
はてなキーワード:印税とは
「売れた理由が分からない」と言われることもあるが、実際には時代背景、実話の共感性、有線放送やメディア露出、印象的なメロディと歌詞、そしてアーティストの地道な活動が複合的にヒットを生み出した。
雨穴・梨・背筋・澤村伊智、全員小説を買ったことがある。おうみは気になってたけど結局買ってなかった。大森時生のコンテンツも見てる。
ホラー好きで漫画も読むしアニメも見るしゲームもする。好きなアーティストもいる。映画やドラマも見る。
それと同じように広義の「創作物」のひとつだと思ってるからバラエティ番組や漫才やコントも大好き。
だから今回の件は好きな界隈が燃えていて残念に思うと同時にちょっとざまあという気持ちがある。
おうみの件もそうだけど「いちばん美味しいゴミだけ食べさせて」が燃えた件もずっとアーティスト・俳優・芸人といった三次元界隈の人間がやられてきたことなんだよね。
昔のインタビュー記事・テレビ番組を引っ張り出してきてタレントを叩く→過去に差別的なツイートをしていたことを引っ張り出してツイッタラー作家を叩く
深夜放送の番組内の下世話な発言が書き起こされてYahoo記事に載り、深夜放送ということを把握していない人たちが「ゴールデンタイムに老若男女に向けて大々的に見せつけた」と勘違いして「子どもへの悪影響が!」などと叩く→Steamのインディーゲームの宣伝記事が大手企業アカウントに取り上げられ、Steamのインディーゲームがどういう位置づけの作品なのか知らない人たちが「Switchで発売されようとしている」 「任天堂がマリオやスプラと一緒に大々的に宣伝した」と勘違いして「子どもへの悪影響が!」 「差別が!」と叩く
タレントがやられてきたことがこれからどんどん二次元クリエイターに適用されるようになっていくよ。
芸能畑の人間が燃やされた時に、こんな奴らに品行方正さを求めるのはやめようとか、見出しで釣ろうとする恣意的なコタツ記事に惑わされるのはやめようとか、そういうことをしてこなかったどころか「こんな奴らどうでもいい、潰れとけw」とキャンセルカルチャーに加担してきたツケを支払う順番がやってきた。
商業作家になる前から同じTwitterアカウントを使い続けているカクヨム発の作家だとか、
昔の声優ラジオとか、アニメディア・アニメージュのスタッフインタビューとか、二次元オタクの好きな人たちの過去の発言が掘り返されて今の価値観で測られて燃えていくのはこれからどんどん増えていくだろう。
そして自分のSNSでは公的な立場としての発言のみしか許可されず、露悪的な5chノリを出すと糾弾される。
え?なんで?私は/俺は普通の人間なのに?たかがネット発の新人創作者がなんでお行儀よくしてなきゃいけないの?なんでそんなもの求められなきゃいけないの?
それだってミュージシャンや芸人がずっと言ってきたことだよ。印税もらってるプロのくせに何で自分たちは逃れられると思ったの?
オモコロも星野源とコラボしたり雨穴やみくのしんの本がヒットしたりして大きなコンテンツになってきているのに、つい最近の動画では、セブンで買ったせんべいをボロクソにこき下ろしててびっくりした。
増田の言うようにいつまでも内輪ノリ。自分の立ち位置がどういうものかとか自分の発言に対する責任だとか世間に対する意識が薄い。
本当なら「深夜番組/Steamなんだし露悪とかも好きに表現すればいいじゃん」 「たかがタレント/クリエイターに人間性なんか求めるなよ」という風潮になっていくのが理想だけど
今はネット民が一方的に前者だけ燃やして後者だけ庇いだてして正義ぶってる気持ちの悪い状況になってるからどっちも燃えていいよ。
図書館が作家の利益を損ねているという事実はない。
何故なら本の販売は元来儲からないものだからだ。
出版される新刊の九割以上は赤字で、人気がある作品の利益で赤字分を埋める構造になっている。
なぜ赤字の本を売るのかというと「どれがウケるかは売るまでわからない」から。
どれが売れてどれが売れないかが事前にわかるなら苦労はない。
色々と出してみてどれかがアタリという確率の商売なんだよ。
「最悪の場合でも図書館だけは買ってくれる」という最低保証によって最低の作家にも一応の印税が入ってくる (出版社としては利益にはなってない) 仕組みが維持されているので作家にとって図書館はセーフティネットとして無くてはならないものだ。
作家は「図書館で借りて読みました」ってリプに怒らないでほしい
借りた人は代金を税金で支払っており印税はちゃんと作家に入ってる
わざわざ伏せたりしなきゃいけない行為ではない
誰でも知識教養創作に触れられる図書館は文化を支える大事な仕組み
裾野が広くないと山頂は高くならない〜の例えのように図書館で読書に触れる人を増やすことは文化の発展に寄与する
一番引っかかるのはここ
お金を払えば先に読めるけどSNSに感想が溢れるのは無料化したタイミング
その作品/作家を知る入口として図書館は重要だけど、知ったなら次からは買えや
日本全国の図書館の数はおおよそ3,300館、あり得ない仮定だが全館が購入したとしても3,300部の売上にしかならない
1500円の本で印税率が10%(これも今では理想に近いライン)として、作家に入るのは50万弱ちょっとだ
食っていける額だと思うか? 思わんだろう?
図書館で読んでツマンネと思ったなら、べつに協力する義理はない
でも面白いと思ったなら、その作品の続きや、作者の別な作品が読みたいと思ったのなら、”次”は買うべきだ
俺のような貧乏人でも週に1冊本が読める。
だが作家に「図書館で借りて読んだ」というと苦言を呈する者もいる。
だいたいの反応は「借りてもいいがそれを言う必要はない」だ。
考えてみるとなかなか面白い。「図書館で借りるな」と言っても良さそうなものだが、それを言うと角が立つと考えているのか奥歯に物が挟まった言い方をしている。
図書館は文化の発展に寄与するのに対し、作家が図書館で借りられたくないのは自分の印税のためだけなので利己的と見られてしまうのを危惧するのももっともだ。
その理由は、貧乏人でも本に触れる権利があることをアピールしたいからだ。
新刊が出ても図書館の存在を知らず金がなくて諦めている人もいるかもしれないが、そんな人たちの力になり、文化の発展に寄与したい。
リプされたくないのであれば作家が「図書館でも読めます」と言ってくれればいい。わざわざ俺が書く必要がなくなる。
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