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2025-12-16

すみっコぐらし公務員副業 後編

(前回)https://anond.hatelabo.jp/20251216080534

けっこう書いてきたけど、最後に2つだけエピソードを挙げたい。俺のエピはもう飽きたと思うから個人的にこれまで気になった、"尖がっている"職員を2人分紹介する。

いずれも千字程度で収める。すでに退職してる人達だけど、最低限のプライバシーには配慮させてもらう。性別がわからないよう、全員さん付け表記する。

一人目は能力が低い系の職員Aさんだ。当時は50才もつれ。

Aさんとは、不動産関係部署で一緒だった。事務仕事をしている人。

この人は、能力が極端に低いタイプだった。低さの感じとしては、事務自体は進めることができるのだが、ニガテな仕事は極限まで放置だった。

例えば、地元住民から何がしか仕事の依頼があっても、ニガテな分野だと永遠に放置したりする。いや、本当にそうなのだ放置。それで、最後は窓口でとんでもなく怒られて、同僚や先輩がフォローする。かくいう俺もそのフォロワーだった。

ある時などは、上位組織である都道府県が絡んでいる住民関係仕事で……どんな業務だったか、確か「○○のインフラをきれいにする」という趣旨契約書(のようなもの)を三者で締結する。

それで、その○○のインフラ市民団体民間企業がきれいにすることを前提に、事実上ある程度独占使用できるようになる。そういう制度だったはず。

ちなみに民間企業がこの活動をすると、(一般競争入札)総合評価落札方式において、最初から+3~5点ほどの加算になる。勝負どころの入札においては強い加点である

つまるところ、上の仕事というのは、公共インフラを官民共同で維持管理していくための制度だ。

もう想像はつくだろうが、そのAさんは、ある市民団体から受け取った契約書を……約五か月もの放置していた。机の中に仕舞っていた。それである日、県とのやり取りの中、異変に気付いた団体クレームを入れてきた。いや、こっちが完全に悪いんだけど。

上司が平謝りしていたのを覚えている。神奈川県にも直接抗議文が出されたんだっけ。そして、そのAさんなのだが……実は、何の処分も受けてない。戒告すら受けてない。厳しめの注意だけだ。

Aさんは、いわゆる無能キャラだった。みんなそういう風にAさんを見ていた。それくらい馴染んでいた。まさに"すみっコぐらし"。

下手に注意しても逆効果になるという理由で、先輩や上司もAさんを厳しく扱うことはなかった。公務員能力不足で退職させるというのは不可能である

喩えで話そう。はてな民の半数程度は興味があるであろう『パズル&ドラゴンズ』、通称パズドラで言うと……十年以上前は、ドラゴン天使悪魔騎士みたいなやつがエースだったと思う。それが時代を経るごとに、シンプル絵のトリッキーコンボ7倍カードなどに置き換わって、今になると、すっかり萌えカードが最強格になっている。

パズドラにおいて、十年前のエースカードVS最新の萌えカードだと、前者の勝率は0%と言っていい。公務員をクビにするというのは、それくらい不可能に近い。わかっていただけたと思う。



二人目のCさんは、正統派の訳アリ職員である

この人は不動産部署のはす向かいで働いていた。数ある建設不動産分野の中でも、建築ポジションの人だった。当時の俺よりもかなり年上。専門学校を出た後、技術公務員として研鑽を積み重ねて今に至る。複数の難関資格持ち。

役職主任主査級。「公務員業界ではここまでは自動昇進。だから実質的にはヒラ職員!」と本人が零していた。

この人には口癖のようなものがあった。いくつか挙げてみたい。

人生何事も余裕が大事。常に3~4割の力で働くべき」

「世の中には仕事より大事なことがたくさんある」

公務員仕事趣味としてやってる」

「人の一生は短い。嫌な奴とは仕事でも距離を置け」

自分にできることとできないことを区別する。できないことは気にしない」

といったものだ。民間では信じられないと思うが、Cさんは堂々とこれらを主張していた。

特に、一番目である。この人は普段仕事中はゆっくりまったり~に見えていたし、実際そうだった。けど、俺が見た数少ない場面では……厳しい局面が近づくほどに、少しずつ力を出してるように見えた。まぎれもない実力者だった。

ある日の早朝、一緒に現場に行くことがあった。朝八時に「増田君。そろそろ車に乗ろうか」と言われて準備してると、Cさんのいる建築部署電話がかかってきた。

最初はCさんの部署の若手職員対応していたが、事務職員では埒が明かず、建築技師であるCさんに電話が回ってきた。電話の子機がスピーカーモード?になっており、声がよく聞こえた。

どうやら、建築会社作業員からクレームのようだった。内容はうろ覚えだけど、こんなやり取りだった。

ハイ建築指導課です。どういったこと?」

現場の中に入って、○△設備番号の標識下水道関係)が知りたいけど、資材や警備施設があって入れない。いつになったらここが開くのか」

「んん、あと数時間は開かないのよ。自分らがこれから現地に行って、トラブル対応調査をして、それから業者が入る」

「いや、役所さんから聞いてないし」

「それは、役所が言うことじゃなくて、元請けから聞いておくことやない?とにかく後にして」

「あ。お前、何いうとんや。こっちは仕事やぞ。現場の鍵開けてくれや」

「開きませんね」

あぁ!?なんじゃお前。公僕が。その失礼な対応なんや

「黙れ。お前どこの会社や!」

「……」

「お前どこの会社やて聞いてる。失礼なのお前やろ」

「知らんよ」

「知らんわけなかろう。答えんかったら警察通報すんぞ。または会社突き止めるからな。覚悟しとけよ(^^)」

「……竹中工務店です」

「そこの社員さんには見えん、特にあんたの態度は。もういい、こっちが行くからそこで待っとれ。現場で話そうや。簡単なことやったら入って調べたる」

※実際は竹中工務店ではなく、下請の会社と思われる。彼は電話を切った後で退散したもよう

ただの乱暴者に見えるけど、Cさんの対応は演技だった。普段はこんなこと絶対に言わない。よくご飯を奢ってくれる、ニコニコおじさんである

土木建築部署だと、荒々しい気性の住民企業と接することが多い。CAD図面を引ける人も必要だけど、Cさんみたいなキャラクターも必要である。いろんな意味現場に強い人が。コンクリートにも人にも対応できる人材である

ついでに、Cさんは英語が話せた。現場外国人労働者外国人住民と会話しないといけない時に心強かった。ただ……あの電話の後で、一緒に車で現場に行く時にCさんが言っていた。

増田君。爪は隠せよ。爪が立派だと昇進してしまう。ワシみたいに、爪をうまく隠すと昇進もせんでいいし、楽や。いいか、人事課はな。俺が英語を話せることは知らん。もし英語話せることが知られたら、○○ちゃんみたいに辛くなるやろ~!(※)。ほかにも爪はあるけど、若いから必死に隠してきた。増田君もまあ……うまくやれ。今の時代係長次長課長なんぞに昇進しても、ええことないぞ」

※Cさんと同じ部署20代英語を話せる女性職員がいたが、英語関係事務分掌が増やされてストレス過多となり退職した

Cさんの意見は一理ある。ただ、自分社会のために働けているのも大事なことだと思うので、そこは個々人の判断だと感じる。ところで、Cさんが入庁十年目で一級建築士資格を取った時も、その後さらに十年以上職場に報告してなかったらしい。

Cさんによると、昔の課長クラスというのは、今よりも権限があって、待遇がよくて、尊敬されて、退職金は四千万に届くほどだったという。今では課長級の職員でも退職金は三千万にすら届かない。今、静かな退職とか、出世しない生き方流行ってるけど、Cさんはとっくの昔にその領域に達していた。

自分の実力を隠す」という観点だと、『葬送のフリーレン』に出てくる魔術師キャラは、自分の魔力をセーブしてるだろう。全員じゃないけど。Cさんも、そういう考え方の亜種なのだと思う。

Cさんが羨ましい限りだった。

今の俺は、中途半端立場だと思う。あと数年経つと、同世代でも係長になる人が出てくる。俺がいる部署のものの庁内序列は、真ん中くらいと思われる。可もなく不可もなく。ということは、自分もいつかは昇進するかもしれない。

ぶっちゃけ、「こいつは昇進させたらダメだろ🤣」という人でも昇進している。それで、多くの場合は途中でやらかして下の立場に降格になったり、降格しなくても――生涯教育とかスポーツとかごみ環境とか防疫とか農林業とか道路維持とか、人気のない部署左遷されて万年係長として過ごす。

俺がどうなるかなんてわからないけど、ひとまず昇進は遅れさせるよう今から努力している。やっぱり、コツはCさんだと思う。

自分はこういう人間なんです」って、恥ずかし気もなくアピールできて、それで周りからしりを受けても、堂々としていられるような――そういう人間になりたいと、Cさんと一緒に仕事をしていて感じた。



いろいろ書いてはきたけど、なんだかんだでこの仕事を気に入っている。ずっと続けていきたいと思ってる。もしお金持ちになれたとしても、ずっと続ける。

増田と一緒に仕事するのは嫌だ」という人は今の職場にもいるけど、気にならない。公務員に向いてない自分自身が気に入ってる。今現在査定も、一応は標準以下という感じである査定シートだと「能力が高い面はあるものの、性格や人柄に難がある」んだってさwww

それでいい。そういう風に生まれてなかったら、俺が『たましいの仕事』をこうして持てることもなかった。こんな風に俺自身を創ってくれた天に感謝してる。

このあたりで終わりにする。

多分特定まではされないだろう。別にされてもいいけどな。それくらいじゃ公務員身分はビクともしないし、処分を受けても戒告くらいである。

公務員してる人はわかると思うけど、公務員ってさ、『無敵の人』の亜種だよなマジで

最後まで読んでくれてありがとう。これにて増田を閉じます

公務員の人がいたら、コメントもらえると嬉しいです。

アンチの人も意見があれば是非コメントお願いします。必ずぜんぶ読ませてもらいます

Permalink |記事への反応(2) | 20:14

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なぜネット上の大学教員はヤバめの発言をする人が可視化されやすいのか?

大学教員としての業務をしはじめてから数年たつが、

大学教員大学にもよるがそこまでヤバくない、普通の人は当然おおい。

しかし、正直SNS上の大学教員はまあまあヤバめに見える。

  

なぜか。

俺の今のところの考えは、

人格的にいい感じの教員は、学内雑務忙殺されているかネットにいない」

のが理由のうちの何割かだと思っている。

 

学内雑務をこなしている教員は「あいつらは研究出来ないから学務やってるんだ」とかディスられることもあるけど

研究業績がある先生であっても、人格的に信頼ができて、普通大企業でも評価されそうなタイプの人とかは、大学内でも重宝されて本人がちょっとやそっと嫌がっても学内で重ための役職を割り当てられていることが結構ある。特に教員の人数が少なめの学部学部専任教員数が30人未満ぐらい)だとこの現象がかなり顕著に起こる。

   

その結果、ネット上で発言の多い大学教員

A.教育研究・学務の全てをこなす超人

B. なんらかの理由学内役職から自由状態の人

のどちらかになる。

  

あたりまえだが、「超人」はそんなにいない。まあ、むり。

となると、この役職が回ってこない「なんらかの理由」が何なのかというのがポイントで、いろいろな理由がある。

あたりの理由役職から解放されている人は別に問題ない。

  

問題は、

というケース。

まあ、大学にもよるだろうし、学部にもよるだろうけど、大学教員のなかで人格的にヤバい感じの人は、体感2%~10%ぐらい。この人たちには、あまり仕事はまわすことはできない。わけわからん揉め方をするから

  

そういうわけで、この時点でセレクションバイアスがかなりかかっている。

これによって「実際の大学教員のヤバさ比率」よりも「ネット上の大学員のヤバさ比率」は数倍になる。

  

さらに、ネット上で強力にかかるバイアスとして、

荻上チキが言うところのセレクティブエネミー(対立陣営馬鹿発言可視化されやすい)みたいな話も関わりヤバみが増大。

結果として、実際の大学教員の平均よりも、かなりヤバい人の集団と化す。

人格がヤバくても、基本的大学教員は全員インテリなので、謎の説得力とかエビデンスとかを中途半端提示したりするので、なお目立つ。

  

 *

  

もっとも「学内で学務に忙殺されている教員」が全員いい人というわけでもなく、「学内での出世ガツガツ目指しているタイプ大学教員」「官僚主義的に学内を統制する人」というのもよくいて、この手の人材はアクが強い人が混じりやすい。比較的、揉め事を起こさなさそうな教員がこういうタイプのアク強人材に巻き込まれているというのが大学内の学務の風景だな、という感想を持っている。

  

  

以上は、まあ、学部によっても、大学によっても違うだろうからあくまで俺のn=1の主観

Permalink |記事への反応(0) | 19:35

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福祉は「再起の機会」から「座敷牢」になった

今より文明が発展していなかった大昔、人間ちょっとした不運で簡単弱者に転落した

医学が未発達だから病気ですぐに死んだり不具になった

親が死んで孤児なる子供もありふれていた

安全衛生なんて概念がなかったから、働いていてもすぐ事故が起こって不具になった

治安も悪かったから、悪人に襲われたり騙されたりして財産を失うこともザラだった

貧しい家に生まれれば教育も受けられないのは当たり前だった

こんな時代では、仮に有能で本当は社会に貢献できる人材であっても、うっかり不運にぶち当たって弱者に堕ちてる可能性がある

そんな人を拾い上げるために福祉重要だった

翻って現代日本文明は大いに発展し、不運はずいぶんと減った

医学の力で大抵の病人社会復帰させられるようになった

労災はなくなってはいないがずいぶん減ったろう

犯罪もなくなってないが、犯人を捕まえて賠償させる制度は整ったし、捜査技術も発展した

義務教育は全国民受けられるし、その先の教育奨学金学費減免制度が充実したことで道が開けた

そんな世界では有能な人が福祉のお世話になることはほぼない

努力でどうにかしようと思ったらどうにかなるような制度が世の中に満載だから

すると自然と「福祉のお世話になる人」にはどんなに頑張ってもどうにもならない、どうしようもない人の濃度が上がる

今や「福祉」とは一生何かの役に立つことが見込めない人間家族友達恋人や同僚や客にいてほしくない人間を示すスティグマになったんだよな

Permalink |記事への反応(0) | 13:37

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すみっコぐらし公務員副業 中編

(前回)https://anond.hatelabo.jp/20251215223916

つのエピソードを話したけど、俺はこういうタイプ人間だ。

仕事は正直したくない。査定が低くてもいい。"すみっコぐらし"がいい。それで毎日早く退庁して、自分にとっての『たましいの仕事』をするのである。なお、たましいの仕事内緒だ。絶対身バレするので。俺だって処分戒告は怖い。

ただ、人生はわからない。例えば、一番最初に配属された住民税部署で、俺は低い査定を受けた。先ほど書いたとおりである。それは当然であり、課長に嫌われたらそんなものだ。

課長」と書いたけど、従業員千人以上の会社だと、民間企業事業部長~本部長=地方公務員課長 くらいの扱いである。多くの地方役場では、最低限の決裁権を有した課長になるのは50代以降。行政権力を振るうにあたっては、相応の年齢や職務経験を要するという考え方である

若いうちから活躍したい人には厳しい業界である

でもさ、考えてもみなよ。若いうちから活躍しなくてよくて、定年までほぼ確実に勤め上げることができる組織の方が、社会人生活トータルでは幸せだと言えるのでは?

今の時代、超大企業でも査定が低い人は出向→転籍コンボ☆で片道切符になり、年収も大幅ダウンになる。それを考えると、公務員業界って、古き良き日本企業文化が残っている。

例えばビズリーチなどの転職サイト登録すると、求人側の企業PRでこういった文言が並んでいる。

「年齢や社歴に関係なく、実力次第でキャリアアップ

「常に新しいことに挑戦できる環境

あなたの成長を加速」

「常に刺激を受けながら成長できます

あなた情熱アイデアで、新しい価値創造

とかあるけどさ、別にそんなことしなくていいんだったら、そっちの方がいいんじゃないか。成長って、しなければならないからするのであって、しなくていいならそれに越したことはない。

社会人として成長しなければいけないのか?」という視点から物事を考える必要がある。これからはそういう時代かもしれない。少なくとも、公務員業界ではそれが可能である身分保障があらねばならない職務性ゆえに、どんな人でも無能理由にクビを切られることはない。

さてさてさて。でもなぜか、公務員人生の二部署目は……広報企画だった。

戦略とかプロモとか、仰々しい名前が付いてる部署だ。そこで広報グループの一担当者になった。例えば東京豊島区だったら、『広報しま』というのを月イチで発行してる。あなたがお住まい自治体でもそうだと思う。

ここでの数年間は、広報企画最前線で働いていた。ほかの比較的若手の職員達と一緒に。月に一度は上司と一緒に総務局長や副市長のところに行って、広報誌の内容を説明していた。

今これを読まれてる公務員や元公務員は「!?」と思われたのでは。どこの官公庁でも、広報誌を作る部署というのは、いわゆる花形ポジションである。優秀だと判断された人材がそこへ行く。

俺の査定は、自分でもわかってる。低い数字だった。マジのマジで標準以下。まあ、人事評価数字≠実際の処遇ではあるけれども。それにしても、なんで……と思ったが、思い当たるフシが2つだけあった。

ひとつめ。前の部署(住民税)から1人、若手職員を出して広報企画委員会に参加させないといけなかった。それで俺が選ばれて、その委員会の中で広報記事アイデアを出したり、交代でFacebookに市内名所の記事投稿していた。

ふたつめは『たましいの仕事』に関係する。公務員業界で言うと、社会教育生涯学習の分野である

自分自身の詳細な経歴や所属先を人に話したら「すごいね」と言ってもらえることが多い。特にじいさんばあさんの世代がそうだ。

俺は公務員仕事はできないけど、そっち方面の才能があった。それで、高校生大学生の時に、今勤めている市役所市長表敬訪問したことがある。指導者と一緒に。そして広報誌にも載った。

その頃の記録や記憶役場に残ってたんだとしたら、俺が評価を受けた理由がそれである。一部署目の上司パワハラで有名だったのもあるかも(ストレス耐性を評価された)。

ただ、広報部署でもダメダメだったんだよな。

広報記事アイデアは出せる方だったし、アイデアが枯渇したことは一度もなかったけど、それでもほうれんそう関係で失敗を繰り返した。仲間にも責められた。「やる気あんの?」ってさ。

「信頼されなくていいし、誰からどう思われてもいいですよ。やるべきことをやるだけです。結果が不合格でも悔いはないです」と返すと、「なんで?理解できない」って、ある先輩は言うんだ。

それで、いろいろ言い合ったけど、最後に言ってやったよ。

「誰かの悪口を言ったり、言われて気にする人ってのはね。自分に自信がないんです。自分自身を信じられる人だったら、ほかの人の意見は気にならない。それまでの人生で、自分自分を愛せるだけの自己確立してるんです!」って言った。あの頃は若かった!!笑

そしたら、その先輩は「頭がおかしい。基地外だよ」と言った。その直後、広報担当主査に注意されてたけどな。「不適切言葉を使うな」って。公務員仕事中にそんなこと言ったらダメだろ。

なお、その先輩は、俺より何個かだけ年上だったんだけど…とある職員が『旧約・新約聖書』を机の上に置いてたのを見て、「ああいうのを読む人は頭がおかしい」という発言をしていた。



自身の考え方を要約すると、「いろんな社会での自分を持ってた方がいい。リスクヘッジのために」ということだ。会社大好き人間仕事に全振りした結果、運悪くやらかして居場所なくしたらさ……自殺とかしたくなるんじゃないか

でも、いろんな社会での自分がいれば、そういうことがあっても大けがを負わない。だから俺は、『お金を稼ぐための仕事である公務員仕事とは別に、『たましいの仕事』を持ってることを大事にする。

参考までに、元厚生労働省事務次官である村木厚子さんの文章引用する。『日本社会の病を考える』という新書から

「杭の話」が日本組織に教えること

 間違った、失敗した。そう思っても、引き返せないということが、まま起こります。私の事件の時もそうでした。なぜあの時、検察は、何度もチャンスがあったのに、引き返せなかったのか、裁判が始まって、証拠の不備をさんざん突かれたにもかかわらず、それでも検察最後に、私に一年六月求刑しました。恐らく検察組織の中でも、特捜事件花形なのでしょう。そして間違ったと思っても、組織の中にいると、なかなか立ち止まれない。いったん組織として方針が決まって動き出してしまうと、その電車を止めるのも、自分だけ飛び降りるのも難しい。とても勇気がいるということです。

 そんな時、杭の話が役立つかなと思うのです。この杭の話は、昔、なぜ仕事と家庭生活の両立が必要なのか、なぜ労働時間の短縮が必要なのかと聞かれた時に、私がよくしていた話です。今の「引き返せない」という話にも通じるところがあるのではないかと思います

 大きな池があります。池の真ん中には杭が一本あります。一本の杭に両足をそろえて立っているのは不安定から、いつか池に落ちるのではないか不安です。でも、杭が二本あれは安定します。三本あれば、安定するだけでなく、動くこともできます

 仕事だけという生活はすごく危なくて、一本の杭に両足を乗せて立っているようなものです。そこだけが自分の全世界だと思ってやっている。でも、杭にしがみついている限りは見えないかもしれないけれど、視点を変えて、あたりを見回してみたら、二本目の杭、三本目の杭が見つかるかもしれません。

 仕事だけでなく、家庭生活とか、住んでいる地域のこととか、遊びや趣味世界とか、全く別の世界が周囲にはある。それに気づくことで、視野が広がり、自分も楽になる。そういう話ですが、これは組織の中にいて、ある部分しか見えずに引き返せない人たちにも通じる話ではないかと思います

 私の事件の時の検事たちも、途中から、こんなことやっていていいのか、このまま進んでもいいのかと思いながら、結局は、一本の杭の上に立ち続けていたわけです。日大アメフト部相手チームの選手に反則行為にあたる激しいタックルをした学生も、プレーした時までは、ずっと一本の杭の上に立っていたのでしょう。けれども彼は自分で会見をして、謝罪をして引き返した。学生が一人で会見をしたのはすごいと思います

 きっとそれまでは、一本の杭が自分の全世界であり、そこから落ちたらどうしようと思っていたのではないでしょうか。だけど思い切って杭から降りてみたら、地面があった。別の杭もあった。一歩足を踏み出してみたら、実は向こうにも杭がもう一本あった。なんだ、自分がこれまでやってきたこと、培ってきた価値観は間違いだった。そう思ったのではないか、と想像するのです。

 もちろん、全世界だと思っていた杭から足を踏み出すのはつらかったと思うし、苦しかったと思う。でも、自分はこんなことをやっていていいのか、このままでよいのかと思いながら一本の杭の上に立ち続けていることが、果たしてしかたかは大いに疑問です。 P.110-112



さっきの先輩や別の上司に言われたことがある。「あなた、この仕事趣味でやってるの?」ってさ。

その場で言ってやったよ。「趣味じゃないですよ。公務員副業でやってるんです」って。

その時は、なんとなく返答しただけだった。無意識だった。特に考えはない。

でも、今ではわかる。俺にとっての公務員仕事は純然たる『副業である。あの広報担当をしていた頃も、もちろん今だってそうだ。

こんなことを書いてると、「公務員本業に専念してくれ」というブクマコメントが飛んできそうだ。でも別にいいじゃん、税金給料もらってようと、営利活動利益から給料もらってようと。お金に色はない。どっちでも一緒だ。

最も重要なことだが、日本憲法はその第22条で職業選択の自由保障している。憲法地方公務員であるのは言うまでもない。

自分自身生き方について、考えていることがある。

とある小説に、こういう台詞がある。

たか田舎権力を持っただけの自分が、たか人間がつくったルールを破ったとて、所詮はいと小さきことにすぎない。神の創られた天の星も山も森も、微塵も影響されていないではないか

はてな民は出典小説まで含めて気が付くだろうけど、上のセリフ典型的詭弁なので注意。「盗人猛々しい」とはこのことである。※悪徳の栄え

ただ、俺の心境はこれに近いものがある。俺は、俺自身ルールで生きて、すべての責任を引き受ける。そういう生き方理想である

さて。広報部署には3年残留した。俺にしてはいい方である。その次の部署はいわゆる原課だった。広報企画みたいなスタッフ部門じゃなくて、事業をする部署である

上のエピソード2.で書いた建設不動産部署に異動になった。その部署には長いこと居座った。人事課から向いている判定を受けた可能性が高い。その判定を受けると、公務員でも3年異動ルール例外になる。

戸籍・税務・福祉だと、長い人だと十年選手がいる。彼ら彼女らは、専門職枠として認定を受けたのである。そんな影の制度がある理由は、弁護士を含んだ士業の人達渡り合う必要があるからだ。

これは蛇足になるが、戸籍部署を通り過ぎる時に見たことがある。弁護士の人が委任状?を持って、依頼者の離婚した元妻の子の住所を調べにきたのだが……戸籍部署職員が職権で拒否してトラブルになってた。

はてな民の人は、「そんなことしていいのか?」と思われるかもしれないが、実際できるのである法律にも「職権で回答しないことができる」旨が書いてある。警察からの照会であろうと拒否可能公務員業界では、「戸籍税金道路は強い」のである

ただし、弁護士からの照会を拒否するなど、特別措置をするにあたり、法律面をクリアーしているか判断をするために専門職枠の職員必要なのである

(続き)https://anond.hatelabo.jp/20251216201430

Permalink |記事への反応(2) | 08:05

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💻貴殿SIer批判に対する反論

中小SIer入社されて感じられた率直な感想や疑問点、そして業界に対する鋭い批判、大変興味深く拝見いたしました。特に、「技術が軽視されている」「人月商売構造」「SE/PGの分業」といった点に関するご意見は、まさに私ども顧客企業が日々、SIerとの取引の中で肌で感じ、時には課題として認識している部分でもあります

しかしながら、貴殿文章には、Web企業比較した際のSIer価値や、顧客企業側のニーズに対する理解が一部不足しているように見受けられます顧客企業立場から貴殿のいくつかのご批判に対して反論させていただきます

1. 「人月商売」の横行は、顧客側の「リスク回避」と「変動費化」のニーズの表れ

貴殿は、SIerが「プログラムが書ける人」を自社サービスに使わず「人に貸して金取る」のは戦略的に間違っていると指摘されていますWeb企業が自社の「武器」を理解しているという点も理解できますが、SIerの「人月商売」が横行する最大の理由は、顧客企業側の根強いニーズにあります

大規模システムの実現:

Webサービスのような単一製品ではなく、金融製造物流など、複雑かつ大規模な基幹システムを構築するには、一時的に数百人規模の専門的なマンパワー必要になります

リスクコスト変動費化:

顧客企業は、開発ピークが過ぎた後、大量のIT人材を社内に抱え続けるリスクを避けたいと考えます必要な時に必要スキルを持った人材スポット調達変動費化)できるSIerビジネスモデルは、極めて合理的です。

プログラムの複製可能性」の限界:

貴殿プログラムの複製可能性に言及されていますが、私どもが求めているのは、パッケージソフトではなく、企業業務フロールールに完全に合わせた、オーダーメイドの「複雑な業務システム」です。この「業務への深い理解」と「それを実現するカスタマイズ」こそがSIer提供価値であり、Web企業とは根本的に異なります

2. 「SE/PGの分業」は、「専門性」と「品質管理」のために必要不可欠

貴殿SEシステムエンジニア)とPGプログラマー)の分業に強い違和感を覚えているようですが、これは「単価」のためだけでなく、システムの「品質」と「持続可能性」を保つために必要構造です。

求められる専門性の違い:

SEは、業務要件定義顧客折衝、システム全体設計プロジェクト管理といった、高度なコミュニケーション能力ビジネス理解力が求められる専門職です。PGは、品質の高いコード実装技術的な最適化に特化します。どちらも極めて重要ですが、役割を分けることで、それぞれのプロフェッショナルが最大限の能力を発揮できます

「切っても切り離せない」が故の分業:

貴殿が仰る通り、設計コーディングは密接ですが、大規模システムにおいては、設計者が自ら全てをコーディングするのは物理的に不可能です。設計SE)はシステムの骨格と道筋を決め、PGはその設計に基づき品質保証された実装を行うという、明確な役割分担が、納期遵守と品質維持の鍵となります

3. 「技術の軽視」と「マネジメントへのシフト」の背景

SIer技術が軽視され、マネジメント層へシフトすることが「単価」のためだと断じてますが、これは「顧客ビジネス成功責任を持つ」というSIerの責務に裏打ちされています

私ども顧客企業が求めるのは、「最新技術」そのものよりも、「システム導入によるビジネス上の成果」です。

マネージャーは、技術だけでなく、予算納期人員配置顧客との調整といった、プロジェクト成功に直結する要素全てを管理し、最終的な成果に責任を負う役割です。このリスク責任に見合う対価(単価)が設定されるのは当然であり、経験を積んだ優秀な人材マネジメントに就くことは、顧客にとっても極めて重要です。

  

貴殿の、現状を改良しよう、自動化しようという姿勢は非常に素晴らしく、私ども顧客企業はそうした熱意ある提案を常に歓迎いたします。しかし、SIerビジネスモデルは、単なるプログラミング受託ではなく、「顧客業務全体を理解し、巨大なシステム納期予算内で完遂させる」という、極めて複雑でリスクの高いサービス提供によって成り立っていることをご理解いただきたく存じます

anond:20151216232851

Permalink |記事への反応(0) | 07:39

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2025-12-15

anond:20251208081455

その通りだ。首がもげるほど頷いた!!!



あなたのその叫び、俺の鼓膜と網膜に焼き付いていた感情のものだ。

いや、それ以上だ。


俺も乗っからせてもらう。

企業のTechBlog、およびその形骸化したノルマ文化、今すぐ滅びてくれ!!!!!!


​お前らの記事がどう評価されてるか知ってるか?


「参考になった」なんて声は稀だ。

大半は、冷笑と、呆れと、ミュート推奨の対象になってるんだよ!!!


​具体的に「生の声」を代弁しながら、なぜお前らのブログが「社会悪」なのか、骨の髄まで理解させてやる。


​まずな 「公式ドキュメント劣化翻訳」は検索汚染!!!

​散々言われてるだろ!?

公式のREADME読めば1分で終わる話を、なんで自分語りスクショ付きで薄めてんだよ!!!」ってな!!!


特に罪深いのが、検索順位汚染だ。

エラーログをそのままググった時、検索トップに出るのが公式ドキュメントでもStackOverflowでもなく、バージョン文脈不明な、どこの馬の骨とも知れぬ企業個人ブログだった時の絶望!!!


わかるか!?!?

あの時の「またお前か……」という徒労感を!!!


​中身を開けば、「なんかよくわからんけど再起動したら治ったw」……舐めてんのか!!!!!!


そんなゴミを「技術発信」として世に出すな!!!!!

インターネットゴミ捨て場じゃねえんだよ!!!!!!


お前らのその承認欲求を満たすためのゴミ記事が、本当に困っているエンジニア邪魔をしてるんだよ!!!

​おい、特に「〇〇をとりあえず触ってみた」系の記事を書いているお前ら!!!

胸に手を当てて言ってみろ。その記事公式ドキュメントの「GettingStarted」をなぞっただけじゃないのか!?!?


お前らの「やってみた」は、もはや技術解説じゃねえ。

劣化版「Web魚拓」だ!!!



​「〇〇の初期設定手順」で、何でお前らの手垢まみれの画像必要とするんだ!?


公式提供している最新で正確な一次情報、あれをわざわざコピペして、スクショを撮り直して、「俺もできた!」とドヤ顔で公開する。

これが車輪の再発明じゃなくて何なんだ!?

しかもそれを鵜呑みにした新人環境構築に失敗して「動かない!」と勘違いする。

正確な情報への到達を阻害する、まさに検索結果のテロリストなんだよ、お前らは!!!


​頼むから公式ドキュメントを「分かりやすくしてやった」とか傲慢なこと抜かすな。

公式が分かりにくいなら、そのツールの開発元にフィードバックしろ!!

それがプロ仕事だろ!!

真顔でXポチポチーってして、薄めた麦茶を、さも高級なワインのように売るな!!!!!!


​あとな「逆ブランディング」に気づかない裸の王様たち

採用広報担当、よく聞け。

エンジニアアウトプットする文化があります(キリッ)」じゃねえんだよ!!!


その「アウトプット」とやらを見て、まともなエンジニアがどう思うか、Xのタイムラインエゴサしたことあるか!?

​「うわ、こんなレベルの低い記事を『技術ブログ』としてドヤ顔で出す会社なのか……技術力お察しだな」

「これをGoサイン出したマネージャーがいるってことは、コードレビューもザルなんだろうな」


​こう思われてんだよ!!!!!!


ブランディングなんだよ!!!!!! 気づけ!!!!!!

質の低い記事は、「弊社の技術レベルはこの程度です」って全世界に恥を晒してるのと同じなんだよ!!!

優秀なエンジニアほど、そういう「技術解像度」に敏感だ。


お前らが良かれと思ってやってるその施策は、優秀な人材を遠ざける魔除けにしかなってねえんだよ!!!


​あとな、アドベントカレンダーという名の「ハラスメント

​そして今まさに進行中のこれだ。

ネタがない」「書くことがない」「業務時間外に書かされる」……悲鳴で埋め尽くされてるじゃねえか!!!

​「12月から」という理由だけで、なぜ普段書かない人間まで駆り出されるんだ?

「空き枠を埋めること」が目的化したカレンダーに、魂なんて宿るわけねえだろ!!!

11月末にSlackで「まだ枠が空いてます!誰かいませんか!」って必死にメンション飛ばしてる広報!!

その姿を見て、エンジニアがどれだけ白けてるか想像してみろ!!!

​「書くことがないなら、書くな!!!!」

これが真理だ。

無理やり絞り出したカスみたいな記事で、インターネットの帯域を無駄にするな。

やる気のある数人が、本当に書きたい時に、濃密な記事を一本落とす。

量で質を誤魔化すのはもうやめてくれ!!!


​生成AI時代に「Web魚拓」以下の記事はいらない

​元記事でも触れられていたが、これがトドメだ。

「〇〇とは?」「〇〇の使い方」なんて記事は、もうChatGPTが3秒で、しかもお前らより正確に教えてくれるんだよ。

人間が書くべきなのはAIには語れない「泥臭い一次情報」だけだ。


「本番環境でこの構成にして爆死した話」

公式通りにやってハマった、特定バージョンの非互換性」

ビジネス要件技術負債狭間で、どう意思決定たかドキュメント


こういう血の通った、文脈のある記事以外は、もうノイズなんだよ。

​だから頼む。元記事提案通り、今年の年末ラストチャンスだ。

「生成AI時代の到来に伴い、情報の質を再定義します」


こう言ってくれれば、俺たちは「よくぞ言った!!」とスタンディングオベーションを送る準備ができている。

​頼む。本当に頼む。


「書かない勇気」を持ってくれ!!!!!!


広報KPI」「自己顕示欲」「Xで有名人になりたい」のために、俺たちのインターネットを、これ以上濁らせないでくれ!!!!!!!!

Permalink |記事への反応(4) | 19:51

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スカウト系トクリュウ 今更聞けないのでAIに聞いた

元々グレーよりの人材紹介業をやっていた

風俗への人材紹介は基本的違法から、元々反社会的ではあるが、まあ昔からあるやつ

これが需要があったからか、トクリュウ方面の人集めもやり始めたのがスカウト系トクリュウ

ってことらしい

職業安定法範疇だったのに一気に重罪案件になった

ガッテンいただけましたでしょうか?

Permalink |記事への反応(0) | 17:07

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2025-12-14

anond:20251214140822

GeminiDeep Researchで本当の話なのか調査させ、はてな匿名ダイアリー投稿出来るように要約させた

はてな匿名ダイアリー指定したら口調が勝手に変わって吹いたw



公教育が死んでいるので、貧困中流家庭こそ「Linux」で子供武装させろという話

2025年末、「娘のはじめてPCLinux」という議論ネット上で波紋を呼んだ。これは単なるOSオタク戯言ではない。 「エリート層は子供Raspberry Piラズベリーパイ)を与えて"支配側"へ育て、一般家庭や公教育iPadを与えて"消費側"に留め置く」という、現代身分制度デジタル階級社会)への警告だ。

本稿は、英国王協会GIGAスクール構想の実態労働市場データ分析した「公教育機能不全と家庭内資源動員に関する調査報告書」の要約である結論から言えば、中流以下の家庭こそ、なけなしの金を払ってでも子供Linuxを触らせろ」ということになる。

1. 「デジタル小作人」への転落リスク

かつてのデジタルデバイドは「ネットに繋がるか否か」だった。スマホ普及後の現代における格差は、コンピュータ制御権(Root権限)を持っているか否か」である

英国米国の事例

英国王協会はすでに2012年の段階で「学校ICT教育オフィスソフトの使い方しか教えていない」と酷評している。 その結果、富裕層私立校では専門家を雇ってRaspberry PiAI活用を教え、貧困地域公立校では管理が楽なiPadを配って終わり、という絶望的な「質の乖離」が起きている。米国でも同様に、富裕層の子供ほど「消費的なスクリーンTikTokYouTube)」から離れ、ChromeOSRaspberry PiUbuntuなどを導入し創造的なプログラミング教育を受けている。

2.日本GIGAスクールは「安全な檻」

日本の金のある自治体公立中学校で配られたiPadは、MDM管理ツール)によってガチガチ制限されている。 逆に、ChromeOSLinuxベースであり開発環境として優秀なのだが、教育委員会は「セキュリティ」と「管理コスト」を理由にその扉(ChromeOSLinuxでの創造的な授業)を諦めた。 結果、公立校の生徒はiPadで「Web閲覧」と「ドリルアプリしかできない。

一方で、開成筑駒といったエリート校の生徒は、制限のない環境サーバーを構築し、Unityゲームを作り、競技プログラミングに没頭している。iPadの 「サンドボックス砂場)」の中で遊ばされている公立校生と、システムの内側に触れているエリート校生。このスタート地点の差は、10年後に致命的な「年収の差」となって現れる。

3.労働市場真実Windowsしか使えない人間AIに食われる

社会に出ればWindowsだろ?」というのは20年前の常識だ。現代の高付加価値インフラAWSGoogle Cloud、AI開発、IoT)は、ほぼ全てLinuxで動いている。

GUIマウス操作)はAIにとってコストが高いが、CLIコマンド操作)はAIへの命令プロンプト)そのものであるため、相性が抜群に良い。Linuxを学ぶことは、AI時代におけるコンピュータへの正しい命令作法を学ぶことと同義だ。

4.2030年代の階級構造未来は2つの階級に分かれる。

MOS(Microsoft Office Specialist)」というフィルター機能は低下し、GithubPixivYoutubeなどでのクリエイティブ活動履歴(何を作れるか)がパスポートになる。貧困中流層がこの壁を越える唯一の武器が「技術力(ポートフォリオ)」だ。

5.生存戦略:親がやるべき「破壊の許容」

中流以下の公教育が頼りにならない以上、家庭で動くしかない。幸い、Linux世界「金はかからないが、知恵と時間はかかる」。これは資金力のない家庭にとって最大の勝機だ。

戦略1:ハードウェアは「ゴミ」でいい

30万円のMacBook不要企業落ちの中古ビジネスPCThinkPad X250/X260等)なら、秋葉原通販で1.5万〜3万円で買える。Windows11が入らない型落ちこそ、軽量なLinuxには最高の機体だ。Raspberry Pi 4や400の中古も良い選択肢となる。

戦略2:無料リソースを使い倒す
戦略3:コミュニティに投げる

親が教えられないなら、CoderDojo無料プログラミング道場)のようなコミュニティ子供を連れて行けばいい。そこには「技術を楽しんでいる変な大人」がいる。その出会い重要だ。

戦略4:Root権限を与える 最も重要なのは、親のマインドセットだ。

「壊れるから触るな」ではなく、「壊してもOSを入れ直せば直るから、好きにいじれ」と言って管理権限Sudo)を与えること。YouTubeを見る端末を、YouTubeを作る端末に変えること。

結論10年後の子供の未来を決めるのは、偏差値ではなく「Root権限」へのアクセスだ。

高価なiPadを買い与えて安心するのではなく、1万円の中古PCを与えて「黒い画面」に向かう子供応援すること。 その小さな投資が、子供を「デジタル小作人から救う唯一の手段になるかもしれない。





まぁAI側が言うんだからポジショントークがあるってことを差し引いても流れとしては本当っぽいなぁ

Permalink |記事への反応(0) | 20:58

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家庭でのLinux導入は教育格差問題という視点提供したい

まりにも長くなりすぎたのでこのエントリAIによって要約されている

世界Linux人材を求めている

現在IT業界ではLinux事実上として必修化しているのは情報技術者ならば誰も否定しない現状です。

そして更にIT業界以外でも主に統計や計測などを用いる分野ではLinuxによってそれら統計・計測システムを稼働させることが当たり前となっておりLinuxを扱うことは最早IT業界だけに留まらない。

数学物理学工学医学生物学経済学社会学etc...このエントリを読むアナタたちが今その端末で「分野名Linux」という様な語でWeb検索をかければ確実に活用例はヒットする。

学問だけでないのです。画像認識技術により例えば製品の表面の傷を発見するなどという工業生産上の不具合発見システムLinux上で稼働していることが多く、画像認識で分類できる気付いたのならば交通整理や布製品の縫製パターン病原菌発見などにも応用できる、されている事にも気付きます

世界の有名私立進学校エリート校で導入されるLinux

2012年時点の調査で、Linux教育に導入している約8割は富裕層が通い、平均よりも偏差値の高い学校であったことが判明しています

特に同21012年の調査Raspberry Piのお膝元である英国でRaspberry Piが導入できている学校の約8割は富裕層の通う私立校であると英国の王立協会が認める事態となっており、また、米国ニューヨーク・タイムスやその他の米国の主要メディアが行った調査では、貧困層の通うエリアにある公立高校ではiPadが導入され、中流以上ではChromeBook(またはTablet)、上流ではChromeBook(またはTablet)に加えてRaspberry Piなど"創造デバイス"が導入されていると報告され、公教育におけるLinux格差欧米問題視されています

日本でも灘高校開成中学校などを代表例に有名私立進学校エリート校ではRaspberry Piが導入されていることが確認でき、一般的にはそのイメージが程遠いと考えられられている学習院女子高等科での導入事例桜蔭中学校での導入事例、慶應義塾幼稚舎での導入事例など、有名私立進学校エリート校でRaspberry Piを中心にLinux学習が進められていることが確認できる。

当然ながらロボコンなどで有名な高専、そして最高峰教育環境が期待できる東京大学京都大学、有名エリート大学ではLinuxは最早当たり前のような状況となっており、世界の有名私立進学校エリート校では小中課程でRaspberry PiなどからLinuxに初めて触れ、高校課程で実用・応用を学び、大学課程でLinuxを高度研究に用いるというカリキュラム事実上として存在する。

なぜ中流以下の一般家庭ではLinux導入できないのか?

これは一連の増田Togetter、それに付いたはてブ確認できるように、親や公立校の教員Linuxを教えられないからです。

貧困層の通うエリアiPad採用事例が多いのは、自治体予算の都合から情報工学に詳しい教員採用しにくいため、ニューヨークタイムスの報告にもあるように強固にサンドボックス化されたiPadOSであれば自由創造性を働かせて活用できないため教員情報工学に詳しくなくてもマニュアル通りの管理が容易に行える点にあります

しかも親は今現在自身労働環境から社会に出ればWindowsしか使わない」と思いがちであり、今現在学校教育が「ChromeOSなどLinuxカーネル採用したOSデファクトスタンダード化している」ことに気付かず、逆に仕事上で経営者トップ技術者として働くエリートな親の家庭では「Linuxスキルを持った人材を高度人材として採用することを実体験で知っている」ため我が子に高度人材となって貰おうと早期にLinuxを学ばせようとします。

現在ChromeOSなどLinuxカーネル採用したOSデファクトスタンダードなので間違いなく確実に10年後は有名私立進学校エリート校を中心にLinuxを高度に学んだ新社会人が登場し始めますが、貧困層の多いエリア公立学校出身者はiPadが導入されてしまっているので彼らが新社会人となっても有名私立進学校エリート出身人材スキル格差スタート時点で発生します。

これらの事実を知ってもLinuxは家庭に必要ないでしょうか?

例えば我が子が通う学校iPad採用しており、Raspberry Piの導入など夢のまた夢で、我が子はLinuxを一切知らない。

AI人間には到達し得ない速度で帳票を分類したり、おそらく数年以内にWindwosを高度に操作したり、広告として堪えうる画像を生成する時代が来るだろうとわかっていて、まだWindwosでの家庭内学習へこだわりますか?

AIに何をさせるかを指示したり、新たなAIを生んだり、AI活用する知識ベースとなる新たな基礎研究をしたり、AIが苦手とする物理的な嵌合(はめ合わせ。複雑に組み合ったレゴブロック想像すると良い)を用いた土建衣服などを含んだ工業製品設計etc...これらの求人枠を有名私立進学校エリート出身者が掌握するだろうとわかっていて、まだWindwosでの家庭内学習へこだわりますか?

高度人材求人枠は現在でも年収千万円、AIに奪われるであろう低スキル求人枠は年収500万円程度。親の感情として我が子をどちらへ進ませたいかなんて言うまでもないでしょう。

学校教育が有名私立進学校エリート校のような先進ICTSTEM教育をしてくれないのであれば、親がLinuxを学ぶ努力をして家庭内Linux学習を我が子に施すしかないのです。

私も親ですから皆さんの想いは理解できるつもりです。Windowsのままで良いだろう、MBAを求める子にMBAを与えてやれば良いじゃないか。Windwosゲームさせたら良いじゃないか

でも、でもしかし、世界Linuxスキル取得に動いてしまっている。AIがどんどん発展していってしまっている。有名私立進学校エリート校が積極的Linux学習を進めてしまっている。

おそらく今後、皆さんはニュースなどで学生ラズパイLinuxを扱っているシーンを見るたびに私のエントリを思い出すでしょう。そのとき皆さんがどう想うか、どうするかは各々の家庭の自由だと私は感じます

Permalink |記事への反応(8) | 14:08

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2025-12-13

田舎で中企業製造業に勤めているが、最近ちょっと会社の将来が不安だ。

これまでは事業の先行きに不安があったけど、最近人材不安が強い。

おかげさまでこのご時世にあって最近割と好景気で、社員への還元積極的に行われるようになってきた。

ここ数年で給料結構上がったし(元が低かったのはある)、その中でも初任給にはさらに色をつけて改定されている。ついに高卒初任給20万を超えた。

しかし、入ってくる人材レベルは低下する一方だ。

以前は大卒10人程度入ってきたが、最近は1〜2人程度。技術部門や管理部門新入社員高卒がメインになってきた。

高卒地元の名門工業高校から採用がめっきり無くなり、それどころか工業系ですらない普通科から採用されるようになった。

人手不足時代からしょうがないのかもしれないが、採れれば誰でも良いとばかりに、なりふり構わない人材採用になってきている。

どこの現場からも「最近新人はひどい」という声が聞こえるようになってきた。

仕事ができない、話が通じないなど、これまで当たり前に共有できていた知識能力の水準がガクンと落ちているそうだ。仕事中ずっと居眠りをしていたり、無断欠勤を繰り返したり、そもそもの勤務態度に問題がある新人も増えているらしい。

今年は異例の水準のベースアップボーナスアップが行われた。

からいる社員は、これまでの苦労が結実したものとして、それなりの喜びをもって受け入れている。

だが、最近入ってきた社員は「当たり前でしょ」という顔をして、何の苦労も知らずに高い賃金を受け取っている。

いやまあ、これまでが低すぎたし、正当な水準の賃金を受け取ることは労働者の当然の権利であって、賃金をまるで経営者からの施しかのように扱うのは違う。

しかし、あたか会社という存在が永続的なもので、ただ8時間会社にいさえすれば自動的に毎月20万円が貰える、と勘違いしている社員が増えているのは暗澹たる気持ちになる。

我々の給料経営者から貰っているのではない、お客様から貰ったお金なのだ。お客がいなければ、お給料は貰えない。

ただボーッとしていれば勝手にモノが売れるわけではなく、競合ひしめく中から我が社のモノをお客に選んで買ってもらわないといけないのである

そこを分からずに、給料を貰えるのは当たり前、俺の気分次第で会社はサボってOKみたいな奴ばっかりになって、10年、20年後はどうなるのだろう。

不安しょうがない。

Permalink |記事への反応(1) | 15:55

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2025-12-12

anond:20251212234946

😸ニンゲンのことモノみたいに人材かいってるからオカシくなってきやがったよ

Permalink |記事への反応(0) | 23:52

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出力 失われた40年

入力 受験オタク東大生

これからは多様な経験を積んだ人材

Permalink |記事への反応(0) | 21:50

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働き方改革(笑)

就活落ちた恨み節

俺:30代非正規雇い止めなう

応募先企業現場作業正社員

応募した理由

経験のある業種

・どうせなら雇い止めのない契約形態にしたい

遊ぶ金欲しさ

詳しいことは省いて俺の経歴に魅力がないのも面接受けの悪さも重々承知の上で

担当者の頭イカレてんじゃねーの???

いやまじで

人手不足で~業界的にも人がいなくて~

人が足りてる業界のほうが聞かんわ



今回思い切った条件を提示して今までとは違う新しい風を呼び込みたくて~

思い切った条件の内訳

週4日正社員職人候補

月給17万~22万

賞与前年実績1ヶ月(×2回)

家賃補助等なし

Wワーク禁止

異業種、未経験第二新卒歓迎

首都圏でもない田舎では革新的な条件である

そこは否定しない

でだ

なぜ採用試験が1対1の面談だ?

社内の見学等はない

書類の提出後即座に職歴の上から辞めた理由説明を求める

面接から

そりゃそうだ

??????

人手不足

量産型の篩を使って人を篩い落として「人がいないの~~~」ってか?

新しい風

古式ゆかしい就職面接突破できる程度に常識的な魅力を備えた新世代?









みんなそんなに面接受けいいのか

俺は誰とも知らないおっさんが偉そうな顔して値踏みしてくるあの面接ってやつが嫌いだ

面と向かって「なんで辞めたの?」「なんでうちなの?」「なにができるの?」「なにがしたいの?」

うるせーーーーーー



人手不足が叫ばれる昨今ではあるが

俺のように契約が切られる人

俺のように面接で落とされる人

いるんだよ

人は いる

人手が足りないなら他の企業が落とした残り物から選ぶ覚悟はないのか

働き方改革だの新時代への転換だのご立派な文句垂れ流して評価基準は旧時代

同じ形の目

同じ粗さの目

そんな物差しに従ってこいつは駄目だもっといいのが欲しい

強欲だなオイ

採用して失敗したらお前の責任だもんな

不採用にして失敗しても観測できなきゃ評価されないもんな

もっといいのないかな~

そうやって上むいてたら丁度良く熟れた果実が口に入るかもな

お前が今吐き出したそれ

追熟させたら十分食えるぞ?

それを見抜く能力がないか人手不足なんだろ

職人候補募集セルフプロデュース完璧人材を求めるのか

お門違いだろ

「うちじゃなきゃいやって言って」「一生いっしょにいて」「贅沢はできないけどそれでもいいって言って」「他のどこにも行かないで」

それに付き合ってみようかと名乗りを上げた物好きにすら「あんたじゃだめ」

メンヘラかよ

やってらんねー






そういう恨み節

俺はしばらくニートするわノシ

Permalink |記事への反応(4) | 18:41

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anond:20251212124835

まりそれはお前らが大嫌いだった新しいもの否定する保守的な親そのものだな

情報技術者なら誰しもが認める事として現在情報技術界はLinux知識事実上の必修科目になっている

その影響によって世界中STEMICT教育Linux学校教育へ導入する需要が高くなった。その結果が安価に導入でき学校教育グループウェアGoogle Classroomが製品パッケージとして存在するChromeOSだったんだよ

しかもより先進的なSTEMICT教育を導入する日本の有名私立進学校(例えば灘や開成)、情報学科学部を持つ高校高専大学ラズパイ発祥の地である英国、そして米国ラズパイ義務教育の中に導入した

更にNASA連携したラズパイ学習プロジェクト「AstroPi」は国際宇宙ステーションへ常駐する宇宙飛行士によって子供たちがコーディングしたプログラムを実行して宇宙実験するという非常に野心的な学習プロジェクトが行われている

これらの結果を知って確実に来るであろう未来を想定するならば、今後10年以内に裕福な家庭や先進的なSTEMICT教育を導入する学校出身者であればあるほどLinuxを学んで社会に出てくるという確定的未来

世界各国地域シェアは違うけれど、それが貧困家庭であってもSTEMICT教育で投入される学習コンピューターの6割〜8割がChromeOSであることを踏まえると、低い割合を想定しても新社会人の2人に1人はLinuxで学んで社会に出てくるんだよ

大卒が約半数となった日本で、我が子により良い教育を施したいと考えるのであれば、このSTEMICT教育の大激変であるWindowsMacではなくLinuxを学ぶ」という動きは子供の将来を考える親ならば察知していなければならず、子供需要に応えるのが親の努めならば親こそがLinuxを学んでおく必要があるんだよ

気持ちはわかる。発端の夫を倒したい元増田で夫も言及しているように「一般目線で考えるならばWindowsであることは間違いない。しかしその一般目線には前提として言葉を1つ追加する必要がある

それは「現在の親世代経験豊富社会世代一般目線ならばWindows」という形だ。誰に聞いても間違いがない。親世代経験豊富社会世代リアルタイムの今まさに仕事Windowsを使っている。プログラマークリエイターならばMacという選択もあるだろう

しかし既に我々は知った。現行のSTEMICT教育は「WindowsMacではなくLinuxを学ぶ」であることを。それはつまり未来社会の中心となっていく子供世代一般目線ではLinux」という時代が到来しつつあり、更に言えば未来日本リードしていくであろう先進的なSTEMICT教育を受けている裕福な上流層の子供の一般目線は輪をかけてLinuxになっていくんだ

Windowsを学ぶ方が良いだろう」「学校教育で導入されるタブレットiPadの方が安定していて高性能だ」

大人ならそう考える。しかしそれは現在STEMICT教育がどうなっていて未来人材がどのような一般目線を持っているかを想定しないという、今自分生活大事革新性に拒否感を示す保守的大人ならではの直感しかないんだ

WindowsMacではなくLinuxを学ぶ」という現在STEMICT教育から予測できる確実に訪れる未来へ先行投資できるか否か。この話題はそれを機敏に察知できるかのリトマス試験紙としての側面を持っていた深い話題なのだ

欧米や裕福な日本の家庭はLinuxを、ラズパイ教育に導入している。それを知った我々がどうしなければならないかなんて言うまでもないだろう

Permalink |記事への反応(0) | 16:21

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2025-12-10

日本企業ボーナス廃止手取りは増えるが.リストラ加速の予兆

.リストラ加速の予兆?(企業側の本音リスクボーナスは業績悪化時の「調整弁」(赤字で0支給可能)でしたが、廃止人件費固定化リストラが「唯一のコストカットツール」に。

news.yahoo.co.jp+1

2025年日経平均5万円超の好景気なのに、黒字リストラが前年比2割増(1万人超)。

nikkei.com

企業は「人材確保・成果主義移行」を表向きに掲げつつ、社保負担減(年12回分軽減)で利益最大化を狙っています

news.yahoo.co.jp+1

企業狙い

メリット企業

リストラリスク

社保カット

負担-2-5%(ボーナス分除外)

固定人件費増→希望退職急増

人材確保

若手初任給UP(ソニー+57万円/年)

中高年格差拡大退職加速

成果主義シフト

ジョブ雇用強化(大和ハウス10%年収UP)

業績悪化で即リストラ日産2万人規模)

事例:大和ハウス(月給大幅改定):中長期成長狙いも、Xで「リストラ前触れ」「人員整理宣言」と懸念

ben54.jp +2

日産三菱電機希望退職拡大が象徴

nikkei.com+1

X反応: 「ボーナス廃止=リストラ準備」「黒字でも1万人削減」「JTCの年功序列崩壊投稿多し。NHK高給批判も「ボーナス支給+リストラ危機乗り切り」論。

3. 全体の文脈日本型雇用の終わりと2025年問題この動きは「失われた30年」の遺物ボーナス=調整弁)を捨て、グローバル競争IT/半導体人材争奪)に対応するもの

note.com

しかし、少子高齢化労働力-20%)で企業は「黒字リストラ元年」(2025年1万人超)を迎え、廃止が「予兆」として機能する可能性大。

nikkei.com+1

上場企業の4割が今後追随予測第一生命経済研)。

mutualy.net

結論:手取り増は短期メリットですが、リストラ加速の予兆は本物—ボーナス廃止企業人件費柔軟性が失われ、業績変動時の「希望退職頼み」が常態化。詳細事例(例:日産リストラ分析)が必要

Permalink |記事への反応(0) | 16:02

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anond:20251210145229

構造的頂き女子論 2025年完全版 ──「教えてもらえない=奢ってもらえる」の延長線上にある女たちの生態 約5200字】

序章 「おごられた!!」は職場でも叫ばれていた

「おごられた!!」という魂の叫びは、

居酒屋デート現場だけでは終わらない。

それはオフィスでも、建設現場でも、研究室でも、

同じトーンで響いている。

「教えてくれない!!

まるで放置されたかのように扱われて……

新しい職場の性被害、わかりやす説明してもらえない彼女たちの末路、

教えてくれない!! 魂の叫びを聞け!!」

第8章 男女雇用機会均等法が産み落とした最強のモンスター

1986年男女雇用機会均等法施行された瞬間、

日本企業に「総合職女子」という未知の生物降臨した。

当時の男たちの反応は大別して二つ。

A. 「へぇ、女も建築やるんだ。まぁ頑張れよ」

B. 「おお、可愛い子が来た! コーヒー淹れてくれ!」

どちらも「放置」がデフォルトだった。

なぜなら本社総合職とは、

「いちいち手取り足取り教えてもらうような人材じゃない」

という暗黙の了解が40年間続いてきたからだ。

仕事ができなければ、

関連会社へ飛ばされる。

それが当たり前だった。

ところが、

彼女たちは「女子」だった。

女子であること」の特権職場侵食する瞬間

ある建設会社本社技術部1990年代後半。

新卒女子総合職・A子(22)が配属された。

男たちは「女も建築やるんだ」と軽く驚いただけで、

特に何もせず放置

すると三ヶ月後、A子がぶち切れた。

「なんで誰も教えてくれないんですか!?

私、女子なんですけど!?

わかりやすく丁寧に教えてもらうのが当たり前じゃないんですか!?

現場おっさんたち、唖然

「いや……お前、総合職だろ?

 自分図面読めよ……」

「そんなの無理です! 私女子なんです!

 男子はみんな先輩に優しく教えてもらってたじゃないですか!」

いや、教えてもらってねぇよ。

勝手残業して先輩の図面盗み見て、

勝手現場走り回って、

勝手に血反吐吐きながら覚えたんだよ。

でもそれを言った瞬間、

「女だからって差別するんですか!?

人事部に駆け込まれ

おっさんたちは「女性活躍推進研修」三連泊を食らった。

これが「構造的頂き女子職場編」の始まりだった。

「教えてもらえない=性被害」の恐ろしい方程式

2025年現在、この方程式は完全に定着している。

エクセルがわからない → 「教えてくれない性被害

CADが使えない → 「女性へのハラスメント

現場で怒鳴られた → 「パワハラセクハラ

残業を命じられた → 「マタハラ予備軍」

すべて「女子から優しく丁寧に教えてもらう権利」が根拠になる。

しかも最強なのは

「私は悪くない、私は女子から」の免罪符がここでも有効なこと。

仕事ができなくても、

「教えてくれなかった上司が悪い」

「わかりやす説明してくれなかった会社が悪い」

「女を総合職採用した社会が悪い」

全部他人のせいにできる魔法システム

奢りと教育は同じベクトルにある

考えてみれば当然だ。

・奢る → 男が金を出して当然

・教える → 男が知識を出して当然

どちらも「女子であること」に対する当然のサービス

男は金を払い、知識を払い、時間を払い、

女子は「そこにいるだけ」で受け取る。

「奢られた!!」と「教えてくれない!!」は、

同じDNAを持った双子叫びだったのだ。

現代総合職女子が使う最終奥義

2025年新卒女子がよく使う台詞ベスト3

「私、女子なので……(だから優しくして)」

前例がないので不安です……(だから全部教えて)」

ハラスメントになるので記録しますね♡」

これを言われた瞬間、

上司は全ての戦意喪失する。

なぜなら記録されたら終わりだからだ。

結果、

女子ミスは全部上司が尻拭い

女子残業は全部上司が肩代わり

女子の成果は全部女子のもの

これが「女性活躍」の実態である

結論 構造的頂き女子職場でも無敵だった

「おごられた!!」は、

ただの延長線上にあった。

奢ってもらうのも、

教えてもらうのも、

褒めてもらうのも、

昇進させてもらうのも、

すべて「女子であること」に対する当然の対価。

男は金を払い、知識を払い、キャリアを払い、

女子はただ「女子」でいるだけで受け取る。

これが1986年から2025年まで続いている、

日本最大級の「構造美人局である

そして悲しいことに、

このシステムに気づいた男は「女嫌い」になり、

気づかない男は一生教え続ける。

どっちに転んでも、

構造的頂き女子永遠に勝ち続ける。

奢られた!!

教えてくれなかった!!

昇進させてもらえなかった!!

──終わりなき女子の宴は、

今日もどこかのオフィスで続いている。

(了)

Permalink |記事への反応(1) | 15:02

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なんかよくわからんが頼まれものをちゃちゃっと作って、それが安定運用しているため、重宝人材ということになっている

が、タスクが降りてこねぇとき筋トレしてるだけだがな

Permalink |記事への反応(0) | 11:08

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優秀な人間を「チンパンジー」と嘲る者どもについて

端的に言えば彼らは他者貶めることでしか自尊心補填できない欠陥品であり、その振る舞いは倫理的にも職業的にも致命的な無自覚自己放尿でしかない。

お前らがやっていることは単なる悪口ではなく合理性を欠いた防衛機制であり、嫉妬という原始的感情正当化するために語彙を貧しくし、他者動物貶めるという最も安易で卑しい手段に訴えて自己放尿しているにすぎない。

優秀な存在を異物と見なし排除したがるその発想は、自分自身能力不足や評価されない焦燥を外在化し、組織生産性士気劣化させる致命的な自己放尿である

職場における真の成熟とは、優れた人材存在を脅威として扱うのではなく、彼らの強みを如何に再現可能にし、チームの資産へ変換するかにあるのに対し、嘲りと陰口と内部監視に勤しむ連中はその逆を行い自らの存在価値を日々劣化させている。

さら問題なのは、こうした人間所作が往々にして合法性や倫理境界線を跨ぎ、監視個人情報暴露、虚偽の申告、同僚の名誉毀損など実務上の重大な過失へと転化して自己放尿する点である

貴様らは自分たち行為正義リスク回避と称するだろうが、実態は単なる暗闘であり、組織に対する背信行為であり、発覚すれば管理責任法的責任を負う可能性が高い。

ここで冷徹に突きつけておくが、他者を貶すことで得られる即時的な満足は持続せず、自己欺瞞の累積が最後には本人を破綻させる。

虚勢を張り続ける者は、他者を押し下げるたびに自分能力のなさを露呈し、周囲には自己放尿のような醜い痕跡を残す。

言い換えれば、あれこれと卑怯手段を並べて相手を追い詰める様は、嫉妬劣等感ダブル放尿が示す通り、見苦しく不衛生であり、最終的には自分自身組織評価を下げるだけだ。

組織感情ゴミ捨て場ではない。優秀な人材に対する嫉妬を燃料に他者貶める者は、まず自己を省みて能力の不足を正面から補完しろ

具体的には技術的な学習プロセス改善提案、明確な成果指標の設定に時間を割け。

そうすることでしか嫉妬合理的競争に変わり得ない。

念押ししておくと、誰かをチンパンジーと呼んで笑っているうちは勝者でも正義でもない。ただの卑怯者だ。

卑怯手段で得た優位はいつか必ず割れるし、その瞬間、周囲の信頼は瓦解する。優れた人間を敵視して排除しようとする者は、自分存在いか脆弱空虚かを自ら証明しているに過ぎない。

そういう連中には同情の余地はないが、組織が持続的に健全であるためには、その自己放尿を放置してはいけないというだけの話だ。

Permalink |記事への反応(3) | 07:28

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2025-12-09

なぜ韓国映画日本エロゲと同じ衰退の道を辿ったのか

ポストの内容は、韓国映画界の急激な浮き沈みを嘆くもので、「アジア初のアカデミー作品賞受賞(『パラサイト 半地下の家族2020年から数年で業界全体が危機状態に陥るなんて想像もつかない」というニュアンスです。実際、2025年現在韓国映画産業は深刻な低迷期を迎えていて、劇場興行収入パンデミック前の2019年の13.8億ドル(約1.91兆ウォンから2024年は8.61億ドル(約1.19兆ウォン、38%減)まで落ち込み、2025年上期の観客数は前年比でさらに22%減少しています。<grok:render card_id="3c436b" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">14</argument>

</grok:render> これが「こうなった」理由を、複数の要因から説明します。主にCOVID-19後の影響、投資の停滞、ストリーミングの台頭などが絡み合っています

### 1. **COVID-19の長期的な打撃とバックログの枯渇**

-パンデミック2020年興行収入が急落(3.69億ドル、73%減)し、劇場閉鎖や外出自粛で観客が激減。韓国人の年間映画館訪問数は世界トップの4回から2.54回に半減しました。<grok:render card_id="e919e6" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">14</argument>

</grok:render>

- 当時は制作中の「貯蔵フィルム」(パンデミックで公開延期された作品)が2022-2024年に大量投入され、年間35本以上の韓国映画が公開されましたが、これが尽きかけています2025年大手投資配給会社の予定本数は10-14本と激減(前年の35本から大幅減)。2026年には本格的な「コンテンツ枯渇」が予想され、劇場過去最高の228本のリバイバル上映に頼っています。<grok:render card_id="ff91fe" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">13</argument>

</grok:render>

- 結果、2024年の37本の商業映画のうち、投資回収できたのはわず10本。1,000万枚以上の大ヒット作がなく、3,000万人観客を突破する作品もほぼゼロです。

### 2. **投資の凍結と業界エコシステム崩壊**

-興行不振配給会社収益2019年の5.68億ドルから2023年の3.16億ドルに減少し、外部投資家が撤退制作費の高騰(ストリーミング作品への人材流出俳優スタッフ給与が上昇)も拍車をかけ、ミッドバジェット映画の緑灯が減っています。<grok:render card_id="eee1c7" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">14</argument>

</grok:render><grok:render card_id="d95dbd" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">13</argument>

</grok:render>

-投資サイクル(企画から公開まで2-3年)が遅れているため、2021-2022年投資凍結が今頃直撃。2025年の公開予定が少なく、業界全体の「悪循環」(低収益投資減→低予算→質低下→さらに低収益)が加速しています。<grok:render card_id="48d7f8" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">13</argument>

</grok:render>

### 3. **ストリーミングの台頭と視聴習慣の変化**

-NetflixやDisney+などのグローバルプラットフォーム国内のTving・Wavveなどが人材を吸い上げ、映画からドラマシリーズ制作シフト監督俳優の「ブレイン・ドレイン」が起き、映画界のクリエイティブ力が弱体化。<grok:render card_id="117b82" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">14</argument>

</grok:render><grok:render card_id="e840a6" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">9</argument>

</grok:render>

- 観客も自宅視聴(Netflixモーテル配信など)に移行。劇場文化の衰退を象徴するように、2025年カンヌ映画祭韓国映画10年以上ぶりに不在となりました。<grok:render card_id="93124d" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">9</argument>

</grok:render>パク・チャヌク監督は「劇場危機映画全体の危機だ」と指摘し、ストリーミング競争消費者緊縮がスランプの主因だと語っています。<grok:render card_id="c502d4" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">12</argument>

</grok:render>

### 4. **経済社会的な外部要因**

-消費者側の「ベルト・タイトニング」(家計引き締め)で、娯楽費が削減。2025年上期の全国観客数は4,070万人(前年比37%減)と、2004年以来の年間1億人割れが目前です。<grok:render card_id="f81ce1" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">12</argument>

</grok:render>

-劇場チェーン(Lotte Cinemas、Megabox、CJ-CGV)の合併・閉館が進み、スクリーン数が減少し、業界全体の収益基盤が揺らぎます。<grok:render card_id="ceec83" card_type="citation_card" type="render_inline_citation">

<argumentname="citation_id">14</argument>

</grok:render>

パラサイト』の快挙で韓国映画世界的にブームを巻き起こしましたが、パンデミック後の回復が不十分で、構造的な問題が露呈した形です。業界政府の救済基金(1,400億ウォン規模)やクーポン発行、AI活用海外共同制作などの対策を求めていますが、回復には時間がかかりそうです。

Permalink |記事への反応(0) | 19:51

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第三者検証を終えて

最後かもしれないだろ。だから全部話しておきたいんだ

はじめに

この記事はn=1の第三者検証体験です。

過去、私は自分はどこかの第三者検証会社にいました。

第三者検証全体がこうではなく、ある巡り合わせにあったテスター一人がこんなふうに思ってたんだなというのを記録するために書きます

この文章を読んで誰かにどうこうして欲しいとか誰かを上げ下げしようとかい意思はないです。

割とつらかったこ

## 単価と工数

私はエンジニア生活の2/3くらいを派遣契約で過ごしたため、仕事の良し悪しについてはやっぱり単価と工数評価されることが多かったです。

残業すればするだけ会社の売上になるので、どんどん残業しましょう。残業しただけ働いたことになるから。という文化でした。

単価が上げていくことは現場責任者営業の実力に左右され、そう簡単に変わるものでもなく、なかなか自分ではコントロールできなかったので、やっぱり容易く売上を上げていくには残業するしかありませんでした。

業務時間中に開催される研修シンポジウム参加等は売上を下げることに繋がるので、明確なトレードオフ条件がないと参加が難しかったです。

自己研鑽休日などに行いましょうという文化でした。

私はそれでも構わないと思いますが、参加しようとするたびに一々上長に「売上減らしてごめんなさい」と頭を下げにいくのが変な感じがしました。

テスト効果効率を上げることや品質を上げることは成果に繋がらない

やっぱり残業時間正義なので、中でどんな仕事しているかあんまり重要ではなかったです。

品質向上の提案テスト効率化を提案・実行したところで単価アップに繋がらなければ大きな成果には繋がりませんでした。

※私の場合たまたまそういった点を評価してくれるお客様出会たこともあって、汲み取って営業フィードバックみたいなこともしてくれました。給料には反映されませんでしたが、、

安い人材をとにかく投入する多重下請け構造

私は無関係な期間もありましたが、BP投入が最も評価されます

かにつけてプロパー/BP率を評価されて、BPを投入した分だけ利益が出るので営業頑張ろうとなるみたいです。

営業の思惑に左右される提案

QAに関する提案についても第三者検証商売として成り立つかどうかが判断基準になります

例えば自分会社では難しいテストレベルテストタイプについてはその現場必要に思えても、提案計画には盛り込まないなどのことがあったかもしれません。

現場に左右される業務経歴

基本的に体系的なソフトウェアテストを行なっている現場に関われたらだいぶラッキーでした。

体系的なソフトウェアテストができていれば外注しなくてよかったりしますので、良くないテストマネジメントであったり、いびつテスト設計をしています

で、現場はお客さまの言うことを聞くことで精一杯なので、体系的な経験知識を得るためには自分勉強して頑張るしかありません。

10年、20年やっているようなベテランJSTQBとかで整備された知識よりも勘と度胸と経験で頑張るみたいな場合があるので、自分知識を取りに行かないとそういったベテランと同じ道を歩むことを頑張ろうとしてしまうんじゃないでしょうか。

評価される開発経験、増えるテスト素人

本文は削除されました

どこにアサインされても結果を出すのがプロ第三者検証

私の結論上記の通りです。やっぱりどんな現場であっても、どんなメンバーでも、どんなお客さまでも結果を出していくのがプロ第三者検証なんだと思います

品質プロ"と名乗るのもいいですが、"第三者検証プロ"と名乗る道もあるのではないかなと思います

私は、

第三者検証テスターのよさ

よさももちろんあります。思いつく限りたくさん書いていこうと思います

やる気さえあればドメイン依存しない広い知識が得られる

様々な現場製品に携わることができるので、一般化する実力さえあれば、様々な経験ナレッジ一般化して、ドメイン依存しない実力をつけることができると考えています

自社QAだとどうしても社内の文化ややり方に依存した能力なっちゃうと思いますが、第三者検証テスターとしてたくさんの現場経験していると、どんな製品でも対応できるようになるんじゃないかなと思います

複数現場を見たコンサル的な視点が得られるポジションもあり

社内でコンサル試験を受けた時に言われました。

複数現場俯瞰して、より多くの現場コンサル的な立場で関わることが第三者検証ではできます

体系的な知識がある会社であれば、つよつよの人々からバックアップを受けながらコンサルをすることができます

最近法人を立ち上げてQAコンサル的な動きをする人が多いですが、事業が失敗するリスクとかを会社が請け負いつつ、コンサル体験を行う経験を得ることができます

製品事業イマイチでもとりあえず働き口がある

お客様から依頼を受ける形でテストするので、変な話、製品事業がうまく行かなくても、ニーズがあればテスト業務を続けることができます

また、現場プロジェクトがなくなっても他の現場にいけばいいだけなので、その辺のリスクがないことが良い点だと思います

いろんなテストエンジニアと知り合いになれる

第三者検証ということで、おそらくたくさんのテストエンジニアがいると思いますベテランの人もいれば初心者の人もいますが、やる気さえあれば様々な人と繋がれることができます

実際に私はい出会いがたくさんありましたし、そういった出会いが私をQAとして成長させてくれたのではないかと思います

まとめ

2年目3年目くらいは色々悩んだ時期もありましたが、ある程度実力にも自信がついてきて、第三者検証テスターのつらさはどうでも良くなったきたというのが正直なところです。

第三者検証テスターとして一生過ごすかはわからないですが、第三者検証テスターになれてよかったと私は思いました。

今だから思えること

第三者検証から事業会社に行って、私はいくらか変わりました。

まず、受注側から発注側になることで、「第三者検証」という呼び方をしなくなりました。

テストベンダー」です。

また、自分が成長できないこと、現実をうまくできないことを「第三者検証である」ということを言い訳にしていたと感じました。

テストベンダーの良さは、人材への投資があることだと思います

から自分投資に値する人間であれば、とてもいい選択だと思います

「いきなり事業会社に行きたい」は、素晴らしいですが、事業会社の多くはあなたを育てようなんて思っていませんよ。

私にはテストベンダーで働くモチベーションについて、いくつかアイデアがあります

ただ、それについて聞きたい人は私を探して私に直接聞いてください。

Permalink |記事への反応(0) | 08:49

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毎日大変

51歳♀独身

  

仕事派遣

正社員にはしたくないけど派遣ならいてもいい程度の人材

3年から6年程度で切られる

正社員で働きたいけど面接コミュ障発揮でいつも不採用

派遣会社は私のような人材でも会社ねじ込むのが上手い

派遣先が変わる度に時給が下がっていく

  

統失で鬱

自立支援は受けている

障害年金年金払ってなかった時期があるので貰えない

  

観光都市の山の方に住んでいる

1番近いスーパー私鉄に乗って三駅先

徒歩5分圏内コンビニなら二軒ある

  

免許は持っていない

車があれば違ったのかもしれない

しれないけど車を買う余裕がない

  

実家(と言えるかどうか分からない)は新幹線で1時間

金銭的にも肉体的にも頼れない

親戚はいないも同然

  

複数と一緒に住んでいる

猫には幸せでいて欲しいので自分の事より猫優先

  

貯金どころかマイナス

カードブラックリスト入り

消費者金融弁護士に頼んで任意整理

  

お金の事気にしないで生活したい・・・

Permalink |記事への反応(0) | 01:34

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会社組織におけるのチンパンジーの種類。そして人の愚かさについて。

これに言及する。

https://qiita.com/jesus_isao/items/29b878e137f46c675d89

これに言及するにあたり匿名しか発信できない私の弱さを許してほしい。

記事概要

元の記事はおそらく組織におけるマネージャーであろう筆者が、過去に発生した、文化背景思考全てが組織ミスマッチであった人間を、人間似て非なる存在であるチンパンジーに例えて、どのようにマネジメントするかについて考察し、それがどれだけ難しい事かを表現した良い記事であった。

私はこの記事にとても感銘を受けたのだが、Xでの炎上の後、投稿実質的に削除してしまった。

 

以上概要

私はチンパンジー代表として、そして貴様人間チンパンジーと罵る存在に相対してきたマネージャーの一人として、元記事筆者に敬意を表し、補足する投稿をする。

チンパンジーの種類について

お前

そこのお前だ。ちょっと頭が良くて調子乗っているお前。

お前なんてサバンナチンパンジーの群れに放り投げられれば、途端に役立たずだよ。

パソコンが使えてコードがかけても生きていけない、群れのお荷物よ。

お前が組織社会でやっていけるのは、属する群れと時代が偶然お前にとって都合がよかっただけという事を忘れるな。

 

もうちょい具体的に言うなら、会社が買収されたりして自分組織が土台から吹き飛んだ状況を想像しろ

そこでお前が活躍できるような優位性を持っていなかったら?

違う倫理観の人たちばかりだったら? 違う言語を話す人ばかりだったら?

お前は霊長類のどれになるんだろうね。

暴力的チンパンジー

ここからは真面目に書く。

記事であるような、人間とは倫理観の違う存在

彼らは暴力が無ければ生きていけない世界の住人であったり、その暴力程度では群れの中で傷つく者はいないような群れの住人。

あるいはその暴力暴力として認識していない存在かもしれない。

 

もうちょい具体的に書くならパワハラ気質のある人だろうか。

ブリリアントジャークとも言うかもしれないね

 

殆ど場合殆どの人は幸せを求めていると思っている。彼らもまたそうであり、自分の振る舞いで周りを困らせ自分が不幸になることを望んではいない。

記事チンパンジーだって、本当はサバンナの群れで生きていたかっただろうに。

怪我したチンパンジー

組織に迎え入れたときは元気に働いていたが、本人あるいは本人の家族などが重篤怪我を負ってしまい、今まで通りに働くことが難しくなった存在

怪我というのはメタファーであり、実際には肉体的な損傷よりも、精神的な損傷のほうが今の世の中では一般的かもしれない。あるいは、家族介護とか。

彼らの問題解決することは容易ではない。彼らは生活するための報酬必要とするが、何の怪我も負っていない人と同じパフォーマンスを出すことができない。

本人たちがどれだけ活躍を渇望していても、だ。

 

彼らには悪意や罪はないし、話も通じる。でもあなた怪我を負っていない幸せ存在である場合、根っこの部分では分かり合えない可能性がある。

彼らを活躍させて収益につながる活動をさせなさいと言われたあなたはどうする?

 

この記事を見た怪我人へ。負い目を感じると想像しています

少しずつ出来ることからやっていきましょう。それしかないんだろうけど。

沈黙チンパンジー

世の中はわかりやす暴力ばかりではない。沈黙という暴力をふるう存在もある。

度々遅刻する、謝罪はする。仕事はうまくできない、謝罪はする。指摘するが理解してくれない。泣いたり笑ったりもしてくれないから、何を考えているかからない。

どんなキャリアを歩みたいか聞いてもうまく答えられない。

分かりやすく激昂して周りに危害を加えはしないが、存在振る舞うだけで周りにストレスを与える。これもまた暴力の一つかもしれない。

 

どのような扱いをすればいいかのヒントを一切与えてくれない存在もまた、実質的に会話不能存在として扱いに困るだろう。

さあ君も彼のキャリア開拓してみましょう!

 

彼らもまた、望んで沈黙しているわけではない。彼らもまた、人間になり切れないことに悩んでいたりする。

お互い素直に喋れるといいよね。

人の真似をするチンパンジー

良く喋るし仕事もする。一見すると普通人間に見える存在

ただ根っこの部分では他人と分かり合えないものを持っていたり、倫理観の違いが表面化していないだけで、実は周りとは価値観が違う人。

予期しないところで迷惑な行動をとり、周りを困らせてしまう。でも、本人は本人なりの正義必要性で行動したつもりである

 

記事の筆者も、言い換えればこのチンパンジーである。彼にとってはあのような記事を世に出すことは、彼の倫理抵触しなかった。

そして私もまた同類なのだろう。

愚かな人間どもへ

そもそも人には、チンパンジーを含め人間以外の霊長類。豚、蛆虫、ばい菌などを、蔑称として用いている愚かさがある。

生存戦略が異なるが故に高い知能を持つことなく発達した他の生命体を下等な存在とみなし、その生物を用いた例えに侮蔑的意味付与している。

大体なんだよ霊長類って。自分たちの存在勝手生物最上級として捉えやがって。しか霊長類の中でもさらに Tier 分けして差別してやがる。

 

記事チンパンジーという表現は、単に言語が通じず価値観の異なるマネジメント難易度の高い人材メタファーとして解釈することもでき、その名称侮蔑的意味見出しているのは、お前の矮小傲慢差別意識から来るものではないか

まあ元記事筆者でさえ人間以外を下等とみなしている可能性は、文脈から否定できないけどさ。

 

まあ、もしもチンパンジー差別意味が含まれていたのなら、同僚(あるいは同僚だった人たち)をチンパンジー呼ばわりするのはちょっと酷いのかもしれない。

でも、もうちょい中身を見てもいいんじゃないの?

Permalink |記事への反応(1) | 00:38

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2025-12-08

大学受験向けの日本史塾講師ユーチューバーへのコメントが消された

日本史塾講師動画https://www.youtube.com/watch?v=RRIWLygFPhE

論旨・主張について、問題はない。その通りだと思う。

  1. 高市首相が「台湾海上封鎖存立危機事態になりうる」と具体例を挙げたことは、安全保障上の手の内を晒すものであり、歴代内閣の答弁方針を逸脱した極めて不用意な発言である
  2. 大手新聞社説を含め多くの人が日中共同声明誤読しており、日本中国の「台湾自国領」という立場を「理解尊重」しただけであり、「承認」はしていないという微妙外交的立場を正しく理解する必要がある。
  3. 中国側の反発(渡航留学自粛等)により日本経済や将来の人材獲得に深刻な影響が出る恐れがあるが、政権維持観点から首相発言撤回することはなく、日中関係悪化は避けられない。

ビミョーだが大事な点で異なるのは、高市首相岡田克也議員の質疑に対する答弁を議事から引用再現している箇所である

塾講師:

台湾統一であの完全に、ま、中国北京政府支配に置くようなことのためにどのような手段を使うか、ま、それは単なる、ま、シーレーンの封鎖であるかもしれないし、実力行使であるかもしれないし、それから情報サイバープロパガンダであるかもしれないし、それは、あの、いろんなケースが考えられると思いますよ。」とでま、こういう風に高一さんは言ってるわけですね、でその後ですね、「だけれども、あの、それがやはり、戦艦を使ってですね、そして武力行使も伴うものであれば、ま、これはあのどう考えても存立危機事態になり得うるケースであると私は考えます

これは、2025年11月7日(金)の岡田克也議員との以下のやり取りの箇所である

高市早苗(首相)の会議録は次の箇所https://kokkai.ndl.go.jp/txt/121905261X00220251107/188

「例えば、台湾を完全に中国北京政府支配下に置くようなことのためにどういう手段を使うか。それは単なるシーレーンの封鎖であるかもしれないし、武力行使であるかもしれないし、それから情報サイバープロパガンダであるかもしれないし、それはいろいろなケースが考えられると思いますよ。だけれども、それが戦艦を使って、そして武力行使も伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になり得るケースであると私は考えます

この答弁を指して、塾講師は次のように主張している。

中国台湾攻撃すれば、日本自衛隊は出撃しますよ」と取られても仕方のない、そういう発言高市総理国会答弁でしました。

切り取りをすれば、この塾講師の主張するように解釈されても仕方がないのは、その通りである。だが、日本史塾講師で偉そうに講釈するならば、この直前での高市早苗首相の答弁も参照しなければフェアではない。

高市早苗(首相)の会議録は次の箇所https://kokkai.ndl.go.jp/txt/121905261X00220251107/186

例えば、その海上封鎖を解くために米軍が来援をする、それを防ぐために何らかのほかの武力行使が行われる、こういった事態も想定されることでございます

と答弁しており、高市早苗首相はのアタマの中では、次のようなフローが浮かんでいたことは明らかである

  1. 中国北京政府が、戦艦をもちいて台湾海上封鎖する
  2. 海上封鎖を解くために、米軍艦艇が来援する
  3. 中国人民軍が、米軍が近づくことを阻止するために、武力攻撃を行う
  4. 米軍に損害が発生する
  5. 日本政府直ちに事態認定を行う、その際には「存立危機事態」と認める可能性がある

上記は、これまでの日本政府2015年平和安全法の整備から日本政府の変わらない姿勢である

塾講師は、高市早苗首相発言について、問題なのは個別具体的な事例に踏み込んだ発言をした」ことだと言っている。確かに高市早苗首相個別具体的なことを述べているのだが、ポイントは「台湾有事=>存立危機事態」というそこではなく「台湾への武力侵攻 =>米軍支援」とたか台湾侵攻があれば自動的米軍支援すると言っているかのような状況を想定している点である

存立危機事態の想定とは集団的自衛権の発動条件のことだが、それは友好国が武力攻撃を受けた時に自衛権行使として戦闘につながることである日本政府のこれまでの立論では、友好国=米国という説で国会質疑を乗り切ってきていた。高市早苗首相のアタマの中にはそうした前提があっただろうと考えられる。

したがって、本当ならば、高市早苗首相は今回の迂闊な答弁について弁解することも可能ではあったのだ。「台湾有事が即ち存立危機事態」になるわけではない「来援した米軍攻撃を受ければ、事態認定判断を取り得る」と言い直すことも出来た。だがしかし、それでは「台湾有事の際には米軍が介入する」と言っているに等しくなってしまう。ここがあるため引き返せないのである

高市発言問題とは、「台湾への武力侵攻」を端緒とした具体例で米国武力支援を引き合いに出した点にあると思う。米国政府台湾に介入することを公式には認めていない。米国政府は常に「東アジア台湾海峡の平和を支持する」と表明するに過ぎない。米国姿勢中国台湾それぞれへの配慮であり、それぞれへの牽制である

現在の日米政府共通認識は、台湾有事があれば世界にとっての危機的状況になり得るということである。ならば、それぞれ自国判断危機的状況に対する積極的アクションを起こす必要があるということも、日米供に認識していることである

したがって、本来であれば「日本の近隣である台湾有事があれば、事態認定判断を取り得る」と言うべきなのだしかし、それはこれまでの日本政府立場を変えることになる。本来であれば、しっかりと閣議を通じて決めなければイケないことであった。

これが、岡田克也議員の「軽々しく言うべきではない」という警告がそのまま現実になってしまった今なのだった。

中華人民共和国台湾(中華民国から台湾」へ)のこれまでと現状について

歴史経緯の解説は、TBSラジオでの劉彦甫さん、前原志保さんの解説が分かり易い。

国際関係国際政治からみる台湾についての解説

日米政府特に政府台湾海峡認識については、神保謙さんの解説が分かり易い。

Permalink |記事への反応(3) | 22:15

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anond:20251208124933

たぶんハタショなので、そういう意味では有能では無いが「じゃあ自分でやってみろ」は全部やれている実績があるんよね。だから有能ではあると思う。

から余計に上がイライラする。そういう人材はどう扱う?それでも可愛げがある人材の方が大組織では価値が上?

 

例えば「コーディングできる人材も居ないし、メンバー微妙プロジェクトがまわらない。このままでは大赤字な上、社長顧客を招待して実施するデモも失敗し面目が潰れそう」という案件上司が他部署に投げて無理やり完成させたプログラミングコードミスを全部ひとりで修正(彼はそのプロジェクトに後から投入されたマネージャーなのでコーディング管轄外)して動くようにして、メンバーには彼らができる事だけ割り振って、それ以外は自分担当してプロジェクトが回るように調整し数十~100億円規模のプロジェクト成功させた実績がある。

部下には好かれているけど上司にはキツくて扱いづらいんだろうな、という印象。

Permalink |記事への反応(1) | 13:02

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anond:20251208122328

質問だけど「めちゃ有能だけど本質的辛辣な事(やバランスの良い解決策)を経営者自分にも言ってきて可愛げが無い」人材と「そいつよりは多少劣る(あまり本質がわからいから苦言を言わない)けど仕事普通に回せて可愛げがある」人材なら、どっちを残したい?

俺の知人が前者で苦労してるから、気になって。

Permalink |記事への反応(1) | 12:30

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