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はてなキーワード:修士号とは

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2025-07-09

日本の政治が混迷しているシンプル理由

A:最近日本の政治って本当にわけがわからないよね。れい新選組参政党みたいな新しい政党が急に出てきて、なんだか政治全体がおかしくなってる気がするんだけど。

B:実は、これって世界的に起きている現象なんだ。「エリート過剰生産理論」っていう考え方で説明できるんだよ。

A:エリート過剰生産?何それ?

B:ロシア系アメリカ人学者ピーター・ターチンが提唱した理論なんだ。簡単に言うと、「高学歴者が増えすぎて、みんなが期待するような良いポジションに就けない人が溢れると、社会不安定になる」っていう話。

A:でも、高学歴者が増えるのっていいことじゃないの?

B:確かにそう思うよね。でも問題は、大学を出た人が期待する「エリート的な地位」—政治家、官僚大企業幹部大学教授みたいなポジション—は、そんなに簡単には増えないってこと。

A:ああ、なるほど。椅子取りゲーム椅子の数は同じなのに、参加者けがどんどん増えていく感じ?

B:まさにそれ!ターチンはこれを「椅子取りゲーム」に例えてる。1950年代アメリカなら、大学卒業者は全体の15%未満だった。でも今は30%以上。エリート地位を狙う人は倍以上に増えたのに、そういうポジション自体はそれほど増えてない。

ターチンの予測は当たったのか?

A:でもこれって、ただの推測でしょ?実際に証明されてるの?

B:これがすごいところなんだ。ターチンは2010年に「2020年代アメリカ政治的混乱が起きる」って予測したんだけど、実際にトランプ政権の混乱、2020年の大規模デモ1月6日議事堂襲撃事件が起きた。

A:え、10年も前に?

B:そう。彼は約40の社会指標分析して、「政治ストレス指数」っていうのを計算したんだ。その結果、アメリカ100年ぶりの政治危機に向かってるって警告してた。で、実際にそうなった。

A:他の国でも当てはまるの?

B:うん。彼の理論歴史的にも検証されてる。フランス革命前、ロシア革命前、1960年代アメリカ学生運動2011年アラブの春—どれも高等教育が普及した後に起きてる。共通してるのは、高学歴なのに期待した地位に就けない「準エリート」が運動を主導したこと

日本でも同じことが起きている?

A:じゃあ日本でも同じことが起きてるってこと?

B:まさに。日本1990年代以降、大学進学率がどんどん上がった。でも同時に、バブル崩壊後の長期停滞で「良い就職先」は減った。終身雇用も崩れて、高学歴者でも不安定雇用に甘んじる人が増えた。

A:確かに氷河期世代とか言われてたもんね。

B:そう。で、そういう人たちの中から既存政治システムに挑戦する動きが出てきた。れい新選組参政党の躍進は、まさにこの現象の一例だと思う。

A:どういうこと?

B:両党とも、既存政治エリート自民党立憲民主党政治家、官僚大手メディア—を「既得権益」として激しく批判してる。そして、従来の政治に不満を持つ人たちに「わかりやすい敵」と「シンプル解決策」を提示してる。

インターネットが加速させる現象

A:でも昔も政治への不満ってあったと思うけど、何が違うの?

B:決定的に違うのは、インターネット存在。昔なら既存メディア政党を通じてしか影響力を行使できなかったけど、今はYouTubeTwitterで直接発信できる。

A:ああ、確かに政治YouTuberとか増えてるよね。

B:そう。高学歴だけど既存システム成功できなかった人たちが、オンラインで影響力を獲得して、従来の権威に挑戦してる。そして彼らは、自分たちより政治知識の少ない層をターゲットにして、複雑な問題を「悪者 vs善者」の単純な構図で説明する。

A:なるほど。それでれいわや参政党みたいな政党が支持を集めるわけか。

B:正確に言うと、これは「下向きの動員」なんだ。準エリートが、既存エリートに挑戦できない代わりに、自分より教育水準の低い層を動員して影響力を行使しようとする。

なぜ「標準以下」の層をターゲットにするのか

A:でも、なんで政治知識の少ない人たちをターゲットにするの?

B:実は戦略的合理的なんだ。政治知識豊富な層は、既存専門家制度への信頼も高いし、簡単には動かせない。でも政治に詳しくない層なら、「隠された真実を教えてあげる」みたいなアプローチで影響力を行使やすい。

A:ちょっと上から目線な感じもするけど...。でも待って、れい新選組山本太郎って中卒でしょ?準エリートじゃないじゃん。

B:いい指摘だね。でも山本太郎は「フロントマン」なんだよ。彼の背後で政策を考えたり、戦略を練ったりしてるのは、大学大学院を出た政策スタッフたち。山本太郎は「庶民的な顔」として前面に出てるけど、実際の知的作業高学歴の準エリートがやってる。

A:なるほど、そういう役割分担があるのか。

B:そう。一方、参政党の神谷宗幣典型的な準エリートの例だよ。彼は法科大学院を出てるけど、司法試験合格してないし法曹になっていない。つまりエリート地位を目指したけど挫折した人なんだ。

A:ああ、まさに「準エリート」って感じだね。

B:そうでしょ?神谷宗幣にとっては、既存法曹界や政治エリートは「自分排除した敵」なわけ。だから彼らに対する攻撃は、個人的怨恨も込められてる。そういう人が「反既得権益」を掲げて政治活動をするのは、ある意味自然な流れなんだ。

A:ちょっと上から目線な感じもするけど...。

B:そうなんだ。でも彼ら準エリートにとっては、「既存エリートに認められない自分」へのプライド回復する手段でもある。「俺たちの方が真実を知ってる」「既存専門家は嘘つきだ」って言うことで、自分たち正当性を主張できる。

A:なるほど。それで陰謀論とかも広まりやすくなるのか。

B:まさに。「主流派メディアは嘘をついてる」「本当のことを言うのは我々だけ」っていう構図を作ることで、既存情報源への信頼を破壊しつつ、自分たちへの信頼を獲得しようとする。

政治混迷の本当の原因

A:じゃあ、日本の政治混迷の根本原因は?

B:一言で言うと、「高学歴者の期待と現実ギャップ」だね。バブル期までは、良い大学を出れば良い会社に入れて、安定した中流生活ができた。でもその「成功方程式」が崩れた。

A:でも政治家や官僚は相変わらず既得権益を握ってるよね?

B:そう、だからこそ問題なんだ。既存エリート地位を維持してるのに、新しく高学歴になった層は同じような地位に就けない。この格差への怒りが、既存システム全体への攻撃につながってる。

A:それでれいわや参政党みたいな「反システム政党が出てくるわけか。

B:その通り。彼らは既存政治エリート批判しつつ、自分たちは「庶民の味方」だと主張する。でも実際には、高学歴だけど既存システム成功できなかった層が、自分たちの不満を政治的に表現してるっていう側面が強い。

解決策はあるのか?

A:じゃあ、この状況をどうすればいいの?

B:ターチンによると、歴史的には2つのパターンがある。一つは暴力的解決革命内戦既存エリートが一掃される。もう一つは平和的な改革ニューディール政策みたいに、富の再分配と機会の拡大で社会を安定させる。

A:日本場合はどうなりそう?

B:幸い、日本比較平和的な社会から暴力的解決にはならないと思う。でも、政治断片化統治の困難は続くだろうね。既存政党求心力を失い続けて、新しい政治勢力が次々に現れては消えていく。

A:根本的な解決には何が必要

B:正直に言うと、一番効果なのは文系大学院を大幅に縮小すること」だと思う。特に就職先の見通しが全く立たない文学研究科社会研究科哲学研究科なんかはほぼ全廃でもいい。

A:えー、でもそれって研究の機会を奪うことにならない?

B:甘い考えだよ。今の状況を見てごらん。文系大学院なんて、ほとんど就職先がないのに毎年大量の修士博士を生み出してる。彼らは奨学金という名の借金を背負って、結局フリーターになったり、塾講師非常勤講師転々とする生活を強いられてる。

A:確かに文学博士とかで就職できない人の話はよく聞くなあ。

B:そういう人たちが「社会が悪い」「既存エリート既得権益を握ってる」って不満を募らせて、結果的政治不安定化させてる。だったら最初から、そういう「高学歴ワーキングプア」を大量生産するのをやめればいい。

A:じゃあ具体的にはどうするの?

B:まず、文系大学院の定員を現在10分の1程度まで削減。特に私立大学の「学費さえ払えば誰でも入れる」みたいな文系大学院は即刻廃止。その代わり、理系技術系、医療系の大学院を拡充する。

A:でも大学側は猛反対するでしょ?

B:当然反対するよ。文系大学院は大学にとって「金のなる木」だからね。設備投資も少なくて済むし、学生から学費だけ取って放置できる。でも、国の補助金配分を変えればいい。修了生の就職率や収入実績に応じて補助金を出す仕組みにする。

A:法科大学院問題だよね?神谷宗幣の例でも出てきたけど。

B:法科大学院特にひどいよ。毎年約1600人の司法試験合格者に対して、法科大学院入学定員は約2200人もある。つまり最初から600人は司法試験に落ちることが決まってるわけ。でも大学側は「合格可能性がある」って嘘をついて学生を集める。

A:それはひどいね。詐欺みたいなものじゃん。

B:まさに詐欺だよ。だから法科大学院入学定員は司法試験合格者数と完全に一致させるべき。年間1600人しか合格しないなら、法科大学院の定員も1600人にする。そうすれば、神谷宗幣みたいな「法科大学院は出たけど司法試験には落ちた」という怨恨を抱えた準エリート大量生産を防げる。

A:うーん、でも文系研究にも価値はあるんじゃない?

B:もちろん価値はある。でも、年間何千人も文学修士社会博士を作る必要はないってこと。本当に研究者になりたい優秀な人だけが、厳選されて大学院に行けばいい。今は「学部就職できなかったか大学院に逃げる」人が大半でしょ?

A:たしかに。就職浪人の隠れ蓑みたいな感じもするなあ。

B:そうでしょ?そういう人たちを大学院に入れずに、高校大学卒業後すぐに技術系の専門学校職業訓練に向かわせる。修士課程で2年、博士課程で3年も無駄にするくらいなら、その間に手に職をつけてもらった方がよっぽどいい。

A:なるほど。要するに「文系大学全入時代」をやめろってことか。

B:その通り。今の日本大学院まで「とりあえず進学」する人が激増してる。でも社会必要としてる修士博士仕事はそんなにない。だから大量の「超高学歴だけど期待した仕事に就けない人」が生まれる。

A:でも、高校生や親はどう思うかな?

B:最初抵抗があるだろうね。でも現実を見せつければわかる。「社会修士を出てコンビニバイト」と「高校卒業後に電気工事士資格を取って年収500万」、どっちがいい?

A:確かに後者の方が良さそう。大学院に行くと借金も増えるしね。

B:でしょ?特に文系大学院は最悪だよ。2年間で300万円の学費を払って修士号を取っても、就職では学部卒と同等かむしろ「年齢が高くて使いにくい」と敬遠される。完全に金と時間無駄

A:つまり文系大学院の大量生産をやめれば、政治も安定するってこと?

B:少なくとも、「超高学歴なのに期待した地位に就けない」っていう最も怨恨の強い層は減る。法科大学院まで出たのに司法試験に落ちた人って、普通大卒より遥かに怒りが深いでしょ?

A:なるほど。でも政治家や文部科学省がそんな改革をやるかな?

B:難しいだろうね。大学関係者は強力な利益団体だし、「教育の機会均等」みたいな綺麗事を言って抵抗するだろう。でも、このまま行ったら社会全体がもっと不安定になる。

A:じゃあ結局、変わらないってこと?

B:残念ながら、たぶんそうだろうね。政治家は票を失うのが怖いから、根本的な改革には手を出さない。だから、しばらくは高学歴ワーキングプアが政治を混乱させ続ける状況が続くと思う。

まとめ:政治混迷の正体

A:なるほど、よくわかった。つまり日本の政治混迷の正体は?

B:「高学歴者の不満の政治化」だね。バブル崩壊後に高等教育を受けた世代が、期待した社会地位を得られずに既存システムに不満を抱き、インターネットを使って政治的影響力を行使しようとしてる。その結果、政治全体が不安定化してる。

A:れいわや参政党の躍進も、その一環だと。

B:そう。彼らは高学歴だけど既存エリートになれなかった「準エリート」が、政治知識の少ない層を動員して既存システムに挑戦してる例だと思う。これは日本だけじゃなくて、世界中で起きてる現象なんだ。

A:じゃあ、しばらくはこの混乱が続くってこと?

B:残念ながらそうかもしれない。ターチンの理論によると、こういう不安定期は通常10-20年続く。でも歴史を見ると、最終的には新しい均衡点に落ち着くことが多い。重要なのは、この変化を理解して、建設的な方向に導くことだね。

A:政治を見る目が変わりそうだ。ありがとう

B:どういたしまして。複雑に見える政治現象も、こういう理論的枠組みで見ると、意外とシンプル構造が見えてくるものなんだ。

Permalink |記事への反応(5) | 11:41

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2025-06-07

anond:20250607220352

finalvent爺さんが若い頃に取れなくてずっと心残りだったMaster Degreeを放送大学で取れて良かったと語っていた。

学ぶことで世界は広がる。65歳で修士号を取得した私が、還暦を過ぎてからの「学び直し」で得たもの

https://kaigo.homes.co.jp/tayorini/interview/finalvent/

これだけどこういう学び直しもあるんだなと思ったよ。

今は芸術修士の取得を目指しているらしい。すごいよな。

Permalink |記事への反応(1) | 22:12

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2025-04-23

anond:20250423062415

その主張は一見もっともらしく聞こえるが、「理解していないから語るな」という立場自体自己矛盾を孕んでいる。

なぜなら、「理解していないかどうか」の判定基準が誰にも事前には定義できないからだ。

理解していないと断ずるには、まずその発言内容を精査し、事実関係論理構造誤謬があると証明する必要がある。

それをせずに「恥ずかしい」で黙らせようとするのは、論破ではなく威圧だ。

しかも君は「非専門分野には口を出すな」と言うが、それが通用するなら、「政治を語るには政治学の修士号必要」であり、「憲法を論じるには法学博士でなければならない」という話になる。

だがそれは民主主義否定だ。市民社会は、専門外の人間意見を持ち、議論し、間違えながらも共有することで機能する。

君の論法を突き詰めれば、専門家以外は全員沈黙すべきだという知的カースト制の肯定であり、思想発言学習自由根本から否定する態度に他ならない。

その態度こそ、恥ずべきなのではないか

知識の浅さは学べば補えるが、他者言論を押し潰す思考様式は、それ自体が知性の敵だ。

以上。論点から逃げずに、論理勝負してくれたまえ。

Permalink |記事への反応(0) | 07:00

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2025-04-04

2015年07月14日(火)

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月14日

「知らない人のほうがまとも」ということは世の中にたくさんあるからね。

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postedat11:14:58 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月14日

「こいつは味方じゃない」「あいつも間違っている」「そいつダメだ」と言ってるうちに誰もいなくなっちゃうじゃないか

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postedat17:48:18 削除

Permalink -2015年07月14日

2015年07月15日(水)

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月15日

公認心理師法案強行採決で。

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postedat12:38:05 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月15日

しかし「大筋で実施することに決まったこと」についていざ実施しようとするといままで一度も言わなかったことを理由に「できない」と言い出す人にはどうしたらいいのかと思うよ。

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postedat12:53:50 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月15日

冥王星の鮮明な写真を得るみたいなことだって「何の役に立つのか」といったら具体的に何かの役に立つわけではないよね。

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postedat 14:00:27 削除

Permalink -2015年07月15日

2015年07月16日(木)

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月16日

政治の季節には学者同士がどんどん仲が悪くなる。

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postedat 07:36:41 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月16日

もともと「学者から」というだけの理由政治的な信条共通点が生まれるわけでもなし。

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postedat 07:37:46 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月16日

誰がどの「デマ」を信じてどの「デマ」を信じないかというのは面白いね。

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postedat 07:40:29 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月16日

学者がみんな「リベラル」なんて文系学部のごく限られた分野だけだと思う。

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postedat 07:48:40 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月16日

とくダネパネル話題はもうネットソースばかりだな。

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postedat 08:03:48 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月16日

基本的なことをきちんと勉強したいなら震災より前に出版された本を読むのがいい。

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postedat 08:06:47 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月16日

ネット検索でもタイムスタンプを見て震災前に書かれた記事を読んだほうがいい。

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postedat 08:07:26 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月16日

震災破壊されたものは気づかない場所にもたくさんある。

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postedat 08:08:07 削除

Permalink -2015年07月16日

2015年07月17日(金)

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

ほんと19歳のときだったらそれぞれ死を考えるほど深刻に思えたかもしれない出来事毎日2個ずつくらい起きるもんね。

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postedat 04:24:40 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

ただ人間の発達は時代によって変化するので学校制度ときどきそれに合わせて直さないといけない。青年期の始まりを第二次性徴と考えるともう小学校5年くらいがそれである

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postedat 04:34:50 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

実際にその音楽がどういう音質で聴かれるかは音源だけでなく再生装置にも大きく依存する。音源を良くしてもパソコンスピーカーで聴かれたら同じだと思う。

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postedat 04:40:34 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

40歳くらいの頃には毎日夜遅くまで研究室仕事をしていた。夕飯を食いに家に戻ってそれからまた大学に行ったりもした。それをやめて毎晩同じ時間バスで帰るようになったのは今の家に引っ越しからだ。

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postedat 04:46:59 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

「いつ寝てるんですか」「あなたが寝ているときに寝ています」。

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postedat 05:01:16 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

今や世界毎日撮影されている写真の半分くらいが自撮りなのではないか

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postedat 05:03:34 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

研究者たるものなんの役に立つのかと聞かれたら役に立ちますというお話の一つや二つできるようにしなけりゃ」というのは正論なんだけど、方便だったはずのその「お話」に自分自身も縛られて、そのうち本気でそれが研究目的だと思い始めたりする。

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postedat 08:18:09 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

@izatate 基礎と応用というのはどの学問でも永遠の論争の種です。基礎の中にも応用があり応用の中にも基礎がありと入れ子になってますからね。

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postedat 08:23:27 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

われわれ世代子どもの頃から石油がなくなる」「徴兵制になる」「氷河期が来る」と繰り返し言われすぎていまそれを言われてもまったく信じる気になれない。

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postedat 08:32:06 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

@Ooh1024 俺は温暖化自体はあるだろうがその原因が人間なのかは怪しいと思いますね。

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postedat 08:37:57 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

別にくらましとか茶番とかではなく,実際に安保法制よりも新国立競技場問題のほうが安倍政権の維持のために深刻な問題だったのだと思う。タイミングはもちろん計っただろうとは思うが。

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postedat 16:23:34 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

ペット飼育自体制限するのが一番たくさんの命を救うと思うよ。

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postedat 16:41:14 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月17日

十勝には畜魂碑や馬魂碑がたくさんあるがそれは別に十勝の人が牛馬を大切に扱ったことの証拠にはならないだろう。

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postedat20:50:14 削除

Permalink -2015年07月17日

2015年07月18日(土)

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

20年くらい経ってから「実は自分も反対だった」と言うんだよね。

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postedat 02:45:49 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

ツイッターを見ていていつも不思議に思うのは「どうしてこの人はこんなに自分が頭がいいと信じて疑わないことができるのか」ということだ。「辛口」系の人に多い。

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postedat 02:55:02 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

TLを拝見すると本もあまり読んでいないしさまざまことの基礎知識も穴だらけだし、書いていることはすべてどこかで誰かが言ってたことの受け売りなんだけど、「自分はなんでもわかっている」という自意識けが強烈に伝わってくる。

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postedat 02:59:02 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

いっぽうで「この人はなんでこんなことまで知っているのだろう」と専門家でも舌を巻くような人がたくさんいるのもツイッター面白いところだ。そういう人は概して自省的だしプロフィールにも辛口とか書いてない。

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postedat 03:05:55 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

文系でも分野によるとは思うが、文系卒論はまあ学部で習ったことのおさらいにちょっと毛が生えたもの高校からの「調べ学習」の延長くらいなものが多くて、それが修論で一気に「研究」の域に入る感じだが、理系だと卒論からすでに研究で、卒論学会発表したり投稿したりしている。

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postedat 03:27:00 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

そのぶん卒論修論は同じテーマで同じ手法でという流れになってることが多くて、優秀な卒論に負ける修論もけっこう多い感じだ。「これが卒論、すげえなあ」と思うことと「これでも修論なの?」と思うことを両方経験する。

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postedat 03:29:49 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

私と同世代ですでに修論修士号廃止している一貫制大学院があって、そこを博士前期で退学してしまうと大学院に2年行って単位を取っても修士号がもらえないんだ、ほんとそれは大変だねえみたいな話を聞いた覚えがあるんだよね。どこだったか

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postedat 04:00:55 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

現行の臨床心理士制度でも倫理規定秘密保持義務は定められていて違反すると資格剥奪だが公認心理師法案では罰則まで定められていたかどうか。

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postedat 04:21:24 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

よい資料を見つけた。この文科省資料関係する論点ほとんど書かれている。www.mext.go.jp/b_menu/shingi/...

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postedat 04:41:44 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

いちばん人のいない時間バルトークラジオを聴きながら誰にも読まれないことをたくさん書いたぞ。

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postedat 05:00:51 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

から優秀な卒論を書いた学生が「自分テーマを決めて研究する」ところへ行くまでに一度ダメな時期を経るのかもしれない。

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postedat 05:21:53 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

個人的には養成学部学科では卒論卒研はなくしてコースワークをびっしりとやったほうがいいと思っている。じっさい十分それだけ勉強すべきことがあると思うし。

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postedat10:19:10 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

授業ではきちんと勉強させなくても卒論やらせればそれぞれにそれなりのことを学んで卒業していく,ということに教員大学が甘えている,ということは間違いなくあると思う。

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postedat10:30:21 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

その点では法学部経済学部のように「学部で学ぶべきこと」は基本的に授業科目できちんと教えた上でエクストラとして卒研がある,卒研抜きでも教育の質は保証できる,というのが本来の姿だと思う。

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postedat10:33:18 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

日本大学のような卒論卒研ほとんど日本しかないという事実をどう考えるか。

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postedat10:48:17 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

「妾」と書いて「わらわ」とか「わたし」と読むんだよね。

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postedat 13:42:49 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

ジュネーブのことをドイツ語表記ではGenfと書くんだなあ。

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postedat 14:12:18 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

自分卒論をやって有意義だった」という話と「日本大学カリキュラムの中でこれから卒論をどうしていくか」という話は別の話だと思う。

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postedat 16:37:15 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

政治社会教育問題を「人の道」で解決しようとするなという話。

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postedat 19:14:26 削除

渡邊芳之 @ynabe39

15年7月18日

赤旗特派員中国で殺されかけたことなんかもうみんな知らないだろう。

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postedat 19:48:26 削除

Permalink |記事への反応(0) | 23:52

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2025-03-25

京大修士号拒否の件

いろいろと出てますが、この方は修士号拒否したということなのでしょうか?それとも単に証書拒否したということなんでしょうか?

証書拒否して修士とは名乗らないのだら大したものですが、単に証書拒否するんだったら中二病というので中高にはそういう学校に抗議するひとってよくいるような気も、、、

Permalink |記事への反応(0) | 23:17

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2025-03-18

新卒なのに転職した私の個人的な話

1年前の私はこれから入る会社希望を抱いていた。

どの業界にも頭一つ抜けている会社があると思う。ITだったらGoogleかな。野球なら...大谷翔平?(企業じゃない)

私の入った会社はそういうトップ企業トップだった人が率いていた。社員もそこまで多くなくて色々と先進的なことを進めようとしていた。

だけど入ってびっくりしたのはあまりに内情はお粗末だったこと。現在2社目になって気づいたが、これって世間で有名な会社でもよくあることらしい。

中身が伴っていないことは全然悪いことばかりではない、少なくともやる気があれば。私は新卒だったけど自分の得意な分野で会社に貢献できた。ただ、より貢献するためには別のアプローチ必要だと思って会社の人に色々業界の水準を知るために教えを請いだ。ここがよくなかった。

私の会社にいる人は優秀ではあるけれどもあまり親切には教えてくれなかった。正確にはフィードバックは大してくれない。私は得意な分野では貢献できていたと思うけど、より会社必要なことで貢献がしたかった。修士号は2年で取るのが普通だ。だけどこのままだと2年じゃ修士号は取れないと思ったから色々自分で試して色んな人から反応をもらおうとしたけど、そこまで来なかった。たまにくれる親切な先輩もいた。(その先輩からは辞めるとき悲しそうな顔をされたと思っている)

ある日飲み会上司に「もっとフィードバックをください」と直談判したら「お前の作ったものに反応するの時間無駄じゃん」と言われた。

そうかー。

この日から会社に貢献する気力がなくなった。それまでは朝6時に出社してセコセコしょぼいことをやっていたけど、出勤時間ギリギリに来て働くようになった。別に能力がないのはわかっていたけど、ここまで自分自分を出しているのに相手からは大して返ってこなくてやる気の糸が切れてしまったのだ。

以前はよくわかっていないのに会議などで口を出していたが、もうどうでも良くなってから口は出さなくなってしまった。辞める社員は態度以外出すものがないのだ。

今の時代は快適だ。第二新卒だったり、中途でも仕事はたくさんある。無事転職はできた。今の会社世間の評判に対して実情は...という感じだけど、前回の失敗から学んで自分ができる範囲でチーム、会社を変えていけばよいかを考えて実行までできていると思う。

だけども、やっぱり、なにかあのときにやり残したことがあるような気がする。上司のせい、他責が良くないのはわかっている。しかし、だけども、あのとき上司や周りがもっと協力的だったら自分は今何しているんだろうなと少し思う。多分、この心に空いた穴は誰か過去自分みたいな人を育て上げるまで空き続けているのかなと思う。

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2025-01-28

フジ記者会見見てて思ったけど『記者クラブ』って必要じゃね?新聞学の修士号もない奴を記者会見に入れんなよ

フジテレビ記者会見見てて思ったが

記者クラブって必要じゃね?

記者クラブがないと専門的な知識能力がない自称記者が雲霞の如く現れた

実際、記者クラブのない欧米中韓宇巴等先進国では、そもそも新聞学の学位修士号以上)や学位のない場合通信社等で長年の勤務経験がある者以外はそもそも記者会見に入らない(ジャーナリスト労働組合にも入れない)んだからなあ

ジャップとは違うんだよ

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2024-12-09

(その2)クルド人ジャーナリストが語る在日クルド人

イルファン・アクタン,長沢栄治,稲葉奈々子,村上薫,岡真理調査報告 KARIHŌMEN日本で《クルド》として生きるということ」、

プロジェクト・ワタン事務局2024年6月2024年9月3日

http://www.projectwatan.jp/wp-content/uploads/2024/06/20220717_FN-2.pdf

子供教育

特に男の子は、小中学校で直面する言葉の壁や人種差別的な経験もあって、しばらくすると学校を退学し、高校にも進学しません。思春期以降、18 歳になる前から父親や親戚と一緒に家屋解体仕事に就く者もいます。一方、仮放免女子は、男子に比べて働く機会が少ないので、どんなに困難があっても教育の場に残ろうとします。「学校をやめたら、結婚するしかない」と蕨のカフェ勉強していたクルド女子高生 2 人は口を揃えて言いました。

また、学業が非常に優秀だったり大学卒であったりしても、仮放免者の就職保証するものではありません。ビザがなければ教育ほとんど役立ちません。例えば、映画東京クルド』に登場するラマザンというクルド青年は、専門教育を受けたものの、ビザの発給を待つ間仕事が見つからず、家屋解体仕事を始めました。のちにビザを取得したのですが、今も家屋解体仕事を続けています。おそらく親族関係のなかで働くことが、彼に安心感を与えているのかもしれません。同様に、シリア出身クルド青年も、大学卒業日本修士号を取得したにもかかわらず、現在家屋解体仕事従事しています

家族の離散

先月(2022 年 6 月)、大変痛ましい一家離散のケースに遭遇しました。あるクルド高校生が、学校での差別言葉の壁からトルコに帰りたい」とずっと両親に訴えていました。トルコに戻りたい一心で、彼は学校試験白紙答案を提出し、わざと成績が悪くなるようにしていたと父親から聞きました。その結果、彼は学校を辞め、母親は泣く泣く息子を連れてトルコ帰国しました。

(中略)その家族は、日本が幼い子供たちを追い出し、一家崩壊につながったと考えています。母と息子はトルコに戻りましたが、父親政治的経済的理由日本に残ったからです。日本で働いて得たお金トルコ家族を養わなければならない父親は、今、川口の小さな家で一人、家族を恋しく思いながら、先行きの分からない生活を送っています

フキャン(川口多数派)以外のクルド

フキャン人と心ならずも共生余儀なくされている他地域出身クルド人もいます。マフキャン人が家屋解体業を営んでいるため、他地域出身クルド人はマフキャン人の雇い主に雇ってもらうことが多くなります仮放免クルド人は、他の業種で仕事に就くことができないため、マフキャン人と一緒に働くしかなく、彼らとうまく付き合っていかなければなりません。時には男女関係から生じる問題や、ハラスメント不倫事件、労使間の緊張からコミュニティ男性同士の喧嘩家族間の問題が起こり、共同体から個人排除されることもあります

フキャンの出身ではないあるクルド青年は、「マフキャン人同士で争ってもしばらくすれば和解するが、自分が彼らと争うとなると行き場がない。だから私たちはとても注意しなければならない」と語っています

日本人の責任

労働災害障害を負い、再就職できなくても、仮放免クルド人は、健康保険に加入できないため何の保障もありません。それがもうひとつ不安感につながっていきます。あるクルド労働者は、「若いうちに一生懸命働いてお金を貯めておけば、もし自分障害者になったり、明日死んだりしても、子どもたちが飢えることはないだろう」と語っていました。また、高齢病気を抱える仮放免者は、年金保障がないため飢餓に直面しています心臓疾患のある仮放免クルド人は、マフキャン部族の親戚の経済的支援を受けて家族を養っています。つまり日本に暮らす高齢クルド人が安心して暮らせるのは、日本政府ではなく、マフキャンの部族主義、氏族親族関係のおかげなのです。そのため、当人はつねにクルド社会内部のバランスを観察し、争いに与らず、必要に応じて強者の側につくようにしています

今日、この会場で私の話を聞いてくださっている日本のみなさまに申し上げます毎日、前を通っている家の中で悲惨事件が起こり、子供虐待され、女性暴力を受けていると想像してください。その家の前を通りかかるだけでは、何が起こっているのかは分からない。しかし、虐待被害にあった子ども暴力被害にあった女性がその家の窓から外を見たときあなたの姿が目に入るのです。その窓の前を通り過ぎるときあなたは楽しそうに笑っていることもあるでしょう。その家の中で起こっている悲劇を知らないのだからあなたには責任はない。しかし、その家で起こっていることを誰かに言われてもなお無関心でいれば、暴力を振るう加害者共犯者になってしまます

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2024-11-17

anond:20241117123201

こういう「一般人感覚」を異常に重視して大事なこと決めちゃうのがこの国の根本的な問題なんだよね

大局観があまりにもないというか・・・

この件にしても、300万円そこらで海外の優秀なエンジニアを雇ってるって考えれば、将来何も還元せず卒業後すぐ帰ったとしても破格の働きじゃないか

OISTに来てるやつらなんて、国に帰れば卒業後すぐに日本円年収2000万とかもらうような連中だぞ

能力卒業前後で大きく変わるわけじゃなし、300万で買いたたいて日本機関として世界中名前を売ってくれてるって考えればおかしいと思わないかまさか学位とった瞬間にポケモンみたいに進化して急にできることが増えて年収2000万に値する人間になるとか思ってる?

ましてやタダ働きして学費払えとかになると頭おかしいとしか思えないんだが、最近学外の人とかと話してると「学生」と「社会人」で大きく分けてるっぽいんだよね

こんなだから修士号すら持ってないポンコツ研究者を「社会に出てる」という一点だけで世界スーパースター博士課程学生より上位に置いて物を考えたりしてしま

学生」っていう言葉が独り歩きしすぎなんだよね認知がゆがんでいるしいつまで昔の話してんの?って感じ学生教員も遊んでテキトーにやってる時代はとっくに終わってるんだよ

Permalink |記事への反応(2) | 14:31

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2024-11-10

アメリカキャンパスで見た大統領選風景

https://note.com/harebare_public/n/nb12fa40169b5

読んだ。

Wikipedia によると、ケネディスクール官費留学を中心に修士号のために通っている人が多いようだ。

この方がショックを受けるべきなのはトランプ当選したことではなくて、ハーバード大学ケネディスクール教授達がそのことを予測できず、事後に議論している事実だ。

修士課程学生に言うのは酷かもしれないが、選挙は大変難しいとはいえ、そのことを予測できていなかった教員から本当に学ぶべきことはあるのか、ちゃんと考えて欲しい。

Permalink |記事への反応(0) | 22:13

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2024-11-03

道産子ギャルなまらめんこい地方現実というオチだった【ネタバレあり】

伊科田海『道産子ギャルなまらめんこい』の無事最終巻が発売されたのを記念して、ネタバレを含む評論をさせていただく。

と言うわけで、ネタバレを含むので、嫌う方は戻ってください。

なお、増田属性

最後オチ地方現実を思いっきり反映しており、ワイ無事死亡

地方娘とのラブラブ恋愛マンガでなんで最後にワイ向けに致死性の毒を仕込んだの?ねえなんで? あっ、ノットフォーミ-でしたかすいませんごめんなさい。

ワイ、無事死亡したのでこれ書いてる

まぁワイの余談と色々な現実を知ってるからそう思うだけなので「こいつ(ワイのこと)マジ頭おかしいわ」って感じで読んでくださいマジで

原作が悪いとかじゃなくて、ワイの頭とこの世のパラメータ設定をミスった運営が悪い。

さあ解説しましょう。

大卒就職における地元志向は6割以上、しかし実際に地元に戻るのは4割切る。

最近若い子も地元愛はかなりある。毎年継続している調査では、最近大学卒業した後地元に戻りたいとする回答が63%以上となっていて、これは地味に伸びている。色々な理由が考えられるが、家族とともに暮らしたいと言ったことが理由に挙げられている。

その他、現実問題として生活費が高く、初任給の伸び以上に生活費が上がっているため、大都市圏での生活が厳しいと言う事情もみられるようだ。

また、行政側の目線で見ると、ここ10年ほどか、色々な地方地元の事をちゃんと教える教育をやっていると言う事もあるのだと思う。


が、現実問題として、実際に地元就職するのは4割を切るのが現実である。で、ワイの地元に限ると2割もない。これは

もう現実すぎて死にそう。

こんな現実をなんで見せられなきゃならないのか。

そんなの仕事だけで十分です。。


(なお、実際には30歳超えたぐらいでUターン転職してくる人もかなりいるので、4割しか地元にいないと言う話でも無いです)

激務&薄給夫婦は最も子どもの数が少ないらしい

最も現実的でクソな話は

主人公地方での幸せな思い出を持って東京に帰りました。大卒大企業就職しましたが東京では家庭を持つことはできませんでした。
ヒロイン札幌専門学校を出ましたが、業界体質としてブラックな理容美容関係薄給すぎて一人では暮らしていくことができなくなり、結局親元に戻りましたが、その時には結婚適齢期を過ぎていて結婚することができませんでしたとさ」

なのだが、それが回避されたのは良かったと思います

だけど、その次の次ぐらいに来るのがこれ。主人公小学校教諭という、熱心であればあるほど激務であるほど家庭が犠牲になりがちで、さらに長年その業界にいると世間からドンドンズレてて浮いてしま状態になり転職も難しくなる職業に就いている。

さらヒロインメイクアップアーティストということだが、はっきり言ってこの業界、安定した職業旦那(敢えてこの書き方してます)がいることが大前提やりがい搾取業界であり、金になんかならない。最も安定的に稼げるのがブライダル業界死に化粧という状態であり、これらは休日などを犠牲にして働く必要がある。それ以外は名ばかりメイクアップアーティストといいつつ、化粧品販売セールスみたいな仕事になる。

もちろん、売れたらかなりの金になるが、その場合ライフワークバランスをワークに全振りしているような廃人に対して戦う必要がある。


と言う状況で、結婚した勢いで最初子どもをひとり授かるが、その後2人目以降は作らないという選択肢は、必然であろう。

さらに、娘はピアノ講師という職業についている。

これ、音大卒がアーティストにも、そして学校教育法第1条に定める学校教諭にもなれなかった場合になる職業ひとつと言う性質があり、音大卒が大量に余っている中、音大卒でないと就職できない。と言う事は娘は音大卒業していることは間違い無いと思われるが、私立では900万円ほどかかる。もちろん、札幌教育大学を出ていると言う可能性もあるが。

ちなみに娘の旦那歯科医だそうです。コンビニより数が多い事でお馴染みの歯科医……。

なんつーかさ。リアリティありすぎ。あえて一人っ子にして、所得水準的に相当な無理をしないと進学できない所に進学させるとか、ワイをころしにきてる

北海道は広い。絶望的に広い。同じことは地方都市間の交通にも言える。

北見から札幌市。高速道路は繋がっているが、ノンストップで4時間かかる。東京大阪間の新幹線の半分で、時間距離で見ると東京広島と同じぐらいなのであった。

何か緊急事態が発生したとき、呼んだところで多くの場合手遅れになるし、ちょっと子どもを見ててほしい、と言う程度で呼ぶことはほぼ難しい距離である


実は、地方での現実もこれがある。県内の中核都市から離れた土地出身者が、地域中核市に出て家庭を築く、と言うケース、実は公共交通機関がショボいのと、高速道路もそれほど整備されてないために時間距離がかなり長い事が多いのだ。そうすると、都市部で子育てするときの悪い部分と、地方子育てする悪い部分の両方を兼ね備えたような状況になってしまうことがある。

こうなると実家が持っているリソース活用する事ができないために、選択肢が限られてくる。

日本公共交通が優れていると言われているが、地方都市地方都市の間を移動しようとするとものすごく手間がかかることが多い。公共交通だと一度東京大阪どちらかに出てからの方が早いと言うケースが非常に多く、それ以外では車移動になってしまう。

これが地方地方の間の連携的な動きを結構阻害している所があって、結構苦労している。

なんでこんな苦労を思い出させるような展開にするのか。

たぶんナチュラル自然に書いたんだろうなーこれ。

作者の先生北見出身札幌市在住なので、たぶん自分の周りの人々のリアルな様子をベンチマークして、そこから見える世界で最も幸せラストを選んだのだと思うので、それは全然問題ない。

ないんだけど、それについて妙な知恵を付けたようなワイのような人からみると、もうなんかね。


現実がクソで、現実を忘れて楽しんでたラブコメ最後毒ガスが出てきた


そんな気分なのでした。ハハッ。まぁノットフォーミーだったのを今更ながら気付いたんですね。はははのは。

じゃあお前ならどんなラストにするの?

ヒロインは、メイク先進地、1回プチ留学していた韓国に今度は本格的に留学することにしました。

主人公は色々な事を悩みましたが、東京大学に進学しました。しかし、韓国への留学プログラムで2年目には留学して二人は韓国同棲を始めました。

ヒロイン独立を前提に韓国メイクアップアーティスト会社就職し、主人公もそれに合わせて韓国大学正式移籍、4年後の修了に合わせてふるさと北見に戻ります

ヒロインオンラインベースメイクアップ講師仕事をしながら起業し、主人公地元北見企業貿易商社)に就職して、充実した日々を送っています

二人とも出張が多い仕事ですが、じいちゃんばあちゃんひいじいちゃん達の援助があるから家族子育てです。

家も、大往生でなくなった祖父母の家を受け継ぎ、北見の広い土地でのびのびと4人の子どもを育てました。

その様子が一つのロールモデルとなり、周りの友人知人達にも影響を与え、子ども達にもよきロールモデルとなり、子ども達も恋をして、就職し、結婚して、自分らしく生きています


妄想だと思うでしょ?

でもこう言う人実際に結構いるんですよね。地元で楽しく暮らしている人、都会に行って微妙に失敗する人よりはたぶん多いです。可視化されにくいけど。例えばヒロインの育った家とかはまさにそれなのよ。

でも、マンガにすると、特にこのマンガの読者層に対してリアリティがなくなってしまってだめなのかなあとか、思ってしまいました。

結論:悪いのはワイの脳

ごめんなさい。

Permalink |記事への反応(23) | 11:00

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2024-10-27

就職氷河期世代矮小化した本を出したという事で話題になっている近藤絢子さんの経歴を調べてみた。


2016年の時点で37歳って事は今は45歳かな。

東大経済学部卒らしいから、東大に入れないような一般氷河期女性が如何に不遇な目に遭ったか理解出来ていないんだろうな。

こんどう・あやこ 東大経済卒。コロンビア博士平成21年大阪講師法政准教授横浜国大准教授を経て、28年から現職。専門は労働経済学。37歳。東京都生まれ

https://www.sankei.com/article/20161024-GKZQQBP4GBPZ7APFL6EDJ7FN3E/



高校筑波付属かな?一応、今は結婚名字が変わっていて、これは別人の可能性もあるが。絢子という名前の人は他にも二名いる。

https://www.t-shinpo.com/707/97zenki.html


教授の勧めで院進、コロンビア大学留学からそもそも日本就活してないんだろうね。同世代女性就活で如何に落とされ続けたかセクハラパワハラで心身を病んだのか、全然知らないんだろう。


https://www.excite.co.jp/news/article/Minnanokaigo_news_special_ayakokondo/

3年生のとき、その思いをゼミ先生に話したのです。すると「君、そういうことをやるんだったら修士号ぐらいないと相手にしてもらえないよ」と言われて。もちろん、それは嘘なんです(笑)

当時であれば、修士号をとらないで就職した方が、国家公務員総合職の道は開けたと思いますしかし、先生は私を大学院に行かせようと思ったみたいで…。

私もその気になって進学しました。そして実際に行ってみたら、大学院勉強がとても面白かった!博士課程に進みたくなりました。その後、コロンビア大学に留学して学び、今に至るという感じです。

Permalink |記事への反応(5) | 13:26

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2024-09-24

囲碁AIによりプロ棋士オワコン化した

一力遼が世界戦を勝ったが、なんと日本勢としては19年ぶりらしい。張栩アジア選手権で勝った以降、井山すらも世界戦では勝てていなかったことになる。 これ自体は、素晴らしいことだとは思う。

しかし同時に、囲碁プロ棋士ってもう意味あるんだろうかという疑問も持っている。

囲碁AIが発達し、人間とは大差の実力を持つようになってしまった。 その結果どうなったかというと、 「AIが示す着手が最善手」という認識プロにもアマにも定着してしまった。 今、アマプロの碁を見る時にやってることは、プロが打った手がAIの示す最善手と一致しているかどうかを確認することだ。 形勢判断についても、今はAI評価を見ることが一般的だ。

プロも、囲碁学習ではAI様のおっしゃるに打てるようになることを目指し、 実戦においても、AI様と一致することをよしとする。 今、世界ランキングでダントツトップを行く韓国の申ジンソは、AIとの一致率の高さから、「申工智能」と呼ばれている。 決まった答えがあり、それと同じように打つことが求められるのであれば、 もはやそれは人間がやる意味はないと思う。お笑い番組で、箱の中に隠されたものを手の感触だけで当てるゲームがあるが、 これに近い。

以前は、囲碁プロ棋士の役目は、最善手の探求そのものにあったように思う。囲碁理論(棋理という)自体を生涯をかけて追求した棋士もいた。囲碁プロ棋士とは、勝負師であると同時に、囲碁研究者でもあったわけである。 それが研究の答えはこうですとAIが示すようになり、人間もそれを受け入れてしまった以上、囲碁研究者という人間仕事はもう失われてしまったわけで、 今残っているのは、AIなりきり選手権だけである

去年、本因坊戦が縮小されて業界的には大きなニュースになったわけだが、 これは本質的にはAIの発達によってプロ囲碁価値が失われたからだ。囲碁新聞なんかもどんどん廃刊になっていっているが、 これも例えば棋譜解説なんかはAI入力させれば終わりだし、そもそもプロの打ち碁自体AIものまね選手権であり、価値を失ってるからだ。

今後も、プロ囲碁はどんどん価値を失っていき、職業としても危うくなっていくと思う。 芝野虎丸の兄である龍之介は、囲碁棋士斜陽であり、 平均年収は300万弱(中央値もっと下)であるという考察を述べて、囲碁の普及が足りてないことを問題意識として持っているようだが、 おれの考えでは真の原因はAIの発達と、それによる囲碁棋士オワコン化にあると思う。

しかしこれは、囲碁自体オワコンになったことを意味しない。 おれは、囲碁が生き残る方法は、囲碁を知能教育手段として明確に位置づけることだと思っている。東大では、全学体験ゼミナール囲碁で養う考える力」 という講座があるように、碁は考える力を養う。 おれの母校である京大をはじめとして他の大学でも同様の講座をすべきなのはもちろんのこと、 出来れば小学校囲碁を必修化すべきだ。しょうもない英語なんかやってる場合ではない。囲碁地頭を強化すれば、算数だろうが英語だろうが、余裕で出来るようになるから安心しろ。 故長尾健太郎氏は、囲碁で頭を鍛えた結果、四谷大塚で5年生の時に6年生の試験を受けて、一位をとっていたようだ。

元経産官僚宇佐美典也氏(東大卒)は「僕は小さい頃、地元では1番で、このまま日本一になるのかと思ったこともあった。でも四谷大塚に入ったら、学年は1個下なのに、僕の学年の試験を受けて、ずっと1番を取っている長尾健太郎という男がいた。https://times.abema.tv/articles/-/8670771?page=1

では、この世界に向かうにあたって、あるいは到達したあと、囲碁プロ棋士はどんな意味を持つだろうか。 例えば、スウェーデンでは教員になるためには修士号必要というし、大学受験の世界でも数学科出身の人が数学講師をやっていたりするわけだからプロ棋士囲碁先生になるというのは自然なことだ。

しかし、どんなに囲碁人口が増えようとも、囲碁プロ棋士になる人間は増えず、ゼロ収束していくと思う。 それは上に述べたように、囲碁がもうコンピュータによって解き明かされたゲームであり、人間の探求領域はもう存在しないかである

しろ今後は、アマチュアの囲碁が盛り上がっていくのではないだろうか。AIによって学習の機会は平等になったし、それによって受ける恩恵プロよりもアマチュアの方が大きい。

囲碁棋士歴史が終わってしまうことは文化的には大きな損失だとは思うが、技術革新によってある仕事が失われるというのは他の業界では起こっていることであり、囲碁についても、プロ棋士ではない別の職業が生まれるのではないかと思っている。日本棋院は囲碁棋士業界延命させることに必死だが、 それは無理なので、別の道を模索した方がいいと思う。

武宮正樹の息子の陽光日本棋院の理事になったよう なので、何か面白いことをやってくれないか期待している。

Permalink |記事への反応(1) | 23:44

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2024-09-07

anond:20240907104628

小泉進次郎コロンビア大学院政治学修士号 だが?

お前の学歴は?

Permalink |記事への反応(0) | 10:48

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2024-08-10

日本社会絶望的に科学研究に向いていない

注目の科学論文数、日本は過去最低の13位 1位中国、2位米国

増田某国立大学の工学部で教鞭をとる40代准教授である。その視点からの話であることはご承知おきたい。

こういう記事ブクマには政策が悪いとか選択と集中が悪いとか色々つくが、社会構造的に「向いていない」という話を書きたくてここに書く。

お金が無い

 みんな気になるだろうから、これを先に書く。

 最近になってにわか科学研究大事ということになって色々な研究予算が付くようになった。工学部だと企業との共同研究お話なんかももらえるので、えり好みしなければ研究費を取りやす環境にある。

 だが、大学にはお金が無い

 どういうことかというと、この手のお金は期限がついていたり使途が決まっていたり、いろいろと紐がついている。そして、必要なところには回せないことが大半なのだ

 例えば人件費民間企業ではありえないことだが、国立大が人ひとりを無期雇用で雇うためには、退職までの予算を確保することが必須なのだ。国から運営費交付金寄付金のような、必ず退職まで支払われることが確実な予算裏付けないと無期雇用の人を雇えない。民間企業なら、人を雇うときに予め退職までの給料を積み立てておくというようなことはせず、営業を頑張って給料を払うだけの売り上げを確保するものだと思うが、国立大ではそういうわけにはいかない。色々な企業との共同研究を締結し、外部資金を獲得して、その人の給料を確保する、仮にできなかったら身銭を切ると教授宣言しても、そういう期限付きの契約では無期雇用の人を雇えないのだ。

 秘書事務職員ならまだしも実験機材を維持管理する技術職員とか、研究員とかもこの縛りを受けるので、必要な人を必要なだけ確保することができない。運営費交付金人件費だけでなく建物設備の営繕にも使われるのだから、やれ70年代80年代に建てられた校舎の改築だとか、光熱水費だとか、とにかく運営費交付金の増額が望めず物価が上昇し続ける昨今、大学にはお金が無いのだ。

 ちなみに、外部資金をたくさん取ってきたからと言って自由に使えるわけでもない。大概の研究費は他の外部資金と混ぜて使ってはいけない縛りがあるので、例えば研究費A で岡山学会へ行き、次の日から研究費Bで広島の共同研究先で実験をする、みたいな場合でも、いったん大阪の自宅へ帰って一晩滞在することで研究費を分けないといけない。実験機材も合わせて購入するということはできない。100万円の研究費をふたつつかって150万円の機材を買うことはできないのだ。これが研究費は増えてもお金が無い、という事情の内幕である

学生がいない

 昔からアルバイトに熱心な学生サークル活動に精を出しすぎな学生は確かにいた。最近就職活動時間をかけすぎな学生が多い。夏休みはおろか授業期間中インターンにかかりきりだし、ウェブテストの後で何度も面接をさせられ、いきおい、学生疲弊している。日中の貴重な時間研究室ではなく就活に費やし、奨学金や親から仕送りでは足りない学生アルバイトまでしているのだから卒論修論の質は落ちる。企業ガクチカとか聞く前に、理系学生研究室で研究させてあげてほしい。学部生の卒論半年から1年しか期間が無いのに最後の数か月を除いて就活とまるかぶりだし、2年間しかない修士課程の1年は就職活動で消えている現状で、大学から研究成果が出ないと言われても、どうしようもない。

 研究というのは、専門書を読み、先行研究を調べ、仮説を立て、手を動かして仮説を検証し、その結果を文書にまとめるサイクルである。これがきちんとできる学生であれば、どんな仕事に就いても立派に働ける。たぶん。

 というか、企業採用も、もっと必要資格能力を具体的に書いてほしい。今どきの学生は真面目なので、特定資格を持っていると就職に有利だとわかればそれを取るようになる。大学だって国の資格などであれば学科免除などを取りに行って「就職に有利」みたいな売り文句学生を集めやすい。どんな企業だって欲しい資格能力採用時点で分かっているはずなのだから、それくらい明かしてくれてもよかろう。

博士課程に魅力がない

博士課程の大学院生、というのは研究を進めるうえで大変貴重な戦力である。なにしろある程度は自力研究を進めてくれるし、そのレベル論文として世に問えるものである

ところが、であるちょっと考えてほしいのが博士課程の魅力だ。日本博士課程は、基本的には学費を納入して「学ばせてもらう」スタイルである。その分研究テーマ自由度は高いし専門性を高めやすい。一方で、ある程度経済的に恵まれていないと、3年間の生活をどう工面するかという問題が常に付きまとってしまう。最近は、学振特別研究員のような昔からある登竜門的に限らず、各大学の工夫や国の政策博士課程進学者経済的に援助する仕組みが整い始めている。とはいえ、それらに通らなければ学費生活費を調達せねばならないし、採否の通知は年度末か入学後なので、まったく安心できない。どれほど優秀であろうと研究に向いていようと、金がない学生就活するしかないのだ。

 さらに、就活に際しても博士課程は買ってもらえない。就活サイトを見ればわかるが、技術採用でも研究採用でも、博士号持ちの人の初任給は明示されない。修士課程初任給しか書かれていない。これを見た学生は、修士号持ちと博士号持ちの初任給は同額だと理解する。聞くところによると、博士号持ちの初任給修士号入社三年目くらいかそれ以上らしいのだが、書かれていない情報などあてにできないので、就活する側からみると前述の理解となる。これでは、博士号を取っても何も良いことはなさそうである

 欧米ではではの出羽守だが、海の向こうでは、博士課程というのはプロジェクトから人件費支給される研究である仕事の扱いだから労基法にも守られる。しかも、博士号を取れば仕事の口も増えるし給料も上がる。

 ドイツなんかに行くと、博士号持ちは英語さえ話せれば仕事に就けるが、修士号まではドイツ語を話せないと仕事がない。Dr. と表札に書けるオマケはさておくにしても、それくらい社会的な扱いに差があるのだ。もちろん、給与の出どころである研究プロジェクトが終わると別のプロジェクトで雇われるまで博士課程を続けられないとか、プロジェクトの元締めである指導教員と相性が悪いと人生大惨事になるとか、いろいろなデメリットもあるが「博士課程の研究員」という仕事に就いている扱いなので、無理だと思うとみんな中途採用企業転職したりする。それくらい、普通仕事の扱いであれば進学者も増えるだろうし、博士号を取っておけば食うに困らないくらいの扱いになってくれれば、みんな喜んで進学してくれるんじゃないかと思うがいかがだろうか。

大学教職員は忙しすぎる

 大学安定的予算が十分ないために人を雇えないという話を最初に書いたが、そのツケをどう払っているかというと、パーマネントの教職員が頑張って回している。いや、有期雇用教職員やらせることもあるけど。来年度には任期切れで退職するような教員入試問題を作らせたりされてよいものか?高校への出前講座とかアウトリーチ活動必要だと言われたとき来年退職する先生を送り込んで誰が進学してくれるのか?定年退職した技術職員の後任は予算不足で雇えませんでした、となったときに機材の修繕を誰がやるのか?それでなくても、学生就職研究指導の面倒は必須である

 というわけで、大学先生講義以外にもやることがだくさんあるのだ。とても研究をしている場合ではない。雑務と呼ぶ人もいるが、講義研究以外にも誰かがやらねばいけない仕事なのだから「雑」はないだろう。とはいえ、昔は若手の教員がやっていたような事柄も、若手ほど任期付きになってしまったのでシニア教員がやらねばならなかったり、幸運にも無期雇用を勝ち取った若手に集中してきたりするので、DXで仕事効率が2倍になっても仕事は3倍に増えるのだ。偉い先生方は偉い先生方で、改革と称して新しい企画を立てないと予算をくれなくなったので、朝令暮改もいいところのマイナーチェンジお茶を濁したような企画書をいか気宇壮大に書き直して追加予算をゲットするかに時間を使っている。夏休みも暇かといえばさにあらず、老いも若きも科研費などの外部資金申請書と格闘している。倍率が10倍近くても、何とかして手に入れないと満足に研究ができないのだから仕方がない。

 ちなみに、大学によって、また学部学科によって異なるが、国立大教員競争資金なしに受け取れる、平たく言うと自由裁量経費みたいなものは、年10万~30万円くらいである。国際学会の参加費が10万円を超え、海外論文誌の投稿料も10万円くらい取られるこのご時世に、である。どれほど世紀の大発見をしようとも、世に問うためには論文化して論文誌に掲載されねばならず、掲載されるためには投稿料を払わねばならないのだ。そして、その投稿料ともらえる経費がほぼ同額ということは、外部資金が無ければ研究XOR投稿という選択肢になってしまう。日本論文誌であればもう少し安く、数万円で済む。ただ、そういうところに掲載されても「注目の科学論文数」にカウントされることはない。これが現状である

 それにしても、研究をして論文を書いて世に問うためには先立つもの必要で、それが外部資金が無ければ全く足りていない、という状況であるにもかかわらず、外部資金を取るためには論文を世に出さねばならないというのは何とも困ったものである。このあたりの必要経費と割り当て予算アンバランスはどうにかならないものだろうか。



 というわけで、大学先生というのは、外部資金が無ければ研究ができないために年中予算の確保に腐心しており講義学生指導は当然やるのだから研究をしている暇はない。その先生を雇うお金はもちろんそれを支えるスタッフを雇う予算すら、外部資金のようなひも付き予算から支出できないために全学的に人手不足の状況で、この傾向は悪化こそすれ当面改善する気配はない。代わって研究の主力となりえるのは博士課程の大学院生くらいだが、日本人の学生ほどこっち方面キャリアに魅力を感じずに就職してしまう。それどころか就職活動過去にもまして無暗と時間を食うような仕組みになってきており、研究活動スキルアップさせようもない。これが日本社会の現状である

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2024-07-23

ポスト蓮舫を担う女性政治家、五選

◯選定基準

高齢者政治是正から蓮舫より10歳以上、年下であること。(1977年以降生まれ)

過去に「男なら泣くな」などの性差別発言がなく、社会的に弱い立場におかれる人々に寄り添う資質が推測されること。

1.小野田 紀美(1982年まれ)

米国シカゴ出身蓮舫と同様に二重国籍批判されたが、自身蓮舫への批判を「差別主義者」と見なす意見を「分断を煽る」と分析し、自ら戸籍謄本を公開した。

2023年子宮筋腫となり子宮全摘するも、2024年より外交防衛委員長を務める。

2.今井恵理子(1983年まれ)

沖縄県出身感音性難聴の息子を持つ母で、「電話リレーサービス法」「読書バリアフリー法」など、障がい者支援政策の実績が多い。

故郷である沖縄の振興や、女性DV被害者支援に力を入れている。

3.英利アルフィヤ(1988年まれ)

北九州出身米国外交政策修士号を取得したウイグル日本人

•まだ当選回数一回なので実績は乏しいが、人権外交超党派で考える議員連盟事務局次長を勤め、台湾トルコなどの外交や、不同意性交罪などについて活動している。

4.塩村あやか(1978年まれ)

広島出身被爆2世ロスジェネ

AV出演被害ホスト被害不妊治療乳がんなど女性人権健康に関する業績が多いが、ロスジェネ支援にも強く関わっており、今後さらなる活躍が十分に期待出来る。

5.吉良よし子(1980年まれ)

福島県出身共産党からブラック企業キラー」と呼ばれるロスジェネの元会社員

雇用問題では、違法を繰り返す企業名公表を実現した。奨学金による負担を軽減するための活動や、反戦活動にも積極的に関わる二児の母。

あくま自分基準なので、異論のある人は、熱意を持って実力を持ち、今後も期待できる女性政治家を推薦してください。

Permalink |記事への反応(0) | 17:59

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2024-07-11

民草

パリピ孔明に「民草」という言葉が出てきて、 おそらく意味としては 「何の才能もなく平凡だが、毎日一生懸命に生きてる人々」 みたいな意味なのだろうが、最近、どうもこの言葉に嵌ってる。

三村財務官の母校が麻布であることを調査する際に

麻布生が「日本国王」になれない理由1

http://blog.livedoor.jp/advantagehigai/archives/66112831.html

という記事を見つけたのだが、ここでは開成麻布の対比として、 仮に両方とも、10努力をすると100点をとれるとすると、開成生は12努力をして120点をとりにいこうとするが、 一方で麻布生は8の努力をして100点を狙う省エネ戦法で行くのかというと それどころか3の努力で80点を取りに行く精神性があると書いてある。 だから麻布生はトップ国王)になれないのだ、ということだ。

これは中学受験にも問題があり、麻布入試は明確に、3の努力によって80点をとれる子を選抜している。麻布入試はよく、対策不能と言われるが、 そういう、ゴリゴリ努力したとてとれない問題を出すことによって、 超地頭キッズ選抜しているのだ。偏差値では足りてたけど、落ちたという場合、 それはたぶん、地頭が足りなかったのだ。

麻布生はまさに「民草」とは真逆にある存在だ。 それ故に、おれは民草という言葉にハマってるのだと思う。 民草は、12努力をしても30点しかとれない人たちのことだろう。ガイジすぎて笑ってしまう。 まさに草だ。

さて、民草という言葉最近おれが突然ハマり始めたもう1つの理由はおそらく、最近になってようやく民草というもの存在に気づいてしまたからだと思う。 何を言ってるかというと、おれは民草の存在最近まで感じたことがなかった。

おれが通った幼稚園は少し特殊で、その中でもよく遊んでいた子に TくんとNくんがいるが、ともに早稲田慶応に進学したと聞く。

小学校公立だが、今思い返すと、「あきら特別から」と先生に言われていて、 その時は何のことかわからなかったが、今思うとそういうことだったのだろう。

おれの親は早期教育に反対していて、3年生になるまでは家庭学習は一切しなかった。 そのため、学校の成績はそれほど良くはなく、この前たまたま押入れの中から当時の成績表を見たが、 それはまぁ、ひどいものだった。

3年になると家庭学習も多少やりはじめ、そうすると成績が一瞬でトップクラスになり、 秋には地元の最難関中学受験塾に合格してしまった。 ここの塾に入るための試験はかなり難しく、かなりの子国立私立小学校か、 あるいは低学年向けの講座でゴリゴリに仕上げてきた子だった。 一方でおれは学校勉強ではトップクラスだったもの中学受験勉強はしてなかったので不利だったが、試験中にすべてその場のノリで解いた。問題パズルのようなものが多く、そもそも麻布栄光向きの子選抜するための試験だったので、それもおれには向いていたのだと思う。

入塾してからも一気に成績を伸ばし、 4年の秋には四谷大塚の組分けテストがあったが、 ここでも無事C会員に合格。 C会員の世界だと半分くらいは御三家合格するから、 ざっくりいうとこの時点で麻布栄光に行けることはほぼ確定した。 その後もそれなりに勉強はしたが、陸上部キャプテンとして陸上大会に出場したり、 自らミニ四駆部を立ち上げたり、デジモン転売業をやってボロ儲けしたり、 3以上の努力はしなかった。

結局、無事に麻布中学に進学し、超地頭キッズたちと楽しく6年間過ごした。 その後の大学受験は、高3の時に受けた鼻の手術がまずくエンプティノーズになったために残念ながら破綻したが、 あれがなければやっぱり3の努力東工大に進学してたと思う。 おれは、東工大で一番になり、MIT交換留学することが夢だったのだ(英語だけはそれなりにやり準一級までとってたのはこのため)。 結局その後京大に行ったが、 やはり民草とは程遠い世界だった。

新卒で入った日立製作所も、周りには修士以上が応募条件なので、 やはりここでも民草には会えなかった。 実のところ、それ以降の職場でも、特殊場合を除くと全員修士以上だった。

民草に出会ったのはようやく最近のことだ。修士号もないやつがエンジニアリングをやるということが おれにはどういうことなのかさっぱりわからないのだが、 とにかく、民草学歴であっても、自分なりに創意工夫してエンジニアリングっぽいことをしてる 人たちがこの世には存在するということがようやくわかってきた。

まぁ、存在することはわかったとしても、 どうして彼らが自殺しないのかがよくわからないのだけど。 何が楽しくて生きてるの?

Permalink |記事への反応(0) | 19:37

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2024-07-03

anond:20240703143019

でもお気持ち表明、推測表明論文でも修士号取れるんだろ?

立ち回りうまかったら教授にもなれるんだろ?

Permalink |記事への反応(0) | 14:50

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2024-07-02

修士号取るための論文で読んだ本を列挙するだけでエビデンスとして見なしてもらえる学問ある?

人文科学系の学者が書いた本読んでて

「それ証拠あげようがなくね?」

という主張があまりに多くてもしかしてそういうお約束あるのでは?と思った。


明治維新によって日本人近代的自我に目覚めた」

とか

作家のだれそれは近代的自我によって神経衰弱に陥った」

とか。


逆にこれどうやってエビデンスあげるの。

Permalink |記事への反応(8) | 10:51

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2024-05-06

anond:20240506154840

いやこの文脈修士号なり博士号持ってるの前提としてもそんなの聞いたことないから、どこの世界の話だよっていう意味なんだが

日本で院卒の初任給って平均400万そこそこあるんだけどさ、それの10倍だと4000万以上もらうところから400万くらいまで転落するイメージで話してるん?

例えばアメリカの院卒の初任給知ってる?超有名なビジネススクール卒でも日本円換算で2000万とかそこらだよ

会社設立して設けたとか異常値みたいな人はそりゃいるだろうけど、そういう人間日本に戻ってきても同じように稼ぐしな

年収半分とかならわかるけど年収1/10とか設定を盛りすぎるとボロが出るから本当にやめたほうがいいよ

少しでもまともな頭があれば馬鹿な事言ってるなぁってすぐわかりそうなもんだけどさ、これを踏まえて実際にどういう例があるの?

Permalink |記事への反応(0) | 15:55

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2024-04-30

anond:20240430090000

司法試験の予備試験合格者とか、早期卒業して早期学位取得した22歳修士号取得者とかならわかるけど、全然身に着けてなくない?資格も何もないし証明できてないじゃん

Permalink |記事への反応(0) | 09:02

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前々から思ってるんだが、大卒学部卒)をことさら優遇するのなんなんだろうね。とくに官僚

高卒だとバカっぽいみたいな発想に立つのであれば大学院卒がもっと優遇されるべきだと思うんだけど、なんか「学部卒」っていう、早期トレーニングを受けるわけでもない、専門トレーニングを受けるわけでもないすげー微妙立ち位置が一番有利なポジションに立ってる謎

理系専門職だと最近修士号くらいはもってないとお話にならない感じになりつつはあるのだが、俺が大学院に上がった時も親戚から勉強が好きなんやねぇって京都しぐさみたいなことよく言われたし、なぜ学部・・・

Permalink |記事への反応(2) | 08:56

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2024-04-25

anond:20240425222451

ヤッピー(yuppie, YUP)とは、「young urban(またはupwardly-mobile) professionals」の略で、若手で都市住民たるエリートサラリーマンのこと。

 

1984年アメリカ合衆国で使われ出した。おおむね20代後半から30代後半で、大学院卒(最低でも修士号を保持)で都会に住み、金融企業などの総合職だったり公務員医師で、収入アッパードルスーツや車、住居にお金をかけるという生活様式である。しばしば気取っていて自己中心的、表面的というニュアンス軽蔑的に用いられる。

 

ヤッピー!!!

Permalink |記事への反応(1) | 22:34

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2024-04-15

婚活デリヘル

私は婚活結婚した。

そこそこ長い間婚活をしていた。

まったくうまくいかなかった。

スペック年収 800 万円で旧帝工学修士号で 30 台前半だったことが長所で、短所は 165cm童貞なところだった。旧帝工学系によくあるスペックだ。

女に興味がなかったわけじゃない。婚活を始める遥か前から少なくない回数デートをして性交渉することなく毎度あえなく振られるという有様だっただけだ。

誘っていなかったといえばそれはそうだが、明確に付き合うということができていなかったしむしろ明確に振られている状態のまま強引に繋ぎ止めるような関係をつづけていた手前誘う勇気がなかったのだ。

あの頃のあの女性らを誘ったところでまぁダメだっただろうなと今でもそう思う。

あなたはとてもいい人だと思う」そう言って彼女たちは消えていった。

女性と接点がなかったわけでもない。少し女性の多い競技スポーツをやっていたのでそこで出会いは潤沢にあった。でもダメだった。

そのような人生自体文句があったわけではない。

女は見る目がないとかいうつもりもない。私はなるべくしてそうなっていたのだろうと納得もしていた。

しか結婚をしたかった。だから婚活をした。でもダメだった。少なくない回数デートをして性交渉することなく毎度あえなく振られるという有様を繰り返した。

そして毎回「あなたはいい人だと思う」とそういう言葉を聞かされた。

はしか絶望しなかった。私は行動する童貞でありたかった。行動しない童貞はただの童貞だ。不完全な童貞はその不完全さゆえの行動が要求されるのだ。

そして私はデリヘルを呼ぶことにした。特に確固たる理由はない。ただなんていうか今更素人とか玄人とかそういうことにこだわっている自分馬鹿らしくなってきただけだ。

それでなにかが好転するとは思わなかったし、そんな理由では断じてなかった。

ただ私は事実としてデリヘルを呼んだ。自宅に。そしてすっきりさせてもらった。本番はしなかった。それでもなんていうかなんでもないなと思った。世界はなにも変わらなかった。

それからしばらくしてなんとなくメールボックスを見た。過去何度か私を好きだと言ってくれた女性から連絡が来ていた。

まり合わない人で好きなタイプでもなかったがそういう拘りも気持ち悪いなと思ってどうでもよくなってメールを返した。

それでなんか知らんけどセックスをすることになった。あっちもはじめてだった。彼氏はいたらしい。フェラ抜きだけしてたらしい。

30代の童貞処女セックスをした。当たり前にうまくいかなかったがなんとか挿入まではできた。なんでもなかった。世界はなにも変わらなかった。

そのあとその女性がなんかたくさん連絡をしてきてうざかったがまぁ因果応報だなと思い対応していた。彼氏に私とのことをラインで言ったら無言ブロックされたと言っていた。そういうこともあるんだなと思った。

私には恋人いたことがないからそれすら羨ましいと感じた。たまに電話が来て深夜まで対応したりしていた。文句はかなりあったが常識的には私が悪いのだろうからまぁいいやと思って対応した。

そして婚活を再開した。相変わらずよく振られた。しかしそのことがなんかどうでもよくなっていた。

そして並行して相変わらず継続してデリヘルを呼んでいた。それは素直に楽しかった。婚活デートの前日は必ずデリヘルを呼ぶことにした。

なんかデートがうまくいくようになった。女性一般のことを言うつもりはないが私が好きになる女性はなんか性的な飢えみたいなそういうものに敏感なのかもしれない。

デリヘル病気が怖くなったのでペイターズに移行した。ガチ大学一年生とかいて楽しくて仕方がなかった。安いし。

ただ飢えみたいなものが消えたからかなぜか三人の女性普通にうまくいってしまった。

経験的に振られるつもりだったから結果三股みたいになってしまった。

どうしようか迷ってその中で一番最初結婚という言葉を使った女性結婚した。今ではうまくいっている。

今はもうデリヘルもペイターズも使っていない。

ただ結婚する二年前くらいに金で買うことを覚えて二年くらい遊んで結婚たかったなと思っている。半年くらいしか遊べなかったので。

でもまぁいいかなと思う。

てことで婚活に悩んでいる諸君はペイターズをやればいいと思うよ。O-net の初期費用があれば無限にあそべる。

Permalink |記事への反応(0) | 22:13

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2024-03-20

anond:20240320183101

何々大卒かい大学名で区別されるような学歴はない

いや、あるだろ。むしろそれこそが日本でいう一般的学歴。正確には学校歴だが。

中卒、高卒大卒修士博士、というのはまぎれもない学歴なんだから

それはそうだが、流通経済大学修士号を取っても一般的には東大法学部卒より高学歴とは評価されない。

Permalink |記事への反応(0) | 23:18

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