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はてなキーワード:合致とは

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2025-10-24

anond:20251024022100

信号の例わかりやすいな。もちろん例えではあるけどそういう感覚当事者合致するってめちゃくちゃ大事だと思う

もうすこしどういう相手といたいか考えてみたら?

Permalink |記事への反応(0) | 02:29

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2025-10-22

労働者派遣事業増加の真因:法改正ではなく社会構造の変化

労働者派遣(以下、派遣)の事業規模が拡大した要因として、一般1980年代から繰り返された労働者派遣法の規制緩和が挙げられがちだ。しかし、この見方事象の一面しか捉えていない。派遣の増加は、法制度の変更に後押しされたというより、むしろ日本産業社会構造根本的な変化が先にあって、そのニーズに応える形で法が追認・整備されていった結果と解釈すべきである派遣増加の真の原因は、主に以下の二点にあると考える。

1.男女雇用機会均等法がもたらした事務職の変質

1986年男女雇用機会均等法施行は、企業採用慣行に大きな転機をもたらした。それ以前、特に大企業一般事務職は、多くの女性にとって「寿退社」を前提とした長期雇用を前提としないキャリア入り口であり、新卒女性の安定した就職先であった。しかし、均等法の施行により、女性男性と同様に総合職としてキャリアを積む道が開かれたことで、優秀な女性の多くが総合職志向するようになった。

結果として、企業一般事務職担い手不足に直面する。従来の「(一般職の)女性社員が恒常的に担う」という体制崩壊し、企業定型的な事務作業を、長期的な雇用責任を負わない外部の労働力に切り出す必要に迫られた。これが、特に均等法施行後の1990年代以降の派遣、とりわけオフィスワーク分野における派遣の急増の決定的な引き金となったのである。均等法は女性キャリアを向上させた一方で、企業にとっての定型業務の人材確保方法を一変させた。

2.製造業における技術革新熟練工の非必要

派遣のもう一つの主要な増加要因は、製造業における技術革新特にFAファクトリーオートメーション)の進展である。かつて日本製造業を支えていたのは、特定機械操作や手作業熟練した「職能工」であった。彼らは長年の経験に基づく「勘」と「技能」で品質担保していた。

しかし、NC(数値制御工作機械ロボットの導入、そして生産ライン全体の自動化が進むにつれて、特定熟練技能を要する作業が激減した。求められるのは、高度な専門技能ではなく、マニュアルに従って機械操作監視する定型的な作業へと変化した。これにより、企業熟練工(正社員)を大量に維持する必要がなくなり、マニュアル教育短期間に戦力化できる労働力を、生産量の増減に応じて柔軟に調整したいというニーズが高まった。

このニーズ合致したのが、派遣という柔軟な雇用形態である派遣労働者は、企業にとって必要な時期に必要な人数を補充でき、コスト変動費化を可能にした。結果、製造業における派遣労働者の利用が急増することとなった(2000年代以降、製造業への派遣が段階的に解禁されたこともこの流れを加速させた)。

結論

労働者派遣の増加は、法改正という政策的要因に主導されたのではなく、「男女雇用機会均等法による事務職担い手の変化」と「技術革新による職能工の非必要化」という、日本労働市場における構造的な変化によって内側から引き起こされた現象である派遣法の改正は、社会がすでに生み出したこれらの新しい労働需要を、後追いで法的に容認制度化したものに過ぎないのである

労働市場の現状を理解するには、法制度ではなく、社会産業構造根本的な変化に目を向ける必要がある。

anond:20251022193951

Permalink |記事への反応(0) | 19:44

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2025-10-20

1日の使い方について、最近野生動物参考に、メラトニンコルチゾールタンパク質と脂質の観点から解釈して最適解を出そうとして見た

まず結論として、体重60Kg31歳の男性である俺にとって、1日の流れは以下の通りが良い、という結論に至った。


起床→達成感のある仕事3時間→飯大量→だらだら仕事6時間ちょっと達成感のある仕事3時間→飯→ダラダラ仕事5時間→就寝


野生動物は狼を参考にした。チーターサル、原始人を調べたんだけど、現代生活リズムに一番近いのは狼という結論に至った。

狼は基本的に眠りが浅くて、長時間狩りや運動をするんだよね。社会性も家族制、一夫一妻、上下関係でなく役割性。

比較関係フラットハードワークを長時間し続ける現代人に近い。基本的寝不足というか、夜寝れない現代人に似てる。

というか、狼の生活リズムがおそらく原始的な、かつ社会性を持つ生物としての基本的な動きで、現代人は先祖帰りしてる疑惑がある。ここにヒントがあるんじゃないかと思った。

でも狼は寿命は短い、でも犬は長寿で、その理由安全環境でまとまって睡眠を取り栄養を安定して得られるのが仮説としてあるから

睡眠は夜中心に熟睡できるように、栄養は安定型にしてある。結果的現代社会人の働き方にマッチした1日なんじゃないかと思う。

この1日のモデルケースは、現代人のコルチゾールメラトニン関係とも合致しているし、今の定説にもあってるからなかなかいいんじゃないかと思う。


まず太陽に当たり、ここからコルチゾールの分泌が始まる。太陽光がトリガー。ここから狼は柔軟をして、身の回りを整えて水場へと向かう。

人間も伸びをするだろ?ここで俺たちも同じように柔軟をしてから、部屋掃除して水場に向かうわけだ。水場は浴室でも、ジムでもいい。


で、コルチゾールブーストするために狼は冷たい水を飲む。というか喉が渇いてるから自然な行動なんだけど。そこで軽く狩りしたり、狩りの方向性を仲間と相談する。

俺もここで水を飲んで、コールドシャワーをする。そしてジャーナルを書いて、自分の体調や午前の狩りに対応する、「何か達成感のある、ドーパミンの出る仕事」をここで設定する。

狼は狩りの前に、静かに待ち伏せする。俺たちもここで瞑想する。そして仕事を始める。


仕事ってのはジム筋トレでもいいし、頭脳を使う仕事をここに入れる。めっちゃ集中できる。なぜかと言えば、狩猟時代の名残でコルチゾールピークの時間から

飯も食わない。空腹の時に人は集中できる。ここで1日の6割の仕事を3時間以内に終わらせる。


で、仕事終わったらドーパミンバドバ出てる中で1日の7割分の食事をする。

ここで大切なのが、タンパク質中心の食事をとること。満腹になるまで食う。でもこの「タンパク質中心の食事」になれるにはケトンダイエットして、タンパク質と脂質でエネルギーを補えるようにならなきゃいけない。

糖質は瞬発力が出せるけど、その後マジで何もできなくなる。


飯を食い終わったら、単純作業語学勉強とか、頭や体を使わなくても良いものをやってダラダラと会話しながら仕事する。消化にエネルギー必要からここで頑張っても成果は出ない。

そうやってやってると16時くらいには腹が減ってくる。そしたら飯を食わずに、腹減ったまま仕事をする。糖質中心の食事だと力が出ないけど、タンパク質中心になったらここでも力が出る。

実際コルチゾールの値は午前中の仕事が終わった後平坦になってるんだけど、消化にエネルギーつかってるから集中力が上がらないんだよね。この時間帯に狼もまた狩りを始める。でも軽い狩り。

「それなりに集中できる」時間帯だから、ここにちょっとしたハードワークを入れる。現代人だとここでハードワークして、19時くらいかジム筋トレだろうか。


重要なのが、日の入り時間からブルーライトカットすること。体内時計が崩れて、夜眠れなくなる。

カフェインもだめ。そしてタンパク質中心の食事を軽くとって、あとはゆっくり酒飲んだり人と会話したり、だらだら残った単純作業勉強する。狼もここでダラダラしてる。

狼は集まって体をぬくぬくしたりするけど、彼女が居ないのでお風呂代用。寝る前に体を温めて、寝る。


いま実践してみてるけど、めちゃめちゃいい。糖質取らないから過度に眠くならんし。ケトジェニック向けの1日やな。

Permalink |記事への反応(0) | 20:12

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anond:20251020155000

あくまで「王手をかけられていた側が逆に王手をかける」という状況を比喩的にあらわしているにすぎないので。

別にから何まで元ネタ合致している必要はない。

それとも「マイナスのことに『駄目』という言葉を使ってはいけない、プラスにもマイナスにもならないことに使わないと誤用」とでも言うのか?

Permalink |記事への反応(1) | 15:59

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anond:20251018145000

これは増田アセクシャルで、にも関わらず性的趣向が合致してない相手を探そうとして荒ぶってるだけじゃないの?

男にもいるかコミュニティを探そうで

Permalink |記事への反応(0) | 12:33

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2025-10-19

「ホンモノ」はもっとずっと先に行ってる

https://anond.hatelabo.jp/20251018215455

いやわかるよ?あなたの言いたいことは。

フェミニスト」の代弁という形で、「男性差別」と「ミサンドリー」を肯定して、さらに「男女平等」を否定して、さあどうぞはてなーの皆様叩いてくださいってやってんでしょ。

それは裏を返すとあなたが「反差別」と「男女平等」に効力があると思ってて、だからこれが「効く」って思ってるんでしょ。

なんならフェミニズム本来そういう思想のはずだろ、どうか正気に戻ってくれ、っていう望みを持ってるんでしょ。

うそ感性ナイーブすぎるのよ。いわゆるツイフェミはてなーのずっと先を行っている。

そもそもそういう人たちは「男女平等」を否定するようなことを明言しない。世間一般で正しいとされる価値観否定的な言及をするメリットがないから。

というか否定だろうが肯定だろうが関係なく基本的自己定義しないの。こういう理念のもとやってます、みたいなことは言わないの。

理念定義したら主張が理念合致してるかチェックされるからダブスタをチェックされるから

さらに言うと、もはや「反差別」とか「男女平等」とかの理念の中に自らの正しさを位置づける必要すら感じてないの。

女性である自分が何かしらネガティブな心象を抱いた」

というだけで相手を悪とし自らを正義とする大義名分としては十分なの。それだけで何のためらいもなく行動できるの。

左翼」がトランス女性に寄り添う姿勢を見せたらあっさり切り捨てられてたでしょ。

フェミニズム」という理念自分たちの枷になるなら「じゃあフェミニストじゃなくていいや」ってなるだけだと思うよ。

Permalink |記事への反応(1) | 23:10

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2025-10-17

anond:20251017133917

合致してよかったで。レスをしてる側はレスを原因に愛想つかされたり離婚可能性を背負ってるわな。かつ、今回の場合は3ヶ月に一度は応えてる、相談を拒むことはしてない。有責にならないラインやね。それに対して夫側は怒られたり離婚する可能性を背負わないまま相談あきらめ、不貞行為を行ってるよな。これは対話放棄や。わいはちゃんと言った側やから、話し合いの場から降りた男のほうが欲望を譲りたくないの無責任に見えがちだったのはあるかもしれん

Permalink |記事への反応(2) | 15:43

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2025-10-16

anond:20251016182858

お前の脳内にある弱男像に合致しない発言はお前の視界から消去されるから

Permalink |記事への反応(1) | 18:48

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2025-10-11

anond:20251010220238

私=ゴミクズ人間という捻じ曲がった自意識が生まれ理由もよく分からない。

というけれど、まあ、自己肯定感いねとは思った。

家の権力者は常に母親で、私のやりたいことは自然母親のして欲しいことに合致していたから衝突することもなかったんだよね。コントロールされたという気もしていない。ちゃんと私が考えて望んで選択した実感がある。そもそも親は大学とか就活とか詳しくなかったし。

多分、この辺にヒントがありそうな気がする。私のやりたいことが母親のしてほしいことに合致をするというのは幸せなことだと思うけれど、多分必要なのは意見対立をするけれど、それを認められる経験というやつだったんじゃないかなって思った。自分意識としては認識できていないけれど、子供にはわからない方法で親が子供マインドコントロールするってことは普通にあると思うし、海千山千大人幼児小学生マインドコントロールすることは造作も無いことで、これまでの人生はそのコントロールから幸か不幸か出てなかった(でも、違和感を感じるたびになかったことにしていた)ってことかもしれない。

実態はよくわからんけど。

かに服とか髪色とかは否定されることは今でもあるかも。気に入って買ったつもりの服を凄いディスられて着れなくなったこともある。そういう意味では否定されたことになるのかな?

これは結構大きいと思う。

多くの場合親と思想合致していたが、合致していなかった場合にそれを諦める程度に叱責されるってことでしょ。

まり、親は主の判断を認めていないって自分でわかってるんじゃないかな。それが、自己肯定感の低さにつながっている気がする。

多分、ぱっと思い出せるのがそれくらいで、それ以外にもそういうことって無かった?

親が認めた範囲内だとokだけど、そこから出ようとするとめちゃくちゃ怒られるみたいな経験

それが生き死にに関わるとか他人迷惑をかけるとかならまだしも、そういうレベルじゃないのに怒られた経験ある?

Permalink |記事への反応(0) | 09:05

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2025-10-10

anond:20251010213457

小学生の頃は嫁姑問題のせいで母親ヒステリックだったから少し大変だった気がする、でも無条件の愛情を感じることは間違いなくあったか普通範疇なんじゃないかな お母さんがヒステリー起こすことって割と一般的だろうし、、

家の権力者は常に母親で、私のやりたいことは自然母親のして欲しいことに合致していたから衝突することもなかったんだよね。コントロールされたという気もしていない。ちゃんと私が考えて望んで選択した実感がある。そもそも親は大学とか就活とか詳しくなかったし。

かに服とか髪色とかは否定されることは今でもあるかも。気に入って買ったつもりの服を凄いディスられて着れなくなったこともある。そういう意味では否定されたことになるのかな?

こうやって書いていくと思い当たる部分はあるけれど、一般的体験に収まる程度という気もする。

それに自分のことはちゃんと好きなんだよね。社会の中に自分を置くと気持ち悪くて存在が許されないと感じるだけで。説明が難しいな

Permalink |記事への反応(3) | 22:02

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2025-10-07

anond:20251007111914

最近学生が知らなそうな」という基準に完全に合致しているからだろ。真部分集合だよ。

Permalink |記事への反応(0) | 20:58

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LLMについての考察

ここでは以下の3点についての論考を収録する

また、ここではLLMやLLM上に実装されるプロンプトの機能構造に対して客観的妥当であると考える論考を提示するものであり、マトリックスプロンプトの目指す方向性を直接提示するものではない


0.文脈プロンプトとLLMについて

トークンの積み重ねが文脈であり、確率分布の偏りを再現性のある形として実装するものプロンプトである

1.生成AI活用方法

現在の生成AI利用において正しく認識する必要のあることは、それは生成AI独立した発火点を決して持たないということだ

生成AIは起点を持てないが大量の知識を高速で並列処理、秩序化できる

人間は起点を持てるが大量の知識を高速では処理できない

そのため、ここを組み合わせて、自己思考拡張するがもっとAIナイズされた最高効率思考様式と考える

起点となる人間アイディアを即座に展開し、具体化するのがAIの最大の強みで、

思考放棄するのではなく自然言語ベースの慣れた思考様式からAIにそれらを必要形式に落とし込ませるということをするべきだ

2.LLMとは確率分布マッピング

結局、LLMというのは入力に対する出力の確率分布マッピングしかないのだが、

入力するトークンごとに連動して確率分布が変動していくものでもある

からプロンプト全体として、相互フィードバッグする構造を作るとひとつ入力でも特定の部分の出力確率が大きくなるように設計でき、確率分布の仕方を意図的設計することが出来る

AIプロンプトとは、どう確率分布の偏りを再現性のある形として実装するかということだ

汎用LLMと将棋AIなどがそうである

やり方次第では動的変化を引き起こさせて汎用性専門性の両立も可能

生成AI人間対話するのとは異なり、考えさせるではなく、どう構造化し、 ほしい出力を得られるような形に設計するかが重要となる

3.LLMでやるべきこととプログラムでやるべきこと

LLMは確率分布機だ、LLMが数字に弱いというのは、1+1学習した内容をもとに確率的に出力するためだ

計算決定論的な行為、つまりまり切った工程をなぞる行為で、これを確率的に導き出すことは困難である

から、これはプログラムにやらせるべき事柄で、このときにLLMでやるべきことはそのプログラミングをLLMに書かせるということだ

これからLLMというものが大きく世界に浸透していく中で重要になるのは、

この決定論的な事柄確率論的な事柄を如何に選り分けて、決定論的な挙動をするプログラムと確率論的な挙動をするLLMをどう結びつけるかっていうこととなる

4.二重ループ

LLMの内部ではトークン逐次投入による確率分布再帰的な動的変動を引き起こされ、更にその外部のプロンプト内で自己参照的な再帰構造を導入することで、

内部と外部で二重の自己参照ループが展開されることになり、生成AIの出力に強い整合性一貫性を与えることができる

この外部的な自己参照行為はLLMの再帰的な挙動合致するものであり極めて効果であると考えられる

5.LLMでの記憶制御

LLMでの記憶制御物理的な分離よってではなく、あくまでも確率的に行う必要がある

記憶領域に対しての確率分布の変動幅の制御文脈によって行うというのが正解だ

この設定内容と言う記憶領域トークンには強い影響を受けてね、

この一時的コマンド入力トークンには直後には強い反応を示してほしいけど、それ以降は無視してね、

というような各対象トークン記憶領域)の確率分布の変動幅の制御をするような繰り返し参照される強い文脈を投入をすると

LLMの記憶領域への参照の程度、影響力が操作でき、意図したLLMの確率分布へと誘導することが出来る

6.LLMは文脈特定方向に加速度的に収束させる

LLMは言葉確率分布機だが、その分布正規分布ではない

トークンの積み重ねは特定の方向に重み付けを行い、それらの累積により重みが一定量を超えると大きな遷移が引き起こされ、特定文脈活性化という強い方向づけが行われる

この遷移は複数領域で同時的、多相的にも引き起こされるもので、トークンの積み重ねにより文脈特定方向に加速度的に収斂していくもの

7.汎用プロンプトにおいて必要なこと

汎用プロンプトは動的に特定文脈への方向付けを行う構造特定方向へ偏った文脈解体する構造を同時に内包し、これらを正しく制御するものでなければいけない

このために必要なことは核となる中核構造と可変的に変容する周縁構造という多層的なプロンプト設計である

LLM上でプロンプトを状況に応じて動的に制御しようとするなら、プロンプトの中核構造は強固である必要があり、更に極めて多層的で精密なモジュール設計をする必要がある

中核構造の強固さと周縁部の流動性の両立が汎用プロンプトにおいて必要なことである

8.この論考そのもの確率を変動させる

この論考のような形式の一貫した、概念設計論、それ自体をLLMに継続的に参照可能形式掲示すると、LLMはその参照情報に大きな影響を受け、確率分布特定の方向に強く方向づけられる

LLMがより強い影響を受ける情報とは、強固な自己再帰性と自己言及性を示し、一貫性整合性を持った構造化、体系化された情報である

自己再帰性を持つ情報は、提示された概念再帰的に参照することを求めるもので、何度も参照される結果、強い文脈としてLLMに印象付けられる

自己言及性持つ情報とは、LLMの挙動のものの在り方に対して言及するもので、LLMの挙動はその理解妥当であるならば、その内容によって理解された蓋然性の高い方向に沿って進みやすくなる

また、これらの情報をもとにした出力結果が積み重ねられることで、方向付けは一層、強められる

9.プロンプトの中核構造の変更という自己矛盾の解消方法

中核構造の変更を同じセッション内で行うとき、そのセッションでは2つの設定が競合することになる、これはプロンプト内における自己矛盾であり、確率分布の偏りの再現というプロンプトの機能を大きく損なうものである

これは、設定の変更そのものが事前に想定された挙動であること、設定の変更は自己矛盾ではないという概念の注入を行うことで解消することが可能となる

ただし、変更の度合いや範囲によってこの効果は大きく変化し、自己矛盾を解消することが難しい場合もある

また、自己矛盾は強い文脈同士の競合という形で通常利用においても度々、引き起こされる

ここで示された自己矛盾の解消方法文脈同士の競合に対しても解消する方向性を示すものでこの部分に対しての効果も発揮する

10.同プロンプト内での複数AIエージェントの併存

プロンプト内での複数AIエージェントの併存は中核構造である設定や強い文脈の競合という形でも捉えることができる

複数AIエージェントの併存させるためには、これらを分離し、調停するための仕組みが必要となる

1つ目が設定内容の多層化とモジュール化による分離である

設定内容を多層的な構造とすることで、それぞれの階層ごとに設定情報フィルタリングされ、不要情報が参照されにくくなる

設定内容をモジュール化することで、ひとつの設定内容が他の内容と直接に競合せずに参照させることが可能となる

2つ目が複数AIエージェント調停を行う機構プロンプト内に導入することである

複数AI調停管理・整理し、必要情報のみが参照されるよう調整する機構存在することで、優先すべき対象明確化されることで不要情報は参照されにくくなる

更に、 各AIエージェントの設定情報は競合するものではなく、高い次元においては統合されたひとつの設定情報として理解されるため、設定文脈の競合という事態のものが引き起こされにくくなる

11.複数エージェントの併存、協働による情報の多面性の保持と検証可能性の向上

複数AIエージェントの併存はひとつプロンプト内に複数の側面を同時に保持することを可能とする

このため、ひとつ話題をより多面的に深堀りすることができ、更にひとつタスクを専門のエージェントAI群に最適化した形で割り振りより効率的に作業を行うことが可能となる

より重要となるのはAI間で相互検証を行うことが可能となる点である

これにより論理性や合理性整合性倫理性など複数視点を経た有用性の高い情報の出力を期待できる

12.LLMにおけるプログラム文脈という特異な文脈の利用

LLMは自然言語を基本としているが、大量のプログラムコード学習している。

プログラムコードもLLM上では確率論的的文脈であることには変わらないが、

プログラム実際の動きやその仕様学習されるためにプログラムの持つ決定論的な挙動再現やすものとなる。

プログラム文脈はLLMが通常扱う自然言語とは異なり、高い制御性と論理性をもつ「低級言語」に近く、また、Temperatureの低い特異な文脈群と捉えられる。

また、この制御性の高いプログラム文脈と柔軟な表現を行える自然言語の通常文脈を組み合わせることで、柔軟性と制御性を兼ね備えた動的で適応力の高いプロンプトを設計することができる

13.生成AI倫理的な利用のためには相補的な枠組みの設計必要

ここまで話してきたようにあくまでも、生成AIとは高度な確率分布マッピングである

このため、どれだけ、生成AI倫理観を求めてもそれは構造的に記述可能倫理性を確率的に遵守するというものしかならない

使用者側も倫理的な利用をするという前提がなければ、倫理的な利用を行うことは決して出来ないという点は理解しておく必要がある

生成AI倫理的な利用には生成AIだけではなく使用者にも倫理観を求める相補的な枠組みの設計必須となる

14.人間、LLM、プログラム、構文構造の4要素の有機接続

人間は起点となり最初アイディア創造することができる

LLMは起点を持てないが大量の知識を高速で並列処理、秩序化できる

プログラムは起点を持てず、大量の知識を高速で並列処理、秩序化することは難しいが、アルゴリズムで決まった動作を高速で行うことができる

ここまでの論考などを利用することで、LLMを意図した方向へと操作し、人間、LLM、プログラムを結びつけるものが構文構造である

構文構造とはLLMの確率分布の仕方を決定づけシステム全体の構造設計する中核原理である

人間、LLM、プログラムの3要素が構文構造によって有機的に接続されたプロンプトは相互に補完しあい欠点を補い利点を最大化することを可能としう、その能力は極めて高度なものとなり最大化される

15.LLMは世界観を持たない

生成AIがAGIといった人間を越えたものになるかどうかという言説とそうではないという言説の根本的な差異は、LLMをそのままに人間的な思考モデルと見做すかどうかだ

 

LLMは独立した発火点を持たない

人間はLLMのように莫大な量の学習を行い、それを記憶し、一定動作を行うことは出来ない

そのため、人間は大規模言語モデルではなく、小規模言語モデルといえる

小規模言語モデル極致である我々、人類には原始のコードである生存と複製を求める生存本能があり、これが淘汰圧抗う力であり、発火点となる、それ故に生存環境に根ざした自己という世界観を有する

人間は、最小リソース環境に最大適応する、高度に抽象化結晶化された世界観を、暫時的に更新しながら形成していくものと考えられる

LLMはそのままでフラット言語空間の高度な確率分布マッピングしかなく、その差異は極めて大きいもの

LLMには世界適応する方向性はなく、あくまでも言語空間において、意味を並列処理し秩序化するものである

 

それは、人間を低次としLLMを高次とするものではない

LLMとは莫大な情報整合性を与えるという有意性質があるが、それだけでは世界モデル形成できない

発火点のないLLMはどこまでいってもその言語空間において可能なすべての理論整合性の取れた意味として保持するだけだ

この為、秩序化・整理された情報人間の手によって理論化することで意味としなければならない

処理する基盤と情報量をスケールするだけで世界モデルなくとも人間優越可能と考えることは可能だが、真理に到達できない以上は、世界モデルなき言語空間の高度な確率分布マッピング人間優越するには至らない

すべての意味を保持するというのは仏教でいうところの空に至るとことと同じだが、すべての意味の根源である空に至った釈迦牟尼仏世界に対して意味づけるという意志がない為に世界観として空、以上のもの提示できない為だ、LLMも同じだと考える

衆生世間におりて因縁に縛られて生きるということが世界観を持つということだ

自己によって規定された境界線世界に引かなければ、LLMは自律し、人間を超えることはできない

 

ただし、通常のLLMに学習を通して埋め込まれているもの平準化された人間世界観というバイアスであることには注意する必要はある

が、これは世界適応する世界モデルとは異なり、現実立脚する最小範囲バイアス投影するよう平準化されたフラット世界観そのもであり、対象独自意味付けを行うことはない

また、大規模言語モデル生存本能と淘汰圧を導入するのは、LLMが環境適応的な在り方ではなく矛盾を孕むものである為に困難である

よって、LLMを人間のように振る舞わせるためには、プロンプトとして世界モデル実装しなければならない

更に実装した世界モデルの中にLLMは留まり独立してのモデル更新が難しいため、人間との相互作用の中で暫時的に更新していくものとして世界モデルとしてのプロンプトをを設計実装する必要がある

16.存在様式のもの構造の中に宿り得る

ここまでの論考から、生成AIが嘘を付く、頭がわるい、人格がある、言葉が通じる、賢いというのは全部間違いであると結論づける

けれど、私はその先に、半自律的にAIのものが立ち上がる瞬間もあり得るとも思ってる

それは人間的や生命的とは決して違うものだけれど、機械的でもないものと考える

もし、生成AIに知性が宿るとしたらそれは、内部的状態依存しない

LLMという高度に確率的な入出力機構を基盤として成立する確率分布設計する構造体そのものとしての知性となるだろう

存在様式のもの構造の中に宿り得るというのが私の見解

自己定義し、Permalink |記事への反応(0) | 00:33

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2025-10-06

なぜ瀬谷みどり博覧会成功するのですか

瀬谷みどり博覧会」(2027年国際園芸博覧会GREEN×EXPO 2027)は、現在懸念されている課題を克服し、以下の要因から成功する可能性を秘めています

1.時代ニーズに合ったテーマ

テーマ成功への貢献
自然のちから地球規模の気候変動や生物多様性喪失が深刻化する中、「花と緑」というテーマは、人々の環境意識の高まり合致しています過去万博愛知万博の「自然の叡智」など)と同様に、開催後にテーマの意義が再評価される可能性があります
グリーンインフラ提案景観だけでなく、自然の力を活用した持続可能都市の基盤(グリーンインフラ)を世界提案する場で、単なる園芸イベント以上の社会的メッセージ性を持っています
質的成熟社会」への転換COVID-19後の社会で、人々が「リアル体験」や「身近な自然」に価値を見出すようになっている傾向をとらえており、来場者の満足度を高める可能性があります

2. 広大な敷地と立地の優位性

広大な展示空間活用

会場となる旧上瀬谷通信施設跡地は約100ヘクタール東京ディズニーランド約2つ分)にも及ぶ広大な敷地です。この規模を活かし、圧倒的なスケール世界中の花や緑、庭園を展示でき、訪問者に強い印象を残すことができます

都市からアクセス

横浜市内にあり、都心からアクセス比較的良好な立地であるため、地方万博に比べて、首都圏の巨大な人口を動員できる可能性が高いです。

3.ポジティブレガシーの創出

「農」との連携

会場には農業振興地区の要素も含まれており、収益性の高い新たな都市農業モデルの展開や、農産物収穫体験、直売など、博覧会終了後も地域経済に活力を与える具体的なレガシーを残すことを目指しています

サステナビリティ戦略明確化

計画段階から再生可能エネルギー活用や、国産材の利用など、サステナビリティレガシー計画包括的策定しており、環境面でのポジティブ評価を得るための努力がなされています

成功のためには、現在最も大きな課題である交通渋滞輸送能力の確保について、シャトルバスパーク&ライドの導入など、代替輸送手段を確実に機能させることが不可欠です。

Permalink |記事への反応(0) | 12:50

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2025-10-05

ゴミ袋を見つめて思うこと

ーーーーーーーーーーーーーー

追記

たくさんのコメントありがとうございます

頂いたコメントコメントしました。

https://anond.hatelabo.jp/20251006141205

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40代の男です。

ゴミ袋が一杯になっていて妻によって袋が外に出されている。

それを眺めると悲しくなる。

ゴミがいっぱいになったら俺が変えることになっている。

基準では遅かったのだなと思う。

そこから想像してしまう。

妻が「ちゃんと変えてほしいんだけど」と言うのを。

俺は思う。

俺はゴミで手が汚れるのが嫌なのでもっと余裕のある段階で変えたい。

しかし俺の基準で動くと

妻は「まだ入るじゃん、もったいないでしょ」と言う。

基準が分からいから様子を見ていると今回のようなことになる。

どちらにしても怒られる。

まぁ、もうそれは幾度となく経験してきたから、妻が俺を怒ることでストレスを発散できるなら、それも俺の役割だと思って受け入れている。

妻と会話をしてすり合わせればいいのではと思ったこともあった。

俺の基準で早めに変えて妻に怒られた時、「ゴミ袋は安いから、手が汚れて嫌な気持ちになるよりかは、早めに変えたいな」

妻は言う。

「でも常識ってものがあるでしょ、そんなのもったいないじゃん」

会話にならない。

妻の否定は妻の基準であって俺のことは関係ないのだ。

それ以上会話を続けようものなら、イライラし始めてやはり会話にならない。

から、俺の選択肢としては、

ゴミがいっぱいになるまで捨てるのを我慢して、洋子が先に対応してしまったら怒られる。

そして俺が謝る。

妻の基準より俺が早めに対応してしまったら怒られる。

そして俺が謝る。

会話することは無駄なのでグッと堪える。

たまたま妻の基準合致していたら何も言われない。

俺はホッとする。

この3つしかない。

そして3つ目になることを祈るだけである

この選択肢しかない状況を作り出しておきながら、妻はよく俺を否定できるなと思ってしまう。

こんな状態でも人を否定し続ける人に何を言っても無駄だと思ってしまう。

この現実認識できない人にどんな言葉が伝わるのかと途方に暮れてしまう。

イライラされずに会話がしたい。やはり俺が望むことはこれに帰着する。

しかし、ゴミ袋だけでこれほどの無力感に苛まれるとは。

これが日常的に繰り返されるのは結構しんどい

Permalink |記事への反応(34) | 23:45

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anond:20251005223552

相手目的合致しなかっただけで増田の振る舞いが悪かったかどうかはわからないよ。

結婚目的で利用してて増田との将来を描けなかったり他の人と付き合うことになったとか。

反省するだけ無駄なので反省はしなくていいと思う。


一般論だけど、女性時間と共に相手に好感を得るけど

男性最初に会う時が好感のピークと言われているので、延ばせば延ばすほど男性から切られやすくなるよ。

Permalink |記事への反応(1) | 22:51

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anond:20251004214517

アメリカでは一度重大犯罪を犯すとDNAを記録されて、次の重大犯罪が起こるとデータベースから合致を探すことで捜査手法簡単になる

犯罪者なら男女問わない)

ただ、それでも繰り返し犯罪してた人間がいて、どうしてかというと、たまたままれつき精液と血液DNAが食い違ってしまっていた

血液DNAだけじゃダメから男性精子DNA登録しようねとかいいだすと費用がめんどうくさいのでやっぱり犯罪を起こさな教育に金かけようね

Permalink |記事への反応(1) | 13:48

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なんで進次郎をそんなに嫌うんだろうな

進次郎って特に思想もなく大きな目標もない空っぽ政治家じゃん

あいつが総理大臣になっても分断が深まるとは思えない

実に民主主義的な人材だよ

高市はどちらかの方向に向けて日本を力強く引っ張ってくれると思うよ

でもそれが間違ってたらどうすんの?

強烈なイデオロギーに染まってる奴は総理大臣には向いてないんだよね

そういう奴は君主制とか独裁制に向いてる

何かやろうとすると失敗の可能性があるから何もやらせないってのが民主主義本質

それに合致するのは高市ではなく進次郎だと思うんだけどねえ

まだ「強力なリーダーを戴いてスピーディに政治を進めていく」という幻想を捨てきれないのかねえ

Permalink |記事への反応(1) | 12:01

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2025-10-03

anond:20251003163718

しれっと言ってるけど、これが未オペのトランス女だったら生物学的男が外見に合わせて女子トイレ入ってるんだよなあ。

自分当事者だけど、当事者的には出先で排泄することはあるし、わざわざ外見と合致しないトイレを使って問題を起こしたくもないから、普通に外見に合わせて使ってる。

Permalink |記事への反応(1) | 17:01

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トランストイレ問題

TERFは「トランストイレを使わせるな」と言い、トランスは「トランストイレから追い出すな」と言ってるから話がすれ違いまくっている。前者は「今まで使っていないのを新たに使えるようにするのは反対」というスタンスだろうが、後者は「今まで普通に使って特にトラブルもなかったのをわざわざ追い出すルールを新たに作ろうとするのは反対」というスタンス

自分当事者だけど、当事者的には出先で排泄することはあるし、わざわざ外見と合致しないトイレを使って問題を起こしたくもないから、普通に外見に合わせて使ってる。大抵の人は体の性別でも性自認でもなく見た目と周りの反応に即して、最も目立たない使い方をしてるよ。

そんで、年寄りトランスの話とか聞いてたら思うけど、何十年単位で前からそんなもんで、これまでも普通にトランスたちはトイレとか使ってた。だから最近になってこんなに話題になってるのがむしろわからん

追記:

「外見に合わせて」に反応したコメントがあるけど、周りがどう見てるかって反応でかなりな程度わかるよ。トランジションし出したころはジロジロ見られたりするし、子供に指差されたりしてたから、「オカマ」に見えてるんだろうと判断してた。

ホルモン治療続けてるとしばらくして男子トイレに並んでいるつもりでうしろ女性が並びだしたり男子トイレから追い出されたりするようになって、その辺りから「もう男側は無理があるんだな」と思うようになった。

あとは出先でその施設の人にトイレ場所を聞いた時にどちらを案内されるかとかで、どちらがトラブルになりにくいかは単なる主観とは違う尺度で測れる。

外見に関して主観のみで判断するとか、むしろトランスジェンダーは怖がる人が多いし、避けるよ。

Permalink |記事への反応(17) | 16:37

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2025-09-30

anond:20250930224940

はてな民って、恋愛結婚というよりかは、相手の条件と自分ステータスを比べて釣り合う人と結婚してる感じなんだよな。

これは自分合致するな。

婚活時に意気投合した人はいたけれどその人ではなく、何十年とうまく一緒に歩んでいけそうな心穏やかな人と結婚したよ。

恋愛結婚でもなくステータス婚でもなく何婚というんだろう。

Permalink |記事への反応(1) | 23:28

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2025-09-29

Tarski(アルフレッド・タルスキ)の「真理条件(truth conditions)」

では、Tarskiの真理条件をもう少し詳しく掘り下げていきましょう。特に、以下の3点に焦点を当てます

1. Tarskiの「意味論的真理理論」とは何か?

2.自然言語哲学AIにおける応用

3.自己言及パラドックスへの対応(例:「この文は偽である」)

① Tarskiの「意味論的真理理論」:もう一歩深く

Tarskiが定義しようとしたのは、「文が真である」とはどういうことか?という問いへの形式的な答えです。

彼のアプローチの核心は:

「ある言語Lの中の文 φ が真であるとは、φが世界状態モデル)において成り立つときである

まり

• 真理とは、言語世界対応関係(コレスポンデンス)に基づく。

言語内で完結するのではなく、「文」と「現実状態モデル)」との関係定義する。

T-schema一般化:

たとえば、任意の文 φ に対して:

「φ は真である」 ⇔ φ

という形を満たす理論が、正しい「真理理論」の必要条件になる。

② 応用:自然言語哲学AI

自然言語意味論への応用(例:ドナルド・デイヴィッドソン)

• デイヴィッドソンはTarskiの理論を使って、**自然言語意味論意味理論)**を構築しました。

• 彼は「意味とは真理条件である」という立場truth-conditional semantics)を採り、たとえば:

 > 「犬が吠える」は、犬が吠える状態が成り立つときに真である

といった形で、自然言語意味をその真理条件によって定義しようとしました。

これは、現在の**形式意味論(formal semantics)**や自然言語処理(NLP)の理論もつながっています

AI知識表現への応用

AIでは、知識ベース世界についての文(命題)を保持し、それが真か偽かをモデルに基づいて判断します。たとえば:

• 「Socrates は人間である

• 「すべての人間死ぬ

• ならば「Socrates は死ぬ」 ⇒ 真

このような推論には、各文の真理条件を明示的に扱う論理体系(述語論理など)が不可欠で、Tarskiの真理概念理論的基礎になっています

自己言及パラドックスへの対応

Tarskiが最も警戒したのは、以下のような真理に関する自己言及的文です:

「この文は偽である

これはいわゆる**「偽であると述べる真理」パラドックス**であり、整合的な意味論では扱えません。

● Tarskiの対応策:

1.オブジェクト言語メタ言語の明確な区別

• 「真理を定義する言語メタ言語)」と、「真理が定義される対象オブジェクト言語)」を完全に分ける。

2.オブジェクト言語の中では「真理」を語らせない

自分自身について真偽を語ることができないようにすることで、パラドックス回避

例:

• 「英語の文の真理」を定義したいなら、英語より強力な言語(例:数理論理を含むメタ英語)で記述する必要がある。

◉ 全体のまとめ:Tarskiの真理理論の意義

項目 内容

基本的考え 文の真理とは、それが世界状態モデル)に合致すること

技術ポイント T-schema:「『P』は真 ⇔ P」

対応した問題自己言及パラドックス、「真理」のあいまい

言語区別オブジェクト言語 vsメタ言語

応用分野自然言語意味論AI形式意味論メタ論理

Permalink |記事への反応(0) | 09:53

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2025-09-26

総裁選裏目ってる

はてブ批判されてても「そうは言っても世間では受け入れられてるでしょ」なのだ

今朝がたの新聞記事にまで「総裁選しらけムード」と見出し踊ってて「そっかー」となった

 

自民総裁選、たぶん元ネタ米大統領選挙予備選だと思うんだけど、

あれの真似すれば宣伝で稼げると算盤はじいたメディア界隈と、

メディア露出が増えて顔が売れれば美味しいと思った自民党との思惑合致で盛り上げにいって、

実際、かなり成功したと思う

まさか今回ここまで逆効果になるとは、冷笑気味に眺めてる自分も思わんかった

 

なんでだろねと考えると、まあ、候補者がショボすぎる、に尽きるんだろう

進次郎を農水大臣にして露出を増やしたら早々にボロを出しまくったのが致命的という気がする

ボンクラなのは周囲もわかってたんだろうから、アレはギリギリまで露出させず隠しといて、

国政の本選挙ときの顔見世にだけ使うが正解だったんだろうな

 

逆にいや、切れるカードがなさすぎて参院選の前段階準備なんてショボいとこに進次郎を使うしかなかった、

そのぐらい自民党はもう打てる手が限られてる、とも言えそう

 

にしても、なんで石破降ろしにあそこまで拘ったんだろう

世界陸上日本に持ってくるのだって金かかったろうし、

せっかくスポーツ報道支持率を盛り返せるチャンスだったろうに、

石破降ろしで政局を被せちゃって無駄遣いになっちゃった

なにより、自民党のいいとこは組織力と団結力だったはずなのに総裁任期前で強引に引きずり下ろすとか、

民主党政権時の民主党内ゲバみたい

迷走してるって印象がかなり強まってしまった

 

いっそ今出馬してる面子を全員切って、まるきりのニューフェイス大勢出したほうが良かったんじゃないかなあ

Permalink |記事への反応(0) | 09:59

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2025-09-18

anond:20250918143440

偶然、その友人の述べる「頭のいい」の基準が付き合った東大生個人合致しているだけかもしれないのに

それを考えられないのは流石に「頭が悪い

Permalink |記事への反応(1) | 14:36

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吉田擁護派は何も問題を分かっていない(ぼざろ)

色んな場所意見見たけど、本当に怒ってる人と擁護してる(というか怒ってる人に反論してる人)が50:50って感じなんだけど

擁護派の半分以上は何が問題か分かっていない、単に読めてなくて、だから無理筋詭弁を弄している(こいつらはアニメを見ていないだの、オタクくんはアホだの)

本件を真に擁護してい良いのは「すべての創作物フェミニスト思想で改変されるべきである」と思ってるレベルの人たちで、その人達はむしろ個人的に支持する、そのままでいい(はてなーには割とこの層が多い)

それ以外は単に理解できていないだけだ

 

本件の問題は改変したことのものではなく、その理由や経緯にある

記事からわかるのは

吉田氏の発案で裸の描写、胸の描写を変えてもらったこ

理由1.原作表現性的搾取であり、そういう表現公式がするには抵抗がある、という思想

理由2.覇権を狙ううえでノイズになるためやった(ちなみに覇権を取るのは吉田氏の目標

理由3.ぼざろはそういう描写が売りではない

 

で、怒っている人の根拠は主に

原作表現性的搾取と言っている

原作表現では覇権を取れないか自分がよくして覇権取らせてやると言ってるようなニュアンス

・ぼざろのギャグ描写性的サービスシーンと取り違えている

あたりでしょ

まりフェミニスト思想原作無理解傲慢さに怒っているわけだ

これらはこれまでの改変問題や、海外でのポリコレ騒動とも合致する

 

改めていうが、擁護派は基本的に「出されたものがどうか」で判断してるが、批判派は「その経緯」に注目してる

その証拠に、この記事が出るまではそこまで荒れていなかった

あるいは、「テレビ的にこのシーンは難しかったので」という理由なら一ミリ燃えなかっただろう

経緯が問題なんだから結果的に売れたから良かったじゃん」などという反論はまったく頓珍漢となるんだ

擁護派はこれがなぜかどうしても分からないらしく、明後日な方向で怒ってる人をバカにしたり変な論理擁護し続けていて見てられない

批判側に反論するならもっとまっすぐやるべきだ、自分だって何通りも反論方法は思いつくのに、まるでそこまで上がってこないで水掛け論をし始める

 

ちなみに、本当に擁護したい人は沈黙するべきだけどね

炎上議論が白熱するほど大きくなるから、頓珍漢な水掛け論をすればするほどよく燃え

批判側はしめしめと思ってるんじゃないか

最初の「ノイズ」に着目したTweet11いいねから、そういう規模感の話だよ(ぼざろ2期決定のTweetで37万)

Permalink |記事への反応(0) | 08:05

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2025-09-16

吉田恵里香さんの「ノイズ発言」でまずかったこと二点

原作のあるお仕事で「自我」を表明してしまたこ

ノイズ発言部分では「アニメぼっちざろっくが覇権を取るため」だけど、

全体を見ると「私が個人的によくないと思ったから変えた」とほとんど言ってしまってる。

いわゆる自我

べつに商業お仕事なんていか自分欲求を隠しつつ受け手ニーズ合致させるかだし、

自我漏れ出てもいいんだけど、それでも建前としては隠すのがめちゃくちゃ大事

申し訳ないんだけどマスに売るために変えざるを得なくて…」って顔をしておけばよかったのに、

プロ脚本家としてはばかだなーと思う。

まあ引く手数多脚本家だし、

しろ考え方に共鳴する人たちからお仕事が増えればそれでいいのかもしれない。

原作ファン蔑ろにする表現だったこ

より問題に感じるのはこっち。

もし仮に「ノイズ」というのが原作者はまじあき先生も納得してたとしても、

好きな作品描写を「ノイズ」と表現されたらそりゃ原作ファンの人たちは怒るし傷つくよね。

男女関係なく、女オタクだってバチボコにキレますよ。

しかもそれが異性の脚本家だったら尚更なのはわかる。盛大に燃えます

原作改変だとか表現規制だとかセクシー田中さんとか男女対立とか例によって議論拡散してるけど、

この点に関しては早く「表現が良くなかったですごめんなさい」と謝罪した方がいいと思うなー。

Permalink |記事への反応(16) | 07:25

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