
はてなキーワード:合理的配慮とは
俺も精神2級で障害者雇用で生きてるけど、こっちは最低賃金で6時間勤務だよ。
俺の中で合理的配慮っていうのはその待遇を呑んで初めて得られるものだし、なんなら大半の障害者は一般企業で働けず特例子会社や就労継続支援事業所に属してるわけで。
「障害者職業センター」というのがあるから、相談するもいいかも
自分も相談に乗ってもらったことがある。会社と合理的配慮の交渉も手伝ってくれた
中途で入った。
途中で手帳取って人事に伝えたけど障害雇用じゃなくて一般雇用のままだと思う、勤務形態変える話とかなかったし。
合理的配慮って何を求めたらいいんだろうと思うし、向こうもどこまでなら出来るのかたぶんわかってないと思う。身体なら明確化しやすいのにね…
障害者として雇用されてるの?人事としては法定雇用率達成したいからそこまで邪険に扱わないと思うんだけどなぁ。合理的配慮ももっとあってもいいんじゃないの?合理的配慮は義務なんだし。
今年ADHDって診断された30代前半の話。
元々不眠症、うつ病で休職して復職したんだけど、復職後も「居眠り」「多動癖(後述)」が酷くて怒られた。作業してても気付いたら意識が飛んでるんだよね。
かかりつけの心療内科の先生に話を聞いてもらった。子供の頃○○だった?とか○○やらかしがちだった?とか色々聞かれた。
本来なら検査とかもやるんだろうけど典型的なADHDだとコンサータ出してもらった。今はストラテラも併用してる。
日中意識が飛ぶこともなくなり、多動ゆえのマシンガントークも収まり、集中して作業に取り組む事ができたのね。
自分としては「やっとまともに働ける…!」って思ってたんだけど、そうはいかなかったんだよね。
急に人事面談を取り付けられたの。
話を聞いたら「増田さんと一緒にいると働きづらいって人が一定層いるから、在宅勤務に切り替えてもらえる?」って感じの内容だった。出社しなくて済むのはありがたいけど前半については複雑な気持ちになった。
その後は在宅で仕事してた。とある資格を取るために勉強してね、ってことで勉強して試験受けて2回落ちた(2回目が2点足りなかった)
人事から「2回も落ちるの異常なんだけど」「次落ちたら別部署に異動か退職勧告も視野に入れてもらうから」って言われた。
3回目は合格したけど、ここまで厳しく言われないとあかんのか…?と思った。ちなみにここでもまた一緒に働きたくない人が一定層いる云々の話された。
そんなに一緒に働きたくない人がいるの…?
その後に配属先決まった。フルリモートで何かあったらすぐWEB会議で相談できる環境で自分としてはありがたかった。
しばらくしてから「報連相を怠っている」「ネガティブな言動が目立つ」的な注意を受けたんだよね。
後者は思った事を言ってしまうからだと思う。「設計書がどこに保管されてるのか分かりづらいんですよねー」とか。上司は「他社から引き継がれたものをそのまま使ってるから仕方ないじゃん」って思ってるだろうからそこになんか言われても…って感じだったかもしれない。
あと「感情的にならないように理性を保て」的な事を言われた。泣くつもりなかったのに泣いてしまったことについてだと思う。
長々と書いたけど、会社の合理的配慮として「在宅勤務」「静かな環境での業務」を提供してはいると思う。
ただ、人事からやんわりと「こいつめんどくさいから辞めてくれないかな」みたいな雰囲気を時々感じることがあって辛い。思い込みかもしれないけど。
どうすればいいんだろう。誰か教えてほしい。
【追記】
他部署に後遺症で脳にトラブル抱えてる人がいて、その人と話す機会があったから相談してみた。
人事怖い的な話は出てくるけど、人事の上の人はかなり色々考えてどうにか働きやすくなる環境を作るために動いてくれてたらしい。トゥンク…
少なからず自分の努力をわかってくれる人がいたのはわかったので気持ち楽になった。
ちなみに辞めさせたいオーラ出てる人事は、たぶん目に見えない障害(のせいで体調を崩す時期があった)が鬱陶しいと思うからだと思う。
結論、ADHDに対する合理的配慮は求めに行くのではなく、自分はこういうところが苦手です、なのでこういう方法で指示があると助かります、って自分の説明書を作っておくことがいい気がする。
誰かそういうの作ってないかな。
そこに1年前に入社した。
OJT中心のところで、自分は技術習得の一環として一人の上司のもとで、指導を受けることになった。
しかし、その人は能力はあるけど、休職から復帰し時短勤務組で鬱病もち。
初めはその上司男性社員の言動や体臭に違和感だけ抱く程度だった、・・腋臭もちかな・・通勤電車でも体臭きつい人あるあるにも遭遇してたし・・・としか認識してなくて、あまりの悪臭に知らないふりをしていた。
立場的に面と向かって先輩・・・・においますって言い出しにくかった。
だが、その人は本当にいつも臭くて、夏にむけて汚臭がすさまじくなっていった。横で息ができない。むわっと汚臭が漂ってきてたびたび気分が悪くなる。
そして発達障害みたいな言動で話し方がいつもバラバラ。会話のやりとりもしにくい。私と会話していても一方的に長く話してきて、一方的に終わる話し方で次の話にすぐ入るタイプ。
それでも自分の技術習得を自分なりに構築しながら努力してみた。
臭いのを我慢していつも指導を受けるが、ガチ息吸えないから酸欠になりながら隣のPCで作業していく。マスク2重でも臭いし、呼吸できなくて息苦しかった。
本人目の前にマスク越しに会話をしていると、呼吸するために頻繁に角度を変えて息を吸わないといけない。
腐った生ゴミや掃除していない糞尿部屋臭っていうの・・・たまに地下鉄で見るホームレスから漂うようなあの強烈さ。
歯磨きも洗髪もしないから、体中ギトギトで口臭やばい。風呂に月1しか入らないらしいし、いつも同じ服。
帰宅してすぐにそのままの状態で寝て起きて出勤してくる信じられない生態系。。。
それでもかつては優秀だったらしい。
消臭スプレーや消臭剤、デスク用の小型空気清浄機を置いても一切効果なかった。
あまりのひどさに会社に訴えても「においの問題はあつかったことないなあ」「うちでは事例ないし、臭いなんて注意できないよ」「せっかく復職したのに傷つくでしょ」「指摘して傷ついて来なくなったらこちらの業務がまわらなくなる」
いろんな部署にスメハラの件を相談したり、頼んでみたが、まったく効果なかった。
そんな生ぬるいもんじゃない
体臭に耐えれず、今度は私の尊厳が脅かされていったように感じて私のほうがボロボロになっていった。
そして適応障害に至る。
臭いのもう勘弁やで
ほんとに体臭はある程度なら自分も耐えれるが、洗濯も風呂も歯磨きも洗髪も・・・人として最低限の清潔感だけは持って社会にでてよ
聴覚障害の友人の話
https://anond.hatelabo.jp/20250303234524
↑これ書いた者です。また久々に書こっかなと思ったので。
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最近、僕はNのボランティアに参加する機会が減っている。別に避けてるとかではなく、単純に講義が裏かぶりしていることが増えたためだ。
彼は最近、遅刻が酷い。講義に遅れてくる、もしくは本当にギリギリまで来ないということが頻発している。前から気になってたが、最近は特に酷い。四限スタートで何故そんなに盛大に遅刻をするんだ? 最近、ボランティアの方が
ボ:何考えてんの?
ボ:前の講義の都合で遅れてるのかと思うじゃん? 普通に家出るの遅れてるだけらしい
ボ:普段から、講義の2、3分前になってようやく来るとかおかしいでしょ
みたいな会話してたの、僕は知ってるんだからな。ボランティアの方にご迷惑をおかけするなよ。
僕も流石にこれは目に余る行為だと思ったので、友人として指摘した。ことなかれ主義な僕だってやるときゃやるってことで。下記はその時筆談したものを、大まかな記憶で書き出したものだ。多少の言い回しの違いはあると思うが、内容はだいたいこんな感じ。
僕:迷惑かかるって……Nの場合は一人で講義受けるわけじゃないんだからさ……
N:わかってるけどさ、仕方なくない?
N:寝坊とかは俺が悪いけど、直前になって色々バタバタしちゃうことはKだってあるでしょ?
N:誰にでもあることを責め立てるのは、違うと思う。
僕:たしかにバタバタしちゃうことはよくあるし、朝は僕だって時間ないよ?
僕:でもさっきのは四限じゃん、あの時までねてんの?
僕:お前の家からここまで、30分くらいなんでしょ?
N:ねてはないけど色々やってるんだよ
もうこんなんなら、僕が何を言ったって意味がないよな。
余談だが、僕の家から大学までは徒歩の時間も込みで片道2時間である。
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最近のNなのだが、結構友人ができているらしいので僕は気楽なもんである。彼の友人は大学内の障害者が割と多く、車椅子ユーザーやら視覚障害者(弱視か何からしい)、多分精神系の何かしらの人(リスカ痕がバッチリ見えていた)、事情はよく分からんがヘルプマークを付けてる人など多岐にわたる。よくもまぁ大学内から色んな人をかき集めたものである。
Nは割とアグレッシブなので、「障害者と健常者の架け橋になりたい!!」というタイプの人である。最近手話サークルを立ち上げ、その辺りの友人やそのほかの様々なところから人材を集めているらしい。僕も当然のように誘われたが断った。僕はそのような大義を持っていないし、何故僕がそのような人の架け橋にならねばならないのかと思ってしまったからだ。そんなことを思ってしまう僕は、そんな団体に属する資格は無い。
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Nは何でもやりたがるタイプなので、学生自治会にも属している。もう、個人情報バンバン撒いているのでこれを読まれたら完全にNや僕が誰であるか特定される気がするが、もう知らん。死なば諸共だ。
学生自治会のことは何も知らないので僕の知らんところで楽しくやってるんだな、と思っていた。オーキャンとか文化祭とかで忙しくしているようである。
そんな折に、僕は彼以外の自治会メンバーと親しくなった。半年くらい前である。Mくんと呼ぶことにする。
Mくんは自治会の中でもかなり仕事量が多く、負担が大きい立場らしい。大量の資料作成を任され、さらに実働もするため、本人が「俺は社畜だよ〜」と冗談を飛ばすくらいには忙しいようだ。
これは、いつぞやに講義終わりで雑談をしていたら出た話題である。内職で自治会の資料を作っていた日のことだ。
M:まっっじで忙しい。ずっと資料作ってる。パワポも作ってる。
M:いや、人による。俺は割と忙しい方だけど、そうでもない人はそうでもない
M:後輩への引き継ぎ資料一生作ってる
M:あとなんか、自治会に耳聞こえない人居るんだけど、その人関連で結構色々作ってるのもあるのね俺
M:別に友達とかではないんだけど、なんか資料作ってた流れで?
僕:あー……
僕:そいつ知り合い、やっぱそうなるか……
やっぱりこうなるらしい。
よくよく考えれば当たり前である。オーキャンの説明係や受付は難しいし、文化祭もしかりである。そもそも会議などに出席しても講義ではないのだから誰も文字起こしなど、普通ならしない。
障害者だからあれこれするなとはもちろん言わないが、彼が「障害者だってあれもこれも出来る」でなんでもやろうとするのは確かだ。
まず前提として、障害者だからあれこれやっちゃいけないなんてことがあってはならないとは思う。思っている。だがなんだろうか、何かが違和感として引っかかるのだ。言語化ができない。何なのだろう。
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これはもう本当に最近すごく嫌だな、と思ったことなのだが、「都合のいい時には障害者、都合の悪い時には障害者扱いするなと言い出す」傾向が見られる。
いや、今までもその傾向はちょこちょことあった。しかし、なんだかんだで彼とも数年の付き合いになってきたので、Nも分かりやすくそういう態度を表すようになってきたのである。
N:映像分析って音も重要なわけ? アレは分かりにくいよね?! (※映像分析の講義、字幕はあったがそれだけでは完全では無い)
N:俺がいるって初めからわかってるんだからさ、字幕がちゃんとした映像選ぶとかして欲しいよね……
N:俺は聴覚障害者なんだからさ、その辺は合理的配慮して貰えないと困るんだよ
映像分析やるなら、普通に考えて音も関わると思うが……? 僕は言語学系の講義をやったので、話すアクセントやプロミネンスが重要なのは理解している。会話や音楽などが関わるのは、初めから想像がつかないか? それは合理的配慮とかではない気がするのだが。まぁ、半年間講義を受けきっていたが……。
N:オーキャン、聴覚障害者だからって、受付やっちゃいけないのかな
N:やってみたいのに……ひどくない?
僕:まぁ難しいところあるんじゃね? 流石に
N:ストレートにいかないのは流石にわかるよ! でも、工夫すれば出来るじゃん!
無理がある。絶対無理がある。当日は凄まじく人が来るのに、そこで時間を取るのはまずいだろ。聴覚障害とかだからじゃなくて、そこにかかるロスタイムと混雑の方が問題だと思うぞ。想像がつかないか?
この男は、兎にも角にも想像力が著しく足りていないのではなかろうか?
僕はこいつをもう、どうしてやったらいいんだ。僕はどうしたらいいんだ?
これは障害者差別解消法で書かれていることの一部なんだが、要するに障害者は少数派だけどある程度はお気持ち察しろっていうものだと思うよ。
クーリングオフもそう。
未成年者は弱者なんだから未成年との契約は特例つけるぞ!ってやつ。
法律の一つの性格として、弱者に下駄を履かせて社会で生きやすくするというものがある。
また、この社会は大小様々な契約が無数に交わされて成立しているけどその根本となっているという意味では潤滑油のような役割を果たしているとも言えるな。
ああ、そう。2次エロ絵がダメ!というお気持ちが過半数になってもそんな法律が成立するかどうかはわからんよ。
逆に少数でも成立する時はする。
今燃えてる話題だと、選択的夫婦別姓制度なんていうのは特に顕著だよね。結婚して別姓を名乗ったら苦労する職を知っているけど、その職種の文化が特殊すぎて説明するのが難しい。
お気持ちを否定するな!は乱暴すぎるけど、少数側だって多数派が「それなら妥協できるな」と思えるような説明をする努力は必要だし、多数派も少数派になる可能性があるという自覚は持っておく必要があるわね。
「親ガチャ」という言葉が定着してもうだいぶん経つだろうか。これは子どもの目線からの言葉なので、ずいぶんヘンな表現だ。どちらかというと「ガチャ」っと母親の股からひりだされたのは自分なのであって、これは言うならばガチャで出てきたスマホゲームのキャラクターがちらりと画面外のこちらを見て「持ち主ガチャに成功(あるいは失敗)したわい」などと悪態をつくようなものである。まったく論理的ではないが、そもそもこの国はもうずいぶん前から論理を手放してしまっているので、近頃の若者は日本語を知らんなあなどと馬鹿に出来やしない。大人だって馬鹿ばっかりだろう。私も含めて。
この馬鹿の国はもう底が抜けている。論理も倫理も道徳もひどいものだ。外国人と老害のせいにしておけばとりあえず心の平穏は得られるから、みんなそのようにして、で、少しずつ死んでいくのだろう。それはそれで幸せなのかもしれないが、まだ若い人、10代とか20代の子たちは気の毒だ。こんな国に生まれて自己責任だ、ざまあみろと嗤おうか。それとも、こんな国と心中することはない、勉強して国を出なさいと激励しようか。しかしこの国は若い人の勉強や研究に投資しないからなあ。まあ他人事である。頼むから「無敵の人」なんかになってなんの関係もない私を外ですれ違いざまに包丁で切りつけたりしないでくれたまえ、くらいのことを思うだけだ。かける言葉なんてない。私だってもはや自分と自分の家族を生かすだけで精いっぱいなのだ。
ネトウヨと呼ばれる人たちがいるだろう。もちろんそう呼ばれる人たちにもグラデーションがあり、一概に言えることではないのだろうが、それでも私は思う。彼らはまったく幸福だと。
なんせ、素晴らしき日本を信じてさえいればいいのだ。そこには何の葛藤もない。魂の苦悩がない。「日本人に生まれたのだから日本が好きで当たり前、日本は良い国、日本最高」と、誰でも到達できる場所で無難に遊んでおけばいいのだ。自分たちの姿勢を嗜めてくる人間はすべて「左翼」と憎み、彼らのいうことなど聞くに値しない。幸せだ。そんな人生を送れるだけの余力を、まだかろうじて日本はネトウヨ諸君に与えることが出来ているのだろう。
しかし、これからの時代、ネトウヨには辛いかもしれない。日本経済の衰退は止まらない。もちろん経済がすべてではない。しかし例えば、今後、老朽化したインフラがどんどん顕在化してくるだろう。八潮市でのアクシデントは何も特殊なことではない。ああいうことがこれからどんどん起こってくるはずだ。人死にも、一人や二人で済まないかもしれない。有事でもないのに米が不足しているのも見逃せない。「そもそも米の値段は安すぎたのだ」という意見に頷きはするが、国の主食の売価が1年で倍以上になるというのは先進国の話とは思えない。普通に生きてれば「おいおいこの国、大丈夫なのか」と思うのが普通。無難だ。
そこを、ネトウヨは「大丈夫だ! この国がやばいとかいうのは左翼だけ!」と、元気に叫んでくれるわけだ。普通に生きてれば「この国大丈夫か」と思うのが楽なのだ。しかしネトウヨはそんな楽な道は選ばない。そこには多少なりとも苦悩や葛藤がついて回るに違いない。もちろん知性の欠如というものが要因になるということも考えられようが、いずれにせよ彼らはいばらの道を選ぶのだ。
ここは馬鹿の国。あなたも私もみな馬鹿だ。ネトウヨなど、馬鹿も大馬鹿、形容しようのない馬鹿である。しかし、亡国の極みで彼らは光り輝くのかもしれない。彼らは知性を持たない。恥も知らない。だからこそ、生の炎が強く燃えている。なぜなら、今後、多くの日本人は、馬鹿は馬鹿なりに知性と恥を取り戻そうと動き始めるだろう。80年間自民党に預けていた知性と恥を。そんな中で、それに抗うネトウヨの勇猛心はとても強いものになるはずだ。その強い何かが、新しい日本を作るうえで必要になってくるだろうと私は思う。きれいごとを言っていてはいけない。ヘドロだってなきゃ困るのだ。というか言ってみれば人間なんてみなヘドロだ。ヘドロはヘドロなりに生きていくしかないのだ。日本国憲法、皇室、みなヘドロだ。「すき、かわいい、おいしい」であふれても、みなヘドロだ。人権、合理的配慮、ヘドロだ。ヘドロの中でも特急ヘドロがネトウヨだ。彼らは自ら汚泥にまみれ、堕ち切ったところで息絶え、花を咲かすだろう。拍手も称賛も必要ない。そこには馬鹿がバカとして生きたという、墓石のみあればいい。どうせこの国はそんな墓石の集まりだ。
読みにくいな…。
もう一度読み返して書いた。
企業に障害を正確に伝えるのは履歴書が通った後、合理的配慮を決める段階でやるんだよ。
働き出してからも、定着支援として就労移行支援の人らを交えて面談する機会は何度もあるから、そこでその都度相談してもいい。
「履歴書に書いちゃダメだから、自分の障害を企業に隠さなきゃいけない」というのは元増田の完全な思い込みなわけ。
それに、障害者雇用っていうのは障害にある程度自己対処しながら働く場所なんだからさ。
それが無理で、安定した就労が難しいという話なら、就労継続支援のA型事業所みたいな福祉就労を選択肢として考える必要がある。俺はそっちはあまりおすすめしないけども。
>「合理的配慮を得られれば安定して働ける」という体で一般の企業に就労するのが障害者雇用なんだからさ。
だから合理的配慮を得るためには自身の障害の状況を正確に伝えるのが必要だという話では。
>「不安定になったから働けない」というのはちょっと通用しないんだよね。
だから通用するかしないかの判断基準を相手企業に与えるためには、障害について正確に伝える必要があるでしょう。
そこを誤魔化したら嘘をついたと言われても仕方ないでしょう。
>「こういう時に不安定になるから、そういう時は5分くらい休憩させてほしい」みたいな取り決めはできるけども。
どうすれば不安定にならないかを自分の中で形にしてから就職にのぞむべきだったんだよ。
どうやったら障害の状況が克服できるかって、それがわかったら苦労はせん
就労移行支援は定着支援として3年間安定して就労しないと実績にならないから、その考えは被害妄想だと思った方がいいよ。
そもそも履歴書っていうのは困りごとを申告するものではなく、自分を売り込むものなんだよ。
その会社で採用されたら自分はこんなふうに活躍できますよ、っていう姿をアピールする手段なの。
だからそこで「精神が不安定」なんて書いたら鼻から採用されないんだよ。
そしてそれは健常者も同じ。自分に不利なことは履歴書には書かない。書いたとしてもポジティブに捉えられるように言い換えないとダメ。
「合理的配慮を得られれば安定して働ける」という体で一般の企業に就労するのが障害者雇用なんだからさ。
「不安定になったから働けない」というのはちょっと通用しないんだよね。
「こういう時に不安定になるから、そういう時は5分くらい休憩させてほしい」みたいな取り決めはできるけども。
他人事じゃなさすぎるので書く。
うちは小6息子がLD &ADHD。小2の終わりに診断出た。
小さい頃から文字を書きたがらないし、書けるようになっても書くのにとても時間がかかった。読むのはまあまあできるけど、読み飛ばしたり、文頭だけ読んで文末を想像してるとしか思えない読み方をしていた。
就学してからはカタカナを一向に覚えない。教えても教えても忘れちゃう。漢字も覚えない。見開きのページ両面いっぱいに、同じ漢字を30回書かせるとするじゃん?次のページめくって、今書いた漢字なんだった?というと、思い出せないわけ。
夫に相談すると、俺もそんなもんだった、気にしすぎ、と笑われるところから始まり、それでもおかしいと言うと、やがて「お前は息子を障害者にするのか!!」と怒り出した。
夫はほっといて、市に相談。読み書きスクリーニングという検査を受けた。結果はおそらくLD。でも確定するにはウィスク検査という知能検査を受けて、知的障害がないことを証明して初めて確定になるとのこと。学習障害は”知的障害がないのに”勉強ができないことが条件とのこと。
それでウィスクの予約を受けるんだけど、これがまあ初診予約が半年後、検査はさらに数ヶ月後、結果はそっから1ヶ月後とか言われるわけ。だからウィスクも合わせて受けるとなるとかなり早めに動いた方がいいんだよね。
私はどうしても数ヶ月以内に結果知りたくて、周辺自治体まで範囲を広げて片っ端から電話したら、たまたま空きの出たところへ滑り込み4ヶ月後には知能は年齢相応で知的障害がないので、LDですねと結果が出た。ついでにADHD診断のおまけがついた。
夫とはその間も喧嘩ばかりだったけど、あなたが認めなくても、息子が困ってることは変わらない、私は息子の困ってることを親として助けたいだけ、もっと息子に合った学習法があるなら知りたいだけ、というのを伝えていったら、だんだん何も言わなくなっていった。
実は、夫も息子と同じ傾向があった。読み書きが不得手で、夫は自営業だけど、申告書類だの申請書だの書き物は全部私に代筆させてた。ただのめんどくさがりと思ってたし、本人もそう振る舞ってたけど、息子を支援してるうちに徐々に打ち明けてくれた。実はそうじゃないと。字が思い出せないことがあり、恥ずかしいし自分でも認めたくなかったと…
小学生のころ知的障害を疑われ支援級に入れられ、親に泣かれたことがあったという。すごくショックだったようだ。
夫にとっては息子の特性を認めることは、否応なしに自分の特性と向き合うことだった。だから反発も戸惑いも、私よりずっと大きかった。でも夫は克服した。息子が可愛いからだ!息子可愛さで自分の障害まで認めてしまえる。子供は偉大だ。
そうして、私と夫と息子の3人、力を合わせてみんなで読み書きに取り組むようになった。
例えば息子は、一つ、二つ、三つ、などの読み方や、ついたち、ようか、むいか、などの読み方のイレギュラーをなかなか覚えられない。
母子で苦労してると、夫が横から「実は俺、今だにそれ分かってない」と告白してくる。
すると、えーパパもできないの?40過ぎてできないなら、今できなくても仕方ないね!となる。他にも夫は自分の経験から、いろんなアドバイスをしてくれる。息子も、自分だけじゃないと励まされるし、何より将来の見通しというか、ロールモデルとして夫の存在はめちゃくちゃ大きい。
読み書きが不得手でも、得意分野できちんと社会生活を営んで、真っ当に生きてる夫の姿が、将来への不安を軽くする。
夫が同じ特性を持ってるということは、子供にとってむしろ強みなのだ。
放デイの受給者証を取得したが、読み書きの指導ができる放デイは一つもなかった。あらゆる機関に相談していると、やがて大学の先生がやってるLDの支援教室を見つけて通えることになった。息子に合ったやり方で宿題を出してもらい、家庭で取り組むのだ。カタカナを完璧にマスターするところから初めて、今は小2の漢字を頑張ってるところだ。
ちなみに読み書き以外の知的に問題はないので、算数や理科などは年齢相応に取り組んでる。そこも息子に合わせたやり方に家庭で調整しながら、自主学習してる。
もちろんつまずきは数えきれないほど合った。特に、ADHDの併発は学習を阻害して大変だった。
学校の理解が今ひとつな年があって、その年の息子は学習どころじゃないくらい荒れて、不登校寸前になった。具体的にはその年の担任の先生と管理職から、だらしなく勉強のできない子と見做された息子は、たびたび叱責を受けてしまったのだ。大いに荒れた。小3の頃だった。
LDの大きな問題として、学習のつまずきから学習意欲の減退、自信喪失、自己肯定感の欠如、そこからいじめ、不登校などの二次障害がある。息子も見事にその道を辿りかけた。
泣いたり怒ったり学校と話し合いを重ねて、小4でまた担任が変わると学習意欲も戻ってきた。立ち直すのには丸一年かかった。その間はお勉強どころではなかった。
支援級に移籍して、療育へも通った。相談支援を受けながら、学校にお願いして環境調整や合理的配慮もやっていった。
やがて顔つきが穏やかになり、小5になるとやる気いっぱいな息子が帰ってきた。得意分野で表彰されるなどもして、学習支援も進んだ。修了式で学年を代表し6年生の抱負を読むくらい、充実した学校生活だった。
ところで息子の支援をしていく中で、私自身もADHDの傾向があることが分かった。LDが夫の遺伝なら、ADHDは私の遺伝だったのである。このことは私もショックだったし、自分のせいで…となる夫の気持ちがよく分かった。
息子への対応も、自分の上手くできないところは息子にうまく教えられないこともわかった(計画的な見通しの立て方や、感情の切り替えや、整理整頓など…)。
上手く支援できずに苦しむ私に、夫は「お前は何で息子の特性を許せるのに、自分の特性は許せないの。同じじゃないの?許してやれよ。頑張ってるよ」と言ってくれた。
夫は、息子の特性を認め、許し、愛す中で、自分の特性も許してきたのだ。私にも同じことができるはずだと励ましてくれた。
そのうち夫婦でも「俺、これ読めない」とか「私どうしてもこれ苦手」とか言い合うようになった。
そうすると、お互いにそうかそうかと引き受けることができる。
これまでももちろんフォローはしてたけど、お互いに”何でこれくらいできないの?”という気持ちは隠せなかった。でも今はそんなことない。
交際5年で結婚して、出産して10年以上経っても、相手のことなんて意外とわからないものだ。家族の中に深く許し合える関係が生まれた。これも息子のおかげである。
以上のように、我が家はLDの息子を通して自分のことがわかり、夫のことがわかり、息子のことが分かるようになったから、診断は悪いことばかりではないよ。それに診断がついたらSNSでも書籍でも、困りごとの対策が見つけやすくなる。
我が子と同じ子はごまんといるというのは、孤独を癒してくれるし心強さが生まれる。
こんなところにこんなに仲間がいたのか〜!となる。
息子に遺伝子の説明をしたとき、あなたはお母さんの設計図が半分、お父さんの設計図が半分渡してあるんだよと言ったら、息子は「良い設計図をもらった」といってくれた。
今もそれに励まされてる。
これから思春期だからぜんぜん油断もできないし、まだ小6だから子育ての難関もこれからだけど…
とりあえず、診断は怖くないと言うことを伝えたかった。
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