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2025-01-03

[読書]2024年に読んだ本、前編

1月

読書(16冊)

フィリップウィルキンソンまぼろしの奇想建築天才が夢みた不可能な挑戦 (NATIONAL GEOGRAPHIC)」

十三機兵防衛公式脚本集:Double Strand」

伊藤之雄元老近代日本の真の指導者たち」★★

高木ケイガルシア・デ・マロネスによって救済された大地」

アマサワトキオラゴス生体都市

麦原遼「逆数宇宙

十三機兵防衛公式保存記録:Double Helix」

趙景達(チョ・キンダル)「植民地朝鮮日本」★★★

琴柱遥「枝角の冠」★

新藤尚典「推し三原則

榛見あきる「虹霓のかたがわ」

田場狩「秘伝隠岐七番歌合」

河野咲子「水溶性ダンス

齋藤雅典「菌根の世界:菌と植物のきってもきれない関係

高野秀行「謎の独立国家ソマリランド そして海賊国家プントランド戦国南部ソマリア

ブライアン・インズ、クリス・マクナブブライアン・インズ、クリス・マクナブ「ビジュアル世界の偽物大全 フェイク・詐欺捏造の全記録」

薄い本が多いので冊数はややチート

やはり高野秀行面白いし、SFは定期的に読みたくなる。

美術

キース・ヘリングアートストリートへ」

「開館20周年記念展/帝国ホテル二代目本館100周年フランク・ロイド・ライト 世界を結ぶ建築

併設「ルオー家族のいる風景

スカイツリープラネタリウム

2月

読書11冊+α)

藤村シシン「古代ギリシャリアル」★★★

岸見一郎古賀史健嫌われる勇気自己啓発の源流「アドラー」の教え」

齋藤雅典「もっと菌根の世界

芝崎みゆき古代マヤアステカ不可思議大全」

キャスリン・ペトラス、ロス・ペトラス 「人体ヒストリア その「体」が歴史を変えた」

高野秀行アヘン王国潜入記」★★

高野秀行西南シルクロードは密林に消える」

春画ール「春画の穴―あなたの知らない「奥の奥」―」★

岸見一郎古賀史健幸せになる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教えII」

齋藤勝裕「「原子力」のことが一冊でまるごとわかる」

下村智恵理「AN-BALANCE:日本非科学紀行 第S5話 鳥は見えるか?」

下村智恵理「天網恢々アルケミー Project #34 黄泉から手紙

下村智恵理「天網恢々アルケミー Project #35 旧針金山トンネル悪霊

ヘシオドス神統記」

美術

マリー・ローランサン時代うつす眼」

石橋財団コレクション選 特集コーナー展示 野見山暁治

(どちらもアーティゾン美術館)

3月

読書(13冊)

芝崎みゆきイースター島不可思議大全:モアイと孤島のミステリー

五十嵐ジャンヌ「なんで洞窟壁画を描いたの?―美術のはじまりを探る旅 (13歳から考古学) 」

ヘーシオドス仕事と日」

芝崎みゆき古代インカ・アンデス不可思議大全」★

布施英利「洞窟絵画を旅して ヒトの絵画の四万年

辻田真佐憲「「戦前」の正体愛国神話日本近現代史」★★★

田辺聖子田辺聖子小倉百人一首」(再読)

イソップアイソーポス)「イソップ寓話集」

タイモン・スクリーチ大江戸異人往来」

ギリシア喜劇全集 1」

野坂昭如アメリカひじき火垂るの墓」★★

北杜夫幽霊 ――ある幼年と青春物語――」

アポロドーロス「ギリシア神話

美術

マティス 自由フォルム

遠距離現在 Universal / Remote」

4月

読書(13冊+α)

石黒達昌日本SF臨界石黒達昌冬至草/雪女」

半藤一利保阪正康昭和の名将と愚将」(再読)

まっぷる山形鶴岡酒田蔵王米沢24

北杜夫「楡家の人びと第一部」

北杜夫「楡家の人びと 第二部」

北杜夫「楡家の人びと 第三部」

ギリシア喜劇全集 2」

「蒸気駆動の男:朝鮮王朝スチームパンク年代記

安達宏昭「大東亜共栄圏-帝国日本アジア支配構想」★

ギリシア喜劇全集 3」

ラリイ・ニーヴン無常の月」(旧版)★★

進士素丸「文豪どうかしてる逸話集」

北杜夫「木霊 或る青年期と追想物語」★

中井紀夫日本SF臨界中井紀夫 山の上の交響楽」

何となく東アジア歴史特に第二次世界大戦ばかり読んでいる。小説も含めて。

美術

テレビ朝日開局65周年記念『MUCA(ムカ)展 ICONS of UrbanArtバンクシーからカウズまで~』

5月

読書(16冊)

加藤聖史「「大日本帝国崩壊東アジア1945年」★★

「別冊日経サイエンスログラフィック宇宙 時空と重力起源に迫る」

酉島伝法「隔世遺傳(かくりよいでん)『皆勤の徒』設定資料集」

間宮改衣「ここはすべての夜明けまえ」★★★

田中空「未来観測員」

ギリシア喜劇全集 4」

ラリイ・ニーヴン魔法の国が消えていく」

安野貴博「サーキットスイッチャー」

竹田人造「AI法廷ハッカー弁護士

ラリー・ニーヴン他「魔法の国よ永遠なれ」

岸本惟「迷子の龍は夜明けを待ちわびる」

ギリシア喜劇全集 5」

梶尾真治地球プレイン・ヨーグルト」(旧版)★

鈴木理生江戸の町は骨だらけ」

沓掛良彦・訳「ホメーロスの諸神讚歌」

スティーヴン・バクスター「〈ジーリークロニクル①〉プランクゼロ

漫画

入江亜季「北北西に曇と往け」七巻

1000decillion「Morals under a pagoda I/II」(同人誌

1000decillion「Morals under a pagoda III/IV」(同人誌

美術

ブランクーシ本質象る

石橋財団コレクション特集コーナー展示清水多嘉示」

北欧神秘ノルウェースウェーデンフィンランド絵画

6月

読書(13冊)

スティーヴン・バクスター「〈ジーリークロニクル②〉真空ダイヤグラム

真貝寿明「宇宙検閲官仮説 「裸の特異点」は隠されるか」★

大村幸弘、篠原千絵ヒッタイト魅せられて:考古学者に漫画家が質問!!」★★

津本英利「ヒッタイト帝国 「鉄の王国」の実像

スティーブン・キングスタンド・バイ・ミー 恐怖の四季 秋冬編」

スティーブン・キングゴールデン・ボーイ 恐怖の四季 春夏編」

安村敏信もっと知りたい狩野派 探幽と江戸狩野派

アリク・カーシェンバウム「まじめにエイリアンの姿を想像してみた」

藤村シシン「秘密古代ギリシャ、あるいは古代魔術史」★★★

山本健人「すばらしい医学――あなたの体の謎に迫る知的冒険

中野京子「怖い絵」

藤田正勝「日本哲学入門」

中野京子展覧会の「怖い絵」」

漫画

売野機子薔薇だって書けるよ:売野機子作品集

高江洲弥「リボンと棘 高江洲弥作品集

1000decillion「Morals under a pagoda -Kama Sutra-」(同人誌

1000decillion「Morals under a pagoda -Egypt-」(同人誌

1000decillion「morals under a pagoda -Greece-」(同人誌

美術

「オープニング展 UESHIMAMUSEUM一般公開

メサギャラリー(LG横浜イノベーションセンター

毎年月ごとの上位三冊を選んでいるが、ある月の四位が別の月の二位を上回って面白いことがある。つまり当たりの多かった月だ。すべての本に対して星の数で評価すべきかもしれない。

Permalink |記事への反応(0) | 09:43

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2022-09-28

国葬雑感

安倍晋三最後に読んでいた本が岡義武『山県有朋』だそうだが、

これが本当の話か、自分は疑っている。

64年前に出版された岩波文化人古典を、安倍はきちんと読むような政治家だったか

かに、山県と安倍は、時代代表する権力者であることも、

山口にゆかりがあることも、顔が長いことも同じだが、出来すぎた話である

同書は山県に概ね批判的だった。

もし本当に読んでいたとしたら、どういう感想を持ったかは興味深い。

しかし、一月前に死んだ大隈重信国民葬比較して、

山形国葬が「ガランドウの寂しさ」だったことは有名な話で、

これだけ論議を呼んだ国葬スピーチを、山県の話で締めくくる菅義偉も、

それを素直に感動する不勉強国民も、ちょっとどうかと思うよ。

岡義武は山県の死について、こう書いている。

一方の安倍が、同様に忘れ去られるかは、これからのことである

[山県有朋の]支配の基礎は、民衆にはなかったのである

民衆は、彼にとっては、支配の単なる客体にすぎず、

従って、彼の権力意思支配機構を掌握することへと集中されたのであった。

彼は終始民衆から遊離したところの存在であった。

から見捨てられていた民衆は、それ故、また彼を見捨てていた。

そして、彼の死に対しても冷かであり、無関心であったのである


10/5追記

驚くべし、流し読みかも知れないが、どうも読んでいたらしい。

しかし、さらに驚いたのは、同書を安部に勧めたのは、

山県を「信奉」していた右派経済人葛西敬之だということ。

普通に読んだら、嫌われ者山県有朋、という印象が残るはずの本を何ゆえ…、

と思ったけれども、官僚掌握術の参考になる、なんて吹き込んだのじゃなかろうか。

伊藤之雄山県有朋 愚直な権力者の生涯』はずっと山県に同情的だが、

葛西は気に入らなかったか、読んでいなかったかだろう。

で、安部感想は以下の通り。

2015年1月12日

今日官邸で開催された来年予算についての政府与党政策懇談会に出席しましたが、

週末三連休、一昨日はゴルフ、昨日はお墓参り河口湖山荘でゆっくと過ごしました。

その間、読みかけの「岡義武著・山縣有朋明治日本の象徴」 を読了しました。

知人から進められ手に取ったものです。明治元勲で彼ほど嫌われ、

同時に自身権力を集めた人物はいないでしょう。同じ長州人でありながら、

路線等の相違から権力闘争の敵対者となる伊藤博文とは対象的です。

伊藤の死によって山縣は権力を一手に握りますが、伊藤暗殺に際し山縣は、

「かたりあひて尽くしし人は先立ちぬ今より後の世をいかにせむ」と詠み

その死を悼みました。本心だった様に思います



あの本を読んで、ここをピックアップするか!?と思ったけれども、

安部最後まで赤城俊夫さんや山上徹也、社会歯車だったり、

社会に潰される吾々ゴマメのような人間気持ちをわからなかったように、

一般人総理大臣気持ちなんか、わかるわけがないのだ。

とすると、岡義武がさらりと書いた伊藤暗殺下りこそが、

100年後の権力者安部にとって最も心打たれたところだったというのも納得できる。

人間は、一般人学者総理大臣も、自分甲羅に似せて穴を掘る。

自分勝手に、都合よく物事解釈する。

岡義武は、「自著は権力者を自省させるに至らなかったか」と

あの世でガックリしたかもしれないが、山県有朋からすれば、

ついにわが「本心」を知る者あらわる、なんてところかもしれない。

だけれども、山県や安部のせいで、どれだけ人が死に、不幸になったのか、

ヘタクソな歌を書いて、それをわざわざ持ち上げやがって、というのが

ゴマメたる自分の率直な所感なので、「英雄英雄を知る」ではなく、

「同じ穴の狢」が山県と安部にふさわしい言葉だと思う。

Permalink |記事への反応(1) | 10:48

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2010-08-31

http://anond.hatelabo.jp/20100831224651

伊藤博文合併反対を2年で翻したのを確定事項のように言ってるが「そういう説もある」程度の話だぞ

近年の伊藤博文研究で最も熱心なのが瀧川一博先生

最新刊が四月に出たばかりの、中公新書伊藤博文』。

伊藤之雄先生も昨年本を出してるけど、こっちは不勉強でまだ読んでない。

瀧川先生伊藤をよく弁護してるよ。「ヤヌスの顔」、硬軟両面があったって。

韓国での「文明」を推し進めたって。

議会も設置して、自治をうながそうとしてたんじゃないかって。

でもさあ、あなたのような事実の認定は、してないな。

伊藤が二年で併合策に与した、という箇所は、この通り。

 伊藤が翻意して併合を認めたのは、一九〇九年四月である。この年の三月三十日、

小村寿太郎外相は桂首相に「対韓大方針」および「対韓施設大綱」を提出した。

それは「適当時機に於て韓国の併合を断行すること」を掲げ、韓国併合閣議決定を迫ったものだった。

桂としては異存はないが、懸案は伊藤の意向だった。桂と小村は、

伊藤が併合に反対であることを熟知していたのである。

 二人は伊藤に併合の直談判を行うことに決し、四月一〇日、相当の覚悟をもって上京中の

彼のもとを訪問した。だが、伊藤はあっさりと併合を承諾し、桂と伊藤は肩すかしを食らった(『伊藤伝』下、八三八頁)。

こうして最大の障害が取れて、七月六日に韓国の併合が正式に閣議決定されるのである。

あなたは、最新の研究でも支持されている、伊藤暗殺前に韓国併合に同意していたという物の見方を、

「『そういう説もある』程度の話」と一蹴するけれど、

では別の見解をいう研究者論文は、具体的にどんなものがあるのだろうか?

ぜひ見てみたいから、教えて欲しい。見てみないとわからない。

伊藤・桂・小村の会談の事実は、伝えられているものと違うだろうか? 

あるいは、伊藤が表向き続けていたかもしれない併合への慎重な態度の方こそ、

本心だったといいたいのだろうか?

そりゃあね、ここからの判断は、史料を読む側が決めることかもしれないよ。

だけど、総理大臣外務大臣の訪問を受け、同意をあたえたというのは、よほど重い決断じゃないの?

俺だったらそっちを取るよ。

伊藤があくまで併合反対に固執するなら、閣議決定につながる言質をあたえるようなことは、するわけないんじゃん?

あとさ、高宗を退位させたのも伊藤でしょ?

いくら併合に慎重な姿勢をとってたからって、植民地経営の矢面にたって色々せざるをえなかったんだから、

恨まれて当然じゃない?

仮に、山県なり桂の方が併合推進派だった、と安重根が知ってたとしても、やはり伊藤を狙ったんじゃないか。

ネームバリューが違う。初代韓国統監で初代総理大臣近代日本建築の立役者。

一泡吹かせるのが目的だろうに、山県有朋じゃ役不足だろう。

Permalink |記事への反応(1) | 23:40

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