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はてなキーワード:低俗とは

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2025-10-26

anond:20251026021552

ご指摘の通り、データの量や質、そして「似ている」ユーザー定義によって、その精度と実用性は大きく左右されます

ユーザーの行動データに基づいて類似性計算しても、その類似性が個々のユーザーの真の興味・関心を正確に反映していない場合があります

特にサービス開始当初や新しいユーザー、または非常にニッチな興味を持つユーザー場合、行動データが不足していると、協調フィルタリング有効機能しません。

Permalink |記事への反応(0) | 02:18

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anond:20251026021340

協調フィルタリングなんてゴミアルゴリズムから

似ている傾向のユーザーの興味を出すってだけで、その「似ている」とされる奴の興味が全く俺にとって興味がない場合が多い

協調フィルタリングがうまく機能するのは、行動データが増えてきた段階であって、少ない段階では低俗的(例えば多くの人がクリックするエロ広告)などになりがち

Permalink |記事への反応(1) | 02:15

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2025-10-23

Yahoo!ニュース諸悪の根源だよな

あそこで高級紙記事と、週刊誌スポーツ紙ネットニュースなんかがフラットに並ぶからネット話題がどんどんスキャンダラスに、「炎上」の方向に流れてしまっている。

昔はさ、週刊誌スポーツ紙なんて読んでるのは、ごく一部のおっさん・おばさんだけで、それだって「わざわざ低俗ものを読みたい」「低俗ものを読んでいる自覚がある」というのが前提だったじゃん。

そんなものいかにも「今日重要ニュースでござい」って顔でヘッドラインに置かれていて、さらに誰でも無料で読めるようになっている。

しか記事ソースほとんど意識されずに、どの記事も「Yahoo!ニュース」として消化されている。

ということの悪影響をよく考えるべきだったよな。

ネット民のマスコミ嫌いってすごいけど、別に大手マスコミが腐ってるからって自動的に他のメディアが上がるわけじゃない。

しろ日本いちばん金をかけて優秀な人を集めて教育されて監視されている報道機関が腐っているなら、他はそれ以下にしかなりようがないんだよ。

そこんところをもうちょっと考えるべきだったと思うね。もう遅いだろうが。

Permalink |記事への反応(1) | 09:49

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2025-10-22

BS朝日、”暴言田原総一朗氏を厳重注意不適切な内容がございまし

https://www.oricon.co.jp/news/2413769/full/

2025-10-21 19:15オリコンニュース

 BS朝日は21日、同局『激論クロスファイア』(毎週日曜 後6:00)内での田原総一朗氏(91)の発言めぐり厳重注意したことを明かした。

投稿発言の違いはあっても,発信している暴言は同じなのに,田原総一朗氏とフワちゃんとでは,テレビ局ラジオ局とかの対応って

こんなにも違うものなのか。

田原総一朗高市氏に謝罪はしないのか

地上波から消えることはないのか

広告から消えることはないのか

フワちゃんオールナイトニッポン0」降板決定 不適切投稿めぐり2024年8月9日20時52分

https://www.asahi.com/articles/ASS893TRMS89UCVL01ZM.html

ラジオ番組「フワちゃんオールナイトニッポン0」(月曜深夜3時)を放送するニッポン放送は9日、番組パーソナリティーを務めるタレントのフワちゃん降板を決定したと公式サイトで発表した。フワちゃんが「X」(旧ツイッター)で不適切投稿したこと理由で、「他人誹謗(ひぼう)中傷する行為は決して認めることができない」としている。

投稿を受けて、同局は5日の放送を休止。このほか米グーグル日本法人が、フワちゃんの出演していたスマートフォンCM動画をすべて非公開にした。

フワちゃんは5日、自身のXで「心から後悔しています」などと謝罪。8日にも当該のタレントに直接謝ったことを明かし、「低俗行為で、人の心を傷つける言葉を吐いてしまい、本当に申し訳ありませんでした」などと投稿していた。

Permalink |記事への反応(2) | 13:56

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2025-10-18

なろう系嫌悪萌え絵嫌悪は根っこが同じ

からずっとモヤってた話。


※1「なろう系小説」は「小説家になろう」に掲載されてる作品総称でなく、その中でも「チート」によって主人公が苦労せず異世界で栄誉や異性の恋人などを得る物語類型を指す。自分書き手なので、そうでないものが色々あることは知っているので区別しておきい。その上で「なろう系」も好きなように消費してもいいとおもう。

※2おおまかに男性」「女性」と区切ってるけど、もちろん反応しない男性女性もいるとおもう。あくまでざっくりした傾向の話として。


「なろう系嫌悪」と「萌え絵嫌悪」って、たぶん根っこが同じ。前者は表向きは「質が落ちる」とか「文化痩せる」とか「安易」とかもっともらしい理屈が並ぶ。萌え絵嫌悪には「性的搾取」「性的客体化」といった文句が並ぶ。しかし、どっちも別に誰かの利益侵害してない。ならさっさと回れ右すればいいのに、どっちも苛立つのだろうかと。そこで、ふと思ったのだが、あの違和感の中心には、しばしば「嫉妬誤作動」があるんじゃないかと思う。


嫉妬は、相対的剥奪から生まれる。自分が何かを奪われたわけじゃないのに、他人快楽承認数字可視化されるせいで、自分位置が一段下がったように“感じる”。なろう小説ならランキングRTいいね。あるいは漫画化やアニメ化までされる。女性なら萌え絵一般的に認められて本棚でそれが見られること。それはたぶん、他人幸福こちらの網膜に直送してくる。人間情熱奴隷から、しばしばそれを無意識正当化するために「あれは低俗」「浅い」「社会に悪影響」みたいな言葉が、心のざわつきを包むラッピングをしやすい。


起爆条件も似てる。お手軽に消費できること。記号が強く、理解コストがかからないこと。ファンコミュニティが楽しそうに盛り上がってること。これらは全部、「自分の美意識努力相対的価値を失うかも」という予感を刺激する。で、その予感が痛いから、道徳っぽい語彙で殴ってしまう。


もちろん、作品や絵に対する妥当批判はあるし、全部を持ち上げろって話ではない。ただ、「ジャンルごと一括りで嫌う」時のトーンって、多くの場合美学議論じゃなくて、心の防衛反応。言い換えれば、「自分が選ばれなかった痛み」の誤魔化し。なろう系嫌悪は「作品を読むのはOKラインが保たれてるだけましで、特に女性側の「萌え絵嫌悪」は公共の場ちょっと女性的なマスコットキャラが出てきた程度で、防衛反応をむき出しにしてるから性質が悪い。


うがった見方に聞こえるのは承知の上で、それでも一回だけ立ち止まってみるといいかも。「これは嫉妬誤作動かもしれない」と仮置きしてから作品や絵そのものの話に戻る。たぶんその方が、余計な敵を作らずに文化批評もできるんじゃないかなと。


付言すると、2010年代萌え絵批判で、あれこれ「添削」して公共の場にふさわしいように修正する議論があったけど、ぶっちゃけていえば「女性キャラをできるだけ女性として魅力的に見えないように修正する」という作業女性じゃないから、たぶんだけど、あれは「本来苦労の末に獲得する果実女性との恋愛やそのさきの行為)を見る人が掠め取っている」ような感覚から来てるんだとおもう。男性そもそも恋愛において(多くは)ジャッジする立場にいないけど、マチアプとかでもわかるように男性ジャッジできる立場なわけで、そこを迂回して「果実」を掠め取ってるのが不愉快なんだろうなあって(彼女たちがそれを自覚してるかはさておき)。

Permalink |記事への反応(0) | 05:01

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2025-10-17

anond:20251017144350

から欧州では低俗言語扱いされてる

情緒がないか

あと英語圏で韻(リリック)をやたら重んじるのは

そいういう理由があるんじゃねえかと勝手に思っている

真偽は知らんが

Permalink |記事への反応(1) | 14:46

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2025-10-15

なぜ男子が優先して教育を受ける必要があるのか

女は教育を受けなくていい、というのは女は教育がなくてもさして悪いことをしないからです

男は教育を受けさせないと自律できず社会を壊す暴力犯罪に走りやすくなる

歴史的にも名のある家の跡継ぎは低俗な影響を受けないよう周りにまともな大人を配し智や徳を修めさせた

それでも失敗例が少なくないのだから、そうでない男は言わずもがなです

明治以降日本の一部教育鉄拳制裁体育会系序列暴力を含んでいるのは、対象となる一般男性の多くが暴力しか理解させられないレベルからです

男の方が人としての程度が低いか教育必要なんです

そこのところを勘違いしたのがそもそも間違いです

同じ教育を受ければ女の方が総じて優秀なのは当たり前

元々の知能平均値もですが有害性のスタート地点が違うのです

ですから男子を優先して教育機会を与えるべきだと思います

ただしその教育は金稼ぎやテストの点取りといった浅いものではなく、まず基本的人間としてどうあるべきかの教育ですが

Permalink |記事への反応(5) | 19:38

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2025-10-13

アンディ・ウォーホールという巨匠が居るわけだが、彼も権利無断使用などで訴訟を起こされていた。

ウォーホールは有名なキャンベルスープ缶やマリリン・モンロー肖像など、サンプリング文化の申し子と言ってもいい存在だ。

彼は、事前に許諾を得ることなく、他人撮影した写真などを元にして作品を作り、のちに訴訟肖像権の侵害で敗訴したりしている。

まり彼は裁判で闘ったということだ。

素直に権利侵害を認めずに、公正使用範囲であると主張したのだ。

江口氏も、この線を主張することは「かなり苦しいが」出来ないことはない。

商業作家イラストレーターとしてではなく、一人のアーティストして、公正使用範囲としての引用を行っているつもりであったという立場だ。

もちろん、そんなことを主張すれば、さらなる大炎上が起こるかもしれないが、プライドは保つことは出来るかもしれない。

実際のところ、彼がこれからも絵を描いてメシを食べていくためにはイラストレーターではなくアーティストして売っていくしか無いのではないだろうか?

しばらくの間、もしくはかなりの長い期間、彼には企業自治体などから仕事の依頼は来ることがないだろう。

その場合廃業するか、それともアーティストして、より物議を醸し出す作品作りに取り組むか、というあたりが取るべき策になるのかもしれない。

あと、もう一つのルートとしては、「本当の江口寿史展」とかそういう感じかな?

彼がこれまで発表してきた作品を、トレースなどの技法は使わず、自らの実線で描き直して作品として売り出すとか。

お涙頂戴な演出必要になるだろうけれど、これも再起のひとつ方法だろう。

あともうひとつあり得なくはないのは、漫画を描くことだろう。

過去作品リバイバルとかなら、売り物にはなるし、

あるいはもっと低俗に今回の経緯を漫画にしてしまってもいい。

まあ、なんにしても江口作品がしばらくは見れなくなるのは残念である、というのが私の立場だ。

音楽の分野でサンプリング音楽制作手法として確立しているのに、

いっぽうイラスト絵画や、漫画などではその道はまだまだ遠いのは残念でならない。

Permalink |記事への反応(2) | 09:38

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2025-10-06

テレビ局で働いていた頃の思い出


一度、ここで書いてみたいと思ってた。初老が近いおじさんである

会社勤めとしてのディレクター業について執筆したい。辞めてから時間が経つけど、たまにあの頃の夢を見るのだ。

最近の夢だと……バラエティ番組の収録の時だった。当時は新入社員に毛が生えたくらいの若造の頃。

ナインティナインの2人がネタ合わせしてる横で、ADである自分が怒鳴られてる夢である。夢じゃなくて、本当にあったことなんだが。いい夢を見ることもあるけど数は少ない。

今はフリーランス映像ディレクターをやってる。仕事は順調……とは言い難い。仕事が少ない年もある。

でも、食いっぱぐれる心配はない。一応そういう実力がある。お金がなさ過ぎて餓死なんてことはない笑

から、もう時効かなと思って、昔の話を書こうと思った。大手テレビ局にいた頃の話だ。

え、なに。守秘義務エンタメ業界にそんなものはない。特定個人企業名前を出さない限りは、お見逃しの世界である。ええい、ままよ。ぶっちゃけてやろう。



1.テレビ局奴隷だった頃

小さい頃からテレビっ子だった。特にバラエティが好きで、将来は絶対あい面白系の仕事がしたいと思ってた。小学生中学生の頃は、お笑い芸人になりたかった。人をニコニコさせるのが好きで。ただまあ、才能がないのって、子どもながらに露骨にわかるんだよな。

勉強ができたか?と言われると、割とできる方だった。要領がいいというよりは、突き詰めて普通の人よりも勉強して高得点をとる感じだった。大学早稲田に進学した。今は亡き(?)社会科学部である( ;∀;)

就職活動の結果、テレビ局内定をもらえた時は本当に嬉しかった。人生ピークだったかもしれない。

入ってみたら想像とは違った。

配属されたのは、生ける伝説みたいなバラエティ番組制作部署だった。ここまではいい。配属希望は通ったのだから

自分ADとして入った。一般的ルートである。珍しい新卒だと、最初カメラマン大道具という珍しいパターンもあるにはある。

仕事だけど、最初は正直何やってるのかわからなかった。とにかく怒鳴られる。プロデューサーから、先輩ディレクターから出演者から下請け制作会社の人から、とにかく罵倒の嵐だった。なんというか、現場での動き方がわからなかった。学生時代イベント運営仕事をしておけばよかった。

正式じゃない企画会議デスク周りや喫煙所でやるような……)に呼ばれることがあっても、「面白くない」「もっと笑い取れるの考えろ」って言われ続ける。それこそ誰からも。

ある時は、夜中の3時まで明日の収録の準備で残っていた。実際、自分仕事はほぼなかった。担当ディレクターが帰れないだけであり、自分やほかのスタッフはそれに引きずられる格好だった。

それでも、「さあ帰ろうか」という雰囲気になったところで……

明日までにあれ用の新しい企画を出してこい。運がよかったら使ってやる」

とか普通に言われる。徹夜もある。週に2,3回、家に帰れたらラッキーだった。あの頃は若かったので、ああいう夜型の生活ができた。今は無理だ。眠気に勝てない。

職場の奥には簡易ベッドがあって、そこで寝るんだけど、寝てる間に先輩に……「寝てんじゃねえよ!」って蹴られることがあった。完全に嫌がらせ憂さ晴らしだった。人間、疲れるとこうなってしまう。

仕事ができる人でもそうだった。

疲労が極限に達すると、おそろしいくら残酷になる。ある時、先輩ディレクター女性AD現場の配置関係口喧嘩になっていた。今思えば、考えられないほど下らない理由だった。

その争いの現場はちょうど、小道具が置いてある狭い狭い空間だった。そこでひたすらに道具を指さしながら、喧嘩をしている。

その女性があまり文句を言ってるので、その先輩ディレクターは、何か重たい小道具ごみ箱みたいな?)を持ち上げると、彼女が出られないような位置にドカン!と置いたのだ。

「おい、さーや。おい、デブ自分でどけてみろ!!」

と、その男ディレクターは言った。

自分はただ、出入口のドアからそれを見て「かわいそうに」と思っていた。思うだけで、助けようという気力は湧かなかった。大学生の頃だったら、助け舟を出したに違いない。

案の定かわいそうに、円柱状の小道具が重過ぎて持ち上げられない女性ADのさーやちゃんは、そこらへんの絨毯みたいになってる小道具に突っ伏すと、わんわん泣きだした。

男性ディレクターは、そんな様子をさらからかっていた。これが、疲労人間の態度に及ぼす影響である。今でも気を付けるようにしてる。

あとは、ある料理番組の野外ロケだった。イケメンを多く輩出する芸能事務所の若手タレントがキャンプ場で料理に取り組んでいた。

皿洗いの最中に、先輩からこんな指導を受けたことがある。

バカ。使った皿は洗う必要ない。ズボンで拭いとけ!男やから、どうにかなるわ。イケメンなんやし。いいか増田。ばい菌だって、巡り巡ってまた口に入るんやから。それが世の中ってもんだよ」

何を言ってるか意味不明だった。先輩の人格が壊れていた可能性がある。

この撮影現場というのは、野外キャンプでの調理だった。イケメンタレントさんが食べた後の皿を……ちょうど水場がなかったので、そこらへんにあったエプロンでササっと拭いて、別のタレント用に再利用した場面である。実際、これくらいのことは日常茶飯事だった。

そのタレントさんは若かったけど、多才な挑戦で知られる人だった。普段は二人組で、もっと若かった時に、女の服を来てピンクレディー楽曲テレビ披露していた。

被害……いや、このあたりのことはさすがに書けないし、「書いていいよ♪」と言われても書かない。こればかりは矜持であるアナウンサーから照明、カメラマン、道具係、ADに至るまで、一応は元仲間である。そこまでするつもりはない。



2.新しい道に目覚めたキッカケ

30代になっても体調は悪かった。ご飯はいつもコンビニ弁当だ。風呂にも何日も入れないから、体から変な匂いがする。誰かに指摘されたら「焼肉を食べたんだ」ってごまかした。口内炎は治らないし、胃はずっとキリキリしてる。

身も心もボロボロだった。一応は、大卒総合職のはずだった。オフィスで働く人のはずだった。想像していたホワイトカラーとは違っていた。

さて。この頃の俺は、ディレクターになる年齢が近づいていた。正直いうと、実質的ディレクターだった。上の人がサボりがちであり、自分の方にディレクターが行うはずの仕事を振っていた。

この時代視聴率がすべて。それがルールだった。

から企画会議では、芸能人のどうでもいいスキャンダルをいじったり、誰かを笑いものにする企画が出てくる。芸人同士の暴力は基本であり、人権感覚など持ち合わせてなかった。あの頃の局全体は、マジでアホだったと思う。

なんで、あん会社で働いてたんだろう……と言うと、理由ひとつだ。「番組を作りたいから」である。ほんのちょっとでも自分の爪痕を世の中に残せたら、それはなんて素晴らしいことだろうと感じていた。

ただ、テレビを見る人の「ペルソナ」って……当時のテレビ業界人の認識においても、「低俗な内容が好きな人」だった。今だからぶっちゃけしまおう。皆そういう認識だった。

今でも同じだと思う。インターネットだと、「やらおん!」「はちな起稿」とか、youtubeだと「アシタノワダイ」「フェルミ漫画大学」とか、あとは暴露系が人気を博している。Xの低俗さはもはや基本。あれが人間本質の一部である

人の心を動かす作品を作りたかった。実録ドキュメンタリーとか、社会矛盾を突くようなドラマとか。そういうのが好きだった。特定作品だと、水上勉の『雁の寺』『海の牙』『火の笛』『土を喰う日々』が好きである

一度だけ、飲み会の場でそういう発言したことがある。「社会派作りたいな~」って。でも、そんなこと言おうもんなら、「何言ってんの?」「誰が見るんや!!」「うちでは作れない」って一蹴される。

自分らはテレビ局奴隷だった。視聴率という数字に魂を売った奴隷である視聴率のためなら、人権侵害も上等の集団。上の人達も同様。

そんな日々の中で、心を救ってくれた作品があった。

地獄のような日々が続いていた30代後半のある夜、たまたまテレビをつけた。とりあえず、家に帰ったらテレビを見る。同業他社作品を観て勉強するのだ。その時も軽い気持ちだった。

その作品は、テレビ東京でやってた『ハイパーハードボイルドグルメリポート』だった。

たことある人がいるかもしれないが、世界ヤバい地域に行って、マフィアとかギャングとか戦争難民とか、そういう人たちが何食べてるのかを映すドキュメンタリーだ。書籍作品で言うと『もの食う人びと』に近いものがある。

最初は「なんか変な番組やってるな」くらいに思ってた。でも、見始めたら目が離せなくなった。

あの時、画面に映ってたのは、コロンビアの元麻薬密売人だった。彼は仲間と、貧しい家で豆を煮て食べていた。その顔には、絶望疲労と、それでも生きようとする強い意志が混じり合ってた。

「これだ!」と思うと涙が止まらなかった。

俺が作りたかったのは、こういう作品だった。くだらない笑いじゃなくて、人間本質に迫るような、生々しくて、でも美しいもの

画面の彼は「食べることは生きることだ」って言ってた。当たり前の言葉だけど、すごく重く響いた。

自分達が毎日作ってる番組は、誰かを笑わせることはできても、誰かの魂を救うことはできない。誰かの心に深く残ることはできない。精神性がないバラエティ番組を作っている。

上っ面ばかりの、人間の心の表層を撫でるだけの、そういうコンテンツ自分が作りたかったのは、人間の心の底流(アンダーカレント)を刺激する番組だった。

テレビ局を辞めることを決意した。独り立ちの準備を重ねたうえ、約二年後に退職願を提出した。



3.貧乏になったのと未来

退職届を出した時のことを覚えてる。人事部長が「もったいない」と言ってた。俺の同期にも辞めた人が何人もいて、知る限りでは、みんな同じことを言われてた。

でも、いいやって思えた。命まで取られるわけじゃない。自分自身の命さえあれば、人の魂を救える作品づくりができるはずだ。

そんなこんなで、業界の伝手を辿って念願の独り立ちを果たした。いわゆるフリーランスである。ほかの会社に勤めるという選択肢はなかった。テレビ東京に不採用になったのもあるけど笑

最初は大変だった。フリーランスになったもの仕事は少ない。貯金は減っていく。実家からは「ちゃん仕事してるの?」って里帰りの度に聞かれた。昔の同僚からは、飲み会の時に「今何してんの?」と聞かれるけど、何とも答えにくかった。それでも答えたが。

初年度の年収は、フジテレビにいた頃の4分の1くらい。段々と家賃も払えなくなって、ボロのアパート引っ越した。都心に出るまでに電車で何十分もかかるような。

後悔はなかった。テレビ局に居た頃は毎日が「作らされてる」感覚だった。誰かの指示で、誰かの期待に応えるために、自分の心が望まないものを作り続けてた。

今は違う。自分が作りたいものを、自分の手で作ってる。CM企画仕事でも、ドキュメンタリー編集でも、放送作家に近い仕事でも、全部自分がやりたいことだ。

特に大きかったのは、サブスク動画配信サービスでの番組制作仕事だ。2025現在アマプラなどでは自社がお金を出してプロに作らせるのが一般的だが、当時は盛んではなかった。

ある時だった。飲み屋で知り合ったのがきっかけで、自分企画書を見てくれたプロデューサーが「面白い」と言ってくれた。それは、テレビ局では「視聴率が取れないから無理」と言われるような、いわゆる追放ものストーリーである社会の片隅に追いやられた人が底辺で足掻くお話だった。『モンテ・クリスト伯』みたいな。

その動画配信サービスプロデューサーは「視聴率はそこまで関係ない。ある種のペルソナ、ある種の人達にどれだけ深く届くかが大事」と言ってくれた。そういうわけで、自分が作りたいものを思う存分作ってやった。



4.人の幸せってこういうこと?

一週間のうち、最低でも数日は充実している。あの頃とは比べ物にならないほどの多幸感である

朝起きて会社に行くわけじゃない。スタジオに行くことは月に何度もあるけど。基本は自分の家で、自分のペースで仕事をする。疲れたら好きなだけ休める。

テレビ局にいた頃は、自分が何のために働いてるのか分からなかった。魂をすり減らしてる感覚だった。

今は違う。自分が作ったドラマを見て「感動した」とか「考えさせられた」とか「面白かった」とか、そういう感想をもらえるとマジで嬉しい。作品が誰かの心に届いてる。そう思うと、もっと頑張ろうって思える。

年収はまだ低い。テレビ局時代の約半分である結婚はできないかもしれない。

でも、幸せだ。あの頃の俺はイライラしてた。自分の好きなものを作れなくて、世の中にウケるものだけを追い求めて、消耗していた。自分自分でないみたいで。

あのグルメリポート番組感謝してる。そしてあの時、勇気を出してテレビ局を辞めた自分感謝してる。

不安しょうがなかったけど、あの頃の不幸だった自分いるから、足掻いていた頃の自分いるから、今があるんだと思える。ありがとう、あの頃の私。諦めないでくれてありがとう

もし、仕事に疲れてる人がいたら、自分の心を無視しないでほしい。本当にやりたいことは何だろう、って自分に問いかけてみてほしい。人生を変えるきっかけになるかもしれないから。

Permalink |記事への反応(27) | 21:04

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2025-10-04

anond:20251004000813

バズとか流行とか、そういう低俗な発想の人間に「センス」があるとは思えない

もっとこう、あるだろ

抽象数学とか超弦理論とかさぁ

Permalink |記事への反応(1) | 00:11

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2025-10-01

dorawii@執筆依頼募集中

お前ら以外全員お前のその書き込みを中身のない低俗煽りしか思わないだろうが厚顔無恥だと突っ走れるからいいよねw

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Permalink |記事への反応(1) | 01:51

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anond:20251001010622

最初から相手を侮って対応してるdorawiiが低俗

自覚ないのか?

おまえ、初手から相手を見下してコミュニケーション取ってるぞ

関係ないツリーに突然レスするときもすでに上から目線で絡みに行ってる

Permalink |記事への反応(1) | 01:07

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anond:20251001010227

その醜い居直り低俗って意味だぞ?w

気付よw

Permalink |記事への反応(0) | 01:03

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anond:20251001010227

どっちが最初かなんて話はしてない

最初から低俗という理屈もない

Permalink |記事への反応(1) | 01:03

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anond:20251001005901

バカのくせに上から否定してくる」

この言動低俗ってことな

おまえ自分でやってる自覚ないんかよ

Permalink |記事への反応(0) | 01:02

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anond:20251001005901

逆だろ

最初から相手を侮って対応してるdorawiiが低俗って話

Permalink |記事への反応(1) | 01:00

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dorawii@執筆依頼募集中

dorawii 煽ってる奴は漏れなく低俗ってことか

バカのくせに上から否定してくる

-----BEGINPGP SIGNEDMESSAGE-----Hash: SHA512https://anond.hatelabo.jp/20251001005901# -----BEGINPGP SIGNATURE-----iHUEARYKAB0WIQTEe8eLwpVRSViDKR5wMdsubs4+SAUCaN4tSwAKCRBwMdsubs4+SM5gAP4uHGMGAxCIrU/1yBsmhx2pk+JxHjB0z5B8P7UXt4+lUQEA9UFfTWib8n61T5XK1nGGynxR/eiT4/f4ZRACF/YakQQ==bEdl-----ENDPGP SIGNATURE-----

Permalink |記事への反応(2) | 00:59

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anond:20251001005230

実際に上の人は目線を合わせて会話するものだよ

無意味に上からくるやつはむしろ低俗な部類

Permalink |記事への反応(1) | 00:56

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2025-09-28

市長ラブホ不倫」より「市長ラブホ会議」のほうがマシと思

機密事項どうなってんだ本当に低俗な国だよ

Permalink |記事への反応(2) | 11:58

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2025-09-20

anond:20250920232749

ちょっとこの人うるさいけど割とエロが苦手な男性もいるよね

一昔前にアニメなんて低俗文化だ!とうるさかったのもこの手の男性だと思われる

それでアニメが認められてから、こんな人も萌えっぽいアニメを観てますで挙げられるのはエロ描写がない作品ばっかりだから明らかに客層に影響を及ぼしてる

Permalink |記事への反応(2) | 23:43

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弱者僭称するアルファのなり損ない達へ

喫茶店コーヒーを飲みながら時間を潰していたところ、若いカップル入店してきた。反射的に「ケッ」と思った。

この反応から分かる通り、自分陰キャである。見た目は冴えないし、野性味や競争力もない。

だが、客観的に見てかわいい彼はいる。なんなら連中が入ってきたときLINEしてたし、デート喫茶店を利用することもある。にも拘わらず、なぜ「ケッ」と思ったのか。

「ケッ」の、より具体的な詳細を書くと、これは次のような感情であった。すなわち、

・「こいつらは自分とは違う」という疎外感

・「浅薄な奴らめ」という嘲笑

自分領域を異質な存在によって侵されたことによる不快感

である

彼女がいるのに、なぜ彼等が異質に感じるのか?答えは「ここで覚える異物感は交際相手の有無ではない」からであるもっと先天的根深感情だ。

まり人を雑なラベリングで語りたくはないが、自分ASD/ADHDの発達コンボだ。「自分は他の人と同じようになれない」「理解できないし、理解されない」という強烈な居心地の悪さと排斥圧を常に感じながら生きてきた。

はっきり言って交際相手の有無と生きやすさはノットイコールだ。確かに、ある程度の相関関係はあるかも知れない。だがしかし、それは「交際相手ができれば生きやすくなる」ことを意味しはしない。

ナンパ師を崇める一群がいる。彼らは弱者男性自称しているが、俺からすると彼等はたまたま配偶者を得られなかっただけの、精神は寧ろアルファと瓜二つの存在に見える。しかも彼等は交際相手こそいないが、社会的には成功している者が少なくない。難関大出て有名企業正社員として勤務してるハイスペック共のどこが弱者なんだよ。

彼女がいようがいまいが、自分人生自分で生きるより他なく、また自分性質が変わる訳でもない。男女交際みたいな別になくても生きていける、云わばオプションの娯楽でしかないものを至上のものとする感性は、まさにアルファ精神構造のものだ。相手人格を認めず、とにかくセックスへの最短ルート模索するというところもよく似ている。

彼女ができただけで解決する苦悩なんて、所詮その程度のものしかない。それは浅薄低俗物質主義で、自己存在それそのものに起因するどうにもならない苦痛とは根本的に全く異なるものだ。たまたま「持っていない」というだけで、信奉している思想のものアルファと何ら変わりない。

陰キャ彼女がいると君らは陰湿攻撃するけどさ。俺からしたら君らの方がよっぽど幸せな「成功者」だよ。

Permalink |記事への反応(1) | 15:56

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2025-09-17

いつからこんなにつまらない世の中になったの?

ただでさえテレビ視聴率主義で「つまんねー番組を垂れ流すなよ。低俗バカどもに合わせやがって」って感じだったのに、最近じゃインターネットがその感じじゃん

もっとこう、あるだろ

抽象数学とか超弦理論とかさぁ

Permalink |記事への反応(0) | 11:33

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自分需要がわかっていない人たち

なんかさ、例えば物理学者がXをやってるとするだろ?

んで、フォロワーが期待してるのは物理学の知見を知りたいってことであって、「高級ワインをお優雅に飲みました」とかどうでもいいんだよね

って考えるとさ、この物理学者自分歴史上の偉人にでもしたいんかなって思っちゃうんだよね

よくあるじゃんアインシュタインがどんな生活を送っていたかとか、そういう低俗情報で盛り上がる界隈、そのくせ相対性理論はなんも理解してない連中

から俺は「誰をフォローするか」ってことを考える場合は、そいつ自分に対する需要をわかってる場合にのフォローするんだよ

数学者なら数学を共有、データサイエンティストならデータサイエンスを共有、プログラマーならコードを共有、って具合にな

もちろん、アイドルなら私生活共有が需要ということになるが、お前はアイドルじゃねーぞ?

私生活有馬鹿はナルシストなんだわ

「俺は世間様に提供できる情報などありません」っていってROM専に徹するサイレントマジョリティーは謙虚でグッドよな

Permalink |記事への反応(4) | 02:29

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バズ猿ども、てめえらのツイートは全部ゴミ

Xだの、SNSという肥溜めを覗いてみろ。そこには必ず、尊敬のかけらもない連中がうようよしている。

いわゆる「バズ狙いのクソ猿」だ。フォロワーの数だの、インプレッション数字だの、くだらねえ指標に魂を売り払ったカス共。

あいつらのツイートを読む価値なんて、一円玉の裏の傷ほどもない。

なぜか?人間というのは「大衆ウケるもの」に飛びつく習性がある。

しかし、大衆ウケるものなんて、たいていは歯ごたえのない駄菓子みたいなもんだ。甘ったるいだけで、栄養ゼロ

から大量のイイネが付いてるツイートほど、実際はゲロみたいにつまらない。笑い声のSEを入れないと成立しない三流バラエティと同じ構造だ。

ここで勘違いするなよ。俺は嫉妬で言ってるんじゃねえ。

馬鹿寿司屋醤油ボトルをペロペロするニュースを見たとき、誰だってムカつくだろ?それと同じだ。

要するに「低俗下品行為を平気でやって注目を集める連中」が心底嫌いなんだよ。

対照的に、本当に尊敬に値する人間も少数ながら存在する。フォロワー数なんて雀の涙イイネもろくに付かない。

それでも淡々と、自分思考や観察を投げ続ける。俺なら反応の少なさに心が折れてリタイアするかもしれんが、彼らは違う。

リズムを崩さず、愚直に続ける。下手すりゃシャドーバンされてることすらある。それでもやめない。

これは大した精神力だ。評価されない場所自分を貫くのは、並の人間にはできない。

普通承認欲求に振り回されて「反応がない=意味がない」と思って沈む。だが彼らは違う。

「誰に見られなくても自分自分をやる」という姿勢を貫いている。その一点だけで、大衆に媚びるクソ猿よりも百倍は価値がある。

SNSというのは残酷舞台装置だ。そこで露呈するのは「人間薄っぺらさ」と「人間の粘り強さ」の両方だ。

インプ稼ぎの猿は、所詮は数に溺れて消えていく。だが無視されようと続ける人間は、数の評価では測れない強度を持つ。

俺が尊敬するのは後者だ。前者はただの騒音電車の中で騒ぐ中学生と同じ。

Permalink |記事への反応(1) | 01:40

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2025-09-16

[日記]

完璧月曜日の朝は、僕の胃腸健康最適化された、厳選されたシリアル低温殺菌乳の組み合わせから始まる。

これは僕が毎週月曜日に正確に測定して実行している、科学的に証明された習慣だ。

この厳密なルーティンは、腸内微生物叢の最適なバランスを維持し、したがって、僕の認知機能を最高レベルに保つための、絶対的に不可欠な基盤となっている。

このプロセスを妨げる、僕のルームメイトキッチンに入ってきた。彼は、僕の緻密な計算に基づいた生活計画において、制御不能確率変数だ。

その後、僕の研究室へと向かった。

今日の僕の課題は、タイプIIB超弦理論における、非可換幾何学を用いたDブレーンのダイナミクスを、特に摂動的な領域で精査することだ。

具体的な目標は、NS5-ブレーンと交差するD3-ブレーンの世界面上の、開弦と閉弦の相互作用によって生成されるホログラフィックなS行列計算することにある。

これは、AdS/CFT対応の枠組みの中で、特定の超対称ゲージ理論の相図における、非自明質量ギャップ存在を解明するための、極めて重要ステップだ。

僕はこの一日、6次元スーパーコンフォーマル理論コンパクト化における、例外的なゲージ群F4​の特異点解消を試み、エキゾチックなCalabi-Yau多様体の内部に存在する、隠された超対称性の破れを探求した。

この研究は、単純な4次元時空という概念を完全に超越した、究極の統一理論を構築するための、僕の生涯をかけた探求の核心だ。

この研究の複雑さは、僕の友人たちが毎週楽しんでいる、低俗な娯楽とは全く次元が違う。

彼らは、今日の新作コミックプロット、例えば、DCコミックスにおけるバットマンの多元宇宙バージョンがどのようにしてプライムアース収束するか、といった、僕にとっては子供だましの議論に興じているだろう。

夜になり、僕の友人の部屋を訪れた。

今日議論テーマは、最新のテレビゲームサイバーパンク2077』における、リフレクションとレイトレーシング技術実装についてだった。

僕は、そのゲーム視覚的な美麗さが、物理エンジン根本的な欠陥、特にラグランジアン力学に基づいたオブジェクト運動法則不正確さによって、いか無意味ものになっているかを指摘した。

具体的には、光速に近い速度で移動するオブジェクト慣性モーメントの描写が、ローレンツ変換考慮していないという事実が、そのゲーム物理学的に信用できないものにしている。

その後、僕の隣人が、僕の友人とその友人と共に、僕の視覚フィールドに入ってきた。

彼女存在は、僕の計画された孤独な夜の時間を妨げる可能性があったため、僕は速やかに僕の部屋へと退却した。

夕食を終えた後、僕は僕の部屋で、僕の心を満たす唯一のメディア、すなわち、物理法則に完全に準拠したSFテレビ番組を鑑賞した。

その番組では、超新星爆発後の超流動プラズマの振る舞いが、熱力学第二法則量子力学の厳密な数学記述に基づいている。

そして、僕は完璧な一日を終えるため、正確に計画された時間に就寝した。完璧な一日は、完璧な終わり方をしなければならない。

Permalink |記事への反応(0) | 00:56

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