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はてなキーワード:人月とは

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2025-10-05

anond:20251004160446

いから読んでいないけれど、最近IT土方AIに聞きまくりながら訳も分から人月に数えられている人達と違って、

それなりに技術力があるならば、悲観的になる理由なんてなくて、昔よりメモリ空間は広大になり、CPUは並列化されて早くなって、

システム堅牢になり、API連携豊富で使いやすくなり、AI学習で前にやったアレは飛躍的に省力化できるようになっていて、

かなり自由面白い時代突入してきているのに何が不満で憂鬱なんだろうな

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2025-10-01

anond:20251001220232

人月売りしてるSESがある限りそんなことにはならんやろ

Permalink |記事への反応(0) | 22:06

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2025-09-21

ITバブルはいつ弾けるのか?

どう考えたってSEプログラマよりも土方の方が必要職業だし重宝されるべき仕事にも関わらずスタートアップのよくわからんホワイトカラーの連中の方が高給だったりするのが納得できない

というか正直ITバブルが長すぎたと思うんだよ。それだけ需要があります!ってことなんだろうけど、これまではなんちゃって専門職に見せて市場全体の相場自体ぼったくりみたいなところあったことは実際否めない。

だってフリーランス仲介サイトなどで見るSESや受託開発案件では一般的Webエンジニアなら人月単価60〜80万円前後相場だが、機械学習系やSREなど高難度のプロジェクトでは一人月100万円近くに達する案件も珍しくないんだぜ!?

あと仲介業者多すぎぃ!!例を挙げるとクライアント企業から人月90万円の発注があっても、実際に要件定義や開発を担うのは下請けの開発会社派遣チームであることが少なくなくて、仲介業者がやるのはその橋渡しだけ。あとの実務やリスクの大半を下請けに丸投げしてるのに10〜30%前後手数料マージンって確保すんだぜ。ノミじゃん。ダニじゃん。一応マッチング契約管理といった役割はあるとしたって、一次請けとしての実働や技術責任ほとんど負わない状態での高率マージンはどう考えたって業界全体のコスト構造を押し上げる一因になってる。でも誰もここを変革しようとはしなかった。はっきりいって、そういう業界全体の空気に心底うんざりしてた。

けど今後は、大規模言語モデル(LLM)や生成系AIの普及でコード自動生成ツールGitHub Copilot など)やDevOpsパイプライン標準化が進めば、こうしたエンジニア単価の上限は徐々に見直されるはずだ。これこそが長らく続いたITバブルの前提を根本から揺るがす変革になるだろうなと思ってる。

頼むよAI

Permalink |記事への反応(0) | 20:18

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2025-09-01

anond:20250901082024

からリモートワークやってるJTCSIer業界は、今で言うリモートワークを「テレワーク」って言うんだよ。昔からの流れでね。

その言い方で、その人がどういう背景を持っているかというのを推測できる。

いつもそれで生暖かく見守っていたんだが、今更それに気付いたんだろうね。

でも詰めが甘くて「テ」が残ってしまった。


SIer業界も二分されている。

リモートワーク(彼らの言うテレワーク)ができる人々と、納品物と一緒に保守要員として納入されるような、コロナ禍でもリモートできなかった客先常駐要員や、特に保守的な対応が求められる人月世界では一つのフロアに人を集めて軟禁セキュリティ万全と称する慣習などがあって、彼はそこでずっと苦しんでいるのだと思う。その苦しみを他者に出すことで、ストレスを緩和しようとしているんだよ。

哀れな人間だよ。優しく見守って挙げてほしい。

Permalink |記事への反応(1) | 09:09

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2025-08-12

とある氷河期増田の半生

anond:20250811001013

※これは上記増田を読んで作った創作です。


1

1980年代前半に10万人ぐらいの都市に隣接した町で生まれた。

町立保育園/小学校中学校ときて、工業高校商業高校農業高校、そして普通科松竹梅みたいな選択肢の中、普通科の梅に進学した。

父親食品系仲卸問屋勤務で、母もそこでパートで働いていた。裕福な方ではないが、特に金で特別な苦労を強いられたことも無かったと思う。両親どちらも高卒就職していて、父親実家土地に建てた一軒家住まい

からか、大学に行くということは特に考えていなかった。だったら商業にいけば良かったのだが、はっきり言うと、学力が足りなかったのだ。

当時は手に職があるのが強いと言うことで、中の上ぐらいの学力が無いと商業高校には入れなかった。工業高校ヤンキーイメージが合って、根暗な俺には無理だったし、学校でもヤンキー共がそこにいくと言うから避けたいと言う、今思うとお前何考えているんだって理由で避けた。がんばれば商業高校にも入れたと思うが頑張るモチベもなくそのまま進学した。

2

時は就職氷河期のまっただ中だったが、父も母も比較的安定していたので「世の中不景気っていって大変だねえ」ぐらいで実感なんてあるはずもなかった。

しかし、卒業が近付いて進路という段階になって、先生が進学を特に勧めるようになって実感が出てきた。先生は誰もが厳しいと口にし、進学を勧めてきた。その中に専門学校もあった。

先輩が就職できなかったが、フリーターで楽しく働いている、それも悪くないよ、そんな話も聞こえてきたが、父の会社フリーターを使う立場でもあって、そのころになってフリーターだけは絶対にだめだと言われるようになっていた。

しか現実問題として就職が苦しいとなった頃で、Windowsインターネットがぽつぽつ使われ始める時代だった。それで、地元コンピュータ勉強できるビジネス専門学校への進学を決めた。決めた上で、高校生活の残りは部活にのめり込んだ。

専門学校名前さえ書いて入学金を振り込めば自動合格するような所だった。

3

専門学校では、同級生の半分以上が年上だったりだぶっていたりとするような人々だった。上は40歳ぐらいもいたと思う。ここでだ。本格的に社会不景気を実感したのは。

ここで危機感を覚えて本格的に勉強を始める事になる。父に頼んでエプソンパソコンを家でも買ってもらい、勉強して、当時ギリギリ「二種」から基本情報」へと名前を変えた基本情報技術者試験に合格した。学生時代では最も必死勉強したと思う。その他にもCCNAなどの取れる資格はみんなとった。資格数としては学年トップだったはず。その上で、来ていた求人でいくつか会社を回った。その中で、工場生産システムを専門に運用して面倒を見る部署から来ていた求人があり、一番沢山パソコンを触れそうと言う理由で決めた。

4

当時この生産システム通称ホスト」と言われてていて、汎用機コボルで書かれたレガシーシステムであった。これを面倒見るために一から勉強して日常ジョブ投入とかは問題なく面倒が見られるようになりつつも、伝票類の物理的な運搬とか、時には入力ヘルプに入るなど、総務と経理小間使い的な仕事をこなしていた。

入社翌年、ホストからオープン系にリプレイスするという話が来た。

当時、ITバブルが始まってきて、オープン化という事が中小企業営業にも言われ雨量になってきた。それと同時にホスト保守費用の値上げが来て、あたらしいもの好きの社長オープンシステムへのリプレイス決断オープン系(と言ってもUnixi系)にシステムを載せ替えた。

これが相当なデスマではあったが、今になって思うと元々のシステムを作った古老がまだ嘱託仕事をしていた時期でもあり、最後タイミングだったであろうと思う。結局リース契約は1回更新する事にはなったが。ここで基礎スキルを身につけることになる。今に至るまで製造業生産ERPを専門として、扱うパッケージは何度も変わっているが、それで喰っている。

5

さて、実はオープン系にするというプロジェクトにはもう一つ、係員にしか知らされていない理由があって、それは海外への生産移転対応できるようにすることであった。

売上の8割以上を依存している大手企業が、海外工場移転するに当たって、現地に団地を作るので下請けも一括して来い、と言う話があったのである。それが大々的に発表されたのは、システムが上手く稼働できなくて必死になっていた頃であった。稼働を始めた頃には中国工場が稼働を開始し、集中ケア期間を終えて安定稼働に移る頃には工員が中国に多数出張にでて技術を教えている段階だった。

生産ライン移転され、パート従業員派遣社員派遣切り。そんなことをやっている頃に、リーマンショックが来た。

6

システムの面倒を見ていると、会計情報や売上の情報なども入ってくるので自然と知ってしまう訳だが、会社の実情はそれほど急激に悪化はしなかった。だが、リーマンショックに乗じてついに国内ラインの大規模閉鎖とそれに伴う工場閉鎖、従業員解雇が発表された。正直バブル崩壊トラウマてきな反応だと思う。

その対象自分は直截入っていなかったが、その頃、システム更新担当した会社の方から転籍の打診があった。会社同意の上で、より良い給料提示するから転籍しないかというのであるホストオープン系に乗せ替えるという経験を、ユーザ側でした経験をかうと。

それまでの会社は、IT系はバックオフィス系の事務員賃金であり、30手前で手取り20万円いかなかった。基本的残業禁止で、サビ残がある割には稼げないという環境

現場は月20時間残業が前提になっている給与で、それと基本的賃金テーブルが同じなため、残業が無い分だけ低賃金になってしまうと言う構造的な問題があった。

それでも実家暮らしだったので暮らせていたし、周りの環境もそうだったし、何より専門卒の同級生の中では比較的まともな感じだったのでこんなもんかな、と思っていた。

が、その転籍企業提示した待遇は月額40万円というもので、近隣の大都市オフィス勤務となるがかなり待遇が上がる。その他にも福利厚生が付いてくると言う事も魅力的で、一人暮らしもしてみたかった俺は、転籍をすることにした。

ところが、1ヶ月の有休消化期間と退職手続きをして転職先に手続きにいったら、内容は正社員じゃなくて契約、偽造請負であった。

7

かに月額40万円だったが、年俸で500万という意味であった。厚生年金は入れないので国民年金国民健保。報酬からはしっかりと席料2万円が引かれ続け、パソコンなども指定のものを時前で買わされた。とはいえ、前職よりは100万程度手取りは増えたのでこんなものかなと思ったし、やる事やってもらえれば大丈夫から、元の会社仕事を中心に降るし、と言われてはあそうですかと受け入れた。というかそれ以外に選択肢がなかった。

ただ、システム知識はかなりあったし、ユーザー側ではなく開発側の資料自由アクセスできるのは純粋に楽しく、サビ残をする為にこそこそする必要も無くなった。当時は自由に働ける新しい働き方みたいな事を真に受けていたので。

8

転機になったのは東日本大震災の時である仕事が飛んだ。結果、その間の報酬が飛んだ。どんぶり人月契約すると言う動きだったので、東日本大震災プロジェクトが止まった間、無報酬になってしまったのである

当然失業保険の手当などもでない。周りの似たような仕事をしている社員は出ているのに、出ない。教育を任されていた後輩…といってもプロパー社員も出ているのに、出ない。

これを転機に、転職活動をして、別の会社正社員で雇われたいと思うようになった。

9

しかし、全くだめだった。転職サイトに登録しても専門卒では全然応募しても駄目で、専門卒でも許容しているのはSESの様な会社ばかり。面接に進んでも今と同じかそれ以下の待遇こちらのスキルなんか全くみてないようなものばかり。東日本大震災による契約停止は1.5ヶ月ほどで済んで、その後プロジェクトが再開されたため仕事も戻ったこともあって切実度が下がったが、それでも続けていた。

さらに、そもそも大卒でないと検索しても表示すらされないと言う話すら聞いて、そこからサイバー大学入学した。

10

ただ、結局大卒資格を取る前に、正社員登用された。契約している会社元請けから内部監査がかかって、触法する可能性のある偽造請負是正すると言う話が出たためである

月給は手取り20万ちょいに下がったが、人生で初めてボーナスが出る待遇となり、手取年収はほぼ同じとなった。その上で、厚生年金に復帰し、さらIT関係の健保など福利厚生が使える様になった。ここで、ここまで身分によって待遇が違うのかと言う事を実感した。

とはいえ、やる仕事過去と変わるわけでも無い。

11

実は今、最初会社に戻っている。理由簡単で、父親コロナ禍で倒れて後遺症が残り、地元に戻らなければならなくなったためである。元の会社生産システムを強化していて、の後も繋がりはあったので、その伝手で戻る事になった。

年収はほぼ変わらずに入社できたのは幸運だったが、定期昇給はなくなり、ボーナスも定期的には出ない待遇になったが、こればかりは仕方が無いと諦めている。

Permalink |記事への反応(0) | 17:17

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2025-07-01

anond:20250701114809

人月商売に毒されるとこうなるんやな

Permalink |記事への反応(0) | 12:00

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2025-06-26

anond:20250626182447

日本IT業界って、マジで地獄の釜の蓋が開いてると思う。

特にSESとかの多重下請け構造、あれなんなん?

一次請けから五次請けくらいまで孫請け、ひ孫請け、玄孫請け存在してて、末端のエンジニアは実質「人月の皮を被った時給労働者」。

スキルキャリアも積めないまま、使い潰されて終わる。

で、客先常駐って名の派遣労働正社員だけど実態はほぼバイト

ITってそういう業界じゃないはずなんだけどな。


しか最近は、「未経験文系大歓迎!3ヶ月の研修エンジニアデビュー!」とかい地獄広告跋扈してる。

いや、別に文系が悪いわけじゃないんだけど、数学論理コードもろくに触れたことない人間が、短期間で“エンジニア”名乗るって、医者解剖学知らずにメス握るようなもんじゃないの?

マジで命に関わらないだけマシだけど、品質セキュリティボロボロよ。



で、そういう構造のせいで、欧米エンジニアと比べると日本エンジニアスキルセットが貧弱になってく。

海外だとコード書くのはもちろん、設計も、開発も、インフラも全部こなすゼネラリストが多いのに、日本だと「設計書通りに手を動かす人」扱い。

これで給料安いんだから、そりゃ優秀な人材は逃げ出すわ。



日本IT後進国だ」って言われるの、悔しいけど否定できない。

技術者尊重されない、構造が腐ってる、教育も遅れてる、使う技術時代遅れ

全部ガラパゴス

ITなのにデジタルじゃなくて、昭和の延長線でエクセル職人が量産されてるの、普通にヤバいと思う。

だけど、この国じゃそれが“普通”なんだよなあ。

Permalink |記事への反応(0) | 18:41

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2025-06-24

anond:20250624150553

あー、今日もまた「未経験歓迎!文系でもOK!」なSES案件が流れてきてて笑っちゃった。なんなんだろうね、あの「文系でもプログラマーになれる!」って謎の希望。そりゃあ、HTMLコピペして「動いた!私、天才!」って言うだけなら誰でもなれるよ。問題はそこから先。で、結局「とりあえず現場行って、仕様書通りにJava書いてください、できない?ChatGPTで聞いてください」みたいな感じで、現場椅子だけ温めてるのが山ほどいるわけ。

でもそういう人たちが悪いっていうより、そういう人しか使えないビジネスモデルが悪いんだよね。SESって、要するに人月商売でしょ?だから現場で「使える風」に見せかけられれば、それで会社には金が入る。「お前、技術力低すぎだろ」って思っても、パワポ週報書いてくれるだけで感謝される謎の世界。で、その下請けさら下請けで、ガチャで当たった案件に放り込まれて、気づいたらCOBOLメンテしてたりする。

一方で、海外エンジニアってどう?CS学位持ってて、プロジェクトの選定にも入って、設計にも深く関わってて、給料も2倍3倍。あっちはエンジニア技術者として尊敬されてる。こっちは?「人材派遣会社所属する作業員」。この差はでかい特に辛いのは、自分技術評価されるより先に「営業の腕」で現場が決まるってこと。技術じゃなくて、営業力で飯が食えるって、なんのためのエンジニアよ?

俺は一応、大学院CSやってたし、論文も書いてたし、そういう意味じゃまだ「エンジニア世界」の片鱗を見てきたつもり。でも日本現場に入ると、その知識なんて全然活かせないのよ。優秀であることより、「指示されたことだけやって、余計な口出ししない」ことの方が求められる。そりゃあ、優秀なやつから抜けていくよね。で、残るのは「とりあえず現場大人しくしてる」だけの自称エンジニアたち。

ま、そういう俺も、来月からまたSESで別の現場。たぶんまた、隣の席に「未経験から入りました!」って笑顔で言う人が座ってて、「チャットGPTって便利ですね!」とか言うんだろうな。いや、別に悪くはないけど、これってエンジニアって言えるんかな?

Permalink |記事への反応(2) | 15:08

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2025-06-05

anond:20250605193441

エアプだとなんか凄いエンジニアさんが一人で1万人月システム改修してる!みたいな世界観で考えてるんだよ

Permalink |記事への反応(0) | 19:36

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2025-05-14

会社クビになって暇だから無課金で99%楽しめるゲーム」教えてくれ。1%くらいは課金勢にくれてやるよ

デデデデデンデン 突然ですが、私の社会的地位収入源がきえました

まあ、そこまでショックではない。

ちょっと早かったけど、いずれはこうなる気がしてた。

そんな俺が、今、ひとつだけ欲しているものがある。

無課金で99%楽しめるゲーム”だ。

金はない。時間はある。仕事探し上手くいってないのに遊びに金とか使う気になれない。

金は出さないが「まあまあ面白い」で妥協する気は一切ない

要するに

無課金でもそこそこ楽しめますよ〜」

ガチャ石たくさん配ってくれるので良心的です!」

課金すればもっと面白いけど、しなくても十分です!」

みたいなネットで「ゲーム 無料 楽める」とかで検索するとステマ野郎どもが書いてる提灯記事ありがちなアレ。

マジで違う。

廃課金が楽しんでるぶんのうちたった99%でいいから、純粋面白いゲームがしたい。

1%の差分くらいは、課金してる連中に譲ってやる。俺は別にPvPで天下取る気もないし、全キャラコンプする欲もない。

石油王バカみたいな金の使い方しながら「俺達が支えてる」と勝手ホルホルしてる横で普通に楽しみたい的な。

単に金を払わないプレイヤーでも「これ滅茶苦茶面白いな!!」って言わせてくれるゲームがしたいだけなんだよね

基本無料ゲームを名乗るならぶっちゃけそれが最低限の礼儀じゃないのか?

まあ、ある意味では「無課金で遊んでもSTEAM圧倒的好評の面白さだけど、課金して遊ぶと、飛ぶぞ」とかでもいいっちゃいいんだが……そんなゲームあるかな?まああるなら教えれ。

本当に超すごいゲーム無料で遊べるっていうなら、俺はそれで別に構わんっていうか、課金したい人はご勝手にというかね。

無課金でも大迫力のボス戦が5分楽しめますが、課金したら5秒で瞬殺して「O・R・E・TUEEEEEEEEE!!!」出来ますとかはどうぞご勝手に。

まあ俺はつまり課金者の後ろを歩きながらでいいから、ゲーム構造をじっくり味わいたいだけなんだよね。

でも課金しないとゲーム構造が味わえないとかはガン萎えするわけ。

キャラ選択肢減りすぎて無課金レアテンプレデッキしか使えませんとかは面白さ半減じゃん?

プレイヤー同士で格差があるのはいい。でも“面白さ”まで差があるゲームダメだと思う。

もちろん“神ゲー”に限る。微妙なのに付き合うほどヒマじゃない

たまに「フルプライスじゃないからこのくらいでしょ」みたいな空気ゲーム信者レビューがあるけど、そんなのに付き合うほど暇じゃない。

無職でも時間は有限。そして俺は今、数少ないリソースである集中力”を注ぐ先を選んでいる。

面白さで妥協させようとしてくるゲームは即削除。

「まあまあ遊べる」とか「暇つぶしになる」みたいなボヤけたやつはNG

欲しいのは「無料だけど、これは本物だ」と思えるやつだけ。

面白ければジャンルは問わないでやることにする。ぶっちゃけ恋愛ゲーとかノベルゲーとか青臭くて嫌いだけど神ゲー連呼マンが3人ぐらいいたらインスコぐらいしたる。

ただし、こっちは飽きっぽい。導入5分でつまらなければ切る。

だがハマれば、冗談抜きで10時間くらい無限に回す。

「じゃあもうフリーゲームやれば?」って言うならそれを教えろ

その通りだと思う。言われるのも予想してた。

からこそ、それを今すぐ教えてくれ。

欲しいのは、「無料だけど異常に完成度が高い」やつ。

10年前の名作」とかでも全然OK

ただし今でも通用することが条件。

「0年代ネットでは大人気だった」とか思い出話から今見たらショボすぎて笑っちゃうような「当時の基準無料でそこそこ暇が潰せることだけが強みだったのでは?」みたいなのは簡便な。

個人でこれだけのゲームを作るなんてマジで凄いぜ!」みたいな感動を求めてるわけじゃないんだよね。

それなら超大手IP無料ゲーで「こんな高級ビュッフェ無料試食できるとかなかなか凄いぜ。福祉だぜ」してた方がいいぐらいだわ。

なんつうのかな……フリーゲームの強みって「金を払わせるという対価を捨てた先にしかない自由の先にしかないナニカ」だと思うわけよ。

それを出せてない「お金も貰えないのに1000人月も頑張ったなんて凄いね!」的なものはどうでもいいんだわ。

「金というしがらみを捨てた先に産まれる作者の原液」みたいなものをぶつけて欲しいんだよね。

あっ、最後に一つ言うけど、対人や協力メインのゲームは辞めてくれな。

多人数ゲーにWi-Fiで乗り込んだ奴のせいで3v2とかもうクソクソウンチで冷めるじゃん?

つうか1VS1のカードゲームですら負けそうになったら回線切るキッズがいるじゃん?

そういうのはいらんわ。

まあ課金者様を接待するための「普通の人にとっては全体に置ける面白さの1%にも満たない重課金接待アリーナ」とかはあってもいいかな。

俺はやらないだけだから

Permalink |記事への反応(2) | 22:52

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2025-05-13

買収されるって「もう自力でやっていけないから身売りした」ってこと

「壮大な会社ごっこ」のエンディング


夢語ってた連中が、朝会で「昨日の作業報告」読むロボットになる

元は「俺たちは世界を変える!」とか「GAFAに並ぶ!」とか言ってたはずが、買収された瞬間にガチの「人月計算リソース」に成り下がる。

昨日まで仲間とスニーカー議論してたのに、今日からスーツ着てZoom日報報告。夢は秒で破壊され、Excelの中で生きる人生が始まる。

Slackリアクション芸人たち、全滅

「神!」「これは革命!」「🔥🔥🔥」みたいなスタンプが飛び交ってた社内Slack、今では「承知しました」か「お疲れ様です」の2択。

もはや生気ゼロチャットルーム。「盛り上げ担当」とかほざいてた奴も、今じゃノートPCの前で沈黙

Notionに埋葬された「我々の価値観

買収前:「弊社のコアバリュー5箇条」をNotionに丁寧にまとめてた

買収後:それらはPMI担当に「削除していいですか?」と聞かれ、消された。

オープンマインド」「チャレンジ精神」とか書いてたくせに、真っ先に逆らわず黙って従うあたり、ギャグとしては完成度高め。

創業者だけリッチトンズラ社員外資に飼い殺される

創業者は「この統合により新たな可能性が広がります」とか言って金だけもらって消える。

社員はその後、年収は上がらず・自由は減り・肩書きは“アソシエイト”に格下げされる。

ベンチャーキーマンたちは、外資の“パワポスプレッドシートしか使えない族”に指図され、毎日虚無。

外資特有の「優秀な人ほど辞めていく地獄スパイラル」発動

ちゃんコード書けて、論理も強い技術者は買収後すぐに状況を察して転職 or海外移住

残るのは元営業と、ExcelKPI見て悦に入ってる中間管理職だけ。

当然、プロダクトは死に、会社としての魂も死ぬ

「あの会社、昔は面白かったんだけどな」って言われて終わる

3年後くらいに誰かが思い出して言うやつ

「○○って今どうなったんだっけ?昔、なんか意識高かったよね」

その頃には社名も変わり、オフィスも縮小、ブランド消滅。残るのは、LinkedInでやたら“クロスボーダーPM経験あり”を自称してる元社員だけ。

Permalink |記事への反応(0) | 12:51

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2025-05-12

anond:20250512001555

プロダクトがないかぎり人月商売なっちまうんだな・・・

Permalink |記事への反応(0) | 14:43

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2025-04-29

anond:20250428181106

人月10万円くらい食品買えばいいじゃん

経済も回るじゃん

Permalink |記事への反応(0) | 00:54

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2025-04-28

1年間食品消費税ゼロより、現金給付5万円のほうがいい理由

理由っていうか、計算すれば明らかなんだが、

食費1人月2~5万として、消費税は1600~4000円、年額では19200円~48000円の負担軽減

現金で5万もらうほうがよい

しか消費税減税はすぐにできるわけではなく、小売店システム対応できるように猶予必要現金給付はすぐできる

明らかに現金給付のほうがいいのに、みんな雰囲気で「減税しろ」って言ってない?

「減税なら恒久的だ」って言うかもしれないが、国民民主だって「消費減税は一時的」って言ってる

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA132NJ0T10C25A4000000/

国民民主党の玉木雄一郎代表は13日、政府に求める時限的な消費税率5%への引き下げの財源について「ちゅうちょなく赤字国債を発行したらいい」と主張した。「提案あくま短期経済対策だ。非常に経済が悪くなった時を下支えする意味だ」と岡山市での講演で語った。

Permalink |記事への反応(18) | 18:11

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2025-04-25

anond:20250425112023

結構大変そう

【1.制度整備に関する金銭コスト

法改正システム改修

民法戸籍法改正対応費用

 →国会法務省行政機関での法案作成、審議、公布のための人件費事務費。

戸籍システム法務省自治体)の更新費用

 → 数十〜百億円規模と推定マイナンバー導入時に似た規模感)。

 →データベース入力画面、出力帳票などの改修。

■ 各種行政システムの再設計

住民基本台帳パスポート年金保険証などの関連システム改修。

 → 数億〜十数億円規模/省庁ごとの費用発生可能性。

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【2.企業組織での対応コスト

■ 社内システムの改修

人事システム、勤怠、給与計算名刺メールアドレス等の更新

大企業:数千万円〜数億円/社

中小企業:数十万〜数百万円/社

システムベンダーへの委託費、テスト・導入作業含む。

文書契約書の更新

社内外書類のひな形変更、データ登録人件費

法務・総務担当者業務負担人件費の増加(1人月数十万円相当)。

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【3.社会的文化的対応コスト(啓発・教育)】

制度周知の広報研修

国・自治体によるパンフレット作成TVネット広報

 → 数億円規模と予想。

企業団体での社内研修費(講師費・社内工数)。

 →大手企業であれば 年数百万円以上が想定される。

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【4.子ども関連の制度対応コスト

教育・保育分野のシステム修正

学校保育園の家庭情報管理システムでの姓の扱いの柔軟化。

事務職員の処理業務増加に伴う人件費増。

金額的には各自治体で数百万円規模の改修・運用費が発生し得る。

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【5. 過渡期対応コスト(移行期限定)】

■ 二重姓管理システムの維持費

旧姓併記制度との併存や、過渡的対応のためのシステム保守研修

年間保守費として国・自治体あわせて数億円規模の予算増が見込まれる。

■ 各種再発行・名義変更費用個人側の負担も)

銀行口座クレジットカード・各種会員証の変更など。

一人あたりの負担:数千円〜数万円相当(手数料時間的損失)。

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【まとめ:全体での金銭的影響(概算イメージ)】

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金額だけ見ると大きく感じますが、これはあくまで初期投資や移行コストであり、多くの制度改革と同様、長期的には安定・定着することで維持コストは下がると考えられます

Permalink |記事への反応(1) | 11:32

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2025-04-24

anond:20250424083535

書き方次第。

あと仕事自分で探せ。

ドキュメントでも掘ってりゃなんかあるだろ。

改善項目掘り出しからの人月提案とか。

でも、お前、鵜だったな(笑) いい鵜匠が見つかるといいな(笑)

Permalink |記事への反応(0) | 15:30

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2025-04-23

anond:20250423065249

増田のような未経験経験ありと偽装して現場に放り込むような人月商売をしてる会社倒産増えてるの知らんのか?もうそビジネスモデル終焉だよ。

Permalink |記事への反応(0) | 06:59

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2025-03-29

地元のために公金を使うこと


東京の西半分に住んでいる。田舎の方である

数年前に土木建設業引退した。ほぼ一人親方だった。一応は、人を雇っていた時期もある。

弟子が二人だけいた。今は独立して両方とも23区内で働いている。

この業界は、雇用というよりは元請け下請け関係がメインである工事業務になると、必ずといっていいほど施工系図が出来上がる。

タイトルのことだが、数年前にあった暇空さん関係ニュースで言うと「公金チューチュー」に関係する。正当な目的での。

私は、地元のために働いた経験が長い。本業土木(主に河川林業)で稼ぎつつ、休日には地域社会のために働いてきた。災害発生後の維持修繕工事を茶菓子程度で請け負ったこともある。

だが、その中で「これはちょっと?」と考えざるを得ないこともあった。相応の年月が経ったし、私も増田を利用して長い。そろそろ一筆、したためてみたいと思った次第である

主に2つある。1つは公共工事のことで、もうひとつ自治体運営するイベントでのことだ。

推敲は何度もしたけれども、増田日記は書き慣れてない。ご容赦を。





(以下本題)

それこそ未成年の頃から林業に携わってきた。両親が小さい土木会社をやってたから、小学生から間伐や林地測量の手伝いをしていた。中学に入っても、工業高校に入っても、それはずっと続いた。

そんな日々を過ごして、下積みを経て独り立ちできてから自分は、まあその……地元では『それなり』くらいの地位事業者になれた。具体的には、サブゼネコン(竹中工務店などから仕事をもらう地元土建会社)から下請け現場を任せてもらえるくらいである。

そして、親父が亡くなった頃だった。ちょうど東京都が山や森林を守ったりして、住民の憩いの場として生涯学習の場にする動きが始まったのだ。その流れで、うちの会社にも森林整備系の業務地元自治体から流れてくるようになった。

いわゆる随意契約で、うちの会社地元密着型かつ使いやすい(≒言うことを聞いてくれる)ということで、仕事をもらえるようになった。「言うことを聞いてくれる」と書いたが、こちとら地元のために地方自治体(役場)を利用しているだけである

さて、土木建設林業系の仕事は、自治体発注だと地元企業優先が基本であるあなたが住んでいる市区町村田舎であれば、絶対に近い確率でそうである

ある秋の終わり頃だった。倒木の解体処分業務地元自治体から請けたのだ。里山の奥の方にある「昔は限界集落じゃなかったんだろうな」という集落林道があって、その付近には森林浴にバッチリ雰囲気自然公園があった。

その自然公園に、はるか山の上から松の大木が転がり落ちてきて、その途中にあった小径木も巻き込んで、公園内にドカンと横倒しに鎮座していた。それらの樹木バラバラに玉切りしてから処分するというのが自治体から依頼された仕事だった。

自治体から依頼された仕事」とは言ったが、実際のところは、素人自治体職員にいきなり現地に呼ばれて、「この樹木対処してもらえませんか?工法はお任せで」と言われたから、それなりのやり方を提案して見積書を提出したのである

それから二週間ほど経って、仕事を終えた自分は、完了報告書類を自治体発注窓口に持っていったのだ。写真帳も添えて。それで、完了検査を受けるつもりだった。見たところ一般事務職場から発注だったので、現地確認はナシで写真帳だけで検査になると思っていた。

その際自分は、窓口の自治体職員にこう告げたのだ。

「今回、当初契約よりも〇十万円少ない額で請求します。切った樹木は、そちらの追加注文で、ごみとして処分できない(※1)と契約締結後に聞いたので、玉切りして現場の隅に重ねてあります。あとは重機リース料ですけど、うちの近所にある会社が一日リースで借り受けたユニックを、うちで最後だけ使わせてもらったので請求しません(※2)」

※1 都のルール?で切った樹木ごみ処理できないらしかった。よく覚えてない

※2田舎にある会社同士だとありがち

そしたら、あの日の窓口でのやり取りを思い返す限り、その職員発注者)はこう言ったのだ。

「実は、今回は特殊パターン仕事で。東京都の全額補助金なんです。最後一円たりとも残してはいけない、返してはいけないという都から指導なので。当初の○○○万円で請求をお願いします」

「変更契約しなくてよい?」

「いいです。特殊案件ですので」

だってさ。

「本当にいいのか、後でどうなっても知らんぞ」と感じたのだが、当時は子どもがいて、正直お金がほしかった。その○十万円は、全額自分利益になった。都民税金なんだが、ありがたくうちの子大学学費用に使わせてもらったよ。

これが公金チューチュー?の1件目である自分から吸いに行ったわけじゃないけどな。いわゆる棚ぼたである。なお、これは誰にも迷惑がかからないと思ったから話してる。十年以上も前のことなので。証拠だってとっくに雲散霧消している。



一般市町レベルだとこんなもんだが、契約相手東京都になるとこうはいかない。

都の場合は、話の相手がほぼ必ず林業技師になってしまう。それか、専門分野の知見のある事務職員。彼らは知識をもったうえで、伐採業務価格決定を標準歩掛(ぶがけ)でやってくる。

標準歩掛というのは……IT業界でいったら人月計算みたいなものだ。はてなブログで、偉そうな感じのメルカリとかスマートHRとかマイクロソフトとかのIT技術者が、フィボナッチとか何とかで、科学アプローチで工期の見積りとかしてるだろ?

標準歩掛は、それに近い。要するところ、Aという植生の地形で、Bという仕事を、C人でD時間かけて行って、一日あたり単価はE円(※単価は非公表)、みたいな国が定めた標準マニュアルがあるのだが……たとえ随意契約でも、それをベース価格納期交渉をしてくる。

こっちが「それは違うのでは。あなた達は実際に現地を見ましたか?」と言っても、「これが公共工事ルールですからだってよ。頑として譲らない。「今回そんなに作業員は出せない。赤字になるかも。上司を出して」と伝えても「協議済みのことです!」とか言うのだ。本当にそうなの?

こっちは大学も出てないし、学生時代に専門的な林業土木勉強をしていない。専門資格は持ってるけど、相当昔に取得したものだし。試験も難しくなかった。高卒でも勉強すれば余裕だった。

小さい会社場合は、公共工事でも標準歩掛による積算ではなくて、実際に地形を読んでの見積作業をその都度行うのがキホンである。それで十分通用する。どうしても専門知識や機材や測量図面必要になったら、地元にも一応、東大の院まで出てる人がやってる個人会社があるので付き合いで依頼する。



それでも意地や矜持がある。相手が都だからって、引けないこともある。

一度だけだが、林業系の指名競争入札で、入札前にうちの地元じゃない会社が現地確認(下見)に来ていたことがあった。東京23区の街中にある測量設計専門会社だった。

この案件も、先に挙げた森林活動を盛り上げる感じで都がやっている事業の一環である。知らない会社が現地確認に来て山林に入っていたということは……地元じゃない会社がその測量会社に依頼して、自分たちが入札に入るための準備をしているということである

その時分に、うちの地元会社が協力しあって、ようやく見つけたよ。その工事の入札に札を入れそうな工事会社を。

やはり街中にある会社だった。皇居からそこまで離れてないところにある業界中堅どころである。うちの百倍以上は規模がある。

それで結局、迷いはしたのだが……声をかけたんだ。地元会社7社くらいで。要するところ、「あの仕事はうちの地元から、毎年この類の森づくりの仕事はうちの地域会社が取っていて……」と、懇切丁寧に、その会社にまで出向いて説明をした。

決死覚悟だったよ。こんな勝負に出たことはない。まさに血の誓いだった。昔のゲームに、七栄養っていう7人のキャラクターが出てくるのだが。まさにあのレベルの、問答無用の一体感だった。

そしたら、その会社は「今回は引く」と言ってくれたよ。その後、入札システムからのお知らせで、都からその入札案件公示された通知があった。「これが……あの現地確認のやつか!」と思った。ビビときたよ。業務場所はまさにあの、測量会社が下見に来ていた山林である

うちの会社も、予定価格に近いところを見繕って札を入れた。数週間が経って、結果が来たのだが……いい方に予想が当たってくれた。例のあの工事会社は、予定価格とはやや遠いところで札を入れていた。「お前らに言われたくらいで入札辞退はしないけど、今後を考えて一応は配慮した」というメッセージだと感じた。



仕事の方は、地元企業で入札案件を取った会社が、入札に参加したほかの地元会社下請けを出して、例年同様に地元に貢献するかたちで仕事を終えることができた。

談合なのか?と言われれば、形式上はそうなのかもしれない。でも、街中にある会社がこの案件を取っていたら、地元住民意見を聞かずに、都が発注した業務仕様書どおりに粛々と進めたに違いないのだ。地元企業が取ったからこそ、地域に寄り沿った施工ができた。

談合は如何なる場合でもダメだって、それは国や都が言っているだけだ。

談合は、フツーはダメだと思う。そう思ってる。うちらが払った税金民間企業に不当に持っていかれるのは我慢ならない。けど、それが必要な場面というのは、昔も今も今後も、ずっと存在し続ける。それだけのことだ。

今はどうなっているのだろうか。

うちの会社の方は跡継ぎがいなくて、自分自身も持病がひどくなったので引退した。今だと、趣味レベル地元住民から仕事を請けることならある。

情報はそこまで入ってこないけど、都もそのあたりは【わかってる】んだと思う。そうじゃなかったら、道路維持管理業務とか、いつも特定企業群(メンツ)が順々に請けているなんてありえない。談合にならないように、都が入札の指名うまいこと調整しているのだ。

「また入札情報をアップしたよ。メンツは大体わかっているよね? いつものように、ルールに従って契約相手を決めますよ。業者間でいろいろあるかもしれないけど、都は責任をもちません。自己責任でやってください」

都のスタンス、いや、どの自治体もそういうスタンスで入札のお知らせを送っている。

いっそ、入札とかするんじゃなくて、信用できる会社があるんだったら、民間企業みたいに堂々と特定会社だけ指名すりゃあいいのに。そしたら、談合なんて不正は起きようがない。と、半分老人の立場で思ったことを述べてみた。これで1つは終わりだ。





2つめは、ウォーキング大会でのことだ。

うちの地元では、もう何十年も昔から続いているイベントがある。ありていに言うとウォーキングであり、実態は何でもアリの徒競走である中高生スポーツクラブの子トレイルランをするし、ご老人だと健康志向の長距離散歩となる。

うちの地元には、初心者でも歩きやす登山道がある。そのウォーキング大会では、目印になる公共施設からスタートして、山々を登って降りて、平らな道を突き進んで……を繰り返して、最遠で十数キロ以上も離れた先のゴールをめざす。

イベント中は、子ども若者、老人、家族連れなど多くの人で賑わっている。辺鄙地域とはいえ東京に住んでいてよかったと思うのはこれである

遠く離れた田舎の方だと、素敵な山麓はあるのだろうが、こういう催しを開いても参加者が来ないのだろう。ここは腐っても東京である。人がたくさん来てくれる。

自分が住んでいる地域町内会の一部組が、その自治体が開催するウォーキング大会スタッフ役割を務めていた。

大会運営事務局は自治体担当部署なのだが、うちの町内会の組が、ウォーキング大会の休憩地点で料理を振舞うのである地元料理ベースに、毎年メニューが違っていて、うどんの年もあればそばの年もあるし、芋煮の年だってあった。

とにかく、腹を空かせたウォーキング大会参加者に昼ご飯を振舞うのだ。そのために自治体から現金をもらって、その年に相応しい料理を作る。お金はもらっているものの、割に合わないのでボランティア活動だと思っていた。



しかし、ある年のこと。考えさせられることがあった。

ウォーキング大会が終わると、自治体からもらったお金で何を買ったのか報告する必要がある。自分はこういう作業はニガテなんで、町内会でそういうのに詳しい人に会計報告をやってもらう。自分がその組の一応代表なので、自治体とのやり取りは全部自分がやっている。

会計報告を終えた後、自治体担当部署から電話がかかってきた。どちらかと言うと苦情だった。電話と合わせて、ご丁寧にメールまで送ってきた。

メールの内容】

・収支計算書の明細欄に「アサヒビール1ケース」とある

領収書にも酒類おつまみ?の記載がある

芋煮の準備や提供中、あなた達がお酒を飲んでいたのを職員が見ている

・何十年も続いているようだが、今後は自粛願いたい

公文書公開請求があると、あなた達の個人情報特定される危険がある。ご了承を

・毎年、渡したお金の余りを通帳に入れているのか?

・あれは参加者が払ったお金の一部である。できれば返していただきたい

うん、まあ……違和感はあったよ。

それこそ、子どもの頃からウォーキング大会スタッフをやってるけど、親父やお袋やその地元仲間は、料理準備中も、提供中も、片付けた後も、お酒を飲みながらご機嫌な感じでやっていた。自分らもそうなっただけだ。

あのビールおつまみを、自治体からもらったお金で買ってるのは知ってたよ。若いからずっとだから感覚がマヒしてたのかもしれない。

それじゃなくて、今いきなりその場面(参加者に振舞う食材購入費で酒を買っている)がやってきたなら、おかしいって思うことができたのかもしれないな。

結局自分が、その自治体担当者の人とやり取りをしていった。

うちから具体的にどんな内容を返したかは言わないけど、あの時の自分はすごく怒っていたよ。自分町内会バカにされてる気分だった。人件費無償で、公共行事のお手伝いをしたのに。せっかく、一生懸命ウォーキング大会参加者地元料理を振舞ったというのに。

たかだか、自治体職員から渡されたお金ビールを買ったくらいで、それは町内会スタッフ鼓舞する目的だったのに、「余計なことしやがって」と思っていた。実際、あの時は自治体担当部署に乗り込んでいったよ。町内会長も一緒に連れて。当時の自分40代で若かった。まだ青臭いところがあった。

自治体との話し合いの場では、相手方の幹部職員も交えて懇々と話を進めていった。逐一結果は書かないが、その後も参加費でお酒を買うのは黙認してもらえることになった。ただし、町内会の通帳に入れていたお金の一部を返還することになった。





長々と書いた。今読み返してみたけど、日本語ヘッタクソだなあと、いい年になった今でも思う。

公金をどう扱うかって、難しい問題だと思う。増田利用者でも、地元町内会自治会)で役員をしてる人はいるだろう。自分が住んでる市区町村からお金をもらうこともあるのでは? どんな使い方がいいのか、迷うこともあるんじゃないかと思う。

そういう人向けに書いたとかではないけど、この体験談がどなたか思考きっかけになったのなら幸いである。

Permalink |記事への反応(11) | 18:09

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2025-03-14

anond:20250314150546

人月神話えげつないから、一人作業でも10人くらい名前書いて水増ししないと、

お金もらえないんや。

Permalink |記事への反応(0) | 15:14

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2025-02-23

anond:20250223134034

ミスしまくる人材でも1人月で売れるからどんどん応募してくれという話

Permalink |記事への反応(1) | 13:48

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2025-02-14

anond:20250214163238

もっともではあるんだけど

あとからテーブル設計変えたくないからある程度進めよう〜って思ったら結局こんくらいになった

1年って言ってもかけてるの3人月以下だしこんなもんじゃいかと思う

なにげに構想とかデザインコスト高い

Permalink |記事への反応(0) | 16:45

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2025-02-10

底辺SES企業のチームリーダー日常

Fラン文系出身無能アラサー部下を2人渡されて客先常駐

無能な部下たちに渡せる仕事がない。一昔前なら、不要になった資料からホチキスの芯を外させたりシュレッダーさせたりしてればよかったが、ペーパーレス化の影響でそんな仕事も無くなってしまった。仕方ないのでエクセル機能設計ごっこをさせてる。もちろん客に納品することはない。手の施しようの無いゴミなので。

顧客からは毎月3人月分の金を受け取っているので本来は3人分の役務提供しなくちゃいけないハズだが、自分一人が死ぬ気で働くことでギリギリ許されている。これが許されるのは自分が優秀だからだと思いたいところだが、そもそも顧客からの弊社メンバーに対する期待値が低すぎるっていう。人月ってマヌケ概念だね。バカバカしい。全員死ね

Permalink |記事への反応(3) | 21:03

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2025-01-31

100円保険

月々100円の損害保険を売る

1千万人加入で月10億円の収入

営業20人月々50万円、損害調査係5名月給20万円で、人件費計300万円

損害事件は年に100件、警察医療機関と料率と弁護士会に各500万円使ってもみ消して、賄賂計5億円

日本商売は全く簡単だな

Permalink |記事への反応(0) | 09:30

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2025-01-04

1億円あっても運用利回り3.5%でFIREしたら年間350万円しか使えない

私立に通う子供がいたら学費だけで年間100万×人数分必要になる。

2人私立に通わせたらそこで200万円、残りは年間150万円しか残らない。つまり家族人月12万円。極貧生活だ。

1億持ってても月12万円しか使えないとはとんでもないことだ。家族持ちがFIREするのが如何に難しいかが分かる。

子なしで暮らす分には全然困らないだろう。月に30万円使えるんだからどうとでもなる。

つまる所、世の中によくいる「1億溜まった!FIREした!」と言ってる人間は子なしってことだ。

せっかく資産が1億もあるのにFIREすることを選んだ結果、子供を作る自由のない人生を送るということだ。

まあ、もう5000万円溜めて年間500万円使えるようにすればいいだけなんだが。

つまる所、FIREするなら1億5000万円貯めろってことだな。

Permalink |記事への反応(1) | 23:48

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2024-12-30

anond:20241230071956

人月神話かいう本が出てんのに、規模でマウント取るの?

おかしいでしょ君?

Permalink |記事への反応(0) | 07:23

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