
はてなキーワード:処方せんとは
近くにある大きめの自然公園に行ってみたけどカラスしかいなかった。赤とんぼがめちゃくちゃ飛び交っていて地面にはどんぐりがごろごろ落ちていた。ツクツクボウシの一生続く輪唱にまぎれてキジバトさんの最後にホ…(絶命)ってなるおなじみのさえずりは聞こえてきたけどその姿は見えなかった。
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駅前に向かう途中、薬局の処方せん受付の入口近くにハクセキレイさんがいた。ハクセキレイさんは建物の入口で見かけることが多い気がする。入口が好きなのかな。
今日はなんにも予定がないのでじっとハクセキレイさんのことを見つめることができた。
くちばしを開けたまんまじっとして尾羽だけをフリフリさせていた。まぬけな感じでかわいかった。調べてみたら口を開けることで水分を蒸発させて体温を下げているらしい。鳥は汗をかかないからこの口を開ける行為が体温調節になるのだという。
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駅前のベンチに座っていたらドバトさんが4匹くらい集まってきた。1匹はお疲れの様子で、香箱座りになって地面で丸くなっていた。
羽の色がなめらかでふっくらしててツヤの良い個体が、ほっそりしてて羽がボサボサな個体の首元をくちばしでついばんでいた。鳥だから毛づくろいではなくて羽づくろいと呼ぶらしい。献身的で尽くしてる感があった。ボサボサの方はちょっと迷惑そうな感じで首をそらしたりしていたけどついばまれるままになっていた。それだけではなくて嘴と嘴をかさねてキスのようなこともしていた。あっつ。暑すぎる。これは求愛給餌と呼ぶらしい。
そんなアツアツのドバトさんカップルを眺めながら、目の前で繰り広げられる行為の意味をスマホで熱心に調べた。
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帰りがけのいつもの小径で、2週間ぶりにキジバトさんを見た。10メートル先で降り立つのが見えた瞬間に幸福感を覚えた自分に驚いた。最近ここの水路はずっと水が流れず干乾びているので、キジバトさんもどこか他の場所へぷらりと引っ越したのかと思った。
前と同じ個体かどうかはわからない。でもぼくとキジバトさんはこれまで3回ともこの場所で出会っているのだ。
キジバトさんをよく見ると喉元をブルブルとふるわせていた。これも体温調節の一つなのかなと思った。
花粉症で耳鼻科にかかっている。今年は花粉が飛び始めるのが早いと聞いて早めに耳鼻科にかかり、飲み薬、点鼻薬、点眼薬を処方してもらった。
もらった薬が切れたので今日もう一度耳鼻科に行ったら、窓口で「薬だけ下さい」と言ってる人がいたので試しに同じように言ってみたら、事務職員からその場でOKと言われ、そのまま処方箋と診療明細が出てきて「再診料」「処方せん発行料」450円(3割負担)を払った。
今日は代診の先生とのことだったが、診察室には入ってないし、医師の顔は見ていないし会話もしてない。問診票などで症状を伝えることもしていない。
この季節、耳鼻科は大混雑だし、もらう薬はどうせ同じだとわかっているから、払う金が同じで待ち時間が節約できるならもちろん私にとっては得だ。
しかし、会計待ちの間にググったところでは、医師が診察せずに処方箋を出すのはそもそも違法のような感じがする。
第二十条 医師は、自ら診察しないで治療をし、若しくは診断書若しくは処方せんを交付し、自ら出産に立ち会わないで出生証明書若しくは死産証書を交付し、又は自ら検案をしないで検案書を交付してはならない。 (https://laws.e-gov.go.jp/law/323AC0000000201#Mp-Ch_5)
そもそも、診察せずに診察料を保険請求するのは健康保険の不正請求じゃないか?
窓口で料金支払い時に保険請求が合法かを数度確認したが、「他のクリニックもそうしてるし、合法」との答えでそのまま支払いをし、処方箋を受け取った。
しかし、後でやはり気になって所管の厚生局に電話確認すると、やはり違法だし不正請求だとの回答。医師法20条とか知ってるのにそのまま処方箋を受け取るなと怒られた。ただ厚生局からは電話で報告されても何も対応しないとのこと。
診察なしで処方箋が出てきたら、患者は同負担で時間が節約でき、クリニックは事務作業だけで診療報酬が稼げるけど、健康保険の適正利用から言えばおおいに問題だ。
そもそもこんなカジュアルな処方をして問題ないような薬はOTC化(ドラッグストアで処方箋なしで販売)するべきだよね。
高額療養費制度の問題で皆保険制度が揺らいでいるところなのでかなりモヤモヤしているが、少額だし、患者と医者はwin-winだし、「厚生局は違法との見解だぞ」と言ってクリニックを問い詰めるまでするか迷っている。
今東京で三桁代の感染者が発生して、まだ感染状況は長引きそうで、医療機関や医療従事者にはまだまだ踏ん張り所な状況です。
そんな中、新型コロナウイルス感染症対応従業者慰労金というのが支給されるように決まりました。
支給金額は実際にコロナ患者の対応をした医療機関勤務者には20万円で、コロナ患者受け入れをしなかった医療機関勤務者や介護事業所勤務者には5万円払われるそうです。対象は幅広く、条件さえ満たせば勤務形態、資格の有無などにかからわず支払われるそうです。
厚生省も「緊急事態宣言下で10日以上勤務した全ての医療従事者に慰労金を支払いますので申請をお願いします」と謳っています。
しかし、そのように謳っておきながら、保険調剤薬局は除外されました。
緊急事態宣言下も、毎日通常営業で発熱患者、コロナ疑いと処方せんに記載のある患者、0410対応(コロナ下での電話診察などで送られてきたFAX処方せん)など、様々な患者の対応こなしてきました。
医院や病院によっては、発熱患者やコロナ疑い患者の診察を拒否したり接触リスクの低い電話診察対応をした所もあり、そのような所も慰労金対象で、直接患者と接触して服薬指導し、コロナ疑いの患者も一切調剤拒否しなかった調剤薬局の慰労金対象外はおかしいと思います。
これに対して、調剤薬局は感染リスクが低いからと厚生省の資料では回答してますが…
慰労金とは別の「医療機関・薬局等における感染拡大防止等の支援」(これは感染防止支援で施設拡充への支援)は調剤薬局も対象内です。
薬局の感染リスクを確かに認めていながら、そこで働く従事者の負担やリスクを認めないのは矛盾ではないでしょうか??
毎回ビニールカーテンや飛沫防止シート越しに接する事ができる訳ではありません。車椅子や足の悪い方に投薬する際は、それらはありませんし、在宅訪問調剤する時もそれらはありません。常に感染リスクと隣り合わせです。
患者との接触機会が医師や看護師や介護師より低い事を理由にするなら、病院の事務員や清掃員が対象になっているのは何故?
毎日感染リスクの不安を抱えながら働いていたのに、この扱いには悲しくなります。
医療や福祉の崩壊をギリギリで防いだのは全ての医療従事者や福祉関係者の頑張りのおかげです。
しかし、間違いなくその一端を担っていたはずの調剤薬局だけを除外するという政府の判断に失望と怒りを感じます。