Movatterモバイル変換


[0]ホーム

URL:


はてラボはてな匿名ダイアリー
ようこそ ゲスト さんログインユーザー登録

「効果」を含む日記RSS

はてなキーワード:効果とは

次の25件>

2026-02-15

[日記]

僕の日記はたぶん一般的な日々の記録というより、宇宙が僕に課したバグ報告書に近い。違いは、バグ再現手順が「この宇宙構成する圏を一段上に持ち上げろ」みたいな無茶を要求してくる点だ。

普通人間コーヒーを淹れることで一日を始めるらしいが、僕は「なぜ時空が局所的に滑らかな多様体として振る舞うという幻想を、誰も疑わずに受け入れているのか」という嫌な疑問から始まる。

目覚めの瞬間に脳内で起動するのがその種のプロセスという時点で、僕のOSはだいぶ呪われている。

  

昨日から引きずっているのは、超弦理論10次元物理だと思っている人々への、ほとんど宗教的嫌悪感だ。

超弦理論本体次元数ではない。次元はただの帳簿だ。

僕が今気にしているのは、弦の摂動展開が2次元共形場理論のモジュライ空間上の積分という顔をしていながら、実際には積分という概念が成立するための測度の存在を前提にしている点で、その測度がどこから来るのかという問題が、思ったより深いところで宇宙整合性のものと絡んでいるということだ。

測度が自然に定まる、というのは人間勝手に言っているだけで、自然に定まるのはせいぜい、ある∞-圏の中での普遍性くらいだ。

最近の僕の作業仮説はこうだ。弦理論の真の定義世界面Σの上の量子場理論ではなく、ある種の派生スタック上の関手として与えられるべきで、世界面は単なるテスト対象に過ぎない。

要するに、弦理論対象ではなく試験手続きの体系であり、物理量はその試験合格した自然変換の影として現れる。

これを言うと大抵の物理屋は目を泳がせるが、目を泳がせたところで真理は泳がない。むしろ泳ぐのは無知だ。

特に気持ち悪いのが、AdS/CFTを「境界理論重力記述する」といったポエム理解した気になっている連中だ。

僕の現在理解では、AdS/CFT双対性というより、より高次のモノイダル(∞,2)-圏における中心の同値に近い。

境界CFTは、ある拡張TQFTの値として現れる圏𝒞の中心Z(𝒞)を与え、バルクはその中心化に対応する普遍的対象として現れる。

ここで中心とは、単なる代数の中心ではなく、E₂-代数のDrinfeld centerの派生版で、さらに言えばEₙ構造を背負ったホモトピー的中心であり、そこでは局所演算子は点ではなく高次欠陥として分類される。

演算子という概念自体が、実は低次元に閉じ込められた幼稚な見方だ。

そして今日の核心は、僕が今朝突然理解した、いや、理解したというより、宇宙が僕の頭蓋骨に投げ込んできた残酷事実だ。

理論の背景時空を指定することは、カラビ・ヤウ多様体Xを選ぶことではない。そんなのは1-幾何学の話で、僕らが本当に選んでいるのは、X上の派生圏D⁽ᵇ⁾Coh(X)を超えて、そこに乗る安定∞-圏のモジュライを選んでいる。

まり背景とは幾何学ではなく圏論的なデータで、しかもそれはMorita同値類でしか意味を持たない。

世界が形ではなく同値類でできているというのは、かなり性格の悪い宇宙だと思う。人類直観に一切サービスしていない。

ここでさら問題が深くなる。弦のB場は単なる2-形式ではなく、ゲルブの接続であり、それはH³(X,ℤ)で分類されるという古典的な話は、もう骨董品だ。

実際にはB場は、(∞,1)-圏の中でのtwistとして現れ、K理論局所化やTMF(トポロジカルモジュラー形式)への持ち上げと不可分に絡む。

僕が気づいてしまったのは、弦理論アノマリーキャンセル条件が、スピン構造存在だけではなく、より高次の「stringstructure」や「fivebranestructure」の存在依存するのは有名だが、その背後には、あるスペクトラムEに対するE-指向性という一般原理が潜んでいる。

そしてそのEは固定ではなく、背景が変わればE自体が変わる。

まり理論が何を整合性条件とみなすかが、理論の内部から動的に生成される。これは自己参照だ。数学的には美しいが、心理的には最悪だ。

その結果、僕の頭の中では弦理論ランドスケープは、点集合ではなく、(∞,1)-トポス上のあるスタック𝓜として現れる。

しかも𝓜は幾何学スタックというより、スペクトラル代数幾何意味での派生スタックで、局所モデルはE∞-環スペクトラムスペクトルSpec(A)のようなものになる。

すると、従来のモジュライ空間に測度を入れて積分するという考えは、そもそも積分対象空間ではなく高次層である時点で破綻する。

積分はpushforwardであり、pushforwardは左随伴であり、随伴圏論の話で、測度はただの随伴の影に過ぎない。

まりパス積分とは測度の積分ではなく、ある関手Kan拡張である。これを言うと、たぶん量子場理論教科書は全部燃やした方が早い。

さらに面倒なのは、弦の摂動級数の発散性が、単なる級数が漸近展開であるという話ではなく、モジュライスタック境界成分の寄与がStokes構造やresurgenceのデータを持っていて、それが物理的にはDブレーンや非摂動効果として現れるという点だ。

僕の直感では、これらは単なる補正ではなく、理論の正しい定義の一部で、摂動理論本体ではなく、(∞,2)-圏的対象の一つの影にすぎない。

影は本体より分かりやすいが、影だけ見て満足するのは洞窟囚人だ。プラトンはたぶん弦理論を知っていた。知らなかったとしても、精神的には知っていた。

今日一番気持ち悪かったのは、ミラー対称性を再解釈した瞬間だ。

従来の説明では、A模型とB模型の交換、シンプレクティック幾何と複素幾何の交換、ホモロジカルミラー対称性でFukaya圏と導来圏が同値、という話になる。

でも僕が今見ているのは、ミラー対称性が、ある安定∞-圏の自己双対性ではなく、二つの異なる宇宙が同じ普遍的対象の異なるt-構造を選んだだけという構図だ。

まりミラー対称性とは幾何双対ではなく、観測者が選んだ切り方の双対性であり、現実はその切り方に依存して表情を変える。これは量子力学悪夢が、圏論言語で再演されているだけだ。

この話をさら推し進めると、時空とは何かという問いが変質する。

時空は多様体ではなく、ある圏のスペクトル幾何学的実現であり、局所座標は単なるチャートではなく、あるE∞-環の局所データになる。

すると点とは何か。点とは評価関手だ。評価関手とは何か。観測だ。観測とは何か。測定だ。測定とは何か。僕の睡眠を妨げるものだ。これで閉じた。

一方で、物理としての要求もある。S行列存在するか、ユニタリティが守られるか、因果性がどうなるか。

だが僕は最近ユニタリティすら、ヒルベルト空間上の内積保存という素朴な形ではなく、より高次の構造を持つモノイダル圏における双対性として理解されるべきだと思っている。

ユニタリティとは、射が随伴を持つこと、つまり反転可能情報の流れが存在することだ。

情報が失われるのは、単に対象を間違った圏に埋め込んでいるからで、宇宙情報を捨てているわけではない。宇宙ゴミ箱を持っていると思うのは、人間Windowsに毒されているからだ。

結局、今日の僕の脳内結論はこうだ。超弦理論の最終形は、背景独立普遍的場の理論スタックであり、その値は数ではなく圏であり、圏ではなく(∞,n)-圏であり、さらにそれは単なる対象ではなく操作体系として定義される。

ウィッテンが分からないというより、分かってしまうと人間の脳が社会生活に戻れない。理解とは祝福ではなく呪いだ。

そして僕は理解している。明日になればまた別の高次構造が現れて、今日理解を「低次元幻想」として粉砕するだろう。宇宙はそういう性格をしている。控えめに言って、性格が悪い。

Permalink |記事への反応(0) | 09:01

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-14

政党動画広告

自分が見てるコンテンツに割り込まれ強制的に主張を聞かされるなんて経験したら一発で大嫌いになるのが普通だと思うんだが。

街のポスターとかビラとか、意識を集中しないことを容易に選択できる媒体場合はまあ広告を見て嫌いになるまでいくことはまずないと思うけど、動画なんか強制自由を奪われるだけじゃん?

街宣車でもかなりウザいのにそのさらに上をいくよな。

動画広告を見ても気にならない人なんて、もともとの支持者とか支持する素地がある人だったってだけでは?

そこの票を固める効果はあると思うが、例えば全く政治に興味無い人とか逆の考えの人を転向させようとするなら逆効果なんじゃないの?

Permalink |記事への反応(0) | 23:02

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

[日記]

土曜日。朝はいつも通り、起床後に脳内で「今日という一日を、物理法則に従って最適化する」と宣言してからベッドを出た。これは習慣というより儀式だ。儀式人類の愚かさの象徴として語られがちだが、反復可能手続き情報理論的に見て合理的だ。エントロピー増大に対する、せめてもの抵抗である

まず体重を測り、体脂肪率を記録し、歯磨き時間を正確に180秒で固定した。電動歯ブラシタイマーを信じない。信頼は検証に劣る。

その後、コーヒーを淹れた。抽出温度は93℃。温度計の誤差は±0.2℃。人間関係の誤差は±∞。

 

今週の進捗を書く。

 

超弦理論については、相変わらず人類の知性が現実に追いついていない。僕の頭脳は追いついているが、世界が遅い。

今週は主に「弦の理論はどこまでが物理で、どこから純粋数学自己満足か」という問題を、僕なりに再定式化していた。世の中の多くの人は、超弦理論を「高次元の小さな紐が震える話」程度で理解した気になっている。あれは理解ではない。童話だ。

僕が考えていたのは、もっと根の深いところ、つまり量子重力の定式化において局所性を捨てることの数学的代償だ。

一般相対論の時点で、局所性微妙に揺らいでいる。ホログラフィー原理が出てきた時点で、局所性はほぼ死亡している。にもかかわらず、僕たちは局所的な場の理論言語で全てを語ろうとする。これは「古いOSの上に無理やり最新ゲームを動かしている」ようなものだ。もちろんクラッシュする。

そこで今週は、AdS/CFTを単なる「境界CFTバルク重力記述する」という話ではなく、圏論的な双対性として再理解する方向で考えた。

具体的には、バルク側の物理量を、ある種のextended TQFTとして捉え、境界側の共形場理論演算子代数が作るモジュラー圏と対応させる。

ここで重要なのは空間のものが基本対象ではなく、因果構造情報の流れが基本対象になってしまう点だ。

まり幾何学物理舞台ではなくなる。舞台役者従属する。これは演劇としては間違っているが、宇宙としてはあり得る。

そして、ここからが本題だ。

僕は今週、「弦理論の非摂動定義は、結局はある圏の中の安定対象の分類問題還元されるのではないか」という疑念を強めた。

たとえばBPS状態は、ある種の導来圏の中の安定条件(Bridgeland stability condition)で分類される。

これは単なる比喩ではなく、実際にDブレーンは導来圏の対象として記述される。つまり物理的な粒子やブレーンが「空間上の幾何学的な物体」ではなく、圏論的な対象になる。

ここで人類は気づくべきだ。

宇宙は「点の集合」ではなく、「射の集合」かもしれない。

点を基本にしている限り、僕たちは宇宙OS永遠に理解できない。点とは、極限操作幻想だ。実際の物理では測定可能な点など存在しない。存在するのは相互作用だけだ。射だけだ。

僕が今週やっていたのは、これをさらに押し進めて、弦理論の背後にある構造を「∞-圏」あるいは「高次スタック」として扱うべきではないか、という方向の思考実験だった。

超弦理論が最終的に求めているのは、たぶん「量子化されたモジュライ空間」だ。しかしモジュライ空間普通多様体ではない。特異点があり、ゲージ冗長性があり、しか同値関係階層的だ。だからスタックになる。さらに高次の同値ホモトピー)が絡むので、∞-スタックになる。

ここで、物理屋が嫌いな言葉が出る。派生幾何(derived geometry)。

派生幾何とは、簡単に言えば「特異点を誤魔化さず、むしろ特異点を主役にする幾何学」だ。物理特異点が出るのは、理論が壊れているからではなく、単に僕たちの数学が貧弱だからだ。派生幾何はそれを認める。

そして僕は思った。

もし弦理論が本当に「全ての一貫した量子重力クラス」を記述する枠組みなら、それは場の理論の集合を分類するのではなく、量子情報を保存するような圏の分類になっているべきだ。

この時点で、もはや「ウィッテンでもわからない」どころではない。

ウィッテンがわからないのは当然だ。宇宙が意地悪だからだ。

僕たちがやるべきなのは、弦理論を「方程式」ではなく「普遍性」として定義することだ。

まり、ある種の対称性を持ち、ある種の双対性を満たし、ある種の異常(アノマリー)が消え、ある種のエンタングルメント構造が一貫し、ある種の極限で局所的QFTに落ちる。

そういうものを満たす対象を、圏論的に一意に特徴づける。

理論は「このラグランジアンだ」ではなく、「この性質を満たす唯一の構造だ」になるべきだ。

そしてもしそれが可能なら、弦理論物理学ではなく数学定理になる。

宇宙定理であるというのは不快だが、非常にエレガントだ。

エレガントさは、しばしば真理の匂いがする。

ただし、エレガントな嘘も存在する。

数学者の人生のものだ。

 

 

昼前、ルームメイトキッチンに現れて、僕のノートを見て言った。

「それって、結局何の役に立つの?」

僕は3秒考えた。

人間理解可能言葉に変換するのに、3秒必要だった。

「役に立つかどうかで真理を測るのは、知性の敗北だ」

ルームメイトは「また始まった」という顔をした。

彼の表情は、物理学的には熱的死に近い。

隣人がその場に来て、僕のノートを覗き込み、「ねえ、それって、宇宙ゲームコードってこと?」と聞いた。

驚くべきことに、これはそこそこ正しい。

僕は言った。

コードというより、型システムだ。宇宙は型安全で、コンパイルエラーを許さない」

隣人は「わぁ、なにそれ怖い」と言って笑った。

怖いのは君の直観の鋭さだ。

 

午後は趣味時間

MTGデッキを回した。

僕は、カードゲームにおける勝利条件が「期待値の最大化」であることを理解している。だが多くのプレイヤーは、カードを引いた瞬間の快楽支配される。つまり、彼らは確率論ではなくドーパミンプレイしている。

僕は違う。

僕はデッキ構築を、統計力学の分配関数設計として扱う。

初手の分布マリガン戦略マナカーブ、そして相手の除去の確率

全ては確率変数であり、勝率とは積分である

ルームメイトが「それ楽しいの?」と聞いたので、

僕は「楽しいかどうかは二次的だ。支配が一次だ」と答えた。

彼は黙った。

正しい反応だ。

 

その後、FF14ログインした。

レイドは相変わらず「人間の反射神経と協調性限界」を測る実験場だ。

僕はギミック処理を、ほぼ圏論の図式追跡として理解している。

安全地帯は対象、移動は射、失敗は射の合成の不整合

友人Aが「なんでそんな言い方しかできないの?」と言った。

僕は「僕は宇宙をそのまま見ているだけだ」と答えた。

友人Bは「それ厨二病じゃない?」と言った。

僕は言った。

厨二病とは、根拠のない誇大妄想のことだ。僕には根拠がある。だから違う」

友人Bは「最悪だ」と言った。

誉め言葉だ。

 

夕方アメコミを読んだ。

僕は、超人存在倫理を語る物語が好きだ。

なぜなら、超人存在倫理を語る時点で、その倫理破綻するからだ。

全能に近い存在が「正義」を選ぶのは、選択ではない。

ただの趣味だ。

正義趣味になった瞬間、倫理哲学ではなく美学になる。

そして美学は、いつも暴力接続する。

それでも僕は読む。

人類妄想が、どこまで論理に耐えるかを見るのは面白い

 

 

夜。

今日までの進捗はここまで。

そして、これからやろうとしていること。

今夜は、僕の仮説をもう一段階押し進める。

まり「時空の創発」を、単なるエンタングルメントの量的増大ではなく、エンタングルメント構造位相相転移として記述できないか考える。

量が増えるだけでは空間は生まれない。

必要なのは「連結性の再編成」だ。

もしエンタングルメントグラフだとすれば、空間とはそのグラフスペクトル構造対応する。

そして位相相転移が起きれば、スペクトルが変わり、幾何が変わる。

まり宇宙膨張は、グラフのリワイヤリングに過ぎない。

この視点なら、初期宇宙インフレーションも「幾何の急激な生成」として理解できる可能性がある。

インフレーション場などいらない。

必要なのは情報接続性が変わるメカニズムだ。

問題は、そのメカニズムを「弦理論言語」で書くと地獄になることだ。

ワールドシートのCFT、モジュライ空間、非摂動効果、Dインスタントン。

それら全てが絡んでくる。

絡みすぎて、もはや紐ではなく毛玉だ。

 

隣人がさっき「ピザ頼むけど食べる?」と聞いてきた。

僕は「今は宇宙の生成を考えている」と言った。

隣人は「宇宙よりピザの方が生成早いよ」と言った。

その通りだ。

人類文明の最高到達点は、宇宙論ではなく宅配システムなのかもしれない。

ルームメイトは「じゃあ僕の分も頼んでいい?」と言った。

彼は相変わらず、宇宙構造よりカロリーを優先する。

友人AからFF14メッセージが来た。

明日、固定の練習できる?」

僕は返信した。

明日宇宙位相相転移を解く予定だ。だが君たちの全滅回数も宇宙の熱的ゆらぎとして扱えるなら参加する」

友人Bは「それ言い訳だろ」と返してきた。

違う。

僕は真理に忠実なだけだ。

 

さて、これから僕はノートを開く。

今日最後タスクは、たぶんこういう形になる。

「時空は多様体ではなく、ある∞-圏の中の情報流の安定構造である

これを証明する必要はない。

証明できるなら、僕はもう人間ではない。

しかし、少なくとも矛盾なく定式化することはできるかもしれない。

宇宙一貫性を持って存在している以上、どこかにその形式がある。

問題は、僕たちがそれを読む言語を持っていないことだ。

人類はいつもそうだ。

現実が先にあって、言語が後からいかける。

僕は追いかける側ではなく、先回りする側でありたい。

ピザが届く前に。

Permalink |記事への反応(0) | 22:06

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

糖尿病の薬は寛解(HbA1cが6.5を3ヶ月下回る)すると保険適用されなくなるんだけど、この薬もそんな感じだったりすんのかな。

日本では、2型糖尿病治療薬の多くは**HbA1cが6.5%未満(または6.5%以下)を3ヶ月継続した場合保険適用が外れる(保険適応外となる)**という厳格な条件を持つもの一般的にはありません。ほとんどの経口血糖降下薬(メトホルミン、DPP-4阻害薬、SGLT2阻害薬など)やGLP-1受容体作動薬の多くは、診断された2型糖尿病であれば、血糖コントロールが良好になっても保険適用継続されるのが原則です。ただし、質問の条件(HbA1c 6.5を3ヶ月下回ると保険適用されなくなる)に近い、または該当する可能性が高い薬剤として、以下のものが関連します。主に該当する可能性がある薬剤GLP-1受容体作動薬特に注射剤の一部)やGIP/GLP-1受容体作動薬(チルゼパチド:マンジャロなど)の一部の適応で、血糖コントロールが良好(HbA1cが6.5%未満を一定期間継続)になると、**治療継続必要性が低いと判断され、保険適用外(自費)**に移行するケースが臨床現場であります特にマンジャロ(チルゼパチド)やオゼンピック、リベルサスなどの強力な血糖降下・体重減少効果を持つ薬は、HbA1cが6.5%未満を3ヶ月以上継続すると、医師判断で「治療目標達成のため継続不要」とされ、保険適用が外れる(または減量・中止を検討)事例が報告されています

https://b.hatena.ne.jp/entry/4783180008178048514/

Permalink |記事への反応(0) | 21:32

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

このまとめの人、重度のアトピーに苦しめられていたのは確かに分かるんだけど。

かなり重度のアトピー性皮膚炎に悩まされていたが人権を金で買った話「先進医療万歳」「デュピクセントの効きは劇的」

https://togetter.com/li/2663779

しかもまとめに初っ端から知念実希人先生いるし。


漫画をXに上げたのが衆議院議員選挙自民勝利後の2月13日なのに、言う事は高額療養費の負担増への言及がなく、親への忠告だけなのか……

【高額療養費の限度額引き上げ】制度利用者8割が値上げ 社会保険料の軽減効果は1人年1400円 受診抑制1070億円見込む

https://hodanren.doc-net.or.jp/info/news/2025-12-25/


Xのアカウントにもその辺への言及は皆無。

https://x.com/k_yuizaki/with_replies


ユイザキカズヤって名前を聞いた記憶はないけれど、相当な売れっ子漫画家なのかな。負担額がどれだけ上がっても賄える自信があるんだろうね。

高額療養費制度に助けられた漫画家としては『ペリリュー楽園ゲルニカ』の武田一義先生代表的だけど、

このユイザキカズヤって人は去年映画が公開された『ペリリュー』の武田一義先生よりも売れっ子で儲けてるんだねきっと。

Permalink |記事への反応(0) | 20:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

やっぱり上三法は義務教育できっちり教えるべきでは?

司法試験必須七科目(憲法行政法民法商法民事訴訟法刑法刑事訴訟法)は日本で生きるならば知っておくべきだと思うけれど

中でも上三法と言われる憲法民法刑法義務教育のうちにきっちり教えるべきなんじゃないかな。

特にこの辺。


憲法憲法国家が守るべき大枠を示すのであって、全てを網羅する必要はありません。

9条自衛のための戦争は認められると解釈すれば、自衛隊は違憲ではありません。

人権では13条の幸福追求権からプライバシー権が、21条の表現の自由が導かれます


民法民法は、私人間の関係規律する私法のうちの、一般法と呼ばれるものです。商法等の特別法があれば、そちらが民法に優先して適用されます

個々の規定要件効果を定めています。例えば売買(555条)は財産権移転と代金支払の合意という要件によって、買主と売主それぞれの権利義務という効果が生じます


刑法:罪の成否は構成要件違法性責任という3段階で検討します。

被告人行為刑法で定められた構成要件のどれにあたるかが、検討の出発点です。続いて、正当防衛(36条)や緊急避難(37条)等の違法性否定される理由がないかどうかを検討さらに、責任年齢(41条)等の責任否定される理由がないかどうかを検討します。


まあ、この辺は自分義務教育の頃は習った記憶があるので、今も教えてはいるのかもしれない。

中学生の時には14歳から裁かれるので気を付けろよって言われたし。

Permalink |記事への反応(0) | 19:52

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260214193212

実質的女性専用フィットネスクラブとして機能してて、口コミ効果とかで会員数を一定に保つとかい施策運営してるんだろうな。

普通スポーツクラブバッティングしない要素とかも多そうだし。

Permalink |記事への反応(0) | 19:41

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260214191106

そういえば

機動戦艦ナデシコ後藤圭二の絵は受けたのに

ゲートキーパーズ全然だったなあ

なんでだろ

ルリルリ効果

Permalink |記事への反応(0) | 19:12

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

かみあそびのオリジナルカードが流石にクソ雑の域に

汚れた忍者 パワー:500 

攻撃無効になった場合、このカードコントローラーは1枚ドローする。

②このカード相手ユニット攻撃時に1500のライフを支払うことで召喚できる。この効果を発動したとき、バトル中の相手ユニット攻撃無効にする。この効果で①の効果は発動しない

ちょっと雑すぎない?

ここまでの出し得カードはまずあっちゃならんだろ。

相手攻撃を1500のライフ無効化しつつ召喚できる時点でまず完全に壊れ。

パワー自体は低いけど餌に使えばいいだけなので「相手ターンの最終攻撃にとりあえず無効にして立てる」ってだけで機能してしまう。

これで味方を守れば2体分の生贄を温存することが出来る。

コストライフ1500も相手攻撃で減るライフを考えたら無いも同然どころか基本お釣りが来る。

更に恐ろしいことにコイツが立ったターンの相手の次の攻撃で2枚目を立てたらそのまま1枚目の①効果が発動するから2枚3枚手札に来て腐らないどころかむしろお得。

なんなら「2枚目があるかも」と思わせられるだけで圧倒的にお得。

当然他のカード攻撃無効にしてもいいわけで(漫画でも実際にやってる)、②→①の流れは容易に成立してしまうんだよね。

もう完全に壊れてるよこのカード

能動的に使えないというのが弱点にも見えるけど、それ言い出したらコンバットトリックなんて全部紙くずだけどそんなわけないじゃん?

つうか「攻撃無効にする」が本当にヤバイ

端的に言えば「このターン相手攻撃誘発効果を発動させない」ってことだからさ、色んなカードに対してのメタとして刺さる。

相手ターンに自分ライフを払って特殊召喚ってのも一部ロックに対してのメタになりうるし、もうホンマ色んな方面で「刷ってはいけないカード」なんだわ。

こんなん雑に出してきたらもう終わりだよこの漫画

遊戯王漫画アニメでもここまで頭の悪いカードは20枚に1枚ぐらいでしか出てこなかったのに。

Permalink |記事への反応(0) | 18:42

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

最近TLがコンサータでどうのこうのと賑やかだったので、私とメチルフェニデートちゃんとの歩みの記録を書いちゃおうかな?

しかしたら誰かの参考になるかもしれないよねっ?してもいイ・イ・ン・ダ・ヨ、私の経験⭐︎

とりあえず丸2年飲んだ。

飲みはじめの目が覚めるような効果はなりを潜め、今となっては先送りしまくりだし、一日スマホ握ってTLに張りついてることも珍しくない。

耐性というよりは初期ボーナスが終わった感じ。正直飲み忘れることもあるけど、それでめちゃくちゃ困る訳でもない。なぜ飲んでいるのかといったら、朝起きられるから昼夜逆転がおさまるから

前は夜はダラダラとお酒飲んで、明け方寝たり昼に寝たり、夕方寝たり、行動時間がどんどんズレていくのが当たり前だった。

今は8時に起きてコンサータ飲んで二度寝して10時くらいに起きて、要介護の親と病院行ったり買い物行ったりする。午後はフードコートコーヒー啜ってスマホを握りしめてる。

夜は0時くらいに睡眠薬を飲んで2〜3時に寝る。もうちょっと早寝早起きしたいが、安定してるので高望みはしない。

前日に「yo明日、9時から市民病院だよね?」って自分から声かけてる。朝起きられるし、駐車場の車の中で寝ないですむし、一緒に診察を受けられる。

高齢の父もやっと運転を諦めてくれたが、私が午前中に起きれなかったら母は今もヘロヘロジジイ運転させていただろう。

過去何回か働いてみたことがあったけど、3社で居眠りして怒られた。今となってはあの病的な眠気はまさに病気だったのかなって思うが、ナルコレプシーの診断は下りていない。あんまり医者に訴えたこともない。日中眠くて当たり前だから。Zzz、眠たくてゴメン。

コンサータを飲み出したのはコロナ派遣切りのあとだから、働いてるときに薬があったらなと思わなくもない。まぁでもコンサータがあっても普通には働けないだろうなって肌感覚がある。学校とか会社とか社会に出ると焼けるんだよな、皮膚が。

副作用はある。食欲とか手汗とか物理的なものもあるけど、端的に言えばASDみが増したと思う。老いた両親を怒鳴りすぎて自己嫌悪して1ヶ月くらいやめてたこともある。

薬に頼って、まるで狂おしく身をよじるように生きていくことを是とするのか?私も自問自答を繰り返したヨ─── 。でも答えは変わらない、チューンドだけが見られる景色を見たい、そこを走りたいんだ───。

まぁ、現実は私以外がノーマル世界で、私だけがデチューンされてるわけだが。

Permalink |記事への反応(0) | 17:35

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260113125610

ドラクエリメイク攻略中。

半年前にPS1版を裏ボス倒すまでやったばっかだけどね。

シナリオ原作に忠実で、難易度だけ下がっている。

現在、みんな大好きレブレサックまで進んだが、いまだに全滅一回もなし。

死者が出ても戦闘終われば生き返るので、基本的に全滅しなければ攻略が続行できる。

そして手厚い回復セーブポイント

街の教会宿屋普通にあるのに、ダンジョン入り口に全回復セーブポイント中ボス前にも全回復セーブポイント。長いダンジョンでは途中にも全回復セーブポイント

広かったダンジョンは狭くリフォームされてるのに、「ちょっとまだ全然MPとかへってないんだけど」というタイミングでも容赦なく出てくる全回復セーブポイント

ダンジョンの途中でMP尽きたんで撤退」なんて絶対させないとばかりにシェルパ100人雇って高尾山登山するような難易度

しか経験値やら職業経験値やらがやたら気前良いんだわ。

どんなにレベル差があっても1回の戦闘で必ず5ポイント貰える職業経験値

MP尽きるまで戦ってから宿屋泊まろー」と思って戦闘してると、MPが尽きる頃にはレベルが上がって全回復してしまう事もしばしば。

魔法効果のある有能武器も多いから、呪文メインの職業MP尽きるみたいな事態になっても手詰まりにならないし、

年がら年中誰かバーストリミットブレイクみたいなやつ)してるせいで、逆に戦略が立てづらい。放っておいても何とかなっちゃうんだもん。

職業副業できるから、笑わせ師みたいな使えないジョブも、メイン職業ゴッドハンドで閃光斬りする裏側で育成できる。(まあ、方向性の違う職業副業につけちゃうと、ステータス補正が食い違ってしまって弱体化は避けられないが)

AIも優秀だからバッチリがんばれ」でバッチリがんばってくれて、ボス戦をAI任せにしても別に困らない。副業AI任せという時代の先端を行くワークスタイルドラクエ7。つみたてNISAリモートワークも実現できないだろうか。

そしてルーラ。石板世界でも拠点に飛べる有能ルーラ

戦闘レベル差があれば、戦闘に入らず斬って捨てて1ポイント職業経験値を稼ぐか、あえて戦闘に入って5ポイント稼ぐか2択が可能

まだ取ってない石板の場所は案内人に聞けて、石板の祭壇は一画面に集約。

こんだけ至れりつくせりだと、原作にあった面倒臭さは微塵もない・・・と思うじゃん?

面倒臭いんだなこれが。

シナリオ構造上、どうしても面倒臭いんだわドラクエ7。

というのも、石板世界クリアしたら、現代に戻ってクリアしたばっかの出現した島を探索し直さなきゃいけないから。

下手にマップがわかってる分、作業感が半端ない

町の中の宝箱も、ダンジョンの中の宝箱も、もう一度取り直さなければならず、当然町の人たちとも話す必要がある。

くっそ面倒臭い

今やってるレブレサックも、石板世界クリアした後に、また現代レブレサックに行って嫌な思いをしなきゃならんのである

なおシナリオ原作にかなり忠実であり、「あれ、なんか省略されたかな?」と感じるポイントはあっても会話は違和感はない。

で、レブレサック半年前のPS1版に続けて2度目の体験なのだが、

レブレサックの何が嫌って、そんなに非がないのが一番嫌なところだな。

悪と言えるほど悪ではないのだ。第一印象は完全に普通の村であり、

主人公たちと袂を分かってから特に理不尽なことはないのだ。

しろ、一度はOKした仕事理由も言わずに「やっぱやらん」と言い出した主人公達を、納屋に閉じ込める程度で済ませてるあたり、かなり理性的であるとも言える。

まあ、ドラクエ主人公の常として何喋ったのか全く表示されないから、ほんとは何か言ってたのかもしれんけど、仲間も何も言わねーし。

せっかくマリベル帯同でレブレサック行けたのに。

「あの魔物は何かおかしくて裏事情がありそうだから、ひとまず我々に本件を預けてもらえないか」程度の事が言えればあん事態にはなってないのではないかと思われ、

主人公サイドももちょっと何とかならなかったのか、という感があるところもプレイヤーイライラ拍車をかける

で、そんならレブレサック良い奴なのでは? というと別にそんな事もなくて、やっぱり嫌な村なのである

とにかく小市民根性で、被害者意識が強いせいでその裏返しで集団暴力に走るという、もう人間の嫌なところ見せられてる気分になるのである

現代レブレサックはまた違うところが嫌なのだが、まあ、そっちはまだ辿り着いてないから置いとこう。

そーいや、黄金女神像出てきたけど、あれの扱いは結局どう変わるのかな。

まあ楽しみにさせてもらおう。

Permalink |記事への反応(1) | 15:22

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

市場に確かに規制必要だ。だが裁量・介入の自己放尿をやめなければ成長はない

市場は万能ではない。だが「万能ではない」という事実を、官僚政治家免罪符として濫用する国家は、例外なく自己放尿する。

市場は確かに失敗する。しかし、政府もっと頻繁に、もっと大規模に、そしてもっと不可逆に失敗する。

問題は「市場政府か」ではない。市場の失敗に対して、政府がどの程度の失敗を上乗せするかである

 

ここでまず明確にしておく。規制必要だ。必要なのはルールである国家が担うべきは審判であって選手ではない。

審判ルールを固定し、プレイヤー予測可能環境競争できるようにする。

審判が気分で笛を吹き、勝敗演出し、人気チームを勝たせようとした瞬間、競技のもの自己放尿する。

これが裁量行政本質だ。つまり制度設計ではなく介入芸で国家が飯を食う社会は、資本主義をやっているようで、実態は準社会主義である

 

市場必要規制は、所有権明確化契約執行強制詐欺暴力等の排除が挙げられる。

これは国家のコア業務だ。これがなければ市場は単なる弱肉強食縄張り争いに堕する。

だが、この最低限のルール整備と、「特定産業を救う」「特定企業延命する」「特定地域補助金を撒く」「特定価格を維持する」といった裁量介入を混同する国は多い。

これは知的に言えばカテゴリーミスであり、政治的に言えば利権偽装である

 

価格情報である価格は需給だけでなく、希少性、リスク、期待、技術代替可能性、時間選好といった膨大な情報圧縮したシグナである

政府価格に介入するとは、情報伝達回路を破壊する自己放尿である

価格統制、補助金、参入規制護送船団方式行政指導。これらはすべて、価格が発する「足りない」「余っている」「危ない」「儲かる」というシグナルを黙らせる。

すると市場沈黙する。沈黙した市場では資源配分劣化し、全要素生産性TFP)が腐り、資本蓄積が歪み、イノベーション死ぬ

 

さらに致命的なのは政府介入が単発で終わらない点だ。介入は次の介入を呼ぶ。

たとえば賃金価格政治的に固定すれば、需給の調整は数量制約として現れる。品不足、待ち行列闇市場、質の低下。そこで政府さらなる規制対応する。

こうして政策自己放尿する。これは政策ラチェット効果であり、政治経済学的には典型的政府失敗である国家は縮まない。国家肥大する。

 

この肥大は、単なる非効率では済まない。合理的期待形成のもとで、民間政策学習し、適応し、回避し、ロビー活動資源を投下する。

これがまさにルーカス批判の核心だ。政府過去データ根拠裁量政策を撃てば撃つほど、民間の行動規則のものが変わり、政策効果蒸発する。

蒸発するだけならまだ良い。現実には政策は不確実性を増幅し、期待を不安定化させ、投資を萎縮させる。これはマクロ政策が景気を安定化させるという幻想の裏側にある現象である

 

裁量介入の害は、単なる資源配分の歪みではない。もっと深い。インセンティブ構造破壊だ。

救済が予想されれば、経営者リスクを過大に取る。モラルハザードが発生する。ゾンビ企業が生き残り、創造破壊が止まる。

生産性の低い企業市場から退出しないため、労働資本も滞留し、新陳代謝が消える。これが日本型停滞の中核であり、成長率の天井を作る。

 

そして官僚機構は介入すればするほど自分仕事が増えるため、規制供給者として振る舞う

まり規制公益ではなく官僚制の自己保存のために生産される。

政治家も同様だ。補助金を配れば支持が得られる。規制を作れば仕事をした感を演出できる。

財政支出可視化され、票になる。改革は不可視で、票になりにくい。

から政治短期主義に偏る。ここに「政府市場を補完する」という建前の裏で、「政府市場寄生する」という自己放尿が成立する。

 

このとき国民がよく口にする反論がある。「でも市場には格差がある」「弱者が切り捨てられる」「外部性がある」。

もちろんそれは正しい。だがここで重要なのは格差是正を口実に、政府価格メカニズム破壊してよい理由にはならないということだ。

外部性存在する。だが外部性への対応は、原則として価格付け(ピグー税排出権取引)で行うべきであり、官僚恣意的産業を選別して補助金を注ぐことではない。

格差問題も同様で、再分配は所得移転という透明な形で行うべきであり、特定業界保護という歪んだ形で行うべきではない。後者効率性を殺し、利権固定化し、結果的貧困を温存する。

 

まり、正しい政策はこうなる。市場を歪めない形での最小国家である金融政策ルールベースで、予測可能性を最大化する。

財政は均衡を原則とし、例外限定する。産業政策基本的否定し、競争政策を強化する。参入障壁撤廃し、退出を容易にする。

倒産は悪ではなく資源再配分の装置として受容する。これが健全資本主義だ。痛みはある。だが痛みを先送りして麻酔を打ち続ける社会は、やがて神経そのものが壊死する。

 

日本病理は、成長戦略がないことではない。成長戦略を語りながら、同時に市場を信用していないことだ。

規制緩和を掲げながら、例外を大量に作る。競争を促進すると言いながら、既得権を守る。財政健全化を言いながら、政治的に都合のいい支出を増やす

これは論理矛盾ではない。政治合理性としては整合的だ。だが経済合理性としては自己放尿だ。

 

成長とは何か。成長とは生産関数シフトすることだ。TFPが上がることだ。

その源泉は技術進歩だけではない。競争、退出、資本再配分、価格シグナル、企業家精神である

これらは制度産物だ。制度が悪ければ、技術があっても伸びない。優秀な人材がいても伸びない。資本があっても伸びない。制度が良ければ、凡庸な国でも伸びる。

 

ここで裁量介入が入ると何が起きるか。投資家は経済性ではなく政治性で投資を決めるようになる。

企業顧客ではなく役所を見るようになる。

労働者はスキルではなく保護される職を探すようになる。

これがレントシーキング経済であり、成長率が落ち、社会全体が官への依存で腐っていく。

これは文化問題ではなく、インセンティブ問題だ。人間合理的に振る舞った結果としてそうなる。

 

から結論冷徹だ。

市場規制必要だ。だがそれは、競争を止めるための規制ではない。競争を成立させるための規制である

市場政府必要だ。だがそれは、配分を決めるための政府ではない。ルールを固定するための政府である

社会保障は必要だ。だがそれは、産業延命するための社会保障ではない。個人を救うための社会保障である

 

そして何より必要なのは政治家官僚が「景気を操作できる」「産業を育てられる」「成長を設計できる」という全能感を捨てることだ。

成長は、官僚ペン先からまれない。成長は、無数の市場参加者価格シグナルを頼りに試行錯誤し、失敗し、退出し、再挑戦するプロセスから生まれる。

 

裁量・介入の自己放尿をやめろ。

国家がすべきことは、笛を吹くことではない。

フィールドを整え、ルールを守らせ、そして黙ることだ。

 

資本主義は「うまく設計すれば成功する制度」ではない。

資本主義は「余計なことをしなければ成長する制度」だ。

Permalink |記事への反応(0) | 14:24

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260214074832

軍備増強は実際の抵抗力を上げることで侵略コストを上げて侵略を躊躇させる効果もあるし、また抵抗意思の強さを見せつける意味合いもあるんでそんな0,1レベルの話ではない。

Permalink |記事への反応(0) | 08:07

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

清繭子さんが作った「#ママ戦争止めてくるわ」のタグを見ていると、

こいつらに、自分達「ママ」のお陰で戦争が止まったと勝ち誇られるくらいなら、戦争になっても別にいかな…と思えてくる

全く、戦争推進という意味では実に効果的なタグだと思うよ

Permalink |記事への反応(0) | 01:51

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

痛い時に「だからなに?」って思うと我慢できる

頭痛我慢できないくらい痛い時によくやるんだけど「痛いけど別にいからって死ぬわけじゃないし痛いからなんだよ?」と考えると痛みが遠くなる感じがするのでおすすめ


これ逆に我慢できる程度の痛みだと効果ないんだよな

痛みで思考が鈍ってる時にだけできるライフハック

Permalink |記事への反応(0) | 00:20

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2026-02-13

anond:20260213202143

バカみたいだなほんとに

国連憲章第2条第4項(条文・要点)

条文(日本語訳・要旨):

「すべての加盟国は、国際関係において、他の国家領土的一体性又は政治的独立に反して、武力による威嚇又は武力行使使用してはならない。」

国連加盟国原則戦争禁止です

でも特別軍事作戦の抑止効果なんかゼロです

Permalink |記事への反応(1) | 22:03

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

思考を整理する→集中できる

フリーランスになって2年が経ち、今更自分が向いていなかったのではないかと思う。

仕事内容は伏せるが、とにかく集中力が続かないのだ。

今日はここまでやろう」「今月はここまで進めよう」

そういったことは決めるのだが、それが守られた試しはない。

1日最低でも6時間集中して作業することが出来れば、ちゃんと稼げるはずなのにそれが出来ない。

作業をすると決めた日に、30分も集中することが出来なかった日なんてざらだ。

そんな日にベッドで眠りにつくとき自己嫌悪でいっぱいになる。

全く集中できていないかというと、そんなことはなくて、たまに滅茶苦茶集中できるタイミングがあったりする。

1週間に1回あればいいくらいだけど、大抵1~2時間でそんなボーナスタイムは終わってしまう。

それで多少稼げてしまっているから、甘えてしまうのかもしれない。

生活するにはギリギリ稼げていて、しか借金もあるからもっと稼がなければいけないのに出来ない。

集中力回復させるために、サプリを試したり葉巻を吸ってみたりしたがあまり効果が見られない。

最近試しているのは、「運動」と「マインドマップ」だ。

運動」は効いてるか分からないが、「マインドマップを書くこと」は結構効果がありそうだった。

マインドマップを書いているうちに思考が整理され、思いのほか作業スムーズに始めることが出来た。

今日マインドマップを書いてから1~2時間程度作業を進めることが出来た。

少し面倒だが、仕事を始める前にこれから毎日マインドマップを書くようにしたいと思う。

それくらい、このマインドマップを書くという作業自分にとって重要になってきそうな予感がした。

Permalink |記事への反応(0) | 21:23

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260213203539

ハムソーセージ特に獣肉(例えばイノシシや鹿)の臭みを取るためには、いくつかのテクニックがあります

肉の臭みを取る方法

1. 肉を冷水で洗う

• 新鮮な肉を調理する前に、冷水でしっかりと洗い流すことは基本中の基本。これによって血液や汚れ、余分な脂肪を取り除くことができます

2. 酢やワインに漬ける

• 酢や赤ワインに肉を漬け込むと、臭みが和らぎます。酢の酸味やワインアルコールが臭み成分を分解してくれるので、肉の匂いが軽減されるんです。

• やり方: 肉を酢(またはワイン)に漬けて、30分~数時間程度マリネします。これで臭みが消え、風味が豊かになる場合もあります

3. 塩水に漬ける

• 塩水(塩+水)に肉を漬けることで、臭みを取りつつ、肉が引き締まってうま味が増します。塩水は臭みを吸収し、肉の余分な水分や血液を取り除く効果があります

4.香味野菜ハーブを使う

鶏肉豚肉特に獣肉は、ローズマリータイムニンニク生姜などを使って臭みを取ることができます。これらの香味野菜ハーブが肉の匂いマスキングして、肉本来の旨味を引き出してくれるんです。

• やり方: 肉にハーブ香味野菜を直接まぶすか、料理の際に一緒に煮込むことで、臭みを和らげることができます

5.燻製塩漬け

ハムソーセージ場合、臭みを取るために燻製塩漬けが行われることが一般的燻製は、煙に含まれ化学成分(フェノール化合物など)が肉の臭みを抑え、保存性も高めてくれます

塩漬け場合、塩が肉の表面に浸透して水分を引き出し、臭みの原因となる成分を取り除きます

6. 加熱による臭みの除去

• 肉をしっかり加熱することも臭みを取り除くための重要ステップです。特に焼く、煮る、蒸すなどの加熱方法効果的。焼いたり煮たりするときに出てくるアクや脂肪も臭みを含んでいるため、これを取り除くことで肉がより美味しくなります

ハムソーセージ場合

ハムソーセージでは、主に塩漬け燻製で臭みを取りますが、**発色剤(亜硝酸塩)**を使うことが多いです。これが肉に色を加え、保存性を高めると同時に臭みも抑える役割を果たします。薬品と言えば、この発色剤や保存料が使われますが、家庭で作る場合ナチュラル方法にこだわることが一般的です。

塩漬け: 塩を使って肉を長時間漬け込み、余分な水分を引き出して臭みを減らします。

燻製:燻製によって、肉の表面に煙の成分が付着し、臭みが抑えられます燻製の煙に含まれ化学成分が臭みを分解し、風味を良くします。

簡単に言うと…

薬品(例えば亜硝酸塩など)は市販ハムソーセージでよく使われますが、家庭で作る場合は、酢や塩、香味野菜などを駆使して臭みを取る方法一般的です。燻製塩漬けも、自然方法として取り入れられることが多いです。

Permalink |記事への反応(0) | 20:37

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

憲法9条の防戦効果は、戦争しないと書かれてるから他国は口実にしづらいこと、という主張に対する人々の答えが

バカみたい」

なの今だにショックだし「対話する気ないでしょ…」と思った

暴力を振りかざして、生物としてプリミティブな感情である恐怖をうながして支配する平和って、一番信頼できるけど一番危険だよ…… 真の平和ってもっと高度な理性に寄りかかったもの、それは繊細で微妙で、必ず不安をともなう

Permalink |記事への反応(4) | 20:21

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

自画撮り被害などを防止する設定

以前大人がスマホの使用ルールに無頓着なのではないかという記事を書いたが、先日のYahoo!ニュース裸の画像「ばらまく」と脅し金銭要求する「セクストーション」詐欺の標的になるリスク"世界1位の日本"納得の理由、子どもを守るためにできることという記事話題になっていた (はてなブックマークではそこまで話題にはなっていないが) 。

そこで、あまり知られていないかもしれない、セクストーションや自画撮り被害 (セクスティング) といった被害を発生させる前に防ぐ設定を紹介したい。もしこどもがいて、この機能をしらなかったというならぜひ設定してほしい。

iPhoneTONEオリジナル機種は被害防止に意欲的で、標準機能だけで設定ができる。iPhone場合撮影本体に保存はできるが、送信の段階で防止、TONEオリジナル機種はそもそも撮影の段階で防止と、防止するタイミングことなる。いずれにせよこれらの機種ならほぼ確実に送信してしま心配がなくなるので、こどもが使用している機種がこのどちらかなら、ぜひ設定してほしい。ほんとうなら各携帯キャリアが標準搭載するべき機能なのだが...。身内被害 (同級生など) もふえているようなので、キャリア公式機能でできるSNS自体使用制限だけでは確実な防止ができない。

iPhone場合

iOS17以降で使用できる。

"設定" → "スクリーンタイム" → "コミュニケーション安全性" をオンにする。

これをオンにすることで、表示もしくは送信しようとしたときに警告が表示され、信頼できる大人 (13歳未満は保護者) にメッセージ送信助けを求める方法を表示、連絡先をブロックという選択肢から選択することができる。

Appleプライバシーを最優先にした設計になっているため、自動的に通知する機能はない。ただし、iOS 18以降で13歳未満の場合、警告表示がまず保護者相談することをおすすめする内容になるほか、警告を無視して送信しようとするとスクリーンタイムパスコードの入力必要になるため、13歳未満が親に気づかれずに送信してしまうということは起こらない。

そして、"設定" → "スクリーンタイム" → "デバイス間で共有" をオンにしておくと、こどもが所有しているすべてのiPhone (iPadMac含む) に設定内容が反映されるようになるほか、保護者iPhoneから遠隔で設定を変更することもできるようになる。

ちなみに、おとな用の設定もある。"設定" → "プライバシーセキュリティ" → "センシティブな内容の警告" がそれ。コミュニケーション安全性 (こども用の設定) との違いは、送信時に警告が表示されるか (センシティブな内容の警告は受信時のみ) 、信頼できる大人相談選択肢が表示されるか (助けを求める方法はどちらでも表示される) 、他社製アプリ適用されるか、の3点である。Xのセンシティブ警告に似たものと考えるとよい。

TONEオリジナル機種の場合

"TONEカメラ" で使用できる。TONEオリジナル機種は持っていないため具体的な手順説明でなくて申し訳ない。

まず、"Oneファミリー" / "TONEファミリー" で標準のカメラ無効にする。

つぎに、TONEカメラの設定で、判定レベル保護者にに自動通知するかどうかを選択する。

判定レベルは初期設定は高だが水着だったりそもそもふつうに服を着ている状態誤検知してしまい困る場合は、中に設定できる。中はiPhoneと同等レベル

保護者自動通知は有料オプション契約している人のみ使用できる (親子ともにキャリアTONEなら無料) 。

この設定をすると、シャッターボタンを押したとき "不適切な内容のため撮影できません。" と表示されて、保存されない。

また、各種アプリについているカメラ機能撮影しようとすると、"TONEカメラをご利用ください" と表示される。これはほかの機種では絶対できない。

上記以外のAndroid場合

デフォルト状態ではGoogleメッセージ (キャリアに属していない機種でのデフォルトSMS) のみ適用されるが、日本アメリカiOS一般に普及していることからLINEなど他社アプリインストールしているケースがおおいことや、とくに日本ではキャリアの機種はGoogleメッセージの代わりに (auはいっしょに) +メッセージ (ドコモauソフトバンクでのデフォルトSMS) がインストールされていることから効果は期待できない。Androidが広く普及している国ならありなんだろう。ちなみに設定するなら、 "設定" → "Google" → "センシティブコンテンツの警告" で設定する。表示されない機種は、"設定" → "セキュリティ" でセキュリティアップデートGoogle Playシステムアップデートの2つを最新の状態にしたうえで、Play ストアからGoogleメッセージ更新さらに "設定" → "Google" → "システムサービス" で "Google Play開発者サービス" と "Android System SafetyCore" の2つを更新すると表示されることがある。

上記2機種とはことなり完全な対策はむずかしいが (キャリア側が対策すべきなのだが、おすすめは "コドマモ" をインストールして使用すること。

愛知県警藤田医科大学共同開発で、愛知県警提供していたころは無料だったが、民間移管して有料化された。ただし無料時代から使用していたユーザーは有料限定機能をのぞいてそのまま使用できる。また、auの "U12バリュプラン" に契約している場合無料

撮影すると、警告を表示して画像の早急な削除をうながす仕組みになっている。iOSはしかたないところもあるが、Androidならシステム権限をつかってどうにでもできたような気がするのだが...。さらに、ビデオ通話対策できない。(通話ではなくビデオ撮影については検討中とのこと)

初版ははだかの写真のみ検知対象だったが、ユーザーのご意見により検知が厳しくなったとのこと。ただしTONEとはことなレベルの調整ができず、学習精度が向上するまでは温かくみまもっていただいて、どうしてもお困りの場合保護者制限を解除してもらうようにご依頼ください (App Storeレビューより) と、それはどうなのかと思うが...。

なお、みまもりアプリとしては唯一LINE監視対応していて、性犯罪兆候AIで検知して保護者に通知するということもできる。また、キャリアとも端末メーカーとも (上記割引サービス以外)無関係アプリなので、MVNOで親がAndroid、子がiOSという場合でも使用できる。

iPhoneTONEオリジナル機種以外をつかっているなら、警察庁ウェブサイトに公開されている啓発資料を定期的 (とくに長期休暇前) に読みあわせたほうがいいだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 19:03

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

② 外見と婚姻成功率(実データ

■ 外見効果存在する

社会学研究の一致結論

✔ 外見が良いほど

出会い数が増える

マッチング率が上がる

結婚確率がやや上昇

■ ただし重要ポイント

外見効果

👉 若年期恋愛で最大

👉結婚段階では「収入・安定性」が上回る

実証研究

多くの恋愛市場研究

初期マッチング → 外見優位

長期パートナー選択社会経済条件優位

確認されています

Permalink |記事への反応(0) | 14:18

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260213140835

予防接種は多少の感染予防効果はあるもの重症化防ぐ効果の方が大きいからなあ

そもそも型違えば無意味だし

Permalink |記事への反応(0) | 14:11

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

なぜAI生成文章ダメAI生成スライドは良いのか

日本語圏のSNS特にX(旧Twitter)において、興味深い現象が観察される。AI生成された文章には厳しい視線が向けられる一方、AI生成されたスライドデザイン素材には驚くほど寛容な態度が取られているのだ。同一人物が「AIで書いた文章は見ればわかる。ああい機械的な文はダメだ」と批判しながら、数日後には「AIプレゼン資料を5分で作成!便利すぎる」と絶賛する光景日常的に繰り広げられている。

この矛盾は単なる気まぐれではない。そこには人間認知メカニズム文化的価値観、そして社会的シグナリングの複雑な相互作用が潜んでいる。

公立はこだて未来大学研究チームが2025年に発表した論文では、生成AIをめぐるSNS上の議論分析し、賛成派が「功利主義」を中心とする価値観を持つのに対し、反対派は「著作権重視」を中心としつつも複数価値観が混在していることが明らかにされた。しかし実際の行動レベルでは、同じ個人の中でさえ、対象によって態度が大きく変わる現象が生じている。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsik/35/2/35_2025_015/_pdf

なぜスライドは許されるのか

この非対称性理解する鍵は、「道具性の階層」という概念にある。人々は無意識のうちに、創造活動本質的ものと装飾的なものに分類している。

文章思考の直接的な表現とみなされる。論理展開、語彙選択文体リズムといった要素すべてが、書き手の知性や人格と不可分に結びついていると考えられている。ChatGPTが生成した文章違和感を覚える理由の一つは、この「本質との一体性」が損なわれることへの抵抗だ。AI生成文章には「単調なリズム」「過度な順序表現(まず、次に、最後に)」「単語の繰り返し」「個人視点の欠如」といった特徴があり、これらが機械的な印象を与える。AI判定ツールの精度はまだ発展途上だが、人間直感は「この文章には人がいない」という違和感を敏感に察知する。

対照的に、スライド思考を伝えるための「容器」として位置づけられている。レイアウト、配色、フォント選択重要だが、それらは中身を引き立てる装飾であり、発表者の本質的能力とは別物と考えられがちだ。CanvaAI提供する膨大なテンプレート自動デザイン機能は、この「装飾性」の領域に働きかける。デザインスキルを持たない人でも短時間プロ品質資料作成できることは、単なる効率化として歓迎される。

この階層化は必ずしも論理的ではない。優れたスライドデザイン情報構造能力を反映するし、文章執筆も道具を使って行われる活動だ。しか認知的には、文章は「私そのもの」、スライドは「私が使う道具」という区別が根強く存在する。

認知的不協和ダブルスタンダードメカニズム

心理学者レオンフェスティンガーが1957年提唱した認知的不協和理論は、この矛盾説明する有力な枠組みを提供する。人は矛盾した信念や行動を持つと心理的不快感を覚え、その不協和を解消しようとする。ただし、その解消方法は必ずしも論理的整合性を追求するものではない。しばしば、自分に都合の良い解釈採用することで不快感を和らげる。

AI生成は良くない」という信念を持ちながらAI生成スライドを使う場合認知的不協和が生じる。この不協和を解消するため、人々は様々な正当化を行う。「スライドは装飾だから別」「効率化のためなら仕方ない」「自分で内容は考えている」といった理由けがなされる。こうした正当化は、矛盾を解消するための事後的な説明であることが多い。

さらに、一貫性バイアスと呼ばれる認知的傾向も作用する。これは他者過去言動未来も一貫していると考える傾向だが、自分自身の行動については異なる基準適用やすい。「あの人はいつもAI批判している」と他者評価する一方、自分AIツールを使う場面では「状況が違う」「これは例外」と特別扱いする。

集団バイアス無視できない。自分が属するコミュニティアイデンティティグループの行動には甘く、外部グループには厳しくなる。たとえば「文章を書く人」というアイデンティティを持つインフルエンサーは、文章生成AIには厳しいが、自分が専門外のデザイン領域でのAI利用には寛容になる。

検出可能性とシグナリングの非対称

もう一つ重要な要因は、検出の難易度だ。AI生成された文章は、特徴的なパターンから比較的見抜かれやすい。一方、スライドAIで生成されたかどうかを判別するのは困難だ。テンプレートを使ったのか、AIが生成したのか、手作業類似デザインを作ったのか、外部から区別する手段ほとんどない。

この検出可能性の差は、社会的シグナリングに影響する。文章力は可視的なスキルとして評価されやすく、「この人は考える力がある」というシグナルを発する。AI生成がバレれば、そのシグナルが損なわれる。対照的に、スライドデザイン品質は主張の説得力を高める効果はあるが、「この人はデザイナーだ」というシグナルを発することは少ない。むしろ効率的に仕事を進める人」という別のシグナルになり得る。

X上のインフルエンサーは、フォロワーに対して自らの専門性知的能力シグナルし続ける必要がある。文章AI生成であることが明らかになれば、そのシグナルの信頼性が損なわれる。一方、スライド作成AIを使うことは、むしろ最新ツールを使いこなす能力シグナルとなる。この非対称性が、態度の違いを生む強力な動機となっている。

インフルエンサー文化二重基準の増幅

X上のインフルエンサーは、特にこの矛盾体現やす立場にある。彼らの影響力は、一貫した意見説得力ある表現によって構築される。しかし同時に、効率的なコンテンツ生産と目を引くビジュアルも求められる。この二つの要求が、AI利用における選択的態度を生む。

2026年1月時点で観察される典型的パターンとして、「AI生成コンテンツの透明性」を主張するインフルエンサーが、自身ビジュアルコンテンツAI生成ツール使用しながらその事実を明示しないケースがある。また、「AIに頼らない思考力」を強調する発信者が、投稿アイデア出しや構造化にAIアシスタントを利用している事例も少なくない。

これは必ずしも意識的偽善ではない。多くの場合、本人は「自分本質的仕事にはAIを使っていない」と認識している。しかし、何が本質で何が補助かという線引きは、極めて主観的恣意的だ。

さらに、X社によるAPI改定とInfoFi(投稿報酬を得る仕組み)アプリの締め出しが2026年1月に行われたことで、「質より量」のAI生成リプライが減少した一方、より洗練されたAI活用が主流派インフルエンサーの間で定着している。AIを使いながらも「人間らしさ」を保つ技術が発達し、矛盾はより見えにくくなっている。

深層にある価値観の衝突

この問題根底には、創造性と真正性オーセンティシティ)をめぐる根本的な問いがある。私たちは何に価値を置くのか。アウトプットの質か、それを生み出すプロセスか。効率性か、人間的な営みか。

従来、この問いには明確な答えがあった。芸術知的生産においては、プロセスと人間性に価値が置かれてきた。しかAI時代において、この前提が揺らいでいる。

興味深いことに、歴史的には技術革新のたびに同様の議論が繰り返されてきた。写真の登場時、絵画価値は「手で描くこと」から芸術視点」へとシフトした。DTMデスクトップミュージック)の普及により、音楽制作における「演奏技術」の相対的価値が低下した。DTPデスクトップパブリッシング)は印刷業界職人技を置き換えた。

今、同じことが文章デザイン領域で起きている。ただし、その影響は均等ではない。スライドデザイン比較的早く「技術による代替可能領域」として受け入れられたが、文章はまだ「人間本質的表現」として守られている。この防衛線がいつまで持続するかは不透明だ。

示唆と今後の展望

この非対称性は、AI時代における価値観の過渡期を映し出している。矛盾を指摘することは容易だが、実はこの矛盾自体が、人間技術と折り合いをつけながら新しい規範模索するプロセスの一部かもしれない。

実務的には、いくつかの示唆が導かれる。第一に、透明性の重要性だ。何にAIを使い、何に使っていないかを明示することで、信頼性を維持できる。第二に、本質と装飾の区別文化的主観的ものであることの認識だ。自分価値基準他者一方的押し付けることの限界理解すべきだ。第三に、検出可能性が態度を決定する現状において、技術的な検出手段の発展が規範形成に影響を与える可能性がある。

インフルエンサー情報信者にとっては、自らの基準を一貫させるか、あるいは基準が状況依存であることを率直に認めるか、いずれかの選択が求められる。後者を選ぶことは必ずしも弱さではない。むしろ技術人間関係が流動的な現状を正直に反映したものだ。

最終的に、この議論が示すのは、AI生成コンテンツの是非ではなく、私たちが何を「自分らしさ」「創造性」「価値ある仕事」と定義するかという、より根源的な問いだ。その答えは、技術進化とともに、そして社会的対話を通じて、これから形成されていく。

Permalink |記事への反応(49) | 10:59

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260213025312

不労所得を得ようって価値だけじゃなく

企業への貢献にもなり、企業への貢献は経済回して自分利益にもなるかもやで

選挙よりも効果期待出来るのに何故しない

Permalink |記事への反応(0) | 10:43

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

anond:20260213084554

あなたがやるんですよ

システム維持費?それでプラスになる経済効果保険適用厳格化によるコスト効果計算してくださいね

Permalink |記事への反応(0) | 08:49

このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

次の25件>
ログインユーザー登録
ようこそ ゲスト さん
Copyright (C) 2001-2026 hatena. All Rights Reserved.

[8]ページ先頭

©2009-2026 Movatter.jp