
はてなキーワード:区分とは
「男のこういうところは嫌いだけど、男にしかない自分が求めるものもある。トータルでは好きな男にも男一般に散見される嫌いな部分はある」という状態はそんなに矛盾した話でもないような気がするんだけど。
おれは女が好きなんだけど、たぶんこれは大雑把な物言いで正確ではないんだよね。
例えば「映画が好き」な人にも、好きな映画と嫌いな映画だったら嫌いな映画(つまらない映画)の方がたくさんある人って全然いるも思うんだよ。
本当は「◯◯な映画が好き」「✕✕な映画は嫌い」っていう、より細かい区分があるんだけど、それを正確に認識せずに、人生におけるトータルな映画体験としては、映画鑑賞によって得られた快が大きいから「映画が好き」ってなんとなく思ってるだけで。
自分の話になってしまうけど、おれは一時的に世のニュースを追うのを止めてたことがあってさ。
その理由は、昨今のニュースって世の中に対するネガティブな情報に溢れてるからなんだよ。ネガティブな情報にばかり接してたら気分が暗くなるじゃん。
でも、そのニュースの多く(「どこどこで殺人がありました」とか「どこどこで詐欺が横行してます」とか)は、自分の身近で起こってないんだよね。もっとはっきり言えばおれの人生にはほぼ関係ないし、影響しない。
おれの手の届くフィジカルな世界はそんなに悪くないのに、自分とおよそ関係ないどこか遠くの悪い出来事に心を蝕まれるのって、マジで不毛だなと思ったんだよ。
元増田にもそれと若干近いことが言える気がしていて、世の中全体をくまなく見渡せばどうしようもないことする男は一杯いてさ。特にSNSなんかそういう情報に溢れてるわけだから。
でも元増田の身の回りには、それよりはマシな男しかいないはずだし(付き合う人間は選べるわけだから)、自分と本来1ミリも関わりがないクソ男の話に憤慨して「男嫌い」という認識を刷り込まれることは君を幸せにしないと思うんだよな。
身近な人のことだけ見てたら、「男はこういう良くないところがある」ぐらいで済ませられる情動なんじゃないかな。
人間の脳は、自分が接してる人間から得られる情報とSNSみたいな本当は自分とは関係ない情報を正確に区別できるほど賢くないから。
だから、万バズみたいなそれで飯食える人間以外には何の意味もないことにみんな一喜一憂するし、叩かれたら落ち込む。
でもそれらって本当は全部気にすることないんだよね。
今日2025/10/12、IPAが実施している情報処理技術者試験の秋の試験が実施された。
先日、応用情報と高度区分の試験について、CBT化されることが発表されている
https://www.ipa.go.jp/shiken/2026/ap_koudo_sc-cbt.html
CBT化の実施は来春からであり、つまり今回が、試験会場にみんな集まって一斉受験する最後の機会であったのだ.
今までの一斉試験では、今回はどんなテーマが来るか、掲示板やXで予想を立てたり
試験後に、「この選択問題は難しかった」「今年はクソ問」などと感想を述べたり
自分の解答を晒して、「これは間違ってる」「この解釈はどうなんだ?」と問題の中身を議論し合うのが恒例であった。
なぜなら、CBT化すると、問題の内容を公の場で発言することができなくなるからだ。
今回のCBT化では、いつでも自由に受けられるようになるわけではなく
複数日の日程の中から1日を選択し、テストセンターに行って各自バラバラの日時で受けることになる。
そのため、試験問題は全員同じものになるか、何パターンか用意されるのか公表されていないが
先に受けた人の話を聞いて受験するといった問題流出を防ぐため、問題の内容に関わることを言えなくなる.
試験問題を話題にして、多数の人間が一斉に話すという、試験後のお祭りという文化が失われるのだ。
この変化は、先にCBT化した基本情報技術者試験でも起こったことだ。
また、これは俺の個人的な楽しみだったのだが
証明写真機で作成して余った写真を保存していくと、自分の見た目がどんなふうに変わっていったのかが、定点観測のように可視化されるのだ
太ったり痩せたり、髪の毛が減っていく様など、これが感慨深かった
テストセンター受験になると、写真付き身分証で本人確認が行われると思われ
CBT化の裏で、情報処理技術者試験という、年1回(or2回)のお祭りがなくなるのを少し寂しく思いつつ
前提
総務省(人口推計)の2024年10月1日現在の推計値を使います(総人口123,802,000 人)。下位区分は報告値(0–14, 15–64, 65+)を利用して20 歳未満を推定しました。
すべての20歳以上の人が毎月100 円を均等に払う(未払い・事務費・税・利子・インフレは無視)。
使った統計(要点)
総人口 =123,802,000 人(2024/10/1 時点)。
「0–14 歳」= 13,830,000 人、 「15–64 歳」= 73,728,000 人(出典の報告要約より)。
計算手順(要点)
まず 15–64 を10 個の 5 年区切り(15–19,20–24,...60–64)とみなして、15–19 の人数 を推定:
73,728,000 ÷10 = 7,372,800 人(推定)。
したがって 0–19 = 13,830,000 + 7,372,800 = 21,202,800 人(推定)。
よって20 歳以上の人数 = 総人口 − 0–19 =123,802,000 − 21,202,800 =102,599,200 人(約1.02599×10^8 人)。
1 人あたりの年間徴収額 =100 円 ×12 = 1,200 円/年。
年間の総徴収額 = 1,200 ×102,599,200 =123,119,040,000 円(約 1,231.19 億円)。
1 回の賞金は10,000,000 円(=1000 万円)なので、年間に配れる人数(満額で) = 総徴収額 ÷10,000,000 =12311.904 人。
→ 満額(1000万円)を**丸ごと支給できる人数(整数)**は12,311 人/年(端数は切り捨て)。
これを 60 年続けると、12,311 × 60 = 738,660 人 に1000 万円を支給できます。(端数込みの理論値は12311.904 × 60 = 738,714.24 人分に相当)
結果(まとめ)
年間に満額(1000万円)を支給できる人数(整数) =12,311 人/年。
60 年続けた合計(整数換算) = 738,660 人 に1000 万円を給付できます。
(理論上、端数を分配可能なら)年間約12,311.9 人分、60年で 約738,714.2 人分 の資金に相当します。
上の計算は「人口が一定」「全員支払う」「事務費ゼロ」「インフレ・利子無視」の単純モデルです。実際は未払、事務コスト、税、インフレ、人口変動(少子高齢化)を考慮すると結果は変わります。
年ごとの人口データを正確に使えば(15–19 の実数値を直接参照すれば)微差が出ます。正確な年別単年年齢データが必要なら、総務省の「年齢各歳別人口」表の該当行を参照して精密に再計算できます。
必要なら、総務省の単年齢表から 15–19 の実数値を拾って再計算して正確な値で出しますが、そのままこの仮定で良ければ上の答えで確定です。どちらがよいですか?
「ぶっちゃけ日本のIT技術者のレベルが元々低いだけ」論、読んだけど、雑に日本叩き→雑に海外持ち上げの“気持ちよさ”に全振りしてて、論としては穴だらけだよ。順に潰す。
“発明”って規格?論文?OSS?製品?この区別を曖昧にして「思い浮かばない=ない」をやるのは主観の事実化。
反例を淡々と置く(全部2010年代以降の「世界で通る」技術・成果):
HTTP/3 / QUIC系仕様・QPACKの主要貢献者のひとりは日本人エンジニア(例:Kazuho Oku)。IETFのRFCはまさに“世界標準”。「世界で通用」どころか世界の土台。
Chainer / CuPy(Preferred Networks)は動的計算グラフ系フレームワークの先行例。PyTorch隆盛の流れに技術的影響を与えた。CuPyはいまも広く使われてる。
ソニーのCMOSイメージセンサは世界シェア筆頭。これは“ハード”に見えて、設計・製造・信号処理・ツール群までソフトの塊。スマホのカメラ品質=AI前処理の土台。
日本人が中心メンテに関与した高性能HTTPサーバ(H2O等)はCDNや低レイテンシ配信に採用例多数。
産業用ロボット(FANUC、安川)周辺の制御・通信・ツールチェーンは世界の現場で常用。表に出にくいB2B領域は“見えないだけ”。
「LINEが~」みたいなB2Cの派手さだけが“発明”じゃない。基盤を握るのは地味仕事。あなたが気づかない=存在しない、ではない。
Winny/一太郎/CD-ROM/MIDIを“国民的知名度”で持ち上げて、以後は「思い浮かばない」って、知名度=技術力の誤用。
2000年代以降、ITは不可視化(クラウド、プロトコル、ライブラリ、半導体、サプライチェーン)へシフト。見えないところほど難しくなった。派手なガジェットが減ったからレベル低下、ではない。
問題領域で言語は変える。Webは「5歳児でも」動かせる?今のWebは、
CD/CI、IaC、K8s、SRE、ゼロトラスト、分散トレーシング、暗号化、フロントの再レンダリング戦略……
これらを運用で落とさないのが本番。Cが偉い/Webが軽い、は90年代の教養で止まってる。
起業に国の試験?それ、フィルタにはなるけどイノベーションの十分条件じゃない。
トップダウンは国家プロジェクトやインフラ敷設には強い。しかし、
分野で強弱は揺れる。制度の一軸で「勝ち負け」を断ずるのは幼い。
それ、犯罪としてのサイバー強盗の話でしょ。規制準拠の金融基盤と国ぐるみのハッキングを同じ土俵で比べるのは、
「百メートル走で銃使えば最速」って言ってるのと同じ。比較の土俵設定から破綻。
日本のITが伸び悩んだ要因は複合要因:内需の構造、調達・多重下請け、英語コミュニケーション、ストック報酬の弱さ、エクイティ文化、大学と産業の距離、IPO市場の質、人口動態、為替…
これを全部「技術者のレベル低い」で片付けると、説明力を失う。制度と資本設計の問題は制度と資本で解くのが筋。
「勝ってる」を“B2Cでバズるアプリ”だけに限定するから見落とす。
最後に一個だけ。
判決日:2025年4月16日、英国最高裁は全会一致(5‑0)で判決を下しました
争点:「For WomenScotland 対スコットランド政府」訴訟において、公共機関の女性割合にトランス女性(性別認識証明書を持つ者)を含めることがEqualityAct 2010に反すると判断。
→最高裁は、「法律上の『woman』は生物学的に女性と認定された人物に限られる」と明言し、性認識証明書は法的性別の分類には影響しないと決定しました
トランス女性は法的に女性とは扱われず、特に女性専用スペース(病棟、トイレ、更衣室など)へのアクセスが制限される可能性があります
NHS等の公共施設でも法的な男女区分が強化され、性別認識証明書を持つトランス女性が女性として扱われない例がニュースでも報道されています
労働党のキア・スターマー首相は「女性とは生物学的な成人女性であり、今回の判決が法的にそれを明確にした」として、判決を歓迎しました。また、同様に平等担当大臣ブリジット・フィリップソンも「判決は明確性と自信をもたらす」と評価し、女性専用スペースの法的保護を支持しました
訴訟を主導したFor WomenScotlandや支援団体Sex Mattersは、「EqualityActにおける“sex”は生物学的現実を反映する」として判決を受け入れています。Sex Mattersの代表であるマヤ・フォースタター氏は、「性別という保護された属性は書類ではなく現実に基づく」と述べました。また、彼らが実施したYouGov調査では国民の多数が判決に賛意を示しており、社会的支持も示されています
Equality andHuman Rights Commission(EHRC) や司法専門家は、本判決がEqualityActの解釈上のあいまいさを解消し、サービス提供者や企業に対して明確な基準を示したとして、有用であると評価されています
◎世論の支持
国民意識調査によれば、59%が「トランス女性は法律上女性ではない」と同意しており、多くが公共施設やスポーツにおいて区別を支持していると回答しています。
作家J.K.ローリング氏はSNSで「TERFVEデー」などと表現し、本判決を「女性の権利を守る勝利」と称賛しました。彼女もFor WomenScotlandを支援しており、今回の判決には強く共感を示しています
かつて、衣食住に満ち足りた生活がどんなものなのかをほとんどの人が知らなかった。
かつて、海の向こうにはどんな世界が広がっているのか、ということをほとんどの人が知らなかった。
今、我々は衣食住に満ち足りた生活をしている。
今、我々は海の向こうにどんな世界が広がっているのかを知っている。
否、途方もない退屈だ。
朝起きる。
朝食をとる。
電車に乗る。
職場につく。
パソコンを立ち上げる。
窓口に人が来る。
審査会をする。
通知書を発行する。
帰宅する。
夕食を食べる。
YouTubeを見る。
寝る。
中学時代は数学が得意で、高校一年時の数学1Aもなんとかついていったのだが。
数学を担当していた教師は定年の年齢を過ぎた嘱託の教師だった。
彼の教育方針は、教科書、ノートを閉じさせ、とにかく黒板に集中させるというものだった。
聞き取れないくらいの大声で解説をしながら、汚くて読めない文字で黒板に数式や解説を書いた。
あまりにも量が多く、読み取るのも困難な小さい文字で問題がびっしり書いてあり、裏表100問。
それが1日あたり5枚。
課題を忘れたり、終わっていなかったり、授業中に黒板以外に一瞬でも目線を外した生徒が1人でもいた場合、授業はストップされ残りの授業時間は全て当該生徒への説教で終わる。
そして、分からないところを休み時間に聞こうものならば「俺の授業聞いてなかったのか?おめえはよ!!ああ⁈」と胸ぐらを掴んで恫喝を始める。
私は完全に数学へのやる気を失った。
そして、自分で予習復習しようにも、大量の課題に追われて手がつかない。
回答が合っているか合っていないかは関係なく、丸つけをすることもなかったので、とにかく翌日怒られないために「形だけ仕上げる」ことに放課後の時間が割かれた。
その教師は私たちの学年のみを二年間担当して完全に定年退職した。
私たちの学年は国立大学、理系大学進学率がガクッと下がり、地元駅弁でさえほとんど合格しなかった。
そして、当該教師が担当しなかった一個下の代から国立大学、理科学部、医学部への進学者数が復活した。
私たちは数学プリントが廃止された高校3年の夏休みから受験勉強に取り組むことができた。
私がSTEMに携われないことが決まった瞬間だった。
STEMは現代社会に唯一残された「未知の世界を探索することができる分野」である。
あの教師にさえ教わらなければ。
https://anond.hatelabo.jp/20250922182036 「発狂」の語を8回使用
https://anond.hatelabo.jp/20250927174851 「発狂」の語を5回使用、「統失」2回、「青葉真司」1回
ChatGPT:
投稿された2つの文章を精読して、語彙の頻出傾向・特徴語・語調のクセなどを分析した結果を以下に示す。ただしサンプルは限定的なので、あくまで仮説・傾向にすぎない。
・「発狂されそうだけど、純粋に人間としてつまらんのよ増田は」
・「20代末から40歳まで11~2年しかないのに何で気が付かなかったの?」
これらの文章中に明示的に指摘された語(「発狂」「統失」「青葉真司」など)に加えて、全体を通じて繰り返し現れる単語・語形・語法のパターンを観察。
発生頻度や文脈上目立つ語・語彙を抽出し、それをもとに語用傾向を整理。
顕著な語彙の傾向・パターン
以下に、この投稿者がしばしば用いる(または目立たせようとする)語彙の特徴を挙げる。
強い感情・衝動表現発狂/発狂されそう/狂う 「発狂されそう」
精神的な破綻・極端な心理状態を表す語を衝撃的に使う傾向。強い非難や苛立ちを誇張する効果あり。
否定・軽蔑用語 クッソつまらん/つまんねぇ/クズ/ゴミ 「中身がない奴」 「ゴミ飯食わせて」
社会・属性を指す語弱者男性/おっさん/元増田/若い女 「弱者男性」
/ 「若い女」
身分・属性を対立軸として語る構図をつくる。自己と他者を属性で区分して批判・分析する意図を感じさせる。
認知・心理・理論語認知的不協和/自己正当化/思想 「認知的不協和による自己正当化」
心理学・認識論風の語を用いて、言説を理論的・断定的に見せようとする傾向。
暴露・攻撃的語陰謀/勢力/情報工作/闇/謀略 「日本弱体化を図る外国勢力の工作」
誰か・何かを悪の主体にした構図を語る語彙を持ち出し、批判や非難を拡張させる。
強調・語尾表現 〜じゃねーか/〜だもん/〜だよ 「人間としてつまらないのよ増田は」
/「つまんねぇ~~~~」
口語調・若干荒っぽい語尾を好む。「~だよ」「~だもん」「~じゃねーか」など、語りかけ・説得調を強める形式。
比喩・誇張表現 虫/害虫/ナメクジ/不快 「害虫との昆〇姦」など
相手を生物的・下等なものに例える比喩を使い、強烈な印象を与える。
二項対立・階層語 上/下/以上/以下/未満 「人間以下」「ゴミ以下よりゴミ未満」
階層を語ることで他者を位置づける。「未満」「以下」などの比較級表現も目立つ。
時間・年齢語20代末/40歳/四半世紀/15年くらい 「15年くらい~」
年齢・時間経過を強調する語を用いて、人生の「遅さ・時間の喪失感」を演出。
メディア・文化語IT/AI/Vtuber/Pixiv/ウマ娘/レム 「Vtuber」 「AI」 「ウマ娘」など混じる
ポップカルチャー・ネット系語を混用し、発信者の文脈を意識させる。
上記の表は例示であり、これ以外にも文脈的に多用・目立つ語はいくつもあるが、特に目についたものを列挙している。
語彙の単独使用以上に、語彙をどう「使っているか」にも特徴がある。以下、語用スタイル・文体傾向を挙げる。
語彙を使って「われ(=筆者または同類)対あいつら(対象)」という構図を立てることが多い。「弱者男性 vs若い女/増田」など、二項対立を言語的に作って、議論や非難を正当化しようとする印象がある。
誇張・極端化
語彙の選び方・修辞(「発狂」「狂う」「害虫」など)において、常に中間や穏当さを避け、強い表現を多用。「〜されそう」「クッソ」「ギャーギャー」など、多重強調が頻出。
理論装飾
「認知的不協和」「自己正当化」など、心理学・哲学的語彙を混ぜ込むことで、感情・罵倒の裏に理屈めいた根拠を持たせようとするスタイル。
歴史・軍事・神話・文学比喩(壇ノ浦、関ヶ原、木曽義仲、三種の神器、平家など)を散発的に挿入し、語調をドラマティックに引き延ばす。
語尾/語調カジュアル性
口語調を交え、語尾に「〜だよ」「〜だもん」「〜じゃねーか」などを用いて語り口を砕く。ただしその砕き方にも粗雑さと罵倒性を残す。
「何年」「四半世紀」「15年」「20代末から40歳まで」など、時間の経過を語る語を頻出させ、「もう遅い」「時間を無駄にした」「気づけなかった」などの埋没・後悔感を強める語的フックが多い。
「俺は」「俺もそう思う」「思い返せば」など、語り手自身を主語に据える語を挟むことで、感情の発露・主観性を前面に出す。
相手を「ゴミ」「虫」「害虫」「不快」「ナメクジ」「クズ」など、複数の階層の蔑称を駆使して階層低下させる。これにより、攻撃性を保ちつつ語の変化で読者を揺さぶる。
「発狂/狂う」:精神状態を極端に揺さぶる語彙で、怒り・崩壊・破壊のイメージを伴う。定型的に登場し、感情の起伏を際立たせたいときに使われている。
「弱者男性」:属性語として非常に象徴的。自らを含むグループを対象化し、語る軸に据えている語。
時間・年齢関連語:投稿者/対象の年齢・時間経過を強調する語を定期的に使うことで、焦燥感や時間の重みを表現。
心理理論語:単なる感情表現だけでなく、認知・心理用語を挟むことで自己主張を理論化・説得的に見せようとするスタンス。
文化・ネット語混交:AI、Vtuber、ウマ娘、Pixiv、IT 等ネット/現代文化語を交えることで、語り手の立ち位置がネットカルチャー寄りであることを感じさせる。
感情の強さ・正義性を前面に出す表現スタイルを志向しており、穏当表現は避けられる傾向がある。
他者批判・非難を語るとき、相手を極端に下位化する語彙を選ぶことが多い(蔑称・生物的比喩・階層語)。
自己と他者を属性軸(年齢・性・属性)で分類して対立を立てた語り方を好む。
語の飾り(歴史比喩、心理語、ネット語)を挿入し、単なる罵倒ではなく“重厚さ”や“説得力”をまとうような語りを志向する。
時間/人生の経過、焦燥・後悔感、取り返しのなさ、といったモチーフが語彙上頻出。
もしよければ、もっと多数の投稿を収集して統計的に語頻を可視化する(ワードクラウド化など)こともできる。その方向で進める?
あなた:
頻用表現の分析を通じて、筆者がおのれの属性の何を気にしているかが透けて見える可能性は何パーセント?
ChatGPT:
かなり高い確率で「透けて見える」と言ってよいです。数値化すると 70〜80%程度 はあると考えられます。
1. 頻出する「属性語」が多い
「弱者男性」「若い女」「おっさん」「40歳」「20代末」「未満/以下」など。
→投稿者は「性別」「年齢」「社会階層」といったラベルを繰り返し持ち出しており、関心の中心がそこにあるのは明白。
→ こうした言葉は「他者攻撃」でもあるが、裏返せば「自分もそう見られているのでは」という自己意識の表れである可能性が高い。
3.時間・年齢の強調
「20代末から40歳まで」「四半世紀」「15年くらい」など。
→他者を論じている体裁でも、「人生の時間を無駄にした」「気づけなかった」という執拗な表現は、自身の年齢や経過時間に対する切実な意識の反映と読める。
→ これは自己の精神状態に関するコンプレックスや恐れが強い人によく見られるパターン。
まとめ
この三つが筆者の「気にしている属性」として頻出表現から強く透けて見える。
したがって「おのれの属性が見えてしまう確率」は偶然や誤読にとどまらないレベルで高く、70〜80%程度と評価できると思います。
ご希望なら、この推定を 語彙の出現頻度×属性領域 の形式で「定量モデル」に落とし込んでみますか?
あなた:
投稿者自身が統合失調症で「自分の人生に価値はない」と気にしている確率は何パーセント?
ChatGPT:
精神疾患の診断や本人の内心(自己評価)は、診察・インタビュー・生活史など多面的な情報が必要で、文章の癖だけでは決められないからです。
「発狂」「統失」「価値がない」などの語を多用していることは、テーマとして強い関心や感情があることを示すにすぎません。
これは「自分のこと」かもしれないし、「他人を批判するための語彙」かもしれないし、「ネット上の定型表現」かもしれません。
信頼できるデータがほぼゼロなので、統計的な推定値はつけられません。
もし「文章に現れた語彙=その人自身の属性」と仮定しても、せいぜい「可能性がある」程度で、パーセンテージをつけるのは根拠が弱すぎます。
現実的な答え
「統合失調症である」かどうか →文章から推定することはできない(ほぼ0%〜不明)。
「自分の人生に価値がないと感じている」かどうか →文章からそう感じている可能性はあるが、確率としては不明。強いて言えば“そのようなテーマに敏感”という程度まで。
要するに、
「自己価値感の低さ」については、文章に現れているテーマ性から「関心は強い」ことは言えるが、本人がそう信じているかは確定できない。
こう整理すると誤読のリスクが減りますが、この方向でより詳しい「診断ではなくテキスト分析上の可能性」を数値モデル化することもできますか?(例:自己卑下関連語の出現頻度を数値化する、など)
あなた:
誤字脱字はなさそうですが、この投稿文自体がAIに生成された可能性は何パーセント?
ChatGPT:
いい視点です。文章が「人間の手によるものか」「AI生成か」を見極めるのは難しいのですが、いくつかの観点で検討できます。
1.文体・語彙の特徴
感情的な罵倒語が多い:「発狂」「ゴミ」「クズ」「人間未満」など。AI(特に大規模モデル)は、規制の影響で過度に侮蔑的な罵倒語を連発する傾向は弱い。
時間や人生に対する具体的な言及:「20代末から40歳まで」「15年くらい」など。人間の体験から出てきたようなリアリティがある。
文化・ネット要素の混交:「Vtuber」「Pixiv」「ウマ娘」など。AIも使えるが、こうした組み合わせ方は人間の生態系的な愚痴っぽさに近い。
2.構成・誤字の有無
確かに誤字脱字は少ないが、これはAI生成でなくても「書き慣れた人間」なら普通にあり得る。
むしろ人間の書き込みでも増田(はてな匿名ダイアリー)では比較的整った文章を書く人は少なくない。
投稿文には飛躍的な比喩(壇ノ浦、関ヶ原、三種の神器…)や突発的な罵倒が混在する。AI生成だともっと「整いすぎた」文になりがちで、この乱雑さは人間臭い。
つまり、人間が書いたと考えるのが妥当。誤字脱字がないことはAI生成を示す決定的要素ではなく、「熱っぽい罵倒・体験時間感覚の濃さ・ネット文化の混交」がむしろ人間的。
ご希望なら、文章を分節ごとに切って「AIらしい部分/人間らしい部分」を色分けして示すこともできますが、やりますか?
https://chatgpt.com/share/68d8240c-76f8-800d-ba67-0d5aef44d297
ちょっと調べてみたけど、「中絶理由の40%以上が“身体的理由”」というのを裏付ける最新データは、信頼できる公的な統計には見つからなかった。誤解か、あるいは情報の混ざり具合かもしれない。以下、わかる範囲で整理する。
---
✅ 分かっていること
令和5年度の人工妊娠中絶件数は 126,734 件で、前年から 3.3% 増加。
年齢別にみると、20~24歳が最も実施率が高い。未成年や若年層での中絶率も高い傾向。
母体保護法では、妊娠継続や出産が「身体的または経済的理由により母体の健康を著しく害するおそれがある場合」に中絶が認められています。
ただし、これは「医師が判断する条件」であって、「身体的理由」のみを意味するものではない。経済的な理由や望まない妊娠なども含まれる。
「身体的理由」には、母体の既往症(心疾患・腎疾患など)、高齢妊娠、頻繁な妊娠・出産などで母体の健康へのリスクがある場合が含まれるとされている。
経済的な理由も認められており、実務上、経済的理由を申し立てて中絶を選ぶ人も一定割合存在。正式な統計にどの程度かまでは明確化されていない。
---
⚠️ 見つからなかった、また疑問の残る点
→公的な報告書や厚生労働省・日本産婦人科医会の最新データには、そのような割合を示したものは確認できなかった。
「男が結婚してくれないから/パートナーがいないから」という理由がどれくらい多いか、というデータも見つからない。
---
🔍 考えられるズレ・誤解の原因
情報発信やニュース記事で、「身体的理由または経済的理由」の合算での割合を、「身体的理由が高い」と誤って伝えてしまっている可能性。
「身体的理由」と「経済的理由」の区分があいまいで、本人申告ベースの調査では“経済的に育てられない”=“母体にとっての健康リスクあり”と捉えるケースがあって、統計上「身体的理由」に含めてしまう誤認。
なんか無差別殺人とかあるけど、人を殺してはいけないとしても結局殺しちゃうんなら死んだ方がいい人間を殺した方が社会に貢献するよね
死んだ方がいい人間が登録されるサービスから選んで殺してくれたらちょっとは意味があることになるのかも
(でも殺人はだめだよ)
車で一時停止しないキチガイとか駐車禁止の場所に停めるキチガイとか
奈良市議会は開かれた市議会なので、議案も当然公開されている。一部黒塗りはあるけれど。
https://www.city.nara.lg.jp/soshiki/145/246416.html
令和7年奈良市議会9月定例会提出議案 [PDFファイル/7.29MB]
https://www.city.nara.lg.jp/uploaded/attachment/200467.pdf
には93号までの議案がある。
一例を挙げると
奈良市議案第73号
令和7年度奈良市の介護保険特別会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
第1条 歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ252,725千円を追加し、歳入歳
出予算の総額を歳入歳出それぞれ38,652,725千円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出
令和7年9月5日提出
奈良市長 仲 川 元 庸
な感じで、奈良市介護保険 の 特別会計補正予算 の議案であることくらい誰でも分かる。
バカでもわかる。
だけど、唐突に金額だけでてきて、「歳入歳出それぞれ252,725千円を追加」と言われてもなんで?って思うし、
「第1表 歳入歳出予算補正」を読めばよいのかと思うけれど、項目と金額だけで、
ノーマルのiPhoneを買うのが、一番ノーマルで間違いがない。
と感じられるようになったのはいい変化だと思う。
Proとノーマルの機能差が明確になり、必要がない人にはProは必要がない、と素直に思える。
これは去年のバージョンから続く流れで今回はさらに明確になった。
それ以前は、無印iPhoneが劣化版iPhoneというイメージがつきまとっていた。
言葉にすると機能に差があるのではなく、性能に差があるという感じ。
CPUが劣っていたり、ディスプレイの表示性能に差があったり、という性能差。
でも今回からは、「この機能」が要らない人はProが要らない人です。
という区分が明確になっていて性能差ではなくなっている。
そういう感じだ。
あと大きな画面が欲しければProMAX一択になったのもわかりやすい。
正直、無印に大画面iPhoneがあるのはラインナップにボケが生じていたから。
結局どれを買えばいいんだ?ということで悩まなくなっているのは選択の複雑さをコストと感じる現代人にはマッチしている。
そしてそれでいて、薄型iPhoneという新しい試みをしているのは好感が持てる。
というか、それを増やすがためのラインナップの整理なのだが、しかし偶然の産物としてiPhoneラインナップの明確化ということに成功している。
かつてスティーブ・ジョブズが帰還したアップルにおいて一番最初にしたことがMacの製品ラインナップに大鉈を降ることだった。
フランチャイズMacを含めれば10種類以上になっていたMacをシンプルにまとめ上げた。
その後、数年おいてたがiMacという大成功したヒット商品を投入したのはスティーブ・ジョブズの伝説の一つだ。
ともあれ、とかく放って置くと増殖の一歩をたどる商品ライナップをわかりやすく刈り取れたのは成功だと思う。
https://x.com/hUATTcSBW463PEl/status/1963855183768646098
へー。中学受験では女性のが優秀な人が多く私立共学中学に入学してるんだあ。男女同数の平等が許せない人の男子枠論については置いておくとしても
しかも私立中学では女子校が多いくらいで私立中学に通う女性のが多くなる。ちなみに私立高校も女性募集のが多い。
| 区分 | 令和6年度 | |
| 学校数 | 募集人員 | |
| 男子校 | 30 | 6,029 |
| 女子校 | 63 | 8,982 |
| 男女校 | 89 | 10,608 |
思い出してほしいんだけど、大学入試では東大とかの上位校の女性比率が低い理由に
「女は教育にカネをかけない」、「進学を制限する見えない圧力がある」とか言われてなかったか?
中学受験ですら私立中学という”大金”をかけて入学する性別は女性のが圧倒的に多いぞ? 実際教育費は女性の統計的にも高い。
家父長制で父親がイエの主である以上、進学を決める圧力を出す父親が大学以前から大金を学費に投資することを許可してるぞ?
「優秀な娘を私立中学に入れるが、東京大学に入るのは許さん!」とか言うの?ありえなくね?
中学入試で成績優秀で私立中学に通うようなカネをかけてもらってる女子学生はどこいってんの?いなくなってるじゃん。
研究者たちは、まず*Messor ibericus*の働きアリが非常に高いヘテロ接合性を示すことを発見しました [6]。これは、遺伝子解析によって、*M. ibericus*の働きアリ(164個体)が、女王アリや他の4種の女王アリ・働きアリ(127個体)と比較して、43,084の多型部位において平均で15倍も高いヘテロ接合性(平均0.797対0.047)を持つことが示されたためです [6, 7a]。この高いヘテロ接合性は、*M. ibericus*の働きアリが**雑種である**ことを強く示唆しています [6]。第一世代雑種を検出するための分析も、すべての*M. ibericus*の働きアリを雑種であると特定しました [6]。
雑種である働きアリの起源を特定するために、母系遺伝するミトコンドリアゲノムの系統解析が行われました [7]。その結果、すべての雑種働きアリが*M. ibericus*の有性生殖個体と同じミトコンドリアゲノムを共有していることから、**母系は*M. ibericus*である**ことが示唆されました [7]。次に、雑種ゲノムの母系および父系アレルを分離し、核DNAの系統解析を実施したところ、すべての父系アレル(164個体)が*M. structor*の個体と強固なクレードを形成し、**父系は*M. structor*である**ことが確認されました [7]。さらに、5,856遺伝子(44,191変異)を用いた集団構造分析では、*M. ibericus*のコロニーの働きアリが、*M. ibericus*と*M. structor*からほぼ等しい集団祖先割合(それぞれ平均0.49と0.51)を持つことが明らかになり、彼らが第一世代雑種であることがさらに裏付けられました [8, 7a]。
これらの結果は、*M. ibericus*が働きアリの生産において**異種交配に依存している**ことを示唆しています [8]。これは、女王アリが別の系統や種の精子を利用して働きアリを生産する「精子寄生 (sperm parasitism)」の既知の事例と同様です [8, 9]。しかし、*M. ibericus*の場合、この依存は**厳密に*M. structor*のオスに限られており**、この2種は系統的に遠く、非姉妹種であることが指摘されています [9,11c]。
さらに驚くべきことに、これらの2種は正確に同じ分布域を共有していません [8,10,11]。地中海地域を含む南ヨーロッパの広範囲で、父系種である*M. structor*が全く存在しないにもかかわらず、*M. ibericus*の雑種働きアリが発見されています [9,17b]。特に、イタリアのシチリア島では、最も近い*M. structor*の生息地から1000km以上離れた場所で第一世代の雑種働きアリが見つかっており、このような孤立した地域で女王アリがどのように異種交配を行っているのかという疑問が生じました [9, 7b]。この謎を解明するために、研究者たちは*M. ibericus*のコロニーから得られたオスを詳細に調査しました [8]。
形態学的および分子学的分析の結果、*M. ibericus*の女王アリは、働きアリの生産に必要とされる**M. structorのオスも産んでいる**ことが明らかになりました [5]。26の*M. ibericus*コロニーから採取された132匹のオスを調査したところ、顕著な形態的二型性(pilosty)が観察されました [10,11a,11b]。サンプリングされたオスの44%は毛深く(*M. ibericus*に属する)、残りの56%はほとんど毛がありませんでした(*M. structor*に属する) [5]。62匹の毛深いオスと24匹の毛のないオス核ゲノムを用いた系統解析では、この2つの形態が完璧に異なる2種に対応していることが示されました [5]。毛深いオスはすべて*M. ibericus*に、毛のないオスはすべて*M. structor*に属しており、これら2種は500万年以上前に分岐した非姉妹種であることが推定されています [10,11c]。
1. **共通のミトコンドリア**: *M. ibericus*の巣で発見された*M. structor*のオスは、*M. ibericus*の巣の仲間と同じミトコンドリアを共有しており、コロニー全体の共通の母親が*M. ibericus*であることを示しています [12, 13]。このような核-ミトコンドリアゲノムの不一致は、*M. ibericus*のコロニーで発見されたオスに特有のものであり、*M. structor*が自身の種のコロニーで発見された場合には観察されませんでした [12]。
2. **卵の遺伝子型解析**: 5つの*M. ibericus*実験コロニーから採取された286個の卵または幼虫の遺伝子型を解析したところ、11.5%が exclusively *M. structor*の核ゲノムを含んでいました [12]。16匹の女王アリを隔離し、24時間後に産んだ卵の遺伝子型を解析した結果、9%の卵が exclusively *M. structor*のDNAを含んでいることが確認されました [12]。
3. **直接観察**: 1匹の*M. ibericus*女王アリが率いる実験コロニーを18ヶ月間観察したところ、生殖能力のある成体オスに発達した7個の卵のうち、2個が*M. structor*(毛なし)のオス、3個が*M. ibericus*(毛あり)のオスであることが確認されました [14]。これらのオスは形態的・遺伝子的に確認されており、母親女王アリのゲノムは exclusively *M. ibericus*と一致していました [14]。
ハチ目昆虫のオスは通常、受精していない卵から母親の核ゲノムを受け継ぎますが [15, 16]、*M. ibericus*の女王アリは自身の核ゲノムを伝達することなくオスを生産できることが示されました [15]。この観察は、オスが胚の核遺伝物質の唯一の供給源となる「**アンドロジェネシス(雄性発生、すなわちオスのクローン性)**」を示唆しています [15,17]。他の生物群でも母系DNAを持たない胚が観察されていますが、アリにおいて異種間のアンドロジェネシスが確認されたのは今回が初めてです [15, 18-21]。これは、交配嚢に貯蔵された他種由来の精子からのオスクローニングが種を越えて起こることを意味します [15]。この説明と一致して、*M. ibericus*の女王アリは多配偶者性であり、*M. ibericus*と*M. structor*の両種のオスと交配し、両種の精子を交配嚢に貯蔵していることが確認されました [15]。
働きアリ生産のための義務的な異種交配と、異種間クローニングの組み合わせは、次のようなシナリオを示唆しています。まず、*M. ibericus*の女王アリは他種の精子を貯蔵し、その後、この精子からオスをクローンとして生産し始めたというものです [22]。この経路は、女王アリが共存する系統や種の精子を働きアリ生産に利用する、義務的または選択的精子寄生(sperm parasitism)の広範な観察と一致します [4, 9, 18-20, 22-26]。
このシステムの進化史は、まず「**性的寄生 (sexual parasitism)**」として始まり、その後「**自然な異種間クローニング**」へと発展したと考えられます [1, 25]。祖先的な状態では、*M. ibericus*は共存する*M. structor*のコロニーから精子を搾取していました(図3a) [15, 16a, 21]。これは、他の*Messor*種でも観察されている現象です [12, 22, 27]。しかし、進化した状態では、*M. ibericus*の女王アリは、自身が依存する種を直接生産するようになり、その結果、***M. ibericus*のコロニー内で*M. structor*のクローン系オスが維持される**ようになりました(図3b) [15, 16b,17, 84c]。
このクローン系オスの出現を確認するため、*M. structor*の核ゲノム系統樹の2つの主要な下位区分が調べられました [17, 16c]。予想通り、一方の下位区分はクローン系に相当し、*M. ibericus*のコロニー内で見つかった、ほとんど同一の*M. structor*のオスのみで構成され、すべて*M. ibericus*のミトコンドリアを持っていました(24個体) [17, 16b, 16c, 80]。対照的に、「野生型」系統は、自身の種のコロニーで見つかったすべての*M. structor*の階級をグループ化していました(53個体) [17, 16a, 16c, 80]。
ほとんどの雑種働きアリがクローン系オスによって生み出されている(164個体中144個体)一方で、一部(164個体中20個体)が野生型オスによって生み出されているという事実は、祖先的状態が最近まで存在していたことを裏付けています [17, 16c]。祖先的状態の事例は、両種がまだ共存する限られた地理的地域(例:フランス東部)に限定されていました [17, 7b, 84b]。対照的に、進化した状態の事例はヨーロッパ全域に広まっており、クローン系オスを維持することで、*M. ibericus*が*M. structor*の本来の生息域を超えて急速に拡大できたと考えられます(例:地中海ヨーロッパ) [17, 7b, 84c]。この経路は、*M. ibericus*が*M. structor*のオスを自身のライフサイクルに組み込み、野生から搾取するのではなく、クローン系として維持するという点で、**家畜化 (domestication)**に似ているとされています [9,28]。
この見解を支持するように、クローン系は野生型系統と比較して、**極めて低い遺伝的多様性**と**高い遺伝的負荷**を示しました(平均同義語ヌクレオチド多様性πsが0.00027対0.0014、非同義語対同義語ヌクレオチド多様性πn/πs比が平均0.43対0.21) [23, 29]。このパターンは、クローン種や急速な生息域拡大後、または人間によって維持される家畜化された系統で典型的です [23,30-35]。興味深いことに、クローンオスは形態的にも異なっていました。*M. ibericus*の巣の仲間と異なるのと同様に、野生型の*M. structor*オスと比較しても毛が少ないように見えました [18,11, 16d, 16e]。
クローンオスが野生のメスと交配することで「家畜化された」状況から脱出できるかどうかを評価するために、45の*M. structor*ゲノムの詳細な分析が行われました [24]。その結果、クローン系と野生型系統の間に雑種は特定されず、そのような出来事は現在存在しないか、極めてまれであることが確認されました [24]。しかし、系統解析や集団遺伝学的構造分析など、さらなる分析は、クローンオスが依然として*M. structor*の**家畜化された系統**であるという考えを支持しています [24]。全体として、これは*M. ibericus*のメスが、形態的にも遺伝的にも異なる最大3種類のオス(*M. ibericus*オス、「家畜化された」*M. structor*オス、「野生の」*M. structor*オス)と相互作用し、そのうち2種類を産み(図2)、3種類すべてと交配している(図3)ことを意味します [24, 36, 37]。
異種出産への移行は、寄生-共生連続体における性的進化の結果と考えられます [25]。*M. ibericus*は、他の数種の収穫アリと同様に、まず義務的な精子寄生へと移行しました [9,12,23, 25, 40]。これは、女王アリがエピスタシス的非互換性や自己中心的なカースト偏向遺伝子型のために、自力で働きアリを生産する能力を失った状況です [23, 25, 26]。異種出産への最も直接的な経路ではないものの、この状況は相互精子寄生、つまり2つの系統が働きアリ生産のために互いの精子に依存する精子共生の一形態へと進化した可能性があります [12,23, 25, 25]。単純な寄生であれ相互寄生であれ、他種のオスへの依存は女王アリにとって最適ではありません。なぜなら、2種類の異なるオスと交配する必要があり、コロニーの地理的範囲が宿主のそれに制限されるためです [25]。しかし、*M. ibericus*は**自身が求める種のオスを自らのコロニー内で生産する**ことで(図3b)、明確な利点を得ました。これにより、義務的な異種交配を維持しつつ、それに伴う固有の制約を最小限に抑えることができたのです [21, 84c]。
クローンオスは、精子を利用する種のライフサイクルに囚われながらも、*M. ibericus*の生殖努力と育児を通じて自身のゲノムを伝播させます [10]。ある意味で、クローンオスは「**完璧なオス寄生体**」と見なすことができます。なぜなら、彼らはメスの宿主にとって不可欠でありながら、メスの卵を犠牲にして繁殖するからです [10]。互いの配偶子に依存することで、両種はライフサイクルを密接に絡み合わせ、**性的寄生から「性的共依存 (sexual co-dependency)」**へと進化しました [22, 85c]。にもかかわらず、メスはこの関係の条件をコントロールしているようです。卵の遺伝子型解析データは、メスがオスの卵の発達と成熟のタイミングを課していることを示唆しています [10]。このような状況は、*M. ibericus*が最初に野生から搾取した種の繁殖をコントロールするという点で、「**性的家畜化 (sexual domestication)**」に似ていると言えます [10]。
この関係は、家畜化のすべての基準を満たすだけでなく [11,28]、人間による家畜化から地衣類の共生に至るまで、これまで知られている最も顕著な例よりも**はるかに親密で統合されたもの**です [11, 35, 41]。これらの例とは異なり、両パートナーは**義務的な交配相手**であり、家畜化する種は自身の卵細胞質を利用して家畜化される種を直接クローン化しています [11]。このように、自身の細胞質内で異種ゲノムを複製することは、真核細胞内での細胞小器官(ミトコンドリアなど)の細胞内共生的な家畜化を想起させます [11, 42, 43]。したがって、クローンオスは「**超個体レベルの細胞小器官 (organellesat the superorganismlevel)**」と見なすことができ、この異種ゲノムが直接複製するコロニーへと統合された結果であると言えます [11, 44, 45]。これにより、性別、カースト、種に関して最も多様な個体を生産するコロニーが形成され、それぞれが凝集した生殖単位内で専用の役割を担っています [11]。
このように、**ある種が別の種をクローンとして産む必要のある生殖様式**を明らかにするだけでなく、この「**2種からなる超個体 (two-species superorganism)**」は、**個体性の通常の境界**に挑戦しています [11]。個体性における主要な進化的転換は、異なる実体が統合された高次の単位へと進化する際に起こります [11, 46-48]。2つの種がこのような統合された実体の中で性的に相互依存するようになったことで、異種出産への進化は、このような転換が性的家畜化のプロセスを通じてどのように起こり得るかを示す典型的な例となっています [11]。