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2025-10-21

数学の分類はこんな感じか

フェミニズムの分類が多すぎると聞いて

anond:20251020210124

0. 基礎・横断

集合論

公理集合論(ZFC, ZF, GCH, 大きな基数)

記述集合論(Borel階層, Projective階層, 汎加法族)

強制法フォーシング),相対的一致・独立

理論理学

述語論理(完全性定理,コンパクト性)

モデル理論(型空間, o-極小, NIP, ステーブル理論

証明論(序数解析,カット除去,直観主義論理

再帰理論/計算可能性(チューリング度, 0′, 相対計算可能性)

圏論

関手自然変換, 極限/余極限

加群圏,アーベル圏,三角圏,派生

トポス論,モナド,アジュンクション

数学基礎論哲学

構成主義,直観主義,ユニバース問題,ホモトピー型理論(HoTT)

1.代数学

群論

組み合わせ群論(表示, 小石定理,自由群)

代数群/リー群表現, Cartan分解,ルート系)

幾何群論ハイパーリック群, Cayleyグラフ

環論

可換環論(イデアル,局所化,次元理論, 完備化)

可換環アルティン環, ヘルシュタイン環, 環上加群

体論・ガロア理論

体拡大, 分解体,代数独立, 有限体

表現

群・リー代数表現(最高ウェイト,カズダン–ルスティグ)

既約表現,調和解析との関連,指標

ホモロジー代数

射影/入射解像度, Ext・Tor,派生関手

K-理論

アルバースカルーア理論, トポロジカルK, 高次K

線形代数

ジョルダン標準形,特異値分解,クリフォード代数

計算代数

Gröbner基底,多項式時間アルゴリズム,計算群論

2. 数論

初等数論(合同, 既約性判定,二次剰余)

代数的数論(代数体, 整環,イデアル類群,局所体)

解析数論(ゼータ/ L-関数,素数定理,サークル法, 篩法)

p進数論(p進解析, Iwasawa理論, Hodge–Tate)

算術幾何楕円曲線, モジュラー形式,代数多様体の高さ)

超越論(リンマンヴァイエルシュトラス, ベーカー理論

計算数論(楕円曲線法,AKS素数判定, 格子法)

3. 解析

実解析

測度論・ルベーグ積分, 凸解析,幾何的測度論

複素解析

変数リーマン面, 留数, 近似定理

変数(Hartogs現象, 凸性, severalcomplex variables)

関数解析

バナッハ/ヒルベルト空間,スペクトル理論, C*代数, von Neumann代数

調和解析

フーリエ解析,Littlewood–Paley理論, 擬微分作用素

確率解析

マルチンゲール,伊藤積分, SDE,ギルサノフ, 反射原理

実関数論/特殊関数

ベッセル, 超幾何,直交多項式, Rieszポテンシャル

4.微分方程式力学系

常微分方程式(ODE)

安定性,分岐, 正準系,可積分系

偏微分方程式(PDE)

楕円型(正則性,変分法, 最小曲面)

放物型(熱方程式, 最大原理, Harnack)

双曲型(波動, 伝播, 散乱理論

非線形PDE(Navier–Stokes, NLS, KdV, Allen–Cahn)

幾何解析

リッチ流, 平均曲率流,ヤンミルズ,モノポールインスタント

力学系

エルゴード理論(Birkhoff, Pesin),カオス, シンボリック力学

ハミルトン力学,KAM理論,トーラス崩壊

5.幾何学・トポロジー

位相幾何

点集合位相,ホモトピーホモロジー, 基本群,スペクトル系列

幾何トポロジー

3次元多様体幾何化, 結び目理論,写像類群)

4次元トポロジー(Donaldson/Seiberg–Witten理論

微分幾何

リーマン幾何(曲率,比較幾何,有界幾何

シンプレクティック幾何(モーメント写像, Floer理論

複素/ケーラー幾何(Calabi–Yau, Hodge理論

代数幾何

スキーム, 層・層係数コホモロジー, 変形理論, モジュライ空間

有理幾何(MMP, Fano/一般型,代数曲線/曲面)

離散幾何・凸幾何

多面体, Helly/Carathéodory,幾何極値問題

6.組合せ論

極値組合せ論(Turán型, 正則性補題

ランダムグラフ/確率方法(Erdős–Rényi, nibble法)

加法組合せ論(Freiman, サムセット, Gowersノルム)

グラフ理論

彩色,マッチング,マイナー理論(Robertson–Seymour)

スペクトルグラフ理論,拡張グラフ

組合設計ブロック設計, フィッシャーの不等式)

列・順序・格子(部分順序集合, モビウス反転)

7.確率統計

確率論(純粋

測度確率, 極限定理, Lévy過程, Markov過程, 大偏差

統計

数理統計推定, 検定, 漸近理論,EM/MD/ベイズ

ベイズ統計MCMC, 変分推論, 事前分布理論

多変量解析(主成分, 因子,判別,正則化

ノンパラメトリックカーネル法, スプライン,ブーストラップ

実験計画/サーベイ,因果推論(IV,PS,DiD,SCM

時系列(ARIMA,状態空間, Kalman/粒子フィルタ

確率最適化/学習理論

PAC/VC理論,一般境界,統計学習

バンディット,オンライン学習,サンプル複雑度

8.最適化オペレーションリサーチ(OR)

凸最適化

二次計画, 円錐計画(SOCP,SDP),双対性,KKT

凸最適化

多峰性, 一階/二階法, 低ランク,幾何的解析

離散最適化

整数計画,ネットワークフロー, マトロイド, 近似アルゴリズム

確率的/ロバスト最適化

チャンス制約,分布ロバスト,サンプル平均近似

スケジューリング/在庫/待ち行列

Little法則, 重み付き遅延, M/M/1, Jackson網

ゲーム理論

ナッシュ均衡,進化ゲーム,メカニズムデザイン

9. 数値解析・計算数学科学計算

数値線形代数(反復法,直交化, プリコンディショニング)

常微分方程式の数値解法(Runge–Kutta,構造保存)

PDE数値(有限要素/差分/体積,マルチグリッド

誤差解析・条件数,区間演算,随伴

高性能計算HPC)(並列アルゴリズム,スパー行列

シンボリック計算(CAS,代数的簡約, 決定手続き

10.情報計算暗号(数理情報

情報理論

エントロピー,符号化(誤り訂正, LDPC,Polar), レート歪み

暗号理論

公開鍵RSA,楕円曲線, LWE/格子),証明可能安全性,MPC/ゼロ知識

計算複雑性

P vsNP,ランダム化・通信・回路複雑性,PCP

アルゴリズム理論

近似・オンライン確率的,幾何アルゴリズム

機械学習の数理

カーネル法, 低次元構造, 最適輸送, 生成モデル理論

11. 数理物理

古典/量子力学の厳密理論

C*代数量子論, 散乱, 量子確率

量子場の数理

くりこみ群,構成的QFT, 共形場理論CFT

統計力学の数理

相転移, くりこみ, Ising/Potts, 大偏差

可積分系

逆散乱法,ソリトン, 量子可積分モデル

理論幾何

鏡映対称性,Gromov–Witten, トポロジカル弦

12.生命科学医学社会科学への応用数学

数理生物学

集団動態,進化ゲーム, 反応拡散,系統樹推定

数理神経科学

スパイキングモデル,ネットワーク同期, 神経場方程式

疫学感染症数理

SIR系,推定制御, 非均質ネットワーク

計量経済金融工学

裁定,確率ボラ,リスク測度, 最適ヘッジ, 高頻度データ

社会ネットワーク科学

拡散, 影響最大化,コミュニティ検出

13.シグナル・画像データ科学

信号処理

時間周波数解析,スパー表現,圧縮センシング

画像処理/幾何処理

変動正則化, PDE法, 最適輸送, 形状解析

データ解析

多様体学習,次元削減, トポロジカルデータ解析(TDA

統計機械学習回帰/分類/生成,正則化, 汎化境界

14.教育歴史方法

数学教育学(カリキュラム設計, 誤概念研究,証明教育

数学史(分野別史,人物研究,原典講読)

計算支援定理証明

形式数学(Lean,Coq, Isabelle), SMT,自動定理証明

科学哲学数学実在論/構成主義,証明発見心理

Permalink |記事への反応(0) | 10:29

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2025-10-02

anond:20251001142227

ぶっちゃけ日本IT技術者のレベルが元々低いだけ」論、読んだけど、雑に日本叩き→雑に海外持ち上げの“気持ちよさ”に全振りしてて、論としては穴だらけだよ。順に潰す。

  

1)比較の軸がぐちゃぐちゃ問題

あなたの主張、国×時代×指標が毎段落で入れ替わってる。

ある段では「発明(基礎技術)」、次は「産業規模(GDP寄与)」、その次は「起業件数制度)」、さらに「一般人知名度文化)」を指標にしてる。

指標が動けば結論も動く。これ、移動ゴールポストね。

イランアメリカ並みのITインフラ」って“並み”の定義は?普及率?帯域?可用性?クラウド事業者選択肢?輸出管理の制約?定義不在の形容詞議論の死因。

  

2) 「2008年以降に発明がない」→定義すり替え

発明”って規格?論文OSS製品?この区別曖昧にして「思い浮かばない=ない」をやるのは主観事実化。

反例を淡々と置く(全部2010年代以降の「世界で通る」技術・成果):

インターネット標準の中枢

HTTP/3 / QUIC系仕様・QPACKの主要貢献者のひとりは日本エンジニア(例:Kazuho Oku)。IETFRFCはまさに“世界標準”。「世界通用」どころか世界の土台。

深層学習実用基盤

Chainer / CuPy(Preferred Networks)は動的計算グラフフレームワークの先行例。PyTorch隆盛の流れに技術的影響を与えた。CuPyはいまも広く使われてる。

産業を支える半導体×ソフトの複合領域

ソニーCMOSイメージセンサ世界シェア筆頭。これは“ハード”に見えて、設計製造信号処理ツール群までソフトの塊。スマホカメラ品質AI前処理の土台。

大規模分散配信実装

日本人が中心メンテに関与した高性能HTTPサーバH2O等)はCDNや低レイテンシ配信採用例多数。

ロボティクス/製造DX

産業ロボットFANUC安川)周辺の制御通信ツールチェーンは世界現場で常用。表に出にくいB2B領域は“見えないだけ”。

LINEが~」みたいなB2Cの派手さだけが発明”じゃない。基盤を握るのは地味仕事あなたが気づかない=存在しない、ではない。

  

3) 「一般人が知ってた技術」を物差しにする誤り

Winny一太郎CD-ROMMIDIを“国民知名度”で持ち上げて、以後は「思い浮かばない」って、知名度技術力の誤用

2000年代以降、ITは不可視化クラウドプロトコルライブラリ半導体サプライチェーン)へシフト。見えないところほど難しくなった。派手なガジェットが減ったかレベル低下、ではない。

  

4) 「C言語嫌い=低レベル」論の短絡

問題領域言語は変える。Webは「5歳児でも」動かせる?今のWebは、

CD/CIIaCK8s、SRE、ゼロトラスト分散トレーシング暗号化フロントの再レンダリング戦略……

これらを運用で落とさないのが本番。Cが偉い/Webが軽い、は90年代教養で止まってる。

  

5) 「許認可が厳しい国ほどIT強国」って本気?

起業に国の試験?それ、フィルタにはなるけどイノベーション十分条件じゃない。

厳格許認可=「基礎がわかる経営者」ではなく、官許ビジネス忖度の温床にもなる。
起業件数6,500社って、定義登記区分/国策インキュベーションの延べ数)次第でいくらでも膨らむ。数字は分母と定義を見てから

  

6) 「トップダウン国家が正しい」論の危険単純化

トップダウン国家プロジェクトやインフラ敷設には強い。しかし、

検閲・輸出規制外資退出リスクが高いと国際的エコシステム痩せる
ボトムアップOSS文化標準化活動多様性越境が命。これは民主的開放的ガバナンスに寄る。

分野で強弱は揺れる。制度の一軸で「勝ち負け」を断ずるのは幼い。

  

7) 「北朝鮮フィンテックで負けてる」=カテゴリーエラー

それ、犯罪としてのサイバー強盗の話でしょ。規制準拠金融基盤と国ぐるみハッキングを同じ土俵で比べるのは、

「百メートル走で銃使えば最速」って言ってるのと同じ。比較土俵設定から破綻

  

8)産業構造の話を“エンジニア能力”に押し付ける雑さ

日本ITが伸び悩んだ要因は複合要因:内需構造調達多重下請け英語コミュニケーションストック報酬の弱さ、エクイティ文化大学産業距離IPO市場の質、人口動態、為替

これを全部「技術者のレベル低い」で片付けると、説明力を失う。制度資本設計問題制度資本で解くのが筋。

  

9) 「じゃあ日本は何で勝ってるの?」に答える

インターネット標準・高速配信HTTP/2/3実装仕様貢献、超低遅延配信
半導体×光学×AI前処理:CMOSイメージセンサ周辺のHW/SW統合世界スマホ車載の目。
ロボットFA制御安全規格・現場統合は“地味に”世界標準。
数値計算/機械学習基盤:CuPyや各種最適化ツール学術産業で常用。
モバイル網の仮想化オープン化:Open RAN系の実証事業化で世界選択肢を増やした。

「勝ってる」を“B2Cバズるアプリ”だけに限定するから見落とす。

  

10) まとめ:感情理解する、でもロジックは直そう

主観の羅列と定義曖昧さで「結論ありき」。
2000年代後半以降の日本IT問題だらけだった——それはそう。でも「技術者のレベルが低いだけ」は説明になってないし、反例が普通にある。
正しくは、制度資本需要言語標準化への投資が薄い領域可視的なB2C成功が少ない。一方で不可視の基盤では普通に世界を支えてる。

  

最後に一個だけ。

「“思い浮かばない”から存在しない」はあなた検索能力問題であって、世界事実ではない。

そこを直さないと、次の10年も気持ちよく叩いて終わりだよ。

Permalink |記事への反応(3) | 00:27

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2025-03-10

anond:20250309234740

その要約は誤りだよ。

そのロジックだと辛味を感じない生物(の方が多い)は口の中で痛みを感じないってことになってしまう。あるいは舌以外のカプサイシン受容体からも辛味を感じることになってしまう。

鼓膜以外が振動を感知しても聴覚と呼ばない。

センサーが何に反応するかとセンサーから出た信号をどう処理するかは別レイヤーの話で、味覚は信号処理の問題よ。

Permalink |記事への反応(0) | 00:19

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2025-02-11

anond:20250211232803

なん・・・だと・・・

今まで勘違いしていた・・・

ChatGPTより

一般的PCキーボードは、各キーが「押されているか否か」という二値(オン/オフ)の状態を検出してコンピュータに伝えるため、デジタル入力装置です。

一方、従来のタイプライターは、キーを押すとその物理的な機構が直接印字部分を駆動して紙に文字を打つ仕組みになっており、電気的な信号処理を行わないため、厳密に「デジタル」とは言えません。

まり一般的意味ではタイプライター機械式(広い意味デジタルではなくアナログに近い)装置と考えられます

なお、近年では電子回路マイコンを用いた「電子タイプライター」など、従来のタイプライターとは異なる仕組みを持つものもありますが、ここでの話は伝統的なタイプライターを指しています

Permalink |記事への反応(0) | 23:32

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2025-01-29

2029年地球文明から人類メッセージが届く?科学者も期待をかけ

以下の記事について.

2029年地球文明から人類メッセージが届く?科学者も期待をかける「白色矮星付近からの返信」

https://web-mu.jp/paranormal/52364/

宇宙人がいたとして,本当に1973年に送った電波宇宙人が受信できて,その返信を地球人が受信できるのか.疑問だったのでChatGPTさんに聞いてみた.

1973年NASA探査機パイオニア10号に向けて送信した無線信号は、その先にある恒星系へも届くはずである。仮にこれらの星の知的生命体が、その無線信号を受信しようとしたとき、どのくらいの規模、感度のアンテナ信号復元能力必要か?地球技術で、同じ距離から送られてきた無線信号を受信する技術・機材はあるか?


以下では、「1973年NASAパイオニア10号に向けて送信した電波(指令信号やテレメトリ送信)」が、さらにその先の恒星系へ到達した場合に、それを受信しようとする知的生命体に必要アンテナ規模や受信感度、そして同等の距離から電波地球側が受信可能かどうか、という観点で概説します。実際には正確な数値は周波数帯や送信電力、信号処理方法など多くの要素に依存しますが、ここでは概略のイメージを示します。

1.パイオニア10号に指令を送信した当時の地球側の送信スペック

送信周波数帯:パイオニア10号との通信はS帯(約2GHz前後)で行われていました。

送信電力: 数kW程度の送信機を地上局が使用(厳密には指向性が高く実効的な放射電力(EIRP)はさらに大きい)。

地上局アンテナ:NASAの深宇宙通信網(DSN)では直径64m級(当時)のパラボラアンテナなどが用いられた。

距離:1973年当時、パイオニア10号は数AUから十数AUほど離れた位置木星軌道付近木星フライバイ後)に存在していた。

しかし、この通信信号は当然、宇宙空間光速拡散していきます。そのため、さらに何十光年・何百光年先にある恒星系にも到達「はする」ことになります。ただし距離が大きくなるにつれ、電波強度は 1/𝑟^2 で減衰していきます

2. 数十光年先での信号強度と受信に必要な規模

2.1距離による電力密度の減衰

たとえば10光年(約10^17 m)先での電波強度は、1AU(約1.5×10^11 m)での強度に比べて

(1AU /10光年)^2

だけ減衰します。1光年は約6.3×10^4AUなので、10光年なら約6.3×10^5AU。そこから

(6.3x10^5)^2≈2.5×10^(-12)

と、10光年先では1天文単位あたりの強度の10^-12程度にしかなりません(実際にはさらに詳細なアンテナ利得・指向性などが絡むのでオーダーで見ています)。

2.2必要となるアンテナ口径の概算

地球Deep SpaceNetwork(DSN)では、数十AU~数百AU程度先の探査機Voyagerなど)からの微弱な信号を受信しています。これは探査機送信電力が数W~20W程度、周波数帯はやや上のX帯(約8GHz)あるいはKa帯(30GHz)などを使いつつ、高利得アンテナで地上局が受信を行い、さらに超狭帯域で信号処理をしているからです。

しかし「数十光年」のスケールは「数十AU」の1万倍以上離れており、電波強度は数十AU場合の(1万)^2 =10^8分の1(10^8倍減衰)よりもはるかに弱くなります。実際は1光年=約63,000AUですから、たとえば50光年先だと

63,000(AU/光年)×50≈3.15×10^6AU

で、数十AUと比べると何万~何十万倍も遠いオーダーになります。よって通常のDSN相当のサイズ(直径 70mクラス)では、とても検出困難と考えられます

もし「同じS帯の数kW送信・70m受信機」という想定で数十~数百光年から信号を捉えるには、以下のいずれか、あるいは複数組合せが必要になります

はるか大口径の単一アンテナを用いる

km級、あるいはそれ以上の直径が必要になる可能性がある。現実的には困難。

巨大な電波干渉計(アレイ)で有効口径を拡大

数十~数百~数千ものパラボラアンテナ地球規模・あるいは月や宇宙空間をも巻き込む形で電波干渉計として合成し、膨大な合成口径を得る。将来的なSKA(スクエアキロメートルアレイ)などの拡張構想に近い。

非常に狭帯域に絞った信号処理、長時間積分を行う

信号わずかでもバンド幅を極端に狭くすればS/Nは向上する。狭帯域SETI観測のように、Hzオーダー・mHzオーダーまで絞って長時間積分する、など高度なデジタル信号処理を駆使する。

もともとの送信側が極端に高出力・高利得アンテナ指向性を絞って送信する

受信側の負担を減らすには送信電力や指向性ゲインを桁違いに高める必要がある(大電ビーム送信)。

実際に未知の星間通信を成立させるには、上記のように「超高性能アンテナ」+「超狭帯域処理」+「相当の送信電力」という組合せが必要になります

3.地球側の技術で“同じ距離から信号を受信できるか

結論としては、「今の地球技術でも理論的には可能」ですが、「実用的な設備規模」や「膨大な観測時間信号処理」が必要です。たとえば以下のような状況が考えられます

SKAなど超大型電波干渉計での観測

たとえ非常に微弱な信号でも、周波数を極端に限定し、長時間データ積分(平均化)することでノイズを下げ、S/N比を稼ぐ手法がすでに行われていますSETI研究では、広範囲周波数を走査しながら狭帯域の人工信号らしきものを探索する手法がありますが、それをさらに極端化して、特定周波数を狙って超狭帯域・長時間積分すれば、送信電力が小さくとも検出の可能性は上がります

現実的制限

星間ガスや散乱などによる減衰は、電波周波数によっては大きくなる場合があります。また、地球大気や地上環境雑音(人工衛星レーダーなど)の影響も無視できません。さらに「どの星方向を狙うか」「どの周波数帯で通信しているかからない」という問題もあり、実際に「地球既存装置キャッチしよう」とするには、相当の観測リソース必要になります

4. まとめ

数十~数百光年先でパイオニア10号への指令電波を受信するためには、非常に大口径のアンテナや、巨大アレイ電波干渉計)、狭帯域観測・長時間積分などが必要となる。いわゆるパワーやアンテナゲイン、受信系の超高性能化なしでは、通常のDSNクラス設備ではほぼ検出不能なほど弱い信号になる。

地球側が“同等の距離から飛んでくる電信号を検出できるかどうか

理論的には、超狭帯域・長時間積分を組み合わせれば、今ある技術の延長でも検出可能可能性がある。

ただし巨大施設(たとえばSKA等)のように大規模なアンテナアレイと高度な信号処理を組み合わせることが前提になる。現行の設備でも「SETIレベルの狭帯域探索」は可能だが、何十光年も先に存在する非常に弱い信号特定周波数で捉えるには、相当の工夫と時間必要である

まり、「1973年NASA送信した電波理論上は恒星間を伝播し、もし受信する文明があれば捉えられるはずだが、実用上はかなり大規模・高感度な設備を要する」というのが結論です。また、同様に地球側も「もし相手側が数十光年から似たような出力で信号を送ってきた場合には、非常に狭帯域で長時間積分するなどの先端的な技術を駆使すれば、ギリギリ検出の可能性はある」ということになります

Permalink |記事への反応(0) | 12:47

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2024-12-24

anond:20241223123755

巻き込まれてる側面もあるけど、信号処理理論理解できないと信号処理関係ソースコードが読めない人種というのが意外といる。

そして、信号処理理論簡単ものでも高校数学をある程度理解してる前提で書かれてる。

から数学知識はいるんだよ。

あと、コンパイラーとかセグメント木あたりに手を出すとわかるけど、モナドとかオートマトンとか数学由来の訳の分からん単語あほみたいに出てくる。

かといってここら辺はライブラリーライセンス関係で使えなかったり、ライブラリーを使えたとしても、ライブラリーだとパフォーマンスを追求するうえで手がとどかないみたいなことが割とあって…

つい最近

B+Treeキーバカまじめに更新してると「さくさくエディター」並みの速度を出せないなあ…

かといって色々調べても難しいなあ…

モナドって何?

みたいなことがつい最近起きたばかりだ

Permalink |記事への反応(0) | 12:45

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2024-12-23

https://ufcpp.net/study/sp/

信号処理

(Last updated:2007/03/24)

フーリエ変換や Z 変換など、ディジタル信号処理で使う基本的事柄について説明します。

ある人がエンジニアにはなるには数学知識がいるといっていたが、信号処理はそのいい例か。

ここの解説は割と数学解説がちらほらあって、逃げたくても逃げれない。

から、これからプログラマーになろうと考えている人は高校数学IIICまでちゃん勉強しろよ。

ただ、受験数学でおなじみの難しい問題は解けなくても構わない。

通信制高校でおなじみの比較的やさしめな教科書問題が全部解ければ、それで十分だ。

というよりこの手の優しい問題脳死で解けるようになるまで練習しろと言ったほうが正しい。

Permalink |記事への反応(1) | 12:31

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2023-08-27

生成AI勉強する気がおきない

仕事始めた頃は機械学習とか信号処理とかよく勉強してたけど、生成AIみたいなぽっとでの俺より若い技術を真面目に勉強するのが何かしゃく

Permalink |記事への反応(2) | 09:54

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2023-05-04

anond:20230503191906

かに電気回路電磁気学電子回路信号処理電気大学でやることが一通り出てくるからすごくいい教材と思う。

Permalink |記事への反応(0) | 18:35

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2023-04-24

所沢関係ないやんanond:20230424145741

長谷川 りな 

1993年8月12日大阪まれ。食べることが大好き。

ガチャピンに似ているとよく言われます

人生テーマは「社会貢献」。

2009年(平成21年) 天王寺高等学校理数科入学

2012年(平成24年) 天王寺高等学校理数科卒業

2013年(平成25年) 関西大学システム理工学部電気電子情報工学入学

2016年(平成28年) 夏季休暇に中原大学(台湾)に滞在、ELTICOM*において

         BestPaper Awardを受賞

2017年(平成29年) 関西大学システム理工学部電気電子情報工学卒業

2017年(平成29年) 関西大学大学理工学研究科特待入学

2017年(平成29年) IEICE信号処理研究会賞を受賞

2018年(平成30年) 南洋理工大学(シンガポール)に滞在、共同研究

         研究成果は音響分野のトップジャーナル

         Journal of the AcousticalSociety of Americaに採録

2019年(令和元年) 関西大学大学理工学研究科コース首席卒業

2019年(令和元年) 日本光電工業株式会社(医療機器メーカー)入社(技術職)

2022年(令和4年)  日本光電工業株式会社退社

2023年(令和5年)  所沢の市政に挑戦!!

ELTICOM: TheInternational Conferenceon Electrical, Telecommunication andComputer Engineering

学生時代は、母子家庭ということもあり貧乏学生だったので、いろんなバイトを掛け持ちしていました。塾講師パチンコホールスタッフリサイクルショップ野外フェスでの日本酒の売り子などなど・・・高校時代から大変なことが続きましたが、人に恵まれてここまでやってこれました。特に高校大学時代の友人、研究室の先生バイト先のオーナー店長には感謝してもしきれません。家庭の事情により、実家ない私ですが、所沢はそんな私を受け入れてくれる街です。

Permalink |記事への反応(0) | 15:04

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2023-04-10

anond:20230410151221

せやねん……。

マイコン工作キットで簡単なもん作ってみよう、ぐらいしかないんやよな。システム系なら簡単業務で使うのと同じ環境構築できるけど、組み込みはそれまず無理やからな。

うちの場合オンラインネットワークじゃなくて生産ライン上という意味検査装置やけど、その為には信号処理ボード必要で、こいつはエミュレートできんのだよあ…。

ああでも、Labview とか使えるとでかいかもわからん

Permalink |記事への反応(0) | 15:39

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2022-12-13

anond:20221213010334

ディープラーニングネイティブと古い信号処理屋の断絶に近いものを感じる

Permalink |記事への反応(0) | 01:13

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2021-12-12

大学で習ったこ

制御工学

最適化線形計画法

信号処理

情報理論

画像処理

アルゴリズム

オートマトン

AI(GOFAI)

遺伝的アルゴリズム

ニューラルネットワーク

統計

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プロジェクトマネジメント

強そうなんだけどなー。

内容が薄くて、実験もなかったからなー。

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2021-11-23

東大進振りのしくじり

私が進振りでしくじった時の経緯と反省を残しておく。

いろいろしくじってきたが、その後のことも考えると、人生で一番大きなしくじりだったと思う。

未来東大生進振りで悩んだ時に役に立ってくれると嬉しい。

進振り選択まで

東大では2年前期に、所属学科を決める進振りがある。

当初情報系での進学を考えていた。候補として、

検討していた。

コンピュータ人工知能に関心があったということが候補を選んだ理由だった。

当時、LinuxFirefoxなどのオープンソース活動に興味を持っていた。

また、脳科学認知科学人工知能など人間の知能に関する分野にも興味を持っていた。

進学先検討

理学部情報学科についてガイダンスを受けた際、

研究分野としてはOSコンパイラなどのコンピュータの基礎研究という印象を受け、

工学の方が自分の嗜好に近いと考えて工学部学科検討することにした。

工学部機械情報学科はロボティクスを中心とした情報を扱っていて、

ロボットハードウェアへの興味が低かったこから優先順位を下げた。

そして、

候補として考えた。

この2つの学科ではシステム工学を扱っていた。

当時、システム創成学科現在の精密工学科が合併しており、

機械系のカリキュラム研究も含まれていて、2つの学科が扱っている分野が共通していた。

違いとしては、システム情報工学では応用物理系の内容を中心に扱い、

知能社会システムでは機械から社会工学経済工学まで扱っているという違いがあった。

定理

そして、次の理由から知能社会システムコース候補として考えた。

私は教養学部での講義からゲーム理論シェリングの分居モデルなどの話題に触れ、

また、当時行動経済学経済への物理学の応用などの書籍を読み社会科学系にも興味を持っていた。

人工知能マルチエージェント進化計算などの複雑系にも興味を持っていた。

また、自分の関心がある講義が他学科にも分散していたこから

講義を取りやすいことも良いと考え、自立して科目を選択できると考えた。

また、製造業や電器メーカーの不調から従来の工学学科に進んでよいのかと悩んでいた。

できて数年の学科だということで新しいことができるのではないかと無根拠に考えていた。

そうして工学部システム創成学科知能社会システムコースに進むことにした。

進学先での失敗

そうして、システム創成学科知能社会システムコース(PSI)に進学したが、

思うようにはいかなかった。

講義

幅広い分野を扱いつつ、講義数が少ないということで全体的に内容が薄く、未消化気味だった。

また、講義間の関連性が薄く、体系的に学べることが少なかった。

などの工学の基礎となりうることは扱うのだが、基礎に留まっていた。

また、講義を受けてのレポートが中心で理工学の演習は少なかった。

工学部から機械電気ではなくても理数系を基礎として扱うのだろうと考えていたが、

予想とは違い少なかった。

統計理工系でも社会系でも重要ものからもっと力を入れて欲しいと思う。

実習

いわゆる工学部での実験のようなものではなく、

プロジェクトを進めるという形で行うものであった。

そのため、ディスカッションプレゼンテーションなどの機会があったが、

工学部での実験を求めている人には合わなかったと思う。

上記で述べた工学的な内容を実践する機会は少なかった。

同級生

幅広い分野を扱っているということもあり、学生層が広かった。

その分、興味が合いそうな同級生を見つけにくかった。

カリキュラムが少ない分、就職活動を頑張って学部外資などに就職しようという

学生も多かった。

全員が全員そうだということはなく、修士も進むことを考えている学生もいた。

学科聴講

学科聴講は思ったよりもできなかった。

受けたいと思った講義時間が被っていたり、前提知識が不足していたりして、受講が難しい場合があった。

学科での講義に関心が持てず、モチベーションが下がっていたということもあった。

進振り時点では自分モチベーション過大評価していた。

研究

研究室には学部3年後期に配属される。カリキュラムの少ない分をそこで補う想定らしい。

しかし、私が所属していた研究室では、学部就職する学生が多く、

大学から院生ポスドクが中心であまり教育が受けられなかった。

大学

システム創成は機械情報学科計数工学科と違い、情報理工学研究科ではない。

進振り時点ではそこまで差を考えていなかったが、講義の内容やPCなどの設備が違っていた。

大学院でより専門性を高めたいと考えて情報理工学研究科に進んだが、

実力の不足から、大した実績を上げることができなかった。

学部では幅広い内容を身に着けて、大学院で専門性を高めるということを考えていたが、

学部での専門性を補うことは十分に準備しないと難しかった。

他の研究室に進学するならば、その研究室と密に連絡を取って、院進学前から

必要勉強研究計画作成をしないと、講義就活研究必要時間が取れなくなる。

このようなことから大学院では成果を出せず、就職活動もあまりうまくいかなかった。

反省

初めての意思決定での失敗

振り返ると、それまでの人生で初めて大きな意思決定をする機会だったが、そのことを十分に認識できていなかった。

取捨選択するということができず、幅広いカリキュラムがあるということから選択肢がありそうな道を選んでしまった。

安易に考えず、具体的にメリットデメリットを書き出して、検討すべきだった。

それまでどれかができるということではなく、どれもできるようになろうとしてきたことがあり、

専門性を持つことから逃げてしまっていた。

立花隆さんの影響を受けていて、文理ともに学ぶことに憧れていたが、

その難しさを分かっていなかった。

意思決定をするために必要情報を集めて、裏を取るということができていなかった。

同級生サークルの先輩ともっと相談するべきだった。

まあ、サークル工学部の先輩がほぼいないという事情もあった。(普通工学部は忙しいからな。)

進振り後の2年後期の学生相談するのがよかっただろう。

もう少し聞けていれば、進学先を再検討していたと思う。

進むべきだった学科

自分が目指すような幅広い分野を学ぶということを行うのであれば、基礎を幅広く身に着けることを

念頭において進学先を選ぶべきであった。

そう考えると、情報学科計数工学科に進むことを考えるべきだったと思う。

理学部情報学科については小中高からプログラミングを扱っている人が多いと聞いていて気遅れしていた面もあった。

独学で学ぶようにはしていたが、学科に進学した方が教育同級生など成長できる機会は多かった。

学部情報系の基礎を身に着けて、大学院で応用に広げることも十分考えられたが、当時はその想定ができなかった。

あと、当時情報学科電子情報学科進振りの最低点(底点)が非常に低く、避けた方がよいかなと思っていたところもあった。

進振りで高い点のところを目指していたわけではないが、つい点数に左右されてしまった。

やりたかたこ

今の機械学習やディープラーニング自分が当初やりたかたことに非常に近かった。

大学院でそちらに進もうとしたが、実力不足から挫折してしまった。

情報学科計数工学科に進学していれば、その分野に進むチャンスが大きかったと思う。

教養学部時代自分がやりたいことについて、教授相談したり、一般書籍ではなく学会誌を読むなどしていれば、

進路を明確に決めて、進振りでの失敗も避けられたのではないかと思う。

進振りでは点が足りなくて進学できなくて失敗したという話を良く聞くが、

これは進学先の選択を誤ったという話である。その分、あの時選んでいればという後悔が大きい。

最期

システム創成について

システム創成について、自分の失敗から悪い面ばかり記載してしまった。

この文章システム創成の悪い面を書くことが目的ではなく、

私の進振りのしくじりを具体的に書くことで何か参考になればということで書いたものである

自由度が高い分、自分計画を立てて行動できる人にとっては良い面もあると思う。

私自身は進路・キャリアを良く決めないまま進学してしまったため、うまくいかなかった。

など学科の色がはっきりしてきて、その方面に目指す人にとっては良い学科と思う。

(カリキュラムはあまり変わっていないらしいという話も聞くが。)

進振りに失敗したと思っている学生

若い大学生がこれから失敗しないようにということで書いたが、

進振り失敗しても、人生の失敗だと思わず頑張って欲しい。

転科や降年して他学科に進む手段もある。

失敗したと思っても、将来どうなるかは分からない。

現に情報学科過去は非常に底点が低かったが、今は高騰している。

システム創成ではないが、大学院で他分野に進んで研究者として業績を上げている知り合いもいるので、

まり後悔せず、前を向いて進んで欲しい。

Permalink |記事への反応(0) | 00:35

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2021-10-10

情報工学ではない工学用のソフト勉強方法がわからない

ネットだとWeb系などの情報工学が多く、それ以外の工学に使えるソフト開発というのが全然探せない。

AIなどの画像処理話題になるけど、歯車が欠けてるとか、線と線の角度検出とか、そういうは話題にならない。知ってて当たり前なのか?

信号処理だと、ウェーブレット、PCA辺りで止まってしまっている。

PythonやJuliaとか、言語情報はたくさんあるが、知りたいのは別なんだよなーと思いながらネット彷徨っている。

Permalink |記事への反応(1) | 15:29

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2021-10-05

anond:20211005233037

>いやだから既存ソナー信号処理アルゴリズム機械学習ディープラーニングが使われてないとでも思ってるのか?

既存ソナー信号処理アルゴリズムAI機械学習ディープラーニング)が使われていることと、船乗り作業AI代替される(結果、将来性が無い)ってのは、全然違う話でない?

 

そもそも現代機械学習ディープラーニングがやってるのは「機械化」や「自動化」でしかないぞ。もしかしてSFみたいな意思を持った人工知能みたいなもんが既にできてると思ってるのか?

そもそも論でいうなら、ワイは最初から船乗り作業代替できるAI』の詳細を知りたいだけやで。

機械化や自動化が進んだ現在船舶でも船員が作業している以上、それは何かしら人である理由があると思うんやけど。

Permalink |記事への反応(1) | 23:47

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anond:20211005232211

自分は、機械学習ディープランニングにより実現する判定処理や出力って定義AIという単語を使ってたわ。

いやだから既存ソナー信号処理アルゴリズム機械学習ディープラーニングが使われてないとでも思ってるのか?

そもそも現代機械学習ディープラーニングがやってるのは「機械化」や「自動化」でしかないぞ。もしかしてSFみたいな意思を持った人工知能みたいなもんが既にできてると思ってるのか?

Permalink |記事への反応(1) | 23:30

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2021-07-10

ゲーム開発者になりたい学生さん

ゲーム業界プログラマーとしてやっている身から考えを書いてみる。

「私のフォロワーの方にはクリエイターゲーム関係の方がたくさんいらっしゃると思います。皆様の意見を聞かせていただきたいです。」

https://twitter.com/gamemakerdiary/status/1413185724849954817

最初に考えるべきは、ゲーム作りの何をやりたいのか、だ。

ゲーム会社経理や人事でも、好きなゲームに関わっているということで満足する人もいる。

小規模なゲームをひとりで全部作りたいのか、中規模以上のゲームのどこかを担当したいのかくらいは考えておくべき。

次は専門職シナリオグラフィック作曲といった専門の教育を受けてないと手も足も出ない分野。

これも解像度を上げると、コンセプトアートキャラデザインムービーモデリングライティングUIデザイン、録音、効果音などなど無数に分類される。

でもまあ、プログラマーひとつ花形なので憧れる人も多い。

ゲーム会社特にコンシューマゲームプログラマーとしてやっていくなら、学生時代に身につけている言語環境よりも、「大規模なものや複雑なものを怖れず学ぶ」資質大事だと個人的には思っている。

ゲーム開発は、ゲームエンジンやフレームワークライブラリAPIを多用する。それもネット検索してもまったく情報がない独自のものだったりする。

そもそもゲーム機はOS自体普通と違うし。ビルド使用するツールチェーンもかなり複雑になっていることが多い。

簡単な例でいうと、Visual Studioよりもテキストエディタの方がシンプルで使いやすいと思うタイプは要注意だ。

複雑でも多くの人に支持されているツールは何か良いことがあるはず、と思ってVisual Studioを使いこなす気持ちを持とう。

学生時代作品ProcessingなどではなくC++で書くべきとか言われるのもこの辺に通ずる。

あとプログラミングに自信がある人で、既存ライブラリは複雑で使いにくいからとオレオレライブラリを作ってしまう人も要注意。

実は俺もそういうタイプなので苦労した。

ゲーム開発は複雑なものをそのまま使わなくてはならない日がいつか必ず来る。

既存の複雑なものを使う能力と言うのは、つまり大量の(英語を含む)ドキュメントを読む能力、大量のソースコードを読む能力でもある。

大量のコードを書ける能力はもちろん歓迎される。

シンプルで洗練されたコードも素晴らしいが、洗練されたコードをめちゃくちゃ時間かけて書く人よりも

多少いまいちでも手が止まらず書き続けられる能力がある人の方がまわりには多い。

そういう人は、いまいちコードに何度も手を加えて最終的にはまともなコードにしてしまったりする。

ゲーム全般ゲーム開発に関する知識量は、プログラマーとしても最大の武器だ。

有名なタイトルがどういう特徴を持ったゲームなのか広く知るのには膨大な時間がかかる。ゲーム好きでそのあたりに詳しいだけでも強い。

Unityなどのゲームエンジンに触ったことがある、というのもスキルというより知識武器という意味合いが強い。

入門書レベルではなく、UniRxとかのプログラムの書き方の根本からくつがえるようなライブラリ経験とか、Unreal Engineソースコードをいじったことがあるとかレベルなら超強い。

大学ゲームサークルインディゲーム開発のグループ経験がある人はここが強いように思う。グローバルゲームジャム参加経験者とかも。

それから、ここが一番言いたかった点なのだが、前述の専門職とまたがる知識のあるプログラマーはめちゃくちゃ重宝される。

グラフィックならシェーダーがめちゃくちゃ書けるとか、3DデータやIKを扱った経験があるとか、3Dベクトル行列演算数学が得意だとか。MayaBlenderを使った経験があるだけでも強い。

サウンドならDAWや波形編集ソフト普段から触っているとか、信号処理に詳しい人。

まりデザイナーモデラー音楽家気持ちがわかって、その人たちと専門用語で話ができるプログラマーはどこでも食っていける。

あと最近AIに強い学生ゲーム会社積極的採用している。

ひとつの専門知識プログラミング能力を身につけるのはわりとおすすめ戦略だ。ゲーム開発の全部に詳しい必要は必ずしもない。

CEDECなどのカンファレンスに参加して、どういう知識体系があるのか知って、自分の強みを考えよう。

ゲーム開発用の自社ツール制作や、プロモーションWebサイト制作など、ゲーム本体以外のプログラミングも多いので、

ゲーム会社プログラマーならこうあるべきという正解はひとつではない。自分特性に合った道をめざしていこう。

Permalink |記事への反応(0) | 13:11

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2021-04-26

Googleの5人抜き選考だけど、そんなことより日系企業就活がツラい

はじめに

私は旧帝大学院情報工学をやっていて22卒というのに分類されるものだ。3月から日系大企業就活を受けてきた中で、これまで受けてきた企業や並行して受けている外資に比べて面接でのストレスが溜まりまくったので駄文ながらここに吐き出しておきたいと思う。

日系企業を受けるに至った経緯

就活は去年の終わり頃に始めていて、所謂コンサルチュアと日本人なら聞いたことあるだろうWeb系の内定を手に入れた。ただ自分の中で計算機科学知識を生かしてソフトウェアエンジニアとして働いてみたかったのでメーカー系が選択肢として浮上し、いわゆる電機メーカーやら自動車メーカー大手日系企業を受けた。

正直それまでは日系企業大企業は堅苦しくてあんまり内製しておらずマネジメントばかりだとか配属ガチャなるものがあるとかというので敬遠していたのだけれど、色々な企業説明会に参加する中で少しずつそういう風潮が変わってきているんじゃないかと感じられた。そこで選考を受けたのだが、書類選考は全通過したが一次面接で落ちまくる。落ちる理由として申し込んだところと自分想像してる仕事内容に微妙乖離がある事が多い(インターン経験がないので)ことや研究開発職に申し込んだので単純に他の応募者が優秀なのもあると思うが、選考中の面接個人的ストレスを感じた点をあげていきたい。(勿論これは学生就活生側の一方的立場で、企業面接官側の立場では的外れと感じるところはあると思う)

その前に自分スペックを雑に

プログラミング歴(=パソコン触り始めた歴)2年ちょい

コーディングテストやら知識問題やらあるけど落ちたことはない。散々コーディングテストしてきた中で問題難易度が一番高いと思ったL社も一発で受かるくらいの実力はある

  • 開発物

WebアプリGUIアプリ自作〇〇などの車輪の再発明してみる系など

ネットワーク信号処理

  • その他

スポーツゲームお笑いが好きです

自分の中で辛かった点

そんな面接スタイルで何がわかるんだよっていうのがある。例えばWeb系だと熱意とスキル重要視されてると感じたし、今受けてるみんな知ってるG社はオンライン面接問題を解く中でスキル課題解決能力コミュニケーション能力を測っているんだろうと感じた。しか日系企業過去経験を話すだけの誤魔化しがきくものだし、そのなかで謎にチームワークを組んで困難を乗り越えたエピソードがある人が評価されるという仕事に繋がる能力との根拠も分からない要素で採点されているのが本当に分からない。別に技術ファーストだとは思ってなくて同期には研究でめちゃくちゃ優秀なやつもいるしそういうのもスゴイと思うのだが、それ以上に自分能力がなくても苦労して分かりやすい凄そうな結果を得られた人を評価する雰囲気が感じられるのだ。言い換えるとヤンキーが良いことした方が評価高いパターンだ(自分としては普段からコツコツ努力していざというときには大した努力をせずに結果を出せてしまう方が評価するべきだと思っている)。

結局ニンゲン評価する側の尺度しかのものを測れないと思うので、さして多様な評価軸になってないと感じてしまう。まぁそれで日系企業成功しているのだからこの風土は変わらないのだろうね……。

あと以下に自分がされてよく分からなかった発言をまとめる(あくまで一部企業で言われたことです)

おわりに

こうやって書いてると、特にトップクラス外資企業Web系は採用過程で本当は能力ある人に偽陰性を出してでも偽陽性(=実力なく企業に入られること)を弾く傾向があるのに対して、日系企業面接官に合うかどうかに比重を置いたランダムサンプリングな感じが、自分のこれまでの努力を無下にされた気がして不愉快なんだろうなと思いました。

あーー新卒で600万くらいくれてエンジニアさせてくれるところないかなぁ〜〜(みんな知ってるG社は受かると思ってないのでね)

Permalink |記事への反応(0) | 21:44

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2021-04-24

6G楽しみだな

これまで主に通信で使われてきた光技術を、端末やサーバーでの情報処理にも適用します。具体的には、デバイス内のチップ間やメニーコアチップ内のコア間の伝送、チップ内の信号処理なども光化することで、光から電気への変換処理を不要にし、低消費電力や低遅延を実現します。

これがオールフォトニクス・ネットワークです。NTTオールフォトニクス・ネットワーク目標性能として、低消費電力、低遅延、大容量・高品質の3項目をそれぞれ現在の約100倍の向上を目標としています

いまGbeメタル結線だがそこも光になるというかんじなのね。

10GbeのSFPモジュールとか既にあるけどそれの100倍速くて安くなる感じか。

中国バックドア仕込んだ5G機器を売り込んでくれたおかげで、世界視点相対的日本勢の信頼度をふりかえるようになってくれた感じか。

それにしてもNTTや四大電機の人財の厚み・R&Dの基礎開発力はすさまじいものがあるな。

Permalink |記事への反応(2) | 23:09

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2021-03-25

物理データを扱うアルゴリズムってどうやって知るのか

フーリエ変換ウェーブレット変換くらいまでは良いとして、問題はそこからあとだ。

センサーデータを取ってくると、ノイズに埋もれていたりして、どうやってノイズを除去するかと悩む事になる。

他に信号だったらピークを検出し、ピークを数えたり、ピークの位置や半値幅を検出したかったりする。

オーバーシュート無視して振幅を測りたかったりする。(アンダーシュートオーバーシュートの振幅を検出しがち)


知っている人は知っているのだろうが、Googleで”アルゴリズム"と入れてしまうと、プログラミングよりのアルゴリズムしか出てこない。

"信号処理"+"アルゴリズム"だと、フーリエ変換ラプラス変換は出てくるが、そこから先が出てこない。

書籍も似たようなもので、信号処理の本を探すとフーリエ変換ラプラス変換あたりで止まっている。


"時系列データ"で検索すると、横軸が日付になるか、株価といったものになり、求めてるのとは違ってくる。


検索ワードを知っていればピンポイントでヒットするのだろうが・・・

Permalink |記事への反応(1) | 20:57

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2020-05-26

anond:20200526081701

何言ってるんだよ。今でも組み込み系なら当たり前の知識じゃん。それ以外でも、ビットストリームとかの話なら当然だし、FFTはじめとする信号処理プログラミング世界でも必須の基礎だし、そんな分野いくらでもあるだろ。

Permalink |記事への反応(0) | 10:28

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2020-01-31

機械学習以前の信号処理バイナリ計算アルゴリズム一覧が載った本が欲しい

Webにあるかもしれないけど、もう埋もれてしまってたどり着けない。

機械学習も案外適用範囲が狭い。

Permalink |記事への反応(0) | 22:31

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2019-03-01

欲しいものリスト

Pythonから高速でモダングラフを描けるライブラリ

matplotlibが定番で、より綺麗なグラフを描くならseabornと言われているが満足できなかった。

ここ(https://qiita.com/skotaro/items/cdb0732ad1ad2a4b6236)にあるようなグラフは参考にしているが、もう少し応用をと思うと難しい。

TableauかPowerBIのような色合いが欲しい。


ディープラーニングをやっていて、むしろかっこいいグラフを描くのを学習してくれと思う。

エクセルでのグラフも手修正にかなり時間がかかるが、Pythonで描いて調整してを繰り返すのは時間がかかって仕方ない。

Plotlyでも良いのだが、こちらも修正しようとすると一仕事となる。

あとどれもプロットが遅く、大量にあるとエクセルになる。



MATLABPython

信号処理をしたり、FPGA用のHDL吐き出したり、画像処理ロボット制御MATLABを使っていた。

Pythonライブラリはかなりあるのだが、OpenCVとの連携はいいが、ハードとの連携になると微妙に不便。


MATLABも使いやすいかといわれると微妙である。あと高い。Juliaに期待してるがグラフを描くところで早くなくて躓く。

(MATLABPythonで呼び出せばいいじゃんと言われそうではある)



論文を快適によむ環境サジェストする機能

論文検索だと、google scholarhttps://app.dimensions.ai辺りを使っている。

昔は論文検索Qrossも使っていたが去年終了した。

Mendeleyでそれなりに満足しているが、煩雑な感じもするので、もう少し良いのがあれば知りたい。



リニアサーボモータ

THKのリニアモータ(http://www.ea-thk.com/?q=ea_jp/node/3903)とか三菱のLM-H3あたりが欲しい。

高速かつスムーズに動く。

ACサーボはロータリーエンコーダのおかげで精度は出るのだが、速度が欲しい。



リニアエンコーダ

レニショーやミツトヨのが欲しいのだが、Amazon楽天などでは買えない。eBayも、AliExpressもない。

アブソリュートタイプがいい。

3Dプリンターの精度を上げるなら必須ではないかと思うのだが、売ってないので試すことができない。

ARMDS-5,DSTREAM

ブート関係パフォーマンスチューニングに欲しい。普通に買えない。

RISK-V用のそろそろ出てきて欲しい。

タイミングプーリ、ハーモニックドライブちゃんとしたカップリング

サーボ用のが欲しい。Amazonだと良いのがない。

電動XYZステージ

精度の良いものと、長距離動かせるのが欲しい。

Amazonですら売ってなくて困る。

ガントリー駆動できるものも欲しい。

レーザーと検出器と光学機器

光学ベンチとシグマ光機のステージとかマウントロッドレーザー保護メガネも。

Permalink |記事への反応(0) | 22:00

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2018-04-23

anond:20180421192354

画像は色が再現できてないじゃん。

画像処理や、音声信号処理も深いよ。

こっちは人間向けに情報を歪める方になるけど。

Permalink |記事への反応(0) | 06:58

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