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2025-10-26

昭和教師の思い出

昭和には今考えるとあり得ないようなクレイジー教師が居たんだよ、ということを備忘録として記しておく。

増田スペック昭和53年生まれ四国県庁所在地育ち。

 

 

一番記憶に残っているクレイジー教師

生徒に「便所」「うんち」といったあだ名を付けて自分だけでなく生徒間でも呼ばせていた。

あだ名を付けられたのがひょうきん男子たちだったから事なきを得ていたけれど、あれはどう考えてもイジメだった。

それにKは簡単にキレるし、保護者からの評判も良くなかった。

 

 

重度のセクハラジジイ

体育は2クラス合同で、更衣室がない代わりに男女別の教室で着替えるんだけど、Hは堂々と女子生徒が着替え中の教室に入ってじっくりと女子生徒の着替えを観賞。

女子生徒に苦情を言われても「ここは俺が担任教室だ!」と開き直り居座った。

当然女子生徒からの評判は最悪だった。

 

 

男子生徒がつけたあだ名ジャイアン。もしくはバーコードハゲ。容赦ないよね…

今思うとそれほど悪い先生ではなかったとは思うんだけど、

女子体育教師がいる中で、女子生徒の体育担当になったのは悲鳴が上がるのも仕方ないとは思った。

 

 

元教え子と結婚してた教師

今考えると気持ち悪い。

でも当時は他にも何人かそういった教師は居た。

熱血漢ではあるのだが、できない生徒に約束という名の押し付けを迫り、それが破られるとキレるというマッチポンプ熱血漢でうざかった。

 

 

生徒の自主性をスポイルしまくってた。

予習をしてきた生徒が次々と課題をこなすのを叱ってたのは意味がわからなかった。

生徒を完全に自分コントロール下に置くのが至上命題だったっぽい?

 

 

自分が務めてる高校ではなく、母校であるもう一つの進学校賞賛し、勤務先の高校をけなしてばかりの人だった。

予習をしっかりして、授業中に眠るべきという、訳のわからない主張をしていた。

英文を読んで即座に和訳して問題を解け、という当時でも前時代的としか言い様がないやり方を押し付けてうざかった。

ちなみに生徒間で呼ばれていたあだ名はアイババ。

本名もじり+ババアサイババみたいな髪型だったからそう呼ばれていた。

さすがに進学校ともなるとあだ名センスも中々だな、と思った。

Permalink |記事への反応(0) | 22:57

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2025-10-06

30代息子の携帯料金を払う母

働き出してから鬱病実家に戻った。

鬱が寛解に向かい、幸いにも在宅仕事軌道に乗って一人暮らしできるかなというとき難病がわかって、手術や治療のために一旦引き続き実家の世話になることになった。

両親とも健康に働いているので在宅の私が家族の炊事、掃除をしてる。

少し遅れて、一人暮らし引きこもりだった兄弟実家に戻って来た。

家事は全部免除洗濯放置自分の昼食作りで汚したキッチン放置。油汚れに気づかず私が夕飯の支度をすると私が怒られた。

自分洗濯させたら?と聞いたら、一人暮らしで頑張ってきただろうから…って。私も頑張ってたけど、自分洗濯してるよ。

夕方カーテンを閉め忘れただけで廊下を踏み壊さんばかりの足音で歩かれ嫌味を言われた。

鬱病で戻った時、母の気に障り、殺してやる!!!!と言われた。母はその時のことを覚えてない。そんなこと言ったっけ?って。この差はなんだろう。

なんで早く大学進学したかたか思い出していた。

家族食事を囲んで、私が話すのを遮ってあ!そういえば兄弟のあれはどうなった?と話をそらされた。

いじめを受けてることを母に打ち明けると、ええええええ!????!?ってヒス声を上げられて怖くなって、なんだかそれでもう、話す気力がなくなって、そういえば話なんか聞いてくれない人だって諦めたんだった。

ブラジャーを買ってもらえなかった。小学校からそれなりに大きかったが、スポブラをつけるべきだという意識もなかった。

恥ずかさを押して、ようやく相談したとき、連れていかれたのは雑貨屋兼服屋みたいなところで、胸が大きいのが恥ずかしくて自分Bカップだと思い込んで2着買ってもらって、それを何年もつけてた。

私のようなブスが下着屋に行って、可愛い下着自分で選んで着けることは恥ずかしいことだと思ってた。

ニキビで脂っぽいことをからかわれたけど、しゃぼん玉石鹸で洗う以外の知識がなかった。

腋毛を剃るのをやめたほうがいいと言われて、除毛クリームを使っていた。肌が痒くて、生えたまま登校したときもあった。

喘息がひどかったけど、病院には連れていかれず、当然それが喘息とも思っていなくて、夜中に母が面倒見てくれてた。

マラソンはビリで、体育教師気持ち問題と言われた。その後の授業が発作で苦しかった。優しい先生背中を撫でられながら授業を受けたときもあった。授業中みんなに迷惑だっただろう。なぜか親には言えなかった。

父は単身赴任でいなかった。いないほうがマシだった。無神経な父に怒り散らす母の愚痴を聞くのがつらかったから。

部屋にいて、親のなんでもない話し声や物音が怖い。

恥ずかしながら在宅の仕事を始めた年は年収100万だった。世帯年収計算されるので年金免除されないし、国保もしっかり払った。もちろん私費もすべてその中でやりくりした。

兄弟はどうか。仕事は始めたがそもそも家族と一切会話をしない。税金は督促がきても放置していたので払えと言っても無駄らしい。国保も親負担携帯金も母が払って、その上お小遣いも与えてることを知った。

払わせないの?と聞いたら、なんか言いづらくて…と返って来た。私にはどんな文句も言ったのに?

夫婦愚痴も、父の不倫メールが誤送されてきたときも、母のヒステリーも、私が受け止めて来た。

病気のことを含め、子どもの頃から金銭的な不安なく暮らせてたのは親のおかげなので感謝している。たまたますごく収入が上がって、温泉旅館スイートルームプレゼントしたこともある。喜んでくれるのが嬉しい。

でも、私の入院、通院費のことは一切気にかけないのに、兄弟に今度車を買ってあげるんだって

しか卒業旅行海外旅行にも数十万あげたって聞いた。

鬱病が揺り戻してきて起き上がれない日が増えた。軌道に乗ってたはずの仕事なのに、上手く頭がまわらなくて苦しい。

私の意思ってなんだろう。

医師の話で、悪化やすい体質だから場合によっては何度も手術する必要があると思うと言われてて、その度に親に保証人とか付き添いを頼まないとならない。

タイトル揶揄したけれど結局私だって親の文句を言いながら面倒かけてるのは同じだ。恥ずかしいよ。

貯蓄はある。どうにか脱出したい。する。するぞ。疲れた

Permalink |記事への反応(0) | 14:48

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2025-08-26

年をとれば厳しくしてくれた先生感謝するようになるのか

少なくとも俺はなっていない。

40になっても中学の時の担任を思い出すとムカつくし、あの時こう反論すれば良かったと脳内シミュレーションしている。

高校体育教師にもし今会ったら無視するか後ろから蹴っ飛ばす。

ちょっと前には新卒の時のマナー講師が本を出していたのでAmazonで星1を付けた。

精神年齢が18歳で止まっている大人だ。

Permalink |記事への反応(0) | 08:38

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2025-08-09

男子校女の子が潜入→体育教師だけは本能的に女として扱い、着替えは別部屋で行う

社会における性、身体的な性、外部からかかる性自認を変える圧力、のメタファーが散りばめられていてくれ

Permalink |記事への反応(0) | 08:57

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2025-06-22

俺はショタ側に感情移入してショタゲイポルノ漫画を読んでる自分語り大好きゲイ

児童ポルノ問題、にくっついてくる非実在児童が登場するポルノ漫画問題で時々ネット上が騒がしくなってるとき、俺はただただ静観してる。理由はなく単にどんな話題でもネット上では議論しない人間なだけ。

からどういう議論が為されているかは実はよく分かってないんだけれど、ポルノ批判的な立場人間しろ擁護的な立場人間しろ、想定してるポルノ漫画の読者層に俺みたいなヤツって全然入ってなさそうだなーって気はしてる。

それでちょっぴり疎外感を感じたりもするから、こういう人間もいますよーって自己主張、というよりただひたすら長いだけの自分語りが以下延々と続くよ。注意はしたからね。

まずは俺とそういう漫画との出会いから

よくある話、なのかはBL好きな友達少ないから分からないけど、全寮制男子校モノの商業BLコミック少女漫画だと勘違いして手にとったのが、まずBLとの最初出会い高校卒業式前、暇過ぎてブックオフに入り浸ってた時期。

この時点では俺はまだ完全にはゲイを自認してない。ゲイだと認めたくないみたいな否定的感情はそれほどなくて、野郎マッチョな肉体とチンチンにはすこぶる興味あったしオカズにもしていたけれど(完成されたマッチョが好みだったので高校同級生をそういう目で見るとかはなかった、体育教師はそういう目で見てた)、

そんな野郎と恋がしたいとかセックスしたいみたいな欲求は全く湧き上がってこなくて、ただ街ゆくタイプの成人男性脳内保存して妄想オカズにするだけ。

なんか中途半端だなー、これゲイってことでいいん……だよな?みたいな戸惑いがほんのりあった。

俺は大事なこともひたすら先延ばしにする性分で、この件も特に実害はないため一旦保留。

その後もポルノ中心の性生活は続き、実在男性セックスに至ったのはそこから10年も後の話。想像以上に気持ち良かったけど、無いなら無いでも別にいっかなーって優先順位なのは、それなりに経験を重ねた今も変わらず。

この心持ち地方暮らしで頻繁にゲイとの出会いがあるわけではないのも多少は影響してそうだけど、仮に東京に住んでたとしても盛り場ではお仲間との他愛もないおしゃべりを楽しむだけで、帰宅後ひとりポルノ妄想で慰めてる方が俺の人生っぽいかなって気はする。

補足でだいぶ話が逸れてしまったや。

そんな性欲強め?ながら妄想自由に羽ばたく自慰オンリーの性生活してた俺が、妄想権化たるBL世界を知ったため、BLオカズにするゲイ(多分)が爆誕した。

そのまま熱中して地元ブックオフBLコーナーを端から端まで漁りに漁り、漁りきったあとはそこそこ都会な隣県のブックオフまで遠征したところ、当時はBLレーベルから単行本を少し出してた田亀源五郎先生を始めとするガチムチBLとの運命出会いを果たし、ついでにショタBLとも出会ったって流れになる。

この通り俺はマッチョ好きでショタ専のゲイではないし、実在未成年をそういう目で見たこともない。

ショタBLショタゲイポルノ漫画も、読んだ作品数はガチ嗜好の人たちほどは多くないと思う。

ただ妄想の中での俺は時々ショタになっている。いたいけな少年になり、インモラルな成人男性と何やかんやあって男性のチンチンを尻に受け入れ、才能を開花させセックス狂いになる。現実の俺は身長180を超える腹の出たアラフォーゲイだけど。

やっぱり心のどこかで、セックスが無くても問題ない生活より、セックスしたくてしたくてたまらないセックス中心のゲイ生活も、しんどいこと多そうだけど楽しそうだな、羨ましいなって気持ちがあるんだと思う。

そこでどうして自分ショタに戻って大人セックス仕込まれ妄想をする必要があるのかは、自分でも良く分からない。

恋愛イベントにはそこまで憧れてないし、それなりに楽しく青春やれてたか性愛以外のリベンジ願望も無い、って理由もある……のかな?

受け身快楽だけ浴びるほど享受したい、しか思春期突入後最速でという俺の欲望の、依代としてのショタというか。

とあるショタポルノ作家さんの作品が、ショタに手を出す野郎共は多種多彩な容姿バックボーンなのに、肝心のショタがやや没個性キャラクターデザインなのは、俺みたいな読者の依代願望に応えてのあえての没個性なのでは?と推測してる。記号としてのショタ

俺はショタもの読むことを公言してなくて読者同士の横の繋がりもないから、これもまたただの妄想かも知れないけど。

とにかく、俺はショタの心身でマジカルチンポメロメロになり、セックス街道まっしぐら人生妄想を何度も何度もしてしまう。そんな妄想触媒としての、ショタゲイポルノ漫画ライブラリー

万引きがバレたコンビニ通報しない交換条件として店員性交渉提示されて受け入れるこの少年は、俺。

セクシーパンイチ自撮りSNSにあげて、チヤホヤしてくれた見ず知らずの成人フォロワーとうっかりリアルで会う約束ちゃう少年も、俺。

はー俺って俺のこと大好きじゃん、自己愛キッショ。嘘、キショくない、大好き。

からもし非実在児童ポルノ漫画が無くなったら、悲しいは悲しいし、無くなっていい世の中になった!って嘯いてる連中がいたらぶん殴りたくもなるけど、俺は俺のこと大好きだから、ぶん殴らないし、ちょっとだけ前より色褪せた妄想世界にまた逃げ込むだけ、それだけ。

Permalink |記事への反応(1) | 04:57

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2025-06-21

やっぱ体育の授業が問題だらけなのって体育教師にギリ健の馬鹿が多すぎたからなんだろうなぁ

体育の授業中小学生7人搬送熱中症疑いできょうも3人死亡 都心は5日連続真夏日報道ステーション】(2025年6月20日)

https://www.youtube.com/watch?v=SWy7B63gm7Y

Permalink |記事への反応(0) | 17:23

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2025-06-20

体育ヘイトネタ何回擦るんだよ

とか言ってる奴居るけどこれから何度でも擦られるよ

何故ならあれは日本教育で全国規模で行った集団虐待日本全国に被害者がいて

更にその加害者である体育教師学校関係者文科省などはその罪に対して公式謝罪をした事が一度も無いんだから

戦争と同じで被害者がずっとその痛みと悲惨さを語り継いでるだけだから

学校の体育教育が変わらない限りこれからもずっとその流れは変わらないよ

Permalink |記事への反応(0) | 18:07

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ブコメ小学校の頃の記憶をなくしたんか?

件のまとめは小学校だと思うんだけど、小学校の体育は担任が教えることがほとんどだっただろ。体育は本来座学とは別種の知識技能要求されるのだけれど、それに対して専門の教諭を配置できないという制度問題だよ。

「これだから体育教師は」とかいものごとく怨嗟つのらせているブクマカそもそもまとめ内の文脈を読めていないか意図的に読んでいないか小学校に専門の体育教員が配置されていた恵まれ学校だったかのどれか。

中高の体育教育も、それはそれで問題が山積みだし、劣等感生産装置に成り果てていることも多いのだけれど、今回の話題とは直接の関連はないんだよな。

ちなみに小学校教諭基本的教育大学を出なければ免許を取得できない。教育大学学生はもちろん教育学を学ぶのだけれど、それとは別に自身の専門の研究も持つこともあって、それが国語なら小学校免許+中高の国語免許を取得したりする(専門研究を教科以外の道徳教育とか人権教育とか教育制度かに置くことももちろんある)。

問題は、この際に体育が専門にされることはほとんどないということ。体育一筋の人は体育大学に行って中高の教諭をめざすからね。

教室での授業方法を中心に学んできた学生に、そのまま実技などの特殊教育をさせる方が無理がある。あるいは教育大学内での体育の扱い方がよくない。過去小学校の体育で嫌な思いをした、あるいはい子ども学校などで嫌な思いをしている人々は、いつまでも体育教師は〜〜」とか現場教職員個人資質の話に原因を求め、叩くのではなくて、「ずっとこんな調子なのだから、なにか構造的な問題があるに違いない」という視点を持って現状を認識し、未来に同じような怨嗟生産させないように制度設計を変える方向で社会に働きかけてくれよな。

Permalink |記事への反応(0) | 12:00

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2025-05-18

まーたカレー説明書読まないメシマズ親が叩かれてるけどさ

はてなーのうち何人、「ルールブックを熟読したけど、ここがよくわからないのですが…」って体育教師質問した奴がいるっての?

ルールブックなんて配布されてませーん」てブーたれてただけだよね。だいしゅきな図書館リファレンスサービスは利用したのぉ?w

自分が興味を持って給料貯めてワックワクで買ったガジェット説明書は目を皿にして読むけど、必要に迫られて仕方なく購入した生活必需品には興味ないってだけだろ結局

普段子育てしてるママエライ!」「料理なんてテキトーでも子は育つ!」だのちやほやしといて実際はこうしてハシゴ外すんだよな

ちなみに俺も質問なんかしてないよもちろん。保体資料集とかよく読んだら泳ぎ方のフォームとか図解で細かく書いてあるんだよな。まあ静止画説明されてもよくわかんないんだけどさ。ちょっと反省してます。つか体育教師が偉そうにふんぞり返って質問しづらい雰囲気を醸し出してるのが一番悪いんだが?w山本五十六を見習え!w

Permalink |記事への反応(0) | 15:36

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2025-05-09

anond:20250509115912

傷つけたなら謝るが…ごめんなさい

でも、散々書かれてるように1500mって歩いても20分程度の距離だぞ

もちろん50分の授業全部使ってじゃないとしてもさ

 

速く走れって言われたらそりゃキツイけど、一般的中高生~成人が体育の時間内で練習する範囲で十分ジョグできる距離

質的障害や疾患があるなら仕方ないけど

  

自分でも書いてるけど、「みんなと合わせて走りたかったよ」 ←ここじゃないの本当の問題点

本来みんなと一緒のペースで走る必要はないのに、そういう同調圧力プレッシャーがかかる環境体育教師とかもそういうプレッシャーけがち)が本質的問題だと思うけどな

Permalink |記事への反応(0) | 12:13

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2025-05-03

下巻のサイコホラーへの転換

上巻400ページを使ってこの作品は「人を殺していく殺人鬼を見るホラーなのだなと諒解したわけだが、後半になるとなぜがその紙幅のほとんどが生徒側の視点に割かれることになる。

丁寧な前準備をしてきた「襲うホラーからいきなり「襲われるホラー」になるのだ。

いままのでの前準備はなんだったのか、と。上巻をかけて行なってきた主人公とのシンクロを(共感能力がない主人公への共感も変だが)なぜ外すのか、と。言いたいですね。上巻の時点でも生徒視点はあったけどそれはまだ生徒対主人公可能性があったので普通に読んでました。  

  

それでもその襲われるホラー面白かったのならまだいいのがだ、正直退屈である普通な生徒たちの内面人間関係に興味も面白さもあるわけもなく、また主人公との高度な知能戦をする作品でないことはわかりきっている。

結果、適度に混乱して焦燥し次々と殺されていく。主人公への崇拝描写などはまだしもバンドメンバー音楽への想いなどを今更書かれても読み飛ばすし、犯人を殺すためにアーチェリーを持ち心を殺人に切り替えていく生徒にさほど関心は生まれない。結跏趺坐されても噴飯しか出ない。

また、前半から種を撒いていた主人公を疑う生徒側の主人公ポジの生徒たちも、前述したとおり物事決壊主人公がうっかり他の生徒に目撃されたからで、彼らが(「生じたリスク」にはなったが)主人公を窮地に追いやる、といった展開ではない。

生徒たちの末期の主人公とのやりとりは面白いが、やはりそれは日常主人公の生徒だったという属性ありきで、騒動が起こってからの混乱ぐあい作品の深みを増したとは個人的には感じなかった。無論客観的には増したと思われる。

(唐突におもいだしたがそういえば一番印象的なシーンは想定外の退学した元生徒を殺したときに残生徒数カウントを"減らすのを減らす"ではなく"増やしてから減らす"場面で、良かったですね)

また、そうした騒動のなかで作品の魅力であった主人公コミュニケーション相手が不足することになりそこに幻聴幻覚が現れ補っていく。ように見える。

  

意図的なのかどうなのか…こういう「はずし」は正直、つらかった。作品は楽しかったが、やはり下巻は読んでいて落胆を抱えたままだったのが正直な思いであある。

  

  

セックスというツール

この作者の作品はほかに新世界よりしか読んでいないが、どうもセックスを入れ込む、便利に使う作者なんじゃないかなと疑念をもってしまう。

セックスには支配が同居していて人々はそれを意識的しろ無意識しろツールとして扱っている、みたいなそんな感じな、だいぶ違うだろうが快感ありきのものとしては扱っていない感じがある。

  

  

まあそれはそれでもいいのだ。だけどその結果として本作でもセックスする人物が多く頭を抱える。

あきらかに性欲解消と支配調教を同時にこなし生徒・教師含め過去現在沢山の女がいる主人公はもちろんとして

主人公関係しているが男子生徒とも関係を持っている養護教諭

複数女生徒を脅して手篭めにしようとしている体育教師

男子生徒と男色している美術教師

・同僚の妻と不倫している校長

といち高校内に絞っても多すぎる。

なんなら妻に不倫された教師校長脅迫して弱みを握っている関係支配セックスと言ってもいい。やってることは同じだからだ。

しかしそろいもそろって生徒に他人の妻にとわざわざ不貞相手を選んでいるわけで。

みなさん読んでてげんなりしないのだろうか。

もはや女生徒の中で「"健全な"ウリ」をしている者がいないほうが不自然なほど、作者の手癖のようなものを感じてしまう。

セックスにそういう側面があることは否定しないが、ことさらに強調されても困るもので…。

特に主人公なんかはとにかく身近にヤれる、支配できる女を作ろうと虎視眈々している。

彼のような明晰な人物であっても性欲とは動物的な欲求であり自慰風俗で済ます、と割り切ることはできない。コントロール可能と自信を持って身近かつ未成年にも手を出し体も心も支配していく。結果それが致命傷になるのに。

自分はわりと性欲に他人を巻き込むのが面倒な人間なので、他者への共感性が低い主人公が幼少期は別として今もってなぜ身近な他人を使うのか、性欲と支配を分けてそれぞれ処理しないのか不思議でならない。

日本大学すらつまらない主人公にとって、他人に罪を着せ大金を得ることや殺人による人生成功と同じぐらい大事・常に用意していたいものセックスできる相手なのは奇妙だ。

となるとこれはセックスに強いメッセージ性があるということなのだろう。

まあ自分はそういうのに造詣が深くないのでうまく語れるすべがないのだけれど。

無知サル一言苦言申し上げさせていただくと、人の世には「ただただ性欲、ただただ愛のためだけのセックス」もそれなりにあると思いますので、バランス調整としてもっとシンプル性愛を少数混ぜ込んでもらえると読んでいて助かるかなーと思いますはい

そのセックス、その関係作品に本当に必須ですか?

  

  

カラスについて

書きつかれたので最後さらっと。

この作品象徴カラスだと思われるが、カラスがなにを表しているのかは判然としなかった。こうなのかなと考察できそうな点はあるものトリックのヒントぐらいはっきりとはかかれてないし、北欧神話に詳しいわけでもないし…。目の仇にしていたカラス幻視するのは彼らしさではなく作品らしさだなーとか考えてた記憶がある。二匹だし。好意的だし。

着地点として表紙デザインで映えそうだからかな、ということにした。

実際、読む前から見てきたカラスや羽のデザインは本作を印象付ける特徴になっていて読書の契機にもなったと思う。

https://anond.hatelabo.jp/20250503212620

Permalink |記事への反応(0) | 21:27

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2025-03-25

ダンダダンの村上先生

ジャンプラで連載しているダンダダンという漫画村上というキモい体育教師が出てくる

この描写がエグいくらリアル

あんなにリアル体育教師が出てくるのは珍しい

あれは日体大出身体育教師のもの

日体大出身体育教師の魂を描き出したといってもいいレベル

すごくキモい

Permalink |記事への反応(0) | 07:25

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2025-02-26

体育より音楽の方が苦痛だった

俺は幼少から重度の鼻炎で鼻詰まりが酷く、耳も悪く、常に口呼吸で喉も痛めてて声はガラガラだった

当然音痴だし、クラス合唱を録音を聞いて明らかに変な声が混ざってて、それが自分だと知った時はかなりショックだった

とにかく合唱時間が嫌でしょうがなかった

毎年強制合唱祭が有り、そのために朝と帰りに合唱する、祭の期間が近付くと休み時間放課後練習、その期間は毎年不登校気味だった

音楽の授業も嫌だった

歌のテストって何だよ、才能ゲー過ぎるだろ

しかも人前で1人とか少人数で実施って他の教科で中々無いような事を日常的にやらされる

苦言を呈すと音楽教師は歌は楽しいのに何故?みたいな

体育教師音楽教師キチガイ度に大差は無いと思う

体育と音楽どちらが悪かでは無く、体育とか芸術学校強制したり評価すべきじゃないって話

基礎時数を減らして選択性にすべきとも思う

Permalink |記事への反応(0) | 23:47

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anond:20250226231823

日体大出身体育教師がクソなだけだぞ

他大出身体育教師ちゃんとしてたからな

Permalink |記事への反応(1) | 23:22

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2025-02-18

anond:20250218202815

日体大出身体育教師クズ

例外存在しない

Permalink |記事への反応(0) | 20:38

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anond:20250218194843

自然にできてる人にはわからんと思うけど、正しく動かないやつは神経回路が間違って繋がってるんだよ

イメージしてる動きと実際の動作に大きな差があるの

真っ直ぐ手を上げてるつもりなのに明らかに斜めになってるような

そのレベルから何度も繰り返し動きを修正して回路を繋ぎさないと正しく動けるようにならんの

わからんだろ

手を真っ直ぐ上げるなんてできて当たり前だと思うだろ

そりゃ体育教師みたいに運動できた人にはふざけてるようにしか見えないよな

でもそこからトレーニングしないとできないんだよ

まあ、わからんだろうな

Permalink |記事への反応(0) | 20:33

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anond:20250218202546

体育教師の8割はクズ特に日体大出身)なのでちゃんとした学校に行くしかいね

Permalink |記事への反応(1) | 20:28

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anond:20250218202406

じゃあ逆になんで体育教師はソレをやらせないの?

馬鹿から人に教えられないの?

Permalink |記事への反応(1) | 20:25

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anond:20250217203522

体育の文句いつまでもブツブツ言ってる中高年って今の体育教育知らんよね

昔の典型的体育教師なんてかなり希少になってるし、子ども減ってるからチームスポーツはやりにくいし、今の子どもは打たれ弱くて親がうるさいか晒し者にならない工夫もされてる

運悪く教師ガチャでハズレ引くと悲惨だけど、確率はかなり低い

Permalink |記事への反応(1) | 10:57

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数学教師体育教師になれば良いのに

得意な奴が得意な授業してどーすんだよ 得意な奴って苦手な人の心理判らんからな。

Permalink |記事への反応(2) | 10:28

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anond:20250217203522

体育教師って、体や運動専門家のくせに、筋力や体力は一人一人違っていてできる運動個人差があることを認めず、自分簡単にできたことはみんな簡単にできる、できないやつはさぼってるからと思ってるんだよね。

まれつき筋肉の付きにくい体で腹筋も懸垂もできないんすよ。想像もできないんだろうけど

Permalink |記事への反応(2) | 10:23

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anond:20250217203522

大多数の体育教師カリキュラム無視してとりあえずやっとけ精神からだよ

体育も他の教科と同程度には基礎から順にやるカリキュラムになってるはずなんだけど、ネットでは体育だけ「いきなりやらされる」みたいな声が大きいのは何なんだろ

Permalink |記事への反応(0) | 10:20

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2025-02-05

anond:20250204221509

横浜市公立中学体育教師MK。A君が体操着を忘れた。「体操着忘れたらパンツ一枚だと言ったよな」といって休み中で女の子も見てる前で(体育授業は授業前集合)本当にパンツ一枚にさせて、その上「名前書いてないな」と言って破談直接名前を書かせた。ワイはビビって何も言えんかった。いまだに思い出すと震える。

Permalink |記事への反応(0) | 08:33

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2025-02-04

anond:20250204082650

ちゃんとした体育教師に走り方を教わった奴らはみな死んだ。

Permalink |記事への反応(0) | 08:56

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2025-01-02

理系池澤夏樹世界文学全集をほぼ全部読んだから五段階評価する④

【前】anond:20250102174010

2-04「アメリカの鳥 」メアリー・マッカーシー中野恵津子訳★★★

アメリカ少年ヨーロッパ留学に行くんだけれど、ママと仲良しで、自分の行動原理カント定言命法から導き出そうとしていて(すごく不正確に表現ちゃうと「普遍的道徳に一致するように行動しろ」っていうあれ)、政治的に正しくいようとしていて、頭でっかちで、マッチョで荒っぽいことができないところにシンパシーを感じる。あんまりモテそうじゃないしね。モテ主人公の話を読んで一体何が面白いというのか。あっはっは。

しかし、読後感がいいのは、やっぱり誠実だからだ。たとえば、アパートの家主がホームレスを追い出すときに「連中は寒さを感じないんだ」と言いつつも、「こいつらはあたたかいところに寄ってくる」とも言い、そういう矛盾というか二重思考にさっと気づくところがいい。

ピーターが思うに、最悪なのは、人々がこの世の現状に合わせて詭弁を弄することだった。たとえここの管理人のように、不運な人間を追い出すしか方法がない、世の中とはそういうものだと考えるにしても、それくらいでやめておくということができない。彼らは語らないと気がすまないのだ。たとえば、マダム・プエルは酔っぱらっているクロシャール(引用者註:浮浪者)は寒さを感じないのだと言って自分を納得させていた。「あの人たちは何も感じないの。あなたや私とは違うんです」彼女は本気でそれは科学的に証明されている事実だと思っているらしい。しかし、彼らが寒さを感じないなら、どうしてここのエレベーター玄関ホールに潜り込んでくるのか。その二つの事実を結びつけようとは思いもしないようだった。

ところで、実はこういう真っ直ぐな少年少女現実に屈して理想を捨てたり変節したりするお話がすごく好みだったりする。真っ直ぐな青年が悪意に勝てずに差別主義者になってしまうとかも含めてね。あとは、エリート候補挫折したりトップの座を失ったり夢を諦めたりするのも好きだった。進学校に行ったのに退学してしまヘッセ車輪の下」とかル・グインゲド戦記影との戦い」でゲドが影を呼び出してしまってしばらくは闊達に才能を伸ばせなくなる場面とか、アナキン・スカイウォーカーダースベーダーへと堕ちる「スターウォーズ」のエピソード1~3とか。

そういうわけで、新海アニメ感傷マゾアニメ秒速5センチメートル」の少年が、ラストでどういう経緯でああい疲れた大人になってしまったのかを空想するのが好きだった時期がある。「童貞卒業風俗だったのかな?」とか考えたりね(マジ最低!)。とはいえ「結局お前モテてんじゃん! あの子好意に気づいてんだろ!」とも思っていたので、こう考えてしまうのもすべて個人的怨念であろう。今となっては恥ずかしすぎる。

2-05「クーデタジョン・アップダイク池澤夏樹訳★★

まずこの小説舞台がよくわからない。密林があると言いながらトゥアレグ隊商がやってくるので、アフリカの西なのか東なのかとんと見当がつかない。日記を読み返したところ、アフリカ独裁者視点を通じて、アメリカ人の平均的な姿や人種対立風刺しているらしいのだが、「別に詳しくないのにアフリカ人以外が架空アフリカを書くってどうなの」って疑問を当時の僕は日記に書いていた(たぶんアチェベを読んだ後だからそう思ったんだろう)。それに特に必然性もなく素っ裸で暮らす少女が出てくるし、あれはいったい何だったんだ。一応、独裁者出身民族伝統的な暮らしを、宮殿の中でしているという体裁ではあるが……。

独裁者ものではやっぱりアメリカ風刺した側面のあるガルシアマルケスの「族長の秋」のほうががオススメ。今度新潮文庫で出るしね。

アップダイクは「ケンタウロス」のほうがピンときた。「ノルウェイの森」で主人公ワタナベトオルが一時期ハマっていた小説だ。これも古典パロディというか、アメリカのしがない高校教師生活と、ギリシア神話の神々を二重写しにしたもので、例えば体育教師とその浮気相手アレスアフロディテ、厳格な校長ゼウスたまたますれ違う酔っ払いホームレスヘルメスと、卑小な現実とそれを再解釈する神話無駄な壮大さ、あるいは逆に神話を卑小化する面白さがあった(どうでもいいんだが、神々がギリシア名なのにアフロディテだけ英語名ヴィーナス翻訳する美術書を見ると、定訳なのかもしれないが、イタリア関連の文献でヴェネツィアベニス表記されたような、釈然としなさを感じる)。

さな街で暮らすが故の悲哀もよく表現されていた。

僕は知的作品というか、浮世絵と加歌舞伎である見立てみたいに、知っていること前提で楽しむものに心ひかれる。原作を知っている映画のほうが好きなのもそれが理由だろうな。この素材で俺をどう楽しませてくれる? みたいな。

その点「ユリシーズ」も楽しめた。ただし、以前に必読書コピペマジレスしてから大分経つが、結局まだ「フィネガンズ・ウェイク」を読んでいない。ああいうのは気合がいる。

2-06「庭、灰/見えない都市ダニロ・キシュ山崎佳代子訳/イタロ・カルヴィーノ米川良夫訳 ★★★/★★

ダニロ・キシュ「庭、灰」はあまり記憶に残らなかった作品、その二。読んだ記憶があるのだが、デジタル化した二〇一〇年以降の日記を読み返しても読んだ記録がない。ここまで書いてきてなんだが、実は読んでいないのかもしれない。今度図書館で中身をきちんと確かめてみるつもりだ。

イタロ・カルヴィーノ「見えない都市飛ばした。というのも、過去文庫で読んだからだ。こちらかは架空都市伝説を、マルコ・ポーロがクビライ・カンに語る体裁で、僕は幻想的なホラ話が好きなのである。ギョルゲ・ササルマン「方形の円 偽説・都市生成論」もいいぞ。最近文庫化されたし。

同じ著者ではこれ以外にも「冬の夜ひとりの旅人が」というメタフィクション幻想譚もいいし、人間物理的に切断されてそれぞれ善悪両極端な人格になる「まっぷつの子爵」、地上に降りず木を伝って暮らしている「木のぼり男爵」(今にして思えば荒木飛呂彦ジョジョの奇妙な冒険」に鉄塔で暮らすキャラいたな)、鎧の中が空っぽな「不在の騎士」と、児童文学っぽいのもいい。結構読んでいる。

全然関係ないけど、友人と雑談したときガルシアマルケス長編を半分くらい読んだと話したら、「全然読んでないじゃん」って煽られたので笑ってしまった。彼は全部読まないと読んだうちに数えないらしい。「じゃあ何人の作家を読んだんことになるんだ」と言い返して僕は笑った。一応長編を大体読んだのは夏目漱石ドストエフスキートルストイくらいか? 中島敦手帳メモ書きまで記載した全集を読んだ。何度も言うが一生のうち一人の作家しか読めなくなるなら中島敦を選ぶ。ちなみにブローティガンを勧めてくれたのは彼だ。

続く。

Permalink |記事への反応(1) | 17:42

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