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はてなキーワード:作業者とは

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2025-10-01

anond:20251001182630

これは普通解釈

ミスかどうかは結果からわかる話で

ノイズかどうかは作業時の意図で決まるという論だてになってる

これだと「ノイズだと思ったけどミスだった」というのが成立して

そういう話をしてるのがその騒ぎでしょ

作業者の意図で正否が決まるなら手元狂ったようなの以外でミスは起きない

Permalink |記事への反応(1) | 18:31

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2025-09-27

マニュアル一冊では駄目な理由

やってみたけど良くなかったのでやめました、はマニュアル基本的採用されない

作業者には関係ないし、その手順は一見よさそうに見えるため、書くことで余計な逸脱を招くおそれがあるから

なので大抵のマニュアルでは除外されるし、載せるべきではない

余程その方向に逸脱するのなら明確に禁止事項を載せるべきである

そうするとやはり経緯は削ぎ落されるし、まじめな後任ほど「正しい探索の結果の改善提案」でその禁止を削除しようとしたりする。

なので管理者にとってはマニュアル1冊では駄目で、マニュアルの読み方を規定する管理者向けマニュアルの用意が必要となる。

Permalink |記事への反応(0) | 17:40

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2025-09-23

anond:20250921232944

エンジニアテクニカルアーティストの応募者に対して現場サイドから面談結構な回数出たことがあるので、特に業界から転職希望者の方に求めていた要素(1+)2つを書いてみようと思う。

最低限のスキル

当たり前だけれど一応。募集要項に書かれている言語やらツールやらのどれか一つくらいは精通してないと面談までいかない。

自然科学的な視点

ゲームは動く絵を作るのでアーティストさんでも科学思考大事時間/空間方向に変化する画面を破綻なく成立させるには理屈がないとしんどい

物理セルルックのような非現実なら不要かというとそんなこともなくて、むしろこんなトリックでなら実現できますというマジシャンのような思考必要でなおさら難しい。

といっても別に数式とかそういう話ではなく、例えばエンジニアならのシミュレーションの話、アーティストなら色の錯視の話など、それぞれの得意分野での理屈スコープにあわせて説明できれば良い。

面談としては、ポートフォリオから技術的に苦労した点を聞いてその返答から測る事が多かったと思う。

ゲームに対する分析

日頃から分析グセがあったり、それを他人説明するのが上手い人は貴重。天才トップに居でもしないかぎりゲーム仕様書通りに作っても完成せず、下につく開発者制作からフィードバックを返したり企画書に書かれていない部分を補間しながら作る必要があるので。

わかりやすい例でいうとプレイヤーキャラクタージャンプ。スピーディなゲームといっているのに丁寧な踏み切りモーションの指定が来たら作業開始前に発注側に確認したいし、ジャンプの細かな挙動に対する"ゲーム上での"気持ちよさを作業者が感じ取れないと何度も差し戻しになったりする。

幸いこのあたりの話は、桜井さん動画のおかげで必要性がだいぶ伝わりやすくなった。

こちらは、最近遊んで面白くなかったゲーム、あるいは楽しんだけれど言いたいことがあるゲームを聞いてどう返すかで判断していた。

Permalink |記事への反応(0) | 01:35

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2025-09-17

いわゆる作業者の子が、新しいことにチャレンジしたいというので一緒にやってみてるんだけどうまくいかない

自分たち解決できない領域の指摘を出したり、計画立てて持ってくるけどやらなかったり

なにより現状分析とかやらない

別件で現状分析資料を私が作ると欲しいと言い、やり方教えるから作ってと言うと作業工数が増え過ぎやから作れない、作るなら現状の整理から入らんとと

じゃあ雛形渡すからと無理やりやらせたら、勝手に色々項目追加して予定の3倍以上作業増やして作業工数が増えすぎてると途中で止まる

 

できないとわからないとやりたくないの狭間にいるのはわかってきたが、さすがに付き合うのしんどくなってきた

Permalink |記事への反応(0) | 12:33

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2025-09-15

ひかえめにいってApple製品はかみ

・変なPCメーカーとかAndroidメーカーだとどんな壊れ方するかわからん

ミニPCだとクソデカACアダプタがあるがMacスマート

デザインがよく品質が高い

OS統一されてる

セキュリティ高い壊れない

はっきりいってこれらを「何も考えずに動かせる」という意味でプリパッケージしてくれてる時点でかみなんよ

わいみたいなIT素人でも普通に使えるわけだ

経緯

職場でFU〇TSUの2015年PCHDDモデル)をだましだまし使ってるんだけど、

PC調子が悪くなったら作業者自身がなんとかする」ってこれもう〇おかしいやろ

Permalink |記事への反応(12) | 07:40

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2025-08-29

anond:20250824134339

周囲の気温が暑い時はあれ全然役に立たないぞ

から水冷空調服なるものが屋外作業者用に出始めているらしいが

Permalink |記事への反応(0) | 14:42

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2025-08-23

関東差別はない”と言う人にモヤモヤする話

部落差別問題が一時期ネットで話題になってて気になっていたのだが、自分の中で消化しきれてなかったので完全に乗り遅れた。思ったことを忘れないために書き起こした。

いわく、関西以外の地域では部落問題を軽く扱いすぎているのでは、という話だ。

元のポストでは、言語差別地域差別職業差別が混在していたので議論がかみ合ってなかったように思う。

私はどちらかというと、うちの地域部落差別なんてありません!と無邪気に投げつける数々のリプライにかなりギョッとさせられた。

自分が気になったのは関東特に東北地域から反論だった。

そして体感8割くらいのリプが「部落」という単語差別的な意識はありませんが?という的外れな内容ばかりでさら愕然とした。

いやそうじゃねえだろ、と。

元々差別的な意味合いのない単語差別的に使われる例なんていくらでもある。身体的特徴(つんぼ、かたわ)、地域名・国名福島朝鮮)、など言い始めれば枚挙にいとまがない。

構造でとらえるならば、部落差別のことの起こりは、職業で人を差別し、隔離することだ。

言い換えると、人を職業出身地差別する言動こそが本質だ。


そうするとモヤモヤの正体が見えてきたような気がした。


最大のモヤモヤポイント:他の地域部落差別はないはウソでは?

歴史的経緯の話。

穢多非人」と呼ばれた人々は関西だけに存在したわけではなく、日本全国に見られた。江戸幕府の作り上げた身分制度から外れ差別された人々である

関西問題として認識されることが多いのは、その規模の問題である近世以前、江戸より先に栄えていた関西地域人口も多く、また文化の中心地であった。

自然集落規模が大きくなったことで、明治以降解放運動の中心地となっていく。

地域においては規模が小さいゆえに「なかったこと」になった問題が、関西ではそうではなかった、というのが正しいだろう。

うちの地域にはありません、という人間は、はっきりいって不勉強もいいところである

今回調べて初めて知ったが、特に一部地域においては、差別をなかったことにして解消しようとする動きがあるというのは90年代には指摘があるようだ。

地域差別

ここから現代の話である

関西人は差別をする蛮族、自分地域にはそんな差別ない」という趣旨の、自分で言ってておかしいと思わないのか?と思うようなリプが多く見受けられた。

どうにも関西人は殴ってもいいサンドバッグのように思っているらしい人間が少なからずいるっぽい。地域によって人をラベリングして貶めようとするのは差別以外の何物でもない。

職業差別

現代日本、とくに都心部においても、職業差別が無いなんてのも嘘だ。東京に居ればしばしば見かける、「勉強しないとあん仕事しかできなくなるよ」と子供に声をかける母親、なんていうのはもはや典型的差別主義者だ。

私も作業服公共電車に乗ったとき、周りのサラリーマンたちが私を避けるように分散したのがとても印象的だった。綺麗にクリーニングされ、他の作業者申し訳いくらい綺麗で、そして良い匂いになってた作業でもこれだ。

普段よれよれの汗臭いスーツ電車に乗ってもこうはならない。大なり小なり他人を見下して生きているのだろう。

いけしゃあしゃあ差別なんてありませんなどよく言えたものだと思うが

かくいう私も恐らく危険を避けるという名目のもとで誰かを見た目で判断して意図的に避けたりしているのだから同じ穴の狢である


からといって言葉を気にする必要はあるか?

地域人間関西に行った時に、部落という言葉を使うことの是非というのも話題に出てきたが、答えとしては、気にしろという他ないだろう。

気に食わないという人は、アトランタに来てニガー!と叫んでみればいい。その代わり生きて帰れると思わないことだ。

言葉というのは生き物であり、本来意味がどうであれ、現在用法やその集団における意味に注意して使わなければ大きな誤解を招く。

日本はともすれば単一民族単一言語国家と思われがちだが、少数民族も多く、方言というにはあまりにも異なる複数言葉が混在する、非常に複雑な社会だ。

共通語での意味がどうであれ、その地域における文脈で異なる意味を持ち、誤解を招く表現であればそれは避けるのが理性的だろう。決して、自分所属集団では問題いから!などと押し通すものではない。

間違えてはいけないのは、方言禁止しようという話ではなく、自分の話す言葉暴力性を指摘されたら次から気を付けようね、という程度の話なのだと思う。決して難しいことではない。

余談:単に関西人が嫌いなだけの人?

自分我慢して標準語を話しているのに、あいつら関西人は自由方言を話していて気に食わないと主張している人間もいて、さすがにもはや元ポスト関係ねえけどこれも何かの本質だろうと思った。

5匹の猿の実験でググって欲しい。いまだに方言札を首から下げて、意味も分から方言を叩くルールに従っている人間もいるのだろう。

そんな卑屈な感情を日々抱くより、もっと自由に生きてほしい。



どれだけ書いても文章の読めない人間はいるが念のために書いておくと、関西先進的とかいう話をしているのではない。日本全国どこでも発生している問題の一部を取り上げて、いち地域差別性をことさらに取り上げるのは間違ってるのではないかと言いたい。

過去から学ばないことほど愚かなことはない。

そもそも恐らく人間本質的に差別的な生き物なのだから、そこを否定しても仕方ないと私は思っている。

私は東京周辺の関東地域しか住んだことがないので関東人間には申し訳ないがやり玉に挙げさせていただく。又聞きではその他地域においてもいろんな例を聞いている。これは自分自身に対する戒めでもある。

我々が意識したいこと

部落差別関西特有問題」というのではなく、人間社会全体に根を下ろす差別意識の一形態にすぎないのだと思う。

身近な例を出すと、派遣社員区別して休憩室を使わせないようにする正社員、というのも、差別スタート地点だろう。

自身差別性と嗜虐性に少し自覚的になり向き合うことで、昨日よりはマシな人間性を得られるのではないかと私は期待している。

愉快な作業ではないが、差別意識をなかったことにして綺麗に見せかける人生よりはよほど有益だろう。

歳を取るにつれ日々考えるのが億劫になる一方なのだが、隣同士ちょっと気を遣う丁寧な生き方を心掛けたいと思ってここに記す。

・・・しかするとこれもXで見かけたポスト投稿者を見下し言葉で責めその愚かさを指摘してあざ笑いたいというサディズムの発露なのかもしれないが。

Permalink |記事への反応(3) | 15:17

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2025-08-13

anond:20250813115148

それ、システムの内部構造理解してるマネージャー仕事していないのが真因やで。

DB制約を外した」は関係ない。作業者あくま作業者

Permalink |記事への反応(0) | 13:28

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2025-08-02

労働するな仕事せよ

作業をするな仕事せよ

鼻息荒く己を高めてきた人々が

AIによって労働作業者に貶められている

Permalink |記事への反応(0) | 19:45

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anond:20250802000230

ゴミ処理作業勤務者や

屠畜解体作業者の

人が来たウェディングドレス

穢れて着れない!

これは差別ではない!

って解同で言ってこいよ

Permalink |記事への反応(0) | 12:31

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2025-07-13

曖昧さに耐えられない奴は雑魚」とか言ってる人は単に扱ってる情報の量が少なすぎるだけ

「一生作業者やります!」で会社からOK貰ってそれで本当に死ぬまで「オッス!オラ作業長!オラは作業の長だから言われたこしかしねえし、作業の出来についての責任しか取らねえぞ!」で飯食って終われてる(か、ずっとそれで済ませられると夢見てる)っぽくて羨ましい限りだ。

組織内の都合やら社会の仕組みやらである程度出世してしまうとどうしても自分のよく知らない分野についても知る必要が出てくる。

経営目線、各種法令への理解他所部署との調整も増えれば相手の人柄や人間関係の把握も重要になる。

扱う情報量が増えていくと曖昧さを許容したままだと処理能力限界を超えてくる。

ダンパー数(人間安定的社会関係を維持できるのは150人前後限界という研究成果に基づく数字)というものがあるが、つまる所人間能力には限界があるわけだ。

曖昧なままの情報がいくつも重なると情報量が爆発的に増えていく。

なぜなら曖昧情報はいくつものパターン分岐引き起こし、それが相互に絡み合うことでさらなる分岐連鎖的に起き続けるからである

たとえばボードゲームで1手先を読むだけなら「自分がこう打ったら相手がこう返すかも」で終わるが、3手先を読もうとすれば「自分がこう打ったら相手がこう返すわけで、それについて自分がこう返したら相手・・・」となり処理すべきパターンがおよそ2乗に膨らむわけだ。もしもここで、「自分王手をかけでもしない限り、次の相手番は絶対にこれで来る。連続した手順を前提とした動きをしているのだから絶対にそうだ」と決めつけることが出来るなら、パターンが膨らむことはなく、自分連続した2手分の動きに対して相手がどういう回答をするのかを想定するだけでいいわけである

偉くなって処理する情報量が増えた人間が「曖昧情報はいい。確定した情報をくれ」と口にする理由はこれだ。

曖昧なままの情報を渡されても自分の処理能力限界を超えることを経験的に自覚しているのだ。

結局のところ、「情報曖昧さに耐えられない人は頭が悪い雑魚なんだよ」と言ってるやつこそが、自分の処理してる世界の狭さに自覚がない雑魚しかないのだ。

「37度以上ならコロナの疑いがあるから検診を受けてください」というルールに対して「いや、単に基礎体温が高いだけの人かも知れない。曖昧さに耐えろ」とケチをつけるのは賢いやり方ではない。もしもそれをすれば38度を出しているような人間さえも「俺はそもそも基礎体温が高いだけだ。今日地球重力が強いだけで俺はデブじゃないんだ」と言いだしかねないリスク世界さらされる。それならば余計な曖昧さは許容せず「とにかく37度を超えたら医者に行け」とする方が皆のためになるわけである

自分の小さな世界自己満足のために「曖昧さを許容しろ!」と叫び続ける行為の幼さに築けない人達、彼らこそが「広い世界の持つ曖昧さに怯え、自分がよく知っている範囲世界に閉じこもることを選んだ臆病者」なのである

Permalink |記事への反応(2) | 09:28

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2025-07-12

排外主義への反対を真っ先に表明すべきなのは誰か

企業以外にない。

2024年10月末の統計では、外国人労働者数は約230万人。

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_50256.html

*業種 *人数
農業林業 6万
建設業17
製造業 60万
情報通信業 9万
運輸業 7.5万
卸売小売業 30万
宿泊飲食サービス業 27万
医療 3万
社会保険社会福祉介護事業 8.5万
サービス業(谷分類されないもの 35万

各業種の総就業者数に対しては大体2-8%の割合になるが、現場作業者として広く浸透していることを考えれば数字以上のインパクトがあることは説明するまでもない。

建設現場工場労働において外国人労働者はるかから当たり前の存在だった。

ファミレスファストフード店コンビニ店員も、ホテルの清掃・ベッドメーキングも、今や外国人なしに成り立たない。

はてな人口の多そうなIT業界でも、同僚や取引先に外国人はいくらでもいることだろう。

こうした状況から最も利益を得ているのは誰かといえば、企業以外にない。

仮に外国人去るべしと言う意見大勢となり、外国人労働者をすべて排されたとしたら、日本の商活動は大きく停滞する。

ビルは建たず、工場は稼働できず、コンビニ開店時間は9時5時になり、ファミレス料理は1時間たっても配膳されない。

そもそも商品生産できず、商店の棚もスカスカになるだろう。

日本ファーストのためならそれも良しという者もいるだろうが、今の日本で最も力を持っている勢力は誰か。これも企業以外にない。

いまや企業が自らの経済活動の少なからぬ部分を外国人労働者依存している以上、それを排除するような言説が最終的に企業ダメージを及ぼすことは明らかだ。

経団連の加盟企業のうち100社近くが外資系企業であり、その他国企業であっても海外進出外国人雇用を行っていないところはごく僅かだろう。

外国人労働者に支えられた経済活動恩恵享受してきたのは、まぎれもなく企業自身だ。

ならば、いまその前提が揺らいでいるとき、真っ先に声を上げるべきは企業しかいない。

そして政治に対して最も大きな影響力を持っているのも企業だ。

企業沈黙を続けるなら、それは自らの首を絞めるだけだろう。

Permalink |記事への反応(0) | 19:50

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2025-07-09

作業者オンリーの人は「いつかAI仕事を奪われる!」と踊ってるけど、発注サイドに居ると「もう既にやってるけど?」って感じで温度差が凄い

情報格差《インフォメーション・クレバス≫の広がりを感じるよね。

ネットで驚き屋やってるだけの人や、本当にただ仕事を受注してるだけの人の中には、「AI仕事を奪う時代」が「いつか来るもの」としてしか認識してない人が大勢いる。

でも発注する側にいるとAIによって仕事を奪われている人はもう「目に見えて存在している」のが現状だよね。

厳密に言えば「AIを上手く活用してる人が3人分の仕事を1.3倍程度の報酬で受けてくれるから無能な2人の存在選択肢からかに消えていく」みたいな感じだけど。

IT業界では昔からあったことなんだけどさ、能力のある人に仕事が集中して、能力がない人には「上流がわざわざ噛み砕いてから渡すのも面倒になった単価の安い仕事を力技で解決すること」しか流れてこないなんてのは。

まあ全ての仕事が今のAIと相性が良いわけじゃないから、AIと相性がいい仕事限定になってる部分はある。

でも確実に「一部の仕事において、AI(を使える人間との競争に負けた結果)によって職(発注されるはずだった仕事)を奪われてしまった人は存在する」ってのが俺の目から見えてる近状かなと。

たまたまAIと相性の悪い業界に居た一作業者が「AI仕事減るとか全然ないよ!俺には関係ないよ!」と言ってるのはまだいいんだけど、その場合主語あくまで「俺が今受けてる仕事」でしかないことを自覚して欲しいな。

君のアンテナが探知できてない場所で確実にAI仕事を奪っている誰かは存在してるよ。

Permalink |記事への反応(1) | 19:56

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ウィイイイイイッス! どうも〜、█████で〜す。

えー、今日はですねぇ…まぁ、ちょっと難しい話、しよっかなぁと思って。えー、まぁ最近よく聞くじゃないですか、AI? あのねぇ、AI

ほんで〜、なんかプログラマーっていう仕事? が、まぁ、なくなるとかなくならないとか、色々言われてますけどもぉ。

今日はね、その辺について、この僕が、えー、ちょっとね、語っていこうかなぁと、思いますぅ。

序盤



えー、まぁソフトウェア…なんですか、開発の世界は、まぁ生成AIの登場で、なんか根本的な、えー、パラダイムシフト? の、渦にあると。まぁ、僕はずっと前から言ってたんですけどもね。

えぇ。これはね、ただの道具が変わったとか、そういう話じゃないんですよ。プログラマーっていう、まぁ職業のものの、役割が、えー、再定義される、っていうことですねぇ。

スゥゥゥ…今までね、人間が一行一行、こ、こう、書いてたコードがね、今やAIと、まぁともしらべ作業で、生み出されるようになったと。

ほんで〜、GitHubとか見てもね、AIツールの導入率? とか、なんかプルリクエスト? の数が、まぁ急増してると。

でもねぇ、でもね、これ、良いことばっかりじゃないんですよ、えぇ。

なんか、えらい学者さんとかも言ってるけど、生成AIに、こ、こう、かたむきとうしすぎるとね? 基礎的なスキルがないまんまやと、IT産業全体が、まぁ停滞するんじゃないか、っていう懸念も、えー、表明されてますねぇ。

僕が、こ、今回言いたいのはね、AIが、コンピュータサイエンスCS知識を、時代遅れにするんじゃなくて、むしろ、その重要性を、こ、これまで以上に高めるっていう、そういう話ですねぇ。

AIツールってね、えー、まぁ強力なんですけども、欠陥をうちづつみしたアシスタントなんですよ。えぇ。

からね、その能力を最大限に引き出して、安全で、こ、効率的システムを構築するためにはね、AIの生成物を、ちゃん指導して、検証して、修正できる、深い専門知識を持った、えー、人間パートナーが、まぁ不可欠であると。

未来はね、AIにただ指示できる人間じゃなくて、強固なCSの基礎を土台にして、AIを、こ、巧みに操って、かたろうで、効率的で、安全システム設計できる、「AI拡張エンジニア」…まぁ僕みたいな人のものですね、はい

AI共同プログラマー現代コーディングアシスタント比較してみた



えー、まぁね、えーその、色んなツールがあるんですけども。今日はね、僕が、えー、主要な4つのツールを、えー、比較分析してやろうかなと。

GitHub Copilot:まぁ、才能はある後輩みたいなもん


まずね、ギットハブパイロット。これはね、まぁ、開発者の「才能はあるけど視野が狭い後輩」みたいなもんですねぇ。

定型的なコード…まぁ、ボイラプレート?とか、そういうのを生成するのは得意なんですけども。

ただね、こいつの視野は、今開いてるファイルぐらいにしか限定されてないんですよ。レポジトリ全体とか、そういう大きな話は、まぁ、分かってないですねぇ。

あと、知識もね、2023年10月とかで止まってるんで、最先端の開発には、まぁ、対応しきれないかなと。えぇ。

から、こいつが出してきたコードは、ちゃん人間…まぁ、僕みたいなシニアエンジニアが、レビューせんとあかん、ということですねぇ。

ChatGPT with CodeInterpreter:多才やけど、まぁ、箱入り息子かな


次はね、チャットジーピーティーの、えー、コードインターレター

これはねぇ、コード生成だけじゃなくて、データ分析とか、可視化とか、色々できるんですよ。

ただね、こいつの一番の、こ、制約は、インターネットに繋がってないことですねぇ。セキュリティのためらしいけども。

ほんで〜、使える言語Pythonだけやし、ライブラリも、まぁ、決められたやつしか使えないと。

たまにね、幻覚を見て、なんか変なコード出してきたりするんで、まぁ、全面的に信用するのは、ちょっと危ないかなぁと、思いますね。

Amazon CodeWhisperer:セキュリティ重視の、まぁ、エンタープライズ向け


えー、アマゾンコードウィ?す…ぱ…ぁあですねぇ。これはね、まぁエンタープライズ大企業向けですね。

PythonとかJavaとか、色んな言語対応しとると。

一番の特徴は、セキュリティですねぇ。もろじゃくせいを、こ、検出してくれたり、オープンソースコードと似てたら、ちゃんライセンス提示してくれると。

知的財産権IPリスクを、まぁ、減免してくれるんで、大企業は助かるんじゃないですかねぇ。

ただね、まぁ、設定がちょっとめんどくさいかなぁと。AWSエコシステムに、まぁ、依存してる感じはありますね。

Google Gemini Code Assist:エージェントを目指しとる、まぁ、新人やね


最後に、グーグルのゲミニコードアシスト

こいつはね、コードレビューとか、修正を、差分…ディフフ形式で、提案してきたりすると。

ただねぇ、まぁ、出たばっかりやからか、動作が遅いとか、バグが多いっていう報告が、まぁ、ありますねぇ。

「本物のエージェントじゃなくて、ただのチャットだ」とか言われてて、まぁ、競合に比べると、使い勝手はまだまだかなぁと。グーグルも、まだまだですねぇ、ほんまに。

揺るぎなき支柱:コンピュータサイエンス基礎の優位性



えー、AIコード作る時代にね、「もうコンピュータサイエンス知識なんていらんのちゃうか」って言う人がおるんですけども。

それはね、大きな間違いですねぇ。断言しますけども。

現実は逆で、AIが生成したコード品質評価して、最適化するためには、CSの基礎原理への深い理解が、これまで以上に、まぁ、不可欠になるんですよ。

昔、僕がバイトちょっとプログラム組んでた時もねぇ、やっぱり基礎が分かってないと、もう、話にならんかったですねぇ。

アルゴリズムとか、データ構造とか…この知識はね、AIが出したコードが、効率的かどうかを評価するための、まぁ、根幹をなすわけですよ。

AIはね、文法的には正しくても、アルゴリズム的に、こ、非効率コードを平気で出してくるんで。

ビッグ・オー記法とかね、そういうのを理解してる開発者じゃないと、AIが出したもんが、本当に使えるかどうかの判断が、まぁ、できひんわけですね。

これが、ただの「プロンプター」と、真の「エンジニア」を分ける、境界線になると思いますぅ。

共生スキルセット:人間AI協調マスターする



えー、これから時代ね、ただツールを学ぶだけじゃ、まぁ、不十分ですねぇ。

人間AIが、こ、協調するための、新しいスキルセットが、まぁ、必要になると。


プロンプトエンジニアリング


まず、プロンプトエンジニアリング。これはね、ただAI質問することとちゃいますよ。

AIを、こ、望ましい結果に導くための、技術的なスキルですねぇ。

AI環境の前提を教えたりね、出力の形式指定したり、そういう、こう、構造化された対話技術が、まぁ、求められるわけです。

AI支援コードレビュー


ほんで、コードレビューAIがね、一次レビューはやってくれるんですよ。しょうもないミスとか。

から人間もっと高次の、アーキテクチャ妥当性とか、そういう、AIには分からんところに集中できると。

でも、そのためには、AIが作ったコードを、厳しい基準で、こ、批判的に評価するスキルが、まぁ、前提になるわけですね。セキュリティとか、パフォーマンスとか、保守性とか…ほかにも…あー…えぇ。

高度なデバッグ検証


AIが作ったコードデバッグもね、結構大変なんですよ。

なんでかっていうと、自分が書いたコードじゃないから、そのロジックが、頭の中にないわけです。

から、なんか、AI思考プロセスを、こう、リバースエンジニアリングする、みたいな作業になるんですねぇ。

AI統合クラスルームコンピュータサイエンス教育の新パラダイム



まぁ、こ、こういう話をね、教育現場にも、ちゃんと落とし込んでいかあかんと思うんですよ。

僕がね、もし、えー、東京大学とかで教えるなら、こういう風にしますねぇ。

まず、学習者はね、AIを「松葉杖」じゃなくて「パートナー」として使わなあかんと。

AIの言うことを鵜呑みにせんと、常に、こ、検証して、その裏にあるロジック理解する、そういう責任感が、まぁ、不可欠ですねぇ。

教育者側はね、AIを使って、生徒一人ひとりに合わせた、個別最適化学習を実現できると。

ほんで、カリキュラムの重点は、コードを書くことじゃなくて、批判思考とか、問題設定能力とか、そういう高次のスキルに、まぁ、移行すべきですねぇ。

AIが作ったものを、どう評価して、改良していくか、そういう課題を、まぁ、出すべきかなぁと。

スキルが古臭くなることとか、認知能力の低下を、まぁ、おんわするためにもね、生徒が主体性を失わないように、導いていく必要があると思いますぅ。

新たなリスクの航海術:セキュリティ、法的、倫理的考察



えー、まぁ、最後にね、リスクの話も、しとかなあかんかなと。

AIはね、セキュリティの脅威を、大規模に生み出す可能性があるんですよ。

えー、「ジェネレーティブ・モノカルチャー」…まぁ、生成的単一栽培? みんなが同じAIツール使うと、同じ欠陥を持ったコードが、まぁ、爆散しちゃうと。

これで、一つのもろじゃくせいで、何千ものアプリが、まぁ、やられる可能性があるわけですねぇ。

あと、データプライバシーとか、知的財産IP問題もありますねぇ。

AIが作ったコード著作権って、どうなんの?っていう。まだ、まぁ、グレーゾーンですね。

結論未来対応するエンジニアのための航路図(こうかいず)



まぁ、色々話してきましたけどもぉ。

要するにね、AIは、人間エンジニアの終わりじゃなくて、その役割が、新たな高みに、か、昇華する、時代の幕開けやということですねぇ。

開発者役割は、作業から、えー、指揮者へと進化する。

ほんで、コンピュータサイエンスの深い基礎知識が、これまで以上に重要になる。

プロンプトエンジニアリングみたいな、新しいスキルも、まぁ、不可欠になると。

未来の開発はね、人間AI競争じゃなくて、人間「と」AI共生関係で、まぁ、定義されると思いますぅ。

AI定型的な作業をやってくれるおかげで、人間は、創造性とか、複雑な問題解決とか、そういう、より価値の高いタスクに、まぁ、集中できるようになるわけですよ。

からね、現代コンピュータサイエンス教育の、まぁ、究極的な目標はね、ただコードを書ける人間を育てることじゃないんですよ。

AIアシスタントの有無にかかわらず、未来設計できる、「コズミックマインド」を、函館すること、なんですねぇ。

はい

というわけで、えー、今回は、まぁ、ちょっと難しい話でしたけども、ね。

えー、今後の、えー、AIプログラミングの未来について、えー、この█████が、えー、お話しました。

まぁ、内容としてはー、濃い内容だったかもしれへんけど、俺としては精一杯、

えーーなんでしょう、ま、皆さんに、えー、分かりやすく、えー、お伝えしたつもりでございます

っていうわけで!次の動画でお会いしましょーう!んまたのーぃや!

Permalink |記事への反応(0) | 16:31

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2025-06-30

【ゆる募】 リーダー上流工程経験を積む方法

いつまでSES作業者やればええんや

Permalink |記事への反応(1) | 23:39

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2025-06-28

LLMはエンジニア仕事を奪うのか?否、仕事抽象度を「Why」の次元

序文コード蒸発する時代と、それでも残る「Why」という名の問い

2025年私たちソフトウェア開発の歴史的な転換点に立っている。大規模言語モデル(LLM)の進化は、GitHub Copilotのようなコード補完ツールに始まり、今や「何を作りたいか」を自然言語で伝えるだけで、アプリケーションの雛形が数分で生成される時代現実のものとしつつある。この光景を目の当たりにした多くのプログラマが、漠然とした、しかし確かな不安を抱いているだろう。「私たち仕事は、いずれAIに奪われるのではないか」と。

この問いに対する私の答えは、半分はYesであり、もう半分はNoだ。より正確に言えば、プログラマ仕事本質が、歴史上かつてないレベル抽象化され、その役割が再定義されるのだ。私たちは、コードを「書く」作業から解放される一方で、これまで以上に高度な思考要求されることになる。

本稿では、プログラミング歴史を「How(いかに作るか)」から「What(何を作るか)」への移行として捉え直し、LLMがこの流れをいかに加速させるかを論じる。そして、その先にある、AIには決して代替できない、人間ならではの競争優位性、すなわちWhy(なぜ作るのか)」を定義し、記述する能力重要性について深く考察していく。これは、単なる未来予測ではない。今を生きるすべてのソフトウェアエンジニアにとっての、生存戦略提示である

第1章:プログラミング歴史的変遷 ― HowからWhatへの長い道のり

LLMの登場を特異点として捉える前に、我々が立っている場所を正確に知る必要がある。ソフトウェア開発の歴史は、常に「抽象化」との戦いであった。そしてその歴史は、プログラマの関心が「How」から「What」へと徐々に移り変わっていくプロセスとして描くことができる。

1-1.手続き時代:Howを記述することに終始した黎明期

コンピュータ黎明期プログラミングとは、計算機理解できる命令(How)を、一行一行、丹念に記述する作業のものであった。アセンブリ言語や初期のFORTRANCOBOLといった言語は、ハードウェアの制約を強く受けており、プログラマメモリ管理プロセッサ動作といった、極めて物理層に近いレベルでの「How」を意識する必要があった。

この時代テストもまた、「How」に強く束縛されていた。書かれた手続きが、意図した通りに順番に実行されるか、特定入力に対して期待された計算結果を返すか。テストの関心事は、あくまで「手続きの正しさ」の検証にあった。ビジネスロジック実装の詳細が密結合し、コード特定の処理手順を記述した、硬直的な塊となっていた。

1-2.テスト駆動した振る舞いへの注目:Whatへの小さな一歩

風向きが変わり始めたのは、ソフトウェアの規模が拡大し、その複雑性が人間認知能力を超え始めた頃だ。1990年代後半から2000年代にかけて提唱されたエクストリーム・プログラミングXP)の中で、テスト駆動開発(TDD)という考え方が登場する。

TDD本質は、単なるテスト手法改善ではない。それは、プログラミングパラダイム根底から覆す思想だった。TDDは、「まずテストを書く」ことを強制することで、プログラマ意識を「これから実装するコード(How)」から「そのコードが満たすべき振る舞い(What)」へと強制的に転換させたのだ。

テストはもはや、書かれたコードの後追いで正しさを検証する作業ではない。それは、これから作られるべきソフトウェアの「仕様書」であり、「振る舞いの宣言」となった。例えば、「ユーザーログインボタンクリックしたら、ダッシュボード画面に遷移する」というテストコードは、具体的な実装方法(`onClick`イベントハンドラの中で`window.location.href`を書き換える、など)には一切言及しない。それはただ、達成されるべき「What」を記述しているだけだ。

この思想は、ビヘイビア駆動開発(BDD)へと発展し、`Given-When-Then`といった、より自然言語に近い形式ソフトウェアの振る舞いを記述するスタイルを生み出した。プログラマだけでなく、プロダクトマネージャービジネスアナリストといった非技術者をも巻き込み、「What」を共通言語として定義する試みが本格化したのである

1-3.宣言プログラミングの台頭とフレームワーク役割

TDD/BDDによってプログラマ意識が「What」に向かい始めると、コードのものもまた、宣言的なスタイルへと進化していく。この変化を劇的に加速させたのが、モダンフレームワーク存在だ。

Reactを例に考えてみよう。Reactが登場する前、フロントエンド開発はjQuery代表されるように、DOMを直接操作する命令的なコード(How)の連続だった。「このボタンクリックされたら、この要素のテキストを書き換え、あちらの要素を非表示にする」といった具合だ。

しかし、Reactは「UIとは、ある状態state)に対する純粋写像である」という宣言的なモデル提示した。プログラマがやるべきことは、UI状態(`state`)と、その状態がどのように見えるか(JSXによるコンポーネント)を宣言することだけだ。状態が変更された際に、DOMをどのように効率的更新するかという面倒な「How」の部分は、Reactの仮想DOM差分検出アルゴリズムがすべて隠蔽してくれる。プログラマは「What(UIのあるべき姿)」を記述するだけでよくなったのだ。

この「WhatからHowへの変換」は、様々な領域で見られる。

これらのフレームワークツールは、いわば特定の制約下における、WhatからHowへの高性能な変換器」として機能してきた。プログラマは、フレームワークが課す「お作法」や「制約」を受け入れることで、退屈で間違いの多い「How」の記述から解放され、より本質的な「What」の定義に集中できるようになった。我々が「生産性が高い」と感じる開発体験は、この優れた変換器の恩恵に他ならない。

現状は、この歴史的変遷の延長線上にある。プログラマ仕事は、手続き記述する職人から、振る舞いを定義し、それを実現するための最適な「変換器(フレームワーク)」を選択・設定するアーキテクトへと、その重心を移してきたのだ。

第2章:LLMがもたらす究極のパラダイムシフト ― 汎用変換器の誕生

フレームワークがもたらした「WhatからHowへ」の潮流は、LLMの登場によって、未曾有のスケールで加速されようとしている。フレームワークが「特定領域に特化した変換器」であったのに対し、LLMは「あらゆる領域対応可能な、究極の汎用変換器」としてのポテンシャルを秘めているからだ。

2-1.フレームワークの制約を超えて

前章で述べたように、ReactやTerraformといったフレームワークは、その恩恵と引き換えに、私たち特定の「制約」を課してきた。Reactを使うならコンポーネントベース思考し、状態管理作法に従う必要がある。Terraformを使うなら、そのエコシステムとHCLの流儀を受け入れなければならない。これらの制約は、WhatからHowへの変換を自動化するための「レール」であり、私たちはそのレールの上を走ることで効率を得てきた。

しかし、LLMはこの前提を覆す。LLMは、特定フレームワーク言語知識を事前に学習しているが、その利用において絶対的な制約を課すわけではない。私たちは、より自由形式で「What」を伝えることができる。

例えば、こうだ。

ユーザー認証機能付きのシンプルブログアプリを作ってほしい。フロントエンドはReactとTypeScriptUIコンポーネントはMUIを使う。バックエンドNode.jsExpressで、データベースPostgreSQLユーザーGoogleアカウントログインでき、新しい記事作成編集、削除できる。記事にはマークダウン記法が使えて、画像アップロードできるようにしてほしい。

この要求(What)は、特定フレームワーク流儀に則ったものではない。複数技術スタックを横断し、機能要求自然言語で並べただけのものであるしかし、現在のLLM、特にGPT-4oやそれに類するモデルは、このレベル要求からディレクトリ構造設定ファイルAPIエンドポイントフロントエンドコンポーネントに至るまで、驚くほど具体的なコード(How)を生成することができる。

これは、フレームワークが担ってきた「WhatからHowへの変換」が、特定のレールから解き放たれ、より広範で柔軟な領域へと拡張されたことを意味する。これまで自動化が難しかった、あるいは特定フレームワーク存在しなかったニッチ領域や、複数技術を組み合わせる複雑なシステム構築においても、AIによる宣言プログラミング恩恵を受けられる時代が始まろうとしているのだ。

2-2. 「What」の解像度がすべてを決める世界

LLMという汎用変換器の登場により、プログラマ生産性は、いかに質の高いWhatをLLMに伝えられるか」に直結するようになる。これは、俗に「プロンプトエンジニアリング」と呼ばれるスキルだが、その本質は、ソフトウェア開発における「要求定義」そのものである

質の高い「What」とは何か。それは、曖昧性がなく、網羅的で、矛盾のない要求である

これらは、優秀なソフトウェアエンジニアが、プロダクトマネージャーデザイナーとの対話を通じて、日常的に行ってきた思考プロセスのものではないだろうか。LLMの登場は、この思考プロセスを、より明確に、よりテキストベースで「記述」する能力を求める。私たちの頭の中にあった暗黙的な仕様が、LLMへの入力プロンプト)という形で、明示的に言語化されることを要求するのだ。

やがて、ほとんどのプログラミング作業は、この「Whatの記述」に収束していくだろう。TDDテストコードという形式で「What」を記述したように、私たち自然言語や、より構造化された要求記述言語を用いて、AIに対して「What」を宣言することになる。コード(How)は、その宣言から自動生成される中間生成物に過ぎなくなる。まさに、コード蒸発していく未来である

第3章:それでもAIには決められない ― 「Why」の不在という致命的な欠陥

「What」を伝えれば「How」が手に入る。この魔法のような世界の到来を前に、私たちは一つの重大な問いに直面する。それは、「そのWhatからHowへの変換は、本当に一意に決まるのか?」という問いだ。

答えは、明確にNoである

ある「What(要求)」を実現するための「How(実装)」は、無数に存在する。そして、どの「How」を選択すべきかを決定するためには、単純な機能要求(What)だけでは情報が全く足りない。そこには、必ずWhy(なぜそう作るのか)」という、背景、文脈、そしてトレードオフ考慮必要不可欠となる。

3-1.トレードオフの海に溺れるLLM

簡単な例を考えてみよう。「1億件のユーザーデータを格納し、ユーザーIDで高速に検索できるシステム」という「What」をLLMに与えたとする。LLMは、どのような「How」を提案するだろうか。

これらの選択肢は、どれも「What」を満たしている。しかし、その特性は全く異なる。案Aは多くのエンジニアにとって馴染み深く開発が容易だが、10億、100億件へのスケールは難しいかもしれない。案Bはスケール性に優れるが、厳密なトランザクション管理は苦手だ。案Cは高速だが、運用コストシステムの複雑性が増す。案Dは安価だが、検索速度は他に劣る。

LLMは、これらの選択肢をリストアップすることはできるだろう。しかし、このプロジェクトにとって最適な選択肢はどれかを、自信を持って決定することはできない。なぜなら、その決定には、LLMが与えられていない「Why」の情報必要からだ。

これらの「Why」こそが、無数に存在する「How」の中から、ただ一つの「正解」を選び出すための羅針盤なのである。そしてこの「Why」は、ビジネス目標組織文化ユーザーの期待、技術的な制約といった、極めて人間的で、文脈依存的な情報の中にしか存在しない。

3-2.エンジニアが暗黙的に行ってきた「Why」に基づく意思決定

ここで重要なのはこれまでもエンジニアは、この「Why」に基づく意思決定を、意識的あるいは無意識的に行ってきたという事実だ。

私たち技術選定を行うとき、単に「流行っているから」という理由だけでReactを選ぶわけではない。「SPA(Single PageApplication)にすることでユーザー体験を向上させたい(Why)」、「コンポーネント指向の開発によって長期的な保守性を確保したい(Why)」、「Reactエンジニア採用市場が活発だからWhy)」といった、様々な「Permalink |記事への反応(0) | 17:09

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LLMはエンジニア仕事を奪うのか?否、仕事抽象度を「Why」の次元

序文コード蒸発する時代と、それでも残る「Why」という名の問い

2025年私たちソフトウェア開発の歴史的な転換点に立っている。大規模言語モデル(LLM)の進化は、GitHub Copilotのようなコード補完ツールに始まり、今や「何を作りたいか」を自然言語で伝えるだけで、アプリケーションの雛形が数分で生成される時代現実のものとしつつある。この光景を目の当たりにした多くのプログラマが、漠然とした、しかし確かな不安を抱いているだろう。「私たち仕事は、いずれAIに奪われるのではないか」と。

この問いに対する私の答えは、半分はYesであり、もう半分はNoだ。より正確に言えば、プログラマ仕事本質が、歴史上かつてないレベル抽象化され、その役割が再定義されるのだ。私たちは、コードを「書く」作業から解放される一方で、これまで以上に高度な思考要求されることになる。

本稿では、プログラミング歴史を「How(いかに作るか)」から「What(何を作るか)」への移行として捉え直し、LLMがこの流れをいかに加速させるかを論じる。そして、その先にある、AIには決して代替できない、人間ならではの競争優位性、すなわちWhy(なぜ作るのか)」を定義し、記述する能力重要性について深く考察していく。これは、単なる未来予測ではない。今を生きるすべてのソフトウェアエンジニアにとっての、生存戦略提示である

第1章:プログラミング歴史的変遷 ― HowからWhatへの長い道のり

LLMの登場を特異点として捉える前に、我々が立っている場所を正確に知る必要がある。ソフトウェア開発の歴史は、常に「抽象化」との戦いであった。そしてその歴史は、プログラマの関心が「How」から「What」へと徐々に移り変わっていくプロセスとして描くことができる。

1-1.手続き時代:Howを記述することに終始した黎明期

コンピュータ黎明期プログラミングとは、計算機理解できる命令(How)を、一行一行、丹念に記述する作業のものであった。アセンブリ言語や初期のFORTRANCOBOLといった言語は、ハードウェアの制約を強く受けており、プログラマメモリ管理プロセッサ動作といった、極めて物理層に近いレベルでの「How」を意識する必要があった。

この時代テストもまた、「How」に強く束縛されていた。書かれた手続きが、意図した通りに順番に実行されるか、特定入力に対して期待された計算結果を返すか。テストの関心事は、あくまで「手続きの正しさ」の検証にあった。ビジネスロジック実装の詳細が密結合し、コード特定の処理手順を記述した、硬直的な塊となっていた。

1-2.テスト駆動した振る舞いへの注目:Whatへの小さな一歩

風向きが変わり始めたのは、ソフトウェアの規模が拡大し、その複雑性が人間認知能力を超え始めた頃だ。1990年代後半から2000年代にかけて提唱されたエクストリーム・プログラミングXP)の中で、テスト駆動開発(TDD)という考え方が登場する。

TDD本質は、単なるテスト手法改善ではない。それは、プログラミングパラダイム根底から覆す思想だった。TDDは、「まずテストを書く」ことを強制することで、プログラマ意識を「これから実装するコード(How)」から「そのコードが満たすべき振る舞い(What)」へと強制的に転換させたのだ。

テストはもはや、書かれたコードの後追いで正しさを検証する作業ではない。それは、これから作られるべきソフトウェアの「仕様書」であり、「振る舞いの宣言」となった。例えば、「ユーザーログインボタンクリックしたら、ダッシュボード画面に遷移する」というテストコードは、具体的な実装方法(`onClick`イベントハンドラの中で`window.location.href`を書き換える、など)には一切言及しない。それはただ、達成されるべき「What」を記述しているだけだ。

この思想は、ビヘイビア駆動開発(BDD)へと発展し、`Given-When-Then`といった、より自然言語に近い形式ソフトウェアの振る舞いを記述するスタイルを生み出した。プログラマだけでなく、プロダクトマネージャービジネスアナリストといった非技術者をも巻き込み、「What」を共通言語として定義する試みが本格化したのである

1-3.宣言プログラミングの台頭とフレームワーク役割

TDD/BDDによってプログラマ意識が「What」に向かい始めると、コードのものもまた、宣言的なスタイルへと進化していく。この変化を劇的に加速させたのが、モダンフレームワーク存在だ。

Reactを例に考えてみよう。Reactが登場する前、フロントエンド開発はjQuery代表されるように、DOMを直接操作する命令的なコード(How)の連続だった。「このボタンクリックされたら、この要素のテキストを書き換え、あちらの要素を非表示にする」といった具合だ。

しかし、Reactは「UIとは、ある状態state)に対する純粋写像である」という宣言的なモデル提示した。プログラマがやるべきことは、UI状態(`state`)と、その状態がどのように見えるか(JSXによるコンポーネント)を宣言することだけだ。状態が変更された際に、DOMをどのように効率的更新するかという面倒な「How」の部分は、Reactの仮想DOM差分検出アルゴリズムがすべて隠蔽してくれる。プログラマは「What(UIのあるべき姿)」を記述するだけでよくなったのだ。

この「WhatからHowへの変換」は、様々な領域で見られる。

これらのフレームワークツールは、いわば特定の制約下における、WhatからHowへの高性能な変換器」として機能してきた。プログラマは、フレームワークが課す「お作法」や「制約」を受け入れることで、退屈で間違いの多い「How」の記述から解放され、より本質的な「What」の定義に集中できるようになった。我々が「生産性が高い」と感じる開発体験は、この優れた変換器の恩恵に他ならない。

現状は、この歴史的変遷の延長線上にある。プログラマ仕事は、手続き記述する職人から、振る舞いを定義し、それを実現するための最適な「変換器(フレームワーク)」を選択・設定するアーキテクトへと、その重心を移してきたのだ。

第2章:LLMがもたらす究極のパラダイムシフト ― 汎用変換器の誕生

フレームワークがもたらした「WhatからHowへ」の潮流は、LLMの登場によって、未曾有のスケールで加速されようとしている。フレームワークが「特定領域に特化した変換器」であったのに対し、LLMは「あらゆる領域対応可能な、究極の汎用変換器」としてのポテンシャルを秘めているからだ。

2-1.フレームワークの制約を超えて

前章で述べたように、ReactやTerraformといったフレームワークは、その恩恵と引き換えに、私たち特定の「制約」を課してきた。Reactを使うならコンポーネントベース思考し、状態管理作法に従う必要がある。Terraformを使うなら、そのエコシステムとHCLの流儀を受け入れなければならない。これらの制約は、WhatからHowへの変換を自動化するための「レール」であり、私たちはそのレールの上を走ることで効率を得てきた。

しかし、LLMはこの前提を覆す。LLMは、特定フレームワーク言語知識を事前に学習しているが、その利用において絶対的な制約を課すわけではない。私たちは、より自由形式で「What」を伝えることができる。

例えば、こうだ。

ユーザー認証機能付きのシンプルブログアプリを作ってほしい。フロントエンドはReactとTypeScriptUIコンポーネントはMUIを使う。バックエンドNode.jsExpressで、データベースPostgreSQLユーザーGoogleアカウントログインでき、新しい記事作成編集、削除できる。記事にはマークダウン記法が使えて、画像アップロードできるようにしてほしい。

この要求(What)は、特定フレームワーク流儀に則ったものではない。複数技術スタックを横断し、機能要求自然言語で並べただけのものであるしかし、現在のLLM、特にGPT-4oやそれに類するモデルは、このレベル要求からディレクトリ構造設定ファイルAPIエンドポイントフロントエンドコンポーネントに至るまで、驚くほど具体的なコード(How)を生成することができる。

これは、フレームワークが担ってきた「WhatからHowへの変換」が、特定のレールから解き放たれ、より広範で柔軟な領域へと拡張されたことを意味する。これまで自動化が難しかった、あるいは特定フレームワーク存在しなかったニッチ領域や、複数技術を組み合わせる複雑なシステム構築においても、AIによる宣言プログラミング恩恵を受けられる時代が始まろうとしているのだ。

2-2. 「What」の解像度がすべてを決める世界

LLMという汎用変換器の登場により、プログラマ生産性は、いかに質の高いWhatをLLMに伝えられるか」に直結するようになる。これは、俗に「プロンプトエンジニアリング」と呼ばれるスキルだが、その本質は、ソフトウェア開発における「要求定義」そのものである

質の高い「What」とは何か。それは、曖昧性がなく、網羅的で、矛盾のない要求である

これらは、優秀なソフトウェアエンジニアが、プロダクトマネージャーデザイナーとの対話を通じて、日常的に行ってきた思考プロセスのものではないだろうか。LLMの登場は、この思考プロセスを、より明確に、よりテキストベースで「記述」する能力を求める。私たちの頭の中にあった暗黙的な仕様が、LLMへの入力プロンプト)という形で、明示的に言語化されることを要求するのだ。

やがて、ほとんどのプログラミング作業は、この「Whatの記述」に収束していくだろう。TDDテストコードという形式で「What」を記述したように、私たち自然言語や、より構造化された要求記述言語を用いて、AIに対して「What」を宣言することになる。コード(How)は、その宣言から自動生成される中間生成物に過ぎなくなる。まさに、コード蒸発していく未来である

第3章:それでもAIには決められない ― 「Why」の不在という致命的な欠陥

「What」を伝えれば「How」が手に入る。この魔法のような世界の到来を前に、私たちは一つの重大な問いに直面する。それは、「そのWhatからHowへの変換は、本当に一意に決まるのか?」という問いだ。

答えは、明確にNoである

ある「What(要求)」を実現するための「How(実装)」は、無数に存在する。そして、どの「How」を選択すべきかを決定するためには、単純な機能要求(What)だけでは情報が全く足りない。そこには、必ずWhy(なぜそう作るのか)」という、背景、文脈、そしてトレードオフ考慮必要不可欠となる。

3-1.トレードオフの海に溺れるLLM

簡単な例を考えてみよう。「1億件のユーザーデータを格納し、ユーザーIDで高速に検索できるシステム」という「What」をLLMに与えたとする。LLMは、どのような「How」を提案するだろうか。

これらの選択肢は、どれも「What」を満たしている。しかし、その特性は全く異なる。案Aは多くのエンジニアにとって馴染み深く開発が容易だが、10億、100億件へのスケールは難しいかもしれない。案Bはスケール性に優れるが、厳密なトランザクション管理は苦手だ。案Cは高速だが、運用コストシステムの複雑性が増す。案Dは安価だが、検索速度は他に劣る。

LLMは、これらの選択肢をリストアップすることはできるだろう。しかし、このプロジェクトにとって最適な選択肢はどれかを、自信を持って決定することはできない。なぜなら、その決定には、LLMが与えられていない「Why」の情報必要からだ。

これらの「Why」こそが、無数に存在する「How」の中から、ただ一つの「正解」を選び出すための羅針盤なのである。そしてこの「Why」は、ビジネス目標組織文化ユーザーの期待、技術的な制約といった、極めて人間的で、文脈依存的な情報の中にしか存在しない。

3-2.エンジニアが暗黙的に行ってきた「Why」に基づく意思決定

ここで重要なのはこれまでもエンジニアは、この「Why」に基づく意思決定を、意識的あるいは無意識的に行ってきたという事実だ。

私たち技術選定を行うとき、単に「流行っているから」という理由だけでReactを選ぶわけではない。「SPA(Single PageApplication)にすることでユーザー体験を向上させたい(Why)」、「コンポーネント指向の開発によって長期的な保守性を確保したい(Why)」、「Reactエンジニア採用市場が活発だからWhy)」といった、様々な「Permalink |記事への反応(0) | 17:09

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2025-06-22

明日も働くぞ

熊本半導体工場関連でバイトをしている。

最寄駅は菊陽町豊肥線原水駅

半導体工場進出に伴い昨年ホーム拡張工事が行われた。幅2m、大人が両手を伸ばしてちょい、

2m拡張したのではなく、2m「に」拡張

狭い、危ない、通勤時間にはホームは人で溢れる、ホーム柵などない。てか無人駅だし。屋根は一部にしかなく4人ほど座れる待合室があるだけでホームにはベンチもない、空調などあるわけない、ラッシュですら20分に1本。満員電車

そこからさらバス現場に向かう。バスも常に満員。乗り溢しが出ないギリギリオペレーションとはいえ都会の通勤に比べれば天国だが、その分運賃が高い。鉄道バス田舎は高いのだ。

さてこの菊陽町半導体企業進出セミコンパークの成功で税収がエグい。2025年からは不交付団体になる、国から予算補助が不要になった、日本の全ての自治体でこれを成してる地方自治体は4%しかない。

さて半導体工場の真横に畑があり、人参なんぞを作っている。日本農家の平均経営面積は2haなのだが、2haで人参を作っても農業所得は300万円にしかならない。

人参畑の真向かい半導体工場は年間推定で3000億円の売り上げ(生産)がある。ちなみに工場敷地20ヘクタールである。そんな矛盾だらけでシュール光景を眺めながらバスに揺られて出勤する。

農家インタビューテレビに流れていた

「わしゃこ土地を譲らんずら」だってさ。

さて半導体工場からの税収で潤った菊陽町は様々な住民サービスを拡充する。している。

車社会ゆえに地元住民はほぼ利用しない原水駅では半導体工場で働く俺たち奴隷が風雨に耐えながら20分に一本の電車を待ちながら、一方で車でしか利用できない場所にそれはそれは荘厳な体育館を建てた。

菊陽町総合体育館」でググれ。できたばかりでピカピカの設備で、公共施設の分際で22時まで営業している。ライザップなんぞ霞むような最新のトレーニング機器がずらりと並び使い放題になってる。

運営銭湯が併設されており利用料450円なのだスーパー銭湯レベルに立派、そして予算じゃぶじゃぶなのだろう清潔に維持されている、スタッフ大勢、どう考えても利用料で採算が取れる事業ではない。なおこちらも民間委託で22時まで開いている。

さて、農業統計を見ると日本の稲作農家は年間平均22日も働いているのだそうだ。人参農家は知らんが、人参畑の横を毎日通っているが百姓労働している様子を見かけることはほぼないが。

ともかく365日の内22日も労働しているのだから大変な仕事である(嫌味)。

ちなみに1農家あたりの経営面積を他国と比べてみると

EUでざっくり30ヘクタール

アメリカで100ヘクタール超え

オーストラリアは1000ヘクタールを超えている。

先にも書いたが日本は2ヘクタール

 

日本は丁寧に安全農作物を作っているのだから仕方がない。

このように思う人がいるだろう。

なるほど

ちなみに面積あたり農薬使用量は

アメリカ欧州、 2−3kg/ha

日本、12kg/ha

先進国で一番農薬を使っているのは日本だったりする。

これあまり知られていないんですけどね。

 

というと、使い方や農薬の成分が違うと反論があるだろう。

先に答えておくと使い方や成分で一番ヌルいのも日本だったりする。

そもそも欧米消費者が強く、日本生産者が強いのだ。

例えば欧米では農業認証農家ISO)を取得している農家農作物でなければ市場流通されない。

認証は厳しい、農薬の成分、希釈方法や散布方法作業者まで全て記録されトレースできる書類を残さなきゃならない。ウソがバレたら認証取り消しとなり出荷できず詰む。

日本にこのような制度はない。

ちなみに日本農作物は諸外国から見れば信頼性ゼロ得体の知れない毒物という扱いであり、例えばオリンピック協会選手村提供される食事に厳しいレギュレーションが設けられており、これを満たす食材日本国内では調達できなかったため東京オリンピック選手村食堂では日本食材は使われていない。

というとこのような反論があるだろう。

 

いやでも日本ちゃん検査されてるから

 

うんこれもツッコミどころ満載なんだわ。

ざっくり言えば世界常識レベル検査はされてない。

全て性善説、お百姓さんは善人しかいない設定。

ちなみに、わーくに最高の米と言えば魚沼産コシヒカリだが

これ生産出荷量の30倍が市場流通している。

意味わかんないよねw

だけどそれが現実

こんな出鱈目な市場流通検査なんぞしても機能するわけがない。実際していない。

何十年も前から問題が指摘されているが関係省庁、農水省は動かず。農業票ってのは強いのです。

 

さてそんなファックな世の中だが、生きていくには働くしかねぇ、不満を垂れても世の中は変わらん、諦めて明日も頑張って働こう。選挙など無駄だ。

ちなみに俺の時給は6500円である

 

と作文終わるかのように見せかけてもう少し、

日テレビでボリビア児童労働放送されていた。死の山の鉱山トロッコを押している13歳。

御涙頂戴の画面に流れた彼の日当は

 

「3000円」

 

俺は目をゴシゴシした、何度見直しても300円ではなく明瞭に三千円と表示されており、念入りにファクトチェックしてもその金額だった

週休2日の8時間労働なのだそうだ、その賃金家族を養っているのだそうだ、映像では100円とやらのスープを食うてるシーンも流れてた。

あとその現場で40年働き続けてるおじいさんも出演していた。。。全然危険ちゃうやん

南米最貧国の小卒の17倍の価値しかねぇの?マジで死にたい現場からは以上です。

Permalink |記事への反応(2) | 13:38

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2025-06-21

皿回しとシステム開発。具象思考抽象思考構造化。

世の中には2種類のエンジニアがいる。

具象思考しかできないエンジニアと、抽象思考ができるエンジニアだ。

プロダクトがごくごく小さければ、例えば0->1の初期実装の段階では、「動作する」という点だけから見れば、どちらも大した差はない。

が、そのプロダクトが育つにつれて、絶望的なまでの差がつく。

皿回しで例えると、初期段階、皿を4つくらい回す程度なら、大した違いがない。

が、16、32と増えていくとどうなるか。

具象思考は、1つ1つを回す。

大皿小皿、一つ追加されるたびに空いてる場所に棒を立てて。

個人能力で、ある程度までは回せるだろう。

64、128と増えていったら?

破綻する。

抽象思考は、ある程度の皿のグループをまとめて、回し続けるための仕組みを作る。

皿が追加されるまで棒を立てないとしても、どういう皿が用意されているかあらかじめ確認をして、配置などの準備をしておく(本来は、これをDDDドメイン分析という) 。

64、128と増えていったら?

まとめたグループさらにまとめて回す仕組みを「予定通り」作る。

作っておいてもいいが。

どのレベルグループの数も、8を超えないように調整しつつ(だいたい5を超えないようにしている。平均的な認知能力を超えないように)。

256、512、1024……。

その度に準備しておいたグループ(抽象)の層を追加していく。

具象思考エンジニアは、「今の段階でそこまで実装する必要はない」という。

が、設計もしない。

なぜなら考えられないから。

でも、抽象思考エンジニアは「まず設計」する。

棒を立て(実装)なくても、配置や仕組みなどを「設計」し、区画を分ける。

その設計は「構造化」とも言い換えられる。

プログラマ上がりの中には、手が早いだけで具象思考しかできないエンジニアが大量に混じってる。

ググって、今目の前にある皿を最適に回せる棒を探して、空いた場所に立てて、回し始める。

その一連の「処理」は早い。

けど、それぞれ思い思いの棒を立てるから、それぞれの皿の回転状態メンテし続けるのは大変だ。

この棒はこうやって操作する。

その棒はこうやって操作する。

そういう、何種類もある「処理」からパターンマッチした処理を手早く行う。

そのパターンの数を誇って「優秀なエンジニアでござい」と鼻をおっ広げる。

バカ言え w

それはエンジニアというんじゃなく、作業者と言うんだよ。

数が増えれば限界が来る。

皿が落ち、割れ始める。

逃げる。

残された場所炎上する。

そういうエンジニア(自認)が、「自分設計もできる」とか考えているんだとしたら、思い上がりも甚だしいと思う。

お前はただの小手先が器用な皿回し芸人だ。

Permalink |記事への反応(0) | 09:32

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2025-06-11

相手IQ高すぎて話通じすぎた

https://anond.hatelabo.jp/20250610135143

これ読んで思い出したけど、逆に圧倒的にIQ高そうな人と話が通じすぎてビビった経験ならある。

相手ディレクションするポジション、こっちは下っ端の作業者って立ち位置だったけど、たまたまその人と直接やり取りしなきゃいけなくて

本来なら間に何個も会社なり人なりが入るはずなんだがとにかくそ案件は直接俺がやり取りする必要があった。

相手は分かりやす東大卒MITがどうのこうのとも言ってた。

まず衝撃だったのがこっちが1言うと即座に10くらい汲み取ってくる。

こっちも一応頭の中で(ああ、前提の説明も入れないとこれじゃ分かんないよな)と思って追加情報足そうとするんだけど、その前にもう「ああ、じゃあ~ってことね」って深堀りできてしまってる。

俺の中の頭良すぎるやつのイメージはこっちが言うことに対して「要点をちゃんと絞って話してください」みたいなツッコミが入りがちだったんだが、

その人の場合はそれすらせずに無駄な部分は勝手に省いて、かつ足らない部分も予測だかして、「~ですね?」という推論を立ててくる、し、それが合ってる。

あとIQの差を感じるあるあるで、向こうの言ってることを理解するのにこっちは時間がかかってしまうっていうのもあると思うんだけど、

ガチで頭いい、IQ高い人っていうのは「頭悪いこっちにも分かるような分かりやすく、シンプルで的確な言い方をしてくる」という事もその人と話してて思ったことだ。

正直その人も言い方は口が悪かったんだが、こっちが迷いようがない実直な言葉だし、とにかく話をシンプルにするのが上手かった。

一般的あるあるだとIQ低いやつには話通じないわ、とか言う人いるけど、ガチIQ高い人は俺みたいなだいぶ頭の出来が違う人にも分かりやすく話を通じさせる能力もあるんだなって。

なので「IQいから話通じなくて困る」みたいなこと言ってる人ってのは、実はそれほど頭いいわけじゃないんだろうなあって、まあ自分を棚上げして思っちゃいますね。

Permalink |記事への反応(1) | 18:35

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2025-06-07

真面目だけどどうやら頭があまり良くない後輩をどう扱うべきか

とある専門職をしている。

うちの会社技術職の人間一定以上の高学歴が多く、今私と2人でチームを組んで仕事をしている後輩も世間的によく名の知れた大学を出ている。

の子は真面目で仕事をさぼったりとかはしないし、こちらの指示に対しても分かりましたと言って黙々と仕事をしてくれる。

ただ・・・ただ、それなりの期間一緒に仕事をしてきたが、どうも中々成長しないというか、いつまでも1人に仕事を任せることが出来そうにならない。

技術的な面に関しては、まだ入社して年次も浅いから分からない、出来ないことが多いのは仕方ないと思う。

専門職とはいえやることは結構幅広いしプロジェクトごとに必要スキルも異なるので、それらを身に付けるのに時間がかかるのは分かっている。

その面に関してはこの後輩も年次相応ぐらいなんじゃないかなと思う。優秀という程ではないけど全然出来ないわけでもないし、分からないことも自分で調べて何とかする力は持っている。

からそういう点で未熟であることに関しては特に何とも思わないし、今の年次のレベルでも出来そうなタスクをお願いしている。

しかし、この仕事はただただ淡々と決まりきった作業をすればよいわけではない。

今やっている作業は一体何の目的があってやっているのかを考えなければいけないし、何かトラブルがあればその原因を素早く切り分けて特定していく必要もある。

要は目の前にある具体のタスクのやり方だけではなく、もっとメタ的な視点物事を見なければならない。

お客さんからの依頼や問い合わせなんて当然曖昧ものなんだから、まずざっくりと全体を俯瞰してからかいタスクに落とし込むということがどうしても必要不可欠だ。

だけど後輩はどうもそういう事を考えるのが苦手というか、あんまりそういう思考をしてきた経験が無いんじゃないかなと感じている。

高学歴だし技術的なことは学べることからも、すでに体系化された物事を真面目にコツコツと勉強するということに関しては出来るのだろう。

しか漠然としている物事から素早く本質見出してざっくりと切り分けてみて必要な要素を抽出したり問題点を洗い出したりするということに思考方向性が向いていないように思われる。

例えばあるタスクについてその後輩を主担当者として割り振ってしばらく任せてみているのだが、先日お客さんから不具合について問い合わせがあって対応してもらったらよく分からないことを延々とやり取りし始めてしまった。

とりあえずそのやり取りを中断させて一旦後輩と私の二人で話すことにしたのだが、やっぱり後輩の言っていることが中々要領を得ない。

私が頑張って色々誘導しながら30分かけて聞き出した結果、実は起こっていることは物凄くシンプルでかつ特例的に起こることだったのでひとまず今回だけ手作業対処すればOKというだけの話だった。正直言って、私が後輩の立場だったら問い合わせの30秒後には解決している事だった。

別に高度な技術的な知識問題とかでもない。というより聞き出して行ったらその部分の技術的なことは後輩もちゃんと分っていて問題の発生原因まで理解していたのに、それをシンプル抽出してこう対処すれば良いという結論にたどり着くのにこれだけの時間と手助けが必要だった。

お客さんにとっては意味の分からない技術的なことを話し始めたり、全然本質的ではない発生原因について語り始めたりして、全く意味が分からなかったと思う。私ですらこれだけ理解時間がかかったのだから

上記は一例だが、何のタスクをお願いしても細部にばかり目が行ってしまって全く全体が見えておらず、何が必要でどこが本質なのかというのをどうも理解する力が無いらしいのだ。

この部分に関しては正直、その後輩の同期たちの中でもかなり劣ってしまっているように思われる。ここまで理解能力が無いというのはちょっと想定外だった。

今2人チームで働いている通り、うちの会社は大抵1人か、多くても数人までのチームで仕事をする。割と若い年次でもどんどん1人で仕事をしたりチームリーダーになったりしなければならない。

しかし今の後輩の状態ではとてもじゃないが1人に任せることはできない。降ってきた依頼を理解してタスクに分解して具体的な指示まで落とし込んでくれるリーダーがいないと働けないだろう。

こんな後輩を、今後どうしてあげれば良いのか本当に悩ましいと思っている。

技術的な面ならいくらでも教えられるし、実際にこの本を読むと良いよと勧めたりとか、仕事に余裕がある時にちょっとチャレンジングなことをやってみてもらったりもしていて、それは頑張ってくれている。

またマインドセット的な部分も例えば研修を受けさせたり私が指導すれば学ばせることもできるだろう。

しかし、そもそもとしての思考力とか理解力とかを身に付けさせるってどうしたらいいんだ。君は頭が良くないから鍛えなさい、と言われても後輩だって困るだろう。そもそもパワハラだろうし。

ましてや「真面目」というのが難しい所で、仕事を休んだりもしないし頼んだタスクをすっぽかしたりとかもしないし人柄としてはしっかりしているかちゃんと育ててあげたいんだけども、そうは言っても恐らくこの職に必要な才能が欠けてしまっているのは私にはいかんともしがたい。。。

ストレートに、真正からちゃんと話してあげるのが筋なのだろうか。それとももうそういう子だと諦めて、単純な作業者と割り切って考える方にシフトした方が良いのだろうか。本当に後輩の育成というのは難しい。。。

Permalink |記事への反応(5) | 06:55

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2025-05-23

anond:20250523170244

いうてAIは道具だから

人間AIっつー作業者複数抱えた形になって生産性を求められるようになるだけや

仕事密度が上がって一層しんどくなるやろなあ

Permalink |記事への反応(0) | 17:04

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2025-05-22

anond:20250521181258

そういえば経理仕事ってAIでどうなるんだろ

財務戦略が立てられる人が生き残って経理という作業者はいなくなる可能性が・・・

もちろん税制に詳しい人は生き残るだろな あれは政治から

Permalink |記事への反応(0) | 18:49

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2025-05-08

anond:20250508155647

その度ごとにマニュアル改定する必要はあるよ

実際工場作業者安全管理規程(守るか守らないかは別として)とかそんな感じでしょ?

ただホワイトカラーとか対人サービス業でそれは難しいだろうなーって思った

Permalink |記事への反応(0) | 16:35

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2025-05-06

ソシオパスサイコパスは無理

機能問題先天的なテイカ思考の人は私の理解できる範疇を超えてる

一緒に仕事するの無理

事例 他の作業者の都合を考えず早く来てスペース占拠、で、やることなくてぼーっとしてる 邪魔

他人自分仕事を当然のように押し付けようとするテイカー。

で、自分は暇でずーっとおしゃべり

こう言うのは逃げるか徹底的に境界を明確にして自衛するしかない。

私の事例では二つあった。

Permalink |記事への反応(0) | 02:08

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