
はてなキーワード:光厳天皇とは
「今昔物語」はここに収録されている福永武彦訳で読んでいる。池澤夏樹の義父だね。僕は結構説話集が好きで、「聊斎志異」や「捜神記」、「デカメロン」やガラン版「アラビアンナイト」なんかも読んでいる。近々「カンタベリー物語」も読む予定だ。
さて、なんで「今昔物語」を全部読まず、部分訳の福永武彦訳にしたのかというと、理由はいくつかあるのだが、気軽に持ち運びのできる全訳が出ていないのが一番の理由だ。また、講談社学術文庫は、天竺編と震旦編、それから本朝世俗編が出ているのだが、なぜか日本を舞台にした仏教説話を収録した巻が翻訳されていない。有名どころの仏教説話は頭の中に入れて置きたいとうっすら考えているのだが、原文を読むのが近頃は億劫なので、早く翻訳が出てくれないかと祈っている。
内容は芥川龍之介が翻案したものを含め、人間心理の観察や奇妙な話、怪異の話や下品すぎる話、それから強烈な個性を持った人間の話など様々だ。一つ一つの話が短いので楽しめるし、芥川龍之介が近代的に翻案する前はどんな話だったか、比べるのも楽しい。ちなみに、水木しげるがインパクトのある話ばかりを漫画化したバージョンが中学高校の図書館にあったが、あれも面白かった。あとは、家にあった子供版に、卒塔婆だか石碑だかに血痕がついたらその土地が水害で滅亡する予言を信じる老婆の話が収録されていた。周囲の人が老婆をからかうためにわざと卒塔婆に血を付けるのだが、その晩に本当に村が滅亡する。世界の民話に似た話があったと記憶しているが、出典が思い出せない。自分はギリシア神話をはじめとした、運命の皮肉やアイロニカルな予言を扱った話が好きである。やっぱり説話集は面白い。
ただし、編集の方針だろうか、「今昔物語」では似たような話が何度か続く配列になっている。だから通読していると飽きる瞬間がある。
これは「聊斎志異」でも同じで、酒を飲んでいたら死んだ友人が化けて出てきたが、酒を飲んでいたせいか死んだことを忘れていて、そのまま話が進むみたいなパターンがかなり多い。他にも幽霊やキツネが化けた美女が出てきて結ばれてハッピーエンドみたいなのも何度も繰り返される。結局みんなモテたいのね。
「宇治拾遺物語」「発心集」「日本霊異記」、これらはすべて未読である。「日本霊異記」は最近になってKADOKAWAが現代語訳を出しているので、積んである本を片付けたら入手予定だ。なお、これは①で述べた雄略天皇のエピソードの出典の一つもである。
「平家物語」は古典の苦手な僕でも原文で読みやすいと感じた。理由は恐らく、口承文学だから声に出したらなんとなくわかるからなのと、敬語が相対的に簡略化されているからなんだろう。それとも、ちょうど「火の鳥」乱世編の舞台で、歴史の流れ的に何が起きるか既に分かっていたからだろうか? それとも、教科書をはじめとして、断片的に名シーンを知っていたからだろうか? バトル物として楽しんだんだろうか?
日記を読み返すと、「古代の貴族世界が音を立てて崩壊していくのがよくわかる」と綴っていたし、「空海と密教美術」展で観た平清盛の血曼荼羅が登場したのに滅茶苦茶興奮していた。
ちなみに、神保町の本祭りで、ちょうど講談社学術文庫版が一巻から十巻までがセットで安売りされていたので、良い機会だと思って購入したのだが、後になって全十二巻だったと気づいた。道理で安いわけだ。このバージョンは解説が丁寧で、「平家物語」かなり京都中心のバイアスがかかっているという指摘がされていた。例えば、平清盛が大輪田泊を建築したことは今でこそ評価されているが、「平家物語」では単に京都の荒廃をもたらした暴政ってことになっている。木曽義仲もただの田舎の乱暴者扱いだ。ちなみに、かつて滋賀県を旅行したときに、彼の没した古戦場・粟津を訪れたのだが、住みやすそうな普通の住宅街になっていたのに驚いた。
「太平記」についてもついでだから書こう。実家が神奈川県なので、鎌倉幕府滅亡まではかなり馴染みのある地名が多かったので楽しんだのだが、南北朝に分かれたままで話が終わるし、明確に「完結した!」という実感を持てる構成ではなかった。明確な善玉悪玉の物語でもないしね。みんな結構幕府側に着いたり朝廷側に着いたり右往左往している。この機を見るに敏なあたりがいかにも中世武士らしいし、おかげで誰が誰の勢力についているか、すぐにわからなくなる(ここまで書いて思ったのだが「平家物語」は平家の滅亡というわかりやすい大きな流れがあるから読みやすいのかも)。
それに、歴史書っぽくいろんな中国の古典から引用するけれども、日付が操作されていたり、複数の天皇を意図的に混同していたりする(光明天皇が即位した個所、太平記ではなぜか光厳天皇の重祚としている)。あくまでもこれは物語なのだ。
そして、物語だから、出てくる辞世の句にすごくいいのがたくさんあった。いま手元に本がないのが恨めしい。メモから見つけたのは「皆人の世にあるときは数ならで憂きにはもれぬ我が身なりけり」……なにこれつらい。
なお、各神社仏閣の縁起物語や中国の古典に脱線することが多く、それはそれで非常に面白いのだけれど、「だからこんなに長くなるんだよ……」みたいな気持ちになった。多少は「平家物語」でも登場・退場する人物の背景に脱線するけれどね。「ジョジョの奇妙な冒険」でも敵のスタンド使いの背景が紹介されるシーンあるよね。あのテクニックは話の流れがちょっと止まるので使いこなすのが難しい。ところで、あまりにも歴史書からの引用が多いので、これまた講談社学術文庫版の「史記」を読むに至った。……と、記憶していたのだが、日記を読むと両者を並行して読んでいたらしい。我ながら、なんでそんな無茶をした? 両者とも疑問点が多くて日記にやたらとメモを残している。
ところで、太平記の巻二十二に、相手のことを馬鹿にして「へろへろ矢」と呼ぶシーンがあるが、オノマトペの歴史的に興味深い。
前回も書いたけれども、せっかくなのでもう少し細かく書こう。これはちゃんと池澤夏樹の全集で読んだ。
「能・狂言」には身体障害者に明確な悪意を向け、冗談半分で暴力をふるうとんでもないネタもあるのだが、盲目であることが当時どのように受け止められていたかがわかる。江戸時代なんかだと視覚障害者は団体も作っていたみたいだし、だから近江絵などで風刺の対象ともなっているのだろう。岡田利規の訳がかなり砕けていて、特に狂言だとカタカナも多用している。「おーい太郎いる?/はーい。/あ、いたのね」には笑ってしまったが、当時の日本人にはこう聞こえていたのだろう。演劇の人なので、酔っ払いの歌などを声に出してそのまま演じられそうなのがいい。カタカナ言葉が今の日本語の生きた要素として使われていることがよくわかる。
現代の第一線で活躍する作家に訳させるってのはかなり贅沢だ。今の言葉で古典に新しい命が吹き込まれるって本当なんだな。
「説教節」は女人禁制による悲劇を描いている。これは父方の祖母からも似た話を聞いた覚えがある。何かウグイスだか何かの鳥に変じてしまう話だったようだが思い出せない。どこかの寺院縁起譚だったと思う。翻訳は伊藤比呂美で、この人は「ラニーニャ」という作品で芥川賞候補になっている。
「曾根崎心中」はいとうせいこう訳。ここからは浄瑠璃。作中の大阪弁が興味深い。大阪が舞台だし、近松門左衛門の作品なのでそれはそうなんだが、江戸時代の大阪ことばがどうだったかってのはすごく面白い。三幕の悲劇でプロットは単純なんだけど、台詞の長さとか掛け合いとかが欧米の演劇とはリズムが全然違っている。そういえば昔、「コメディお江戸でござる」のなかで「七つの鐘が六つ鳴りて」が引用されてたけど、原文って最初から最後まで七五調らしい。この次もそうだが、借金で首が回らないってネタは時代的な物か。
「女殺油地獄」はひたすらダメな人間がとうとう強盗殺人までしてしまう救いのない話なんだが、ここまで徹底した悪人というか堕落して行く過程がすでに文学で表現されていたってのがまず面白い。ダークヒーローとかそういうのではなく、自己弁護と言い訳にまみれた情けない悪人の物語だ。翻訳は桜庭一樹で、ところどころ注釈的に時代背景を地の文で説明しているんだけど、現代語訳っていうのはこういう自由さもある。たぶん池澤夏樹はどう翻訳してほしいか指示を出さなかったんだろう。
殺人の場面は本当に暗鬱。面白いので近松門左衛門の作品はもっと読みたい。江戸時代に実在の事件をモデルにした猟奇サスペンスがあったってのが面白い。ジャーナリズムの発展ってやつだ。ただし、人生がうまくいかない人をすべて発達障害で解釈しようとするのは、否定するだけの根拠はないのだが、多用しすぎるのもどうかと思う(一昔前の「シゾイド的人間」みたいに流行っているだけかもしれない)。
ところで、まったく関係ない作品同士で、源融の庭の話が引用されているのは不思議で、それほどよく知られていた話だったのだろう。また、わからない言葉がちまちまあるので調べながら読むことになるんだけれど、「坊主持ち」って遊びが出てきて、これはお坊さんとすれ違うまで荷物を全部持つ遊びらしい。じゃんけんで負けたら全員のランドセルを背負う小学生の遊びの起源か?
「菅原伝授手習鑑」は牛車を押す場面を浮世絵で見たし、松王丸の部分は新渡戸稲造「武士道」か何かで引用されていたのを思い出した。忠義のために身動き取れなくなる話は「菊と刀」にも通じている。意外と又聞きで歌舞伎の物語を知っているのかもしれない。ところで、学生時代に見た子供が切腹する歌舞伎は何の話だったんだろう。
翻訳は三浦しをんでこれを読んだ昨年当時はは四十七歳のはずなんだけど、「ギッタンギッタンにする」「ニャンニャン」という、古いんだか新しいんだかよくわからない言語感覚が特徴。この作品では道真公の流罪の原因をかなり自由に創作しているようだ。
もう少し読みたいものだと思い、浄瑠璃と加歌舞伎とかの現代語訳はないものかと「弁天娘女男白浪」について調べると、それは一部分を演じるときの題で、本来は「青砥稿花紅彩画」というらしい。
「義経千本桜」はキツネが身代わりになるシーンがあるが、「菅原伝授手習鑑」にも木像が身代わりになるシーンがあり、これはよく見られる演出だったんだろうか? かなり自由に筋が作られている。安徳天皇女性説とか初めて知った。このあたりも「平家物語」の時代を知っていると楽しい。
「仮名手本忠臣蔵」は四十七士全員のエピソードを語る時間はさすがにないが、悪玉は徹底的に憎たらしく描かれており、エンターテインメントの基本が抑えられている感じがする。ここでも入れ替わりの芸がある(上に書いた入れ替わりは、駕籠に乗った九太夫が医師と入れ替わっている個所)。なるほど、日本の演劇のストーリーだけじゃなくて上演時のテクニックについても調べる必要がある。
ところで、解説を読んでいると、「仮名手本忠臣蔵」は仇討ちの物語というよりも恋愛劇だという指摘があった。他にも、どの脚本が伝統を逸脱しているとか細々説明している。
あと、「しんとく丸」の話はどっかで聞いたことがあるんだが、どこでだったのかが思い出せない。
好きとか嫌いとか、こういう本能的な感情の動きは、まったく道徳的でない。
近頃は読みもしないくせに、イケメンが出てくるフィクションに対する独断と偏見が自分の中でどんどん育っていることに、非常に困惑している。他人のプライベートな空想や願望にとやかく言うのはみっともないし、読みもしないのに批判するのは非常にダサいので、こうした非論理的な感情にはいつも戸惑う。逆に、一度きちんと読むべきではないか? それか、徹底的にスルーするかだ。そもそも、フィクションはそもそも他人の頭の中身なので、刺さらないときには徹底的に刺さらないってだけではあるまいか。かつては普通に男性向け女性向けと関係なく小説を楽しめていたのに、こんな人間になってしまったことが極めて残念である。
おそらく、これも僕のイケメン嫌悪と去勢不安がなせる業だろう。まだ四十にならないのに前立腺肥大を患い、ED気味である。
じっくり考えてみたのだが、ジャンルを問わず、男性であることを否定的に書く作品や、男性の苦痛を軽視するものに否定的な感想を持つようだ。昔はジェンダーSFとかを、思考を広げて無意識の前提に気づかせてくれると面白く読んでいたのに、年齢を重ねて頑固になってしまったようだ。困ったものだ。そこのままではさらに年齢を重ねたらどうなることやら。
逆に、自分が性欲を持つ男性であることを肯定するタイプのポルノが大好きだ(具体的なジャンルは揚げてもしょうがないので略す)。この好きと嫌いの両者は僕が自分の性を肯定できるかにかかっている。つまるところ、「僕は男性としてダメじゃないか?」という不安を表裏一体で反映している。自分がヒゲの永久脱毛をする気が全くないのも根底には同じ感覚がある。見境無く散らばっている性癖や文学の好みの背後に、一本の理屈が通っていると気づくと、自己理解が深まったようで、事態が何も解決しなくても、何かすっきりした気持ちになる。
逆に、女性作家ですごく気に入ったものを十作くらい集めて、何が好きだったをまとめてみると、こういう作家の属性で評価するとこから自由になれるかも。今度試みてみよう。偏見から自由になりたいものだ。
それに、偏見に凝り固まった感覚が浮かんでくるのは、人と会わずに孤立している時なのである。そもそも、人との距離を取り、一緒に過ごす時間を奪ってしまうような創作活動は、僕を幸せにするだろうか?
屋根裏を整理してたら古いパソコン(といっても2006年頃)が出てきたのでブラウザの検索履歴をサルベージしてみた。
当時自分が何にハマっていたのか思い出されていろいろ懐かしい…
パラ様 生え際
ホケマクイ
ブッチーン 灯花
ぶっこぉすぞー
るくしおん しびれるぜ、鋼の
ティプトリー・ショック
「デストロイがいいね」と君が言ったから六月二十四日はUFOの日
わたるが死んじゃう
琵琶湖タワー
猫いらず 口の周り 光る
尸条書
立方晶窒化炭素
ドーマン法
ひだまりスケッホ
空飛ぶ冷し中華
セーラー戦士が全員ブルマーだったら、アニメ史を変えていたと思うね
34歳児
実はまだ2階に
アリオク
緑はいらない子
そうです。あのコが僕の畏敬する天使様なのです
おかしとか食べる
T-34が倒せない
さあ牛だ
セノバイト
omegaの視界
ぽこにゃん
だぞなもし
倒福マーク
ボッキアウト
フムン
ユープケッチャ
目なき顔のジールバ
やったー+1シヴィライゼーション
ルロス ロルス
玉音盤奪取
ハレとケ
もえたん 06話
路肩のピクニック
白楽電の詩
ガッシボカ
聖なんとか女学園
クートニアン
お脱ぎなさい
グンニョキ
強さ激しく変動
南斗聖拳108派一覧
みなぎる力がみなぎるぜ
力こそパワー
重い生理が来たみたい
4ひえた
ムーミンパパ海へいく
チャンパーノウン定数
見知らぬ国のデイトリッパー
紫暗号
いざり
比留間 京之介
この娘、最後死んじゃうんだよね
旧神なんていないよ
棒シムーン
S級だけどめどいんでB
オレモダビール
"オナホさん"
アントノフ 積載量
黄金の真昼
Let'sBeginning toLook AlotLike Fishmen
けいせい出版
共生るんです
ガネッコ
莫迦め 死んだわ
スコープドッグ 装甲厚
かみそり半蔵地獄攻め
クンデラ 不滅
如意棒 重さ
ちびくろサンボ 枚数
俺のケツをなめろ
大胖女人
大司令症候群
gunyoki
グンニョキ
おしつおされつ
どうしてエレクチオンしないのよぉぉぉぉ
こぐにっしょん
虹作戦
燕山夜話
ドラ28
中国人の部屋
エロ イッカイヅツ
菊屋橋101号
システムショック
ゲバルト・ローザ
完全黙秘
唸るコカトリス亭
みずずちん
なんてこった 死の宣告
アンダーダーク
ロンゴ・ロンゴ
ゲオルギウス
毒薬仁
まじかるぴゅあソング
だいす☆くえすと
つめたく冷えた月
フンカーリート
Shang-Du
水エタノール噴射
願望機
舟に棲む
rom ヘッダ 削る
長靴いっぱい食べたいよ
陣形技 閃き
ハリマオ
ぺちんぺちん
カタリナ おそるべし
野月まひる
マライア多摩
素敵医師
相沢 祐一 最強
みなみおねいさん
あまぞn
夢のクレヨン王国 SONGBOX
振武刀
クリントワン
ロイさーん
レムコレクション
カードゲーム テケリ・リ
グレゴール・ザザ虫
きみはホエホエむすめ
東方夢終劇
ファミソン8BIT
生きなさいキキ
dwarvishmattock
蟹工船 光線
パラシュート部隊 突然に
ゴクイリイミオオイ
アウト・オブ・眼中
モルディギアン
納骨堂の神
ヴェクナ
パラシュート部隊 突然に
情無用ファイア
末期 少女病
唸るコカトリス亭
アカディネの泉
ショスタコーヴィ
ジャック ケッチャム
シャノン 情報理論
ガロアの郡論
ルルスの術
ラヴォアジエ
宇津田さんの死
レムコレクション
佐保姫 信太の森
ころがる石のような俺の生き様
はしれぐずども
紫暗号
白い神兵
火のバプテスマ
清家理論
サールクラフト
lycanthropy
某研究者
アナ姫さま おげんきですか
オナホ 2番目
宇宙麻雀
電戦トリオ
乳ロマンサー
私は痛みだ
くやしい、でも ビルケナウ
グレゴール・ザザ虫
新藤幸司 CV
Chante キミの歌がとどいたら 先生
開路に時限のある リレー
Drizzt
ちんぽ生やして出直して来い
男根 恐ろしいまでに
コロラド撃ち
HEARTWORK
誠ぉっ そこにいるんでしょ
ずっとオレのターン
ぼくはぼくであること
おれがあいつで
アラバハキ
幻影都市
わたしこそ しんの ゆうしゃだ
クトゥル スペースジョッキー
フラッシャー付自転車
神よりも弱いただのオセロ
おがわみめい
水無神知宏
CARNIVAL小説
じゃこつばばあ
生と死の境界 安置
うぉ、まぶしっ
ゼロで割る
ココロン
有尾人 フィリピン
子供達を責めないで
圧力計 連成計 BV
エドガー ダケェ
おびんずる
にこにこ商事
ひろ
51.平城天皇(806~809)
官司の統廃合、観察使の派遣など行政の立て直しに取り組んだ。藤原薬子を寵愛したが、譲位後薬子の変が起きたため、出家した。
薬子の変を鎮圧。弘仁格式、新撰姓氏録を編纂した。三筆の一人にも数えられる文化人
在位中に令義解が施行され、日本後紀が完成した他、承和の変が起き藤原氏繁栄の基礎となった。医学、書道、和歌など初学に精通した知識人
55.文徳天皇(850~858)
続日本後紀の編纂を開始した。病弱であったため、政治の実権は藤原良房がが握った。
56.清和天皇(858~876)
幼くして即位したため、良房が実権を握り、元服後も握り続けた。在位中に貞観格式が編集された。
57.陽成天皇(876~884)
乳母子を殺す、宮中で密かに馬を飼うなどの奇行が多く、藤原基経に譲位させられた。
58.光孝天皇(884~887)
55歳という高齢で即位し、基経に「実質的な関白として政治を任せた。
阿衡の変により、藤原氏を疎み、菅原道真を重用した。在位中に多くの歌人が輩出され、遣唐使が廃止された。
60.醍醐天皇(897~930)
藤原時平の讒言を信じ、道真を左遷した。在位中に古今和歌集の勅撰、三代実録、延喜格式の編纂が行われ、その治世は村上天皇と共に延喜・天暦の治と称された。
在位中は天災が多発し、平将門・藤原純友が乱を起こすなど、多難な時を過ごした。
63.冷泉天皇(967~969)
病弱であったため、藤原実頼が関白として実権を握った。安和の変の後は、摂政・関白が常置されることとなった。
64.円融天皇(969~984)
藤原氏の政権争いに翻弄され、出家、文化人として風流な生活を送った。
在位中藤原道長が実権を握り、紫式部、清少納言、和泉式部などの文化人が活躍した。
道長の孫。在位中は道長・頼通が実権を握り、藤原氏の全盛期を迎えた。
在位中は頼通が関白として実権を握った
藤原氏を疎んじ、新政を行った。記録所を設け、成功、重任を禁じ、宣旨枡を定めた
在位中に富士山噴火、後三年の役が起きた。譲位後、院生を行った。
在位中は院生が行われたが、藤原師通の補佐により自らも政治に関与し末代の聖王と称された。
譲位後、崇徳~後白河の3代に及ぶ院政を行った。崇徳院を無視して、後白河天皇を即位させたことが保元の乱の原因となった。
鳥羽上皇に冷遇され、譲位させられた挙げ句、息子の即位も阻まれた。これを不満とし、保元の乱を起こすも敗れ、讃岐に流された。死後怨霊として恐れられた。歌人としても名高い。
76.近衛天皇(1141~55)
17歳で亡くなったため、崇徳院、藤原忠実・頼長親子に呪われたのではないかと噂された。
77.後白河天皇(1155~58)
保元の乱で崇徳院を破った後、譲位し院政を行った。平治の乱、治承・寿永の乱、鎌倉幕府成立などの激動の時代の中、権謀術数を巡らせ朝廷権力を維持した。
78.二条天皇(1158~1165)
崇徳院の子を差し置いて、皇子になったため、保元の乱が起きた。即位後は後白河院の院政に抵抗するも病気のため叶わなかった。
自身への敵対勢力に擁立されることを恐れた後白河院によって、わずか4年で譲位させられた。
80.高倉天皇(1168-80)
81.安徳天皇(1180~1185)
壇ノ浦の戦いで入水した。日本史上最も短命な天皇で、わずか7歳で崩御した。
82.後鳥羽天皇(1183~98)
譲位後、土御門~仲恭の3代にも及ぶ院生を行う。承久の乱に敗れ隠岐に流された。
父である後鳥院とは不和で承久の乱にも加わらなかったが、自ら望んで土佐に流された。
85.仲恭天皇(1221)
わずか10歳で即位したため、天皇になったことのない守貞親王が後高倉院として異例の院政を行った。
滑石を用いたいたずらが原因で転倒し崩御した。
88.後嵯峨天皇(1242~1246)
譲位後、2代にわたる院政を行った。死に際して、帝位継承者決定を幕府に委ねるとしたため、南北朝問題の原因となった。
90.亀山天皇(1260~74)
大覚寺統いわゆる南朝の祖。父後嵯峨院に愛され、兄後深草院を差し置いて子の後宇多天皇を即位させたため、南北朝問題の原因となった。譲位後南禅院を建立
91.後宇多天皇(1274~1287)
大覚寺統。在位中に元寇があった。譲位後、持明院統の伏見天皇を即位させるが、続いて持明院統の後伏見天皇の即位には反対したため、両統送立が始まった。院政を行うが、後醍醐天皇と対立し、政治から身を引いた。好学の天皇として知られる
93.後伏見天皇(1298~1301)
譲位後、院生を行う。元弘の乱後、東国へ逃れるも捕らえられ出家した。
94.後二条天皇(1301~08)
大覚寺統。持明院統から2代続いて天皇が出たことに後宇多院が抗議したため、幕府の計らいで即位。両統送立が始まった。
95.花園天皇(1308~1318)
鎌倉幕府打倒に貢献した後、建武新政を行う。足利尊氏に敗れ吉野に逃れ南北朝時代が始まる。
高師直に攻められ賀名生に逃れる。一度京都を奪還するもすぐに北朝に奪われた。その後も京都回復を狙い、各地を転戦するも果たせなかった。
98.(南3)長慶天皇(1368~1383)
和歌を愛し、五十番歌合、五百番歌合などを催した。
足利義満の誘いの応じて、南北朝の和解を実現。しかし、義満の死後冷遇され、和平の条件であった両統送立も果たされなかった。
後醍醐天皇の失脚を受けて即位したが、鎌倉幕府の滅亡後、後醍醐の廃位と光厳の即位が否定された。
足利尊氏の擁立により即位。譲位後、観応の擾乱によって南朝に捕らえられるが後に解放された。
北3.崇光天皇(1348~1351)
北4.後光厳天皇( 1352~1371)
後村上天皇の一統が破れると、足利市に擁護され即位した。南朝の攻撃に遭い、美濃・近江などに逃れたこともあった。
北5.後円融天皇(1371~1382)
| 元号 | 出典 | 備考 |
|---|---|---|
| 大化 | 『書経』(『尚書』)大誥、『漢書』巻56、『宋書』巻20 | |
| 白雉 | 『漢書』巻12 平帝紀 | |
| 朱鳥 | 『礼記』曲礼 | |
| 大宝 | 『易経』繋辞下 | |
| 慶雲 | 『文選』巻6、『晋書』巻54陸雲伝 | |
| 和銅 | ― | 和銅(ニギアカガネ)が朝廷に献上されたことにより改元 |
| 霊亀 | ― | 瑞亀献上により改元 |
| 養老 | ― | 養老の滝命名に因んで改元 |
| 神亀 | ― | 白亀出現の瑞祥により改元 |
| 天平 | ― | 「天王貴平知百年」の文字を背に負った瑞亀の献上により改元 |
| 天平感宝 | ― | 陸奥からの黄金献上により改元 |
| 天平勝宝 | ― | 孝謙天皇即位により改元 |
| 天平宝字 | ― | 蚕が「五月八日開下帝釋標知天皇命百年息」の文字を成したことにより改元 |
| 天平神護 | ― | 藤原仲麻呂の乱を神霊の護りによって平定したことによる |
| 神護景雲 | ― | 瑞雲の発現により改元 |
| 宝亀 | ― | 瑞亀献上により改元 |
| 天応 | ― | 伊勢斎宮に現れた美雲の瑞祥により改元 |
| 延暦 | 後漢書 五十二巻 | |
| 大同 | 『礼記』礼運篇 | |
| 弘仁 | ― | |
| 天長 | ― | |
| 承和 | ― | |
| 嘉祥 | ― | 豊後国大分郡の寒川(現在の大分川)で捕獲された白亀が献上されたことを大瑞として改元 |
| 仁寿 | ― | 白亀・甘露の瑞祥による改元 |
| 斉衡 | ― | 石見国から醴泉の瑞を献上された事による改元 |
| 天安 | ― | 美作国・常陸国両国より白鹿、連理の樹が献上された祥瑞による改元 |
| 貞観 | 『易経』 | |
| 元慶 | ― | 白雉・白鹿献上の瑞祥による改元 |
| 仁和 | ― | |
| 寛平 | ― | |
| 昌泰 | ― | |
| 延喜 | 『尚書』旋璣鈐 | |
| 延長 | 『文選』東都賦、白雉詩 | |
| 承平 | 『漢書』 | |
| 天慶 | 『漢書』 | |
| 天暦 | 『論語』 | |
| 天徳 | 『周易』 | |
| 応和 | 「董巴議」 | |
| 康保 | 「書経」 | |
| 安和 | 『礼記』楽記第19 | |
| 天禄 | ― | |
| 天延 | ― | 天変、地震による改元 |
| 貞元 | ― | 火災、地震による改元 |
| 天元 | ― | 災変、陽五厄による改元 |
| 永観 | 『書経』洛誥 | |
| 寛和 | ― | |
| 永延 | 『漢書』巻75翼李伝 | |
| 永祚 | 『晋書』巻21礼志 | |
| 正暦 | ― | 大風、天変による改元 |
| 長徳 | 揚雄の『城門校尉箴』 | |
| 長保 | 『国語』(周語中) | |
| 寛弘 | 「漢書」(元帝紀賛) | |
| 長和 | 『礼記』(冠義) | |
| 寛仁 | 『会稽記』 | |
| 治安 | 『前漢書』 | |
| 万寿 | 『詩経』 | |
| 長元 | 『六韜』 | |
| 長暦 | 『春秋』または『晋書』 | |
| 長久 | 『老子』(七章) | |
| 寛徳 | 『後漢書』(杜林伝) | |
| 永承 | 『書経』 | |
| 天喜 | 『抱朴子』 | |
| 康平 | 『後漢書』 | |
| 治暦 | 『尚書正義』 | |
| 延久 | 『書経』または『尚書‐注』 | |
| 承保 | 「尚書」 | |
| 承暦 | 「維城典訓」 | |
| 永保 | 『尚書』 | |
| 応徳 | 「白虎通」 | |
| 寛治 | 『礼記』 | |
| 嘉保 | 『史記』 | |
| 永長 | 『後漢書』巻1光武帝紀 | |
| 承徳 | 『周易』 | |
| 康和 | 崔寔『政論』 | |
| 長治 | 『漢書』 | |
| 嘉承 | 『漢書』礼楽志 | |
| 天仁 | 『文選』 | |
| 天永 | 『尚書』 | |
| 永久 | ― | 『詩経』? |
| 元永 | ― | 天変、疾疫による改元 |
| 保安 | ― | 天変、厄運による改元 |
| 天治 | 『易緯』 | |
| 大治 | 『河図挺佐輔』 | |
| 天承 | 『漢書』 | |
| 長承 | 『史記』 | |
| 保延 | 『文選卷十一·魯靈光殿賦并序』 | |
| 永治 | 『魏文典論』『晋書』武帝紀 | |
| 康治 | 『宋書』 | |
| 天養 | 『後漢書』 | |
| 久安 | 『晋書』劉頌伝 | |
| 仁平 | 『後漢書』孔奮伝 | |
| 久寿 | 『抱朴子』 | |
| 保元 | 『顔氏家訓』文章篇 | |
| 平治 | 『史記』夏本紀 | |
| 永暦 | 『後漢書』辺譲伝、『続漢書』律暦志 | |
| 応保 | 『尚書』 | |
| 長寛 | 『維城典訓』 | |
| 永万 | 『漢書』巻64王褒伝 | |
| 仁安 | 『毛詩正義』 | |
| 嘉応 | 『漢書』王褒伝 | |
| 承安 | 『尚書』 | |
| 安元 | 「漢書」 | |
| 治承 | 「河図挺作輔」 | |
| 養和 | 「後漢書」 | |
| 寿永 | 「詩経」 | |
| 元暦 | 「尚書考霊耀」 | |
| 文治 | 礼記祭法 | |
| 建久 | 『晋書』『呉書』 | |
| 正治 | 「荘子‐漁父」 | |
| 建仁 | 『文選卷四十七・聖主得賢臣頌』 | |
| 元久 | 「毛詩正義」 | |
| 建永 | 『文選』卷四十二・曹子建與楊德祖書 | |
| 承元 | 「通典」 | |
| 建暦 | 『後漢書』 | |
| 建保 | 「尚書」 | |
| 承久 | 「詩緯」 | |
| 貞応 | 『易経』 | |
| 元仁 | 「周易」 | |
| 嘉禄 | 「博物志」 | |
| 安貞 | 『周易』上経坤 | |
| 寛喜 | 「後魏書」 | |
| 貞永 | 「易経」(坤卦) | |
| 天福 | 「書経」(湯誥) | |
| 文暦 | 『文選卷四十六・顔延年三月三日曲水詩序』 | |
| 嘉禎 | 「北斉書」 | |
| 暦仁 | 「隋書」(音楽志下) | |
| 延応 | 『文選卷二十四・潘安仁為賈謐作贈陸機』 | |
| 仁治 | 『新唐書』 | |
| 寛元 | 『宋書』 | |
| 宝治 | 「春秋繁露-通国身」 | |
| 建長 | 「後漢書」 | |
| 康元 | ― | 赤斑瘡による改元とみられている |
| 正嘉 | 「芸文類聚-歳時中・元正」 | |
| 正元 | 「詩緯」 | |
| 文応 | 「晋書‐劉毅伝」 | |
| 弘長 | 「貞観政要‐封建」 | |
| 文永 | 「後漢書‐荀悦伝」 | |
| 建治 | 「周礼」 | |
| 弘安 | 「太宗実録」 | |
| 正応 | ― | 伏見天皇即位による改元 |
| 永仁 | 『晋書』巻22楽志 | |
| 正安 | 『孔子家語』 | |
| 乾元 | 『周易』 | |
| 嘉元 | 『芸文類聚』天部 | |
| 徳治 | 『左伝』 | |
| 延慶 | 『後漢書』馬武伝 | |
| 応長 | 『旧唐書』礼儀志 | |
| 正和 | 「唐記」 | |
| 文保 | 『梁書』 | |
| 元応 | 『唐書』 | |
| 元亨 | 『周易』 | |
| 正中 | 『易経』 | |
| 嘉暦 | 『唐書』 | |
| 元徳 | 『周易』 | |
| 元弘 | 『芸文類聚』天部 | |
| 正慶 | ― | 光厳天皇即位による改元 |
| 建武 | ― | 『文選』? |
| 延元 | 『梁書』 | |
| 興国 | 『春秋左氏伝』昭公四年伝、『新五代史』伶官伝序 | |
| 正平 | ― | 天変や兵革による改元か |
| 建徳 | 『文選』 | |
| 文中 | ― | 『易経』彖伝上? |
| 天授 | ― | 『史記』淮陰侯列伝? |
| 弘和 | ― | 『書経』君牙篇? |
| 元中 | ― | 『易経』彖伝上? |
| 暦応 | 『帝王代記』 | |
| 康永 | 『漢書』 | |
| 貞和 | 『芸文類聚』 | |
| 観応 | 『荘子』 | |
| 文和 | 『旧唐書』順宗紀、『三国志』呉志孫権伝 | |
| 延文 | 『漢書』儒林伝 | |
| 康安 | 『史記正義』と『唐紀』 | |
| 貞治 | 『周易』 | |
| 応安 | 『毛詩正義』大雅江漢 | |
| 永和 | 『尚書』舜典と『芸文類聚』巻8 | |
| 康暦 | 『唐書』 | |
| 永徳 | ― | 『群書治要』巻17? |
| 至徳 | 『孝経』 | |
| 嘉慶 | 『毛詩正義』 | |
| 康応 | 『文選』曹植七啓 | |
| 明徳 | 『礼記』 | |
| 応永 | 『会要』 | |
| 正長 | 『礼記』正義 | |
| 永享 | 『後漢書』 | |
| 嘉吉 | 『周易』 | |
| 文安 | 『晋書』 | |
| 宝徳 | 『旧唐書』 | |
| 享徳 | 『尚書』 | |
| 康正 | 『史記』と『尚書』 | |
| 長禄 | 『韓非子』 | |
| 寛正 | 『孔子家語』 | |
| 文正 | 『荀子』 | |
| 応仁 | 『維城典訓』 | |
| 文明 | 『周易』 | |
| 長享 | 『文選』 | |
| 延徳 | 『孟子』 | |
| 明応 | 『周易』 | |
| 文亀 | 『爾雅』釈魚 | |
| 永正 | 『周易緯』 | |
| 大永 | 『杜氏通典』 | |
| 享禄 | 『周易』 | |
| 天文 | 『易経』 | |
| 弘治 | 『北斉書』 | |
| 永禄 | 『群書治要』巻26 | |
| 元亀 | 『毛詩』と『文選』 | |
| 天正 | 『文選』と『老子』 | |
| 文禄 | 杜佑『通典職官十七』 | |
| 慶長 | 『毛詩注疏』 | |
| 元和 | ― | 徳川家康の命により、唐の憲宗の年号を用いた |
| 寛永 | 『毛詩朱氏注』 | |
| 正保 | 『尚書』正義 | |
| 慶安 | 『周易』 | |
| 承応 | 『晋書』律暦志 | |
| 明暦 | 『漢書』律暦志と『後漢書』 | |
| 万治 | 『史記』と『貞観政要』 | |
| 寛文 | 『荀子』致士篇 | |
| 延宝 | 『隋書』音楽志 | |
| 天和 | 『尚書』、『前漢書』、『後漢書』、『荘子』 | |
| 貞享 | 『周易』 | |
| 元禄 | 『文選』 | |
| 宝永 | 『旧唐書』 | |
| 正徳 | 『尚書』正義 | |
| 享保 | 『後周書』 | |
| 元文 | 『文選』 | |
| 寛保 | 『国語』周語 | |
| 延享 | 『芸文類聚』 | |
| 寛延 | 『文選』 | |
| 宝暦 | 『貞観政要』 | |
| 明和 | 『尚書』 | |
| 安永 | 『文選』巻一 | |
| 天明 | 『尚書』 | |
| 寛政 | 『左伝』 | |
| 享和 | 『文選』ら | |
| 文化 | 『周易』賁卦彖伝、『後漢書』荀淑伝 | |
| 文政 | 『尚書』舜典 | |
| 天保 | 『尚書』 | |
| 弘化 | 菅原為定の漢文 | |
| 嘉永 | 『宋書』楽志 | |
| 安政 | ― | 内裏炎上、地震(安政の大地震)、黒船来航などの災異による改元 |
| 万延 | 『後漢書』馬融伝 | |
| 文久 | 『後漢書』謝該伝 | |
| 元治 | 『周易』 | |
| 慶応 | 『文選』 | |
| 明治 | 『易経』 | |
| 大正 | 『易経』彖伝・臨卦 | |
| 昭和 | 書経堯典 | |
| 平成 | 『史記』五帝本紀、『書経(偽古文尚書)』大禹謨 |
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代始改元は,(中略)平安時代からは806年の平城天皇の大同の改元の場合を除き,皇位継承の年に先帝の年号を改めるのは非礼であるとしてこれを避け,翌年に改元するのを原則とするようになった。
※南朝の元号の出典、勧申者がのきなみ不明になってる。焚書にあった?それとも元号を考えられる教養のある人がいなくて適当につけただけだったりする?
※元号って漢籍から適当に二文字抜き出しているように見える。「百姓昭明、協和萬邦」から明和と昭和の2つの元号が作られているし。なんか規則あるんだろうか?