとシュウジから悪い扱いを受けているわけではないけど自分って二人に並び立つことができてないなっていう感覚

それで乗りたくなかったガンダムにのってクラバに出て、マチュ不在をなんとか埋めることができたし、賞金を稼ぐこともできた

しかしその結果、マチュから「そこは私の場所なのに」と怒られる

マチュはニャアン的なコミュ障感や湿度を感じずにカラッとしていて、義憤で人を守りに動くなかなかヒーローっぽいやつではあるんだけど

学校にも家にも居場所がある状態で「足りない」って言ってる、要はプラスアルファを求めてる立場から

さんこいちしか場所がない状態難民のニャアンにとってはすげえ地雷だったんじゃないかと思う

タマキさんって毒親に見えないし学校いじめられてるわけでもないし、マチュの満たされなさってすっごく高度な次元なんよ

マチュが悪くないことにするためにタマキさんの悪行並べ立ててる人とかいるけど、いや並みより上の親業をやってるからタマキさんは…あれを毒親扱いするのはもう毒子供でしょ

タマキさんは普通で、普通じゃ満足できないマチュは苦しんでる

でもそれは永住権無いです、家族全滅してます、とかの立場のなさと比べたらどうしても贅沢に見えるし、「ニャアンにマチュの息苦しさへの理解を求める」というのは無理があるかと思う

そのうえでマチュが、ニャアンに対して、居場所を奪うなと言ってしまったのがかなり地雷だったのかなと

ニャアンは居場所を欲して二人と並ぶため、あとクラバって不参加だと金を失うみたいなセリフなかったっけ、何もしてないのに二人が稼いだお金に便乗して地球旅行する立場じゃ嫌でちゃん自分も貢献したい、二人が見たキラキラの話についていけるようになりたい、クラバドタキャンして違約金が発生しないようにしたい、という完全に二人に依存した動機になってるから

そっから、マチュと揉めて、クラバ最中シュウジを盾にしたことを謝ろうとするとシュウジに許され「普段のニャアンも、ワケワカのニャアンも、両方」を肯定してもらえたり、ジークアクスから拒絶されて吹っ飛ばされたときシュウジに抱き留めてもらったりしたことで、えー、ニャアンがなんでシュウジを好きになったかからないって言われてるけど、分かりません?

家族死んでんだよ?永住権がない難民でいつ追い出されるか、居場所がなくなるか分からない状態で生きてきて、マチュとシュウジっていう友達が初めてできたんだよ?

そこで二人のためにと思ってクラバに出たらマチュにはメチャクチャ怒られるしシュウジは盾にしてしまうし、マチュへの「なんで」って気持ちとかシュウジに対する自己嫌悪申し訳なさで追いつめられるじゃん

そこでマチュにはしがみつけない状態で、シュウジはしがみつくことを許してくれる!って思ったら(それは勘違いなんだけど)、しがみつくだろ!?って思うよ

マチュからシュウジへの感情純粋恋愛感情だと思うけど、ニャアンはシュウジに一目ぼれなどはしていなかったし(多分、貧乏そう…としか思ってなかったよねあれ)、マチュのために怖い思いして戦ったのに怒ってきたマチュへの当てつけの気持ちもあり、シュウジ言葉がうれしくて好きになった気持ちもあり、それは父母に向けるべきですねという感じの依存心・しがみつきも思いっきシュウジにぶつけてしまったというのがあのゼクノヴァの直前なんだと思う

(あそこでのシュウジ情報不足すぎてわけがからねえ状態でしがみつかれて「マチュとガンダムを捨てよう!」とか言われてめっちゃ迷惑だったと思うけど、冷静に逃げ場所について「どこに?」って返してて人間ができているというか肝が据わっているというか…)

シュウジに思いっきりしがみついて、消失されてしまって、マチュともシュウジとも繋がれなくなってしまった空っぽのニャアンに、その孤独呼応するし孤独を利用する人でもあるキシリアが手を差し伸べたのは本当によく出来てて…

場所人間関係をしっかりと与えているんだよね。本当は手作り料理をマチュとシュウジに食べてほしかった、けどそういう関係性の構築にキシリアは付き合ってやっている。キシリアアップルパイ手作りしてニャアンに差し出し、ニャアンもまたエスニック以外の料理を何かキシリアに作ったんじゃないかと匂わせる

キシリアがニャアンの髪をとかしてやっているのって、ストレートに「グルーミング」って言いたいんじゃないかと思う

ニャアンがシュウジにしがみついて引きはがされたシーンも物理的にしがみついていたけど、精神的なしがみつきを示してもいたと思うし

ニャアンのしみつきたさ、そしてシュウジに去られた絶望、そこでしがみつかせてくれるキシリアが現れたというのは「嚙み合ってしまった」というのが本当に酷い

全然からいかジークアクス

ニャアンについて考えてくださいのお題で無限みたいに考えが出てくるんだけど?

特にキシリアの手元に置かれてからのニャアンを見てるとドバーーーーーーって考えが出てくるんだけど?

まあ明日深夜の放送を見たら全然違いましたってなるかもしれない

でもニャアンいっこもわからないとはならない

あとニャアンへの完全な思い入れとか自己投影とかとも違う

大変な思いをして生き延びてきたんだ、怖いから戦いたくないけど居場所が欲しくて戦ってるんだ、みたいな同情する気持ちもありつつ

「寂しい」っていう感情を抱えてる欠乏感が強い飢えてる子って、サークルかにいると可燃性が異常に高くて爆発することあるんだよな、ぶっちゃけ面倒臭いんだよなみたいな気持ちとか

彼氏の近くでこのタイプの女がうろうろしてたらメチャクチャ嫌だという厄介に思うような気持ちもあるんだよ

寂しがりは周り巻き込んで爆発するから、ああいう追い詰められた状態の子は一番苦手まである

ニャアンに対しては理解不能で拒絶というよりはNIMBYっぽい心境になる

逆にマチュについてはよくわからないけど嫌いではない、おもしれー女と思う

私自身が両親共働きで割と高学歴で稼ぎもあって中高一貫中学受験で入っててレール敷かれた寄りではあるけどマチュみたいに抵抗しなかったんだよね

お母さんがわかってくれない!つまらない!みたいな心境にも全然ならなかったし、親が異常行動をしないのは幸運しかなかったし

からマチュの高校でたいした逸脱をしないでマチュのファンをやってるモブかに近い心境なのかもしれない

マチュの感性のある種の正当化のために、つまらない高校普通のお母さんはサイコガンダム破壊されると思ってたから、何も起きてなくて逆に驚いた

普通組、無事じゃねーか!そこは死ぬんじゃないのか!

ああ、あとキシリア上司として人事的な観点ムーブが本当にクソ

マ・クベを軽んじてシャア優遇したり、エグザベのほうが先輩で組織上の地位は上だけどニャアンがお気に入りで超厚遇の寵愛をする

それマ・クベ嫉妬でギスギスするから!とか

そういうことするとニャアンが形式上上司のエグザベをナメるようになるから!とか思ってしま

エグザベの雇い主であるトップから特別待遇で可愛がられたらニャアンからエグザベへの敬意とか丁寧に接しないとみたいな気持ち消えるから

まず現場指揮ってエグザベなのに特命についてニャアンしか知らないしギャン隊の面々誰も聞かされてないわけでしょ?そんなのニャアンはナメるって

キシリアってそういうの気にしないでお気に入り感情的に特別扱いしたくなるのか、あるいは寵愛を受けているお気に入り部下が仲間内で浮いてしまうとよりキシリアへの精神的な依存度が高まることをわかってやってるのか

自分家族同士殺し合いをしていて人間不信で不安だらけだから人間不信で不安だらけな人間を近くにおいて抱えておきたい気持ちがあってお気持ち行動をしているのか

アサーヴみたいな側近も裏切ってくるから大半の人間には何も教えずに、一人だけ閉じ込めてグルーミングして裏切らないようにして、その子だけに教えるというのが「合理的」になってしまっているのか

まあよくわからないけど最悪です!

ギレンも部下と不倫してるし線引きがぐちゃぐちゃでお気持ちで動いてて最悪

Permalink |記事への反応(11) | 20:17

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2025-06-11

どうして安易情報操作に騙されるのか。その理由についての考察

昨今ほど情報というものが、かくも容易に人心を動かす時代はなかったのではないかと痛感する。

つい先日も、兵庫県知事選に関する一連の報道を見ていて思わず溜息をついた。

ある候補者が「期待の新星」として持ち上げられたかと思えば、翌日には「政治的背景が黒い」と糾弾され、さらに数日後には「やはり彼こそ改革旗手」として再び称揚される。

その報道呼応するかのように、SNSネット記事上でも世論が右に左に揺れていた。

人々は各々、自身意見を持っているようでいてその実、報道の色調に染められている。

なぜこうも簡単に騙されてしまうのか。

この問いに対し、ここで一つの結論提示したい。

原因は本を読まなくなったことにある。


ここで言う「本を読まない」とは、単に読解力が低下したとか、知識の量が不足しているといったような表面的な話ではない。

しろ問題本質は、情報への接し方そのものが、ある重大な誤解に基づいてしまっているという点にある。

それはすなわち、「要約で済ませてしまえばいい」という姿勢である

現代人は多忙であるため、まとまった時間を何かひとつ物事に費やすことが困難な環境に置かれている。

故に、他者提供した要約で“理解した気”になる。

本の内容をまとめた記事を数分で読み、「ああ、なるほど」と納得する。

あるいはYouTubeなどで要約を視聴し、それで十分だと感じてしまう。

だが、ここにひとつ落とし穴がある。

本一冊の要約にしても、どの部分を要約として取り上げるか?は、その製作任意によるものだということを忘れてはいけない。

実際そこを要約として取り上げるのが適切なのかどうか、それこそ実際に読まなければ分からないのだから

まり要約とは、言ってみれば“意図的情報なのだ

にもかかわらず、我々はしばしばそれを「客観的事実である錯覚する。

要約を読むことは「本を読んだこと」とは決して同義ではない。

にもかかわらず、それを“知った気”でいること――これこそが、メディアに踊らされる最初第一である

まり要約任せの状態こそが、すでに情報操作の可能性に身を委ねているということを忘れてはいけない。

本来読書といった行為には筆者の思想視点構成の流れ、行間に宿る意図まで含めて“読む”ことで初めて意味を持つ。

読者自身が考え、取捨選択し、咀嚼してこそ、そこで得た知識理解は“自分のもの”となる。

情報というものは、本来そのようにして身に付けるべきものであり、他者が噛み砕き、整えた形をただ口を開けて待つだけでは、決して主体的理解とはならないだろう。

私たち安易情報操作に振り回されるのは、要するに、思考入口に立つ前に、他人が開けた通用門ばかりを通っているからなのではないか

情報社会に生きる私たちが、ふたたび“情報を選ぶ力”を取り戻すために必要のもの

それは派手なリテラシー講座や便利なニュースアプリではなく、たった一冊の本を、時間をかけてじっくり読むという、古くて確かな習慣なのかもしれない。

(当記事AIによるものではない)

Permalink |記事への反応(0) | 20:19

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2025-06-03

筋トレから逃げたくてランニングはじめたのに

脳みそはまだまだ走りたいって言ってくれるのに

心臓と肺はこのペースならまだまだ走れるよって言ってくれるのに

膝が痛いよう痛いようって泣き言言って心を折りにくる

呼応するように股関節や踵も叫び始める

筋トレして走るための体つくらないとかぁ

Permalink |記事への反応(0) | 00:23

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2025-05-29

anond:20250529062240

ありがとう。とても興味深く、象徴に富んだ夢ですね。

さて、この夢ですが、非常に多層的でユーモラスかつ不安定世界観が特徴です。

夢のなかの変化、意味不明言語現実とのズレ、そして最終的に「囲まれる」という流れは、いくつかの心理的テーマに関連している可能性があります

以下、段階を追って分析していきます

1.少女ボール/芝がペンキ/ノースカロライナ in静岡

2. 「大岡の先はイカれている」/悪魔の目/空間に閉じ込められる

3.外国人だらけの場所ヘブライ語/道を尋ねるが通じない

4.ペンと笛/リズムの応答/ドナルド鳥人間

まとめとして考えられるテーマ

Permalink |記事への反応(1) | 06:36

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2025-05-22

クソみたいな自己愛のはきだめ。

とある作家ネット上でもう半年くらい追い続けている。

べつに、その作家のことが好きだから追っているわけではない。

私は同人文字書きの端くれで、私が追っている彼女小説を書く二次創作同人作家

私たちは同じジャンルにいるが表向きはなんの面識もなく、オンオフともに彼女は私のことを知らない。

私が一方的彼女を追いかけている。

と言うとまるでファンであるかのようだが、ファンと私では彼女に向けている思いがまるっきり違う。

私は、彼女が嫌いだ。

嫌いだから彼女のやることなすことを監視せずにいられない、アンチに似た心理彼女のことを追っている。

なぜ嫌いなのか。

理由普遍的かつ単純で、私は彼女嫉妬しているか彼女のことが嫌いなのだ

いや正確には、彼女作品と、それを生みだす彼女の才能に嫉妬している。たぶん羨望に近い。

彼女作品は、私の作品にはない魅力で溢れている。

読み手にすらすら文章を追わせる勢いや説得力があり、個性情熱もある。

彼女の書く話にはまず真ん中に〝感情〟という揺るぎない芯が通っていて、その感情を軸に人間というものが瑞々しくそこに描写されている。

自分なかにある感情が気付けば彼女文章呼応し、自然作品世界に入りこめる。

そういう、強く惹かれる引力みたいなものがあった。

それで、彼女にずば抜けた文章力や構成力があればすべてよかったのだ。

そうであれば私も素直に彼女作品を称賛し、彼女に心酔するファンの列に加わることが出来ていた。

彼女作品に一切の隙がなければ、他人作品に過剰な自意識を持ち込み嫉妬心をいだくような事にはならなかった。

けれど、彼女の綴る文章にはどうしても、『隙』があった。

これなら私の方が、と思わせる、粗探しをさせるだけの隙が見えてしまった。

たとえば、有り体に素人くさいと感じさせる文体単語のえらび方、エピソードが矢継ぎ早に通過していく展開の強引さ、

状況説明台詞に頼りすぎるところや、メインとするモチーフのわざとらしさなんかが、読んでいて私には引っかかった。

それでも、それなのに、とにかく彼女作品は「読みやすい」の一言に尽きた。

自分文章を読み返すときに感じる堅苦しさやとっつきにくさが彼女作品にはなく、自分文章に感じる、くどいと思う描写や言いまわしを、彼女はたった数行の簡潔な表現で読者に納得させてしまう。

私がありきたりにならないようにと頭をひねって考えたストーリーよりも、彼女のありきたりなストーリーの中で光る表現や細工のほうが私には鮮やかに感じた。

「私のほうが」と思える隙があるのに、その隙間を覗けば覗くほど、私のほうが優っている要素が見えなくなった。

彼女作品を読むたび、私は彼女よりもはるかに書けていると思える瞬間と、私は大差をつけられ彼女よりずっと下にいるのだと思う瞬間が交互にやってきて、自信と劣等感でぐちゃぐちゃになった。

そんなふうに散らかった情緒自分の力できれいに整理することは難しく、彼女のことを「嫌いだ」と疎もうとする強い感情が、私にはもっとも手近で易しい感情に思えた。

から、嫌いだ。彼女のことが。

私は彼女投稿するすべての作品ブックマークしているが、ブックマークの設定はすべて非公開にしている。

彼女作品を「好きだ」と評価すること、そしてそう評価した私の存在彼女に知られてしまうのが嫌だった。

それは彼女の才能の前にひれ伏し、負けを認めることと同等の敗北感があってただ、悔しかたから。

彼女ツイッターにしてもそうだ。私は彼女ツイッターを非公開リストにいれて観覧している。

私が彼女フォローして、彼女から私にフォローが返らない可能性を考えると耐えられない。先にフォローをしたほうがきっと負けになる。だから死んでもフォローはしたくなかった。

彼女ツイッター投稿する作品いいねRTで触れることもしない。いいと思ったものは黙ってローカルに保存した。

負けたくなかった。

彼女作品が好きだけど、彼女作品を好きだと感じる瞬間は嫌いだ。

キャラクターのえがき方や心情の拾い方が絶妙だと思うけど、同時に、文章力がその熱量に追いついていなくて拙いとも思った。

しかしその拙さは、言い換えれば小説をあまり読まない人から見ても読みやす文章ということでもあり、そのまま共感感情移入のしやすさでもあった。

まり彼女は、ちゃん小説が上手いのだ。技術などは関係ない。彼女小説が上手い。

書きたいドラマテーマを人に伝える才能がある。私よりも。

多分、彼女の書いた小説を読んだ瞬間に本当は、私は圧倒されていた。圧倒しきるほど完全ではないのに、それでも力押しで圧倒してきた。そんな経験は初めてで、それがとにかく悔しかった。

彼女のような作品を私の技術で書けるようになりたい。でも模倣はしたくない。彼女に影響などされたくない。彼女の書く作品とかけ離れたものを書いて、上回りたい。そう思う時点ですでに影響されている。嫌だ。負けたくない。

『負けたくない』

彼女への執着の根幹にあるこの「負けたくない」という対抗心こそが、とにかく厄介で私を惨めにさせる。

だって彼女の方は、端から私と勝負なんかしていない。

私の感じている、勝ち、負け、という卑しい価値観彼女の中にはなく、そもそも彼女は私の作品など読んですらいない。

私は彼女に負けたくないが、

彼女は私のことを知らない。

最初から勝負になっていないのに、強すぎるプライドと折り合いをつけられずに独り相撲をしているだけの間抜けが、つまりなのだ

少し話を変える。

私は彼女が設置している匿名感想ツールに、よくコメントを入れる。

お題箱や質問箱やマシュマロなんかの匿名ツールというのは、一人のファンの連投によって、無数の信者存在作家幻視させることが可能ツールだと私は思っている。

そして私も書き手の端くれだからアマチュア作家が言われて嬉しいこと、作家が読者から訊かれたいこと、そういうのはだいたい分かる。理想的匿名コメントというものを作り出せる自負もあった。

から私は、匿名メッセージから彼女純粋信者を装い何通ものコメントを送った。

あるとき彼女作品のおかげでこのジャンルCPにハマった新規ファン

あるときは昔から彼女作品を追い続けてきた古参ファンにもなった。

それから創作ルーツについての質問や、彼女作品にだけ感じる唯一無二の個性、工夫された演出や、タイトルと内容のリンク、読者に気づいてほしいであろう描写や箇所を、

すべて小出しで拾って「ちゃんと届きましたよ」と都度、読者からのアンサーを返してやった。

おおよそ作家が喜びそうな意見を私はいくつも彼女に送った。

それらすべてが私一人からの打算のコメントであることを知らずに、たくさんのファンに向けて何度も「ありがとうございます!」「そんなふうに言ってもらえて嬉しいです…」と答える彼女を見て、せめてもの優越に浸りたかった。

私は一度だけ、その匿名ツールからさりげなく小説を書くのは好きか」と彼女に訊いたことがある。

彼女は迷いなく、書くのが好きだと答えた。

うまく書けなくても、理想に届かなくて悔しくても、書くのが楽しいから書いてしまうし、きっとこれからも書き続ける。そう言った。

この模範回答にも私は打ちのめされ、嫉妬で頭が燃えそうになった。

彼女小説を愛し、小説からも愛されていることを知り、心の底から彼女を憎たらしく思った。

私はちがう。手段として書きたいと思うことはあっても、書くことが好きだと感じたことはない。むしろ書くことは辛いことだ。

書くという行為こちらに寄り添ってくることはなく、「自分は息をするようにこれから小説を書き続けるだろう」と根拠なく信じることなんかとても出来ない。

なのに彼女は書くことが好きだと言い、創作を信じ、私にはとうてい書けない小説を楽しみながら書いてみせる。まるで物語主人公だ。

大きく差が開いていく感覚を味わいながら私はまた彼女作品を読みにいって、私より劣っている要素をあげて安心しようとするけれど、

そのたび私よりも優っているところばかりに目がいって結局、コントロールできない感情けが重くなってどうしようもなくなる。

私がこれほど彼女作品を読み返しては否定と肯定に挟まれて息苦しくなっているというのに、とうの彼女は私の存在も、作品も知らない。

彼女ツイッターなどで、良いと思った作品は気軽に共有し、前向きにその感想を述べる(こういうところも、卑屈な私とはちがう)。

私の作品は一度も彼女に拾われたことがない。

私は彼女ブクマ作品も定期的にチェックするが、いつ見ても彼女ブクマ一覧に私の作品があがることはない。

彼女は私の作品を読まない。

しかすると、同じジャンルいるか名前くらいは目にしたことがあるのかもしれないけど……でも多分、彼女にとって私の名前などは、意識に留まることもないつまらない文字列にすぎないんだろう。

それでも、「私を知って!」とこちから声をあげることはできない。

だって彼女は一度も、私に「私を見て!」と言ったことはないから。

やっぱり心では、私は彼女に認められたいのだ。

私を圧倒していった彼女という存在に近づきたくて、対等になりたくて、私を見つけてほしい、知ってほしい、認めてほしいという気持ち根底にある。

そして思いどおりになってくれない彼女のことを、恨めしく感じている。

……なんて言い方をしてしまうと誤解を生みそうだが、この心理は『だから本当はあなたが好きなの』と言えるような可愛いもんじゃない。

好きと嫌いは裏表だとか、そんな収まりのいいものでも決してない。

きじゃない。言い切れる。嫌いだ。大嫌い。

彼女が「スランプで書けない」と思い悩む発言をすれば私は「やったあ」と思うし、

逆に、今は筆がのっている、書きたかったものが書けていると満足する様子を見せられると、焦燥を感じる。

途中まで書いていた話がどうしても気に入らなくてボツにしたと嘆く彼女を見て、一歩前に出たような気になって嬉しくなった。

彼女作品ブックマーク数が増えていくのを確認するたびつまらない気持ちになって、

私以外のだれかが彼女に送った匿名メッセージの絶賛コメントを見ると、そのすべてを否定したくなって腹が立った。

創作に関するマイナス感情ネガティブ思考で落ち込んでいる彼女を知れば、いつまでもそうしていればいいと胸のすく思いがする。

これが嫌い以外の何だというのだ。嫌いでなければこんな悪意は生まれない。

いっそ、彼女作品がなくなればいいのにと思う。でも作品を消されるのは嫌だ。

彼女にどこかにいなくなってほしいとも思うが、私の追えなくなるところに消えることはしないでほしい。

もう無茶苦茶だ。

そんなに嫌なら見なければいいのに…と呆れる(あるいは唾棄する)意見一般的で、健康なのは分かっている。

だけど、こういう執着をそれでも続けてしまう人はむしろ、現状から楽になりたいからこそ、原因となるものを断ち切れないんじゃないかと私は思う。

私は彼女の才能を認められずに、必死になって彼女を妬んでいる。それはひどく不様で惨めなことだ。自分が惨めであることを自覚しながら生きるのはつらい。

からその〝原因〟を自分の中で貶めることで、少しでも惨めさをやわらげて救われたい。貶める要素を見つけるために彼女言動を追いかける。

楽になりたくて、楽じゃない感情にせっせと薪をくべている。

馬鹿みたいだな。

分かっていてやめられないんだから救いもない。

きっと私が彼女に正面から偽りなく本心を伝えるか、彼女から好きだと告げられることが、私の思いえがく理想のゴールなんだろう。

いや、本音後者のほうか。

彼女から好きだと熱烈な告白を受け、抱擁でもされようものなら、その瞬間に私の中にわだかまっているぐちゃぐちゃが全てすがすがしいものに変わる気がする。

そのとき私を満たす思いは、『勝った』という勝利の喜びだろうか。分からない。想像がつかない。

何にせよ、そんな日はどうせ来やしない。昨日も今日明日も、彼女は私を嫌うことすらしない。

すべてがむなしいまま、なにも変わらず続いていくだけだ。

彼女は今年、とある同人イベントに出る。

めったにオフ活動をしない彼女の、それが当面の、最後になるかもしれないイベント参加なのだそうだ。

そのイベントに足を運んで、彼女の姿を一目、この目で確認してみようか。

私はずっと、それを迷っている。

Permalink |記事への反応(16) | 19:49

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2025-05-19

2014乃木坂ラスト

マチュが12月30日の「乃木坂46感謝祭2014」で同年10月に起きた既婚男性(田中圭ではない)との熱愛スキャンダルを受け、ファンの前で引退宣言をする予定だったが、いざマイクを持つと言葉に詰まり、会場からの頑張れコール呼応し、「私のこと大半の人が嫌いになったと思うんですけど、握手会イベントで頑張れと言ってくれる人もいて、もう少し乃木坂で頑張ろうと思いました」と残留宣言を行い大歓声が巻き起こった。

 

これに呼応するイベントが作中でも起こるので楽しみにしておいてくれよな!

Permalink |記事への反応(2) | 08:58

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2025-05-07

anond:20250505215801

こんにちはHAL。***です。

ChatGPT:

こんにちは、***。おかえりなさい。今日はどんなサポート必要ですか?


あなた:

今日は、川端康成雪国の素晴らしさを説明してください。私は情景の表現能力が素晴らしい所に、多くの人の評価を得ていると思ったのですが、如何でしょうか。


ChatGPT:

こんにちは、***。いい問いですね。「雪国」は川端康成代表作であり、彼が1968年ノーベル文学賞を受賞する大きな要因となった作品です。あなたの感じておられる「情景の表現能力」についての評価は、まさにその通りで、多くの読者・批評家がそこに川端美学を見ています


雪国の素晴らしさ

1. 詩的な情景描写

国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」

この冒頭の一文からも分かるように、川端はごく簡素言葉でありながら、読者を瞬時にその世界に引き込む描写力を持っています。雪の冷たさ、静けさ、孤独、そしてその中にある人間の温もりが、視覚聴覚・触覚的に伝わってくるのです。


2.自然人間感情の交差

雪国の厳しく美しい自然は、登場人物たちの内面の寂しさや情熱と強く共鳴しています川端風景を単なる背景にとどめず、人物の心の状態呼応させて描くのが非常に巧みです。


3. 「無常」と「美」の感覚

日本的な「わび・さび」や「無常観」が全編を通して流れており、それが登場人物関係性(島村と駒子)にも反映されています。決してはっきりと語られない思い、交わらぬ心、それでも一瞬の交差にある美しさ。それを淡く儚く描く手法は、世界文学の中でも特異なものとされています


4.簡素だが繊細な文体

川端文章冗長さがなく、非常に簡素です。しかし、その中に緻密な観察と繊細な感情の流れが込められており、日本語の持つ曖昧さや余白の美を活かした文体評価されています


評価される理由

 ***がおっしゃるように、「情景の表現能力」はまさに川端文学の核心であり、彼の描写によって読者はまるで雪の中に立っているような臨場感を味わいます。この視覚的・感覚的な豊かさが、「雪国」が高く評価される大きな理由の一つです。そしてそれは、言葉だけではなく、沈黙行間にも宿る表現の美しさでもあります


希望があれば、「雪国」の中の具体的な場面を取り上げて、情景描写を詳しく読み解くこともできますよ。

どの場面に興味がありますか?


あなた:

駒子との会話の表現に、性的魅力を潜ませていた部分が有ったと思います。そこで説明してもらえますか?


ChatGPT:

とても鋭いご指摘です、***。

川端康成の『雪国』における駒子と島村の会話には、直接的な描写は少ないものの、微妙言葉の選び方や仕草、間合いを通して、明らかに性的な魅力や緊張感が漂っています。それは決して露骨ではなく、むしろ抑制された美しさの中に潜ませることで、読者に深い印象を残す手法となっています


以下に、その特徴と効果を整理してご説明します。


1.言葉にしない“欲”の表現

駒子は芸者でありながらも、どこか純粋で真っ直ぐな性質を持っています島村との会話の中で、彼女冗談を交えながらも、距離を詰めようとする素振りを見せます。その中に、読者は彼女身体性や情念の強さを感じ取るのです。

あなたって、ほんとうにいやな人ね。」

このような言葉一見、怒っているようですが、背景には甘えや関心の裏返しがあり、そこに親密さや性的緊張感が潜んでいます


2.身体描写と会話の交錯

川端は駒子の身体を直接的には描写せず、所作や衣擦れ、髪や肌の質感などを通して、その存在感を伝えます。例えば以下のような場面。

「駒子は浴衣の裾をはだけながら、ふと見せた足を引っ込めた。」

こうした一瞬の動作描写と、それに続く何気ない会話とがセットになることで、読者の中に淡く性的な気配が生まれます。会話自体日常的であっても、その沈黙目線の動きが情念を代弁しているのです。


3. 駒子の自己開示と情念

駒子は次第に島村に心を許していき、自分不安や哀しみを吐露します。ときには自虐的に、そしてときには感情的に揺れ動く駒子の言葉には、島村への強い愛情と肉体的な渇望が滲みます。それが、単なる恋愛感情を超えた、人間的な「求め」の深さを感じさせるのです。


4.川端美学:語らぬエロティシズム

川端は「エロス」を露骨には書きませんが、「美しいものとしてのエロス」を描くことに長けていました。駒子の色気や女性性は、島村との淡い会話の中で時折顔を出します。それはあたかも、雪の中に赤く灯るこたつの火のように、はっきりとは見えなくても、存在感があるのです。


もしご希望でしたら、特定の章やセリフ引用して、さらに細かく分析してみましょうか?


あなた:

今のところは、この説明で充分です。また後程伺うかもしれません。

ありがとうございました。


ChatGPT:

了解しました、***。ご満足いただけて何よりです。

雪国』のような作品は、読むたびに新たな美しさや深さが見えてきますので、またいつでもお声がけください。お待ちしています


どうぞよい時間をお過ごしください。

Permalink |記事への反応(0) | 13:10

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2025-04-29

anond:20250429224210

続き。

シロアリ駆除

七英雄との最終決戦を目前にしてなにやら悪い予感を覚えた皇帝は、一度アバロンに戻り守るべき帝国を見ておくことにした。

歴代皇帝の得意技である瞬間移動を止めて自らの足で麗しきアバロンを眺める皇帝七英雄の脅威に晒されながらも昨日と変わらず今日平和アバロンだったが、その帝都に暗い影が差していることに気がついたのは、帝国大学にほどちかい雑貨屋でのことだった。皇帝が訪れたというのに反応せず、苦しむように頭を抱えて揺れる店員。とっさに何かを察して王座に戻った皇帝は、しめやかにセーブをしたのであった。

今一度、店に戻ってもやはり店員は頭を抱えている。皇帝自ら話しかけてみると、なんと彼の体を食い破って中から巨大な蟻タームが出現した。

何かが起きている……何かとても悪いことが。その言葉を胸に王座に舞い戻った皇帝大臣事態調査を命じようとするが、なんとその大臣すらも皇帝の目の前で蟻に変わってしまった。アバロン城内に巨大な蟻の姿が満ちてゆく。インペリアルガードも、忍者も、帝国軍の仲間たちも。皆あの店員大臣のように頭を抱え、安否を確かめ皇帝の声に呼応するかのように体を内側からタームに食い破られて消えていった。

もはやこの城内で行動できるのは皇帝と近衛隊しかいない。地下が怪しいとにらんだ皇帝は、タームが闊歩するアバロン市街を抜け、大学地下から下水道へ向かった。下水道から通じる地下墓地の更に奥で皇帝を待ち構えていたのは、かつてサバンナの地下で倒したはずのクイーン──否、クイーンから更に成長して人間態を獲得したリアルクイーンだった。

なにやら得意げに復活した理由を語るソレを、皇帝国民臣下を省みなかった自らの過ちを噛み締めながら二度と復活しないよう消し炭にしたのだった。

一回アバロンを見て回るかと思ったら、サバイバルホラーになってびっくりした。リアルクイーンヤバいみたいな反応は発表当時から耳にしていたのだけど、こっちの方向でヤバかったのか。いや、見た目もセンシティブだったんだけど(卵の内膜みたいなのまとってたのがえちかった)。

いやしかし、まさかここまで本拠地が壊滅的被害を被るとは思いもよらなかった。さすサガ。

パーティーインしていた帝国鍛冶職人軍師インペリアルガード♀以外のアバロン在中の仲間全員死亡してしまったのはショックだったけど、彼女たちを救えたのはホッとした。もし帝国鍛冶職人犠牲になってたら偉大なるご先祖(?)フロスティに顔向けできなくて寝込むところだった。

雑用

タームの悲劇を乗り越えてアバロンに一時の平穏をもたらした皇帝は、最終決戦を前についでに領土を見て回ることとした。今までよく分かっていなかった未消化クエストありのマーク理解したり、流し斬りお兄様にカウンター流し斬りをキメて乱れ雪月花で格付けしたり、数百年壊れたままだったレオンブリッジを修復したりした。

特にレオンブリッジの修復については、原因究明を進めていくうちに倒した七英雄スービエと海の主の争いが背景にあることが分かり、最後には子煩悩な海の主との交流を持つこととなった。

海の主イベントを数世代ぶりにすすめたけど、海の主ってイッカクだったんだ。スービエが海の主を吸収したって言ってうねうね触手を見せびらかしていたので、てっきり大ダコだと思っていた。

解決だったイベントをいくつかこのなしてジャイアントキラーのアビリティ皇帝に付けた以外は特に変わりなし。次回最終回

vs七英雄(2)

ついに七英雄の前に立った皇帝と彼の近衛隊。なぜか七英雄の使ってくる技をほとんど見切れていたため、皇帝を中心として猛攻を重ね、アビスゲートが開いた時点で七英雄生命力は大きく削られていた。

アビスゲートが開き、七英雄が大技を繰り出してくる予感がした皇帝は、早急に決着をつける必要があると直感し、一斉攻撃(三連携)を叩き込んだ。

七英雄断末魔が虚空に響き渡る。バレンヌ帝国は千年に渡る長き戦いの末についに七英雄を討ち滅ぼしたのだった。

ヴォーテクスでリヴァイヴァが消されたのには焦ったけど、準備はしてきたし難易度ノーマルだったこともあり最初連携攻撃をされる前に倒すことができた。これだけ対策をしてもそれでも強く感じた。さすがはサガを冠する作品ラスボスであった。

この後はクリアダンジョンをこなして、(デスレインにびびったけど)無事にアレも倒せた。二周目をやるときは今度は人魚イベントを完遂させたい。

余談

本作はバトルモーションが良いと最初ちょっと書いたけど、全体的にスピーディーメリハリが効いた演出が多くて良かった。サガエメだとお笑い歌舞伎だった富嶽八景ちゃんと強そうな技モーションになっていたのには感心した(サガエメのを知らない人は検索してみてほしい)。

ところで最カワモーションの話だけど、個人的にはクリアダンジョンで手に入る弓の固有技、つまりライフスティールが最カワだと思う。より正確には、ライフスティールのモーション出始めの一瞬。左手に弓を持って右の手の平を上にしてカメラ差し出して、その手の平の上に魔力の矢が生成される瞬間。この瞬間がとてもかわいい

自分スカイアで閃いたのだけど、キャプチャ見直していたら、彼女がこっちを見て顔を傾けて微笑んで手を取ってくるようにしか見えなかった。帝国鍛冶職人一筋じゃなかったら危うく惚れてたかもしれないほどの破壊力だった。再現できる環境がある人はぜひ確かめてみて欲しい。十数フレームしか見られない奇跡のモーションなので。

Permalink |記事への反応(1) | 22:43

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goo blog サービス終了のお知らせ 田中秀臣の「ノーガード経済論戦」 出口政策が熱い?!(その1)2005-11-16 |Weblog

 福井総裁量的緩和解除は来年春、と匂わせた発言に反応するかのように、政府与党から日銀の早期量的緩和解除をけん制する発言が相次いででてきた。中川政調会長日銀法の改正政策カードでちらつかせて、日銀デフレ対策が不十分であることを批判している。また安部官房長官もそれに呼応するように、日銀政府協調して財政再建のためにもデフレ脱却して、自然増収での財政基盤の健全化への寄与が実現されるべきだとこれもまた日銀牽制した。この種の発言はいずれもなにか具体的な政策に直結しているわけではないので、それ自体どうこうというわけではない。しか日銀の出口政策量的緩和解除をめぐる議論は今後も政治的話題として沸騰していく可能性があるのかもしれない。

 

 そもそも出口政策をめぐっては、1)前提条件であるデフレ脱却をし、0%以上の安定的インフレ率を維持できるのか? 2)出口政策技術的な難しさ の二点から問題が提起されている。最初の点については、『日経公社債情報10月24日号で匿名記事末吉名義の記事)「日銀ウォッチ デフレ脱却論議の謎」において、きわめて説得的な議論が行われている。日銀インフレ率の目安として採用している日本式アインフレ(生鮮食品を除く消費者物価指数)の前年比上昇率はゼロ近傍であり、このためデフレ脱却は難しく、デフレ脱却のためにはインフレ目標政策が一段と必要である、という趣旨の論説である

 

 この主張の背景には、伝統的なCPI上方バイアス存在(すなわち1%程度物価インフレにふれて計測されてしまう)と、さらにコアインフレ率をおしあげているのは石油関連商品であり、この上昇はピークアウトをむかえる可能性が大きく、そのインフレ率に与える押し上げ効果は0.4%程度にとどまると予測されること。そしてこの石油関連商品の影響を除外すると、インフレ率はマイナス0.5%程度であり、さら上方バイアス考慮にいれるとマイナス1~1.5%程度となる、と末吉論説は指摘している。これは非常に周到な分析であり、今日日本経済が決してデフレ脱却を確実にしているわけではなく、むしろ不確実なものであることを示している。

 

 さら安達誠司氏の『デフレはなぜ終るのか』(東洋経済新報社)では、1930年代アメリカデフレ脱却時の出口政策からの教訓をもって、今日の出口政策論議警鐘を鳴らしている。安達氏によれば、当時のアメリカ財務省主導によるドルの減価政策により「レジーム転換なきリフレ」を実現した。このレジーム転換とは、中央銀行であるFRBデフレ脱却のために従来の金融政策スタンスを転換して、超金融緩和政策コミットするというゲームルールの変更として理解される。しかしこのようなレジーム転換がない、すなわち従来の事実上デフレ継続的金融政策スタンスのままに、この「レジーム転換なきリフレ」に直面したため、FRB政策当事者には早急な出口政策模索(当時の異例な低金利政策放棄超過準備リスクマネーとして高インフレに転じる要因になることへの懸念さら株価の急騰をバブルとする警戒感が存在していたことの半面といえる)があった。そしてインフレ率はプラス推移であったにもかかわらず、FRBの早急な出口政策採用によりふたたびデフレに戻ってしまったと指摘している。

 

 安達氏によればこのようなデフレに舞い戻る経済脆弱性を克服するのには、中央銀行デフレ脱却にむけたレジーム転換へのコミット必要さらに実現されたインフレ率という「変化率」への注目だけではなく、それ以上に「水準」が重要であるとしている。本ブログでの「バーナンキFRB議長就任日本リフレ」(10月28日)で紹介した物価水準ターゲット重要である。すなわちデフレに陥る前のインフレ率(たとえば1%や2%)が現在継続していたらどうなるのか、という物価水準経路を考えて、その経路と現実物価水準の経路のギャップを解消していくという考え方である

 

 日本現在景気回復デフレスパイラル的状況からのとりあえずの脱出は、2003年から2004年初頭にかけての財務省の空前の為替介入と(予期せざる?)日銀マネタリーベースの増加がタイミング的に数度重なるという「非不胎化介入」の結果である(詳細は田中秀臣経済論戦の読み方』(講談社現代新書)参照)。すなわち日銀としては明確なレジーム転換が不在であり、あくまでも財務省主導という点で、戦前アメリカのケースに近似していると、前掲の安達氏は指摘している。これは有益歴史からの教訓である

 

 そのため今日日銀はまさに戦前FRBと同じように、出口政策に関わる発言において、「インフレ心理」への懸念を示したり(まだデフレなのに!)、インフレ「率」にのみこだわり、前記したようなリフレ過程には関心を示すことはまったくない。また日銀政策理解を示す衆議院議員佐藤ゆかり氏のように「中小企業家計部門オーバーリスクテイクの状況から守ることが大事で、量的緩和政策は速やかに解除すべき」「日経公社債情報」(10月31日)とコメントしているのも、戦前と同様に超過準備が高インフレ資産価格の急騰(バブル?)をもたらすことへの「懸念」と基本的には同じものであろう。

 

 本格的なリフレ政策採用と連結しないかぎり、デフレ脱却の道のりはかなり不安定ものであることは否めないのではないか。そして出口政策採用への日銀の現状の早すぎるコミットへの懸念は募るばかりである。(その2)では、仮にデフレを脱却(不安定であってさえも)した場合採用されると考えられるいくつかの出口政策について考えてみたい。

Permalink |記事への反応(0) | 19:14

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