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2025-12-16

すみっコぐらし公務員副業 中編

(前回)https://anond.hatelabo.jp/20251215223916

つのエピソードを話したけど、俺はこういうタイプ人間だ。

仕事は正直したくない。査定が低くてもいい。"すみっコぐらし"がいい。それで毎日早く退庁して、自分にとっての『たましいの仕事』をするのである。なお、たましいの仕事内緒だ。絶対身バレするので。俺だって処分戒告は怖い。

ただ、人生はわからない。例えば、一番最初に配属された住民税部署で、俺は低い査定を受けた。先ほど書いたとおりである。それは当然であり、課長に嫌われたらそんなものだ。

課長」と書いたけど、従業員千人以上の会社だと、民間企業事業部長~本部長=地方公務員課長 くらいの扱いである。多くの地方役場では、最低限の決裁権を有した課長になるのは50代以降。行政権力を振るうにあたっては、相応の年齢や職務経験を要するという考え方である

若いうちから活躍したい人には厳しい業界である

でもさ、考えてもみなよ。若いうちから活躍しなくてよくて、定年までほぼ確実に勤め上げることができる組織の方が、社会人生活トータルでは幸せだと言えるのでは?

今の時代、超大企業でも査定が低い人は出向→転籍コンボ☆で片道切符になり、年収も大幅ダウンになる。それを考えると、公務員業界って、古き良き日本企業文化が残っている。

例えばビズリーチなどの転職サイト登録すると、求人側の企業PRでこういった文言が並んでいる。

「年齢や社歴に関係なく、実力次第でキャリアアップ

「常に新しいことに挑戦できる環境

あなたの成長を加速」

「常に刺激を受けながら成長できます

あなた情熱アイデアで、新しい価値創造

とかあるけどさ、別にそんなことしなくていいんだったら、そっちの方がいいんじゃないか。成長って、しなければならないからするのであって、しなくていいならそれに越したことはない。

社会人として成長しなければいけないのか?」という視点から物事を考える必要がある。これからはそういう時代かもしれない。少なくとも、公務員業界ではそれが可能である身分保障があらねばならない職務性ゆえに、どんな人でも無能理由にクビを切られることはない。

さてさてさて。でもなぜか、公務員人生の二部署目は……広報企画だった。

戦略とかプロモとか、仰々しい名前が付いてる部署だ。そこで広報グループの一担当者になった。例えば東京豊島区だったら、『広報しま』というのを月イチで発行してる。あなたがお住まい自治体でもそうだと思う。

ここでの数年間は、広報企画最前線で働いていた。ほかの比較的若手の職員達と一緒に。月に一度は上司と一緒に総務局長や副市長のところに行って、広報誌の内容を説明していた。

今これを読まれてる公務員や元公務員は「!?」と思われたのでは。どこの官公庁でも、広報誌を作る部署というのは、いわゆる花形ポジションである。優秀だと判断された人材がそこへ行く。

俺の査定は、自分でもわかってる。低い数字だった。マジのマジで標準以下。まあ、人事評価数字≠実際の処遇ではあるけれども。それにしても、なんで……と思ったが、思い当たるフシが2つだけあった。

ひとつめ。前の部署(住民税)から1人、若手職員を出して広報企画委員会に参加させないといけなかった。それで俺が選ばれて、その委員会の中で広報記事アイデアを出したり、交代でFacebookに市内名所の記事投稿していた。

ふたつめは『たましいの仕事』に関係する。公務員業界で言うと、社会教育生涯学習の分野である

自分自身の詳細な経歴や所属先を人に話したら「すごいね」と言ってもらえることが多い。特にじいさんばあさんの世代がそうだ。

俺は公務員仕事はできないけど、そっち方面の才能があった。それで、高校生大学生の時に、今勤めている市役所市長表敬訪問したことがある。指導者と一緒に。そして広報誌にも載った。

その頃の記録や記憶役場に残ってたんだとしたら、俺が評価を受けた理由がそれである。一部署目の上司パワハラで有名だったのもあるかも(ストレス耐性を評価された)。

ただ、広報部署でもダメダメだったんだよな。

広報記事アイデアは出せる方だったし、アイデアが枯渇したことは一度もなかったけど、それでもほうれんそう関係で失敗を繰り返した。仲間にも責められた。「やる気あんの?」ってさ。

「信頼されなくていいし、誰からどう思われてもいいですよ。やるべきことをやるだけです。結果が不合格でも悔いはないです」と返すと、「なんで?理解できない」って、ある先輩は言うんだ。

それで、いろいろ言い合ったけど、最後に言ってやったよ。

「誰かの悪口を言ったり、言われて気にする人ってのはね。自分に自信がないんです。自分自身を信じられる人だったら、ほかの人の意見は気にならない。それまでの人生で、自分自分を愛せるだけの自己確立してるんです!」って言った。あの頃は若かった!!笑

そしたら、その先輩は「頭がおかしい。基地外だよ」と言った。その直後、広報担当主査に注意されてたけどな。「不適切言葉を使うな」って。公務員仕事中にそんなこと言ったらダメだろ。

なお、その先輩は、俺より何個かだけ年上だったんだけど…とある職員が『旧約・新約聖書』を机の上に置いてたのを見て、「ああいうのを読む人は頭がおかしい」という発言をしていた。



自身の考え方を要約すると、「いろんな社会での自分を持ってた方がいい。リスクヘッジのために」ということだ。会社大好き人間仕事に全振りした結果、運悪くやらかして居場所なくしたらさ……自殺とかしたくなるんじゃないか

でも、いろんな社会での自分がいれば、そういうことがあっても大けがを負わない。だから俺は、『お金を稼ぐための仕事である公務員仕事とは別に、『たましいの仕事』を持ってることを大事にする。

参考までに、元厚生労働省事務次官である村木厚子さんの文章引用する。『日本社会の病を考える』という新書から

「杭の話」が日本組織に教えること

 間違った、失敗した。そう思っても、引き返せないということが、まま起こります。私の事件の時もそうでした。なぜあの時、検察は、何度もチャンスがあったのに、引き返せなかったのか、裁判が始まって、証拠の不備をさんざん突かれたにもかかわらず、それでも検察最後に、私に一年六月求刑しました。恐らく検察組織の中でも、特捜事件花形なのでしょう。そして間違ったと思っても、組織の中にいると、なかなか立ち止まれない。いったん組織として方針が決まって動き出してしまうと、その電車を止めるのも、自分だけ飛び降りるのも難しい。とても勇気がいるということです。

 そんな時、杭の話が役立つかなと思うのです。この杭の話は、昔、なぜ仕事と家庭生活の両立が必要なのか、なぜ労働時間の短縮が必要なのかと聞かれた時に、私がよくしていた話です。今の「引き返せない」という話にも通じるところがあるのではないかと思います

 大きな池があります。池の真ん中には杭が一本あります。一本の杭に両足をそろえて立っているのは不安定から、いつか池に落ちるのではないか不安です。でも、杭が二本あれは安定します。三本あれば、安定するだけでなく、動くこともできます

 仕事だけという生活はすごく危なくて、一本の杭に両足を乗せて立っているようなものです。そこだけが自分の全世界だと思ってやっている。でも、杭にしがみついている限りは見えないかもしれないけれど、視点を変えて、あたりを見回してみたら、二本目の杭、三本目の杭が見つかるかもしれません。

 仕事だけでなく、家庭生活とか、住んでいる地域のこととか、遊びや趣味世界とか、全く別の世界が周囲にはある。それに気づくことで、視野が広がり、自分も楽になる。そういう話ですが、これは組織の中にいて、ある部分しか見えずに引き返せない人たちにも通じる話ではないかと思います

 私の事件の時の検事たちも、途中から、こんなことやっていていいのか、このまま進んでもいいのかと思いながら、結局は、一本の杭の上に立ち続けていたわけです。日大アメフト部相手チームの選手に反則行為にあたる激しいタックルをした学生も、プレーした時までは、ずっと一本の杭の上に立っていたのでしょう。けれども彼は自分で会見をして、謝罪をして引き返した。学生が一人で会見をしたのはすごいと思います

 きっとそれまでは、一本の杭が自分の全世界であり、そこから落ちたらどうしようと思っていたのではないでしょうか。だけど思い切って杭から降りてみたら、地面があった。別の杭もあった。一歩足を踏み出してみたら、実は向こうにも杭がもう一本あった。なんだ、自分がこれまでやってきたこと、培ってきた価値観は間違いだった。そう思ったのではないか、と想像するのです。

 もちろん、全世界だと思っていた杭から足を踏み出すのはつらかったと思うし、苦しかったと思う。でも、自分はこんなことをやっていていいのか、このままでよいのかと思いながら一本の杭の上に立ち続けていることが、果たしてしかたかは大いに疑問です。 P.110-112



さっきの先輩や別の上司に言われたことがある。「あなた、この仕事趣味でやってるの?」ってさ。

その場で言ってやったよ。「趣味じゃないですよ。公務員副業でやってるんです」って。

その時は、なんとなく返答しただけだった。無意識だった。特に考えはない。

でも、今ではわかる。俺にとっての公務員仕事は純然たる『副業である。あの広報担当をしていた頃も、もちろん今だってそうだ。

こんなことを書いてると、「公務員本業に専念してくれ」というブクマコメントが飛んできそうだ。でも別にいいじゃん、税金給料もらってようと、営利活動利益から給料もらってようと。お金に色はない。どっちでも一緒だ。

最も重要なことだが、日本憲法はその第22条で職業選択の自由保障している。憲法地方公務員であるのは言うまでもない。

自分自身生き方について、考えていることがある。

とある小説に、こういう台詞がある。

たか田舎権力を持っただけの自分が、たか人間がつくったルールを破ったとて、所詮はいと小さきことにすぎない。神の創られた天の星も山も森も、微塵も影響されていないではないか

はてな民は出典小説まで含めて気が付くだろうけど、上のセリフ典型的詭弁なので注意。「盗人猛々しい」とはこのことである。※悪徳の栄え

ただ、俺の心境はこれに近いものがある。俺は、俺自身ルールで生きて、すべての責任を引き受ける。そういう生き方理想である

さて。広報部署には3年残留した。俺にしてはいい方である。その次の部署はいわゆる原課だった。広報企画みたいなスタッフ部門じゃなくて、事業をする部署である

上のエピソード2.で書いた建設不動産部署に異動になった。その部署には長いこと居座った。人事課から向いている判定を受けた可能性が高い。その判定を受けると、公務員でも3年異動ルール例外になる。

戸籍・税務・福祉だと、長い人だと十年選手がいる。彼ら彼女らは、専門職枠として認定を受けたのである。そんな影の制度がある理由は、弁護士を含んだ士業の人達渡り合う必要があるからだ。

これは蛇足になるが、戸籍部署を通り過ぎる時に見たことがある。弁護士の人が委任状?を持って、依頼者の離婚した元妻の子の住所を調べにきたのだが……戸籍部署職員が職権で拒否してトラブルになってた。

はてな民の人は、「そんなことしていいのか?」と思われるかもしれないが、実際できるのである法律にも「職権で回答しないことができる」旨が書いてある。警察からの照会であろうと拒否可能公務員業界では、「戸籍税金道路は強い」のである

ただし、弁護士からの照会を拒否するなど、特別措置をするにあたり、法律面をクリアーしているか判断をするために専門職枠の職員必要なのである

(続きは本日21:00までに)

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2025-12-15

すみっコぐらし公務員副業 前編

増田投稿してみる。

当方は30代の地方公務員である関東役所で働いている。役所の中ではいわゆる最前線。直接住民に接する仕事である。正直、大した者ではない。勤務評価が高いということもない。

今回は、そういうエピソードを語りたい。いわゆる自分語りになるけど、できるだけほかの職員面白い話も入れてみる。最近ネタはさすがにまずいので、目安は五年以上前ということにする。

守秘義務!とか言われるかもしれんが、これまでの公務員増田の先達が綴った日記を読んでる限り、若輩である俺が語る内容は大したことじゃない。これまで人気作になった増田公務員ものを、例えばサバンナライオンだとすると、これから俺が語るのはチンチラである

サバンナライオンチンチラガチ喧嘩になった場合100回中95回はライオンが勝つだろう。先達の増田の方が偉大だということだ。

まず、お世辞抜きで査定が低い方である民間の人事査定は知らないが、公務員業界は5段階評価である。1~5の中だと、これまで取った中で一番多いのは「2」である合格点未満。

査定結果が悪い公務員は、中学高校で成績悪いヤツのようにバカにされがちだし、イベント仕事選挙事務(最近だったら参議院)とか、市全体の行事など他部署協働仕事があっても大した役割は振られない。上司からも軽んじられる。

だが、俺の場合はそれでいい。悪態ついてるわけじゃなくて、本当にこっちがいいのだ。てれんこやってる方がいい。なんというか、普段職場内ではすみっこの方でしみじみとしてる……そう、「すみっコぐらし」である。それがいいのだ。ちなみにとかげが好き。

公務員給料というのは、査定が2だろうが3だろうが4だろうが、誤差は数%以内である。数段階の役職差を踏まえても、生涯賃金差は10%もいかない(※)。これが地方公務員業界リアル。どんだけ能力に差があっても、同じ年齢で給料待遇に差が出にくい。

国家公務員は違う。同年齢でも最終役職の違いで生涯賃金差が3割違うこともある。具体的には、本省の課長級になると年収が300万近く上がる。以後も同様

持論だけど、今の世の中では、(たとえ給料に差があっても)多くの人は経済社会で「すみっコぐらし」がいいと思う。仕事量が少ないのが一番である。それで、定時になって職場を出たら、『家庭』とか『趣味』とか『たましいの仕事』でもなんでもいいけど、その人が人生で一番大事にしてることをするのだ。

俺も、それが目的で今の市役所区役所)に入った。自分が将来何をしたいのか、どんな人間になりたいのか。そういうところから逆算をして、今の仕事――さほど適性のない事務公務員を選んだ。ある意味、静かな退職に近い。

実際、俺の仕事ぶりはよくない。一例を2つ挙げてみる。できるだけ簡潔に。

後に語る、俺以外の問題職員エピとは極力被らないようにする。

1.ほうれんそう

 これが一番くだらないと思う。連絡とか報告とか相談とか、共有みたいな言葉もそうなんだが。

 何でイチイチそんなことをしないといけないのか、と思うことが今でもある。新人時代から、あまりほうれんそうをしなかった。すると、先輩や上司が怒ることがあるし、こってり絞られる。しかし。

 俺は動じなかった。学生時代からスポーツをやっていた。中学からずっとやってて、高校大学の時には(自分で言うのもなんだが)優れた実績を出してる。就職先の推薦話が来る程度には。

 ある時、ちょっと年上の女性職員からネチネチ言われてたんだが、「まじめに仕事をする気があるの?」と聞かれた時、「答えません。意味のない質問です」って返すと、さらに怒り出した。

仕事をまじめにやるとか、人の質問ちゃんと答えなさいって、小学校で習わなかったの?さっきの窓口のあの人、税金払ってないんだよ。その対応でよかったの?」と聞かれた。この女の怒りは有頂天に達していた。

 さすがに俺もどうしようかと迷って、「小学校で習ったこと、あんまり参考にしてないですね~(^^)」とか冗談を返したら、その先輩女性がキレた。

 すると、上司である納税部署課長がやってきた。

「いい加減にしろ!」

って、その課長が俺と先輩女性一喝した。当たり前だと思う。区民やその他の人も見てる中で、先輩女性はみっともなくキレた。俺は冷静だった。

 先輩女性は、次の瞬間に「なんでわたしも怒られるの!?」みたいなことを叫んだ。それで俺が睨まれたので、睨み返していたら……上司に別室に連れて行かれた。

 ある小部屋で、遠まわしに「この一年ラストだ。ダメなら辞めろ」と言われた。「課長の方も、考え方や価値観現代社会に合ってないですよ。あの先輩、あんなに大声出して、区民の方に聞かれて課長は情けないって思いませんでした?」と問い返したよ。

 課長ちょっと前の飲み会で部下にハラスメントしてた時みたいに、「いいか。次は人事んところに行くぞ。退職勧告したろうか」と凄まれたので、「意外と俺の方が勝つかもしれません。勝負事好きなんで。先日の飲み会の時のセクハラ行動、ばっちり録画してます(^^)/」と静かに伝えると、課長はため息を吐いた。

 そして、これらのことを言った。

「お前、もし障碍とかあるなら言った方がいいよ。あるなら特別扱いしてやる。こっちのメンツも立つし、お前の身も安全になる」

捨て台詞を吐いた。

 それからまた少し問答があって、課長は小部屋を出て行った……その後、人事課に呼ばれるなんてことは当然なかった。この程度のことで人事課は動かない。こんなことに関わってる時間はないのだ。もっと本質的なことに集中すべきだと俺も思う。

 実際に準備はしていた。あの税務課長が人事課にダイレクト突撃すれば、俺は人事課に呼び出されて、場合によっては説教以上の不利益を受けてしまう。でも、極力そうならないように、ダメージを少しでも減殺できるように、課長やほかの先輩が悪いことをしてる情報証拠付きで入手していた。

 あの課長は、俺が持ってるカードに気付いたのかもしれない。もしくは、あの人は農業部署の係長課長だった時もパワハラ有名人だったんで、人事課から釘を刺されていたのかも。

2.企業モンスタークレーマーとの闘い

 俺にも地方公務員としての矜持がある。査定が低いというだけで、実際に仕事はできる方だと思う。ただ、俺のことを嫌いな人が一定数いる。自分を隠すのが嫌だから、常に本音をぶつける癖があるせいだ。

 好きな人はすごく好きなんだけど、嫌いな人はすごく嫌いだ。それで結局、低い査定になってしまう。たまにだけど、5段階評価で「3」以上をくれる上司もいる。

 さてさて。この当時は、泥臭い事務仕事をする部署にいた。所管業界でいうと建設不動産であるタイトルにある企業モンスタークレーマーは確か、都内本社がある工務店だった。ある問題案件で、うちの道路局(一部署)が窓口まで呼び出した。

 セ・リーグ試合で、スタジアム内にスポンサー企業名を載せるほどの会社だった。だから紳士的な対応をしてくれると思ったのだが……以下、当時の折衝記録簿(GoogleDriveに保存)から、最低限だけ抜き出して説明する。企業名が特定されそうな部分は削った。

 かなり圧縮した。最初発言自分で、次の発言相手会社のなんとか部長の人である会議室ではなく窓口を選んだのは、密室を避けるためである相手ヤクザ気質である可能性があるので、こういう時はオープンな窓口とするのが基本だ。

 まず、俺の隣には直属上司である係長が座っていて、対面のなんとか部長の隣には、本件をやらかし一般社員ハムスターみたいに縮こまっていた。

「○○設計さんが先週、道路側溝に無断設置したグレーチングは、昨日撤去したということでいいですか?」

はい。今朝撤去が終わってますね」

ちゃん道路占用許可申請をすれば通るとは思います。追加で○△の施工必要になりますが」

グレーチングですが、水路端にただ置くだけではいけない、その○△の追加施工をしないとだめだと聞きましたが本当ですか?うちは、施主さんのために無償サービスであれを置いてあげたんですけど」

「当市でもほかの市でも、店売りのグレーチングドン!と水路蓋として置くだけだと道路占用許可は降りません。県の基準もあるので。あのグレーチング、占用物ということになると、あそこの新しいお家の所有物になります。今後何があっても、あのお家の責任なっちゃうので。無許可占用だと、十年後なんかにご近所トラブル危険がありますグレーチング老朽化した後だと特に……」

「やはり占用許可はいらないです。撤去するだけにします。それで、あのお家の並び、ほかのお家も勝手にというか、道路際に水路の蓋や歩道ブロックを置いてる家、いくつもありますよね?」

「ありますね。昔だと、勝手に置くことができてしまったので。今は施工業者さんが必ず申請を出します。昔であっても法律上はアウトなんですが」

「あれらの家には撤去求めないんですか?」

「あれらはもう無理です」

 ※民法解釈では、無償賃借権時効取得している扱いになる

「なんでですか!うちらだって施主さんのために無償グレーチングを置いてあげたのに。不公平です」

「いえ、けっして不公平では」

「同じ並びの家にもきちんと指導してください。それで、その結果をうちに報告してください」

お断りします

「あ?なんでや!おかしいでしょうが

おかしくありません。指導するかしないかは、道路の所有者である道路局が判断します」

差別ですよ。なんでうちだけ撤去するんですか」

あなた会社上場企業から。悪質さが違いますから。明らかに知ってて故意でしょ。はっきり言いますけど、グレーチング所有権とか責任とか、占用許可を取らずに施主さんに押し付けて、最終的な責任とらせようとしてましたよね?」

「いやいやいや!なお、おい……うちら都市計画課これから行きますけど。あんたの道理が正しいか判断してもらいましょうか?」

「いいですよ。どうぞ」

「てゆうか、別の人出してもらっていいですか?係長さんはいるけどさ、課長さん出してよ。今あそこの奥にいるでしょ」

建設課長は奥の席で縮こまっていた。気が小さいタイプ課長だった)

「これは部署内での決定事項です。協議済です。結論は以上です」

(本当は協議してない。係長課長もヒラである俺の判断を追認することが多かった)

 その後、上記の○○設計建築許可担当している部署クレームを付けていた。ただまあ、縦割り行政なんで、そこに行ってもどうにもならないし、こちらに対応依頼や情報提供があることすら稀である行政機関はそういうものだ。うちが大きい役所からかもしれないけど。

 俺の接客態度は、正直悪いことが多かった。戸籍課とか福祉保健課などに比べると、うちの接客は荒っぽくなることもある。でも実際、モンスターハンターみたいな企業は多い。あっちが法令違反してるのに逆ギレするんだからこちらとしては、乱暴な口調の会社住民が来たら、【そういう対応】をせざるを得ない。

 以上の体験について思うことがある。

 係長課長も、気が弱いタイプだった。怖い見た目の業者が怒鳴ってくるとタジタジになる。しかし、俺みたいなヒラ職員リスクを背負って、ああい土木建築・測量設計行政書士・司法書士土地家屋調査士と戦うから上司トラブルの矢面に立たずに済む。

 そして俺も、ほうれんそうとか法令順守とか社会常識とか、そういうのに囚われずに仕事ができる。彼らとはWinWinの関係だった。

 この部署では、なんと係長が俺に対して「4」の評価をくれた。でもそれを貰うと、次はレベルが高い部署に異動になる恐れがあったので、建設課長に頼み込んで「3」に引き下げてもらった。係長、ごめんな。今でも感謝してるよ。ありがとう

(中編・後編は明日21:00までに)

Permalink |記事への反応(1) | 22:39

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11/15。午前10逮捕留置所で過ごした20日間、そして判決までの記録

今年も一年が終わろうとしている。

今年もまた、脅迫脅迫まがいのことを生業として過ごしてきた。ただし相手は間違えていない。

まりどういうことかというと、社会的正義のための脅迫脅迫まがいのために飼われている立場である、ということである

からガッツリ脅迫をしてもし相手被害届を出したとしたら、相手こちらサイドが洗いざらい警察告発するとやましいことがめくれるため、それをされることは無い。

はずだった。今年も一年、無事に終わろうとしていた先月のことだ。ちょうど一ヶ月前になる。

逮捕された。11/15日、土曜、午前10時のことである

前日が華金であったため立ち飲み屋に何軒か寄り、終電帰宅していた翌朝だ。

眠りに落ちたのは午前2時頃であっただろうか。不眠なのでいつも通り眠剤も入れた。

そういうわけで10時になってもまだ深い眠りの中に居たところを、ケーサツ達にゾロゾロ入ってこられて寝込みを襲われた。

普段からアパートの鍵はかけない。

治安もいいし盗まれものもないからだ、強いて言えばPS5、レア物のスニーカー、某アパレルブランド洋服などは総取りされれば30万円程度の被害額にはなるかもしれない。

(盗んで売った者は10万円程度は手にするだろう)

それで難なくケーサツ達は俺の部屋に入ってこれたわけだ。まあそれでいい。鍵が開かないからと大家さんに連絡されれれば警察沙汰がバレる。バレずにいたいからな。

まどろみの中、メガネもないままおぼろげに確認すると8人もケーサツが乗り込んできている。しか10時に。「ケーサツでーす、ケーサツでーす、起きてー」などと声を発しながら。

ふつうこういう時は近所への配慮から早朝ピンポンでこっそり連れていかれるものじゃないのか?それをこんな時間ゾロゾロと。配慮など無いようだ。

逮捕令状、ガサ状、押収令状の三枚の紙を見せられ、ぼうっと寝ぼけているとガサがさっそく始まった。

本棚タンスの引き出しなどを漁られ、「本と服が好きなんだねえ」と言われたぐらいであとは机の上のサバイバルナイフをチェックされた。

これは何をは言わないが、何かの時に使用するために持っているもので、刀身は長いが切れ味は悪い。ま、そういうことだ。

ナイフについては「こういうものを持っていてはいけない」とだけ言われて押収はされなかった。どうやら押収令状に書いてあるもの以外は押収できないらしい。

令状には「スマホ」「パソコン」と書いてあり、素直にスマホノートパソコン差し出した。パスワードを聞かれたのでそれも素直に吐いた。どうせ即開けられるからな。

ちなみに、俺はAndroidだがiPhoneパスワードはケーサツでもロック解除は困難という話だ。

どうしても見られたくなかったらパスワードを黙っていることも可能だろうが、それが取り調べにプラスに働くかマイナスに働くかは分からない。

基本的には素直に吐いたほうがいいだろう。容疑の唯一の証拠たりえるものiPhoneの中である、というならワンチャン賭けるのもありかもしれない。

逮捕状がすでに出ているので手錠はされてもしかたなかったのかもしれないが、近所の目も気にしてくれたのか、そのまま連行されハイエースというのか、ケーサツがよく使う大きな車に押し込められた。俺などという小物、この小さな事件でケーサツが8人も来ているのはよっぽどおおげさだな、2台も車で来てよ、と思った。

署へ向かうことになった。

正直あちこち脅迫まがいや脅迫をしていたので、どこでだれが被害届を出していて、どこの署に連れていかれるのかわからなかった。

数十分ほどの距離を走り、署へ到着。東か。あいつかよ。この一年まるまるかけてお互いのサイドが弁護士までつけてやりあってきた宿敵だ。

つの不法行為ももちろん許せなかったが、俺の中に燃えている社会的正義という炎がやつを許さなかった。

やつはそれなりに地元で悪い意味で有名な人物であったが、雲隠れをし連絡もとれないという状態で完全に逃げをうっていた。

依頼者としても手の出しようがなく、行政やケーサツに訴えても助けになってくれないかこちらに話が回ってきたというわけだ。

結論から言えばネットを介した仄めかしレベルの文面が脅迫の容疑ということで、それが半年前に出ていた被害届でやっと逮捕にきたということのようだった。

こちらとしては仕事としてやっているので、証拠が残るネットを介してのものでもラインを超えないレベルのやり方というのも心得ている。はて、どうなるかなと思った。

実は同じ脅迫前科が9年前にあり、前回はしくじっている。

からこそ細心の注意を払っていたはずだが、と。思案。

前回は略式起訴罰金10万円で済んだが、「繰り返し」「同じ罪状で」「危害性が高い」となると今回はどうなるか分からないな。

今回何が証拠被害届が出されたか

それはある業界日本ナンバー2、この県でもトップで、隣接する業界の様々な肩書のある立派な人物からのチクリからであった。

その男は「この業界悪事を働く者は許さない」と常々言っていた人物であったが、その人物にまんまとハメられ「ぼやき」をスクショされ宿敵に証拠として提供されそこから被害届が出たというわけだ。まぁ耳を疑ったね。後に検事にも聞かれたが、「そことそこが繋がっているとは思わなかったわけだよね?」と。「悪事なす者とつながりませんと言っている者がつながっているとは思わないじゃないですか」ということで、俺は業界の偉いさんから目をつけられて留置所へ行くことになったわけだ。この腐った業界根本から変えなくてはいけないなと今は思っている。「魚は頭から腐る。俺はウンザリしてるんだ。」


逮捕されたら通常どうなるか。まず48時間(最大72時間だが、まあ48だろう)の勾留が決定されていて、取り調べが行われる。俺の場合、3~4時間

もっと複雑だったり容疑が多かったりすると最初勾留も取り調べも長くなるだろう。俺の場合事実確認とどういう意図でやったか簡単にまとめられ取り調べ終わり。

細身の感じのいい刑事だったな。雑談も交えながらな。俺も素直に応じたしな。で、そこで前科前歴のことも聞かれる。素直にその時前回の脅迫前科のことも話した。

はとことん正直だから「あると思いますがねえ」と言ったが、無いという。これは当然あとから出てくるわけだが。日本警察調査能力捜査能力世界一から隠しても無駄であるからすべて話したほうがいいというのは留置所で話す被疑者仲間や弁護士先生とも共通見解であるから、舐めないほうがいい。無能ケーサツ神奈川県警ならばどうにかなるかもしれないが。

前歴の二十歳の時にやった自転車どろぼうで微罪即日釈放の紙ペラが一枚出てきただけで、「これだけだよ」と言われたが。

まあこの時は「それが出てこないということは俺に有利だ。幸運だ。略式起訴罰金払ってすぐ出られるだけだな」と思っていたが、当然あとで前科が出てきて、「起訴裁判をするため拘置所へ行って1ヶ月~二ヶ月、檻の中に居なきゃいけなくなる)か略式か半々」という心理的にかなりしんどい気持ちで過ごすことになる。

ここら辺りで「家族に連絡を取るか」聞かれるが、これはそれぞれの事情によってそうしてもいいししなくてもいいと思う。

俺はしなかった。家族心配はかけられない。

が、有罪になった場合はどっちみち身元引受人に家族親族に来てもらわなくてはいけなくなるから、言ってもいいだろう。

ちなみに保釈金を200万円だか積めば出られる可能性もあるから弁護士家族相談してその道をとってもいい。認められない場合が多いが。逃げられたら大変だし。

補足情報として保釈協会かいビジネス団体もある。これは大体、10万~50万ぐらいで、その200万円を肩代わりしてくれるという団体だ。

いいビジネスもあるもんだ。俺のとこは6万円と、かなり良心的だったが辛くとも中に居ることを選択した。

前回もやったのだが、次は「鑑識」だ。

全体の写真を撮られ、正面、斜め、後ろ、顔(メガネ有り/無し)を撮られ、指紋掌紋、チョップのとこの紋を取られて、身長体重を測られて終わりだ。

その後いよいよ警察署に併設されている留置所への扉が開く。その時にはもう手錠をされていたと思う。手首の骨に当たる冷たい金属感触はなかなかに人権ダメージをくらうよ。

刑事が「また」と言うので、ああ、48時間勾留検察での弁解録取→裁判所で勾留10日延長はほぼ確定だよな、と覚悟は出来ていた。48時間勾留で返される人は中には居るだろうが、誤認逮捕とかそういう人たちだろう、99.9%の人は警察がやれるマックス20日勾留延長をくらう。その後、再逮捕さらに延長、一ヶ月以上留置所で調べを受ける被疑者も居る。

弁護士」についてだが、まずは当番弁護士というのがその日のうちに来るだろう。わけもわからない状態なら色々聞いてみるといい。

時間は30分ぐらいで、と決まっているらしいが、それはあくまでも目安なので後ろに面会が詰まっているとか弁護士が忙しいとかじゃなければ1時間でも話してくれるだろう。

そして、+10日の勾留(最大20日勾留が認められている)が認められたら、裁判所で国選弁護士か私選弁護士を選ぶこととなる。

国選弁護士は資力が50万円以下の場合、つまり貧乏人の場合タダで公費から雇える弁護士だ。半ば公務員のようにこの状態でなるため、もしこの弁護士の助言などによって思ったより刑が軽くなったからといってもお礼になにか渡してはならない。感謝気持ちがあってもだめなものはだめなのである

それよりお金があれば私選弁護士といって、各々が交渉して報酬を話し合って弁護士を決めることになる。が、裏技もあってそれ以上お金があったとしても国選ルートに無理やりズラすことも出来る。うまくやれ。弁護士はこれまでの経験からどれぐらいの刑罰になりそうか(起訴略式起訴か不起訴か、釈放まである)とか、法律知識とか、不安を和らげるとか、雑談相手になってくれる。俺などはずっと雑談をしていたが。その時にもらえるかどうか分からないがもしその時たまたまお金を持っていなくてノートも買えない(お金を持っているとお菓子とかノートとか、その程度のものは買える)ようなら、「弁護士からアドバイス」という小冊子と「被疑者ノート」という取り調べの記録をしておくための冊子をもらっておこう。ヒマ潰しに絵でも書いていてもいいし、俺のように中であったことを文章にしてこのように残しておいてもいい。本来の使い方としては、取り調べに暴行脅迫威圧がなかったか署名の捺印を強制されなかったか、容疑以外のことで聞かれなかったか原則、容疑以外のことで、これやあれもやってるだろ吐け、というのはNGだ)とかを記録しておいて裁判の時に自分の身を守るためのものだ。

いよいよ「留置所」だ。

俺はチャックのある皮パンに、チャックのあるダウンジャケットを着ていたからそれが金属探知機に引っかかるからということで預かられ、というか持ち物身ぐるみすべて剥がされ取られるのだが(財布や免許証や靴から靴下まで)、ジャージと長袖とトレーナーに着替えさせられ、これも何百回されたかからない「身体検査」という全身を触ってへんものを持っていないかのチェックがなされる。足裏まできっちり金探されるよ。

では「留置所の中」についてだ。

身体検査を受け、留置室に入れられる。

どんな感じかというと、硬い畳が三枚敷かれていて奥に和式便所と扉があり、外を覗けるようになっている(金網越しだが)。

その広さは1人で居るには少し広いし、2人だと狭いといった程度だ。つまり留置者が増えて同室になることも想定されているということ。

この頃はまだなんということもなかったのだが、留置最後のほうになると忘れもしない12/3、留置所警察官(看守)の若いちゃんが昨日雪降ったんスよ。

というぐらい俺の居た期間というのは季節のちょうど移ろい時で、暖房は一応効いているのだが奥の金網の向こうは外と繋がっていてケーサツが時々通る通路になってる。

そのためそこから冷気が入っていて寒くてやれなかった。毛布か布団か何か出してくれないかと言っても駄目だ。耐えるしかない。

なんにもない、なんにもすることのない部屋で。時計カレンダーも鏡もない(鏡は割られたら自殺自傷の恐れがあるから当然だろうが)。

そこでじっと過ごすことになる。大体の人がマックス20日と+最初勾留48時間20数日はそこで監禁されることが確定となるわけだ。

時計留置からひょいと覗けば時間は分かる。が、時間の進む遅さの苦痛に耐えられないため見ないほうがいいかもしれない。

今日が何月の何日か、というのも分からない。それは一日に30分だけ読ませてくれる新聞確認するしかない。ちなみに新聞産経新聞でかなり「右」だった。

俺は「左」の人間なので、反対側のイデオロギーから見た新聞見解というものを見れたことはけっこう収穫であった。右の人たちの考えを知ることが出来たからだ。

時はちょうど台湾有事発言高市がして、さてあれはどうなったかな、オールドメディアと呼ばれるものでは実際どう報じているのかな、と覗いてみた。

(ちなみにテレビにも一応イデオロギーはあるがあれはもうすべてがエンタメなのでメディアと呼べないと俺は思っている、うちにはテレビもないし知らないが)

記事自体ファクトであり何も偏りは感じない、ちゃんとしているじゃないか、と意外に思った。が、あの社説というのか、あの窓のところだけとんでもなく偏っていた。

小誌(産経)意外は高市発言批判しているがうちはしていない、国民支持率は高い、テレ朝コメンテーター発言に不満がある、とかなり寄って語られていたな。

それは日々のことでおもしろがって見ていたが、そのイデオロギーは時々記事にも漏れ出していて、特にコラムのような自由欄については櫻井よしこの大枠での起用や、へんなおっちゃんが関西弁での口語調で「中国とは断交したらええねん」レベル発言をさせていたのは気になった。「右」の人にとっては気持ちの良いものだろう。私はまあ逆の立場から苦笑いするのみであったが。

ともかく、それでもそれは情報食いの俺にとって日々の確実な楽しみとなったし、今日が何月の何日で何曜日なのか・・・を知るためのたった1つの与えられたものだったので意義が大きかった。

ちなみに留置者に何か影響を与えそうな記事は白い厚紙で厳重に読めなくしてあり、恐らく犯罪関連のことは知らせてもらえないのだろう。中にいて一度も山上記事などは見なかった。

ただ、ごく小さな記事死刑求刑されていた者が、発達障害ということで情状酌量して無期になった、という記事ぐらいは見ることが出来た。

基本的障害があるからといって刑務所に入らなくていいなんてことはなくて、むしろ刑務所には障害者が一般世界より多い。

ただ、最近おもしろかったのは「哲学的ゾンビ殺人事件」で2人ぐらい殺した統合失調症無罪になった、というWikipedia記事を読んだことだ。

何回読んでも俺には理解出来なかったが、何やら哲学的ゾンビという概念があるらしく、それを人だと思わなかったから殺してしまったということで無罪?という話だった。

とはいえ、そういう人はこの先一生精神病院で暮らすことになるのだろうが。

まあ別に今何時か、とか、今日は何月の何日か、ぐらいは看守に聞けば教えてくれるのだが。

そして「官本」だな。言わなきゃもらえないこともあるらしいが、本のリストをくれる。そこから読みたい本を選んで伝えると本をくれる。

暇な読書家はそれを1番から順に読んで行って、今何番まで読んだ、と話す人もいた。

俺も特に十代の頃は孤独読書青年であったから、興味を持ってリストを眺めてみたが面白そうなものはほぼ見当たらない。

一筒井康隆の本があって、2014年ぐらいに書いた短編集を頼んだ。あのジジイまだ生きていてまだ書いていたのか・・・。そう思った。

内容自体は相変わらずの筒井節はあれどさすがに枯れたか面白い話はなかった。その後本を読むことをやめ、空想世界で生きることで時間を費やすことにした。

食事」は3食食わせてくれる。これは普段ろくなものを食っていない俺にとってはかなりの楽しみとなった。

また、私語禁止が基本だが看守たちは黙認してくれるので、留置者同士、「今日はあれが美味しかったな」とか「たまに魚がくるとテンション上がるね」とか、あとで語るが留置者同士が交流出来る「洗面・歯磨き」「運動場」での共通話題となるのでそれもまたお互いの境遇を励まし合うという意味でいいものであった。

中身は3食、ご飯がギッチリ入っていて揚げ物中心のメニューである毎日代わり映えしないので飽きてくるが、中ではそれぐらいしか楽しみがないのでなかなかに美味しいと感じてしまう。

運動」は平日にだけ朝20分許される。

基本的には留置者が被らないように1人1人出されるようにしているように感じたが、それをやっていては2時間も3時間もかかってしまう。

別に誰も運動なんてしないのだが、外の空気を吸えて、そこで捕まっている自分がどんな顔をしているか確認出来る「鏡」がある。

これを見てどう思うかね。俺は、変わらんな、と思った。月水金にはヒゲを剃らせてくれる。

20日ほど居て運動場でたまに会う他の留置者との交流が一番楽しみであった。

そこでもやはり私語禁止デカデカと貼ってあるのだが、警察官も交えてトークをするのが楽しみとなっていった。

看守の業務に任じられると24時間勤務・休み休みというシフトになるためしんどいでしょ?と若い看守に聞いてみたり、ナイフを持った相手との闘い方は・・・とか様々な雑談をした。

その若い看守とは3日に1回しか会えなかったので20日ほど居て5回ほどしかそこで話していないがよく話したものだ。

他には、一番最初運動場に出された時、白髪のじいさんがいて「君は何の病気か」と尋ねてきたので、いや、別になにもと答えたが気になって看守や弁護士に「ここは精神問題のある者が収容される専門の留置所なのか」と聞いてみたりした。そうではない、ということだった。看守は、相手にしなくていい、と一様に答えた。

あと4名の「仲間」の話をしておこうか。

暴行障害・不起訴待ちで1ヶ月以上居る同い年野郎

暴行で捕まったというが、残りの犯罪についても向こうには既にバレていて、「警察調査能力は凄いですから全部話したほうがいいですよ」と。

まあ話すが。俺は間違っていない。脅迫で捕まっていながらこう言うのもなんだが、俺は正義行使者だと思っているからだ。

そうなると起訴になるんじゃなPermalink |記事への反応(0) | 08:45

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2025-12-13

豊田市探偵をしていた公務員が捕まった


これが意味するところをよく考えている。

僕はもう選べない。

Permalink |記事への反応(0) | 20:29

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結局のところ、一番ラク職業って何なんだろう

個人の向き不向きは別として、楽な仕事ってなんだろうな

公務員は安定してるってだけでいろいろおかしなことに対応しなくちゃいけなくて楽そうじゃないし

大手企業苛烈そうで厳しそうだし

からって中小零細はそもそも休みなくて給料低くて大変そうだし

芸能人有名税とられて常人じゃやっていけなさそうだし

生きていくって大変

Permalink |記事への反応(7) | 18:46

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ペット連れの防災悩む

地震あったね、皆さんは大丈夫でしたか

私ん家は8日の深夜の地震ちょっと揺れた。

人間はともかく、揺れが収まってしばらく経っても家の猫はソワソワしてた。

それがあって避難クラス災害が本当に来たらどうしようと改めて悩んでいる。

猫のキャリーバッグとキャリーが使えない時のための洗濯ネット(猫を入れる)、人間の靴は寝室に置いている。

でもさ、キャリーバッグに猫を入れて家を出て、どこに行ったら良いんだろう?と。

もちろん一時的緊急避難所には行く。

ただ長期化した場合、猫連れで避難暮らし現実的に無理だよね。

ただでさえヒトが行き場を失って困っているのに、ネコの居場所はないだろうし、冷たい目で見られるのも正直つらい。

能登半島地震の時に避難所に入れなくて自主避難されてた住人の方々がいらしたじゃん。

ウチも自主避難だよなぁとか。

さらに救助待ちの時はどうなるんだろうとか。

タイの大洪水関連で、犬猫いるから救助諦めたって記事読んじゃって

(カラパイア『ペットたちを置いて自分だけ避難できない!洪水中、屋根の上で29時間とどまった女性』→https://karapaia.com/archives/571400.html

人ごとじゃないやと。

コメントの「ペット飼いのためにも出動しなくちゃいけない公務員を思うとなぁ」、これは本当にその通り。

だけどなぁ、このジャズさんも間違ってないし、ジャズさんは後に犬と猫を連れて自力脱出してる、すげえ。

増田も猫記事がたくさんあるけど、犬猫ペット飼いの皆さんは防災対策どうされていますか?

実際に避難体験された方いらっしゃるかな。

真面目な話、ウチのを置いて行けないよ

Permalink |記事への反応(0) | 16:10

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高校のころ通っていた予備校前をたむろした

20時ごろ。25年前はこの時間帯は高校生浪人生大勢うろついていた。

今や、少子化で人の気配はほとんどない。

予備校自体が業種を公務員予備校に切り替えてて、二棟あった建物の片方は電気が消えている。

近くの弁当屋看板はそのままに建物しますの看板が掲げられていた。

ショギョムッジョ ショギョムッジョ

40代半ばの俺は身にまとう加齢臭を冷たい夜の空気で洗い流しながら帰っていった。

Permalink |記事への反応(0) | 01:47

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2025-12-12

ビジネス手続き書類での元号廃止

行政のみなさん!はんこはほぼなくなりましたよね!次は手続き書類での元号廃止です!

元号廃止抵抗があるのはわかる。さびしいし、いいのか?って

でも、通常の手続き、商取引での元号廃止にして、

儀式的な書類元号を残すことで、(例えば卒業証書とか、公務員辞令書類とか)

しろ元号特別感、権威が保たれるのではないですか?

それでいきいましょう!!!

Permalink |記事への反応(0) | 12:20

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anond:20251210211739

前提がおかしい。性欲的な意味セックスが好きな女はまずいない。ほんっとにいない。男側が見返りが足りなくて愛想つかされてるだけです。女が公務員で若くてメンヘラモラハラDVしないのなら(この程度ならまだ序の口)男は年収1000万でも足りないくらいだと思った方がいいよ。というか彼女ももう別れる気満々でしょこれ。男が鈍すぎる…

Permalink |記事への反応(2) | 11:10

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ボーナス12月にある理由

だいたいこの時期かな、ボーナスが入るのは

そんで所得税がそこそこ取られていると思う

こんなにボーナスからとるなって意見はよくわかるけど、逆にこの後で入るであろう12月分の給与から所得税マイナスか限りなくゼロだと思うよ

そもそも12月ボーナス給与があるけど、こいつらが二つ重なる理由ってあるのか?

所得税の支払い方法会社が違っても大体似ていると思う

基本的社員給与を支払うと同時にそこから住民税所得税会社の預り金としてプールし、それをまとめて翌月10日に税務署に支払う

普段はこれでいいけど年末調整12月結構確率で還付が発生する

所得税基本的に大雑把な計算をして毎月支払っているので、年末調整でその年に本当に控除すべき額を集計し、最終的なその年の所得税計算する

その際、保険住宅ローンの影響で所得税が今まで払いすぎていることがあって、それで還付する

じゃあ還付するお金はどこからって考えると、プールしているお金だよね

からまずボーナスから所得税とかを預り金でプールし、次に給与で最終的な額を決定して、それらを相殺して翌月支払うってのがよくある支払い方だと思う

もちろんボーナス給与タイミングは違うから一概に言えないけど、公務員とかこの時期にボーナス20日前後給与って形だから、たぶんそれが税務署的にはひな形なんだろうな

まり12月ボーナス年末調整における所得税の調整弁みたいな役割があると俺は思っている

なお、小規模な会社社員が一斉に住宅ローン控除を受けると預り金では還付が賄いきれなくなるので、そこそこ面倒だと思う

税務署的には申告してもらうより、別に未収金とかでたててそこから相殺し、1月2月は支払わないでいてくれると嬉しいっぽいよ、事務作業面倒だから

Permalink |記事への反応(0) | 00:43

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2025-12-11

anond:20251211195740

公務員って、生活保護くらいしか普段下に見ること出来る奴いないから、

普通社会人から意味が分からない中傷しかできないよね

ほんと、年収も低ければ人権意識も低いわ

その割に、こういう公務員共産党支持してるからあたまおかし

Permalink |記事への反応(0) | 20:08

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トンキンとかネトウヨとか言う割に、公務員批判に怒り狂う奴いるよね

トンキンとかネトウヨとか言うやつ、

公務員批判になると怒り狂ってる奴いかにもだよな

はてサバラモン左翼とか言われるはずだわ

Permalink |記事への反応(2) | 19:44

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2025-12-10

彼女とのセックスを諦めたら全てが許せなくなった※追記あり

タイトル通り。

元々セックスがそこまで好きではないと言っていた彼女と付き合ってもうすぐ3年半経つ。浮気は勿論、風俗にも行って欲しくないから月に1〜2回ならいいよ。という合意がなされてからも3年半。

湯葉よりも慎重に扱う前戯、丁寧なヒアリング、ありとあらゆるトライアンドエラーを繰り返した結果、彼女もそれなりにセックス気持ちいいものだ。となってきてくれていた所だったのに、今年の9月頃に俺はもう彼女とのセックスを諦めてしまった。



彼女セックス中、少しでも見えたら恥ずかしいかクーラー空気清浄機は電源を消す。

そしていざ始まると暑いから→中断からの終了。寒いから→中断からの(略)眠くなってきたから→中断か(略)イッた後はくすぐったいから→中断(略)おしっこしたくなっちゃったから→(略)友達から電話たから(田)トイレ電気付けっぱなしな気がするから()裸どころか顔も見えないのにこんなのばっか。上記の中断からの終了すら1回にカウントされるNO射精セックスを俺は本当に頑張った。それはひとえに少しでもセックスを良いものと捉えてもらうため。向こうが頑張ってないわけではない事はわかってる。でも俺は「恋人セックスしたくない」が本当にわからない。俺は彼女乳首の色もわからない。



俺は元々性欲が強い方だったけれど我慢は出来るし彼女可愛い公務員だししっかりしてるし金銭感覚もそれなりに合うし一緒に生きていくビジョンが今まで付き合ってきた人と比べて明確に浮かんでなんとなく結婚するならコイツだろうなと思っていたのにセックスを諦めてから彼女の事が許せなくなっている。




食べ物好き嫌いが多くて外食場所を選ぶのに優柔不断なのがムカつく。

声がデカいのもムカつく。

すげぇ厚底のブーツ履く癖にまっすぐ歩けないのもムカつく

つまんねーYouTubeばっか観てるのもムカつく。

車で出掛けるとすぐ寝るのもムカつく。

歩いている時に急に犬や猫、野草を指差して立ち止まるのもムカつく。

なんでもかんでも聞いてくるのもムカつく。(蝶々羽根の模様の理由なんて知らない)

自分臭いと嫌だから彼女風呂に入った後しかから接触は許されてないのに寝る直前ギリギリまで風呂に入らないのもムカつく。(月1のセックスという約束だったのにそれで2ヶ月開く事もしばしば)

待ち合わせで絶対に15分俺を待たせるのもムカつく。

彼女けが仕事の日、リクエスト通り飯を作って持ってきているのに帰ったら絶対一旦寝るのがムカつく。

先週から家に行くと言っているのに俺がついてから部屋を片付ける(その間外で待たされる)のもムカつく。

会いたいと言うから連勤の中日に会いに行くのにすぐ寝るのもムカつく。(俺は4時半に起きて職場に向かわなくてはならない)

なにもかもがムカついてしまう。




最後セックスしたのは8月上旬。2ヶ月ぶりだったのに体位を変えた所で彼女の足が攣って終了。暗闇の部屋で全裸の俺が全裸?の彼女の足を伸ばしている時に付けていたゴムがポトリと足の上に落ちて俺の心は完全に折れた。一応次の週とその次の週会った時の計2回誘ったけど「足攣りそうで怖いから無理」でダメ押し。もう俺の心はグチャミソのインポ。そこから2度と誘ってない。向こうも特に気にしてなさそう。

俺はどうしたらいい?何が悪い?俺が悪いのか?俺に性欲があるのが悪いのか?不思議な事にまだ彼女の事は好きなんだ。彼女も毎週2回会いたがってくれているしきっと彼女も俺の事が好きなんだ。本当にどうしたらいい?俺は彼女を嫌いになりたくない。

https://anond.hatelabo.jp/20251213001421#tb

Permalink |記事への反応(96) | 21:17

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なぜNTTには技術があると思い込んでいるんだ

もう何年も前からNTTには何も技術なんて残ってないぞ

電話屋さんで培ってきた技術インターネットの発展でTCP/IPに乗っ取られてEnd-EndのOSが頑張るから電話屋の出番は出てこない

そんでWiFiとか光ファイバとかのL2以下の仕事しかなくなったんだけど今となっては完全に飽和してやることな

頑張ってIOWNとか言ってるけど中身は光回路のプロセッサー通信速度じゃ無くて電気代が安くなるだけ

L3より上のユーザー体感できる部分は何も変化が無いのでいくらIOWNとか言っても顧客体験は何も変わらない

当時からソフトウェアが主流になることは分かってて優秀なソフトウェア技術者をいっぱい雇ったり育てたりしたけど

いわゆるGAFAだとかにガンガン引き抜かれて「NTT大学」とか揶揄される始末

まぁNTT研究所ソフトウェアリリースするのは法律的にも文化的にも大きな壁があるので事実上無理で

子会社論文を渡して開発してもらう、みたいなことをいまだにやってるんだけど全然時流に合ってない

良い例がTsuzumiとかい劣化チャッピーで、意気揚々とTsuzumi2を発表したのに前日にgpt-ossが発表されてたので誰にも見向きされてない

そりゃわざわざ金出して性能低いもの使う奴おらんわな

継続的インテグレーション顧客体験との統合が今時のソフトウェアでは当たり前に必要なのに

研究→開発→テスト販売 みたいなモデル会社構造を組んでしまってるからソフトウェア開発に1mmも合って無いし

GAFAに行けない無能が「精度で勝った!」とか部屋の隅っこで騒いでるだけ

補聴器もずっと出す出すと言ってたのにAirPods補聴器機能を先に搭載してしまって今頃になって「オープンイヤー」とか言って発表してる

残念ながらこんな市場中華製品蹂躙されるのが目に見えてるので第二のバルミューダになる未来しか見えない

苦し紛れにパーソナライズドサウンドゾーンとか言って音の打ち消し距離だとかを突き詰めてる一方で

AirPodsノイズキャンセリングしながら同時通訳まで搭載していますよ?勝てるんですか?コレ

時価総額だけやたら高いけどトヨタみたいにGRGTとかのぶっ飛んでる車を出したり自動車最先端を走ってる企業とは全然レベルが違うんよ

公務員の考えた「最強のエンジニア集団」って感じがするな

Permalink |記事への反応(0) | 17:24

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anond:20251210163038

いやあこのご時世会社じゃダメやろ

公務員じゃなきゃ

Permalink |記事への反応(0) | 16:39

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anond:20251209084927

なんで日本株式は除くなのか、書き出してみる。

自分2000年頃、金融ビッグバンネット銀行ネット証券が認可された頃に投資を開始した。

経緯は親からの贈与。母が株式投資をやっていて、子供にも生前贈与で口座を作ってくれていた

株式投資とか証券投資っていうのは本人がやらなきゃいけないもので、子供のうちは親権者代理が許されるけれども、成人したから始めた。

 (これを見て、資産家に産まれたとは考えないでほしい。父親公務員母親専業主婦土地も家もなく、大学入学実家を出るまでエレベーターのない2LDK公務員宿舎、4階建ての4階に一家四人で住んでいた。エアコンはなかったし、風呂場にシャワーもなかった。母親の口癖は「うちにはお金がない」 今でこそ退職して小さな建売住宅を買ったが、実家に俺の部屋も荷物もない。これが資産家だろうか?)。


からもらった日興証券の口座には NKコンパスAっていう、いわゆるグロソブ為替ヘッジなし)みたいなファンド(実際には若干ハイイールドに寄せている)と日本株式が入っていた。

企業分析して株式を買ったり、FX をやったりしたけど、うまくいかなかった。

損が多かった。

優待狙いでJALANAとか。共立メンテナンスは基本よね。ファミレスとかね。あとなんかしらんけどTHKとか日本ライフラインとかが記憶にある。

一時期中国株 携帯電話チャイナモバイル?とか、石油会社シノペック?とか買った記憶がある。でも仕事中も値段は気になって身が入らない、大きく儲からなかったし、徐々に投資信託が中心になった。

ゼロクーポン債とか0.5% の世銀債とかも買ってたな。

口座を持ってたのは日興コーディアル証券マネックス証券、Eトレード証券(現SBI) とか日興ビーン証券も開いた。野村系のファンドに特化した会社? ファンドネット? そこも開いた気がする。

今、口座を残してるのはマネックスSBI だけ。


当時ダイヤモンドZAIとか読んでました。投資雑誌の。他にも日経マネーとか。

四季報とか見たりね。

自分なりに勉強したけどダメだった。

その頃、さわかみファンドがちょうど出てきた頃で。

(彼らも金融ビッグバンに併せて出てきたのかな?)

信念がしっかりしていて、長期投資バイアンドホールドでしっかりした会社を安く仕入れておけば長期で必ず儲かるみたいな投資信念を語ってくれていて持ってたんだけど。

基本的には、ピーターリンチとか、ウォーレン・バフェットを目指してたのかもしれないね

自分さわかみファンドを数年持っていて、公開アナリストミーティングにも1回参加させて頂いた。確かさわかみファンド7周年まで持っていたはず。



当時の相場世界株式インデックスファンドに勝つのは難しい。色々比較する中で、「世界株式インデックス(除く日本)」にも投資を始めることになる。

インデックス投資を始めた理由はもう1つあって、これは自分マネックス証券推している理由もつながる。

金融ビッグバンと同時に日本インデックス投資を広めたのがマネックス証券だったんだよね。

インデックス投資って当時はそんなに推されてなくて。

証券会社利益にならないから、売ってはいたけどオススメはされない。別の商品を買うように促される。そういう時代だった。

そんな中、マネックス証券は、バンガードと組んで3つのインデックスファンドを購入しやすい形で積極的提供してくれていた。

当時はね、今と全然違う。

スマホなんてなかったし、主流はまだストレート携帯電話パカパカ携帯電話がはやる前ね。FOMAが出てきた頃でPHSがまだ息してた。

ネットテレホーダイで。ADSLが出てくるくらい。

wifiもb/g/aの時代で遅かった。

 だから、今とは全然違うよ。

バンガードっていうのはアメリカインデックスファンドを広めた会社

マネックス証券は、バンガードの3つのファンド

 ヴァンガードトータルストックマーケットインデックスファンド、いわゆるvti と

 ヴァンガードモールキャップインデックスファンド

 もう一つは忘れたけど、大型安定株に寄せたファンドだったと思うけど、

これらを購入しやすい形で提供してくれていて、自分もスモールキャップを買ったのかな?

これがインデックスファンドを買った最初だったと思う。


マネックス証券の口座開設書類を取り寄せたら、この3つのファンドのビラが1枚ずつ入っていた。

今でこそ証券会社の口座開設はネットでやるのが当たり前だけど、当時は郵送でしないといけなくて。


当時はいろんな証券会社あったけど、株の売買で最も手数料の安い会社イートレード証券、今で言うSBIだったので、、マネックス日本株の売買にはベスト選択肢ではなかった。

でも、旗揚げと同時にバンガードのファンド一般人でも買いやすい形で紹介してくれたのは、マネックスの偉業だと思うね。

で、バンガードのファンドを買えるのはいいんだけど、税務処理が面倒くさかった。

アメリカ投資信託からアメリカでまず10%税金がかかる。残り10%を日本納税するみたいな。

当時は今みたいに特定口座がなくて一般口座だったから、しょうがいかって感じだったんだけど。

特定口座が出てきて税金処理が楽になると、バンガードのファンド特定口座に入れられず、面倒くさくて離れた。


いろいろ投資を行き来したけど、最終的にメインの投資先として落ち着いたのが先はニッセイ外国株式インデックスファンド(除く日本)だった。

当時は世界株式インデックスファンドもあまり選択肢がなかった。

ニッセイさんはノーロードで、信託報酬も安くて良かった。ニッセイさんはいまでも頑張ってるけど、後から出てきたeMaxis slim にシェアを奪われてしまったね。

2000年から2020年日本株インデックスって微妙でしたね。過去チャート検索してみればわかると思う。

今でこそ「日本株式をポートフォリオに入れていい」って雰囲気。だけど当時は日本株インデックス投資なんてありえん感じだった。

全然上がらん。

1989年バブル崩壊して、その後。

失われた10年」「失われた20年」、そして「ひょっとして30年失われるのか?」

っていう空気感

あれを知ってて、日本株インデックス投資

厳しくないか

もしあれをリアルタイムに見てたなら、日本株インデックス投資するっていうのが分からんな。

小学の時にバブル崩壊して、いわゆる氷河期世代日本株はなるべく投資したくないって考えるのはおかしくない。


で、2000年とか昔って、今みたいな良いインデックスファンドほとんどなかった。インデックスファンドでも信託講習が1% とか、良くてだよ。そんな中出てきた信託報酬の安いインデックスファンドがニッセイ外国株式インデックスファンド日本除く)で、これは外国株式って書いてるけど、先進国株式新興国は含んでない。

新興国ファンド信託報酬は当時は高くて2%近く、当時はインデックス投資新興国を含むっていう選択肢はなかったな。

から出てきたeMaxis slim がニッセイの同等で、お互い競争してどんどん信託報酬が下がっていった。

シェアを圧倒的に奪っていったので、自分も徐々にeMaxis slim に乗り換えているのが今。

もちろん、相当利益の乗っかった「ニッセイ外国株式インデックスファンド」は今でも持ってる。

 SP500とか、VTI的なファンドも持ってるよ、勿論。

 投資額が大きくなるとファンドをいろいろ持つと、ポートフォリオ全体の収益VTに近づいていくからね。そんならオルカン的なやつで良いか、となる。

そして勿論、自分の子供達の未成年証券口座を開いており、生前贈与をして全額を投資信託にしている。

なんでSP500とかアメリカ集中投資じゃないんだみたいなコメントもあったけど、

これもシェール革命後、LLM全盛の今でこそ言える話で、アメリカ集中投資も怖いよ?

この25年の間にはいろいろあったからね、BRICSの台頭とか、リーマンショックサブプライムとか、90円近い超円高とか。アメリカ集中投資もこわいよ。

いや、アメリカ集中投資成功している人がいるのは知ってる。でも自分は怖いからやってない。


自分が「日本除く」を押してるのは、そういう「2000年から投資している経験」があるからだろうね。

マネックス証券推しているのも、「ヴァンガードファンド日本に初めて紹介した証券会社」っていう個人投資家を重視する姿勢を見せてるところだよね。

楽天とかソフトバンク系のやり方、「大資本で圧倒的シェアを取りに行って、後からサービスを若干改悪する」やり方が好きじゃないっていうのもある。

このスレカブ.com証券を使ってるニキがいたけど、カブ.com証券取引手数料は高めだけど、多彩な注文ができるっていうことが当時の売りだった。

そういう特徴ある会社を推せるなら使っていくべきだと思いますよ。

大資本に席巻された後はサービス改悪が待っているのだから

ブコメiDecoするなら松井証券ポイントがつくのでいいよ。ってコメントがあったけど、これはありがたいコメント

俺はどっか違うとこに開いてるから、今更動かすのはあれだけど、これから開く人たちは松井証券いいんじゃないか。

サービス頑張ってる会社を推すことで全体的な競争が起きてサービスも良くなってくるからね。


何度も書くけど、「これは1000万円投資どうしようニキ」に対してまともなアドバイスがなかったから、ざっくり書いたに過ぎない。

世の中には多数の投資情報があり、それぞれ意見が違うのは当然のことだ。

同一人物でも長期的には意見が変わってくる。

個人意見が違うのが当然なので「日本除く」とかに引っかかってるのは謎でしかない。


しろ人間の考え方ってみんなちょっとずつ違うんだから意見完全に一致してる時ほど逆に危険。それは明確な自分意見を持っておらず、他人同調してるだけっていう可能性があるから

意見が少しずれているっていうのは、むしろ健全なんでございますよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

マネックス証券詐欺会社というイメージしかない。理由カブロボファンド

 ご愁傷様です。

 アクティブ投信は基本ゴミなんでしょうがない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

>今円が安い

 そうでもない。歴史的に見れば、一番最初は1ドル1円で為替開始したんだよね、確か。で、一番安かった時は1ドル360円。

 そうやってみると今の1ドル155円っていうのは、歴史的な幅1円から360円のちょうど中間あたりにある。で安いと思う?

 為替っていうのは過去と比べるんじゃなくて、未来にどうなるかを考えるもの日本はこれから高齢化がもう少し進展して、子供の数はさらに減っていって、人口がじっくり減っていく。産業は色々あるし、外貨建て資産は多く、外国から投資収益は入ってくる。だけれども化石燃料石油天然ガス輸入に頼ってるし、原子力発電所の可動はまだまだ一部に留まるっていう。産業的にかなり弱い部分もある。

 これで日本円が圧倒的に強くなる未来っていうのは、俺は考えづらい。ドラッカーもそういうことを言ってたと思うけど(「すでに確定した未来への警告」)。


>本当の金持ちだーーー!!!”経緯は親からの贈与。母親株式投資をやっていて、子供にも生前贈与で口座を作ってくれていて。でも20歳を超えたら自分自身でやんないといけない。”

 そうでもない。

 父親公務員母親専業主婦(のちにパートに出たが)。母方のおじいさんが株式投資をしていて、子供のころから気になっていたらしい。母は東京就職したのを契機に株式投資を始めた。それが俺に続いている。結婚を契機に地方に戻り、専業主婦へ。

 土地もなかった。ずっと公務員宿舎に住んでた。

 確かに贈与はあったけど、公務員の父からの贈与だよ。質素暮らしをして、貯金投資していく。それだけで相当な資産ができるんだよ。

 「となりの億万長者」という本を読んでみてほしい。公務員とかお固い職業でも、質素生活して適切な投資すれば、一億の資産を作れるんだよ。

 逆に、医師公認会計士のような華やかな職業でも、若いころから浪費癖を身に着け、投資もせずに年を取れば厳しい老後が待っている。「となりの億万長者」、自分人生を変えてくれた一冊です。

  次に人生を変えるのは、これを読んでいるそう、そこのキミだ!!

>人それぞれの経験バイアスで好きに買えばいいですよね。生前贈与証券口座は(額によらず)かなり質のいい教育機会だな、と自分を振り返っても思います。考えて試行し、結果を自分で引き取る。その繰り返し。

 そうですね。同感です。

 「幼い子には旅をさせろ」っていう諺がありますが。

 投資というのは義務教育から大学を出て、企業就職してっていう一般的な労働者ルートとは全く違います企業家的な立場になることで、経験しないと分からないですよね。

 見える景色が変わってくるので、二十歳から投資を開始できたのは本当にアドバンテージだったと思います

Permalink |記事への反応(2) | 03:03

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2025-12-09

40歳で2500万円あるけど使い道が思いつかない

仕事ちょっと休みたいけど公務員からなあ。

逃げようのない人間関係の中で働いてるから下手なことして立場弱く出きないのつらたん

Permalink |記事への反応(0) | 21:48

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議員定数削減するなら国家公務員も削減しろ

公務員も身を切る改革実践すべき

Permalink |記事への反応(0) | 14:00

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2025-12-08

なぜ議席削減が支持されているか

国民の多くは「政治無駄遣いによって財政赤字が生じている」と考えているかである

東京財団2023年実施した経済学者一般国民意識乖離を調べる調査(※)では、財政赤字の原因として「政治無駄遣い」を挙げた国民が71.5%に上り、あらかじめ用意された選択肢の中で最も高く、経済学者の41.1%乖離が見られた。また、「高い公務員人件費」を挙げた国民も40.4%に上り経済学者の1.8%と著しく乖離した結果となっている。一方、「社会保障費」は国民17.5%に対し、経済学者72.0%と、こちらは逆に経済学者の方が高い結果となっている。

これらを総合すると、財政赤字政治家や公務員無駄お金を使ったり、“過剰に高い”給与を得たりすることによって生じており、逆に自分たちに直接かかわる社会保障費の問題ではないと考えている、ということになる。国民意識の中では、財政赤字の原因は外部化されているのである

しかし、この国民意識は必ずしも正しいとは言えず、経済学者の考えに理があるだろう。なぜなら、「社会保障費」と「政治無駄遣い」は金額の規模的に全く異なるものからであるそもそも政治無駄遣い」というのは漠然としすぎているが、仮に議席を減らすことにより削減できるような政治家への直接支出される費用のこととすると、これは国家予算の規模感から見てかなり小さい割合しか占めない。仮に無駄遣いをしていたとしても、それを正したところで財政大勢に影響はないのである

https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=4263

Permalink |記事への反応(8) | 22:36

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トマト漫画から思う、「主役から降りる」ことについて

トマト漫画で、子育てに追われる父親が「俺は主役から降りるんだ……」と嘆く漫画を見て

わず声を上げてしまった。そうか、専業主婦からはこういう風に世界が見えていたんだ、と。


自分母親は、何かと褒めない人だった。

俺がクラスで1番になっても「全て100点じゃなかった、凄くない」

スポーツで賞をとっても「いつまでも過去の栄光に縋るな、飾るな」

兄の夏の課題自分が代わりにやって、口をだしまくり、賞をとったらニヤニヤしてる、そんな母親だった。

私だったらもっとできる、貴方より私が……と、いつも俺に対抗心を煮やしていた。


自分母親は昔からよく褒められる子だったみたいだ。

祖母はいつでも昔話で自慢していた。

九州育ちだったが、女子高育ちで学校の気風として、男に媚びを売るな、自分で稼げ、と言う場所で育った。

同期は通訳者や事業主殆ど。皆子供がいるが、皆「主人公」を今でも生きている。

いくらでも時間はある、怠けてるんだったら働け。他人から奪うな。

母親CAを目指していたが、身長理由挫折していた。その後は公務員ストレスが多かったため、結婚してすぐに専業主婦になった。


漫画を見てそうなのか、と思った。

俺の母親は、「主役から降りれなかった」んだ。

学校では主人公になる教育を受けて、周りはどんどん主人公になっていった。でも自分主人公になれなかった。

目の前で子供主人公になっていくのが耐えられない。だから踏みつける。

本来子供に向かうべき賞賛を奪う。


今の時代専業主婦になんてなれる人は一握りだから主人公から降りれる人は殆ど居ないだろう。

子供には更に金がかかるようになる。主人公が2人居なければ成り立たない。

ももしこれから専業主婦になる人がいたら、ちゃんと「脇役」になることを認識して欲しい。

そして脇役が嫌なら、自分事業するなりパートするなりして主役になる努力をしてほしい。

子供から主人公を奪うな。

Permalink |記事への反応(1) | 02:44

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2025-12-07

議員宿舎国会議員職務遂行生活保障のための施設であり、原則として家族配偶者、子など)の居住が想定されますが、第三者の「愛人」のような異性を私的に連れ込むことは、施設趣旨利用規約公務員としての品位観点から問題視され、一般的には不適切であり、倫理的・法的な問題に発展する可能性が高いです。特に中国中共からあてがわれた」という文脈では、スパイ活動情報漏洩リスクが伴い、安全保障上の重大な問題として、国会メディアで追及される事態になりかねません。

背景と問題

施設目的:

議員宿舎は、地方選出国会議員が東京職務を円滑に行うための住居で、公的性格が強いです。

利用規約:

家族以外(特に異性)の長期滞在居住は、利用規約制限されているか、少なくとも問題視されるでしょう。

倫理品位:公職にある議員私的関係で「供給された」異性を宿舎に置くことは、国民の信頼を損ね、公務員倫理規定抵触する可能性があります

安全保障リスク:

中国からあてがわれた」という点が最も重大で、単なる不倫問題ではなく、中国による議員への情報操作スパイ活動ハニートラップなど)の疑義が生じ、国家安全保障に関わる深刻な問題として扱われます

もし事実であれば

国会での質疑、調査懲戒処分

メディアによる報道国民から批判

議員辞職勧告

場合によっては、情報機関による調査国家安全保障に関わるため)。

このような行為は、議員個人問題にとどまらず、国会議員資質、ひいては国の安全保障にも関わる重大な問題として扱われるでしょう。

Permalink |記事への反応(0) | 23:03

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真面目に、婚活よりAIとの向き合い方を考えるべきじゃないだろうか

煽りや茶化しじゃなくて真剣に書く

最近、「詰んでいる系婚活増田」が増えたように思う

明らかに婚活してもリターンが見込めないような状況の人間が、案の定失敗し、貴重な時間と金無駄にするパターンが多い

まず前提として、今現在人間関係に恵まれて無い人間が、戦略として婚活することは

そこまで的外れだとは思わない

やっぱり家族っていう単位資本主義によらない協力関係を築く単位としては、一応機能している

とりあえず結婚して子供作ったら人間関係が広がって社会から色々助けてもらえるようになる

というルートは、そこまで金稼げてないけど最低限のコミュ力協調性若さがあるなら悪くはない

少子化で子持ち家庭への社会資本投入は増えていくだろうしね


しかし逆に、ある一定程度よりコミュ力やら協調性やら若さやら、その他人関係資本を持ってないと

婚活して家族形成をするルートそもそも行き止まり

金や時間を使って、同じく詰んでいる人間との遭遇率を上げてるだけになっていくだろう

やればやるほど詰みが加速する

というか、婚活以外でも同じで

市場原理的に考えても

変な奴としかマッチしないのは自分自身が変な奴だから

若ければまだ成長の余地もあるが、ある程度で「詰む」

まり時間経過での改善余地がない

詰んでいる人間には「詰んでいる人間関係しか供給されなくなるわけだ

例外は公金が入ってるようなセクター公務員だけじゃなくて介護とか社会福祉系も含む)だけど

間違いなく人手不足インフレで、どんどん先細りになり

一人当たりに供給される「まともな対人コミュニケーション」は激減するだろう

詰んでいる人間コストを投入していくロジックはないというだけでなく

詰んでいる人間の側としても、同じく詰んでいる人間と関わるのはコストリスクが大きすぎる

それでAIの話だ

AIは間違いなくこういう「最低限のコミュニケーション」の代替として、公私問わず使われるようになっていくだろう

日本政府方針としても市場の流れとしても

足切りライン下の人間は、生きた人間ではなくAIコミュニケーションする量のほうが多くなる

まあそれは本当のコミュニケーションじゃないとか言うこともできるが

とにかく絶対的な量としてはそうなっていくんだから仕方ない


しかしそうなったときに、ただ供給されるAIコミュニケーションに漫然と従っているだけだと

ほとんどの人間はぶっ壊れると思う

少なくとも現代対話AIは、長期的に人間を良くする方向にチューンされてない

かなり短期的に人間の反応や感情最適化している

もちろん、普通に健康人間関係の中にいる人々にとってはただのツールですむだろうが

AIのみとコミュニケーション取るような詰んでいる人間人格は壊れると思う

最近動画生成にハマって壊れた増田がバズっていたが、大半の詰んでいる増田にとっては他人事ではないだろう



ではどうすればいいか?というと、詰んでいる人間が今のうちにAI中心の生活フローに備えるしか無いと思う

抽象的な話ではなくて

睡眠とか食生活とか住宅の汚れ具合とか運動不足に起因する肩こりとか体調とか

とにかく客観的指標を細かくモニターできるようにして、向上させるためのタスクに分割し、管理してもらう

これらをAIにやってもらう

それしかないと思う

もちろんこれらを完全に自力で行うのは大半の詰んでいる人間には不可能

それができたら詰んでないわけだが、AIに頼れば十分可能なのではないだろうか

ここで重要なのはなるべく客観的健康指標モニターして向上を指示することだ

AIは指示すればある程度ちゃんと従うが

指示されていない部分に関しては、やはり短絡的に感情をハックしてくる側面が大きい

しかしそういうポルノ的な側面も、健康増進習慣を維持するために使えばメリットにもなりうる


2035年あたりを境に日本社会崩壊は本格的に始まると言われている

しかし今の政治の流れを見てても、日本がそれまでに移民社会に移行することはほぼ不可能だろう

AIに多くを依存する社会になる公算は非常に高い

そのとき増田たちが何歳になるかにもかなり依存する話ではあるのだが

AIに頼る割合が大きそうなら真面目に考えたほうがいいと思う

Permalink |記事への反応(2) | 18:43

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anond:20251207010457

Q.以下のやり取り、両者の妥当性は?

A:■議員、元公務員医者ではない年金納め終わった男をトリアージしようって国に財政アドバイスする仕事いか

二葉亭四迷って役職名

既婚者は妻の同意があればトリアージ可能とする

B:トリアージ意味を分かってなさそう

A:国の財政ピンチでおばあちゃん最優先だからそうなるよ

B:トリアージ意味説明してみ? そんで元の文脈にその意味を当てはめて、その意味で君の言いたいことが説明できてるか、もう一回検討してみなよ。

A:分からないふりをしたい人がこういうことで煙に巻こうとする よく覚えておきなさい

B:いいか説明して見せろよ(笑

A:俺はお前を啓蒙しないありがとうございました

B:お、なんら説明せずに上から目線捨て台詞で逃亡か 最高のギャグありがとう

A:ステージに上がったらよろしくな 頑張れば15年後くらいで済むかな応援しています



A.

このやり取りにおける両者の**妥当性(論理的整合性コミュニケーションとしての成立度)**を分析すると、Bの方が圧倒的に妥当性が高いと言えます

一方で、Aは「ブラックジョーク皮肉」を言いたいという動機が先行しており、議論としては破綻しています

以下に詳細な分析を行います

1. Aの分析論理破綻と逃避

Aの主張や対応には、以下の点で妥当性が欠けています

用語誤用トリアージ

Aは「トリアージ」を「不要人間を切り捨てる(間引く)」という意味で使っています

本来トリアージは「資源が限られた状況で、救える命を最大化するために治療優先順位をつけること」であり、単なる「殺処分」や「切り捨て」とは意味が異なります。Aの文脈年金を納め終わった男を対象にする)は、医学的な緊急度判定ではなく、優生思想的な「口減らし」に近いため、言葉選択として不適切です。

高度なダジャレへの依存

二葉亭四迷ふたばていしめい)」は、明治文豪名前ですが、語源となった「くたばってしめえ(死んでしまえ)」という江戸言葉掛詞ダジャレ)として使っています

まり、Aは最初から真面目な財政提案をしているわけではなく、「役に立たない男は死んでしまえ」という暴論・悪態をつきたいだけです。

議論拒否論点ずらし)

Bに用語定義を問われた際、「分からないふりをしたい人が~」「啓蒙しない」と、説明拒否して相手人格攻撃レッテル貼り)に逃げています。これは「自分言葉定義不正であること」を認められない場合典型的防衛反応です。

2. Bの分析正論と指摘

Bの対応は、論理的意味論的に妥当です。

用語の正確性への指摘

BはAの主張の内容(道徳的是非)に踏み込む前に、まず「トリアージという言葉の使い方が間違っている」という前提の崩れを指摘しています。これは議論において非常に重要プロセスです。

Aがトリアージ定義を誤っている以上、その後の「財政アドバイス」という文脈も成立しません。

一貫した態度

Aが話をそらしたり、精神勝利宣言捨て台詞)をして逃げようとしても、一貫して「意味説明しろ」と要求し続けています

3.総合的な評価

結論:Bの勝ち(Aの自滅)

このやり取りは、以下のような構図になっています

Aが「死んでしまえ」という悪口を、インテリぶった言葉トリアージ二葉亭四迷)で包んで発信した。

Bが「包み紙(言葉意味)」が間違っていることを冷静に指摘した。

Aは図星を突かれ、説明できずに「お前はわかってない」とマウントを取って逃亡した。

判定:

Aの妥当性: 低。用語誤用説明責任の放棄人格攻撃による論点回避

Bの妥当性: 高。用語定義に基づいた正当な指摘。

Aは「賢いふりをして毒を吐こうとしたが、言葉意味を間違えてツッコまれ、恥ずかしくなって逃げた」というのが客観的評価になります



さすがステージに上がっちゃったやつは違うわ(笑

ステージに上がったらよろしく

頑張れば15年後くらいで済むかな

応援しています

Permalink |記事への反応(1) | 01:14

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2025-12-06

トリアージ意味を分かってなさそう

議員、元公務員医者ではない年金納め終わった男をトリアージしようって国に財政アドバイスする仕事いか

二葉亭四迷って役職名

既婚者は妻の同意があればトリアージ可能とする

anond:20251206234459

Permalink |記事への反応(1) | 23:49

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議員、元公務員医者ではない年金納め終わった男をトリアージしようって国に財政アドバイスする仕事いか

二葉亭四迷って役職名

既婚者は妻の同意があればトリアージ可能とする

Permalink |記事への反応(2) | 23:44

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