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「兵隊」を含む日記RSS

はてなキーワード:兵隊とは

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2025-10-25

anond:20251025083319

そうなんだよ。

トランプ信者と同じく、貧乏人はより貧しくなるし、金持ち金持ちになる。

代わりに、貧者には愛国心とかを焚きつけて兵隊とするというハックなんだろうけどね。

そしたら、自分たちに反抗しずらくなるし。

Permalink |記事への反応(1) | 08:49

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2025-10-06

臨海学校林間学校

同級生はくっそだり〜帰りてぇ〜って文句言ってたけど自分は超楽しかった。



全部が性癖直撃だった。

またああいうところに泊まってみたい。

なんならタイプライター一つ抱えて一冬そういうところに雪に降り込められたいのだ。

悪い膝をかばいながら私は雪かきや薪運びを手伝うだろう。

妄想はさておき、その手の半公営?みたいな宿泊施設はどんどん閉鎖が進んでるらしい。

でも、まだやってるとこはやってる。そして需要が減ったせいもあって個人利用できるところもある。タダみたいな値段で。

あるいは適当にそれっぽい団体名乗りさえすれば別に審査とかがあるわけではない。

なんかてきとうに希望者集めて臨海学校ごっこやりてえな。

別に全然知らん同士で即席団体作って漂着ゴミ問題を考える(考えない)研修会とかやりたい。

朝、2時間くらいみんなで浜の掃除やってあとは自由みたいな。

Permalink |記事への反応(2) | 19:21

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2025-10-05

うそろそろ世界恐慌から100年だから女性総理なんだろう

コンドラチェフが主張する波動は50年周期で義務教育レベル常識である

世界恐慌は小規模な株主までも熱心になりダウ平均株価は1924年から上昇し1929年に暴落

日本へも波及し1931年には満洲方面進出その後中国東南アジア兵隊を送ることになる

数年後このような不況になっても今度は武力ではなく自己責任で乗り越えることになるだろう

Permalink |記事への反応(0) | 00:49

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2025-09-28

anond:20250928100212

自民党は、2050年までに日本中国領になるための兵隊アリ集団

高市みたいな親韓派マイナーで、ほぼ親中政党です。

Permalink |記事への反応(0) | 10:03

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2025-09-26

anond:20250926224841

国家の都合でその時々大人定義を変えてるんだよ

から戦時中は15歳くらいでも大人からって兵隊にとられた

Permalink |記事への反応(0) | 22:51

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徴兵にもグラデーションがある

日本が負け戦過ぎて極端な例しか知らない現代人が多い

まずくじ引き徴兵

 質とか最低限で良く、制度を維持するために実施する。

次に選抜徴兵(部分動員)

 戦争が近いんで兵隊の水準を向上させたくなってきた。まだ定数を満たすほどは要らない

 健康で意欲のある男子を採っていく

次に対象拡大(動員)

 通常軍は多くても定数の5割くらいの人員しか用意してない。それを完全充足を目指す

 健康かつ身体能力に期待できる男子をゲットだぜ。開戦は近い。

ここで完全動員

 完全充足された部隊から配置が始まる。訓練場に残る古参兵は最低限となる

 頭数の確保が最優先。多少不適格でも弾除けになる。

戦時動員・中年動員開始

 開戦。

 社会を維持するためのリソース、働き手の徴兵が始まる。

 同時に女性就労支援が大々的にスタートし穴埋めが行われる

熟練工の動員

 戦争遂行するためのリソースにまで手を付け始める。

 あらゆる生産の質が下がり始め、市中には女子供の姿しか見かけない

根こそぎ動員

 老人も少年兵も動員され、軍や民兵組織される。

 普通に戦時国際法違反が横行し始める。その前にやめよう

Permalink |記事への反応(0) | 18:44

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悪の秘密結社経営力ってすごいよな

誰にも知られずに辺鄙場所特に地下とか)に巨大な基地を作るわ、最新技術を駆使した兵器を作るわ、大量の兵隊を食わせていくわ…

ショッカーなんかは研究者拉致して無理やり働かせていたみたいなので無給だろうけど、衣食住は必要だしそれだけでかなりの費用になるだろう

脳改造以外だと部下が命さえ掛けるほどの忠誠心を持っているのもすごい

世の中不況なのにカモフラージュフロント企業が軒並み成功しているのもすごい

普通に経済力世界征服した方が良かったんじゃないか

Permalink |記事への反応(12) | 12:43

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2025-09-25

XでITエンジニア用のアカウント作ったけどちょっと前まで勝手に出るおすすめ

底辺とかTOP層じゃなくてなまじ中途半端に力つけたような人の

「駄目なエンジニアはどうたら」とか「エンジニアならこれは当然」みたいなイキリポスト(引用レスバトル込)だらけだった

能力覚えて強気になったキメラアントの兵隊蟻が自我出し始めたような感覚

相互人達平和なんだけどね

Permalink |記事への反応(0) | 17:48

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2025-09-23

自民党に入れなかった俺の自民党入党アドバイス

タイトルの通り。

自民党に入りたいと思う人はめちゃくちゃ多く、実際の入党は思っているよりも狭き門だ。

規約や申込書は公開されているが、内部事情はなかなか外からは見えない。SNS記事から断片的に推測するしかないのが現実だ。

私自身も最初に応募したとき情報不足で、何もわからないまま提出して落ちた。

そこで、自民党に入れなかった立場から、当時知っておきたかたことをまとめておく。

もちろんこれは自己満足で書いているだけで、参考にしてうまくいかなくても責任は取れない。最終的には自分判断してほしい。

【経歴】

どういう人間が言っているか信憑性は変わると思うので、経歴を簡単に。

特定は怖いので一部フェイクを混ぜるが、大筋は変わらない。

私は地方出身で、大学時代から政治に関心を持っていた。授業やゼミ議論をしたり、学生団体政策提言ごっこをしていた。

新卒で応募したが、特に後ろ盾もなく書類だけであっさり落ちた。

その後は地方議員事務所で手伝いをしたり、市民活動団体政策提案をしたりして経験を積んだ。

街頭演説の裏方やポスター貼りを何度もやったが、結局「推薦人がいない」という理由門前払いをくらったこともある。

今は小さな地域政党に関わり、多少の実務経験は積めたが、全国区自民党最初から入れる人との差を痛感している。

【本題:自民党入党を目指す人へのアドバイス

1.地元の人脈を作るのが最重要

自民党は「地域政党」としての側面が強い。履歴書思想よりも「誰の紹介で来たか」が圧倒的に重視される。

地元議員事務所インターンボランティアをするのが最短ルートだ。推薦人が現職議員なら入党はかなり通りやすい。

2.活動実績がものを言う

政治に関心があります」だけでは相手にされない。地域行事の手伝い、選挙ポスター貼り、ビラ配り、街頭活動──泥臭い経験評価される。

SNS政策語りをするよりも、実際にどれだけ動いたかが見られる。

3.思想より空気を読む力

自民党は大きな組織なので、右から左まで幅広い人がいる。自分意見を言う前に「その場の空気に合わせられるか」が大事

極端な主張や独自路線アピールすると浮くだけで、最初から弾かれる。

4.推薦人の有無が最大の壁

入党申込書には「紹介者」の欄がある。ここに現職議員や党関係者名前がなければ、ほぼ通らない。

私もここで何度も落ちた。結局は「誰を味方につけられるか」に尽きる。

5.政治資金選挙活動への耐性

自民党に入れば選挙日常お金時間もかかる。ボランティア感覚では務まらない。

「自腹を切れるか」「地元企業から寄付を集められるか」まで見られるので、その覚悟必須だ。

6.キャラ営業必然

政治世界では「素の自分」より「キャラ」が重要地元の人から見て“頼れる兄貴”“優しい姉御”“地道に働く若手”など、わかりやすキャラ必要だ。

「本当の私は違う」と言い出す人はすぐに埋もれる。

7.党内でのポジションを考える

自民党にもいろんなポジションがある。

地元密着型(町内会商工会とのパイプ役)

政策屋型(国会で専門分野をアピール

広報型(SNSメディアで目立つ)

選挙兵隊型(票固めと現場対応

自分がどのタイプで売るのかははっきり決めておくべきだ。

結論

正直、私は最初の応募時点では全然足りていなかった。推薦人もなく、実績も曖昧で、「政治に関心があります」としか言えなかった。

実際に入っている人は、人脈・お金・実績・運が揃っている。最初から完成していた。

から選択肢は二つ。

自民党を諦める」か「地域活動や他党で実績を積んで再挑戦する」か。

私は「入れなかったこと」を悪いとは思っていない。倍率が高すぎる以上、落ちるのは普通だし、別のルートを探すのも才能だ。

それでも諦められないなら、地元活動を何百時間も積み、人脈を広げ、資金を集め、推薦人を確保する覚悟を整えて再挑戦するしかない。

必要なのは「運」と「能力」。

そして一度潜り込めば、その後は「経験者枠」として見てもらえる

から、遠回りを経て潜り込む戦略も十分ありだ。

以上が、自民党に入れなかった私からできるアドバイス

あの頃の自分がこれを知っていたら、もう少しマシな挑戦ができたかもしれない。

Permalink |記事への反応(1) | 00:28

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2025-09-21

anond:20250920000528

こういうとき兵隊集められないのが男の弱いところ

Permalink |記事への反応(0) | 01:25

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2025-09-20

満蒙開拓団被害者扱いされてるのに、違和感。嫌々お前ら『侵略者』じゃん

黒川の女たち』って映画がヒットしてるから見に行ってきた


満蒙開拓団の女が、ソ連兵隊とHするって映画なんだが

そこで満蒙開拓団被害者扱いされてて驚いた


嫌々お前ら、被害者どころか、侵略者じゃん

満蒙って中国の人やモンゴルの人が紀元前から住んでた地域

そこを開拓という美辞麗句で隠して侵略しただけ

土地を奪ったり、現地人を農奴として使役したりして民族浄化を行いながら、侵略していっただけじゃん

世界的にも批判されて、異常だよってリットン調査団とか派遣されてたことを中学校社会とかでも習うよ?

それをソ連アメリカ撃退しただけで、それで被害者面するのは滑稽だし異常


なんで日本人って満蒙開拓団自分達が被害者だって考えるようになったんだ?

70年代くらいまでは、満蒙開拓団は明白なアジア帝国主義加害者って風潮だったのに

Permalink |記事への反応(1) | 06:19

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2025-09-10

内戦後の国家民衆敵に回すと怖いよ

ネパールなんだけどさ

20年前まで内戦してて、共産党毛沢東主義派民兵政府軍編入できたのは2割くらいで、残りは野に放たれた

(※ちなみにネパール共産党200種類あるので間違えないようにしよう!最初選挙では共産党だけで17政党議席獲得したぞ!)

かなりの数の民間人政府相手に戦ってきてて勘所を持ってるんだから、そりゃ効果的にやってくる

もちろん旧軍公職追放された人々もいる

ネパール軍は伝統的に国連平和維持活動に熱心で、半世紀で世界各地に延べ6万人を派遣し、ミッション途上で100人以上が死傷するくらい活躍している

まりかなり兵隊レベル義侠心や正義感が強く、意欲があるので、こっちのメンツ活躍しただろう

政府はとことん国民を舐め腐っていたのではないか

Permalink |記事への反応(0) | 20:36

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2025-09-07

中国就職氷河期中国軍の兵隊を集めるという方向に進みそうで恐ろしい

ロシアウクライナ戦争の長期化の1つの要因が互いの人員不足による戦線膠着だと考えているため、中国台湾戦争が勃発した場合中国側が就職にあぶれた若者が動員されることによって人員補填できる状態なので、圧倒的に有利な状況に立てそうだと思った。

冊封体制時の琉球王国のことをどう思っているかからないが、中国の大量の若者沖縄上陸する可能性すら危惧してしまっている。

Permalink |記事への反応(0) | 12:32

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2025-09-05

anond:20250905114350

北朝鮮ロシア兵隊出して給料もらってる

自民党ピンチときにはミサイルを打つ

資本主義のためにバリバリ動いてるよ

Permalink |記事への反応(0) | 11:48

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2025-09-04

アホだな。レンタル北朝鮮兵隊さん、が一番最強なんだぞ。

知らんのか?

Permalink |記事への反応(0) | 20:10

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anond:20250903124731

予想どころか古代ローマ帝国崩壊の遠因も少子化だったか2000年ぐらい前から知られていた事実では?

本国市民が贅沢になって結婚子育てもしなくなる ⇒ 若年人口が足りずに広大な領土を守れなくなる ⇒ しかたなく異民族市民権をエサに兵隊にしたら統制が取れなくなり反乱&分裂祭り

子供を産めない女性財産相続できないなど現代だったら人権侵害と言える政策をしても子供が増えなかったというから根深問題だ。

Permalink |記事への反応(0) | 01:34

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近江一郎氏についての記述

1931年植民』より、「帆船南洋慰問の旅」という記事

五十噸の補助機関つき帆船海峡植民地から東インド約二ヶ年の予定で一周しようといふ企てがある――計画者は神戸市元町三丁目近江一郎氏でボルネオインドに久しく滞留、仏教研究して最近帰朝した岡本春岳師ほか二名の同志の力を得、海外在留民を慰問し、病没者の展墓弔霊燈台守の慰問をなし、併せてわづか五十噸の小舟で南洋を一周すること自体によって海事思想の普及に資し、寄港地では新聞以外に故国事情を知りたいと希望している人々のためには最近東京風景や観艦式などの活動写真を見せるとともに故国の発展ぶりや近情を講演し、商品見本やカタログなどを配って行き、簡単商品見本市を開き希望者には連絡の労もとり、各地にある日本人会の連絡をつけようといふのである。首唱者近江氏の厳父は日露戦役直後東京朝日新聞者がチャーターして満鮮巡遊団を企てた時のロセッタ丸の船長で、今年はその七周忌に当るので、亡父への供養の一端であると大した意気込みで、目下拓務省に補助の支出交渉であるが、それが纏まり次第四五月ごろには壮途につきたいと、近江氏は語る。

『明中教育十年』より、「明石中學校十年史」の1932年2月1日の項。

南洋調査団(鎖国丸)長拓務省嘱託近江一郎氏一行十名ノ為ニ市公会堂ニテ送別会開催ニツキ山内校長出席

直木由太郎編『家信 みとせのはるあき 上』より、1932年の「五月十六日神戸より」。

近江一郎氏の鎮国丸は最近琉球沖で難破し、船員一名死にました。詳細不明

1934年宗教文化誌 法華』より、音馬実蔵「看雲雑記」。

主義者近江一郎君はまだ知らぬ人だが、其著「小舟を住家に南洋へ」は近来非常におもしろく感ふかく読んだ書物の一であるので一筆書いておく。

第一此書は君が鎮国丸という小船に乗じて南洋に向ふ途中、琉球近くの与論島に於て、船が暗礁に乗り上げ大破、九死に一生を得たこの死線突破体験を本として、其遭難顛末と共に南洋開拓に就て、かねて諸方面に就き自ら準備のために取調べた生きた心得の数々を教へ示さんとするもので、世に机上の空論は多くてもこの書の如く命をかけて出来た書物まこと稀有と云ふべきで、この点に心ひかれるものがあるのである

『楚人冠全集』より、1937年杉村楚人冠バルサ」という記事

逓信省船舶試験場で、近頃絶対に沈まない救命艇とかを作った。(中略)沈まない船といふのは、バルサを用材にして作ったとの事だから、何も今に始まった新案でも何でもない、現に私の友人がこれで救命艇を作って、特許を願ひ出た次第は、一昨年の十一月の「グラフ」に私が書いている。彼は特許が許されないので、気前よくその船を私に呉れて行ったので、私はこれを手賀沼に浮べて、時々漕いで出るのを楽しんで居る次第も、その時に書いた。この贈主の名を近江一郎といふ。朝日新聞社明治三十九年の夏満韓巡遊の船を仕立てて、日本で初めて新聞主催団体旅行を企てた時、その乗艦ロセッタ丸の船長だった林橘治君が、即ちこの近江君の実父であった。

1959年『新民』より、寺岡謹平「祖国の礎特攻観音縁起について」という記事

昭和二十一から神戸の人近江一郎という老人がおりまして、南洋貿易をしておったのでありますが、戦争たけなわになりますと、日本航空隊では油がだんだんなくなる。潤滑油をなんとかして作ろうということで満州にわたって白樺から潤滑油を作る研究に目鼻がついた、ということを軍令部に進言致しました。そのときには戦争が終ってしまったので、戦争に敗けたのはわれわれ国民の協力が足りないため、ということを考えまして、なんとかして戦死した御霊をなぐさめたいということで、まず特攻隊の遺族を弔問しよう。御霊に参拝しようという念願を立て、二十一年二月から、全国、北は北海道、南は九州のはてから、ずっと単独で廻って歩いた。

(中略)

はじめのうちは簑笠にカーキ色の服を着た坊さんが現れると、これは押売りか物貰いだろうと思って、虐待された。いろいろ考えた末、各県の世話課に頼んで遺族の住所を調べ、予め紹介してもらって参りました。そこで今度は順序よく運んだ。行くと、先ず以て仏様の前にいってお経を読んで焼香をする。そして般若心経を半紙に書いたものを一枚奉納する。

これは神戸の友人で美田禾山翁という書家がおりまして、その人の仏心で般若心経を沢山書いてもらった。海軍特攻隊の遺族は、二五二五名おりますから、美田先生も老齢ではあるし、耐えられなくなった。そこで誰かに書いてくれということで、私も何百枚か依頼されましたが、電報で何枚どこそこに送れと、こういうふうにくる。

(中略)

そういうものお土産にもって廻って、六年間というもの休みなく廻りました。とうとうしまいには病気になりまして、二十七年一月二十一日に亡くなられた。その間に約一、九〇〇名の遺族を弔問しております。残ったのは東京東海北陸の一部で、東京都を最後に残したのは、終ったところでお上特攻隊の遺族の状況を奏上する、というのが狙いでございました。

吉川英治対話集』より、1959年の対談での吉川英治発言

近江一郎という無名の人がいるのです。軍に徴集されて、なにかのことで満州塾長をしたのです。開拓民の塾長じゃないかと思うのですが、終戦になってこっちに帰ってきて、さる人の紹介で、私が吉野村に疎開していたときに、杖をついて帰還者の服を着たままでやってきましたよ。そのころ、もう年齢は六十近かったでしょうか。

「いったい君はなにして歩いているんだ?」

「私は帰ってきて、たくさんの死んだ兵隊たちの家を一軒一軒歩いて、そうしてそこに年寄がいたら、年寄を慰め、仏壇があったらお線香の一本ずつもあげさせていただくのを生涯の念願にしている」「収入というものはどうしているんだ?」「収入はありません」「じゃ、どうして食べている?」「子どもが一人あって、女房神戸区役所人夫をしている」女人夫ですね。「子ども小学校に行っている。お父さんは好きなことをしていいと言うから、私はそれをやる」それから復員局で住所を調べましてね、全国を歩いていました。ほんとうに驚くべきものですよ。あるときその男と話をしまして、こういうふうに戦死者の家を歩いていると、ずいぶんひどいことを言われることがあるでしょうといったら、はじめてその男が炉辺でボロボロ涙を流しまして、このごろは復員局で言ってもらえるのでわかってきたけれども、いちばん最初九州、あのへんの山間を歩くんですね。なにしにきたとどなられる、弟を死なせたという兄貴がヤケ酒を飲んでいるところにぶつかって、「戦死したものの供養にきたと、それで死んだものが生きてかえるか」と上りかかったところを蹴落とされた。そんな目にも会いました。そういうふうにけとばされたり、つばをされたり、なぐられたりするたびに、「これは陛下の罪滅しになると思って私はしのんできました」というのです。

『あすへの話題』より、1965年中村文夫のコラム

近江一郎というのは私の中学時代のなつかしい同級の剣友であるが、五年の時、神戸一中を去って大阪天王寺中学に転校し、偶然にも、草鹿さん(註:草鹿龍之介)と同級となり、いずれ劣らぬ剣友同士の間柄だったのである

近江君と私は一年の時からの同級で、しかふたりは一時、剣道部の両雄として互いにしのぎを削った間柄で剣友として忘れられない一人だが、まことに気骨のたくましい一風変わった偉丈夫であった。それかあらぬか、一時は満州国に行って馬賊になったとまでうわさされたのであったが、敗戦となるや、彼は決然起って、あの戦争末期の花形として雄々しく散っていった海軍特攻隊の遺族を尋ねて全国行脚の壮挙を思い立ったのである

しかし何分にも当時世をあげて戦後の虚脱状態にあり、特別関係者以外はだれ一人としてこれを支援しようとする者はなかったが、彼は毅然として、すげがさ、負いずる姿のいでたちで、全く乞食坊主そのままの行脚を続け、全国にわたる戦没英霊実家を歴訪してその冥福と遺族の慰問精魂を打ち込んだのであった。

戦後の軍当局と連絡をとったものらしく、一地区ごとに行脚を終わると必ず大阪に私をたずねて来訪し、つぶさにその難行苦行の実情を物語ってその感想録と写真を見せてくれたものだが、ほんとうに涙なくしては聞くことも読むこともできなかった。当時在阪の草鹿さんともいっしょに、時々は三人で食事を共にして、近江君の労をねぎらい、かつ旅情を慰めたものであった。

1974年川西実三の『感銘録』より。

私の中学校の後輩で近江一郎という男がいて、父親船長だった関係もあり、南方の島の資源開発を思いたった。ここが素人の私にはわからないことだが、それには沈まない船をつくらなければならないというので、あちこち設計を頼んだり資金相談にきたりした。

この話を川西さん(註:川西清兵衛)が聞いて、近江君を助けてやろうということになったらしい。そして近江君の希望どおり不沈船が竣工して南方へ出発したと聞いた。ところが、どうしたわけか帰りがけに台湾沖で沈んでしまったという。なんともロマンチックな話だ。


近江一郎の著書に『小舟を住家に南洋へ』『斜に視たる神戸一中』がある。『小舟を住家に南洋へ』は読めなかったが、大まかな内容は上記説明されている。『斜に視たる神戸一中』は、第一神戸中学校のおそらく1935〜1939年頃の同窓会報に掲載されたコラムを集めたものである。内容としては、神戸一中の卒業生がこんなにすごいことをやった、こういう面白いことをやった、といったもので、上記の「中村文夫(日本板硝子社長)」や「川西実三(埼玉長崎京都東京知事歴任)」なども登場する。笑いあり涙ありの平和ものだが、支那事変日中戦争)が始まったことや、誰それが戦死したというようなことが書かれていたりもする。近江一郎自身のことはあまり触れられていないが、母親名前が「朝子」ということ、娘がいて神戸野田高等女学校入学させたこと、第一次大戦の青島の戦いに従軍していたこと、などが書かれている。

Permalink |記事への反応(0) | 00:38

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2025-08-29

anond:20250829000700

Re:Act獅子レオナってVいるけど、これがなんかのエンジョイAPEX大会に出たとき韓国の元プロコーチング受けたんだけど、

大会本番で索敵BOTになっててちょっと面白かった思い出がある

元々演じる系で素をそこまで出さないVってのもあって、兵隊みたいになってた

Permalink |記事への反応(1) | 18:58

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anond:20250829154401

軍事機密ってICカードかざすだけでパスできるようなシステムダメっしょ

入り口兵隊立たせて、山!って言ったら川!って返す確認プロトコル必要

舐めんじゃねえぞ

Permalink |記事への反応(0) | 15:54

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2025-08-24

ゲリラ母さんがAKキッチンから取り出しながら言った

時代が変わろうと信頼できのはこれだけだ。私達は兵士なんだから

そういうものなのかもしれない。

でも僕はゲリラ母さんのように兵士になるつもりはない。

時代あなたたちに兵隊になる道しか選ばせないし逃げ道はないの』

「なら僕はAKの扱いじゃなしにドローンでも勉強するよ」

と軽口で返答したら、眼の前で超新星が5秒ほど輝く大ビンタを食らった。

Permalink |記事への反応(0) | 11:46

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2025-08-20

最近戦争の頃の話というと慰安婦問題ばかりで、前線辛酸を舐め死んでいった兵隊たちの物語は語られなくなってしまった。

あと失敗の科学的な?日本軍はどれだけ愚かだったか、みたいな「お話し(一種エンタメ)」とか。

実際の戦争のこと、たくさんの現実、そういうもの無視されている。

もちろん慰安婦問題はとても大事なことだ。

けれど、それがある人たちの主義主張のための声を張り上げるためのツールになっているのはとても悲しい。

戦争の話は、道具でもないし、金儲けのためのタネでもない。

もっと切実に、もっと繰り返し、同じことを、全然面白くない、エンタメでもないし、泣ける話でもない、ただ悲惨なだけの現実を語り継いでいくべきなんだ。

Permalink |記事への反応(0) | 10:43

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2025-08-19

チンプイとゼレンスキー

お互い自分国民強制的兵隊に駆り出して殺し合いさせてるんだから

せっかく今度直接会談するって言うんだから

二人で刀で斬り合いのガチ勝負すればいいんじゃね?

いや、当然するよな?

領土をどうするかって?

お前らの直接勝負の結果で決めろよ!

お前らのせいで何人死んでると思ってんだ?

国民なめんなコラ!

Permalink |記事への反応(1) | 19:54

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創作兵站なんか要らない

正確に言うと高度な兵站補給輸送など必要ない。

よくオタク兵站の難しさを強調するが、ならリアル人類はどうしていたかというと、どうにもなっていなかった

中央集権崩壊以前の古代諸王国、あるいは近代絶対王政くらいの権力集中ではじめて兵站は成り立つ

それ以外の時代国家において補給など無いに等しい

中世期における大規模紛争では、各々の兵隊が持てる限りの食料を持って出発し、大体の場合において現地集合が基本である

どこかに集結する日程の余裕などなく、生きて帰りたければ敵の村から略奪する必要があった。

もっと地図などない時代において小領主軍勢が現地にたどり着ける保証などなく、味方陣営の村を略奪して帰ることもままあった。

それどころか途上の村(陣営わず)の略奪を前提とした行程も珍しくなく、小国家の乱立の時代に引かれた国境の多くはこの見境の無さに起因している

守備側が会戦に応じるのは兵隊の野盗化を防ぐためであり、口減らしでもあった。

もし城塞都市や砦へ籠城でもしようものなら、周囲の衛星村をいくつか略奪して潰す必要が生じた。

それくらいなら少しでも前進して他人領土(敵味方問わず)を略奪したほうがマシである

ところでこれは人類の衰退の結果である

古代ローマ、あるいはエジプト中国の漢、日本でも大和はこのような無秩序にはなっていなかった。

軍には官僚がいて、蔵もあり、備品は常に整備され、常備軍は維持されていた。

これらが気候変動により崩壊した後には家畜の維持にも苦慮することとなる。

インテリ層の中には当然補給兵站概念は残っていたが、それらを実現するリソースはどこにもなかったのだ。

不足したリソースを補うために戦い、そして富んだり貧しくなったりする。自力救済諸行無常

Permalink |記事への反応(1) | 10:40

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2025-08-08

警察階級個人的感想

巡査

新人。それ以上の階級命令に従うことしかできない。

法律は知らないし経験不足なので、ちょっとしたことテンパるし、テンパっていることがわかる。

高齢巡査無視して構わないレベル。置物。

ただ人員1として兵隊価値はある。

巡査

長年勤めているタイプ法律は知らない。

ただし一般的対応問題なくできる。

高齢なのに巡査長だと使えない。

頭は良くない。

巡査部長

法律勉強して合格しているので基本的なことはわかっている。

ほとんどのことに対応できるがイレギュラーな事例や難しい事例に弱い。

ソバカでないことは確定。

こちらが階級章をチラッと見るだけで待遇が一気に変わる。

高齢巡査部長はあまり治安地域住民には興味が無い。

警部補

一般人よりも遥かに刑事手続に詳しい。交番なら交番の全責任を負い、事件ならその事件の全責任を負う。

無惨な死体を何度も見る経験があるとか警察組織の腐敗さに絶望するなど闇を抱えている。

まともな警察官はこのあたりから

若いのに警部補だとエリートクラス

警部

基本的出会わない。清濁併せ呑む

地域課、刑事課などの課長クラスで、その地域全部の一分野の責任をすべて持つ。

逆に言うとこの人が見逃せばその地域のその事件などは見逃されることになる砦のようなもの。頭はキレる。

小さい個々の犯罪よりも統計的に見るとか重要事案だけ見るとかしているので、しょうもない犯罪には興味が無く、ただ呆れていることが多い。

ストレス倫理観イカれている場合がある。

おわりに

個人の感想です

Permalink |記事への反応(1) | 05:39

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2025-08-07

anond:20250807144037

倫理的にも法的にも問題あるでしょ。

教育という洗脳でそうし向けるのはありといえばありだが、

それって下っ端の兵隊は作れるけど、経営者とか学者とかの育成には不向きだから、衰退は避けられないと思う。

経営者学者になれない成績の悪い、頭が悪い人たちにそういう洗脳教育をするというなら、ありかもしれないけど。

ただ、歳を取れば自発的情報を探し始めるから洗脳はより若い時の方が効果的だから、成績の選別はもっと低年齢で行われるようになると思う。

・・・でも、ドローンとか、ロボット作った方がマシでは?

Permalink |記事への反応(1) | 14:48

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