
はてなキーワード:冷却装置とは
俺様:
3.11の東日本大震災での原発事故を受けて安全基準も新しくなったと思うのですが、この安全基準が本当に安全なのかを検証したいと思います。もし、3.11の事故当時の朝に戻れたとすると、この新しい安全基準で補強された原子炉や手順書は、同じ災害にあったとしても、メルトダウンを回避できるのでしょうか?できるとしたら、なぜできるのか、どの更新された安全基準がそれを可能にしているのか教えてください
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AI:
東日本大震災(2011年3月11日)で発生した福島第一原子力発電所事故を踏まえ、日本では原子力発電所の安全基準が大幅に見直され、2013年に新しい規制基準が施行されました。この新しい安全基準が本当に安全かどうか、また当時の状況下でメルトダウンを回避できたかどうかを検証するには、事故の原因と新基準の具体的な強化点を比較し、論理的に考える必要があります。以下で、順を追って説明します。###福島第一原発事故の主な原因福島第一原発事故では、地震による揺れで原子炉は自動停止しましたが、その後の津波が全ての電源(外部電源と非常用ディーゼル発電機)を喪失させました。これにより、冷却システムが機能せず、1~3号機でメルトダウンが発生し、水素爆発や放射性物質の放出に至りました。主な問題点は以下の通りです:1. **津波対策の不足**: 想定を超える14~15mの津波が襲来し、敷地高さ10mの防護が不十分だった。2. **全電源喪失(SBO:Station Blackout)への備え不足**:電源喪失後、冷却を維持する手段が限られていた。3. **非常用冷却装置の脆弱性**: 例えば1号機の非常用復水器(IC)は手動操作が必要で、電源喪失で確認・制御が困難だった。4. **複数号機同時事故への対応不足**:複数号機が同時に危機に瀕し、人的・物的リソースが分散した。5. **水素爆発対策の欠如**: 格納容器から漏れた水素が建屋内で爆発し、事態を悪化させた。### 新しい安全基準の概要2013年7月に施行された原子力規制委員会(NRA)の「新たな規制基準」は、福島事故の教訓を反映し、以下の点を強化しました:1. **自然災害対策の強化**: -津波や地震の想定を見直し、過去最大級の自然災害を基準に設計(例:津波高さの再評価と防潮堤の強化)。 -敷地高さを超える津波でも重要設備が浸水しない設計を義務化。2. **電源喪失への対策**: - 7日間以上の連続運用が可能な非常用電源(移動式発電機やバッテリー)の配備。 -複数かつ独立した電源系統の確保。3. **冷却機能の多重化**: -電源喪失時でも動作する代替注水手段(例:消防車やポンプによる外部注水)の準備。 - 蒸気駆動の冷却装置(RCICなど)の信頼性向上。4. **シビアアクシデント(過酷事故)対策**: -水素爆発防止のための水素制御装置(再結合器やベント設備)の設置。 - 格納容器の圧力制御を強化するフィルター付きベントの義務化。 - 溶けた燃料(デブリ)の冷却・封じ込め手順の整備。5. **複数号機事故への備え**: -複数号機が同時に事故に陥るシナリオを想定した訓練と設備の冗長性強化。###2011年3月11日の状況で新基準が適用されていた場合、メルトダウンは回避できたか?新基準が当時の福島第一原発に適用されていたと仮定し、事故当日の状況(地震M9.0、津波高14~15m)を再現した場合、メルトダウンを回避できる可能性は高まりますが、完全に保証できるわけではありません。以下に、回避可能と考えられる理由と、それを支える新基準の要素を挙げます。#### 1.津波対策の強化による電源維持- **新基準の効果**:津波高さの想定が事故前の5.7mから、過去最大級(例: 869年の貞観津波など)を基にした15m以上に引き上げられ、防潮堤や重要設備の防水化が義務化。- **当時の状況との比較**:福島第一では津波が敷地を越え、非常用ディーゼル発電機が地下で水没。新基準下では、発電機が浸水しない高所配置や防水設計が施され、電源喪失が回避できた可能性が高い。- **結果**: 電源が維持されれば、ポンプや冷却システムが稼働し続け、燃料の露出と溶融を防げた。#### 2.電源喪失時でも冷却可能な設備- **新基準の効果**: 移動式電源車や代替注水手段が事前に準備され、電源喪失後でも冷却が可能に。- **当時の状況との比較**:事故時、外部電源復旧まで時間がかかり、消防車による注水も遅延。新基準では、即座に代替手段が展開され、注水が継続できた。- **結果**: 燃料が水没した状態を維持でき、メルトダウンに至らない可能性が高まる。#### 3.水素爆発の防止- **新基準の効果**:水素制御装置やフィルター付きベントが整備され、水素の蓄積と爆発が防止される。- **当時の状況との比較**: 1・3号機では水素が建屋内に溜まり爆発。新基準ではベントで水素を安全に排出でき、建屋損壊を回避。- **結果**: 爆発による作業中断や放射性物質の拡散が抑えられ、事故の拡大が防げた。#### 4.複数号機対応の改善- **新基準の効果**:複数号機事故を想定したリソース配分と訓練が強化。- **当時の状況との比較**:現場では1~4号機が同時に危機に瀕し、対応が混乱。新基準では事前準備により、号機ごとの優先順位付けやリソース割り当てが効率化。- **結果**: 各号機の冷却が適切に管理され、連鎖的なメルトダウンが抑制された可能性。### どの安全基準が決定的か?特に重要なのは以下の2点です:1. **津波対策と電源の確保**:電源喪失が事故の起点だったため、これを防ぐ設計(防潮堤の高さ、設備の防水化、冗長電源)が最も効果的。2. **シビアアクシデント対策**: 仮に冷却が一時的に途絶えても、フィルター付きベントや代替注水で事態を収束させ、メルトダウンを回避。### 注意点と限界ただし、新基準が万全とは言い切れません。福島事故では想定外の津波高さが問題でしたが、将来さらに大きな自然災害が発生する可能性は否定できません。また、手順書の完璧な実行には人的要因(訓練の質、判断力)が関わるため、現場の混乱が再現されれば効果が薄れるリスクもあります。###結論新基準で補強された原子炉と手順書があれば、2011年3月11日の状況でもメルトダウンを回避できた可能性は高いです。特に津波対策と電源確保が鍵となり、これにより冷却機能が維持され、連鎖的な事故拡大が防げたと考えられます。ただし、自然災害の規模や人的対応の不確実性を考慮すると、100%の保証は難しいものの、新基準は事故の教訓を反映した大幅な安全性向上をもたらしていると言えます。
100%回避できるとはいえないものの、補強された基準で結構安全になったと思う。
たぶん、これ以上を目指すには、OKLOが開発してる小型原子炉(空冷でok)とかが実用化されるか、爆発しそうになったら即沈められる洋上原子炉とかになるのだと思う。
もちろん、核融合の実用化とかも期待したいところではあるが、あれは永遠のあと10年をずっとやってるからなあ。早く実現してほしい。
性能が高いが発火する“炎のCPU”
形を自由に変えてどんなコネクターも受け入れられる“水の端子”
あらゆるものを凍りつかせるが発火するPCならちょうどよく冷やせる“氷の冷却装置”
異空間にデータをほぼ無限に保存しかつアクセス速度を高めることで主記憶装置と補助記憶装置に分ける必要がなくなった“時空のストレージ”
禁断のPCパーツの消費電力に耐えうる電源容量を持つ“雷の電源ユニット”
炎のCPUの内蔵GPUにより生み出された画像を描写できるが輝度が強すぎる“光のディスプレイ”
一見黒すぎるサングラスだが光のディスプレイの光を程よくカットする“闇のPCメガネ”
触れるだけで念じたことがそのまま入力される“精神のキーボード”
有楽町ビッグで27インチのiMacを買ってきた、本体は19,800円(税別)
20年前はiMac本体がこの価格で買えるなんて思いもしなかった。
2020年代前半に流行したStadiaやGeForceNowのようなゲームストリーミングサービスは
2024年にGoogleが初めてのストリーミング専用マシン StadiaOSを発売
その時はノートPCタイプとタブレット、HMD型の3モデル。翌年にはデスクトップ型が登場した。
初のクラウド型PCの登場である。(前年にサムスンが発売していたが誰も覚えていない)
PCといってもCPUやメモリ、ストレージ、冷却装置は無いと言っても差し支えない。
それらの計算資源は全てGoogleクラウド上にあり、プランの選択でPCの性能を指定できるのだ
いわばリモートデスクトップ用の端末である。
当時の私も自宅用のサブマシンとして StadiaOSのデスクトップ型を購入した
手のひらサイズで小さなディスプレイとスピーカー、USBポート(ディスプレイ、電源兼用)が付いているものだ
サイズ感と見た目はAmazonのEcho Showみたいだと思った記憶がある。
余っていたディスプレイを接続して(この頃は有線接続だった)使用していた、当時でも遅延はほぼ気にならなかった。
i5メモリ8GBのプラン 39,800円/年 で使い始めたが、すぐにメモリ16GBのプランに変更した。
(当時ストレージは無制限で無料だった、現在は1アカウント5TBまで無料)
StadiaOS発売の翌年には、Apple、Microsoft、Amazon(OSはWindows)など
GoogleのStadiaOSとMicrosoftのWindowsCloudは他社のPCメーカーからもモデルが発売され
(この頃WindowsCloudは永年無料を謳っていたが5年後には有料となる)
この10年でローカル型PCはほぼ死滅し、クラウド型PCのみになった。
USBメモリ型のものは売っている。これらは中に記憶領域は無く、接続すると記載された容量のクラウドストレージにアクセスできる。
先代iMacの利用期間が切れたのだ。これは新しいデバイスを買ってもらうための仕組みだ。
いまはハードの寿命はメーカーが決めるものだ。家電もそうなのだが、その話はまた改めて記載しよう。
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コールドスリープから目覚めた私に、30代のアフロヘアの友人は楽しそうに語っている。
右手には30年前も見かけたシェイクが握られている。この時代では黒人であるか否かは、差別であるか否かを問うことと同様に意味がない。
ただし30歳年上になってしまった友人に知識量で負けているという落差はあるような気がしてならないが。
「だからね、お前の時代にあったストレージなんて今の世の中にはないんだよ」
右手のシェイクはすっかり空になり、彼はフライドポテトを口の中へと放り込む。塩か粉かが宙を舞った。
「いやそうじゃない」
窓の外の手すりを猫が歩いている。
「このケーキのようなんだ、ちょうどね」
彼は私が目覚めた際に用意したホログラフィックVRケーキを4等分すると言った。
「これが俺」
とケーキを指差す。
「つまり、どういう?」
「ある日人の思考をデジタルデータ化する方法が編み出されたんだ。こいつは面白い技術でね。そこからあらゆるコンテンツや映像が生み出された。するとそこから自然とイメージをどう保存するかという問題にもさしあたる。イメージは大量のデータ容量を消費した」
話を遮ってしまったが彼は口角を上げると口笛を吹いた。
「良い質問だ。大量のイメージは妄想も含んでいた。そこからイメージを調律する学校もできたし、東洋的なメディテーションの技術も科学的に研究されるようになった。ただ、これは人間側の努力にすぎない」
目線を一時だけ窓にやると、窓際の猫が群れをなして規則的な動きをしている。思えば妙な動きだ。色は真っ黒で統一されている。
「イメージはやがて機械的な手段で"間引き"されるようになった」
「それとケーキはどう繋がるんだ」
「まあ待てよ。それでもデータは膨大なんだ。するとお前の生きた時代じゃストレージなんてものが必要になってくる」
持って回った言い回しに僅かな違和感を感じる。そして窓際の猫はまるで蟻のように同階のマンションへと消えていった。
「俺たちの時代にはこう考えた。いっそ全てのマシンをつないで、そう、トレントやブロックチューン、それの人間版といったところさ。そいつに全てを共有させる。フィルタリングは各人の無意識の脳の領域と顕在意識の2つを使って最適化された。つまりつながれば繋がるほど最適化される」
「それじゃマイノリティは大変だな」
猫がまた列をなして下の階から上がってくる。そうかと思えば彼らは急にバラけて別々にマンションの窓へと飛び込んでゆく。
「マイノリティ。ずいぶん古い概念だな。少なくとも今そんなやつはいないさ」
「そんなはずはない。社会が最適化されてもニッチは消えないし、マイノリティはますます先鋭化されるはずだろう」
各マンションですべての猫が一斉に鳴く。それはまるでハーモニカとクラクションを混ぜた音に聞こえた。
「だからケーキの一部なのさ。あらゆる動物も含むイメージが連結されて、各人がそれぞれの存在でいながら全てが共有される。あらゆる性的指向も暴力も好きなタイプも優秀な頭脳も全てだ。フィルタはグローバルフィルタとプライベートフィルタリングで制御される」
「それじゃプライベートなんて」
鳴き声が一斉にやんだ。
「あれってなんだい」
「猫さ」
彼はまた口笛を吹いた。
「ああ、俺にゃ見えないね」
「もう一つ疑問が。こちらはその、なんでイメージが繋がってないんだ。コールドスリープから目覚めたばかりだからか?」
「それも少し違うかな。その質問に答える前に、お前に話しておきたいことがあるんだ」
「もう何年も前になる。俺にはお前に似た友人がいてね。コールドスリープするってきかないものだから、俺りゃ友人として何度の止めたのさ。何しろコールドスリープなんて未来になんの担保もない技術だ。あいつはそれでも聞かずに冬眠に入っちまった。そこから数年後に冷却装置が故障、契約者の大半の脳は凍傷を起こして死亡した」
部屋の隅から白と黒の二匹の猫が入り込んできて、くわえたネズミを床に落とすと去っていった。ネズミはたちまちシェイクへと姿を変える。
「ところが我が友は幸運だった。やつの脳だけは無事だったのさ。そこからイメージを再生するのもね。今だって自由にイメージの世界を行き来してるさ」
「そいつは願いがかなったのかな」
「特定のデバイスがあれば幽霊じゃねえけどよ。そうじゃない限り、そうだな、お前が見ている猫みたいなもんさ」
黒猫たちに混ざって白猫もたくさん見えるようになった。私は窓の外へと飛び出すと、今まで味わったこともないスピードで彼らを追いかけていた。
Permalink |記事への反応(19) | 16:06
例えば自動販売機で考えてみよう。
設計図というと寸法が決まっていてボタンの位置から中身の冷却装置の仕様まで決まっていてあとは部品を作って組み立てるだけ、と思うかもしれないだろう。
まず最初は「なんか飲み物が販売できて、お釣りの計算もできる機械作って」というところから始まる。
次に「どれくらいの商品を用意するか、売り切れの場合どうするか、補給方法はどうするか、見た目はどんな見た目にするか」と話し合いながら決まってくる。
まあだいたいこんな感じかなというところまでは決まってじゃあ作るべき部品を考えていこうとなる、これが設計図。
そしてさあ作り始めようとなった時に「あ、電子マネーにも対応したいな。」「あったかい飲み物も売りたいわ」「やっぱりもうちょっと商品数増やしたいわ、それだけなら簡単でしょ?」と言った要求が出てくる。
自動販売機で考えればわかりやすいが、もともと冷たい飲み物しか売らない前提で作っていた機械をあたたかい飲み物まで対応させるなんてまるまる作り変えないと無理だし30種類の飲み物を用意している機械を35種類に増やすのだって作り変えないといけない。
「イノベーションは技術革命だ、いや新結合だ、新機軸だ」と色々騒がれていたのは2010年代初頭のこと。
あれから約10年が経過したが、全くイノベーションなんて起こらないではないか。
相変わらずみんなスマホ使っているし、自動運転はパッとしないし、再生可能エネルギーや太陽光発電もいつのまにか消えてしまったし。
やはり本当にイノベーションを起こすには、戦争しかないのだろうか。
今私達が当たり前のように使っているエアコンは、戦艦の主砲が連続発射によって高熱を発した際に、冷却装置として開発されたものが原型である。
戦争が終わって、戦争の技術が民間に転用されたことによってイノベーションが一気に進んだ。
イノベーションは、戦争時に政府機関が採算度外視でやる技術開発によって可能となる。
コストパフォーマンスばかり気にしている民間企業には、イノベーションなんて初めから無理だったんじゃないの?
俺たちは目ぼしい施設を間借りする。
当然、このテの“お願い”に大した効力があった試しはない。
俺たちは充電に使えそうな電源を見つけると、すぐさまバッテリーに繋いだ。
「なあ、兄貴。こんな方法で手に入れた電気で直ったとして、母さんは喜ぶのかなあ」
心根では、この状況ののっきぴならなさを理解しているはず。
にも関わらず、弟は今更そんなことを言い出した。
弟のこの言葉は「罪悪感を覚える程度の良心が自分にはあると言っておきたい」という習性からきたものだ。
その場その場で物事の是非を問えば善い人間でいられる、少なくとも悪くない人間ではいられるっていう防衛本能がそうさせるのだろう。
「もしそう思うんだったら、こんな方法で手に入れたって言わなきゃいいだけの話だろ。後はお前個人の気持ちの問題だ」
「えー?」
「言わなくていいと思ったのなら、わざわざ言わなくていいんだよ。母さんだって、俺たちが心配すると思ったから冷却装置を使っていたのを黙ってたわけだし。そういう気遣いで社会は回っているんだ」
内心、俺にも多少の罪悪感はあったが、結局やることは変わらなかっただろう。
背伸びをしてまで清廉潔白でなければならない理由を、生憎だが俺は持ち合わせていない。
それに、このためだけに借りたようなものなのだから、むしろ元を取るために必要な行為だとすら考えるようにした。
「道義的によろしくないのは分かりきっている。だが、そういうことをする人間は一定数存在する。その可能性を排除できない以上、システム側で対処すべきってのが、この社会での模範解答だ。つまり、その対処を怠った側の問題って言っとけばいいんだよ」
「でも、俺たちがその理屈を使うのは盗人たけだけしくない?」
「だから盗みじゃない、ただの略奪だ」
「まあ、仮にバレたとしても、母さんは優しく諭してくれるだろうさ。コロンブスに奴隷を送られたときのイザベル女王みたいに」
「その例えもどうかと思う」
そうやって不毛なやり取りをしている内に、電気が十分すぎるくらいに貯まったようだ。
だが、その時である。
「うわ、停電だ!」
どうやらこのバッテリー、よほど大喰らいだったらしい。
或いは、この施設もかなりギリギリの電気で運営していたのだろうか。
まあいい、充電は終わった。
「さっさと引き上げよう」
むしろ好都合だ。
これに乗じて、さっさと逃げてしまおう。
俺たちはバッテリーを自転車に乗っけて、母と父の待つ家へ漕ぎ出した。
連絡をすると父は慌てて帰ってきた。
父にとっても、母がそのような状態になることは初めてだったらしい。
すぐさま工具室で母の検診が始まった。
「うーん……恐らくラジエーターが不調なんだと思う」
父の説明によると、母の体温管理はその装置が担っているらしい。
少なくとも人間が暑いと思うレベルなら、それだけで問題ないのだとか。
「しかし、おかしいな。ラジエーターだけで放熱し切れなかったとしても、緊急冷却装置もあるのに……まてよ、ということはそっちが原因か!」
父の推察通り、母の緊急冷却装置は停止していた。
どうやら、そのせいでラジエーターに負担が行き過ぎていたらしい。
「いや、その程度では壊れない。もっと無茶な使い方をしない限り……まさか」
父がそう呟くと、俺たちはハッとした。
母は自分を冷やすための緊急冷却装置を、周りを涼しくするために常時開放していた。
例えるなら、冷蔵庫の扉をずっと開けっ放しにしている状態なわけだ。
想定されていない用途で使い続けた物が壊れやすい、ってのは大抵のことに言えるからな。
当然、母がそんなことを知らずにやっていたとは考えにくい。
承知の上で母は俺たちのために、少しでも暑さをしのげるならばと思ってやったのだろう。
そのことを、母がこうなるまで気づけなかった自分たちが不甲斐なかった。
「……何はともあれ、これで原因が分かったんだし。後は母さんの冷却装置を修理なり、交換すればいいんだろ?」
「やり方は分かるが……そこまでやるためには電気がいる」
母を父に任せると、俺たちは全速力で自転車を走らせた。
しかし、俺たちの焦燥をあざ笑うかのように、問題がまた立ちはだかった。
どこの店に行っても、俺たちに電気を売ってくれなかったのだ。
「生憎、今はバッテリーや充電の販売はやっていないんですよ。最近、この市の電気が減りすぎているとかで……」
人ってのは悲しいものだ。
大衆の考えることなんて概ね同じなのに、自分たちがその“大衆”に含まれている可能性を甘く見積もる。
そのせいで、この市の電気は減りすぎて結果こうなっている、と。
「こうなったら、そのまた隣の市に行こう!」
「いや、ダメだ。いくらなんでも遠すぎる。これ以上は母さんが耐えられないかも」
「……一つ手がある。“略奪”だ」
「ええ!? 盗むってこと? さすがにそれは……」
「違う、ただの“略奪”だ!」
ない袖は振れない。
ならば袖を引っ張って伸ばすまでだ。
Pezyの件はいろんな報道がでてるし、少し調べたこともあるのでメモする。
陰謀論者は↓みてね
超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイスの実用化開発 (2013/04NEDOイノベーション実用化ベンチャー支援事業に採択)
ここにあるPezyに払われた下記の金額のうち③が高すぎると問題視されてる。
報道によると「助成金約4億3100万円をだまし取った疑い」とあるが、全額が不正だと見ているわけではない(後述)。
分かりづらいが、助成金4億3100万円を受取るための事業費申請額が不正だとしている。
| 費用 | 使途 | 金額(百万円) |
|---|---|---|
| ①機械装置等費 | 機械装置等製作・購入費 | 54 |
| ②労務費 | 研究員費 | 10 |
| ③その他経費 | 消耗品費 旅費外注費 諸経費 | 436 |
| 計 | 500 |
2013年1月(平成25年)「日本経済再生に向けた緊急経済対策」(平成25年1月11日閣議決定)で、ベンチャー企業への実用化助成事業を実施することとされた。
2013年4月(平成25年)平成24年度NEDOイノベーション実用化ベンチャー支援事業に採択
NEDO:「イノベーション実用化ベンチャー支援事業」に係る助成先の追加採択の決定について
勘違いしている人がいるが、平成24年度の事業として、平成25年度に事業を行っている。
事業内容の詳細は下記。これ以上の詳細が見つからない。事業結果含めて。
事業名:超広帯域Ultra WIDE-IO3次元積層メモリデバイスの実用化開発
事業事業概要:WoW(Waferon Wafer)バンプレス積層技術を活用することでJEDEC WIDE-IO規格に対し帯域性能とランダムアクセス性能を4倍に高め、開発費用と積層コストを大幅に削減したUltra WIDE-IO型3次元積層DRAMデバイスを実用化する。
2014年2月(平成26年) 実績報告書をNEDO職員に提出し、助成金額はほぼ上限の約4億9900万円に確定した。この実施報告書内の「約7億7300万円とした内容が虚偽」と見られている。
2014年3月(平成26年) すでに支払われた約6800万円を除いた約4億3100万円が同社に支払われた。
この事業の実績と思われるものは下記。勘違いしている人がいるが、何もしないで金を搾取したようなものではない。
2013/1240ボルトの低電圧で動く次世代超小型冷却装置を開発 | 東工大ニュース | 東京工業大学
2014/6300mmウエハーを厚さ4マイクロメートルに超薄化 | 東工大ニュース | 東京工業大学
3D多積層WOW応用のための40nmノード2Gb DRAMによって証明された300mmウエハを用いた4μmまでの超薄層化 | 文献情報 | J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター
複数のマスコミから特捜は下記のストーリーを持ってるらしいと推察できる。
とここまで書いてたら、追報のリークでは資本金流用についてトーンダウンしている。特捜もしかして狙い外してる?
追報でも社員が認めているのは「別事業の開発資金に使った」部分だけだし。
というか、外注費の適切な額ってなんだろう?事業費用に利益を足した額が適切と判断する材料は何だ?別取引でもあれば分かるけど、ないなら利益の適切な額とは?
あと、厳しい予算運用をNEDOの現場運用で柔軟にしていた可能性はあるかも?
今回のもPezyとNEDOはCPUとメモリで一つの予算と見ていた?これなら詐欺にはならなそう?
そもそもPezyの実績がすごくていろいろ調べてたら、この事件なのは、ほんと残念。誰か何とかして。
本の題名に惹かれて選んだ。岡本太郎という人がどんな人かも知らなかった。
しかし、「芸術は爆発」という言葉が本文に出てきて、この言葉を言った人なのか、と繋がった。
なんてロックな人だろうか。
彼は自分の芯を曲げず、リスキーな道を歩みつつ、社会に反する。
自分を甘えさせない行動力、エネルギーがなんだと言い訳がましく思考してる私とは大違いである。
クリエイティビティーでセレンティビティーな思考がオチンポビンビンティビティーなお陰でまっさらになってしまうのである。
性欲はマズローの欲求5段階説の生理的欲求に含まれると思うのだが、この欲求が満たされると同時に自己実現欲求に含まれる創造性が欠如してしまうのである。
思い浮かんだ文章もネタも構図もデザインもすべてティッシュに出されてしまう。
そう、もうみんなわかっていると思うが、創造性は金玉に詰まっているのである。人は金玉で創造性を生み出してきた。
金玉は創造主であり、たまのシワの冷却装置、また2つ備える安全性は無印良品もビックリの卓越したデザインだ。
精子の丸いところにはミトコンドリアではなく創造性が積んであるのだ。
少々話が脱線したが、本増田ダイアリーの結論とすると僕らがオナニーをすることで行われる吐精は創造性の多大な無駄遣いである。
射精は爆発だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!どーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!