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はてなキーワード:公立とは

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2025-10-27

anond:20251027144256

たとえば公立中学で300人中10番以内ってのは高学歴の世界ではあるあるかもだけど

まあその下の20人ぐらいは頑張れば追いつける範囲としてさらに下の250人にとっては雲の上の存在なわけよ

世間的にはぜんぜんあるあるじゃねーしレアキャラなのよ

Permalink |記事への反応(0) | 14:49

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anond:20251027123700

自称貧乏って一番信用できないんだけど

これをどれくらい満たしてる?

まれてるやつのオレガバッタが一番キライなんだよね

Permalink |記事への反応(2) | 12:49

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2025-10-26

anond:20251026171206

楽しいと感じないけど勉強するかね?小中学生が?

大人に丁寧に教えてもらうというのも公立中学校において現実的

楽しいことばかりじゃないけど、だんだん分かるようになる前に興味を失って脱落するのでは?

なんか理想的子どもを想定してそう

Permalink |記事への反応(1) | 17:24

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2025-10-24

anond:20251024115042

「高尚」という言葉については、元の投稿表現をそのまま引用しただけです。

特別意味づけをしたつもりはありません。

ASDだの何だのと想像を広げていただき、わざわざ解釈してくださったのはありがたいですが、

そこまで分析されるほどの話ではなかったと思います

世田谷がどうこうという話もありましたが、

都心では本当に赤信号を渡らない人が多いです。

小中は公立でしたが、確かに裕福な家庭は多かったものの、

子どもはまだしも、大人で堂々と信号無視する人はあまり見かけません。

丸の内あたりで赤信号を渡れば、どう見ても「土地勘のない人」に見えるでしょう。

その感覚の違いを説明しても伝わらなさそうなので、ここでは触れないでおきます

世田谷まれ世田谷育ち」と強調するあたりに、

地方に対する無意識優越感のようなものが滲んでいて少し気になりました。

普通に東京出身」で済む話なのに、あえて区名を出すあたりが象徴的です。

進学や転勤などで外の地域を知らないと、

東京の中だけでヒエラルキーを作ってしまものなのかもしれません。

田舎人間は、都会の人が思うほど「見下されている」とは感じていません。

しろ田舎を知らない都会の人ほど「田舎差別」に過敏に反応する印象です。

勝手他人感情想像して「かわいそう」と代弁するタイプ

熊を殺さないでと役所電話するような“善意の人”と言えば伝わるでしょうか。

「転がってないかな」という一言を物扱いだと非難しつつ、

相手ASDだのフェミだのとレッテルを貼っていくのは、なかなか不思議構造です。

正義感攻撃性が同居しているあたり、SNS的とでも言うべきでしょうか。

DVモラハラと断言されましたが、

幸いそこまでの自覚はありません。

ただ、あなたほど他人を断定的に裁けるほどの自信もないので、

その点ではまだ「未熟」なのかもしれませんね。

最後に一点だけ。

免許を持たない人が赤信号を渡るのは、単純に危険です。

将来、無意識のうちに誰かを巻き込まないよう、お気をつけください。

自分世界を信じて生きるのは自由ですが、

もう少し現実交通ルールにも関心を持たれるといいかもしれません。

Permalink |記事への反応(3) | 13:38

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私立大学補助金2800億円をカットして奨学金研究費や国公立にまわせばいいと思う

私立自由に金集めれるでしょ

Permalink |記事への反応(0) | 11:37

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大学群 ここうおッひろし おちつくよ

こ 大阪公立

こう 神戸

おッ 岡山

ひろし 広島

お お茶の水女子大

ち 千葉大

つく 筑波

よ 横浜国立大

Permalink |記事への反応(0) | 09:12

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2025-10-21

はてサ発狂しててたのし

軽めのネトウヨの俺からしたら高市早苗政権が出来てめちゃくちゃ嬉しい。

今回は絶対小泉政権が出来て、中国属国以下になるだろうと絶望してたから。

本当に外国人辟易していた。別に外国人入る事はいいけど、今はもう多すぎるんだよ。

うちの子供入れてる公立保育園の半分近くは外国人だぞ。しか生活保護貰ってるの確認済み。

と思ったらなんと高市早苗総裁。うれしい。

そしてずーっとウザ気持ち悪かった公明党自分から連立から出てってくれた。

マジかよ。最高じゃん。

やっと自民党支持に戻れるわ。

と思ったらはてサが異常に高市早苗叩いてて草。阿鼻叫喚じゃん。

政策は大して分からんくせに嫌いだからって叩いてるんやろ。ダッセーな。

こちとらスガ増税メガネネバネバとずっと絶望してたんやぞ。

まぁ日本嫌いなおめーらは発狂しまくっててくれ。ついでに日本から出てったらいいよ。

日本がどこまで良くなるかは分からないが、まずマシになると思ってる。楽しみだなー

Permalink |記事への反応(3) | 13:25

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anond:20251019094443

公立高校デジタル併願制」、単願制の問題解決?"満足度高まる"仕組みの期待と誤解私立も含めた制度設計が求められる理由

https://toyokeizai.net/articles/-/880332

問題視されている点にも詳しく言及していていいな。

Permalink |記事への反応(0) | 10:49

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2025-10-20

anond:20251019094443

愛知県公立高校って併願制なのか

受験システムって自治体ごとに結構違うもんなんだな

Permalink |記事への反応(0) | 14:54

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anond:20251019203205

わざわざありがとうね。言葉足らずでごめんね。

高校を平均化したいんじゃなく、

例えば努力圏、安全圏、さら安全圏の高校選択して受験して、受験者の受験結果順でどれかに合格、それにも満たなければ不合格、みたいな。

内申点の扱いは今でもよくわからんので、ここでは触れない)

要は、誰もが公立高校チャレンジ出来るようになって欲しい。

Permalink |記事への反応(1) | 03:04

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2025-10-19

追記

ブコメにあった「単願制見直し公立高校入試DAアルゴリズムを用いた併願制についての情報ページ」

https://www.mdc.e.u-tokyo.ac.jp/news/6531/

ありがとう🙏全部読みきれてないけど、まさにこれだ

議論が進むといいな

追記2

昔の総合選抜制度を詳しくは知らないけど(wikiも全部は読めてない)、

自分イメージとしては、選択した志望校入試の成績順に上から割り振られていくので、高校レベル低下にはならないんじゃないかなと。高校の平均化を求めるものではない。

(いろんな要因が絡んでくると思うので過去経験は参考にするとして)

家計を気にせずに誰もが公立高校チャレンジできるといいなっていう素朴な発想です。

追記3

デジタル併願制】公立受験「単願制」見直し複数校の志望可能に 石破首相検討指示

https://x.com/livedoornews/status/1914816490500690347

進んでた!立ち消えないようがんばってほしい!

公立高校受験志望校複数選択して成績※で割り振るとかできないんだろうか。

(たしかチームみらいの動画でそんな話題が出ていたような)

(※追記ブコメを読んで。これは入試の成績のつもりでした。通知表内申点ではなく)

私立の滑り止めがあったとしても、家計の状況で私立は避けたい場合公立はかなり安全圏に落とすしかなくなる。

(2次募集ではそもそも枠が少なかったり、定員割れするような偏差値がかなり下の高校になる)

政府総支出に占める教育費の割合:日本OECD加盟国中で低い水準にあります

日本:

7.1%(2022年)、OECD加盟国中3番目に低い (2022年)

OECD平均: 約

15%(2022年)

高等教育への公的支出:

日本:OECD平均の半分程度

家計負担:日本高等教育費の家計負担率は高く、他の先進国よりも顕著です。

日本:

53.4%

米国:

36.1%

スウェーデン:

0%

なんで公教育に金かけず、私立や塾に金回すようなことばっかしてるんだろうか。

Permalink |記事への反応(6) | 09:44

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2025-10-17

中学受験コスパ

息子が小学5年生の時中学受験させたい、したいと妻と子が言い始めた。

近所の公立中学ヤンキーとか劣等生が多くてイヤとのこと。

  

塾代なんとなく高額なのは知ってはいたが、年間100万超え、それどころか

直前は150万を優に超える.150万って、早稲田理工系なみだよ。

早稲田理工系なら喜んで払うよ。たかが塾じゃん。ばかばかしい。

地方公立小中高、国立大学卒の俺には納得しづらい。

  

俺の息子だから、どうせ東大は無理だし、早稲田も無理。

それなら、近所の格闘技道場でも行った方が良い。

空手とかボクシング競技系はアホになりそうなので、

合気道道場とか頭良さげで、精神的でどうだと説得する。

塩田剛三とかYoutube合気道動画を見せたら

息子が俄然やる気を出して通い始めた。

月謝は5000円ほど。週2でも週1でも。好きな時に

いける。子供は週2から3くらい行ってた。

座っているより、体動かした方が楽しいのは男の性

合気道をやっているというのは、同級生の中でも

けが良いらしい。妙な自信というか落ち着きを

もっている。

  

その後、公立中学都立高校都内公立東大じゃないよ)と

進み、学費は非常に低く済んでいる。親孝行な自慢の息子です。

  

子供中学高校大学、すべて私立で進ませた同期は、約2000万半ばは

子供にかかったとのこと。

  

私立中学受験コスパ悪過ぎんか

Permalink |記事への反応(0) | 08:36

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2025-10-16

学校のセンセの喫煙

20年前はセンセがベランダとか窓際でタバコ吸っていてもなんとなく許されていた(´・ω・`)

公立学校で。

中学高校どちらもいたけど、どちらも国語のセンセだった。

今はダメな気がするᕙ⁠(͡⁠°⁠‿⁠ ͡⁠°⁠)⁠ᕗ

Permalink |記事への反応(0) | 13:43

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2025-10-14

早慶ウジャウジャ東大チラホラって感じの会社勤めとるんやけど

若い同期同士だと雑談でニヤニヤと障害者差別系、在日韓国人差別系の発言たまにするのな

民度高いコミュニティだと覚悟して入って爆サイ精神をおくびにも出さないように神経使ってたんやけど実態公立中とあんま変わらんかったわ

Permalink |記事への反応(0) | 19:36

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2025-10-13

anond:20251013203436

ただ大学進学となると学費がエグいんよな…

私立一人暮らしとかだとお金出せる自信ない

公立に受かってほしい

Permalink |記事への反応(0) | 20:38

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2025-10-10

訳アリの子就職指導をしていた


かつて公立高校教師をしていた。何年も前に辞めて、今は別の教育業に従事している。その頃の思い出が脳裏によぎることが最近よくある。どこかで書いたら心の整理がつくのではと思った。

なお、この日記身バレ防止のために、ChatGPTにお願いして文体を変えている。鼻に付く文章があれば申し訳ない。

これから書くのは、最後に赴任した高等学校でのことだ。実は普通高校ではない。訳アリの子が通うための高校だった。

いわゆる、事情がある子というのがいて、全日制の高校に進学するとか、通い続けるのが難しい。そういう子が通うための学校である。仮にポジティブ学園としよう。

3部制を採用していて、午前・日中夕方以降の3つのから自分にとって都合のいい時間帯を選んで履修できる。早い子だと、普通高校生のように3年で卒業する。

制服私服か、自由に選ぶことができる。アルバイトができるし、メイクピアスも全て大丈夫。髪染めもOKで、ピンク青髪学校に通う子もいる。

ここに来る前、私は全日制の高校にいた。地元では人気のあるところだった。毎年冬にある推薦入試の倍率は20倍を超える。そういう学校である人口だと約40万人が在住する地域だったが、その中でもトップに近いところだった。

真面目な生徒たちに囲まれてたと思う。彼らは偏差値の話もしていたけど、それ以外にも部活動とか友達との交流とか、文化祭体育祭など、とにかく人としての「生きる力」というか。そういうのに溢れていた。

当時の私は、まだ30代のヒラ教師だった。それが高校生のあるべき姿だと思っていた。学業が一番で、余った時間部活動その他の自己を高める活動に取り組むのだ。

だが、ポジティブ学園に赴任して、現実を思い知らされた。自分がこれまでに教えてきた生徒らは、いわゆる上澄みというやつだった。毎日学校に通学して、学業部活動趣味に打ち込むことができる時点で、高校生としては相当できる方である



今でも思い出す。ポジティブ学園に通う生徒らは……教室の隅でうつむく子や、理由をつけては学校を休む子。授業など聞く気すらない子、授業中に堂々を飲み食いする子。なんというか、彼らには当時の県教委が教育の柱としていた理念ひとつ、「生きる力の醸成」が通用しなかった。

そうした生徒たちに、私は何もしてやれなかった。何をしたらいいのか分からなかった。ただ毎日教科書に従って授業を進めるだけ。彼らに対して指示や指導をすることはあったけど、そもそも内容を理解できてるかも怪しい。

一応、入学試験はあるのだが、実質的に全員合格させるスタイルだった。普通高校に行けない子――そういう子のための最後の受け皿としての役割を、ポジティブ学園は担っていた。

最初に話したとおり、ここは「訳アリの子」が通う学校である不登校経験者とか、昼間は家業を手伝う子とか、家計を支えるために夜働いている子。様々な事情を抱えて、全日制のレールから外れることになった生徒たちが、自分のペースで学び直す場所だ。

赴任の初日、当時の校長は私に言った。「ここは、生徒たちが『それでも学びたい、高校生をしたい』と選んでくれた場所です。先生の役目は、彼らの気持ちを全力で応援することです」ってさ。

さっきと矛盾するようだが、生徒たちはひたむきだった。普通高校生と一緒で、やる気のある子はいるし、そうでない子もいる。昼間の授業中、うるさい教室の中でも真剣ノートをとる生徒とか。放課後になると、「じゃあ働いてくる~」といった感じでアルバイト先に向かう子もいた(ほぼ金髪の子だった)。

夜間部教室だと、疲れ切った顔で教科書と向き合う生徒もいた。全日制の「普通」とは違うけれど、彼らには彼らの「普通」があった。

赴任してから次の年度、就職指導担当することになった。人生経験である。私は民間企業で被服の営業仕事をしていた。泥臭い仕事を約十年やっていたということで、白羽の矢が立ったのだと思われる。

通信教育高校教諭の免状を取った

これまでの学校では就職する子や、専門学校に行く子は稀だった。仮にいたとして、実際なんの指導必要なかった。受け入れ先の企業も「なんでこの学校の子が……」といった顔パスに近い扱いだった。

此処では、むろん一筋縄はいかない。

履歴書の書き方一つとってもそうだ。社会人でいうところの空白期間不登校だったとか、全日制の高校を中途退学したとか、中学卒業してからフリーターだったとか、あるいは何もしてなかったとか。

そういう経歴を書く場面になると、彼ら彼女らは詰まってしまう。無理もない。これまで何度も、そのことで心を痛めてきたのだから

私は履歴書を読み直す度に、「君の経験無駄じゃない。乗り越えた証拠なんだ。学校、来てるじゃないか!」と声をかけた。最初は疑いの眼差しだった生徒たちも、次第に心を開いてくれるようになった。心を開いてくれない子もいたけど、それは致し方ないのだ。

私は教師から、「いつかは通じるはず。別に今じゃなくても、数年後だっていい」と思って就職指導をした。



秋のある日。就職関係イベントがあった。「○○圏域 企業学校交流会」みたいな名称だった。これは、企業学校大学専門学校高等学校専修学校その他もろもろ)のそれぞれの担当者が各ブースで話し合いの場をもつというものだ。

企業から採用担当者が、学校から就職支援担当者が出席する。参加団体企業だけでも100社を超えていた。学校からは、その地域学校という学校はほぼすべて出席していた。

ここに、私と校長の2人で出かけた。目的は、企業の方々にポジティブ学園を知ってもらうこと。うちの学校にはただでさえ偏見が多い。少しでも解きほぐす必要がある。

たくさんの企業ブースが立ち並ぶ中、それこそ時間が許す中、多くの企業ブースに足を運んだ。校長自らが話をしていた。約十分ごとに挨拶から始まって、学園の概要説明、どういう子がいるかや、これまでの就職実績など。

そして、いつも最後に、「わが校には、難しい状況にある子が通っています。それは事実です。そういう状況でも、彼らは自分の道を切り開く努力をしています面接の際に見かけましたら、どうぞよろしくお願いします」と相手企業に伝えるのだ。

企業の反応は……まあ、社交辞令みたいな感じだった。「わかりましたよ、でもうちの会社採用対象かどうかはねぇ」という表情だった。

そういう反応になるのも無理はない。ポジティブ学園は、県道沿いの大きな平地にある。昔は地域伝統校が鎮座していた。少子化で別の学校合併になり、校舎が空いたところに県教委がポジティブ学園を創設した。

例えば、毎朝の登下校時、いや昼以降の登下校時でもそうなのだが……校舎前の県道には、ダボっとした私服で、髪を染色していて、ひと昔前の不良漫画(今時でいうと薫る花は凛と咲く)の雰囲気を漂わせた未成年闊歩している。初めてその光景を見る人からすると、「そういう高校なんだ……」という感想になる。

から企業担当者がうちの学校に対してそういう態度になるのは、ある種の必然だと思っていた。偏見を持たれてもしょうがないって、当時30代半ばだった自分は感じ取っていた。

そうでない企業もあった。社交辞令とかじゃなくて、真剣こちらの話を聞いてくれる。というか、むしろ聞きたいという恰好で話に臨んでくれる。

半導体装置を作っている会社がそうだった。その時も、校長は満面の笑みで相手方の採用担当者に熱心に話をしていた。

「○○さんは、福山代表するハイテク企業でいらっしゃる。我が校にも理系の才能を持つ生徒がたくさんいるんです。どうか、偏見なく見てやってください」

そしたら採用担当者は、少し戸惑った表情になって、「私達を馬鹿にしないでください。もちろんですよ(^^)」と答えてくれた。



それから数年か後のこと。ポジティブ学園の進路実績だが、創立当初からずっと変化はなかった。大学学者だと地元にある限りなくボーダーフリーに近いところか、地元専門学校地元民間企業だった。そもそも、ここまでたどり着ける子自体が少ない。入学した子のうち1/3以上は中途退学してしまう。

その年のことはよく覚えている。3年生に1人の生徒がいた。名前は仮にケンタとする。プログラミングが好きな子だった。授業中も休み時間も、ずっとPCの画面とにらめっこしていた。授業中にも堂々と副業的なことをしていたが、単位は取っているので見逃していた。

ケンタは、数学情報処理の成績が抜群だった。数学問題でも、いつの間にか自分勝手アレンジして、勝手問題を解くようなプログラムを組んだこともあった。

それを友人に共有しようとしたが、難しい様子だった。能力・興味的な部分もあるし、自分だけのノートPCを持ってる子が少ないのもある。

ケンタ中学校の時は不登校だったらしい。原因は、特定の誰かからいじめられたわけではなく、「教室という空間がなんか違うと思った」からだと言う。

大人だったら「息苦しい」ということになるのだろうか。全日制の高校には行きたくないと、自らこの学校を選んだ。

私は、彼の才能を埋もれさせてはいけないと思った。彼とは幾度となく話をしたけれども、ただ生きにくい性格であるだけで、才能はあるのだ。

私は就職戦線が始まる直前にケンタを呼んだ。「この会社を受けてみないか?」と誘ってみた。さっき上の方で話した半導体装置会社である半導体以外にも、ディスプレイ機械制御装置も手がけていた。

当時はローカル企業だったが、それでも市内で知名度はあった。

ケンタは驚いたような、呆れたような様子だった。「知らない会社ですけど、半導体には興味ありますけど、無理だと思います」と言ってた。

「お前はできる。この会社理系の才能を求めてるし、才能を正当に評価してくれる」

と言うしかなかった。実際、私の出身地域では評判の高い企業だったし、2025年現在では全国的知名度のある企業にまで成長している。

強引に進めるしかないと思った。何しろケンタ卒業後の進路を決めてなかった。とりあえず先延ばしにしている印象だった。

そこで、ケンタをどうにか説得して、彼の履歴書添削して、推薦状も書いた。履歴書には、不登校だった過去も、ポジティブ学園を選んだ理由も正直に書かせた。彼のプログラミングに対する情熱を備考欄にこれでもかというほど書き連ねるようにした。

面接練習ときケンタは口ごもることが多かった。相手の目を見て話すことが苦手だった。コミュニケーションが苦手なタイプ。正直、公式な場での会話が難しい子だと思う。

けれど、たどたどしい感じになっても、自分の思いはちゃんと伝えてくる子だった。

大丈夫だ。プログラミングの話になったら、お前はきっと大丈夫

AtCoderで最高位に近い色だった

私はそう言って、彼を送り出した。自分には確信があった。あの会社は、肩書き学校名じゃなくて、実力で人を判断する会社だと。あのイベントの時、うちの校長言葉に耳を傾けてくれたんだって



約一か月後、職場電話がかかってきた。あの会社採用担当からだった。胸がざわついた。

以下、話の内容である言葉の感じも、当時の手帳を元に大体そのままにしてある。

「あの、ケンタ君の件で、社内で検討を重ねた結果、今回は採用を見送らせていただくことになりました」

「なぜですか?」

プログラミングスキルは、正直高いです。うちの主任技術者も高く評価しました。ただ……」

 ※この時私は、苛々とともにペンをカチカチしていた

「ただ、入社後のサポート体制を考えた際にですね。彼が当社の環境に馴染むことができるか、という点に懸念が残りました。不登校経験があるということも、正直に申しまして、入社後のメンタル面のリスクを拭い切れませんでした」

「それは、偏見ではないのですか?」

言ってしまった!と心の中で後悔した。先方の声が少しだけ硬くなった。

「そう言われても仕方ないかもしれません。しかし、会社事情があります。我々もギリギリまで議論を重ねました。安易気持ちで彼を採用して、もし彼が再び辛い思いをすることがあれば、それはお互いに不幸です。今回は本当に申し訳ありません」

電話が切れた後は、多分……しばらくボーっとして、職員室の椅子に座ったままだった。

あの時はこう思った。やっぱり、ポジティブ学園の子はそうなんだ。どんなに才能があっても、過去レッテルから逃れられない。あの日イベントで抱いた期待を裏切られた気がした。

だが、その後の日々で、冷静になって考えてみた。

採用担当者の言葉に嘘はなかった。彼らは、私が抱えていた不安を彼らなりの言葉で伝えてくれただけだ。

採用すれば良いというわけじゃない。無理に引き受けて、彼の心の傷をさらに深くしてしまうかもしれない。

そう考えたとき、彼らの不採用という決断は、ある意味、生徒のことを真剣に考えてくれた結果なんだと思った。

しろ偏見だと決めつけて、彼らに向き合わなかった私の方が……傲慢だった。

ケンタ不採用の知らせを伝えると、しばらく沈黙が続いたっけ。

「そうですよね~僕みたいなのが、あん会社は無理ですよね」ってケンタが言うと、心にグサッときた。

「ごめん」としか言えなかった。生徒に謝る事態なんて、教師として三流以下だと思った。



ここまでがポジティブ学園での思い出であるそれからケンタは、遠方にあるコンピューター専門学校に進学した。私が様々な方向性提案して、ケンタと話をした結果、彼が自ら考えて決断したのだ。

ケンタ高校卒業して、何年もの月日が経った。最初のうちは、メールで年に何度か近況報告をもらうこともあった。プログラミングがやっぱり楽しくて、大会にも出場しているといったことだった。

やがて、やり取りをすることもなくなった。それは彼がナニカに集中するようになったからでは、と心の中で期待していた。やがて、ケンタのことを思い出すこともなくなった。

ある日、一通のメールが届いたのだ。ケンタから。内容は、就職先の内定のことだった。「報告があるのですが、○○(※あの半導体会社)に内定をもらいました」という端的な文章だった。

「うわっ!」と、思わず声を上げてしまった。その端的な文章の下に、いろいろと書き連ねてあった。彼らしく、無駄が一切ない文面だった。

要約すると、専門学校就職インターンシップに申し込む際、事前説明会があったとのこと。参加した時、人事の方に「ケンタ君だよね?ポジティブ学園の」と声をかけられたという。

「あの時の採用担当者の方が僕のことを覚えてました。『あの時よりも自信に満ち溢れている』って言われました。」

メールを読みながら、涙が止まらなかった。

専門学校で、僕はプログラミングスキルだけじゃなくて、コミュニケーション能力も、人との関わり方も学びました。飲食店アルバイトしました。おかげで、あの時よりも、面接自分言葉でしっかり話すことができたんです。あの時、もし会社に受かっていたら、僕は挫折していたかもしれません。…(中略)…でも、先生が僕の可能性を信じてくれたから、僕を諦めなかったから、頑張ることができた。本当に、ありがとうございました」

キーボードを触りながら、返信しようと思いつつも、手が震えてうまくできなかった。

私はあの時、半導体会社偏見判断した。ポジティブ学園の子から、そういう目で見たんだろうって。そして、生徒の可能性を信じきれず、不採用という結果に囚われた。

でも、本当にケンタに向き合ってくれたのは、彼らの方だった。再認識させられた。成長したケンタを、あの人達は今度もまたちゃんと見て、採用という判断をしてくれた。それだけだ。



ここで結びにする。

あの学園にいた時は、生徒たちの「訳アリ」の部分に目がいってしまうことがあった。でも「訳アリ」なのは過去物語によって起きた結果にすぎない。彼らは皆、自分人生を懸命に生きている。できる子がいたし、できない子もいたけど、未来に向かって進もうとしていた。

私はもう学校教諭ではない。けど、あの頃は就職指導先生としてだけじゃなく、人として彼らの未来を信じて背中を押し続けたつもりだ。

自分応援団のひとりに過ぎないと思っていた。でも、応援された生徒は、やがて自分未来のことを考えて、切り開こうとチャレンジする。そういう人になってほしいと願っていた。

今は、別の形ではあるけど、若い人にものを教えている。学校と違って、純粋に実務上の知識技術を教える仕事である

これからも、誰かの未来応援し続けようと思っている。それが、訳アリの子就職指導をしてきた、自分にできる使命なんだと思ってる。

Permalink |記事への反応(2) | 20:45

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2025-10-07

バレーボールに力を入れていた高校に通っていた

公立高校なんだけど力を入れていた。

顧問のセンセが部員への体罰で異動させられていた(´・ω・`)

部員は喜んでいた。

そのセンセが異動した次の年は平凡な成績に終わっていた(´・ω・`)

しろ大会ベスト8まで進出した野球部のほうがその年は盛り上がっていたな。

新聞ローカル面だけど、クラスメイト写真付きで取り上げられていたのにはびっくりした。

さすが全試合一人で投げきったピッチャー⚾️

Permalink |記事への反応(0) | 20:59

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anond:20251007121639

地方公立ヤンキー率なめんなよ?

Permalink |記事への反応(0) | 12:40

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anond:20251007104921

そいつ公立大って言いたいだけだよ

Permalink |記事への反応(0) | 10:51

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「国公立維大」連立政権しかない



この道しかない

Permalink |記事への反応(1) | 10:38

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2025-10-06

妻と喧嘩した

追記

起きたらコメント沢山ついてびっくりした

こんなしょうもない日記でも読んでくれるのか皆

追々確認して気になったやつは返事しま

ちなみに俺は44歳小太りのおっさんです



子供まれから急に始まったんだけど、妻が何かとお金節約するようになった

節約というか、とにかく何でもかんでも安く済ませたがる

ちなみに俺が自営業でそこそこ稼ぎあるから別にいかってことで、妻は働いてない その代わり日中家事子どもの世話をやってくれてる

昨日の夜も風呂上がりに食べるアイスのことで口論になった 本当に馬鹿馬鹿しい話だけど、それで本当に真面目な口論になった

から車で5分くらいの距離シャトレーゼがあって、妻がいつもそこでアイス買ってくるんだけど

俺は最近それに飽きてて

たまには違うの食べようって思って、昨日帰り道にセブンアイス買ったんだ、3つ 俺と妻と子供の分

そしたら無駄遣いだって言われてさ

まあ連絡なしに買ってきた俺が悪いかなと思い謝ったら、「あなたはいつも私の努力無駄にする」みたいなことですごい怒られてしまって

ちょっとしたことタクシー乗るのが嫌だ

デパート惣菜買うのが嫌だ

ラップとか袋を100均以外で買うのは無駄

そもそも外食の回数多いのが嫌だ

これを、バーっといっぺんに指摘されて

強い口調で言われたから俺もつ反論してしまって

「いやそれでお金困ってないんだから別にいいじゃん、俺はそうやって普段楽するために仕事頑張ってるよ」って

そしたらお互いどんどんヒートアップしちゃって

終いにはこんな分譲なんか要らなかった、子ども公立学校でよかったとかヤケクソで言い始めたか

もういいよ寝るわってイライラしたまま寝た

勿論そのあたりは妻の本心じゃないって分かってる ムキになって言ってしまっただけだと思うから

朝早くに俺だけ起きて仕事に出てきたんだけど、まだモヤモヤする

以前から同じようなことで何度も喧嘩したことがあって、またかという気持ち

お互い次の日になったら機嫌直るタイプから、多分今回もふんわり仲直りするとは思う

でもいつもなんで怒ってるのか理解できない 成金みたいな金の使い方はしてないし、収入に応じた生活をしてると思う

贅沢してるとは言っても俺が金を使うことは殆どない

それこそ、飲みに行ったときタクシー乗るとか、仕事中にラーメン食うとかそのぐらい

お金管理は全て妻に任せてるし、それを不満に思ったことは一度もない

ただ妻に任せると全部安く済ませようとするから、たまに「もうちょい高いのにしてもいいんじゃない?」なんて伝えたりしてる

妻が稼いだお金ではないからなんとなく引け目があるのかなーとは思う というかこれが全てな気がする

そんなもん気にしなくていいんだから堂々と使ってくれと思うんだけど

金銭感覚の違いって難しいな




追記

返事するとは書いたけどコメント多すぎて全然やる気が起きん、すまん

子どもお金とか老後のお金とか沢山いるんじゃないの?ってのは本当にそうだ

あればあるだけいいと思うし、そこに向かって貯められればと思う


ただ、妻が指摘したことについては

こんなに稼いでるのにそんな細かい節約しないと駄目?って疑問の方が強い

俺も妻も団地育ちの貧乏出身から、金に関してナイーブなところはある

倹約しようと思えば苦にならずいくらでもできる

でも毎年何千万レベルで稼いでやっと裕福と言えるところまで来たのに、まだ団地住まい生活すんの?って

うそうやって数百円の金ケチる段階は過ぎたんじゃない?って思うのね

書かなかったけど分譲はキャッシュで買ってる

毎月数十万〜数百万で貯金もできてる 税金も不足無く納めてる 車はトヨタ新車乗ってる、腕時計もお互い一本ずつだけどいいのを持ってる

裕福な暮らしってのがどんなもんなのか分からんけど多分こんなもんだろう!とは思う

向こう数十年は分からないけど、十数年は確かに大丈夫

現場仕事から何かあると怖いし、俺がいなくても生きていけるようにと思って別の貯金も置いてある





あと、妻には毎月小遣い渡してる もう10年くらいずっとそう

金額は濁すけど

俺はと言うと約2ヶ月に1回、数万円をメインの口座から下ろして昼飯代とかにしてる

これも妻に毎回伝えてる 俺が使うお金といえばそれくらい

服とかは年に数着しか買わないしそれも妻が買ってきてくれるやつだし

あと飲みに行くとは書いたけどそれも年に2回あるかないか

その年イチペースのイベントの帰り道に1500円でタクシー乗った、ってことに贅沢って言うのは、もうズレてんじゃない?って思うんだ

ここに書いたようなことを全部妻に伝えようと思う、近日中

FP入れて話しようとかそういうのも含めて

お互いたまには真面目な話をした方がいいだろうし



あと、

FXで金全部溶かしてるんじゃね」ってコメントもどこかにあったかなww

冗談マジレスですまんが、ぶっちゃけ俺はそれでもいいんだよ

そうか、そらよくないな、気をつけてくれよって言って、また仕事すると思う

仕事する金がないなら空き缶拾いから始めるし

まあ妻はそんなことするような人じゃないけど

でもそれぐらい妻には愛着と親しみがある 普段優しい人柄だしな

から気楽にお金使ってくれていいし、どーんと構えてくれていいのになって思うよ


沢山アドバイスくれて本当にありがとう

Permalink |記事への反応(28) | 14:39

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東大文系の人気が急落していて驚いた

私は15年ほど前に東大理1に入学したが、当時は文科1~3類の方が難しいと思っていた。

私自身が根から理系だったというのもあるが、文系科目は理系科目に比べて成績を伸ばすのに時間がかかる傾向があるから

から理系であれば私のように地方公立高校から1,2年程気合入れて勉強すれば届く一方で、文系中学受験からずーっとコツコツ勉強してきた人や浪人生じゃないと難しいと思っていた。

だけどたまたま最近の科類ごとの足切りラインとか合格者の現役割合を見るとその状況が大きく変わってるらしいということが分かった。

理系足切りラインも現役割合も15年前と比べて比較的維持されている一方で、文系はどの科類も足切りラインが大きく下がり現役の割合も高くなっている。

要は理系に比べて文系は人気を落としているという事なのだろうと思う。単に上位層に文系が減っているのか他の大学流出しているのかまでは分からないが、良くも悪くも日本を支えていた東大文系卒という肩書の人気が急落しているというのは面白いと思った。

まぁ実際、官僚とか法曹という仕事自体が人気を失っているわけだし、さもありなんなのだろうか。

Permalink |記事への反応(1) | 10:57

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2025-10-05

最初女性首相保守からたことより、非世襲公立高、国立大出身のことの意味が大きいと思う。

Permalink |記事への反応(2) | 14:13

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anond:20251005123405

地方公立天国私立が滑り止め

これじゃね

Permalink |記事への反応(0) | 12:35

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2025-10-03

anond:20251003101126

公立高校のハズレ教員田舎に回されるように医者田舎行きたくないんだろうな

Permalink |記事への反応(0) | 10:31

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