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2025-07-07

anond:20250706130717

かにチームみらいのマニフェストって、ほぼほぼマクロでみると既存日本社会価値観は優秀だからこのまま維持していきましょう」って感じなので、薄味に感じるんだろうな。

データ分析から見ると、日本は基本割と上手く行っている方で、少子化対策人手不足対策などの上手くいっていない部分の政策も各党で対策必要だといっているわけで、これもチームみらいでも変わらないから差が見えない。


一方で、政策の中の具体的な手法については、他の生徒のマニフェストよりもやたらと詳しいんだよな。例えば他の党が「学校教育の質を上げます」とだけ書いてあるような部分を、ここは「AI技術を用いて子どもひとりひとりにAIメンターを配置してどうのこうの」と言う様な具合で。

この手の問題は、総論賛成だが、各論反対みたいに陥りやすい。だから選挙プロ総論だけで戦うんだが、そのせいで実際に社会実装する段階になって各論で揉めて、玉虫色のよく分からない中途半端な物ができあがりがち。

それを具体的な各論を前面に出して戦うというのは、選挙としては下手糞だと思うけど、アリなんじゃないかなって思うんだよ。大きな議席を取るのは難しいけれど、そう言った主張する先にちゃんと票田があって、考えている人もいるぞって示す事は重要


無理矢理差を付けるために過激な事を言う選挙プロみたいなのよりは好感が持てるんだが、そうでもないんか世の中的には。

Permalink |記事への反応(0) | 16:24

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2025-05-07

最終的なまとめ

命題女性に対して異常に優しい暴力的男性に警戒心が薄すぎる女性は、リスク感覚ガバガバすぎて最悪の場合命に関わる」を巡る議論の主要な論点について、賛成派、反対派、および中庸意見を整理した表です。各論点は、議論の中で特定された5つの観点リスク認識暴力行為評価女性の反応の動機暴力の同等性、非暴力手段実践性)に基づいています文書内の具体例や分析を参照し、バランスの取れた視点提供します。

論点賛成派(支援反対派(反対)中庸意見
------------
1.暴力的男性リスク危険性の認識主張:暴力的男性は、たとえ「良い目的」であっても将来的に女性危害を加える可能性があり、命に関わるリスク無視するのは危険(例:DVへの発展)。
例: めんとすTタイプ (@kusyatori): 「DVされ被害者仕草をする」と警告。aircooling883:弁護士意見引用し、暴力を使う人間は身近な人にも危害を加えると主張。
特徴: 長期的なリスクを強調し、女性の警戒心不足を批判
主張:男性暴力は状況に応じた防衛行為であり、女性危険が及ぶと決めつけるのは過剰。すべての暴力危険視するのは非現実的
例: key_tracker: 「威圧手段にする人が全てDVをする人ではない」と反論。空白 (@khwCGQZrH6eqNRY):女性が好むのは保護してくれる存在で、リスクではないと主張。
特徴: 状況の正当性を重視し、リスクを軽視。
主張:暴力は状況に応じて正当化される場合があるが、習慣化や誤判断によるリスク無視すべきではない。命に関わる危険は頻度が低いものの、警戒は必要
提案: 行動の一時的な称賛は可だが、暴力の頻度や感情制御兆候を観察し、長期的なリスク評価。例:一時的感謝自然だが、親密な関係では慎重な判断を。
2.暴力行為道徳的社会的評価主張:暴力は「良い目的」でも問題であり、称賛は暴力正常化し、リスクを軽視する。社会秩序を乱す行為として批判すべき。
例:シラクモ (@Gpvjwb09): 「12万匹も猿並の頭」と支持者を批判。ShinTAM91019338: 「正義自称する小悪党ムーブ」と非難
特徴:暴力を一律に否定し、称賛を危険視。
主張:暴力は即時の脅威に対応する必要行為であり、称賛は社会秩序の維持に寄与する。批判現実危機無視
例: みなこっち (@zwillingmutter): 「正義ヒーロー」と称賛。hukinnshinn: 「自警団」と評価し、秩序維持を強調。
特徴:暴力英雄的に評価し、批判を非現実的とみなす
主張:暴力文脈に応じて評価すべき。社会秩序寄与する場合一定の称賛は妥当だが、過剰な賛美や暴力の習慣化は避けるべき。
提案: 行動を「素晴らしいが全体像不明」と評価し、極端な賛美や批判を控える。例:メディアSNSバランスの取れた評価を促す。
3.女性の反応の動機心理主張:女性の称賛は本能的で誤った判断に基づき、危険男性への惹かれがDV被害を招く。リスク感覚が欠如。
例: にゃあとるず (@HINEM0SS): 「自分にだけ優しい攻撃男性」を好む傾向と指摘。HimazinMan3: 「DV被害者が減らない理由」と結びつけ。
特徴:女性本能的・無防備とみなす
主張:女性の称賛は保護への合理的感謝であり、自然で正当。本能的誤りではない。
例: funpan2015:進化生物学的に合理的説明。NightQueen (@NightQueen_7): 「素敵な男性エピソード」と肯定的評価
特徴:女性の反応を理想化し、リスク無視
主張:女性感謝リスク評価を分離する判断力を持つ。一時的な称賛は自然だが、過剰な信頼はリスクを招く可能性も。
提案:女性主体性尊重し、DV兆候リスク認識の啓発を強化。例:感謝は認めつつ、長期的な関係では慎重さを促す教育
4.暴力の同等性主張: 「英雄的」な暴力ハラスメント者の暴力本質的に同等であり、女性へのリスクは変わらない。目的の違いは言い訳
例:クルル (@kululushousa): 「DV男の特徴」と断定。RYU-1貴族 (@r1kzk): 弱い相手を選ぶ点で同等と指摘。
特徴:暴力を一律に危険視し、目的の違いを無視
主張:防衛暴力弱者を守るもので、ハラスメント者の暴力とは根本的に異なる。同等視は誤り。
例: the_my_pace:目的の違いを強調。key_tracker:攻撃者への反応であり、理由なき暴力ではないと反論
特徴:防衛暴力正当化し、同等視を否定
主張:暴力目的文脈は異なるが、行使の傾向はリスク要因となり得る。同等ではないが、警戒は必要
提案:防衛暴力は状況に応じて容認しつつ、暴力の頻度や動機監視。例:正当防衛範囲明確化し、過剰な行動を抑制
5.非暴力的な代替手段実践性と効果主張:非暴力手段対話警察への通報)は安全かつ効果的。暴力容認するのは無謀で危険
例: aircooling883: 傾聴や交渉を推奨。massappouu:暴力は逆上を誘発すると警告。
特徴:非暴力絶対視し、暴力を全面否定
主張:非暴力手段は即時性が欠け、非合理な相手には効果がない。暴力現実的解決策。
例:らくだ (@rakuda4u): 丁寧な対応理性的相手しか通用しないと主張。key_tracker: 即応性が大事と強調。
特徴:暴力必要悪とみなし、非暴力を非現実的批判
主張:非暴力が優先だが、即時性が求められる場合限定的暴力は許容される。どちらも適切な管理必要
提案:危機対応訓練を推進し、非暴力暴力ガイドラインを設ける。例:駅員へのトレーニング正当防衛の法的基準明確化

賛成派:リスク過大評価し、暴力を一律に危険視する傾向。女性判断力を「無防備」とみなし、非暴力理想化。命に関わるリスクを強調するが、蓋然性が低い場合も誇張。

反対派:リスクを軽視し、暴力を状況に応じた必要悪と正当化女性の反応を「合理的」と理想化し、非暴力手段限界過大評価。命に関わるリスク無視する楽観主義が目立つ。

中庸意見:文脈に応じたリスク評価を重視し、女性判断力を尊重非暴力を優先しつつ、限定的暴力必要性を認め、バランスの取れた対応提案。命に関わるリスクは状況依存とみなし、過剰な恐怖や楽観を避ける。

Permalink |記事への反応(0) | 00:33

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2025-05-02

anond:20250501222601

お疲れ様です。こういう人間関係のすれ違いへの対応を色々仕事にしている者です。

深読み”を「直さないといけない」かどうかは、”深読み”でどれくらい不都合が生じるか次第ではありますが、”深読み”以外の引き出しを増やす余地はあるのではないかなと思いました。

若干酷なことを言いますが、本件は「目的意思を読み取ろうとすること」が問題なのでなく、「(少なくとも今回は)正しく読み取れていないこと」、そしてそれにもかかわらずそれを上司にぶつけてみたことが問題なのだと思います

本当に相手目的とか意思を正しく読み取った上でのコメントをしたのなら、相手から「そんなこと言ってない」という反応は返ってこないはずです。突かれると痛いような図星をついたのでもない限り。上司が、チームの評価について「どのチームもそんなものなんじゃない。」と言った理由は、「仕事できなかったりサボったりしているメンバーを許容している」以外に考えられないでしょうか。

相手意図目的想像することは、人間のとても素晴らしい能力ですが、増田に限らず、残念ながら人間想像の精度はそこまで高くありません。上司性格と、その場の状況とを高精度でシミュレートした上で、上司発言意図論理的に推論する…なんていう高度な読みとりができるほど、我々は賢くありません。

相手目的意図想像しないことが問題な人もいるので、深読みをすること自体はあっていいと思いますが、自分が読み取る「相手意図」というのは、そこまであてになるものではない…という前提でコミュニケーションを取った方が、すれ違いは少なくて済むかもしれないと思います

元々各論の話してるのに総論で返すのってコミュニケーションとして成り立ってるの、か...?


本当に成り立っているのか成り立っていないのかは、実際のやり取りを見て見ないとわかりませんが、「成り立たないコミュニケーションというのは、そもそもいくらでもある」ということを前提にした方が気が楽になるかもしれないとは思いました。

相手と話が食い違う時、その理由には「そこに相手の深遠な目的意図が潜んでいるから」という可能性もありますが、単に「ボタンの掛け違えがあって、コミュニケーション自体が成り立っていないから」という可能性も往々にしてあります…むしろその方が多い気がします。

なので、「同意してもらえなかったのは、上司の考えが自分とは根本からうからだ」と決める前に、「何か話がうまく伝わってなくて、食い違ってるかも」という可能性を考慮できると、選択の幅が広がるかもしれません。そうすれば、「仕事ができないメンバーがいてもどうでもいいと思ってるんだ」と決めつけるだけでなく、「あーすいません、説明が悪かったかもですが、チームの評判は枝葉の話で、私が問題にしているのは「仕事ができないメンバーがいる」ということです。」と、その場でコミュニケーション修正可能です。

繰り返しますが、深読み自体が悪いことではないと思います。実際、深読みしたことで、うまくいった場面もあるのだろうと思いますし。

私も偉そうなことを言える立場ではなくて、人間関係でうまくいかないことは色々あります相手自分の期待しない意見を言ってきた時って、大なり小なりうろたえます。うろたえると、どうしても、その状況を飲み込もうとして自分なりの解釈をしてしまいがちになるのですが、それ以外の選択肢を持てるいいなと思って、自分はそんなことを心がけています、という話です。

Permalink |記事への反応(0) | 16:45

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anond:20250501222601

目的とか意思があってその上に言葉が乗ってると思ってる

言葉にもなっていない、本人もはっきりと認識できていない目的とか意思

おまえがすべて見つけているという考え方が異常だと思った方がいい

各論の話してるのに総論で返すのってコミュニケーションとして成り立ってるの、か...?

成立してるしてないではなく本質的仕事関係ない、おまえ個人の感想にすぎないことに答える気がないから、各論質問総論で返事しているんだろう。

前段で「目的とか意思があって」と言っている割には、こっちでは目的意思無視しているのはなぜだ

結論

人には不満を抱く割には、自分コミュニケーション自分に都合がいいように物事を捉えすぎているのがうまくいかない理由だろう

有り体に言えば、おまえのコミュニケーションはずるい、こすっから

そういう自分だけ得を取るという姿勢相手に透けて見えて、何でもない会話でもマイナス点を稼ぎ続けている

から、いざというときコミュニケーション難易度が高くなっている

Permalink |記事への反応(0) | 13:49

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2025-05-01

から深読みしすぎとかそんなこと言ってないとか言われることが多かったけど、今日ついに仕事でも指摘されてしまった。

もしかしてこれ、直さないといけないやつ?とやっと気がついたけどどうしたらいいのかわからない

深読みしてるつもりはなくて、常に目的とか意思があってその上に言葉が乗ってると思ってるから言葉じゃなくて元の意思を読み取ってそっちに返事しちゃう

いや、でも趣味とか恋愛の話とかはできるんだけど、なんなんだろう

雑談最近できるようになった

今日あったのは

この前仕事できないメンバーについて相談してて、

私「パフォーマンスが低いメンバーがいると対外的にチーム全体のパフォーマンスも低くみられてしまう」

上司「意外とx人のチームみたいには見られてなくてooさん(私)のチームみたいに見られてるよ。どのチームもそんなものなんじゃない。」

と言われたのに対して、仕事できなかったりサボったりしているメンバーを許容しているようですが...と今日言ったらそんなことは一言も言ってないと言われた(ちなみにチームにはパフォーマンスが低い人とサボってる人がいる)

かにサボってるとかサボってないとか一言も言ってないけど、だとしたらどういう意図発言なの?

ダメメンバーがいるのは当たり前のことだからしょうがない、という意味だと解釈したんだけど、それ以外にどう解釈したらいいの?

AI相談したら上司総論を行っただけでサボってるメンバーがいるとかの各論に対しては何も言ってないって言われたんだけど、

元々各論の話してるのに総論で返すのってコミュニケーションとして成り立ってるの、か...?

これを深読みせず言葉そのままに受け取るのって可能なのか...?

わけわかんなくなってきたか意見聞かせてほしい

疲れた

しかもこんな日に限って悪いことばかり起きるんだよな

駐輪場自転車倒されてて鍵が壊れて開かなくなってから歩いて帰ってきた

Permalink |記事への反応(17) | 22:26

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2025-04-30

独りで万博に行ってきた日記

結論

前評判は置いておいて概ね満足であり、造形的に楽しいものが実に多く、特別に何かを楽しもうとしなくてもただ見て回るだけで楽しい体験ができるだろう。ただ天気は超重要

各論

・予約をするのに万博IDというものを取得する必要がある。ログインするたびにワンタイムパスワードを求められる、チケットを表示するのに数分〜10分程度待たされる(時間による)ので少し面倒。

・持ち込める荷物にかなり制限がある。キャリーバッグ、三脚自撮り棒、ドローンNGである

現金使用できない。何をするにもスマホを使うようなシステム設計なので、スマホ必須である

・天気は超重要自分場合は、快晴最高気温19℃、少し風ありという、多分会期中を通じても1・2を争うほどSSRだった。天気ガチャを勝ち抜け。

大屋根もおそらく晴れだと天国、雨だと横風を防げない構造なので実質的に雨を凌げるスペースはかなり少ないと思った。ベンチはたくさんあるが多くは屋外にある。

・新しいだけかもしれないが床は白く、人工島の立地も加わって地中海港町のようなカラッとした風情がある。ドラクエ11ソルティコの街を平べったくしたような感じ。

・9時半に夢洲駅に到着し、会場入りできたのは10時ちょうど。混雑緩和のため、駅から会場入り口まで遠回りをさせられる。

・入場には空港ばりの手荷物検査が求められる。飲み物もチェックされる。見回りのスタッフもかなり多く、会場内の方が安心であるという印象である

・会場はかなり広くて平地も多く、コミケのような混雑具合は全くない。USJディズニーシーよりも人口密度は低めという印象である

無料飲料水を汲めるスポットがある。なので水筒を持ち込むと良い。

・食べるところは、レストランフードコートキッチンカーコンビニとかなり多彩である。値段はピンキリであるが、やや未来感のある価格設定が多かった。

・会場内は日本人割合が多いように感じた。京都心斎橋難波と比べると断然外国人割合が少なかった。ただこれは祝日からかもしれない。

・一日の間に全てのパビリオンを見て回るのは不可能である。予約必須パビリオンもたくさんあり、加えてあちこちスタンプラリーもあるので、コンプリートするには2〜3回の周回プレイが求められる。1回目は予約不要パビリオン中心に全体を見て周り、2回目以降であらかじめ目当てのパビリオンを予約して回る、というムーブが良さそうである

・19時以降くらいはほぼ全てのパビリオンの予約が不要になる。それでも人気のところは行列になっている。

・予約不要パビリオンの多くはコモン館としてまとめられている。こちらはすぐに入ることができた。

・多くのパビリオン個人的に気になったところは、国の基本情報が少なく、とにかく映画予告編のようなイメージ先行の展示やインスタレーションが多く、博覧会の割に学ぶことができる材料が少ないと感じた(もちろん全てがそうではない)。

博覧会なので、アトラクションライドも客いじりをする亀もいない。

パビリオンの造形が本当に多彩であり、見ているだけでも楽しかった。またテーマも多彩であるが、生命科学SDGs自然との調和あたりを感じた。

テクノロジーの面では未来感がするようなものは少なく、現在最先端技術の紹介に留まっているように感じた。なお空飛ぶ車はメンテナンス中であった。

コスプレをしている人は見かけなかった。

・帰りに乗った大阪メトロ中央線電車内は広告が一切なく、この点で妙に未来感があった。

Permalink |記事への反応(1) | 21:29

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2025-04-25

anond:20250425114621

論点が整理されていないので、Grok君に整理してもらいました。参考にしてください。

以下は、X上で議論されている「大阪万博コスプレで参加することの是非」に関する論点を整理し、コスプレ否定派とコスプレ容認派の主張をまとめたものです。各論点について、関連する過去の事例・判例法令必要に応じて記載します。主張の評価は行わず客観的な整理に徹します。

論点1:大阪万博におけるコスプレ公式ルールとその解釈

コスプレ否定派の主張

公式ルール曖昧さ:大阪万博公式ルールでは「持込禁止物に該当しないもの」「公序良俗に反しない服装」「平穏を乱す行為禁止」を条件にコスプレ許可されているが、具体的な基準不明である更衣室がないことやトイレでの着替えが禁止されていることからコスプレを想定したイベントではないと解釈すべきである

暗黙の禁止:公式が明確に「コスプレ歓迎」と明記していないため、「許可されている」ではなく「禁止されていない」に過ぎない。コスプレ運営が想定していない行為であり、ルールの隙間を利用する行為不適切である

運営負担の増加:コスプレに関する問い合わせが増えると運営負担となり、将来的にコスプレ禁止されるリスク高まる

コスプレ容認派の主張

公式ルールの明確な許可:大阪万博公式FAQで「コスプレまたは仮装をしての入場は可能」と明記されており、特定の条件(持込禁止物、公序良俗平穏)を満たせば問題ない。ルールに則っている以上、コスプレは正当な行為である

運営の歓迎姿勢:コスプレイヤーへの現地スタッフ対応好意的であり、事実上コスプレが歓迎されている。運営側がコスプレ問題視していない証拠である

多様性テーマとの整合性:大阪万博テーマいのち輝く未来社会デザイン」や「多様性」にコスプレ合致し、文化表現の一環として認められるべきである

関連する事例・判例法令

大阪万博公式ルール:公式FAQによると、「持込禁止物に該当しないものであれば、装着しての入場は可能」「公序良俗に反する服装平穏を乱す行為禁止」「更衣室はなく、トイレでの着替えは禁止」「他の来場者に迷惑となる写真撮影や、不安感・恐怖感を与えるもの入場拒否可能性」と規定されている。

過去万博:愛知万博2005年)ではコスプレサミットが開催され、コスプレ公式イベントとして組み込まれた。上海万博2010年)やドバイ万博2020年)でもコスプレ関連イベント存在し、万博コスプレ親和性示唆される。

論点2:コスプレ公共の場での適切性

コスプレ否定派の主張

場違い行為:万博国際的文化交流技術展示の場であり、テーマパークやコスプレイベントではない。アニメキャラクターコスプレ万博目的(各国の文化歴史技術体験)にそぐわず、場の雰囲気を乱す。

他の来場者への影響:コスプレは目立つため、意図せず注目を集め、写真撮影や囲みの発生で他の来場者の体験を妨げる。特に海外から観光客コスプレイベントの一部と誤解する可能性がある。

公共交通機関や移動の問題:コスプレ姿で公共交通機関を利用したり、会場外を移動することは、コスプレ界隈の暗黙のルール公共の場でのコスプレは控える)に反する。

コスプレ容認派の主張

文化表現としての正当性:コスプレ日本サブカルチャーとして世界的に認知されており、万博多文化交流の一環としてふさわしい。コスプレを通じて日本文化アピールできる。

他の来場者との交流:コスプレは同じ趣味を持つ人々との交流を促進し、万博の「共感の輪」を広げる。スタッフキャラクターとの好意的なやり取りも、ポジティブ体験となる。

個人自由:コスプレルールに則り、他の来場者に迷惑をかけない限り、個人表現自由として認められるべき。万博多様性体現する行為である

関連する事例・判例法令

コスプレイベントの例:コミックマーケットコスプレサミットでは、公共の場でのコスプレ移動を避けるため更衣室が用意され、移動時のルール厳格化されている。万博では更衣室がないため、移動時のコスプレ問題視される。

テーマパークの事例:ディズニーランドユニバーサル・スタジオ・ジャパンでは、特定の期間(例:ディズニーハロウィーン)を除き、コスプレでの入場が制限される。これは場の調和を保つための措置とされる。

論点3:コスプレ著作権不正競争防止法

コスプレ否定派の主張

著作権侵害可能性:コスプレ衣装アニメ漫画キャラクターを基にした二次的著作物であり、権利者の許可なく製作・着用することは著作権法の複製権翻案権侵害に該当する可能性がある。現状は権利者の黙示の許諾に依存しているグレーゾーンである

不正競争防止法リスク:コスプレ姿をSNSに公開し、注目を集める行為は、キャラクター顧客吸引力を利用した「不正競争」に該当する可能性がある。特に万博のような公共の場での露出は、権利者のイメージを損なう恐れがある。

コスプレ界隈への悪影響:無許可コスプレが目立つと、権利者が法的措置を取る可能性が高まりコスプレ文化全体に規制が及ぶリスクがある。

コスプレ容認派の主張

著作権侵害の非該当:コスプレ二次的著作物に該当しない場合が多く、翻案権侵害には当たらない。個人による非営利コスプレは、権利者が黙示的に許諾しているため問題ない。

ファン活動ポジティブ効果:コスプレ作品宣伝ファンコミュニティの活性化寄与し、権利者にとっても利益がある。万博でのコスプレ作品布教につながり、文化価値を高める。

法的リスクの低さ:非営利目的コスプレは、権利者が訴訟を起こす可能性が低く、実際には問題にならない。万博ルールに則っている限り、法的問題は生じない。

関連する事例・判例法令

著作権法:コスプレ衣装が元のイラストの「表現上の本質的な特徴」を再現する場合複製権著作権法第21条)や翻案権(同第27条)の侵害に該当する可能性がある。ただし、私的使用(同第30条)や非営利目的場合権利者の黙示の許諾により問題にならない場合が多い。

不正競争防止法: 「マリカー事件」(東京地裁2018年知財高裁2020年)では、マリオ等のコスプレ衣装使用した商業活動不正競争行為不正競争防止法第2条1項1号)に該当すると判断された。非営利コスプレ対象外だが、SNSでの公開が「顧客吸引力を利用」と見なされる可能性がある。

コスプレグレーゾーン:コスプレ権利者の黙示の許諾により成り立っているが、2021年政府コスプレ著作権ルール整備を検討する方針を表明。現時点で明確な法規制はない。

論点4:コスプレマナーと他の来場者への配慮

コスプレ否定派の主張

マナー違反懸念:コスプレは目立つため、意図せず他の来場者に迷惑をかける(例:写真撮影の囲み、スペースの占有)。特に子ども海外来場者への配慮が不足している。

承認欲求押し付け:コスプレ姿でSNS投稿することは、自己顕示欲承認欲求を満たすための行為であり、他の来場者に強制的コスプレを見せる結果となる。

悪意ある利用のリスク:過去テーマパークで不適切目的(例:子どもへの接触)でコスプレをした事例があり、万博でのコスプレが同様のリスクを孕む。

コスプレ容認派の主張

マナーを守れば問題ない:ルール公序良俗撮影禁止迷惑行為禁止)に則り、他の来場者に配慮すれば、コスプレ問題ない。実際、問題行動を起こしたコスプレイヤーの報告は少ない。

テーマパーク的体験提供:コスプレは来場者にとってテーマパークの着ぐるみのような楽しさを提供し、万博エンターテインメント性を高める。

個人の楽しみ:コスプレ自己表現キャラクター愛の表れであり、他の来場者が不快に感じるとしても、ルール違反でない限り制限すべきではない。

関連する事例・判例法令

過去トラブル:テーマパークでのコスプレによるトラブル(例:不適切接触目的コスプレ)は、公共の場でのコスプレに対する懸念を高めている。ただし、万博での具体的なトラブル事例は未報告。

コスプレイベントマナー:コミックマーケットコスプレサミットでは、撮影時の囲み防止や移動時の配慮暗黙のルールとして存在する。万博ではこれが徹底されていないとの指摘がある。

論点5:コスプレ炎上の背景と批判正当性

コスプレ否定派の主張

コスプレ界隈の体質:コスプレ界隈には「ルールを守らない」「文章曲解する」傾向があり、万博でのコスプレもその延長線上にある。炎上コスプレイヤーのマナー違反非常識な行動への反発である

個人的な不快感:コスプレ万博の場にそぐわないと感じる人々が、ルール以前に「見たくない」という感情から批判している。これは個人価値観の相違によるもの

過剰な注目:特定コスプレイヤー(例:鹿乃つのさん)がSNSで目立つ投稿したことで、他のコスプレイヤーにも批判が波及。影響力の大きい人物の行動が炎上を増幅した。

コスプレ容認派の主張

不当なバッシング:ルールに則ったコスプレが「承認欲求」「場違い」などのレッテル批判されるのは不当。批判者の多くはルールを把握せず、感情的な反発に終始している。

コスプレ文化への偏見:コスプレに対する否定的な意見は、コミックマーケットなどでのオタクバッシングの延長であり、偏見に基づく。万博多様性否定するものだ。

運営公認:大阪市長コスプレ関連の記事をリポストするなど、事実上公認されている。批判は「個人的な不快感」を押し付けわがままである スpost:1⁊

関連する事例・判例法令

過去炎上事例:コスプレ界隈では、イベント外でのコスプレ(例:ディズニーランドでの無許可コスプレ)やSNS投稿炎上した事例がある。万博のケースも同様の構造を持つ。

SNS炎上:SNSでのコスプレ投稿は注目を集めやすく、批判過熱する傾向がある。法的な問題がなくとも、感情的な反発が炎上を招くケースは多い。

補足

炎上の中心事例:議論の中心は、コスプレイヤー鹿乃つのさんが『ダンジョン飯』のキャラクター「マルシル」のコスプレ万博に来場し、SNS投稿したことによるプチ炎上である。このケースが多くの論点引き起こしている。

法的グレーゾーンの影響:コスプレ著作権不正競争防止法に関する議論は、法的解釈曖昧さが議論を複雑化させている。明確な法規制がないため、双方の主張が対立する。

万博特殊性:国際的イベントである万博は、テーマパークやコスプレイベントとは異なる目的雰囲気を持つため、コスプレの適切性が特に議論の焦点となっている。

以上が、X上で議論されている「大阪万博でのコスプレの是非」に関する論点整理です。各論点について、否定派と容認派の主張をバランスよくまとめ、関連する事例・判例法令記載しました。

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2025-04-22

anond:20250422171938

書類送検されたってことは逮捕されないってことやで(各論あります)

Permalink |記事への反応(0) | 17:21

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2025-04-16

anond:20250415031426

追記を読んだ上でやっぱりいくつか…

 

スカウトピンキリどころではなく、「うちに応募してみてよ!」ぐらいが9割な体感です。

主張の内容も読んで理解した上でも認識は変わらないです。

自分求職者立場で、JTC職歴や実績は自慢できるレベルであるもの転職市場一般化が難しくハイクラスではないので、直近30社以上スカウトも含めて落ちていますが全く同意できないです。。

 

各論根拠として示している部分は定型文であって、そこの根拠意味を求める人材現在日本社会地雷になると思います

私が人事担当でもヤバイやつだなと思います

そして、言葉意味合いについて戦うのであれば、世界相手にして様々な分野で戦わないといけなくなります

これだけレスがきて自覚できないと仮定するなら、メンタルヘルスカウンセリングもしたたほうがいいかもです。

発達障害とか愛着障害とか。

私自身が該当者なのですが、健常者がこういった認識になるとは考えにくいです。

今後の人生幸福につながるのでぜひ。

 

なにより客観主観混同しています

不誠実かどうか、一方的かどうかは主観です。

主観を波及する場合は、法律や慣習をベースにしたうえで一定理不尽さを超えなければ同意されないと思います

今回は明らかに基準を下回っており、法律面でどうかもわかりません。(ポリシーで片付けるには、あまり一方的すぎたとの便などが該当)

 

今回で言うなれば、下記の流れなら批判的な投稿として注目を集めると思います

1 スカウトが基本の転職サービス登録する

2 スカウト受け、スカウト内容に就業条件が書いてある

3 選考を受ける

4 最終的な条件オファーを受ける

5 2の内容に書かれていた条件と”大きく”剥離する条件が提示される

 

個人的には上記以外でスカウト受けて破断となったなら「そういうもの」という認識です。

私自身も元増田と近い業界で働いていますが、破断となった際にそのような認識の方とは一緒に働きたくないな、というのが正直な感想です。

Permalink |記事への反応(0) | 03:20

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2025-04-03

任天堂WiiUから何を学んだのか

せっかちさん向けに結論だけ書くと「サードパーティーソフトを出しやすくした」だと考えてる。

以下乱雑な各論

Switch (2017)からの変化

Switchが出た2017年からグラフィックスAPIは大きく進化した。進化より大事な点として最近は割と収斂してきたのがある。

今ではスマホでも当たり前に使えるGPU機能Switchでは使えないとか多かったから、現代GPUを使って「普通にゲームが作れるのは開発者にとってはありがたい。また収斂してきたおかげで、今ハード更新したらきっと長く安定して開発できるようになるはず(今後年月がたって主流のAPI乖離が進むことで、Switch2独自手法を保存しておかないと作れない...とかが多分ない)。わかんないけど。

APIの差はスペックの差より大きい。これからPS5やPCから移植する時、丸ごと作り替えずともポリゴン数やテクスチャサイズ妥協すればいいだけになるから割とどうにでもなるはず。

マウス

露骨PCゲーというかSteamゲーを移植やすくなった。

Nintendo Directの尺

結構ソフトメーカーラインナップの尺が長かった。フロム新作もいいインパクトだった。明らかにサードパーティーを重視している感じがする。

GameChat

開発者に訊きました、で開発者が何もしなくともソフト価値が上がる、と発言していたのも同じ文脈で、やはりサードパーティーの労力をかけずに価値提供できるのを目指している。

WiiU反省

WiiからWiiUへの移行はサードパーティー含めて全然ソフトが出なかったのも敗因の一つだから移植やすさによってソフトを拡充してるところに反省が見られる。あとやっぱり当時からゲーム開発の現場も変わってきてて、いろんな技術コモディティ化・横展開して当然、みたいにどんどんなってきてる。独自路線をある程度捨ててでも主流に合わせてきた感じ。

WiiUの失敗は新規性のなさではなく、むしろ独創的で新規的すぎたってことになるのかな。Switch2では独自路線犠牲に、ソフト移植やすさと、慣れ親しんだSwitch継承、を実現した。

独自路線放棄

任天堂といえば独創的なハードというイメージがあるけど割とバッサリ捨てていいところは捨ててるイメージIRカメラジャイロも言うてほとんどのゲームで使わないのを任天堂も受け入れちゃって、開発者的に扱いやすくてより「普通」なマウス推しなっちゃった。変わったなと思うけど、いうてWii以前に戻っただけな気もする。

スペックに余裕を持たせる

ゲーム自体の処理性能の他に、GameChatでノイキャンしたり背景削除したり文字起こししたりいろんな処理に割いてるっぽい。あとゲーム自体についても、Steamの「ちゃんとしたプログラマーがいないから大したゲームじゃないけどやたらスペック必要です」ゲーも割と楽に移植できるくらいのスペックがありそう。

あくまSwitchの2

性能アップもそうだし、ボイチャも別に目新しいものではないかSwitchとは大きな違いはないんですよという意味での「2」に謙虚さを感じる。

ハード屋としての任天堂別にもはや世界最先端とは言い難いわけで、それを受け入れてより普通ハードを開発し、ソフトメーカーの力で市場を勝ち取ろうという態度に見えた。もちろん任天堂ソフト開発で手を抜くという意味ではなく、そこは継続するんだけどSwitch限界ギリギリまで使いこなさないとゲーム作れないせいで任天堂ソフト一強みたいになってた反省を感じる。

結局ブレワイ・ティアキンを超えるスペックフル活用ゲームは一個も出なかったしな。地に足のついた判断の結果だと感じる。

...

じゃあPSXboxと何が違うん?にはなる。多分Switch発明した携帯でも据え置きでも使えますよの価値一点で差別化する感じかな。あとキッズ向け機能か。この辺りが関係ない人はSwitchである意味もないだろう。Not foryouである

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2025-03-15

文化資本議論について質問なんだけど

最近インターネット文化資本話題になるけど、何故毎回同じ議論になっているんだろう……?


田舎には!」「東京には!」みたいな。

メインストリーム議論が足踏みしているというか。各論を見ると皆さんすごく面白いお話をしているのに、議論が揺れ動かないというか。


文化資本って、それを持っていたら社会的階層の上昇に資するような文化的なあれこれのことだよね。

美しい星空を見る経験だけでは文化資本にはなりづらいけれど、美しい星空を見られる場所を知っていて、それが社会的評価される場に行けて、その美しさを丁寧に語れたりすると、自分社会的階層が流動する何らかの機会に繋がったりする、みたいに。

こうして書き出してみていて、気付いた。

思い付きだけど、インターネット上の議論って「文化」のほうに注目しがちで、「資本」の話って見る頻度が低い気がするな。

これ不思議だな。何なんだろ?皆、文化のほうに強い印象を置いて話してる……っていうこと?

良ければ教えてー。

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2025-03-13

anond:20250310220743

そんな話をしているわけじゃねーのよ。各論一般論の違いわかる?

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2025-02-19

「103万の壁」を引き上げるべきでないこれだけの理由

最近話題の「103万の壁」。主に国民民主党が173万までの引き上げを訴えていて、自公国での協議が行われている。「103万の壁」を引き上げる理由としては、①生存権②働き控え③純粋な減税、の3点があるように思う。これらはすベて、誤解、あるいは意図的な誤りによるものであると言わざるを得ない。

103万の壁」とは何か

103万、106万、130万など、「壁」とされる年収はいくつかある。その中でも、「103万の壁」では所得税がかかり始める。103万の内訳は、給与所得控除55万円と基礎控除48万円に分けられる。基礎控除年収が増えるごとに逓減し、年収2500万円を超えると0になる(cf.基礎控除)。給与所得控除年収により上下し、162万5000円までで55万円となっている(cf.給与所得控除)。国民民主党が訴えているのは、後者基礎控除の引き上げ。

生存権

103万の壁」の引き上げを求める理由として、生存権問題がある。そもそも、なぜ基礎控除があるのかというと、生活維持のための最小限の収入課税するのは生存権を犯すことになるから国民民主党は、1995年103万の壁が定められたとしながら、"1995年から最低賃金の上昇率1.73倍に基づき、基礎控除等の合計を103万円から178万円に引き上げます。"(政策各論1. 給料・年金が上がる経済を実現)と訴えている。賢明な読者はお気付きの通り、生存権問題で考えるなら、1.73を乗ずるべきは基礎控除48万に対してなのであって、給与所得控除も含めた全体に対してではない。加えて、基礎控除1995年から変わっていないのではなく、2018年税制改正10万円引き上げられている(このとき同時に給与所得控除10万円引き下げられたため、「103万」は変わっていない)。以上示した通り、生存権問題として考えた場合は、「103万の壁」の引き上げは行うべきでない。無論、生活保護など他の社会保障制度も踏まえながら、48万円が生存権と鑑みて適正か、という議論はあり得る。

②働き控え

103万の壁」が「壁」たる所以が働き控えの問題だ。事実103万を一つの壁に働き控えが発生しているしかし、これは「103万の壁」が過剰に意識された結果であり、本来103万に壁はない。前述の通り、年収103万を超えた場合には所得税がかかり始める。しかし、例えば年収104万になったとて、かかる所得税は500円だ。103万の壁を越えても損をすることはない。絶対納税をしたくない、という場合には103万が壁になるが、多くはそうではないだろう。つまり103万を境にした働き控えは、誤解に基づくもなのだ。但し、19~22歳の扶養されている者が働く場合には、103万が壁となる。これは特定扶養控除によるもので、19〜22歳の子供を扶養する扶養者は、所得税住民税の控除を受けれるというもの。子の年収103万を超えると、これが適用されなくなる。これについてはすでに国民民主党の訴えもあり、引き上げが決まっている(cf.https://www.jiji.com/jc/article?k=2024122000894&g=pol:titel=特定扶養控除年収要件大幅緩和 国民民主要求丸のみ―税制改正])。

純粋な減税

最後に、純粋減税策としての「103万の壁」引き上げについて考える。上に示した通り、103万の壁を引き上げなければならない理由は皆無だが、他方で単純な減税策としては一考の余地がある。しかし、純粋な減税だとしても、「103万の壁」の引き上げは大きな問題は孕む。それは、高所得者ほど減税される額が多くなる問題だ。高所得者ほど税率が高いから、より多くの恩恵を受けることになる。税における再分配の機能の点からして、このような減税策は取るべきでない。

以上示したように、103万の壁は引き上げるべきではない。なお、国民民主党住民税の非課税枠の拡大についても訴えている。別個の議論必要なため、ここでは触れなかった。

Permalink |記事への反応(1) | 20:27

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2025-02-12

その4

7

1)。動画5は、口腔性交 〔2〕 が始まった際にcが携帯電話動画撮影していたのをXに撮るのは絶対だ めで、携帯電話を置くように言われて置いたというのが始まりの方にあり(同番号6ないし8、29、3 0) この動画が終了したタイミングについて、 cは、 ずっと撮っている認識ではなくて、消し忘れて置い てあったものなので、帰るときに、XとLINEの交換をするということになって、自分携帯を拾い上げたことで動画が終わったのだと思う (c 39 40頁)、 そのとき (動画が終わる直前)、Xは、 リビン グ内の廊下への出口付近のベッド横におり (c 41、42頁)、LINEを交換するために携帯を取った 後、動画5が終了した直後に、 Xの腰か腕に腕を回す感じで抱き付いてそのままベッドに座ったんだと思 う、そのときにはYと被告人はもう既に廊下の方にいた (c 43ないし47頁) と証言するところ、 動 画やそれをキャプチャーした写真という客観証拠を基に説明するもので、動画の終わり際の会話の内容にも整合し、被告人aの供述 (被告人a 37頁以降) ともおおむね合致しており、 その信用性を否定できな い。 X が証言するような、動画5の後に、 何度言っても帰らせてもらえないから諦めざるを得ない、Yだけ でも帰らせてあげてほしいと考えるしかないような展開になったというのは、このような動画5からうかが われる状況に照らすと、 必ずしも信用し難いのであり、むしろLINE交換を名目とするcの引き止めを受 けて、残ることにした可能性を払拭できない。

そして、cの抱き付き行為の後、被告人 a がY を送りに外へ出て、 戻ってきたときには、 またc と Xの間 口腔性交 〔3〕 が始まっていたのであり、 前同様任意に応じたものとしても、不合理ではなく、cの抱き 付き行為は、強制性交等罪にいう暴行脅迫に当たるとは認められないし、 その後に行われた膣内性交まで に、新たに暴行脅迫が加えられたことも認められない。動画撮影行為が膣内性交に向けられた脅迫に当た るとみるべき事情もない。

以上のとおり、本件性交等(暴行〔2〕) について、前記認定に至った原判決は、X及びYの虚偽供述動機等についての判断の不合理さに加え、 X証言がY証言とおおむね合致するとした点等でも不合理であ り、Xが同意の上で本件性交等に及んだ疑いを払拭できない。

(5) 補論

念のため、Xが動画撮影を止められず、 事後に動画拡散防止のための行動に出たことが、 口腔性交 〔1〕、 同 〔2〕 及び本件性交等がXの同意によらずに行われたものであることを推認させるものではないかについて検討を加えておく。 この点、Xは、本件性交等時、 cが動画撮影していることに気付き、 撮ら ないでほしいと思ったが、それまでも言っていたのに撮られたので諦めていた旨証言する(×43頁)。し かし、前記のように、口腔性交 [2] に関する動画5は、 口腔性交 [2] が始まった際にcが携帯電話で撮 影していたが、Xに撮るのは絶対だめで、携帯電話を置くように言われて置いたことを示すものであり、X証言はこのような客観証拠にそぐわない。 Xが本件性交等時に動画撮影をやめるよう言わなかったのは、 言えなかったからではなく、言いそびれたといったようなものである可能性があり、 後刻不安になったこから拡散防止のための行動に出たというもので、本件性交等がXの同意によらずに行われたものであること を推認させるものとはいえない。

(6)結論

以上の次第であり、 その余の点について判断するまでもなく、 X証言の信用性等についての原判決判断論理則、経験則等に照らして不合理であって、強制性交等罪にいう暴行脅迫があり、 Xの同意がなかっ たと認めた原判決には被告人両名の関係判決に影響を及ぼすことが明らかな事実の誤認がある。

被告人両名の事実誤認の各論はいずれも理由があり、被告人 a に関するその余の論旨について判断する までもなく、 原判決は破棄を免れない。

第2 破棄自判

そこで,刑訴法397条1項、 382 条により原判決を破棄し、同法400条ただし書により更に判決す ることとし、 本件公訴事実については、これまで説示したとおり、被告人両名の関係犯罪証明がないこ とになるから同法404条、 336条により、被告人両名に対し無罪の言渡しをすることとする。

よって、主文のとおり判決する。

令和6年12月18日

大阪高等裁判所第6刑事部

裁判長裁判官飯島健太郎裁判官 大寄淳裁判官 宇田美穂

Permalink |記事への反応(2) | 17:39

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例の事件、 その1

長かったので分割しました

その1

https://anond.hatelabo.jp/20250212173148

その2

https://anond.hatelabo.jp/20250212173401

その3

https://anond.hatelabo.jp/20250212173505

その4

https://anond.hatelabo.jp/20250212173947

1

【文献番号】25621734

大阪高等裁判所令和6年(う) 第280号 令6年12月18日第6刑事部判決

判決

大学生平成9年 月〇〇日生

大学生 b平成7年0月0日生

上記両名に対する各強制性交被告事件について、令和6年1月25日大津地方裁判所が言い渡した判決 に対し、被告人両名からそれぞれ控訴申立てがあったので、当裁判所は、検察官池邊光彦出席の上審理 し、次のとおり判決する。

主文

判決を破棄する。

被告人両名はいずれも無罪

理由

被告人 aの控訴の趣意は、主任弁護人秋田真志、弁護人高橋映次及び同西愛礼連名作成控訴趣意書及び控訴趣意書補充書に、被告人bの控訴の趣意は、主任弁護人奥津周、弁護人川崎拓也、 同板崎遼及び同佐々 木崇人連名作成控訴趣意書に、それぞれ記載のとおりであり、被告人の論旨は事実誤認及び法令適用の 誤り、被告人bの論旨は事実誤認である

そこで、記録を調査し、 当審における事実取調べの結果をも併せて検討する。 以下、呼称等は原判決の例 による。

第1事実誤認の論旨について

1 原判決判断概要被告人両名の各論

(1) 原判決認定した事実

判決認定した罪となるべき事実の要旨は、以下のとおりである

被告人b及びc (以下「c」という。)は、 (1)共謀の上、 令和4年3月15日 (以下、特に断らない 限り、月日の記載は令和4年である。) 午後11時51分頃、 c方において、 X (当時21歳の女性)に対 し、被告人bがその様子を携帯電話機で動画撮影をする中、cが暴行を、 c及び被告人bが脅迫を加えて [脅迫等[2]]、 その反抗を著しく困難にした上で、 cが口腔性交 [口腔性交 [1]]をし、(2)引き 続き、被告人と共謀の上、同日午後11時51分頃から同月16日午前1時13分頃までの間に、同所に おいて、 Xに対し、cがその様子を携帯電話機で動画撮影をしながら、脅迫を加えて [脅迫〔3〕]、c及 び被告人がかわるがわる口腔性交 [口腔性交 [2]] をし、同日午前1時14分頃から同日午前1時24 分頃までの間に、同所において、 Xに対し、 c 及び被告人 aが暴行を加えて [暴行 [2]]、 Xに同所から 立ち去ることを断念させた上、 同日午前1時24分頃から同日午前2時31分頃までの間に、 c及び被告人 a がかわるがわる口腔性交をし、cが性交をし、cがその様子を携帯電話機で動画撮影をする中、被告人 a が性交をした [本件性交等]、 というものである

(2)被告人両名の各論

これに対し、被告人の論旨は、要するに、本件の各口腔性交及び性交はいずれもXの同意の下に行われ ており、暴行脅迫により行われたものではなく、被告人 aには故意共謀もないから、強制性交等罪は成 立せず、無罪であるというものである被告人bの論旨も、要するに、 口腔性交 [1] はXの同意の下でな されたもので、少なくとも被告人bはXが同意していると認識しており、被告人 b が関与した脅迫等 [2] は、強制性交等罪における暴行脅迫には該当しないから、口腔性交 [1] について強制性交等罪は成立せ ず、また、口腔性交 [2] や本件性交等についても強制性交等罪は成立しないが、仮にこれらがcや被告人 aによって強制的になされたと評価できるものとしても、被告人bには、口腔性交 [1] の時点で、cとの 間に共謀が成立する余地はなく、 口腔性交 〔1〕 以降の経過において、 cや被告人 a と共謀をしたといえる事情もないから、被告人b に口腔性交 [2] や本件性交等による強制性交等罪は成立せず、無罪であるとい うものであり、いずれの論旨も、強制性交等罪が成立するとした原判決には、判決に影響を及ぼすことが明 らかな事実の誤認がある、 というのである

(3) 原判決判断概要

被告人両名は、原審において、当審における論旨と同様の主張をしていたところ、 原判決は、概要以下の とおり、被告人両名に強制性交等罪の成立を認めた。

判決は、証拠上明らかに認定できる事実 (原判決・ 争点に対する判断第2) として、被告人ら及び c並 びにX及びYの関係性等、 本件飲み会をすることになった経緯等、 一次会の状況、一次会終了後からc方に 向かうまでの状況、 c方のあるマンションエレベーター内での状況、 口腔性交 [1] 及びその前後の状 況、 口腔性交 [2] 及びその前後の状況、被告人b とYがc方から出た状況等、 本件性交等及びその前後の 状況、 Xがc方を出た後の状況等、 X が警察に本件を申告した経緯やその際の状況等について認定した上 で、X及びYの各証言の信用性 (同第3) を検討し、 その詳細は後述するとおり、X証言は全体的に見て信 用できるとした。 次いで、被告人ら及びcの供述等の信用性 (同第4) を検討し、被告人らの各供述は全体 的に見て信用性に乏しく、客観的証拠やX及びYの証言に反しない部分を除いて、 そのまま信用できないと した。 その上で、 原審の判断 (同第5) として、 口腔性交 〔1〕 口腔性交 〔2〕 及び本件性交等について は (同1ないし3)脅迫等 〔2〕、脅迫 〔3〕、暴行 〔2〕 がいずれも強制性交等罪にいう暴行脅迫に 当たること Xが同意していなかったことが認められ、 Xの承諾(同意) があるとの被告人らの認識の有無 については (同4)、被告人両名の公判供述は信用できず、 Xの同意があったと誤信していなかったと認め られ、故意の有無、共謀の成否については(同5)、被告人両名とも強制性交等の故意が認められ、被告人 bは、遅くとも口腔性交 [1] の開始時までにcとの間に共謀が成立し、 本件性交等が終了するまで継続

2

ており、被告人との共謀は、遅くとも口腔性交 〔2〕 の開始時までに成立したとして、被告人bは、口腔性交 [1] 口腔性交 [2] 及び本件性交等について、共同正犯責任を負い、被告人 』は、遅くとも口腔性交 [2] の開始時までには、cとの間でXに対して強制的に性交等をすることについての共謀が成立し、 同共謀は本件性交等まで継続しており、被告人らとの間でも遅くとも口腔性交 〔2〕の開始時までに。を介 した順次共謀が成立したと認められる、とした。

このように、原判決は、X証言の信用性を肯定して、 おおむね公訴事実に沿った罪となるべき事実認定 したが(一部の暴行脅迫認定せず)、X証言の信用性判断について、その要旨は以下のとおりである

ア×証言は、本件飲み会から被害申告に至るまでの状況に関して、証拠上明らかに認定できる事実整合 的に説明しており、特に被告人らが、 YがいないときにXへの言動の中で優位に立ち、Xが抵抗しにく い状況に追い込まれる様子や、 本件性交等について、言葉での拒絶が聞き入れられなかったことにより、 絶 望感から抵抗するのを諦めた様子が具体的に述べられている。本件一連の経過、被告人ら及びcとXとの関 係性や被害内容に照らせば、 X証言は、その心情を的確に説明していて自然ものである

Xは記憶の一部が欠落しており、口腔性交 〔1〕 及び口腔性交 [2] が始まったきっかけについては、 そ れぞれ印象に残る場面であるはずなのに記憶しておらず、口腔性交 [2] は口腔性交 〔3〕の場面と記憶混同が見られるが、相当量の飲酒時間の経過を踏まえると不自然ではなく、口腔性交 〔2〕 及び口腔性交 〔3〕 は、一連の性被害の一部で、Yがその場にいないとき被告人aとcの2名によってなされたという共通点もあり、細かな前後関係等について確証が持てないことは十分にあり得る。 加えて、Xは、記憶のな い部分についてはその旨供述し、記憶のある部分については、本件性交直前に特に抵抗することなく、自ら衣服を脱いだこと等、自己に不利と思われる点も率直に供述しており、供述態度は真摯であり、供述内容は 自らの心情や体感等を交えた具体的かつ迫真的なものである

暴行 〔1〕やその前後の状況、被告人 a が Xに抱き付いた態様等についての証言内容は、動画4の内容 と整合的であり、被告人aからキスをされたり、 「やらん?」 と言われたりしたことや、 それを見ていた。 の発言内容についての証言内容も、動画4から認められる被告人 a と Xの体勢からすれば自然ものである
ウYが廊下に座り込んでいた際、被告人 aがYに覆い被さるような体勢になり、 その様子を見たXがYの 手をつかんでリビングに引き入れた点や、 X及びYが帰宅を望み、 互いに腕を組んでc方を出ようとしたに もかかわらず、Xがcから上半身をつかまれ、Yが被告人 aから腕をつかまれたことにより、 XとYが引き 離され、その直後にYだけが先に方を出ることになった点について述べる内容は、 Y証言とおおむね合致 している。

この点、被告人 aの原審弁護人 (当審弁護人と同じ) は、特に後者の点につき、位置関係やYの腕の引っ 張られ方などにおいて、 大きな食い違いがあると指摘するが、 X及びYいずれも飲酒の影響により記憶が曖 昧な部分もあり、それゆえ両者の証言内容に多少の食い違いがあること自体は不自然とはいえない。動画5 等によれば、 X及びYが帰宅したい旨の意思表明をしたにもかかわらず、 引き止められたことにより結局X だけが方に残ることになった経緯は認められるところ、 X及びYがcや被告人 aから一定の有形力行使を 受けたという各証言内容は、前記経緯と整合である

弁護人は、動画5のY帰宅前後の場面において、 その場にいた全員の声の調子が明るく緊迫感はなかったことや、Yを引き止める発言がないことを各証言の信用性を否定する事情として指摘するが、前者につい ては、X及びYと、 c及び被告人aとの関係性に鑑みると、 X及びYが帰宅したいと強く思っていたとして も、彼らの気分を害さないように友好的に振る舞うことはあり得るし、後者については、動画撮影終了 後、Yc方を出るまでの間、一定のやり取りがされたことは、被告人aの供述によっても認められる上、動画5においてもcがYを引き止める発言は認められるから、いずれの指摘も当たらない。

また、同弁護人は、 Yがc方を先に出たことについて Xに申し訳ない気持ちを有しており、虚偽供述の動 機や必要性があること等も指摘するが、 X証言とY証言が不自然合致している部分はなく、むしろ食い違 いも所々あり、口裏合わせ等は疑われない上、 Y も記憶のある部分については当時の心情も含めて具体的か つ迫真的に述べているから、 同弁護人の指摘を踏まえてもY証言の信用性は否定されない。

エXの証言内容は、 本件被害直後にYと交わしたメッセージのやり取りや、性犯罪被害相談電話に対して 「強引めに性行為をされて」 等と伝えていることとも矛盾しない。
オこれに対し、被告人両名の原審弁護人は、Xが被害申告したのは動画拡散を阻止するためであり、その ために強制的な性交等であった旨誇張して供述をする動機必要性があるなどと主張するが、いずれの指摘 も×証言の信用性を減殺する事情にはならない。
カ 以上より、 X証言は、 全体的にみて信用できる。

2 当裁判所判断

(1) X証言の信用性を肯定するなどして、被告人両名を有罪とした原判決認定判断は、論理則、経験 則等に照らして不合理であって、是認することができない。 以下、 その理由説明する。
(2)関係証拠によれば、 本件の事実経過については、原判決が 「第2証拠上明らかに認定できる事実」 として認定したところ自体に誤りはなく、被告人両名も特に争っていない。 この後の検討の中で、 適宜必要範囲で示すこととする。
(3) X証言の信用性について
ア虚偽供述動機について

まず、 本件被害申告の経緯及びXの当初供述の内容等に照らせば、Xには虚偽供述動機 (誇張や矮小 化) があることが疑われるため検討を要するところ、 所論も指摘するとおり、 原判決事実経過 (原判示・ 争点に対する判断第2の11) 及び×証言概要 (同第3の1 (10) (11) ) として認定した部分は、 虚偽供述動機があることを疑わせる重要事実漏れており、 内容が不十分であるため、関係証拠により 認められる事実を以下に示す。 <h3>o- *** (ア) Xが、3月17日午後7時頃、LINEで友人Aに対し、性交時に動画撮影した相手等について相 談していた際、Aは、「その先輩 (相手) の素性って絶対ほんと?」 「 (相手の)バイト先は個人情報くれ ないかもやなー」 「最終手段やけど」 「先に警察に言うねんレイプされましたって ([1])」 「警察に言 われたら」 「バイト先も出さざるを得ないから」 「個人情報でも何でも」 と送信し、Xは 「確かにね~」 と 返信し、 Aが 「何とかして相手の身元だけは押さえた方がいい」 と送信したのに対して、 Xは 「そうよね まじで警察行こうかな」 「動画一回出回ったらもう消せないもんね」 と返信した (原審甲40)。</h3>

Xは、同日午後8時40分頃、性犯罪被害相談電話電話を架け、 「男性三人から、 えっと、 強引めに性行為をされて」「性行為自体は、 もうなんか、なんか警察呼ぶとか、自分で断れなかったのでもう、なん か、いいんですけど、 その動画が ([2])」 と話した (原審甲41)。

管轄警察署の刑事が話を聞く日程調整をするということで一旦電話を切ったXは、Aにその旨LINE で伝えると、Aは、 「あと相手二人やったら」 「確実に事件性みたいなのも」 「あるみたいなふうにできる

Permalink |記事への反応(1) | 17:31

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2025-01-24

選択夫婦別姓野党の力量の見せどころ

野党から選択夫婦別姓法案を出てきそうな雰囲気ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

今だと衆院で通ったとしても参院で否決されるので、参院選の結果を見ての対応が濃厚です。


んで、表題の通りなんですが、選択夫婦別姓政治理解する良い題材なんですよ。

賛成派が多い(※)けれど、現状の制度夫婦同姓=反対派という捻じれが発生しているので、互いに一理ある議論ですからね。

選択夫婦別姓に賛成が62%、反対が27%とNHK調査で報じられている

そして、結婚という多くの人に関わりがあるイベントトリガーとなる制度でもあります


賛成派の賛成理由は下記のとおりです。

選択肢が多いほうがいいから」56%

名字が変わると、仕事生活で支障がある人もいると思うから」18%

女性名字を変えるケースが多く、不平等から12

自分名字愛着がある人もいると思うから10


選択肢が多いほうがいいから」

別姓にしたい人がいるなら、そうしたら?ということでしょう。

他人意見尊重する点や他人の困りごとを解決しようとする点は素晴らしいですが、深く考えていない無責任意見にも感じられます

名字が変わると、仕事生活で支障がある人もいると思うから

姓が変わると別人として扱われ、不利益や支障が発生する場合の話ですね。

夫婦別姓制度化を願うに足りる要望です。

女性名字を変えるケースが多く、不平等から

ちょっと意味がわからないです。

選択夫婦別姓になっても、大抵の人は慣習で男性側に合わせると予測されます(他の国の傾向から予測

家父長制の影響から脱しようということでしょうが迂遠過ぎでしょう。

別姓制度が開始すると子供の姓をどちらかに選択しますが、それが男性側の姓ばかりになった場合に、同じ議論を繰り返すのでしょうか。

自分名字愛着がある人もいると思うから

アイデンティティを守りたいということですね。

とても大事なことです。


賛成派は不便の解消やアイデンティティを守ることが目的と言えます


反対派の理由です。

「別の名字にすると、家族の絆や一体感が弱まるから」36%

「別の名字にすると、子どもに好ましくない影響を与えるから」26%

根拠はないでしょうが保守派というのはそういうものです。

他人の家の一体感やお子さんがどうなろうとどうでもいい気もしないでもありません。

これらの理由お気持ちであり、アイデンティティの現れと言えるでしょう。

「別の名字にすると、まわりの人が混乱するから」18%

妥当懸念事項です。

夫婦が同じ姓であることを前提にしたオペレーションシステムが多くの企業役所存在しており、別姓による混乱はY2K問題想像させます

旧姓のまま使える機会が増えているから」が12

実質、別姓でいられるということですね。

しかしながら、個人情報の扱いがどんどんと厳しくなっている時代に、旧姓が使える範囲を広げていくことは難しそうです。


反対の理由アイデンティティを守ること、制度変更による混乱への懸念です。


ここまでが選択夫婦別姓について賛成/反対の理由を紹介して来ましたが、いかがでしょう。

私は賛成派の最大の理由選択肢が多いほうがいいから」が、無責任に思えてなりません。

国会で「選択肢が多いほうがいいか選択夫婦別姓を実現しよう」と言う政治家を支持できますか?

私にはできません。

NHK調査の賛成62%という数字を元に「選択夫婦別姓の賛成派が多い」と判断することは早計でしょう。

賛成派は強く実現を望む人と消極的な多くの人で構成されているのです。

賛成62%のうち56%は「選択肢が多いほうがいいから」=全体の35%が消極的賛成派です。

積極的な賛成派は、62%ー35%=27%です。

制度変更のコスト日本行政企業全体でどの程度になるかわかりませんが、消極的賛成派のどの程度がコストに見合うと考えてくれるでしょうか。


一方で反対派は積極的に反対しています

反対派は夫婦同姓を日本制度として残すことをアイデンティティの一部として感じています

お気持ちです。

彼らは全体の27%です。

奇しくも積極的な賛成派と同じ数です。


反対派は現制度の保持を求めるだけなので、立場が強いです。

制度を変更しようとする側は、現制度を変更するための道理メリット提示して、反対派を説き伏せなければいけません。

民主主義多数決混同しているバカ以外は、議論を重ねて反対派の取り崩しを行うことが必要であるとを理解しているでしょう。

物事を変えるというのは大変なのです。

例えば、自由民主党憲法改正目的として自由党民主党合併したにも関わらず、未だ実現できていません。ゴミカス政党です。

長く政権を担ってきた自民党ですら、この体たらくです。


どうすれば、反対派を取り崩せるでしょうか。

まずはお気持ちに寄り添うことです。

他人のことに口を出すな」「反対する理由理解できない」「家族の絆が弱くなるわけない」「反対するやつは老害」。

例えば、このような意見を反対派を読んで「その通りや、反対派はクズや!」などと感じるでしょうか。

そんなわけがありませんよね。

お気持ちに触れず、彼らを説得するための材料を用意しなければなりません。


実は賛成派には時間がないと私は考えています

夫婦同姓のデメリットであるキャリアへの影響や名義変更手続きコストなどは問題にならなくなる可能性が高いです。

よく例に出される「論文の著者名が変わってしまう」などはAIサポートにより消え去るでしょう。

名義変更手続きマイナンバーカード活用で減っていくでしょう。

技術進歩で不便が減っていきます

不便が減っても、積極的な賛成派が減らずに済むでしょうか。

※反対派は70代以上に多いので彼らが亡くなったら反対派がいなくなると考えている人もいるでしょうが、人は年齢を重ねると保守的になるので、あまり期待しないほうがよいです


選択夫婦別姓戸籍にも手をいれる必要があり、一筋縄いかない問題を多数孕んでいる可能性もあります

実現を本気で望むなら、各論しか議論していない現状から脱して、洗い出した問題点とその解決方法提示するべきでしょう。

私の目には、選択夫婦別姓議論入口にすらたどり着いていないように見えます

逆に言えば、野党の力量の見せどころと言えます

国民の多数が賛成にも関わらず手がつけられていない課題は希少です。

官僚の力を借りずにこのような大きな制度変更を設計してみせれば、有権者がその力量を高く評価することは間違いありません。

現実的な叩き台が出て来た時が、選択夫婦別姓実現の始まりです。

ただのアピールではなく、本気で選択夫婦別姓の実現に取り組むことを野党各党に望みます


データは下記のサイトを参考にしています

選択夫婦別姓」賛成が62% 反対は27%にNHK世論調査

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240501/k10014437371000.html

Permalink |記事への反応(0) | 18:31

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2025-01-23

anond:20250123175127

プロンプト

経営層の問題を話し合う会議の議題に、各論の詳細がないと言う事でクレームを付ける人がいます。彼に、それはレイヤーが異り、経営層の問題解決するには関係が無いため敢えて抜いているのだ、と言う事を理解してもらうために、分かりやすい例を示して説明して下さい。

結果

その方に「レイヤーの違い」を理解してもらうために、以下のような例え話を使うと良いでしょう。

🍔ハンバーガーショップ経営レシピの違い
1.経営者の視点経営層の議題)

ハンバーガーチェーンの社長役員が話し合うのは、

✅ どの地域に新店舗を出すべきか?

原材料費が高騰しているが、価格を調整すべきか?

ブランドイメージをどう強化するか?

こういった 「経営の大きな方向性」 です。

2.調理担当視点各論の詳細)

一方、キッチンで働く人にとっては、

✅ パティを何秒焼くのがベストか?

ソースを何グラム塗るべきか?

✅ 注文が増えたときオペレーションをどうするか?

といった 「現場の具体的なルール」 が重要です。

なぜ経営会議調理の細かい話をしないのか?

経営層の会議で「パティは何秒焼くべきか?」という話をしても、経営意思決定には関係ありません。

経営層が考えるべきは「おいしいバーガー提供するための戦略投資」であり、「調理の具体的な手順」は現場レベル判断 に任せるべきだからです。

まり経営層の会議では 「戦略レイヤー」 の議論を行い、

現場の細かい手順は 「オペレーションレイヤー」 で決めるべきものです。

レイヤーを混ぜてしまうと、話がまとまらなくなり、本来課題解決ができなくなります

あなたクレームは「レイヤーミス」かもしれない

「なぜこの会議で具体的な詳細がないのか?」というクレームは、

ちょうど社長に向かって「ハンバーガーレシピもっと詳しく決めてください!」と迫るようなもの です。

しかし、社長がそのレベルの話をすると、経営の大きな方針を決める時間が無くなってしまます

からこそ、経営層の会議では あえて細かい話を抜いて、大きな方向性を決めているのです。

このように、ハンバーガーショップ経営現場業務を例に出すと、

経営層の議題では各論をあえて扱わない理由」が理解やすくなるでしょう。

Permalink |記事への反応(0) | 17:59

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anond:20250123172530

全然わかってねーな。まず現場レベルの話っていうのを一般各論っていうんだよ。

で、不祥事で客がクオリティとは関係の無い話で一斉に仕事を引き上げているという時に、各論の話から始めてなんとかなるわけねーだろ。

コンテンツ作成能力を強化しますので引き上げないで下さい、って関係ねえだろそれ。

Permalink |記事への反応(1) | 17:39

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anond:20250123172349

各論じゃなくて、現場レベルの話と言えよ。そこが抜けてるっつーの

 

たぶん計画の内容とかやってる経過見たら、現場のやつ優秀な奴から抜けるぜ

で、帳簿は良くなっても、その後が駄目でおわりよ

Permalink |記事への反応(2) | 17:25

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anond:20250123170156

経営レベルの話をしているときにいきなり各論を言い出すタイプか、お前。増田はいいけど仕事学校ではやるなよそれ。

Permalink |記事への反応(1) | 17:23

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2025-01-20

夫婦別姓話題になると、必ず「選択なのだからどっちを選ぶも自由なんだよ、ただ選択肢が増えるだけ」てブコメがついてスター集めてるけど、本当?

夫婦別姓話題になると、必ず「選択なのだからどっちを選ぶも自由なんだよ、ただ選択肢が増えるだけ」てブコメがついてスター集めてるけど、本当に?

本当に夫婦別姓選択制が導入されたら、同性を選択した人も当事者自由行使として認めるの?

そうは思えないんだよなぁ…

 

という増田を以前に書いたところ、(https://anond.hatelabo.jp/20241101093644

はてブでは「そんなことない!他人結婚になんて口を出さない!」と否定するブコメが多数ついたけど、

それは「総論賛成、各論反対」の玉虫色理想論にすぎず、

個別具体的な事例を提示されると「他人結婚に口を出す」(それどころか他人結婚生活を何ら根拠証拠なくDV犯罪扱いする)ブコメだらけになってるのを先日にもまた見て、

やっぱり君たちに個人自由を認め、多様性を認めるのは無理だよね、夫婦別姓に対しても具体的な事例が出れば同じことになるよね、と思いを強くした。

 

前回とりあげたのは、「男性年上、女性年下の年下婚」に対して、女性の側から男性に猛アタックして結婚したという話なのに「男によるグルーミングだ」と何ら根拠なく邪推して「気持ち悪い」と他人の祝事にゲロを吐きかけるブコメスターを集めてトップブコメになってたという余りにも酷いはてブの反応(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/articles/-/66993)に対するものだったが、

今回は多産の記事に対するブコメ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/779550171e286442f542b2937b88678835a5c901

 

当事者同士が納得のうえで選んだ道で、わざわざ夫婦で公開前提で取材を受け事情を明らかにしてるのに、

「多産DVだ」「グロテスク」「チンチン以外の甲斐性がゼロ下半身だけ魅力的な父が性欲に飽かせてバンバン餓鬼作る」

他人結婚生活を口汚く誹謗中傷するブコメスターを集めて上位になってる。

 

これらの邪推には何ら根拠はない。

しろDVならこんな取材は受けないだろうし、記事を読めば取材者が「これはDVだ、グロテスクだ、男が性欲に飽かせて女に多産を強いている」という先入観(願望)ありきで取材して記事を作っているのが明らかだが、

取材の中でDVにつながるような情報はまったく出てきていない。

それなら「これは夫婦納得のうえで、両性の希望としてこういう夫婦生活を送ってるのだな」と考えたほうが自然だが、とにかく「男は加害者女性はその被害者」の先入観、そうあってほしいという願望にまみれた偏見で、他人結婚に口を出すブコメだらけになっている。

そんな君たちが、夫婦別姓に対してだけは「他人結婚での選択に口なんて出さない。夫婦同姓を選ぼうが自由だ」 なんて絶対にならないよね。 

有名人結婚しました、夫婦同姓を選び、妻が改姓して夫の姓になりました」てニュースが流れたとき

今「どっちを選ぶも自由」と言ってるブクマカはじめ別姓選択制を主張してる方々が、「結婚おめでとう!」とだけ言って笑顔で祝えるはずがない。

これまで通り「男は加害者女性はその被害者」の先入観、そうあってほしいという願望にまみれた偏見をもとに、

気持ち悪い」「グロテスク」「夫が妻に変えさせたのだろう、最低」「夫の姓に改姓する〇〇(妻)さんに失望した」「著名人なのだからファンや周囲への影響力を考えて選択してほしい」「古臭い考えの人だったんだね。ファンやめるわ」「意識アップデートしろ!」

自由を認めずに批判する声が集まるのが目に見えてる。

 

え?「選ぶも自由批判自由だって詭弁をいうなよ。相手に見えるように批判してる時点で、それは相手自由を認めてない、相手自分の望む通りの行動をさせたいって欲望だよ。

ほんと、「選択なのだからどっちを選ぶも自由」がまったく信用できなんだよね、いまの言動を見てると。信頼性が全く無い。

Permalink |記事への反応(38) | 09:35

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2025-01-10

anond:20250110185340

結局は各論を説得できる材料ないなら考慮するに値しない意見の一つでしか無いんだよな

Permalink |記事への反応(1) | 19:24

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総論賛成各論反対だから総論のままにしておきたい

減税します→賛成

地方財政から金を召し上げます地方から反対

国債発行して借金します→財政健全化連中から反対

○○を見直します→○○族から反対

(例:ハコモノ道路防衛

こんな感じになって、議論をしているうちにだんだん各論反対が増えてって、その各論で反対に回った人たちが終結するとだいたい負ける。

から各論にならない用にコントロールするため、敢えて財源の話をしていないのだと思う。


自民党は党内に各論で反対する勢力利権代表して調整できる人がいるので、そいつらをあつめて先に決めて整理してから総論としてまとめる能力があるが、国民民主党はその戦略はとれない。

立憲民主党地方議員などからたたき上げてきた議員がいて、地域代表していると言えるような議員ちゃんといて多様性があるが、国民民主党話題になって一発勝負玉木雄一郎コピーみたいな人しかいないから難しいんだよな。

実務能力が無い。カテゴリとしては共産れいわと同じ、特定利権イデオロギーに特化した政党の一つだと思われる。

Permalink |記事への反応(1) | 18:53

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anond:20250110172857

ちなみに今の民意は「いつかはできるといいですね。応援していますよ」が一番近くで、聞かれると賛成と言うけど、具体的な予算や行動は反対ってかんじだけどな。

総論賛成、各論反対。

Permalink |記事への反応(0) | 17:30

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2024-12-06

anond:20241128040941

根源的にアンチ対象ファンだと思うよ。

他の人はどうか知らないけど俺が絵畜生嫌いなのファンが嫌いだからだし。

各論でここが気にいらないを列挙するのは難しくないけどそれらに通底する何かがわかんないし言語化するの難しいけどお前みたいに自分マジョリティだと思い込んでるところが嫌いかな。

あと普通にかかわらないだけならなんも困らないか別にどんなにキモくてもかまわないんだけど自分の興味関心の範囲にはみ出してきて回避不能状態なのが困るのはある。

そしてその現状に対してやっぱ「絵畜生は人気なんだなあ。」って勘違いする豚にムカつくわ。

Permalink |記事への反応(0) | 19:27

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